JP2010066845A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
用紙の折りたたみ位置を明確にする折りたたみマークを印刷に供する用紙に形成可能な画像処理装置を提供する。
【解決手段】
印刷データから用紙サイズを検出する用紙サイズ検出手段と、ユーザによる折りたたみサイズの指定の入力を受付ける折りたたみサイズ指定手段と、用紙サイズ検出手段により検出された用紙サイズと折りたたみサイズ指定手段を介して入力された折りたたみサイズに基づいて用紙上の折りたたみ位置を決定する折りたたみ位置決定手段と、折りたたみ位置決定手段により決定された折りたたみ位置をマークする折りたたみマークデータを生成するマーク生成手段と、マーク生成手段により生成された折りたたみマークデータと印刷データに含まれる画像データとを合成する合成手段と、合成手段により合成された合成データを出力する出力手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
【選択図】 図2

Description

本発明は印刷に供する用紙の折りたたみ位置を指定する画像処理装置に関するものである。
従来、印刷した用紙を綴じる場合などにおいて、大きな用紙を小さな用紙サイズに合わせたい場合、ユーザは大きな用紙を手で折りたたんでいた。そこで、基本となる用紙サイズを予め設定し、出力サイズが大きい印刷データの場合には、基本サイズに合うように印刷データを分割して印刷する、あるいは、印刷データを縮小して印刷するという従来技術があった(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−199464号公報
しかしながら、従来技術においては、印刷データの分割や縮小といったデータ加工を施したくない場合には、ユーザは用紙を手で折りたたむ必要があり、その際の折りたたむ基準位置が不明であるといった問題があった。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、用紙の折りたたみ位置を明確にする折りたたみマークを印刷に供する用紙に形成可能な画像処理装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明にかかる画像処理装置は、印刷データから用紙サイズを検出する用紙サイズ検出手段と、ユーザによる折りたたみサイズの指定の入力を受付ける折りたたみサイズ指定手段と、用紙サイズ検出手段により検出された用紙サイズと折りたたみサイズ指定手段を介して入力された折りたたみサイズに基づいて用紙上の折りたたみ位置を決定する折りたたみ位置決定手段と、折りたたみ位置決定手段により決定された折りたたみ位置をマークする折りたたみマークデータを生成するマーク生成手段と、マーク生成手段により生成された折りたたみマークデータと印刷データに含まれる画像データとを合成する合成手段と、合成手段により合成された合成データを出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の画像処理装置によれば、用紙の折りたたみ位置を明確にする折りたたみマークを印刷に供する用紙に形成することが可能となり、ユーザは折りたたみマークに基づき、より正確に用紙を折りたたむことができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、本発明は以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態にかかる画像処理装置を適用したプリントシステム100の構成の一例を示す概略構成図である。プリントシステム100は、印刷を実行するプリンタ101と、プリンタ101に対して印刷データを送信する画像処理装置200と、を備え、プリンタ101と画像処理装置200とは、例えば、LAN(Local Area Network)等のネットワーク103を介して接続されている。したがって、プリントシステム100によれば、画像処理装置200においてユーザにより作成されたアプリケーションデータに基づく印刷データをプリンタ101に送信することにより、印刷を実行させることができる。
プリンタ101は、特には限定はされないが、例えば、電子写真方式の印刷エンジンを備え、受信した印刷データに基づく画像を記録媒体としての用紙に形成可能な画像形成装置である。
次に、本発明のかかる画像処理装置200について詳細に説明する。図2は、画像処理装置200の要部構成を説明する機能ブロック図である。画像処理装置200は、プリンタ101に対して印刷を実行させる際に、折りたたみマークの合成、あるいは用紙サイズの変更処理を行う。ここで、折りたたみマークとは、大きな用紙をユーザが指定した用紙サイズになるように折りたたむ際の目印となる図形のことである。そして、画像処理装置200は、ネットワーク103を介してプリンタ101と接続されている。
画像処理装置200は、図2に示すように、アプリケーション201と、印刷データ入力部202と、ジョブ制御部203と、折りたたみ設定指定部204と、ページ制御部205と、折りたたみ設定計算部206と、マーク生成部207と、マーク合成部208と、データ送信部209と、を備える。
アプリケーション201は、ユーザの印刷実行命令を受け、印刷情報と画像データとから構成される印刷データを印刷データ入力部202に出力する。
印刷データ入力部202は、アプリケーション201、ジョブ制御部203、及びページ制御部205に接続されている。そして、印刷データ入力部202は、アプリケーション201から入力されたページの用紙サイズ情報を含む印刷情報をジョブ制御部203に出力するとともに、画像データをページ制御部205に出力する。
ジョブ制御部203は、印刷データ入力部202、折りたたみ設定指定部204、ページ制御部205、及び折りたたみ設定計算部206に接続されている。そして、ジョブ制御部203は、折りたたみ設定指定部204から入力された折りたたみ設定有効信号に基づき、折りたたみ処理を実行するか否かの判断を行う。また、ジョブ制御部203は、印刷データ入力部202に入力された印刷情報と折りたたみ処理実行信号とをページ制御部205に出力する。さらに、ジョブ制御部203は、印刷情報中からページの用紙サイズの中で最も小さい用紙サイズを判断し、印刷情報と最小用紙サイズ情報を折りたたみ設定計算部206へ出力する。
折りたたみ設定指定部204は、ジョブ制御部203、及び折りたたみ設定計算部206に接続されている。そして、折りたたみ設定指定部204は、折りたたみ設定情報を折りたたみ設定計算部206に出力する。また、折りたたみ設定指定部204は、折りたたみ設定の入力を受付ける機能としてユーザに対し図3に示すような印刷ダイアログ300を提供する。
ここで、折りたたみ設定指定部204が提供する印刷ダイアログ300について図3を用いて説明する。印刷ダイアログ300は、折りたたみ設定有効選択ラジオボタン301と、折りたたみサイズ選択リスト302と、大サイズ用紙処理方法選択リスト303と、小サイズ用紙処理方法選択リスト304と、折り目禁止領域設定有効ラジオボタン305と、折り目禁止領域座標設定項目306と、OKボタン307と、キャンセルボタン308と、を備える。
折りたたみ設定有効選択ラジオボタン301は、折りたたみ処理を実行させるか否かのユーザによる選択を受付ける。折りたたみ設定有効選択ボタン301において、有効が選択された場合にのみ、以下で説明する各設定項目で設定された設定内容が有効となる。また、折りたたみ設定指定部204は、折りたたみ設定有効選択ボタン301において、有効が選択された場合、折りたたみ設定有効信号をジョブ制御部203に出力するとともに、折りたたみ設定情報を折りたたみ設定計算部206に出力する。
折りたたみサイズ選択リスト302は、折りたたんだ結果として得られる折りたたみサイズのユーザによる選択を受付ける。具体的には、折りたたみサイズ選択リスト302には、例えば、「A4横」、「最小サイズにあわせる」等が表示される。
大サイズ用紙処理方法選択リスト303は、折りたたみサイズよりも大きな用紙サイズの用紙を印刷する場合に実行させる処理のユーザによる選択を受付ける。具体的には、大サイズ用紙処理方法選択リスト303には、折りたたみサイズに合うように折るための基準となる折りたたみマークを画像データに合成する場合の「折りたたみマークを付与する」、何も処理を実行させない場合の「何もしない」等が表示される。
小サイズ用紙処理方法選択リスト304は、折りたたみサイズよりも小さな用紙サイズの用紙を印刷する場合に実行させる処理のユーザによる選択を受付ける。具体的には、小サイズ用紙処理方法選択リスト304には、用紙サイズを折りたたみサイズに一致させる場合の「用紙のみ拡大」、何も処理を実行させない場合の「何もしない」等が表示される。
折り目禁止領域設定有効ラジオボタン305は、用紙上に形成された図形等の上に折り目が付かないようにする折り目禁止領域設定機能を有効にするか否かのユーザによる選択を受付ける。ここで、折り目禁止領域設定有効ラジオボタン305において、有効が選択された場合にのみ、折り目禁止領域座標設定項目306に入力されたユーザ入力値が有効となる。
折り目禁止領域座標設定項目306は、折り目禁止領域座標データを設定するためのユーザの入力を受付ける入力部である。なお、折り目禁止領域座標データは、ユーザが折り目を付けたくない部分の左上端のx座標データであるx1とy座標データであるy1との組み合わせにより(x1,y1)と表される。ユーザは折り目禁止領域座標設定項目306に折り目を付けたくない範囲の左上頂点の座標を指定することにより、折り目禁止領域座標データを設定する。この際の座標は用紙左上端を原点(0,0)とし、ユーザによるx1、y1入力値のどちらか、あるいは両方が0以下であった場合、折りたたみ設定指定部204は折り目禁止領域座標データに0以下の値の変わりに0を設定する。また、折り目禁止領域設定有効ラジオボタン305で、ユーザにより無効が選択された場合においても、折りたたみ設定指定部204はx1、y1それぞれの値に0を設定する。なお、本実施形態において、折り目が付かないようにする領域の大きさは、用紙サイズによって制限され、例えば、A3横用紙(長辺をLとする)をA4縦用紙に折りたたむ場合には、その横幅はL/4以下となり、制限以上の領域には対応していない。
OKボタン307は、印刷ダイアログ300を介して入力された折りたたみ設定を図示せぬ揮発メモリやハードディスク等の記憶領域に保存させる場合にユーザが押下するボタンである。
キャンセルボタン308は、印刷ダイアログ300を介して入力された折りたたみ設定を破棄し、以前に設定された折りたたみ設置を復元する場合にユーザが押下するボタンである。
なお、図3に示した印刷ダイアログ300の表示画面は、他の印刷情報の設定項目に追加する形態で存在し、ユーザはタブ、あるいはボタンを押下することにより、他の印刷情報と印刷ダイアログ300とを切り換えることができる。
再び、図2を参照して画像処理装置200の機能について説明する。
ページ制御部205は、印刷データ入力部202、ジョブ制御部203、折りたたみ設定計算部206、マーク合成部208、及びデータ送信部209に接続されている。ページ制御部205は、ページ単位での処理を制御する。そして、ページ制御部205は、印刷データ入力部202から入力された画像データとジョブ制御部203から入力された印刷情報とを揮発メモリやハードディスク等の図示せぬ記憶領域に保存させるとともに、折りたたみ設定計算部206に対して用紙サイズ情報を出力する。また、ページ制御部205は、画像データをマーク合成部208に出力する機能を備える。さらにまた、ページ制御部205は、折りたたみ設定計算部206から入力された折りたたみサイズ情報と用紙サイズ変更実行信号に基づき、印刷情報中に含まれる用紙サイズ情報を変更する。ページ制御部205は、マーク合成部208からマーク合成完了信号が入力されるか、又は、ジョブ制御部203から折りたたみ処理実行信号が入力された場合に、印刷情報と画像データとをデータ送信部209に出力する。
折りたたみ設定計算部206は、ジョブ制御部203、折りたたみ設定指定部204、ページ制御部205、及びマーク生成部207に接続されている。折りたたみ設定計算部206は、折りたたみ設定指定部204から入力された折りたたみ設定情報とページ制御部205から入力された用紙サイズ情報に基づき、ページが折りたたみマークを合成するページであるか否か、あるいは、用紙サイズ情報を変更するページであるか否かを解析する。そして、折りたたみ設定計算部206は、用紙サイズ情報、折りたたみサイズ情報、及びマーク生成実行信号をマーク生成部207に出力し、折りたたみサイズ情報及び用紙サイズ変更実行信号をページ制御部205に出力する。
マーク生成部207は、折りたたみ設定計算部206及びマーク合成部208に接続されている。マーク生成部207には、折りたたみ設定計算部206により用紙サイズ情報、折りたたみサイズ情報、及びマーク生成実行信号が入力される。マーク生成部207は、マーク生成実行信号が入力されると、用紙サイズ情報、折りたたみサイズ情報、大サイズ用紙処理方法選択リスト303の選択結果、及び折り目禁止領域座標データの設定情報を解析する。そして、マーク生成部207は、解析結果として得られた折りたたみマークデータ及びマーク合成処理実行情報をマーク合成部28に出力する。
マーク合成部208は、ページ制御部205及びマーク生成部206に接続されている。マーク合成部208は、マーク生成部207からのマーク合成処理実行情報の入力を受けて合成処理を実行する。マーク合成部208は、図示せぬ記憶領域に保存された画像データを読出し、マーク生成部207から入力された折りたたみマークデータを画像データに合成処理することにより、画像データを折りたたみマーク付き画像データに変換する。そして、マーク合成部208は、変換した折りたたみマーク付き画像データを記憶領域に書き戻すとともに、マーク合成完了信号をページ制御部205に出力する。
データ送信部209は、ネットワーク103を介してプリンタ101に接続されている。そして、データ送信部209は、ページ制御部205に接続されており、ページ制御部205から出力されたページデータをプリンタ101に送信する。
次に、図4を用いて本実施形態にかかる画像処理装置200の処理手順について説明する。なお、画像処理装置200にインストールされているアプリケーション201から印刷実行を命令する場合、ユーザは画像処理装置200に備えられた図示せぬキーボード、あるいはマウス等の入力手段を介してジョブの印刷情報を設定するものとする。
まず、ステップS401において、折りたたみ設定指定部204は、ユーザからの折りたたみ設定入力を受付け、当該折りたたみ設定情報を図示せぬ記憶領域に保存させる。そして、ユーザはアプリケーション201を介して印刷実行命令を入力する。
そして、印刷データ入力部202には印刷情報及び画像データが入力され、画像処理装置200は印刷処理を実行する(ステップS402)。
次に、ジョブ制御部203は、印刷情報及び画像データを図示せぬ記憶領域に保存させ(ステップS403)、処理はステップS404に移行する。
ステップS404において、ジョブ制御部203はジョブ処理を開始し、処理はステップS405に移行する。
次に、ジョブ制御部203は、印刷ダイアログ300を介して入力された折りたたみ設定有効信号を折りたたみ設定指定部204から取得し、処理はステップS406に移行する。
ジョブ制御部203は、折りたたみ設定有効信号が有効であると判断した場合(ステップS406 YES)、ジョブ制御部203は、折りたたみ設定計算部206に対して折りたたみ設定情報を取得するよう指示を与え、処理はステップS407に移行する。一方、ジョブ制御部203は、折りたたみ設定有効信号が無効であると判断した場合(ステップS406 NO)、処理はステップS421に移行する。
ジョブ制御部203により折りたたみ設定有効信号が有効であると判断され、折りたたみ設定情報を取得するよう指示を受けた折りたたみ設定計算部206は、折りたたみ設定情報を折りたたみ設定指定部204から取得する(ステップS407)。次に、折りたたみ設定計算部206は、取得した折りたたみ設定情報を参照し、折りたたみサイズ選択リスト302を介してユーザにより選択された処理が「最小サイズにあわせる」であった場合に、図示せぬ記憶領域から印刷情報を読み出す。そして、折りたたみ設定計算部206は、印刷情報中の全ての用紙サイズ情報を確認するとともに、その中から最も小さい用紙サイズを判断し、折りたたみ設定情報中の折りたたみサイズ情報の内容を最も小さい用紙サイズに変更する。一方、ジョブ制御部203は、折りたたみ設置有効信号は無効であると判断した場合(ステップS406 NO)、ページ制御部205に対して図示せぬ記憶領域に保存された全ての画像データ(ラスタデータ)をプリンタ101に送信するよう指示を与える。指示を受けたページ制御部205は、データ送信部209に対して全ページの画像データの送信指示を与え、データ送信部209はプリンタ101に対して全ページのページデータを送信する(ステップS421)。
次に、ジョブ制御部203は折りたたみ処理を実行すべきページが残っているか否かを確認する。ここで、折りたたみ処理を実行すべきページが残っている場合(ステップS408 YES)、処理はステップS409に移行する。一方、折りたたみ処理を実行すべきページが残っていない場合(ステップS408 NO)、全ページの折りたたみ処理が完了しているので、処理はステップS422のジョブ処理終了処理に移行する。
そして、ページ制御部205はページの折りたたみ処理を開始し、折りたたみ設定計算部206に対して用紙サイズ情報を出力する(ステップS409)。そして、処理はステップS410に移行する。
ステップS410において、用紙サイズ情報を取得した折りたたみ設定計算部206は、取得した用紙サイズ情報と折りたたみ設定指定部204から取得した折りたたみ設定情報中の折りたたみサイズ情報とを比較し、用紙サイズが折りたたみサイズよりも大きいか否かを判断する。ここで、用紙サイズが折りたたみサイズよりも大きい場合(ステップS411 YES)、処理はステップS412に移行する。一方、用紙サイズが折りたたみサイズよりも小さい場合(ステップS411 NO)、処理はステップS415に移行する。
用紙サイズが折りたたみサイズよりも大きい場合(ステップS411 YES)、折りたたみ設定計算部206は用紙サイズ情報、折りたたみ設定情報、及びマーク生成実行信号をマーク生成部207に出力する(ステップS412)。
マーク生成実行信号が入力されると、マーク生成部207は、用紙サイズ情報、折りたたみ設定情報内の折りたたみサイズ情報、大サイズ用紙処理方法選択リスト303においてユーザにより選択された処理情報、及び折り目禁止領域座標設定項目306においてユーザにより入力された折り目禁止領域座標データに基づき、折りたたみマークデータを生成する(ステップS413)。なお、折りたたみマークデータとは、対応する用紙サイズと等しい画像サイズを有し、折りたたみ位置を示すマークを対応する折りたたみサイズに合致するように適切な位置に配置したものである。
そして、マーク生成部207は、生成した折りたたみマークデータ及びマーク合成処理実行情報をマーク合成部208に出力し、マーク合成部208は、図示せぬ記憶領域に保存された画像データを読出し、マーク生成部207から入力された折りたたみマークデータを画像データに合成処理することにより、画像データを折りたたみマーク付き画像データに変換する(ステップS414)。そして、折りたたみ処理は終了する(ステップS418)。
一方、用紙サイズが折りたたみサイズよりも小さい場合(ステップS411 NO)、折りたたみ設定計算部206は、用紙サイズ情報と折りたたみ設定情報とを比較する(ステップS415)。ここで、用紙サイズが折りたたみサイズよりも小さい場合(ステップS415 YES)、折りたたみ設定計算部206は、折りたたみ設定情報をページ制御部205に出力する(ステップS416)。一方、用紙サイズと折りたたみサイズとが同じである場合(ステップS415 NO)、折りたたみ処理は終了する(ステップS418)。
折りたたみ設定情報が入力されると、ページ制御部205は、折りたたみ設定情報内の小サイズ用紙処理方法選択リスト304においてユーザにより選択された処理情報に基づき、印刷情報中の用紙サイズ情報の変更を行い(ステップS417)、折りたたみ処理は終了する(ステップS418)。
折りたたみ処理が終了すると(ステップS418)、ページ制御部205は、データ送信部209に対してページデータの送信指示を与え、データ送信部209はプリンタ101に対してページデータを送信し(ステップS419)、ページの折りたたみ処理を終了する(ステップS420)。
次に、折りたたみマーク画像生成処理について、大サイズ用紙処理方法選択リスト303でユーザにより選択された処理が、「折りたたみマークを付与する」である場合に関して説明する。
折りたたみ設定計算部206は、折りたたみマークを付与する際の基準となる座標であるマーク生成基準座標501の座標データを折り目禁止領域座標設定項目306で設定された折り目禁止領域座標データ502、用紙サイズ、及び折りたたみサイズから計算する。なお、この座標データの計算において、図5に示すように、マーク生成基準座標501のx座標をX1、y座標をY1とし、折り目禁止領域座標データ502のx座標をx1、y座標をy1とする。また、印刷に供される用紙の長辺長さをL、短辺長さをSとする。そして、印刷に供される用紙の用紙サイズをA3横が設定されている場合について図6―A、図6−Bのマーク生成基準座標データ計算フローチャートを用いて説明する。
まず、折りたたみ設定計算部206は、印刷情報を参照して、折りたたみサイズがA4縦であるか否かを確認する(ステップS601)。ここで、折りたたみサイズがA4縦である場合(ステップS601 YES)、処理はステップS602に移行し、折りたたみ設定計算部206は、A3横サイズの用紙をA4縦サイズに折りたたむ処理を開始する。一方、折りたたみサイズがA4縦でない場合(ステップS601 NO)、処理はステップS608に移行する。
ステップS602において、x1≦L/4である場合(ステップS602 YES)、折りたたみ設定計算部206は、X1の値としてL/2を設定するとともに(ステップS603)、Y1の値として0を設定する(ステップS607)。一方、x1≦L/4でない場合(ステップS602 NO)、処理はステップS604に移行する。
ステップS604において、x1≦L/2である場合(ステップS604 YES)、折りたたみ設定計算部206は、X1の値としてx1を設定するとともに(ステップS605)、Y1の値として0を設定する(ステップS607)。一方、x1≦L/2でない場合(ステップS604 NO)、折りたたみ設定計算部206は、X1の値としてL/4を設定するとともに(ステップS606)、Y1の値として0を設定する(ステップS607)。
折りたたみサイズがA4縦でない場合(ステップS601 NO)、処理はステップS608に移行し、折りたたみ設定計算部206は、折りたたみサイズがA4横であるか否かを確認する。ここで、折りたたみサイズがA4横である場合(ステップS608 YES)、処理はステップS609に移行し、折りたたみ設定計算部206は、A3横サイズの用紙をA4横サイズに折りたたむ処理を開始する。一方、折りたたみサイズがA4横でない場合(ステップS608 NO)、処理はステップS613に移行する。
ステップS609において、x1≦(1−1/√2)である場合(ステップS609 YES)、折りたたみ設定計算部206は、X1の値としてL/√2を設定するとともに(ステップS610)、Y1の値としてS(1−1√2)を設定する(ステップS612)。一方、x1≦(1−1√2)でない場合(ステップS609 NO)、折りたたみ設定計算部206は、X1の値としてL(1−1√2/2)を設定するとともに(ステップS611)、Y1の値としてS(1−1√2)を設定する(ステップS612)。
折りたたみサイズがA4横でない場合(ステップS608 NO)、処理はステップS613に移行し、折りたたみ設定計算部206は、折りたたみサイズがA5縦であるか否かを確認する。ここで、折りたたみサイズがA5縦である場合(ステップS613 YES)、処理はステップS614に移行し、折りたたみ設定計算部206は、A3横サイズの用紙をA5縦サイズに折りたたむ処理を開始する。一方、折りたたみサイズがA5縦でない場合(ステップS613 NO)、処理はステップS620に移行する。
ステップS614において、L(1/2−1/4√2)<x1≦L(1/2√2)である場合(ステップS614 YES)、折りたたみ設定計算部206は、X1の値としてx1を設定するとともに(ステップS615)、Y1の値としてS√2を設定する(ステップS619)。一方、L(1/2−1/4√2)<x1≦L(1/2√2)でない場合(ステップS614 NO)、折りたたみ設定計算部206は、L(1−2√2)<x1≦(1/2+1/4√2)であるか否かを確認する(ステップS616)。ここで、(1−2√2)<x1≦(1/2+1/4√2)である場合(ステップS616 YES)、折りたたみ設定計算部206は、X1の値としてx1−L(1/2−1/4√2)を設定するとともに(ステップS617)、Y1の値としてS√2を設定する(ステップS619)。一方、(1−2√2)<x1≦(1/2+1/4√2)でない場合(ステップS616 NO)、折りたたみ設定計算部206は、X1の値としてL/2√2を設定するとともに(ステップS618)、Y1の値としてS√2を設定する(ステップS619)。
折りたたみサイズがA5縦でない場合(ステップS613 NO)、処理はステップS620に移行し、折りたたみ設定計算部206は、折りたたみサイズがA5横であるか否かを確認する。ここで、折りたたみサイズがA5横である場合(ステップS620 YES)、処理はステップS621に移行し、折りたたみ設定計算部206は、A3横サイズの用紙をA5横サイズに折りたたむ処理を開始する。一方、折りたたみサイズがA5横でない場合(ステップS620 NO)、処理はステップS627に移行する。
ステップS621において、x1≦L/4である場合(ステップS621 YES)、折りたたみ設定計算部206は、X1の値としてL/2を設定するとともに(ステップS622)、Y1の値としてS/2を設定する(ステップS626)。一方、x1≦L/4でない場合(ステップS621 NO)、折りたたみ設定計算部206は、L/4<x1≦L/2であるか否かを確認する(ステップS623)。ここで、L/4<x1≦L/2である場合(ステップS623 YES)、折りたたみ設定計算部206は、X1の値としてx1を設定するとともに(ステップS624)、Y1の値としてS/2を設定する(ステップS626)。一方、L/4<x1≦L/2でない場合(ステップS623 NO)、折りたたみ設定計算部206は、X1の値としてL/4を設定するとともに(ステップS625)、Y1の値としてS/2を設定する(ステップS626)。
折りたたみサイズがA5横でない場合(ステップS620 NO)、折りたたみ設定計算部206は、X1及びY1の値をそれぞれ0に設定する(ステップS627)。
次に、印刷に供される用紙の用紙サイズをA3縦が設定されている場合について図7―A、図7−Bのマーク生成基準座標データ計算フローチャートを用いて説明する。
まず、折りたたみ設定計算部206は、印刷情報を参照して、折りたたみサイズがA4縦であるか否かを確認する(ステップS701)。ここで、折りたたみサイズがA4縦である場合(ステップS701 YES)、処理はステップS702に移行し、折りたたみ設定計算部206は、A3横サイズの用紙をA4縦サイズに折りたたむ処理を開始する。一方、折りたたみサイズがA4縦でない場合(ステップS701 NO)、処理はステップS706に移行する。
ステップS702において、x1≦S(1−1√2)である場合(ステップS702 YES)、折りたたみ設定計算部206は、X1の値としてS/√2を設定するとともに(ステップS703)、Y1の値としてL/√2を設定する(ステップS705)。一方、x1≦S(1−1√2)でない場合(ステップS702 NO)、折りたたみ設定計算部206は、X1の値としてS(1−1√2)/2を設定するとともに(ステップS704)、Y1の値としてL/√2を設定する(ステップS705)。
折りたたみサイズがA4縦でない場合(ステップS701 NO)、処理はステップS706に移行し、折りたたみ設定計算部206は、折りたたみサイズがA4横であるか否かを確認する。ここで、折りたたみサイズがA4横である場合(ステップS706 YES)、処理はステップS707に移行し、折りたたみ設定計算部206は、A3横サイズの用紙をA4横サイズに折りたたむ処理を開始する。一方、折りたたみサイズがA4横でない場合(ステップS706 NO)、処理はステップS713に移行する。
ステップS707において、折りたたみ設定計算部206は、X1の値として0を設定し、y1≦L/4であるか否かを確認する(ステップS708)。ここで、y1≦L/4である場合(ステップS708 YES)、折りたたみ設定計算部206は、Y1の値としてL*3/4を設定する(ステップS709)。一方、y1≦L/4でない場合(ステップS708 NO)、折りたたみ設定計算部206は、L/4<y1≦L/2であるか否かを確認する(ステップS710)。ここで、L/4<y1≦L/2である場合(ステップS710 YES)、折りたたみ設定計算部206は、Y1の値としてy1を設定する(ステップS711)。一方、L/4<y1≦L/2でない場合(ステップS710 NO)、折りたたみ設定計算部206は、Y1の値としてL/2を設定する(ステップS712)。
折りたたみサイズがA4横でない場合(ステップS706 NO)、処理はステップS713に移行し、折りたたみ設定計算部206は、折りたたみサイズがA5縦であるか否かを確認する。ここで、折りたたみサイズがA5縦である場合(ステップS713 YES)、処理はステップS714に移行し、折りたたみ設定計算部206は、A3横サイズの用紙をA5縦サイズに折りたたむ処理を開始する。一方、折りたたみサイズがA5縦でない場合(ステップS713 NO)、処理はステップS720に移行する。
ステップS714において、x1≦S/4である場合(ステップS714 YES)、折りたたみ設定計算部206は、X1の値としてS/2を設定するとともに(ステップS715)、Y1の値としてL/2を設定する(ステップS719)。一方、x1≦S/4でない場合(ステップS714 NO)、折りたたみ設定計算部206は、S/4<x1≦S/2であるか否かを確認する(ステップS716)。ここで、S/4<x1≦S/2である場合(ステップS716 YES)、折りたたみ設定計算部206は、X1の値としてx1を設定するとともに(ステップS717)、Y1の値としてL/2を設定する(ステップS719)。一方、S/4<x1≦S/2でない場合(ステップS716 NO)、折りたたみ設定計算部206は、X1の値としてS/4を設定するとともに(ステップS718)、Y1の値としてL/2を設定する(ステップS719)。
折りたたみサイズがA5縦でない場合(ステップS713 NO)、処理はステップS720に移行し、折りたたみ設定計算部206は、折りたたみサイズがA5横であるか否かを確認する。ここで、折りたたみサイズがA5横である場合(ステップS720 YES)、処理はステップS721に移行し、折りたたみ設定計算部206は、A3横サイズの用紙をA5横サイズに折りたたむ処理を開始する。一方、折りたたみサイズがA5横でない場合(ステップS720 NO)、処理はステップS729に移行する。
ステップS721において、x1≦S(1−1/2√2)である場合(ステップS721 YES)、折りたたみ設定計算部206は、X1の値としてS√2を設定する(ステップS722)。一方、x1≦S(1−1/2√2)でない場合(ステップS721 NO)、折りたたみ設定計算部206は、X1の値としてS(1−1/√2)/2を設定する(ステップS723)。
そして、ステップS724において、L(1/2−1/4√2)<y1≦L/2√2である場合(ステップS724 YES)、折りたたみ設定計算部206は、Y1の値としてy1+L(1/2−1/4√2)を設定する(ステップS725)。一方、L(1/2−1/4√2)<y1≦L/2√2でない場合(ステップS724 NO)、折りたたみ設定計算部206は、L(1−1/2√2)<y1≦L(1/2+1/4√2)であるか否かを確認する(ステップS726)。ここで、L(1−1/2√2)<y1≦L(1/2+1/4√2)である場合(ステップS726 YES)、折りたたみ設定計算部206は、Y1の値としてy1を設定する(ステップS727)。一方、L(1−1/2√2)<y1≦L(1/2+1/4√2)でない場合(ステップS726 NO)、折りたたみ設定計算部206は、Y1の値としてL(1/2+1/4√2)を設定する(ステップS728)。
折りたたみサイズがA5横でない場合(ステップS720 NO)、折りたたみ設定計算部206は、X1及びY1の値をそれぞれ0に設定する(ステップS729)。
以上のようにして求められたマーク生成基準座標データはマーク生成部207に出力され、マーク生成部207は、入力されたマーク生成基準座標データに基づき、折りたたみマークデータを生成する。具体的には、まず、マーク生成部207は、折りたたみマークデータの初期状態として、画像サイズが用紙サイズと等しい空白データを記憶領域上に形成後、図8に示す折りたたみ画像生成テーブルを参照してマークデータを生成する。
折りたたみ画像生成テーブル801は、マーク画像802〜809及びそれぞれの用紙サイズと折りたたみサイズに対応した座標データの集合810〜817から構成されている。マーク画像802〜809は画像データであり、図示せぬ記憶領域に予め保存されている。また、座標データの集合810〜817は、折りたたみマークデータにマーク画像802〜809を配置する際の座標を表したものであり、用紙サイズと折りたたみサイズの組み合わせによって座標データの集合810〜817のうち1つが選択され有効となる。なお、座標データの集合810〜817は用紙サイズでユーザにより設定された用紙サイズの長辺の長さL、短辺の長さS、マーク生成基準座標データを変数として含んだ計算式で表現されている。
具体的には、座標データの集合810は用紙サイズがA3横、折りたたみサイズがA4縦の場合に選択される座標データの集合である。座標データの集合811は用紙サイズがA3横、折りたたみサイズがA4横の場合に選択される座標データの集合である。座標データの集合812は用紙サイズがA3横、折りたたみサイズがA5縦の場合に選択される座標データの集合である。座標データの集合813は用紙サイズがA3横、折りたたみサイズがA5横の場合に選択される座標データの集合である。座標データの集合814は用紙サイズがA3縦、折りたたみサイズがA4縦の場合に選択される座標データである。座標データ815は用紙サイズがA3縦、折りたたみサイズがA4横の場合に選択される座標データである。座標データ816は用紙サイズがA3縦、折りたたみサイズがA5縦の場合に選択される座標データである。座標データ817は用紙サイズがA3縦、折りたたみサイズがA5横の場合に選択される座標データである。
一例として、用紙サイズがA3横、折りたたみサイズがA4縦の場合、用紙サイズ及び折りたたみサイズから座標データの集合810が選択され有効となる。そして、マーク画像802は折りたたみマークデータの座標(X1,0)に配置され、以下、マーク画像803は座標(X1,S)、マーク画像804は座標(X1+L/4,0)、マーク画像805は座標(X1+L,S)、マーク画像806〜809は配置されないことになる。
以上の処理手順により、折りたたみマークデータが生成されることになる。マーク生成部207は、生成した折りたたみマークデータ及びマーク合成処理実行情報をマーク合成部208に出力する。
なお、用紙サイズA4横及びA4縦から、折りたたみサイズA5縦及びA5横の場合の折りたたみマークデータを生成するには、用紙サイズA3横及びA3縦から、折りたたみサイズA4縦及びA4横の場合の折りたたみマークデータの生成と同様に実行することができる。
なお、大サイズ用紙処理方法選択リスト303において、ユーザにより選択された処理が「何もしない」である場合、マーク生成部207は折りたたみマークデータ及びマーク合成処理実行情報をマーク合成部208に出力しない。
次に、マーク合成部208による折りたたみマークデータと画像データとを合成する処理について図9を用いて説明する。マーク合成部208は、マーク生成部207から折りたたみマークデータ902及びマーク合成処理実行情報が入力されると、図示せぬ記憶領域に保存された合成処理が施される画像データ901を読み出す。そして、マーク合成部208は、画像データ901の短端部903と折りたたみマークデータ902の短端部904とが一致するように、かつ、画像データ901の長端部905と折りたたみマークデータ902の長端部906とが一致するように重ね合わせ、折りたたみマーク付き画像データを合成する。
ここで、図4中のステップS417におけるページ制御部205による用紙サイズ情報変更方法について、小サイズ用紙処理方法選択リスト304において、ユーザにより選択された処理が「用紙の拡大」である場合について、図10を用いて説明する。なお、ここでは、用紙サイズがA5で、折りたたみサイズがA4である場合を一例として説明する。
まず、ページ制御部205は、図示せぬ記憶領域から用紙サイズ情報1002を含む印刷情報1000と画像データ1001とを読み出す。そして、ページ制御部205は、折りたたみ設定計算部206から折りたたみ設定情報1003を取得する。図10(a)に示す初期状態の時点では、印刷情報1000の用紙サイズ情報1002の内容はA5、折りたたみ設定情報1003中の折りたたみサイズ情報1004はA4となっている。そこで、ページ制御部205は、用紙サイズ情報1002の内容を折りたたみサイズ情報1004と同一となるなるように変更する。その結果、用紙サイズ情報1002はA4となる。
なお、小サイズ用紙処理方法選択リスト304において、ユーザにより選択された処理が。「何もしない」である場合、ページ制御部205は用紙サイズ情報1002に対し変更は行わない。
以上のように、第1の実施形態によれば、基準となる折りたたみサイズの設定の入力を受付ける項目を印刷ダイアログとして設けたため、大きな用紙サイズに対して適切な折りたたみマークを生成させることができる。そのため、用紙を折りたたむ際の基準が明確になるという効果が得られる。更に、小さな用紙サイズの画像データを適切な大きさの用紙に印刷することができるため、印刷結果の用紙サイズを整えることが可能となる。また、折り目が付くことを禁止する範囲を設定することが可能であるため、重要な情報が折り目で見づらくなることを防止することができる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態にかかる画像処理装置1100の構成は、第1の実施形態にかかる画像処理装置200の構成と略同一である。したがって、第2の実施形態にかかる画像処理装置1100の説明においては、第1の実施形態にかかる画像処理装置200と同一な箇所には同一の符号を付して説明を省略し、異なる箇所についてのみ説明する。
図11は、画像処理装置1100の要部構成を説明する機能ブロック図である。画像処理装置1100は、アプリケーション201と、印刷データ入力部202と、ジョブ制御部203と、折りたたみ設定指定部1101と、ページ制御部205と、折りたたみ設定計算部206と、マーク生成部207と、マーク合成部208と、データ送信部209と、を備える。
折りたたみ設定指定部1101は、ジョブ制御部203、及び折りたたみ設定計算部206に接続されている。そして、折りたたみ設定指定部1101は、折りたたみ設定情報を折りたたみ設定計算部206に出力する。また、折りたたみ設定指定部1101は、折りたたみ設定の入力を受付ける機能としてユーザに対し図12に示すような印刷ダイアログ1200を提供し、折り目禁止領域座標設定ウィンドウ1201を介してユーザによる折り目禁止領域座標データ(x1,y1)の設定を受付ける。
印刷ダイアログ1200は、折りたたみ設定有効選択ラジオボタン301と、折りたたみサイズ選択リスト302と、大サイズ用紙処理方法選択リスト303と、小サイズ用紙処理方法選択リスト304と、折り目禁止領域設定有効ラジオボタン305と、折り目禁止領域座標設定項目306と、OKボタン307と、キャンセルボタン308と、折り目禁止領域座標設定ウィンドウ1201と、を備える。
そして、折り目禁止領域座標設定ウィンドウ1201は、用紙サイズ選択タグ1202と、用紙範囲描画1203と、折り目禁止範囲描画1204と、を備える。
用紙サイズ選択タグ1202は、ユーザが折り目禁止領域座標設定ウィンドウ1201上で、折り目禁止領域を設定する際の設定対象となる用紙サイズの設定を受付ける。
用紙範囲描画1203は、ユーザが折り目禁止範囲描画1204を設定する際のガイドとなるものであり、左上端が原点(0,0)となり、右下端の座標は用紙サイズがA3横、又はA4横の場合、(L,S)となり、用紙サイズがA3縦、又はA4縦の場合、(S,L)となる。
折り目禁止範囲描画1204は、この描画内で描かれた範囲内は折り目が付かないことをユーザに対して表示するものである。
なお、図12に示した印刷ダイアログ1200の表示画面は、他の印刷情報の設定項目に追加する形態で存在し、ユーザはタブ、あるいはボタンを押下することにより、他の印刷情報と印刷ダイアログ1200とを切り換えることができる。
次に、図13―A、図13−Bを用いて第2の実施形態にかかる画像処理装置1100の処理手順について説明する。なお、ステップS402〜ステップS422の処理に関しては、第1の実施形態で説明した処理と同等であるため、ここでの説明は省略する。
まず、ステップS1301において、折りたたみ設定指定部1301は、ユーザからの折りたたみ設定情報の入力を受付け、折り目禁止範囲描画1204を描画するとともに、入力された折りたたみ設定情報を図示せぬ記憶領域に保存させる。
具体的には、折り目設定指定部1101は、ユーザがマウス等の入力手段を用いて用紙範囲描画1203中をクリックした点を折り目禁止領域座標データ(x1,y1)として図示せぬ記憶領域に保存させる。そして、折りたたみ設定指定部1101は、図14に示すテーブル1401を用いて折り目禁止範囲描画1204の表示を行う。
テーブル1401は、折り目禁止範囲描画1204を描画する際の基準となる二つの頂点座標のうち、一方を求めるための計算式を示したテーブルであり、予め記憶領域に保存されているものとする。計算式は折り目禁止領域座標データ(x1,y1)、印刷に供する用紙の短辺長さS、及び用紙の長辺長さLを用いて表現されている。
折りたたみ設定指定部1101は、用紙サイズと折りたたみサイズとの組み合わせに対応した計算式をテーブル1401より選択し、計算式に従って計算して1つの頂点座標を得る。そして、2つ目の頂点座標は、折り目禁止領域座標データ(x1,y1)である。折りたたみ設定指定部1101は、この2つの頂点座標に囲まれた部分を折り目禁止範囲描画1204として表示させる。
ステップS1301にかかる処理の終了後は、第1の実施形態で説明したステップS402〜ステップS422と同様に処理を実行することができる。
なお、本実施形態の説明において、第1ページ目の用紙サイズを折りたたみサイズとして選択可能としてもよい。また、小さい用紙サイズのページの用紙サイズを折りたたみ用紙サイズに合わせる際、画像データに対し折りたたみサイズに合うように拡大処理をしてもよい。
さらに、第1の実施形態の説明において、生成する折りたたみマークとして、三角形を一例として説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、三角形以外にも、折りたたみ順番を示す数字や、実線、破線等を折りたたみマークとして使用しても構わない。
以上のように、第2の実施形態によれば、第1実施形態の効果に加え、ユーザが折り目禁止領域を設定する際に、折り目禁止領域を示す描画を表示させることにより、折り目がつかない範囲をユーザが一目で判別することができ、簡単に折り目位置の設定を行うことが可能となる。
本発明にかかる実施形態では、ページデータの出力先にプリンタを想定した例について説明したが、プリンタ以外にも、例えば、MFP(Multi Function Peripheral)、ファクシミリ、複写装置等にも本発明を適用することができる。
プリントシステムの概略構成図である。 画像処理装置の要部構成を説明する機能ブロック図である。 印刷ダイアログを説明する図である。 画像処理装置の処理手順を説明するフローチャートである。 画像処理装置の処理手順を説明するフローチャートである。 折りたたみマーク画像生成処理を説明する図である。 折りたたみマーク画像生成処理を説明するフローチャートである。 折りたたみマーク画像生成処理を説明するフローチャートである。 折りたたみマーク画像生成処理を説明するフローチャートである。 折りたたみマーク画像生成処理を説明するフローチャートである。 折りたたみ画像生成テーブルを説明する図である。 折りたたみマークデータと画像データとを合成する処理を説明する図である。 ページ制御部による用紙サイズ情報変更方法を説明する図である。 画像処理装置の要部構成を説明する機能ブロック図である。 印刷ダイアログを説明する図である。 画像処理装置の処理手順を説明するフローチャートである。 画像処理装置の処理手順を説明するフローチャートである。 テーブルを説明する図である。
符号の説明
100 プリントシステム
101 プリンタ
103 ネットワーク
200 画像処理装置
201 アプリケーション
202 印刷データ入力部
203 ジョブ制御部
204 折りたたみ設定指定部
205 ページ制御部
206 折りたたみ設置計算部
207 マーク生成部
208 マーク合成部
209 データ送信部
300 印刷ダイアログ
301 折りたたみ設定有効選択ラジオボタン
302 折りたたみサイズ選択リスト
303 大サイズ用紙処理方法選択リスト
304 小サイズ用紙処理方法選択リスト
305 折り目禁止領域設定有効ラジオボタン
306 折り目禁止領域座標設定項目
307 OKボタン
308 キャンセルボタン
1100画像処理装置
1101折りたたみ設定指定部
1200印刷ダイアログ
1201折り目禁止領域座標設定ウィンドウ
1202用紙サイズ選択タグ
1203用紙範囲描画
1204折り目禁止範囲描画

Claims (3)

  1. 印刷データから用紙サイズを検出する用紙サイズ検出手段と、
    ユーザによる折りたたみサイズの指定の入力を受付ける折りたたみサイズ指定手段と、
    前記用紙サイズ検出手段により検出された前記用紙サイズと前記折りたたみサイズ指定手段を介して入力された前記折りたたみサイズに基づいて用紙上の折りたたみ位置を決定する折りたたみ位置決定手段と、
    前記折りたたみ位置決定手段により決定された前記折りたたみ位置をマークする折りたたみマークデータを生成するマーク生成手段と、
    前記マーク生成手段により生成された前記折りたたみマークデータと前記印刷データに含まれる画像データとを合成する合成手段と、
    前記合成手段により合成された合成データを出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記用紙サイズ検出手段により検出された前記用紙サイズが前記折りたたみサイズ指定手段を介して入力された前記折りたたみサイズよりも小さい場合、
    前記折りたたみ位置決定手段は前記用紙サイズを前記折りたたみサイズに変更する用紙サイズ設定手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. ユーザによる折りたたみ禁止領域の指定の入力を受付ける折りたたみ禁止領域指定手段を備え、
    前記折りたたみ位置決定手段は前記折りたたみ禁止領域指定手段を介して入力された前記折りたたみ禁止領域に基づいて用紙上の折りたたみ位置を決定することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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