JP2019175495A - サーバ、ユーザ端末装置、券データ生成方法及びプログラム - Google Patents

サーバ、ユーザ端末装置、券データ生成方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】券媒体に印刷された二次元コード箇所を二次元コードリーダへ正しく翳すことができるよう導く券媒体を発券できるサーバ、ユーザ端末装置、券データ生成方法を提供する。【解決手段】発券システムは、発券側のコンピュータシステムに備えられるサーバ10と、ユーザ側のシステムに備えられるユーザ端末装置20及びプリンタ30と、を有する。サーバ10は、発券側のコンピュータシステムに備えられるものであり、公衆網等のネットワーク40に接続されるとともに、チェックインや搭乗に用いる券媒体である予約搭乗券の発券処理を行うものである。ユーザ端末装置20は、ネットワーク40を介してサーバ10にアクセスし、発券側である航空会社が提供するフライト管理ウェブページを表示すること等が可能である。プリンタ30は、ユーザ端末装置20からの印刷指示に伴い、印刷用紙に印刷された予約搭乗券である券媒体を出力するものである。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、サーバ、ユーザ端末装置、券データ生成方法及びプログラムに関する。
従来、ユーザは、インターネットを利用して、パーソナルコンピュータ(PC)等のユーザ端末装置からウェブブラウザを介して各種チケットの予約を行うことができる。ユーザは、自宅等のプリンタを用いて印刷することで、予約したチケットの発券を行うことができる。これらのチケットには、チケットの予約に関するデータがエンコード化された二次元コードが印刷されるものがある。
例えば、フライトの予約を希望するユーザは、航空会社や旅行会社が提供するフライト管理ウェブページを介してフライトの予約を行うことができる。予約手続きを完了したユーザは、自宅等のプリンタを用いて、二次元コードが記載された予約搭乗券を印刷することができる。予約搭乗券を持ったユーザは、空港のチェックイン機等にある、CCDセンサ等の光学的読取部を備え、二次元コードをデコードする二次元コードリーダに、予約搭乗券のうちの二次元コード箇所を翳す。これにより、ユーザは、そのチェックイン機等で受けられることになっているチェックインや搭乗等の所定のサービスが受けられる。
しかし、自宅のプリンタで印刷する場合、A4サイズやレターサイズ等の印刷用紙が用いられるのが一般的である。これらの印刷用紙は、専用の発券装置で用いられる予約搭乗券用の印刷用紙よりも薄く柔らかいため、腰がない。また、A4サイズやレターサイズの印刷用紙に印刷された予約搭乗券は、印刷された二次元コード箇所に対して紙面の面積が大きい。
このため、ユーザがこれらの印刷用紙に印刷された予約搭乗券を持って二次元コード箇所を二次元コードリーダに翳す場合、予約搭乗券の紙面の姿勢をほぼ真っ直ぐ保った状態で、予約搭乗券の二次元コード箇所を二次元コードリーダに対して翳すことが困難な場合がある。つまり、予約搭乗券の紙面の姿勢をほぼ真っ直ぐ保たれていない状態では、二次元コード箇所の読取不良が生じる場合がある。
特開2014−159166号公報
そこで、本発明が解決しようとする課題は、自宅等で印刷される券媒体であって、券媒体に印刷された二次元コード箇所を二次元コードリーダへ正しく翳すことができるよう導く券媒体を発券できるサーバ、ユーザ端末装置、券データ生成方法及びプログラムを提供することである。
上記課題を解決するために、実施形態のサーバは、予約券を印刷するプログラムを送信するサーバであって、前記送信されるプログラムは、ユーザ端末装置に、予約データを予約システムから取得させ、前記予約券の印刷の要否を確認するメッセージを表示させ、予約券の印刷を受付けた場合、前記予約券を印刷する印刷用紙サイズを選択する画面を表示させ、前記取得された予約データの少なくとも一部から二次元コードを生成させ、前記表示に基づいて選択された印刷用紙サイズに応じた、折り線を印刷する位置を示す情報と、前記二次元コードを印刷する位置を示す情報と、を含む券媒体のフォーマットデータに基づき券データを生成させる、ことを特徴とする。
また、実施形態のサーバは、予約券を印刷するプログラムを送信するサーバであって、前記送信されるプログラムは、ユーザ端末装置に、予約券の印刷を受付けた場合、前記予約券を印刷する印刷用紙サイズを選択する画面を表示させ、前記表示に基づいて選択された印刷用紙サイズに応じた、折り線を印刷する位置を示す情報と、予約システムから取得する予約データの少なくとも一部から生成される二次元コードを印刷する位置を示す情報と、を含む券媒体のフォーマットデータに基づき券データを生成させる、ことを特徴とする。
また、実施形態のサーバは、ユーザ端末装置に、予約データを予約システムから取得させ、予約券の印刷の要否を確認するメッセージを表示させ、予約券の印刷を受付けた場合、前記予約券を印刷する印刷用紙サイズを選択する画面を表示させ、前記取得された予約データの少なくとも一部から二次元コードを生成させ、前記表示に基づいて選択された印刷用紙サイズに応じた、折り線を印刷する位置を示す情報と、前記二次元コードを印刷する位置を示す情報と、を含む券媒体のフォーマットデータに基づき券データを生成させる、ことを特徴とする。
また、実施形態のユーザ端末装置は、券媒体の印刷の要否を確認するメッセージを表示し、券媒体の印刷を受付けた場合、前記券媒体を印刷する印刷用紙サイズを選択する画面を表示し、前記表示に基づいて選択された印刷用紙サイズに応じた、折り線を印刷する位置を示す情報と、ユーザが受けるサービスに必要なデータに基づき二次元コードを印刷する位置を示す情報と、を含む券媒体のフォーマットデータに基づき券データを生成する、ことを特徴とする。
また、実施形態の券データ生成方法は、券媒体の印刷の要否を確認するメッセージを表示するステップと、券媒体の印刷を受付けた場合、前記券媒体を印刷する印刷用紙サイズを選択する画面を表示するステップと、前記表示に基づいて選択された印刷用紙サイズに応じた、折り線を印刷する位置を示す情報と、ユーザが受けるサービスに必要なデータに基づき二次元コードを印刷する位置を示す情報と、を含む券媒体のフォーマットデータに基づき券データを生成するステップと、を有することを特徴とする。
さらに、実施形態のプログラムは、ユーザ端末装置で実行されるプログラムであって、券媒体の印刷の要否を確認するメッセージを表示し、券媒体の印刷を受付けた場合、前記券媒体を印刷する印刷用紙サイズを選択する画面を表示し、前記表示に基づいて選択された印刷用紙サイズに応じた、折り線を印刷する位置を示す情報と、ユーザが受けるサービスに必要なデータに基づき二次元コードを印刷する位置を示す情報と、を含む券媒体のフォーマットデータに基づき券データを生成する。
図1は、本発明の実施形態に係わる発券システムの構成例を示すブロック図である。 図2は、本発明の第1の実施形態に係るサーバの構成例を示す機能ブロック図である。 図3は、予約データの一例を示す図である。 図4は、画像ファイルを用いたフォーマットデータの一例を示す図である。 図5は、座標を用いたフォーマットデータの一例を示す図である。 図6は、券データの一例を示す図である。 図7は、本発明の第1の実施形態に係わる発券システムの処理手順例を示すシーケンス図である。 図8は、印刷用紙サイズを選択するための画面表示の一例を示す図である。 図9は、本発明の第1の実施形態に係るサーバの処理手順例を示すフローチャートである。 図10は、本発明の第2の実施形態に係るプログラムがインストールされたユーザ端末装置の構成例を示す機能ブロック図である。 図11は、本発明の第2の実施形態に係わる発券システムの処理手順例を示すシーケンス図である。 図12は、本発明の第2の実施形態に係るプログラムの実行手順例を示すフローチャートである。 図13は、配置情報の例である。 図14は、配置情報の例である。 図15は、配置情報の例である。 図16は、配置情報の例である。 図17は、配置情報の例である。 図18は、配置情報の例である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1を参照して、本発明の実施形態に係わる発券システムの構成について説明する。図1は、本発明の実施形態に係わる発券システムの構成例を示すブロック図である。ここでは、フライトの予約手続きや予約搭乗券等の券媒体の発券手続きを行うためのフライト管理ウェブページの提供を行う発券側である航空会社等の事業者と、フライトの予約手続きや予約搭乗券等の発券手続きを行うためのパーソナルコンピュータ(PC)等のユーザ端末装置20を操作するユーザ側である顧客と、を例に挙げて説明する。
本発明に係わる発券システムは、航空会社等の発券側のコンピュータシステムと、フライトの予約手続きや予約搭乗券の発券手続きを行う顧客が操作するユーザ側のシステムと、を含む。発券システムは、発券側のコンピュータシステムに備えられるサーバ10と、ユーザ側のシステムに備えられるユーザ端末装置20及びプリンタ30と、を有する。サーバ10及びユーザ端末装置20は互いにネットワーク40で接続される。ユーザ端末装置20及びプリンタ30は、互いに有線で接続されたり、ホームネットワークを介して接続されたり等、互いに通信可能に接続される。
サーバ10は、発券側のコンピュータシステムに備えられるものであり、公衆網等のネットワーク40に接続されるとともに、チェックインや搭乗に用いる券媒体である予約搭乗券の発券処理を行うものである。発券側のコンピュータシステム内ではフライトの予約手続きも行われるが、サーバ10が、このフライトの予約手続き機能をさらに含むようにしてもよい。
ユーザ端末装置20は、ユーザの自宅、企業、代理店等に設置されるものであり、ネットワーク40に接続可能なものである。ユーザ端末装置20は、例えば、PCや、携帯電話やタブレットのような無線通信端末装置等、ユーザが操作する装置である。ユーザ端末装置20は、ネットワーク40を介してサーバ10にアクセスし、発券側である航空会社が提供するフライト管理ウェブページを表示すること等が可能である。
プリンタ30は、ユーザの自宅、企業、代理店等に、このユーザ端末装置20とともに設置されるものであり、ユーザ端末装置20に接続可能なものである。プリンタ30は、ユーザ端末装置20からの印刷指示に伴い後述の券データを受信し、印刷用紙にその券データを印刷し、印刷用紙に印刷された予約搭乗券である券媒体を出力するものである。
続いて、図2を参照して、本発明の第1の実施形態に係るサーバ10の構成を説明する。図2は、本発明の第1の実施形態に係るサーバ10の構成例を示す機能ブロック図である。サーバ10は、制御部110と、記憶部120と、ネットワーク通信部130と、を有する。制御部110及び記憶部120は、予約搭乗券の発券処理に係わる機能を実現するためのものである。ネットワーク通信部130は、サーバ10をネットワーク40に接続するインターフェースである。
制御部110は、予約データ取得部111と、印刷用紙サイズデータ受付部112と、二次元コード生成部113と、券データ生成部114と、券データ送信部115と、を有する。
予約データ取得部111は、ユーザがユーザ端末装置20からインターネットブラウザを介してフライト管理ウェブページに入力した情報に基づき決定される情報である予約データを、フライトの予約手続き完了後に、発券側のコンピュータシステムに備えられる予約システム(図示せず)から取得する機能部である。予約データ取得部111は、取得した予約データを、各ユーザのフライト予約を識別する固有の予約番号とともに、後述の予約データ記憶部121に記憶させる。
ここで、予約データは、例えば、ユーザ端末装置から入力された搭乗者名や搭乗便場号等の情報であってもよいし、これらの入力された情報に紐づけて付与される識別データ(予約番号)であってもよいし、またこれらの組み合わせであってもよい。
印刷用紙サイズデータ受付部112は、ユーザが印刷を希望するとき、すなわち発券要求するときに、ユーザがユーザ端末装置20からインターネットブラウザを介してフライト管理ウェブページに入力した、A4やレターサイズ等の印刷用紙サイズデータを、受け付ける機能部である。
なお、印刷用紙サイズデータ受付部112は、印刷用紙サイズがA4サイズ1種類の場合等は、省略される場合もある。
二次元コード生成部113は、予約データ取得部111により、後述の予約データ記憶部121に記憶された予約データのうち、チェックインや搭乗等のユーザが受けるサービスに必要なデータをエンコードして、二次元コードCを生成する機能部である。この二次元コードCは、例えば、各ユーザのフライト予約の識別データ(予約番号)の他に、搭乗者名や搭乗便番号、搭乗便の発着空港、搭乗便の発着日時等の各種データがエンコードされたものである。
なお、二次元コードCは、各ユーザのフライト予約の識別データ(予約番号)のみがエンコードされたものである場合もある。この場合、ユーザが二次元コードCをチェックイン機の二次元コードリーダに翳すと、チェックイン機はこの予約番号のみを読み取り、この予約番号を上位サーバに送信し、この上位サーバ側が、この予約番号に紐づけされたその他の情報である搭乗者名や搭乗便番号等を記憶した記憶装置から読み取り、チェックイン可否の判定を行い、その判定結果をチェックイン機に送信する。
券データ生成部114は、ユーザが印刷する予約搭乗券の画像データである券データを生成するものである。この画像データは、JPEGやBMP等の拡張子で表される画像データだけでなく、XMLやHTML等の拡張子で表すものであってもよい。
券データ生成部114は、後述のフォーマットデータ記憶部122を参照し、印刷用紙サイズデータ受付部112が受け付けた印刷用紙サイズデータが示す印刷用紙サイズに対応するフォーマットデータを選択する。このフォーマットデータに基づき、予約データ取得部111が取得した予約データに基づいて予約搭乗券に印刷する予約印刷情報Rと、二次元コード生成部113が生成した二次元コードCと、を含む券データを生成する。生成された券データは、後述の券データ記憶部123に記憶させる。
なお、印刷用紙サイズがA4サイズ1種類の場合等は、所定のフォーマットデータに応じて、券データが生成される。
券データ送信部115は、券データ生成部114が生成した券データを、ネットワーク40を介して、ユーザ端末装置20へ送信するものである。券データ送信部115からユーザ端末装置20への券データの送信は、ユーザからの発券要求を契機に、券データが券データ生成部114により生成された後に、行われる。
また、券データ送信部115は、券データ生成部114により生成済みの券データについてユーザから再度発券要求があった場合には、後述の券データ記憶部123に記憶されている券データの送信を開始する。なお、ユーザ端末装置20へ送信された券データは、ユーザ端末装置20からそのユーザ端末装置20に接続されているプリンタ30へ送信され、ユーザが指定したサイズの印刷用紙へ印刷される。
記憶部120は、予約データ記憶部121と、フォーマットデータ記憶部122と、券データ記憶部123と、を有する。
予約データ記憶部121は、予約データ取得部111が取得した予約データを記憶するものである。また、予約データ記憶部121は、二次元コード生成部113及び券データ生成部114により参照され、予約データの一部または全部が読み出されるものである。
フォーマットデータ記憶部122は、印刷用紙サイズ毎に、予め定められた予約搭乗券のフォーマットデータを記憶するものである。フォーマットデータは、券データを印刷した時の印刷用紙における二次元コードCを印刷する位置を示す情報、予約印刷情報Rを印刷する位置を示す情報、及び後述の折り線Fを印刷する位置を示す情報等の、予約搭乗券に印刷する情報の配置情報を含む。フォーマットデータは、さらに、予約搭乗券に印刷する二次元コードCや文字のサイズ情報と、その他の印刷情報と、を含む。その他の印刷情報は、例えば、予約搭乗券に印刷するいわゆる定型文のテキスト情報や画像等の情報が含まれる。
なお、配置情報は、ユーザにとって予約印刷情報Rが見易く、また、折り線Fに沿って予約搭乗券を折り畳んだときに二次元コードCが折り畳んだ予約搭乗券の表面に露出し、翳し易くなるような配置情報となっている。予約印刷情報Rは、予約搭乗券に印刷されてもされなくてもよい。
また、折り線Fは、ユーザが予約搭乗券を所定の箇所にて折り畳むよう示唆する形態であればよい。実際の線が描かれていなくても、例えば、予約搭乗券の紙面の他の箇所が文字や色で覆われており、所定の箇所が白抜きされており、ユーザがその白抜きされた箇所を折り畳むよう促されるような形態が挙げられる。
さらに、券データが印刷された印刷用紙を、折る順番及び折る方向に沿って折り畳むと二次元コードCが折り畳まれた外側の面に露出するよう、折り方が示されていると、予約搭乗券を意図された順番及び方向に折り畳むようユーザを促す効果がある。ここで、折る順番とは、例えば、折り線に「1番」、「2番」、と番号を振る形態により、示される。また、折る方向とは、例えば、折り線に「山折り」、「谷折り」、と文字を付記する形態により、示される。この他にも、例えば、折り線F自体を、山折りを意味する長短が交互の破線とする形態や、上に凸の矢印を用いて山折りを示す形態等によっても、折る方向は示される。
券データ記憶部123は、券データ生成部114が生成した券データを記憶するものである。券データ記憶部123は、券データ送信部115が券データをユーザ端末装置20へ送信するときに券データ送信部115により参照され、券データが読み出されるものである。これにより、券データ送信部115は、券データ生成後、ユーザからの任意のタイミングでの発券要求に応じた券データの送信が可能となる。すなわち、一度発券された券データについては、再度券データを生成することなく、発券がすぐ行える。
サーバ10は、以上のように構成される。
次に、図3を参照して、予約データ記憶部121に記憶される予約データについて説明する。図3は、予約データの一例を示す図である。予約データは、予約時に、ユーザがユーザ端末装置20からインターネットブラウザを介してフライト管理ウェブページに入力した情報に基づき決定される情報である。予約データには、例えば、各ユーザのフライト予約の識別データ(予約番号)と、搭乗者名や搭乗者の性別等の搭乗者を特定する搭乗者データや、搭乗便番号や搭乗便の発着空港等の搭乗便データの、各種データが含まれる。
その他、航空会社が提供するマイレージサービスの加入者に与えられるマイレージ番号や、フライトの購入金額等のデータを含むようにしてもよい。なお、この予約データの全てまたは一部は、予約データ取得部111により取得され、その後、予約データ記憶部121に記憶され、二次元コード生成部113及び券データ生成部114により参照され、券データの生成に用いられる。
図4及び図5を参照して、フォーマットデータ記憶部122に記憶されるフォーマットデータについて説明する。図4は、画像ファイルを用いたフォーマットデータの一例を示す図である。フォーマットデータは、印刷用紙サイズ毎に、二次元コードCを印刷する位置を示す情報、予約印刷情報Rを印刷する位置を示す情報、及び後述の折り線Fを印刷する位置を示す情報等の、予約搭乗券に印刷する情報の配置情報を含む。フォーマットデータは、さらに、予約搭乗券に印刷する二次元コードCや文字のサイズ情報と、その他の印刷情報と、を含む。その他の印刷情報は、例えば、予約搭乗券に印刷するいわゆる定型文のテキスト情報や画像等の情報が含まれる。
図4では、予約搭乗券に印刷する情報の配置情報が、画像ファイルで記憶されている。この画像ファイルは、任意の保存形式で記憶される。図4では、印刷用紙サイズの例として、A4、B5、レター、及びA3の4つサイズを示す。この例に示されるように、印刷用紙サイズによって、印刷用紙を折り畳むための指示線である折り線Fの本数が異なっている。
この折り線Fの数は、ユーザが二次元コード箇所を二次元コードリーダに翳し易い状態になるまで折り畳む回数に基づいて決められる。折り畳んでいない状態でユーザが片手で印刷用紙を持った場合、二次元コード箇所の紙面の姿勢をほぼ真っ直ぐ保つことが難しい。このように二次元コード箇所の紙面の姿勢をほぼ真っ直ぐ保つことができない程柔らかく腰がない印刷用紙であっても、折り畳まれた状態であれば紙面の姿勢を保つことができる。その結果、上記のような印刷用紙に印刷された予約搭乗券は、折り線Fに沿って折り畳まれることで、ユーザが二次元コード箇所を二次元コードリーダに翳し易くなる。
例えば、印刷用紙サイズがA4の場合、折り線Fの本数は3本であり、すなわち折り畳む回数は3回である。A4サイズの印刷用紙に対して紙面の面積が2倍あるA3サイズの印刷用紙の場合は、ユーザが手で持ち易いサイズとなるまで折り畳む回数が、A4サイズの印刷用紙の場合よりも1回多い4回となる。
さらに、予約搭乗券に印刷する二次元コードCや文字のサイズ情報に関連する事項として、印刷用紙に印刷された二次元コードCの大きさは、二次元コードリーダの光学的読取部で読み取り可能な大きさとなるよう、印刷用紙サイズに依らず一定の範囲内の大きさとなる。また、印刷用紙サイズによって、例えば予約印刷情報Rのフォントサイズを変えている。
また、予約搭乗券に印刷するいわゆる定型文のテキスト情報や画像等のその他の印刷情報に関連する事項として、航空会社のロゴ画像やテンプレートの注意書き欄等があってもよい。
図4に示した配置情報の例の他、図13から図18に示す予約搭乗券に印刷する情報の配置情報の例のように、ユーザにとって二次元コード箇所を二次元コードリーダに翳し易くなるよう、多様な配置情報を決めることができる。
なお、折り線Fは、山折りを意味する長短が交互の破線や、その他の破線、点線、または一点鎖線等、何れの形態により表記されてもよい。
図5は、座標を用いたフォーマットデータの一例を示す図である。図5では、予約搭乗券に印刷する情報の配置情報が、座標で示されている。例えば、各サイズの印刷用紙において、所定の基準点及び基準軸(X軸、Y軸)を用いて座標を表すことができる。この例では、予約印刷情報Rは、A4サイズの印刷用紙のうちの、任意の点(X0、Y0)と任意の点(X1、Y1)を対角線の頂点とする四角形の枠内に印刷される。また、第1の折り線Fは、任意の点(X0、Y1)から(X1、Y1)まで印刷され、第2の折り線Fは点(X2、Y1)から(X2、Y2)まで印刷され、第3の折り線Fは点(X2、Y3)から(X3、Y3)まで印刷される。
以上のように、予約搭乗券に印刷する情報の配置情報は、画像ファイルとして保持されるものでも、座標等の意味情報で表されるものでもよい。
図6を参照して、券データ記憶部123に記憶される券データについて説明する。図6は、券データの一例を示す図である。券データは、ユーザが印刷する予約搭乗券の画像データである。券データは、ユーザが指定した印刷用紙サイズに対応したフォーマットデータに基づき、予約データ取得部111が取得し、予約データ記憶部121に記憶された予約データと、二次元コード生成部113が生成した二次元コードCとを用いて、券データ生成部114により生成されたものである。
この例では、予約印刷情報Rが、ユーザにとって読み易い位置に、読み易いフォントサイズで記載されている。また、折る順番と「山折り」という折る方向を示す記載が、折り線F上にそれぞれ表記されている。これにより、ユーザが、搭乗予約券を印刷後に折り畳む手順が分かり易く伝わる。さらに、二次元コードCが、二次元コードリーダの光学的読取部で読み取り可能な大きさとなるように、また、折り畳んだ搭乗予約券をユーザが持ったときにユーザの手で隠れない位置に、印刷されている。その他、予約搭乗券の取り扱いに関する注意書きや、航空会社のロゴ等が印刷されている。
この券データは、ネットワーク40を介してサーバ10からユーザ端末装置20へ、さらにユーザ端末装置20からプリンタ30へ送信される。券データを受信したプリンタ30が、ユーザが指定したサイズの印刷用紙へ印刷することで、予約搭乗券が発券される。
続いて、図7を用いて、本発明の第1の実施形態に係わる発券システムの処理手順を説明する。図7は、本発明の第1の実施形態に係わる発券システムの処理手順例を示すシーケンス図である。ここでは、ユーザがフライトの予約を開始し、予約搭乗券を印刷し発券を完了するまでの、サーバ10、ユーザ端末装置20、及びプリンタ30による処理手順を説明する。
まず、例えば、ユーザは自宅に設置されたPC等のユーザ端末装置20を操作し、ウェブブラウザを用いて、発券側のコンピュータシステムにアクセスし、フライト管理ウェブページを表示させる。このフライト管理ウェブページ上において、ユーザは所望のフライトを選択し、予約する。ユーザは、このフライト管理ウェブページ上において支払い方法を選択し、選択した方法に従い決済を行う。例えば、ユーザがクレジットカード決済を選択した場合には、このフライト管理ウェブページ上においてクレジットカード番号を入力することにより、オンラインでの決済を行うことができる。以上により、ユーザは、航空会社が提供するフライト管理ウェブページ上で、フライトの予約手続きを完了させる(ステップS101)。
これに伴い、航空会社のサーバ10は、ユーザが予約の際フライト管理ウェブページに入力した情報に基づき決定される情報である予約データを発券側のコンピュータシステムに備えられる予約システムから取得し、記憶する(ステップS102)。
続いて、航空会社のサーバ10は、ユーザ端末装置20に対して、ユーザ端末装置20に予約搭乗券印刷画面を表示させる指示を送る(ステップS103)。これに伴い、予約搭乗券の印刷の要否を確認するメッセージ等が、ユーザ端末装置20の画面に表示される(図8参照)。
ユーザは、予約搭乗券の印刷を希望する場合、ユーザ端末装置20に接続されているプリンタ30で印刷したい印刷用紙の印刷用紙サイズを選択する(ステップS104)。印刷用紙サイズが選択されると、航空会社のサーバ10は、この印刷用紙サイズデータを受け取ったことを契機として、ユーザが指定した印刷用紙サイズに対応した券データを生成する(ステップS105)。
なお、印刷用紙サイズがA4サイズ1種類の場合等は、このような印刷用紙サイズの選択ステップ(ステップS104)は省略される。
券データが生成されると、航空会社のサーバ10は、ユーザ端末装置20へ券データを送信する(ステップS106)。券データを受信したユーザ端末装置20は、ユーザ端末装置20に接続されているプリンタ30へ印刷指示及び券データを送信する(ステップS107)。これに伴い、プリンタ30が券データを印刷用紙に印刷する(ステップS108)。これにより予約搭乗券の発券が完了する。
以上が、本発明の第1の実施形態に係わる発券システムの処理手順である。なお、この後、ユーザは、フライトの出発日に空港に備えられるチェックイン機の二次元コードリーダや、搭乗ゲートに設置される二次元コードリーダ等の所定の二次元コードリーダに予約搭乗券の二次元コード箇所を翳すことで、その二次元コードリーダで受けられることになっているチェックインや搭乗等の所定のサービスを受けることができる。
ここで、図8を参照して、図7中のステップS103及びステップS104に係わる予約搭乗券印刷画面について説明する。図8は、印刷用紙サイズを選択する画面の一例を示す図である。
ユーザがフライトの予約手続きを完了すると、例えば、図8のように、フライトの予約手続きが完了したこと及び予約搭乗券の印刷の要否確認を示す予約搭乗券印刷画面が、ユーザ端末装置20の画面に表示される。ユーザは、その時点で予約搭乗券の印刷を希望する場合には、画面上において「印刷用紙サイズ」のタブから印刷用紙サイズを選択し、「印刷」ボタンをクリックする。
なお、ユーザは、フライトの予約手続き後に続けて印刷を行うのではなく、後日印刷を行うこともできる。その場合は再度、例えば、ユーザの予約番号を入力してフライト管理ウェブページにログインし、図8と同じ予約搭乗券印刷画面から、印刷手続きへ進むことができる。
また、ユーザが予約搭乗券の印刷を行った後に、再度、同じ予約搭乗券の印刷を行うことができるように、フライトの予約手続き完了後にフライト管理ウェブページにログインすると、予約搭乗券印刷画面に、再度印刷するための「再印刷」ボタンを設けるようにしてもよい。この場合、券データ記憶部123にすでに記憶された券データがユーザ端末装置20へ送信されるため、サーバ10で再度券データを生成することなく発券をすぐ行うことも可能である。
次に、図9を用いて、本発明の第1の実施形態に係るサーバ10の処理手順を説明する。図9は、本発明の第1の実施形態に係るサーバ10の処理手順例を示すフローチャートである。
図9の処理開始前に、フライトの予約手続きが完了すると、予約データ取得部111は、発券側のコンピュータシステムに備えられる予約システムから予約データを取得し、予約データを予約データ記憶部121へ記憶させる(ステップS11)。
続いて、印刷用紙サイズデータ受付部112が、ユーザ端末装置20から印刷用紙サイズデータを受け付けると(ステップS12でYES)、発券処理に進む。
なお、印刷用紙サイズがA4サイズ1種類の場合等は、このような印刷用紙サイズの選択ステップは省略されるが、ユーザ端末装置20から発券要求または発券要求とみなされる条件が満たされた場合(ステップS12でYES)、発券処理に進む。
発券処理に進むと、二次元コード生成部113が、予約データ記憶部121に記憶された予約データの少なくとも一部から、二次元コードCを生成する(ステップS13)。
そして券データ生成部114が、券データを生成する(ステップS14)。この券データの生成は、券データ生成部114が、フォーマットデータ記憶部122を参照し、印刷用紙サイズデータ受付部112が受け付けた印刷用紙サイズデータが示す印刷用紙サイズに対応するフォーマットデータを選択する。この選択されたフォーマットデータに基づき、予約データ取得部111が取得した予約データのうち予約搭乗券に印刷する予約印刷情報Rと、二次元コード生成部113が生成した二次元コードCとを含む券データを生成する。
そして券データ送信部115が、券データ生成部114が生成した券データを、ユーザ端末装置20へ送信する(ステップS15)。
以上が、本発明の第1の実施形態に係るサーバ10の処理手順である。なお、この後、ユーザによる予約搭乗券の発券(印刷)が開始される。発券された予約搭乗券等の券媒体は、ユーザにより、券媒体に印刷された折り線F及び折る順番、折る方向に従って、折り線F箇所が全て折り畳まれる。適切に折り畳まれた券媒体は、二次元コード箇所が折り畳まれた外側の面に露出するため、折り畳まれても二次元コードCを二次元コードリーダに翳すことが可能な状態となる。また、この券媒体は、折り畳まれたことにより二次元コード箇所の紙面がほぼ真っ直ぐの姿勢で安定するので、この折り畳まれた券媒体の二次元コード箇所は二次元コードリーダに翳し易い大きさ及び硬さとなる。
上記のようなサーバ10により、印刷用紙サイズに合わせた折り線F及び二次元コードCの配置情報を含むフォーマットデータを選択し、折り線F及び二次元コードCが記載された券媒体を印刷するための券データを生成することで、ユーザは、二次元コードリーダへ翳し易い券媒体を得ることができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、券データの生成をサーバ10が行うことを説明した。第2実施形態では、券データの生成を行うプログラムをユーザが操作するユーザ端末装置20にインストールしておき、ユーザ端末装置20で券データの生成を行う形態を示す。
以下、プログラムをユーザ端末装置20がインストールし発券処理を行う、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態に係わる発券システムの構成は、第1の実施形態に係わる図1の発券システムの構成と同様であるため、ここでは説明を省略する。なお、プログラムのユーザ端末装置20へのインストールは、ユーザが発券要求する以前に完了していればよい。
図10を参照して、本発明の第2の実施形態に係るプログラムがインストールされたユーザ端末装置20の構成を説明する。図10は、本発明の第2の実施形態に係るプログラムがインストールされたユーザ端末装置20の構成例を示す機能ブロック図である。
プログラムがインストールされたユーザ端末装置20は、制御部210と、記憶部220と、ネットワーク通信部230と、プリンタ通信部240と、を有する。制御部210及び記憶部220は、予約搭乗券の発券処理に係わる機能を実現するためのものである。ネットワーク通信部230は、ユーザ端末装置20をネットワーク40に接続するインターフェースである。プリンタ通信部240は、ユーザ端末装置20をプリンタ30に接続するインターフェースである。
制御部210は、予約データ取得部211と、印刷用紙サイズデータ受付部212と、二次元コード生成部213と、券データ生成部214と、券データ送信部215と、を有する。
予約データ取得部211は、ユーザがユーザ端末装置20からインターネットブラウザを介してフライト管理ウェブページに入力した情報に基づき決定される情報である予約データを、フライトの予約手続き完了後に、発券側のコンピュータシステムに備えられる予約システム(図示せず)からネットワーク40を介して取得する機能部である。予約データ取得部211は、取得した予約データを、各ユーザのフライト予約を識別する固有の予約番号とともに、後述の予約データ記憶部221に記憶させる。
印刷用紙サイズデータ受付部212は、ユーザが印刷を希望するとき、すなわち発券要求するときに、ユーザが入力した、A4やレターサイズ等の印刷用紙サイズデータを、受け付ける機能部である。
なお、印刷用紙サイズデータ受付部212は、印刷用紙サイズがA4サイズ1種類の場合等は、省略される場合もある。
二次元コード生成部213は、予約データ取得部211により、後述の予約データ記憶部221に記憶された予約データのうち、チェックインや搭乗に必要なデータをエンコードして、二次元コードCを生成する機能部である。この二次元コードCは、例えば、各ユーザのフライト予約の識別データ(予約番号)の他に、搭乗者名や搭乗便番号、搭乗便の発着空港、搭乗便の発着日時等の各種データがエンコードされたものである。
券データ生成部214は、ユーザが印刷する予約搭乗券の画像データである発券データを生成するものである。この画像データは、JPEGやBMP等の拡張子で表される画像データだけでなく、XMLやHTML等の拡張子で表すものであってもよい。
券データ生成部214は、後述のフォーマットデータ記憶部222を参照し、印刷用紙サイズデータ受付部212が受け付けた印刷用紙サイズデータが示す印刷用紙サイズに対応するフォーマットデータを選択する。このフォーマットデータに基づき、予約データ取得部211が取得した予約データに基づいて予約搭乗券に印刷する予約印刷情報Rと、二次元コード生成部213が生成した二次元コードCと、を含む券データを生成する。生成された券データは、後述の券データ記憶部223に記憶させる。
なお、印刷用紙サイズがA4サイズ1種類の場合等は、所定のフォーマットデータに応じて、券データが生成される。
券データ送信部215は、券データ生成部214が生成した券データを、プリンタ通信部240を介して、ユーザ端末装置20に接続されるプリンタ30へ送信するものである。券データ送信部215からプリンタ30への券データの送信は、ユーザからの発券要求を契機に、券データが券データ生成部214により生成された後に、行われる。
また、券データ送信部215は、券データ生成部214により生成済みの券データについてユーザから再度発券要求があった場合には、後述の券データ記憶部223に記憶されている券データの送信を開始する。なお、プリンタ30へ送信された券データは、ユーザが指定したサイズの印刷用紙へ印刷される。
記憶部220は、プログラム記憶部224と、予約データ記憶部221と、フォーマットデータ記憶部222と、券データ記憶部223と、を有する。
プログラム記憶部224は、ユーザ端末装置20の各機能部を、第1の実施形態に係るサーバ10と同等の機能として実行させるプログラムを記憶するものである。このプログラムが展開されて実行されると、プログラムがインストールされたユーザ端末装置20の各機能部が機能する。すなわち、予約データ取得部211と、印刷用紙サイズデータ受付部212と、二次元コード生成部213と、券データ生成部214と、券データ送信部215と、予約データ記憶部221と、フォーマットデータ記憶部222と、券データ記憶部223と、は、第1の実施形態に係るサーバ10の機能部と同等の機能を実行する。
予約データ記憶部221は、予約データ取得部211が取得した予約データを記憶するものである。また、予約データ記憶部221は、二次元コード生成部213及び券データ生成部214により参照され、予約データの一部または全部が読み出されるものである。
フォーマットデータ記憶部222は、印刷用紙サイズ毎に、予め定められた予約搭乗券のフォーマットデータを記憶するものである。フォーマットデータは、券データを印刷した時の印刷用紙における二次元コードCを印刷する位置を示す情報、予約印刷情報Rを印刷する位置を示す情報、及び後述の折り線Fを印刷する位置を示す情報等の、予約搭乗券に印刷する情報の配置情報を含む。フォーマットデータは、さらに、予約搭乗券に印刷する二次元コードCや文字のサイズ情報と、その他の印刷情報と、を含む。その他の印刷情報は、例えば、予約搭乗券に印刷するいわゆる定型文のテキスト情報や画像等の情報が含まれる。
なお、配置情報は、ユーザにとって予約印刷情報Rが見易く、また、折り線Fに沿って予約搭乗券を折り畳んだときに二次元コードCが折り畳んだ予約搭乗券の表面に露出し、翳し易くなるような配置情報となっている。さらに、折り線Fは、券データが印刷された印刷用紙を、折る順番及び折る方向に沿って折り畳むと二次元コードCが折り畳まれた外側の面に露出するよう、折り方が示されている場合もある。予約印刷情報Rは、予約搭乗券に印刷されてもされなくてもよい。
すなわち、このフォーマットデータは、第1の実施形態で示したフォーマットデータと同様に、図4または図5に例示される情報を示すものである。
券データ記憶部223は、券データ生成部214が生成した券データを記憶するものである。券データ記憶部223は、券データ送信部215が券データをプリンタ30へ送信するときに券データ送信部215により参照され、券データが読み出されるものである。これにより、券データ送信部215は、券データ生成後、ユーザからの任意のタイミングでの発券要求に応じた券データの送信が可能となる。
上記で説明した各機能部は、例えば、ユーザ端末装置20のCPU(Cental Pocessing Unit)等のプロセッサが、プログラム記憶部224に格納されたプログラムを実行することで機能するソフトウェア機能部である。
プログラムは、以上のようにユーザ端末装置20の各部を機能させて予約搭乗券を発券するよう構成される。
続いて、図11を用いて、本発明の第2の実施形態に係わる発券システムの処理手順を説明する。図11は、本発明の第2の実施形態に係わる発券システムの処理手順例を示すシーケンス図である。ここでは、ユーザがフライトの予約を開始し、予約搭乗券を印刷し発券を完了するまでの、サーバ10、プログラムがインストールされたユーザ端末装置20、及びプリンタ30による処理手順を説明する。
まず、例えば、ユーザは自宅に設置されたPC等のユーザ端末装置20を操作し、ウェブブラウザを用いて、発券側のコンピュータシステムにアクセスし、フライト管理ウェブページを表示させる。このフライト管理ウェブページ上において、ユーザはフライトの予約手続きを完了させる(ステップS201)。
ここで、発券側のコンピュータシステムは、プログラムインストールの開始を促す画面をユーザ端末装置20に表示させる指示を送る(ステップS202)。これに伴い、プログラムインストールの要否を確認するメッセージ等が、ユーザ端末装置20の画面に表示される。
ユーザがプログラムのインストール開始を実行すれば、このプログラムは、発券側のコンピュータシステムから、または、発券側のコンピュータシステムから送られてくる情報に含まれるプログラムのダウンロードサイトから、ネットワーク40を介して、ユーザ端末装置20へ提供される。ユーザは、このプログラムをこのユーザ端末装置20へインストールを完了した後に、このプログラムを起動する(ステップS203)。これで、発券処理の準備が整う。
なお、発券側のコンピュータシステムから送られてくる、プログラムの起動指示に基づいてプログラムが起動されてもよい。また、これらステップS202とステップS203は、次のステップS204以前であれば、いつ行われてもよい。
プログラムは、ユーザが予約の際フライト管理ウェブページに入力した情報に基づき決定される情報である予約データを発券側のコンピュータシステムに備えられる予約システムから取得し、記憶する(ステップS204)。
続いて、プログラムは、ユーザ端末装置20に対して、ユーザ端末装置20に予約搭乗券印刷画面を表示させる指示を送る(ステップS205)。これに伴い、予約搭乗券の印刷の要否を確認するメッセージ等が、ユーザ端末装置20の画面に表示される(図8参照)。
ユーザは、予約搭乗券の印刷を希望する場合、ユーザ端末に接続されているプリンタ30で印刷したい印刷用紙の印刷用紙サイズを選択する(ステップS206)。印刷用紙が選択されると、プログラムは、この印刷用紙サイズデータを受け取ったことを契機として、ユーザが指定した印刷用紙サイズに対応した券データを生成する(ステップS207)。
なお、印刷用紙サイズがA4サイズ1種類の場合等は、このような印刷用紙サイズの選択ステップ(ステップS206)は省略される。
券データが生成されると、プログラムは、ユーザ端末装置20のプリンタ通信部240を介して、ユーザ端末装置20に接続されているプリンタ30へ印刷指示及び券データを送信する(ステップS208)。これに伴い、プリンタ30が券データを印刷用紙に印刷する(ステップS209)。これにより、予約搭乗券の発券が完了する。
以上が、本発明の第2の実施形態に係わる発券システムの処理手順である。なお、この後、ユーザは、出発日に空港に備えられるチェックイン機の二次元コードリーダや、搭乗ゲートに設置される二次元コードリーダ等の所定の二次元コードリーダに、予約搭乗券の二次元コード箇所を翳すことで、その二次元コードリーダで受けられることになっているチェックインや搭乗等の所定のサービスを受けることができる。
次に、図12を用いて、本発明の第2の実施形態に係るプログラムの実行手順を説明する。図12は、本発明の第2の実施形態に係るプログラムの実行手順例を示すフローチャートである。
ユーザがインターネットブラウザ上で予約手続きを完了させ、また、プログラムのインストールを完了させると、例えば、予約手続き完了を示す画面上の操作から発券手続きへ移行し、発券側のコンピュータシステムによりこのプログラムが起動される。その後、ユーザ端末装置20にインストールされているプログラムが所定の手順で実行される。
まず、予約データ取得部211は、発券側のコンピュータシステムに備えられる予約システムから予約データを取得し、予約データを予約データ記憶部221へ記憶させる(ステップS21)。
続いて、印刷用紙サイズデータ受付部212が、ユーザ端末装置20から印刷用紙サイズデータを受け付けると(ステップS22でYES)、発券処理に進む。
なお、印刷用紙サイズがA4サイズ1種類の場合等は、このような印刷用紙サイズの選択ステップは省略されるが、ユーザ端末装置20から発券要求または発券要求とみなされる条件が満たされた場合(ステップS22でYES)、発券処理に進む。
発券処理に進むと、二次元コード生成部213が、予約データ記憶部221に記憶された予約データの少なくとも一部から、二次元コードCを生成する(ステップS23)。
そして券データ生成部214が、券データを生成する(ステップS24)。この券データの生成は、券データ生成部214が、フォーマットデータ記憶部222を参照し、印刷用紙サイズデータ受付部212が受け付けた印刷用紙サイズデータが示す印刷用紙サイズに対応するフォーマットデータを選択する。この選択されたフォーマットデータに基づき、予約データ取得部211が取得した予約データのうち予約搭乗券に印刷する予約印刷情報Rと、二次元コード生成部213が生成した二次元コードCとを含む券データを生成する。
そして券データ送信部215が、券データ生成部214が生成した券データを、プリンタ30へ送信する(ステップS25)。
以上が、本発明の第2の実施形態に係るプログラムの処理手順である。なお、この後、ユーザによる予約搭乗券の発券(印刷)が開始される。以上のように発券された予約搭乗券等の券媒体は、第1の実施形態で発行された券媒体と同様に、券媒体に印刷された折り線F及び折る順番、折る方向に従って、折り線F箇所が全て折り畳まれる。折り畳まれた券媒体は、ユーザにより折り畳まれた券媒体の二次元コード箇所が二次元コードリーダに翳されて用いられる。
上記のようなプログラムにより、印刷用紙サイズに合わせた折り線F及び二次元コードCの配置情報を含むフォーマットデータを選択し、折り線F及び二次元コードCが記載された券媒体を印刷するための券データを生成することで、ユーザは、二次元コードリーダへ翳し易い券媒体を得ることができる。
また、本実施形態では、ユーザ端末装置20で実行されるプログラムにより券媒体を発券するようにしているため、一度券媒体が発券された後は券データが券データ記憶部223に記憶されており、一度券媒体を発券した後であれば、再度の券データ生成の処理を経ずにその券媒体を印刷できる。また、券データはユーザ端末装置20内に記憶されているため、発券側のコンピュータシステムとの通信を行えない状態、例えばユーザ端末装置20がインターネットに接続していない状態でもその券媒体を印刷することが可能となる。
(発券される券媒体)
以下、上述した本発明の第1の実施形態または第2の実施形態の何れかにより発券される券媒体について、説明する。図13から図18を参照して、予約搭乗券の配置情報について説明する。
図13乃至図15は、フォーマットデータのうちの、基本の配置情報である。本発明に係る何れかの実施形態により発券される券媒体は、折り線Fと、折り線Fを折る順番及び折る方向等の折り方を示す情報と、予約印刷情報Rと、二次元コードCと、が印刷される。折り方を示す情報や、予約データは、あってもなくてもよい。
図13では、二次元コードCが予約搭乗券の右下部分に位置するのに対し、図14では、中央左下部分に位置する。このように、二次元コードCの位置は、予約搭乗券を折り線Fの手順通りに折り畳んだ状態で表面に露出する箇所に位置すれば、予約搭乗券上の何れの位置にあってもよい。
図15では、他の例にあるように、初めに予約搭乗券を二つ折りにするのではなく、三つ折りにするよう折り線Fが印刷されている。このように、折り畳んだ状態で二次元コードCが表面の何れかの箇所に露出するようであれば、折り線Fは予約搭乗券上のどこにあってもよい。
なお、折り線Fはすべての例において破線で示しているが、山折りを意味する長短が交互の破線や、その他の破線、点線、または一点鎖線等、何れの形態により表記されてもよい。
図16は、基本の配置情報に加え、持ち手の位置が指示されている配置情報である。これにより、折り畳んだ予約搭乗券を二次元コードリーダに翳す際に、二次元コードCがユーザの指で覆い隠されてしまうことを防ぐことができる。持ち手の位置は、図16のように「持ち手」と明記してもよいし、指の形を描いてもよいし、その他折り畳んだ予約搭乗券を持つ際の手や指を置くべき位置が分かるものであれば、何れの形態でもよい。
図17は、基本の配置情報に加え、二次元コードCの位置が、折り畳まれた状態の予約搭乗券にとって二次元コードCが印刷された表面に対する他表面から、指示されている配置情報である。図17に示す予約搭乗券は、折り畳んだ予約搭乗券の二次元コード箇所を二次元コードリーダへ翳す際に、二次元コードCが印刷された面が二次元コードリーダと向かい合うことから、ユーザが二次元コードCと二次元コードリーダとの正確な位置関係を把握できないため、二次元コードCと二次元コードリーダとの位置関係を容易に把握するための情報を示したものである。
ここでは、その位置関係を示す情報として「裏面」という文字表記で示している。換言すれば、折り畳まれた状態の予約搭乗券にとって二次元コードCが印刷された表面に対する他表面、すなわち二次元コードCと二次元コードリーダが向かい合った状態においてユーザから見える折り畳まれた状態の予約搭乗券の面のうち、二次元コードが印刷された位置と対応する位置に、「裏面」等の表記をする。これは、折り線Fのうち最後に折る折り線Fを挟んで、二次元コードCを印刷する位置と略線対称な位置に、「裏面」等の表記をすることに相当する。
このようにすることによって、ユーザにとって、二次元コードC自体は見えなくとも、二次元コードリーダへ目掛けて翳すべき二次元コードCの位置を把握できるようになる。
また、折り畳まれない予約搭乗券に二次元コードCに対応する裏面の箇所に、二次元コード箇所を指示するようにする場合は、印刷用紙に両面印刷をする必要がある。しかし、本実施形態のように予約搭乗券等の券媒体を折り畳んで使用するようにしているため、二次元コードCと二次元コード箇所を指示する表記とは、印刷用紙の同一の面となる。そのため、片面印刷により、上記のような二次元コード箇所がその裏側に位置することの表記を行うことができる。
図17では、破線で表した枠とともに「裏面」という文字を表記したが、矢印や何らかの図形等、ユーザに二次元コードCの位置を指示する内容の表記であれば、何れの表記形態でもよい。
図18は、基本の配置情報に加え、予約搭乗券の折り畳み方の説明が印刷されている配置情報である。これにより、折り線Fの意図を、誤解なくユーザに理解してもらえるようになる。例えば、図18のように、折り畳まれた予約搭乗券の最終形態を図示しておけば、券媒体の便利な使い方が、ユーザにとってより一層一目瞭然となる。
配置情報は、ここに挙げた例以外の形態であってもよい。例えば、図13から図18に示した配置情報の何れかを組み合わせたものであってもよい。
以上のように、本実施形態のサーバ10及びプログラムは、券データを印刷した時の印刷用紙における二次元コードCを印刷する位置を示す情報、及び折り線Fを印刷する位置を示す情報等の配置情報を含むフォーマットデータを印刷用紙サイズ毎に記憶しておき、ユーザにより指定された印刷用紙サイズ用のフォーマットデータに応じて、当該フォーマットデータに基づき二次元コードC及び折り線Fを含む券データを生成する。
このように生成された券データは、専用の発券装置ではないユーザの自宅などの汎用的なプリンタ30で印刷されることにより発券される。このように発券された券媒体は、券媒体に印刷された折り線Fに沿って折り畳まれることにより、二次元コード箇所の紙面がほぼ真っ直ぐの姿勢となり安定するので、この二次元コードCは二次元コードリーダに翳し易い大きさ及び硬さとなる。その結果、券媒体に印刷された二次元コード箇所の紙面の姿勢がより保ち易い券媒体を得ることができる。
また、折り畳まれた券媒体は、折り畳まれない券媒体に比べて大きさが小さくなるため、ユーザの着衣に備えられるポケットやユーザが携帯する鞄の取り出し易い位置のポケット等に収納することができ、携帯性も向上する。この折り畳む手順は、印刷された券媒体を、例えばA4の印刷用紙に印刷された場合であれば、券媒体に印刷される折り線Fに沿って3回折り畳むだけの非常に簡便な方法により、実現できる。
さらに、ユーザが券媒体を持つのに推奨される位置や、二次元コード箇所を二次元コードリーダに翳す際に二次元コードCが何れの位置にあるかを示す表記等を、券媒体にさらに印刷するようにすることで、ユーザにとって、券媒体に印刷された二次元コード箇所を二次元コードリーダへより翳し易い券媒体を提供できる。
(その他の実施形態)
上記第1の実施形態及び第2の実施形態では、ユーザが選択した印刷用紙サイズに応じて券媒体を発券するようにしているが、ユーザが印刷用紙サイズを選択することなく、所定の印刷用紙サイズに印刷するようにしてもよい。すなわち、二次元コード箇所の紙面の姿勢を安定させることができる折り線Fを含むフォーマットデータ、つまり、印刷用紙サイズに合ったフォーマットデータに基づき券媒体の券データを生成するようにしてもよい。
なお、本発明において、二次元コードCとは、例えばQRコード(登録商標)である。また、1次元コードを含めてもよい。一次元コードとは、例えばバーコードである。
また、ここでは、券媒体がフライトの予約搭乗券である場合を例に説明したが、本実施形態により発券する券媒体は、フライトの予約搭乗券に限らず、電車やバス等の乗車券や、遊戯施設等の施設内への入場に利用される入場券等の何れであってもよい。各種入場券、搭乗券、乗車券、乗船券、食券等の有料券、或いはこれらの予約券、また、優待券、割引券、招待券等の無料券等、種々の態様が想定される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…サーバ
20…ユーザ端末装置
30…プリンタ
111、211…予約データ取得部
112、212…印刷用紙サイズデータ受付部
113、213…二次元コード生成部
114、214…券データ生成部
115、215…券データ送信部
121、221…予約データ記憶部
122、222…フォーマットデータ記憶部
123、223…券データ記憶部
224…プログラム記憶部

Claims (9)

  1. 予約券を印刷するプログラムを送信するサーバであって、
    前記送信されるプログラムは、ユーザ端末装置に、
    予約データを予約システムから取得させ、
    前記予約券の印刷の要否を確認するメッセージを表示させ、
    予約券の印刷を受付けた場合、前記予約券を印刷する印刷用紙サイズを選択する画面を表示させ、
    前記取得された予約データの少なくとも一部から二次元コードを生成させ、
    前記表示に基づいて選択された印刷用紙サイズに応じた、折り線を印刷する位置を示す情報と、前記二次元コードを印刷する位置を示す情報と、を含む券媒体のフォーマットデータに基づき券データを生成させる、
    ことを特徴とするサーバ。
  2. 予約券を印刷するプログラムを送信するサーバであって、
    前記送信されるプログラムは、ユーザ端末装置に、
    予約券の印刷を受付けた場合、前記予約券を印刷する印刷用紙サイズを選択する画面を表示させ、
    前記表示に基づいて選択された印刷用紙サイズに応じた、折り線を印刷する位置を示す情報と、予約システムから取得する予約データの少なくとも一部から生成される二次元コードを印刷する位置を示す情報と、を含む券媒体のフォーマットデータに基づき券データを生成させる、
    ことを特徴とするサーバ。
  3. ユーザ端末装置に、
    予約データを予約システムから取得させ、
    予約券の印刷の要否を確認するメッセージを表示させ、
    予約券の印刷を受付けた場合、前記予約券を印刷する印刷用紙サイズを選択する画面を表示させ、
    前記取得された予約データの少なくとも一部から二次元コードを生成させ、
    前記表示に基づいて選択された印刷用紙サイズに応じた、折り線を印刷する位置を示す情報と、前記二次元コードを印刷する位置を示す情報と、を含む券媒体のフォーマットデータに基づき券データを生成させる、
    ことを特徴とするサーバ。
  4. ユーザ端末装置に、
    券媒体の印刷の要否を確認するメッセージを表示させ、
    券媒体の印刷を受付けた場合、前記券媒体を印刷する印刷用紙サイズを選択する画面を表示させ、
    前記表示に基づいて選択された印刷用紙サイズに応じた、折り線を印刷する位置を示す情報と、ユーザが受けるサービスに必要なデータに基づき二次元コードを印刷する位置を示す情報と、を含む券媒体のフォーマットデータに基づき券データを生成させる、
    ことを特徴とするサーバ。
  5. 前記券データを生成させる際に、前記二次元コードの大きさを、印刷用紙サイズに依らず一定の範囲内の大きさにして生成させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載のサーバ。
  6. 前記券媒体のフォーマットデータは、前記折り線の折り方を示す情報を印刷する位置を示す情報を含む、請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載のサーバ。
  7. 券媒体の印刷の要否を確認するメッセージを表示し、
    券媒体の印刷を受付けた場合、前記券媒体を印刷する印刷用紙サイズを選択する画面を表示し、
    前記表示に基づいて選択された印刷用紙サイズに応じた、折り線を印刷する位置を示す情報と、ユーザが受けるサービスに必要なデータに基づき二次元コードを印刷する位置を示す情報と、を含む券媒体のフォーマットデータに基づき券データを生成する、
    ことを特徴とするユーザ端末装置。
  8. 券媒体の印刷の要否を確認するメッセージを表示するステップと、
    券媒体の印刷を受付けた場合、前記券媒体を印刷する印刷用紙サイズを選択する画面を表示するステップと、
    前記表示に基づいて選択された印刷用紙サイズに応じた、折り線を印刷する位置を示す情報と、ユーザが受けるサービスに必要なデータに基づき二次元コードを印刷する位置を示す情報と、を含む券媒体のフォーマットデータに基づき券データを生成するステップと、
    を有することを特徴とする券データ生成方法。
  9. ユーザ端末装置で実行されるプログラムであって、
    券媒体の印刷の要否を確認するメッセージを表示し、
    券媒体の印刷を受付けた場合、前記券媒体を印刷する印刷用紙サイズを選択する画面を表示し、
    前記表示に基づいて選択された印刷用紙サイズに応じた、折り線を印刷する位置を示す情報と、ユーザが受けるサービスに必要なデータに基づき二次元コードを印刷する位置を示す情報と、を含む券媒体のフォーマットデータに基づき券データを生成する、
    プログラム。
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