JP6287871B2 - 情報処理装置 - Google Patents
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Description
本発明は、情報処理装置に関し、特に、ショッピングモール等の施設に関する情報を配信する技術に関する。
物品販売やサービス提供を行う店舗は、販売促進や集客の目的で施設情報を客に対して配信する。例えば、当該目的のためにクーポン券が発行されることがある。クーポン券は、雑誌やチラシ等で配布されるか、或いは、インターネット上の店舗のホームページにアクセスしてユーザーがプリントして入手する。その他の例として、下記特許文献1には、車に設置された位置情報システム(GPS)とカーナビゲーションシステムを利用して、車の走行中に周辺店舗が提供している割引クーポン等の施設に関する情報をカーナビゲーションシステムに表示し、発券機を使用してユーザーがその情報を簡単に印刷することができるシステムが開示されている。
しかしながら、上記特許文献1に開示された技術は車で買い物に行くことを前提としており、電車やバスなどの公共交通機関或いは自転車や徒歩で買い物に行く場合には、ユーザーは上記情報を入手することができない。また、店舗に入ってしまえば、ユーザーが新たな情報を入手することは困難である。このため、あらゆるユーザーに対して、上記施設に関する情報を的確に配信して、販売促進や集客等に繋げるための改善が望まれている。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、ショッピングモール等の施設に出向いた客に、施設に関する情報を的確に配信可能にすることを目的とする。
本発明の一局面に係る情報処理装置は、携帯情報端末と通信を行う通信部と、
操作者からの操作を受け付ける操作部と、
前記通信部を介して前記携帯情報端末から個人情報を取得して前記携帯情報端末を所持する個人を特定する個人特定部と、
施設情報を保持するデータベースから、前記個人特定部により特定された前記個人が保有するポイントカードの対象店舗、前記個人の前回の来店日、前記個人についての前記ポイントカードに未加算のポイント、店舗の改変情報、又は、店舗のセール情報を含む情報を前記施設情報として取得する情報取得部と、
前記データベースから取得した前記施設情報の概要を前記携帯情報端末に通知する情報通知部と、
本情報処理装置の操作権限を操作者に付与するための個人認証を、前記情報通知部による情報通知後に前記操作部に入力された個人情報に基づいて行う個人認証部と、
前記情報取得部によって取得された前記施設情報の詳細を出力する出力部と、
前記個人認証部による前記個人認証の成功に基づいて前記操作権限が付与された後に前記操作部に入力された出力指示に従って、前記情報取得部によって取得された前記施設情報の詳細を、前記出力部に出力させる出力制御部と、を備えたものである。
操作者からの操作を受け付ける操作部と、
前記通信部を介して前記携帯情報端末から個人情報を取得して前記携帯情報端末を所持する個人を特定する個人特定部と、
施設情報を保持するデータベースから、前記個人特定部により特定された前記個人が保有するポイントカードの対象店舗、前記個人の前回の来店日、前記個人についての前記ポイントカードに未加算のポイント、店舗の改変情報、又は、店舗のセール情報を含む情報を前記施設情報として取得する情報取得部と、
前記データベースから取得した前記施設情報の概要を前記携帯情報端末に通知する情報通知部と、
本情報処理装置の操作権限を操作者に付与するための個人認証を、前記情報通知部による情報通知後に前記操作部に入力された個人情報に基づいて行う個人認証部と、
前記情報取得部によって取得された前記施設情報の詳細を出力する出力部と、
前記個人認証部による前記個人認証の成功に基づいて前記操作権限が付与された後に前記操作部に入力された出力指示に従って、前記情報取得部によって取得された前記施設情報の詳細を、前記出力部に出力させる出力制御部と、を備えたものである。
本発明によれば、ショッピングモール等、本発明に係る情報処理装置が設置されている施設に出向いた客に、当該施設に関する情報を的確に配信することができる。
以下、本発明の一実施形態に係る情報処理装置としての買い物支援装置について図面を参照して説明する。図1は、買い物支援装置が設置されたショッピングモールのフロアマップである。
ショッピングモール(施設の一例)は、複数の店舗が集合した商業施設である。ショッピングモールには買い物客が行き交う通路があり、その通路に区分けされたブロックにいくつかの店舗が店を構えているものとする。例えば、図1に示すショッピングモールでは、ショップAからショップKまでの10店舗がAブロックからDブロックまでの4つのブロックに分かれて出店している。
ショッピングモールの所々に買い物支援装置1が設置されている。図1の例では、BブロックのB1領域にあるショップDと、CブロックのC2領域にあるショップHと、DブロックのD2領域にあるショップKに買い物支援装置1が設置されている。
図2は、買い物支援装置を含むシステムの概要図である。システム3は、買い物支援装置1、携帯情報端末2、及びデータベース4からなる。買い物支援装置1は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、及びファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えた複合機である。買い物支援装置1は、通信機能を有しており、LAN等を介してデータベース4と通信可能とされている。また、買い物支援装置1は、無線での通信機能も有しており、近距離(例えば、2m以内)にある携帯情報端末2と無線通信可能とされている。買い物支援装置1には、複数の携帯情報端末2から同時にアクセスすることが可能とされている。買い物支援装置1は、LAN等を介してデータベース装置4にアクセスして、データベース4から必要な各種情報を取得する。
携帯情報端末2は、例えば、スマートフォンやタブレットPC等である。携帯情報端末2には、それを所持する個人の名前や生年月日などの個人情報が内蔵メモリーに記憶されている。買い物客がショッピングモールに来店して買い物支援装置1に近づくと、買い物支援装置1は、買い物客が所持する携帯情報端末2を検出して自動的に通信を開始して、携帯情報端末2から買い物客の個人情報を取得する。
なお、ユーザーの設定により携帯情報端末2の自動通信機能をオフにされている場合は、携帯情報端末2は買い物支援装置1によって検出されても通信しない。これにより、ユーザーの個人情報が知らぬ間に買い物支援装置1に送信されるのを防ぐ。
データベース4は、ショッピングモール自体に関する情報を蓄積したデータベース、及び/又は各店舗に関する情報を蓄積したデータベースから構成され、ショッピングモールに係る各種情報を保持している。データベース4は、ショッピングモール内又は遠隔地に設置されており、LANやインターネット等で買い物支援装置1と接続されている。
上記各店舗に係る情報として、店舗の閉店、開店、移転といった店舗の改変情報やセール情報等がある。これ以外に、データベース4は、各買い物客の前回の店舗別の来店日、各買い物客が保有するポイントカードの対象店舗、店舗毎のポイントカードに加算済み又は未加算のポイント等の個人毎の情報も保持している。これら各情報の集合を施設情報とする。但し、施設情報としては、これら各情報のいずれか1つのみを採用することも採用可能である。
図3は、本発明の一実施形態に係る買い物支援装置1の主要内部構成を示す機能ブロック図である。買い物支援装置1は、制御ユニット10、操作部47、原稿給送部6、原稿読取部5、画像メモリー32、画像形成部12、定着部13、ファクシミリ通信部71、通信部72、ネットワークインターフェイス部91、及びHDD92等を備える。
原稿給送部6は、読取対象の原稿を原稿読取部5へ給送する。
原稿読取部5は、制御ユニット10による制御の下、光照射部及びCCDセンサー等を有する読取機構を備える。原稿読取部5は、光照射部により原稿を照射し、その反射光をCCDセンサーで受光することにより、原稿から画像を読み取る。
画像形成部12は、印刷すべき画像のトナー像を用紙上に形成する。定着部13は、用紙上のトナー像を、熱圧着により用紙に定着させる。なお、画像形成部12及び定着部13からなる部分が、特許請求の範囲における印刷部に相当する。
画像メモリー32は、原稿読取部5による読取で得られた原稿画像のデータを一時的に記憶したり、画像形成部12のプリント対象となるデータを一時的に保存する領域である。
ファクシミリ通信部71は、図略の符号化/復号化部、変復調部及びNCU(Network Control Unit)を備え、公衆電話回線網を用いてのファクシミリの送信を行うものである。
通信部72は、Bluetooth(登録商標)又は無線LAN等の近距離無線通信方式を用いて携帯情報端末2との間で無線通信を行うものである。なお、通信部72は有線方式でもかまわない。
ネットワークインターフェイス部91は、LANボード等の通信モジュールから構成され、当該ネットワークインターフェイス部91に接続されたLAN等を介して、ローカルエリア内又はインターネット上のデータベース4等と種々のデータの送受信を行う。
HDD92は、原稿読取部5によって読み取られた原稿画像等を記憶する大容量の記憶装置である。
操作部47は、買い物支援装置1が実行可能な各種動作及び処理について操作者から画像形成動作実行指示や原稿読取動作実行指示等の指示を受け付ける。操作部47は、操作者への操作案内等を表示する表示部473を備えている。表示部473はタッチパネルになっており、操作者は画面表示されるボタンやキーに触れて買い物支援装置1を操作することができる。
制御ユニット10は、CPU(Central Processing Unit)、RAM、ROM及び専用のハードウェア回路等から構成され、買い物支援装置1の全体的な動作制御を司る。制御ユニット10は、制御部100、個人特定部101、情報取得部102、情報通知部103、個人認証部104、表示制御部105、情報印刷制御部106、臨時ポイントカード印刷制御部107、及び未加算ポイント印刷制御部108を備える。
制御部100は、操作部47、原稿給送部6、原稿読取部5、画像メモリー32、画像形成部12、定着部13、ファクシミリ通信部71、通信部72、ネットワークインターフェイス部91、及びHDD92等と接続され、これら各部の制御を行う。
個人特定部101は、買い物支援装置1に近付いて通信部72と通信を開始した携帯情報端末2から、上記個人情報を取得して携帯情報端末2を所持する個人を特定する。
なお、買い物客が携帯情報端末2を所持していない場合には、個人特定部101は、後述のように、買い物客が操作部47を操作して個人認証を行う際に入力された個人情報に基づいて個人特定を行うことができる。
情報取得部102は、ネットワークに接続されたデータベース4を参照して、個人特定部101が特定した個人の前回の店舗別の来店日、当該個人が保有するポイントカードの対象店舗、店舗毎のポイントカードに加算済み又は未加算のポイント等の個人毎の情報、店舗の改変情報、店舗のセール情報等の各種情報を取得する。
情報通知部103は、情報取得部102がデータベース4から取得した各種情報の概要をメッセージや電子メールの形式で携帯情報端末2に通知する。図4は、買い物客の携帯情報端末2に表示される情報の一例を示す図である。図4に示したように、携帯情報端末2に前回来店日、店舗改変情報、ポイントカード保有店舗、セール情報等が表示される。
なお、買い物客が携帯情報端末2を所持していない場合には、後述のように買い物客が操作部47を操作して個人認証が行われた後に、図4に示したようなメッセージを有する表示画面D1が表示部473に表示される。
図3へ戻り、個人認証部104は、買い物支援装置1の操作権限を、操作者である買い物客に付与するための個人認証を、情報通知部103による情報通知後に操作部47に入力された個人情報に基づいて行う。買い物客が携帯情報端末2を所持する場合には、個人認証部104は、個人認証に必要な情報を携帯情報端末2から取得して個人認証を行う。一方、買い物客が携帯情報端末2を所持しない場合には、買い物客が操作部47を操作して個人情報及びパスワードを買い物支援装置1に入力し、個人認証部104は、当該入力された情報に基づいて個人認証を行う。
個人認証部104による個人認証に成功すると、制御部100は、表示部473にメニュー画面を表示させる。図5は、買い物支援装置1の表示部473に表示されるメニュー画面例を示す図である。図5に示したように、表示部473に「臨時ポイントカードを発行する」ボタンB1、「未加算ポイントシートを発行する」ボタンB2、「詳細セール情報を見る」ボタンB3、「その他の操作」ボタンB4の4つのボタンが表示される。
臨時ポイントカードとは、ポイントカードを忘れた客に対して一時的に発行する仮のポイントカードである。未加算ポイントとは、ポイントカードを紛失又は忘れたために前回の買い物で加算されなかったポイントである。詳細セール情報とは、各店舗のセール情報であり、クーポン券を示す画像が含まれることもある。その他の操作とは、例えば、買い物支援装置1をコピー機やファクシミリ装置として使用する場合の操作である。
図3へ戻り、表示制御部105(出力制御部の一例)は、個人認証に成功した後に操作者から操作部47に入力された表示要求指示に従って、情報取得部102がデータベース4から取得した各種情報の詳細を表示部(出力部の一例)473に表示させる。例えば、操作者が表示部473に表示された「詳細セール情報を見る」ボタンB3(図5)に触れると、表示部473に備えられたタッチパネル機能により当該操作者からの表示要求指示が受け付けられ、表示制御部105は、当該指示に従って、各店舗のセール情報を表示部473に表示させる。
情報印刷制御部(出力制御部の一例)106は、個人認証に成功後に操作者から操作部47に入力された印刷要求指示に従って、情報取得部102がデータベース4から取得した各種情報の詳細を印刷部(出力部の一例。例えば、画像形成部12及び定着部13を備える)に印刷させる。例えば、操作者が表示部473に表示された「詳細セール情報を見る」ボタンB3(図5)に触れることで表示部473に詳細セール情報が表示され、このとき、詳細セール情報と共に「プリント」ボタンが表示される。操作者が当該「プリント」ボタンに触れることで、表示部473に備えられたタッチパネル機能により当該操作者からの印刷要求指示が受け付けられ、情報印刷制御部106は、表示部473に表示された各店舗の詳細セール情報を印刷部により用紙に印刷させる。
臨時ポイントカード印刷制御部(出力制御部の一例)107は、個人認証に成功後に操作者から操作部47に入力された臨時ポイントカード発行要求に従って、当該操作者が保有するポイントカードの代用となる臨時ポイントカードを上記印刷部に印刷させる。例えば、操作者が表示部473に表示された「臨時ポイントカードを発行する」ボタンB1(図5)に触れることで、表示部473に備えられたタッチパネル機能により当該操作者からのポイントカードの対象店舗の表示要求指示が受け付けられると、表示制御部105が、当該操作者が保有するポイントカードの対象店舗を表示部473に表示させる。このように表示を行う表示部473の表示画面において、操作者が更に、いずれかの店舗を示す画像部分に触れることで、上記タッチパネル機能により、その店舗の臨時ポイントカードの発行指示が受け付けられ、臨時ポイントカード印刷制御部107は、印刷部に臨時ポイントカードを用紙に印刷させる。
図6は、臨時ポイントカードの印刷例を示す図である。臨時ポイントカードC1には、臨時ポイントカードの発行日、お客様名、店舗名、及び臨時ポイントカードの有効期限が印刷される。例えば、ポイントカードを忘れた買い物客は、買い物の際に、印刷した臨時ポイントカードを店舗職員に提示することで、本来のポイントカードのポイントを使用したり、本来のポイントカードにポイントを付けたりすることができる。
このように、買い物客がポイントカードを忘れても、買い物支援装置1から臨時ポイントカードを印刷することにより、各店舗は会員特典を客に提供可能となり、買い物客は各店舗の会員特典の恩恵を受けることができる。
なお、図6に示すように、臨時ポイントカード印刷制御部107は、これら情報をQRコード(登録商標)として印刷部により臨時ポイントカードC1に印刷させてもよい。当該QRコードを買い物の際に店舗の端末で読み取ることで、各店舗では、買い物客の特定及び臨時ポイントカードの有効性の確認を容易に行うことができる。
図3へ戻り、未加算ポイント印刷制御部(出力制御部の一例)108は、個人認証の成功後に操作者から操作部47に入力された未加算ポイント印刷要求に従って、当該操作者が保有するポイントカードに未加算のポイントを上記印刷部に印刷させる。例えば、操作者が表示部473に表示された「未加算ポイントシートを発行する」ボタンB2(図5参照)に触れると、表示制御部105は、表示部473に当該操作者が保有するポイントカードに未加算の店舗毎のポイントと「プリント」ボタンを表示させる。操作者が当該「プリント」ボタンに触れることで、未加算ポイント印刷制御部108が、印刷部に未加算ポイントシートを用紙に印刷させる。
図7は、未加算ポイントの印刷例を示す図である。未加算ポイントシートC2には、当該未加算ポイントシートの発行日、お客様名、店舗名、前回の買い物日、前回の買い物額、未加算ポイント、及び未加算ポイントシートが印刷される。前回の買い物でポイントカードを忘れてポイントが加算されていない買い物客は、買い物の際に、印刷した未加算ポイントシートを店舗職員提示することで、ポイントカードに未加算のポイントを追加することができる。
このように、買い物客がポイントカードを忘れてポイントが未加算となっていても、買い物支援装置1から未加算ポイントシートを印刷することにより、買い物客は未加算のポイントを店舗職員に提示でき、ポイントカードの追加サービスを享受することができる。
なお、図7に示したように、未加算ポイント印刷制御部108が、これら情報をQRコード(登録商標)で表して、当該QRコードを印刷部により未加算ポイントシートに印刷してもよい。当該QRコードを買い物の際に店舗の端末で読み取ることで、各店舗では、買い物客の特定及び未加算ポイントシートの有効性の確認を容易に行うことができる。
制御ユニット10は、HDD92にインストールされている情報制御プログラムに従った動作により、制御部100、個人特定部101、情報取得部102、情報通知部103、個人認証部104、表示制御部105、情報印刷制御部106、臨時ポイントカード印刷制御部107、及び未加算ポイント印刷制御部108として機能する。但し、制御部100、個人特定部101、情報取得部102、情報通知部103、個人認証部104、表示制御部105、情報印刷制御部106、臨時ポイントカード印刷制御部107、及び未加算ポイント印刷制御部108は、制御ユニット10による情報制御プログラムに従った動作によらず、それぞれハード回路により構成することも可能である。
次に、買い物支援装置1と携帯情報端末2との通信処理について説明する。図8は、買い物支援装置1と携帯情報端末2との通信処理を示すフローチャートである。
買い物客がショッピングモール内を移動中に買い物支援装置1の一定範囲内に近づくと、買い物支援装置1の通信部72はその買い物客が所持する携帯情報端末2を検出し(S1でYES)、携帯情報端末2と通信を開始する(S2)。携帯情報端末2との通信が確立すると、買い物支援装置1は、まず、携帯情報端末2が個人情報を提供可能に設定されているか否かを判定する(S3)。もし、ユーザーにより個人情報の提供が禁止されていれば(S3でNO)、買い物支援装置1は携帯情報端末2との通信を終了する。一方、個人情報の提供が許可されていれば(S3でYES)、携帯情報端末2は当該買い物客の個人情報を買い物支援装置1に送信し、これにより、買い物支援装置1の通信部72は携帯情報端末2から買い物客の個人情報を取得する(S4)。
続いて買い物支援装置1の個人特定部101は、携帯情報端末2から取得した個人情報に基づいて買い物客を特定し、情報取得部102がデータベース4を検索して、当該買い物客の前回の来店日、その買い物客が保有するポイントカードの対象店舗、ポイントカードに未加算のポイント、店舗の改変情報、店舗のセール情報等の施設情報を取得する(S5)。
そして、買い物支援装置1の情報通知部103が、電子メール又はメッセージの形式で、データベース4から取得した上記施設情報の概要を携帯情報端末2に通知する(S6)。
以上の処理により、買い物客がショッピングモールに出向くと、買い物支援装置1と携帯情報端末2とが通信して、買い物客に対して、図4に示した、携帯情報端末2に前回来店日、店舗改変情報、ポイントカード保有店舗、セール情報等のような施設情報を提供することができる。
次に、買い物支援装置1による施設情報の出力処理について説明する。図9は、買い物支援装置1による施設情報の出力処理を示すフローチャートである。
上記図8に示した通信処理の後、買い物支援装置1では、個人認証部104による個人認証が行われる。個人認証部104は、操作部47に個人認証用の情報(ユーザー名及びパスワード)が入力されたと判定すると(S10でYES)、入力された情報に基づいて個人認証を行う。なお、個人認証の方法としては、(1)携帯情報端末2を通じて行うケース、すなわち、操作者が操作部47に情報を入力しないで個人認証を行うケースと、(2)操作者が操作部47を直接操作して個人認証を行うケースと、がある。ここで、(2)により個人認証を行うものとする。
そして、個人認証に成功すると(S11でYES)、情報取得部102は、データベース4を検索してその買い物客の前回の来店日、その買い物客が保有するポイントカードの対象店舗、ポイントカードに未加算のポイント、店舗の改変情報、店舗のセール情報等の施設情報を取得する(S12)。
なお、買い物支援装置1では、当該個人認証に成功した個人についての施設情報が、例えば図8に示したS5の処理により、既に情報取得部102に取得されて記憶されており、当該施設情報が利用可能となっている場合は、S12の処理は省略が可能である。
そして、表示制御部105は、買い物支援装置1の表示部473に、上記施設情報の概要を表示させる(S13)。
以上の処理により、買い物客が携帯情報端末2を所持しない場合であっても、買い物支援装置1の表示部473に、図4に示したような施設情報を表示して、買い物客に当該施設情報を提供することができる。
更に、その買い物客が、詳細セール情報や臨時ポイントカードの発行などの詳細情報の表示を要求する指示を操作部47から入力した場合(S14でYES)、表示制御部105は、表示部473に、詳細情報を表示するためのメニュー画面(図5参照)を表示させる(S15)。
ここで、例えば、操作者が表示部473に表示されているメニュー画面中の「詳細セール情報を見る」ボタンB3に触れると、表示制御部105は、表示部473に、図10に例を示すような施設情報の詳細を示す詳細情報表示画面D10を表示させる(S18)。
さらに、S18においては、例えば操作者としての買い物客による、詳細情報表示画面D10に示される「詳細情報を印刷する」ボタンB5へのタッチ操作に基づいてタッチパネル機能により上記施設情報の詳細についての印刷要求が入力されると、情報印刷制御部106が上記印刷部に、当該印刷要求に応じて、施設情報の詳細を用紙に印刷させる。
なお、情報取得部102は、S12又は図8のS5で施設情報を取得したとき、施設情報として、図4に示す概要のみならず、これ以外の詳細な情報も同時に取得しておくものとする。すなわち、S13又は図8のS6での「概要」は、当該詳細情報を含む施設情報が、情報取得部102により編集されて簡易情報とされたものである。
なお、例えば、表示部473に表示されているメニュー画面中の「臨時ポイントカードを発行する」ボタンB1に操作者が触れると、臨時ポイントカード印刷制御部107が印刷部により用紙に臨時ポイントカード(図6)を印刷させる。また、メニュー画面中の「未加算ポイントシートを発行する」ボタンB2に操作者が触れると、未加算ポイント印刷制御部108が印刷部により用紙に未加算ポイントシート(図7)を印刷させる。
一方、買い物客が携帯情報端末2を買い物支援装置1に近付け、通信部72と通信を開始した携帯情報端末2から、個人特定部101が上記個人情報を携帯情報端末2から取得した場合、個人認証部104は、携帯情報端末2を通じて上記(1)のケースにより個人認証を行うと判定し(S10でNO、S16でYES)、携帯情報端末2から取得した個人情報に基づいて個人認証を行う。そして、個人認証部104が個人認証に成功すると(S17でYES)、表示制御部105は、表示部473に、詳細情報を表示するためのメニュー画面(図5参照)を表示させる(S15)。買い物客はメニュー画面を通じて施設情報の詳細についての表示要求又は印刷要求を入力することにより、当該詳細についての表示又は印刷が可能である(S18)。
上記のように、本実施形態によれば、ショッピングモールで買い物をする客に必要な情報を提供することができる。特に、ポイントカードを忘れた場合に臨時ポイントカードを発行することができ、また、未加算ポイントシートを発行して前回の買い物で加算されていないポイントを追加することができる。
すなわち、買い物支援装置1によれば、当該買い物支援装置1が設置されている施設としてのショッピングモールに出向いた客に、当該ショッピングモールに関する情報を的確に配信することができる。これにより、物品販売やサービス提供を行う店舗は、販売促進や集客の目的で施設情報を客に対して効率よく配信することができる。例えば、当該目的のために上記詳細を示す情報やクーポン券を、ショッピングモール内にいるあらゆる客に対して発行することが可能になる。
なお、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、買い物支援装置1と携帯情報端末2とが同日に複数回通信する場合には、初回の通信時のみ又は新着情報が変更された場合にのみ携帯情報端末2に情報を通知する(図8のS6)ようにしてもよい。これにより、買い物客が買い物支援装置1の近くを通り過ぎる度に同じ情報が繰り返し携帯情報端末2に通知されるのを防ぐことができる。
また、上記実施形態では、買い物支援装置1を、上記印刷部を有する複合機として説明しているが、買い物支援装置1は印刷部を有さずに表示部473を備えるものである。例えば、印刷機能を有しない情報処理装置であっても、買い物支援装置1として適用が可能である。
また、上記の表示制御部105、情報印刷制御部106、臨時ポイントカード印刷制御部107、及び未加算ポイント印刷制御部108のいずれもが、特許請求の範囲における出力制御部の一例となり得る。
また、図1乃至図10を用いて上記実施形態により示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
1 買い物支援装置
2 携帯情報端末
4 データベース
12 画像形成部(印刷部)
13 定着部(印刷部)
47 操作部
473 表示部
72 通信部
101 個人特定部
102 情報取得部
103 情報通知部
104 個人認証部
105 表示制御部
106 情報印刷制御部
107 臨時ポイントカード印刷制御部
108 未加算ポイント印刷制御部
2 携帯情報端末
4 データベース
12 画像形成部(印刷部)
13 定着部(印刷部)
47 操作部
473 表示部
72 通信部
101 個人特定部
102 情報取得部
103 情報通知部
104 個人認証部
105 表示制御部
106 情報印刷制御部
107 臨時ポイントカード印刷制御部
108 未加算ポイント印刷制御部
Claims (5)
- 携帯情報端末と通信を行う通信部と、
操作者からの操作を受け付ける操作部と、
前記通信部を介して前記携帯情報端末から個人情報を取得して前記携帯情報端末を所持する個人を特定する個人特定部と、
施設情報を保持するデータベースから、前記個人特定部により特定された前記個人が保有するポイントカードの対象店舗、前記個人の前回の来店日、前記個人についての前記ポイントカードに未加算のポイント、店舗の改変情報、又は、店舗のセール情報を含む情報を前記施設情報として取得する情報取得部と、
前記データベースから取得した前記施設情報の概要を前記携帯情報端末に通知する情報通知部と、
本情報処理装置の操作権限を操作者に付与するための個人認証を、前記情報通知部による情報通知後に前記操作部に入力された個人情報に基づいて行う個人認証部と、
前記情報取得部によって取得された前記施設情報の詳細を出力する出力部と、
前記個人認証部による前記個人認証の成功に基づいて前記操作権限が付与された後に前記操作部に入力された出力指示に従って、前記情報取得部によって取得された前記施設情報の詳細を、前記出力部に出力させる出力制御部と、を備えた情報処理装置。 - 前記出力制御部は、前記操作権限の付与後に前記操作部に入力される出力指示に従って、前記情報取得部によって取得された前記施設情報の詳細を、前記出力部としての表示部に表示させる請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記出力部として、用紙に画像を印刷する印刷部を備え、
前記出力制御部は、前記操作権限の付与後に前記操作部に入力される出力指示に従って、前記情報取得部によって取得された前記施設情報の詳細を、前記印刷部に印刷させる請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記出力部は、前記操作権限の付与後に前記操作部に入力されるポイントカード発行要求に従って、前記個人のポイントカードの代用となる臨時ポイントカードを、前記印刷部に印刷させる請求項3に記載の情報処理装置。
- 前記出力制御部は、前記操作権限の付与後に前記操作部に入力される未加算ポイント印刷要求に従って、前記個人が保有するポイントカードに未加算のポイントを前記印刷部に印刷させる未加算ポイント印刷制御部を備えた請求項3又は請求項4に記載の情報処理装置。
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