JP4183140B2 - サービス要求認証システム及びプログラム - Google Patents

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本発明は、顧客の携帯端末を用いて携帯端末所持者の来場を認証し、当該来場認証された人物からのサービス要求を認証するサービス要求認証システム及びそのプログラムに関し、特に、マンションや各種建物等の扉やゲートの施開錠、出勤退勤等の管理、販売店、サービス業、スポーツ施設等の顧客管理、ホテルの予約・チェックイン、飛行機の予約・搭乗手続き、飲食店、販売店、スポーツ施設、娯楽施設等の入退店/注文/清算等に利用する個人認証に関するものである。
レストラン等の飲食店では通常、顧客の注文をとるためにウェイター/ウェイトレスが店内に配置され、顧客からの呼び出しに応えて顧客の座るテーブルへ行き、OES(オーダーエントリーシステム)のハンディターミナルに注文商品を入力して注文を受けている。入力された注文データは無線電波でPOSシステムのホストコンピュータに送信され、厨房等のディスプレイに表示されるとともに顧客の会計に利用される。
このような注文システムでは、注文から清算までがシステムによって一括して管理されて効率的ではあるが、従来通り従業員が注文をとるために人件費は削減されていない。そこで、レストラン等の店舗の各客室またはテーブルにタッチパネル式セルフオーダー端末装置を設け、当該端末に顧客が直接入力したオーダーに基づき、テーブル配置図を表示するパネルにサーバを介して顧客からのオーダーやコールが表示されるセルフオーダリング装置が提案されている(特許文献1参照)。
またこれとは別に、管理側ホストコンピュータと顧客側携帯端末との間で通信ネットワークを介して双方向通信をする場合に、暗号方式のセキュリティやユーザIDとパスワードを用いた個人認証方法が従来から存在する。そして顧客が管理者に連絡することにより、管理側ホストコンピュータに顧客側携帯端末に関するID登録をした後、管理側ホストコンピュータが利用条件を暗号化した電子メール等の通信データを顧客側携帯端末に送信して管理側ホストコンピュータと顧客側携帯端末との間でセキュリティ鍵または平文コードを共用し、顧客側携帯端末が前記通信データを返信等することにより、ID登録された携帯端末(またはその所持者)に対する認証を行う個人認証システム、及びこれを利用した施開錠システムが提案されている(特許文献2参照)。
個人認証を行う。
特開2005−242846号公報 特開2003−301640号公報
しかしながら、従来のセルフオーダリング装置では、各客室またはテーブルにそれぞれセルフオーダー端末装置を設けなければならず、人件費を削減できる一方で設備費が増大していた。また、従来の個人認証システムでは、開錠を求めてデータを送信したときに顧客が開錠を求める扉の近くに実在するとは限らず、誤ってデータを送信したり、いたずらでデータを送信して扉を開錠させることもでき、セキュリティが万全とは言い難い。また、顧客は個人認証の利用に先立ち、管理側コンピュータへ登録して利用条件等を含む通信データを管理側コンピュータから受信しておかなければならないが、受信に時間がかかったり、受信したデータを誤って削除して利用できなくなるようなことも考えられる。
そして、顧客の携帯端末及び管理側のコンピュータを用いて、携帯端末を所持する顧客が管理施設に現時点で来場していることを認証し、顧客が携帯端末で要求するサービスを認証できる技術を開示するものは見当たらない。
本発明は、このような背景に鑑みなされたもので、携帯端末を所持する顧客が管理施設に実際に来場していることを認証でき、かつ簡単な操作で認証を行うことができ、来場を認識された顧客等が携帯端末を用いて要求するサービスを認証し得るサービス要求認証システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1請求項に係るサービス要求認証システムは、2次元コードリーダを有する携帯端末を所持した人物が管理施設に来場したことを認証し、当該来場認証された人物からのサービス要求を認証するサービス要求認証システムであって、管理側メールアドレス情報と所定の変化則をもって変化して作成された識別情報とを含む来場用2次元コードを前記人物に対して表示する来場コード表示ディスプレイと、前記識別情報と当該識別情報の作成時刻とを記憶する識別情報記憶手段と、前記来場用2次元コードを2次元コードリーダで読み込んだ携帯端末から前記管理側メールアドレス宛に送信された来場通知電子メールを受信する来場通知メール受信手段と、前記識別情報記憶手段に記憶された識別情報から前記来場通知電子メールに含まれる識別情報を検索するとともに、検索した識別情報の作成時刻を参照することにより、前記来場通知電子メールに含まれる前記識別情報が当該来場通知電子メール受信時刻より所定時間以上前に作成されたものでないか否かを判定する来場判定手段と、前記来場判定手段の判定結果に基づき、前記来場通知電子メールの送信元メールアドレスを来場メールアドレスとして記憶するメールアドレス記憶手段と、前記来場判定手段の判定結果に基づき、前記人物の管理施設への来場を認証する来場認証手段と、前記管理側メールアドレス情報と前記管理施設で提供するサービスに対応するサービス情報とを含むサービス用2次元コードを表示するサービスコード表示手段と、前記サービスコードを2次元コードリーダで読み込んだ携帯端末から前記管理側メールアドレス宛に送信されたサービス要求電子メールを受信するサービス要求メール受信手段と、前記メールアドレス記憶手段に記憶された前記来場メールアドレス情報を検索することにより、前記サービス要求電子メールに含まれる送信元メールアドレスが、前記来場認証手段によって認証された人物が所持する携帯端末のものであるか否かを判定するサービス要求判定手段と、前記サービス要求判定手段の判定結果に基づき、前記サービス要求を受け付けるサービス要求認証手段とを備えるように構成する。
また、本発明の第2請求項に係るサービス要求認証システムは、第1請求項に係るサービス要求認証システムにおいて、前記メールアドレス記憶手段が、特定の携帯端末のメールアドレスを登録メールアドレスとして予め記憶し、前記来場判定手段は、前記メールアドレス記憶手段に記憶されたメールアドレスを検索することにより、前記来場通知電子メールに含まれる送信元メールアドレスが前記登録メールアドレスであるか否かを更に判定するように構成する。
また、本発明の第3請求項に係るサービス要求認証システムは、第1または第2請求項に係るサービス要求認証システムにおいて、前記サービス用2次元コードが、サービスの提供場所に係る情報を含むように構成する。
また、本発明の第4請求項に係るサービス要求認証システムは、請求項1〜請求項3のいずれか一項に係るサービス要求認証システムにおいて、前記管理側メールアドレス情報を含む退場用2次元コードを表示する退場コード表示手段と、前記退場用2次元コードを2次元コードリーダによって読み込んだ携帯端末から前記管理側メールアドレス宛に送信された退場通知電子メールを受信する退場通知メール受信手段と、前記メールアドレス記憶手段に記憶された前記来場メールアドレス情報を検索することにより、前記退場通知電子メールに含まれる送信元メールアドレスが、前記来場認証手段によって認証された人物が所持する携帯端末のものであるか否かを判定する退場判定手段と、前記退場判定手段の判定結果に基づき、前記人物の管理施設からの退場を認証する退場認証手段とを更に備えるように構成する。
また、本発明の第5請求項に係るサービス要求認証システムは、第4請求項に係るサービス要求認証システムにおいて、前記退場認証手段が前記人物の管理施設からの退場を認証したとき、前記サービスに対する前記人物の支払金額を算出する支払金額算出手段と、前記携帯端末の電子決済サービスによって前記支払金額の決済処理を行う決済手段とを更に備えるように構成する。
また、本発明の第6請求項に係るサービス要求認証システムは、第1〜第5請求項にいずれかに係るサービス要求認証システムにおいて、前記来場通知電子メールに含まれる送信元メールアドレスに対してダイレクト電子メールを送信するダイレクトメール送信手段を更に備えるように構成する。
また、本発明の第8請求項に係るプログラムは、コンピュータを、所定の変化則をもって変化して作成された識別情報と当該識別情報の作成時刻とを記憶する識別情報記憶手段と、前記識別情報と管理側コンピュータのメールアドレス情報とを含む来場用2次元コードを作成する来場コード作成手段と、前記来場用2次元コードを来場コード表示ディスプレイを介して顧客に対して表示する来場コード出力手段と、前記来場用2次元コードを2次元コードリーダによって読み込んだ携帯端末から前記管理側メールアドレス宛に送信された来場通知電子メールを受信する来場通知メール受信手段と、前記識別情報記憶手段に記憶された識別情報から前記来場通知電子メールに含まれる識別情報を検索するとともに、検索した識別情報の作成時刻を参照することにより、前記来場通知電子メールに含まれる前記識別情報が、当該来場通知電子メール受信時刻より所定時間以上前に作成されたものでないか否かを判定する来場判定手段と、前記来場通知電子メールに含まれる送信元メールアドレスを来場メールアドレスとして記憶するメールアドレス記憶手段と、前記来場判定手段の判定結果に基づき、前記人物の管理施設への来場を認証する来場認証手段と、前記管理側メールアドレス情報と前記管理施設で提供するサービスに対応するサービス情報とを含むサービス用2次元コードを作成するサービスコード作成手段と、前記サービスコードを2次元コードリーダで読み込んだ携帯端末から前記管理側メールアドレス宛に送信されたサービス要求電子メールを受信するサービス要求メール受信手段と、前記メールアドレス記憶手段に記憶された前記来場メールアドレス情報を検索することにより、前記サービス要求電子メールに含まれる送信元メールアドレスが、前記来場認証手段によって認証された人物が所持する携帯端末のものであるか否かを判定するサービス要求判定手段と、前記サービス要求判定手段の判定結果に基づき、前記サービス要求を受け付けるサービス要求認証手段として機能させるように構成する。
第1請求項に係るサービス要求認証システムによれば、携帯端末を所持した人物が管理施設に来場通知電子メール受信時点で来場していることを簡単な操作で確認することができ、来場を認識された顧客等からの注文を受けるために従業員を必要としないため、人件費を削減することがでる。更に顧客等が利用する各客室やテーブル等に注文用端末を設置する必要がないため、設備費も削減することができる。
また、第2請求項に係るサービス要求認証システムによれば、顧客等が所持する携帯端末を利用して登録された顧客が管理施設に来場通知電子メール受信時点で来場していることを確認することができるため、顧客等は、例えば、会員カードやポイントカード又は建物の鍵やカードキー等を所持する必要がなく、これらの製造コストの削減、省資源化を実現することができる。また、出退勤管理システムとして利用する場合には、代理打刻等の成りすましを防止することができる。更に、本システムを様々な施設で使用することにより、これまで施設ごとに必要とされていた会員カード等を携帯端末1つに統合することができ、その管理・取扱いが容易になる。
また、第3請求項に係るサービス要求認証システムによれば、2次元コードに商品またはサービス提供場所の情報が含まれることにより、例えば顧客が飲食店等の管理施設内で移動した場合であっても注文した商品を受け取ることができる。
また、第4請求項に係るサービス要求認証システムによれば、顧客等の管理施設への来場・退場を管理することができ、退場通知電子メールを受信した時点より以降の注文を受け付けないようにすることで、いたずらやメールの誤送信による注文を排除することができる。また、第5請求項に係るサービス要求認証システムによれば、顧客は現金やカードを所持しなくても、来場から退場又は清算まで、携帯端末のみで手続を行うことができ、便利でスムースな手続をすることができる。また、第6請求項に係るサービス要求認証システムによれば、管理側コンピュータは来場した人物の携帯端末メールアドレスを取得するために、人物が管理施設にいる間には案内や確認用等の電子メールを送信するのに利用でき、管理施設から退場した後においては広告等のダイレクト電子メールを送信することができる。
更に、第7請求項に係るプログラムによれば、コンピュータを請求項1から請求項6に係るサービス要求認証システムとして機能させることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。図1は実施形態に係るサービス要求認証システムの概念図であり、図2は実施形態に係るサービス要求認証システムによるフローチャートであり、図3は実施形態に係るサービス要求認証システムの構成を示すブロック図である。また、図4は第1実施例に係るサービス要求認証システムによる来場認証のフローチャートであり、図5は第2実施例に係るサービス要求認証システムによる来場認証のフローチャートであり、図6は第3実施例に係るサービス要求認証システムによる来場認証のフローチャートである。
図1に示すように、店舗(管理施設)には店舗側コンピュータ1が備えられている。本実施例に係るサービス要求認証システム40のフローは大きく分けて4つの段階から構成される。第1段階P1は顧客の来店時であり、第2段階P2は商品またはサービスの注文時であり、第3段階P3は清算時であり、第4段階P4は店舗利用後の広告等の案内時である。
図1、図2に示すように、第1段階P1では、ST1で顧客は来店すると、案内表示にしたがってタッチパネル式の2次元コード表示ディスプレイ2(来場コード表示ディスプレイ)の選択画面に触れてチェックイン手続を選択する。次にST2において、店舗側コンピュータ1が、チェックイン用QRコード(来場用2次元コード)を2次元コード表示ディスプレイ2に表示するとともに、QRコード(登録商標、以下省略)を読み取って電子メールを送信するよう案内する案内表示する。チェックイン用QRコードには、読み取った携帯電話にメール画面を表示させる情報と、店舗側コンピュータ1のメールアドレス情報と、識別コード情報(識別情報)とが含まれている。識別コードは、例えば10桁の英数字の組合せ等であってよく、顧客が2次元コード表示ディスプレイ2に触れてチェックイン用QRコードを表示する度に変化する変化則に則って作成され、作成したコードと作成した時刻は店舗側コンピュータ1に記録される。
ST3では、顧客が、所持する携帯電話3(携帯端末)に搭載されている2次元コードリーダを使って、2次元コード表示ディスプレイ2に表示されているチェックイン用QRコードを読み取る。すると携帯電話3の表示画面は、宛先を店舗側コンピュータ1のメールアドレスとしたチェックインメール(来場通知電子メール)の画面に切り替わる。メール本文には、読み取った10桁の識別コードが表示されており、メールのタイトルには、例えば「(店舗名)へのチェックイン」と表示されるようにしてもよい。ST4では、顧客はメール画面を確認した上で入力操作等をせずにチェックインメールを送信する。
ST4では、店舗側コンピュータ1が顧客からのチェックインメールを受信する。そしてST5で、本文に記載された識別コードが所定時間(例えば5分)内に作成されたものであるか否かを判定する。識別コードが所定時間内に作成されたものである場合には、ST7で、店舗側コンピュータ1は携帯電話3の所持者が来店しているものと判断して、受信した電子メールの送信元アドレスとメールと受信時刻とを記録してチェックイン処理を行う。チェックイン処理が行われた顧客はST7で、店舗の従業員によって店舗内に案内される。
一方、識別コードが所定時間内に作成されたものでない場合には、店舗側コンピュータ1は携帯電話3の所持者が来店していないものと判断するため、チェックイン処理は行われない。この場合にはメール送信者にQRコードの作成から所定時間が経過しているためチェックインできない旨の電子メールを自動返信したり、店舗側コンピュータの従業員用画面に、所定時間を経過したチェックインメールを受信した旨を表示するとともに警告音等を発して店舗の従業員に通知し、当該顧客が来場している場合には、再度手続を行ってもらう。
次に、第2段階P2では、ST9で、テーブルに着席した顧客は、テーブルに備えられたメニュー4(サービスコード表示手段)を見て注文する商品を選定する。メニュー4(サービスコード表示手段)には、注文方法の案内と、店舗が提供する多数の商品(サービス)が記載されており、各商品には対応するオーダー用QRコード(サービス用2次元コード)がそれぞれ印刷表示されている。オーダー用QRコードには、読み取った携帯電話にメール画面を表示させる情報と、店舗側コンピュータ1のメールアドレス情報と、テーブル番号(サービスの提供場所)情報と、商品情報とが含まれている。注文する商品を選定すると、ST10で、顧客はチェックイン時に使用した携帯電話を使用して商品に対応するQRコードを読み取る。すると携帯電話3は店舗側コンピュータ1宛のメール画面に切り替わる。メールのタイトルには例えば「注文する」と表示されるようにしてもよく、メール本文にはテーブル番号と商品とが表示される。顧客はメール画面を確認した上で、ST11で、入力操作等をすることなくオーダーメール(サービス要求電子メール)を送信する。
ST12でオーダーメールを受信した店舗側コンピュータ1は、ST13で、オーダーメールの送信元アドレスがチェックイン処理されているか否かを判定し、チェックイン処理されている場合には正規の注文として取扱い、チェックイン処理されていない場合には不正な注文として取り扱う。不正な注文があった場合には、店舗側コンピュータ1は、例えば、チェックイン処理がされていないのでチェックイン手続をするよう記載した電子メールを自動返信する。一方、正規な注文があった場合には、ST14で、店舗側コンピュータ1は、注文内容を確認するためのwebページを生成し、webページへアクセスするためのURLが記載された詳細入力ページ通知メールをオーダーメールの送信元に自動送信する。
ST15で詳細入力ページ通知メールを受信した顧客は、ST16で、詳細入力ページ通知メールに反転して記載されたURLを選択して、注文詳細入力用のwebページにアクセスする。ST17で、顧客は詳細入力ページで注文する商品の数量や商品に関する選択事項や追加事項等を選択または入力し、「注文確定」ボタンを選択して注文を確定する。ST18で、確定された注文情報はIP網及びインターネット回線を通じて店舗側コンピュータ1に伝達され、確定注文として記録される。追加の注文がある(ST19)場合には、顧客は第2段階P2の操作を繰り返して所望の商品を注文すればよい。
次に第3段階P3では、退店する顧客が2次元コード表示ディスプレイ2(退場コード表示手段)に触れてチェックアウト手続を選択すると、ST20では、店舗側コンピュータ1が、QRコードを読み取ってメールを送信するよう案内する案内表示とともに、チェックアウト用QRコード(退場用2次元コード)を2次元コード表示ディスプレイ2(退場コード表示手段)に表示する。チェックアウト用QRコードには読み取った携帯電話にメール画面を表示させる情報と、店舗側コンピュータ1のメールアドレス情報と、チェックアウト情報とが含まれている。なお、チェックアウトに使用する2次元コード表示ディスプレイとして、チェックイン時に使用する2次元コード表示ディスプレイとは別のものを用意してもよい。
ST21では、顧客がチェックイン時に使用した携帯電話3を使用してチェックアウト用QRコードを読み取る。すると携帯電話3の表示画面は、店舗側コンピュータ1宛のメール画面に切り替わる。メールのタイトルには例えば「(店舗名)からのチェックアウト」と表示されている。ST22では、顧客がメール画面を確認した上で何も入力をせずにチェックアウトメール(退場通知電子メール)を送信する。
ST23でチェックアウトメールを受信した店舗側コンピュータ1は、ST24で、チェックアウトメールの送信者が店舗内で費やした金額について会計処理を行う。ST25で、支払合計金額及び内訳等が2次元コード表示ディスプレイ2に表示される。店舗側コンピュータ1には、携帯電話3に搭載された電子決済サービスによる決済処理を行う電子決済処理装置5(決済手段)が接続されており、顧客は携帯電話3を電子決済処理装置5にかざすことによってキャッシュレス及びサインレスで支払をすることができる(ST26)。店舗側コンピュータ1は、ST27で清算処理を行い、連動するキャッシャーによってレシートが作成される。支払を済ませた顧客は店舗から退出する。
次に第4段階P4では、店舗側コンピュータ1はST28で、取得した顧客の携帯電話メールアドレスに店舗の情報や広告等を含んだ広告メール(ダイレクト電子メール)を送信する。広告メールはST29で顧客に配信される。
《実施形態の構成》
図3に示すように本実施形態では、サービス要求認証システム40は、店舗6(管理施設)内に配置された店舗側コンピュータ1と、店舗6の出入り口付近に配置された2次元コード表示ディスプレイ2および電子決済処理装置5(決済手段)と、顧客が着席するテーブル7a,7b,7c・・・とから構成されている。2次元コード表示ディスプレイ2および電子決済処理装置5は、それぞれ店舗側コンピュータ1に接続されており、各テーブル7a,7b,7c・・・にはメニュー4a,4b,4c・・・が備えられている。携帯電話3は特定の顧客の所持品であり、店舗6内外において様々な用途に使用される。
店舗側コンピュータ1は、2次元コード作成部11(来場コード作成手段)と、メール受信部12(来場通知メール受信手段,サービス要求メール受信手段,退場通知メール受信手段)と、メール送信部13(ダイレクトメール送信手段)と、識別コード判定部14(来場判定手段)と、アドレス判定部15(サービス要求判定部,退場判定部)と、支払金額算出部16(支払金額算出手段)と、記録部17(記憶手段)と、表示ディスプレイ18と、入力キーボード19と、主制御部20(出力手段,来場認証手段,サービス要求認証手段,退場認証手段)とから構成されている。
2次元コード作成部11は、QRコードを読み取った携帯電話3の画面にメール画面を表示させる情報と、店舗側コンピュータ1のメールアドレス情報と、例えば10桁の英数字からなる識別コード情報とを含むチェックイン用QRコードを作成する。識別コードは来店する顧客毎に異なるものが作成されるため、作成されるQRコードも作成される度に異なるものとなる。2次元コード作成部11は主制御部20によって出力されて2次元コード表示ディスプレイ2に表示され、作成された識別コードと識別コードを作成した時刻とが、主制御部20によって記録部17に記録される。
メール受信部12は顧客から送信される電子メールを受信する。具体的には、来店した顧客から送信されるチェックインメール、メニュー4のオーダー用QRコードを読み取った顧客から送信されるオーダーメール、及びチェックアウトする顧客から送信されるチェックアウトメール等を受信する。メール受信部12で受信された電子メールは主制御部20によって記録部17に記録される。
メール送信部13は顧客へ電子メールを送信する。具体的には、顧客から送信されたオーダーメールを受けて顧客に詳細入力ページのURLを通知する詳細入力ページ通知メール及び店舗利用後に顧客に店舗からの案内や広告を通知する広告メール等を送信する。店舗側コンピュータ1が顧客からのオーダーメールをメール受信部12で受信すると、主制御部20が、商品ごとに作成された詳細入力ページのURL情報を含んだ詳細入力ページ通知メールを、メール送信部13を介してオーダーメールの送信者に自動送信する。
識別コード判定部14は、メール受信部12によってチェックインメールが受信されると、2次元コード作成部11によって作成されて記録部17に記録された識別コードの中から、チェックインメールに含まれる識別コードを検索する。同一コードが発見された場合には、所定時間内に作成されがものであるか否かを判定する。所定時間内に作成されている場合には、主制御部20によってチェックインメールの送信者が来場しているものと判断され、チェックインメールの送信元メールアドレスが(来場メールアドレスとして)チェックイン登録される。或いは識別コード判定部14は、所定時間内に作成され記録された識別コードの中からチェックインメールに含まれる識別コードを検索し、同一コードがあるか否かを判定する。
アドレス判定部15は、メール受信部12によって受信されたオーダーメールおよびチェックアウトメールの送信元メールアドレスが、チェックイン処理された顧客からのものであるか否かを判定するために、記録部17に記録されたチェックインメールの送信元メールアドレスを検索する。送信元メールアドレスがチェックイン処理されている場合には、主制御部20によってオーダーが受け付けられ、またはチェックアウトが認証される。
支払金額算出部16は、チェックアウトする顧客からのチェックアウトメールを受信したときに、メール送信者の店舗6内における利用金額の会計計算を行う。また、記録部17には、当該認証システムを機能させるためのプログラムが記録されており、更に記録部17は、2次元コード作成部11によって作成された識別コード及び作成時刻、チェックイン処理した顧客のメールアドレス、顧客からのオーダーメール、注文確定として受信したwebページデータ等を記録する。表示ディスプレイ18は、識別コードの作成状況や、チェックインメールの受信状況、チェックイン処理した顧客の注文状況、会計状況等の各種情報を店舗側の従業員に表示するために用いられ、入力キーボード19は、表示ディスプレイ18に表示される各種情報画面へ店舗側従業員が情報入力や情報訂正等を行うために用いられる。
主制御部20は、記録部17に記録された本システムのプログラムにしたがって、店舗側コンピュータ1の各機能、2次元コード表示ディスプレイ2及び電子決済処理装置5全体を制御する。具体的には、主制御部20は、顧客の来場を受けて2次元コード作成部11にチェックイン用QRコードを作成させ、作成した識別コード及び作成時刻を記録部17に記録させるとともにQRコードを出力して2次元コード表示ディスプレイ2に表示させたり、メール受信部12が受信したチェックインメールを記録部17に記録させるとともに識別コード判定部14を機能させる。また、識別コード判定部の判定結果に基づいて来場の認証をしたり、アドレス判定部15の判定結果に基づいて、オーダーを受け付けたり退場を認証したり等する。
2次元コード表示ディスプレイ2は、店舗側コンピュータ1に接続され、主制御部20に制御されて、チェックイン/チェックアウトの選択画面や、チェックイン/チェックアウト方法の案内、店舗内の利用案内、チェックイン用QRコード、チェックアウト用QRコード、利用明細及び利用合計金額等を顧客に対して表示する。2次元コード表示ディスプレイを複数台設けて、同時に複数の顧客の処理をしたり、チェックイン用QRコードを表示するディスプレイとチェックアウト用QRコードを表示するディスプレイとをそれぞれ設置してもよい。
電子決済処理装置5は、店舗側コンピュータ1に接続され、主制御部20を介して支払金額算出部16で算出された利用合計金額を顧客の携帯電話3に課金する。決済方法としては、Edy(登録商標)等の携帯電話3に予め入金された金額から利用合計金額を引き去るプリペイド方式の決済方法と、iD(登録商標)等の予め入金する必要のないクレジット方式の決済方法とがあるが、電子決済処理装置5はいずれの方法又は両方の方法による決算機能を備えていてもよい。
各テーブル7a,7b,7c・・・にそれぞれ備えられたメニュー4a,4b,4c・・・には、店舗が提供する多数の商品とこれらに対応するオーダー用QRコードがそれぞれ印刷表示されており、QRコードは、読み取った携帯電話にメール画面を表示させる情報と、店舗側コンピュータ1のメールアドレス情報と、テーブル番号情報と、商品情報とを含み、顧客が注文をする際に利用される。
顧客が所持する携帯電話3には、2次元コードリーダ31と、メール受信部32と、メール送信部33と電子決済部34とが備えられている。2次元コードリーダ31は、チェックイン用QRコードや、オーダー用QRコード、チェックアウト用QRコードを読み取るのに利用される。メール受信部32は、注文する再に店舗側コンピュータ1から送信される詳細入力ページ通知メールや、店舗6からの広告メール等の受信に供され、メール送信部33は、チェックインメールや、オーダーメール、チェックアウトメール等の送信に供される。電子決済部34はICカード等であって、携帯電話3を用いて決済をする際に店舗側の電子決済処理装置5が読み取ることによって利用金額を引き去られ、或いは利用金額のクレジット処理がなされる。
《実施形態の作用》
このように顧客の所持する携帯電話3を用いてチェックイン、注文、チェックアウト等を行うため、注文を取るための従業員を配置し、各従業員に注文用のハンディターミナルを用意する必要がなく、或いは、各テーブルにセルフオーダー用の入力端末を用意する必要がなく、人件費及び設備費の削減、ペーパーレス化による省資源が実現されている。
受信したチェックインメールに含まれる識別コードの作成時刻を判定して来場の確認をすることにより、現時点で顧客が来場してチェックインメールを送信しているのか、いたずら又は誤操作でチェックインメールを送信しているのか判別することができる。このように来場を認証された顧客のメールアドレスからのオーダーメールのみを受け付けることにより、同様にいたずら又は誤操作で送られてくるオーダーメールを判別して排除することができる。
オーダー用QRコードにテーブル番号情報を含ませることによって、携帯電話3を所持した人物単位で管理が可能となるため、顧客が店内の違うテーブルに移動したような場合であっても商品をデリバリすることができる。また、店舗からの案内等をダイレクトメールやダイレクトメールに記載されたURLのwebページで行うこともできる。
以上のように、本実施形態では飲食店等の店舗を例に、顧客の携帯電話を用いてチェックインから注文、チェックアウト及び清算までを行う本発明に係るサービス要求認証システムについて説明してきたが、本発明には上記実施形態の他、更に以下に示すような実施例が考えられる。以下にそれぞれについて説明する。なお、上記実施形態と重複する記載については省略する。
本実施例は、会員の管理に関して本発明のサービス要求認証システムを利用した例である。先ず、ST101において、顧客はスポーツ施設又はwebサイト上でスポーツ施設の利用会員登録手続を行う。この際、会員登録フォームには顧客の携帯電話のメールアドレスが記載される。また、月会費の支払若しくは引き落とし手続き等が会員登録手続と同時に行われる。メールアドレスを含む会員情報はST102において施設側コンピュータのデータベースに記録されて会員の施設利用が可能となる。
ST103で顧客がスポーツ施設に来場すると、ST104で施設側コンピュータは、携帯電話にメール画面を表示させる情報と、メール送信先アドレス情報と、識別コード情報とを含むQRコードを作成してディスプレイに表示する。(例えば10桁の英数字の組合せ)ST105で顧客がQRコードを読み取ると、携帯電話はメール画面に切り替わるので、そのまま入力等をせずST106で来場通知メール(来場通知電子メール)を送信する。
施設側コンピュータは、ST107で来場通知メールを受信し、ST108で来場通知メールの送信元メールアドレスが会員データベースに登録されているか否か判定する。送信元メールアドレスが会員データベースに登録されていない場合には会員からの電子メールと認められないために、顧客は会員手続(ST101)を行わなければならない。一方、送信元メールアドレスが会員データベースに登録されている場合は、会員からの電子メールと認められる。
次に施設側コンピュータはST109で、来場通知メールに含まれる識別コードが施設側コンピュータによって所定時間内に作成されたものであるか否か判定する。識別コードが所定時間内に作成されたものでない場合には、会員が来場しているとは認められないため、新たなQRコードを作成してもらって再度施設来場の手続を行う。一方、識別コードが所定時間内に作成されたものである場合には、会員が来場していると認証され、ST110において施設側コンピュータは会員の来場処理を行う。
このように本発明のサービス要求認証システムによれば、会員カード等を発行する必要がなく、コストが削減されるとともに、複数の会員カードを統合してその機能を携帯電話1つで行えるために、これまで煩雑だった複数カードの取扱いが容易となる。
本実施例は、本発明のサービス要求認証システムを宿泊施設の施開錠システムとして利用した例である。先ず、ST201において、宿泊希望者は宿泊施設管理者のwebサイト、電話又はFAX等で貸し別荘の宿泊予約手続を行う。この際、宿泊申し込みフォームには顧客の携帯電話のメールアドレス、利用日及び希望部屋番号等が記載される。予約が受け付けられると、顧客は利用日及び部屋番号等の宿泊条件を通知され、宿泊料の支払若しくは引き落とし手続き等が宿泊日よりも前に行わる。メールアドレス及び宿泊日を含む宿泊予約情報はST202において施設管理側コンピュータの宿泊予約データベースに記録される。
宿泊施設入口又は各部屋の前にはディスプレイが設定されており、1台の宿泊施設側コンピュータによって制御されている。また、各部屋の玄関扉には電子錠が設けられ、同様に1台の宿泊施設側コンピュータによって施錠開錠が制御されている。ST203で宿泊予約者が宿泊施設に来場してタッチパネル式ディスプレイに触れると、或いは、ディスプレイ近傍に配置されたセンサが顧客の来場を検出すると、ST204で施設側コンピュータは、携帯電話にメール画面を表示させる情報と、メール送信先アドレス情報と、識別コード(例えば10桁の英数字の組合せ)情報とを含むQRコードを作成して当該ディスプレイに表示する。ST205で顧客がQRコードを読み取ると、携帯電話はメール画面に切り替わるので、そのまま入力等をせずST206で来場通知メール(来場通知電子メール)を送信する。
宿泊施設側コンピュータは、ST207で来場通知メールを受信し、ST208で来場通知メールの送信元メールアドレスが宿泊予約データベースに登録されているか否か、また、登録されている場合には当該メール送信者の宿泊利用条件に適合するか否か、すなわち、宿泊利用日の利用可能時間内であるか否か判定する。送信元メールアドレスが宿泊予約データベースに登録されていない場合、或いは宿泊利用条件に適合しないには正当予約者からの電子メールと認められないために、顧客は宿泊予約手続(ST201)を行わなければならない。一方、送信元メールアドレスが宿泊予約データベースに登録され、かつ宿泊利用条件に適合している場合には、正規の宿泊予約者からの電子メールと認められる。
次に施設側コンピュータはST209で、来場通知メールに含まれる識別コードが宿泊施設側コンピュータによって所定時間内に作成されたものであるか否か判定する。識別コードが所定時間内に作成されたものでない場合には、宿泊者が来場しているとは認められないため、再度施設来場の手続、すなわち新たに作成されたQRコードに基づくメール送信手続を行う。一方、識別コードが所定時間内に作成されたものである場合には、宿泊者が来場していると認証され、ST210において宿泊施設側コンピュータは宿泊部屋の扉の開錠を行う。
このように本発明のサービス要求認証システムによれば、鍵やカードキー等が必要なく、また鍵の受け渡しのための管理者も必要がないためにコストが削減される。また、識別コードの作成時刻を管理することにより、現在顧客が施設に来場していないのに関わらずいたずらや誤送信メールで開錠されることもなく安全性が高い。施開錠の権限の付与は施設側コンピュータによって行えるため、権限の剥奪を行った場合に鍵を回収したり、鍵をなくした為に錠を交換する必要もなくなる。更に、施開錠の権限をいつでも変更することができ、遠隔地から権限を変更することもできる。
本実施例は、タイムカードの代替として従業員の出退勤を管理する出退勤管理システムに本発明のサービス要求認証システムを利用した例である。先ず、ST301において、従業員は会社への雇用手続を行う。この際、雇用フォームには従業員の携帯電話のメールアドレスが記載される。メールアドレスを含む従業員情報はST302において会社側コンピュータのデータベースに記録されて従業員の出退勤管理システムの利用が可能となる。
会社にはタッチパネル式のディスプレイが備えられており、ST303で、従業員は会社に出勤又は退勤等するときに出退勤管理装置前に来場する。ST304では、従業員はタッチパネルに触れて画面を起動させ、出勤、退勤、外出、戻り等の状態を示すボタンを選択する。会社側コンピュータは、携帯電話にメール画面を表示させる情報と、メール送信先アドレス情報と、識別コード(例えば10桁の英数字の組合せ)情報と、選択した状態を示す情報とを含むQRコードを作成してディスプレイに表示するとともに、当該識別コードの作成時刻を記録する。この際、QRコードには、改ざん防止のため時刻情報は含ませない。ST305で従業員がQRコードを読み取ると、携帯電話はメール画面に切り替わるので、選択した状態を確認してそのままST306で状態通知メール(来場通知電子メール)を送信する。
会社側コンピュータは、ST307で状態通知メールを受信し、ST308で状態通知メールの送信元メールアドレスが従業員データベースに登録されているか否か判定する。送信元メールアドレスが従業員データベースに登録されていない場合には従業員からの電子メールと認められないために、従業員は雇用手続(ST301)を行わなければならない。一方、送信元メールアドレスが従業員データベースに登録されている場合は、従業員からの電子メールと認められる。
次に会社側コンピュータはST309で、来場通知メールに含まれる識別コードが会社側コンピュータによって所定時間内に作成されたものであるか否か判定する。識別コードが所定時間内に作成されたものでない場合には、従業員が来場しているとは認められないため、再度会社来場の手続、すなわち新たにQRコードを作成させて、これに基づくメール送信手続を行う。一方、識別コードが所定時間内に作成されたものである場合には、従業員が来場していると認証され、ST310において会社側コンピュータは従業員の出勤/退勤等の状態変化の記録処理を行う。
このように本発明のサービス要求認証システムによれば、タイムカード等を発行して打刻時間をコンピュータに入力して管理する必要がなく、ペーパーレスによる省資源、作業効率の向上によるコストの削減が実現されるとともに、本人の携帯電話を所持しないものによる代理打刻等の成りすましを防止することもできる。
更に、本発明に係るサービス要求認証システム及びプログラムを、ホテルの予約管理システムとして、webページ等でホテルの予約を行い、予約データベースに携帯電話メールアドレスを含む予約者情報及びホテル予約情報を記録し、予約者がホテルにチェックインする際に、本発明に係るサービス要求認証システムを利用してチェックイン手続を行ってもよい。また、チェックアウト時に、識別コードを含むQRコードを作成する本発明に係るサービス要求認証システムを更に利用してチェックアウト手続を行ってもよい。このような利用をすることにより、チェックイン/チェックアウト時の手続を簡略化し、待ち時間を少なくしたり、人件費を削減することができる。
更に、本発明に係るサービス要求認証システム及びプログラムを、飛行機の予約・搭乗手続きに利用してもよい。この場合には、搭乗手続きの際に本発明に係るサービス要求認証システムを利用してチェックイン手続を行う。また、搭乗ゲートでも同じようにサービス要求認証システムを利用することにより、顧客が登場ゲートに来場し飛行機に搭乗(チェックアウト)したことが認証される。このような場合には、搭乗までの案内をダイレクトメールで知らせることができ、場内アナウンスの聞こえない聴覚障害者にとっては、携帯電話のバイブレータ機能によって電子メールの着信を認識し、案内内容の伝達ができるため非常に便利である。
以上で具体的実施例についての説明を終えるが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。例えば、飲食店等で利用する際に、QRコードが表示されたメニューを各テーブルに置いておくのではなく、店舗側コンピュータがメニュー情報webページを生成し、顧客が各テーブルに表示されたQRコードを読み取ってメニューの注文とテーブル番号とを電子メールで店舗側コンピュータに伝え、店舗側コンピュータがメニュー情報webページにアクセスするためのURLを含んだ電子メールを送信者に自動返信し、顧客が当該URLにアクセスすることによってメニューを閲覧して、注文確定操作をするような形態としてもよい。
このような形態とすることによって顧客の携帯電話がメニューとなるため、品切れ情報等をメニューにリアルタイムで表示したり、容易にメニュー内容を変更したりすることができる。また、商品の写真や文字の他に動画や音声等を表示することも可能となり、顧客の購買意欲を高めることができる。
また、店舗側コンピュータは、オーダーメールを受信した後に、更に詳細入力ページを通知して注文の確定手続を行わせているが、オーダーメールのみによって注文を確定するような形態としてもよく、或いは、各商品に対応するQRコードを読み取ると詳細入力ページへ接続され、又は接続を確認する画面となって接続した後に、詳細情報を入力して確定すると入力した詳細情報を含むメール画面となり、これを送信することで注文するような形態としてもよい。この場合、QRコードには、各商品の詳細入力ページのURL情報が含まれる、詳細情報含む電子メールの送信元アドレスをチェックイン処理されているか否か識別したのちに注文が確定される。
また、ディスプレイに常時2次元コードを表示する必要はなく、ディスプレイの側にセンサを設置しておき、顧客が来場したことを感知したときに新たな識別コードを作成して2次元コードを表示するような形態としてもよい。更に、識別コードは作成された時刻が重要であって必ずしも顧客ごとに異なる識別コードを作成する必要はないため、顧客の来場に拘わらず所定時間ごとに変化する変化則に則って二次元コードを作成するような形態としてもよい。
また、店舗側コンピュータは1台である必要はなく、複数台が有線又は無線で互いに通信可能とされていればよい。同様に、会員データや宿泊予約データ等を記録するデータベースも店舗側コンピュータに内蔵された記録部である必要はなく、有線又は無線で互いに通信可能とされたホストサーバ等に記録されていてもよい。
上記実施例においては、2次元コードとしてQRコードを使用しているが、当然これに限定されるものではなく、Data Matrixや、PDF417、Maxi Code、Veri Code等でもよく、更に今後新たに開発されるものであってもよい。
実施形態に係るサービス要求認証システムの概念図である。 実施形態に係るサービス要求認証システムのフローチャートである。 実施形態に係るのサービス要求認証システムの構成を示すブロック図である。 第1実施例に係るサービス要求認証システムによる来場認証のフローチャートである。 第2実施例に係るサービス要求認証システムによる来場認証のフローチャートである。 第3実施例に係るサービス要求認証システムによる来場認証のフローチャートである。
符号の説明
1 店舗側コンピュータ
2 2次元コード表示ディスプレイ(来場コード表示手段,退場コード表示手段)
3 携帯電話(携帯端末)
4 メニュー(サービスコード表示手段)
5 電子決済処理装置(決済手段)
6 店舗(管理施設)
7 テーブル
11 2次元コード作成部(来場コード作成手段)
12 メール受信部(来場通知メール受信手段,サービス要求メール受信手段,退場通知メール受信手段)
13 メール送信部(ダイレクトメール送信手段)
14 識別コード判定部(来場判定手段)
15 アドレス判定部(サービス要求判定部,退場判定部)
16 支払金額算出部(支払金額算出手段)
17 記録部(記憶手段)
20 主制御部(出力手段,来場認証手段,サービス要求認証手段,退場認証手段)
40 サービス要求認証システム

Claims (7)

  1. 2次元コードリーダを有する携帯端末を所持した人物が管理施設に来場したことを認証し、当該来場認証された人物からのサービス要求を認証するサービス要求認証システムであって、
    管理側メールアドレス情報と所定の変化則をもって変化して作成された識別情報とを含む来場用2次元コードを前記人物に対して表示する来場コード表示ディスプレイと、
    前記識別情報と当該識別情報の作成時刻とを記憶する識別情報記憶手段と、
    前記来場用2次元コードを2次元コードリーダで読み込んだ携帯端末から前記管理側メールアドレス宛に送信された来場通知電子メールを受信する来場通知メール受信手段と、
    前記識別情報記憶手段に記憶された識別情報から前記来場通知電子メールに含まれる識別情報を検索するとともに、検索した識別情報の作成時刻を参照することにより、前記来場通知電子メールに含まれる識別情報が当該来場通知電子メール受信時刻より所定時間以上前に作成されたものでないか否かを判定する来場判定手段と、
    前記来場判定手段の判定結果に基づき、前記来場通知電子メールの送信元メールアドレスを来場メールアドレスとして記憶するメールアドレス記憶手段と、
    前記来場判定手段の判定結果に基づき、前記人物の管理施設への来場を認証する来場認証手段と
    前記管理側メールアドレス情報と前記管理施設で提供するサービスに対応するサービス情報とを含むサービス用2次元コードを表示するサービスコード表示手段と、
    前記サービスコードを2次元コードリーダで読み込んだ携帯端末から前記管理側メールアドレス宛に送信されたサービス要求電子メールを受信するサービス要求メール受信手段と、
    前記メールアドレス記憶手段に記憶された前記来場メールアドレス情報を検索することにより、前記サービス要求電子メールに含まれる送信元メールアドレスが、前記来場認証手段によって認証された人物が所持する携帯端末のものであるか否かを判定するサービス要求判定手段と、
    前記サービス要求判定手段の判定結果に基づき、前記サービス要求を受け付けるサービス要求認証手段と
    を備えたことを特徴とするサービス要求認証システム。
  2. 前記メールアドレス記憶手段は、特定の携帯端末のメールアドレスを登録メールアドレスとして予め記憶し、
    前記来場判定手段は、前記メールアドレス記憶手段に記憶されたメールアドレスを検索することにより、前記来場通知電子メールに含まれる送信元メールアドレスが前記登録メールアドレスであるか否かを更に判定することを特徴とする、請求項1に記載のサービス要求認証システム。
  3. 前記サービス用2次元コードが、サービスの提供場所に係る情報を含むことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のサービス要求認証システム。
  4. 前記管理側メールアドレス情報を含む退場用2次元コードを表示する退場コード表示手段と、
    前記退場用2次元コードを2次元コードリーダで読み込んだ携帯端末から前記管理側メールアドレス宛に送信された退場通知電子メールを受信する退場通知メール受信手段と、
    前記メールアドレス記憶手段に記憶された前記来場メールアドレス情報を検索することにより、前記退場通知電子メールに含まれる送信元メールアドレスが、前記来場認証手段によって認証された人物が所持する携帯端末のものであるか否かを判定する退場判定手段と、
    前記退場判定手段の判定結果に基づき、前記人物の管理施設からの退場を認証する退場認証手段と
    を更に備えたことを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のサービス要求認証システム。
  5. 前記退場認証手段が前記人物の管理施設からの退場を認証したとき、前記サービスに対する前記人物の支払金額を算出する支払金額算出手段と、
    前記携帯端末の電子決済サービスによって前記支払金額の決済処理を行う決済手段と
    を更に備えたことを特徴とする、請求項4に記載のサービス要求認証システム。
  6. 前記来場通知電子メールに含まれる送信元メールアドレスに対してダイレクト電子メールを送信するダイレクトメール送信手段を更に備えたことを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のサービス要求認証システム。
  7. コンピュータを、
    所定の変化則をもって変化して作成された識別情報と当該識別情報の作成時刻とを記憶する識別情報記憶手段と、
    前記識別情報と管理側コンピュータのメールアドレス情報とを含む来場用2次元コードを作成する来場コード作成手段と、
    前記来場用2次元コードを来場コード表示ディスプレイを介して顧客に対して表示する来場コード出力手段と、
    前記来場用2次元コードを2次元コードリーダで読み込んだ携帯端末から前記管理側メールアドレス宛に送信された来場通知電子メールを受信する来場通知メール受信手段と、
    前記識別情報記憶手段に記憶された識別情報から前記来場通知電子メールに含まれる識別情報を検索するとともに、検索した識別情報の作成時刻を参照することにより、前記来場通知電子メールに含まれる前記識別情報が、当該来場通知電子メール受信時刻より所定時間以上前に作成されたものでないか否かを判定する来場判定手段と、
    前記来場通知電子メールに含まれる送信元メールアドレスを来場メールアドレスとして記憶するメールアドレス記憶手段と、
    前記来場判定手段の判定結果に基づき、前記人物の管理施設への来場を認証する来場認証手段と
    前記管理側メールアドレス情報と前記管理施設で提供するサービスに対応するサービス情報とを含むサービス用2次元コードを作成するサービスコード作成手段と、
    前記サービスコードを2次元コードリーダで読み込んだ携帯端末から前記管理側メールアドレス宛に送信されたサービス要求電子メールを受信するサービス要求メール受信手段と、
    前記メールアドレス記憶手段に記憶された前記来場メールアドレス情報を検索することにより、前記サービス要求電子メールに含まれる送信元メールアドレスが、前記来場認証手段によって認証された人物が所持する携帯端末のものであるか否かを判定するサービス要求判定手段と、
    前記サービス要求判定手段の判定結果に基づき、前記サービス要求を受け付けるサービス要求認証手段と
    して機能させることを特徴とするプログラム。
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