JP7160517B2 - 無人配達装置、配送装置、注文受付装置、配送システムおよび方法 - Google Patents

無人配達装置、配送装置、注文受付装置、配送システムおよび方法 Download PDF

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本発明は、商品を配達先へ配送する、無人配達装置、配送装置、配送システム、方法およびプログラムに関する。
商品を配送する方法の一つとして、小型無人飛行機を利用する方法が考えられている。この小型無人飛行機の飛行を制御する方法には、主に、自律飛行と遠隔操作がある。
たとえば、特許文献1に記載の方法では、目的地に向けて自律移動する無人飛行体を用いて、配送元から配送先に荷物を運搬する。
また、特許文献2に記載の方法では、システム管理センタが無線操縦機へ飛行方向を制御するための信号を送信することで、無線操縦機の現在飛行地点と目的地点との距離の差がなくなるように無線操縦機の飛行方向を制御する。
一方、小型無人飛行機を使用した商品の配送を屋内で行う場合、屋外で配送を行う場合に比べて、小型無人飛行機が飛行可能な空間が狭い。また、屋内で配送を行う場合、人の頭上を避けたい、等の要望もあるため、さらに移動の自由度が小さくなる場合もある。
特開2016-088675号公報 特開2007-305077号公報
しかし、特許文献1に記載の方法では、無人飛行体は、配送先へ向けて自身でルートを決めて飛行する。そのため、屋内で利用する場合には、自由度が小さい空間を飛行するためのより高度な自律飛行制御が必要となる。
また、特許文献2に記載の方法では、システム管理センタから定期的に無線操縦機へ制御信号を送信する。そのため、自由度が小さい空間で無線操縦機を飛行させるためには、信号送受信のタイムラグを考慮したより高度な移動制御が必要となる。
本発明の目的は、自由度が小さい空間での商品配送をより簡易な方法で実現することを可能にする、無人配達装置、配送装置、配送システム、方法およびプログラムを提供することにある。
上述の問題を解決するために、本発明の無人配達装置は、商品の配達先の配達ポイントを特定する配達先情報を受け付ける配達先受付部と、前記配達先情報に対応するルート情報を、前記配達先情報の各々に対応する前記ルート情報を記憶したルート記憶部から読み出し、前記ルート情報に従って前記配達ポイントまで自装置を移動させる移動制御部と、前記商品を保持する商品保持部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の配送装置は、配達先の配達ポイントを特定する配達先情報および配達する商品の商品情報を含む配送要求を受け付ける配送要求受付部と、前記商品情報に対応する前記商品を無人配達装置に保持させる保持制御部と、前記配達ポイントへの移動制御に関する移動制御情報を前記無人配達装置へ送信する移動制御情報送信部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の注文入力装置は、配達先の配達ポイントを特定する配達先情報および配達する商品の商品情報を含む注文情報を送信する注文入力部と、前記配達先情報を指定する配達先情報指定部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の注文受付装置は、配達先の配達ポイントを特定する配達先情報および配達する商品の商品情報を含む注文情報を注文入力装置から受け付ける注文受付部と、前記配達先情報に対応する配送装置へ前記配達先情報と前記商品情報を含む配送要求を送信する配送要求送信部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の無人配達方法は、商品を保持し、前記商品の配達先の配達ポイントを特定する配達先情報を受け付け、前記配達先情報に対応するルート情報を、前記配達先情報の各々に対応する前記ルート情報を記憶したルート記憶部から読み出し、前記ルート情報に従って前記配達ポイントまで自装置を移動させることを特徴とする。
また、本発明の配送方法は、配達先の配達ポイントを特定する配達先情報および配達する商品の商品情報を含む配送要求を受け付け、前記商品情報に対応する前記商品を無人配達装置に保持させ、前記配達ポイントへの移動制御に関する移動制御情報を前記無人配達装置へ送信することを特徴とする。
また、本発明の注文入力方法は、配達先の配達ポイントを特定する配達先情報および配達する商品の商品情報を含む注文情報を送信し、前記配達先情報を指定することを特徴とする。
また、本発明の注文受付方法は、配達先の配達ポイントを特定する配達先情報および配達する商品の商品情報を含む注文情報を注文入力装置から受け付け、前記配達先情報に対応する配送装置へ前記配達先情報と前記商品情報を含む配送要求を送信することを特徴とする。
また、本発明の無人配達プログラムは、コンピュータに、商品の配達先の配達ポイントを特定する配達先情報を受け付ける配達先受付機能と、前記配達先情報に対応するルート情報を、前記配達先情報の各々に対応する前記ルート情報を記憶したルート記憶部から読み出し、前記ルート情報に従って前記配達ポイントまで自装置を移動させる移動制御機能と、前記商品を保持する商品保持機能とを実現させることを特徴とする。
また、本発明の配送プログラムは、コンピュータに、配達先の配達ポイントを特定する配達先情報および配達する商品の商品情報を含む配送要求を受け付ける配送要求受付機能と、前記商品情報に対応する前記商品を無人配達装置に保持させる保持制御機能と、前記配達ポイントへの移動制御に関する移動制御情報を前記無人配達装置へ送信する移動制御情報送信機能とを実現させることを特徴とする。
また、本発明の注文入力プログラムは、コンピュータに、配達先の配達ポイントを特定する配達先情報および配達する商品の商品情報を含む注文情報を送信する注文入力機能と、前記配達先情報を指定する配達先情報指定機能とを実現させることを特徴とする。
また、本発明の注文受付プログラムは、コンピュータに、配達先の配達ポイントを特定する配達先情報および配達する商品の商品情報を含む注文情報を注文入力装置から受け付ける注文受付機能と、前記配達先情報に対応する配送装置へ前記配達先情報と前記商品情報を含む配送要求を送信する配送要求送信機能とを実現させることを特徴とする。
本発明の無人配達装置、配送装置、配送システム、方法およびプログラムにより、自由度が小さい空間での商品配送をより簡易な方法で実現することが可能になる。
本発明の第一の実施形態の無人配達装置の構成例を示す図である。 本発明の第一の実施形態の無人配達装置の動作例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の配送システムの構成例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の配送システムの配置例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の配達ポイントの設置例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の注文入力装置の構成例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の配送装置の構成例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の配送システムの動作例を示す図である。 本発明の第三の実施形態の配送システムの構成例を示す図である。 本発明の第三の実施形態の配送装置の構成例を示す図である。 本発明の第三の実施形態の無人配達装置の構成例を示す図である。 本発明の第三の実施形態の配送システムの動作例を示す図である。 本発明の第四の実施形態の配送システムの構成例を示す図である。 本発明の第四の実施形態の注文受付装置の構成例を示す図である。 本発明の第四の実施形態の配送システムの動作例を示す図である。 本発明の第四の実施形態の配送システムの動作例を示す図である。 本発明の第五の実施形態の配送システムの構成例を示す図である。 本発明の第五の実施形態の注文受付装置の構成例を示す図である。 本発明の第五の実施形態の注文入力装置の構成例を示す図である。 本発明の第五の実施形態の配送装置の構成例を示す図である。 本発明の第五の実施形態の無人配達装置の構成例を示す図である。 本発明の第五の実施形態の配送システムの動作例を示す図である。 本発明の第五の実施形態の配送システムの動作例を示す図である。 本発明の第五の実施形態の配送システムの動作例を示す図である。 本発明の第五の実施形態の配送システムの動作例を示す図である。 本発明の各実施形態のハードウェア構成例を示す図である。
[第一の実施形態]
本発明の第一の実施の形態について説明する。
図1に本実施形態の無人配達装置10の構成例を示す。
本実施形態の無人配達装置10は、配達先受付部11、移動制御部12、商品保持部13およびルート記憶部14により構成される。
配達先受付部11は、商品の配達先の配達ポイントを特定する配達先情報を受け付ける部分である。移動制御部12は、配達先情報に対応するルート情報を、配達先情報の各々に対応するルート情報を記憶したルート記憶部14から読み出し、ルート情報に従って配達ポイントまで自装置を移動させる部分である。商品保持部13は、商品を保持する部分である。
このよう無人配達装置10を構成することによって、無人配達装置10は、配達先情報に対応するルート情報をルート記憶部14から読み出し、ルート情報に従って配達ポイントまで自装置を移動させる。これにより、無人配達装置10はあらかじめ決められたルート情報に従って配達ポイントまで移動することになる。そのため、自由度が小さい空間での商品配送をより簡易な方法で実現することが可能になる。
次に、図2に本実施形態の無人配達装置10の動作の例を示す。
配達先受付部11は、配達先の配達ポイントを特定する配達先情報を受け付ける(ステップS101)。次に、移動制御部12は、配達先情報に対応するルート情報をルート記憶部14から読み出し(ステップS102)、ルート情報に従って配達ポイントまで自装置を移動させる(ステップS103)。
このように動作することによって、無人配達装置10は、配達先情報に対応するルート情報をルート記憶部14から読み出し、ルート情報に従って配達ポイントまで自装置を移動させる。そのため、自由度が小さい空間での商品配送をより簡易な方法で実現することが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第一の実施形態では、無人配達装置10は、配達先情報に対応するルート情報をルート記憶部14から読み出し、ルート情報に従って配達ポイントまで自装置を移動させる。これにより、無人配達装置10はあらかじめ決められたルート情報に従って配達ポイントまで移動することになる。そのため、自由度が小さい空間での商品配送をより簡易な方法で実現することが可能になる。
[第二の実施形態]
次に、本発明の第二の実施の形態について説明する。本実施形態では、建物内のフロアに設置されている飲料自動販売機から注文者の元へ商品を届ける場合の具体例について説明する。
まず、図3に本実施形態の配送システムの構成例を示す。本実施形態の配送システムは、無人配達装置10、配送装置30および注文入力装置60により構成される。
本実施形態の配送システムは、飲料自動販売機からの配送、ショッピングモールに併設されているフードコートでの配送、建物の入口から建物内の配達先への配送等、様々な場面で利用することが可能である。
注文入力装置60は、利用者の操作により、商品の注文を配送システムへ入力する装置である。たとえば、スマートフォンなどの移動体端末等を注文入力装置60として利用することが可能である。本実施形態では、注文入力装置60は、無線通信あるいは有線通信でインターネット120へ接続し、インターネット120を介して配送装置30へ注文情報(配送要求)を入力する。
配送装置30は、配送要求を受けて、無人配達装置10へ商品121を配達させる装置である。本実施形態では、配送装置30は、飲料自動販売機であるものとする。また、本実施形態では、配送装置30は、無線通信あるいは有線通信でインターネット120と接続し、インターネット120を介して注文入力装置60からの注文入力を受け付ける。
無人配達装置10は、配送装置30から指示された配達先へ商品121を配達する装置である。本実施形態では、無人配達装置10は小型無人飛行機であることを想定しているが、飛行機でなくても、無人で走行する車両等であっても良い。
次に、図4に、本実施形態の配送システムの配置例を示す。本実施形態では、建物内のフロアに配送装置30があり、無人配達装置10が配送装置30から同一フロア内の各配達ポイントへ商品121を配達する。フロアはいくつかの配送区画に分けられ、各配送区画に一つ配達ポイントが設けられている。また、本実施形態では、配送装置30へアクセスするためのURL(Uniform Resource Locator)を示す二次元バーコードが机に貼り付けられているものとする。また、このURLには配達ポイントを示す配達先情報が含まれているものとする。
なお、混雑しているフロアでも安全に商品を配送できるよう、図5に示すような十分な高さの円柱で配達ポイントを覆い、無人配達装置10の着陸を妨げないようにしても良い。
次に、図6に、注文入力装置60の構成例を示す。本実施形態の注文入力装置60は、注文入力部61および配達先情報指定部62により構成される。
注文入力部61は、商品の配達先の配達ポイントを特定する配達先情報および商品の商品情報を含む注文情報を送信する部分である。本実施形態の注文入力部61は、配達先情報指定部62が指定した配達先情報を含む注文情報を配送装置30へ送信する。
配達先情報指定部62は、配達先情報を指定する部分、すなわち、商品の配達先の配達ポイントを指定する部分である。
本実施形態の配達先情報指定部62は、利用者の操作により机の二次元バーコードを読み取り、注文入力部61は、読み取ったURL(配達先情報を含む)へ任意のWebブラウザでアクセスすることで配送装置30へアクセスする。そして、利用者がWebブラウザ上で注文操作を行うと、注文入力部61は、配達先情報と商品情報を含む注文情報を送信する。
なお、配達先情報指定部62が配達先情報を指定する方法は、上述の方法に限られない。たとえば、URLではなく、配達先情報そのものを示す二次元バーコードを読み取っても良い。あるいは、各配達ポイントに電波発生装置を設置し、その電波強度が最も強い配達ポイントの配達先情報を選択するようにしても良い。また、利用者が希望する配達ポイントを選択できるようにしても良い。また、注文入力装置60の位置情報に基づいて最寄りの配達ポイントを選択しても良い。
次に、図7に本実施形態の配送装置30の構成例を示す。配送装置30は、配送要求受付部31、保持制御部32および移動制御情報送信部33により構成される。
配送要求受付部31は、配達先情報および商品情報を含む配送要求を受け付ける部分である。本実施形態の場合、注文入力装置60から送信される注文情報が配送要求に該当する。
保持制御部32は、商品情報に対応する商品121を無人配達装置10に保持させる部分である。本実施形態では、注文された飲料を無人配達装置10に積載する等により保持させる。
商品を無人配達装置10に保持させる方法には、保持制御部32がロボットアームを持ち、ロボットアームが商品を無人配達装置10に積載する方法、商品排出口に無人配達装置10を待機させ、保持制御部32が無人配達装置10上へ商品を排出する方法などが考えられる。また、保持制御部32が商品を排出口へ排出し、排出された商品を人手で無人配達装置10に積載する方法も考えられる。
移動制御情報送信部33は、無人配達装置10へ移動制御情報を送信する部分である。移動制御情報は、無人配達装置10の移動を制御するための情報で、商品の配達先の配達ポイントを特定する配達先情報、あるいは、配達ポイントまでのルート情報である。本実施形態の移動制御情報送信部33は、移動制御情報として、配達先情報を送信するものとする。
次に、図1を用いて本実施形態の無人配達装置10の構成例について説明する。
配達先受付部11は、配送装置30の移動制御情報送信部33から送信された配達先情報を受け付ける部分である。
ルート記憶部14は、配送システムで使用される配達先情報(配達ポイント)の各々に対応するルート情報を記憶した部分である。ルート情報は、配送装置30から配達ポイントまでのルートを示す情報である。また、たとえば、無人配達装置10をルートに従って移動させるための制御プログラムをルート情報としても良い。
移動制御部12は、配達先情報に対応するルート情報をルート記憶部14から読み出し、ルート情報に従って配達ポイントまで自装置を移動させる部分である。
商品保持部13は、商品121を保持する部分である。本実施形態では、配送装置30の保持制御部32によって保持させられた商品121を保持する。
このように無人配達装置10を構成することによって、無人配達装置10は、配達先情報に対応するルート情報をルート記憶部14から読み出し、ルート情報に従って配達ポイントまで自装置を移動させる。これにより、無人配達装置10はあらかじめ決められたルート情報に従って配達ポイントまで移動することになる。そのため、自由度が小さい空間での商品配送をより簡易な方法で実現することが可能になる。
また、本実施形態では、自由度が小さい屋内での商品配送が可能になるため、注文者が建物の入口まで商品を受け取りに行く時間を短縮でき、また、屋内で商品を配送する配送要員の配備が不要になる。
また、本実施形態では、ルート記憶部14にルート情報を記憶させておくことが可能なため、ルート情報の設定者が、安全性を考慮したルート設定を行うことが可能である。
また、本実施形態では、配送ポイントの指定に二次元バーコードを使用する。これにより、フロアレイアウトの変更があっても、二次元バーコードを貼りかえることで、配送区画を柔軟に変更することができる。
次に、図8を用いて本実施形態の注文入力装置60、配送装置30および無人配達装置10の動作例について説明する。
まず、利用者は、注文入力装置60の配達先情報指定部62に最寄りの二次元バーコードを読み取らせる(ステップS201)。次に、注文入力装置60の注文入力部61は、二次元バーコードが示すURLにアクセスすることで、配送装置30へアクセスする(ステップS202)。そして、配送装置30は、URLに含まれる配達先情報が示す配達ポイントで提供可能な商品の情報を注文入力装置60へ応答し、注文入力装置60は注文可能な商品の情報(注文サイト)を表示する(ステップS203)。
次に、配達して欲しい商品の情報を注文者が注文サイトに入力すると、注文入力装置60の注文入力部61は、配達先情報と商品情報を含む注文情報(配送要求)を配送装置30へ送信する(ステップS204)。
配送装置30の配送要求受付部31は、配送要求(注文情報)を受け付け、保持制御部32は商品情報に従って商品121を無人配達装置10に保持させる(ステップS205)。そして、無人配達装置10は、商品121を保持する(ステップS206)。
次に、配送装置30の移動制御情報送信部33は、配達先情報を無人配達装置10へ送信する(ステップS207)。無人配達装置10は、配達先情報に対応するルート情報をルート記憶部14から読み出し(ステップS208)、読み出したルート情報に従って配達ポイントまで移動する(ステップS209)。
このように動作することによって、無人配達装置10は、配達先情報に対応するルート情報をルート記憶部14から読み出し、ルート情報に従って配達ポイントまで自装置を移動させる。そのため、自由度が小さい空間での商品配送をより簡易な方法で実現することが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第二の実施形態では、第一の実施形態と同様に、無人配達装置10は、配達先情報に対応するルート情報をルート記憶部14から読み出し、ルート情報に従って配達ポイントまで自装置を移動させる。これにより、無人配達装置10はあらかじめ決められたルート情報に従って配達ポイントまで移動することになる。そのため、自由度が小さい空間での商品配送をより簡易な方法で実現することが可能になる。
また、本実施形態では、自由度が小さい屋内での商品配送が可能になるため、注文者が建物の入口まで商品を受け取りに行く時間を短縮でき、また、屋内で商品を配送する配送要員の配備が不要になる。
また、本実施形態では、ルート記憶部14にルート情報を記憶させておくことが可能なため、ルート情報の設定者が、安全性を考慮したルート設定を行うことが可能である。
また、本実施形態では、配送ポイントの指定に二次元バーコードを使用する。これにより、フロアレイアウトの変更があっても、二次元バーコードを貼りかえることで、配送区画を柔軟に変更することができる。
[第三の実施形態]
次に、本発明の第三の実施の形態について説明する。本実施形態は、ルート情報の読み出しを、無人配達装置ではなく、配送装置が行う方法である。
まず、図9に本実施形態の配送システムの構成例を示す。本実施形態の配送システムは、注文入力装置60、配送装置40および無人配達装置80により構成される。本実施形態の配送システムでは、第二の実施形態の配送システム(図3)の配送装置30を配送装置40へ、無人配達装置10を無人配達装置80へ置き換えている。それ以外は図3と同様である。
次に、図10に本実施形態の配送装置40の構成例を示す。配送装置40は、配送要求受付部31、保持制御部32、移動制御情報送信部33およびルート記憶部44により構成される。
配送装置40は、配送装置30(図7)にルート記憶部44を追加した構成である。ルート記憶部44は、配達先情報の各々に対応するルート情報を記憶した部分である。
移動制御情報送信部33は、無人配達装置80の移動制御に関する移動制御情報を無人配達装置80へ送信する部分である。本実施形態の移動制御情報送信部33は、移動制御情報として、注文入力装置60から指定された配達先情報に対応するルート情報をルート記憶部44から読み出し、無人配達装置80へ送信する。
配送要求受付部31および保持制御部32については配送装置30と同様のため、ここでは説明を省略する。
また、注文入力装置60の構成例については、第二の実施形態(図6)と同様のため、説明を省略する。
次に、図11に無人配達装置80の構成例を示す。無人配達装置80は、ルート情報受信部81、移動制御部12および商品保持部13により構成される。無人配達装置80は、無人配達装置10(図1)からルート記憶部14を削除し、配達先受付部11をルート情報受信部81へ置き換えた構成である。
ルート情報受信部81は、配送装置40からルート情報を受信する部分である。そして、移動制御部12は、ルート情報受信部81が受信したルート情報に従って自装置を移動させる。商品保持部13については無人配達装置10と同様のため説明を省略する。
このように配送装置40および無人配達装置80を構成することによって、配送装置40は、配達先情報に対応するルート情報をルート記憶部44から読み出し無人配達装置80へ送信する。そして、無人配達装置80は、配送装置40から受信したルート情報に従って配達ポイントまで自装置を移動させる。これにより、無人配達装置80はあらかじめ決められたルート情報に従って配達ポイントまで移動することになる。そのため、自由度が小さい空間での商品配送をより簡易な方法で実現することが可能になる。
また、本実施形態では、ルート記憶部44にルート情報を記憶させておくことが可能なため、ルート情報の設定者が、安全性を考慮したルート設定を行うことが可能である。
次に、図12に本実施形態の注文入力装置60、無人配達装置80および配送装置40の動作例を示す。
図12のステップS206までについては図8と同様であるため、ここでは説明を省略する。本実施形態では、図8のステップS207からステップS209の代わりに、ステップS210からステップS212を行う。
配送装置40は、配送要求に含まれる配達先情報に対応するルート情報をルート記憶部44から読み出す(ステップS210)。そして、無人配達装置80へルート情報を送信する(ステップS211)。無人配達装置80は、受信したルート情報に従って自装置を移動させる(ステップS212)。
このように動作することによって、配送装置40は、配達先情報に対応するルート情報をルート記憶部44から読み出し無人配達装置80へ送信する。そして、無人配達装置80は、配送装置40から受信したルート情報に従って配達ポイントまで自装置を移動させる。そのため、自由度が小さい空間での商品配送をより簡易な方法で実現することが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第三の実施形態では、配送装置40は、配達先情報に対応するルート情報をルート記憶部44から読み出し無人配達装置80へ送信する。そして、無人配達装置80は、配送装置40から受信したルート情報に従って配達ポイントまで自装置を移動させる。これにより、無人配達装置80はあらかじめ決められたルート情報に従って配達ポイントまで移動することになる。そのため、自由度が小さい空間での商品配送をより簡易な方法で実現することが可能になる。
また、本実施形態では、ルート記憶部44にルート情報を記憶させておくことが可能なため、ルート情報の設定者が、安全性を考慮したルート設定を行うことが可能である。
[第四の実施形態]
次に、本発明の第四の実施の形態について説明する。本実施形態は、配送装置が注文を受け付けるのでなく、配送システム内に追加した注文受付装置100が注文を受け付ける形態である。なお、注文受付装置100は、第二の実施形態の配送システム(図3)に追加することも可能であるが、本実施形態では、第三の実施形態の配送システム(図9)に注文受付装置100を追加した場合の例について説明する。
まず、図13に本実施形態の配送システムの構成例を示す。本実施形態の配送システムは、注文入力装置60、注文受付装置100、配送装置40および無人配達装置80により構成される。本実施形態の配送システムは、第三の実施形態の配送システム(図9)に注文受付装置100を追加した構成である。
注文受付装置100は、注文入力装置60からの注文情報を受け付け、配送装置40に対して配送要求を送信する装置である。第三の実施形態では、注文入力装置60が配送装置40に直接注文情報を送信していたが、本実施形態では、注文受付装置100が注文情報を受け付け、配送装置40へ配送要求を送信する。注文受付装置100は無線通信または有線通信でインターネット120に接続する。また、本実施形態では、注文受付装置100は、配送システム内に一台存在するものとする。
また、配送装置40は配送システム内に一台以上存在することが可能である。注文受付装置100では、注文入力装置60から受信した注文情報に含まれる配達先情報に応じて、配送を担当する配送装置40を決定して、その配送装置40へ配送要求を送信する。たとえば、建物内の異なる階に配送装置40が一台ずつ存在する場合、配達先の配達ポイントが存在する階の配送装置40へ配送要求を送信する。
次に、図14に本実施形態の注文受付装置100の構成例を示す。本実施形態の注文受付装置100は、注文受付部101および配送要求送信部102により構成される。
注文受付部101は、注文入力装置60からの注文情報を受け付ける部分である。配送要求送信部102は、注文情報に基づいて配送を行う配送装置40を決定し、その配送装置40へ配送要求を送信する部分である。
なお、注文入力装置60、配送装置40および無人配達装置80の構成例については、第三の実施形態と同様のため、説明を省略する。
このように配送装置40を構成することによって、配送装置40は、配達先情報に対応するルート情報をルート記憶部44から読み出し無人配達装置80へ送信する。そして、無人配達装置80は、配送装置40から受信したルート情報に従って配達ポイントまで自装置を移動させる。これにより、無人配達装置80はあらかじめ決められたルート情報に従って配達ポイントまで移動することになる。そのため、自由度が小さい空間での商品配送をより簡易な方法で実現することが可能になる。
また、本実施形態の注文受付装置100は、配達先情報に基づいて配送を行う配送装置40を決定し、その配送装置40へ配送要求を送信する。そのため、配送システムに複数の配送装置40が存在する場合でも、注文入力装置60が注文情報の送信先の配送装置40を指定する必要がなくなる。
次に、図15に、本実施形態の注文入力装置60、注文受付装置100、配送装置40および無人配達装置80の動作例を示す。
まず、利用者は、最寄りの二次元バーコードを注文入力装置60の配達先情報指定部62に読み取らせる(ステップS301)。次に、注文入力装置60の注文入力部61は、二次元バーコードが示すURLにアクセスすることで、注文受付装置100へアクセスする(ステップS302)。そして、注文受付装置100は、URLに含まれる配達先情報が示す配達ポイントで提供可能な商品の情報を注文入力装置60へ応答し、注文入力装置60は注文可能な商品の情報(注文サイト)を表示する(ステップS303)。
次に、配達して欲しい商品の情報を利用者が注文サイトに入力すると、注文入力装置60の注文入力部61は、配達先情報と商品情報を含む注文情報を注文受付装置100へ送信する(ステップS304)。
注文受付装置100の注文受付部101が注文情報を受信すると、配送要求送信部102は、注文情報に含まれる配達先情報が示す配達ポイントに配送を行うのに適した配送装置40を決定する。そして、その配送装置40へ配送要求を送信する(ステップS305)。
配送装置40の配送要求受付部31が配送要求を受信すると、保持制御部32は商品情報に従って商品121を無人配達装置80に保持させる(ステップS306)。これにより、無人配達装置80は、商品121を保持する(ステップS307)。
次に、配送装置40の移動制御情報送信部33は、配達先情報に対応するルート情報をルート記憶部44から読み出し(ステップS308)、ルート情報を無人配達装置80へ送信する(ステップS309)。無人配達装置80は、受信したルート情報に従って配達ポイントまで移動する(ステップS310)。
このように動作することによって、配送装置40は、配達先情報に対応するルート情報をルート記憶部44から読み出し無人配達装置80へ送信する。そして、無人配達装置80は、配送装置40から受信したルート情報に従って配達ポイントまで自装置を移動させる。これにより、無人配達装置80はあらかじめ決められたルート情報に従って配達ポイントまで移動することになる。そのため、自由度が小さい空間での商品配送をより簡易な方法で実現することが可能になる。
なお、図16は、第二の実施形態の配送システム(図3)に注文受付装置100を追加した場合の、注文入力装置60、注文受付装置100、配送装置30および無人配達装置10の動作例である。
ステップS301からステップS307までは図15と同様であり、ステップS308からステップS310の代わりにステップS311からステップS313の動作を行う。
配送装置30は、配送要求に含まれる配送先情報を無人配達装置10へ送信する(ステップS311)。次に、無人配達装置10は受信した配送先情報に対応するルート情報をルート記憶部14から読み出す(ステップS312)。そして、無人配達装置10は、ルート情報に従って配達ポイントまで移動する(ステップS313)。
以上で説明したように、本発明の第四の実施形態では、配送装置40は、配達先情報に対応するルート情報をルート記憶部44から読み出し無人配達装置80へ送信する。そして、無人配達装置80は、配送装置40から受信したルート情報に従って配達ポイントまで自装置を移動させる。これにより、無人配達装置80はあらかじめ決められたルート情報に従って配達ポイントまで移動することになる。そのため、自由度が小さい空間での商品配送をより簡易な方法で実現することが可能になる。
また、本実施形態の注文受付装置100は、配達先情報に基づいて配送を行う配送装置40を決定し、その配送装置40へ配送要求を送信する。そのため、配送システムに複数の配送装置40が存在する場合でも、注文入力装置60が注文情報の送信先の配送装置40を指定する必要がなくなる。
[第五の実施形態]
次に、本発明の第五の実施の形態について説明する。本実施形態は、第一から第四の実施形態に対して、商品の配達の際に正規の受取人かどうか確認した上で商品を引き渡す機能を追加する形態である。
まず、図17に本実施形態の配送システムの構成例を示す。本実施形態の配送システムは、注文入力装置70、注文受付装置110、配送装置50および無人配達装置20により構成される。なお、本実施形態では、配送システム内に注文受付装置110を持つ場合について説明するが、図3や図9のように、注文受付装置を持たない構成としても良い。
次に、図18に本実施形態の注文受付装置110の構成例を示す。注文受付装置110は、注文受付部101、配送要求送信部102、到着通知処理部113および認証部114により構成される。注文受付装置110は、注文受付装置100(図14)に対して到着通知処理部113および認証部114を追加した構成である。
到着通知処理部113は、無人配達装置20が配達ポイントに到着したことを示す到着通知を配送装置50から受信し、注文入力装置70へ到着通知を送信する部分である。
無人配達装置20の移動制御部12は、ルート情報に従って配達ポイントまで自装置を移動させる。そのため、無人配達装置20は自装置が配達ポイントに到着したことを検知することが可能である。無人配達装置20が配達ポイントに到着すると、無人配達装置20の到着通知送信部25は、到着通知を配送装置50へ送信する。そして、配送装置50の到着通知受信部55は、無人配達装置20から到着通知を受信すると、注文受付装置110へ到着通知を送信する。このようにして、到着通知処理部113は、配送装置50から到着通知を受信する。
注文受付部101は、注文入力装置70からの注文情報を受け付ける部分である。また、本実施形態の注文受付部101は、注文情報を受け付けると、第一の認証情報を注文入力装置70へ送信する。第一の認証情報は、注文情報を一意に特定する情報である。たとえば、二次元バーコード、文字列、画像情報などを第一の認証情報として使用することが可能である。
認証部114は、配送装置50から受信した第二の認証情報と注文入力装置70へ送信した第一の認証情報に基づいて認証を行い、その結果を配送装置50へ送信する部分である。より具体的には、認証部114は、第二の認証情報と第一の認証情報が一致したとき、認証可を配送装置50へ送信し、一致しないとき、認証不可を配送装置50へ送信する。
なお、注文受付装置110ではなく、配送装置50や無人配達装置20で認証を行う場合には、認証部114は、第一の認証情報を配送装置50へも送信し、第二の認証情報の受信および認証結果の送信は行わない。
配送要求送信部102については第四の実施形態と同様のため説明を省略する。
次に、図19に本実施形態の注文入力装置70の構成例を示す。注文入力装置70は、注文入力部61、配達先情報指定部62、到着通知受信部73、認証情報受信部74および認証情報出力部75により構成される。注文入力装置70は、注文入力装置60(図6)に到着通知受信部73、認証情報受信部74および認証情報出力部75を追加した構成である。
到着通知受信部73は無人配達装置20が配達ポイントに到着したことを示す到着通知を受信する部分である。本実施形態では、到着通知受信部73は注文受付装置110から到着通知を受信する。
認証情報受信部74は、第一の認証情報を受信する部分である。本実施形態では、認証情報受信部74は注文受付装置110から第一の認証情報を受信する。
認証情報出力部75は、第一の認証情報を出力する部分である。たとえば、認証情報出力部75は、第一の認証情報を注文入力装置70上に表示させる、あるいは、無線通信あるいは有線通信で無人配達装置20へ出力する。
次に、図20に本実施形態の配送装置50の構成例を示す。配送装置50は、配送要求受付部31、保持制御部32、移動制御情報送信部33、到着通知受信部55および認証部56により構成される。配送装置50は、配送装置30(図7)に到着通知受信部55および認証部56を追加した構成である。
配送要求受付部31、保持制御部32および移動制御情報送信部33については第二の実施形態と同様のため説明を省略する。
到着通知受信部55は、無人配達装置20から無人配達装置20が配達ポイントに到着したことを示す到着通知を受信する部分である。また、本実施形態の到着通知受信部55は、到着通知を受信したとき、注文受付装置110へ到着通知を送信する。注文受付装置110を持たない配送システムの場合には、到着通知受信部55は注文入力装置70へ到着通知を送信する。
認証部56は、第二の認証情報の認証を行う部分である。本実施形態の認証部56は、無人配達装置20から第二の認証情報を受信し、注文受付装置110へ第二の認証情報を送信し、注文受付装置110から認証結果を受信し、無人配達装置20へ認証結果を送信する。あらかじめ注文受付装置110から第一の認証情報を受信しておき、配送装置50で第一の認証情報と第二の認証情報の比較を行うことも可能である。
次に、図21に本実施形態の無人配達装置20の構成例を示す。無人配達装置20は、配達先受付部11、移動制御部12、商品保持部13、ルート記憶部14、到着通知送信部25、認証情報入力部26および認証部27により構成される。無人配達装置20は、無人配達装置10(図1)に到着通知送信部25、認証情報入力部26および認証部27を追加した構成である。なお、無人配達装置80(図11)に到着通知送信部25、認証情報入力部26および認証部27を追加することも可能である。
配達先受付部11、移動制御部12およびルート記憶部14については無人配達装置10と同様のため、説明を省略する。
到着通知送信部25は、自装置が配達ポイントに到着したとき、到着通知を配送装置50へ送信する部分である。
認証情報入力部26は、第二の認証情報の入力を受け付ける部分である。第二の認証情報の入力の受付方法としては、たとえば、第二の認証情報を撮像する、利用者によるタッチパネル等を用いた第二の認証情報の入力を受け付ける、無線通信で第二の認証情報を受信する、等の方法が考えられる。
認証部27は、第二の認証情報の認証を行う部分である。認証の方法には、無人配達装置20で認証を行う方法と、他の装置へ認証を依頼して認証結果を受信する方法がある。本実施形態では、注文受付装置110が認証を行うため、認証部27は、第二の認証情報を配送装置50へ送信し、配送装置50より認証結果を受信する。無人配達装置20で認証を行う場合には、あらかじめ配送装置50経由で注文受付装置110から第一の認証情報を受信しておき、第一の認証情報と第二の認証情報を比較する。
商品保持部13は、商品を保持し、認証結果が認証可を示すとき、商品の保持を解除する部分である。
このように無人配達装置20を構成することによって、無人配達装置20は、配達先情報に対応するルート情報をルート記憶部14から読み出し、ルート情報に従って配達ポイントまで自装置を移動させる。これにより、無人配達装置10はあらかじめ決められたルート情報に従って配達ポイントまで移動することになる。そのため、自由度が小さい空間での商品配送をより簡易な方法で実現することが可能になる。
また、本実施形態では、注文受付装置110が注文入力装置70へ第一の認証情報を送信し、無人配達装置20に入力された第二の認証情報と第一の認証情報に基づいた認証結果が認証可を示すとき、無人配達装置20は商品の保持を解除する。そのため、第一の認証情報が送信された注文入力装置70の利用者以外に商品を引き渡す可能性を低減することが可能になる。
また、本実施形態では、無人配達装置20が配達ポイントに到着したとき、到着通知が注文入力装置70へ通知される。そのため、注文入力装置70の利用者は、注文した商品が到着ポイントに到着したことを把握することが可能になる。
次に、図22および図23に、本実施形態の注文入力装置70、注文受付装置110、配送装置50および無人配達装置20の動作例を示す。
まず、注文入力装置70から注文受付装置110へ注文情報を送信するところまでは、図16のステップS301からステップS304と同様である。本実施形態では、注文入力装置70から注文受付装置110への注文情報の送信後(図22のステップS401)、注文受付装置110から注文入力装置70へ第一の認証情報を送信する(ステップS402)。
そして、図16のステップS305からステップS313と同様に、無人配達装置20は、配達ポイントまで自装置を移動させる。
次に、無人配達装置20が配達ポイントに到着すると(図23のステップS403)、無人配達装置20は配送装置50へ到着通知を送信する(ステップS404)。到着通知を受信した配送装置50は、注文受付装置110へ到着通知を送信する(ステップS405)。到着通知を受信した注文受付装置110は、注文入力装置70へ到着通知を送信する(ステップS406)。
注文入力装置70が到着通知を受信すると、注文入力装置70は配達ポイントに到着している無人配達装置20に対して、ステップS402で受信した第一の認証情報を出力する(ステップS407)。たとえば、利用者が二次元バーコードを注文入力装置70の画面に表示させて、無人配達装置20に読み取らせる。
無人配達装置20は、入力された第一の認証情報を、第二の認証情報として受け付ける。そして、無人配達装置20は、第二の認証情報を配送装置50へ送信する(ステップS408)。第二の認証情報を受信した配送装置50は、注文受付装置110へ第二の認証情報を送信する(ステップS409)。
第二の認証情報を受信した注文受付装置110は、図22のステップS402で送信した第一の認証情報と図23のステップS409で受信した第二の認証情報に基づいて認証を行う(ステップS410)。そして、認証結果を配送装置50へ送信する(ステップS411)。認証結果を受信した配送装置50は、無人配達装置20へ認証結果を送信する(ステップS412)。
無人配達装置20は認証結果を受信し、認証結果が認証可を示すとき、商品の保持を解除することで、注文者へ商品を引き渡す(ステップS413)。そして、無人配達装置20は配送装置50まで帰還する(ステップS414)。
なお、図24に、認証を配送装置50が行う場合の動作例を示す。配送装置50は、あらかじめ、たとえば配送要求とともに、注文受付装置110から第一の認証情報を受信しておく。そして、図23のステップS409からS411の代わりに、自装置で認証を行う(ステップS415)。
また、図25に、認証を無人配達装置20が行う場合の動作例を示す。無人配達装置20は、あらかじめ、たとえば配送先情報とともに、配送装置50経由で注文受付装置110から第一の認証情報を受信しておく。そして、図23のステップS408からステップS412の代わりに、自装置で認証を行う(ステップS416)。
このように動作することによって、無人配達装置20は、配達先情報に対応するルート情報をルート記憶部14から読み出し、ルート情報に従って配達ポイントまで自装置を移動させる。そのため、自由度が小さい空間での商品配送をより簡易な方法で実現することが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第五の実施形態では、無人配達装置20は、配達先情報に対応するルート情報をルート記憶部14から読み出し、ルート情報に従って配達ポイントまで自装置を移動させる。これにより、無人配達装置10はあらかじめ決められたルート情報に従って配達ポイントまで移動することになる。そのため、自由度が小さい空間での商品配送をより簡易な方法で実現することが可能になる。
また、本実施形態では、注文受付装置110が注文入力装置70へ第一の認証情報を送信し、無人配達装置20に入力された第二の認証情報と第一の認証情報に基づいた認証結果が認証可を示すとき、無人配達装置20は商品の保持を解除する。そのため、第一の認証情報が送信された注文入力装置70の利用者以外に商品を引き渡す可能性を低減することが可能になる。
また、本実施形態では、無人配達装置20が配達ポイントに到着したとき、到着通知が注文入力装置70へ通知される。そのため、注文入力装置70の利用者は、注文した商品が到着ポイントに到着したことを把握することが可能になる。
[ハードウェア構成例]
上述した本発明の各実施形態における無人配達装置(10、20、80)、配送装置(30、40、50)、注文入力装置(60、70)あるいは注文受付装置(100、110)(以降、無人配達装置等)を、一つの情報処理装置(コンピュータ)を用いて実現するハードウェア資源の構成例について説明する。なお、無人配達装置等は、物理的または機能的に少なくとも二つの情報処理装置を用いて実現してもよい。また、無人配達装置等は、専用の装置として実現してもよい。また、無人配達装置等の一部の機能のみを情報処理装置を用いて実現しても良い。
図26は、本発明の各実施形態の無人配達装置等を実現可能な情報処理装置のハードウェア構成例を概略的に示す図である。情報処理装置90は、通信インタフェース91、入出力インタフェース92、演算装置93、記憶装置94および不揮発性記憶装置95およびドライブ装置96を備える。
通信インタフェース91は、各実施形態の無人配達装置等が、有線あるいは/および無線で外部装置と通信するための通信手段である。なお、無人配達装置等を、少なくとも二つの情報処理装置を用いて実現する場合、それらの装置の間を通信インタフェース91経由で相互に通信可能なように接続しても良い。
入出力インタフェース92は、入力デバイスの一例であるキーボードや、出力デバイスとしてのディスプレイ等のマンマシンインタフェースである。
演算装置93は、汎用のCPU(Central Processing Unit)やマイクロプロセッサ等の演算処理装置である。演算装置93は、たとえば、不揮発性記憶装置95に記憶された各種プログラムを記憶装置94に読み出し、読み出したプログラムに従って処理を実行することが可能である。
記憶装置94は、演算装置93から参照可能な、RAM(Random Access Memory)等のメモリ装置であり、プログラムや各種データ等を記憶する。記憶装置94は、揮発性のメモリ装置であっても良い。
不揮発性記憶装置95は、たとえば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、等の、不揮発性の記憶装置であり、各種プログラムやデータ等を記憶することが可能である。
ドライブ装置96は、たとえば、後述する記録媒体97に対するデータの読み込みや書き込みを処理する装置である。
記録媒体97は、たとえば、光ディスク、光磁気ディスク、半導体フラッシュメモリ等、データを記録可能な任意の記録媒体である。
本発明の各実施形態は、たとえば、図26に例示した情報処理装置90により無人配達装置等を構成し、この無人配達装置等に対して、上記各実施形態において説明した機能を実現可能なプログラムを供給することにより実現してもよい。
この場合、無人配達装置等に対して供給したプログラムを、演算装置93が実行することによって、実施形態を実現することが可能である。また、無人配達装置等のすべてではなく、一部の機能を情報処理装置90で構成することも可能である。
さらに、上記プログラムを記録媒体97に記録しておき、無人配達装置等の出荷段階、あるいは運用段階等において、適宜上記プログラムが不揮発性記憶装置95に格納されるよう構成してもよい。なお、この場合、上記プログラムの供給方法は、出荷前の製造段階、あるいは運用段階等において、適当な治具を利用して無人配達装置等内にインストールする方法を採用してもよい。また、上記プログラムの供給方法は、インターネット等の通信回線を介して外部からダウンロードする方法等の一般的な手順を採用してもよい。
なお、上述する各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
商品の配達先の配達ポイントを特定する配達先情報を受け付ける配達先受付部と、
前記配達先情報に対応するルート情報を、前記配達先情報の各々に対応する前記ルート情報を記憶したルート記憶部から読み出し、前記ルート情報に従って前記配達ポイントまで自装置を移動させる移動制御部と、
前記商品を保持する商品保持部と
を備えることを特徴とする無人配達装置。
(付記2)
前記自装置が前記配達ポイントに到着したとき、到着通知を送信する到着通知送信部
をさらに備えることを特徴とする付記1に記載の無人配達装置。
(付記3)
第二の認証情報の入力を受け付ける認証情報入力部と、
前記第二の認証情報の認証を行う認証部と、
をさらに備え、
前記商品保持部は、前記認証の結果が認証可を示すとき、前記商品の前記保持の解除を行う
ことを特徴とする付記1あるいは付記2に記載の無人配達装置。
(付記4)
前記認証部は、前記第二の認証情報を送信し、前記第二の認証情報の前記認証の前記結果を受信することにより前記認証を行う
ことを特徴とする付記3に記載の無人配達装置。
(付記5)
前記認証部は、第一の認証情報を受信し、前記第一の認証情報と前記第二の認証情報に基づいて前記認証を行う
ことを特徴とする付記3に記載の無人配達装置。
(付記6)
配達先の配達ポイントを特定する配達先情報および配達する商品の商品情報を含む配送要求を受け付ける配送要求受付部と、
前記商品情報に対応する前記商品を無人配達装置に保持させる保持制御部と、
前記配達ポイントへの移動制御に関する移動制御情報を前記無人配達装置へ送信する移動制御情報送信部と
を備えることを特徴とする配送装置。
(付記7)
前記無人配達装置が前記配達ポイントに到着したことを示す到着通知を前記無人配達装置から受信し、前記到着通知を送信する到着通知受信部
をさらに備えることを特徴とする付記6に記載の配送装置。
(付記8)
前記無人配達装置から第二の認証情報を受信し、前記第二の認証情報の認証を行い、前記認証の結果を前記無人配達装置へ送信する認証部
をさらに備えることを特徴とする付記6あるいは付記7に記載の配送装置。
(付記9)
前記認証部は、前記第二の認証情報を送信し、前記第二の認証情報の前記認証の前記結果を受信することにより前記認証を行う
ことを特徴とする付記8に記載の配送装置。
(付記10)
前記認証部は、第一の認証情報を受信し、前記第一の認証情報と前記第二の認証情報に基づいて前記認証を行う
ことを特徴とする付記8に記載の配送装置。
(付記11)
前記移動制御情報は、前記配達先情報である
ことを特徴とする付記6から付記10のいずれかに記載の配送装置。
(付記12)
前記移動制御情報は、前記配達先情報に対応するルート情報であり、
前記移動制御情報送信部は、前記配達先情報に対応する前記ルート情報を、前記配達先情報の各々に対応する前記ルート情報を記憶したルート記憶部から取得する
ことを特徴とする付記6から付記10のいずれかに記載の配送装置。
(付記13)
配達先の配達ポイントを特定する配達先情報および配達する商品の商品情報を含む注文情報を送信する注文入力部と、
前記配達先情報を指定する配達先情報指定部と
を備えることを特徴とする注文入力装置。
(付記14)
前記配達先情報指定部は、前記配達先情報を含む画像情報を取得する、前記配達ポイントに設置された電波発生装置からの電波強度に基づいて前記配達先情報を選択する、自装置の位置情報に基づき前記配達先情報を選択する、利用者に前記配達先情報を選択させる、のいずれか一つ以上の方法により前記配達先情報の前記指定を行う
ことを特徴とする付記13に記載の注文入力装置。
(付記15)
前記注文入力部は、さらに、注文可能な前記商品の情報を受信する
ことを特徴とする付記13あるいは付記14に記載の注文入力装置。
(付記16)
前記商品が前記配達ポイントに到着したことを示す到着通知を受信する到着通知受信部
をさらに備えることを特徴とする付記13から付記15のいずれかに記載の注文入力装置。
(付記17)
前記注文情報に対応する第一の認証情報を受信する認証情報受信部と、
前記第一の認証情報を出力する認証情報出力部と
をさらに備えることを特徴とする付記13から付記16のいずれかに記載の注文入力装置。
(付記18)
配達先の配達ポイントを特定する配達先情報および配達する商品の商品情報を含む注文情報を注文入力装置から受け付ける注文受付部と、
前記配達先情報に対応する配送装置へ前記配達先情報と前記商品情報を含む配送要求を送信する配送要求送信部と
を備えることを特徴とする注文受付装置。
(付記19)
前記商品が前記配達ポイントへ到着したことを示す到着通知を前記配送装置から受信し、前記到着通知を前記注文入力装置へ送信する到着通知処理部
をさらに備えることを特徴とする付記18に記載の注文受付装置。
(付記20)
前記注文情報を受け付けたとき、前記注文情報に対応する第一の認証情報を送信する認証部
をさらに備えることを特徴とする付記18あるいは付記19に記載の注文受付装置。
(付記21)
前記認証部は、さらに、第二の認証情報を前記配送装置から受信したとき、前記第一の認証情報と前記第二の認証情報に基づいて認証を行い、前記認証の結果を前記配送装置へ送信する
ことを特徴とする付記20に記載の注文受付装置。
(付記22)
前記認証部は、さらに、前記第一の認証情報を前記配送装置へ送信する
ことを特徴とする付記20に記載の注文受付装置。
(付記23)
付記6から付記11のいずれかに記載の配送装置と、
付記13から付記17のいずれかに記載の注文入力装置と、
前記無人配達装置と
を備え、
前記配送要求は前記注文情報であり、
前記無人配達装置は、付記1から付記5のいずれかに記載の無人配達装置である
ことを特徴とする配送システム。
(付記24)
付記12に記載の配送装置と、
付記13から付記17のいずれかに記載の注文入力装置と、
前記無人配達装置と
を備え、
前記配送要求は前記注文情報である
ことを特徴とする配送システム。
(付記25)
付記6から付記11のいずれかに記載の配送装置と、
前記無人配達装置と、
付記18から付記22のいずれかに記載の注文受付装置と、
前記注文入力装置と
を備え、
前記配送装置の前記配送要求受付部は、前記注文受付装置の前記配送要求送信部から送信される前記配送要求を受け付け、
前記無人配達装置は、付記1から付記5のいずれかに記載の無人配達装置である
ことを特徴とする配送システム。
(付記26)
付記7に記載の配送装置と、
前記無人配達装置と、
付記18から付記22のいずれかに記載の注文受付装置と、
前記注文入力装置と
を備え、
前記配送装置の前記配送要求受付部は、前記注文受付装置の前記配送要求送信部から送信される前記配送要求を受け付ける
ことを特徴とする配送システム。
(付記27)
商品を保持し、
前記商品の配達先の配達ポイントを特定する配達先情報を受け付け、
前記配達先情報に対応するルート情報を、前記配達先情報の各々に対応する前記ルート情報を記憶したルート記憶部から読み出し、前記ルート情報に従って前記配達ポイントまで自装置を移動させる
ことを特徴とする無人配達方法。
(付記28)
前記自装置が前記配達ポイントに到着したとき、到着通知を送信する
ことを特徴とする付記27に記載の無人配達方法。
(付記29)
第二の認証情報の入力を受け付け、
前記第二の認証情報の認証を行い、
前記認証の結果が認証可を示すとき、前記商品の前記保持の解除を行う
ことを特徴とする付記27あるいは付記28に記載の無人配達方法。
(付記30)
前記第二の認証情報を送信し、前記第二の認証情報の前記認証の前記結果を受信することにより前記認証を行う
ことを特徴とする付記29に記載の無人配達方法。
(付記31)
第一の認証情報を受信し、前記第一の認証情報と前記第二の認証情報に基づいて前記認証を行う
ことを特徴とする付記29に記載の無人配達方法。
(付記32)
配達先の配達ポイントを特定する配達先情報および配達する商品の商品情報を含む配送要求を受け付け、
前記商品情報に対応する前記商品を無人配達装置に保持させ、
前記配達ポイントへの移動制御に関する移動制御情報を前記無人配達装置へ送信する
ことを特徴とする配送方法。
(付記33)
前記無人配達装置が前記配達ポイントに到着したことを示す到着通知を前記無人配達装置から受信し、前記到着通知を送信する
ことを特徴とする付記32に記載の配送方法。
(付記34)
前記無人配達装置から第二の認証情報を受信し、前記第二の認証情報の認証を行い、前記認証の結果を前記無人配達装置へ送信する
ことを特徴とする付記32あるいは付記33に記載の配送方法。
(付記35)
前記第二の認証情報を送信し、前記第二の認証情報の前記認証の前記結果を受信することにより前記認証を行う
ことを特徴とする付記34に記載の配送方法。
(付記36)
第一の認証情報を受信し、前記第一の認証情報と前記第二の認証情報に基づいて前記認証を行う
ことを特徴とする付記34に記載の配送方法。
(付記37)
前記移動制御情報は、前記配達先情報である
ことを特徴とする付記32から付記36のいずれかに記載の配送方法。
(付記38)
前記移動制御情報は、前記配達先情報に対応するルート情報であり、
前記配達先情報に対応する前記ルート情報を、前記配達先情報の各々に対応する前記ルート情報を記憶したルート記憶部から取得する
ことを特徴とする付記32から付記36のいずれかに記載の配送方法。
(付記39)
配達先の配達ポイントを特定する配達先情報および配達する商品の商品情報を含む注文情報を送信し、
前記配達先情報を指定する
ことを特徴とする注文入力方法。
(付記40)
前記配達先情報を含む画像情報を取得する、前記配達ポイントに設置された電波発生装置からの電波強度に基づいて前記配達先情報を選択する、自装置の位置情報に基づき前記配達先情報を選択する、利用者に前記配達先情報を選択させる、のいずれか一つ以上の方法により前記配達先情報の前記指定を行う
ことを特徴とする付記39に記載の注文入力方法。
(付記41)
さらに、注文可能な前記商品の情報を受信する
ことを特徴とする付記39あるいは付記40に記載の注文入力方法。
(付記42)
前記商品が前記配達ポイントに到着したことを示す到着通知を受信する
ことを特徴とする付記39から付記41のいずれかに記載の注文入力方法。
(付記43)
前記注文情報に対応する第一の認証情報を受信し、
前記第一の認証情報を出力する
ことを特徴とする付記39から付記42のいずれかに記載の注文入力方法。
(付記44)
配達先の配達ポイントを特定する配達先情報および配達する商品の商品情報を含む注文情報を注文入力装置から受け付け、
前記配達先情報に対応する配送装置へ前記配達先情報と前記商品情報を含む配送要求を送信する
ことを特徴とする注文受付方法。
(付記45)
前記商品が前記配達ポイントへ到着したことを示す到着通知を前記配送装置から受信し、前記到着通知を前記注文入力装置へ送信する
ことを特徴とする付記44に記載の注文受付方法。
(付記46)
前記注文情報を受け付けたとき、前記注文情報に対応する第一の認証情報を送信する
ことを特徴とする付記44あるいは付記45に記載の注文受付方法。
(付記47)
さらに、第二の認証情報を前記配送装置から受信したとき、前記第一の認証情報と前記第二の認証情報に基づいて認証を行い、前記認証の結果を前記配送装置へ送信する
ことを特徴とする付記46に記載の注文受付方法。
(付記48)
さらに、前記第一の認証情報を前記配送装置へ送信する
ことを特徴とする付記46に記載の注文受付方法。
(付記49)
コンピュータに、
商品の配達先の配達ポイントを特定する配達先情報を受け付ける配達先受付機能と、
前記配達先情報に対応するルート情報を、前記配達先情報の各々に対応する前記ルート情報を記憶したルート記憶部から読み出し、前記ルート情報に従って前記配達ポイントまで自装置を移動させる移動制御機能と、
前記商品を保持する商品保持機能と
を実現させることを特徴とする無人配達プログラム。
(付記50)
前記自装置が前記配達ポイントに到着したとき、到着通知を送信する到着通知送信機能
をさらにコンピュータに実現させることを特徴とする付記49に記載の無人配達プログラム。
(付記51)
第二の認証情報の入力を受け付ける認証情報入力機能と、
前記第二の認証情報の認証を行う認証機能と、
をさらにコンピュータに実現させ、
前記商品保持機能は、前記認証の結果が認証可を示すとき、前記商品の前記保持の解除を行う
ことを特徴とする付記49あるいは付記50に記載の無人配達プログラム。
(付記52)
前記認証機能は、前記第二の認証情報を送信し、前記第二の認証情報の前記認証の前記結果を受信することにより前記認証を行う
ことを特徴とする付記51に記載の無人配達プログラム。
(付記53)
前記認証機能は、第一の認証情報を受信し、前記第一の認証情報と前記第二の認証情報に基づいて前記認証を行う
ことを特徴とする付記51に記載の無人配達プログラム。
(付記54)
コンピュータに、
配達先の配達ポイントを特定する配達先情報および配達する商品の商品情報を含む配送要求を受け付ける配送要求受付機能と、
前記商品情報に対応する前記商品を無人配達装置に保持させる保持制御機能と、
前記配達ポイントへの移動制御に関する移動制御情報を前記無人配達装置へ送信する移動制御情報送信機能と
を実現させることを特徴とする配送プログラム。
(付記55)
前記無人配達装置が前記配達ポイントに到着したことを示す到着通知を前記無人配達装置から受信し、前記到着通知を送信する到着通知受信機能
をさらにコンピュータに実現させることを特徴とする付記54に記載の配送プログラム。
(付記56)
前記無人配達装置から第二の認証情報を受信し、前記第二の認証情報の認証を行い、前記認証の結果を前記無人配達装置へ送信する認証機能
をさらにコンピュータに実現させることを特徴とする付記54あるいは付記55に記載の配送プログラム。
(付記57)
前記認証機能は、前記第二の認証情報を送信し、前記第二の認証情報の前記認証の前記結果を受信することにより前記認証を行う
ことを特徴とする付記56に記載の配送プログラム。
(付記58)
前記認証機能は、第一の認証情報を受信し、前記第一の認証情報と前記第二の認証情報に基づいて前記認証を行う
ことを特徴とする付記56に記載の配送プログラム。
(付記59)
前記移動制御情報は、前記配達先情報である
ことを特徴とする付記54から付記58のいずれかに記載の配送プログラム。
(付記60)
前記移動制御情報は、前記配達先情報に対応するルート情報であり、
前記移動制御情報送信機能は、前記配達先情報に対応する前記ルート情報を、前記配達先情報の各々に対応する前記ルート情報を記憶したルート記憶部から取得する
ことを特徴とする付記54から付記58のいずれかに記載の配送プログラム。
(付記61)
コンピュータに、
配達先の配達ポイントを特定する配達先情報および配達する商品の商品情報を含む注文情報を送信する注文入力機能と、
前記配達先情報を指定する配達先情報指定機能と
を実現させることを特徴とする注文入力プログラム。
(付記62)
前記配達先情報指定機能は、前記配達先情報を含む画像情報を取得する、前記配達ポイントに設置された電波発生装置からの電波強度に基づいて前記配達先情報を選択する、自装置の位置情報に基づき前記配達先情報を選択する、利用者に前記配達先情報を選択させる、のいずれか一つ以上の方法により前記配達先情報の前記指定を行う
ことを特徴とする付記61に記載の注文入力プログラム。
(付記63)
前記注文入力機能は、さらに、注文可能な前記商品の情報を受信する
ことを特徴とする付記61あるいは付記62に記載の注文入力プログラム。
(付記64)
前記商品が前記配達ポイントに到着したことを示す到着通知を受信する到着通知受信機能
をさらにコンピュータに実現させることを特徴とする付記61から付記63のいずれかに記載の注文入力プログラム。
(付記65)
前記注文情報に対応する第一の認証情報を受信する認証情報受信機能と、
前記第一の認証情報を出力する認証情報出力機能と
をさらにコンピュータに実現させることを特徴とする付記61から付記64のいずれかに記載の注文入力プログラム。
(付記66)
コンピュータに、
配達先の配達ポイントを特定する配達先情報および配達する商品の商品情報を含む注文情報を注文入力装置から受け付ける注文受付機能と、
前記配達先情報に対応する配送装置へ前記配達先情報と前記商品情報を含む配送要求を送信する配送要求送信機能と
を実現させることを特徴とする注文受付プログラム。
(付記67)
前記商品が前記配達ポイントへ到着したことを示す到着通知を前記配送装置から受信し、前記到着通知を前記注文入力装置へ送信する到着通知処理機能
をさらにコンピュータに実現させることを特徴とする付記66に記載の注文受付プログラム。
(付記68)
前記注文情報を受け付けたとき、前記注文情報に対応する第一の認証情報を送信する認証機能
をさらにコンピュータに実現させることを特徴とする付記66あるいは付記67に記載の注文受付プログラム。
(付記69)
前記認証機能は、さらに、第二の認証情報を前記配送装置から受信したとき、前記第一の認証情報と前記第二の認証情報に基づいて認証を行い、前記認証の結果を前記配送装置へ送信する
ことを特徴とする付記68に記載の注文受付プログラム。
(付記70)
前記認証機能は、さらに、前記第一の認証情報を前記配送装置へ送信する
ことを特徴とする付記68に記載の注文受付プログラム。
10、20、80 無人配達装置
11 配達先受付部
12 移動制御部
13 商品保持部
14 ルート記憶部
25 到着通知送信部
26 認証情報入力部
27 認証部
30、40、50 配送装置
31 配送要求受付部
32 保持制御部
33 移動制御情報送信部
44 ルート記憶部
55 到着通知受信部
56 認証部
60、70 注文入力装置
61 注文入力部
62 配達先情報指定部
73 到着通知受信部
74 認証情報受信部
75 認証情報出力部
81 ルート情報受信部
100、110 注文受付装置
101 注文受付部
102 配送要求送信部
113 到着通知処理部
114 認証部
120 インターネット
121 商品
90 情報処理装置
91 通信インタフェース
92 入出力インタフェース
93 演算装置
94 記憶装置
95 不揮発性記憶装置
96 ドライブ装置
97 記録媒体

Claims (8)

  1. 配達先を指定する情報を含む二次元バーコードを注文入力装置が読み取ることにより指定された商品の配達先の配達ポイントを特定する配達先情報を受け付ける配達先受付部と、
    前記配達先情報に対応するルート情報を、前記配達先情報の各々に対応する前記ルート情報を記憶したルート記憶部から読み出し、前記ルート情報に従って前記配達ポイントまで自装置を移動させる移動制御部と、
    前記商品を保持する商品保持部と、を備え、
    前記配達ポイントは、複数の机を含む配送区画のそれぞれに一つずつ設けられている
    ことを特徴とする無人配達装置。
  2. 配達先を指定する情報を含む二次元バーコードを注文入力装置が読み取ることにより指定された配達先の配達ポイントを特定する配達先情報および配達する商品の商品情報を含む配送要求を受け付ける配送要求受付部と、
    前記商品情報に対応する前記商品を無人配達装置に保持させる保持制御部と、
    前記配達ポイントへの移動制御に関する移動制御情報を前記無人配達装置へ送信する移動制御情報送信部と、を備え、
    前記配達ポイントは、複数の机を含む配送区画のそれぞれに一つずつ設けられている
    ことを特徴とする配送装置。
  3. 前記移動制御情報は、前記配達先情報に対応するルート情報であり、
    前記移動制御情報送信部は、前記配達先情報に対応する前記ルート情報を、前記配達先情報の各々に対応する前記ルート情報を記憶したルート記憶部から取得する
    ことを特徴とする請求項2に記載の配送装置。
  4. 配達先を指定する情報を含む二次元バーコードを注文入力装置が読み取ることにより指定された配達先の配達ポイントを特定する配達先情報および配達する商品の商品情報を含む注文情報を注文入力装置から受け付ける注文受付部と、
    前記配達先情報に対応する配送装置へ前記配達先情報と前記商品情報を含む配送要求を送信する配送要求送信部と、を備え、
    前記配達ポイントは、複数の机を含む配送区画のそれぞれに一つずつ設けられている
    ことを特徴とする注文受付装置。
  5. 請求項2に記載の配送装置と、
    前記配達先情報および前記商品情報を含む注文情報を前記配送装置に送信する注文入力部と、前記配達先情報を、配達先を指定する情報を含む二次元バーコードを読み取ることによって指定する配達先情報指定部と、を備える注文入力装置と、
    前記無人配達装置と
    を備え、
    前記配送要求は前記注文情報であり、
    前記無人配達装置は、請求項1に記載の無人配達装置である
    ことを特徴とする配送システム。
  6. 商品を保持し、
    配達先を指定する情報を含む二次元バーコードを読み取ることにより指定された前記商品の配達先の、複数の机を含む配送区画のそれぞれに一つずつ設けられている配達ポイントを特定する配達先情報を受け付け、
    前記配達先情報に対応するルート情報を、前記配達先情報の各々に対応する前記ルート情報を記憶したルート記憶部から読み出し、前記ルート情報に従って前記配達ポイントまで自装置を移動させる
    ことを特徴とする無人配達方法。
  7. 配達先を指定する情報を含む二次元バーコードを読み取ることにより指定された配達先の、複数の机を含む配送区画のそれぞれに一つずつ設けられている配達ポイントを特定する配達先情報および配達する商品の商品情報を含む配送要求を受け付け、
    前記商品情報に対応する前記商品を無人配達装置に保持させ、
    前記配達ポイントへの移動制御に関する移動制御情報を前記無人配達装置へ送信する
    ことを特徴とする配送方法。
  8. 配達先を指定する情報を含む二次元バーコードを読み取ることにより指定された配達先の、複数の机を含む配送区画のそれぞれに一つずつ設けられている配達ポイントを特定する配達先情報および配達する商品の商品情報を含む注文情報を注文入力装置から受け付け、
    前記配達先情報に対応する配送装置へ前記配達先情報と前記商品情報を含む配送要求を送信する
    ことを特徴とする注文受付方法。
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