JP2019057153A - 情報処理システム、中央管理システム、情報処理方法、及び、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】商品の配達に関する情報を容易にユーザに提示できるようにすること目的とする。【解決手段】情報処理システムは、ユーザからの商品の注文を受付ける販売管理システムと、中央管理システムと、商品の配達を管理する物流管理システムと、を有する情報処理システムであって、物流管理システムは、商品の配達条件を表す配達条件情報を中央管理システムに送信し、販売管理システムは、商品の配達情報の問合せ通知を中央管理システムに送信し、中央管理システムは、物流管理システムから受信した配達条件情報、及び、販売管理システムから受信した問合せ通知に基づいて、問合せ通知に対応する配達情報を決定し、決定した配達情報を販売管理システムに送信し、物流管理システムは、ユーザに、中央管理システムから受信した配達情報に基づく情報を提示する。【選択図】図3
Description
本発明は、情報処理システム、中央管理システム、情報処理方法、及び、プログラムに関する。
従来から電子商取引サイトを使った電子商取引が広く行われている(特許文献1)。
商品を配達する物流業者が使う物流管理システムは複数あってシステムごとにデータの形式等が異なる。したがって、ユーザの注文を受付ける販売管理システムが、商品の配達に関する情報をユーザに提示することは、それぞれの物流管理システムにアクセスして物流管理システムごとに異なるデータを処理する機能の構築が必要であるため、困難である。
本発明の情報処理システムは、ユーザからの商品の注文を受付ける販売管理システムと、中央管理システムと、商品の配達を管理する物流管理システムと、を有する情報処理システムであって、前記物流管理システムは、商品の配達条件を表す配達条件情報を前記中央管理システムに送信し、前記販売管理システムは、商品の配達情報の問合せ通知を前記中央管理システムに送信し、前記中央管理システムは、前記物流管理システムから受信した前記配達条件情報、及び、前記販売管理システムから受信した前記問合せ通知に基づいて、前記問合せ通知に対応する前記配達情報を決定し、決定した前記配達情報を前記販売管理システムに送信し、前記物流管理システムは、前記ユーザに、前記中央管理システムから受信した前記配達情報に基づく情報を提示する。
本発明によれば、物流管理システムごとに異なるデータを処理する販売管理システムの機能の構築が不要であるため、商品の配達に関する情報を容易にユーザに提示できる。
電子商取引システム1は、電子商取引(以下、ECとも呼ぶ)を実現するシステムである。ユーザは、ユーザ端末10から電子商取引システム1にアクセスして商品の注文等を行うことができる。電子商取引システム1は、情報処理システムの一例である。
まず、図1を参照して、電子商取引システム1の構成について説明する。図1は、電子商取引システム1の構成の一例を示す図である。電子商取引システム1は、ECサイト管理システム20と、中央管理システム30と、物流管理システム40と、店舗利用システム60を有する。
まず、図1を参照して、電子商取引システム1の構成について説明する。図1は、電子商取引システム1の構成の一例を示す図である。電子商取引システム1は、ECサイト管理システム20と、中央管理システム30と、物流管理システム40と、店舗利用システム60を有する。
ECサイト管理システム20は、ECサイト(電子商取引サイト)を管理するシステムである。ECサイト管理システム20が管理するECサイトは、モール型であってもよく自社サイト型であってもよい。モール型のECサイトは、インターネット上の仮想的な商店街である。複数の電子商取引事業者(以下、EC事業者とも呼ぶ)がモール型のECサイトに出店できる。自社サイト型のECサイトは、EC事業者が個別に構築して立ち上げるECサイトである。
ECサイト管理システム20は、複数のECサイトごとに存在し、ECサイトを管理する。したがって、ECサイト管理システム20は複数ある。電子商取引システム1には、ECサイトとして、第1のECサイトから第LのECサイト(Lは2以上の自然数)までが存在する。また、電子商取引システム1は、第1のECサイト管理システム20から第LのECサイト管理システム20までのECサイト管理システム20を有する。第iのECサイト管理システム20(iは1以上L以下の自然数)は、第iのECサイトを管理する。ECサイト管理システム20は、ユーザからの商品の注文を受付ける販売管理システムの一例である。また、ECサイト管理システム20は、中央管理システム30から見たとき、外部のシステムの一例である。
ECサイト管理システム20は、複数のECサイトごとに存在し、ECサイトを管理する。したがって、ECサイト管理システム20は複数ある。電子商取引システム1には、ECサイトとして、第1のECサイトから第LのECサイト(Lは2以上の自然数)までが存在する。また、電子商取引システム1は、第1のECサイト管理システム20から第LのECサイト管理システム20までのECサイト管理システム20を有する。第iのECサイト管理システム20(iは1以上L以下の自然数)は、第iのECサイトを管理する。ECサイト管理システム20は、ユーザからの商品の注文を受付ける販売管理システムの一例である。また、ECサイト管理システム20は、中央管理システム30から見たとき、外部のシステムの一例である。
中央管理システム30は、ECサイト管理システム20と物流管理システム40とを連携するシステムである。中央管理システム30は、複数のECサイト管理システム20、複数の物流管理システム40、及び、複数の店舗利用システム60と通信可能である。
物流管理システム40は、商品の配達を管理する。商品を配達する物流業者は複数あり、それぞれの物流業者ごとに物流管理システム40が存在する。したがって、物流管理システム40は複数ある。電子商取引システム1を使う物流業者は、第1の物流業者から第Mの物流業者(Mは2以上の自然数)までが存在する。また、物流管理システム40は、第1の物流管理システム40から第Mの物流管理システム40までが存在する。第jの物流管理システム40(jは1以上M以下の自然数)は、第jの物流業者による商品の配達を管理する。物流業者の一例としては、例えば、配達事業者がある。
物流管理システム40は、商品の配達を管理する。商品を配達する物流業者は複数あり、それぞれの物流業者ごとに物流管理システム40が存在する。したがって、物流管理システム40は複数ある。電子商取引システム1を使う物流業者は、第1の物流業者から第Mの物流業者(Mは2以上の自然数)までが存在する。また、物流管理システム40は、第1の物流管理システム40から第Mの物流管理システム40までが存在する。第jの物流管理システム40(jは1以上M以下の自然数)は、第jの物流業者による商品の配達を管理する。物流業者の一例としては、例えば、配達事業者がある。
店舗利用システム60は、EC事業者が商品の販売を管理するシステムである。店舗利用システム60は、複数のEC事業者ごとに存在する。したがって、店舗利用システム60は複数存在する。電子商取引システム1は、第1の店舗利用システム60から第Pの店舗利用システム60(Pは2以上の自然数)までの店舗利用システム60を有する。店舗利用システム60は、中央管理システム30と通信可能である。また、店舗利用システム60は、中央管理システム30から見たとき、外部のシステムの一例である。
ユーザ端末10は、ユーザが使用する端末であって、電子商取引システム1にアクセスして商品の注文等を行う端末である。ユーザ端末10として、パーソナルコンピュータや、スマートフォンを含むスマートデバイスが使われるが、これら以外の情報処理装置が使われてもよい。
ECサイト管理システム20、中央管理システム30、物流管理システム40、及び、店舗利用システム60は、それぞれ1台以上の情報処理装置100から構成される。ここで図2を参照して、情報処理装置100の構成について説明する。図2は、情報処理装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。情報処理装置100は、CPU101と、記憶装置102と、通信インタフェース103と、これらを接続するバス104とを備える。情報処理装置100はコンピュータの一例である。
CPU101は、情報処理装置100の全体を制御する。CPU101が記憶装置102に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって図3、図6、図7、図8に示す処理等が実現される。例えば、中央管理システム30を構成する情報処理装置100が、CPU101が記憶装置102に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって、図3、図6、図7、図8に示す中央管理システム30の処理が実現される。そして、中央管理システム30の各種の機能が実現される。
CPU101は、情報処理装置100の全体を制御する。CPU101が記憶装置102に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって図3、図6、図7、図8に示す処理等が実現される。例えば、中央管理システム30を構成する情報処理装置100が、CPU101が記憶装置102に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって、図3、図6、図7、図8に示す中央管理システム30の処理が実現される。そして、中央管理システム30の各種の機能が実現される。
記憶装置102は、RAM、ROM、HDD等の記憶装置であって、プログラムを記憶したり、CPU101がプログラムに基づき処理を実行する際に利用するデータ等を記憶したりする。記憶装置102は、プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体の一例である。CPU101は、通信インタフェース103を介してプログラムをダウンロードして、記憶装置102に記憶させてもよい。
通信インタフェース103は、他の情報処理装置100との通信の制御を司る。
通信インタフェース103は、他の情報処理装置100との通信の制御を司る。
次に、図3を参照して第1の注文処理について説明する。図3は、第1の注文処理の一例を示すシーケンス図である。第1の注文処理は、店舗利用システム60が使われずに、ユーザの注文を扱う処理である。
S100において、第jの物流管理システム40は、中央管理システム30に物流業者関連情報を送信する。中央管理システム30は、第jの物流管理システム40から物流業者関連情報を受信して、中央管理システム30を構成する情報処理装置100の記憶装置102に記憶する。
S100は、定期的に実行される。例えば、S100は、1日に1回、又は、1週間に1回等、定期的に実行されてもよい。また、第jの物流管理システム40において物流業者関連情報が更新されるごとにS100が実行されてもよい。S100は、全ての物流管理システム40と、中央管理システム30との間で実行される。
S100において、第jの物流管理システム40は、中央管理システム30に物流業者関連情報を送信する。中央管理システム30は、第jの物流管理システム40から物流業者関連情報を受信して、中央管理システム30を構成する情報処理装置100の記憶装置102に記憶する。
S100は、定期的に実行される。例えば、S100は、1日に1回、又は、1週間に1回等、定期的に実行されてもよい。また、第jの物流管理システム40において物流業者関連情報が更新されるごとにS100が実行されてもよい。S100は、全ての物流管理システム40と、中央管理システム30との間で実行される。
物流業者関連情報は、物流業者における商品の配達に関する情報であり、物流業者の商品の配達条件を表す配達条件情報を含む。中央管理システム30が記憶する物流業者関連情報には、第1の物流業者関連情報と、第2の物流業者関連情報とが含まれる。物流業者関連情報は、物流業者ごとに異なる。物流業者関連情報に含まれる配達条件情報には、次に説明するように、第1の配達条件情報と、第2の配達条件情報とが含まれる。
まず、図4Aを参照して、第1の物流業者関連情報について説明する。
第1の物流業者関連情報では、物流業者を表す物流業者識別情報と、第1の配達条件情報と、配達識別番号の付番範囲とが関連付けられている。
第1の配達条件情報には、配達可能地域情報と、代引可能地域情報とが含まれる。配達可能地域情報は、第1の配達条件情報に対応する物流業者が商品を配達可能な地域を表す。代引可能地域情報は、第1の配達条件情報に対応する物流業者が代引き可能な地域を表す。
配達識別情報の付番範囲は、中央管理システム30が、配達識別情報として使用可能な番号の範囲である。配達識別情報は、物流管理システム40が、配達する商品や商品の配達状態を特定可能な情報である。中央管理システム30が配達識別情報を付番するときに、配達識別情報の付番範囲を用いる。ただし、物流管理システム40が配達識別情報を付番してもよい。
第1の物流業者関連情報では、物流業者を表す物流業者識別情報と、第1の配達条件情報と、配達識別番号の付番範囲とが関連付けられている。
第1の配達条件情報には、配達可能地域情報と、代引可能地域情報とが含まれる。配達可能地域情報は、第1の配達条件情報に対応する物流業者が商品を配達可能な地域を表す。代引可能地域情報は、第1の配達条件情報に対応する物流業者が代引き可能な地域を表す。
配達識別情報の付番範囲は、中央管理システム30が、配達識別情報として使用可能な番号の範囲である。配達識別情報は、物流管理システム40が、配達する商品や商品の配達状態を特定可能な情報である。中央管理システム30が配達識別情報を付番するときに、配達識別情報の付番範囲を用いる。ただし、物流管理システム40が配達識別情報を付番してもよい。
次に、図4Bを参照して、第2の物流業者関連情報について説明する。
第2の物流業者関連情報では、物流業者を表す物流業者識別情報と、第2の配達条件情報とが関連付けられている。
第2の配達条件情報では、配達元情報と、配達先情報と、サイズと、重量と、リードタイムと、送料とが関連付けられている。
配達元情報は、商品の配達元を表す情報である。配達先情報は、商品の配達先を表す情報である。サイズは、配達する商品のサイズを表す情報である。重量は、配達する商品の重量を表す情報である。リードタイムは、商品の配達に要する期間を表す情報である。送料は、商品の配達に要する費用を表す情報である。
第2の物流業者関連情報では、物流業者を表す物流業者識別情報と、第2の配達条件情報とが関連付けられている。
第2の配達条件情報では、配達元情報と、配達先情報と、サイズと、重量と、リードタイムと、送料とが関連付けられている。
配達元情報は、商品の配達元を表す情報である。配達先情報は、商品の配達先を表す情報である。サイズは、配達する商品のサイズを表す情報である。重量は、配達する商品の重量を表す情報である。リードタイムは、商品の配達に要する期間を表す情報である。送料は、商品の配達に要する費用を表す情報である。
第jの物流管理システム40が中央管理システム30に送信する物流業者関連情報は、第jの物流業者の物流業者関連情報である。より具体的には、第jの物流管理システム40が中央管理システム30に送信する物流業者関連情報は、第jの物流業者についての、配達識別情報の付番範囲、第1の配達条件情報、及び、第2の配達条件情報である。
中央管理システム30は、第jの物流管理システム40から物流業者関連情報を受信すると、第jの物流管理システム40に対応する第jの物流業者を表す物流業者識別情報と、受信した第1の配達条件情報、及び、配達識別情報の付番範囲とを関連付けて、図4Aに示す第1の物流業者関連情報に記憶する。また、中央管理システム30は、第jの物流業者を表す物流業者識別情報と、受信した第2の配達条件情報とを関連付けて、図4Bに示す第2の物流業者関連情報に記憶する。
中央管理システム30は、第jの物流管理システム40から物流業者関連情報を受信すると、第jの物流管理システム40に対応する第jの物流業者を表す物流業者識別情報と、受信した第1の配達条件情報、及び、配達識別情報の付番範囲とを関連付けて、図4Aに示す第1の物流業者関連情報に記憶する。また、中央管理システム30は、第jの物流業者を表す物流業者識別情報と、受信した第2の配達条件情報とを関連付けて、図4Bに示す第2の物流業者関連情報に記憶する。
図3のS101において、ユーザ端末10は、ユーザ端末10に対するユーザの操作に基づいて、第iのECサイト管理システム20に、ログイン要求を送信する。ログイン要求には、例えば、ユーザの識別情報、及び、パスワードが含まれる。
第iのECサイト管理システム20は、ユーザ端末10からログイン要求を受信して、ユーザ認証を行う。図3の例では、ユーザ認証が成功し、ユーザが第iのECサイト管理システム20にログインしたものとする。
このとき、第iのECサイト管理システム20は、商品一覧画面情報をユーザ端末10に送信する。ユーザ端末10は、第iのECサイト管理システム20から商品一覧画面情報を受信して、商品一覧画面情報に基づいて、図5Aに示す商品一覧画面をユーザ端末10の表示装置に表示する。商品一覧画面は、ユーザが注文可能な商品を表示する画面である。商品一覧画面には、注文問合せボタンが含まれる。注文問合せボタンは、商品の注文に関する情報を問い合わせるための操作オブジェクトである。
第iのECサイト管理システム20は、ユーザ端末10からログイン要求を受信して、ユーザ認証を行う。図3の例では、ユーザ認証が成功し、ユーザが第iのECサイト管理システム20にログインしたものとする。
このとき、第iのECサイト管理システム20は、商品一覧画面情報をユーザ端末10に送信する。ユーザ端末10は、第iのECサイト管理システム20から商品一覧画面情報を受信して、商品一覧画面情報に基づいて、図5Aに示す商品一覧画面をユーザ端末10の表示装置に表示する。商品一覧画面は、ユーザが注文可能な商品を表示する画面である。商品一覧画面には、注文問合せボタンが含まれる。注文問合せボタンは、商品の注文に関する情報を問い合わせるための操作オブジェクトである。
S102において、ユーザ端末10は、ユーザ端末10に対する操作に基づいて、ユーザが注文問合せボタンを選択したと判定したとき、注文問合せ要求を第iのECサイト管理システム20に送信する。第iのECサイト管理システム20は、ユーザ端末10から注文問合せ要求を受信する。注文問合せ要求には、商品を表す商品情報が含まれる。注文問合せ要求は、問合せ通知の一例である。
S103において、第iのECサイト管理システム20は、配達情報問合せ要求を中央管理システム30に送信する。中央管理システム30は、第iのECサイト管理システム20から配達情報問合せ要求を受信する。配達情報問合せ要求には、S102で受信した商品情報、この商品情報に対応する商品を取り扱うEC事業者を識別可能なEC事業者識別情報、及び、S101でログインしたユーザによって予め指定された商品の配達先を表す配達先情報が含まれる。
S103において、第iのECサイト管理システム20は、配達情報問合せ要求を中央管理システム30に送信する。中央管理システム30は、第iのECサイト管理システム20から配達情報問合せ要求を受信する。配達情報問合せ要求には、S102で受信した商品情報、この商品情報に対応する商品を取り扱うEC事業者を識別可能なEC事業者識別情報、及び、S101でログインしたユーザによって予め指定された商品の配達先を表す配達先情報が含まれる。
S104において、中央管理システム30は、配達情報決定処理を実行して、配達情報を決定する。
配達情報は、商品の配達に関する情報である。配達情報には、配達可否情報、代引可否情報、リードタイム、送料、及び、物流業者識別情報が含まれる。
配達情報の配達可否情報は、配達情報問合せ要求に含まれる配達先情報が表す配達先に、配達情報問合せ要求に対応する商品を配達可能か否かを表す。
配達情報の代引可否情報は、配達情報問合せ要求に含まれる配達先情報が表す配達先において代引きが可能か否かを表す。
配達情報のリードタイムは、配達情報問合せ要求に対応する商品を、配達情報問合せ要求に含まれる配達先情報が表す配達先に配達するために要する期間を表す。
配達情報の送料は、配達情報問合せ要求に対応する商品を、配達情報問合せ要求に含まれる配達先情報が表す配達先に配達するための送料を表す。
配達情報の物流業者識別情報は、配達情報問合せ要求に対応する商品を配達する物流業者を表す。
配達情報は、商品の配達に関する情報である。配達情報には、配達可否情報、代引可否情報、リードタイム、送料、及び、物流業者識別情報が含まれる。
配達情報の配達可否情報は、配達情報問合せ要求に含まれる配達先情報が表す配達先に、配達情報問合せ要求に対応する商品を配達可能か否かを表す。
配達情報の代引可否情報は、配達情報問合せ要求に含まれる配達先情報が表す配達先において代引きが可能か否かを表す。
配達情報のリードタイムは、配達情報問合せ要求に対応する商品を、配達情報問合せ要求に含まれる配達先情報が表す配達先に配達するために要する期間を表す。
配達情報の送料は、配達情報問合せ要求に対応する商品を、配達情報問合せ要求に含まれる配達先情報が表す配達先に配達するための送料を表す。
配達情報の物流業者識別情報は、配達情報問合せ要求に対応する商品を配達する物流業者を表す。
次に、図6を参照して、配達情報決定処理について説明する。図6は、配達情報決定処理の一例を示すフローチャートである。配達情報決定処理は、配達情報問合せ要求、及び、配達条件情報に基づいて、配達情報を決定する処理である。
S200において、中央管理システム30は、配達情報問合せ要求に含まれるEC事業者識別情報、及び、図4Cに示すEC事業者関連情報に基づいて、物流業者識別情報、及び、商品の配達元を表す配達元情報を取得する。中央管理システム30は、取得した物流業者識別情報を、配達情報の物流業者識別情報と決定する。
S200において、中央管理システム30は、配達情報問合せ要求に含まれるEC事業者識別情報、及び、図4Cに示すEC事業者関連情報に基づいて、物流業者識別情報、及び、商品の配達元を表す配達元情報を取得する。中央管理システム30は、取得した物流業者識別情報を、配達情報の物流業者識別情報と決定する。
ここで、図4Cを参照して、EC事業者関連情報について説明する。EC事業者関連情報は、EC事業者に関する情報である。中央管理システム30は、予めEC事業者からEC事業者関連情報を取得しており、中央管理システム30を構成する情報処理装置100の記憶装置102に記憶している。
EC事業者関連情報では、EC事業者識別情報と、物流業者識別情報と、配達元情報とが関連付けられている。
EC事業者識別情報は、EC事業者を識別可能な情報である。
EC事業者関連情報の物流業者識別情報は、EC事業者が取り扱う商品を配達する物流業者を識別可能な情報である。
EC事業者関連情報の配達元情報は、EC事業者が取り扱う商品の配達元を表す情報である。商品の配達元として、それぞれのEC事業者の倉庫であるEC倉庫、及び、中央管理システム30が管理する倉庫である中央倉庫がある。
EC事業者関連情報では、EC事業者識別情報と、物流業者識別情報と、配達元情報とが関連付けられている。
EC事業者識別情報は、EC事業者を識別可能な情報である。
EC事業者関連情報の物流業者識別情報は、EC事業者が取り扱う商品を配達する物流業者を識別可能な情報である。
EC事業者関連情報の配達元情報は、EC事業者が取り扱う商品の配達元を表す情報である。商品の配達元として、それぞれのEC事業者の倉庫であるEC倉庫、及び、中央管理システム30が管理する倉庫である中央倉庫がある。
S201において、中央管理システム30は、S200で取得した物流業者識別情報、及び、図4Aに示す第1の物流業者関連情報に基づいて、S200で取得した物流業者識別情報に対応する配達可能地域情報、及び、代引可能地域情報を取得する。
S202において、中央管理システム30は、S201で取得した配達可能地域情報、及び、代引可能地域情報と、配達情報問合せ要求に含まれる配達先情報とに基づいて、配達情報の配達可否情報、及び、代引可否情報を決定する。
S203において、中央管理システム30は、S200で取得した物流業者識別情報、S200で取得した配達元情報、配達情報問合せ要求に含まれる配達先情報、配達情報問合せ要求に含まれる商品情報が表す商品のサイズ、及び、重量、並びに、図4Bに示す第2の物流業者関連情報に基づいて、配達情報のリードタイム、及び、送料を決定する。
こうして、配達情報が決定される。
S202において、中央管理システム30は、S201で取得した配達可能地域情報、及び、代引可能地域情報と、配達情報問合せ要求に含まれる配達先情報とに基づいて、配達情報の配達可否情報、及び、代引可否情報を決定する。
S203において、中央管理システム30は、S200で取得した物流業者識別情報、S200で取得した配達元情報、配達情報問合せ要求に含まれる配達先情報、配達情報問合せ要求に含まれる商品情報が表す商品のサイズ、及び、重量、並びに、図4Bに示す第2の物流業者関連情報に基づいて、配達情報のリードタイム、及び、送料を決定する。
こうして、配達情報が決定される。
図3のS105において、中央管理システム30は、配達情報問合せ応答として、S104で決定した配達情報を、第iのECサイト管理システム20に送信する。第iのECサイト管理システム20は、中央管理システム30から配達情報を受信する。
S106において、第iのECサイト管理システム20は、S105で受信した配達情報に基づいて、図5Bに示す問合せ結果画面の作成に要する問合せ結果画面情報を生成する。そして、第iのECサイト管理システム20は、注文問合せ応答として、問合せ結果画面情報をユーザ端末10に送信する。ユーザ端末10は、第iのECサイト管理システム20から問合せ結果画面情報を受信して、問合せ結果画面情報に基づいて、図5Bに示す問合せ結果画面をユーザ端末10の表示装置に表示する。
図5Bに示す問合せ結果画面は、S102の注文問合せ要求に対応する商品の配達に関する情報を表示する画面である。問合せ結果画面には、商品が配達可能か否か、代引き可能か否か、送料、商品を配達する物流業者、及び、商品の配達予定日(お届け可能日)の情報を含む。商品の配達予定日は、配達情報のリードタイムに基づいて第iのECサイト管理システム20が決定する。
また、問合せ結果画面は、注文ボタンを含む。注文ボタンは、S102の注文問合せ要求に対応する商品の注文を行うための操作オブジェクトである。
S106の処理は、ユーザに、中央管理システム30から受信した配達情報に基づく情報を提示する処理の一例である。
S106において、第iのECサイト管理システム20は、S105で受信した配達情報に基づいて、図5Bに示す問合せ結果画面の作成に要する問合せ結果画面情報を生成する。そして、第iのECサイト管理システム20は、注文問合せ応答として、問合せ結果画面情報をユーザ端末10に送信する。ユーザ端末10は、第iのECサイト管理システム20から問合せ結果画面情報を受信して、問合せ結果画面情報に基づいて、図5Bに示す問合せ結果画面をユーザ端末10の表示装置に表示する。
図5Bに示す問合せ結果画面は、S102の注文問合せ要求に対応する商品の配達に関する情報を表示する画面である。問合せ結果画面には、商品が配達可能か否か、代引き可能か否か、送料、商品を配達する物流業者、及び、商品の配達予定日(お届け可能日)の情報を含む。商品の配達予定日は、配達情報のリードタイムに基づいて第iのECサイト管理システム20が決定する。
また、問合せ結果画面は、注文ボタンを含む。注文ボタンは、S102の注文問合せ要求に対応する商品の注文を行うための操作オブジェクトである。
S106の処理は、ユーザに、中央管理システム30から受信した配達情報に基づく情報を提示する処理の一例である。
S107において、ユーザ端末10は、ユーザ端末10に対する操作に基づいて、ユーザが注文ボタンを選択したと判定したとき、注文要求を第iのECサイト管理システム20に送信する。第iのECサイト管理システム20は、ユーザ端末10から注文要求を受信する。注文要求には、注文する商品を表す商品情報が含まれる。注文要求には、配達希望日時等が含まれていてもよい。
S108において、第iのECサイト管理システム20は、S107で受信した注文要求に基づいて、注文情報を生成する。注文情報には、商品情報、この商品情報に対応する商品を取り扱うEC事業者を識別可能なEC事業者識別情報、商品の配達先を表す配達先情報、及び、注文識別情報が含まれる。注文識別情報は、第iのECサイト管理システム20がユーザから受け付けた注文を識別可能な情報である。注文情報の配達先情報は、S101でログインしたユーザによって予め指定された商品の配達先を表すものでもよい。注文要求に配達先情報が含まれるとき、第iのECサイト管理システム20は、注文情報の配達先情報を注文要求の配達先情報にする。
S108において、第iのECサイト管理システム20は、S107で受信した注文要求に基づいて、注文情報を生成する。注文情報には、商品情報、この商品情報に対応する商品を取り扱うEC事業者を識別可能なEC事業者識別情報、商品の配達先を表す配達先情報、及び、注文識別情報が含まれる。注文識別情報は、第iのECサイト管理システム20がユーザから受け付けた注文を識別可能な情報である。注文情報の配達先情報は、S101でログインしたユーザによって予め指定された商品の配達先を表すものでもよい。注文要求に配達先情報が含まれるとき、第iのECサイト管理システム20は、注文情報の配達先情報を注文要求の配達先情報にする。
そして、第iのECサイト管理システム20は、生成した注文情報のEC事業者に対応する送信先システムに、生成した注文情報を送信する。送信先システムは、例えば、指定したEC事業者に対応する注文情報を受信するシステムとして、予め、第iのECサイト管理システム20に通信接続する。これにより、第iのECサイト管理システム20は、通信接続した送信先システムを、送信先システムによって指定されたEC事業者に対応する送信先システムとして扱う。図3の例では、送信先システムは、中央管理システム30であるものとする。中央管理システム30は、第iのECサイト管理システム20から注文情報を受信する。
S109において、まず、中央管理システム30は、図4Aに示す第1の物流業者関連情報に基づいて、出荷する商品の配達識別情報を決定する。より具体的には、中央管理システム30は、注文情報に含まれるEC事業者識別情報、及び、図4Cに示すEC事業者関連情報に基づいて、物流業者識別情報を取得する。そして、中央管理システム30は、取得した物流業者識別情報、及び、図4Aに示す第1の物流業者関連情報に基づいて、配達識別情報の付番範囲を取得する。そして、中央管理システム30は、取得した配達識別情報の付番範囲から使用していない配達識別情報を選択して、出荷する商品の配達識別情報と決定することで、配達識別情報を付番する。ただし、中央管理システム30は、第jの物流管理システム40に配達識別情報を要求し、第jの物流管理システム40から配達識別情報を受信することで、配達識別情報を付番してもよい。
次いで、中央管理システム30は、S108で受信した注文情報に含まれる注文識別情報、注文情報に対応する第iのECサイト管理システムを表す情報、決定した配達識別情報、及び、配達識別情報に対応する第jの物流管理システムを表す情報を対応付けて、記憶情報として、中央管理システム30を構成する情報処理装置100の記憶装置に記憶する。
次いで、中央管理システム30は、S108で受信した注文情報に含まれる注文識別情報、注文情報に対応する第iのECサイト管理システムを表す情報、決定した配達識別情報、及び、配達識別情報に対応する第jの物流管理システムを表す情報を対応付けて、記憶情報として、中央管理システム30を構成する情報処理装置100の記憶装置に記憶する。
次いで、中央管理システム30は、S108で受信した注文情報に基づいて、伝票画像データを作成する。伝票画像データは、出荷する商品の梱包容器等に貼り付ける伝票の画像データである。伝票画像データには、出荷する商品の配達識別情報、及び、商品の配達先情報等が含まれる。
次いで、中央管理システム30は、伝票画像データに基づいて、伝票を印刷して出力する。
次いで、中央倉庫の装置、又は、作業者は、出力された伝票を商品に付す。より具体的には、中央倉庫の装置、又は、作業者は、商品の梱包容器等に出力された伝票を付す。
次いで、中央管理システム30は、S103で受信した注文情報に対応する商品を中央倉庫から第jの物流業者に出荷する指示を行う。例えば、中央管理システム30は、作業者が見る画面に、注文情報、及び、出荷指示を表示する。第jの物流業者は、商品に付された伝票で商品の配達識別情報を認識できる。そして、S109の後、S108で受信した注文情報に対応する商品が第jの物流業者に出荷され、第jの物流業者による配達が開始する。
次いで、中央管理システム30は、伝票画像データに基づいて、伝票を印刷して出力する。
次いで、中央倉庫の装置、又は、作業者は、出力された伝票を商品に付す。より具体的には、中央倉庫の装置、又は、作業者は、商品の梱包容器等に出力された伝票を付す。
次いで、中央管理システム30は、S103で受信した注文情報に対応する商品を中央倉庫から第jの物流業者に出荷する指示を行う。例えば、中央管理システム30は、作業者が見る画面に、注文情報、及び、出荷指示を表示する。第jの物流業者は、商品に付された伝票で商品の配達識別情報を認識できる。そして、S109の後、S108で受信した注文情報に対応する商品が第jの物流業者に出荷され、第jの物流業者による配達が開始する。
S109では、商品が中央倉庫から出荷される場合を例に説明した。商品がEC倉庫から出荷される場合、中央管理システム30は、伝票画像データをEC事業者のシステムに送信し、EC事業者のシステムが伝票を印刷して出力し、出力された伝票が付された商品がEC事業者から第jの物流業者に出荷され、第jの物流業者による配達が開始する。EC事業者のシステムとして、店舗利用システム60が使われてもよい。
次に、図7を参照して第2の注文処理について説明する。図7は、第2の注文処理の一例を示すシーケンス図である。第2の注文処理は、ユーザの注文を扱う際に、店舗利用システム60が使わる場合の処理である。
図7のS300からS307までは、図3のS100からS107までと同様である。
S308において、第iのECサイト管理システム20は、S307で受信した注文要求に基づいて、注文情報を生成する。
そして、第iのECサイト管理システム20は、生成した注文情報のEC事業者に対応する送信先システムに、生成した注文情報を送信する。図7の例では、送信先システムは、第qの店舗利用システム60であるものとする。第qの店舗利用システム60は、注文情報に含まれるEC事業者識別情報に対応するEC事業者の店舗利用システム60である。第qの店舗利用システム60は、第iのECサイト管理システム20から注文情報を受信する。
図7のS300からS307までは、図3のS100からS107までと同様である。
S308において、第iのECサイト管理システム20は、S307で受信した注文要求に基づいて、注文情報を生成する。
そして、第iのECサイト管理システム20は、生成した注文情報のEC事業者に対応する送信先システムに、生成した注文情報を送信する。図7の例では、送信先システムは、第qの店舗利用システム60であるものとする。第qの店舗利用システム60は、注文情報に含まれるEC事業者識別情報に対応するEC事業者の店舗利用システム60である。第qの店舗利用システム60は、第iのECサイト管理システム20から注文情報を受信する。
S309において、第qの店舗利用システム60は、ユーザが注文した商品について出荷可能か否かを判定する。第qの店舗利用システム60は、例えば、ユーザによる入金が確認できたとき、ユーザが注文した商品を出荷可能と判定する。第qの店舗利用システム60は、出荷可能と判定したとき処理をS310に進める。
S310において、第qの店舗利用システム60は、注文情報を中央管理システム30に送信する。中央管理システム30は、第qの店舗利用システム60から注文情報を受信する。
S310において、第qの店舗利用システム60は、注文情報を中央管理システム30に送信する。中央管理システム30は、第qの店舗利用システム60から注文情報を受信する。
S311において、中央管理システム30は、S310で受信した注文情報、及び、配達条件情報に基づいて、注文情報が表す配達の依頼を実現できるか否かを判定する。この判定を配達可否判定と呼ぶ。
具体的な判定方法の例を説明する。
まず、中央管理システム30は、図6に示す配達情報決定処理と同様の処理によって、注文情報に対応する配達情報を決定する。このとき、中央管理システム30は、配達情報問合せ要求の代わりに注文情報を使う。S311で使われる注文情報は、ユーザによる商品の配達に関する依頼を表す配達依頼情報の一例である。
次いで、中央管理システム30は、配達情報に基づいて、注文情報が表す配達の依頼を実現できるか否かを判定する。例えば、中央管理システム30は、配達情報の配達可否情報が注文情報に対応する商品を商品の配達先に届けることができる旨を表すとき、注文情報が表す配達の依頼を実現できると判定する。また、配達情報の配達可否情報が注文情報に対応する商品を商品の配達先に届けることができる旨を表し、かつ、注文情報に配達希望日時の指定があるとき、中央管理システム30は、注文情報の配達希望日時が、現在日又は現在日時に配達情報のリードタイムを加えた日時以降か否かを基づいて、注文情報が表す配達の依頼を実現できるか否かを判定する。この判定の結果は、第1の判定結果の一例である。
中央管理システム30は、注文情報が表す配達の依頼を実現できると判定したとき、S320に示す第1の配達可能時処理を実行する。中央管理システム30は、注文情報が表す配達の依頼を実現できないと判定したとき、S340に示す第1の配達不可能時処理を実行する。
具体的な判定方法の例を説明する。
まず、中央管理システム30は、図6に示す配達情報決定処理と同様の処理によって、注文情報に対応する配達情報を決定する。このとき、中央管理システム30は、配達情報問合せ要求の代わりに注文情報を使う。S311で使われる注文情報は、ユーザによる商品の配達に関する依頼を表す配達依頼情報の一例である。
次いで、中央管理システム30は、配達情報に基づいて、注文情報が表す配達の依頼を実現できるか否かを判定する。例えば、中央管理システム30は、配達情報の配達可否情報が注文情報に対応する商品を商品の配達先に届けることができる旨を表すとき、注文情報が表す配達の依頼を実現できると判定する。また、配達情報の配達可否情報が注文情報に対応する商品を商品の配達先に届けることができる旨を表し、かつ、注文情報に配達希望日時の指定があるとき、中央管理システム30は、注文情報の配達希望日時が、現在日又は現在日時に配達情報のリードタイムを加えた日時以降か否かを基づいて、注文情報が表す配達の依頼を実現できるか否かを判定する。この判定の結果は、第1の判定結果の一例である。
中央管理システム30は、注文情報が表す配達の依頼を実現できると判定したとき、S320に示す第1の配達可能時処理を実行する。中央管理システム30は、注文情報が表す配達の依頼を実現できないと判定したとき、S340に示す第1の配達不可能時処理を実行する。
まず、S320に示す第1の配達可能時処理について説明する。
S321において、中央管理システム30は、図3のS109と同様に、S310で受信した注文情報に基づいて配達識別情報を決定し、注文識別情報及び配達識別情報等を対応付けて記憶情報として記憶し、S310で受信した注文情報に基づいて伝票画像データを作成する。そして、中央管理システム30は、作成した伝票画像データを、注文情報の送信元である第qの店舗利用システム60に送信する。第qの店舗利用システム60は、中央管理システム30から伝票画像データを受信する。
S322において、第qの店舗利用システム60は、S321で受信した伝票画像データに基づいて伝票を印刷して出力する。倉庫の装置、又は、作業者は、出力された伝票を商品に付す。そして、第qの店舗利用システム60は、S103で受信した注文情報に対応する商品を倉庫から第jの物流業者に出荷する指示を行う。ここでの商品の配達元は、第qのEC事業者のEC倉庫である。第jの物流業者は、商品に付された伝票で商品の配達識別情報を認識できる。そして、S322の後、S308で受信した注文情報に対応する商品が第jの物流業者に出荷され、第jの物流業者による配達が開始する。
S321において、中央管理システム30は、図3のS109と同様に、S310で受信した注文情報に基づいて配達識別情報を決定し、注文識別情報及び配達識別情報等を対応付けて記憶情報として記憶し、S310で受信した注文情報に基づいて伝票画像データを作成する。そして、中央管理システム30は、作成した伝票画像データを、注文情報の送信元である第qの店舗利用システム60に送信する。第qの店舗利用システム60は、中央管理システム30から伝票画像データを受信する。
S322において、第qの店舗利用システム60は、S321で受信した伝票画像データに基づいて伝票を印刷して出力する。倉庫の装置、又は、作業者は、出力された伝票を商品に付す。そして、第qの店舗利用システム60は、S103で受信した注文情報に対応する商品を倉庫から第jの物流業者に出荷する指示を行う。ここでの商品の配達元は、第qのEC事業者のEC倉庫である。第jの物流業者は、商品に付された伝票で商品の配達識別情報を認識できる。そして、S322の後、S308で受信した注文情報に対応する商品が第jの物流業者に出荷され、第jの物流業者による配達が開始する。
次に、S340に示す第1の配達不可能時処理について説明する。
S341において、中央管理システム30は、注文情報が表す配達の依頼を実現できないことを表すエラー通知を、注文情報の送信元である第qの店舗利用システム60に送信する。第qの店舗利用システム60は、中央管理システム30からエラー通知を受信する。
S322又はS341の後に、第qの店舗利用システム60は、第1の判定結果を、電子メールをユーザに送信する等により、ユーザに通知する。第qの店舗利用システム60は、注文情報が表す配達の依頼を実現できるか否かを表す第1の判定結果を、第iのECサイト管理システム20介して、ユーザに提示してもよい。
S341において、中央管理システム30は、注文情報が表す配達の依頼を実現できないことを表すエラー通知を、注文情報の送信元である第qの店舗利用システム60に送信する。第qの店舗利用システム60は、中央管理システム30からエラー通知を受信する。
S322又はS341の後に、第qの店舗利用システム60は、第1の判定結果を、電子メールをユーザに送信する等により、ユーザに通知する。第qの店舗利用システム60は、注文情報が表す配達の依頼を実現できるか否かを表す第1の判定結果を、第iのECサイト管理システム20介して、ユーザに提示してもよい。
次に、図8を参照して配達関連依頼処理について説明する。図8は、配達関連依頼処理の一例を示すシーケンス図である。配達関連依頼とは、ユーザが注文した商品の配達に関する依頼である。図8では、配達関連依頼として、配達希望日時を指定する依頼を例に説明する。配達希望日時を指定する依頼は、既に指定した配達希望日時を変更する依頼であってもよい。配達関連依頼を表す情報は、配達依頼情報の一例である。
S400は、図3のS101と同様である。
S401において、ユーザ端末10は、ユーザ端末10に対するユーザの操作に基づいて、第iのECサイト管理システム20に、図3又は図7の処理で注文した商品についての配達希望日時を送信する。配達希望日時は、商品が配達先に届く日時としてユーザが希望する日時である。ユーザは、ユーザ端末10を操作して、配達希望日時として、例えば、任意の日にちにおける予め定められた複数の時間帯の何れかの時間帯を指定できる。第iのECサイト管理システム20は、ユーザ端末10から、配達希望日時を受信する。
S400は、図3のS101と同様である。
S401において、ユーザ端末10は、ユーザ端末10に対するユーザの操作に基づいて、第iのECサイト管理システム20に、図3又は図7の処理で注文した商品についての配達希望日時を送信する。配達希望日時は、商品が配達先に届く日時としてユーザが希望する日時である。ユーザは、ユーザ端末10を操作して、配達希望日時として、例えば、任意の日にちにおける予め定められた複数の時間帯の何れかの時間帯を指定できる。第iのECサイト管理システム20は、ユーザ端末10から、配達希望日時を受信する。
S402において、第iのECサイト管理システム20は、ログインしたユーザの情報に基づいて、ユーザの注文に対応する注文識別情報を、第iのECサイト管理システム20を構成する情報処理装置100の記憶装置102から取得する。
次いで、第iのECサイト管理システム20は、S401で受信した配達希望日時、及び、取得した注文識別情報を、中央管理システム30に送信する。中央管理システム30は、配達希望日時、及び、取得した注文識別情報を、第iのECサイト管理システム20から受信する。
次いで、第iのECサイト管理システム20は、S401で受信した配達希望日時、及び、取得した注文識別情報を、中央管理システム30に送信する。中央管理システム30は、配達希望日時、及び、取得した注文識別情報を、第iのECサイト管理システム20から受信する。
S403において、中央管理システム30は、注文識別情報と配達識別情報とが対応付けられた記憶情報に基づいて、S402で受信した注文識別情報に対応する配達識別情報を取得する。配達識別情報は、図3のS109又は図7のS321で決定したものである。
そして、中央管理システム30は、S402で受信した配達希望日時、及び、配達識別情報を、配達識別情報に対応する第jの物流管理システム40に送信する。第jの物流管理システム40は、中央管理システム30から配達希望日時、及び、配達識別情報を受信する。S403の処理は、第jの物流管理システム40が、第iのECサイト管理システム20、及び、中央管理システム30を介して、配達希望日時を受信する処理の一例である。
S404において、第jの物流管理システム40は、内部で管理している情報に基づいて、配達識別情報に対応する商品の配達について、S403で受信した配達希望日時の配達を実現できるか否かを判定する。この判定の結果は、第2の判定結果の一例である。
第jの物流管理システム40は、S403で受信した配達希望日時の配達を実現できると判定したとき、S410に示す第2の配達可能時処理を実行する。第jの物流管理システム40は、注文情報が表す配達の依頼を実現できないと判定したとき、S430に示す第2の配達不可能時処理を実行する。第2の配達可能時処理、及び、第2の配達不可能時処理は、第jの物流管理システム40が、第2の判定結果を、第iのECサイト管理システム20、及び、中央管理システム30を介して、前記ユーザに提示する処理の一例である。
そして、中央管理システム30は、S402で受信した配達希望日時、及び、配達識別情報を、配達識別情報に対応する第jの物流管理システム40に送信する。第jの物流管理システム40は、中央管理システム30から配達希望日時、及び、配達識別情報を受信する。S403の処理は、第jの物流管理システム40が、第iのECサイト管理システム20、及び、中央管理システム30を介して、配達希望日時を受信する処理の一例である。
S404において、第jの物流管理システム40は、内部で管理している情報に基づいて、配達識別情報に対応する商品の配達について、S403で受信した配達希望日時の配達を実現できるか否かを判定する。この判定の結果は、第2の判定結果の一例である。
第jの物流管理システム40は、S403で受信した配達希望日時の配達を実現できると判定したとき、S410に示す第2の配達可能時処理を実行する。第jの物流管理システム40は、注文情報が表す配達の依頼を実現できないと判定したとき、S430に示す第2の配達不可能時処理を実行する。第2の配達可能時処理、及び、第2の配達不可能時処理は、第jの物流管理システム40が、第2の判定結果を、第iのECサイト管理システム20、及び、中央管理システム30を介して、前記ユーザに提示する処理の一例である。
まず、S410に示す第2の配達可能時処理について説明する。
S411において、第jの物流管理システム40は、配達識別情報に対応する商品についての配達予定日時を更新して、S403で受信した配達希望日時にする。そして、第jの物流管理システム40は、S403で受信した配達識別情報、及び、更新した配達予定日時を中央管理システム30に送信する。中央管理システム30は、第jの物流管理システム40から、配達識別情報、及び、配達予定日時を受信する。
S412において、中央管理システム30は、注文識別情報と配達識別情報とが対応付けられた記憶情報から、S411で受信した配達識別情報に対応する注文識別情報を取得する。
そして、中央管理システム30は、取得した注文識別情報、及び、S411で受信した配達予定日時を第iのECサイト管理システム20に送信する。第iのECサイト管理システム20は、中央管理システム30から注文識別情報、及び、配達予定日時を受信する。
S413において、第iのECサイト管理システム20は、S412で受信した注文識別情報に対応するユーザについて用意されるマイページに、図3のS107や図7のS307でユーザが注文した商品情報等と共に、S413で受信した配達予定日時を表示する。
S411において、第jの物流管理システム40は、配達識別情報に対応する商品についての配達予定日時を更新して、S403で受信した配達希望日時にする。そして、第jの物流管理システム40は、S403で受信した配達識別情報、及び、更新した配達予定日時を中央管理システム30に送信する。中央管理システム30は、第jの物流管理システム40から、配達識別情報、及び、配達予定日時を受信する。
S412において、中央管理システム30は、注文識別情報と配達識別情報とが対応付けられた記憶情報から、S411で受信した配達識別情報に対応する注文識別情報を取得する。
そして、中央管理システム30は、取得した注文識別情報、及び、S411で受信した配達予定日時を第iのECサイト管理システム20に送信する。第iのECサイト管理システム20は、中央管理システム30から注文識別情報、及び、配達予定日時を受信する。
S413において、第iのECサイト管理システム20は、S412で受信した注文識別情報に対応するユーザについて用意されるマイページに、図3のS107や図7のS307でユーザが注文した商品情報等と共に、S413で受信した配達予定日時を表示する。
次に、S430に示す第2の配達不可能時処理について説明する。
S431において、第jの物流管理システム40は、S403で受信した配達識別情報、及び、配達予定日時での配達ができないことを表すエラー通知を中央管理システム30に送信する。中央管理システム30は、第jの物流管理システム40から、配達識別情報、及び、エラー通知を受信する。
S432において、中央管理システム30は、注文識別情報と配達識別情報とが対応付けられた記憶情報から、S431で受信した配達識別情報に対応する注文識別情報を取得する。
そして、中央管理システム30は、取得した注文識別情報、及び、S431で受信したエラー通知を第iのECサイト管理システム20に送信する。第iのECサイト管理システム20は、中央管理システム30から注文識別情報、及び、エラー通知を受信する。
S433において、第iのECサイト管理システム20は、S432で受信した注文識別情報に対応するユーザについて用意されるマイページに、図3のS107や図7のS307でユーザが注文した商品情報等と共に、S433で受信したエラー通知を表示する。
S431において、第jの物流管理システム40は、S403で受信した配達識別情報、及び、配達予定日時での配達ができないことを表すエラー通知を中央管理システム30に送信する。中央管理システム30は、第jの物流管理システム40から、配達識別情報、及び、エラー通知を受信する。
S432において、中央管理システム30は、注文識別情報と配達識別情報とが対応付けられた記憶情報から、S431で受信した配達識別情報に対応する注文識別情報を取得する。
そして、中央管理システム30は、取得した注文識別情報、及び、S431で受信したエラー通知を第iのECサイト管理システム20に送信する。第iのECサイト管理システム20は、中央管理システム30から注文識別情報、及び、エラー通知を受信する。
S433において、第iのECサイト管理システム20は、S432で受信した注文識別情報に対応するユーザについて用意されるマイページに、図3のS107や図7のS307でユーザが注文した商品情報等と共に、S433で受信したエラー通知を表示する。
以上説明したように、中央管理システム30は、ECサイト管理システム20から受信した注文問合せ要求、及び、物流管理システム40から受信した配達条件情報に基づいて、配達情報を決定する。ECサイト管理システム20は、中央管理システム30から受信した配達情報をユーザに提示する。
よって、ECサイト管理システム20は、物流管理システム40に直接アクセスすることなく、中央管理システム30にアクセスするだけで、ユーザに配達情報を提示できる。したがって、物流管理システムごとに異なるデータを処理するECサイト管理システム20の機能を構築することを要しないため、ECサイト管理システム20は、ユーザに配達情報を容易に提示できる。
特に、電子商取引システム1は物流管理システム40を複数有する。したがって、ECサイト管理システム20は物流管理システム40ごとに機能を構築することなくユーザに配達情報を提示できるという効果が顕著になる。
よって、ECサイト管理システム20は、物流管理システム40に直接アクセスすることなく、中央管理システム30にアクセスするだけで、ユーザに配達情報を提示できる。したがって、物流管理システムごとに異なるデータを処理するECサイト管理システム20の機能を構築することを要しないため、ECサイト管理システム20は、ユーザに配達情報を容易に提示できる。
特に、電子商取引システム1は物流管理システム40を複数有する。したがって、ECサイト管理システム20は物流管理システム40ごとに機能を構築することなくユーザに配達情報を提示できるという効果が顕著になる。
また、ユーザは、注文要求を送信して注文を確定する前に、図5Bに示す画面等において配達情報を参照して、商品の配達が可能か否かを表す情報や、商品がいつ届くのかを表す情報等を確認できる。したがって、ユーザは安心して商品を注文できる。
また、ユーザは、注文を確定する前に、商品の配達が可能か否か等を確認できる。よって、商品の配達ができないことが注文確定後に判明することがなくなる。したがって、商品の配達ができないことが注文確定後に判明した場合に要するユーザとEC事業者等とのやりとりの発生を防止できる。
また、ユーザは、注文を確定する前に、商品の配達が可能か否か等を確認できる。よって、商品の配達ができないことが注文確定後に判明することがなくなる。したがって、商品の配達ができないことが注文確定後に判明した場合に要するユーザとEC事業者等とのやりとりの発生を防止できる。
<その他の実施形態>
図8では、ユーザ端末10が第iのECサイト管理システム20に配達希望日時を指定する依頼を送信する例を説明したが、ユーザ端末10が配達希望日時を第jの物流管理システム40に送信してもよい。このとき、図8に示すS404以降の処理が行われる。また、第jの物流管理システム40は、S404での判定の結果を、ユーザにメールを送信する等により、ユーザに提示する。
図8では、ユーザ端末10が第iのECサイト管理システム20に配達希望日時を指定する依頼を送信する例を説明したが、ユーザ端末10が配達希望日時を第jの物流管理システム40に送信してもよい。このとき、図8に示すS404以降の処理が行われる。また、第jの物流管理システム40は、S404での判定の結果を、ユーザにメールを送信する等により、ユーザに提示する。
また、図4Aや図4Bに示す物流業者関連情報の配達条件情報には、物流業者が対応可能な配達方法等の情報が含まれていてもよい。配達方法は、商品を設定された温度で配達したり、メール便で配達したりする等のように、商品を配達する方法を表す。このとき、配達情報問合せ応答には配達方法等を含めて、図5Bに示す問合せ結果画面には配達方法等を表示してもよい。また、図4Aや図4Bに示す物流業者関連情報では、物流業者ごとに複数の配達条件情報が定められていてもよい。例えば、物流業者関連情報では、物流業者が対応する配達方法ごとに、配達方法以外の配達条件情報が対応付けられていてもよい。
また、上記の実施形態では、図4CのEC事業者関連情報において、1つのEC事業者識別情報に、1つの物流業者識別情報が対応する。しかし、1つのEC事業者識別情報に、複数の物流業者識別情報が対応するように、EC事業者関連情報を構成してもよい。
このとき、図6のS200において、中央管理システム30は、EC事業者関連情報、配達情報問合せ要求に含まれるEC事業者識別情報、図4Aに示す第1の物流業者関連情報、及び、図4Bに示す第2の物流業者関連情報に基づいて、商品を配達する物流業者を決定する。例えば、中央管理システム30は、EC事業者関連情報において配達情報問合せ要求に含まれるEC事業者識別情報に対応する複数の物流業者から、リードタイムが短い、又は、送料が安い等の観点から、1つの物流業者を選択して、商品を配達する物流業者と決定する。図6のS201以降では、中央管理システム30は、決定した物流業者の物流業者識別情報を、S200で取得した物流業者識別情報として使用する。商品は、中央管理システム30が決定した物流業者が配送する。
このとき、図6のS200において、中央管理システム30は、EC事業者関連情報、配達情報問合せ要求に含まれるEC事業者識別情報、図4Aに示す第1の物流業者関連情報、及び、図4Bに示す第2の物流業者関連情報に基づいて、商品を配達する物流業者を決定する。例えば、中央管理システム30は、EC事業者関連情報において配達情報問合せ要求に含まれるEC事業者識別情報に対応する複数の物流業者から、リードタイムが短い、又は、送料が安い等の観点から、1つの物流業者を選択して、商品を配達する物流業者と決定する。図6のS201以降では、中央管理システム30は、決定した物流業者の物流業者識別情報を、S200で取得した物流業者識別情報として使用する。商品は、中央管理システム30が決定した物流業者が配送する。
また、図5Aに示す商品一覧画面に、それぞれの商品についての配達に関する情報を表示し、更に注文ボタンを表示してもよい。この場合、図3のS101において、第iのECサイト管理システム20は、商品一覧画面に表示されるそれぞれの商品についての配達情報問合せ要求を中央管理システム30に送信する。そして、中央管理システム30から、商品一覧画面に表示されるそれぞれの商品についての配達情報問合せ応答を受信する。そして、第iのECサイト管理システム20は、受信した配達情報問合せ応答に基づいて、商品一覧画面情報を生成してユーザ端末10に送信する。ユーザ端末10は、受信した商品一覧画面情報に基づいて、商品の配達に関する情報を含んだ商品一覧画面を表示する。この場合、図3に示すS102、及び、S106は行われない。
また、図3のS108の後に、中央管理システム30は、図7のS311に示す配達可否判定を行ってもよい。そして、中央管理システム30は、注文情報が表す配達の依頼を実現できると判定したとき、S109の処理を実行する。中央管理システム30は、注文情報が表す配達の依頼を実現できないと判定したとき、図7のS340に示す第1の配達不可能時処理を実行する。
また、電子商取引システム1は、1つのECサイトのみを有し、このECサイトを管理する1つのECサイト管理システム20を有していてもよい。また、電子商取引システム1は、1つの物流管理システム40のみを有していてもよい。いずれの場合でも、配達情報を容易にユーザに提示できる。
また、ECサイト管理システム20の代わりに、POSシステム(point of sales system)を用いてもよい。POSシステムは、販売管理システムの一例である。
また、電子商取引システム1は、1つのECサイトのみを有し、このECサイトを管理する1つのECサイト管理システム20を有していてもよい。また、電子商取引システム1は、1つの物流管理システム40のみを有していてもよい。いずれの場合でも、配達情報を容易にユーザに提示できる。
また、ECサイト管理システム20の代わりに、POSシステム(point of sales system)を用いてもよい。POSシステムは、販売管理システムの一例である。
また、上記の実施形態では、図3のS109や図7のS321で説明したように、伝票画像データが使われる。しかし、伝票画像データの代わりに、伝票記載データが使われてもよい。伝票記載データは、伝票に記載する文字の情報を備える。
このとき、例えば、S109では、中央管理システム30は、S108で受信した注文情報に基づいて、伝票記載データを作成する。そして、中央管理システム30は、作成した伝票記載データ、及び、物流業者ごとの伝票の書式のデータに基づいて、第jの物流業者の書式で、伝票を印刷して出力する。
また、S321では、中央管理システム30は、S310で受信した注文情報に基づいて伝票記載データを作成する。そして、中央管理システム30は、作成した伝票記載データを、注文情報の送信元である第qの店舗利用システム60に送信する。第qの店舗利用システム60は、受信した伝票記載データに基づいて、例えば物流業者に共通の書式で、伝票を印刷して出力する。
このように、伝票画像データの代わりに、伝票記載データが使われることにより、いろいろな書式の伝票を作成することができる。
このとき、例えば、S109では、中央管理システム30は、S108で受信した注文情報に基づいて、伝票記載データを作成する。そして、中央管理システム30は、作成した伝票記載データ、及び、物流業者ごとの伝票の書式のデータに基づいて、第jの物流業者の書式で、伝票を印刷して出力する。
また、S321では、中央管理システム30は、S310で受信した注文情報に基づいて伝票記載データを作成する。そして、中央管理システム30は、作成した伝票記載データを、注文情報の送信元である第qの店舗利用システム60に送信する。第qの店舗利用システム60は、受信した伝票記載データに基づいて、例えば物流業者に共通の書式で、伝票を印刷して出力する。
このように、伝票画像データの代わりに、伝票記載データが使われることにより、いろいろな書式の伝票を作成することができる。
以上、本発明の実施形態の一例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではない。ソフトウェア構成の一部又は全てはハードウェア構成として装置に実装してもよい。また、装置のハードウェア構成において、CPUは1つに限られず、複数のCPUが複数のメモリ、HDDに記憶されているデータ等を利用しながら、プログラムに基づき処理を実行することによっても、上記の処理等は実現される。
1 電子商取引システム
10 ユーザ端末
20 ECサイト管理システム
30 中央管理システム
40 物流管理システム
60 店舗利用システム
10 ユーザ端末
20 ECサイト管理システム
30 中央管理システム
40 物流管理システム
60 店舗利用システム
Claims (12)
- ユーザからの商品の注文を受付ける販売管理システムと、中央管理システムと、商品の配達を管理する物流管理システムと、を有する情報処理システムであって、
前記物流管理システムは、商品の配達条件を表す配達条件情報を前記中央管理システムに送信し、
前記販売管理システムは、商品の配達情報の問合せ通知を前記中央管理システムに送信し、
前記中央管理システムは、前記物流管理システムから受信した前記配達条件情報、及び、前記販売管理システムから受信した前記問合せ通知に基づいて、前記問合せ通知に対応する前記配達情報を決定し、決定した前記配達情報を前記販売管理システムに送信し、
前記物流管理システムは、前記ユーザに、前記中央管理システムから受信した前記配達情報に基づく情報を提示する情報処理システム。 - 前記配達条件情報には、配達可能地域の情報、及び、代引可能地域の情報が含まれ、
前記問合せ通知には、商品の配達先の情報が含まれ、
前記配達情報には、商品の配達先に配達可能か否か、及び、商品の配達先において代引可能か否かの情報が含まれる請求項1記載の情報処理システム。 - 前記配達条件情報では、商品の配達元、商品の配達先、及び、配達に要する期間であるリードタイムが関連付けられており、
前記問合せ通知には、商品の配達先の情報が含まれ、
前記中央管理システムは、前記問合せ通知に対応する商品の配達元、前記問合せ通知に含まれる商品の配達先の情報、及び、前記配達条件情報に基づいて、前記リードタイムを含む前記配達情報を決定する請求項1又は2記載の情報処理システム。 - 前記中央管理システムは、前記物流管理システムから受信した前記配達条件情報、及び、外部のシステムから受信した情報であって前記ユーザによる商品の配達に関する依頼を表す配達依頼情報に基づいて、前記配達依頼情報が表す依頼を実現できるか否かを判定して、判定の結果である第1の判定結果を前記外部のシステムに送信する請求項1乃至3何れか1項記載の情報処理システム。
- 電子商取引事業者の商品の販売を管理する店舗利用システムを更に有し、
前記外部のシステムは、前記店舗利用システムであり、
前記販売管理システムは、前記ユーザから商品の注文を受付け、受付けた注文を表し、前記配達依頼情報である注文情報を前記店舗利用システムに送信し、
前記店舗利用システムは、前記販売管理システムから受信した前記注文情報を前記中央管理システムに送信する請求項4記載の情報処理システム。 - 前記外部のシステムは、前記中央管理システムから受信した前記第1の判定結果を前記ユーザに提示する請求項4又は5記載の情報処理システム。
- 前記物流管理システムは、前記販売管理システム、及び、前記中央管理システムを介して、前記配達依頼情報を受信し、受信した前記配達依頼情報、及び、前記物流管理システムが管理する情報に基づいて、前記配達依頼情報が表す依頼を実現できるか否かを判定し、判定の結果である第2の判定結果を、前記販売管理システム、及び、前記中央管理システムを介して、前記ユーザに提示する請求項4乃至6何れか1項記載の情報処理システム。
- 前記物流管理システムは複数あり、
前記中央管理システムは、前記問合せ通知に対応する商品を取り扱う電子商取引事業者に基づいて、前記問合せ通知に対応する商品を配達する物流業者を決定し、決定した前記物流業者の前記物流管理システムから受信した前記配達条件情報、及び、前記販売管理システムから受信した前記問合せ通知に基づいて、前記問合せ通知に対応する前記配達情報を決定する請求項1乃至7何れか1項記載の情報処理システム。 - 商品の配達を管理する物流管理システムから商品の配達条件を表す配達条件情報を受信する第1の受信手段と、
ユーザからの商品の注文を受付ける販売管理システムから商品の配達情報の問合せ通知を受信する第2の受信手段と、
前記物流管理システムから受信した前記配達条件情報、及び、前記販売管理システムから受信した前記問合せ通知に基づいて、前記問合せ通知に対応する前記配達情報を決定する決定手段と、
決定した前記配達情報を前記販売管理システムに送信する送信手段と、
を有する中央管理システム。 - ユーザからの商品の注文を受付ける販売管理システムと、中央管理システムと、商品の配達を管理する物流管理システムと、を有する情報処理システムにおける情報処理方法であって、
前記物流管理システムが、商品の配達条件を表す配達条件情報を前記中央管理システムに送信するステップと、
前記販売管理システムが、商品の配達情報の問合せ通知を前記中央管理システムに送信するステップと、
前記中央管理システムが、前記物流管理システムから受信した前記配達条件情報、及び、前記販売管理システムから受信した前記問合せ通知に基づいて、前記問合せ通知に対応する前記配達情報を決定し、決定した前記配達情報を前記販売管理システムに送信するステップと、
前記販売管理システムが、前記ユーザに、前記中央管理システムから受信した前記配達情報に基づく情報を提示するステップと、
を有する情報処理方法。 - 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
商品の配達を管理する物流管理システムから商品の配達条件を表す配達条件情報を受信するステップと、
ユーザからの商品の注文を受付ける販売管理システムから商品の配達情報の問合せ通知を受信するステップと、
前記物流管理システムから受信した前記配達条件情報、及び、前記販売管理システムから受信した前記問合せ通知に基づいて、前記問合せ通知に対応する前記配達情報を決定するステップと、
決定した前記配達情報を前記販売管理システムに送信するステップと、
を有する情報処理方法。 - コンピュータを、
商品の配達を管理する物流管理システムから商品の配達条件を表す配達条件情報を受信する第1の受信手段と、
ユーザからの商品の注文を受付ける販売管理システムから商品の配達情報の問合せ通知を受信する第2の受信手段と、
前記物流管理システムから受信した前記配達条件情報、及び、前記販売管理システムから受信した前記問合せ通知に基づいて、前記問合せ通知に対応する前記配達情報を決定する決定手段と、
決定した前記配達情報を前記販売管理システムに送信する送信手段と、
して機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017181429A JP2019057153A (ja) | 2017-09-21 | 2017-09-21 | 情報処理システム、中央管理システム、情報処理方法、及び、プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017181429A JP2019057153A (ja) | 2017-09-21 | 2017-09-21 | 情報処理システム、中央管理システム、情報処理方法、及び、プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019057153A true JP2019057153A (ja) | 2019-04-11 |
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ID=66107658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017181429A Pending JP2019057153A (ja) | 2017-09-21 | 2017-09-21 | 情報処理システム、中央管理システム、情報処理方法、及び、プログラム |
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JP (1) | JP2019057153A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7443897B2 (ja) | 2020-03-31 | 2024-03-06 | 沖電気工業株式会社 | 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラム |
-
2017
- 2017-09-21 JP JP2017181429A patent/JP2019057153A/ja active Pending
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