JP2023160952A - 在庫管理装置、在庫管理方法及びプログラム - Google Patents

在庫管理装置、在庫管理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、災害用備蓄物資の在庫状況の管理に適した技術を提供することを課題とする。【解決手段】本発明によれば、各商品の在庫個数と商品区分コードとを記憶する記憶手段に記憶された情報に基づき、商品区分コード各々に対応する在庫量を算出する算出部12と、算出部12による算出結果を出力する出力部13と、を有する在庫管理装置10が提供される。【選択図】図20

Description

本発明は、在庫管理装置、在庫管理方法及びプログラムに関する。
特許文献1には、商品毎に入庫状況(入庫数等)及び出庫状況(出庫数等)を管理する商品在庫管理システムが開示されている。
特開2014-127177号公報
災害用備蓄物資の在庫状況を管理する技術が望まれている。特許文献1に記載の技術を適用すれば、災害用備蓄物資として各商品がいくつ在庫されているかを管理できる。しかし、災害用備蓄物資の在庫状況を管理する際には、「飲料水」、「紙おむつ(サイズM)」等、所定の商品区分ごとの在庫状況を管理することが望まれる。特許文献1に記載の技術はこれを実現していない。本発明は、災害用備蓄物資の在庫状況の管理に適した技術を提供することを課題とする。
本発明によれば、
商品区分コード毎に、各商品の1個当たりの容量を示す商品容量情報と所定単位当たりの使用量を示す使用量情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記商品容量情報に基づき、前記商品区分コード各々に対応する区分毎在庫総容量を算出し、前記所定単位当たりの使用量を用いて前記区分毎在庫総容量を前記所定単位で換算する算出手段と、
前記算出手段による算出結果を出力する出力手段と、
を有する在庫管理装置が提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータが、
商品区分コード毎に、各商品の1個当たりの容量を示す商品容量情報と所定単位当たりの使用量を示す使用量情報を記憶する記憶工程と、
前記記憶工程において記憶された前記商品容量情報に基づき、前記商品区分コード各々に対応する区分毎在庫総容量を算出し、前記所定単位当たりの使用量を用いて前記区分毎在庫総容量を前記所定単位で換算する算出工程と、
前記算出工程での算出結果を出力する出力工程と、
を実行する在庫管理方法が提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータを、
商品区分コード毎に、各商品の1個当たりの容量を示す商品容量情報と所定単位当たりの使用量を示す使用量情報を記憶する記憶手段、
前記記憶手段に記憶された前記商品容量情報に基づき、前記商品区分コード各々に対応する区分毎在庫総容量を算出し、前記所定単位当たりの使用量を用いて前記区分毎在庫総容量を前記所定単位で換算する算出手段、
前記算出手段による算出結果を出力する出力手段、
として機能させるプログラムが提供される。
本発明によれば、災害用備蓄物資の在庫状況の管理に適した技術が実現される。
本実施形態の在庫管理装置のハードウエア構成の一例を概念的に示す図である。 本実施形態の在庫管理装置の機能ブロック図の一例である。 本実施形態の在庫情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の対応情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態における入荷作業のフローの一例を示す図である。 作業者が操作する端末装置に表示される情報の一例を示す図である。 作業者が操作する端末装置に表示される情報の一例を示す図である。 作業者が操作する端末装置に表示される情報の一例を示す図である。 作業者が操作する端末装置に表示される情報の一例を示す図である。 作業者が操作する端末装置に表示される情報の一例を示す図である。 作業者が操作する端末装置に表示される情報の一例を示す図である。 本実施形態における出荷作業のフローの一例を示す図である。 作業者が操作する端末装置に表示される情報の一例を示す図である。 作業者が操作する端末装置に表示される情報の一例を示す図である。 本実施形態の商品容量情報の一例を模式的に示す図である。 同種かつ容量違いの商品に対応する複数の商品区分コードを互いに対応付けた概念図である。 本実施形態の使用量情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の在庫管理装置の機能ブロック図の一例である。 本実施形態の在庫情報の一例を模式的に示す図である。 本実施形態の在庫管理装置の機能ブロック図の一例である。
<<第1の実施形態>>
まず、本実施形態の在庫管理装置の概要を説明する。在庫管理装置は、各商品の在庫個数と商品区分コードとを記憶する。そして、在庫管理装置は、当該情報に基づき商品区分(商品区分コード)毎の在庫量を算出し、出力する。当該在庫管理装置によれば、ユーザは、商品区分毎の在庫量を把握できる。このような本実施形態の在庫管理装置は、災害用備蓄物資の在庫状況の管理に適した装置である。
次に、在庫管理装置の構成を詳細に説明する。まず、在庫管理装置のハードウエア構成の一例について説明する。本実施形態の在庫管理装置が備える各機能部は、任意のコンピュータのCPU(Central Processing Unit)、メモリ、メモリにロードされるプログラム、そのプログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット(あらかじめ装置を出荷する段階から格納されているプログラムのほか、CD(Compact Disc)等の記憶媒体やインターネット上のサーバ等からダウンロードされたプログラムをも格納できる)、ネットワーク接続用インターフェイスを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。
図1は、本実施形態の在庫管理装置のハードウエア構成を例示するブロック図である。図1に示すように、在庫管理装置は、プロセッサ1A、メモリ2A、入出力インターフェイス3A、周辺回路4A、バス5Aを有する。周辺回路4Aには、様々なモジュールが含まれる。
バス5Aは、プロセッサ1A、メモリ2A、周辺回路4A及び入出力インターフェイス3Aが相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。プロセッサ1Aは、例えばCPUやGPU(Graphics Processing Unit)などの演算処理装置である。メモリ2Aは、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリである。入出力インターフェイス3Aは、入力装置(例:キーボード、マウス、マイク、物理キー、タッチパネルディスプレイ、コードリーダ等)、外部装置、外部サーバ、外部センサ等から情報を取得するためのインターフェイスや、出力装置(例:ディスプレイ、スピーカ、プリンター、メーラ等)、外部装置、外部サーバ等に情報を出力するためのインターフェイスなどを含む。プロセッサ1Aは、各モジュールに指令を出し、それらの演算結果をもとに演算を行うことができる。
次に、在庫管理装置の機能構成を説明する。図2に、在庫管理装置10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、在庫管理装置10は、記憶部11と、算出部12と、出力部13と、取得部14と、付与部15と、更新部16とを有する。
なお、在庫管理装置10は、記憶部11を有さなくてもよい。この場合、在庫管理装置10と通信可能に構成された外部装置が記憶部11を備える。在庫管理装置10と当該外部装置は通信可能に構成される。そして、在庫管理装置10は、記憶部11に記憶された情報にアクセスし、所定の処理を実行する。当該前提は、以下の全ての実施形態において同様である。
記憶部11は、各商品の在庫個数と商品区分コードとを記憶する。記憶部11は、複数の保管場所各々における各商品の在庫個数を記憶することができる。これら情報をどのような形で保存するかは特段制限されない。本実施形態では、記憶部11は、各商品の商品コードと、在庫個数と、商品区分コードとを対応付けた在庫情報を記憶するものとする。
図3に、記憶部11が記憶する在庫情報の一例を模式的に示す。図示する在庫情報は、入荷コードと、入荷日と、商品コードと、商品名と、入荷個数と、商品区分コードと、消費期限と、保管場所と、出荷コードと、出荷日と、出荷個数とを互いに対応付けている。なお、在庫情報は、その他の情報をさらに含んでもよいし、例示したものの中の一部を含まなくてもよい。
在庫情報は、入荷処理及び出荷処理に応じて更新される。在庫情報の更新は、取得部14、付与部15及び更新部16により実現される。以下、入荷処理及び出荷処理に分けて、各機能部を説明する。
<入荷処理>
取得部14は、入荷された商品のコード(商品コード)と、入荷された個数(入荷個数)とを含む入荷情報を取得する。入荷情報は、さらに、入荷された各商品の商品名、消費期限、保管場所、入荷コード等のその他の情報を含んでもよい。
例えば、作業員は、商品が入荷されると、入荷作業を行う。入荷作業において、作業員は、通信機能を備えた端末装置に入荷情報を入力し、在庫管理装置10に送信させる。
端末装置は、例えば、バーコードや2次元コード等のコードを読み取る機能を備えてもよい。そして、端末装置への入荷情報の入力は、各商品、各商品の包装、又は、複数の商品を収容した容器等に付与されたコード(バーコードや2次元コード等)を端末装置に読み取らせることで実現されてもよい。
その他、端末装置は、タッチパネルディスプレイ、物理キー等の入力装置を備えてもよい。そして、端末装置への入荷情報の入力は、これら入力装置を介した直接入力で実現されてもよい。
また、作業員は、上記2つの入力手段を組み合わせて、複数種類の情報を端末装置に入力してもよい。端末装置は、スマートフォンやタブレットであってもよいし、在庫管理装置10に対応した専用の端末装置であってもよい。
付与部15は、入荷情報に含まれる商品コードに対応する商品区分コードを、入荷情報に付与する。付与部15は、商品コードと商品区分コードとを対応付けた対応情報に基づき、入荷情報に含まれる商品コードに対応する商品区分コードを特定する。そして、付与部15は、特定した商品区分コードを当該入荷情報に付与する。
ここで、対応情報を説明する。対応情報は、商品コードと商品区分コードとを対応付けた情報である。すなわち、各商品と、各商品が属する商品区分とを対応付けた情報である。図4に、対応情報の一例を模式的に示す。記憶部11が当該対応情報を記憶することができる。
商品区分の定め方は設計的事項である。商品区分の一例としては、「飲料水」、「紙おむつ(サイズS)」「紙おむつ(サイズM)」、「紙おむつ(サイズL)」、「クラッカー」等が例示される。なお、同種かつ容量違いの商品は異なる商品区分にしてもよい。この場合の商品区分の一例としては、「飲料水:2l」、「飲料水:500ml」、「紙おむつ(サイズS):50枚入り」、「紙おむつ(サイズS):100枚入り」等が例示される。
更新部16は、商品区分コードを付与された入荷情報に基づき、在庫情報を更新する。すなわち、更新部16は、図3に示すような在庫情報に、新たな入荷情報を追加する。なお、新たな入荷情報を追加した際、出荷関連情報(図示する出荷コード、出荷日、出荷個数等)は未記入であってもよい。
ここで、図5のフローを用いて、入荷作業の一例を説明する。(1)に示すように、サプライヤー(仕入先)は、受入先から受注したオーダに対する回答(受注可能か否か、納期等)を返信する。すると、(2)に示すように、受入先は仕入先からの回答を確認し、自システムに登録する。これにより、発注情報やその回答等が蓄積される。
(3)及び(4)に示すように、商品が受入先に届いたら、受入先の作業員は入荷作業を行う。例えば、入荷作業を行う作業員は、端末装置を操作し、所定のサービス(備蓄物資管理サービス)のウェブサイトへのログイン画面を表示させる(図6参照)。作業員は、ログイン画面においてユーザID(identifier)及びパスワードを入力し、「ログインボタン」を押下する。すると、入力されたユーザID及びパスワードがウェブサーバに送信される。ウェブサーバは、受信した情報に基づき認証処理を行う。正常に認証されると、ウェブサーバは、図7に示すようなメニュー画面を端末装置に送信する。
入荷作業を行う作業員は、図7に示すメニュー画面において「入荷ボタン」を押下する。すると、その旨が端末装置からウェブサーバに送信される。ウェブサーバは、これに応じて端末装置に所定の情報を返信する。結果、端末装置に図8に示すような情報が表示される。
図8に示す情報は、「入荷拠点選択」項目と、「入荷予定確認」項目とを含む。入荷拠点選択項目では、入荷拠点(商品の保管場所)の選択を受付ける。図では、ドロップダウンリストで入荷拠点の選択を受付けているが、その他のGUI(graphical user interface)部品を用いてもよい。
1つの入荷拠点が選択されると、その入荷拠点における入荷予定情報が表示される。図8では、入荷予定日が現時点に近い方から順に、3つの入荷予定情報が表示されている。各々、「入荷予定日」、「仕入先」、「入荷伝票ナンバー(入荷コード)」、「個口数」を含む。複数の入荷予定情報は、入荷伝票ナンバー単位で分けられている。これらの表示は、仕入先への発注情報や、発注に対する仕入れ先からの回答等を蓄積した情報に基づき実現できる。
入荷作業を行う作業員は、図8に示す画面において、入荷作業を行う入荷拠点を選択し、その後、「入荷予定確認」項目において、入荷作業を行う商品に対応する入荷予定情報を選択する。すると、図9に示すように、選択された入荷予定情報に対応する詳細情報が端末装置に表示される。作業員は、当該詳細情報を確認後、「検品ボタン」を押下する。すると、図10に示すように、実際に入荷された商品に関する情報(入荷情報)を入力するための画面が端末装置に表示される。
作業員は、直接入力で、入荷された商品の商品名、商品コード、消費期限等の入荷情報を入力してもよい。その他、作業員は、入荷された商品、商品の包装、又は、複数の商品を収容した容器等に付与されたコード(バーコードや2次元コード等)の読み取りにより、入荷情報を入力してもよい。この場合、作業員は、図10に示す画面において「カメラ起動ボタン」を押下する。すると、端末装置が備えるカメラ機能が起動され、端末装置に図11に示すような画面が表示される。
図11に示す画面はファインダーを含む。ファインダーには枠Wが表示されている。作業員は、カメラ(端末装置)の向き等を調整し、検品対象をファインダーに表示させるともに、検品対象に付与されたコードを枠W内に収める。そして、当該状態を維持したまま、「撮影ボタン」を押下する。
すると、端末装置は撮影したコードを解析し、所定の情報を抽出する。また、端末装置に表示される画面は図10に戻る。この時、コードから抽出された入荷情報(例:商品名、商品コード、消費期限等)が所定の入力欄に表示される(不図示)。
作業員は、図10に示す画面において入荷情報を入力した後、「完了ボタン」を押下する。すると、端末装置は、入力された入荷情報を在庫管理装置10に送信する。在庫管理装置10の取得部14は、このようにして端末装置から送信されてきた入荷情報を取得する。
なお、複数の商品を収容した容器にコード(バーコードや2次元コード等)を付与している場合、入荷作業時に容器を開ける作業を省略できて好ましい。また、出荷作業や棚卸作業時に容器を開ける作業を省略できて好ましい。容器へのコードの付与は、図5の(6)に示すように仕入先が行ってもよいし、図5の(5)に示すように受入先で行ってもよい。複数の商品を収容した容器に付与されたコードは、容器内に収容されている商品を示す情報や、その個数を示す情報等を表す(以下、同様)。
<出荷処理>
取得部14は、出荷される商品のコード(商品コード)と、出荷される個数(出荷個数)とを含む出荷情報(前者)を取得する。出荷情報は、さらに、出荷コード、出荷される各商品の商品名、出荷される各商品の入荷時の入荷コード、消費期限、保管場所等のその他の情報を含んでもよい。
例えば、作業員は、商品の出荷に応じて、出荷作業を行う。出荷作業において、作業員は、通信機能を備えた端末装置に出荷情報を入力し、在庫管理装置10に送信させる。
端末装置は、例えば、バーコードや2次元コード等のコードを読み取る機能を備えてもよい。そして、端末装置への出荷情報の入力は、各商品、各商品の包装、又は、複数の商品を収容した容器等に付与されたコード(バーコードや2次元コード等)を端末装置に読み取らせることで実現されてもよい。
その他、端末装置は、タッチパネルディスプレイ、物理キー等の入力装置を備えてもよい。そして、端末装置への出荷情報の入力は、これら入力装置を介した直接入力で実現されてもよい。
また、作業員は、上記2つの入力手段を組み合わせて、複数種類の情報を端末装置に入力してもよい。端末装置は、スマートフォンであってもよいし、在庫管理装置10に対応した専用の端末装置であってもよい。
更新部16は、出荷情報に基づき、在庫情報を更新する。すなわち、更新部16は、図3に示すような在庫情報に、新たな出荷情報を追加する。
ここで、図12のフローを用いて、出荷作業の一例を説明する。(1)に示すように、出荷拠点は、出荷の予定情報を自システムに登録する。出荷作業を行う作業員は、(2)に示すように、登録された出荷の予定情報に基づきピッキングを行う。
そして、出荷作業を行う作業員は、(3)に示すように、出荷の登録を行う。例えば、出荷作業を行う作業員は、端末装置を操作し、所定のサービス(備蓄物資管理サービス)のウェブサイトへのログイン画面を表示させる(図6参照)。作業員は、ログイン画面においてユーザID及びパスワードを入力し、「ログインボタン」を押下する。すると、入力されたユーザID及びパスワードがウェブサーバに送信される。ウェブサーバは、受信した情報に基づき認証処理を行う。正常に認証されると、ウェブサーバは、図7に示すようなメニュー画面を端末装置に送信する。
出荷作業を行う作業員は、図7に示すメニュー画面において「出荷ボタン」を押下する。すると、その旨が端末装置からウェブサーバに送信される。ウェブサーバは、これに応じて端末装置に所定の情報を返信する。結果、端末装置に図13に示すような情報が表示される。
図13に示す情報は、「出荷拠点選択」項目と、「出荷予定確認」項目とを含む。出荷拠点選択項目では、出荷拠点の選択を受付ける。図では、ドロップダウンリストで出荷拠点の選択を受付けているが、その他のGUI部品を用いてもよい。1つの出荷拠点が選択されると、その拠点における出荷予定情報が表示される。図13では、出荷予定日が現時点に近い方から順に、3つの出荷予定情報が表示されている。各々、「出荷予定日」、「出荷先」、「出荷伝票ナンバー(出荷コード)」、「総出庫数」を含む。複数の出荷予定情報は、出荷伝票ナンバー単位で分けられている。これらの表示は、出荷先からの受注情報や、受注に対する仕入れ先への回答等を蓄積した情報に基づき実現できる。
出荷作業を行う作業員は、図13に示す画面において、出荷作業を行う出荷拠点を選択し、その後、「出荷予定確認」項目において、出荷作業を行う商品に対応する出荷予定情報を選択する。すると、図14に示すように、選択された出荷予定情報に対応する詳細情報が端末装置に表示される。作業員は、当該詳細情報を確認後、「検品ボタン」を押下する。すると、図10に示すように、実際に出荷される商品(又は、実際に出荷された商品)に関する情報(出荷情報)を入力するための画面が端末装置に表示される。
出荷作業を行う作業員は、直接入力で、出荷される(又は、出荷された)商品の商品名、商品コード、消費期限等の出荷情報を入力してもよい。その他、出荷作業を行う作業員は、出荷される商品、商品の包装、又は、複数の商品を収容した容器等に付与されたコード(バーコードや2次元コード等)の読み取りにより、出荷情報を入力してもよい。この場合、作業員は、図10に示す画面において「カメラ起動ボタン」を押下する。すると、端末装置が備えるカメラ機能が起動され、端末装置に図11に示すような画面が表示される。
図11に示す画面はファインダーを含む。ファインダーには枠Wが表示されている。作業員は、カメラ(端末装置)の向き等を調整し、検品対象をファインダーに表示させるともに、検品対象に付与されたコードを枠W内に収める。そして、当該状態を維持したまま、「撮影ボタン」を押下する。
すると、端末装置は撮影したコードを解析し、所定の情報を抽出する。また、端末装置に表示される画面は図10に戻る。この時、コードから抽出された出荷情報(例:商品名、商品コード、消費期限等)が所定の入力欄に表示される(不図示)。
作業員は、図10に示す画面において出荷情報を入力した後、「完了ボタン」を押下する。すると、端末装置は、入力された出荷情報を在庫管理装置10に送信する。在庫管理装置10の取得部14は、このようにして端末装置から送信されてきた出荷情報を取得する。
その後、問題なければ、図12の(4)に示すように商品が出荷される。また、出荷された旨や、商品の追跡データが随時システムに登録され、図12の(5)に示すように、受入先はその情報を確認できる。
次に、本実施形態の在庫管理装置10によれば、記憶部11に記憶されている在庫情報に基づき、在庫照会を行うことができる。在庫管理装置10によれば、各商品区分の在庫照会を行うことができる。当該在庫照会は、算出部12及び出力部13により実現される。
算出部12は、記憶部11に記憶された情報(例:在庫情報)に基づき、商品区分コード各々に対応する在庫量、すなわち商品区分毎の在庫量を算出する。出力部13は、算出部12による算出結果を出力する。出力部13による出力は、ディスプレイ、メーラ、プリンター、投影装置等のあらゆる出力装置を介して実現される。
算出部12は、在庫情報が更新される毎に、商品区分毎の在庫量を算出し、その結果を記憶部11に記憶しておいてもよい。そして、出力部13は、記憶部11に記憶されている算出結果を出力してもよい。その他、算出部12は、出力部13により出力されるたびに、出力前に商品区分毎の在庫量を算出してもよい。そして、出力部13は、算出部12により直前に算出された算出結果を、出力してもよい。出力部13は、例えば、ユーザからの要求に応じて、商品区分毎の在庫量を出力する。
ここで、算出部12により算出される情報(在庫量)の一例を説明する。
<算出例1>
算出部12は、商品区分コードが一致する複数の商品各々の在庫個数を足し合わせることで、商品区分毎の総在庫個数を算出してもよい。
<算出例2>
算出部12は、商品コード毎、又は、商品区分コード毎に各商品の1個当たりの容量を示す商品容量情報に基づき、商品区分コード各々に対応する区分毎在庫総容量を算出してもよい。
図15は、商品容量情報の一例を模式的に示す図である。図示する例では、商品区分コード毎に、各商品の1個当たりの容量を示している。容量は、「l(リットル)」、「ml(ミリリットル)」、「枚」、「個」等の各種単位で表される。算出部12は、各商品区分の上記総在庫個数と、各商品区分に対応する商品1個当たりの容量との積を、区分毎在庫総容量として算出することができる。なお、記憶部11が、商品容量情報を記憶しておいてもよい。
<算出例3>
同種かつ容量違いの商品が存在する。本実施形態では、同種かつ容量違いの商品は異なる商品区分とし、異なる商品区分コードを付与する。この場合の商品区分の一例としては、「飲料水:2l」及び「飲料水:500ml」や、「紙おむつ(サイズS):50枚入り」及び「紙おむつ(サイズS):100枚入り」等が例示される。
このような状況に鑑み、算出部12は、同種かつ容量違いの複数の商品区分コード各々の上記区分毎在庫総容量を足し合わせた商品種毎在庫総容量を算出してもよい。
例えば、「飲料水:2l」の区分毎在庫総容量が「1000l」であり、「飲料水:500ml」の区分毎在庫総容量が「500l」である場合、算出部12は、これらを足し合わせた「1500l」を商品種「飲料水」の商品種毎在庫総容量として算出することができる。
この場合、記憶部11は、同種かつ容量違いの商品に対応する複数の商品区分コードを互いに対応付けて記憶しておいてもよい。そして、算出部12は、当該情報を用いて、商品種毎在庫総容量を算出してもよい。図16に、同種かつ容量違いの商品に対応する複数の商品区分コードを互いに対応付けた概念図を示す。図示する例の場合、商品区分コード000001と、商品区分コード000002とは、同種かつ容量違いの商品として互いに対応付けられる。
<算出例4>
記憶部11は、商品区分コード毎、又は、同種商品毎に、所定単位当たりの使用量を示す使用量情報を記憶しておいてもよい。図17に、使用量情報の一例を模式的に示す。所定単位当たりの使用量は、「1食当たりの使用量」、「1人当たりの使用量」、「1日当たりの使用量」等が例示されるが、これらに限定されない。
そして、算出部12は、当該使用量情報に基づき、上記区分毎在庫総容量、又は、上記商品種毎在庫総容量を、上記所定単位に換算する。すなわち、上記区分毎在庫総容量、又は、上記商品種毎在庫総容量を、所定単位当たりの使用量で割る。結果、在庫量が「○○食分」、「○○人分」、「○○日分」等のように、上記所定単位で表される。
<算出例5>
算出部12は、算出例1乃至4で算出した商品区分毎の在庫量(総在庫個数、区分毎在庫総容量、商品種毎在庫総容量、上記所定単位で表した量)の中の消費期限までの残日数が基準値(設計的事項)を下回っている商品の在庫量を算出してもよい。すなわち、算出部12は、消費期限までの残日数が基準値(設計的事項)を下回っている商品の在庫量を、商品区分毎に算出してもよい。
その他、算出部12は、算出例1乃至4で算出した商品区分毎の在庫量(総在庫個数、区分毎在庫総容量、商品種毎在庫総容量、上記所定単位で表した量)の中の消費期限までの残日数が基準値(設計的事項)を上回っている商品の在庫量を算出してもよい。すなわち、算出部12は、消費期限までの残日数が基準値(設計的事項)を上回っている商品の在庫量を、商品区分毎に算出してもよい。
<算出例6>
算出部12は、算出例1乃至5で算出した在庫量を、保管場所毎に算出してもよい。その他、算出部12は、算出例1乃至5で算出した在庫量を、すべての保管場所をまとめて算出してもよい。
出力部13は、例えば算出例1乃至6に基づき算出された算出結果を出力する。出力部13は、ユーザにより指定された1つの保管場所の算出結果を出力してもよいし、複数の保管場所の算出結果をまとめて表示してもよい。出力部13は、算出部12による算出結果を表形式で表示してもよいし、地図上に在庫の保管場所に対応付けてマッピングしてもよいし、その他の形式で表示してもよい。
次に、本実施形態の在庫管理装置10の作用効果を説明する。
本実施形態の在庫管理装置10によれば、ユーザは、商品区分毎の在庫量を把握できる。災害用備蓄物資の在庫状況を管理する際には、「飲料水」、「紙おむつ(サイズM)」等、所定の商品区分ごとの在庫状況を管理することが望まれる。本実施形態の在庫管理装置10によれば、このような所望の在庫状況を管理できる。すなわち、本実施形態の在庫管理装置10は、災害用備蓄物資の在庫状況の管理に適した装置である。
また、本実施形態の在庫管理装置10によれば、災害用備蓄物資の在庫量を、災害用備蓄物資の在庫状況の管理に適した単位で管理することができる。例えば、在庫管理装置10は、商品区分毎の在庫総容量、商品種毎の在庫総容量、又は、これらの量を所定単位当たりの使用量で割ることで算出された所定単位の量(例:「○○食分」、「○○人分」、「○○日分」等)で管理することができる。商品毎に容量が異なり得るので、在庫個数の管理だけでは災害時に実際に使用できる量を正確に把握できない。総容量や上記所定の単位で在庫量を管理できる本実施形態の在庫管理装置10は、災害用備蓄物資の在庫状況の管理に適した装置である。
また、本実施形態の在庫管理装置10は、所定の商品コードから商品区分コードを算出する機能を備える(付与部15)。このため、在庫されている商品に商品区分コードを対応付ける作業を作業者が行う必要がない。
また、本実施形態の在庫管理装置10によれば、商品区分毎に、消費期限間近の在庫量や消費期限まで十分な猶予のある在庫量等を算出し、出力することができる。このような情報によれば、在庫を管理する管理者は、消費期限切れによる廃棄を回避するため急いで使用すべき量、破棄に伴い新たに補充すべき量、新たに補充しなくても確保される量等を、商品区分毎に容易に把握することができる。
また、本実施形態の在庫管理装置10によれば、保管場所ごとに、商品区分毎の在庫量を把握することができる。例えば、在庫管理装置10は、地図上に、在庫の保管場所に対応付けて在庫量をマッピングし、出力することができる。このような情報によれば、在庫を管理する管理者は、エリア毎の在庫の偏り等を容易に把握し、適正化を図ること等ができる。
<<第2の実施形態>>
図18に、本実施形態の在庫管理装置10の機能ブロック図の一例を説明する。図示するように、在庫管理装置10は、記憶部11と、算出部12と、出力部13と、取得部14と、更新部16とを有する。記憶部11、算出部12及び出力部13の構成は、第1の実施形態と同様である。また、在庫管理装置10のハードウエア構成の一例は、第1の実施形態と同様である。
取得部14は、商品コードと商品区分コードと入荷個数とを含む入荷情報を取得する。取得部14は、商品区分コードを入荷情報として取得する点で、第1の実施形態と異なる。取得部14のその他の構成は、第1の実施形態と同様である。
例えば、図9に示す画面での「検品ボタン」の押下により遷移した図10の入力画面において、商品区分コードを入力する欄が設けられてもよい。当該欄への商品区分コードの入力は、各商品、各商品の包装、又は、複数の商品を収容した容器等に付与されたコード(バーコードや2次元コード等)の読み取りにより実現されてもよいし、作業員による直接入力で実現されてもよい。
更新部16は、取得部14により取得された入荷情報に基づき、在庫情報を更新する。すなわち、更新部16は、図3に示すような在庫情報に、新たな入荷情報を追加する。なお、新たな入荷情報を追加した際、出荷関連情報(図示する出荷コード、出荷日、出荷個数等)は未記入であってもよい。更新部16のその他の構成は、第1の実施形態と同様である。
本実施形態の在庫管理装置10によれば、第1の実施形態と同様の作用効果を実現できる。
<<第3の実施形態>>
図18に、本実施形態の在庫管理装置10の機能ブロック図の一例を説明する。図示するように、在庫管理装置10は、記憶部11と、算出部12と、出力部13と、取得部14と、更新部16とを有する。算出部12及び出力部13の構成は、第1及び第2の実施形態と同様である。また、在庫管理装置10のハードウエア構成の一例は、第1及び第2の実施形態と同様である。
記憶部11は、各商品の在庫個数と商品区分コードとを記憶する。本実施形態の記憶部11は、各商品の商品コードと在庫個数とを対応付けた在庫情報、及び、商品コードと商品区分コードとを対応付けた対応情報を記憶する。記憶部11のその他の構成は、第1及び第2の実施形態と同様である。
図19に、本実施形態の在庫情報の一例を模式的に示す。図19に示す在庫情報は、商品区分コードを含まない点で、図3に示す在庫情報と異なる。対応情報の一例は、図4で示される。
取得部14は、入荷された商品のコード(商品コード)と、入荷された個数(入荷個数)とを含む入荷情報を取得する。入荷情報は、さらに、入荷された各商品の商品名、消費期限、保管場所、入荷コード等のその他の情報を含んでもよい。なお、取得部14の構成は、第1の実施形態と同様である。
更新部16は、取得部14により取得された入荷情報に基づき、図19に示す在庫情報を更新する。すなわち、更新部16は、図19に示すような在庫情報に、新たな入荷情報を追加する。なお、新たな入荷情報を追加した際、出荷関連情報(図示する出荷コード、出荷日、出荷個数等)は未記入であってもよい。
本実施形態の在庫管理装置10によれば、第1及び第2の実施形態と同様の作用効果を実現できる。
<<第4の実施形態>>
図20に、本実施形態の在庫管理装置10の機能ブロック図の一例を説明する。図示するように、在庫管理装置10は、算出部12と、出力部13とを有する。算出部12及び出力部13の構成は、第1乃至第3の実施形態と同様である。また、在庫管理装置10のハードウエア構成の一例は、第1乃至第3の実施形態と同様である。
本実施形態においては、在庫管理装置10と異なる外部装置が、記憶部11、取得部14及び更新部16を有する。外部装置は、さらに付与部15を有してもよい。在庫管理装置10と当該外部装置は互いに通信可能に構成される。そして、在庫管理装置10は、当該外部装置の記憶部11に記憶されている情報に基づき、所定の演算や、演算結果の出力を行う。
本実施形態の在庫管理装置10によれば、第1乃至第3の実施形態と同様の作用効果を実現できる。
以下、参考形態の例を付記する。
1. 各商品の在庫個数と商品区分コードとを記憶する記憶手段に記憶された情報に基づき、前記商品区分コード各々に対応する在庫量を算出する算出手段と、
前記算出手段による算出結果を出力する出力手段と、
を有する在庫管理装置。
2. 1に記載の在庫管理装置において、
前記記憶手段は、各商品の商品コードと、前記在庫個数と、前記商品区分コードとを対応付けた在庫情報を記憶する在庫管理装置。
3. 2に記載の在庫管理装置において、
前記商品コードと入荷個数とを含む入荷情報を取得する取得手段と、
前記入荷情報に含まれる前記商品コードに対応する前記商品区分コードを、前記入荷情報に付与する付与手段と、
前記商品区分コードを付与された前記入荷情報に基づき、前記在庫情報を更新する更新手段と、
をさらに有する在庫管理装置。
4. 3に記載の在庫管理装置において、
前記付与手段は、前記商品コードと前記商品区分コードとを対応付けた対応情報に基づき、前記入荷情報に含まれる前記商品コードに対応する前記商品区分コードを特定し、特定した前記商品区分コードを前記入荷情報に付与する在庫管理装置。
5. 2に記載の在庫管理装置において、
前記商品コードと前記商品区分コードと入荷個数とを含む入荷情報を取得する取得手段と、
前記入荷情報に基づき、前記在庫情報を更新する更新手段と、
をさらに有する在庫管理装置。
6. 1に記載の在庫管理装置において、
前記記憶手段は、各商品の商品コードと前記在庫個数とを対応付けた在庫情報、及び、前記商品コードと前記商品区分コードとを対応付けた対応情報を記憶する在庫管理装置。
7. 6に記載の在庫管理装置において、
前記商品コードと入荷個数とを含む入荷情報を取得する取得手段と、
前記入荷情報に基づき、前記在庫情報を更新する更新手段と、
をさらに有する在庫管理装置。
8. 1から7のいずれかに記載の在庫管理装置において、
前記記憶手段は、前記商品コード毎、又は、前記商品区分コード毎に、各商品の1個当たりの容量を示す商品容量情報を記憶し、
前記算出手段は、前記記憶手段に記憶された情報に基づき、前記商品区分コード各々に対応する区分毎在庫総容量を算出する在庫管理装置。
9. 8に記載の在庫管理装置において、
同種かつ容量違いの商品には異なる前記商品区分コードが対応付けられ、
前記記憶手段は、同種かつ容量違いの商品に対応する複数の前記商品区分コードを互いに対応付けて記憶し、
前記算出手段は、同種かつ容量違いの複数の前記商品区分コード各々に対応する前記区分毎在庫総容量を足し合わせた商品種毎在庫総容量を算出する在庫管理装置。
10. 8又は9に記載の在庫管理装置において、
前記記憶手段は、前記商品区分コード毎、又は、同種商品毎に、所定単位当たりの使用量を示す使用量情報を記憶し、
前記算出手段は、前記区分毎在庫総容量、又は、前記商品種毎在庫総容量を、前記所定単位に換算する在庫管理装置。
11. コンピュータが、
各商品の在庫個数と商品区分コードとを記憶する記憶手段に記憶された情報に基づき、前記商品区分コード各々に対応する在庫量を算出する算出工程と、
前記算出工程での算出結果を出力する出力工程と、
を実行する在庫管理方法。
12. コンピュータを、
各商品の在庫個数と商品区分コードとを記憶する記憶手段に記憶された情報に基づき、前記商品区分コード各々に対応する在庫量を算出する算出手段、
前記算出手段による算出結果を出力する出力手段、
として機能させるプログラム。
1A プロセッサ
2A メモリ
3A 入出力I/F
4A 周辺回路
5A バス
10 在庫管理装置
11 記憶部
12 算出部
13 出力部
14 取得部
15 付与部
16 更新部

Claims (7)

  1. 商品区分コード毎に、各商品の1個当たりの容量を示す商品容量情報と所定単位当たりの使用量を示す使用量情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記商品容量情報に基づき、前記商品区分コード各々に対応する区分毎在庫総容量を算出し、前記所定単位当たりの使用量を用いて前記区分毎在庫総容量を前記所定単位で換算する算出手段と、
    前記算出手段による算出結果を出力する出力手段と、
    を有する在庫管理装置。
  2. 前記記憶手段は、各商品の消費期限を記憶しており、
    前記算出手段は、消費期限までの残日数が基準値を下回っている商品の前記区分毎在庫総容量を算出し、当該区分毎在庫総容量を前記所定単位で換算する、
    請求項1に記載の在庫管理装置。
  3. 前記記憶手段は、各商品の消費期限を記憶しており、
    前記算出手段は、消費期限までの残日数が基準値を上回っている商品の前記区分毎在庫総容量を算出し、当該区分毎在庫総容量を前記所定単位で換算する、
    請求項1に記載の在庫管理装置。
  4. 前記記憶手段は、各商品の保管場所を記憶しており、
    前記算出手段は、各保管場所別に当該保管場所に保管されている前記商品の前記区分毎在庫総容量を算出し、当該区分毎在庫総容量を前記所定単位で換算する、
    請求項1乃至3のいずれかに記載の在庫管理装置。
  5. 前記所定単位当たりの使用量は、1食当たりの使用量、1人当たりの使用量、及び1日当たりの使用量、の少なくとも一つを含む、
    請求項1乃至4のいずれかに記載の在庫管理装置。
  6. コンピュータが、
    商品区分コード毎に、各商品の1個当たりの容量を示す商品容量情報と所定単位当たりの使用量を示す使用量情報を記憶する記憶工程と、
    前記記憶工程において記憶された前記商品容量情報に基づき、前記商品区分コード各々に対応する区分毎在庫総容量を算出し、前記所定単位当たりの使用量を用いて前記区分毎在庫総容量を前記所定単位で換算する算出工程と、
    前記算出工程での算出結果を出力する出力工程と、
    を実行する在庫管理方法。
  7. コンピュータを、
    商品区分コード毎に、各商品の1個当たりの容量を示す商品容量情報と所定単位当たりの使用量を示す使用量情報を記憶する記憶手段、
    前記記憶手段に記憶された前記商品容量情報に基づき、前記商品区分コード各々に対応する区分毎在庫総容量を算出し、前記所定単位当たりの使用量を用いて前記区分毎在庫総容量を前記所定単位で換算する算出手段、
    前記算出手段による算出結果を出力する出力手段、
    として機能させるプログラム。
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