JP4377444B1 - ポイント処理システム及びポイント処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】利便性を損なうこと無く、複数のICカードをポイントカードとして利用することができるポイント処理装置を提供する。
【解決手段】店舗の利用者に対して付与されるべきポイントの加算処理を行うポイント処理装置1に、ICカード4の製造番号、利用者の電子メールアドレス及びポイントを対応付けて記憶するためのポイント情報テーブル(17a)と、店舗通信装置2から送信された製造番号を受信し、登録する手段と、利用者通信装置3から送信された製造番号及び電子メールアドレスを受信し、受信した製造番号と同一の登録済みの製造番号に、前記電子メールアドレスを対応付けて登録する手段と、前記電子メールアドレスに複数の製造番号が対応付けられている場合、前記複数の製造番号に対応付けられていたポイントを合算し、合算して得たポイントを一の製造番号に対応付ける手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、利用者に付与されるポイントを管理するポイント処理システム及びポイント処理方法に関する。
コンビニエンスストア、ショッピングモール等の店舗において、磁気カード又はICカードをポイントカードとして利用することができるポイントサービスが実施されている。ポイントサービスとは、商品の購入金額に応じたポイントを、店舗利用者に付与するサービスである。付与されたポイントは、例えば、次回の商品購入時に換金して利用することができ、集客力の向上、顧客の囲い込みを図ることができる。
ところが、従来のポイントサービスにおいては、利用者は、各店舗で所定の登録手続きを行い、各店舗から個別に発行されたポイントカードを携帯する必要があり、ポイントサービスの享受に不便を強いられていた。
上述の問題を解決するポイント管理システムとして、利用者が常時携帯している非ポイントカード用途のICカード、例えばICカード通勤定期券、ICクレジットカード、ICチップを搭載した携帯電話等を、ポイントカードとして転用し、ポイントを管理することを可能にしたポイント管理システムが開示されている(特許文献1)。
特許文献1に係るポイント管理システムは、通信網を介して接続された店舗端末装置と、ポイント管理サーバ群とを備える。店舗端末装置には、カードリーダが設けられている。店舗端末装置は、ICカードの製造時に付与された製造番号をカードリーダにて取得し、ポイントを付与する。ポイント管理サーバ群は、店舗端末装置で取得した製造番号と、ポイントとを関連付けて蓄積することにより、ポイントを管理する。
このように構成されたポイント管理システムにおいては、製造番号と、ポイントとを関連付けることによって、ポイントを管理する構成であるため、利用者は、登録手続き無しで、ポイントサービスを享受することができる。
特開2007−156740号公報
しかしながら、特許文献1に係るポイント管理システムにおいては、個々の利用者が複数のICカードをポイントカードとして利用した場合、複数のICカード夫々の製造番号が個別に登録され、各別にポイントが発行される構成であるため、1枚のICカードを利用する場合に比べ、ポイントサービスの利便性が低下するという問題があった。
例えば、一の店舗から発行されたポイントが複数のICカードに分散して登録されるという問題がある。また、ICカードをポイントカードとして転用しているため、ICカードの表示を見ても、ポイントが蓄積されているICカードを特定することができず、ポイントの管理が難しいという問題があった。更に、ICカードを紛失し、新規のICカードを再発行した場合、ICチップ内蔵の携帯電話を買い換えた場合等、ポイントが未使用のまま失われるおそれがあった。もちろん、ICカードをポイントカードとして予め登録し、再発行手続きを行うことによって、ポイントを保護することも考えられるが、手続きが煩わしく、効果的にポイントを保護することができなかった。
なお、特許文献1は、斯かる課題を解決する手段を開示していない。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、可搬性記録媒体に固有の識別情報、例えばICカードの製造番号と、ポイントとを対応付けると共に、該識別情報に利用者の電子メールアドレスを対応付け、更に、一の電子メールアドレスに単一の識別情報が対応するようにポイントを管理することによって、利便性を損なうこと無く、複数の可搬性記録媒体をポイントカードとして利用することができるポイント処理システム及びポイント処理方法を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、電子メールアドレスが未登録である場合、ポイントを発行する店舗通信装置に、電子メールアドレスを登録するための画像、例えばバーコードを出力し、既登録である場合、該画像を非出力にすることによって、電子メールアドレスの登録の要否を通知し、電子メールアドレスの登録を促すことができるポイント処理システムを提供することにある。
本発明の他の目的は、一の電子メールアドレスに単一の識別情報を対応させ、更に識別情報及び店舗識別情報毎にポイントを対応付けてポイントを管理することができ、店舗識別情報を変更するのみで、複数の店舗間のポイントを容易に統合することができるポイント処理システムを提供することにある。
本発明に係るポイント処理システムは、店舗の利用者に対して付与されるべきポイントを送信する店舗通信装置と、該店舗通信装置から送信されたポイントを受信し、ポイントの加算処理を行うポイント処理装置と、該ポイント処理装置へ電子メールアドレスを送信する利用者通信装置とを備えるポイント処理システムであって、前記店舗通信装置は、固有の識別情報を記憶した可搬性記録媒体から該識別情報を取得する取得手段と、店舗の利用者に対して付与されるべきポイント及び該取得手段にて取得した識別情報を前記ポイント処理装置へ送信する送信手段と、前記取得手段にて取得した識別情報を含む画像を出力する出力手段とを備え、前記利用者通信装置は、前記画像を読み取る読取手段と、該読取手段にて読み取った画像に含まれる識別情報及び電子メールアドレスを送信する手段とを備え、前記ポイント処理装置は、識別情報、電子メールアドレスポイント、及び時計部によって計時された前記店舗通信装置の利用日時を対応付けて記憶するためのポイント情報テーブルと、前記店舗通信装置から送信されたポイント及び識別情報を受信する識別情報受信手段と、該識別情報受信手段にて受信したポイント及び識別情報、並びに時計部によって計時された前記店舗通信装置の利用日時を前記ポイント情報テーブルに登録する手段と、前記利用者通信装置から送信された識別情報及び電子メールアドレスを受信する電子メールアドレス受信手段と、該電子メールアドレス受信手段にて受信した識別情報と同一の登録済みの識別情報に、前記電子メールアドレス受信手段にて受信した電子メールアドレスを対応付けて前記ポイント情報テーブルに登録する手段と、電子メールアドレスを前記ポイント情報テーブルに登録した場合、前記電子メールアドレスに複数の識別情報が対応付けられているか否かを判定する手段と、前記電子メールアドレスに複数の識別情報が対応付けられていると判定した場合、前記複数の識別情報に対応付けられていたポイントを、前記利用日時が最も新しい可搬性記録媒体の識別情報に対応付けて統合する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係るポイント処理システムは、前記店舗通信装置は、可搬性記録媒体の識別情報を対応付けることなく、店舗の利用者に対して付与されるべきポイントを前記ポイント処理装置へ送信する手段を備え、前記ポイント処理装置は、前記店舗通信装置から送信されたポイントを受信する手段と、受信したポイント、該ポイントに固有のテンポラリーコード、及びヌル情報を前記ポイント情報テーブルに登録する手段と、前記テンポラリーコードを前記店舗通信装置へ送信する手段とを備え、前記店舗通信装置は、前記ポイント処理装置から送信されたテンポラリーコードを受信する手段を備え、前記出力手段は、受信したテンポラリーコードを含む画像を出力する手段を備え、前記利用者通信装置は、前記読取手段にて読み取った画像に含まれるテンポラリーコード及び電子メールを対応付けて送信する手段を備え、更に、前記ポイント処理装置は、前記利用者通信装置からテンポラリーコード及び電子メールアドレスを受信する手段と、受信したテンポラリーコードに基づいて、電子メールアドレスをポイントに対応付けて登録する手段と、電子メールアドレスを前記ポイント情報テーブルに登録した場合、前記電子メールアドレスにヌル情報及び識別情報が対応付けられているか否かを判定する手段と、前記電子メールアドレスにヌル情報及び識別情報が対応付けられていると判定した場合、前記ヌル情報及び識別情報に対応付けられていたポイントを、該識別情報に対応付けて統合する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係るポイント処理システムは、前記ポイント処理装置は、前記識別情報受信手段にて受信した識別情報に対応する電子メールアドレスが前記ポイント情報テーブルに登録されているか否かを判定するためのアドレス登録状態情報を前記店舗通信装置へ送信する手段を備え、前記店舗通信装置は、前記ポイント処理装置から送信されたアドレス登録状態情報を受信する手段と、受信したアドレス登録状態情報に基づいて、前記識別情報に対応する電子メールアドレスが登録されているか否かを判定する判定手段と、前記識別情報に対応する電子メールアドレスが登録されていないと判定した場合、前記識別情報を含む画像を出力するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係るポイント処理システムは、前記店舗通信装置は複数であり、各店舗通信装置は、店舗を識別するための店舗識別情報を記憶する記憶手段を備え、前記取得手段にて識別情報を取得した場合、前記送信手段は、該識別情報と共に前記記憶手段が記憶している店舗識別情報を前記ポイント処理装置へ送信するようにしてあり、前記識別情報受信手段は、前記店舗通信装置から送信された識別情報及び店舗識別情報を受信し、前記ポイント情報テーブルは、受信した識別情報及び店舗識別情報毎にポイントを対応付けて記憶するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係るポイント処理方法は、店舗の利用者に対して付与されるべきポイントを送信する店舗通信装置と、該店舗通信装置から送信されたポイントを受信し、ポイントの加算処理を行うポイント処理装置と、該ポイント処理装置へ電子メールアドレスを送信する利用者通信装置とを用いてポイントを処理するポイント処理方法であって、前記店舗通信装置は、固有の識別情報を記憶した可搬性記録媒体から該識別情報を取得するステップと、店舗の利用者に対して付与されるべきポイント及び取得した識別情報を前記ポイント処理装置へ送信するステップと、取得した識別情報を含む画像を出力するステップとを有し、前記利用者通信装置は、前記画像を読み取るステップと、読み取った画像に含まれる識別情報及び電子メールアドレスを送信するステップとを有し、前記ポイント処理装置は、前記店舗通信装置から送信されたポイント及び識別情報を受信するステップと、識別情報、電子メールアドレスポイント、及び時計部によって計時された前記店舗通信装置の利用日時を対応付けて記憶するためのポイント情報テーブルに、受信したポイント及び識別情報、並びに時計部によって計時された前記店舗通信装置の利用日時を登録するステップと、前記利用者通信装置から送信された識別情報及び電子メールアドレスを受信する電子メールアドレス受信ステップと、該電子メールアドレス受信ステップにて受信した識別情報と同一の登録済みの識別情報に、前記電子メールアドレス受信ステップにて受信した電子メールアドレスを対応付けて前記ポイント情報テーブルに登録するステップと、電子メールアドレスを前記ポイント情報テーブルに登録した場合、前記電子メールアドレスに複数の識別情報が対応付けられているか否かを判定するステップと、前記電子メールアドレスに複数の識別情報が対応付けられていると判定した場合、前記複数の識別情報に対応付けられていたポイントを、前記利用日時が最も新しい可搬性記録媒体の識別情報に対応付けて統合するステップとを有することを特徴とする。
本発明にあっては、店舗通信装置は、可搬性記録媒体から、該可搬性記録媒体に固有の識別情報を取得する。そして、店舗通信装置は、取得した識別情報をポイント処理装置へ送信する。また、店舗通信装置は、取得した識別情報を含む画像、例えばバーコードを表示する。
ポイント処理装置は、店舗通信装置から送信された識別情報を受信し、受信した識別情報をポイント情報テーブルに登録する。利用者に付与されたポイントは、利用者が所有する可搬性記録媒体の識別情報に対応付けて管理される。可搬性記録媒体を初めて利用した場合、識別情報とポイントとが対応付けられているのみで、電子メールアドレスは対応付けられていない状態にある。該状態においても、識別情報と、ポイントとは対応付けられているため、利用者は、前記可搬性記録媒体を利用することによって、ポイントサービスを享受できる。
一方、識別情報に電子メールアドレスを対応付けるべく、利用者通信装置は、店舗通信装置に出力された画像を読み取り、読み取った画像に含まれる識別情報と、電子メールアドレスとをポイント処理装置へ送信する。そして、ポイント処理装置は、利用者通信装置から送信された識別情報及び電子メールアドレスを受信し、受信した識別情報と同一の登録済みの識別情報に対応付けて前記電子メールアドレスをポイント情報テーブルに登録する。該登録によって、可搬性記録媒体に固有の識別情報と、ポイントと、利用者の電子メールアドレスとが対応付けられる。
また、ポイント処理装置は、一の電子メールアドレスに複数の識別情報が対応付けられているか否かを判定する。利用者が単一の可搬性記録媒体を利用している限り、一の電子メールアドレスには単一の識別情報が対応しているが、利用者が2つの可搬性記録媒体を使用し、各可搬性記録媒体に前記一の電子メールアドレスを登録した場合、該電子メールアドレスに2つの識別情報が対応することになる。
ポイント処理装置は、複数の識別情報が対応付けられている場合、各識別情報に対応付けられていたポイントを一の識別情報に対応付けて統合させる。
従って、複数の可搬性記録媒体をポイントカードとして利用したとしても、ポイントは、電子メールアドレスを手掛かりにして、一の可搬性記録媒体に統合される。
本発明にあっては、ポイントカードとして利用する可搬性記録媒体の識別情報に対応する電子メールアドレスが登録されていない場合、該識別情報を含む画像が店舗通信装置に出力され、既に電子メールアドレスが登録されている場合、前記画像は出力されない。
従って、利用者又は店舗通信装置を使用する業者に、電子メールアドレスの登録の有無を認知させることが可能になる。
本発明にあっては、可搬性記録媒体の識別情報と、店舗識別情報と、ポイントとが対応付けられてポイント情報テーブルに登録される。
従って、店舗毎にポイントを管理することが可能になる。
また、店舗通信装置が記憶している識別情報と、ポイント情報テーブルに登録されている識別情報とを変更し、また各識別情報の関連付けを変更するのみで、複数の店舗が別個に発行していたポイントを簡易に統合することも可能である。
本発明によれば、一の電子メールアドレスに単一の可搬性記録媒体が対応するようにポイントを管理することによって、利便性を損なうこと無く、複数の可搬性記録媒体をポイントカードとして利用することができる。
本発明によれば、電子メールアドレスが未登録である場合、ポイントを発行する店舗通信装置に、電子メールアドレスを登録するための画像を出力し、既登録である場合、該画像を非出力にすることによって、電子メールアドレスの登録の要否を通知し、電子メールアドレスの登録を促すことができる。
本発明によれば、一の電子メールアドレスに単一の識別情報を対応させ、更に識別情報及び店舗識別情報毎にポイントを対応付けてポイントを管理することができ、店舗識別情報を変更するのみで、複数の店舗間のポイントを容易に統合することができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係るポイント処理システムの構成を模式的に示すブロック図である。本発明の実施の形態に係るポイント処理システムは、店舗の利用者に対して付与されるべきポイントを送信する複数の店舗通信装置2と、通信網Nを介して店舗通信装置2に接続されており、利用者に対して付与されたポイントを処理するポイント処理装置1と、電子メール送信機能を有する利用者通信装置3とを備える。本実施の形態に係るポイント処理システムは、個々の利用者が複数のICカード(可搬性記録媒体)4をポイントカードとして利用した場合でも、ポイントサービスの利便性を損なうこと無く、柔軟なポイント管理を可能にするものである。
図2は、ポイント処理装置1の構成を模式的に示すブロック図である。ポイント処理装置1は、装置全体を制御する制御部11、例えばCPU(Central Processing Unit)を備えたコンピュータである。制御部11には、バス10を介してROM12、RAM13、入力部14、表示部15、通信部16、内部記憶装置17、及び外部記憶装置18が接続されている。
ROM12は、コンピュータの動作に必要な制御プログラムを記憶したマスクROM、EEPROM等の不揮発性メモリである。
RAM13は、制御部11の演算処理を実行する際に生ずる各種データを一時記憶するDRAM、SRAM等の揮発性メモリである。
入力部14は、ポイント処理装置1を操作するためのキーボード、マウス等の入力装置である。
表示部15は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、CRT等の表示装置である。
通信部16は、店舗通信装置2及び利用者通信装置3との間でポイントに関する各種情報を送受信するインタフェースであり、通信部16による各種情報の送受信は制御部11によって制御される。
外部記憶装置18は、本発明の実施の形態に係るコンピュータプログラム51をコンピュータ読み取り可能に記録したCD(Compact Disc)−ROM、DVD(Digital Versatile Disc)−ROM、BD(Blu-ray Disc)等の記録媒体5から情報を読み取る光ディスクドライブである。なお、言うまでもなく、光ディスク及び光ディスクドライブは、記録媒体5及び外部記憶装置18の一例であり、フレキシブルディスク、磁気光ディスク、外付けハードディスク、半導体メモリ等にコンピュータプログラム51をコンピュータ読み取り可能に記録し、外部記憶装置18にて読み出すように構成しても良い。また、通信網Nに接続されている図示しない外部コンピュータから本発明に係るコンピュータプログラム51をダウンロードするようにしても良い。
内部記憶装置17は、例えばハードディスク、フラッシュメモリであり、外部記憶装置18にて記録媒体5から読み取られたコンピュータプログラム51を記憶する。また、内部記憶装置17は、利用者のポイントを管理するためのポイント情報テーブル17a、その他各種情報を記憶している。制御部11は、内部記憶装置17が記憶しているコンピュータプログラム51、各種情報をRAM13に読み出して実行することで、本発明に係るポイント処理方法を実施する。コンピュータプログラム51は、コンピュータを本発明の実施の形態に係るポイント処理装置1として機能させるためのプログラムである。つまり、コンピュータプログラム51は、図6に示すポイント管理に係る処理、図8に示すポイント確認に係る処理、図10、11、13、14、16に示すポイントの追加及び消費に係る処理、図17及び図18に示す電子メールアドレスの登録及びポイントの統合に係る処理等を制御部11に実行させるためのプログラムを含む。
また、内部記憶装置17は、店舗通信装置2との間で情報を送受信するためのコンピュータプログラム、例えばHTTP(HyperText Transfer Protocol)等で各種情報を送受信する通信モジュールを記憶している。更に、内部記憶装置17は、ウェブクライアント機能、電子メール送受信機能を実現するためのコンピュータプログラムを記憶している。
図3は、ポイント情報テーブル17aの一例を概念的に示す説明図である。ポイント情報テーブル17aは、複数の列、即ち「店舗識別情報」列、「テンポラリーコード」列、「製造番号」列、「電子メールアドレス」列、「利用日時」列及び「ポイント増減数」列から構成されている。
「店舗識別情報」列は、ポイントの付与を行う各店舗を識別するための店舗識別情報を格納する。図3中、「店舗1」、「店舗2」は、店舗識別情報を示している。
「テンポラリーコード」列は、ICカード4を所有していない利用者に対して店舗から発行されたポイントと、該利用者の電子メールアドレスとを紐付けるためにポイント処理装置1から発行される各ポイント追加処理に固有の情報(以下、テンポラリーコードという)を格納する。なお、利用者が所有するICカード4に対してポイントを発行する際、テンポラリーコードは発行されない。
「製造番号」列は、利用者が所有しているICカード4のICチップに記録された製造番号(識別情報)を格納する。製造番号は、ICチップの製造時に付与されるICカード4に固有の番号である。従って、同一の製造番号を記憶したICカード4は存在せず、製造番号によって、ICカード4の利用者を特定することが可能になる。
「電子メールアドレス」列は、各利用者の電子メールアドレス、例えば、利用者通信装置3で使用する電子メールアドレスを、ICカード4の製造番号夫々に対応付けて格納する。つまり、一の利用者が所有するICカード4の製造番号と、該一の利用者が所有する利用者通信装置3の電子メールアドレスとが対応付けられる。
「利用日時」列は、利用者が店舗を利用し、ポイントが増減した日時を格納する。
「ポイント増減数」列は、利用者に付与され、増加したポイント数、利用者が消費して減少したポイント数を格納している。「+」記号は、ポイントが増加したことを示しており、「−」記号はポイントが減少したことを示している。また、「+」記号又は「−」記号に続く数値は、増減したポイント数を示している。以下、「ポイント増減数」列に格納されている情報を、ポイント追加・消費情報という。
なお、ポイント情報テーブル17aの構成は一例であり、店舗識別情報、テンポラリーコード、製造番号、電子メールアドレス、利用日時及びポイント増減数を対応付けて格納できれば、他のテーブル構成を採用しても良い。
図4は、店舗通信装置2の構成を示すブロック図である。店舗通信装置2は、例えば、各店舗に設置されるノート型パーソナルコンピュータであり、装置全体を制御する制御部21を備える。制御部21には、バス20を介してROM22、RAM23、入力部24、表示部(出力手段)25、カードリーダ(取得手段)26、通信部27、外部記憶装置28及び内部記憶装置29が接続されている。また、制御部21には、日時を計時する図示しない時計部が接続されている。
ROM22は、コンピュータの動作に必要な制御プログラムを記憶した不揮発性メモリであり、RAM23は、制御部21の演算処理を実行する際に生ずる各種データを一時記憶する揮発性メモリである。入力部24及び表示部25は、ポイント処理装置1が備える入力部14及び表示部15と同様の構成である。
外部記憶装置28は、コンピュータプログラム61をコンピュータ読み取り可能に記録した記録媒体6から読み取る光ディスクドライブである。コンピュータプログラム61は、コンピュータを、本発明に係るポイント処理方法を実施する店舗通信装置2として機能させるためのプログラムである。
内部記憶装置29は、例えばハードディスクであり、制御部21がポイント処理装置1との間で情報を送受信するためのコンピュータプログラム、例えばHTTP等で各種情報を送受信する通信モジュールを記憶している。コンピュータプログラム61には、シリアルコードが付されており、該シリアルコードは、店舗を識別する店舗識別情報として利用される。また、内部記憶装置29は、ポイントを利用するためのポイント利用画面(図7参照)を表示するためのポイント利用画面データを記憶している。
カードリーダ26は、利用者所有のICカード4から製造番号を読み取る装置である。カードリーダ26は、電波を発生させ、ICカード4との間で情報を無線で送受信する通信回路を備えている。ICカード4は、ISO/IEC14443規格のTypeA、TypeB、又はISO/IEC18092規格のTypeC等に準拠しており、カードリーダ26との間で無線による情報の送受信を行うアンテナ及びICチップを備えている。アンテナ及びICチップはプラスチックカード内に封入されている。ICチップは、カードリーダ26が発生させた電波による磁界によって駆動し、アンテナにて製造番号を店舗通信装置2へ送信する。
通信部27は、ポイント処理装置1との間でポイントに関する各種情報を送受信するインタフェースであり、通信部27による各種情報の送受信は制御部21によって制御されている。
図5は、利用者通信装置3の構成を模式的に示すブロック図である。利用者通信装置3は、例えば電子メール通信機能及びウェブクライアント機能を有する携帯電話端末であり、装置全体を制御する制御部31を備えている。制御部31には、バス30を介して、記憶部32、RAM33、撮像部34、通信部35、操作部36、表示部37、マイクロホン38、及びスピーカ39が接続されている。
記憶部32は、利用者通信装置3の動作に必要な制御プログラム、メーラ、HTMLブラウザ、その他各種ソフトウェアを記憶した不揮発性メモリであり、RAM33は、制御部31の演算処理を実行する際に生ずる各種データを一時記憶する揮発性メモリである。
撮像部34は、レンズと、該レンズにて結像した像を電気信号に変換するCCD、CMOS等の撮像素子と、撮像素子にて変換された電気信号をデジタルの画像データにAD変換し、AD変換された写真の画像データに各種画像処理を施す画像処理部とを備えている。なお、撮像部34は、QRコード(登録商標)を読み取る読取手段として機能する。
通信部35は、高周波送受信部及びアンテナ等を備え、ポイント処理装置1との間で電子メールに係る情報を無線で送受信する。また、通信部35は、他の利用者通信装置3との間で電子メール及び通話に係る情報を無線で送受信する。
操作部36は、通話及び電子メール通信を操作するための通話ボタン、電子メールの送信ボタン、数字キー、決定ボタン等を備える。
表示部37は例えば液晶ディスプレイ等であり、電子メールに含まれる文字、HTML画像等を表示する。
スピーカ39は、他の利用者通信装置3から送信された通話に係る情報、特に音声信号を増幅して出力する。マイクロホン38は、外部から入力された音声を音声信号に変換し、変換した電気信号を通話に係る情報として通信部35に与え、外部の利用者通信装置3へ送信する。
図6は、ポイント管理に係る制御部の処理手順を示すフローチャート、図7は、ポイント利用画面の一例を示す模式図である。店舗通信装置2の制御部21は、内部記憶装置29からポイント利用画面データを読み出し、読み出したポイント利用画面データに基づいて、ポイント利用画面を表示部25に表示させる(ステップS11)。ポイント利用画面は、図7に示すように、ポイント又は店舗での購入金額を入力するための数字キー、ポイント追加キー、ポイント消費キー、キャンセルキー、ポイント確認キー等を有する。なお、図7に示したポイント利用画面は一例である。
そして、制御部21は、カードリーダ26にてICカード4の製造番号を取得する(ステップS12)。
そして、制御部21は、製造番号の取得に成功したか否かを判定する(ステップS13)。製造番号の取得に成功したと判定した場合(ステップS13:YES)、制御部21は、入力部24の操作状態を監視することによって、ポイント確認ボタンが操作されたか否かを判定する(ステップS14)。ポイント確認ボタンが操作されたと判定した場合(ステップS14:YES)、制御部21は、後述のサブルーチンを呼び出し、ポイントの確認処理を実行する(ステップS15)。
ステップS15の処理を終えた場合、又はポイント確認ボタンが操作されていないと判定した場合(ステップS14:NO)、制御部21は、ポイントを追加し又は消費するために、入力部24にて入力されたポイントを受け付ける(ステップS16)。なお、ポイントの数は、例えば図示しないマウスカーソルを、図7に示した数字キー上に移動させ、マウスをクリックすることによって入力することができる。もちろん、店舗通信装置2のテンキーを用いて、ポイント数を入力するように構成しても良い。また、店舗での購入金額と、該購入金額に応じて発行されるポイント数との割合を予め設定しておき、店舗通信装置2には購入金額を入力するように構成すると良い。例えば、購入金額の5%のポイントを発行するように設定されている場合、購入金額として「1000」を入力することによって、50ポイントを入力したことになる。そして、制御部21は、入力部24の操作状態を監視することによって、ポイント追加ボタンが操作されたか否かを判定する(ステップS17)。ポイント追加ボタンが操作されたと判定した場合(ステップS17:YES)、制御部21は、後述のサブルーチンを呼び出し、ICカード4使用時のポイントの追加処理を実行する(ステップS18)。
ステップS18の処理を終えた場合、又はポイント追加ボタンが操作されていないと判定した場合(ステップS17:NO)、制御部21は、入力部24の操作状態を監視することによって、ポイント消費ボタンが操作されたか否かを判定する(ステップS19)。ポイント消費ボタンが操作されていないと判定した場合(ステップS19:NO)、制御部21は、処理を終える。ポイント消費ボタンが操作されたと判定した場合(ステップS19:YES)、制御部21は、後述のサブルーチンを呼び出し、ICカード4使用時のポイントの消費処理を実行し(ステップS20)、処理を終える。
ステップS13で製造番号の取得に成功していないと判定した場合(ステップS13:NO)、制御部21は、ポイントを追加し又は消費するために、入力部24にて入力されたポイントを受け付ける(ステップS21)。そして、制御部21は、入力部24の操作状態を監視することによって、ポイント追加ボタンが操作されたか否かを判定する(ステップS22)。ポイント追加ボタンが操作されていないと判定した場合(ステップS22:NO)、制御部21は、処理を終える。ポイント追加ボタンが操作されたと判定した場合(ステップS22:YES)、制御部21は、後述のサブルーチンを呼び出し、ICカード4非使用時のポイントの消費処理を実行し(ステップS23)、処理を終える。以上の処理は、繰り返し実行され、ポイントの確認、並びにポイントの追加及び消費を即時に行うことができる。
<ポイント確認処理>
図8は、ポイント確認に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャート、図9は、ポイント確認時におけるポイント利用画面の一例を示す模式図である。ポイント確認に係るサブルーチンが呼び出された場合、制御部21は、内部記憶装置29から店舗識別情報を読み出す(ステップS31)。次いで、制御部21は、ICカード4から取得した製造番号、及び内部記憶装置29から読み出した店舗識別情報を、通信部27を介してポイント処理装置1へ送信する(ステップS32)。
ポイント処理装置1の制御部11は、店舗通信装置2から送信された製造番号及び店舗識別情報を通信部16にて受信する(ステップS33)。そして、制御部11は、ステップS33で受信した製造番号及び店舗識別情報に該当する全てのポイント追加・消費情報等をポイント情報テーブル17aから読み出す(ステップS34)。
そして、制御部11は、ステップS34で読み出したポイント追加・消費情報に基づいて、ポイントの加減算処理を実行する(ステップS35)。つまり、制御部11は、前記店舗識別情報が示す店舗で追加又は消費されたポイント数を全て合算することによって、現在のポイント数を算出する。例えば、図3に示すように、店舗識別情報が「店舗1」の店舗で、「製造番号1」のICカード4を用いて、ポイント確認を行った場合、ポイント追加・消費情報「+20ポイント」、「+10ポイント」及び「−10ポイント」を用いて、ポイント数、+20+10−10=20を算出する。
そして、制御部11は、ステップS35で算出して得たポイント数を示すポイント情報及びアドレス登録状態情報を、通信部16を介して店舗通信装置2へ送信する(ステップS36)。アドレス登録状態情報は、前記製造番号に対応する電子メールアドレスが登録されているか否か、つまり電子メールアドレスが関連付けられているか否かを示す情報である。例えば、図3に示すように、製造番号1には、電子メールアドレスが関連付けられているため、登録済であることを示すアドレス登録状態情報が店舗通信装置2へ送信される。一方、製造番号4には、電子メールアドレスが関連付けられていないため、未登録であることを示すアドレス登録状態情報が店舗通信装置2へ送信される。
店舗通信装置2の制御部21は、ポイント処理装置1から送信されたポイント情報及びアドレス登録状態情報を通信部27にて受信する(ステップS37)。そして、制御部21は、図9(a)に示すように、受信したポイント情報に基づいてポイントを表示部25に表示する(ステップS38)。
上述の処理によれば、利用者所有のICカード4をカードリーダ26にかざすことによって、該ICカード4の製造番号に対応付けられたポイントが店舗通信装置2の表示部25に表示される。例えば、「製造番号1」を記録されたICカード4をカードリーダ26にかざした場合、ポイント数「20」が表示される。
次いで、制御部21は、アドレス登録状態情報に基づいて、ステップS32で送信された製造番号に対応する電子メールアドレスがポイント情報テーブル17aに登録されているか否かを判定する(ステップS39)。対応する電子メールアドレスがポイント情報テーブル17aに登録されていないと判定した場合(ステップS39:NO)、制御部21は、ICカード4に電子メールアドレスを登録するための会員登録サイトに誘導するためのURLと、該URLのパラメータとしてステップS12で取得した製造番号及び店舗識別情報を含むQRコードを生成し、生成したQRコードを図9(b)に示すように、表示部25に表示し(ステップS40)、処理を終える。QRコードは、前記識別情報と、利用者の電子メールアドレスとを対応付けるためのものであり、該QRコードの使用方法は後述する。なお、QRコードは、使い捨てであり、電子メールアドレスの登録に一度使用したQRコードは再利用することはできない。
対応する電子メールアドレスがポイント情報テーブル17aに登録されていると判定した場合(ステップS39:YES)、図9(a)に示すように、制御部21は、QRコードの表示を行わずに、処理を終える。
上述の処理によれば、利用者所有のICカード4に対して電子メールアドレスが登録されていない場合、QRコードが表示される。カードリーダ26にICカード4をかざし、ポイント確認ボタンを操作することによって、該ICカード4の製造番号に対応付けられたポイントが店舗通信装置2の表示部25に表示させることができる。例えば、「製造番号4」が記録されたICカード4をカードリーダ26にかざした場合、ポイント数「10」が表示される。また、図3に示すように「製造番号4」には電子メールアドレスが対応付けられていないため、「製造番号4」を含むQRコードが表示部25に表示される。
<ICカード使用時のポイント追加処理>
図10及び図11は、ICカード使用時におけるポイント追加に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャート、図12は、ポイント追加時におけるポイント利用画面の一例を示す模式図である。店舗通信装置2の制御部21は、内部記憶装置29から店舗識別情報を読み出し(ステップS51)、製造番号、店舗識別情報、ポイント追加情報及び利用日時情報を通信部27を介してポイント処理装置1へ送信する(ステップS52)。店舗識別情報は、コンピュータプログラム61に付されたシリアルコードである。ポイント追加情報は、少なくともポイントの追加を指示する情報と、ステップS16で受け付けたポイントの数を含む情報である。利用日時情報は、店舗通信装置2に設けられた時計部が計時している日時、時刻を含む情報である。
ポイント処理装置1の制御部11は、店舗通信装置2から送信された製造番号、店舗識別情報、ポイント追加情報及び利用日時情報を通信部16にて受信する(ステップS53)。そして、制御部11は、受信した製造番号、店舗識別情報、ポイント追加情報及び利用日時情報をポイント情報テーブル17aに登録する(ステップS54)。
次いで、制御部11は、ステップS53で受信した製造番号に対応するポイント追加・消費情報をポイント情報テーブル17aから読み出し、読み出したポイント追加・消費情報に基づいて、ポイントの加減算処理を実行する(ステップS55)。
そして、制御部11は、ステップS53で受信した製造番号に対応する電子メールアドレスが登録済みであるか否かを判定する(ステップS56)。登録済みであると判定した場合(ステップS56:YES)、制御部11は、ステップS53で受信した製造番号に基づいて、電子メールアドレスをポイント情報テーブル17aから読み出し(ステップS57)、読み出した電子メールアドレス宛に、加算後のポイント情報を電子メールにて送信する(ステップS58)。
利用者通信装置3は、ポイント処理装置1から送信された電子メールを受信し、受信した電子メールに含まれるポイント情報を表示する。利用者は、利用者通信装置3にて、加算されたポイントを確認することができる。
なお、ステップS58で送信する電子メールには、当該利用者の過去のポイント履歴を確認するウェブサイトへ誘導するためのURLを含ませるように構成しても良い。利用者通信装置3は、該URLを用いてポイント処理装置1にアクセスし、ポイントの利用履歴情報をダウンロードし、表示する。つまり、利用者は、利用者通信装置3の表示部37に表示されたURLを選択することによって、ポイント処理装置1にアクセスし、ポイントの利用履歴を確認することができる。
ステップS58の処理を終えた場合、又はステップS56で電子メールアドレスが未登録であると判定した場合(ステップS56:NO)、制御部11は、加算後のポイント情報及びアドレス登録状態情報を、通信部16にて店舗通信装置2へ送信する(ステップS59)。
店舗通信装置2の制御部21は、ポイント処理装置1から送信されたポイント情報及びアドレス登録状態情報を受信し(ステップS60)、図12(b)に示すように、受信したポイント情報に基づいてポイントを表示部25に表示する(ステップS61)。例えば、「製造番号1」が記録されたICカード4をカードリーダ26にかざし、図12(a)に示した状態で入力部24にて10ポイントを入力し、ポイント追加キーを操作した場合、元の20ポイントに10ポイントが加算され、「製造番号1」に合計30ポイントが対応付けられる。
ステップS61の処理を終えた場合、制御部21は、アドレス登録状態情報に基づいて、ステップS52で送信された製造番号に対応する電子メールアドレスがポイント情報テーブル17aに登録されているか否かを判定する(ステップS62)。対応する電子メールアドレスがポイント情報テーブル17aに登録されていないと判定した場合(ステップS62:NO)、制御部21は、ICカード4に電子メールアドレスを登録するための会員登録サイトに誘導するためのURLと、該URLのパラメータとしてステップS12で取得した製造番号及び店舗識別情報を含むQRコードを生成し、生成したQRコードを表示部25に表示し(ステップS63)、処理を終える。
対応する電子メールアドレスがポイント情報テーブル17aに登録されていると判定した場合(ステップS62:YES)、制御部21は、QRコードの表示を行わずに、処理を終える。
<ICカード使用時のポイントの消費処理>
図13及び図14は、ICカード使用時におけるポイント消費に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャート、図15は、ポイント消費時におけるポイント利用画面の一例を示す模式図である。店舗通信装置2の制御部21は、内部記憶装置29から店舗識別情報を読み出し(ステップS71)、製造番号、店舗識別情報、ポイント消費情報及び利用日時情報を通信部27を介してポイント処理装置1へ送信する(ステップS72)。ポイント消費情報は、少なくともポイントの消費を指示する情報と、ステップS16で受け付けたポイントの数を含む情報である。
ポイント処理装置1の制御部11は、店舗通信装置2から送信された製造番号、店舗識別情報、ポイント消費情報及び利用日時情報を通信部16にて受信する(ステップS73)。そして、制御部11は、受信した製造番号、店舗識別情報、ポイント消費情報及び利用日時情報をポイント情報テーブル17aに登録する(ステップS74)。
次いで、制御部11は、ステップS73で受信した製造番号に対応するポイント追加・消費情報をポイント情報テーブル17aから読み出し、読み出したポイント追加・消費情報に基づいて、ポイントの加減算処理を実行する(ステップS75)。
そして、制御部11は、ステップS73で受信した製造番号に対応する電子メールアドレスが登録済みであるか否かを判定する(ステップS76)。登録済みであると判定した場合(ステップS76:YES)、制御部11は、ステップS73で受信した製造番号に基づいて、電子メールアドレスをポイント情報テーブル17aから読み出し(ステップS77)、読み出した電子メールアドレス宛に、加算後のポイント情報を電子メールにて送信する(ステップS78)。電子メールの内容は、ステップS58で送信するものと同様である。
ステップS78の処理を終えた場合、又はステップS76で電子メールアドレスが未登録であると判定した場合(ステップS76:NO)、制御部11は、加算後のポイント情報及びアドレス登録状態情報を、通信部16にて店舗通信装置2へ送信する(ステップS79)。
店舗通信装置2の制御部21は、ポイント処理装置1から送信されたポイント情報及びアドレス登録状態情報を受信し(ステップS80)、図15(b)に示すように、受信したポイント情報に基づいてポイントを表示部25に表示する(ステップS81)。例えば、「製造番号1」が記録されたICカード4をカードリーダ26にかざし、図15(a)に示した状態で入力部24にて10ポイントを入力し、ポイント消費キーを操作した場合、元の30ポイントから10ポイントが減算され、「製造番号1」に20ポイントが対応付けられる。
ステップS81の処理を終えた場合、制御部21は、アドレス登録状態情報に基づいて、ステップS72で送信された製造番号に対応する電子メールアドレスがポイント情報テーブル17aに登録されているか否かを判定する(ステップS82)。対応する電子メールアドレスがポイント情報テーブル17aに登録されていないと判定した場合(ステップS82:NO)、制御部21は、ICカード4に電子メールアドレスを登録するための会員登録サイトに誘導するためのURLと、該URLのパラメータとしてステップS12で取得した製造番号及び店舗識別情報を含むQRコードを生成し、生成したQRコードを表示部25に表示し(ステップS83)、処理を終える。
対応する電子メールアドレスがポイント情報テーブル17aに登録されていると判定した場合(ステップS82:YES)、制御部21は、QRコードの表示を行わずに、処理を終える。
<ICカード非使用時のポイント追加処理>
図16は、ICカード非使用時におけるポイント追加に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。該サブルーチンは、使用者がICカード4を携帯していない状態でポイントを発行する処理である。発行されたポイントは、後述するように電子メールアドレスを登録し、ICカード4を利用することによって、前記ポイントを該ICカード4に統合することができる。
店舗通信装置2の制御部21は、内部記憶装置29から店舗識別情報を読み出し(ステップS91)、店舗識別情報、ポイント追加情報及び利用日時情報を通信部27を介してポイント処理装置1へ送信する(ステップS92)。
ポイント処理装置1の制御部11は、店舗通信装置2から送信された店舗識別情報、ポイント追加情報及び利用日時情報を通信部16にて受信し(ステップS93)、テンポラリーコードを発行する(ステップS94)。テンポラリーコードは、ポイントが追加される都度発行されるものであり、各ポイント追加処理に固有の番号である。そして、制御部11は、受信した店舗識別情報、ポイント追加情報及び利用日時情報と発行したテンポラリーコードとをポイント情報テーブル17aに登録する(ステップS95)。
次いで、制御部11は、テンポラリーコードを店舗通信装置2に送信する(ステップS96)。
一方、店舗通信装置2の制御部21は、ポイント処理装置1から送信されたテンポラリーコードを受信し(ステップS97)、ポイントと、電子メールアドレスと紐付けるための会員登録サイトに誘導するためのURLと、該URLのパラメータとして、店舗識別情報及びテンポラリーコードを含むQRコードを生成し、生成したQRコードを表示部25に表示し(ステップS98)、処理を終える。
<電子メールアドレス登録及びポイント統合>
図17及び図18は、電子メールアドレスの登録及びポイントの統合に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。利用者通信装置3の制御部31は、店舗通信装置2の表示部25に表示されたQRコードを、撮像部34で撮像することによって、QRコードを読み取る(ステップS111)。QRコードには、製造番号が含まれている場合と、テンポラリーコードが含まれ、製造番号が含まれない場合とがある。ICカード4を利用せずにポイントの追加を行った場合、製造番号が含まれないQRコードが発行されるためである。
制御部31は、QRコードに製造番号が含まれている場合、QRコードに含まれる製造番号及び店舗識別情報をポイント処理装置1へ送信すると共に、会員登録を要求する(ステップS112)。具体的には、会員登録サイトを表示するためのURLであって、製造番号及び店舗識別情報をパラメータとして含むURLをポイント処理装置1へ送信することによって、会員登録を要求する。
なお、QRコードに製造番号が含まれていない場合、テンポラリーコード及び店舗識別情報がポイント処理装置1へ送信される。
ポイント処理装置1の制御部11は、利用者通信装置3から送信された製造番号又はテンポラリーコード、店舗識別情報及び会員登録要求を受信し(ステップS113)、該製造番号又はテンポラリーコード、店舗識別情報及び会員登録要求に応じた会員登録画面データを通信部16を通じて利用者通信装置3へ送信する(ステップS114)。
利用者通信装置3の制御部31は、会員登録画面データを受信し(ステップS115)、受信した会員登録画面データに基づいて会員登録画面を表示部37に表示する(ステップS116)。会員登録画面には、メール送信ボタンが表示される。そして、制御部31は、操作部36の操作によってメール送信ボタンが操作された場合、製造番号、店舗識別情報及び利用者通信装置3の電子メールアドレスを含む電子メールを、通信部35にてポイント処理装置1へ送信する(ステップS117)。なお、QRコードに製造番号が含まれていない場合、制御部31は、テンポラリーコード、店舗識別情報及び利用者通信装置3の電子メールアドレスとを含む電子メールを、ポイント処理装置1へ送信する。会員4登録画面から製造番号、テンポラリーコード、電子メールアドレスを送信する方法としては、例えば、mailtoリンクを用いる方法がある。メール送信ボタンが操作された際、QRコードに含まれていた製造番号又はテンポラリーコードを件名又は本文に含ませてメーラを立ち上げ、ポイント処理装置1宛にメールを送信するようにすれば良い。ポイント処理装置1は、電子メールを受信した場合、該電子メールから送信元に電子メールアドレスを特定することができる。また、ポイント処理装置1は、件名又は本文に入力された製造番号又はテンポラリーコードを抽出することによって、対応する電子メールアドレスと、製造番号又はテンポラリーコードを取得することができる。なお、件名又は本文に製造番号が入力されていない場合、テンポラリーコードを抽出することによって、対応する電子メールアドレスと、テンポラリーコードとを取得することができる。
また、表示部37にメールフォームを表示し、該メールフォームに入力された製造番号又はテンポラリーコードと、電子メールアドレスとをポイント処理装置1へ送信しても良い。
なお、上述した電子メールアドレスの送信方法は一例であり、製造番号、テンポラリーコード、電子メールアドレスを対応付けてポイント処理装置1へ送信することができる構成であれば、他の方法を採用しても良い。メールアドレスを手動で入力しても良い。
ポイント処理装置1の制御部11は、製造番号又はテンポラリーコード、店舗識別情報及び電子メールアドレスを含む電子メールを受信し(ステップS118)、受信した製造番号又はテンポラリーコード、店舗識別情報及び電子メールアドレスを対応付けてポイント情報テーブル17aに登録する(ステップS119)。
なお、ポイントカードとして、ICカード4を利用した際に表示されたQRコードを撮像し、電子メールを送信した場合、ステップS119の時点においては、受信した製造番号と同一の製造番号は既にポイント情報テーブル17aに登録されている。ステップS119では、受信した製造番号と同一の既登録の製造番号に対応付けるように、前記電子メールアドレスを登録する処理を実行する。
なお、製造番号に電子メールアドレスが登録された場合、店舗でICカード4を利用する都度、ポイント利用に係る情報が前記電子メールアドレス宛に送信されるようになる。また、図9(b)に示すように店舗通信装置2の表示部25にはQRコードが表示されないようになる。
一方、ICカード4を利用せずにポイントを発行した際に表示されたQRコードを撮像し、電子メールを送信した場合、ステップS119の時点においては、受信したテンポラリーコードと同一のテンポラリーコードが既にポイント情報テーブル17aに登録されている。ステップS119では、受信したテンポラリーコードと同一の既登録のテンポラリーコードに対応付けるように、前記電子メールアドレスを登録する処理を実行する。
なお、ICカード4を利用せずに、電子メールアドレスを登録したのみでは、ICカード4の製造番号と、ポイントが紐付けられていないため、店舗でポイントの消費及び確認を行うことはできない。
次いで、制御部11は、ステップS118で受信した電子メールアドレスに、複数の製造番号が対応付けられているか否かを判定する(ステップS120)。なお、電子メールアドレスに製造番号が対応付けられていない場合があるが、該電子メールアドレスには、製造番号「NULL」が対応付けられているとして処理すれば良い。例えば、同一の電子メールアドレスに、「製造番号1」と、「NULL」とが対応付けられている場合は、複数の製造番号が対応付けられていると判定する。
複数の製造番号が対応付けられていると判定した場合(ステップS120:YES)、制御部11は、前記電子メールアドレスに対応付けられているポイント追加・消費情報を統合する(ステップS121)。具体的には、前記電子メールアドレスに対応付けられた異なる製造番号(「NULL」を含む)を、利用日時が最も新しい製造番号に書き換えることによって、異なる製造番号に対応付けられていたポイント追加・消費情報を、一の製造番号に対応付けることができる。なお、利用日時が最も新しい製造番号が「NULL」の場合は、製造番号を書き換えずに、ポイント追加・消費情報を、一の製造番号に対応づける。
次いで、制御部11は、前記一の製造番号に対応付けられたポイント追加・消費情報に基づいて、ポイントの加減算処理を実行する(ステップS122)。
ステップS122の処理を終えた場合、又はステップS120で複数の製造番号が対応付けられていないと判定した場合(ステップS120:NO)、制御部11は、電子メールにてポイント統合後のポイント情報及び電子メールアドレスの完了を通知する登録完了通知情報を、通信部16を介して利用者通信装置3へ送信する(ステップS123)。
利用者通信装置3の制御部31は、ポイント処理装置1から送信されたポイント情報及び登録完了通知情報を受信し(ステップS124)、受信したポイント情報及び登録完了通知情報に基づいて、ポイント及び登録が完了した旨を表示部37に表示し(ステップS125)、処理を終える。
図19は、ポイントの統合方法を概念的に示す説明図、図20は、ポイント統合におけるポイント情報テーブル17aの内容変化を示す説明図である。図19(a)に示すように、一の利用者は、「製造番号1」が記録された1枚のICカード4を利用しており、「店舗1」から20ポイント発行されている。図19(a)に示した20ポイントは、図3に示すポイント情報テーブル17aに登録されているポイント「+20」、「+10」、「−10」を合算したポイントである。
図19(a)に示した状態で、「製造番号4」が記録された他のICカード4を、前記一の利用者が利用した場合、図3及び図19(b)に示すように、「製造番号4」には、例えば「店舗1」から発行された10ポイントが対応付けられる。前記他のICカード4は、初回の利用であるため、店舗通信装置2の表示部25にはQRコードが表示される。該QRコードには、会員登録サイトのURLが埋め込まれており、該URLのパラメータとして「製造番号4」が含まれている。前記一の利用者が、該QRコードを利用者通信装置3にて撮像し、会員登録サイトにアクセスし、電子メールを送信した場合、図19(c)及び図20(a)に示すように、単一の電子メールアドレスに、「製造番号1」と、「製造番号4」とが対応付けられる。
ところが、単一の電子メールアドレスに複数の製造番号が対応付けられた場合、各製造番号に対応付けられていたポイント「20」及び「10」は、図19(d)及び図20(b)に示すように、最後に使用したICカード4の製造番号、即ち「製造番号4」に対応付けられ、統合される。
図21は、ICカード非利用時に発行されたポイントの統合方法を概念的に示す説明図、図22及び図23は、ICカード非利用時に発行されたポイントを統合する際のポイント情報テーブル17aの内容変化を示す説明図である。なお、説明の便宜上、図21では、製造番号が登録されていない状態を文字「NULL」で示している。図21(a)及び図3に示すように、「店舗1」に係る店舗通信装置2は、2008年10月5日、ICカード4を携帯していない一の利用者に対して10ポイントを発行している。ポイントを発行した時点においては、「店舗1」と、テンポラリーコードと、利用日時情報「2008年10月5日」と、ポイント増減情報「+10ポイント」とが対応付けられている。
ICカード4を使用しないでポイントを追加した場合、店舗通信装置2の表示部25にはQRコードが表示される。該QRコードには、会員登録サイトのURLが埋め込まれており、該URLのパラメータとして、テンポラリーコードが含まれている。ICカード4非使用時に発行されるテンポラリーコードは、ポイントの追加処理を行う都度発行される固有の情報であり、ポイント処理装置1のポイント情報テーブル17aには、該テンポラリーコードと、発行されたポイントの情報とが対応付けて登録される。前記一の利用者が、該QRコードを利用者通信装置3にて撮像し、会員登録サイトにアクセスし、電子メールを送信した場合、テンポラリーコードを手掛かりにして、図21(b)及び図22(a)に示すように、2008年10月5日に発行された前記テンポラリーコードに、電子メールアドレスが対応付けられる。
図21(b)に示した状態で、「製造番号5」が記録された他のICカード4を、前記一の利用者が利用し、電子メールアドレスを登録した場合、図21(c)及び図22(b)に示すように、「製造番号5」と、例えば「店舗1」から発行された10ポイントとが対応付けられる。
次いで、「製造番号5」に対して電子メールアドレスを登録した場合、図21(d)及び図23(a)に示すように、単一の電子メールアドレスに、「製造番号1」と、「NULL」とが対応付けられる。
ところが、単一の電子メールアドレスに複数の製造番号が対応付けられた場合、各製造番号、即ち「NULL」及び「製造番号5」に対応付けられていたポイント「10」及び「10」は、図21(e)及び図23(b)に示すように、最後に使用したICカード4の製造番号、即ち「製造番号5」に対応付けられ、統合される。
以上のように、ICカード4を携帯していなくても、ポイントを仮発行しておき、後日、電子メールアドレスを登録することによって、仮発行されたポイントと、電子メールアドレスを登録することができる。そして、ICカード4を使用し、該ICカード4に対して電子メールアドレスを登録した場合、仮発行されたポイントがICカード4に統合される。ICカード4に統合されたポイントは、ICカード4を利用することによって、使用することができる。
このように構成された実施の形態に係るポイント処理システム、ポイント処理装置1、店舗通信装置2、ポイント処理方法及びコンピュータプログラムにあっては、一の電子メールアドレスに単一のICカード4が対応するようにポイントを管理することによって、利便性を損なうこと無く、複数のICカード4をポイントカードとして利用することができる。
本実施の形態にあっては、固定の利用者IDは存在せず、利用者所有のICカード4が変わる度に、製造番号が変更されるが、製造番号を新規登録しポイントを発行するのでは無く、変更後の製造番号にポイントが移行するのみである。従って、複数のICカード4を用いた柔軟なポイント管理が可能になる。
また、ポイントカードとして利用していた一のICカード4を紛失した場合であっても、該ICカード4に電子メールアドレスを登録していれば、他のICカード4を店舗で利用し、電子メールアドレスを登録することによって、該他のICカード4にポイントを移行することができ、ポイントを簡易に保護することができる。
更に、ICカード4は、非ポイントカード用途であるため、ICカード4の印刷面の表示からはどの店舗のポイントがたまっているのか分からない。従って、他人に盗まれても、すぐにポイントが消費されるおそれはない。このため、紛失後、直ちに他のICカード4を利用し、電子メールアドレスの登録処理を行わなくても、ポイントを効果的の保護することができる。
更にまた、複数のICカード4を利用している利用者自身も、ICカード4の印刷面の表示からは、いずれのICカード4にポイントが蓄積されているのかを認識することができないため、従来のポイントシステムではポイントの管理が困難であったが、本実施の形態によれば、任意のICカード4を利用し、電子メールアドレスを登録すれば、他のICカード4に紐付けられていたポイントは全て、最後に利用したICカード4に統合して紐付けられるため、利用者はポイントを容易に管理し、利用することができる。
更にまた、電子メールアドレスが未登録である場合、ポイントを発行する店舗通信装置2に、電子メールアドレスを登録するためのQRコードを表示し、既登録である場合、該QRコードを非表示にすることによって、電子メールアドレスの登録の要否を通知し、電子メールアドレスの登録を促すことができる。
更にまた、個々の利用者のポイントを一つの製造番号で管理し、店舗識別情報毎にポイントを対応付けているため、利用者は1枚のICカード4で複数企業のポイントサービスを利用できる。
更にまた、製造番号及び店舗識別情報毎にポイントを対応付けてポイントを管理することができ、店舗識別情報を変更するのみで、複数の店舗間のポイントを容易に統合することができる。
ポイント処理装置1は、店舗毎、又は複数の店舗を有する企業毎に、店舗識別情報、例えばコンピュータプログラム61に含まれるシリアルコードを発行し、該店舗識別情報でポイント運用会社を識別している。また、個々の利用者が複数のICカード4を利用するような場合であっても一つの製造番号でポイントを管理している。このため、異なる企業のポイントを共通化する際、各企業に共通の新しいシリアルコードを発行し直すことによって、簡単にポイントを一方の企業へ移行し、又はポイントを統合することができる。例えば、A社と、B社とでポイントを共通化するのであれば、X社(A社及びB社)としてシリアルコードを発行し直す。シリアルコードの発行方法としては、コンピュータプログラム61のバージョンアップを通信網Nを介して行うことによって行い、旧シリアルコードを、新シリアルコードに書き換えれば良い。
上述のようなポイントの運用と、統合とを継続する過程で、広範囲にわたるポイントの共通化を徐々に実現することができる。
更にまた、店舗側から見れば、利用者通信装置3として、汎用のパーソナルコンピュータと、カードリーダ26とを用意し、本実施の形態に係るポイント処理方法を実施するためのコンピュータプログラム61をインストールするのみで、簡易にポイント処理システムを構築することができる。また、上述のように、ポイントの統合を簡単に行えるため、例えば商店街の個人店舗単位で利用者通信装置3を導入し、ポイント処理装置1の導入店舗が増加した段階で、ポイントを商店街で共通化するといった、段階的なシステム導入を行うことができる。
更にまた、各店舗で専用のポイントカードを発行する必要は無いのは従来技術と同様であり、ICカード4の製造番号と、ポイントとを対応付けることによって、ポイントを管理することができる。
更にまた、本実施の形態では、ICカード4の製造番号と、電子メールアドレスとを用いて、ポイントを管理する構成であるため、その他のユーザ情報を登録する必要が無く、匿名でポイントを管理することができる。
更にまた、電子メールアドレスを交換した後、利用者通信装置3、例えば携帯電話端末を交換した場合であっても、交換前まで利用していたICカード4をポイントカードとしてそのまま利用することが可能である。
更にまた、店舗に設定された店舗通信装置2のカードリーダ26にICカード4をかざせば、表示部25にポイントが表示され、ポイントを確認することができる。
更にまた、店舗通信装置2にポイント又は購入金額を入力し、追加ボタン又は消費ボタンを操作することによって、ポイントの追加又は消費を即時に実行することができる。
更にまた、ICカード4を携帯していなくても、ポイントを仮発行することができ、後に使用したICカード4に対して発行されたポイントに、仮発行されたポイントを統合することができる。
従って、ICカード4を利用したポイント管理の利便性をより向上させることができる。
なお、本実施の形態では、店舗通信装置にてポイントを消費する例を示したが、ポイントの消費方法自体は、ポイントを発行する業者が決定すれば良い。例えば、利用者通信装置側でポイントを消費してサービスを享受できるようにしても良い。また、ポイントを発行した業者が提供する携帯サイトでポイントを消費できるように構成しても良い。
また、本実施の形態では、固有の識別情報を記録した可搬性記録媒体としてICカードを例示したが、製造番号が記録されたICチップを有するICカード通勤定期券、ICクレジットカード、携帯電話端末を用いて、ポイントを管理するように構成しても良い。
更に、固有の識別情報が読み出し可能に記録されている可搬性記録媒体であれば、必ずしもICチップに限定されることも無い。
更にまた、利用者通信装置として、携帯電話端末を例示したが、少なくともQRコード読取機能、電子メール送信機能を有する通信装置であれば、PDA、ゲーム機器、その他の通信端末を用いて、電子メールアドレスを登録するように構成しても良い。
更にまた、ICチップを内蔵した携帯電話機を、可搬性記録媒体及び利用者通信装置として兼用しても良い。
更にまた、本実施の形態では、QRコードを店舗通信装置の表示部に表示する例を説明したが、QRコードを印刷する印刷手段を店舗通信装置に備え、QRコードを印刷物として出力し、印刷されたQRコードを利用者通信装置で撮像するように構成しても良い。この場合、店舗に設置された店舗通信装置の表示部を利用者側に向ける必要が無くなり、利用者は、店舗における精算を済ませた後にQRコードの撮像及び電子メールアドレスの登録を行うことができる。
更にまた、識別情報を含む画像としてQRコードを例示したが、識別情報の表示方法は特に限定されず、一次元バーコードに識別情報を含ませて表示するように構成しても良い。
更にまた、店舗通信装置から利用者通信装置へ、QRコードに含まれる情報を赤外線通信、Bluetooth通信にて送信するように構成しても良い。
更にまた、利用者の電子メールアドレスを、登録サイト経由でポイント処理装置へ送信するように構成してあるが、QRコードを撮像した時点で、宛先にポイント処理装置のメールアドレスを、件名又は本文に製造番号を含ませて、メーラが立ち上がるように、QRコードを生成しても良い。この場合、電子メールアドレスの登録を即時に実施することができる。
更にまた、利用者通信装置の電子メールアドレスを直接ポイント処理装置へ送信するように構成してあるが、利用者通信装置が、電子メールアドレスを店舗通信装置へ赤外線通信又はBluetooth通信にて送信し、店舗通信装置が、利用者通信装置から送信された電子メールアドレスを受信し、受信した電子メールアドレス及び製造番号をポイント処理装置へ送信するように構成しても良い。
また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に係るポイント処理システムの構成を模式的に示すブロック図である。 ポイント処理装置の構成を模式的に示すブロック図である。 ポイント情報テーブルの一例を概念的に示す説明図である。 店舗通信装置の構成を示すブロック図である。 利用者通信装置の構成を模式的に示すブロック図である。 ポイント管理に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。 ポイント利用画面の一例を示す模式図である。 ポイント確認に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 ポイント確認時におけるポイント利用画面の一例を示す模式図である。 ICカード使用時におけるポイント追加に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 ICカード使用時におけるポイント追加に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 ポイント追加時におけるポイント利用画面の一例を示す模式図である。 ICカード使用時におけるポイント消費に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 ICカード使用時におけるポイント消費に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 ポイント消費時におけるポイント利用画面の一例を示す模式図である。 ICカード非使用時におけるポイント追加に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。 電子メールアドレスの登録及びポイントの統合に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。 電子メールアドレスの登録及びポイントの統合に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。 ポイントの統合方法を概念的に示す説明図である。 ポイント統合におけるポイント情報テーブルの内容変化を示す説明図である。 ICカード非利用時に発行されたポイントの統合方法を概念的に示す説明図である。 ICカード非利用時に発行されたポイントを統合する際のポイント情報テーブルの内容変化を示す説明図である。 ICカード非利用時に発行されたポイントを統合する際のポイント情報テーブルの内容変化を示す説明図である。
符号の説明
1 ポイント処理装置
2 店舗通信装置
3 利用者通信装置
4 ICカード
5,6 記録媒体
11,21,31 制御部
12,22 ROM
13,23 RAM
14,24 入力部
15,25 表示部
16、27,35 通信部
17,29 内部記憶装置
17a ポイント情報テーブル
18,28 外部記憶装置
26 カードリーダ
34 撮像部
36 操作部
37 表示部
51,61 コンピュータプログラム
N 通信網

Claims (5)

  1. 店舗の利用者に対して付与されるべきポイントを送信する店舗通信装置と、該店舗通信装置から送信されたポイントを受信し、ポイントの加算処理を行うポイント処理装置と、該ポイント処理装置へ電子メールアドレスを送信する利用者通信装置とを備えるポイント処理システムであって、
    前記店舗通信装置は、
    固有の識別情報を記憶した可搬性記録媒体から該識別情報を取得する取得手段と、
    店舗の利用者に対して付与されるべきポイント及び該取得手段にて取得した識別情報を前記ポイント処理装置へ送信する送信手段と、
    前記取得手段にて取得した識別情報を含む画像を出力する出力手段と
    を備え、
    前記利用者通信装置は、
    前記画像を読み取る読取手段と、
    該読取手段にて読み取った画像に含まれる識別情報及び電子メールアドレスを送信する手段と
    を備え、
    前記ポイント処理装置は、
    識別情報、電子メールアドレスポイント、及び時計部によって計時された前記店舗通信装置の利用日時を対応付けて記憶するためのポイント情報テーブルと、
    前記店舗通信装置から送信されたポイント及び識別情報を受信する識別情報受信手段と、
    該識別情報受信手段にて受信したポイント及び識別情報、並びに時計部によって計時された前記店舗通信装置の利用日時を前記ポイント情報テーブルに登録する手段と、
    前記利用者通信装置から送信された識別情報及び電子メールアドレスを受信する電子メールアドレス受信手段と、
    該電子メールアドレス受信手段にて受信した識別情報と同一の登録済みの識別情報に、前記電子メールアドレス受信手段にて受信した電子メールアドレスを対応付けて前記ポイント情報テーブルに登録する手段と、
    電子メールアドレスを前記ポイント情報テーブルに登録した場合、前記電子メールアドレスに複数の識別情報が対応付けられているか否かを判定する手段と、
    前記電子メールアドレスに複数の識別情報が対応付けられていると判定した場合、前記複数の識別情報に対応付けられていたポイントを、前記利用日時が最も新しい可搬性記録媒体の識別情報に対応付けて統合する手段と
    を備えることを特徴とするポイント処理システム。
  2. 前記店舗通信装置は、
    可搬性記録媒体の識別情報を対応付けることなく、店舗の利用者に対して付与されるべきポイントを前記ポイント処理装置へ送信する手段を備え、
    前記ポイント処理装置は、
    前記店舗通信装置から送信されたポイントを受信する手段と、
    受信したポイント、該ポイントに固有のテンポラリーコード、及びヌル情報を前記ポイント情報テーブルに登録する手段と、
    前記テンポラリーコードを前記店舗通信装置へ送信する手段と
    を備え、
    前記店舗通信装置は、
    前記ポイント処理装置から送信されたテンポラリーコードを受信する手段を備え、
    前記出力手段は、
    受信したテンポラリーコードを含む画像を出力する手段を備え、
    前記利用者通信装置は、
    前記読取手段にて読み取った画像に含まれるテンポラリーコード及び電子メールを対応付けて送信する手段を備え、
    更に、前記ポイント処理装置は、
    前記利用者通信装置からテンポラリーコード及び電子メールアドレスを受信する手段と、
    受信したテンポラリーコードに基づいて、電子メールアドレスをポイントに対応付けて登録する手段と、
    電子メールアドレスを前記ポイント情報テーブルに登録した場合、前記電子メールアドレスにヌル情報及び識別情報が対応付けられているか否かを判定する手段と、
    前記電子メールアドレスにヌル情報及び識別情報が対応付けられていると判定した場合、前記ヌル情報及び識別情報に対応付けられていたポイントを、該識別情報に対応付けて統合する手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のポイント処理システム。
  3. 前記ポイント処理装置は、
    前記識別情報受信手段にて受信した識別情報に対応する電子メールアドレスが前記ポイント情報テーブルに登録されているか否かを判定するためのアドレス登録状態情報を前記店舗通信装置へ送信する手段を備え、
    前記店舗通信装置は、
    前記ポイント処理装置から送信されたアドレス登録状態情報を受信する手段と、
    受信したアドレス登録状態情報に基づいて、前記識別情報に対応する電子メールアドレスが登録されているか否かを判定する判定手段と、
    前記識別情報に対応する電子メールアドレスが登録されていないと判定した場合、前記識別情報を含む画像を出力するようにしてある
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のポイント処理システム。
  4. 前記店舗通信装置は複数であり、
    各店舗通信装置は、
    店舗を識別するための店舗識別情報を記憶する記憶手段を備え、
    前記取得手段にて識別情報を取得した場合、前記送信手段は、該識別情報と共に前記記憶手段が記憶している店舗識別情報を前記ポイント処理装置へ送信するようにしてあり、
    前記識別情報受信手段は、前記店舗通信装置から送信された識別情報及び店舗識別情報を受信し、前記ポイント情報テーブルは、受信した識別情報及び店舗識別情報毎にポイントを対応付けて記憶するようにしてある
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載のポイント処理システム。
  5. 店舗の利用者に対して付与されるべきポイントを送信する店舗通信装置と、該店舗通信装置から送信されたポイントを受信し、ポイントの加算処理を行うポイント処理装置と、該ポイント処理装置へ電子メールアドレスを送信する利用者通信装置とを用いてポイントを処理するポイント処理方法であって、
    前記店舗通信装置は、
    固有の識別情報を記憶した可搬性記録媒体から該識別情報を取得するステップと、
    店舗の利用者に対して付与されるべきポイント及び取得した識別情報を前記ポイント処理装置へ送信するステップと、
    取得した識別情報を含む画像を出力するステップと
    を有し、
    前記利用者通信装置は、
    前記画像を読み取るステップと、
    読み取った画像に含まれる識別情報及び電子メールアドレスを送信するステップと
    を有し、
    前記ポイント処理装置は、
    前記店舗通信装置から送信されたポイント及び識別情報を受信するステップと、
    識別情報、電子メールアドレスポイント、及び時計部によって計時された前記店舗通信装置の利用日時を対応付けて記憶するためのポイント情報テーブルに、受信したポイント及び識別情報、並びに時計部によって計時された前記店舗通信装置の利用日時を登録するステップと、
    前記利用者通信装置から送信された識別情報及び電子メールアドレスを受信する電子メールアドレス受信ステップと、
    該電子メールアドレス受信ステップにて受信した識別情報と同一の登録済みの識別情報に、前記電子メールアドレス受信ステップにて受信した電子メールアドレスを対応付けて前記ポイント情報テーブルに登録するステップと、
    電子メールアドレスを前記ポイント情報テーブルに登録した場合、前記電子メールアドレスに複数の識別情報が対応付けられているか否かを判定するステップと、
    前記電子メールアドレスに複数の識別情報が対応付けられていると判定した場合、前記複数の識別情報に対応付けられていたポイントを、前記利用日時が最も新しい可搬性記録媒体の識別情報に対応付けて統合するステップと
    を有することを特徴とするポイント処理方法。
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