JP7148576B2 - 情報提供システム、情報提供方法、ならびに、プログラム - Google Patents
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Description
本発明は、情報提供システム、情報提供方法、ならびに、プログラムに関する。
近年、ユーザの現在位置を示す位置情報を用いて、各種の有益な情報を提供するシステムが運用されている。
例えば、引用文献１には、キャンペーン情報をユーザに通知して、商品の販売促進効果を大きくするキャンペーン情報管理システムの発明が開示されている。
この引用文献１の発明では、スマートフォン等のユーザ端末（ユーザ装置）から取得したユーザの位置情報（所在位置）が、近傍の店舗の通知条件を満たした場合に、その店舗についてのキャンペーン情報を、ユーザ端末へプッシュ通知している。
例えば、引用文献１には、キャンペーン情報をユーザに通知して、商品の販売促進効果を大きくするキャンペーン情報管理システムの発明が開示されている。
この引用文献１の発明では、スマートフォン等のユーザ端末（ユーザ装置）から取得したユーザの位置情報（所在位置）が、近傍の店舗の通知条件を満たした場合に、その店舗についてのキャンペーン情報を、ユーザ端末へプッシュ通知している。
上述したような特許文献１の発明では、キャンペーン情報のプッシュ通知を可能とするために、スマートフォン等のユーザ端末にて、位置情報サービスの利用を許可しておく必要があった。つまり、キャンペーン情報を処理するアプリ（アプリケーション）がユーザ端末で実行されていない状態や、ユーザ端末がスリープ状態（サスペンド状態）であっても、バックグラウンドでユーザ端末の位置情報をサーバに逐次送信する位置情報サービスを利用することで、キャンペーン情報のプッシュ通知を可能としていた。
しかしながら、このような位置情報サービスを利用すると、バッテリーの消耗が大きくなり、ユーザ端末の稼働時間が短くなることが懸念されている。そのため、意図的に、位置情報サービスの利用を不許可に設定しているユーザも多い。
また、アプリをインストールする際の操作において、ユーザが無意識に、位置情報サービスの利用を不許可に設定してしまう場合もある。
これらの場合、位置情報を用いた有益な情報が、ユーザ端末には通知されないことになる。
また、アプリをインストールする際の操作において、ユーザが無意識に、位置情報サービスの利用を不許可に設定してしまう場合もある。
これらの場合、位置情報を用いた有益な情報が、ユーザ端末には通知されないことになる。
このような実状から、位置情報サービスを利用していないユーザ端末に対しても、位置情報を用いた有益な情報を通知することのできる技術が求められていた。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、位置情報サービスを利用していないユーザ端末に対しても、位置情報を用いた有益な情報を通知することのできる情報提供システム、情報提供方法、ならびに、プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第１の観点に係る情報提供システムは、
決済サーバと、支払アプリ及び情報提供アプリを実行可能なユーザ端末とが通信可能に接続された情報提供システムであって、
前記決済サーバは、
前記ユーザ端末にて実行された前記支払アプリによる支払が行われた際に、当該支払が行われた支払場所を示す位置情報を前記ユーザ端末以外から取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記位置情報に基づいて、前記情報提供アプリが提供すべき地域情報を生成する生成部と、
前記生成部により生成された前記地域情報を、前記ユーザ端末へ送信する送信部と、を備え、
前記ユーザ端末は、
前記決済サーバから送られた前記地域情報を受信する受信部と、
前記受信部が受信した前記地域情報を表示する表示部と、を備える、
ことを特徴とする。
決済サーバと、支払アプリ及び情報提供アプリを実行可能なユーザ端末とが通信可能に接続された情報提供システムであって、
前記決済サーバは、
前記ユーザ端末にて実行された前記支払アプリによる支払が行われた際に、当該支払が行われた支払場所を示す位置情報を前記ユーザ端末以外から取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記位置情報に基づいて、前記情報提供アプリが提供すべき地域情報を生成する生成部と、
前記生成部により生成された前記地域情報を、前記ユーザ端末へ送信する送信部と、を備え、
前記ユーザ端末は、
前記決済サーバから送られた前記地域情報を受信する受信部と、
前記受信部が受信した前記地域情報を表示する表示部と、を備える、
ことを特徴とする。
また、上記観点に係る情報提供システムにおいて、
前記ユーザ端末では、位置情報サービスを利用しない設定がなされており、
前記表示部は、前記地域情報を、前記情報提供アプリを起動可能なプッシュ通知にて表示するようにしてもよい。
前記ユーザ端末では、位置情報サービスを利用しない設定がなされており、
前記表示部は、前記地域情報を、前記情報提供アプリを起動可能なプッシュ通知にて表示するようにしてもよい。
また、上記観点に係る情報提供システムにおいて、
前記ユーザ端末では、位置情報サービスを利用しない設定がなされており、
前記表示部は、実行されている前記支払アプリに制御され、前記地域情報を表示するようにしてもよい。
前記ユーザ端末では、位置情報サービスを利用しない設定がなされており、
前記表示部は、実行されている前記支払アプリに制御され、前記地域情報を表示するようにしてもよい。
また、上記観点に係る情報提供システムにおいて、
前記表示部は、前記情報提供アプリを起動可能なリンク情報と共に、前記地域情報を表示するようにしてもよい。
前記表示部は、前記情報提供アプリを起動可能なリンク情報と共に、前記地域情報を表示するようにしてもよい。
また、上記観点に係る情報提供システムにおいて、
前記取得部は、タクシー若しくは移動店舗に設置されている決済装置から、前記位置情報を取得するようにしてもよい。
前記取得部は、タクシー若しくは移動店舗に設置されている決済装置から、前記位置情報を取得するようにしてもよい。
本発明の第２の観点に係る情報提供方法は、
支払アプリ及び情報提供アプリを実行可能なユーザ端末と通信可能に接続された決済サーバが実行する情報提供方法であって、
前記ユーザ端末にて実行された前記支払アプリによる支払が行われた際に、当該支払が行われた支払場所を示す位置情報を前記ユーザ端末以外から取得する取得ステップと、
前記取得ステップにて取得された前記位置情報に基づいて、前記情報提供アプリが提供すべき地域情報を生成する生成ステップと、
前記生成ステップにて生成された前記地域情報を、前記ユーザ端末へ送信する送信ステップと、
を備えることを特徴とする。
支払アプリ及び情報提供アプリを実行可能なユーザ端末と通信可能に接続された決済サーバが実行する情報提供方法であって、
前記ユーザ端末にて実行された前記支払アプリによる支払が行われた際に、当該支払が行われた支払場所を示す位置情報を前記ユーザ端末以外から取得する取得ステップと、
前記取得ステップにて取得された前記位置情報に基づいて、前記情報提供アプリが提供すべき地域情報を生成する生成ステップと、
前記生成ステップにて生成された前記地域情報を、前記ユーザ端末へ送信する送信ステップと、
を備えることを特徴とする。
本発明の第３の観点に係るプログラムは、
支払アプリ及び情報提供アプリを実行可能なユーザ端末と通信可能に接続されたコンピュータを、
前記ユーザ端末にて実行された前記支払アプリによる支払が行われた際に、当該支払が行われた支払場所を示す位置情報を前記ユーザ端末以外から取得する取得部、
前記取得部により取得された前記位置情報に基づいて、前記情報提供アプリが提供すべき地域情報を生成する生成部、
前記生成部により生成された前記地域情報を、前記ユーザ端末へ送信する送信部、
として機能させることを特徴とする。
支払アプリ及び情報提供アプリを実行可能なユーザ端末と通信可能に接続されたコンピュータを、
前記ユーザ端末にて実行された前記支払アプリによる支払が行われた際に、当該支払が行われた支払場所を示す位置情報を前記ユーザ端末以外から取得する取得部、
前記取得部により取得された前記位置情報に基づいて、前記情報提供アプリが提供すべき地域情報を生成する生成部、
前記生成部により生成された前記地域情報を、前記ユーザ端末へ送信する送信部、
として機能させることを特徴とする。
上記プログラムは、当該プログラムが実行されるコンピュータとは独立して、コンピュータ通信網を介して配布・販売することができる。
更に、上記プログラムを記録する情報記録媒体は、非一時的な（non-transitory）記録媒体であり、コンピュータとは独立して配布・販売することができる。ここで、非一時的な記録媒体とは、有形な（tangible）記録媒体をいう。非一時的な記録媒体は、例えば、コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メモリ等である。また、一時的な（transitory）記録媒体とは、伝送媒体（伝搬信号）それ自体を示す。一時的な記録媒体は、例えば、電気信号、光信号、電磁波等である。なお、一時的な（temporary）記憶領域とは、データやプログラムを一時的に記憶するための領域であり、例えば、ＲＡＭ（Random Access Memory）等の揮発性メモリである。
更に、上記プログラムを記録する情報記録媒体は、非一時的な（non-transitory）記録媒体であり、コンピュータとは独立して配布・販売することができる。ここで、非一時的な記録媒体とは、有形な（tangible）記録媒体をいう。非一時的な記録媒体は、例えば、コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メモリ等である。また、一時的な（transitory）記録媒体とは、伝送媒体（伝搬信号）それ自体を示す。一時的な記録媒体は、例えば、電気信号、光信号、電磁波等である。なお、一時的な（temporary）記憶領域とは、データやプログラムを一時的に記憶するための領域であり、例えば、ＲＡＭ（Random Access Memory）等の揮発性メモリである。
本発明によれば、位置情報サービスを利用していないユーザ端末に対しても、位置情報を用いた有益な情報を通知することができる。
以下に本発明の実施形態を説明する。本発明の実施形態では、ユーザ端末の支払アプリによってタクシー料金を支払う際に、地域情報をユーザ端末に通知する場合について説明するが、一例であり、後述するように、支払アプリによって移動店舗にて購入商品等の代金を支払う際に、地域情報をユーザ端末に通知するようにしてもよい。
つまり、以下の実施形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素または全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
つまり、以下の実施形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素または全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
（全体構成）
本発明の実施形態に係る情報提供システム１００は、図１に示すように、決済サーバ２００と、タクシーＴＸに設置された決済装置３００と、ユーザに携帯されるユーザ端末４００とがインターネット９００を介して接続されて構成される。なお、図中では簡略化しているが、決済装置３００は、システムに対応したタクシーＴＸの数に応じて、多数存在しており、また、ユーザ端末４００も、システムを利用するユーザの数に応じて、多数存在しているものとする。
本発明の実施形態に係る情報提供システム１００は、図１に示すように、決済サーバ２００と、タクシーＴＸに設置された決済装置３００と、ユーザに携帯されるユーザ端末４００とがインターネット９００を介して接続されて構成される。なお、図中では簡略化しているが、決済装置３００は、システムに対応したタクシーＴＸの数に応じて、多数存在しており、また、ユーザ端末４００も、システムを利用するユーザの数に応じて、多数存在しているものとする。
決済サーバ２００は、例えば、サーバ用のコンピュータ等であり、ユーザ端末４００にて実行される支払アプリによってタクシー料金が支払われた際に、地域情報（後述するように、支払場所の近傍に存在する店舗等についての有益な情報）をユーザ端末に通知する。
決済装置３００は、タクシーＴＸ内に設置されており、例えば、ＦｅｌｉＣａ（登録商標）の規格に準拠したリーダ／ライタと、ＧＰＳ（Global Positioning System）信号を受信して現在位置を測位可能なＧＰＳユニットと、決済サーバ２００と通信を行うための移動体通信ユニットと、タクシーＴＸ内に設置済の料金メータから料金情報を取得するためのインターフェースと、を備えている。
決済装置３００は、例えば、ユーザ端末４００に内蔵されたＩＣチップから必要な情報を読み書きしてタクシー料金を決済（電子決済）する際に、測位した位置情報（支払場所を示す位置情報）を含んだ決済情報を、決済サーバ２００へ送信する。
なお、決済の手法は、このようなＩＣチップを用いる電子決済に限れず、他に、ＱＲコード（登録商標）に代表される二次元コードを用いる電子決済であってもよい。
決済装置３００は、例えば、ユーザ端末４００に内蔵されたＩＣチップから必要な情報を読み書きしてタクシー料金を決済（電子決済）する際に、測位した位置情報（支払場所を示す位置情報）を含んだ決済情報を、決済サーバ２００へ送信する。
なお、決済の手法は、このようなＩＣチップを用いる電子決済に限れず、他に、ＱＲコード（登録商標）に代表される二次元コードを用いる電子決済であってもよい。
ユーザ端末４００は、例えば、ＦｅｌｉＣａ（登録商標）の規格に準拠したＩＣチップが内蔵されたスマートフォン等であり、支払アプリと情報提供アプリとがインストールされている。なお、支払アプリは、ＩＣチップを利用した代金の支払いを制御する。また、情報提供アプリは、支払アプリと関連付けられた（連携された）アプリであり、ユーザに有益な情報を提供する。
なお、ユーザ端末４００は、ＧＰＳユニット（後述する測位ユニット５１１）を備えているが、位置情報サービスの利用が不許可に設定されているものとする。つまり、支払アプリや情報提供アプリが、位置情報（現在位置）を決済サーバ２００や他のサーバへ送らないようになっている。
このようなユーザ端末４００は、支払アプリによってタクシー料金の支払を行う際に、決済サーバ２００から送られる地域情報を表示する。
なお、ユーザ端末４００は、ＧＰＳユニット（後述する測位ユニット５１１）を備えているが、位置情報サービスの利用が不許可に設定されているものとする。つまり、支払アプリや情報提供アプリが、位置情報（現在位置）を決済サーバ２００や他のサーバへ送らないようになっている。
このようなユーザ端末４００は、支払アプリによってタクシー料金の支払を行う際に、決済サーバ２００から送られる地域情報を表示する。
（情報処理装置の概要構成）
本発明の実施形態に係る決済サーバ２００、及び、ユーザ端末４００が実現される典型的な情報処理装置５００について説明する。
本発明の実施形態に係る決済サーバ２００、及び、ユーザ端末４００が実現される典型的な情報処理装置５００について説明する。
情報処理装置５００は、図２に示すように、ＣＰＵ（Central Processing Unit）５０１と、ＲＯＭ（Read Only Memory）５０２と、ＲＡＭ（Random Access Memory）５０３と、ＮＩＣ（Network Interface Card）５０４と、画像処理部５０５と、音声処理部５０６と、補助記憶部５０７と、インターフェース５０８と、操作ユニット５０９と、表示ユニット５１０と、測位ユニット５１１と、を備える。
ＣＰＵ ５０１は、情報処理装置５００全体の動作を制御し、各構成要素と接続され制御信号やデータをやりとりする。
ＲＯＭ ５０２には、電源投入直後に実行されるＩＰＬ（Initial Program Loader）が記録され、これが実行されることにより、補助記憶部５０７に記憶されたプログラムをＲＡＭ ５０３に読み出してＣＰＵ ５０１による当該プログラムの実行が開始される。
ＲＡＭ ５０３は、データやプログラムを一時的に記憶するためのもので、補助記憶部５０７から読み出されたプログラムやデータ、その他、通信に必要なデータ等が保持される。
ＮＩＣ ５０４は、情報処理装置５００をインターネット等のコンピュータ通信網に接続するためのものであり、ＬＡＮ（Local Area Network）を構成する際に用いられる１０ＢＡＳＥ－Ｔ／１００ＢＡＳＥ－Ｔ規格にしたがうものや、電話回線を用いてインターネットに接続するためのアナログモデム、ＩＳＤＮ（Integrated Services Digital Network）モデム、ＡＤＳＬ（Asymmetric Digital Subscriber Line）モデム、ケーブルテレビジョン回線を用いてインターネットに接続するためのケーブルモデム等から構成される。
画像処理部５０５は、補助記憶部５０７等から読み出された画像データをＣＰＵ ５０１や画像処理部５０５が備える画像演算プロセッサ（図示せず）によって加工処理した後、これを画像処理部５０５が備えるフレームメモリ（図示せず）に記録する。フレームメモリに記録された画像情報は、所定の同期タイミングでビデオ信号に変換され、インターフェース５０８等を介して外部に出力される。なお、情報処理装置５００が内部に表示装置を備えている場合において、画像処理部５０５は、変換したビデオ信号を当該表示装置に出力する。つまり、画像処理部５０５は、ＣＰＵ ５０１の制御の下、情報処理装置５００が行う処理の進行の中で必要となる画像を生成し、その画像を内部又は外部の表示装置に表示させる。
音声処理部５０６は、補助記憶部５０７等から読み出された音楽データや音声データを音声信号に変換し、インターフェース５０８等を介して外部に出力する。なお、情報処理装置５００が内部にスピーカを備えている場合において、音声処理部５０６は、変換した音声信号を当該スピーカに出力する。つまり、音声処理部５０６は、ＣＰＵ ５０１の制御の下、情報処理装置５００が行う処理の進行の中で発生させるべき楽曲音や音声を生成し、その楽曲音等を内部又は外部のスピーカから出力させる。
補助記憶部５０７は、ハードディスク、ＳＳＤ（Solid State Drive）等であり、情報処理装置５００全体の動作制御に必要な各種のプログラムや各種のデータを記憶する。例えば、補助記憶部５０７には、実施形態に係る決済サーバ２００等を実現するためのプログラムが記憶される。そして、ＣＰＵ ５０１の制御によって、補助記憶部５０７は、記憶されたプログラムやデータを適宜読み出し、これらをＲＡＭ ５０３等に一時的に記憶させる。また、補助記憶部５０７は、例えば、ＦｅｌｉＣａ（登録商標）の規格に準拠したＩＣチップを含んでいてもよい。
インターフェース５０８は、例えば、ＨＤＭＩ（登録商標）やＵＳＢ（Universal Serial Bus）等の規格に準拠しており、操作ユニット５０９、表示ユニット５１０、及び、測位ユニット５１１が接続される。なお、インターフェース５０８は、この他に接続された外部機器との間で必要な情報を送受信してもよい。
操作ユニット５０９は、情報処理装置５００を利用する作業者等の操作入力を受け付ける。
表示ユニット５１０は、画像処理部５０５により出力された画像データに応じた画像を描画し、情報処理装置５００を利用する作業者等に提示する。
測位ユニット５１１は、例えば、複数のＧＰＳ衛星から送られるＧＰＳ信号を受信し、所定のタイミング毎に、情報処理装置５００の現在位置を測位する。
なお、このようなＧＰＳ信号を用いる代わりに、測位ユニット５１１は、複数の基地局からの電波強度（受信強度等）を用いて、情報処理装置５００の現在位置を測位してもよい。
なお、このようなＧＰＳ信号を用いる代わりに、測位ユニット５１１は、複数の基地局からの電波強度（受信強度等）を用いて、情報処理装置５００の現在位置を測位してもよい。
この他に、情報処理装置５００は、補助記憶部５０７の代わりに、ＤＶＤ（Digital Versatile Disc）－ＲＯＭ等のドライブユニットを備えるようにしてもよい。この場合、情報処理装置５００は、ドライブユニットに装着されるＤＶＤ－ＲＯＭ等からプログラムやデータを読み出して、上記と同様に動作する。
以下、上記の情報処理装置５００において実現される決済サーバ２００の機能構成等について、図３～図６を参照して説明する。情報処理装置５００に電源が投入され、例えば、ユーザ端末４００等との通信が可能になると、本実施形態に係る決済サーバ２００として機能させるプログラムが実行され、本実施形態に係る決済サーバ２００が実現される。
なお、後述するように、ユーザ端末４００も同様に情報処理装置５００によって実現される。
なお、後述するように、ユーザ端末４００も同様に情報処理装置５００によって実現される。
（決済サーバ２００の機能構成）
図３は、本実施形態に係る決済サーバ２００の機能構成の一例を示すブロック図である。図示するように、決済サーバ２００は、受信部２１０と、送信部２２０と、記憶部２３０と、制御部２４０とを備える。
図３は、本実施形態に係る決済サーバ２００の機能構成の一例を示すブロック図である。図示するように、決済サーバ２００は、受信部２１０と、送信部２２０と、記憶部２３０と、制御部２４０とを備える。
受信部２１０は、インターネット９００を介して決済装置３００等から送られる情報を受信する。
例えば、受信部２１０は、支払アプリによるタクシー料金の支払がユーザ端末４００にて行われた際に、決済装置３００から送られる決済情報を受信する。
上述したように、決済装置３００は、ＧＰＳユニットを備えており、決済処理時に支払場所を示す位置情報を測位する。そして、決済装置３００は、測位した位置情報を含んだ決済情報を、決済サーバ２００へ送る。そのため、受信部２１０は、支払場所を示す位置情報を含んだ決済情報を受信することになる。
上述したＮＩＣ ５０４が、このような受信部２１０として機能しうる。
例えば、受信部２１０は、支払アプリによるタクシー料金の支払がユーザ端末４００にて行われた際に、決済装置３００から送られる決済情報を受信する。
上述したように、決済装置３００は、ＧＰＳユニットを備えており、決済処理時に支払場所を示す位置情報を測位する。そして、決済装置３００は、測位した位置情報を含んだ決済情報を、決済サーバ２００へ送る。そのため、受信部２１０は、支払場所を示す位置情報を含んだ決済情報を受信することになる。
上述したＮＩＣ ５０４が、このような受信部２１０として機能しうる。
送信部２２０は、ユーザ端末４００等に向けた情報を、インターネット９００を介して送信する。
例えば、送信部２２０は、後述する制御部２４０（生成部２４３）によって生成された地域情報を、ユーザ端末４００へ送信する。なお、送信部２２０は、後述するように、プッシュ通知形式にて、地域情報をユーザ端末４００に送信してもよく、また、電子メールにて、地域情報をユーザ端末４００に送信してもよい。更に、送信部２２０は、後述するように、支払アプリに対する応答情報に含める形で、地域情報をユーザ端末４００に送信してもよい。
上述したＮＩＣ ５０４が、このような送信部２２０として機能しうる。
例えば、送信部２２０は、後述する制御部２４０（生成部２４３）によって生成された地域情報を、ユーザ端末４００へ送信する。なお、送信部２２０は、後述するように、プッシュ通知形式にて、地域情報をユーザ端末４００に送信してもよく、また、電子メールにて、地域情報をユーザ端末４００に送信してもよい。更に、送信部２２０は、後述するように、支払アプリに対する応答情報に含める形で、地域情報をユーザ端末４００に送信してもよい。
上述したＮＩＣ ５０４が、このような送信部２２０として機能しうる。
記憶部２３０は、例えば、支払アプリによる決済を管理するための決済管理情報、及び、店舗について情報を管理するための店舗管理情報を記憶する。
例えば、記憶部２３０は、図４に示すような決済管理情報２３１を記憶している。
図４に示すように、決済管理情報２３１には、一例として、ユーザＩＤ２３１ａ、日付２３１ｂ、店舗ＩＤ２３１ｃ、種別２３１ｄ、決済額２３１ｅ、及び、残高２３１ｆが含まれている。
なお、日付２３１ｂは、決済が行われた日付である。また、店舗ＩＤ２３１ｃは、決済を行った店（タクシー会社等も含む）の識別情報である。また、種別２３１ｄは、決済対象の種別である。そして、残高２３１ｆは、ユーザが保有している（一例として、ＩＣチップにて管理されている）電子バリューの残高である。
図４に示すように、決済管理情報２３１には、一例として、ユーザＩＤ２３１ａ、日付２３１ｂ、店舗ＩＤ２３１ｃ、種別２３１ｄ、決済額２３１ｅ、及び、残高２３１ｆが含まれている。
なお、日付２３１ｂは、決済が行われた日付である。また、店舗ＩＤ２３１ｃは、決済を行った店（タクシー会社等も含む）の識別情報である。また、種別２３１ｄは、決済対象の種別である。そして、残高２３１ｆは、ユーザが保有している（一例として、ＩＣチップにて管理されている）電子バリューの残高である。
また、記憶部２３０は、図５に示すような店舗管理情報２３２を記憶している。
図５に示すように、店舗管理情報２３２には、一例として、店舗ＩＤ２３２ａ、店舗名称２３２ｂ、店舗種別２３２ｃ、店舗位置２３２ｄ、及び、特記情報２３２ｅが含まれている。
なお、店舗位置２３２ｄは、店舗の所在位置である。また、特記情報２３２ｅは、店舗でのセールや、獲得できるポイント等の情報である。
図５に示すように、店舗管理情報２３２には、一例として、店舗ＩＤ２３２ａ、店舗名称２３２ｂ、店舗種別２３２ｃ、店舗位置２３２ｄ、及び、特記情報２３２ｅが含まれている。
なお、店舗位置２３２ｄは、店舗の所在位置である。また、特記情報２３２ｅは、店舗でのセールや、獲得できるポイント等の情報である。
この他にも、記憶部２３０は、ユーザの氏名、年齢、及び、性別や、ユーザ端末４００の固有識別情報、及び、メールアドレスを含むユーザ情管理報等も記憶している。
なお、上述した補助記憶部５０７等が、このような記憶部２３０として機能しうる。
なお、上述した補助記憶部５０７等が、このような記憶部２３０として機能しうる。
図３に戻って、制御部２４０は、決済サーバ２００全体を制御する。
この制御部２４０は、例えば、決済処理部２４１、取得部２４２、生成部２４３、及び、通知処理部２４４を含んでいる。
この制御部２４０は、例えば、決済処理部２４１、取得部２４２、生成部２４３、及び、通知処理部２４４を含んでいる。
決済処理部２４１は、決済装置３００から送られた決済情報に従って、上述した決済管理情報２３１を更新する。
取得部２４２は、決済装置３００から送られた決済情報に含まれる位置情報を取得する。つまり、取得部２４２は、支払場所を示す位置情報を、決済装置３００から取得する。
生成部２４３は、取得部２４２が取得した位置情報に基づいて、情報提供アプリが提供すべき地域情報を生成する。
例えば、生成部２４３は、まず、位置情報により示される支払場所を中心とした一定距離範囲内に存在する店舗を、上述した店舗管理情報２３２内から店舗位置２３２ｄを基に抽出する。その際、ユーザの年齢や性別等に応じて、抽出する店舗の店舗種別２３２ｃを絞り込んでもよい。そして、生成部２４３は、抽出した店舗の店舗名称２３２ｂ、及び、特記情報２３２ｅを含んだ地域情報を生成する。具体例として、生成部２４３は、図６（ａ）に示すような地域情報を生成する。
なお、近年のプッシュ通知では、いわゆるリッチプッシュ通知（リッチ通知）も利用可能となっている。このリッチプッシュ通知では、従来のようなテキスト（メッセージ）だけでなく、画像、音声、及び、動画等を含めたコンテンツをユーザ端末４００に送ることが可能となっている。そのため、生成部２４３は、例えば、支払場所を中心とした所定範囲の地図画像を描画し、抽出した店舗の店舗位置２３２ｄに対応する地図画像上の位置に、店舗のアイコンを重畳させ、そのアイコンから延ばした吹き出し内に、店舗名称２３２ｂ、及び、特記情報２３２ｅを記載した地域情報を生成するようにしてもよい。具体例として、生成部２４３は、図６（ｂ）に示すような地域情報を生成する。
このように、生成部２４３は、支払場所の近傍に存在する店舗についての有益な情報となる地域情報を生成する。
例えば、生成部２４３は、まず、位置情報により示される支払場所を中心とした一定距離範囲内に存在する店舗を、上述した店舗管理情報２３２内から店舗位置２３２ｄを基に抽出する。その際、ユーザの年齢や性別等に応じて、抽出する店舗の店舗種別２３２ｃを絞り込んでもよい。そして、生成部２４３は、抽出した店舗の店舗名称２３２ｂ、及び、特記情報２３２ｅを含んだ地域情報を生成する。具体例として、生成部２４３は、図６（ａ）に示すような地域情報を生成する。
なお、近年のプッシュ通知では、いわゆるリッチプッシュ通知（リッチ通知）も利用可能となっている。このリッチプッシュ通知では、従来のようなテキスト（メッセージ）だけでなく、画像、音声、及び、動画等を含めたコンテンツをユーザ端末４００に送ることが可能となっている。そのため、生成部２４３は、例えば、支払場所を中心とした所定範囲の地図画像を描画し、抽出した店舗の店舗位置２３２ｄに対応する地図画像上の位置に、店舗のアイコンを重畳させ、そのアイコンから延ばした吹き出し内に、店舗名称２３２ｂ、及び、特記情報２３２ｅを記載した地域情報を生成するようにしてもよい。具体例として、生成部２４３は、図６（ｂ）に示すような地域情報を生成する。
このように、生成部２４３は、支払場所の近傍に存在する店舗についての有益な情報となる地域情報を生成する。
通知処理部２４４は、送信部２２０を制御して、生成部２４３が生成した地域情報を、ユーザ端末４００に送信させる。
例えば、通知処理部２４４は、ユーザ端末４００の固有識別情報を用いたプッシュ通知形式にて、地域情報をユーザ端末４００に送信させてもよく、また、ユーザ端末４００のメールアドレスを用いた電子メールにて、地域情報をユーザ端末４００に送信させてもよい。
例えば、通知処理部２４４は、ユーザ端末４００の固有識別情報を用いたプッシュ通知形式にて、地域情報をユーザ端末４００に送信させてもよく、また、ユーザ端末４００のメールアドレスを用いた電子メールにて、地域情報をユーザ端末４００に送信させてもよい。
制御部２４０は、この他にも、支払アプリにて、決済履歴の照会がユーザに指示された場合に、その照会に応答して、決済履歴の生成なども行う。
上述したＣＰＵ ５０１等が、このような構成からなる制御部２４０として機能しうる。
上述したＣＰＵ ５０１等が、このような構成からなる制御部２４０として機能しうる。
（ユーザ端末４００の機能構成）
図７は、本実施形態に係るユーザ端末４００の機能構成の一例を示すブロック図である。図示するように、ユーザ端末４００は、受信部４１０と、送信部４２０と、表示部４３０と、受付部４４０と、制御部４５０とを備える。
図７は、本実施形態に係るユーザ端末４００の機能構成の一例を示すブロック図である。図示するように、ユーザ端末４００は、受信部４１０と、送信部４２０と、表示部４３０と、受付部４４０と、制御部４５０とを備える。
受信部４１０は、インターネット９００を介して決済サーバ２００等から送られる情報を受信する。
例えば、受信部４１０は、決済サーバ２００から送られる地域情報を受信する。
上述したＮＩＣ ５０４が、このような受信部４１０として機能しうる。
例えば、受信部４１０は、決済サーバ２００から送られる地域情報を受信する。
上述したＮＩＣ ５０４が、このような受信部４１０として機能しうる。
送信部４２０は、決済サーバ２００等に向けた情報を、インターネット９００を介して送信する。
例えば、送信部４２０は、決済履歴の照会を要求するための要求情報を決済サーバ２００に送信する。
上述したＮＩＣ ５０４が、このような送信部４２０として機能しうる。
例えば、送信部４２０は、決済履歴の照会を要求するための要求情報を決済サーバ２００に送信する。
上述したＮＩＣ ５０４が、このような送信部４２０として機能しうる。
表示部４３０は、ユーザに報知するための種々の情報を表示する。
例えば、上述した受信部４１０がプッシュ通知形式にて送られる地域情報を受信した場合に、表示部４３０は、図８（ａ）に示すようなプッシュ通知ＰＳ１や図８（ｂ）に示すようなプッシュ通知ＰＳ２を表示する。
なお、図８（ａ）に示すプッシュ通知ＰＳ１は、テキストのみのプッシュ通知であり、図８（ｂ）に示すプッシュ通知ＰＳ２は、画像を含むリッチプッシュ通知である。これらのプッシュ通知ＰＳ１，ＰＳ２をユーザがタッチ操作することで、情報提供アプリが起動し、地域情報に関するより詳細な情報を表示させることが可能となっている。
上述した表示ユニット５１０が、このような表示部４３０として機能しうる。
例えば、上述した受信部４１０がプッシュ通知形式にて送られる地域情報を受信した場合に、表示部４３０は、図８（ａ）に示すようなプッシュ通知ＰＳ１や図８（ｂ）に示すようなプッシュ通知ＰＳ２を表示する。
なお、図８（ａ）に示すプッシュ通知ＰＳ１は、テキストのみのプッシュ通知であり、図８（ｂ）に示すプッシュ通知ＰＳ２は、画像を含むリッチプッシュ通知である。これらのプッシュ通知ＰＳ１，ＰＳ２をユーザがタッチ操作することで、情報提供アプリが起動し、地域情報に関するより詳細な情報を表示させることが可能となっている。
上述した表示ユニット５１０が、このような表示部４３０として機能しうる。
図７に戻って、受付部４４０は、ユーザからの操作を受け付ける。
例えば、受付部４４０は、表示部４３０に重畳されたタッチパネルであり、上述した図８（ａ），（ｂ）に示すようなプッシュ通知ＰＳ１，ＰＳ２等に対する操作を受け付ける。
上述した操作ユニット５０９が、このような受付部４４０として機能しうる。
例えば、受付部４４０は、表示部４３０に重畳されたタッチパネルであり、上述した図８（ａ），（ｂ）に示すようなプッシュ通知ＰＳ１，ＰＳ２等に対する操作を受け付ける。
上述した操作ユニット５０９が、このような受付部４４０として機能しうる。
制御部４５０は、ユーザ端末４００全体を制御する。
例えば、制御部４５０は、決済サーバ２００から送られた地域情報を受信部４１０にて受信すると、表示部４３０を制御して、上述した図８（ａ），（ｂ）に示すようなプッシュ通知ＰＳ１，ＰＳ２を表示させる。そして、プッシュ通知ＰＳ１，ＰＳ２が、ユーザによってタッチ操作され、その操作内容を受付部４４０が受け付けると、制御部４５０は、情報提供アプリを起動させる。
上述したＣＰＵ ５０１等が、このような制御部４５０として機能しうる。
例えば、制御部４５０は、決済サーバ２００から送られた地域情報を受信部４１０にて受信すると、表示部４３０を制御して、上述した図８（ａ），（ｂ）に示すようなプッシュ通知ＰＳ１，ＰＳ２を表示させる。そして、プッシュ通知ＰＳ１，ＰＳ２が、ユーザによってタッチ操作され、その操作内容を受付部４４０が受け付けると、制御部４５０は、情報提供アプリを起動させる。
上述したＣＰＵ ５０１等が、このような制御部４５０として機能しうる。
（決済サーバ２００の動作）
以下、このような情報提供システム１００における決済サーバ２００の動作について図９を参照して説明する。図９は、決済サーバ２００が実行する情報提供処理の流れを示すフローチャートである。
この情報提供処理は、例えば、決済装置３００から決済情報が送られる度に、開始される。
以下、このような情報提供システム１００における決済サーバ２００の動作について図９を参照して説明する。図９は、決済サーバ２００が実行する情報提供処理の流れを示すフローチャートである。
この情報提供処理は、例えば、決済装置３００から決済情報が送られる度に、開始される。
まず、決済サーバ２００は、決済装置３００から送られた決済情報を受信する（ステップＳ１１）。
すなわち、支払アプリによるタクシー料金の支払がユーザ端末４００にて行われた際に、受信部２１０は、インターネット９００を介して決済装置３００から送られる決済情報を受信する。
すなわち、支払アプリによるタクシー料金の支払がユーザ端末４００にて行われた際に、受信部２１０は、インターネット９００を介して決済装置３００から送られる決済情報を受信する。
決済サーバ２００は、受信した決済情報に従って、記憶部２３０に記憶される決済管理情報を更新する（ステップＳ１２）。
すなわち、制御部２４０（決済処理部２４１）は、決済装置３００から送られた決済情報に従って、図４に示すような決済管理情報２３１を更新する。
すなわち、制御部２４０（決済処理部２４１）は、決済装置３００から送られた決済情報に従って、図４に示すような決済管理情報２３１を更新する。
決済サーバ２００は、決済情報に含まれる位置情報を取得する（ステップＳ１３）。
すなわち、制御部２４０（取得部２４２）は、支払場所を示す位置情報を、決済装置３００から取得する。
すなわち、制御部２４０（取得部２４２）は、支払場所を示す位置情報を、決済装置３００から取得する。
決済サーバ２００は、取得した位置情報に基づいて、地域情報を生成する（ステップＳ１４）。
すなわち、制御部２４０（生成部２４３）は、支払位置を示す位置情報に基づいて、情報提供アプリが提供すべき地域情報を生成する。
例えば、制御部２４０は、まず、位置情報により示される支払場所を中心とした一定距離範囲内に存在する店舗を、図５に示すような店舗管理情報２３２内から店舗位置２３２ｄを基に抽出する。その際、ユーザの年齢や性別等に応じて、抽出する店舗の店舗種別２３２ｃを絞り込んでもよい。そして、制御部２４０は、抽出した店舗の店舗名称２３２ｂ、及び、特記情報２３２ｅを含んだ地域情報を生成する。具体例として、生成部２４３は、図６（ａ）に示すような地域情報を生成する。また、画像を含んだ図６（ｂ）に示すような地域情報を生成してもよい。
すなわち、制御部２４０（生成部２４３）は、支払位置を示す位置情報に基づいて、情報提供アプリが提供すべき地域情報を生成する。
例えば、制御部２４０は、まず、位置情報により示される支払場所を中心とした一定距離範囲内に存在する店舗を、図５に示すような店舗管理情報２３２内から店舗位置２３２ｄを基に抽出する。その際、ユーザの年齢や性別等に応じて、抽出する店舗の店舗種別２３２ｃを絞り込んでもよい。そして、制御部２４０は、抽出した店舗の店舗名称２３２ｂ、及び、特記情報２３２ｅを含んだ地域情報を生成する。具体例として、生成部２４３は、図６（ａ）に示すような地域情報を生成する。また、画像を含んだ図６（ｂ）に示すような地域情報を生成してもよい。
決済サーバ２００は、生成した地域情報をユーザ端末４００へ送信する（ステップＳ１５）。
すなわち、制御部２４０（通知処理部２４４）に制御された送信部２２０は、ステップＳ１４にて生成された地域情報を、インターネット９００を介してユーザ端末４００へ送信する。その際、制御部２４０は、プッシュ通知形式にて、地域情報をユーザ端末４００に送信させてもよく、また、電子メールにて、地域情報をユーザ端末４００に送信させてもよい。
すなわち、制御部２４０（通知処理部２４４）に制御された送信部２２０は、ステップＳ１４にて生成された地域情報を、インターネット９００を介してユーザ端末４００へ送信する。その際、制御部２４０は、プッシュ通知形式にて、地域情報をユーザ端末４００に送信させてもよく、また、電子メールにて、地域情報をユーザ端末４００に送信させてもよい。
このような情報提供処理によって、ユーザ端末４００にて実行される支払アプリによってタクシー料金が支払われた際に、決済情報を含まれる位置情報に基づいて地域情報が生成され、その地域情報がユーザ端末４００に通知される。つまり、決済装置３００が測位した位置情報に基づいた地域情報がユーザ端末４００に通知されるため、ユーザ端末４００側での位置情報の測位が必要なくなる。
この結果、位置情報サービスを利用していないユーザ端末４００に対しても、位置情報を用いた有益な情報を通知することができる。
この結果、位置情報サービスを利用していないユーザ端末４００に対しても、位置情報を用いた有益な情報を通知することができる。
（他の実施形態）
上記の実施形態では、プッシュ通知や電子メールにて、地域情報をユーザ端末４００へ送信する場合について説明したが、支払アプリに対する応答情報に含める形で、地域情報をユーザ端末４００に送信してもよい。
例えば、支払アプリのホーム画面を表示させた状態でタクシー料金を支払うと、決済サーバ２００からの応答情報として支払明細が送られるようになっている。そのため、決済サーバ２００は、応答情報に上述した図６（ａ），（ｂ）に示すような地域情報を含めて、ユーザ端末４００に送信する。
その場合、ユーザ端末４００では、実行されている支払アプリに制御され、受信部４１０が地域情報を含んだ応答情報を受信することになる。そして、支払アプリに制御された表示部４３０は、図１０（ａ）に示すような地域情報ＡＩ１や図１０（ｂ）に示すような地域情報ＡＩ２を表示する。
なお、地域情報ＡＩ１，ＡＩ２がユーザにタッチ操作されると、情報提供アプリが起動するようにしてもよい。その場合、表示部４３０は、情報提供アプリを起動可能なリンク情報と共に、地域情報ＡＩ１，ＡＩ２を表示する。
上記の実施形態では、プッシュ通知や電子メールにて、地域情報をユーザ端末４００へ送信する場合について説明したが、支払アプリに対する応答情報に含める形で、地域情報をユーザ端末４００に送信してもよい。
例えば、支払アプリのホーム画面を表示させた状態でタクシー料金を支払うと、決済サーバ２００からの応答情報として支払明細が送られるようになっている。そのため、決済サーバ２００は、応答情報に上述した図６（ａ），（ｂ）に示すような地域情報を含めて、ユーザ端末４００に送信する。
その場合、ユーザ端末４００では、実行されている支払アプリに制御され、受信部４１０が地域情報を含んだ応答情報を受信することになる。そして、支払アプリに制御された表示部４３０は、図１０（ａ）に示すような地域情報ＡＩ１や図１０（ｂ）に示すような地域情報ＡＩ２を表示する。
なお、地域情報ＡＩ１，ＡＩ２がユーザにタッチ操作されると、情報提供アプリが起動するようにしてもよい。その場合、表示部４３０は、情報提供アプリを起動可能なリンク情報と共に、地域情報ＡＩ１，ＡＩ２を表示する。
また、上記の実施形態では、決済アプリに１つの（１種類の）情報提供アプリが関連付けられている場合について説明したが、複数の情報提供アプリが決済アプリに関連付けられていてもよい。
その場合、決済サーバ２００において、制御部２４０（生成部２４３）は、各情報提供アプリに応じた地域情報をそれぞれ生成することになる。例えば、観光案内を行う情報提供アプリに対して、制御部２４０は、支払場所の近傍にある観光スポットを抽出し、抽出した観光スポットについての地域情報する。そして、送信部２２０は、生成したそれぞれの地域情報を、ユーザ端末４００へ送信する。
ユーザ端末４００では、それぞれの地域情報をプッシュ通知にて表示してもよく、また、決済アプリ中にそれぞれの地域情報を表示してもよい。
その場合、決済サーバ２００において、制御部２４０（生成部２４３）は、各情報提供アプリに応じた地域情報をそれぞれ生成することになる。例えば、観光案内を行う情報提供アプリに対して、制御部２４０は、支払場所の近傍にある観光スポットを抽出し、抽出した観光スポットについての地域情報する。そして、送信部２２０は、生成したそれぞれの地域情報を、ユーザ端末４００へ送信する。
ユーザ端末４００では、それぞれの地域情報をプッシュ通知にて表示してもよく、また、決済アプリ中にそれぞれの地域情報を表示してもよい。
また、上記の実施形態では、タクシーＴＸに決済装置３００が設置された場合について説明したが、移動店舗（一例として、トラックやバスを改造した簡易的な店舗）に決済装置３００が設置されていてもよい。
この場合、支払アプリによって移動店舗にて購入商品等の代金を支払う際に、地域情報がユーザ端末４００に通知されることになる。
更に、これらタクシーＴＸや移動店舗の他にも、所在位置が固定である通常の店舗に、決済装置３００が設置されていてもよい。この場合、支払場所が変動しないため、決済装置３００からＧＰＳユニットを省略し、決済サーバ２００側で、決済装置３００の所在位置を管理するようにしてもよい。
この場合、支払アプリによって移動店舗にて購入商品等の代金を支払う際に、地域情報がユーザ端末４００に通知されることになる。
更に、これらタクシーＴＸや移動店舗の他にも、所在位置が固定である通常の店舗に、決済装置３００が設置されていてもよい。この場合、支払場所が変動しないため、決済装置３００からＧＰＳユニットを省略し、決済サーバ２００側で、決済装置３００の所在位置を管理するようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、決済サーバ２００が地域情報を生成する場合について説明したが、他のサーバ（一例として、情報提供アプリのアクセス先となるサーバ）が地域情報を生成するようにしてもよい。
例えば、他のサーバが、図５に示すような店舗管理情報２３２を記憶するようにして、決済サーバ２００は、位置情報（支払場所を示す位置情報）を他のサーバへ送信する。この場合、他のサーバは、上述した決済サーバ２００と同様に、位置情報に基づいて地域情報を生成し、生成した地域情報を決済サーバ２００へ返信する。そして、決済サーバ２００は、他のサーバから返信された地域情報を、ユーザ端末４００に通知する。なお、他のサーバが、ユーザ端末４００へ地域情報を通知するようにしてもよい。
例えば、他のサーバが、図５に示すような店舗管理情報２３２を記憶するようにして、決済サーバ２００は、位置情報（支払場所を示す位置情報）を他のサーバへ送信する。この場合、他のサーバは、上述した決済サーバ２００と同様に、位置情報に基づいて地域情報を生成し、生成した地域情報を決済サーバ２００へ返信する。そして、決済サーバ２００は、他のサーバから返信された地域情報を、ユーザ端末４００に通知する。なお、他のサーバが、ユーザ端末４００へ地域情報を通知するようにしてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、位置情報サービスを利用していないユーザ端末に対しても、位置情報を用いた有益な情報を通知することのできる情報提供システム、情報提供方法、ならびに、プログラムを提供することができる。
１００ 情報提供システム
２００ 決済サーバ
２１０ 受信部
２２０ 送信部
２３０ 記憶部
２４０ 制御部
２４１ 決済処理部
２４２ 取得部
２４３ 生成部
２４４ 通知処理部
３００ 決済装置
４００ ユーザ端末
４１０ 受信部
４２０ 送信部
４３０ 表示部
４４０ 受付部
４５０ 制御部
５００ 情報処理装置
５０１ ＣＰＵ
５０２ ＲＯＭ
５０３ ＲＡＭ
５０４ ＮＩＣ
５０５ 画像処理部
５０６ 音声処理部
５０７ 補助記憶部
５０８ インターフェース
５０９ 操作ユニット
５１０ 表示ユニット
５１１ 測位ユニット
９００ インターネット
２００ 決済サーバ
２１０ 受信部
２２０ 送信部
２３０ 記憶部
２４０ 制御部
２４１ 決済処理部
２４２ 取得部
２４３ 生成部
２４４ 通知処理部
３００ 決済装置
４００ ユーザ端末
４１０ 受信部
４２０ 送信部
４３０ 表示部
４４０ 受付部
４５０ 制御部
５００ 情報処理装置
５０１ ＣＰＵ
５０２ ＲＯＭ
５０３ ＲＡＭ
５０４ ＮＩＣ
５０５ 画像処理部
５０６ 音声処理部
５０７ 補助記憶部
５０８ インターフェース
５０９ 操作ユニット
５１０ 表示ユニット
５１１ 測位ユニット
９００ インターネット
Claims (6)
- 決済サーバと、支払アプリ及び情報提供アプリを実行可能なユーザ端末とが通信可能に接続された情報提供システムであって、
前記決済サーバは、
前記ユーザ端末にて実行された前記支払アプリによる支払が行われた際に、当該支払が行われた支払場所を示す位置情報を前記ユーザ端末以外から取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記位置情報に基づいて、前記情報提供アプリが提供すべき地域情報を生成する生成部と、
前記生成部により生成された前記地域情報を、前記ユーザ端末へ送信する送信部と、を備え、
前記ユーザ端末は、
前記決済サーバから送られた前記地域情報を受信する受信部と、
前記受信部が受信した前記地域情報を表示する表示部と、を備え、
前記取得部は、タクシー若しくは移動店舗に設置されている決済装置に対して前記支払アプリによる支払が行われた際に前記決済サーバへ送られる、前記決済装置にて測位された前記位置情報を含む決済情報から、前記位置情報を取得し、
前記生成部は、前記支払場所を中心とした所定範囲の地図画像に、店舗を示すアイコンと当該店舗についての情報とを重畳させた地域情報を生成する、
ことを特徴とする情報提供システム。 - 前記ユーザ端末では、位置情報サービスを利用しない設定がなされており、
前記表示部は、前記地域情報を、前記情報提供アプリを起動可能なプッシュ通知にて表示する、
請求項１に記載の情報提供システム。 - 前記ユーザ端末では、位置情報サービスを利用しない設定がなされており、
前記表示部は、実行されている前記支払アプリに制御され、前記地域情報を表示する、
請求項１に記載の情報提供システム。 - 前記表示部は、前記情報提供アプリを起動可能なリンク情報と共に、前記地域情報を表示する、
請求項３に記載の情報提供システム。 - 支払アプリ及び情報提供アプリを実行可能なユーザ端末と通信可能に接続された決済サーバが実行する情報提供方法であって、
前記ユーザ端末にて実行された前記支払アプリによる支払が行われた際に、当該支払が行われた支払場所を示す位置情報を前記ユーザ端末以外から取得する取得ステップと、
前記取得ステップにて取得された前記位置情報に基づいて、前記情報提供アプリが提供すべき地域情報を生成する生成ステップと、
前記生成ステップにて生成された前記地域情報を、前記ユーザ端末へ送信する送信ステップと、を備え、
前記取得ステップは、タクシー若しくは移動店舗に設置されている決済装置に対して前記支払アプリによる支払が行われた際に前記決済サーバへ送られる、前記決済装置にて測位された前記位置情報を含む決済情報から、前記位置情報を取得し、
前記生成ステップは、前記支払場所を中心とした所定範囲の地図画像に、店舗を示すアイコンと当該店舗についての情報とを重畳させた地域情報を生成する、
ことを特徴とする情報提供方法。 - 支払アプリ及び情報提供アプリを実行可能なユーザ端末と通信可能に接続されたコンピュータを、
前記ユーザ端末にて実行された前記支払アプリによる支払が行われた際に、当該支払が行われた支払場所を示す位置情報を前記ユーザ端末以外から取得する取得部、
前記取得部により取得された前記位置情報に基づいて、前記情報提供アプリが提供すべき地域情報を生成する生成部、
前記生成部により生成された前記地域情報を、前記ユーザ端末へ送信する送信部、として機能させ、
前記取得部は、タクシー若しくは移動店舗に設置されている決済装置に対して前記支払アプリによる支払が行われた際に前記コンピュータへ送られる、前記決済装置にて測位された前記位置情報を含む決済情報から、前記位置情報を取得し、
前記生成部は、前記支払場所を中心とした所定範囲の地図画像に、店舗を示すアイコンと当該店舗についての情報とを重畳させた地域情報を生成する、
ように機能させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020135026A JP7148576B2 (ja) | 2020-08-07 | 2020-08-07 | 情報提供システム、情報提供方法、ならびに、プログラム |
| TW110121158A TWI821682B (zh) | 2020-08-07 | 2021-06-10 | 資訊提供系統、資訊提供方法及程式 |
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| JP2020135026A JP7148576B2 (ja) | 2020-08-07 | 2020-08-07 | 情報提供システム、情報提供方法、ならびに、プログラム |
Publications (2)
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