JP2016170697A - 決済システム - Google Patents

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Abstract

【課題】決済用の通信機能を要しない携帯端末であっても情報コードを利用することで決済可能な決済システムを提供する。
【解決手段】携帯端末30にて、決済開始時に記憶部に記憶される金銭情報に対応する情報コードが第1情報コードC1として表示部に表示され、この第1情報コードC1の表示後に記憶部に記憶される金銭情報に関する情報が更新されると、この更新後の金銭情報に対応する情報コードが第2情報コードC2として表示部に表示される。決済装置20にて、決済用の情報と第1情報コードC1の読み取りにより取得された金銭情報とに基づいて決済後の金銭情報が算出されると、この算出された決済後の金銭情報等が携帯端末30に出力される。算出された決済後の金銭情報と算出後に第2情報コードC2の読み取りにより取得された金銭情報とに基づいて、決済が完了しているか否かについて判定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末を利用して決済を行う決済システムに関するものである。
従来より、FeliCa(登録商標)などの近距離無線通信(NFC:Near Field Communication)機能等を有する携帯端末により電子マネーを用いた決済を行う決済方法が利用されている。しかしながら、NFC機能などの決済用の通信機能を有していない携帯端末では、電子マネーを利用して決済することができないという問題がある。
上述のような問題に対して、例えば、下記特許文献1に開示される決済管理方法が知られている。この決済方法では、情報コードに紐づいたクレジットカード情報などの決済手段を予め決済システムの管理会社等へ登録しておくことで、情報コードの読取後にその登録した決済手段から支払が行われる。すなわち、情報コードそのものに金銭的価値を持たせずに、クレジットカード情報を利用するためのきっかけとして情報コードを利用する決済方法である。
また、NFC機能などの決済用の機能を有していない携帯端末でも決済可能とする技術として、例えば、下記特許文献2に開示される携帯電話を用いたクレジットカード決済システムが知られている。この決済システムでは、契約先から契約者の携帯電話に対してユーザIDおよびパスワードと決済用のWEBページのURLが送信され、契約者がその携帯電話にてユーザIDおよびパスワードを利用してアクセスしたそのWEBページにてクレジットカード番号等を入力することで支払いが行われる。
特許5222504号公報 特開2007−241883号公報
しかしながら、上記特許文献1のように、情報コードの読み取りにより得られるクレジットカード情報を用いて決済する構成では、予め情報コードを利用した決済に対応するクレジットカードを発行して登録する必要があり、誰でもすぐに情報コードを利用した決済を開始できないため、利便性が悪いという問題がある。上記特許文献2のように構成される決済システムでも、クレジットカードの発行が必要であるため同様の問題が生じる。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、決済用の通信機能を要しない携帯端末であっても情報コードを利用することで決済可能な決済システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、特許請求の範囲の請求項1に記載の発明は、携帯端末(30)および決済装置(20)を備え、金銭情報を記録した情報コード(C)を前記携帯端末にて表示し当該情報コードを前記決済装置により読み取らせることで決済を行う決済システム(10)であって、前記携帯端末は、前記情報コードを表示可能な表示手段(33)と、前記表示手段の表示内容を制御する制御手段(31)と、前記決済装置から出力される情報を取得する取得手段(36)と、金銭情報に関する情報が、前記取得手段により取得された情報に応じて更新可能に記憶される記憶手段(35)と、を備え、前記制御手段は、決済開始時に前記記憶手段に記憶される前記金銭情報に対応する情報コードを第1情報コード(C1)として前記表示手段に表示させ、前記第1情報コードの表示後に前記取得手段により取得された情報に応じて前記記憶手段に記憶される金銭情報に関する情報が更新されると、更新後の金銭情報に対応する情報コードを第2情報コード(C2)として前記表示手段に表示させ、前記決済装置は、決済用の情報が入力される入力手段(27)と、前記表示手段に表示された情報コードを光学的に読み取る読取手段(22,21)と、前記入力手段により入力された前記決済用の情報と前記読取手段による前記第1情報コードの読み取りにより取得された前記金銭情報とに基づいて決済後の金銭情報を算出する算出手段(21)と、前記算出手段により算出された前記決済後の金銭情報に関連する情報を前記携帯端末に出力する出力手段(27)と、前記算出手段に算出された決済後の金銭情報と、当該算出手段による算出後に前記読取手段による前記第2情報コードの読み取りにより取得された金銭情報とに基づいて、決済が完了しているか否かについて判定する判定手段(21)と、を備えることを特徴とする。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
請求項1の発明では、携帯端末にて、制御手段により、決済開始時に記憶手段に記憶される金銭情報に対応する情報コードが第1情報コードとして表示手段に表示され、この第1情報コードの表示後に取得手段により取得された情報に応じて記憶手段に記憶される金銭情報に関する情報が更新されると、この更新後の金銭情報に対応する情報コードが第2情報コードとして表示手段に表示される。そして、決済装置にて、入力手段により入力された決済用の情報と読取手段による第1情報コードの読み取りにより取得された金銭情報とに基づいて決済後の金銭情報が算出手段により算出されると、この算出された決済後の金銭情報に関連する情報が出力手段により携帯端末に出力される。そして、算出手段にて算出された決済後の金銭情報と、当該算出手段による算出後に読取手段による第2情報コードの読み取りにより取得された金銭情報とに基づいて、決済が完了しているか否かについて判定手段により判定される。
これにより、携帯端末において第1情報コードの後に表示される第2情報コードは、決済装置から取得した情報に対応する情報コードなので、別途決済サーバ等にてその携帯端末の金銭情報等を管理する必要がなく、従来のクレジットカード情報等の個人情報を予め登録する必要もない。特に、決済後の金銭情報が出力手段により出力されて取得手段により取得される構成であることから、NFC機能などの決済用の通信機能を有していない携帯端末であっても、電話番号を宛先とするショートメッセージサービス(SMS)を利用可能な携帯端末や情報コードを読取可能な携帯端末であれば、本決済システムを利用することができる。したがって、決済用の通信機能を要しない携帯端末であっても情報コードを利用することで決済可能な決済システムを実現することができる。
請求項2の発明では、出力手段では、決済後の金銭情報に加えて、正当性を確認するための情報が携帯端末に出力されるため、携帯端末にて取得手段により取得された情報の正当性を容易に確認できるので、本決済システムのセキュリティ性を向上させることができる。
請求項3の発明では、正当性を確認するための情報は、携帯端末を特定するための情報と決済装置を特定するための情報とを利用した相互認証用の情報である。このため、第1情報コードを表示した携帯端末と異なる端末等では相互認証が成立しないために情報コードを用いた決済が利用できないので、本決済システムのセキュリティ性をさらに向上させることができる。
請求項4の発明では、携帯端末は、取得手段により取得した決済後の金銭情報を含めるように第2情報コードを生成する情報コード生成手段を備えているため、決済装置では第2情報コードを生成して出力する必要もない。このため、決済装置は、決済後の金銭情報に関連する情報のみを出力すればよいので、決済装置と携帯端末との間の情報の通信量を軽減することができる。
請求項5の発明では、情報コード生成手段により生成された第2情報コードに関する情報が出力手段により携帯端末に出力されるため、携帯端末では、第2情報コードを生成するための手段を備える必要がないので、携帯端末において情報コード生成に関する処理負荷を軽減することができる。
請求項6の発明では、情報コード生成手段により生成された第2情報コードが表示出力手段により表示することで出力され、この表示出力された第2情報コードが取得手段の撮像手段により撮像される。これにより、携帯端末は、取得手段として撮像手段を備えることで、決済装置の表示出力手段に表示された第2情報コードを撮像して取得できるので、携帯端末において情報コード生成に関する処理負荷を軽減できるだけでなく、第2情報コードを決済装置から容易に取得することができる。特に、決済装置から携帯端末への情報の出力および携帯端末から決済装置への情報の出力の双方が情報コードの表示および読み取りにより行われるので、決済装置および携帯端末の少なくともいずれか一方がSMS等の通信機能を有していない場合でも、情報コードを利用した決済を行うことができる。
請求項7の発明では、第1情報コードには、金銭情報に加えて、携帯端末を特定して送信するための情報(端末送信先情報:例えば、SMSを利用する場合には携帯端末の電話番号)が記録される。このため、決済装置では、第1情報コードを読み取ることで端末送信先情報を容易に取得でき、この端末送信先情報を利用して携帯端末に対して決済後の金銭情報等を確実に送信(出力)することができる。特に、予め送信先情報をサーバ等に登録する必要もないので、個人情報流出のリスクを防止することができる。
請求項8の発明では、決済後の金銭情報に関連する情報に加えて、当該決済後の金銭情報が決済装置から出力されたことを示す情報が、出力手段により携帯端末に対して出力される。これにより、携帯端末では、取得手段により取得した決済後の金銭情報が決済装置から出力されたことを容易に把握でき、取得手段により取得した他の情報と容易に区別することができる。
請求項9の発明では、携帯端末には、さらに、決済装置を特定するための情報(装置特定情報)を取得する装置特定情報取得手段が設けられている。これにより、携帯端末では、予め装置特定情報取得手段により装置特定情報を取得することで、取得手段により取得した決済後の金銭情報が決済装置から出力されたことを容易に把握でき、取得手段により取得した他の情報と容易に区別することができる。
請求項10の発明では、出力手段および取得手段により、電話番号を宛先としたショートメッセージサービス(SMS)、インスタントメッセージングサービス、Wi−Fi通信およびBluetooth(登録商標)通信のいずれかの通信方法で、出力および取得がなされる。このようにしても、決済用の通信機能を要することなく、情報コードを利用することで決済可能な決済システムを実現することができる。
第1実施形態に係る決済システムの構成概要を示す説明図である。 図1の決済装置の電気的構成を例示するブロック図である。 図1の携帯端末の電気的構成を例示するブロック図である。 第1実施形態において携帯端末にて実行される端末側決済処理の流れを例示するフローチャートである。 第1実施形態において決済装置にて実行される装置側決済処理の流れを例示するフローチャートである。 図6(A)は、金銭情報および端末送信先情報を用いて第1ハッシュ関数に基づいて生成される正当性情報を説明する説明図であり、図6(B)は、決済後の金銭情報、端末送信先情報および装置特定情報を用いて第2ハッシュ関数に基づいて生成される正当性情報を説明する説明図であり、図6(C)は、決済後の金銭情報、端末送信先情報および装置特定情報を用いて第1ハッシュ関数に基づいて生成される正当性情報を説明する説明図である。 図7(A)は、第1情報コードが表示された表示部を示す説明図であり、図7(B)は、第2情報コードが表示された表示部を示す説明図である。 第2実施形態において決済装置にて実行される装置側決済処理の流れを例示するフローチャートである。 第2実施形態において携帯端末にて実行される端末側決済処理の流れを例示するフローチャートである。
[第1実施形態]
以下、本発明に係る決済システムを具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る決済システム10は、金銭情報が記録された情報コード(以下、単に情報コードCともいう)を利用して決済を行うシステムである。この決済システム10は、図1に示すように、店舗等に配置される決済装置20と情報コードCを生成するための金銭情報が記憶される携帯端末30とを備えるように構成されている。
まず、決済装置20の構成について、図2を参照して説明する。
決済装置20は、コンビニエンスストアや飲食店などの店舗の精算場所にて商品を販売するPOSレジスタ11の近傍に配置されて、決済時に情報コードC等を光学的に読み取ってPOSレジスタ11と通信する据え置き型の装置として構成されるものである。この決済装置20は、図2に示すように、CPUからなる制御部21、受光センサ(例えば、C−MOSエリアセンサ、CCDエリアセンサ等)を備えたカメラとして構成される撮像部22、液晶表示器などからなる表示部23、LEDなどからなる発光部24、各種操作キー(図示略)によって構成される操作部25、ROM,RAM、不揮発性メモリなどからなる記憶部26、POSレジスタ11等の外部機器と有線通信或いは無線通信を行うための通信インタフェースとして構成される通信部27などを備えている。
図1に示すように、決済装置20の外郭を構成するケース28の上面には、情報コード等がかざされる読取口29が設けられており、撮像部22は、読取口29にかざされた情報コード等からの反射光を受光して撮像するように機能する。
上述のように構成される決済装置20の記憶部26には、後述する装置側決済処理に関するアプリケーションプログラムが制御部21により実行可能に予め格納されており、このアプリケーションプログラムが実行されることで、光学的に読み取った情報コードCを利用した決済に関する処理が実行される。この装置側決済処理の詳細な説明については後述する。
通信部27は、電話番号を宛先とするショートメッセージサービス(SMS)を利用可能に構成されており、携帯端末30に対してSMSを利用して金銭情報等を送信するように構成されている。
次に、携帯端末30の構成について、図3を参照して説明する。
携帯端末30は、情報コードCを用いた決済サービスを利用する利用者が所持する携帯型の端末であって、携帯電話機やスマートフォンのように電話機能を有する端末として構成されるものである。この携帯端末30は、図3に示すように、CPUからなる制御部31、受光センサ(例えば、C−MOSエリアセンサ、CCDエリアセンサ等)を備えたカメラとして構成される撮像部32、液晶表示器などからなる表示部33、各種操作キー(図示略)によって構成される操作部34、ROM,RAM、不揮発性メモリなどからなる記憶部35、電話回線網等の通信回線網を介して外部機器と通信可能な通信インタフェースとして構成される通信部36などを備えている。
表示部33は、制御部31により制御されて、情報コードCや文字情報等を表示可能な表示手段として機能し、制御部31は、表示部33の表示内容を制御する制御手段として機能する。
記憶部35には、情報コードCを生成するための金銭情報またはこの金銭情報に関する情報が更新可能に記憶されるとともに、端末側決済処理に関するアプリケーションプログラムが制御部31により実行可能に予め格納されている。このアプリケーションプログラムが制御部31により実行されることで、記憶部35に記憶されている金銭情報に基づいて生成される情報コードCを利用した端末側決済処理が実施される。この端末側決済処理の詳細な説明については後述する。なお、記憶部35は、「記憶手段」の一例に相当し得る。
また、通信部36は、電話番号を宛先とするショートメッセージサービス(SMS)を利用可能に構成されており、決済装置20からSMSを利用して送信(出力)される金銭情報等を受信して取得する取得手段として機能するように構成されている。
次に、情報コードCを利用した決済時に、携帯端末30の制御部31にて実行される端末側決済処理と、決済装置20の制御部21にて実行される装置側決済処理とについて、図面を参照して詳述する。なお、本実施形態では、金銭情報を記録した情報コードCは、QRコード(登録商標)として構成されているが、これに限らず、他のコード種別の情報コード、例えば、データマトリックスコード、マキシコード等として構成されてもよい。また、以下の説明では、残金が「1000円」であることを示す金銭情報が携帯端末30の記憶部35に記憶されている場合について説明する。
まず、携帯端末30の制御部31にて実行される端末側決済処理について、図4に示すフローチャートを用いて詳述する。
操作部34に対して所定の操作がなされることで制御部31により端末側決済処理が開始されると、まず、図4のステップS101に示す第1情報コード生成処理がなされる。この処理では、記憶部35に記憶される金銭情報と、当該携帯端末30を特定して送信するための端末送信先情報と、正当性を確認するための情報(以下、単に、正当性情報ともいう)とを含む情報コードが第1情報コードC1として生成される。本実施形態では、SMSを利用するため、端末送信先情報として当該携帯端末30の電話番号が情報コードCに記録される。また、上記ステップS101での正当性情報は、図6(A)に示すように、金銭情報や端末送信先情報を用いて、予め決められた決済装置20への送信用の所定のハッシュ関数(以下、第1ハッシュ関数ともいう)に基づいて生成される。
続いて、ステップS103に示す第1情報コード表示処理がなされ、上述のように生成された第1情報コードC1が、図7(A)に例示するように、表示部33の表示画面に表示される。そして、決済装置20からSMSを利用して送信される情報を受信可能な状態となり(S105)、SMSを利用して情報を受信するまでステップS107に示す判定処理にてNoとの判定が繰り返される。
ここで、決済装置20の制御部21にて実行される装置側決済処理について、図5に示すフローチャートを用いて詳述する。
携帯端末30を所持する利用者が情報コードCを利用して「100円」の商品を購入する際、その商品の支払金額情報(決済用の情報)がPOSレジスタ11から通信部27を介して決済装置20に入力されると、図5に示すステップS201に示す初期設定処理がなされる。なお、通信部27は、決済用の情報が入力される「入力手段」の一例に相当し得る。
この処理により、読取口29にかざされた情報コード等を撮像部22にて撮像可能な状態になる。また、発光部24が所定の発光状態になり、撮像部22にて情報コードCを撮像するための準備が完了したことが報知される。そして、ステップS203に示す読取処理にて、撮像部22により撮像された情報コードCをデコードするための処理がなされ、情報コードCを含めた情報コードが読み取られるまで、ステップS205にてNoと判定されて、上記読取処理が繰り返される。
このような繰り返し処理中に、読取口29にかざされた情報コードが撮像部22により撮像されると、この撮像された情報コードのコード画像に対して公知のデコード処理がなされて、情報コードとして符号化された文字データ等が解読される(S203)。これにより、ステップS205にてYesと判定されて、ステップS207に示す判定処理にて、第1情報コードC1の読み取りであるか否かについて判定される。なお、上記ステップS203の処理を実行する制御部21および撮像部22は、情報コードを光学的に読み取る「読取手段」の一例に相当し得る。
ここで、上記ステップS203にて読み取られた情報コードが携帯端末30に表示された第1情報コードC1である場合には、デコード処理により金銭情報、端末送信先情報および正当性情報が取得される。この場合には、ステップS207にて、取得された金銭情報および端末送信先情報から上記第1ハッシュ関数を用いて生成された情報が同じく取得された正当性情報に一致するため、第1情報コードC1の読み取りであるとしてYesと判定される。
そして、一時的に読取停止状態になった後(S209)、ステップS211に示す決済後金銭情報算出処理がなされる。この処理では、第1情報コードC1の読み取りにより得られた金銭情報から支払金額情報を減算した決済後の金銭情報が算出される。上述したように、支払金額が「100円」であり、デコードにより取得した金銭情報が「1000円」である場合には、決済後の金銭情報は、「900円」として算出される。なお、上記ステップS211の処理を実行する制御部21は、「算出手段」の一例に相当し得る。
このように決済後の金銭情報が算出されると、ステップS213に示す正当性情報生成処理がなされる。この処理では、図6(B)に示すように、決済後の金銭情報および端末送信先情報と決済装置を特定するための情報(以下、装置特定情報ともいう)とを用いて、予め決められた携帯端末30への送信用の所定のハッシュ関数(以下、第2ハッシュ関数ともいう)に基づいて生成される。すなわち、正当性情報は、携帯端末30を特定するための情報(端末送信先情報)と決済装置20を特定するための情報(装置特定情報)とを利用した相互認証用の情報として生成される。なお、本実施形態では、第2ハッシュ関数は、上記第1ハッシュ関数と異なる関数として設定されているが、これに限らず、上記第1ハッシュ関数と同じ関数として設定されてもよい。
そして、ステップS215に示すSMSメール送信処理がなされる。この処理では、決済後の金銭情報、端末送信先情報、装置特定情報および正当性情報が、通信部27を介して、端末送信先情報の電話番号を送信先とするSMSを利用してメール送信(出力)される。なお、通信部27は、「出力手段」の一例に相当し得る。
その後、一時停止していた読取処理が再開され(S217)、情報コードが読み取られると(S219でYes)、この情報コードの読み取りが、後述するように決済後の金銭情報、端末送信先情報、装置特定情報および正当性情報が記録された第2情報コードC2の読み取りであるか否かについて判定される。そして、第2情報コードC2が読み取られるまでステップS221にてNoと判定されるか、ステップS219にてNoと判定されて、上記読取処理(S217)が繰り返される。なお、携帯端末30に表示された第1情報コードC1が読み取られる場合もステップS221にてNoと判定されて、上記読取処理(S217)が繰り返される。
ここで、再び携帯端末30の制御部31にて実行される端末側決済処理について、図4に示すフローチャートを用いて詳述する。
上述のようにステップS107の判定処理にてNoとの判定を繰り返している際に、決済装置20にて上記SMSメール送信処理(S215)がなされると、決済後の金銭情報、端末送信先情報、装置特定情報および正当性情報が、通信部36を介してメール受信される(S107でYes)。
そして、ステップS109に示す判定処理にて、メール受信された決済後の金銭情報、端末送信先情報および装置特定情報から上記第2ハッシュ関数を用いて生成された情報が、同じくメール受信された正当性情報に一致するか否かに基づいて、正当な情報の受信であるか否かについて判定される。上述のように決済装置20からSMSを利用してメール受信している場合には、正当な情報の受信であると判定される(S109でYes)。
この場合には、SMSを利用した受信可能な状態が終了し(S111)、ステップS113に示す金銭情報更新処理がなされ、記憶部35に記憶される金銭情報が、メール受信した決済後の金銭情報に更新される。上述のように決済後の金銭情報が「900円」として算出されてSMSメール送信されている場合には、記憶部35に記憶される金銭情報は、「900円」に更新される。
続いて、ステップS115に示す第2情報コード生成処理がなされる。この処理では、更新された金銭情報と、端末送信先情報と、装置特定情報と、正当性情報とを含む情報コードが第2情報コードC2として生成される。ここで、第2情報コードC2に記録される正当性情報は、図6(C)に示すように、決済後の金銭情報、端末送信先情報、装置特定情報を用いて、上記第1ハッシュ関数に基づいて正当性情報が生成される。なお、上記ステップS115を実行する制御部31は、「情報コード生成手段」の一例に相当し得る。
続いて、ステップS117に示す第2情報コード表示処理がなされる。この処理では、上述のように生成された第2情報コードC2が、図7(B)に例示するように、表示部33の表示画面に表示される。すなわち、第1情報コードC1が表示される表示状態にて決済装置20からSMSメールを受信することで、第2情報コードC2が表示される表示状態に自動的に画面遷移する。この表示状態が所定時間継続した後、本端末側決済処理が終了する。
ここで、再び決済装置20の制御部21にて実行される装置側決済処理について、図5に示すフローチャートを用いて詳述する。
上述のようにステップS219またはS221にてNoとの判定を繰り返している際に、読取口29にかざされている携帯端末30の表示部33において、第1情報コードC1が表示される表示状態から第2情報コードC2が表示される表示状態に画面遷移すると、ステップS217の読取処理にて第2情報コードC2がデコードされる。これにより、ステップS219,S221にてYesと判定されて、ステップS223に示す判定処理にて、ステップS217のデコード処理にて取得された金銭情報が上記ステップS211にて算出された決済後の金銭情報に一致するか否かについて判定される。なお、上記ステップS223の判定処理を実行する制御部21は、「判定手段」の一例に相当し得る。
ここで、上述のように生成された第2情報コードC2がデコードされている場合には、デコード処理にて取得された金銭情報が上記ステップS211にて算出された決済後の金銭情報に一致するので、ステップS223にてYesと判定される。この場合には、ステップS225に示す決済正常終了表示処理がなされ、読取処理が停止されるとともに、正常に決済が終了したことを示すように発光部24が所定の発光状態になる。これにより、決済処理が正常に終了したことが報知される。なお、上記決済正常終了表示処理では、発光部24の発光だけでなく他の報知手段、例えば、図略のブザーによる鳴動等により決済処理が正常に終了したことを報知してもよい。そして、ステップS227に示す決済正常終了通知処理がなされ、POSレジスタ11に対して決済処理の正常終了結果が通知されて、本装置側決済処理が終了する。
一方、情報コードの読み取りにより、決済後の金銭情報、端末送信先情報、装置特定情報および正当性情報が得られたことでステップS221にてYesと判定された場合でも、上記デコード処理にて取得された金銭情報が上記ステップS211にて算出された決済後の金銭情報に一致しない場合には、ステップS223にてNoと判定される。この場合には、ステップS229に示す決済異常終了表示処理がなされ、読取処理が停止されるとともに、決済が成立しない情報コードの読み取りであることを示すように発光部24が所定の発光状態になる。これにより、決済処理が成立せずに終了したことが報知される。この場合には、ステップS231に示す決済異常終了通知処理がなされ、POSレジスタ11に対して決済処理の異常終了結果が通知されて、本装置側決済処理が終了する。なお、上記決済異常終了表示処理では、発光部24の発光だけでなく他の報知手段、例えば、図略のブザーによる鳴動等により決済処理が成立せずに終了したことを報知してもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る決済システム10では、携帯端末30にて、端末側決済処理により、決済開始時に記憶部35に記憶される金銭情報に対応する情報コードが第1情報コードC1として表示部33に表示され、この第1情報コードC1の表示後に通信部36を介して取得された情報に応じて記憶部35に記憶される金銭情報に関する情報が更新されると、この更新後の金銭情報に対応する情報コードが第2情報コードC2として表示部33に表示される。そして、決済装置20にて、通信部27を介して入力された決済用の情報と読取処理(S203)にて第1情報コードC1の読み取りにより取得された金銭情報とに基づいて決済後の金銭情報が算出されると、この算出された決済後の金銭情報に関連する情報が通信部27を介して携帯端末30に出力される。そして、算出された決済後の金銭情報と、算出後に読取処理(S217)にて第2情報コードC2の読み取りにより取得された金銭情報とに基づいて、決済が完了しているか否かについて判定される。
これにより、携帯端末30において第1情報コードC1の後に表示される第2情報コードC2は、決済装置20から取得した情報に対応する情報コードCなので、別途決済サーバ等にてその携帯端末30の金銭情報等を管理する必要がなく、従来のクレジットカード情報等の個人情報を予め登録する必要もない。特に、決済後の金銭情報が通信部27を介して出力されて通信部36を介して取得される構成であることから、NFC機能などの決済用の通信機能を有していない携帯端末であっても、電話番号を宛先とするショートメッセージサービス(SMS)を利用可能な携帯端末であれば、本決済システムを利用することができる。したがって、決済用の通信機能を要しない携帯端末30であっても情報コードCを利用することで決済可能な決済システムを実現することができる。
さらに、SMSメール送信処理(S215)では、決済後の金銭情報に加えて、正当性を確認するための情報(正当性情報)が携帯端末30に出力されるため、携帯端末30にて通信部36を介して取得された情報の正当性を容易に確認できるので、本決済システム10のセキュリティ性を向上させることができる。
特に、正当性情報は、携帯端末30を特定するための情報(端末送信先情報)と決済装置20を特定するための情報(装置特定情報)とを利用した相互認証用の情報であるため、第1情報コードC1を表示した携帯端末30と異なる端末等では相互認証が成立しないために情報コードCを用いた決済が利用できないので、本決済システム10のセキュリティ性をさらに向上させることができる。
また、携帯端末30は、通信部36を介して取得した決済後の金銭情報を含めるように第2情報コードC2が情報コード生成処理(S115)にて生成されるため、決済装置20では第2情報コードC2を生成して出力する必要もない。このため、決済装置20は、決済後の金銭情報に関連する情報のみを出力すればよいので、決済装置20と携帯端末30との間の情報の通信量を軽減することができる。
さらにまた、第1情報コードC1には、金銭情報に加えて、端末送信先情報(携帯端末30の電話番号)が記録されるため、決済装置20では、第1情報コードC1を読み取ることで端末送信先情報を容易に取得でき、この端末送信先情報を利用して携帯端末30に対して決済後の金銭情報等を確実に送信(出力)することができる。特に、予め送信先情報をサーバ等に登録する必要もないので、個人情報流出のリスクを防止することができる。
なお、装置側決済処理におけるSMSメール送信処理(S215)では、メール本文等にこのメールが決済に利用した決済装置20から出力されたことを示す情報を含めてもよい。これにより、携帯端末30では、通信部36を介して取得した決済後の金銭情報が決済装置20から出力されたことを容易に把握でき、SMSを利用して取得した他の情報と容易に区別することができる。
また、携帯端末30では、端末側決済処理の開始前に、決済装置20を特定するための装置特定情報(例えば、決済装置20の電話番号)が、撮像部32による撮像または操作部34による入力操作等により予め取得されてもよい。このようにしても、携帯端末30では、通信部36を介して取得した決済後の金銭情報が決済装置20から出力されたことを容易に把握でき、SMSを利用して取得した他の情報と容易に区別することができる。なお、撮像部32や操作部34は、「装置特定情報取得手段」の一例に相当し得る。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る決済システムについて、図8および図9を参照して説明する。
本第2実施形態に係る決済システム10は、決済装置20から携帯端末30に出力する決済後の金銭情報を、決済装置20にて表示された第2情報コードC2を携帯端末30にて撮像することで行う点が、上記第1実施形態に係る決済システムと異なる。このため、第1実施形態と実質的に同様の構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、決済装置20から携帯端末30への情報の出力および携帯端末30から決済装置20への情報の出力の双方を、情報コードの表示および読み取りにより行う。これにより、決済装置20および携帯端末30の少なくともいずれか一方がSMS等の通信機能を有していない場合でも、情報コードCを利用した決済を行うことができる。
以下、本実施形態における装置側決済処理および端末側決済処理について、図面を参照して詳述する。
まず、決済装置20にて実行される装置側決済処理について、図8に示すフローチャートを用いて説明する。
支払金額情報(決済用の情報)がPOSレジスタ11から通信部27を介して決済装置20に入力されることで制御部21により装置側決済処理が開始されると、上記第1実施形態と同様の処理がなされて、決済後の金銭情報が算出された後に(図8のS211)、正当性情報が生成されると(S213)、ステップS214に示す第2情報コード生成処理がなされる。この処理では、決済後の金銭情報、端末送信先情報および正当性情報を含む情報コードCが第2情報コードC2として生成される。
続いて、ステップS215aに示す第2情報コード表示処理がなされる。この処理では、上述のように生成された第2情報コードC2が、表示部23の表示画面に表示される。そして、上述したステップS217以降の処理が上記第1実施形態と同様になされる。なお、表示部23は、「表示出力手段」の一例に相当し得る。
次に、携帯端末30にて実行される端末側決済処理について、図9に示すフローチャートを用いて説明する。なお、本実施形態では、後述するように金銭情報が記録された情報コードCが予め記憶部35に記憶されている。
操作部34に対して所定の操作がなされることで制御部31により端末側決済処理が開始されると、図9のステップS103aに示す第1情報コード表示処理がなされ、記憶部35に記憶されている情報コードCが第1情報コードC1として表示部33の表示画面に表示される。
続いて、ステップS106に示す読取処理にて、撮像部32により撮像された情報コードをデコードするための処理がなされ、情報コードCを含めた情報コードが読み取られるまで、ステップS107aにてNoと判定されて、上記読取処理が繰り返される。このような繰り返し処理中に、決済装置20にて上記第2情報コード表示処理(S215a)がなされたことで第2情報コードC2が表示部23され、利用者によりこの第2情報コードC2に対して撮像部32を撮像可能に携帯端末30が把持されると、第2情報コードC2が撮像部32により撮像される。これにより、撮像された情報コードのコード画像に対して公知のデコード処理がなされて、情報コードとして符号化された文字データ等が解読される(S106)。なお、撮像部32は、「撮像手段」の一例に相当し得る。
これにより、ステップS107a,S109にてYesと判定されて、撮像部32による撮像可能な状態が終了する(S111a)。そして、ステップS113aに示す金銭情報更新処理がなされ、記憶部35に記憶される情報コードCが、上述のように撮像した第2情報コードC2に一致するように更新される。続いて、ステップS117aに示す第2情報コード表示処理がなされ、上述のように更新されて記憶部35に記憶されている情報コードCが第2情報コードC2として、表示部33の表示画面に表示される。すなわち、携帯端末30では、決済装置20に表示される第2情報コードC2を撮像することで、第1情報コードC1が表示される表示状態から第2情報コードC2が表示される表示状態に自動的に画面遷移する。この表示状態が所定時間継続した後、本端末側決済処理が終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る決済システム10では、決済装置20における情報コード生成処理(S214)にて生成された第2情報コードC2が表示部23により表示することで出力され、この表示出力された第2情報コードC2が撮像部32により撮像される。これにより、携帯端末30は、撮像部32を備えることで、決済装置20の表示部23に表示された第2情報コードC2を撮像して取得できるので、携帯端末30において第2情報コードC2を生成するための手段を備える必要がなく、情報コード生成に関する処理負荷を軽減でき、かつ、第2情報コードC2を決済装置20から容易に取得することができる。
[他の実施形態]
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下のように具体化してもよい。
(1)上記第1実施形態では、決済装置20から携帯端末30への情報の出力および携帯端末30から決済装置20への情報の出力の双方を、電話番号を宛先としたショートメッセージサービス(SMS)により行うことに限らず、他の通信方法を採用してもよい。例えば、決済装置20から携帯端末30への情報の出力および携帯端末30から決済装置20への情報の出力の双方を、インスタントメッセージングサービス、Wi−Fi通信およびBluetooth通信のいずれかの通信方法で行ってもよい。このようにしても、決済用の通信機能を要することなく、情報コードCを利用することで決済可能な決済システムを実現することができる。
(2)上記第2実施形態では、決済装置20にて生成された第2情報コードC2を、SMS、インスタントメッセージングサービス、Wi−Fi通信およびBluetooth通信のいずれかの通信方法にて、携帯端末30に対して送信(出力)してもよい。この場合、携帯端末30は、決済装置20が利用する通信方法に応じて第2情報コードC2を受信(取得)することができる。
10…決済システム
20…決済装置
21…制御部(読取手段,算出手段,判定手段,情報コード生成手段)
22…撮像部(読取手段)
23…表示部(表示出力手段)
27…通信部(入力手段,出力手段)
30…携帯端末
31…制御部(制御手段,情報コード生成手段)
32…撮像部(撮像手段)
33…表示部(表示手段)
35…記憶部(記憶手段)
36…通信部(取得手段)
C…情報コード
C1…第1情報コード
C2…第2情報コード

Claims (10)

  1. 携帯端末および決済装置を備え、金銭情報を記録した情報コードを前記携帯端末にて表示し当該情報コードを前記決済装置により読み取らせることで決済を行う決済システムであって、
    前記携帯端末は、
    前記情報コードを表示可能な表示手段と、
    前記表示手段の表示内容を制御する制御手段と、
    前記決済装置から出力される情報を取得する取得手段と、
    金銭情報に関する情報が、前記取得手段により取得された情報に応じて更新可能に記憶される記憶手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    決済開始時に前記記憶手段に記憶される前記金銭情報に対応する情報コードを第1情報コードとして前記表示手段に表示させ、
    前記第1情報コードの表示後に前記取得手段により取得された情報に応じて前記記憶手段に記憶される金銭情報に関する情報が更新されると、更新後の金銭情報に対応する情報コードを第2情報コードとして前記表示手段に表示させ、
    前記決済装置は、
    決済用の情報が入力される入力手段と、
    前記表示手段に表示された情報コードを光学的に読み取る読取手段と、
    前記入力手段により入力された前記決済用の情報と前記読取手段による前記第1情報コードの読み取りにより取得された前記金銭情報とに基づいて決済後の金銭情報を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された前記決済後の金銭情報に関連する情報を前記携帯端末に出力する出力手段と、
    前記算出手段に算出された決済後の金銭情報と、当該算出手段による算出後に前記読取手段による前記第2情報コードの読み取りにより取得された金銭情報とに基づいて、決済が完了しているか否かについて判定する判定手段と、
    を備えることを特徴とする決済システム。
  2. 前記出力手段は、前記決済後の金銭情報に関連する情報に加えて、正当性を確認するための情報を前記携帯端末に出力することを特徴とする請求項1に記載の決済システム。
  3. 前記正当性を確認するための情報は、前記携帯端末を特定するための情報と前記決済装置を特定するための情報とを利用した相互認証用の情報であることを特徴とする請求項2に記載の決済システム。
  4. 前記携帯端末は、前記取得手段により取得した前記決済後の金銭情報を含めるように前記第2情報コードを生成する情報コード生成手段を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の決済システム。
  5. 前記決済装置は、前記算出手段により算出された前記決済後の金銭情報を含めるように前記第2情報コードを生成する情報コード生成手段を備え、
    前記出力手段は、前記情報コード生成手段により生成された前記第2情報コードに関する情報を前記携帯端末に出力することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の決済システム。
  6. 前記出力手段は、前記情報コード生成手段により生成された前記第2情報コードを表示することで出力する表示出力手段を備え、
    前記取得手段は、前記表示出力手段に表示される前記第2情報コードを撮像する撮像手段を備えることを特徴とする請求項5に記載の決済システム。
  7. 前記第1情報コードには、前記金銭情報に加えて、前記携帯端末を特定して送信するための情報が記録されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の決済システム。
  8. 前記出力手段は、前記決済後の金銭情報に関連する情報に加えて、当該決済後の金銭情報が前記決済装置から出力されたことを示す情報を、前記携帯端末に出力することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の決済システム。
  9. 前記携帯端末は、さらに、前記決済装置を特定するための情報を取得する装置特定情報取得手段を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の決済システム。
  10. 前記出力手段および前記取得手段は、電話番号を宛先としたショートメッセージサービス(SMS)、インスタントメッセージングサービス、Wi−Fi通信およびBluetooth通信のいずれかの通信方法で、出力および取得を行うことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の決済システム。
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