JP2010211745A - ポイント処理システム及びポイント処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】店舗の利用者に対して付与されるべきポイントの加算処理を行うポイント処理装置1に、ICカード4の製造番号、利用者の電子メールアドレス及びポイントを対応付けて記憶するポイント情報テーブルと、無線IC通信を行うIC通信部26を備えた店舗側携帯電話機2によって、取得され、送信された製造番号を受信し、登録する手段と、利用者通信装置3から送信された製造番号及び電子メールアドレスを受信し、受信した製造番号と同一の登録済みの製造番号に、前記電子メールアドレスを対応付けて登録する手段と、前記電子メールアドレスに複数の製造番号が対応付けられている場合、前記複数の製造番号に対応付けられていたポイントを統合する手段とを備える。
【選択図】図1
Description
特許文献1に係るポイント管理システムは、通信網を介して接続された店舗端末装置と、ポイント管理サーバ群とを備える。店舗端末装置には、カードリーダが設けられている。店舗端末装置は、ICカードの製造時に付与された製造番号をカードリーダにて取得し、ポイントを付与する。ポイント管理サーバ群は、店舗端末装置で取得した製造番号と、ポイントとを関連付けて蓄積することにより、ポイントを管理する。
このように構成されたポイント管理システムにおいては、製造番号と、ポイントとを関連付けることによって、ポイントを管理する構成であるため、利用者は、登録手続き無しで、ポイントサービスを享受することができる。
例えば、一の店舗から発行されたポイントが複数のICカードに分散して登録されるという問題がある。また、ICカードをポイントカードとして転用しているため、ICカードの表示を見ても、ポイントが蓄積されているICカードを特定することができず、ポイントの管理が難しいという問題があった。更に、ICカードを紛失し、新規のICカードを再発行した場合、ICチップ内蔵の携帯電話を買い換えた場合等、ポイントが未使用のまま失われるおそれがあった。もちろん、ICカードをポイントカードとして予め登録し、再発行手続きを行うことによって、ポイントを保護することも考えられるが、手続きが煩わしく、効果的にポイントを保護することができなかった。
なお、特許文献1は、斯かる課題を解決する手段を開示していない。
ポイント処理装置は、店舗側携帯電話機から送信された識別情報を受信し、受信した識別情報をポイント情報テーブルに登録する。利用者に付与されたポイントは、利用者が所有する非接触ICカードの識別情報に対応付けて管理される。非接触ICカードを初めて利用した場合、識別情報とポイントとが対応付けられているのみで、電子メールアドレスは対応付けられていない状態にある。該状態においても、識別情報と、ポイントとは対応付けられているため、利用者は、前記非接触ICカードを利用することによって、ポイントサービスを享受できる。
ポイント処理装置は、複数の識別情報が対応付けられている場合、各識別情報に対応付けられていたポイントを一の識別情報に対応付けて統合させる。
従って、複数の非接触ICカードをポイントカードとして利用したとしても、ポイントは、電子メールアドレスを手掛かりにして、一の非接触ICカードに統合される。
従って、利用者又は店舗側携帯電話機を使用する業者に、電子メールアドレスの登録の有無を認知させることが可能になる。
図1は、本発明の実施の形態に係るポイント処理システムの構成を模式的に示すブロック図である。本発明の実施の形態に係るポイント処理システムは、店舗の利用者に対して付与されるべきポイントを送信する複数の店舗側携帯電話機2と、通信網Nを介して店舗側携帯電話機2に接続されており、利用者に対して付与されたポイントを処理するポイント処理装置1と、電子メール送信機能を有する利用者通信装置3とを備える。本実施の形態に係るポイント処理システムは、個々の利用者が複数のICカード(非接触ICカード)4をポイントカードとして利用した場合でも、ポイントサービスの利便性を損なうこと無く、柔軟なポイント管理を可能にするものである。
RAM13は、制御部11の演算処理を実行する際に生ずる各種データを一時記憶するDRAM、SRAM等の揮発性メモリである。
入力部14は、ポイント処理装置1を操作するためのキーボード、マウス等の入力装置である。
表示部15は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、CRT等の表示装置である。
通信部16は、店舗側携帯電話機2及び利用者通信装置3との間でポイントに関する各種情報を送受信するインタフェースであり、通信部16による各種情報の送受信は制御部11によって制御される。
外部記憶装置18は、本発明の実施の形態に係るコンピュータプログラム51をコンピュータ読み取り可能に記録したCD(Compact Disc)−ROM、DVD(Digital Versatile Disc)−ROM、BD(Blu−ray Disc)等の記録媒体5から情報を読み取る光ディスクドライブである。なお、言うまでもなく、光ディスク及び光ディスクドライブは、記録媒体5及び外部記憶装置18の一例であり、フレキシブルディスク、磁気光ディスク、外付けハードディスク、半導体メモリ等にコンピュータプログラム51をコンピュータ読み取り可能に記録し、外部記憶装置18にて読み出すように構成しても良い。また、通信網Nに接続されている図示しない外部コンピュータから本発明に係るコンピュータプログラム51をダウンロードするようにしても良い。
また、内部記憶装置17は、店舗側携帯電話機2との間で情報を送受信するためのコンピュータプログラム、例えばHTTP(HyperText Transfer Protocol)等で各種情報を送受信する通信モジュールを記憶している。更に、内部記憶装置17は、ウェブクライアント機能、電子メール送受信機能を実現するためのコンピュータプログラムを記憶している。
「テンポラリーコード」列は、ICカード4を所有していない利用者に対して店舗から発行されたポイントと、該利用者の電子メールアドレスとを紐付けるためにポイント処理装置1から発行される各ポイント追加処理に固有の情報(以下、テンポラリーコードという)を格納する。なお、利用者が所有するICカード4に対してポイントを発行する際、テンポラリーコードは発行されない。
「製造番号」列は、利用者が所有しているICカード4のICチップに記録された製造番号(識別情報)を格納する。製造番号は、ICチップの製造時に付与されるICカード4に固有の番号である。従って、同一の製造番号を記憶したICカード4は存在せず、製造番号によって、ICカード4の利用者を特定することが可能になる。
「電子メールアドレス」列は、各利用者の電子メールアドレス、例えば、利用者通信装置3で使用する電子メールアドレスを、ICカード4の製造番号夫々に対応付けて格納する。つまり、一の利用者が所有するICカード4の製造番号と、該一の利用者が所有する利用者通信装置3の電子メールアドレスとが対応付けられる。
「利用日時」列は、利用者が店舗を利用し、ポイントが増減した日時を格納する。
「ポイント増減数」列は、利用者に付与され、増加したポイント数、利用者が消費して減少したポイント数を格納している。「+」記号は、ポイントが増加したことを示しており、「−」記号はポイントが減少したことを示している。また、「+」記号又は「−」記号に続く数値は、増減したポイント数を示している。以下、「ポイント増減数」列に格納されている情報を、ポイント追加・消費情報という。
なお、ポイント情報テーブル17aの構成は一例であり、店舗識別情報、テンポラリーコード、製造番号、電子メールアドレス、利用日時及びポイント増減数を対応付けて格納できれば、他のテーブル構成を採用しても良い。
表示部25は、ポイント処理装置1が備える表示部15と同様の構成である。
タッチセンサ24は、表示部に対する指の接触による静電容量又は電気容量の変化によって、指の接触位置を検出する位置検出装置である。
なお、店舗側携帯電話機2の一例として、操作部をタッチセンサにて構成した携帯電話機を例示するが、言うまでもなく、ボタン式の操作部を備えた一般的な携帯電話機を利用しても良い。
スピーカ29は、他の携帯電話機から送信された通話に係る情報、特に音声信号を増幅して出力する。
マイクロホン28は、外部から入力された音声を音声信号に変換し、変換した電気信号を通話に係る情報として通信部27に与え、外部の携帯電話機へ送信する。
撮像部34は、レンズと、該レンズにて結像した像を電気信号に変換するCCD、CMOS等の撮像素子と、撮像素子にて変換された電気信号をデジタルの画像データにAD変換し、AD変換された写真の画像データに各種画像処理を施す画像処理部とを備えている。なお、撮像部34は、QRコード(登録商標)を読み取る読取手段として機能する。
通信部35は、高周波送受信部及びアンテナ等を備え、ポイント処理装置1との間で電子メールに係る情報を無線で送受信する。また、通信部35は、他の利用者通信装置3との間で電子メール及び通話に係る情報を無線で送受信する。
操作部36は、通話及び電子メール通信を操作するための通話ボタン、電子メールの送信ボタン、数字キー、決定ボタン等を備える。
表示部37は例えば液晶ディスプレイ等であり、電子メールに含まれる文字、HTML画像等を表示する。
スピーカ39は、他の利用者通信装置3から送信された通話に係る情報、特に音声信号を増幅して出力する。マイクロホン38は、外部から入力された音声を音声信号に変換し、変換した電気信号を通話に係る情報として通信部35に与え、外部の利用者通信装置3へ送信する。
そして、制御部21は、IC通信部26にてICカード4の製造番号を取得する(ステップS12)。
図8は、ポイント確認に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャート、図9は、ポイント確認時におけるポイント利用画面の一例を示す模式図である。ポイント確認に係るサブルーチンが呼び出された場合、制御部21は、記憶部22から店舗識別情報を読み出す(ステップS31)。次いで、制御部21は、ICカード4から取得した製造番号、及び記憶部22から読み出した店舗識別情報を、通信部27を介してポイント処理装置1へ送信する(ステップS32)。
上述の処理によれば、利用者所有のICカード4を店舗側携帯電話機2にかざすことによって、該ICカード4の製造番号に対応付けられたポイントが店舗側携帯電話機2の表示部25に表示される。例えば、「製造番号1」を記録されたICカード4を店舗側携帯電話機2にかざした場合、ポイント数「20」が表示される。
対応する電子メールアドレスがポイント情報テーブル17aに登録されていると判定した場合(ステップS39:YES)、図9(a)に示すように、制御部21は、QRコードの表示を行わずに、処理を終える。
図10及び図11は、ICカード使用時におけるポイント追加に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャート、図12は、ポイント追加時におけるポイント利用画面の一例を示す模式図である。店舗側携帯電話機2の制御部21は、記憶部22から店舗識別情報を読み出し(ステップS51)、製造番号、店舗識別情報、ポイント追加情報及び利用日時情報を通信部27を介してポイント処理装置1へ送信する(ステップS52)。店舗識別情報は、コンピュータプログラム61に付されたシリアルコードである。ポイント追加情報は、少なくともポイントの追加を指示する情報と、ステップS16で受け付けたポイントの数を含む情報である。利用日時情報は、店舗側携帯電話機2に設けられた時計部が計時している日時、時刻を含む情報である。
なお、ステップS58で送信する電子メールには、当該利用者の過去のポイント履歴を確認するウェブサイトへ誘導するためのURLを含ませるように構成しても良い。利用者通信装置3は、該URLを用いてポイント処理装置1にアクセスし、ポイントの利用履歴情報をダウンロードし、表示する。つまり、利用者は、利用者通信装置3の表示部37に表示されたURLを選択することによって、ポイント処理装置1にアクセスし、ポイントの利用履歴を確認することができる。
対応する電子メールアドレスがポイント情報テーブル17aに登録されていると判定した場合(ステップS62:YES)、制御部21は、QRコードの表示を行わずに、処理を終える。
図13及び図14は、ICカード使用時におけるポイント消費に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャート、図15は、ポイント消費時におけるポイント利用画面の一例を示す模式図である。店舗側携帯電話機2の制御部21は、記憶部22から店舗識別情報を読み出し(ステップS71)、製造番号、店舗識別情報、ポイント消費情報及び利用日時情報を通信部27を介してポイント処理装置1へ送信する(ステップS72)。ポイント消費情報は、少なくともポイントの消費を指示する情報と、ステップS16で受け付けたポイントの数を含む情報である。
対応する電子メールアドレスがポイント情報テーブル17aに登録されていると判定した場合(ステップS82:YES)、制御部21は、QRコードの表示を行わずに、処理を終える。
図16は、ICカード非使用時におけるポイント追加に係るサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。該サブルーチンは、使用者がICカード4を携帯していない状態でポイントを発行する処理である。発行されたポイントは、後述するように電子メールアドレスを登録し、ICカード4を利用することによって、前記ポイントを該ICカード4に統合することができる。
店舗側携帯電話機2の制御部21は、記憶部22から店舗識別情報を読み出し(ステップS91)、店舗識別情報、ポイント追加情報及び利用日時情報を通信部27を介してポイント処理装置1へ送信する(ステップS92)。
図17及び図18は、電子メールアドレスの登録及びポイントの統合に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。利用者通信装置3の制御部31は、店舗側携帯電話機2の表示部25に表示されたQRコードを、撮像部34で撮像することによって、QRコードを読み取る(ステップS111)。QRコードには、製造番号が含まれている場合と、テンポラリーコードが含まれ、製造番号が含まれない場合とがある。ICカード4を利用せずにポイントの追加を行った場合、製造番号が含まれないQRコードが発行されるためである。
制御部31は、QRコードに製造番号が含まれている場合、QRコードに含まれる製造番号及び店舗識別情報をポイント処理装置1へ送信すると共に、会員登録を要求する(ステップS112)。具体的には、会員登録サイトを表示するためのURLであって、製造番号及び店舗識別情報をパラメータとして含むURLをポイント処理装置1へ送信することによって、会員登録を要求する。
なお、QRコードに製造番号が含まれていない場合、テンポラリーコード及び店舗識別情報がポイント処理装置1へ送信される。
また、表示部37にメールフォームを表示し、該メールフォームに入力された製造番号又はテンポラリーコードと、電子メールアドレスとをポイント処理装置1へ送信しても良い。
なお、上述した電子メールアドレスの送信方法は一例であり、製造番号、テンポラリーコード、電子メールアドレスを対応付けてポイント処理装置1へ送信することができる構成であれば、他の方法を採用しても良い。メールアドレスを手動で入力しても良い。
なお、ポイントカードとして、ICカード4を利用した際に表示されたQRコードを撮像し、電子メールを送信した場合、ステップS119の時点においては、受信した製造番号と同一の製造番号は既にポイント情報テーブル17aに登録されている。ステップS119では、受信した製造番号と同一の既登録の製造番号に対応付けるように、前記電子メールアドレスを登録する処理を実行する。
なお、製造番号に電子メールアドレスが登録された場合、店舗でICカード4を利用する都度、ポイント利用に係る情報が前記電子メールアドレス宛に送信されるようになる。また、図9(b)に示すように店舗側携帯電話機2の表示部25にはQRコードが表示されないようになる。
なお、ICカード4を利用せずに、電子メールアドレスを登録したのみでは、ICカード4の製造番号と、ポイントが紐付けられていないため、店舗でポイントの消費及び確認を行うことはできない。
複数の製造番号が対応付けられていると判定した場合(ステップS120:YES)、制御部11は、前記電子メールアドレスに対応付けられているポイント追加・消費情報を統合する(ステップS121)。具体的には、前記電子メールアドレスに対応付けられた異なる製造番号(「NULL」を含む)を、利用日時が最も新しい製造番号に書き換えることによって、異なる製造番号に対応付けられていたポイント追加・消費情報を、一の製造番号に対応付けることができる。なお、利用日時が最も新しい製造番号が「NULL」の場合は、製造番号を書き換えずに、ポイント追加・消費情報を、一の製造番号に対応づける。
以上のように、ICカード4を携帯していなくても、ポイントを仮発行しておき、後日、電子メールアドレスを登録することによって、仮発行されたポイントと、電子メールアドレスを登録することができる。そして、ICカード4を使用し、該ICカード4に対して電子メールアドレスを登録した場合、仮発行されたポイントがICカード4に統合される。ICカード4に統合されたポイントは、ICカード4を利用することによって、使用することができる。
本実施の形態にあっては、固定の利用者IDは存在せず、利用者所有のICカード4が変わる度に、製造番号が変更されるが、製造番号を新規登録しポイントを発行するのでは無く、変更後の製造番号にポイントが移行するのみである。従って、複数のICカード4を用いた柔軟なポイント管理が可能になる。
更に、ICカード4は、非ポイントカード用途であるため、ICカード4の印刷面の表示からはどの店舗のポイントがたまっているのか分からない。従って、他人に盗まれても、すぐにポイントが消費されるおそれはない。このため、紛失後、直ちに他のICカード4を利用し、電子メールアドレスの登録処理を行わなくても、ポイントを効果的の保護することができる。
ポイント処理装置1は、店舗毎、又は複数の店舗を有する企業毎に、店舗識別情報、例えばコンピュータプログラム61に含まれるシリアルコードを発行し、該店舗識別情報でポイント運用会社を識別している。また、個々の利用者が複数のICカード4を利用するような場合であっても一つの製造番号でポイントを管理している。このため、異なる企業のポイントを共通化する際、各企業に共通の新しいシリアルコードを発行し直すことによって、簡単にポイントを一方の企業へ移行し、又はポイントを統合することができる。例えば、A社と、B社とでポイントを共通化するのであれば、X社(A社及びB社)としてシリアルコードを発行し直す。シリアルコードの発行方法としては、コンピュータプログラム61のバージョンアップを通信網Nを介して行うことによって行い、旧シリアルコードを、新シリアルコードに書き換えれば良い。
上述のようなポイントの運用と、統合とを継続する過程で、広範囲にわたるポイントの共通化を徐々に実現することができる。
従って、ICカード4を利用したポイント管理の利便性をより向上させることができる。
実施の形態では、携帯電話機に専用のコンピュータプログラム61をインストールすることによって、店舗側携帯電話機2を構成している。店舗側携帯電話機2は、ポイント処理装置1と共にポイント処理システムを構築している。変形例に係るポイント処理システムは、店舗側携帯電話機2におけるポイント関連の処理をポイント処理装置1側で実行し、処理結果のみをポイント処理装置1から店舗側携帯電話機2へ送信するように構成したものである。
また、ステップS12では、制御部21は、IC通信部26にてICカード4の製造番号を取得し、取得した製造番号をポイント処理装置1へ送信する。
ステップS35の処理を終えた制御部11は、アドレス登録状態情報に基づいて、ステップS32で送信された製造番号に対応する電子メールアドレスがポイント情報テーブル17aに登録されているか否かを判定する。
対応する電子メールアドレスがポイント情報テーブル17aに登録されていると判定した場合、制御部11は、図9(a)に示すように、ポイント情報に基づくポイントが表示されたポイント利用画面を、表示部25に表示するためのデータを生成し、生成した該データを店舗側携帯電話機2へ送信する。店舗側携帯電話機2は、ポイント処理装置1から送信された該データを受信し、受信したデータに基づいて、図9(a)に示すようにポイント及びQRコードを含むポイント利用画面を表示部25に表示する。
対応する電子メールアドレスがポイント情報テーブル17aに登録されていないと判定した場合、制御部11は、ICカード4に電子メールアドレスを登録するための会員登録サイトに誘導するためのURLと、該URLのパラメータとしてステップS12で取得した製造番号及び店舗識別情報を含むQRコードを生成する。そして、制御部11は、図9(b)に示すように、ポイント情報に基づくポイント及びQRコードが表示されたポイント利用画面を、表示部25に表示するためのデータを生成し、生成した該データを店舗側携帯電話機2へ送信する。店舗側携帯電話機2は、ポイント処理装置1から送信された該データを受信し、受信したデータに基づいて、図9(b)に示すようにポイント及びQRコードを含むポイント利用画面を表示部25に表示する。
ステップS95の処理を終えた制御部11は、ポイントと、電子メールアドレスと紐付けるための会員登録サイトに誘導するためのURL、該URLのパラメータとして、店舗識別情報及びテンポラリーコードを含むQRコードを生成し、生成したQRコードが表示されたポイント利用画面を、表示部25に表示するためのデータを生成し、生成した該データを店舗側携帯電話機2へ送信する。店舗側携帯電話機2は、ポイント処理装置1から送信された該データを受信し、受信したデータに基づいて、ポイント及びQRコードを含むポイント利用画面を表示部25に表示する。
また、ポイント処理に係るコンピュータプログラムをポイント処理装置側で管理できるため、バージョンアップを簡易に行うことが可能である。
(1)店舗の利用者に対して付与されるべきポイントを送信する店舗側携帯電話機と、該店舗側携帯電話機から送信されたポイントを受信し、ポイントの加算処理を行うポイント処理装置と、該ポイント処理装置へ電子メールアドレスを送信する利用者通信装置とを備えるポイント処理システムであって、前記店舗側携帯電話機は、固有の識別情報を記憶した非接触ICカードから無線IC通信にて該識別情報を取得するIC通信手段と、該IC通信手段にて取得した識別情報を前記ポイント処理装置へ送信する送信手段と、前記IC通信手段にて取得した識別情報を含む画像を表示する表示手段とを備え、前記利用者通信装置は、前記画像を読み取る読取手段と、該読取手段にて読み取った画像に含まれる識別情報及び電子メールアドレスを送信する手段とを備え、前記ポイント処理装置は、識別情報、電子メールアドレス及びポイントを対応付けて記憶するためのポイント情報テーブルと、前記店舗側携帯電話機から送信された識別情報を受信する識別情報受信手段と、該識別情報受信手段にて受信した識別情報を前記ポイント情報テーブルに登録する手段と、前記利用者通信装置から送信された識別情報及び電子メールアドレスを受信する電子メールアドレス受信手段と、該電子メールアドレス受信手段にて受信した識別情報と同一の登録済みの識別情報に、前記電子メールアドレス受信手段にて受信した電子メールアドレスを対応付けて前記ポイント情報テーブルに登録する手段と、前記電子メールアドレスに複数の識別情報が対応付けられているか否かを判定する手段と、前記電子メールアドレスに複数の識別情報が対応付けられていると判定した場合、前記複数の識別情報に対応付けられていたポイントを一の識別情報に対応付けて統合する手段とを備えることを特徴とするポイント処理システム。
2 店舗側携帯電話機
3 利用者通信装置
4 ICカード
5,6 記録媒体
11,21,31 制御部
12 ROM
13,23 RAM
14 入力部
15,25 表示部
16、27,35 通信部
17 内部記憶装置
17a ポイント情報テーブル
18 外部記憶装置
22 記憶部
24 タッチセンサ
26 IC通信部
28 マイクロホン
29 スピーカ
34 撮像部
36 操作部
37 表示部
51,61 コンピュータプログラム
N 通信網
Claims (4)
- 店舗の利用者に対して付与されるべきポイントを送信する店舗側携帯電話機と、該店舗側携帯電話機から送信されたポイントを受信し、ポイントの加算処理を行うポイント処理装置と、該ポイント処理装置へ電子メールアドレスを送信する利用者通信装置とを備えるポイント処理システムであって、
前記店舗側携帯電話機は、
固有の識別情報を記憶した非接触ICカードから無線IC通信にて該識別情報を取得するIC通信手段と、
該IC通信手段にて取得した識別情報を前記ポイント処理装置へ送信する送信手段と、
前記IC通信手段にて取得した識別情報を含む画像を表示する表示手段と
を備え、
前記利用者通信装置は、
前記画像を読み取る読取手段と、
該読取手段にて読み取った画像に含まれる識別情報及び電子メールアドレスを送信する手段と
を備え、
前記ポイント処理装置は、
識別情報、電子メールアドレス及びポイントを対応付けて記憶するためのポイント情報テーブルと、
前記店舗側携帯電話機から送信された識別情報を受信する識別情報受信手段と、
該識別情報受信手段にて受信した識別情報を前記ポイント情報テーブルに登録する手段と、
前記利用者通信装置から送信された識別情報及び電子メールアドレスを受信する電子メールアドレス受信手段と、
該電子メールアドレス受信手段にて受信した識別情報と同一の登録済みの識別情報に、前記電子メールアドレス受信手段にて受信した電子メールアドレスを対応付けて前記ポイント情報テーブルに登録する手段と、
前記電子メールアドレスに複数の識別情報が対応付けられているか否かを判定する手段と、
前記電子メールアドレスに複数の識別情報が対応付けられていると判定した場合、前記複数の識別情報に対応付けられていたポイントを一の識別情報に対応付けて統合する手段と
を備えることを特徴とするポイント処理システム。 - 店舗の利用者に対して付与されるべきポイントを送信する店舗側携帯電話機において、
固有の識別情報を記憶した非接触ICカードから該識別情報を無線IC通信にて取得するIC通信手段と、
該IC通信手段にて取得した識別情報を外部通信装置へ送信する送信手段と、
前記IC通信手段にて取得した識別情報を含む画像を表示する表示手段と
を備えることを特徴とする店舗側携帯電話機。 - 固有の識別情報を記憶した非接触ICカードとの間で無線IC通信を行うIC通信手段、外部通信装置へ情報を送信する送信手段、及び映像を表示する表示手段を有する携帯電話機のコンピュータに、
前記IC通信手段にて取得された識別情報を外部通信装置へ送信するステップと、
前記IC通信手段にて取得された前記識別情報を含む画像を表示するステップと
を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 固有の識別情報を記憶した非接触ICカードとの間で無線IC通信を行うIC通信手段、外部通信装置へ情報を送信する送信手段、及び映像を表示する表示手段を有する携帯電話機のコンピュータに、
前記IC通信手段にて取得された識別情報を外部通信装置へ送信するステップと、
前記識別情報に対応する電子メールアドレスを前記外部通信装置が記憶しているか否かを示すアドレス登録状態情報を受信する受信ステップと、
受信したアドレス登録状態情報に基づいて、前記識別情報に対応する電子メールアドレスが登録されているか否かを判定するステップと、
前記識別情報に対応する電子メールアドレスが登録されていないと判定した場合、前記識別情報を含む画像を表示するステップと
を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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