JP2005258759A - 会員システム及びこの会員システムに使用する販売情報登録端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】事前に会員登録を行っていない状態でもサービスポイントなど購入金額に応じて与えられるデータを利用することを可能にする。
【解決手段】POS端末は、S4にて、携帯情報端末から仮の識別子を受信すると、続いて、S5にて、購入した商品について精算処理を終了したかをチェックし、終了していれば、S6にて、購入金額に応じて与えるサービスポイントのデータを生成し、これに店舗コード、有効期限を決める為の日付情報、仮の識別子、使用上限回数を付加して電子バリューを生成する。そして、この電子バリューに電子署名を付加する。続いて、S7にて、生成した電子署名付き電子バリューを携帯情報端末に送信する。
【選択図】 図9
【解決手段】POS端末は、S4にて、携帯情報端末から仮の識別子を受信すると、続いて、S5にて、購入した商品について精算処理を終了したかをチェックし、終了していれば、S6にて、購入金額に応じて与えるサービスポイントのデータを生成し、これに店舗コード、有効期限を決める為の日付情報、仮の識別子、使用上限回数を付加して電子バリューを生成する。そして、この電子バリューに電子署名を付加する。続いて、S7にて、生成した電子署名付き電子バリューを携帯情報端末に送信する。
【選択図】 図9
Description
本発明は、店舗等において提供されるサービスポイントなど、精算時において一定の交換価値を持つデータを電子的に扱う会員システム及びこの会員システムに使用する販売情報登録端末に関する。
従来、この種のシステムにおいてカードによる煩雑な運用を無くすために、携帯電話などの移動通信機器を使用してサービスを享受できるものが知られている。すなわち、移動通信機器の加入時に識別情報として電話番号、利用者ID、暗証番号を付与する構成とし、識別情報が付与された移動通信機器は店舗や施設や機関などで一定のサービスポイントの提供を受けると、それを電子的に取り込んで管理センタにそれを通知する。管理センタでは会員毎にサービスポイントを電子的なデータとして蓄積し、また、使用するときには蓄積したサービスポイントを該当する移動通信機器に提供する(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−163534公報
しかしながら、この特許文献のものは、携帯電話などの移動通信機器の加入時に会員登録を行っていることが前提となっており、会員として登録をしていない人が移動通信機器を所持して店舗で買物を行い、サービスポイントを受けても、このシステムには反映させることができなかった。
本発明は、事前に会員登録を行っていない状態でもサービスポイントなど購入金額に応じて与えられるデータを利用することができ、これにより会員の確保も容易にできる会員システム及びこの会員システムに使用する販売情報登録端末を提供する。
本発明は、ネットワークを介して無線通信可能な、例えば携帯電話などの携帯情報端末と、商品販売情報を登録するPOS端末などの販売情報登録端末とからなり、携帯情報端末は、仮ID等の仮の識別子を発行する識別子発行手段と、この発行手段が発行した仮の識別子を販売情報登録端末へ送信する識別子送信手段と、販売情報登録端末から、例えばサービスポイントデータを含む電子バリューを受信して記憶部に格納する電子バリュー受信手段と、記憶部に格納した電子バリューを精算に利用する為に販売情報登録端末へ送信する電子バリュー送信手段を設け、販売情報登録端末は、携帯情報端末からの仮の識別子を受信する識別子受信手段と、この受信手段が仮の識別子を受信すると購入金額に応じて与える、例えばサービスポイントデータ及び仮の識別子を含む電子バリューを発行する電子バリュー発行手段と、この発行手段が発行した電子バリューを携帯情報端末に送信する電子バリュー送信手段と、精算時に携帯情報端末から電子バリューを受信する電子バリュー受信手段とを設け、受信した電子バリューを精算処理に使用することにある。
本発明によれば、事前に会員登録を行っていない状態でもサービスポイントデータなど購入金額に応じて与えられるデータを利用することができ、これにより会員の確保も容易にできる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1はシステム構成を示す図で、1は1つの店舗の、あるいはチェーン店における複数の店舗の、販売データ等の管理を行う店舗サーバ、2はこの店舗サーバ1のLANケーブル3を介して接続された販売情報登録端末としての複数のPOS端末である。前記各POS端末2は店舗の精算所に設置され、顧客が購入する商品について販売登録を行い、最終的に顧客に支払金額を提示して支払いを受け、それにより登録の締めを行うものである。
(第1の実施の形態)
図1はシステム構成を示す図で、1は1つの店舗の、あるいはチェーン店における複数の店舗の、販売データ等の管理を行う店舗サーバ、2はこの店舗サーバ1のLANケーブル3を介して接続された販売情報登録端末としての複数のPOS端末である。前記各POS端末2は店舗の精算所に設置され、顧客が購入する商品について販売登録を行い、最終的に顧客に支払金額を提示して支払いを受け、それにより登録の締めを行うものである。
前記店舗サーバ1は公衆網/ネットワーク4に接続している。前記各POS端末2は赤外線通信やBluetooth或いは非接触ICカードに代表される電磁波による近距離通信部5を接続している。そして、この近距離通信部5を介して前記POS端末2は携帯電話等の携帯情報端末6と無線通信するようになっている。前記携帯情報端末6は、また、公衆網/ネットワーク4を経由して店舗サーバ1とも無線通信が行えるようになっている。
前記各POS端末2は、図2に示すように、前記LANケーブル3に接続したサーバ接続部11、CPU(中央処理ユニット)、ROM(リード・オンリー・メモリ)、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)等からなり、各種アプリケーションの実行を行うアプリケーション実行部12、書き換え可能な大容量メモリからなる記憶部13、キーボートを有するキー入力部14、液晶ディスプレイなどからなる画像やテキストなどの情報を表示する表示部15、前記携帯情報端末6と電磁波による近距離通信を行う近距離通信部5、レシート印刷や伝票印刷等を行う印刷部16によって構成されている。
前記店舗サーバ1は、図3に示すように、前記公衆網/ネットワーク4に接続したネットワーク接続部21、CPU(中央処理ユニット)、ROM(リード・オンリー・メモリ)、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)等からなり、各種アプリケーションの実行を行うアプリケーション実行部22、書き換え可能な大容量メモリからなる記憶部23、キーボートを有するキー入力部24、液晶ディスプレイなどからなる画像やテキストなどの情報を表示する表示部25によって構成されている。
前記携帯情報端末6は、図4に示すように、無線通信によって前記公衆網/ネットワーク4に接続可能なネットワーク接続部31、CPU、ROM、RAM等からなり、各種アプリケーションの実行を行うアプリケーション実行部32、書き換え可能な大容量メモリからなる記憶部33、キーボートを有するキー入力部34、液晶ディスプレイからなる画像やテキストなどの情報を表示する表示部35、前記POS端末2に対して近接して無線受信を行う無線通信部36によって構成されている。
前記携帯情報端末6のアプリケーション実行部32は、通常の機能に加えて、仮の識別子を発行する識別子発行手段、この発行手段が発行した仮の識別子を前記POS端末2に送信する識別子送信手段、前記POS端末2から電子バリューを受信して記憶部33に記憶する電子バリュー受信手段、前記記憶部33に格納した電子バリューを精算に利用する為に前記POS端末2へ送信する電子バリュー送信手段等を設けている。
前記識別子発行手段を構成するプログラムは、例えば、所定のWEB(ウエブ)サイトやPOS端末2からダウンロードしたプログラムで、このプログラムを起動して図5に示すデータ構成フォーマットの仮の識別子を発行するようになっている。すなわち、仮の識別子は、店舗コード、日付、乱数、チェックデジットの各データで構成される。店舗コードは店舗により固定のデータであり、乱数は乱数発生アルゴリズムにより自動生成されるデータであり、チェックデジットは店舗コード、日付、乱数の各データから特定の生成式によりプログラムで自動生成されるデータである。
前記POS端末2のアプリケーション実行部12は、販売商品の登録処理、販売金額の精算処理など、通常の機能に加えて、前記近距離通信部5を介して携帯情報端末6から仮の識別子を受信する識別子受信手段、この受信手段が仮の識別子を受信すると購入金額に応じて交換価値を有する電子バリューを発行する電子バリュー発行手段、発行した電子バリューに電子署名を付加する電子署名付加手段、発行した電子バリューに、この電子バリューが精算時に使用できる使用上限回数を設定する設定手段、発行した電子署名付き電子バリューを、近距離通信部5を介して携帯情報端末6に送信する電子バリュー送信手段、精算時に携帯情報端末6から電子署名付き電子バリューを受信する電子バリュー受信手段等を設けている。
前記POS端末2が発行する電子署名付き電子バリューのデータ構成フォーマット例を示すと、図6に示すようになる。この電子バリューは、店舗コード、日付、仮の識別子、購入金額に応じて店が与えるサービスポイントのデータ、設定した使用上限回数からなり、これに電子署名が付加される。日付は、有効期限を決める為の日付で、有効期限の最後の日付であっても、あるいは発行日であってもよい。
電子バリューに付加される電子署名は、電子署名付加手段によって付加されるが、具体的には、図7に示すように、電子署名生成アルゴリズム41を使用する。この電子署名生成アルゴリズム41は、RSAなどの公開鍵暗号アルゴリズムに秘密鍵を設定し、これに、店舗コード、日付、仮の識別子、サービスポイントのデータ、使用上限回数からなる電子バリューを入力して電子署名を生成するようになっている。
こうして生成される電子署名は、公開鍵暗号により、秘密鍵に対応した公開鍵でなければ復号ができないことになる。なお、電子バリューの代りに電子バリューに対応したチェックデジットを入力してもよい。その他、特定のデータであってもよい。
前記店舗サーバ1は、会員番号や個人情報及び電子バリューの保管、会員データの登録や削除等を行う。店舗サーバ1のアプリケーション実行部22は、携帯情報端末6から電子署名付き電子バリューと個人情報を受信する受信手段、この受信手段にて電子バリューと個人情報を受信すると、本識別子である会員識別子を発行する会員識別子発行手段、この会員識別子と関連付けて受信した個人情報をデータベース24に登録する会員登録手段、会員識別子と関連付けて電子バリューを発行する電子バリュー発行手段、この発行手段が発行した電子バリューに電子署名を付加する電子署名付加手段、電子署名付き電子バリューを前記携帯情報端末6に送信する電子バリュー送信手段等を設けている。
このシステムにおいては、携帯情報端末6は、図8に示すように、S1にて、公衆網/ネットワーク4を経由して、決められたWEBサイト、あるいはPOS端末2からの仮の識別子を生成するプログラムをダウンロードする。これにより、携帯情報端末6のアプリケーション実行部32に仮の識別子を発行する識別子発行手段が形成される。この作業は、予め行っても、また、実際にPOS端末2の近くに来たときに行っても良い。
購入する商品を籠に入れた顧客は精算のためのPOS端末2の設置してある精算所に行き、POS端末2を操作するオペレータに渡す。オペレータは顧客から籠を受け取ると、籠から商品を取り出し、例えばスキャナーで商品に付されているバーコードを読取るという登録作業を行う。
このとき、顧客は会員登録をしていないが所持している携帯情報端末6を操作して仮の識別子を発行する。すなわち、図10に示すように、S2にて、ダウンロードしたプログラムを起動し、仮の識別子を生成する(識別子発行手段)。そして、S3にて、生成した仮の識別子をPOS端末2に送信する(識別子送信手段)。
これに対し、POS端末2は、図9に示すように、S4にて、携帯情報端末6から仮の識別子を受信する(識別子受信手段)。続いて、S5にて、購入した商品について精算処理を終了したかをチェックし、終了していれば、S6にて、購入金額に応じて与えるサービスポイントのデータを生成し、これに店舗コード、有効期限を決める為の日付情報、仮の識別子、使用上限回数を付加して電子バリューを生成する(電子バリュー発行手段)。そして、この電子バリューに電子署名を付加する(電子署名付加手段)。続いて、S7にて、生成した電子署名付き電子バリューを携帯情報端末6に送信する(電子バリュー送信手段)。
これに対し、携帯情報端末6は、図10に示すように、S8にて、電子バリューの受信を確認すると、S9にて、受信した電子署名付き電子バリューを記憶部33に保存する(電子バリュー受信手段)。
このように、商品を購入する顧客は予め会員登録をしなくてもPOS端末2からサービスに伴う電子バリューを携帯情報端末6で受信して保存することができる。
このように、商品を購入する顧客は予め会員登録をしなくてもPOS端末2からサービスに伴う電子バリューを携帯情報端末6で受信して保存することができる。
また、POS端末2は、電子署名付き電子バリューを携帯情報端末6に送信すると、この電子署名付き電子バリューを店舗サーバ1にも送信する。店舗サーバ1はPOS端末2からの電子署名付き電子バリューを受信すると、仮の識別子に対してこの電子バリューをデータベース24に保存する。
また、購入した商品の精算の為に精算所に行った顧客の操作により、電子署名付き電子バリューを記憶部33に保存している携帯情報端末6はPOS端末2に電子署名付き電子バリューを送信する(電子バリュー送信手段)。
これに対し、POS端末2は、図11に示すように、S11にて、携帯情報端末6から電子署名付き電子バリューを受信する(電子バリュー受信手段)。そして、S12にて、電子署名を復号し、S13にて、電子署名の正当性を判断する。すなわち、電子署名生成アルゴリズム41に公開鍵を設定して電子署名を復号し、復号されたデータが仮の識別子の発行時に生成された電子バリューと同じか否かを判断する(判断手段)。
そして、正当であることを判断したときには、続いて、S14にて、電子バリューに設定されている日付情報とPOS端末2の時計機能が計時している現在の日付情報と比較して有効期限内か否かを判断する(判断手段)。そして、有効期限内であることを判断すると、S15にて、購入した商品について精算処理を終了したかをチェックする。
精算が終了していれば、S16にて、購入金額から電子バリューにあるサービスポイントデータ分を減算する。そして、S17にて、更新した電子バリューを店舗サーバ1に送信する。
精算が終了していれば、S16にて、購入金額から電子バリューにあるサービスポイントデータ分を減算する。そして、S17にて、更新した電子バリューを店舗サーバ1に送信する。
また、電子署名が正当でないと判断したときや電子バリューの日付情報が有効期限外であると判断したときは、減算処理を行うことなく精算処理を終了する。
このように会員登録をしていない顧客であっても携帯情報端末6が保存している電子署名付き電子バリューが有効期限内であれば使用することができることになる。
このように会員登録をしていない顧客であっても携帯情報端末6が保存している電子署名付き電子バリューが有効期限内であれば使用することができることになる。
また、電子バリューには、さらに使用上限回数も設定してある。これは、仮の識別子も基で生成した電子バリューの使用回数に制限を設定したもので、例えば、使用回数「3回」を設定していれば、POS端末2で使用される毎に回数が減算され、使用回数が「0回」になると電子バリューにデータが残っていても使用できなくなる。従って、顧客は3回使用する前に会員登録すればよく、これにより継続して使用できるようになる。
次に、電子署名付き電子バリューを記憶部33に保存している携帯情報端末6を所持している顧客が会員登録する場合について述べる。
すなわち、携帯情報端末6は、図12に示すように、S21にて、記憶部33に保存している電子署名付き電子バリューを公衆網/ネットワーク4を経由して店舗サーバ1に送信する(第1の電子バリュー送信手段)。そして、S22にて、店舗サーバ1からの個人情報の要求受信に待機し、個人情報の要求を受信すると、S23にて、キー入力部34を操作して個人情報を入力し(個人情報入力手段)、入力した個人情報を店舗サーバ1へ送信する(第1の電子バリュー送信手段)。なお、個人情報の入力においては予め記憶部に記憶されているものについてはそれを読み出して使用する。
すなわち、携帯情報端末6は、図12に示すように、S21にて、記憶部33に保存している電子署名付き電子バリューを公衆網/ネットワーク4を経由して店舗サーバ1に送信する(第1の電子バリュー送信手段)。そして、S22にて、店舗サーバ1からの個人情報の要求受信に待機し、個人情報の要求を受信すると、S23にて、キー入力部34を操作して個人情報を入力し(個人情報入力手段)、入力した個人情報を店舗サーバ1へ送信する(第1の電子バリュー送信手段)。なお、個人情報の入力においては予め記憶部に記憶されているものについてはそれを読み出して使用する。
その後、S24にて、店舗サーバ1からの電子バリューの受信に待機し、電子バリューを受信すると、S25にて、受信した電子署名付き電子バリューを記憶部33に保存する(第2の電子バリュー受信手段)。
これに対し、店舗サーバ1は、図15に示すように、先ず、S31にて、携帯情報端末6からの電子署名付き電子バリューを受信する(受信手段)。そして、S32にて、携帯情報端末6に対し、個人情報を要求する。このときの個人情報としては、例えば、氏名、年齢、性別、電話番号等を要求する。そして、S33にて、携帯情報端末6からの個人情報の受信を確認すると、S34にて、図13に示すように、店舗コード、日付情報、会員番号及びチェックデジットからなるデータ構成フォーマットの会員識別子を生成する(会員識別子発行手段)。
また、会員番号を新規に発行しデータベース24に図16に示すように会員番号と個人情報を関連付けて登録する(会員登録手段)。
続いて、S35にて、受信した電子署名を復号し、S36にて、電子署名の正当性を判断する。すなわち、電子署名生成アルゴリズム41に公開鍵を設定して電子署名を復号し、復号されたデータが仮の識別子の発行時に生成された電子バリューと同じか否かを判断する。
続いて、S35にて、受信した電子署名を復号し、S36にて、電子署名の正当性を判断する。すなわち、電子署名生成アルゴリズム41に公開鍵を設定して電子署名を復号し、復号されたデータが仮の識別子の発行時に生成された電子バリューと同じか否かを判断する。
そして、正当であることを判断したときには、続いて、S37にて、電子バリューに設定されている日付情報と店舗サーバ1の時計機能が計時している現在の日付情報と比較して有効期限内か否かを判断する。そして、有効期限内であることを判断すると、S38にて、データベース24に会員番号及び個人情報と関連付けて電子バリューを登録する。また、会員識別子のチェックデジットを使用して、店舗コード、日付情報、会員識別子(チェックデジット)、サービスポイントのデータからなる電子バリューを生成する(電子バリュー発行手段)。そして、この電子バリューに電子署名を付加する(電子署名付加手段)。こうして、図14に示すデータ構成フォーマットを持つ電子署名付き電子バリューを生成する。
また、電子署名が正当でないと判断したときや電子バリューの日付情報が有効期限外であると判断したときは、S39にて、電子バリューのデータを「0」にリセットし、S38にて、データ=0とした電子署名付き電子バリューを生成する。なお、この場合において会員登録時に一定のポイントがサービスとして与えられる場合には、そのポイントをデータとして初期設定してもよい。
続いて、S40にて、データベース24の個人情報と電子バリューを更新し、S41にて、電子署名付き電子バリューを携帯情報端末6へ送信する(電子バリュー送信手段)。
続いて、S40にて、データベース24の個人情報と電子バリューを更新し、S41にて、電子署名付き電子バリューを携帯情報端末6へ送信する(電子バリュー送信手段)。
会員登録時に生成した電子署名付き電子バリューに設定されている有効期限は仮の識別子を使用して生成した電子バリューに設定されている有効期限に比べ期間を長く設定している。これにより、会員として登録した場合には有効期限が延びて有利になることをアピールでき会員登録を勧める上で有効となる。
このように、事前に会員登録を行っていない状態でもサービスポイントデータを含む電子バリューを利用することができ、これにより会員の確保も容易にできる。
なお、電子署名付き電子バリューを携帯情報端末6とPOS端末2との間で通信する場合や携帯情報端末6と店舗サーバ1との間で通信する場合に暗号化すれば、通信のセキュリティを充分に確保することができる。
なお、電子署名付き電子バリューを携帯情報端末6とPOS端末2との間で通信する場合や携帯情報端末6と店舗サーバ1との間で通信する場合に暗号化すれば、通信のセキュリティを充分に確保することができる。
(第2の実施の形態)
なお、前述した実施の形態では、携帯情報端末6に仮の識別子を発行する為のプログラムをダウンロードし、携帯情報端末6がこのプログラムを起動して仮の識別子を発行するようにしたが、この実施の形態では、携帯情報端末6から近距離通信にてPOS端末2にメールアドレスを送信することで、POS端末2が仮の識別子を発行する場合について述べる。全体のシステム構成は前述した実施の形態と同じである。
なお、前述した実施の形態では、携帯情報端末6に仮の識別子を発行する為のプログラムをダウンロードし、携帯情報端末6がこのプログラムを起動して仮の識別子を発行するようにしたが、この実施の形態では、携帯情報端末6から近距離通信にてPOS端末2にメールアドレスを送信することで、POS端末2が仮の識別子を発行する場合について述べる。全体のシステム構成は前述した実施の形態と同じである。
すなわち、精算時において、POS端末2は図17に示す流れ図に基づく処理を行い、携帯情報端末6は図18に示す流れ図に基づく処理を行う。また、店舗サーバ1は図19に示す流れ図に基づく処理を行う。
先ず、携帯情報端末6は、精算時に、図18のS51にて、自己のメールアドレスをPOS端末2に送信する(アドレス送信手段)。これに対し、POS端末2は、図17のS52にて、携帯情報端末6からのメールアドレスを受信する(アドレス受信手段)。
先ず、携帯情報端末6は、精算時に、図18のS51にて、自己のメールアドレスをPOS端末2に送信する(アドレス送信手段)。これに対し、POS端末2は、図17のS52にて、携帯情報端末6からのメールアドレスを受信する(アドレス受信手段)。
POS端末2は、続いて、S53にて、購入商品の精算処理が終了したかをチェックし、終了していれば、S54にて、仮の識別子を生成する(識別子発行手段)。続いて、S55にて、購入金額に応じて与えるサービスポイントのデータを生成し、これに仮の識別子、店舗コード、日付情報、使用上限回数を付加して電子バリューを発行する(電子バリュー発行手段)。そして、この電子バリューに電子署名を付加する(電子署名付加手段)。こうして、電子署名付き電子バリューを生成する。
続いて、S56にて、生成した電子署名付き電子バリューと会員登録案内情報をメールで携帯情報端末6に送信する(電子バリュー送信手段)。なお、会員登録案内情報には、会員登録に必要な申し込みフォーマットが付加されている。また、メールアドレスと電子署名付き電子バリューを店舗サーバ1へ送信する
これに対し、携帯情報端末6は、図18のS57にて、POS端末2からのメールの受信に待機し、第1の電子バリュー受信手段によりメールを受信すると、続いて、S58にて、個人情報の入力をチェックする。携帯情報端末6では、受信した会員登録案内情報の申し込みフォーマットに従ってキー入力部34を操作して個人情報を入力する(個人情報入力手段)。
これに対し、携帯情報端末6は、図18のS57にて、POS端末2からのメールの受信に待機し、第1の電子バリュー受信手段によりメールを受信すると、続いて、S58にて、個人情報の入力をチェックする。携帯情報端末6では、受信した会員登録案内情報の申し込みフォーマットに従ってキー入力部34を操作して個人情報を入力する(個人情報入力手段)。
そして、S58にて、個人情報の入力を判断すると、携帯情報端末6は、S59にて、入力された個人情報と電子署名付き電子バリューを店舗サーバ1へ送信する(第1の電子バリュー送信手段)。このときの送信は、メールでもURLによるアクセスでも良い。
これに対し、店舗サーバ1は、図19のS60にて、携帯情報端末6から個人情報と電子署名付き電子バリューを受信する(受信手段)。そして、受信した個人情報に基づいて会員登録処理を行い、新規に会員番号を発行し、会員識別子を生成する(会員識別子発行手段)。また、会員識別子に関連付けて受信した個人情報をデータベース24に登録する(会員登録手段)。
続いて、S61にて、会員識別子を使用して電子署名付き電子バリューを生成する(電子バリュー発行手段)。そして、発行した電子バリューに電子署名を付加する(電子署名付加手段)。
続いて、S62にて、生成した電子署名付き電子バリューとこの電子バリューをPOS端末2にて使用するときに必要なプログラムを携帯情報端末6へ送信する(電子バリュー送信手段)。
続いて、S62にて、生成した電子署名付き電子バリューとこの電子バリューをPOS端末2にて使用するときに必要なプログラムを携帯情報端末6へ送信する(電子バリュー送信手段)。
携帯情報端末6は、図18のS63にて、店舗サーバ1からの電子バリューとプログラムの受信に待機し、受信を判断すると、S64にて、受信した会員識別子を使用した電子署名付き電子バリューを記憶部33に記憶する(第2の電子バリュー受信手段)。また、受信した電子バリュー使用時に必要なプログラムをインストール処理する。
このように、携帯情報端末6は事前に仮の識別子を生成するためのプログラムをダウンロードしなくても、POS端末2にメールアドレスを送信するのみでPOS端末で仮の識別子を発行して電子バリューを使用した処理ができる。また、この実施の形態においても、事前に会員登録を行っていない状態でサービスポイントのデータを含む電子バリューを利用することができ、これにより会員の確保も容易にできる。
なお、前述した各実施の形態では電子バリュー内のデータとして店が購入金額に応じて与えるサービスポイントを使用したものについて述べたがこれに限定するものでないのは勿論である。
1…店舗サーバ、2…POS端末、6…携帯情報端末、12…POS端末のアプリケーション実行部、22…店舗サーバのアプリケーション実行部。
Claims (14)
- ネットワークを介して無線通信可能な携帯情報端末と、商品販売情報を登録する販売情報登録端末とからなり、
前記携帯情報端末は、仮の識別子を発行する識別子発行手段と、この発行手段が発行した仮の識別子を前記販売情報登録端末へ送信する識別子送信手段と、前記販売情報登録端末から電子バリューを受信して記憶部に格納する電子バリュー受信手段と、前記記憶部に格納した電子バリューを精算に利用する為に前記販売情報登録端末へ送信する電子バリュー送信手段を設け、
前記販売情報登録端末は、前記携帯情報端末からの仮の識別子を受信する識別子受信手段と、この受信手段が仮の識別子を受信すると購入金額に応じて与えるデータ及び仮の識別子を含む電子バリューを発行する電子バリュー発行手段と、この発行手段が発行した電子バリューを前記携帯情報端末に送信する電子バリュー送信手段と、精算時に前記携帯情報端末から電子バリューを受信する電子バリュー受信手段とを設け、受信した電子バリューを精算処理に使用することを特徴とする会員システム。 - 携帯情報端末の識別子発行手段は、所定のウエブサイトあるいは販売情報登録端末からダウンロードしたプログラムによって仮の識別子を発行することを特徴とする請求項1記載の会員システム。
- 販売情報登録端末の電子バリュー発行手段は、発行する電子バリューに、この電子バリューが精算時に使用できる使用上限回数を設定したことを特徴とする請求項1記載の会員システム。
- 携帯情報端末からの仮の識別子を受信する識別子受信手段と、この受信手段が仮の識別子を受信すると購入金額に応じて与えるデータ及び仮の識別子を含む電子バリューを発行する電子バリュー発行手段と、この発行手段が発行した電子バリューを前記携帯情報端末に送信する電子バリュー送信手段と、精算時に前記携帯情報端末から電子バリューを受信する電子バリュー受信手段とを設け、受信した電子バリューを精算処理に使用することを特徴とする販売情報登録端末。
- ネットワークを介して無線通信可能な携帯情報端末と、商品販売情報を登録する販売情報登録端末とからなり、
前記携帯情報端末は、仮の識別子を発行する識別子発行手段と、この発行手段が発行した仮の識別子を前記販売情報登録端末へ送信する識別子送信手段と、前記販売情報登録端末から電子バリューを受信して記憶部に格納する電子バリュー受信手段と、前記記憶部に格納した電子バリューを精算に利用する為に前記販売情報登録端末へ送信する電子バリュー送信手段とを設け、
前記販売情報登録端末は、前記携帯情報端末からの仮の識別子を受信する識別子受信手段と、この受信手段が仮の識別子を受信すると購入金額に応じて与えるデータ及び仮の識別子を含む電子バリューを、有効期限を決める為の日付情報を付けて発行する電子バリュー発行手段と、この発行手段が発行した電子バリューを前記携帯情報端末に送信する電子バリュー送信手段と、精算時に前記携帯情報端末から電子バリューを受信する電子バリュー受信手段と、この受信手段が受信した電子バリューに付けられている日付情報によって有効期限内か否かを判断する判断手段とを設け、前記判断手段が有効期限内であることを判断したとき、前記電子バリューを精算処理に使用することを特徴とする会員システム。 - 携帯情報端末からの仮の識別子を受信する識別子受信手段と、この受信手段が仮の識別子を受信すると購入金額に応じて与えるデータ及び仮の識別子を含む電子バリューを、有効期限を決める為の日付情報を付けて発行する電子バリュー発行手段と、この発行手段が発行した電子バリューを前記携帯情報端末に送信する電子バリュー送信手段と、精算時に前記携帯情報端末から電子バリューを受信する電子バリュー受信手段と、この受信手段が受信した電子バリューに付けられている日付情報によって有効期限内か否かを判断する判断手段とを設け、前記判断手段が有効期限内であることを判断したとき、前記電子バリューを精算処理に使用することを特徴とする販売情報登録端末。
- ネットワークを介して無線通信可能な携帯情報端末と、商品販売情報を登録する販売情報登録端末とからなり、
前記携帯情報端末は、仮の識別子を発行する識別子発行手段と、この発行手段が発行した仮の識別子を前記販売情報登録端末へ送信する識別子送信手段と、前記販売情報登録端末から電子署名付き電子バリューを受信して記憶部に格納する電子バリュー受信手段と、前記記憶部に格納した電子署名付き電子バリューを精算に利用する為に前記販売情報登録端末へ送信する電子バリュー送信手段とを設け、
前記販売情報登録端末は、前記携帯情報端末からの仮の識別子を受信する識別子受信手段と、この受信手段が仮の識別子を受信すると購入金額に応じて与えるデータ及び仮の識別子を含む電子バリューを発行する電子バリュー発行手段と、この発行手段が発行した電子バリューに電子署名を付加する電子署名付加手段と、電子署名付き電子バリューを前記携帯情報端末に送信する電子バリュー送信手段と、精算時に前記携帯情報端末から電子署名付き電子バリューを受信する電子バリュー受信手段と、この受信手段が受信した電子バリューに付加されている電子署名によって電子バリューの正当性の有無を判断する判断手段とを設け、前記判断手段が電子バリューの正当性を判断したとき、前記電子バリューを精算処理に使用することを特徴とする会員システム。 - 携帯情報端末からの仮の識別子を受信する識別子受信手段と、この受信手段が仮の識別子を受信すると購入金額に応じて与えるデータ及び仮の識別子を含む電子バリューを発行する電子バリュー発行手段と、この発行手段が発行した電子バリューに電子署名を付加する電子署名付加手段と、電子署名付き電子バリューを前記携帯情報端末に送信する電子バリュー送信手段と、精算時に前記携帯情報端末から電子署名付き電子バリューを受信する電子バリュー受信手段と、この受信手段が受信した電子バリューに付加されている電子署名によって電子バリューの正当性の有無を判断する判断手段とを設け、前記判断手段が電子バリューの正当性を判断したとき、前記電子バリューを精算処理に使用することを特徴とする販売情報登録端末。
- ネットワークを介して無線通信可能な携帯情報端末と、商品販売情報を登録する販売情報登録端末とからなり、
前記携帯情報端末は、前記販売情報登録端末に自己のメールアドレスを送信するアドレス送信手段と、前記販売情報登録端末から電子署名付き電子バリューを受信して記憶部に格納する電子バリュー受信手段と、前記記憶部に格納した電子署名付き電子バリューを精算に利用する為に前記販売情報登録端末へ送信する電子バリュー送信手段とを設け、
前記販売情報登録端末は、前記携帯情報端末からのメールアドレスを受信するアドレス受信手段と、この受信手段がメールアドレスを受信すると仮の識別子を発行する識別子発行手段と、この発行手段が発行した識別子及び購入金額に応じて与えるデータを含む電子バリューを発行する電子バリュー発行手段と、この発行手段が発行した電子バリューに電子署名を付加する電子署名付加手段と、受信したメールアドレスに、発行した電子署名付き電子バリューをメールとして送信する電子バリュー送信手段と、精算時に前記携帯情報端末から電子署名付き電子バリューを受信する電子バリュー受信手段と、この受信手段が受信した電子バリューに付加されている電子署名によって電子バリューの正当性の有無を判断する判断手段とを設け、前記判断手段が電子バリューの正当性を判断したとき、前記電子バリューを精算処理に使用することを特徴とする会員システム。 - 携帯情報端末からのメールアドレスを受信するアドレス受信手段と、この受信手段がメールアドレスを受信すると仮の識別子を発行する識別子発行手段と、この発行手段が発行した識別子及び購入金額に応じて与えるデータを含む電子バリューを発行する電子バリュー発行手段と、この発行手段が発行した電子バリューに電子署名を付加する電子署名付加手段と、受信したメールアドレスに、発行した電子署名付き電子バリューをメールとして送信する電子バリュー送信手段と、精算時に前記携帯情報端末から電子署名付き電子バリューを受信する電子バリュー受信手段と、この受信手段が受信した電子バリューに付加されている電子署名によって電子バリューの正当性の有無を判断する判断手段とを設け、前記判断手段が電子バリューの正当性を判断したとき、前記電子バリューを精算処理に使用することを特徴とする販売情報登録端末。
- ネットワークを介して無線通信可能な携帯情報端末と、商品販売情報を登録する販売情報登録端末と、この販売情報登録端末と接続し、登録した会員の情報を管理するサーバとからなり、
前記携帯情報端末は、仮の識別子を発行する識別子発行手段と、この発行手段が発行した仮の識別子を前記販売情報登録端末へ送信する識別子送信手段と、前記販売情報登録端末から電子署名付き電子バリューを受信して記憶部に格納する第1の電子バリュー受信手段と、個人情報を入力する個人情報入力手段と、前記記憶部に格納した電子署名付き電子バリューと入力した個人情報を前記サーバへ送信する第1の電子バリュー送信手段と、前記サーバから電子署名付き電子バリューを受信して前記記憶部に格納する第2の電子バリュー受信手段と、前記記憶部に格納した電子署名付き電子バリューを精算に利用する為に前記販売情報登録端末へ送信する第2の電子バリュー送信手段とを設け、
前記販売情報登録端末は、前記携帯情報端末からの仮の識別子を受信する識別子受信手段と、この受信手段が仮の識別子を受信すると購入金額に応じて与えるデータ及び仮の識別子を含む電子バリューを発行する電子バリュー発行手段と、この発行手段が発行した電子バリューに電子署名を付加する電子署名付加手段と、電子署名付き電子バリューを前記携帯情報端末に送信する電子バリュー送信手段と、精算時に前記携帯情報端末から電子署名付き電子バリューを受信する電子バリュー受信手段と、この受信手段が受信した電子バリューに付加されている電子署名によって電子バリューの正当性の有無を判断する判断手段とを設け、
前記サーバは、前記携帯情報端末から電子署名付き電子バリューと個人情報を受信する受信手段と、この受信手段にて電子バリューと個人情報を受信すると、会員識別子を発行する会員識別子発行手段と、この会員識別子と関連付けて受信した個人情報をデータベースに登録する会員登録手段と、会員識別子と関連付けて電子バリューを発行する電子バリュー発行手段と、この発行手段が発行した電子バリューに電子署名を付加する電子署名付加手段と、電子署名付き電子バリューを前記携帯情報端末に送信する電子バリュー送信手段とを設け、
前記販売情報登録端末は、前記判断手段が電子バリューの正当性を判断したとき、受信した電子バリューを精算処理に使用することを特徴とする会員システム。 - ネットワークを介して無線通信可能な携帯情報端末と、商品販売情報を登録する販売情報登録端末と、この販売情報登録端末と接続し、登録した会員の情報を管理するサーバとからなり、
前記携帯情報端末は、前記販売情報登録端末に自己のメールアドレスを送信するアドレス送信手段と、前記販売情報登録端末から電子署名付き電子バリューを受信して記憶部に格納する第1の電子バリュー受信手段と、前記販売情報登録端末から受信した申し込みフォーマットに従って個人情報を入力する個人情報入力手段と、前記記憶部に格納した電子署名付き電子バリューと入力した個人情報を前記サーバへ送信する第1の電子バリュー送信手段と、前記サーバから電子署名付き電子バリューを受信して前記記憶部に格納する第2の電子バリュー受信手段と、前記記憶部に格納した電子署名付き電子バリューを精算に利用する為に前記販売情報登録端末へ送信する第2の電子バリュー送信手段とを設け、
前記販売情報登録端末は、前記携帯情報端末からのメールアドレスを受信するアドレス受信手段と、この受信手段がメールアドレスを受信すると仮の識別子を発行する識別子発行手段と、この発行手段が発行した識別子及び購入金額に応じて与えるデータを含む電子バリューを発行する電子バリュー発行手段と、この発行手段が発行した電子バリューに電子署名を付加する電子署名付加手段と、受信したメールアドレスに、発行した電子署名付き電子バリューを、前記サーバへの会員登録用の申し込みフォーマットを付加しメールとして送信する電子バリュー送信手段と、精算時に前記携帯情報端末から電子署名付き電子バリューを受信する電子バリュー受信手段と、この受信手段が受信した電子バリューに付加されている電子署名によって電子バリューの正当性の有無を判断する判断手段とを設け、
前記サーバは、前記携帯情報端末から電子署名付き電子バリューと個人情報を受信する受信手段と、この受信手段にて電子バリューと個人情報を受信すると、会員識別子を発行する会員識別子発行手段と、この会員識別子と関連付けて受信した個人情報をデータベースに登録する会員登録手段と、会員識別子と関連付けて電子バリューを発行する電子バリュー発行手段と、この発行手段が発行した電子バリューに電子署名を付加する電子署名付加手段と、電子署名付き電子バリューを前記携帯情報端末に送信する電子バリュー送信手段とを設け、
前記販売情報登録端末は、前記判断手段が電子バリューの正当性を判断したとき、受信した電子バリューを精算処理に使用することを特徴とする会員システム。 - 販売情報登録端末の電子バリュー発行手段は、有効期限を決める為の日付情報を付けて電子バリューを発行し、
サーバの電子バリュー発行手段は、有効期限を決める為の日付情報を付けて電子バリューを発行し、
前記サーバが発行する電子バリューの有効期限を、前記販売情報登録端末が発行する電子バリューの有効期限よりも長く設定したことを特徴とする請求項11又は12記載の会員システム。 - 携帯情報端末からのメールアドレスを受信するアドレス受信手段と、この受信手段がメールアドレスを受信すると仮の識別子を発行する識別子発行手段と、この発行手段が発行した識別子及び購入金額に応じて与えるデータを含む電子バリューを発行する電子バリュー発行手段と、この発行手段が発行した電子バリューに電子署名を付加する電子署名付加手段と、受信したメールアドレスに、発行した電子署名付き電子バリューを、サーバへの会員登録用の申し込みフォーマットを付加しメールとして送信する電子バリュー送信手段と、精算時に前記携帯情報端末から電子署名付き電子バリューを受信する電子バリュー受信手段と、この受信手段が受信した電子バリューに付加されている電子署名によって電子バリューの正当性の有無を判断する判断手段とを設け、前記判断手段が電子バリューの正当性を判断したとき、受信した電子バリューを精算処理に使用することを特徴とする販売情報登録端末。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004068828A JP2005258759A (ja) | 2004-03-11 | 2004-03-11 | 会員システム及びこの会員システムに使用する販売情報登録端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004068828A JP2005258759A (ja) | 2004-03-11 | 2004-03-11 | 会員システム及びこの会員システムに使用する販売情報登録端末 |
Publications (1)
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ID=35084418
Family Applications (1)
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JP2004068828A Pending JP2005258759A (ja) | 2004-03-11 | 2004-03-11 | 会員システム及びこの会員システムに使用する販売情報登録端末 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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2004
- 2004-03-11 JP JP2004068828A patent/JP2005258759A/ja active Pending
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