JP6910509B1 - 決済処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザにサービスを提供したサービス提供者を特定する決済処理方法を提供する。【解決手段】決済処理装置1は、商品又はサービスを提供する提供者が使用する提供者端末から、提供者を識別する提供者IDと、ユーザの商品又はサービスの購入に関する決済情報と、決済用コードの発行要求とを受信する発行要求受信部132と、決済用コードを生成するための決済用トークンと、受信した提供者IDと、受信した前記決済情報とを関連付けて記憶部12に記憶させ、決済用トークンを提供者端末3に送信するトークン送信部133と、決済用トークンに基づいて提供者端末が表示した決済用コードを読み取ったユーザが使用するユーザ端末から、決済用トークンを受信する決済用情報受信部134と、決済用トークンを受信すると、ユーザ端末から受信した決済用トークンに対応する決済情報に基づく決済を実行する決済処理部135と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、決済処理方法に関する。
従来、二次元バーコードを用いて決済を行う方法が知られている。例えば、特許文献1には、ユーザの端末が、代金を支払うために静的な二次元バーコードを読み取ると、販売者識別コードと、ユーザが支払うべき金額、ウェイター等のサービス提供者を識別する提供者識別コードを入力できる入力欄を含むページを表示し、ユーザから金額の入力を受け付けることにより、決済することができる方法が開示されている。特許文献1に開示された方法において、ユーザは、支払額に、サービス提供者に対するチップとしてのサービス料を追加したり、支払金額に含まれているサービス料の金額を変更することができる。
国際公開第2013/068765号
ところで、特許文献1では、サービスを提供したサービス提供者コードを誤ってユーザが入力したり、あるいはサービス提供者コードを何も入力せずに決済処理したりする可能性がある。これにより、適切なサービス提供者にサービス料を付与することができないという問題や、どのサービス提供者が誰にサービスを提供したのかが不明となる問題が発生する。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、ユーザにサービスを提供したサービス提供者を特定することができる決済処理方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る決済処理方法は、コンピュータが実行する、ユーザに商品又はサービスを提供する提供者が使用する提供者端末から、前記提供者を識別する提供者識別情報と、前記ユーザの前記商品又はサービスの購入に関する決済情報と、前記購入に関する決済を行うための決済用コードの発行要求とを受信するステップと、前記決済用コードを生成するための決済用トークンと、受信した前記提供者識別情報と、受信した前記決済情報とを関連付けて記憶部に記憶させるステップと、前記決済用トークンを前記提供者端末に送信するステップと、前記決済用トークンに基づいて前記提供者端末が表示した前記決済用コードを読み取った前記ユーザが使用するユーザ端末から、前記決済用トークンを受信するステップと、前記決済用トークンを受信すると、前記ユーザ端末から受信した前記決済用トークンに対応する前記決済情報に基づく決済を実行するステップと、を有する。
本発明の第2の態様に係る決済処理方法は、コンピュータが実行する、ユーザに商品又はサービスを提供する提供者を識別する提供者識別情報と、前記商品又はサービスの購入に関する決済を行うための決済用コードを示す決済用トークンとを関連付けて記憶部に記憶させるステップと、前記決済用トークンに対応する前記決済用コードを読み取ったユーザ端末であって、前記提供者から前記商品又はサービスを提供されるユーザが使用するユーザ端末から、前記決済用トークンと、前記ユーザの前記商品又はサービスの購入に関する決済情報とを受信するステップと、前記決済用トークンを受信すると、前記ユーザ端末から受信した前記決済用トークンに対応する前記決済情報とに基づく決済を実行するステップと、を有する。
本発明によれば、ユーザにサービスを提供したサービス提供者を特定することができるという効果を奏する。
決済システムの概要を示す図である。 決済処理装置の機能構成を示す図である。 店舗別提供者情報の一例を示す図である。 ユーザ端末の機能構成を示す図である。 提供者端末の機能構成を示す図である。 決済システムの動作シーケンス図である。 図6に続く動作シーケンス図である。 ユーザが商品を購入する前に、提供者端末が決済用コードの発行要求を行うときの決済システムの動作シーケンス図である。 図8に続く動作シーケンス図である。
[決済システムSの概要]
図1は、決済システムSの概要を示す図である。決済システムSは、ユーザが店舗等において商品又はサービスを購入する場合に、提供者端末3からの要求に応じて決済用コードを提供者端末3に表示させ、ユーザ端末で決済用コードを読み取ったことを決済処理装置で特定したことに応じて決済を行うシステムである。決済用コードは、ユーザが使用する端末において読み取れるテキスト又は画像であり、決済時に用いられるコードである。なお、以下の説明において、商品又はサービスをまとめて、単に商品という。また、商品又はサービスの購入場所は、店舗に限らず、タクシー等、店舗とは異なる場所であってもよい。
決済システムSは、決済処理装置1と、ユーザ端末2と、提供者端末3とを備える。決済処理装置1は、購入金額の決済を行うサーバである。ユーザ端末2は、ユーザが使用する情報端末であり、例えばスマートフォン、タブレット又はパーソナルコンピュータである。提供者端末3は、例えばスマートフォン、タブレット又はPOS端末である。提供者端末3は、店舗等において、商品をユーザに説明したり商品をユーザに提供したりする店員等であるサービス提供者が使用する端末である。
以下、図1を参照しながら、決済時の流れを説明する。
決済処理装置1は、サービス提供者又はサービス提供者を管理する管理者から、予め、サービス提供者を識別する提供者識別情報としての提供者IDを受け付けて、記憶する(図1における(1))。
その後、ユーザは、店舗において商品の購入を行う。店舗におけるサービス提供者は、ユーザが店舗において会計を行う場合に、例えば提供者端末3において購入対象の商品に付されたバーコードを読み取る。提供者端末3は、ユーザが購入する商品の合計額を示す店舗における決済金額を算出する。また、サービス提供者は、提供者端末3において、決済用コードを提供者端末3に表示させるための操作を行う。提供者端末3は、サービス提供者を識別する提供者識別情報としての提供者IDと、商品又はサービスの購入に関する決済情報と、決済用コードの発行要求とを決済処理装置1に送信する(図1における(2))。決済情報には、算出した決済金額と、店舗を識別する店舗情報としての店舗IDとが含まれている。
決済処理装置1は、提供者端末3から、提供者IDと、決済情報と、決済用コードの発行要求とを受信すると、決済用トークンを生成する(図1における(3))。決済用トークンは、提供者端末3がユーザに提示する決済用コードを提供者端末3が生成する際に用いるデータ列である。ここで、決済用トークンは、決済情報に含まれる店舗IDにより特定される特定の店舗の場合のみ生成されてもよい。決済処理装置1は、生成した決済用トークンと、提供者IDと、決済情報とを関連付けて記憶媒体に記憶する(図1における(4))。
決済処理装置1は、生成した決済用トークンを提供者端末3に送信する(図1における(5))。決済処理装置1は、決済用トークンを暗号化した後に、暗号化した決済用トークンを提供者端末3に送信してもよい。
提供者端末3は、受信した決済用トークンに基づいて決済用コードを生成して表示させる(図1における(6))。
ユーザ端末2は、例えばユーザの操作により、提供者端末3に表示された決済用コードを読み取る(図1における(7))。ユーザ端末2は、ユーザIDと、読み取った決済用コードが示す決済用トークンとを決済処理装置1に送信する(図1における(8))。ユーザIDは、例えば、決済処理装置1に係るサービスを提供する事業者がユーザに付与するユーザIDである。
決済処理装置1は、ユーザ端末2からユーザIDと決済用トークンとを受信すると、受信した決済用トークンが、提供者端末3に送信した決済用トークンと一致するか否かを判定する。決済処理装置1は、決済用トークンが一致すると判定した場合に、受信した決済用トークンと関連付けられて記憶されている提供者IDと決済情報とを特定する(図1における(9))。
決済処理装置1は、特定した提供者IDと、決済情報と、ユーザ端末2から受信したユーザIDとに基づいて決済処理を実行する(図1における(10))。決済処理装置1は、提供者IDと決済情報とを関連付けて記憶する(図1における(11))。
決済システムSが以上のように動作することで、提供者IDは、提供者が使用する提供者端末3から送信される。これにより、決済時に提供者IDに誤りが発生することを抑制することができるので、ユーザにサービスを提供したサービス提供者を特定することができる。
以下、決済処理装置1、ユーザ端末2、及び提供者端末3の構成の詳細を説明する。
[決済処理装置1の機能構成]
図2は、決済処理装置1の機能構成を示す図である。決済処理装置1は、通信部11と、記憶部12と、制御部13とを有する。
通信部11は、インターネット等のネットワークを介してユーザ端末2及び提供者端末3とデータを送受信するための通信インターフェースである。
記憶部12は、各種のデータを記憶する記憶媒体であり、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及びハードディスク等を有する。記憶部12は、制御部13が実行するプログラムを記憶する。記憶部12は、制御部13を、登録部131、発行要求受信部132、トークン送信部133、決済用情報受信部134、及び決済処理部135として機能させる決済用プログラムを記憶する。
また、記憶部12は、提供者IDと、店舗IDとを関連付けた店舗別提供者情報を記憶する。図3は、店舗別提供者情報の一例を示す図である。図3に示すように、複数の店舗IDのそれぞれに、一以上の提供者IDが関連付けられていることが確認できる。
制御部13は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部13は、記憶部12に記憶された決済用プログラムを実行することにより、登録部131、発行要求受信部132、トークン送信部133、決済用情報受信部134、及び決済処理部135として機能する。制御部13の各部の動作の詳細については後述する。
[ユーザ端末2の機能構成]
図4は、ユーザ端末2の機能構成を示す図である。ユーザ端末2は、操作部21と、通信部22と、読取部23と、表示部24と、記憶部25と、制御部26とを有する。制御部26は、操作受付部261と、要求送信部262と、トークン送信部263とを有する。
操作部21は、ユーザの操作を受け付ける操作デバイスであり、例えば表示部24の表面に設けられたタッチパネルである。操作部21は、ユーザがタッチした位置を示す信号を操作受付部261に通知する。
通信部22は、例えば携帯電話網の基地局との間でデータを送受信するための無線通信インターフェースである。通信部22は、決済用トークン等を決済処理装置1に送信する。
読取部23は、例えば、カメラである。読取部23は、提供者端末3に表示された決済用コードを読み取る。
表示部24は、各種の情報を表示するディスプレイである。
記憶部25は、ROM及びRAM等を含む記憶媒体である。記憶部25は、制御部26が実行するプログラムを記憶している。記憶部25は、制御部26を、操作受付部261、要求送信部262、及びトークン送信部263として機能させるプログラムを記憶する。
制御部26は、例えばCPUであり、記憶部25に記憶されたプログラムを実行することにより、操作受付部261、要求送信部262、及びトークン送信部263として機能する。
操作受付部261は、操作部21から入力された信号に基づいて、ユーザの操作内容を特定する。操作受付部261は、特定した操作内容が、決済用コードを読み取るための操作である場合に、決済用コードを読み取るための操作を受け付けたことをトークン送信部263に通知する。トークン送信部263は、操作受付部261が決済用コードを読み取るための操作を受け付けた場合に、読取部23に、提供者端末3に表示された決済用コードを読み取らせる。トークン送信部263は、読取部23が決済用コードから抽出した情報を決済用トークンとして取得する。
操作受付部261は、トークン送信部263が決済用トークンを取得すると、表示部24に、サービス提供者に付与する付与金額としてのチップの額を受け付ける受付画面を表示させ、チップの額を受け付ける。チップの額の入力は任意であってもよいが、本実施形態では、チップの額を受け付けたものとして説明を進める。
トークン送信部263は、取得した決済用トークンと、チップの額を示すチップ情報と、ユーザIDとを通信部22を介して決済処理装置1に送信する。
制御部26は、表示制御部として機能し、決済処理装置1から、決済が完了したことを示す決済完了情報を受信すると、決済完了情報を表示部24に表示させる。
[提供者端末3の機能構成]
図5は、提供者端末3の機能構成を示す図である。提供者端末3は、操作部31と、読取部32と、通信部33と、表示部34と、記憶部35と、制御部36とを有する。
操作部31は、サービス提供者の操作を受け付ける操作デバイスであり、例えば商品を選択するためのボタンや、表示部34の表面に設けられたタッチパネルである。
読取部32は、例えば、バーコードリーダであり、サービス提供者が購入する商品に付されているバーコードを読み取る。読取部32は、読み取ったバーコードが示す情報を制御部36に出力する。
通信部33は、例えば決済処理装置1との間でデータを送受信するための通信インターフェースである。通信部33は、制御部36の制御に応じて、決済用コードの発行要求、提供者ID、決済情報を決済処理装置1に送信する。また、通信部33は、決済処理装置1から決済用トークンを受信する。
表示部34は、各種の情報を表示するディスプレイである。表示部34は、例えば、決済金額や決済用コードを表示する。
記憶部35は、ROM及びRAM等を含む記憶媒体である。記憶部35は、制御部36が実行するプログラムを記憶している。記憶部35は、制御部36を、登録要求部361、決済用情報生成部362、決済用情報送信部363及びコード生成部364として機能させるプログラムを記憶する。また、記憶部35は、商品IDと、商品の価格とを関連付けた商品DBを記憶する。また、記憶部35は、提供者端末3を使用するサービス提供者の提供者IDを記憶する。記憶部35は、提供者端末3を使用するサービス提供者が複数存在する場合、複数のサービス提供者のそれぞれの提供者IDと、サービス提供者の氏名とを関連付けて記憶する。
制御部36は、例えばCPUであり、記憶部35に記憶されたプログラムを実行することにより、登録要求部361、決済用情報生成部362、決済用情報送信部363及びコード生成部364として機能する。
登録要求部361は、店舗及びサービス提供者の登録要求を決済処理装置1に送信する。具体的には、登録要求部361は、操作部31がサービス提供者から、店舗及びサービス提供者の登録操作を受け付けると、店舗に関する店舗情報と、当該店舗に属するサービス提供者の情報である提供者情報を受け付けるための登録受付画面を表示部34に表示させ、店舗及び提供者の登録を受け付ける。ここで、店舗情報には、店舗が属する事業者の情報も含まれていてもよい。
決済用情報生成部362は、決済対象の一以上の商品を特定し、決済用情報を生成する。具体的には、決済用情報生成部362は、操作部31においてサービス提供者が入力した商品ID又は読取部32が商品に付されたバーコードから読み取った商品IDを取得することにより、取得した商品IDの商品を決済対象の商品と特定する。決済用情報生成部362は、記憶部35に記憶されている商品DBを参照し、取得した商品IDに関連付けられている商品の価格を特定する。決済用情報生成部362は、操作部31においてサービス提供者が入力した商品ID又は読取部32が商品に付されたバーコードから読み取った商品IDを一以上取得し、当該商品IDから特定した商品の価格を集計する。決済用情報生成部362は、操作部31において精算操作を受け付けると、集計した商品の価格を決済金額に決定する。決済用情報生成部362は、決済金額と、店舗を識別する店舗識別情報としての店舗IDとを含む決済情報を生成する。
また、決済用情報生成部362は、決済処理装置1に送信する提供者IDを特定する。例えば、決済用情報生成部362は、操作部31を介して提供者IDの入力を受け付け、受け付けた提供者IDが記憶部35に記憶されている場合、当該提供者IDを、決済処理装置1に送信する提供者IDとして特定する。決済用情報生成部362は、記憶部35に記憶されている一以上の提供者IDと、サービス提供者の氏名との少なくともいずれかを表示部34に表示させ、いずれかの提供者ID又はサービス提供者の氏名の選択を受け付けることにより、決済処理装置1に送信する提供者IDを特定する。
決済用情報送信部363は、決済用情報生成部362が決済情報を生成するとともに、提供者IDを特定すると、通信部33を介して、当該提供者IDと、当該決済情報と、決済用コードの発行要求とを決済処理装置1に送信する。
コード生成部364は、決済処理装置1から決済用トークンが送信されると、決済用トークンに基づく決済用コードを生成する。コード生成部364は、例えば、予め定められた規則に基づいて決済用コードを生成する。コード生成部364は、生成した決済用コードを表示部34に表示させる。
[制御部13の各部の動作]
続いて、制御部13の各部の動作について説明する。
登録部131は、提供者端末3から店舗情報及びサービス提供者の登録要求を受け付けることにより、店舗の登録、及びサービス提供者の登録を行う。例えば、登録部131は、提供者端末3から店舗情報の登録要求を受け付ける。登録部131は、店舗情報の登録要求を受け付けると、店舗IDを生成し、店舗情報と、店舗IDとを関連付けて記憶部12に記憶させることにより、店舗を登録する。
ここで、店舗IDには、店舗が属する事業者を識別する事業者IDが含まれているものとする。なお、本実施形態では、登録部131は、事業者IDを含む店舗IDを生成したが、これに限らず、店舗IDとは別に、店舗を運営する事業者の事業者IDを生成してもよい。登録部131は、店舗IDとは別に事業者IDを生成した場合、事業者IDと店舗IDとを関連付けて記憶部12に記憶させてもよい。また、事業者が一つの店舗のみを運営する場合、店舗IDと事業者IDとは同一であってもよい。
また、登録部131は、提供者端末3から、登録した店舗に関連付けるサービス提供者を識別するための提供者情報を受け付ける。登録部131は、提供者情報を受け付けると、提供者IDを生成する。登録部131は、登録した店舗の店舗IDに、生成した提供者IDを関連付けて記憶部12に記憶させる。なお、登録部131は、提供者端末3を識別する端末IDを提供者端末3からさらに受け付けてもよい。そして、登録部131は、受け付けた提供者IDと、端末IDとを関連付けて記憶部12に記憶させてもよい。
なお、登録部131は、提供者端末3から店舗情報及びサービス提供者の登録要求を受け付けることにより、店舗の登録、及びサービス提供者の登録を行うこととしたが、これに限らない。登録部131は、提供者端末3とは異なり、店舗において使用される端末やサーバから、店舗情報及びサービス提供者の登録要求を受け付けることにより、店舗の登録、及びサービス提供者の登録を行うようにしてもよい。この場合、提供者端末3と、店舗において使用される端末やサーバは同じものであってもよい。また、本実施形態において、端末IDと、提供者IDとは異なるものとしたが、これに限らず、提供者IDを端末IDとして用いるようにしてもよい。
発行要求受信部132は、提供者端末3から、提供者IDと、ユーザの商品の購入に関する決済情報と、決済用コードの発行要求とを受信する。
トークン送信部133は、発行要求受信部132が決済用コードの発行要求を受信すると、決済用コードを生成するための決済用トークンを提供者端末3に送信する。具体的には、まず、トークン送信部133は、発行要求受信部132が決済用コードの発行要求を受信すると、決済用トークンを生成する。トークン送信部133は、発行要求受信部132が受信した提供者IDと、決済情報と、生成した決済用トークンとを関連付けて記憶部12に記憶させる。また、トークン送信部133は、生成した決済用トークンを、決済用コードの発行要求を送信した提供者端末3に送信する。
なお、トークン送信部133は、決済用トークンを生成し、受信した提供者IDと、決済情報と、生成した決済用トークンとを関連付けて記憶部12に記憶させることとしたが、これに限らない。トークン送信部133は、提供者IDを含む決済用トークンを生成し、生成した決済用トークンと、受信した決済情報とを関連付けて記憶部12に記憶させるようにしてもよい。
また、トークン送信部133は、提供者IDに加えて、事業者IDを含む店舗IDと、決済金額とをさらに含む決済用トークンを生成してもよい。この場合、生成した決済用トークンと、受信した決済情報とを関連付けて記憶部12に記憶させないようにしてもよい。このようにすることで、決済用トークンに、決済を行うために必要な情報が含まれることから、決済処理装置1は、ユーザ端末2から受信した決済用トークン及びユーザIDに基づいて決済を完了させることができる。
決済用情報受信部134は、トークン送信部133が送信した決済用トークンに基づいて提供者端末3が表示した決済用コードを読み取ったユーザ端末2から、決済用トークンと、チップ情報と、ユーザIDとを受信する。
決済処理部135は、決済用情報受信部134が決済用トークンを受信すると、ユーザ端末2から受信した決済用トークンに対応する決済情報及び提供者IDと、ユーザ端末2から受信したチップ情報とに基づいて決済を実行する。
具体的には、まず、決済処理部135は、決済用情報受信部134が受信した決済用トークンに関連付けられて記憶部12に記憶されている決済情報及び提供者IDを特定する。
続いて、決済処理部135は、特定した決済情報に含まれている決済金額と、ユーザ端末2から受信したチップ情報が示すチップの額との合計額を、ユーザ端末2から受信したユーザIDで特定されるユーザの口座から引き落とす処理を実行する。
また、決済処理部135は、特定した決済情報に含まれている店舗IDで特定される店舗の口座に、特定した決済情報に含まれている決済金額を入金する処理を実行する。決済処理部135は、決済金額から、決済処理装置1における決済手数料を差し引いた金額を、店舗の口座に入金してもよい。
また、決済処理部135は、ユーザ端末2から受信したチップ情報と、特定した提供者IDとに基づいてサービス提供者にチップの額を付与する。例えば、決済処理部135は、特定した提供者IDで特定されるサービス提供者の口座に、ユーザ端末2から受信したチップ情報が示すチップの額を入金する処理を実行することにより、サービス提供者にチップの額を付与する。
なお、決済処理部135は、ユーザの商品又はサービスの購入に係る支払金額と、特定した提供者IDと、決済用トークンを受信した日時とを関連付けて記憶部12に記憶させるようにしてもよい。例えば、決済処理部135は、提供者端末3から受信した決済情報に含まれている決済金額と、ユーザ端末2から受信したチップ情報と、特定した提供者IDと、決済用トークンを受信した日時とを関連付けて決済管理情報として記憶部12に記憶させるようにしてもよい。このようにすることで、決済管理情報を参照することで、サービス提供者ごとの売り上げを管理することができる。また、決済処理部135は、決済管理情報を参照して所定期間にサービス提供者に付与されたチップの額を集計し、集計したチップの額をまとめてサービス提供者に付与するようにしてもよい。
決済処理部135は、決済情報に基づく決済が行われた場合に、決済が完了したことを示す決済完了情報をユーザ端末2及び提供者端末3に通知する。また、決済処理部135は、決済情報に基づく決済が行われた場合に、決済完了情報と、提供者IDと、提供者IDが示すサービス提供者に付与されたチップの額を示す情報とを関連付けて提供者端末3に送信し、提供者端末3に、サービス提供者に付与されたチップの額を示す情報を表示させる。このようにすることで、サービス提供者は、自身に付与されたチップの額を確認することができる。
[動作シーケンス]
図6は、決済システムSの動作シーケンス図である。図7は、図6に続く動作シーケンス図である。
図6に示すシーケンス図は、提供者端末3のサービス提供者が店舗、サービス提供者の登録操作をしたところから開始している(S1)。登録要求部361は、店舗情報及び提供者情報を含む、店舗及びサービス提供者の登録要求を決済処理装置1に送信する(S2)。
決済処理装置1の登録部131は、提供者端末3から登録要求を受信すると、店舗ID及び提供者IDを生成する(S3)。登録部131は、生成した店舗IDと、提供者IDとを関連付けて記憶部12に記憶させることにより、店舗、サービス提供者を登録する(S4)。
その後、ユーザが提供者端末3を使用するサービス提供者に選択した商品を持ち込む。提供者端末3の決済用情報生成部362は、操作部31においてサービス提供者が入力した商品ID又は読取部32が商品に付されたバーコードから読み取った商品IDを取得し、当該商品IDに関連付けられている商品の価格を特定することにより、決済金額を算出する。そして、決済用情報生成部362は、決済金額と、店舗IDと、決済時刻情報とを含む決済情報を生成する(S5)。決済用情報送信部363は、サービス提供者の提供者IDと、生成した決済情報と、決済用コードの発行要求とを決済処理装置1に送信する(S6)。
決済処理装置1の発行要求受信部132は、提供者IDと、決済情報と、決済用コードの発行要求とを受信する。トークン送信部133は、決済用トークンを生成する(S7)。トークン送信部133は、生成した決済用トークンと、提供者IDと、決済情報とを関連付けて記憶部12に記憶させる(S8)。トークン送信部133は、生成した決済用トークンを、決済用コードの発行要求を送信した提供者端末3に送信する(S9)。
図7に説明を移す。提供者端末3のコード生成部364は、決済処理装置1から受信した決済用トークンに基づく決済用コードを生成し、生成した決済用コードを表示部34に表示させる(S10)。ユーザは、ユーザ端末2を操作して、提供者端末3に表示された決済用コードをユーザ端末2に読み取らせる(S11)。
ユーザ端末2が決済用コードを読み取ると、操作受付部261は、チップの額を受け付ける(S12)。ユーザ端末2のトークン送信部263は、決済用コードから得られる決済用トークンと、ユーザIDと、チップの額を示すチップ情報とを決済処理装置1に送信する(S13)。決済用情報受信部134は、ユーザ端末2から、決済用トークンと、ユーザIDと、チップ情報とを受信する。
続いて、決済処理部135は、記憶部12を参照し、ユーザ端末2から受信した決済用トークンに関連付けられている提供者IDと決済情報とを特定する(S14)。決済処理部135は、特定した決済情報及び提供者IDと、ユーザ端末2から受信したユーザIDとに基づいて決済処理を行う(S15)。
続いて、決済処理部135は、決済が完了したことを示す決済完了情報をユーザ端末2に通知するとともに(S16)、決済完了情報と、提供者IDと、チップ情報とを提供者端末3に通知する(S17)。
[変形例]
以上の説明においては、発行要求受信部132は、提供者端末3から、提供者IDと、ユーザの商品の購入に関する決済情報と、決済用コードの発行要求とを受信したが、これに限らない。発行要求受信部132は、提供者端末3から、提供者端末3の端末IDをさらに受信してもよい。そして、トークン送信部133は、受信した端末IDと、提供者IDとが関連付けて記憶部12に記憶されている場合に、決済用トークンを生成し、提供者IDと、端末IDと、決済情報と、生成した決済用トークンとを関連付けて記憶部12に記憶させるようにしてもよい。このようにすることで、サービス提供者が、サービス提供のために使用した端末を特定することができる。
また、提供者端末3は、ユーザが商品を購入する際に決済用コードの発行要求を決済処理装置1に行ったが、これに限らない。例えば、ユーザが商品を購入する前に、提供者端末3が、決済用コードの発行要求を行ってもよい。
図8は、ユーザが商品を購入する前に、提供者端末3が決済用コードの発行要求を行うときの決済システムSの動作シーケンス図である。図9は、図8に続く動作シーケンス図である。
図8に示すシーケンスでは、図6と同様に、まず、提供者端末3のサービス提供者が店舗、サービス提供者の登録操作をしたところから開始している(S31)。登録要求部361は、店舗及びサービス提供者の登録要求を決済処理装置1に送信する(S32)。
決済処理装置1の登録部131は、提供者端末3から登録要求を受信すると、店舗ID及び提供者IDを生成する(S33)。登録部131は、提供者端末3を識別する端末IDを受信し、当該端末IDを提供者IDとしたり、当該端末IDに基づいて提供者IDを生成してもよい。登録部131は、生成した店舗IDと、提供者IDとを関連付けて記憶部12に記憶させることにより、店舗、サービス提供者を登録する(S34)。登録部131は、店舗IDを提供者端末3に通知する(S35)。
続いて、決済用情報送信部363は、決済用コードの発行要求と、店舗IDとを決済処理装置1に送信する(S36)。決済処理装置1のトークン送信部133は、発行要求受信部132が店舗に関する店舗IDと決済用コードの発行要求とを受信すると、受信した店舗IDに関連付けられている一以上の提供者IDごとに、決済用トークンを生成する(S37)。
なお、決済用情報送信部363は、店舗IDが通知されると、決済用コードの発行要求を決済処理装置1に送信したが、これに限らない。店舗、サービス提供者の登録要求を受信したことに応じて、一連の処理として、提供者IDごとに決済用トークンを生成してもよい。
トークン送信部133は、複数の決済用トークンのそれぞれに、異なる提供者IDと、提供者IDが示す提供者が属する同一の店舗を示す店舗IDとを関連付けて記憶部12に記憶させる。すなわち、トークン送信部133は、提供者IDごとに生成した決済用トークンと、店舗IDと、提供者IDとを関連付けて記憶部12に記憶させる(S38)。トークン送信部133は、生成した決済用トークンと、提供者IDとを、決済用コードの発行要求を送信した提供者端末3に送信する(S39)。
コード生成部364は、決済処理装置1から決済用トークンを受信すると、決済用トークンと提供者IDとを関連付けて記憶部35に記憶させる(S40)。
図9に説明を移す。店舗において、ユーザは、購入する商品を選択し、提供者端末3を使用するサービス提供者に選択した商品を持ち込む。提供者端末3のコード生成部364は、サービス提供者から、提供者IDの選択を受け付けると、記憶部35に記憶されている決済用トークンのうち、選択された提供者IDに関連付けられている決済用トークンに基づく決済用コードを生成し、生成した決済用コードを表示部34に表示させる(S41)。ユーザは、ユーザ端末2を操作して、提供者端末3に表示された決済用コードをユーザ端末2に読み取らせる(S42)。
ユーザ端末2の操作受付部261は、ユーザから決済金額とチップの額との入力を受け付ける(S43)。トークン送信部263は、決済用コードから得られる決済用トークンと、決済金額を含む決済情報と、チップの額を示すチップ情報と、ユーザIDとを決済処理装置1に送信する(S44)。決済用情報受信部134は、ユーザ端末2から、決済用トークンと、決済情報と、チップ情報と、ユーザIDとを受信する。
決済処理部135は、受信した決済用トークンが記憶部12に記憶されているか否かを判定する。決済処理部135は、受信した決済用トークンが記憶部12に記憶されていると判定すると、当該決済用トークンに関連付けられている提供者IDと店舗IDとを特定する(S45)。そして、決済処理部135は、ユーザ端末2から受信した決済情報と、チップ情報と、ユーザIDと、特定した店舗IDと、提供者IDとに基づいて決済処理を行う(S46)。
続いて、決済処理部135は、決済が完了したことを示す決済完了情報をユーザ端末2に通知するとともに(S47)、決済完了情報と、提供者IDと、チップ情報とを提供者端末3に通知する(S48)。
なお、本シーケンスにおいて、ユーザ端末2は、ユーザから決済金額を受け付け、決済用トークンと、決済金額と、ユーザIDとを含む決済要求を決済処理装置1に送信したが、これに限らない。例えば、店舗において扱う商品の金額が同一である場合、決済用情報送信部363は、ユーザが商品を購入する前に、決済用コードの発行要求と、決済金額と、店舗IDとを決済処理装置1に送信してもよい。
そして、トークン送信部133が、生成した決済用トークンと、受信した店舗IDと、受信した決済金額とを関連付けて記憶部12に記憶させるようにしてもよい。この場合、ユーザ端末2は、決済用コードの読取時に、ユーザからチップの額の入力のみ受け付け、決済用コードから得られる決済用トークンと、チップの額を示すチップ情報と、ユーザIDとを決済処理装置1に送信してもよい。
また、本シーケンスにおいて、コード生成部364が、ユーザが商品を購入する際に、記憶部35に記憶されている決済用トークンに基づいて決済用コードを生成し、表示部34に表示させたが、これに限らない。提供者端末3のサービス提供者は、提供者端末3に決済用コードを表示させる代わりに、自身の提供者IDに対応する決済用コードを予め紙等に印刷しておき、ユーザが商品を購入する際に、紙等に印刷された決済用コードをユーザに提示してもよい。
[決済システムSによる効果]
以上説明したように、決済処理装置1は、提供者端末3から、提供者を識別する提供者IDと、ユーザの商品又はサービスの購入に関する決済情報と、購入に関する決済を行うための決済用コードの発行要求とを受信し、決済用コードを生成するための決済用トークンと、受信した提供者IDと、受信した決済情報とを関連付けて記憶部12に記憶させる。決済処理装置1は、提供者端末3が表示した決済用コードを読み取ったユーザ端末2から、決済用トークンと、ユーザIDとを受信すると、受信した決済用トークンに対応する決済情報に基づく決済を実行する。このようにすることで、決済処理装置1は、ユーザにサービスを提供したサービス提供者を特定することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。
1 決済処理装置
2 ユーザ端末
3 提供者端末
11 通信部
12 記憶部
13 制御部
21 操作部
22 通信部
23 読取部
24 表示部
25 記憶部
26 制御部
31 操作部
32 読取部
33 通信部
34 表示部
35 記憶部
36 制御部
131 登録部
132 発行要求受信部
133 トークン送信部
134 決済用情報受信部
135 決済処理部
261 操作受付部
262 要求送信部
263 トークン送信部
361 登録要求部
362 決済用情報生成部
363 決済用情報送信部
364 コード生成部

Claims (14)

  1. コンピュータが実行する、
    ユーザの商品又はサービスの購入に関する決済を行うための決済用コードを生成するための決済用トークンと、前記ユーザに前記商品又はサービスを提供する提供者識別する提供者識別情報と、店舗を識別する店舗識別情報又は事業者を識別する事業者識別情報とを関連付けて記憶部に記憶させるステップと
    前記決済用トークンに基づいて生成された前記提供者が提示した前記決済用コードを読み取った前記ユーザが使用するユーザ端末から、前記決済用トークンを受信するステップと、
    前記決済用トークンを受信すると、前記ユーザの前記商品又はサービスの購入に関する決済を実行するとともに、当該決済用トークンに関連付けて前記記憶部に記憶されている前記店舗識別情報又は前記事業者識別情報に対応する口座に、当該決済に対応する決済金額を入金するステップと、
    受信した前記決済用トークンに関連付けて前記記憶部に記憶されている前記提供者識別情報と、実行された前記決済の情報とを関連付けて前記記憶部に記憶させるステップと、
    を有する決済処理方法。
  2. 前記コンピュータが実行する、前記提供者が使用する提供者端末から、前記提供者識別情報と、前記決済用コードの発行要求とを受信するステップをさらに有し、
    前記決済用トークンを記憶させるステップにおいて、前記コンピュータは、前記決済用コードの発行要求を受信すると、前記決済用トークンと、前記提供者識別情報と、前記店舗識別情報又は前記事業者識別情報とを関連付けて前記記憶部に記憶させる、
    請求項1に記載の決済処理方法。
  3. 前記発行要求を受信するステップにおいて、前記コンピュータは、前記提供者が使用する提供者端末から前記決済金額を含む決済情報をさらに受信し、
    前記コンピュータが実行する、前記決済用コードの発行要求を受信すると、前記決済用トークンを生成するステップをさらに有し、
    前記決済用トークンを記憶させるステップにおいて、前記コンピュータは、生成した前記決済用トークンと、受信した前記決済情報とを関連付けて前記記憶部に記憶させ、
    前記決済を実行するステップにおいて、前記コンピュータは、前記決済用トークンを受信すると、受信した前記決済用トークンに関連付けられている前記決済情報に基づいて前記決済を実行するとともに、前記店舗識別情報又は前記事業者識別情報に対応する口座に、当該決済情報に含まれている決済金額を入金する、
    請求項2に記載の決済処理方法。
  4. 前記発行要求を受信するステップにおいて、前記コンピュータは、前記提供者が使用する提供者端末から前記決済金額を含む決済情報をさらに受信し、
    前記コンピュータが実行する、前記決済用コードの発行要求を受信すると、前記提供者識別情報を含む前記決済用トークンを生成するステップをさらに有し、
    前記決済用トークンを記憶させるステップにおいて、前記コンピュータは、生成した前記決済用トークンと、受信した前記決済情報とを関連付けて前記記憶部に記憶させ、
    前記決済を実行するステップにおいて、前記コンピュータは、前記決済用トークンを受信すると、受信した前記決済用トークンに関連付けられている前記決済情報に基づいて前記決済を実行するとともに、前記店舗識別情報又は前記事業者識別情報に対応する口座に、当該決済情報に含まれている決済金額を入金する、
    請求項2に記載の決済処理方法。
  5. 前記決済用トークンを受信するステップにおいて、前記コンピュータは、前記ユーザ端末から、前記決済用トークンと、前記ユーザの前記商品又はサービスの購入に関する決済金額を含む決済情報とを受信し、
    前記決済を実行するステップにおいて、前記コンピュータは、前記決済用トークンを受信すると、前記ユーザ端末から前記決済用トークンとともに受信した前記決済情報に基づいて前記決済を実行するとともに、前記店舗識別情報又は前記事業者識別情報に対応する口座に、当該決済情報に含まれている決済金額を入金する、
    請求項1又は2に記載の決済処理方法。
  6. 前記コンピュータが実行する、前記提供者が使用する提供者端末から、前記提供者識別情報と、前記決済用コードの発行要求と、前記提供者が属する前記店舗に対応する前記店舗識別情報又は前記店舗に対応する事業者を識別する前記事業者識別情報とを受信するステップをさらに有し、
    前記決済用トークンを前記記憶部に記憶させるステップにおいて、前記コンピュータは、前記決済用コードの発行要求を受信すると、前記決済用トークンと、前記提供者識別情報と、前記店舗識別情報又は前記事業者識別情報とを関連付けて前記記憶部に記憶させる、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の決済処理方法。
  7. 前記コンピュータが実行する、前記決済用コードの発行要求を受信すると、前記事業者識別情報を含む前記決済用トークンを生成するステップをさらに有し、
    前記決済用トークンを記憶部に記憶させるステップにおいて、前記コンピュータは、生成された前記決済用トークンと、前記提供者識別情報と、前記店舗識別情報又は前記事業者識別情報とを関連付けて前記記憶部に記憶させる、
    請求項6に記載の決済処理方法。
  8. 前記決済用トークンを記憶させるステップにおいて、前記コンピュータは、前記提供者識別情報としての、前記提供者が使用する提供者端末を識別する端末識別情報、又は前記提供者識別情報と異なる前記端末識別情報と、前記決済用トークンとを関連付けて前記記憶部に記憶させる、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の決済処理方法。
  9. 前記決済用トークンに記憶させるステップにおいて、前記コンピュータは、複数の前記決済用トークンのそれぞれに、異なる前記提供者識別情報と、前記提供者識別情報が示す提供者が属する同一の事業者を示す事業者識別情報とを関連付けて記憶部に記憶させる、
    請求項に記載の決済処理方法。
  10. 前記コンピュータが実行する、前記決済が完了すると、前記決済が完了したことを示す決済完了情報と、前記提供者識別情報とを関連付けて前記提供者が使用する提供者端末に送信するステップをさらに有する、
    請求項1からのいずれか1項に記載の決済処理方法。
  11. 前記決済用トークンを受信するステップにおいて、前記コンピュータは、前記ユーザ端末から、前記ユーザが前記提供者に付与する付与金額を示す情報をさらに受信し、
    前記コンピュータが実行する、前記ユーザ端末から受信した前記付与金額を示す情報と、前記受信した前記決済用トークンに関連付けられている前記提供者識別情報とを関連付けるステップをさらに有する、
    請求項1から10のいずれか1項に記載の決済処理方法。
  12. 前記決済を実行するステップにおいて、前記コンピュータは、前記決済用トークンを受信すると、前記付与金額と、前記ユーザ端末から受信した前記決済用トークンに対応する前記決済金額とに基づく決済を実行する、
    請求項11に記載の決済処理方法。
  13. 前記店舗識別情報は、前記提供者が属する店舗を識別する情報であり、
    前記決済を実行するステップにおいて、前記コンピュータは、前記店舗識別情報に対応する口座に、前記決済金額を入金する、
    請求項1から12のいずれか1項に記載の決済処理方法。
  14. 前記事業者識別情報は、前記提供者が属する店舗を運営する事業者を識別する情報であり、
    前記決済を実行するステップにおいて、前記コンピュータは、前記事業者識別情報に対応する口座に、前記決済金額を入金する、
    請求項1から12のいずれか1項に記載の決済処理方法。
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