以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。本発明に係るポイント管理装置20は、図10(a)(b)に示すように、各店舗(遊技場)において店舗会員として会員登録した会員を個々に識別可能な会員識別情報(第1会員カードID,第2会員カードID)をポイント会員として登録すると共に、該登録した会員識別情報に対応付けてポイントを管理するものである。
ここでポイント管理装置20及び該ポイント管理装置20を含む統合管理システム1には、図1に示すように、会員が操作する登録端末(PC6,携帯電話7,第1キオスク端末140,第2キオスク端末240)から複数の会員識別情報を含む会員統合要求を受信した際に、当該複数の会員識別情報から特定される各店舗が、同一のグループに属するグループ店であり、かつ同一の店舗でないことを条件として、当該複数の会員識別情報を対応付けて登録することにより、各会員識別情報に対応するポイントを合算して使用可能とする第1実施形態と、前記登録端末から会員識別情報と当該会員の属性情報とを含む登録要求を受信した際に、該受信した登録要求に含まれる会員識別情報から特定される店舗と、該受信した登録要求に含まれる属性情報に対応付けて既に登録されている会員識別情報に対応する店舗とが、同一のグループに属するグループ店であり、かつ同一の店舗でないことを条件として、前記登録要求に含まれる会員識別情報を前記既に登録されている会員識別情報に対応付けて登録することにより、各会員識別情報に対応するポイントを合算して使用可能とする第2実施形態とが含まれる。
以下においては、まず第1実施形態に係るポイント管理装置20を含む統合管理システム1について説明し、次に第2実施形態に係るポイント管理装置20を含む統合管理システム1について第1実施形態と異なる点についてのみ説明し、最後に変形例について説明する。
なお、以下においては、図1に示すように、店舗が遊技場である例について説明する。ここで遊技場には、複数の第1遊技場(遊技場A,遊技場B,…),及び複数の第2遊技場(遊技場X,遊技場Y,…)が含まれ、これら各遊技場は、各遊技場(店舗)を個々に識別可能な店舗識別情報である店舗IDにより識別される。ここでの店舗IDは、各遊技場に割り当てられたアルファベットであり、例えば遊技場A(「A店」とも称する。)であれば「A」,遊技場X(「X店」とも称する。)であれば「X」である。なお第1遊技場及び第2遊技場の数は特に限定されない。
また、以下においては、リーダ/ライタを「R/W」,データベースを「DB」と略記する。さらに、以下においては、後述する図10(a)に示す第1ポイント会員情報DB又は図10(b)に示す第2ポイント会員情報DBにおいて、ポイント会員として登録されていることを「既登録(又は登録済)」と称し、ポイント会員として登録されていないことを「未登録」と称する。
[1.第1実施形態に係るポイント管理装置20を含む統合管理システム1]
まず、図1〜図19を参照して、第1実施形態に係るポイント管理装置20を含む統合管理システム1の構成について説明する。この統合管理システム1は、図1に示すように、第1遊技場(A,B,…)においてパチンコ機10に対応して設けられる第1カードユニット110と、第1遊技場内に設置され、該第1カードユニット110と通信可能な第1システム管理装置120と、第1カードユニット110及び第1システム管理装置120と通信可能な第1会員管理装置130と、第2遊技場(X,Y,…)においてパチンコ機10に対応して設けられる第2カードユニット210と、該第2カードユニット210と通信可能な第2システム管理装置220と、遊技場外のカード会社に設置され、各第1遊技場の第1システム管理装置120及び各第2遊技場の第2システム管理装置220と転送装置50を介して通信可能なポイント管理装置20と、からなる。
このポイント管理装置20は、会員が操作可能なPC(パーソナルコンピュータ)6,携帯電話7,第1キオスク端末140,及び第2キオスク端末240とインターネットを介して通信可能である。ここでPC6及び携帯電話7は会員が所有するものであり、第1キオスク端末140は第1遊技場内に設置されるものであり、第2キオスク端末240は第2遊技場内に設置されるものである。またポイント管理装置20は、会員カードエンコード機構に設置されるエンコード情報管理装置40とも通信可能である。なお第2遊技場内には、第2カードユニット210と通信可能な第2会員管理装置230が設置されている。
統合管理システム1を運営するカード会社は、遊技に使用可能な遊技用有価価値の大きさを特定可能な有価価値特定情報(第1会員カードID,カード残額,第2会員カードID,カード残額)が記録された記録媒体(第1会員カード4,第2会員カード5)を管理する機関である。該統合管理システム1の運営機関であるカード会社は、当該カード会社が運営する会員管理システム(第1システム)の会員として第1遊技場(A,B,…)において会員登録した第1会員遊技者に対して発行され、該カード会社において当該第1会員遊技者を個々に特定するための第1会員遊技者特定情報(第1会員ID)と、前記有価価値特定情報(第1会員カードID,カード残額)とが記録された第1記録媒体(第1会員カード4)、及び、該統合管理システム1とは異なる運営機関(他社)により運営される他の会員管理システム(第2システム)の会員として第2遊技場において会員登録した第2会員遊技者に対して発行され、該他の会員管理システムの運営機関において当該第2会員遊技者を個々に特定するための他システム会員遊技者特定情報(他システム会員ID)と、前記統合管理システム1の運営機関において当該第2記録媒体(第2会員カード5)を個々に識別するための情報であると共に、前記有価価値特定情報である第2記録媒体識別情報(第2会員カードID,カード残額)とが記録された第2記録媒体を管理する統合管理システム1を運営する機関である。
ここで、第1遊技場に設置される第1カードユニット110,第1システム管理装置120,第1会員管理装置130,及び第1キオスク端末140と、第2遊技場に設置される第2カードユニット210,第2システム管理装置220,及び第2キオスク端末240と、管理センタに設置される転送装置50と、カード会社に設置されるポイント管理装置20と、会員カードエンコード機構に設置されるエンコード情報管理装置40は、統合管理システム1及び会員管理システム(第1システム)を運営する運営機関であるカード会社が設置・管理するものである。一方、第2遊技場に設置される第2会員管理装置230は、統合管理システム1とは異なる会員管理システム(第2システム)を運営する運営機関である他社(図示外)が設置・管理するものである。
この統合管理システム1では、図1〜図7に示すように、紙幣2,硬貨3,第1会員カード4,第2会員カード5,PC6,及び携帯電話7が使用される。
紙幣2は貨幣の一例であって、ここでは図3(b)に示すように、1000円紙幣,2000円紙幣,5000円紙幣,及び10000円紙幣の4種類が使用される。硬貨3も貨幣の一例であって、ここでは500円硬貨,及び100円硬貨の2種類が使用される。ただし第1カードユニット110において第1会員カード4が受け付けられているとき又は第2カードユニット210において第2会員カード5が受け付けられているとき(即ち後述する入金処理が行われるとき)には、すべての金種の貨幣を使用できるが、第1カードユニット110において第1会員カード4が受け付けられていないとき又は第2カードユニット210において第2会員カード5が受け付けられていないとき(即ち後述するビジタ玉貸処理が行われるとき)には、1000円紙幣,500円硬貨,及び100円硬貨のみを使用できる。
第1会員カード4は記録媒体の一例であって、図2(a)に示すように、各店舗(ここでは第1遊技場)において店舗会員として会員登録した会員に対して発行され、当該会員を個々に識別可能な会員識別情報(第1会員カードID,第1会員ID)が記録されたものである。また第1会員カード4は第1記録媒体の一例でもあって、統合管理システム1と同一の運営機関(ここではカード会社)により運営される会員管理システム(ここでは第1システム)の会員として第1遊技場(A,B,…)において会員登録した第1会員遊技者に対して発行され、該統合管理システム1の運営機関において当該第1会員遊技者を個々に特定するための第1会員遊技者特定情報(第1会員ID,第1会員カードID)と、遊技機での遊技に使用可能な遊技用有価価値の大きさ(ここではカード残額)を特定可能な有価価値特定情報(ここでは第1会員カードID,カード残額)とが記録されたものである。
この第1会員カード4は、長方形状を呈するプラスチック製の薄板において、第1会員ID及び第1会員カードIDを表示する表示領域4aを表面に有し、第1会員ID,第1会員カードID,及びカード残額等が記録されるICチップ4bを内部に有するICカードである。
ここで第1会員IDは、後述する図11(a)等に示すように、カード会社が運営する会員管理システム(第1システム)を導入している第1遊技場に対して発行されたことを示す数字(ここでは100番台の3桁の数字)と、該第1遊技場において会員登録した第1会員遊技者を個々に識別するための数字(ここではユニークな5桁の数字)の組み合わせからなるIDである。第1遊技場及びカード会社では、この第1会員IDによって第1会員遊技者を個々に特定可能である。
また第1会員カードIDは、当該第1会員カード4を発行した第1遊技場の前記店舗ID(A,B,…)と、該第1遊技場において会員登録した第1会員遊技者を個々に識別するための数字(ここではユニークな5桁の数字)の組み合わせからなるIDである。即ち第1会員カードIDの所定箇所(ここでは先頭の1文字)には、当該第1会員カード4を発行した店舗の店舗IDが含まれる。この第1会員カードIDは、第1システム管理装置120の第1会員カードDB(図8(a))において、遊技用有価価値の大きさであるカード残額と対応付けて管理されるため、遊技用有価価値の大きさを特定可能な有価価値特定情報として作用する。また第1会員カードIDと前記第1会員IDは、第1システム管理装置120及びポイント管理装置20において1対1に対応付けて管理されており、カード会社においては、第1会員カードIDから第1会員IDを特定可能であるため、第1会員カードIDが第1会員遊技者特定情報として作用し、また第1会員IDから第1会員カードIDを特定可能であるため、第1会員IDが会員識別情報として作用する。
なお第1会員カード4に記録されているカード残額は、遊技に使用可能な遊技用有価価値の大きさであり、該カード残額自体を特定可能な有価価値特定情報でもある。即ち第1会員カード4に記憶されている上記第1会員カードID,及びカード残額は、いずれも有価価値特定情報である。
この第1会員カード4は、以下のようにして発行される。まず第1会員管理装置130において、遊技者の属性情報(ここでは暗証番号,氏名,住所,性別,生年月日,及び電子メールアドレス)が受け付けられて会員登録が行われると、カード会社から第1遊技場に納入されている第1会員カード4のうちの1枚から、当該第1会員カード4に予め記録されている第1会員ID及び第1会員カードIDが読み取られ、該読み取った第1会員ID及び第1会員カードIDと前記受け付けられた属性情報が、後述する図8(b)に示す第1会員情報DBに対応付けて記憶されると共に、ポイント管理装置20に対して送信されて、該第1会員カード4が遊技者に対して発行される。なおポイント管理装置20に対して送信された属性情報のうち、暗証番号は、第1会員ID及び第1会員カードIDと対応付けて、後述する図11(a)に示すエンコード情報DBで記憶されるが、該暗証番号以外の氏名,住所,性別,生年月日,及び電子メールアドレスは、特に使用されずに破棄される。この第1会員カード4は、図3(b)に示すように、第1カードユニット110に挿入されて使用される。
第2会員カード5も記録媒体の一例であって、図2(b)に示すように、各店舗(ここでは第2遊技場)において店舗会員として会員登録した会員に対して発行され、当該会員を個々に識別可能な会員識別情報(第2会員カードID)が記録されたものである。また第2会員カード5は第2記録媒体の一例であって、統合管理システム1とは異なる運営機関(ここでは他社)により運営される他の会員管理システム(第2システム)の会員として第2遊技場(遊技場X,Y,…)において会員登録した第2会員遊技者に対して発行され、該他の会員管理システムの運営機関において当該第2会員遊技者を個々に特定するための他システム会員遊技者特定情報(他システム会員ID)と、統合管理システム1の運営機関において当該第2記録媒体を個々に識別するための情報であると共に、前記有価価値特定情報である第2記録媒体識別情報(第2会員カードID,カード残額)とが記録されたものである。
この第2会員カード5は、長方形状を呈するプラスチック製の薄板において、他システム会員ID及び第2会員カードIDを表示する表示領域5aを表面に有し、第2会員カードID,及びカード残額等が記録されるICチップ5bを内部に有し、他システム会員IDが記録される磁気ストライプ5cを上部に有するIC/磁気ハイブリッドカードである。
ここで他システム会員IDは、後述する図11(a)等に示すように、カード会社とは異なる他社が運営する会員管理システム(第2システム)を導入している第2遊技場に対して発行されたことを示す数字(ここでは200番台の3桁の数字)と、該第2遊技場において会員登録した第2会員遊技者を個々に識別するための数字(ここではユニークな5桁の数字)の組み合わせからなるIDである。第2遊技場及び前記他社では、この他システム会員IDによって第2会員遊技者を個々に特定可能である。
また第2会員カードIDは、当該第2会員カード5を発行した第2遊技場の前記店舗ID(X,Y,…)と、該第2遊技場において会員登録した第2会員遊技者を個々に識別するための数字(ここではユニークな5桁の数字)の組み合わせからなるIDである。即ち第2会員カードIDの所定箇所(ここでは先頭の1文字)には、当該第2会員カード5を発行した店舗の店舗IDが含まれる。この第2会員カードIDは、統合管理システム1の運営機関であるカード会社において、当該第2記録媒体(第2会員カード5)を個々に識別するための情報として作用する。また第2会員カードIDは、第2システム管理装置220の第2会員カードDB(図9(a))において、遊技用有価価値の大きさであるカード残額と対応付けて管理されるため、遊技用有価価値の大きさを特定可能な有価価値特定情報として作用する。即ち第2会員カードIDは、統合管理システム1の運営機関であるカード会社において当該第2会員カード5を個々に識別するための情報であると共に、有価価値特定情報である第2記録媒体識別情報として作用する。
なお第2会員カード5に記録されているカード残額は、遊技に使用可能な遊技用有価価値の大きさであり、該カード残額自体を特定可能な有価価値特定情報でもある。即ち第2会員カード5に記憶されている上記第2会員カードID,及びカード残額は、いずれも有価価値特定情報であることから、これら第2会員カードID及びカード残額の両方の情報を以て、前記第2記録媒体識別情報としても良い。
この第2会員カード5は、以下のようにして発行される。まず第2会員管理装置230において、遊技者の属性情報(ここでは暗証番号,氏名,住所,性別,生年月日,及び電子メールアドレス)が受け付けられて会員登録が行われると、カード会社から第2遊技場に納入されている第2会員カード5のうちの1枚から、当該第2会員カード5に予め記録されている他システム会員IDが読み取られ、該読み取った他システム会員IDと前記受け付けられた属性情報が、後述する図9(b)に示す第2会員情報DBに対応付けて記憶されて、該第2会員カード5が遊技者に対して発行される。この第2会員カード5は、図3(b)に示すように、第2カードユニット210に挿入されて使用される。
PC6,携帯電話7は、会員が操作する登録端末の一例であって、電子メール送受信機能及びインターネット接続機能等を備える一般的なものである。このPC6,携帯電話7のディスプレイで表示される画面については、図14,図19,図32〜図35,及び図42〜図44を参照して後述する。
ここでPC6,携帯電話7からは、会員識別情報(第1会員カードID,第2会員カードID),及び会員の属性情報(性別,生年月日)等を含む登録要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
具体的には、会員が第1会員カード4についてポイント会員の登録を行う際には、後述する図33のD106に示すように、当該第1会員カード4の表示領域4aに表示されている会員識別情報である第1会員カードIDと、該表示領域4aに表示されている第1会員IDと、該会員の属性情報である性別及び生年月日と、当該第1会員カード4の発行時に登録された暗証番号とが、該会員により入力され、それら未登録の第1会員カードID,性別,生年月日,暗証番号,及び第1会員IDを含む登録要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
また、会員が第2会員カード5についてポイント会員の登録を行う際には、同D107に示すように、当該第2会員カード5の表示領域5aに表示されている会員識別情報である第2会員カードIDと、該表示領域5aに表示されている他システム会員IDの下4桁と、該会員の属性情報である性別及び生年月日と、登録を希望する暗証番号(発行時に登録された暗証番号と異なっていても良い)とが、該会員により入力され、それら未登録の第2会員カードID,性別,生年月日,暗証番号,及び他システム会員IDの下4桁を含む登録要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
ここで登録要求に含まれる属性情報は、氏名や電子メールアドレス等のような、個人を特定可能な個人情報ではなく、個人を特定できない属性情報とされており、ここでは性別及び生年月日である。このように、個人を特定できない属性情報のみの登録を求めることにより、個人情報の登録を好まない会員がポイント会員として登録する際の抵抗感を少なくすることができると共に、後述するアンケートや遊技場メールをポイント管理装置20から配信する際に、配信対象(ターゲット)となるポイント会員を有効に抽出することができる。
またPC6,携帯電話7からは、複数の会員識別情報(第1会員カードID,第2会員カードID)を含む会員統合要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。この会員統合要求には、ポイント会員としてポイント管理装置20に新たに登録する複数の会員識別情報を含む第1の会員統合要求と、ポイント会員としてポイント管理装置20に新たに登録する会員識別情報と該ポイント管理装置20に既に登録されている会員識別情報とを含む第2の会員統合要求と、ポイント会員としてポイント管理装置20に既に登録されている複数の会員識別情報を含む第3の会員統合要求とがある。
ここで2つの会員カードを統合する場合における第1の会員統合要求には、前記D106又はD107で入力された内容が含まれると共に、後述する図34のD114に示すように会員により入力された未登録の第1会員カードID,発行時に登録された暗証番号,及び第1会員IDか、又は同D115に示すように会員により入力された未登録の第2会員カードID,登録を希望する暗証番号,及び他システム会員IDの下4桁が含まれる。
また2つの会員カードを統合する場合における第2の会員統合要求には、後述する図33のD116に示すように会員により入力された既登録の会員カードID(第1会員カードID,又は第2会員カードID)及び暗証番号が含まれると共に、後述する図34のD114に示すように会員により入力された未登録の第1会員カードID,発行時に登録された暗証番号,及び第1会員IDか、又は同D115に示すように会員により入力された未登録の第2会員カードID,登録を希望する暗証番号,及び他システム会員IDの下4桁が含まれる。
さらに2つの会員カードを統合する場合における第3の会員統合要求には、後述する図33のD116に示すように会員により入力された既登録の会員カードID(第1会員カードID,又は第2会員カードID)及び暗証番号が、2種類含まれる。
またPC6,携帯電話7からは、後述する図35のD120に示すように、会員識別情報(第1会員カードID,第2会員カードID)を含むグループ店一覧要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
さらにPC6,携帯電話7からは、会員識別情報(第1会員カードID,第2会員カードID)を含む情報公開要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。この情報公開要求には、後述する図42のD400に示すように、ポイント会員として登録されている会員カードの会員カードIDと暗証番号とが含まれる。ここで情報公開要求に含まれる会員カードIDは、ポイント会員として対応付けて登録されているいずれの第1会員カードID及び第2会員カードIDであっても良い。
図1に戻り、前記パチンコ機10は遊技機の一例であって、第1遊技場では第1カードユニット110,第2遊技場では第2カードユニット210に対応して設けられ、遊技媒体であるパチンコ玉を遊技領域に打ち込むことにより遊技を行うものであり、ここでは対応する第1カードユニット110又は第2カードユニット210との間でパチンコ玉の貸与に関する信号のやり取りが行われて玉貸処理(後述するビジタ玉貸処理及び会員カード玉貸処理)が行われる、いわゆるCR式のパチンコ機である。このパチンコ機10は、第1遊技場又は第2遊技場内に配置された遊技島(図示外)において該パチンコ機10の機種等に従って設置されている。
このパチンコ機10は、図3(a)に示すように、その前面に遊技領域,上皿,下皿,及び発射ハンドル等を備えると共に、残度数表示器14,玉貸ボタン15,及びカード返却ボタン16を備え、図4及び図5に示すように、その内部に遊技制御基板11,払出制御基板12,及び玉払出装置13等を備えており、これらの各構成要素は図4及び図5に示すように接続されている。
遊技制御基板11は、パチンコ機10における遊技状態を制御するものである。払出制御基板12は、第1カードユニット110の後述する玉貸通信部111b,又は第2カードユニット210の後述する玉貸通信部211bと通信可能に接続され、パチンコ機10と第1カードユニット110又は第2カードユニット210との間における通信を司るものである。これにより、玉貸処理が行われる場合に、パチンコ機10と第1カードユニット110又は第2カードユニット210との間でパチンコ玉の貸出に関する信号のやり取りが行われる。また払出制御基板12は、玉払出装置13と接続され、該玉払出装置13を制御するものである。さらに払出制御基板12は、残度数表示器14,玉貸ボタン15,及びカード返却ボタン16とも接続されている。玉払出装置13は、玉貸処理が行われて遊技者に貸し出されたパチンコ玉や、遊技の結果として遊技者に付与されるパチンコ玉(いわゆる賞球)を払い出すものである。
残度数表示器14は、第1カードユニット110のカードR/W115にて受け付けている第1会員カード4,又は第2カードユニット210のカードR/W215にて受け付けている第2会員カード5に記録されているカード残額に相当する残度数を表示するための表示器である。ここで残度数は、カード残額が所定の比率で変換されたもの(例えば100円=1度数)である。この残度数表示器14では、玉貸通信部21bから残度数を示す度数表示信号が入力されることにより、残度数が表示される。
玉貸ボタン15は、第1カードユニット110のカードR/W115にて受け付けている第1会員カード4,又は第2カードユニット210のカードR/W215にて受け付けている第2会員カード5に記録されているカード残額を使用するための玉貸操作を受け付けるボタンである。この玉貸ボタン15が操作されたことにより、玉貸通信部21bに貸出入力信号が入力され、該入力の検出によって第1カードユニット110のユニット制御部112,又は第2カードユニット210のユニット制御部212が、玉貸ボタン15が操作された旨を認識する。
カード返却ボタン16は、第1カードユニット110のカードR/W115にて受け付けている第1会員カード4,又は第2カードユニット210のカードR/W215にて受け付けている第2会員カード5を遊技用装置外部に排出するための排出操作を受け付けるものである。このカード返却ボタン16が操作されたことにより、玉貸通信部21bに返却入力信号が入力され、該入力の検出によって第1カードユニット110のユニット制御部112,又は第2カードユニット210のユニット制御部212がカード返却ボタン16が操作された旨を認識し、カードR/W制御部116又は216の制御により、カードR/W115又は215にて受け付けているカードの排出制御が行われ、第1会員カード4又は第2会員カード5がカード挿入口115a又215aから排出されて遊技者に返却される。
このパチンコ機10において、玉払出装置13から払い出されたパチンコ玉は、上皿に供給され、発射ハンドルの操作により遊技領域の内部に打ち込まれて、遊技が行われる。そして該打ち込まれたパチンコ玉が、遊技領域に形成された入賞口に入賞すると、払出制御基板12から発せられる払出信号に基づいて、賞球として玉払出装置13からパチンコ玉が払い出されて、上皿又は下皿に供給される。また、このパチンコ機10からは、打ち込まれたパチンコ玉が始動入賞口に入賞した旨を示すスタート信号や、大当りが発生した旨を示す大当り信号等の遊技情報が出力される。
以下、統合管理システム1の各構成要素について説明する。
まず、主に図3,図4,図6を参照して、第1遊技場に設置される各装置(第1カードユニット110,第1システム管理装置120,第1会員管理装置130,及び第1キオスク端末140)について説明する。第1カードユニット110は、ハブ(図示外),中継器(図示外),及び通信ケーブル等を介して、第1システム管理装置120及び第1会員管理装置130と双方向のデータ通信可能に接続されており、各接続機器にはそれぞれローカルIPアドレスが付与されてローカルエリアネットワーク(LAN)が形成されている。また、前記第1システム管理装置120と第1会員管理装置130とは、個別の通信ケーブルを介して、比較的高速のデータ通信を実施可能に接続されている。また、前記第1システム管理装置120は、通信回線(ここでは専用線)を介して、管理センタに設置された転送装置50と双方向のデータ通信を実施できるように接続されていて、管理センタでは、該転送装置50によって、各第1遊技場の第1会員カード4による売上や、第1システム管理装置120及び第1カードユニット110のエラー状況等を把握できるようになっている。
次に、第1カードユニット110について説明する。この第1カードユニット110は第1遊技用装置の一例であって、図1及び図3(a)に示すように、第1遊技場においてパチンコ機10に対応して(ここではパチンコ機10の左側に隣接して)設けられ、後述する玉貸処理(ビジタ玉貸処理,会員カード玉貸処理)を行うものである。この第1カードユニット110は、装置IDにより該第1カードユニット110を個々に識別可能とされている。
この第1カードユニット110は、縦長の箱型の形状を呈するものであり、図3(a)に示すように、その前面に紙幣挿入口113a,硬貨挿入口114a,硬貨返却ボタン114b,硬貨返却口114f,及びカード挿入口115a等を備え、図3(b)に示すように、その内部に紙幣識別機113,ユニット制御部112,会員管理装置用通信部111a,玉貸通信部111b,硬貨識別機114,カードR/W115,及びカードR/W制御部116等を備えており、これらの各構成要素は図4に示すように接続されている。
会員管理装置用通信部111aは、ハブ(図示外),中継器(図示外),及び通信ケーブル等を介して、第1会員管理装置130の後述するユニット用通信部131aと通信可能に接続されており、第1カードユニット110と第1会員管理装置130との間における通信を司るものである。この第1カードユニット110から中継器に対して、カードR/W115により読み取った第1会員ID及び第1会員カードIDが送信され、該第1会員ID及び第1会員カードIDと対応付けて、パチンコ機10から該中継器に対して送信された遊技情報(大当り信号,スタート信号等)が第1会員管理装置130に対して送信されることで、後述する図8(b)に示すように、第1会員管理装置130において、第1会員ID及び第1会員カードIDに対応付けて、各第1会員遊技者の大当り回数やスタート回数等の遊技情報を管理することができる。玉貸通信部111bは、前述の如くパチンコ機10の払出制御基板12と接続されている。
ユニット制御部112は、CPU,RAM,ROM,EEPROM等を備えており、ROM(あるいはEEPROM)に記憶されている処理プログラムがRAMを作業領域としてCPUで実行されることにより、第1カードユニット110に備えられる各構成要素の動作を制御して各種の処理を行うものであるが、その機能の詳細については後述する。なおROMには、前記装置IDが記憶されている。
紙幣識別機113は貨幣受付手段の一例であって、貨幣を受け付けるものであり、ここでは図3(b)に示すように、カードR/W115が第1会員カード4を受け付けていない状態,及びカードR/W115で受け付けている第1会員カード4に記録されているカード残額が零である状態(即ちここでは会員カード玉貸可能状態ではない状態)で、紙幣挿入口113aから挿入され搬送されてきた紙幣2を受け付けて、該受け付けた紙幣2が前記4種類の紙幣のうちのいずれの紙幣であるかを識別する(いずれの紙幣でもなければ正規の紙幣ではないと識別する)識別機である。
この識別により、受付けた紙幣が正規の紙幣2(1000円紙幣、2000円紙幣、5000円紙幣、10000円紙幣)であれば、識別結果(識別された紙幣2に応じた入金金額)をユニット制御部112に出力する。なお識別が完了した正規の紙幣2は、紙幣通路113bを通じて第1カードユニット110の背面から外部に排出され、遊技島に設けられた紙幣搬送機構(図示外)により搬送されて、金庫(図示外)に回収される。なお、正規の紙幣ではないと識別した場合には、受け付けた紙幣2を紙幣挿入口113aから返却する。
硬貨識別機114も貨幣受付手段の一例であって、貨幣を受け付けるものであり、ここでは図3(b)に示すように、カードR/W115が第1会員カード4を受け付けていない状態,及びカードR/W115で受け付けている第1会員カード4に記録されているカード残額が零である状態(即ちここでは会員カード玉貸可能状態ではない状態)で、硬貨挿入口114aから投入され、硬貨通路114bを通じて搬送された硬貨3を受け付けて、該受け付けた硬貨3が前記2種類の硬貨のうちのいずれの硬貨であるかを識別する(いずれの硬貨でもなければ正規の硬貨ではないと識別する)識別機である。
この識別により、受付けた硬貨が正規の硬貨3(100円硬貨,500円硬貨)であれば、識別結果(識別された硬貨3に応じた入金金額)をユニット制御部112に出力する。なお識別が完了した正規の硬貨3は、硬貨通路114cを通じて第1カードユニット110の背面から外部に排出され、遊技島に設けられた硬貨搬送機構(図示外)により搬送されて、金庫(図示外)に回収される。硬貨返却ボタン114eは、硬貨通路114bや硬貨識別機114において詰まった硬貨3の返却操作を受け付けるためのボタンであり、遊技者により硬貨返却ボタン114eが操作されると、該詰まった硬貨3が硬貨通路114dを通じて硬貨返却口114fに戻る。なお、正規の硬貨ではないと識別した場合には、受け付けた硬貨3を硬貨通路114dを通じて硬貨返却口114fから返却する。
カードR/W115は、自店で発行された第1会員カード4を受け付けるものであり、ここでは図3(b)に示すように、カード挿入口115aから挿入された第1会員カード4を受け付けて、該第1会員カード4のICチップ4bに記録された記録情報である第1会員ID,第1会員カードID,及びカード残額を読み取ると共に、会員カード玉貸処理が行われたことに基づいて、該会員カード玉貸処理に使用された使用金額を減算した後のカード残額を第1会員カード4に記録する(書き込む)ものである。このカードR/W115は、前記ICカードである第1会員カード4に対応したICチップR/Wを備えている。
カードR/W制御部116は、カードR/W115が受け付けた第1会員カード4とのデータ送受を行う通信部や、カードR/W115の制御を行うコントローラ等を備えている。このカードR/W制御部116は、図4に示すように、ユニット制御部112に接続されており、該ユニット制御部112との各種データの送受が実施可能とされている。
またカードR/W制御部116は、システム管理装置用通信部116aを備えている。このシステム管理装置用通信部116aは、ハブ,中継器,及び通信ケーブル等を介して、第1システム管理装置120のユニット用通信部121aに接続され、第1カードユニット110と第1システム管理装置120とのデータ通信を実施可能とされている。なおカードR/W制御部116から送信する情報には、該情報の送信元を特定可能なように、ユニット制御部112のROMに記憶されている装置IDが含まれる。
ここで前記システム管理装置用通信部116aは、カードR/W115により第1会員カード4から第1会員カードID及びカード残額が読み取られたときに、後述する図21に示すように、該読み取った第1会員カードID及びカード残額を含む使用許諾要求を、第1システム管理装置120に対して送信し(S132を参照)、該第1システム管理装置120から、第1会員カードIDとカード残額の照合結果を受信するものである。
またシステム管理装置用通信部116aは、ユニット制御部112によりビジタ玉貸処理が行われたときに、図示しないが、該ビジタ玉貸処理に使用された金額(即ちここでは入金金額)を、第1システム管理装置120に対して送信するものである。ここで送信された金額(ビジタ玉貸処理に使用された金額)は、各装置IDと対応付けて第1システム管理装置120で管理される。
またシステム管理装置用通信部116aは、ユニット制御部112により会員カード玉貸処理が行われたときに、後述する図21に示すように、前記読み取った第1会員カードIDと該会員カード玉貸処理に使用されたカード残額である使用金額を、第1システム管理装置120に対して送信するものである(S152)。
またシステム管理装置用通信部116aは、ユニット制御部112により入金処理が行われたときに、後述する図20に示すように、前記読み取った第1会員カードIDと該入金処理に供された入金金額を、第1システム管理装置120に対して送信するものである(S112)。
また前記ユニット制御部112は、前記入金金額を使用したビジタ玉貸処理を行うものである。具体的には、カードR/W115により第1会員カード4が受け付けられていない状態で紙幣識別機113又は硬貨識別機114により紙幣2又は硬貨3が受け付けられて、該受け付けられて識別された貨幣の金額が所定額(ここでは1000円とする)以下であれば、該入金金額が入金残額としてユニット制御部112のRAMに記憶されて、パチンコ機10との間でパチンコ玉の貸出に関する信号のやり取りを行って、該入金残額に相当する度数分のパチンコ玉をパチンコ機10から払い出す処理を行う。これにより、第1会員カード4を所有しないビジタ遊技者であっても、パチンコ玉の貸出を受けてパチンコ機10による遊技をすることができる。
またユニット制御部112は、前記カード残額を使用した会員カード玉貸処理を行うものである。具体的には、会員カード使用許諾情報を受信したことにより会員カード玉貸可能状態となり、玉貸ボタン15が操作されて貸出入力信号が入力されたときに、第1会員カード4に記録されたカード残額と予め設定された玉貸設定金額(例えば500円)とを比較して、カード残額≧玉貸設定金額であれば該玉貸設定金額に相当する度数のパチンコ玉の払出を払出制御基板12に対して指示し、払出制御基板12が指示された度数分のパチンコ玉の払出を玉払出装置13により行う。一方、カード残額<玉貸設定金額であれば該カード残額に相当する度数のパチンコ玉の払出を払出制御基板12に対して指示し、払出制御基板12が該指示された度数分のパチンコ玉の払出を玉払出装置13により行う。
さらにユニット制御部112は、第1会員カード4に対する入金処理を行うものである。具体的には、カードR/W115によりカード残額が零である第1会員カード4が受け付けられている状態で紙幣識別機113又は硬貨識別機114により紙幣2又は硬貨3が受け付けられたときに、該受け付けられて識別された貨幣の金額をカード残額としてカードR/W制御部116及びカードR/W115により第1会員カード4に記録する処理を行う。
次に、第1システム管理装置120について説明する。第1システム管理装置120は遊技場内の所定箇所(例えば管理事務所等)に設けられるものであり、図4に示すように接続されるユニット用通信部121a,会員管理装置用通信部121b,場外通信部121c,制御部122,ハードディスク123,ディスプレイ124,及び入力装置125等を備えているコンピュータである。
ユニット用通信部121aは、前述の如く第1カードユニット110のシステム管理装置用通信部116aと通信可能に接続されており、第1システム管理装置120と第1カードユニット110との間における通信を司るものである。
会員管理装置用通信部121bは、第1会員管理装置130のシステム管理装置用通信部131bと通信可能に接続されており、第1システム管理装置120と第1会員管理装置130との間における通信を司るものである。
場外通信部121cは、専用線を通じて遊技場外の通信機器とのデータ通信を可能とするためのデジタルサービスユニット(DSU)等を備え、管理センタに設けられた転送装置50と通信可能に接続されており、第1システム管理装置120と転送装置50との間における通信を司るものである。
この場外通信部121cからは、後述する図26に示すように、第1遊技場の営業終了後において、第1システム管理装置120にて管理されている第1会員カードDB(図8(a))の記憶内容が、転送装置50を介してポイント管理装置20に対して送信される。
また場外通信部121cからは、後述する図28のD40に示すように、定型レポート送信要求,メール送信要求,アンケート結果送信要求,及びポイント状況送信要求が、転送装置50を介してポイント管理装置20に対して送信される。
制御部122は、CPU,RAM,ROM等を備えており、ハードディスク123に記憶されている処理プログラムがRAMを作業領域としてCPUで実行されることにより、第1システム管理装置120に備えられる各構成要素の動作を制御して各種の処理を行うものである。
記憶装置であるハードディスク123は、図8(a)に示す第1会員カードDBを記憶している。この第1会員カードDBでは、当該第1遊技場で使用される第1会員カード4に記録されている第1会員ID及び第1会員カードIDと対応付けて、遊技用有価価値の大きさであるカード残額と、該第1会員IDの会員遊技者の本日(当該第1遊技場の営業当日)の使用有価価値の大きさである本日使用金額を記憶している。この第1会員カードDBでは、各第1カードユニット110から、第1会員カードIDと使用金額が送信されてくると、制御部122の制御により、該送信されてきた第1会員カードIDに対応付けて記憶している本日使用金額に、該送信されてきた使用金額が加算更新される。この第1会員カードDBの記憶内容である第1会員ID,第1会員カードID,カード残額,及び本日使用金額は、第1遊技場の営業終了後に転送装置50に対して送信される。
ディスプレイ124は、各種の情報を表示するための表示デバイスであり、例えば液晶ディスプレイである。このディスプレイ124では、後述する図28〜図31に示すように、定型レポート,遊技場メール送信画面,アンケート結果,及び当該店舗が属するグループのポイント状況等の管理画面が表示される。入力装置125は第1システム管理装置120に各種の情報を入力するためのデバイスであり、例えばキーボードやマウスである。
次に、第1会員管理装置130について説明する。第1会員管理装置130は、第1遊技場内の所定箇所(例えば管理事務所等)に設けられるものであり、図4に示すように接続されるユニット用通信部131a,システム管理装置用通信部131b,制御部132,ハードディスク133等を備えているコンピュータである。
ユニット用通信部131aは、前述の如く第1カードユニット110の会員管理装置用通信部111aと通信可能に接続されており、第1会員管理装置130と第1カードユニット110との間における通信を司るものである。このユニット用通信部131aは、前述の如く、第1カードユニット110で読み取られた第1会員ID,及び該第1カードユニット110に対応するパチンコ機10で発生した遊技情報を受信する。
システム管理装置用通信部131bは、第1システム管理装置120の会員管理装置用通信部121bと通信可能に接続されており、第1会員管理装置130と第1システム管理装置120との間における通信を司るものである。このシステム管理装置用通信部131bは、第1会員情報DBにより管理されている第1会員遊技者特定情報(第1会員ID)と属性情報(暗証番号,氏名,住所,性別,生年月日,電子メールアドレス)とを送信するものであり、第1会員情報DBへの会員IDと属性情報の登録や登録情報の変更が行われた場合に、更新後の第1会員情報DBの記憶内容を、第1システム管理装置120及び転送装置50を介してポイント管理装置20に対して送信するが、前述の如く、ポイント管理装置20に対して送信された該属性情報のうち、暗証番号は、第1会員ID及び第1会員カードIDと対応付けて、後述する図11(a)に示すエンコード情報DBで記憶されるが、該暗証番号以外の氏名,住所,性別,生年月日,及び電子メールアドレスは、特に使用されずに破棄される。
制御部132は、CPU,RAM,ROM等を備えており、ハードディスク133に記憶されている処理プログラムがRAMを作業領域としてCPUで実行されることにより、第1会員管理装置130に備えられる各構成要素の動作を制御して各種の処理を行うものである。
記憶装置であるハードディスク133は、図8(b)に示す第1会員情報DBを記憶している。この第1会員情報DBは属性情報管理手段の一例であって、第1会員遊技者特定情報(第1会員ID)と対応付けて、当該第1会員遊技者特定情報から特定される第1会員遊技者の属性情報(暗証番号,氏名,住所,性別,生年月日,電子メールアドレス)を管理するものであり、第1遊技場の会員として会員登録を行った第1会員遊技者の「第1会員ID」及び「第1会員カードID」に対応付けて、該第1会員遊技者の「暗証番号」と、同「氏名」と、同「住所」と、同「性別」と、同「生年月日」と、同「電子メールアドレス」が記憶されている。この第1会員情報DBへ登録する情報の入力は、第1会員管理装置130が備える図示しないディスプレイや入力装置を使用して行われる。また第1会員ID及び第1会員カードIDに対応付けて、パチンコ機10から送信されてきた遊技情報を集計してなる、大当り回数等の遊技情報も記憶されている。
ここで前記制御部132は、後述する図10(a)に示す第1ポイント会員情報DBにおいて第1会員カードIDに対応する属性情報(氏名,住所,電子メールアドレス)の更新が行われたポイント管理装置20から、該第1会員カードIDと更新後の属性情報とを受信したことに基づいて、該受信した第1会員カードIDに対応付けて第1会員情報DBで記憶している属性情報を、該受信した更新後の属性情報に更新する処理を行う。
次に、第1キオスク端末140について説明する。第1キオスク端末140は、会員が操作する登録端末の一例であって、インターネット接続機能を備えるコンピュータである。この第1キオスク端末140は、第1遊技場内の所定箇所(例えば景品交換カウンタの近傍等)に設けられ、図6(a)に示すように、L字型の筐体を有するものであり、該筐体の垂直部の前面にディスプレイ144を備え、該筐体の水平部の上面に操作キー145,前面にカード挿入口143aを備え、その内部に外部通信部141,制御部142,及びカードR/W143を備えており、これらの各構成要素は図6(b)に示すように接続されている。
外部通信部141は、図1及び図6(b)に示すように、インターネットと通信可能に接続されており、第1キオスク端末140とインターネットを介して接続されるポイント管理装置20との間における通信を司るものである。制御部142は、CPU,RAM,ROM等を備えており、ROMに記憶されている処理プログラムがRAMを作業領域としてCPUで実行されることにより、第1キオスク端末140に備えられる各構成要素の動作を制御して各種の処理を行うものである。
カードリーダ143は、自店又は他店で発行された第1会員カード4を受け付けるものであり、カード挿入口143aから挿入された第1会員カード4を受け付けて、該第1会員カード4のICチップ4bに記録されている第1会員ID,及び第1会員カードIDを読み取るものである。ディスプレイ144は各種の情報を表示するもの(例えば液晶ディスプレイ)であり、操作キー145は各種の入力を受け付けるものである。このディスプレイ144で表示される画面については、図36〜図38,及び図42〜図44を参照して後述する。
ここで第1キオスク端末140の外部通信部141からは、会員識別情報(第1会員カードID,第2会員カードID),及び会員の属性情報(性別,生年月日)等を含む登録要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
具体的には、会員が第1会員カード4についてポイント会員の登録を行う際には、後述する図36のD202に示すように、当該第1会員カード4のICチップ4bから読み取った会員識別情報である第1会員カードIDと、該ICチップ4bから読み取った第1会員IDとが表示されると共に、該会員の属性情報である性別及び生年月日と、当該第1会員カード4の発行時に登録された暗証番号とが、該会員により入力され、それら未登録の第1会員カードID,性別,生年月日,暗証番号,及び第1会員IDを含む登録要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
また、会員が第2会員カード5についてポイント会員の登録を行う際には、後述する図36のD201に示すように、当該第2会員カード5の表示領域5aに表示されている会員識別情報である第2会員カードIDと、該表示領域5aに表示されている他システム会員IDの下4桁と、該会員の属性情報である性別及び生年月日と、登録を希望する暗証番号(発行時に登録された暗証番号と異なっていても良い)とが、該会員により入力され、それら未登録の第2会員カードID,性別,生年月日,暗証番号,及び他システム会員IDの下4桁を含む登録要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
また第1キオスク端末140の外部通信部141からは、複数の会員識別情報(第1会員カードID,第2会員カードID)を含む会員統合要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。この会員統合要求には、前述した第1の会員統合要求,第2の会員統合要求,及び第3の会員統合要求がある。
ここで2つの会員カードを統合する場合における第1の会員統合要求には、前記D202と同様の図37のD221,又は前記D201と同様の図37のD220で表示・入力された内容が含まれると共に、該図37のD224に示すように表示された未登録の第1会員カードID,第1会員ID,及び会員により入力された発行時に登録された暗証番号か、又は同D223に示すように会員により入力された未登録の第2会員カードID,他システム会員IDの下4桁,及び登録を希望する暗証番号が含まれる。
また2つの会員カードを統合する場合における第2の会員統合要求には、後述する図38のD231に示すように表示された既登録の第1会員カードID及び会員により入力された既登録の暗証番号か、又は同D230に示すように会員により入力された既登録の第2会員カードID及び暗証番号が含まれると共に、前記図37のD224に示すように表示された第1会員カードID,第1会員ID,及び会員により入力された発行時に登録された暗証番号か、又は同D223に示すように会員により入力された第2会員カードID,他システム会員IDの下4桁,及び登録を希望する暗証番号が含まれる。
さらに2つの会員カードを統合する場合における第3の会員統合要求には、後述する図38のD231に示すように表示された既登録の第1会員カードID及び会員により入力された既登録の暗証番号か、又は同D230に示すように会員により入力された既登録の第2会員カードID及び暗証番号が含まれると共に、同D234に示すように表示された既登録の第1会員カードID及び会員により入力された既登録の暗証番号か、又は同D233に示すように会員により入力された既登録の第2会員カードID及び暗証番号が含まれる。
また第1キオスク端末140の外部通信部141からは、PC6,携帯電話7と同様にして、後述する図35のD120に示すように、会員識別情報(第1会員カードID,第2会員カードID)を含むグループ店一覧要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
さらに第1キオスク端末140の外部通信部141からは、会員識別情報(第1会員カードID,第2会員カードID)を含む情報公開要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。この情報公開要求には、図示しないが、ポイント会員として登録されている会員カードの会員カードIDと暗証番号とが含まれる。ここで情報公開要求に含まれる会員カードIDは、ポイント会員として対応付けて登録されているいずれの第1会員カードID及び第2会員カードIDであっても良い。
次に、主に図3,図5,図6を参照して、第2遊技場に設置される各装置(第2カードユニット210,第2システム管理装置220,第2会員管理装置230,及び第2キオスク端末240)について説明する。第2カードユニット210は、ハブ(図示外),中継器(図示外),及び通信ケーブル等を介して、第2システム管理装置220及び第2会員管理装置230と双方向のデータ通信可能に接続されており、各接続機器にはそれぞれローカルIPアドレスが付与されてローカルエリアネットワーク(LAN)が形成されている。また、前記第2システム管理装置220は、通信回線(ここでは専用線)を介して、管理センタに設置された転送装置50と双方向のデータ通信を実施できるように接続されていて、管理センタでは、該転送装置50によって、各第2遊技場の第2会員カード5による売上や、第2システム管理装置220及び第2カードユニット210のエラー状況等を把握できるようになっている。
次に、第2カードユニット210について説明する。この第2カードユニット210は、第1カードユニット110と比較して、第2会員カード5を受け付けて、該受け付けた第2会員カード5のICチップ5bに記録されている第2会員カードIDを読み取ると共に磁気ストライプ5cに記録されている他システム会員IDを読み取る点が主として異なる。この第2カードユニット210は第2遊技用装置の一例であって、図1及び図3(a)に示すように、第2遊技場においてパチンコ機10に対応して(ここではパチンコ機10の左側に隣接して)設けられ、後述する玉貸処理(ビジタ玉貸処理,会員カード玉貸処理)を行うものである。この第2カードユニット210は、装置IDにより該第2カードユニット210を個々に識別可能とされている。
この第2カードユニット210は、縦長の箱型の形状を呈するものであり、図3(a)に示すように、その前面に紙幣挿入口213a,硬貨挿入口214a,硬貨返却ボタン214b,硬貨返却口214f,及びカード挿入口215a等を備え、図3(b)に示すように、その内部に紙幣識別機213,ユニット制御部212,会員管理装置用通信部211a,玉貸通信部211b,硬貨識別機214,カードR/W215,及びカードR/W制御部216等を備えており、これらの各構成要素は図5に示すように接続されている。
会員管理装置用通信部211aは、ハブ(図示外),中継器(図示外),及び通信ケーブル等を介して、第2会員管理装置230の後述するユニット用通信部231aと通信可能に接続されており、第2カードユニット210と第2会員管理装置230との間における通信を司るものである。この第2カードユニット210から中継器に対して、カードR/W215により読み取った他システム会員IDが送信され、該他システム会員IDと対応付けて、パチンコ機10から該中継器に対して送信された遊技情報(大当り信号,スタート信号等)が第2会員管理装置230に対して送信されることで、後述する図9(b)に示すように、第2会員管理装置230において、他システム会員IDに対応付けて、各第2会員遊技者の大当り回数やスタート回数等の遊技情報を管理することができる。玉貸通信部211bは、前述の如くパチンコ機10の払出制御基板12と接続されている。
ユニット制御部212は、CPU,RAM,ROM,EEPROM等を備えており、ROM(あるいはEEPROM)に記憶されている処理プログラムがRAMを作業領域としてCPUで実行されることにより、第2カードユニット210に備えられる各構成要素の動作を制御して各種の処理を行うものであるが、その機能の詳細については後述する。なおROMには、前記装置IDが記憶されている。
紙幣識別機213は貨幣受付手段の一例であって、貨幣を受け付けるものであり、ここでは図3(b)に示すように、カードR/W215が第2会員カード5を受け付けていない状態,及びカードR/W215で受け付けている第2会員カード5に記録されているカード残額が零である状態(即ちここでは会員カード玉貸可能状態ではない状態)で、紙幣挿入口213aから挿入され搬送されてきた紙幣2を受け付けて、該受け付けた紙幣2が前記4種類の紙幣のうちのいずれの紙幣であるかを識別する(いずれの紙幣でもなければ正規の紙幣ではないと識別する)識別機である。
この識別により、受付けた紙幣が正規の紙幣2(1000円紙幣、2000円紙幣、5000円紙幣、10000円紙幣)であれば、識別結果(識別された紙幣2に応じた入金金額)をユニット制御部212に出力する。なお識別が完了した正規の紙幣2は、紙幣通路213bを通じて第2カードユニット210の背面から外部に排出され、遊技島に設けられた紙幣搬送機構(図示外)により搬送されて、金庫(図示外)に回収される。なお、正規の紙幣ではないと識別した場合には、受け付けた紙幣2を紙幣挿入口213aから返却する。
硬貨識別機214も貨幣受付手段の一例であって、貨幣を受け付けるものであり、ここでは図3(b)に示すように、カードR/W215が第2会員カード5を受け付けていない状態,及びカードR/W215で受け付けている第2会員カード5に記録されているカード残額が零である状態(即ちここでは会員カード玉貸可能状態ではない状態)で、硬貨挿入口214aから投入され、硬貨通路214bを通じて搬送された硬貨3を受け付けて、該受け付けた硬貨3が前記2種類の硬貨のうちのいずれの硬貨であるかを識別する(いずれの硬貨でもなければ正規の硬貨ではないと識別する)識別機である。
この識別により、受付けた硬貨が正規の硬貨3(100円硬貨,500円硬貨)であれば、識別結果(識別された硬貨3に応じた入金金額)をユニット制御部212に出力する。なお識別が完了した正規の硬貨3は、硬貨通路214cを通じて第2カードユニット210の背面から外部に排出され、遊技島に設けられた硬貨搬送機構(図示外)により搬送されて、金庫(図示外)に回収される。硬貨返却ボタン214eは、硬貨通路214bや硬貨識別機214において詰まった硬貨3の返却操作を受け付けるためのボタンであり、遊技者により硬貨返却ボタン214eが操作されると、該詰まった硬貨3が硬貨通路214dを通じて硬貨返却口214fに戻る。なお、正規の硬貨ではないと識別した場合には、受け付けた硬貨3を硬貨通路214dを通じて硬貨返却口214fから返却する。
カードR/W215は、自店で発行された第2会員カード5を受け付けるものであり、ここでは図3(b)に示すように、カード挿入口215aから挿入された第2会員カード5を受け付けて、該第2会員カード5のICチップ5bに記録された記録情報である第2会員カードID及びカード残額と、磁気ストライプ5cに記録された記録情報である他システム会員IDとを読み取ると共に、会員カード玉貸処理が行われたことに基づいて、該会員カード玉貸処理に使用された使用金額を減算した後のカード残額を第2会員カード5に記録する(書き込む)ものである。このカードR/W215は、前記ハイブリッドカードである第2会員カード5に対応したICチップR/Wと磁気ストライプリーダとを備えている。
カードR/W制御部216は、カードR/W215が受け付けた第2会員カード5とのデータ送受を行う通信部や、カードR/W215の制御を行うコントローラ等を備えている。このカードR/W制御部216は、図5に示すように、ユニット制御部212に接続されており、該ユニット制御部212との各種データの送受が実施可能とされている。
またカードR/W制御部216は、システム管理装置用通信部216aを備えている。このシステム管理装置用通信部216aは、ハブ,中継器,及び通信ケーブル等を介して、第2システム管理装置220のユニット用通信部221aに接続され、カードR/W制御部216と第2システム管理装置120とのデータ通信を実施可能とされている。なおカードR/W制御部216から送信する情報には、該情報の送信元を特定可能なように、ユニット制御部212のROMに記憶されている装置IDが含まれる。
ここで前記システム管理装置用通信部216aは、カードR/W215により第2会員カード5から第2会員カードID及びカード残額が読み取られたときに、後述する図24に示すように、該読み取った第2会員カードID及びカード残額を含む使用許諾要求を、第2システム管理装置220に対して送信し(S232を参照)、該第2システム管理装置220から、第2会員カードIDとカード残額の照合結果を受信するものである。
またシステム管理装置用通信部216aは、ユニット制御部212によりビジタ玉貸処理が行われたときに、図示しないが、該ビジタ玉貸処理に使用された金額(即ちここでは入金金額)を、第2システム管理装置220に対して送信するものである。ここで送信された金額(ビジタ玉貸処理に使用された金額)は、各装置IDと対応付けて第2システム管理装置220で管理される。
またシステム管理装置用通信部216aは、ユニット制御部212により会員カード玉貸処理が行われたときに、後述する図24に示すように、前記読み取った第2会員カードIDと該会員カード玉貸処理に使用されたカード残額である使用金額を、第1システム管理装置220に対して送信するものである(S252)。
またシステム管理装置用通信部216aは、ユニット制御部212により入金処理が行われたときに、後述する図23に示すように、前記読み取った第2会員カードIDと該入金処理に供された入金金額を、第2システム管理装置220に対して送信するものである(S212)。
また前記ユニット制御部212は、前記入金金額を使用したビジタ玉貸処理を行うものである。具体的には、カードR/W215により第2会員カード5が受け付けられていない状態で紙幣識別機213又は硬貨識別機214により紙幣2又は硬貨3が受け付けられて、該受け付けられて識別された貨幣の金額が所定額(ここでは1000円とする)以下であれば、該入金金額が入金残額としてユニット制御部212のRAMに記憶されて、パチンコ機10との間でパチンコ玉の貸出に関する信号のやり取りを行って、該入金残額に相当する度数分のパチンコ玉をパチンコ機10から払い出す処理を行う。これにより、第2会員カード5を所有しないビジタ遊技者であっても、パチンコ玉の貸出を受けてパチンコ機10による遊技をすることができる。
またユニット制御部212は、前記カード残額を使用した会員カード玉貸処理を行うものである。具体的には、会員カード使用許諾情報を受信したことにより会員カード玉貸可能状態となり、玉貸ボタン15が操作されて貸出入力信号が入力されたときに、第2会員カード5に記録されたカード残額と予め設定された玉貸設定金額(例えば500円)とを比較して、カード残額≧玉貸設定金額であれば該玉貸設定金額に相当する度数のパチンコ玉の払出を払出制御基板12に対して指示し、払出制御基板12が指示された度数分のパチンコ玉の払出を玉払出装置13により行う。一方、カード残額<玉貸設定金額であれば該カード残額に相当する度数のパチンコ玉の払出を払出制御基板12に対して指示し、払出制御基板12が該指示された度数分のパチンコ玉の払出を玉払出装置13により行う。
さらにユニット制御部212は、第2会員カード5に対する入金処理を行うものである。具体的には、カードR/W215によりカード残額が零である第2会員カード5が受け付けられている状態で紙幣識別機213又は硬貨識別機214により紙幣2又は硬貨3が受け付けられたときに、該受け付けられて識別された貨幣の金額をカード残額としてカードR/W制御部216及びカードR/W215により第2会員カード5に記録する処理を行う。
次に、第2システム管理装置220について説明する。この第2システム管理装置220は、第1システム管理装置120と略同様のものである。この第2システム管理装置220は遊技場内の所定箇所(例えば管理事務所等)に設けられるものであり、図5に示すように接続されるユニット用通信部221a,場外通信部221c,制御部222,ハードディスク223,ディスプレイ224,及び入力装置225等を備えているコンピュータである。
ユニット用通信部221aは、前述の如く第2カードユニット210のシステム管理装置用通信部216aと通信可能に接続されており、第2システム管理装置220と第2カードユニット210との間における通信を司るものである。
場外通信部221cは、専用線を通じて遊技場外の通信機器とのデータ通信を可能とするためのデジタルサービスユニット(DSU)等を備え、管理センタに設けられた転送装置50と通信可能に接続されており、第2システム管理装置220と転送装置50との間における通信を司るものである。
この場外通信部221cからは、後述する図27に示すように、第2遊技場の営業終了後において、第2システム管理装置220にて管理されている第2会員カードDB(図9(a))の記憶内容が、転送装置50を介してポイント管理装置20に対して送信される。
また場外通信部221cからは、第1システム管理装置120と同様に、後述する図28のD40に示すように、定型レポート送信要求,メール送信要求,アンケート結果送信要求,及びポイント状況送信要求が、転送装置50を介してポイント管理装置20に対して送信される。
制御部222は、CPU,RAM,ROM等を備えており、ハードディスク223に記憶されている処理プログラムがRAMを作業領域としてCPUで実行されることにより、第2システム管理装置220に備えられる各構成要素の動作を制御して各種の処理を行うものである。
記憶装置であるハードディスク223は、図9(a)に示す第2会員カードDBを記憶している。この第2会員カードDBでは、当該第2遊技場で使用される第2会員カード5に記録されている第2会員カードIDと対応付けて、遊技用有価価値の大きさであるカード残額と、当該第2会員カード5を所有する第2会員遊技者の本日(当該第2遊技場の営業当日)の使用有価価値の大きさである本日使用金額を記憶している。この第2会員カードDBでは、各第2カードユニット210から、第2会員カードIDと使用金額が送信されてくると、制御部222の制御により、該送信されてきた第2会員カードIDに対応付けて記憶している本日使用金額に、該送信されてきた使用金額が加算更新される。この第2会員カードDBの記憶内容である第2会員カードID,カード残額,及び本日使用金額は、第2遊技場の営業終了後に転送装置50に対して送信される。
ディスプレイ224は、各種の情報を表示するための表示デバイスであり、例えば液晶ディスプレイである。このディスプレイ224は、図示しないが、第1システム管理装置120と同様に、定型レポート,遊技場メール送信画面,アンケート結果,及び当該店舗が属するグループのポイント状況等の管理画面が表示される。入力装置225は第2システム管理装置220に各種の情報を入力するためのデバイスであり、例えばキーボードやマウスである。
次に、第2会員管理装置230について説明する。この第2会員管理装置230は、前述の如く、第1会員管理装置130を設置・管理するカード会社とは異なる他社が設置・管理するものである。この第2会員管理装置230は第2遊技場内の所定箇所(例えば管理事務所等)に設けられるものであり、図5に示すように接続されるユニット用通信部231a,制御部232,ハードディスク233等を備えているコンピュータである。
ユニット用通信部231aは、前述の如く第2カードユニット210の会員管理装置用通信部211aと通信可能に接続されており、第2会員管理装置230と第2カードユニット210との間における通信を司るものである。このユニット用通信部231aは、前述の如く、第2カードユニット210で読み取られた他システム会員ID,及び該第2カードユニット210に対応するパチンコ機10で発生した遊技情報を受信する。
制御部232は、CPU,RAM,ROM等を備えており、ハードディスク233に記憶されている処理プログラムがRAMを作業領域としてCPUで実行されることにより、第2会員管理装置230に備えられる各構成要素の動作を制御して各種の処理を行うものである。
記憶装置であるハードディスク233は、図9(b)に示す第2会員情報DBを記憶している。この第2会員情報DBでは、第2遊技場の会員として会員登録を行った第2会員遊技者の「他システム会員ID」に対応付けて、該第2会員遊技者の「暗証番号」と、同「氏名」と、同「住所」と、同「性別」と、同「生年月日」と、同「電子メールアドレス」が記憶されている。この第2会員情報DBへ登録する情報の入力は、第2会員管理装置230が備える図示しないディスプレイや入力装置を使用して行われる。また他システム会員IDに対応付けて、パチンコ機10から送信されてきた遊技情報を集計してなる、大当り回数等の遊技情報も記憶されている。
次に、第2キオスク端末240について説明する。この第2キオスク端末240は、第1キオスク端末140と比較して、第2会員カード5を受け付けて、該受け付けた第2会員カード5の磁気ストライプ5cに記録されている他システム会員IDを読み取る点が主として異なる。この第2キオスク端末240は、会員が操作する登録端末の一例であって、インターネット接続機能を備えるコンピュータである。この第2キオスク端末240は、第2遊技場内の所定箇所(例えば景品交換カウンタの近傍等)に設けられ、図6(a)に示すように、L字型の筐体を有するものであり、該筐体の垂直部の前面にディスプレイ244を備え、該筐体の水平部の上面に操作キー245,前面にカード挿入口243aを備え、その内部に外部通信部241,制御部242,及びカードR/W243を備えており、これらの各構成要素は図6(c)に示すように接続されている。
外部通信部241は、図1及び図6(c)に示すように、インターネットと通信可能に接続されており、第2キオスク端末240とインターネットを介して接続されるポイント管理装置20との間における通信を司るものである。制御部242は、CPU,RAM,ROM等を備えており、ROMに記憶されている処理プログラムがRAMを作業領域としてCPUで実行されることにより、第2キオスク端末240に備えられる各構成要素の動作を制御して各種の処理を行うものである。
カードリーダ243は、自店又は他店で発行された第2会員カード5を受け付けるものであり、カード挿入口243aから挿入された第2会員カード5を受け付けて、該第2会員カード5の磁気ストライプ5cに記録されている他システム会員IDを読み取るものである。なおカードリーダ243では、第2会員カード5のICチップ5bに記録されている第2会員カードIDは読み取られない。
このカードリーダ243で他システム会員IDが読み取られると、該読み取った他システム会員IDが、外部通信部241からインターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。そしてポイント管理装置20では、後述する図11(a)に示すエンコード情報DBにおいて第2会員カードIDと他システム会員IDとを対応付けて記憶しているエンコード情報に基づいて、第2キオスク端末240から送信されてきた他システム会員IDに対応する第2会員カードIDが特定され、該特定された第2会員カードIDが第2キオスク端末240に対して返信される。
ディスプレイ244は各種の情報を表示するもの(例えば液晶ディスプレイ)であり、操作キー245は各種の入力を受け付けるものである。このディスプレイ244で表示される画面については、図39〜図44を参照して後述するが、これらの画面で表示される第2会員カードIDは、第2会員カード5のICチップ5bから読み取ったものではなく、前述の如くポイント管理装置20から返信されてきたものである。
ここで第2キオスク端末240の外部通信部241からは、会員識別情報(第1会員カードID,第2会員カードID),及び会員の属性情報(性別,生年月日)等を含む登録要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
具体的には、会員が第2会員カード5についてポイント会員の登録を行う際には、後述する図39のD302に示すように、当該第2会員カード5の磁気ストライプ5cから読み取った他システム会員IDに基づいて前述の如くポイント管理装置20において特定されて返信されてきた会員識別情報である第2会員カードIDと、前記読み取った他システム会員IDの下4桁とが表示されると共に、該会員の属性情報である性別及び生年月日と、登録を希望する暗証番号(発行時に登録された暗証番号と異なっていても良い)とが、該会員により入力され、それら未登録の第2会員カードID,性別,生年月日,暗証番号,及び他システム会員IDの下4桁を含む登録要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
また、会員が第1会員カード4についてポイント会員の登録を行う際には、後述する図39のD301に示すように、当該第1会員カード4の表示領域4aに表示されている会員識別情報である第1会員カードIDと、該表示領域4aに表示されている第1会員IDと、該会員の属性情報である性別及び生年月日と、当該第1会員カード4の発行時に登録された暗証番号とが、該会員により入力され、それら未登録の第1会員カードID,性別,生年月日,暗証番号,及び第1会員IDを含む登録要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
また第2キオスク端末240の外部通信部241からは、複数の会員識別情報(第1会員カードID,第2会員カードID)を含む会員統合要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。この会員統合要求には、前述した第1の会員統合要求,第2の会員統合要求,及び第3の会員統合要求がある。
ここで2つの会員カードを統合する場合における第1の会員統合要求には、前記D302と同様の図40のD321,又は前記D301と同様の図40のD320で表示・入力された内容が含まれると共に、該図40のD324に示すように表示された未登録の第2会員カードID,他システム会員IDの下4桁,及び会員により入力された登録を希望する暗証番号か、又は同D323に示すように会員により入力された未登録の第1会員カードID,第1会員ID,及び発行時に登録された暗証番号が含まれる。
また2つの会員カードを統合する場合における第2の会員統合要求には、後述する図41のD331に示すように表示された既登録の第2会員カードID及び会員により入力された既登録の暗証番号か、又は同D330に示すように会員により入力された既登録の第1会員カードID及び暗証番号が含まれると共に、前記図40のD324に示すように表示された未登録の第2会員カードID,他システム会員IDの下4桁,及び会員により入力された登録を希望する暗証番号か、又は同D323に示すように会員により入力された未登録の第1会員カードID,第1会員ID,及び発行時に登録された暗証番号が含まれる。
さらに2つの会員カードを統合する場合における第3の会員統合要求には、後述する図41のD331に示すように表示された既登録の第2会員カードID及び会員により入力された既登録の暗証番号か、又は同D330に示すように会員により入力された既登録の第1会員カードID及び暗証番号が含まれると共に、同D334に示すように表示された既登録の第2会員カードID及び会員により入力された既登録の暗証番号か、又は同D333に示すように会員により入力された既登録の第1会員カードID及び暗証番号が含まれる。
また第2キオスク端末240の外部通信部241からは、PC6,携帯電話7と同様にして、後述する図35のD120に示すように、会員識別情報(第1会員カードID,第2会員カードID)を含むグループ店一覧要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
さらに第2キオスク端末240の外部通信部241からは、会員識別情報(第1会員カードID,第2会員カードID)を含む情報公開要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。この情報公開要求には、図示しないが、ポイント会員として登録されている会員カードの会員カードIDと暗証番号とが含まれる。ここで情報公開要求に含まれる会員カードIDは、ポイント会員として対応付けて登録されているいずれの第1会員カードID及び第2会員カードIDであっても良い。
次に、主に図7を参照して、遊技場外の各装置(転送装置50,エンコード情報管理装置,及びポイント管理装置20)について説明する。まず転送装置50は、管理センタに設置されるコンピュータであって、カード会社に属するものである。この転送装置50では、図8(a)に示す第1会員カードDBを記憶している。この第1会員カードDBは、前述したように、各第1遊技場から営業終了後に送信されてきた第1会員カードDBの記憶内容(即ち各第1会員ID及び第1会員カードIDに対応するカード残額及び本日使用金額)を記憶しているDBであり、各第1遊技場(A,B,…)に対応する第1会員カードDBの記憶内容を管理するDBである。なお、各第1遊技場から送信されてきた情報を、1つのデータテーブルにまとめて記憶しても良く、各第1遊技場毎に別のデータテーブルに記憶するようにしても良い。
また転送装置50では、図9(a)に示す第2会員カードDBを記憶している。この第2会員カードDBは、前述したように、各第2遊技場から営業終了後に送信されてきた第2会員カードDBの記憶内容(即ち各第2会員カードIDに対応するカード残額及び本日使用金額)を記憶しているDBであり、各第2遊技場(X,Y,…)に対応する第2会員カードDBの記憶内容を管理するDBである。なお、各第2遊技場から送信されてきた情報を1つのデータテーブルにまとめて記憶しても良く、各第2遊技場毎に別のデータテーブルに記憶するようにしても良い。
また転送装置50は、各第1遊技場の第1システム管理装置120,各第2遊技場の第2システム管理装置220,及びカード会社のポイント管理装置20と通信を行うためのインターフェイスを備えており、第1システム管理装置120とポイント管理装置20との間における通信,及び第2システム管理装置220とポイント管理装置20との間における通信を中継する。ここでは、図8(a)に示す第1会員カードDBの記憶内容,又は図9(a)に示す第2会員カードDBの記憶内容が更新されると、該更新後の記憶内容をポイント管理装置20に対して送信する。
次に、エンコード情報管理装置40について説明する。エンコード情報管理装置40は、会員カードエンコード機構に設置されるコンピュータであって、図11(a)に示すエンコード情報DBを記憶している。このエンコード情報DBでは、各第1会員カード4のエンコード(記録)された第1会員IDと第1会員カードIDとを対応付けるためのエンコード情報と、各第2会員カード5のエンコード(記録)された他システム会員IDと第2会員カードIDを対応付けるためのエンコード情報とが記憶されている。またエンコード情報管理装置40は、カード会社のポイント管理装置20と通信を行うためのインターフェイス(例えば専用線に接続するための機器等)を備えている。ここでは、ポイント管理装置20からの要求に応じて、エンコード情報DBの記憶内容を該ポイント管理装置20に対して送信する。
次に、ポイント管理装置20について説明する。ポイント管理装置20は、会員識別情報(第1会員カードID又は第2会員カードID)を含む登録要求を、前記会員が操作する登録端末(PC6,携帯電話7,第1キオスク端末140,又は第2キオスク端末240)から受信し、図10(a)(b)に示すように、該受信した登録要求に含まれる会員識別情報を登録すると共に、該登録した会員識別情報に対応付けて、当該記録媒体(第1会員カード4又は第2会員カード5)の所有者のポイントを管理するものである。このポイントは、当該記録媒体の所有者の使用金額に応じて付与される点数である。またポイント管理装置20は、会員の属性情報(性別,生年月日等)を含む登録要求を含む登録要求を受信し、前記登録した会員識別情報に対応付けて、該受信した登録要求に含まれる属性情報を管理するものである。
またポイント管理装置20は、後述する図32〜図41に示すポイント会員登録画面,及び図42〜図44に示すポイント会員専用画面を登録端末(PC6,携帯電話7,第1キオスク端末140,第2キオスク端末240)に対して配信するウェブサーバとして機能するものである。さらにポイント管理装置20は、後述する図28〜図31に示す管理画面を第1システム管理装置120及び第2システム管理装置220に対して送信する経営支援装置として機能するものである。
このポイント管理装置20は、カード会社内の所定箇所(例えば管理事務所等)に設置されるものであり、図7に示すように接続されるエンコード情報管理装置用通信部21a,転送装置用通信部21b,外部通信部21c,制御部22,ハードディスク23,ディスプレイ24,及び入力装置25等を備えているコンピュータである。このポイント管理装置20は、インターネット接続機能を備えるものであり、外部通信部21cを介してインターネットに接続されている。
エンコード情報管理装置用通信部21aは、図1及び図7に示すように、会員カードエンコード機構に設置されるエンコード情報管理装置40と通信可能に接続されており、ポイント管理装置20とエンコード情報管理装置40との間における通信を司るものであり、ここではエンコード情報管理装置40からエンコード情報DBの記憶内容(図11(a))を受信する。
転送装置用通信部21bは、図1及び図7に示すように、管理センタに設置される転送装置50と通信可能に接続されており、ポイント管理装置20と転送装置50との間における通信を司るものである。
外部通信部21cは、図1及び図7に示すように、インターネットと通信可能に接続されており、ポイント管理装置20とインターネットを介して接続される登録端末(PC6,携帯電話7,第1キオスク端末140,第2キオスク端末240)との間における通信を司るものである。
制御部22は、CPU,RAM,ROM等を備えており、ハードディスク23に記憶されている処理プログラムがRAMを作業領域としてCPUで実行されることにより、ポイント管理装置20に備えられる各構成要素の動作を制御して各種の処理を行うものであるが、この制御部22の機能については後述する。
記憶装置であるハードディスク23は、図10(a)に示すように、第1ポイント会員情報DBを記憶している。この第1ポイント会員情報DBでは、第1会員ID及び第1会員カードIDに対応付けて、他の会員カードID,属性情報(暗証番号,氏名,住所,性別,生年月日,電子メールアドレス),累積使用金額,及びポイント数を記憶(管理)する欄が設けられている。
またハードディスク23は、図10(b)に示すように、第2ポイント会員情報DBを記憶している。この第2ポイント会員情報DBでは、第2会員カードIDに対応付けて、他の会員カードID,属性情報(暗証番号,氏名,住所,性別,生年月日,電子メールアドレス),累積使用金額,及びポイント数を記憶する欄(記憶)が設けられている。
これら第1ポイント会員情報DB及び第2ポイント会員情報DB(以下両者を「ポイント会員情報DB」と総称する。)の各欄の内容は、以下のようにして記憶される。まずPC6又は携帯電話7から、後述する図32のD102に示すように、空メールを受信すると、該空メールの送信元の電子メールアドレスが記憶される。なお電子メールアドレスは、後述する図43のD430に示すように、登録端末(PC6,携帯電話7,第1キオスク端末140,第2キオスク端末240)から事後的に登録・変更することも可能である。
また登録端末から、会員カードID(第1会員カードID又は第2会員カードID)と属性情報(性別及び生年月日)とを含む前記登録要求を受信し、制御部22により、後述する如くポイント会員として登録すると判定されると、該登録要求に第1会員カードID及び第1会員IDが含まれる場合には、第1ポイント会員情報DBにおいて、該第1会員カードID及び第1会員IDが記憶され、該第1会員カードIDに対応付けて、該登録要求に含まれる性別及び生年月日が記憶される。一方、前記登録要求に第2会員カードIDが含まれる場合には、第2ポイント会員情報DBにおいて、該第2会員カードIDが記憶され、該第2会員カードIDに対応付けて、該登録要求に含まれる性別及び生年月日が記憶される。
また登録端末から、複数の会員カードID(第1会員カードID又は第2会員カードID)を含む前記会員統合要求を受信し、制御部22により、後述する如く統合すると判定されると、該会員統合要求に含まれる一の会員カードIDに対応する他の会員カードIDの記憶欄に、該会員統合要求に含まれる他の会員カードIDが記憶される。具体的には、例えば会員統合要求にA00001の第1会員カードIDとX00003の第2会員カードIDとを含む場合には、第1ポイント会員情報DBにおいて、A00001の第1会員カードIDに対応する他の会員カードIDの記憶欄に、X00003の第2会員カードIDが記憶されると共に、第2ポイント会員情報DBにおいて、X00003の第2会員カードIDに対応する他の会員カードIDの記憶欄に、A00001の第1会員カードIDが記憶される。
また後述する抽選への当選を知らせる電子メールを送信したPC6,携帯電話7から、後述する図19のD31に示すように、氏名及び住所を含む電子メールを受信すると、該電子メールの送信元である電子メールアドレスに対応する会員カードID及び当該会員カードIDに対応付けられている他の会員カードIDに対応付けて、該受信した氏名及び住所が記憶される。また会員カードIDを含む情報公開要求を送信した登録端末から、後述する図44のD470−2に示すように、氏名及び住所を受信すると、該情報公開要求に含まれる会員カードID及び当該会員カードIDに対応付けられている他の会員カードIDに対応付けて、該受信した氏名及び住所が記憶される。具体的には、例えばA00001の第1会員カードIDとX00003の第2会員カードIDとが対応付けられている場合には、第1ポイント会員情報DBにおいて、A00001の第1会員カードIDに対応付けて氏名及び住所が記憶されると共に、第2ポイント会員情報DBにおいて、X00003の第2会員カードIDに対応付けて氏名及び住所が記憶される。なお氏名及び住所は、後述する図43のD430に示すように、登録端末(PC6,携帯電話7,第1キオスク端末140,第2キオスク端末240)から事後的に登録・変更することも可能である。
また転送装置50から、遊技場の営業終了後に、図8(a)に示す第1会員カードDBの記憶内容が送信されてくると、該第1会員カードDBで各第1会員カードIDと対応付けて記憶されている本日使用金額が、当該第1ポイント会員情報DBにおいて各第1会員カードIDと対応付けて記憶されている累積使用金額に対して加算更新される。そして各第1会員カードIDに対応する本日使用金額に基づいて、制御部22が実行するポイント付与処理により付与されたポイントが、当該第1ポイント会員情報DBにおいて各第1会員カードIDと対応付けて記憶されているポイント数に対して加算更新される。
同様に、転送装置50から、遊技場の営業終了後に、図9(a)に示す第2会員カードDBの記憶内容が送信されてくると、該第2会員カードDBで各第2会員カードIDと対応付けて記憶されている本日使用金額が、当該第2ポイント会員情報DBにおいて各第2会員カードIDと対応付けて記憶されている累積使用金額に対して加算更新される。そして各第2会員カードIDに対応する本日使用金額に基づいて、制御部22が実行するポイント付与処理により付与されたポイントが、当該第2ポイント会員情報DBにおいて各第2会員カードIDと対応付けて記憶されているポイント数に対して加算更新される。
また登録端末から、後述する図42のD410−1,又はD410−2に示すように、当該画面で選択した賞の抽選への応募を示す応募情報を受信すると、該応募情報に含まれる会員カードIDに対応付けて記憶しているポイント数から、該選択した賞に応募するために必要なポイント数が減算更新される。
またハードディスク23は、図10(c)に示すように、第1配信情報DBを記憶している。この第1配信情報DBは、第1会員カードIDに対応付けて、当該第1会員カードIDの会員に対して配信する情報を記憶するものであり、ここでは前記第1ポイント会員情報DBにおいて電子メールアドレスを登録していない会員の第1会員カードIDに対応付けて、後述するグループ店追加情報,アンケート情報,及び当選情報を記憶するように構成されている。
またハードディスク23は、図10(d)に示すように、第2配信情報DBを記憶している。この第2配信情報DBは、第2会員カードIDに対応付けて、当該第2会員カードIDの会員に対して配信する配信情報を記憶するものであり、ここでは前記第2ポイント会員情報DBにおいて電子メールアドレスを登録していない会員の第2会員カードIDに対応付けて、後述するグループ店追加情報,アンケート情報,及び当選情報を記憶するように構成されている。
またハードディスク23は、図10(e)に示すように、第1使用金額DBを記憶している。この第1使用金額DBでは、第1会員カードIDに対応付けて、該第1会員カードIDの第1会員遊技者が当日の遊技に使用した使用価値の大きさである使用金額を、営業日別使用金額として営業日別に記憶している。この第1使用金額DBでは、転送装置50から、遊技場の営業終了後に、図8(a)に示す第1会員カードDBの記憶内容が送信されてくると、該第1会員カードDBで各第1会員カードIDと対応付けて記憶されている本日使用金額が、当日の営業日別使用金額の記憶欄に記憶される。
またハードディスク23は、図10(f)に示すように、第2使用金額DBを記憶している。この第2使用金額DBでは、第2会員カードIDに対応付けて、該第2会員カードIDの第2会員遊技者が当日の遊技に使用した使用価値の大きさである使用金額を、営業日別使用金額として営業日別に記憶している。この第2使用金額DBでは、転送装置50から、遊技場の営業終了後に、図9(a)に示す第2会員カードDBの記憶内容が送信されてくると、該第2会員カードDBで各第2会員カードIDと対応付けて記憶されている本日使用金額が、当日の営業日別使用金額の記憶欄に記憶される。
またハードディスク23は、図11(a)に示すように、エンコード情報管理装置40から取得したエンコード情報DBを記憶している。このエンコード情報DBでは、第1会員管理装置130から図8(b)に示す第1会員情報DBの記憶内容が送信されてきたときに、該送信されてきた第1会員ID及び第1会員カードIDに対応する暗証番号が記憶される。
またハードディスク23は、図11(b)に示すように、グループ情報DBを記憶している。このグループ情報DBは、後述するグループ設定手段(ディスプレイ24及び入力装置25)によりグループ店として設定された複数の店舗を特定可能なグループ情報を記憶するものであり、ここではグループ名に対応付けて、当該グループに属する複数の店舗の店舗名及び店舗IDを記憶していると共に、各店舗IDに対応付けて、ポイント会員数,総獲得ポイント数,残ポイント数,及び当月使用ポイント数を記憶するように構成されている。なお各店舗は、いずれか1つのグループにしか属することができないので、1つの店舗が複数のグループに登録されることはない。
またハードディスク23は、図11(c)に示すように、店舗情報DBを記憶している。このグループ情報DBは、後述するグループ設定手段(ディスプレイ24及び入力装置25)によりグループ店として設定可能な店舗(換言すれば未だいずれのグループ店としても設定されていない店舗)を記憶するものであり、ここでは、各店舗IDに対応付けて、ポイント会員数,総獲得ポイント数,残ポイント数,及び当月使用ポイント数を記憶するように構成されている。
これらグループ情報DB及び店舗情報DBにおいて、ポイント会員数は、ポイント会員として登録した当該店舗の店舗会員の数(即ちポイント会員情報DBにおいて登録されている当該店舗の会員カードIDの数)であり、ポイント会員情報DBにおいてポイント会員の登録が行われると、ポイント会員数が加算更新される。また総獲得ポイント数は、当該店舗の各ポイント会員に対して付与されたポイント数の合計である。この総獲得ポイント数は、ポイント会員情報DBにおいてポイント数が加算更新されると、該加算更新されたポイント数分だけ加算更新され、所定のタイミング(例えば半年毎,一年毎等)でリセットされる。
また残ポイント数は、前記総獲得ポイント数のうち、グループ情報DBにおいては各グループ店の各ポイント会員が未使用のポイント数の合計であり、店舗情報DBにおいては当該店舗の各ポイント会員が未使用のポイント数の合計(即ちグループ又は各店舗が将来的に対価を負担しなければならないポイント数)である。この残ポイント数は、ポイント会員情報DBにおいてポイント数が加算更新されると、該加算更新されたポイント数分だけ加算更新され、ポイント会員情報DBにおいてポイント数が減算更新されると、該減算更新されたポイント数分だけ減算更新される。
さらに当月使用ポイント数は、グループ情報DBにおいては各グループ店の各ポイント会員が今月使用したポイント数の合計であり、店舗情報DBにおいては当該店舗の各ポイント会員が今月使用したポイント数の合計(即ちグループ又は各店舗が今月に対価を負担しなければならないポイント数)である。この当月使用ポイント数は、ポイント会員情報DBにおいてポイント数が減算更新されると、該減算更新されたポイント数分だけ加算更新され、決済期間の1ヶ月が経過するとリセットされる。
さらにハードディスク23は、図11(d)に示すように、抽選情報DBを記憶している。この抽選情報DBでは、各抽選を識別可能な抽選IDに対応付けて、該抽選の種別(ポイントを使用した抽選であるか、又はアンケートに対応した抽選であるか)と、該抽選への応募を受け付ける期間である応募期間と、該抽選にあたり用意される各賞の賞名と、各賞の当選者数と、各賞に応募するために必要なポイント数である必要ポイントと、各賞の説明と、各賞に応募した会員の会員カードID(第1会員カードID,第2会員カードID)とが記憶される。ここで抽選IDから賞の説明までの各項目は、ポイント管理装置20において抽選の設定が行われると記憶される。また応募者会員カードIDの項目は、登録端末から、後述する図42のD410−1,又はD410−2に示すように、当該画面で選択した賞の抽選への応募を示す応募情報を受信すると、該応募情報に含まれる会員カードIDが、該選択した賞に対応する応募者会員カードIDの記憶欄に記憶される。
ディスプレイ24は各種の情報を表示するもの(例えば液晶ディスプレイ)であり、入力装置25は各種の入力を受け付けるもの(例えばキーボードやマウス)である。
これらディスプレイ24及び入力装置25はグループ設定手段の一例であって、複数の店舗をグループとして設定するものである。具体的には、ポイント管理装置20のオペレータがグループ設定処理を実行すると、図12のD01に示すグループ編集画面がディスプレイ24に表示される。このD01では、新規店舗の登録を行うための「新規店舗の登録」ボタンと、新たなグループの設定を行うための「新グループの設定」ボタンと、既に登録されているグループに対する新規店舗の追加を行うための「グループ店の追加」ボタンが表示される。
このD01で、オペレータが入力装置25を操作して、「新規店舗の登録」ボタンを操作すると、図12のD02に示す画面がディスプレイ24に表示される。このD02では、新規店舗の店舗名と店舗IDの入力が求められると共に、店舗名の入力欄と店舗IDの入力欄が表示される。このD02で、オペレータが入力装置25を操作して店舗名と店舗IDを入力し、「登録」ボタンを操作すると、図11(c)に示す店舗情報DBにおいて、該入力された店舗名と店舗IDとが対応付けて記憶される。
また前記D01で、オペレータが入力装置25を操作して、「新グループの登録」ボタンを操作すると、図12のD03に示す画面がディスプレイ24に表示される。このD03では、新グループ名の入力と該グループに登録する店舗の選択が求められると共に、新グループ名の入力欄が表示され、かつ該グループに登録可能な店舗を選択するためのチェックボックスが、当該店舗の店舗ID又は店舗名(ここでは店舗ID)と対応付けて複数表示される。ここでグループに登録可能な店舗とは、いずれのグループにも登録されていない店舗であり、具体的には、図11(c)に示す店舗情報DBにおいて記憶されている店舗である。
このD03で、オペレータが入力装置25を操作して、新グループ名を入力し、グループ店として登録する複数の店舗に対応する各チェックボックスをチェックして選択し、「設定」ボタンを操作すると、該選択された複数の店舗がグループ店として設定され、図11(b)に示すグループ情報DBにおいて、当該複数の店舗の店舗IDとグループ名とが対応付けて記憶される。また該記憶された店舗IDと対応付けて店舗情報DBで記憶されている店舗名,ポイント会員数,総獲得ポイント数,残ポイント数,及び当月使用ポイント数が、当該店舗情報DBから消去されると共に、グループ情報DBに移行されて、前記記憶された店舗IDと対応付けられる。そして該設定された各グループ店の店舗IDに対応する残ポイント数と当月使用ポイント数が合算される。
また前記D01で、オペレータが入力装置25を操作して、「グループ店の追加」ボタンを操作すると、図12のD04に示す画面がディスプレイ24に表示される。このD04では、グループ店を追加するグループの選択が求められると共に、該グループを選択するためのコンボボックスが表示される。このコンボボックスでは、図11(c)に示すグループ情報DBで記憶されているグループ名が表示される。
このD04で、オペレータが入力装置25を操作して、コンボボックスに表示されるグループの中からグループ店を追加するグループを選択し、「次へ」ボタンを操作すると、図12のD05に示す画面がディスプレイ24に表示される。このD05では、図11(b)に示すグループ情報DBの記憶内容に基づいて、D04で選択したグループに属する店舗が表示され、該グループに追加する店舗の選択が求められると共に、該グループに登録可能な店舗を選択するためのチェックボックスが、当該店舗の店舗ID又は店舗名(ここでは店舗ID)と対応付けて複数表示される。ここでグループに登録可能な店舗とは、いずれのグループにも登録されていない店舗であり、前記と同様に、図11(c)に示す店舗情報DBにおいて記憶されている店舗である。
このD05で、オペレータが入力装置25を操作して、グループ店として追加する一又は複数の店舗に対応するチェックボックスをチェックして選択し、「設定」ボタンを操作すると、該選択された店舗がグループ店として新たに追加され、図11(b)に示すグループ情報DBにおいて、D04で選択されたグループにD05で選択された店舗の店舗IDが追加される。また該追加された店舗IDと対応付けて店舗情報DBで記憶されている店舗名,ポイント会員数,総獲得ポイント数,残ポイント数,及び当月使用ポイント数が、当該店舗情報DBから消去されると共に、グループ情報DBに移行されて、前記追加された店舗IDと対応付けられる。そして該設定された各グループ店の店舗IDに対応する残ポイント数と当月使用ポイント数が合算される(即ち既登録店舗の合計の残ポイント数,当月使用ポイント数に対して、追加店舗の残ポイント数,当月使用ポイント数が加算更新される)。
このようにしてグループ設定手段により新たなグループの設定又は既に設定されているグループに対する新規店舗の追加が行われると、会員識別情報抽出手段として機能する制御部22により、当該ポイント管理装置20で既に登録されている会員識別情報(第1会員カードID,第2会員カードID)のうち、当該グループに属する各店舗で発行された記録媒体(第1会員カード4,第2会員カード5)の会員識別情報が抽出され、店舗通知手段として機能する制御部22により、該会員識別情報抽出手段により抽出された会員識別情報の会員に対して前記グループに属する店舗の一覧又は前記新規店舗を通知するための処理が行われる。
具体的には、会員識別情報抽出手段として機能する制御部22は、新たなグループの設定が行われた場合には、図11(b)に示すグループ情報DBから、該新たに設定されたグループに属する各店舗の店舗IDを抽出し、図10(a)(b)に示すポイント会員情報DBから、該抽出された店舗IDを含む会員カードIDを抽出する。また新規店舗の追加が行われた場合には、グループ情報DBから、該新規店舗の追加が行われたグループに属する各店舗の店舗IDを抽出し、ポイント会員情報DBから、該抽出された店舗IDを含む会員カードIDを抽出する。
そして店舗通知手段として機能する制御部22は、新たなグループの設定が行われた場合には、前記抽出された会員カードIDの会員に対して当該新たなグループに属する店舗の一覧を通知するための処理を行い、新規店舗の追加が行われた場合には、前記抽出された会員カードIDの会員に対して当該新規店舗を通知するための処理を行う。
ここで店舗の一覧又は新規店舗を通知するための処理とは、前記抽出された会員カードIDに対応付けてポイント会員情報DBで電子メールアドレスが登録されている会員については、店舗の一覧又は新規店舗を示す内容の電子メールを、当該電子メールアドレスに対して送信する処理である。また前記抽出された会員カードIDに対応付けてポイント会員情報DBで電子メールアドレスが登録されていない会員については、図10(c)に示す第1配信情報DB及び図10(d)に示す第2配信情報DB(以下両者を「配信情報情報DB」と総称する。)において、店舗の一覧又は新規店舗を示すグループ店追加情報を、当該会員カードIDに対応付けて記憶する処理であり、当該処理を行うことにより、登録端末から情報公開要求を受信したときに、該記憶しているグループ店追加情報(図43のD450−2に示す店舗の一覧,又は同D450−1に示す新規店舗)が配信されて通知される。
これによれば、新たなグループの設定又は既に設定されているグループに対する新規店舗の追加が行われた場合に、当該グループに属する各店舗で発行された記録媒体の所有者に対して、グループ店一覧又は新規店舗が通知されるので、会員に新たに統合できる店舗があることを認識させることができる。
またディスプレイ24及び入力装置25はアンケート情報受付手段の一例であって、アンケート内容と、当該アンケートの対象とする会員遊技者(第1会員遊技者及び/又は第2会員遊技者)の属性情報(性別,年代)を受け付けるものである。具体的には、ポイント管理装置20のオペレータがアンケート処理を実行すると、図13のD10に示すウェブコンテンツ作成画面がディスプレイ24に表示される。このD10では、「ウェブコンテンツ作成」ボタンと、「アンケートメール送信」ボタンが表示される。
このD10で、オペレータが入力装置25を操作して、「ウェブコンテンツ作成」ボタンを操作すると、ウェブコンテンツ作成ソフトが起動して、図13のD11に示す画面がディスプレイ24に表示される。このD11では、html形式でウェブに公開するアンケートを作成するための編集画面によって、アンケート内容を作成することができる。
このD11で、オペレータが入力装置25を操作して、アンケートを作成し、「公開」ボタンを操作すると、ハードディスク23において、該作成されたアンケートのデータがURLと対応付けて記憶され、該アンケートがウェブ上に公開されて、登録端末のブラウザで閲覧可能となる。
一方、前記D10で、オペレータが入力装置25を操作して、「アンケートメール送信」ボタンを操作すると、メールソフトが起動して、図13のD12に示すアンケートメール送信画面がディスプレイ24に表示される。このD12では、送信する電子メールのタイトルと、送信情報の入力欄が設けられる他、送信対象となるポイント会員の属性を指定するためのチェックボックスが設けられており、性別,生年月日を属性として、10代男性,10代女性,20代男性,20代女性,30代男性,30代女性,40代男性,40代女性,50代男性,50代女性,60代男性,60代女性,70代以上男性,70代以上女性の14のグループに分類されていて、前記アンケートのURLの送信対象(即ちアンケートの対象)とするグループを選択可能である。
このD12で、オペレータが入力装置25を操作して、タイトルを入力し(ここでは「懸賞アンケート」)、チェックボックスをチェックすることにより送信対象グループを選択し(ここでは「30代男性」)、送信内容を入力して(ここでは上記アンケートのURL及び回答者に抽選でデジタルカメラが当たる旨)、「送信」ボタンを選択すると、制御部22は、該選択されたグループの属性(ここでは30代男性)に合致するポイント会員をポイント会員情報DBで管理されている性別及び生年月日から特定し、該特定したポイント会員の会員カードID(第1会員カードID,第2会員カードID)を抽出する。
そして制御部22は、前記抽出された会員カードIDに対応付けてポイント会員情報DBで電子メールアドレスが登録されている会員については、前記アンケートのURLを示す内容の電子メールを、当該電子メールアドレスに対して送信する。
この電子メールを受信したPC6又は携帯電話7では、図14のD20のように、アンケートのURLが表示される。ポイント会員は、該URLの入力又は選択によってPC6又は携帯電話7が備えるインターネットブラウザ機能を使用し、D21に示すように、ウェブ上で公開されているアンケートを閲覧することが可能である。ここでポイント会員がアンケートの内容に応じた選択肢(ここでは好きな景品の選択肢)に対応するチェックボックスをチェックして、画面左下の会員カードIDの入力欄に会員カードID(第1会員カードID,第2会員カードID)を入力し、「応募」ボタンを選択することで、チェックされた選択肢を示す回答情報,及び入力された会員カードIDを、ポイント管理装置20に対して送信する。
ポイント管理装置20では、アンケート期間中に前記回答情報と共に会員カードIDを受信すると、図11(d)に示す抽選情報DBにおいて、当該アンケートに対応する抽選の抽選ID(ここでは4035)に対応付けて、該会員カードIDが記憶される。またポイント管理装置20では、制御部22により、アンケート期間中に受信した回答情報に基づいて、各選択肢の選択数が集計される。このアンケートの集計結果は、ハードディスク23に記憶され、第1遊技場の第1システム管理装置120及び第2遊技場の第2システム管理装置220(以下両者を「システム管理装置」と総称する。)からの要求に応じて、該システム管理装置に対して配信される。なおアンケートの集計結果は、アンケートの依頼元が他の企業であれば、インターネット等を介して当該他の企業に配信され、カード会社独自のアンケートであれば、ディスプレイ24に表示される。
このように、ポイント管理装置20が、アンケートメール送信画面(図13のD12)にて受け付けた属性情報に合致するポイント会員の電子メールアドレスを、ポイント会員情報DBで記憶されている電子メールアドレスの中から特定し、該特定した電子メールアドレス宛にアンケートのURLを送信する処理を行うので、ポイント管理装置20で管理されているポイント会員の属性情報を、遊技場や他の企業から依頼されたアンケート調査に利用することができる。
なお制御部22は、前記抽出された会員カードIDに対応付けてポイント会員情報DBで電子メールアドレスが登録されていない会員については、図10(c)(d)に示す配信情報DBにおいて、前記アンケートの内容を示すアンケート情報を、当該会員カードIDに対応付けて記憶する処理を行う。当該処理を行うことにより、登録端末から情報公開要求を受信したときに、該記憶しているアンケート情報(図44のD460)が配信される。
ここで前記制御部22の機能について説明する。制御部22は、前述の如き各DBの更新や管理等の他に、[1]システム管理装置からの使用金額の受信に基づくポイント付与処理,[2]システム管理装置からの要求に基づく経営支援画面送信処理,[3]登録端末からの登録要求の受信に基づくポイント会員登録処理,[4]登録端末からの会員統合要求の受信に基づく統合処理,[5]登録端末からのグループ店一覧要求の受信に基づく店舗一覧返信処理,[6]登録端末からの情報公開要求の受信に基づくポイント会員専用画面配信処理,及び[7]応募期間の終了に基づく抽選処理等を行うものである。
まず[1]システム管理装置からの使用金額の受信に基づくポイント付与処理に関し、制御部22は、ポイント会員情報DB(第1ポイント会員情報DB,第2ポイント会員情報DB)及び使用金額DB(第1使用金額DB,第2使用金額DB)にて管理されている使用価値の大きさ(累計使用金額,営業日別使用金額)に応じたポイントを付与するポイント付与処理を行う。具体的には、転送装置50から第1会員カードDBの記憶内容(図8(a))を受信すると、該受信した第1会員カードIDに対応付けて第1ポイント会員情報DBで管理されているポイント数に対して、該受信した本日使用金額,即ち第1使用金額DBに営業日別使用金額として記憶される金額に応じたポイント(例えば1000円で1ポイント)を加算更新する。また転送装置50から第2会員カードDBの記憶内容(図9(a))を受信すると、該受信した第2会員カードIDに対応付けて第2ポイント会員情報DBで管理されているポイント数に対して、該受信した本日使用金額,即ち第2使用金額DBに営業日別使用金額として記憶される金額に応じたポイント(例えば1000円で1ポイント)を加算更新する。
次に[2]システム管理装置からの要求に基づく経営支援画面送信処理に関し、制御部22は、前記定型レポート送信要求を受信すると、該定型レポート送信要求に含まれる期間について、属性情報別(性別,年代別)に使用価値の大きさの平均値(平均使用金額)を算出する平均使用価値算出処理を行う。具体的には、ポイント会員情報DBにて管理されるポイント会員の性別,生年月日と、使用金額DBにて管理される営業日別のポイント会員の使用金額に基づいて、性別,年代別の平均使用金額を算出する処理を行う。ここではポイント会員情報DBにて管理されるポイント会員を、10代男性,10代女性,20代男性,20代女性,30代男性,30代女性,40代男性,40代女性,50代男性,50代女性,60代男性,60代女性,70代以上男性,70代以上女性の14のグループに分類し、それぞれのグループにおける1日あたりの平均使用金額を、1日分のデータ,1週間分のデータ,1ヶ月分のデータに基づいて各々算出する。そして制御部22は、該算出されたデータに基づいて、後述する図28のD45に示すように、各属性情報別(性別,年代別)の平均使用金額を棒グラフ形式で表した定型レポートを、転送装置用通信部21bから転送装置50を介して、前記定型レポート送信要求の送信元のシステム管理装置に対して送信する処理を行う。
また制御部22は、後述する図29のD50で入力・選択された内容を含む前記メール送信要求を受信すると、図10(a)(b)に示すポイント会員情報DBの記憶内容に基づいて、当該メール送信要求の送信元のシステム管理装置が設置されている店舗のポイント会員の中から、該メール送信要求に含まれる送信対象の属性に合致するポイント会員を特定し、該特定したポイント会員の電子メールアドレスを抽出する。そして制御部22は、該抽出した電子メールアドレス宛に、前記メール送信要求に含まれるタイトル及び送信情報の電子メールを送信する処理を行う。
また制御部22は、前記アンケート結果送信要求を受信すると、後述する図30のD60に示すように、ハードディスク23で記憶しているアンケート結果の各選択肢の選択数を棒グラフ形式で表したレポートを、転送装置用通信部21bから転送装置50を介して、前記アンケート結果送信要求の送信元のシステム管理装置に対して送信する処理を行う。
さらに制御部22は、前記ポイント状況送信要求を受信すると、図11(b)に示すグループ情報DB及び同(c)に示す店舗情報DBの記憶内容に基づいて、当該ポイント状況送信要求の送信元のシステム管理装置が設置されている店舗が、いずかのグループに属するか(即ち当該店舗の店舗IDがグループ情報DBで記憶されているか),又はいずれのグループにも属さないか(即ち当該店舗の店舗IDが店舗情報DBで記憶されているか)を判定する。そして制御部22は、当該店舗(例えばA店)がグループに属すると判定された場合には、後述する図31のD70に示すように、該グループに関するグループ情報DBの記憶内容を、転送装置用通信部21bから転送装置50を介して、当該店舗のシステム管理装置に対して送信する処理を行う。一方、制御部22は、当該店舗(例えばP店)がグループに属さないと判定された場合には、後述する同D71に示すように、当該店舗に関する店舗情報DBの記憶内容を、転送装置用通信部21bから転送装置50を介して、当該店舗のシステム管理装置に対して送信する処理を行う。
次に[3]登録端末からの登録要求の受信に基づくポイント会員登録処理に関し、制御部22は、第2キオスク端末240から他システム会員IDを受信すると、図11(a)に示すエンコード情報DBの記憶内容に基づいて、該送信されてきた他システム会員IDに対応する第2会員カードIDを特定し、該特定した第2会員カードIDを、外部通信部21cからインターネットを介して、前記他システム会員IDの送信元の第2キオスク端末240に対して返信する、第2会員カードID返信処理を行う。
また制御部22は、登録端末(PC6,携帯電話7,第1キオスク端末140,第2キオスク端末240)から第1会員カードIDと第1会員IDと暗証番号とを含む登録要求を受信したときに、図11(a)に示すエンコード情報DBの記憶内容に基づいて、該受信した登録要求に含まれる第1会員カードIDに対応付けて記憶されている第1会員ID及び暗証番号が、該受信した登録要求に含まれる第1会員ID及び暗証番号と一致するか否かを判定するエンコード情報照合処理を行う。該判定を行わずに第1会員カードIDの登録を行うと、仮にPC6又は携帯電話7において第1会員カードIDが間違って入力された場合であっても誤って登録されてしまうことから、第1会員ID及び暗証番号の一致も判定することとしたものである。
同様に、制御部22は、登録端末(PC6,携帯電話7,第1キオスク端末140,第2キオスク端末240)から第2会員カードIDと他システム会員IDの下4桁とを含む登録要求を受信したときに、図11(a)に示すエンコード情報DBの記憶内容に基づいて、該受信した登録要求に含まれる第2会員カードIDに対応付けて記憶されている他システム会員IDの下4桁が、該受信した登録要求に含まれる他システム会員IDの下4桁と一致するか否かを判定するエンコード情報照合処理を行う。該判定を行わずに第2会員カードIDの登録を行うと、仮にPC6又は携帯電話7において第2会員カードIDが間違って入力された場合であっても誤って登録されてしまうことから、他システム会員IDの下4桁の一致も判定することとしたものである。
また制御部22は、登録端末(PC6,携帯電話7,第1キオスク端末140,第2キオスク端末240)から、前記登録要求を受信したことに基づいて、該受信した登録要求に含まれる属性情報(性別,生年月日)が既に管理されているか否かを判定する属性情報判定手段として機能するものである。具体的には、登録要求に含まれる性別及び生年月日が、図10(a)(b)に示すポイント会員情報DBで既に登録されているか否かを判定する。
ここで既に登録されている場合とは、第1には、ポイント会員として既に登録している当該店舗の会員が当該店舗の他の会員の会員カードを拾って、該拾った会員カードの会員カードIDと当該会員の性別及び生年月日とを含む登録要求が送信されてきた場合であり、第2には、ポイント会員として既に登録している当該店舗の会員の、別の店舗の会員カードの会員カードIDと当該会員の性別及び生年月日とを含む登録要求が送信されてきた場合であり、第3には、当該店舗の当該会員の性別及び生年月日と同じ性別及び生年月日が当該店舗の他の会員の属性情報として偶然に登録されている場合である。ここで第1の場合はポイント会員として登録すべきでない場合であり、第2の場合と第3の場合はポイント会員として登録すべき場合である。
また制御部22は、該属性情報判定手段により管理されていると判定されたことを条件として、前記登録要求に含まれる会員識別情報(第1会員カードID,第2会員カードID)に対応する店舗の店舗IDと、前記既に管理されている属性情報に対応付けて既に登録されている会員識別情報に対応する店舗の店舗IDとを特定する店舗特定手段として機能するものである。具体的には、会員カードIDの所定箇所(ここでは先頭1文字)には店舗IDが含まれているという情報を記憶しているので、該情報に基づいて会員カードIDから店舗IDを抽出することにより、店舗IDを特定する。
また制御部22は、該店舗特定手段により特定された、前記登録要求に含まれる会員識別情報(第1会員カードID,第2会員カードID)に対応する店舗の店舗IDと、前記既に登録されている会員識別情報に対応する店舗の店舗IDとが一致するか否かを判定する店舗一致判定手段として機能するものである。ここで一致する場合には、前記第1の場合,及び前記第3の場合とが含まれる。
さらに制御部22は、該店舗一致判定手段により一致すると判定されたことを条件として、前記登録要求に含まれる会員識別情報(第1会員カードID,第2会員カードID)と前記既に管理されている会員識別情報とを抽出する会員識別情報抽出手段として機能するものである。これにより、前記第1の場合,及び前記第3の場合に、対象となる会員カードIDが抽出される。
次に[4]登録端末からの会員統合要求の受信に基づく統合処理に関し、制御部22は、登録端末(PC6,携帯電話7,第1キオスク端末140,第2キオスク端末240)から、未登録の第1会員カードIDと第1会員IDと暗証番号とを含む会員統合要求,又は未登録の第2会員カードIDと他システム会員IDの下4桁とを含む会員統合要求(即ち第1の会員統合要求,又は第2の会員統合要求)を受信したときに、前記エンコード情報照合処理を行う。
また制御部22は登録端末(PC6,携帯電話7,第1キオスク端末140,第2キオスク端末240)から、既登録の第1会員カードIDと暗証番号とを含む会員統合要求(即ち第2の会員統合要求,又は第3の会員統合要求)を受信したときに、図10(a)に示す第1ポイント会員情報DBの記憶内容に基づいて、該受信した第1会員カードID及び暗証番号を照合するポイント会員情報照合処理を行い、また既登録の第2会員カードIDと暗証番号とを含む会員統合要求(即ち第2の会員統合要求,又は第3の会員統合要求)を受信したときに、図10(b)に示す第2ポイント会員情報DBの記憶内容に基づいて、該受信した第2会員カードID及び暗証番号を照合するポイント会員情報照合処理を行う。
また前記店舗特定手段として機能する制御部22は、登録端末(PC6,携帯電話7,第1キオスク端末140,第2キオスク端末240)から、前記会員統合要求を受信したことに基づいて、該会員統合要求に含まれる複数の会員識別情報(第1会員カードID,第2会員カードID)に対応する各店舗の店舗IDを特定し、前記店舗一致判定手段として機能する制御部22は、該店舗特定手段により特定された各店舗識別情報が一致するか否かを判定する。そして制御部22は、該店舗一致判定手段により一致しないと判定されたことを条件として、前記複数の会員識別情報を対応付けて登録する一方、前記店舗一致判定手段により一致すると判定されたことを条件として、前記複数の会員識別情報を登録しない登録手段として機能するものである。
ここで会員統合要求が前記第1の会員統合要求である場合には、前記店舗特定手段として機能する制御部22は、登録端末から、当該ポイント管理装置20に新たに登録する複数の会員識別情報(第1会員カードID,第2会員カードID)を含む第1の会員統合要求を受信したことに基づいて、当該複数の会員識別情報に対応する各店舗の店舗IDを特定し、前記店舗一致判定手段として機能する制御部22は、該店舗特定手段により特定された各店舗IDが一致するか否かを判定し、前記登録手段として機能する制御部22は、該店舗一致判定手段により一致しないと判定されたことを条件として、前記新たに登録する複数の会員識別情報を対応付けて登録する一方、前記店舗一致判定手段により一致すると判定されたことを条件として、前記新たに登録する複数の会員識別情報を登録しない。
具体的には、図15(a)に示すように、ある会員がポイント会員として未登録である場合において、図15(a−1)に示すように、当該会員が操作する登録端末から、自分の未登録のA店の会員カードの会員カードIDと自分の未登録のB店の会員カードの会員カードIDとを含む会員統合要求を受信すると、店舗特定手段として機能する制御部22は、該会員統合要求に含まれる会員カードIDからA店の店舗IDとB店の店舗IDとを抽出し(S1)、店舗一致判定手段として機能する制御部22は、該S1で抽出された店舗IDが不一致であると判定し(S2)、登録手段として機能する制御部22は、A店の会員カードIDに対応付けて性別及び生年月日を登録し、かつB店の会員カードIDに対応付けて性別及び生年月日を登録すると共に(S3)、A店の会員カードIDに対応付けてB店の会員カードIDを他の会員カードIDとして登録し、かつB店の会員カードIDに対応付けてA店の会員カードIDを他の会員カードIDとして登録する(S4)。
一方、図15(a−2)に示すように、当該会員が操作する登録端末から、自分の未登録のA店の会員カードの会員カードIDと他人の未登録のA店の会員カードの会員カードIDとを含む会員統合要求を受信すると、店舗特定手段として機能する制御部22は、該会員統合要求に含まれる会員カードIDからA店の店舗IDとA店の店舗IDとを抽出し(S1)、店舗一致判定手段として機能する制御部22は、該S1で抽出された店舗IDが一致であると判定し(S2)、登録手段として機能する制御部22は、会員統合要求に含まれる会員カードIDを登録しない(S3)。
また会員統合要求が前記第2の会員統合要求である場合には、前記店舗特定手段として機能する制御部22は、登録端末から、当該ポイント管理装置20に新たに登録する会員識別情報(第1会員カードID,第2会員カードID)と当該ポイント管理装置20の既に登録されている会員識別情報とを含む第2の会員統合要求を受信したことに基づいて、該受信した会員統合要求に含まれる会員識別情報に対応する各店舗の店舗IDを特定し、前記店舗一致判定手段として機能する制御部22は、該店舗特定手段により特定された、前記新たに登録する会員識別情報に対応する店舗の店舗IDと、前記既に登録されている会員識別情報に対応する店舗の店舗IDとが一致するか否かを判定し、前記登録手段として機能する制御部22は、該店舗一致判定手段により一致しないと判定されたことを条件として、前記新たに登録する複数の会員識別情報を前記既に登録されている会員識別情報に対応付けて登録する一方、前記店舗一致判定手段により一致すると判定されたことを条件として、前記新たに登録する複数の会員識別情報を登録しない。
具体的には、図16(b)に示すように、ある会員が自分のA店の会員カードの会員カードIDをポイント会員として登録済である場合において、図16(b−1)に示すように、当該会員が操作する登録端末から、自分の既登録のA店の会員カードの会員カードIDと自分の未登録のB店の会員カードの会員カードIDとを含む会員統合要求を受信すると、店舗特定手段として機能する制御部22は、該会員統合要求に含まれる会員カードIDからA店の店舗IDとB店の店舗IDとを抽出し(S1)、店舗一致判定手段として機能する制御部22は、該S1で抽出された店舗IDが不一致であると判定し(S2)、登録手段として機能する制御部22は、B店の会員カードIDに対応付けて性別及び生年月日を登録すると共に(S3)、A店の会員カードIDに対応付けてB店の会員カードIDを他の会員カードIDとして登録し、かつB店の会員カードIDに対応付けてA店の会員カードIDを他の会員カードIDとして登録する(S4)。
一方、図16(b−2)に示すように、当該会員が操作する登録端末から、自分の既登録のA店の会員カードの会員カードIDと他人の未登録のA店の会員カードの会員カードIDとを含む会員統合要求を受信すると、店舗特定手段として機能する制御部22は、該会員統合要求に含まれる会員カードIDからA店の店舗IDとA店の店舗IDとを抽出し(S1)、店舗一致判定手段として機能する制御部22は、該S1で抽出された店舗IDが一致であると判定し(S2)、登録手段として機能する制御部22は、他人のA店の会員カードIDを登録しない(S3)。
ここで制御部22は、第2の会員統合要求を受信したことに基づいて、該受信した第2の会員統合要求に含まれる既に登録されている会員識別情報に対応付けて登録されている会員識別情報が有るか否かを判定する同一会員判定手段として機能し、前記店舗特定手段として機能する制御部22は、該同一会員判定手段により有ると判定されたことを条件として、前記対応付けて登録されている会員識別情報に対応する店舗の店舗IDをさらに特定し、前記店舗一致判定手段として機能する制御部22は、該店舗特定手段により特定された、前記対応付けて登録されている会員識別情報に対応する店舗の店舗IDと、前記会員統合要求に含まれる新たに登録する会員識別情報に対応する店舗の店舗IDとが一致するか否かを判定する。
具体的には、図16(b’)に示すように、ある会員が自分のA店の会員カードの会員カードIDと自分のB店の会員カードの会員カードIDとを対応付けてポイント会員として登録済である場合において、図16(b−1’)に示すように、当該会員が操作する登録端末から、自分の既登録のA店の会員カードの会員カードIDと自分の未登録のC店の会員カードの会員カードIDとを含む会員統合要求を受信すると、店舗特定手段として機能する制御部22は、該会員統合要求に含まれる会員カードIDからA店の店舗IDとC店の店舗IDとを抽出し(S1)、同一会員判定手段として機能する制御部22は、該会員統合要求に含まれる既に登録されているA店の会員カードIDに対応付けて登録されているB店の会員カードIDがあると判定し(S2)、店舗特定手段として機能する制御部22は、該登録されているB店の会員カードIDからB店の店舗IDを抽出し(S3)、店舗一致判定手段として機能する制御部22は、前記S1で抽出された店舗IDと該S3で抽出された店舗IDとが不一致であると判定し(S4)、登録手段として機能する制御部22は、C店の会員カードIDに対応付けて性別及び生年月日を登録すると共に(S5)、A店の会員カードIDに対応付けてC店の会員カードIDを他の会員カードIDとして登録し、B店の会員カードIDに対応付けてC店の会員カードIDを他の会員カードIDとして登録し、かつC店の会員カードIDに対応付けてA店の会員カードID及びB店の会員カードIDを他の会員カードIDとして登録する(S6)。
一方、図16(b−2’)に示すように、当該会員が操作する登録端末から、自分の既登録のA店の会員カードの会員カードIDと他人の未登録のB店の会員カードの会員カードIDとを含む会員統合要求を受信すると、店舗特定手段として機能する制御部22は、該会員統合要求に含まれる会員カードIDからA店の店舗IDとB店の店舗IDとを抽出し(S1)、同一会員判定手段として機能する制御部22は、該会員統合要求に含まれる既に登録されているA店の会員カードIDに対応付けて登録されているB店の会員カードIDがあると判定し(S2)、店舗特定手段として機能する制御部22は、該登録されているB店の会員カードIDからB店の店舗IDを抽出し(S3)、店舗一致判定手段として機能する制御部22は、前記S1で抽出された店舗IDと該S3で抽出された店舗IDとが一致であると判定し(S4)、登録手段として機能する制御部22は、他人のA店の会員カードIDを登録しない(S5)。
ここで会員統合要求が前記第3の会員統合要求である場合には、前記店舗特定手段として機能する制御部22は、登録端末から、当該ポイント管理装置20に既に登録されている複数の会員識別情報(第1会員カードID,第2会員カードID)を含む第3の会員統合要求を受信したことに基づいて、当該複数の会員識別情報に対応する各店舗の店舗IDを特定し、前記店舗一致判定手段として機能する制御部22は、該店舗特定手段により特定された各店舗IDが一致するか否かを判定し、前記登録手段として機能する制御部22は、該店舗一致判定手段により一致しないと判定されたことを条件として、前記既に登録されている複数の会員識別情報を対応付けて登録する一方、前記店舗一致判定手段により一致すると判定されたことを条件として、前記既に登録されている複数の会員識別情報を対応付けて登録しない。
具体的には、図17(c)に示すように、ある会員が自分のA店の会員カードの会員カードIDと自分のB店の会員カードの会員カードIDとを各々ポイント会員として登録済である場合において、図17(c−1)に示すように、当該会員が操作する登録端末から、自分の既登録のA店の会員カードの会員カードIDと自分の既登録のB店の会員カードの会員カードIDとを含む会員統合要求を受信すると、店舗特定手段として機能する制御部22は、該会員統合要求に含まれる会員カードIDからA店の店舗IDとB店の店舗IDとを抽出し(S1)、店舗一致判定手段として機能する制御部22は、該S1で抽出された店舗IDが不一致であると判定し(S2)、登録手段として機能する制御部22は、A店の会員カードIDに対応付けてB店の会員カードIDを他の会員カードIDとして登録し、かつB店の会員カードIDに対応付けてA店の会員カードIDを他の会員カードIDとして登録する(S3)。
一方、図17(c−2)に示すように、当該会員が操作する登録端末から、自分の既登録のA店の会員カードの会員カードIDと他人の既登録のA店の会員カードの会員カードIDとを含む会員統合要求を受信すると、店舗特定手段として機能する制御部22は、該会員統合要求に含まれる会員カードIDからA店の店舗IDとA店の店舗IDとを抽出し(S1)、店舗一致判定手段として機能する制御部22は、該S1で抽出された店舗IDが一致であると判定し(S2)、登録手段として機能する制御部22は、会員統合要求に含まれる会員カードIDの対応付けを行わない(S3)。
ここで前記同一会員判定手段として機能する制御部22は、第3の会員統合要求を受信したことに基づいて、該受信した第3の会員統合要求に含まれる複数の会員識別情報のいずれかに対応付けて登録されている会員識別情報が有るか否かを判定し、前記店舗特定手段として機能する制御部22は、該同一会員判定手段により有ると判定されたことを条件として、前記対応付けて登録されている会員識別情報に対応する店舗の店舗IDをさらに特定し、前記店舗一致判定手段として機能する制御部22は、該店舗特定手段により特定された、前記対応付けて登録されている会員識別情報に対応する店舗の店舗IDと、前記会員統合要求に含まれる残りの会員識別情報に対応する店舗の店舗IDとが一致するか否かを判定する。
具体的には、図17(c’)に示すように、ある会員が自分のA店の会員カードの会員カードIDと自分のB店の会員カードの会員カードIDとを対応付けてポイント会員として登録済であり、かつ自分のC店の会員カードの会員カードIDをポイント会員として別個に登録済である場合において、図17(c−1’)に示すように、当該会員が操作する登録端末から、自分の既登録のA店の会員カードの会員カードIDと自分の既登録のC店の会員カードの会員カードIDとを含む会員統合要求を受信すると、店舗特定手段として機能する制御部22は、該会員統合要求に含まれる会員カードIDからA店の店舗IDとC店の店舗IDとを抽出し(S1)、同一会員判定手段として機能する制御部22は、該会員統合要求に含まれる既登録のA店の会員カードIDに対応付けて登録されているB店の会員カードIDがあると判定し(S2)、店舗特定手段として機能する制御部22は、該登録されているB店の会員カードIDからB店の店舗IDを抽出し(S3)、店舗一致判定手段として機能する制御部22は、前記S1で抽出された店舗IDと該S3で抽出された店舗IDとが不一致であると判定し(S4)、登録手段として機能する制御部22は、A店の会員カードIDに対応付けてC店の会員カードIDを他の会員カードIDとして登録し、B店の会員カードIDに対応付けてC店の会員カードIDを他の会員カードIDとして登録し、かつC店の会員カードIDに対応付けてA店の会員カードID及びB店の会員カードIDを他の会員カードIDとして登録する(S5)。
一方、図17(c−2’)に示すように、当該会員が操作する登録端末から、自分の既登録のA店の会員カードの会員カードIDと他人の既登録のB店の会員カードの会員カードIDとを含む会員統合要求を受信すると、店舗特定手段として機能する制御部22は、該会員統合要求に含まれる会員カードIDからA店の店舗IDとB店の店舗IDとを抽出し(S1)、同一会員判定手段として機能する制御部22は、該会員統合要求に含まれる既登録のA店の会員カードIDに対応付けて登録されているB店の会員カードIDがあると判定し(S2)、店舗特定手段として機能する制御部22は、該登録されているB店の会員カードIDからB店の店舗IDを抽出し(S3)、店舗一致判定手段として機能する制御部22は、前記S1で抽出された店舗IDと該S3で抽出された店舗IDとが一致であると判定し(S4)、登録手段として機能する制御部22は、他人のB店の会員カードIDとの対応付けを行わない(S5)。
また制御部22は、前記店舗特定手段により特定された各店舗IDが前記グループ設定手段(ディスプレイ24及び入力装置25)により設定されたグループに属する店舗の店舗IDであるか否かを判定するグループ判定手段として機能し、前記登録手段として機能する制御部22は、該グループ判定手段によりグループに属する店舗の店舗IDであると判定されたことを条件として、前記複数の会員識別情報を対応付けて登録する。
ここで会員統合要求が前記第1の会員統合要求である場合には、前記登録手段として機能する制御部22は、前記グループ判定手段によりグループに属する店舗の店舗IDであると判定されたことを条件として、前記複数の会員識別情報を対応付けて登録する一方、前記グループ判定手段によりグループに属する店舗の店舗IDでないと判定されたことを条件として、前記会員統合要求に含まれる複数の会員識別情報を対応付けずに各々登録する。
具体的には、前記図15(a−1)に示す例では、店舗特定手段として機能する制御部22は、該会員統合要求に含まれる会員カードIDからA店の店舗IDとB店の店舗IDとを抽出しているので(S1)、グループ判定手段として機能する制御部22は、図11(b)に示すグループ情報DBの記憶内容に基づいて、該S1で抽出された店舗IDのすべてが◎◎グループに属すると判定し、登録手段として機能する制御部22は、A店の会員カードIDに対応付けて性別及び生年月日を登録し、かつB店の会員カードIDに対応付けて性別及び生年月日を登録すると共に、A店の会員カードIDに対応付けてB店の会員カードIDを他の会員カードIDとして登録し、かつB店の会員カードIDに対応付けてA店の会員カードIDを他の会員カードIDとして登録する。
一方、図示しないが、自分の未登録のA店の会員カードの会員カードIDと自分の未登録のD店の会員カードの会員カードIDとを含む会員統合要求を受信すると、店舗特定手段として機能する制御部22は、該会員統合要求に含まれる会員カードIDからA店の店舗IDとD店の店舗IDとを抽出し、グループ判定手段として機能する制御部22は、図11(b)に示すグループ情報DBの記憶内容に基づいて、該S1で抽出された店舗IDのすべてが属するグループがない(即ちS1で抽出された店舗IDがグループに属する店舗の店舗IDでない)と判定し、登録手段として機能する制御部22は、A店の会員カードIDとD店の会員カードIDとを対応付けないで各々別個に、A店の会員カードIDに対応付けて性別及び生年月日を登録し、かつD店の会員カードIDに対応付けて性別及び生年月日を登録する。
また会員統合要求が前記第2の会員統合要求である場合には、前記登録手段として機能する制御部22は、前記グループ判定手段によりグループに属する店舗の店舗IDであると判定されたことを条件として、前記新たに登録する会員識別情報を前記既に登録されている会員識別情報に対応付けて登録する一方、前記グループ判定手段によりグループに属する店舗の店舗IDでないと判定されたことを条件として、前記新たに登録する会員識別情報を前記既に登録されている会員識別情報に対応付けずに登録する。
具体的には、前記図16(b−1)に示す例では、店舗特定手段として機能する制御部22は、該会員統合要求に含まれる会員カードIDからA店の店舗IDとB店の店舗IDとを抽出しているので(S1)、グループ判定手段として機能する制御部22は、図11(b)に示すグループ情報DBの記憶内容に基づいて、該S1で抽出された店舗IDのすべてが◎◎グループに属すると判定し、登録手段として機能する制御部22は、B店の会員カードIDに対応付けて性別及び生年月日を登録すると共に、A店の会員カードIDに対応付けてB店の会員カードIDを他の会員カードIDとして登録し、かつB店の会員カードIDに対応付けてA店の会員カードIDを他の会員カードIDとして登録する。
一方、図示しないが、自分の既登録のA店の会員カードの会員カードIDと自分の未登録のD店の会員カードの会員カードIDとを含む会員統合要求を受信すると、店舗特定手段として機能する制御部22は、該会員統合要求に含まれる会員カードIDからA店の店舗IDとD店の店舗IDとを抽出し、グループ判定手段として機能する制御部22は、図11(b)に示すグループ情報DBの記憶内容に基づいて、該S1で抽出された店舗IDのすべてが属するグループがない(即ちS1で抽出された店舗IDがグループに属する店舗の店舗IDでない)と判定し、登録手段として機能する制御部22は、D店の会員カードIDをA店の会員カードIDとに対応付けないで、D店の会員カードIDに対応付けて性別及び生年月日を登録する。
また会員統合要求が前記第3の会員統合要求である場合には、前記登録手段として機能する制御部22は、前記グループ判定手段によりグループに属する店舗の店舗IDであると判定されたことを条件として、前記複数の会員識別情報を対応付けて登録する。
具体的には、前記図17(c−1)に示す例では、店舗特定手段として機能する制御部22は、該会員統合要求に含まれる会員カードIDからA店の店舗IDとB店の店舗IDとを抽出しているので(S1)、グループ判定手段として機能する制御部22は、図11(b)に示すグループ情報DBの記憶内容に基づいて、該S1で抽出された店舗IDのすべてが◎◎グループに属すると判定し、登録手段として機能する制御部22は、A店の会員カードIDに対応付けてB店の会員カードIDを他の会員カードIDとして登録し、かつB店の会員カードIDに対応付けてA店の会員カードIDを他の会員カードIDとして登録する。
一方、図示しないが、自分の既登録のA店の会員カードの会員カードIDと自分の既登録のD店の会員カードの会員カードIDとを含む会員統合要求を受信すると、店舗特定手段として機能する制御部22は、該会員統合要求に含まれる会員カードIDからA店の店舗IDとD店の店舗IDとを抽出し、グループ判定手段として機能する制御部22は、図11(b)に示すグループ情報DBの記憶内容に基づいて、該S1で抽出された店舗IDのすべてが属するグループがない(即ちS1で抽出された店舗IDがグループに属する店舗の店舗IDでない)と判定し、登録手段として機能する制御部22は、A店の会員カードIDとD店の会員カードIDとの対応付けを行わない。
次に[5]登録端末からのグループ店一覧要求の受信に基づく店舗一覧返信処理に関し、前記店舗特定手段として機能する制御部22は、登録端末(PC6,携帯電話7,第1キオスク端末140,第2キオスク端末240)から、会員識別情報(第1会員カードID,第2会員カードID)を含むグループ店一覧要求を受信したことに基づいて、当該会員識別情報に対応する店舗の店舗IDを特定する。具体的には、後述する図35に示すように、登録端末から会員カードIDを含むグループ店一覧要求を受信した場合,又は後述する図42に示すように、D401に示すグループ店一覧要求の前提として登録端末から会員カードIDを含む情報公開要求を受信した場合に、それら会員カードIDに含まれる店舗IDを抽出することにより店舗IDを特定する。
また制御部22は、該店舗特定手段により特定された店舗IDの店舗が属するグループのグループ店として前記グループ設定手段(ディスプレイ24及び入力装置25)により設定されている各店舗を特定するグループ店特定手段として機能するものである。具体的には、図11(b)に示すグループ情報DBの記憶内容に基づいて、例えば店舗特定手段により特定された店舗IDがA店の店舗IDである場合には、該A店が属する◎◎グループのグループ店として登録されているB店,C店,及びX店を特定する。
さらに制御部22は、該グループ店特定手段により特定された店舗の一覧を前記登録端末に対して返信する店舗一覧返信手段として機能するものである。具体的には、後述する図35のD121,又は後述する図43のD450に示すように、店舗の一覧を含む画面を、外部通信部21cからインターネットを介して、前記グループ店一覧要求の送信元の登録端末に対して配信する。
次に[6]登録端末からの情報公開要求の受信に基づくポイント会員専用画面配信処理に関し、前記同一会員判定手段として機能する制御部22は、登録端末から、会員識別情報を含む前記情報公開要求を受信したことに基づいて、該受信した情報公開要求に含まれる会員識別情報に対応付けて登録されている会員識別情報(他の会員カードID)が有るか否かを判定する。
また制御部22は、該同一会員判定手段により無いと判定されたことを条件として、情報公開要求に含まれる会員識別情報に関連する情報を前記登録端末に対して返信し、該同一会員判定手段により有ると判定されたことを条件として、情報公開要求に含まれる会員識別情報及び該会員識別情報に対応付けて登録されている会員識別情報(他の会員カードID)に関連する情報を登録端末に対して返信する関連情報返信手段として機能する。
即ち前記情報公開要求には、後述する図42のD400に示すように、ポイント会員として登録されている会員カードの会員カードIDと暗証番号とが含まれるが、ここで含まれる会員カードIDが、ポイント会員として対応付けて登録されているいずれの第1会員カードID及び第2会員カードIDであっても、該会員カードIDに関連する情報として、図10(a)に示す第1ポイント会員情報DB及び図10(b)に示す第2ポイント会員情報DBにおいて該会員カードIDに対応付けて記憶されているポイント,グループ店追加情報,アンケート,及び後述する当選情報等を表示可能な、単一のポイント会員専用ホームページ(いわゆるマイページ)が配信される。
ここで制御部22は、前記登録手段により対応付けて登録された各会員識別情報に対応するポイントを合算する合算手段として機能するものであり、また該合算手段により合算された合算ポイントを会員が所定のサービスを享受するために使用させるための処理を行うポイント使用処理手段として機能するものである。ここで「所定のサービス」とは、ポイントを使用した抽選への応募であり、該「所定のサービスを享受するために使用させるための処理」とは、後述する図42のD410−1及びD410−2に示すように、抽選情報DBから抽出した応募期間中である抽選の内容と、ポイント会員情報DBから抽出した該抽選への応募に使用可能なポイント数とを表示したポイント確認・使用画面を、外部通信部21cからインターネットを介して、前記情報公開要求の送信元の登録端末に対して配信し、該登録端末から、前記ポイント確認・使用画面で選択した賞の抽選への応募を示す応募情報を受信して、抽選情報DBにおいて、該応募情報に含まれる会員カードIDを前記選択した賞に対応する応募者会員カードIDの記憶欄に記憶し、ポイント会員情報DBにおいて、該応募情報に含まれる会員カードIDに対応付けて記憶しているポイント数から、前記選択した賞に応募するために必要なポイント数を減算する処理である。
この合算手段として機能する制御部22は、ポイントを会員が所定のサービスを享受するために使用させるための処理を行うに当たり、対応付けて登録された各会員識別情報に対応するポイントを合算する。具体的には、後述する図42のD400に示すように、会員カードIDを含む情報公開要求を送信してポイント管理装置20にアクセスし、ポイント会員専用ホームページにログインしている登録端末から、同D401に示すようにポイントの確認・使用の要求があった場合に、当該会員カードIDに対応するポイントと、当該会員カードIDに対応付けて登録されている他の会員カードIDに対応するポイントとを抽出し、該抽出したポイントを合算する。そして後述する図42のD410−2に示すように、抽選への応募に使用可能なポイント数として、各会員カードIDに対応する各々のポイント(ここではA店ポイント数とX店ポイント数)と前記合算された合算ポイント(ここでは現在のポイント数)とを表示した画面を、外部通信部21cからインターネットを介して、前記情報公開要求の送信元の登録端末に対して配信する。また、該登録端末から応募情報を受信した際には、各会員カードIDに対応付けて記憶しているポイント数から、前記選択した賞に応募するために必要なポイント数を減算するが、ここでは前記情報公開要求に含まれる当該会員カードIDに対応するポイント(ここではA店ポイント数)から優先して減算され、該ポイントが不足するようであれば、不足分が当該会員カードIDに対応付けて登録されている他の会員カードIDに対応するポイント(ここではX店ポイント)から減算されるようになっている。
ここでポイントの減算を、当該会員カードIDに対応するポイントから優先して行うか,又は他の会員カードIDに対応するポイントから優先して行うかを、ポイント会員が選択できるようにしても良い。また各ポイントから減算するポイントを、会員が任意に指定できるようにしても良い。
なお制御部22は、ポイントを会員が所定のサービスを享受するために使用させるための処理を行うに当たり、対応付けて登録された会員識別情報が無い場合には、後述する図42のD400に示すように、会員カードIDを含む情報公開要求を送信してポイント管理装置20にアクセスし、ポイント会員専用ホームページにログインしている登録端末から、同D401に示すようにポイントの確認・使用の要求があった場合に、当該会員カードIDに対応するポイントを抽出する。そして後述する図42のD410−1に示すように、抽選への応募に使用可能なポイント数として、前記抽出したポイントを現在のポイント数として表示した画面を、外部通信部21cからインターネットを介して、前記情報公開要求の送信元の登録端末に対して配信する。また、該登録端末から応募情報を受信した際には、前記情報公開要求に含まれる会員カードIDに対応付けて記憶しているポイント数から、前記選択した賞に応募するために必要なポイント数を減算する。
最後に[7]応募期間の終了に基づく抽選処理に関し、制御部22は、図18に示すように、図11(d)に示す抽選情報DBに記憶されている各抽選IDから特定される抽選の応募期間の終了に伴って抽選処理を開始し(S01)、まず抽選を行う(S02)。この抽選方法としては、当該抽選の抽選IDと対応付けて記憶されている会員カードIDから当選者数分の会員カードIDをランダムに抽出する(例えば乱数を発生させて該乱数に応じて会員カードIDを抽出する)方法により行われる。
そして図10(c)(d)に示す配信情報DBにおいて、当選会員の会員カードIDに対応付けて、抽選に当選した旨を示す当選情報を記憶し(S03)、ポイント会員情報DBにおいて、当選会員の会員カードIDに対応付けて電子メールアドレスが登録されているか否かを判定する(S04)。このS04で登録されていない(NO)と判定された場合には、処理を終了する(S09)。この状態で、ポイント会員専用ホームページから当選情報の送信要求が有ると、前記S04で記憶された当選情報が配信される(図44のS470−1,S470−2)。
一方、S04で登録されている(YES)と判定された場合には、ポイント会員情報DBにおいて、当選会員の会員カードIDに対応付けて氏名及び住所が登録されているか否かを判定する(S05)。このS05で登録されている(YES)と判定された場合には、2回目以上の当選であるため、再度氏名及び住所の登録は求めず、図19のD30に示す電子メールを前記登録されている電子メールアドレスに対して送信し(S06)、前記S03で記憶された当選情報を消去して(S07)、処理を終了する(S09)。一方、S05で登録されていない(NO)と判定された場合には、初回の当選であるため、氏名及び住所の登録を求め、図19のD31に示す電子メールを前記登録されている電子メールアドレスに対して送信し(S08)、前記S03で記憶された当選情報を消去して(S07)、処理を終了する(S09)。この状態で、ポイント会員専用ホームページから当選情報の送信要求が有っても、前記S07で当選情報が消去されているので、当選情報は配信されない。
図19のD30に示す電子メールでは、抽選に当選した旨のみが表示されている。ポイント管理装置20が設置されるカード会社からは、該電子メールを送信した後に、登録されている氏名及び住所を宛先として、当選した商品が発送される。一方、図19のD31に示す電子メールでは、抽選に当選した旨が表示されていると共に、氏名及び住所の入力が求められており、氏名及び住所の入力欄が表示されている。ここで会員が氏名及び住所を入力して「登録」ボタンを操作すると、該入力された氏名及び住所を含む電子メールがポイント管理装置20に対して返信され、図10(a)(b)に示すポイント会員情報DBにおいて、該電子メールに含まれる氏名及び住所が、該電子メールの送信元である電子メールアドレスに対応付けて登録されると共に、当該電子メールアドレスに対応する会員カードIDに対応付けて登録されている他の会員カードIDが有る場合には、該電子メールに含まれる氏名及び住所が、該会員カードIDに対応付けて登録される。そして該ポイント管理装置20が設置されるカード会社からは、登録された氏名及び住所を宛先として、当選した商品が発送される。
次に、図20〜図50を参照して、統合管理システム1の作用について説明する。以下においては、ステップSを単に「S」と略記する。
図20〜図22は、統合管理システム1における第1遊技場に関する作用の一例を表す図である。まず図20を参照して、第1カードユニット110への入金に際しての処理について説明する。第1遊技場の営業中に、第1会員カードユニット110への貨幣の入金が行われると、該入金された貨幣が紙幣識別機113又は硬貨識別機114によって受け付けられて、貨幣の識別が行われる(S100)。その結果、正規の貨幣であると識別されると、次いで第1会員カード4を受け付けているか否かの判定が実施される(S101)。該S101で第1会員カード4を受付中である(Y)と判定されると、次いで該受け付けている第1会員カード4にカード残額が残存しているか否かの判定が実施される(S110)。該S110でカード残額が残存している(Y)と判定されると、受け付けられた貨幣が返却される(S00)。一方、S110でカード残額が残存していない(N)と判定されると、S111〜S115の入金処理が実施される。
この入金処理では、まず前記識別された貨幣の金額である入金金額を受付中の第1会員カード4にカード残額として記録して(S111)、該入金金額と、該第1会員カード4から読み取られる第1会員カードIDとを、当該第1カードユニット110の装置IDと共に第1システム管理装置120に対して送信する(S112)。該S112で送信された情報を受信した第1システム管理装置120においては、受信した入金金額をカード残額として、受信した第1会員カードIDと対応付けて第1会員カードDBに記憶する(S113)。次いで、前記装置IDの送信元である第1カードユニット110に対してカード残額の記憶がなされた旨を示す入金処理終了通知を送信する(S114)。該入金処理終了通知を受信した第1カードユニット110では、第1会員カード4のカード残額に相当する度数を残度数として残度数表示器14に表示して、玉貸ボタン15の操作により会員カード玉貸処理を行う状態(以下「会員カード玉貸可能状態」と呼ぶ)となる(S115)。
ここで、S101に戻り、該S101で第1会員カード4を受付中でない(N)と判定されると、入金金額が入金残額としてユニット制御部112のRAMに記憶されると共に、該入金残額が所定額(ここでは1000円とする)以下であるか否かの判定が実施される(S120)。該S120の判定で、所定額以下であると判定されたときには(Y)、入金残額分のビジタ玉貸処理が実施される(S121)。一方、S120の判定で所定額以下でない(1000円より大きい金額)と判定されると(N)、入金された貨幣が返却される(S00)。
次に図21を参照して、第1会員カード4の挿入時の処理,玉貸ボタン操作時の処理、及び会員カード玉貸処理について説明する。第1遊技場の営業中に、第1会員カードユニット110に第1会員カード4が挿入されると(S130)、カードR/W115により該受け付けた第1会員カード4から記録情報である第1会員ID,第1会員カードID,及びカード残額を読み取って(S131)、該読み取った第1会員カードID及びカード残額を含む使用許諾要求を当該第1カードユニット110の装置IDと共に第1システム管理装置120に対して送信する(S132)。使用許諾要求を受信した第1システム管理装置120では、該受信したカード残額が、該受信した第1会員カードIDに対応付けて第1会員カードDBに記憶しているカード残額以下であるか否か(受信したカード残額≦受信した第1会員カードIDに対応付けて第1会員カードDBに記憶しているカード残額?)の照合を実施する(S133)。
このS133の照合が照合OK(即ち、受信したカード残額≦受信した第1会員カードIDに対応付けて第1会員カードDBに記憶しているカード残額)である場合には、該照合OKの旨を示す会員カード使用許諾情報を前記S132で送信されてきた装置IDの第1カードユニット110に対して送信する(S134)。なお、第1カードユニット110と第1システム管理管理装置120との間の通信状態がオフラインであるときに、第1カードユニット110にてカード残額が使用されると、受信したカード残額<受信した第1会員カードIDに対応付けて第1会員カードDBに記憶しているカード残額となるが、この場合には、受信した第1会員カードIDに対応付けて第1会員カードDBに記憶しているカード残額を、受信したカード残額に更新しておく。会員カード使用許諾情報を受信した第1カードユニット110では、受け付けた第1会員カード4のカード残額が残存しているか否かの判定を実施する(S136)。このS136の判定で残額有りと判定された場合には(Y)、第1会員カード4のカード残額に相当する度数を残度数として残度数表示器14に表示して、会員カード玉貸可能状態となる(S137)、一方、S136の判定で残額無しと判定された場合には(N)、該第1会員カード4のカード残額に相当する度数(0度数)を残度数として残度数表示器14に表示して、会員カード玉貸可能状態とはならない(S138)。
ここで、S133に戻り、該S133で照合NG(即ち、受信したカード残額>受信した第1会員カードIDに対応付けて第1会員カードDBに記憶しているカード残額)である場合には、該照合NGの旨を示す会員カード使用不可情報を前記S132で送信されてきた装置IDの第1カードユニット110に対して送信する(S135)。会員カード使用不可情報を受信した第1カードユニット110では、受け付けた第1会員カード4を返却する。
次に玉貸ボタン15が操作される場合の処理について説明する。玉貸ボタン15が操作されると(S140)、該操作を検出したユニット制御部112によって、会員カード玉貸可能状態であるか否かの判定が実施される(S141)。S141の判定で、会員カード玉貸可能状態でないと判定された場合には(N)、処理を終了する。一方、S141の判定で、会員カード玉貸可能状態であると判定された場合には(Y)、S150〜に示す会員カード玉貸処理を行う。
この会員カード玉貸処理では、まず玉貸設定金額(又はカード残額)分の玉貸処理がユニット制御部112により実施され(S150)、受け付けている第1会員カード4のカード残額から該玉貸処理に使用した使用金額を減算すると共に、残度数の表示も更新する(S151)。次いで、受け付けている第1会員カード4の第1会員カードID,及び前記使用金額を、装置IDと共に第1システム管理装置120に対して送信する(S152)。第1システム管理装置120では、受信した第1会員カードIDと対応付けて第1会員カードDBに記憶しているカード残額から、受信した使用金額を減算更新する(S153)と共に、受信した第1会員カードIDと対応付けて第1会員カードDBに記憶している本日使用金額に、受信した使用金額を加算更新する(S154)。次いで、カード残額の減算が完了した旨を示す減算完了通知をS152で送信されてきた装置IDの第1カードユニット110に対して送信する(S155)。S155の減算完了通知を受信した第1カードユニット110では、第1会員カード4のカード残額が0であるか否かの判定が実施され(S156)、カード残額が0でないと判定されると(N)、会員カード玉貸可能状態が継続する(S157)。S156の判定でカード残額が0と判定されると(Y)、会員カード玉貸可能状態が解除される(S158)。
次に図22を参照して、カード返却ボタン16が操作される場合の第1カードユニット110の処理について説明する。カード返却ボタン16が操作されると(S160)、第1会員カード4を受け付けているか否かの判定がカードR/W制御部116により実施され(S161)、受付中でないと判定されると(N)、処理を終了する。一方、S161の判定において受付中と判定されると(Y)、会員カード玉貸可能状態が解除されると共に、残度数の表示が停止する(S162)。そして、第1会員カード4が返却される(S163)。
図23〜図25は、統合管理システム1における第2遊技場に関する作用の一例を表す図である。まず図23を参照して、第2カードユニット210への入金に際しての処理について説明する。第2遊技場の営業中に、第2会員カードユニット210への貨幣の入金が行われると、該入金された貨幣が紙幣識別機213又は硬貨識別機214によって受け付けられて、貨幣の識別が行われる(S200)。その結果、正規の貨幣であると識別されると、次いで第2会員カード5を受け付けているか否かの判定が実施される(S201)。該S201で第2会員カード5を受付中である(Y)と判定されると、次いで該受け付けている第2会員カード5にカード残額が残存しているか否かの判定が実施される(S210)。該S210でカード残額が残存している(Y)と判定されると、受け付けられた貨幣が返却される(S00)。一方、S210でカード残額が残存していない(N)と判定されると、S211〜S215の入金処理が実施される。
この入金処理では、まず前記識別された貨幣の金額である入金金額を受付中の第2会員カード5にカード残額として記録して(S211)、該入金金額と、該第2会員カード5から読み取られる第2会員カードIDとを、当該第2カードユニット210の装置IDと共に第2システム管理装置220に対して送信する(S212)。該S212で送信された情報を受信した第2システム管理装置220においては、受信した入金金額をカード残額として、受信した第2会員カードIDと対応付けて第2会員カードDBに記憶する(S213)。次いで、前記装置IDの送信元である第2カードユニット210に対してカード残額の記憶がなされた旨を示す入金処理終了通知を送信する(S214)。該入金処理終了通知を受信した第2カードユニット210では、第2会員カード5のカード残額に相当する度数を残度数として残度数表示器14に表示して、玉貸ボタン15の操作により会員カード玉貸処理を行う会員カード玉貸可能状態となる(S215)。
ここで、S201に戻り、該S201で第2会員カード5を受付中でない(N)と判定されると、入金金額が入金残額としてユニット制御部212のRAMに記憶されると共に、該入金残額が所定額(ここでは1000円とする)以下であるか否かの判定が実施される(S220)。該S220の判定で、所定額以下であると判定されたときには(Y)、入金残額分のビジタ玉貸処理が実施される(S221)。一方、S220の判定で所定額以下でない(1000円より大きい金額)と判定されると(N)、入金された貨幣が返却される(S00)。
次に図24を参照して、第2会員カード5の挿入時の処理,玉貸ボタン操作時の処理、及び会員カード玉貸処理について説明する。第2遊技場の営業中に、第2会員カードユニット210に第2会員カード5が挿入されると(S230)、カードR/W215により該受け付けた第2会員カード5から記録情報である他システム会員ID,第2会員カードID,及びカード残額を読み取って(S231)、該読み取った第2会員カードID及びカード残額を含む使用許諾要求を当該第2カードユニット210の装置IDと共に第2システム管理装置220に対して送信する(S232)。使用許諾要求を受信した第2システム管理装置220では、該受信したカード残額が、該受信した第2会員カードIDに対応付けて第2会員カードDBに記憶しているカード残額以下であるか否か(受信したカード残額≦受信した第2会員カードIDに対応付けて第2会員カードDBに記憶しているカード残額?)の照合を実施する(S233)。
このS233の照合が照合OK(即ち、受信したカード残額≦受信した第2会員カードIDに対応付けて第2会員カードDBに記憶しているカード残額)である場合には、該照合OKの旨を示す会員カード使用許諾情報を前記S232で送信されてきた装置IDの第2カードユニット210に対して送信する(S234)。なお、第2カードユニット210と第2システム管理管理装置220との間の通信状態がオフラインであるときに、第2カードユニット210にてカード残額が使用されると、受信したカード残額<受信した第2会員カードIDに対応付けて第2会員カードDBに記憶しているカード残額となるが、この場合には、受信した第2会員カードIDに対応付けて第2会員カードDBに記憶しているカード残額を、受信したカード残額に更新しておく。会員カード使用許諾情報を受信した第2カードユニット210では、受け付けた第2会員カード5のカード残額が残存しているか否かの判定を実施する(S236)。このS236の判定で残額有りと判定された場合には(Y)、第2会員カード5のカード残額に相当する度数を残度数として残度数表示器14に表示して、会員カード玉貸可能状態となる(S237)、一方、S236の判定で残額無しと判定された場合には(N)、該第2会員カード5のカード残額に相当する度数(0度数)を残度数として残度数表示器14に表示して、会員カード玉貸可能状態とはならない(S238)。
ここで、S233に戻り、該S233で照合NG(即ち、受信したカード残額>受信した第2会員カードIDに対応付けて第2会員カードDBに記憶しているカード残額)である場合には、該照合NGの旨を示す会員カード使用不可情報を前記S232で送信されてきた装置IDの第2カードユニット210に対して送信する(S235)。会員カード使用不可情報を受信した第2カードユニット210では、受け付けた第2会員カード5を返却する。
次に玉貸ボタン15が操作される場合の処理について説明する。玉貸ボタン15が操作されると(S240)、該操作を検出したユニット制御部212によって、会員カード玉貸可能状態であるか否かの判定が実施される(S241)。S241の判定で、会員カード玉貸可能状態でないと判定された場合には(N)、処理を終了する。一方、S241の判定で、会員カード玉貸可能状態であると判定された場合には(Y)、S250〜に示す会員カード玉貸処理を行う。
この会員カード玉貸処理では、まず玉貸設定金額(又はカード残額)分の玉貸処理がユニット制御部212により実施され(S250)、受け付けている第2会員カード5のカード残額から該玉貸処理に使用した使用金額を減算すると共に、残度数の表示も更新する(S251)。次いで、受け付けている第2会員カード5の第2会員カードID,及び前記使用金額を、装置IDと共に第2システム管理装置220に対して送信する(S252)。第2システム管理装置220では、受信した第2会員カードIDと対応付けて第2会員カードDBに記憶しているカード残額から、受信した使用金額を減算更新する(S253)と共に、受信した第2会員カードIDと対応付けて第2会員カードDBに記憶している本日使用金額に、受信した使用金額を加算更新する(S254)。次いで、カード残額の減算が完了した旨を示す減算完了通知をS252で送信されてきた装置IDの第2カードユニット210に対して送信する(S255)。S255の減算完了通知を受信した第2カードユニット210では、第2会員カード5のカード残額が0であるか否かの判定が実施され(S256)、カード残額が0でないと判定されると(N)、会員カード玉貸可能状態が継続する(S257)。S256の判定でカード残額が0と判定されると(Y)、会員カード玉貸可能状態が解除される(S258)。
次に図25を参照して、カード返却ボタン16が操作される場合の第2カードユニット210の処理について説明する。カード返却ボタン16が操作されると(S260)、第2会員カード5を受け付けているか否かの判定がカードR/W制御部216により実施され(S261)、受付中でないと判定されると(N)、処理を終了する。一方、S261の判定において受付中と判定されると(Y)、会員カード玉貸可能状態が解除されると共に、残度数の表示が停止する(S262)。そして、第2会員カード5が返却される(S263)。
次に図26を参照して、第1遊技場の営業終了後における第1システム管理装置120,転送装置50,及びポイント管理装置20の作用について説明する。第1遊技場の営業終了時刻(SA00)を経過すると、第1システム管理装置120は、第1会員カードDBの記憶内容(図8(a))を、転送装置50に対して送信する(SA01)。これを各第1遊技場から受信した転送装置50は、第1会員カードDBの記憶内容(図8(a))を更新し(SA02)、該更新後の第1会員カードDBの記憶内容を、ポイント管理装置20に対して送信する(SA03)。
これを受信したポイント管理装置20は、制御部22により、第1使用金額DBの更新(SA04),第1ポイント会員情報DBの更新(SA05),及びグループ情報DBと店舗情報DBの更新(SA06)を行う。まずSA04では、第1使用金額DB(図10(e))において、受信した第1会員カードIDと対応付けて、受信した本日使用金額を営業日別使用金額として、当該営業日に対応する記憶領域(当日の日付に対応する記憶領域)に記憶する。これにより各第1会員遊技者の使用金額を日単位で管理することができる。
次にSA05では、第1ポイント会員情報DB(図10(a))において、受信した第1会員カードIDと対応付けて管理されている累計使用金額に、受信した本日使用金額を加算して更新する。これと共に前記ポイント付与処理を行い、該本日使用金額(第1使用金額DBに記憶した当日の営業日別使用金額)に応じて付与したポイントを、前記第1会員カードIDと対応付けて管理されているポイント数に対して加算更新する。これにより各第1会員遊技者の累計使用金額が更新され、ポイント数も更新される。そしてSA06では、グループ情報DB(図11(b))及び店舗情報DB(図11(c))において、第1ポイント会員情報DBで加算更新されたポイント数を、前記受信した第1会員カードIDに含まれる店舗IDと対応付けて管理されている総獲得ポイント数及び残ポイント数に対して加算更新する。
次に図27を参照して、第2遊技場の営業終了後における第2システム管理装置220,転送装置50,及びポイント管理装置20の作用について説明する。第2遊技場の営業終了時刻(SB00)を経過すると、第2システム管理装置220は、第2会員カードDBの記憶内容(図9(a))を、転送装置50に対して送信する(SB01)。これを各第2遊技場から受信した転送装置50は、第2会員カードDBの記憶内容(図9(a))を更新し(SB02)、該更新後の第2会員カードDBの記憶内容を、ポイント管理装置20に対して送信する(SB03)。
これを受信したポイント管理装置20は、制御部22により、第2使用金額DBの更新(SB04),第2ポイント会員情報DBの更新(SB05),及びグループ情報DBと店舗情報DBの更新(SB06)を行う。まずSB04では、第2使用金額DB(図10(f))において、受信した第2会員カードIDと対応付けて、受信した本日使用金額を営業日別使用金額として、当該営業日に対応する記憶領域(当日の日付に対応する記憶領域)に記憶する。これにより各第2会員遊技者の使用金額を日単位で管理することができる。
次にSB05では、第2ポイント会員情報DB(図10(b))において、受信した第2会員カードIDと対応付けて管理されている累計使用金額に、受信した本日使用金額を加算して更新する。これと共に前記ポイント付与処理を行い、該本日使用金額(第2使用金額DBに記憶した当日の営業日別使用金額)に応じて付与したポイントを、前記第2会員カードIDと対応付けて管理されているポイント数に対して加算更新する。これにより各第2会員遊技者の累計使用金額が更新され、ポイント数も更新される。そしてSB06では、グループ情報DB(図11(b))及び店舗情報DB(図11(c))において、第2ポイント会員情報DBで加算更新されたポイント数を、前記受信した第2会員カードIDに含まれる店舗IDと対応付けて管理されている総獲得ポイント数及び残ポイント数に対して加算更新する。
このように、制御部22が、第1会員遊技者の使用金額分に対してポイントを付与すると共に、第2会員遊技者の使用金額に対してもポイントを付与するようにしているので、第1会員遊技者及び第2会員遊技者に対して公平にポイントを付与することができる。また、ポイントの付与及び使用という付加価値によって、第2会員遊技者に対してポイント会員への登録を促すことができる。
図28〜図31は、第1システム管理装置120で表示される経営支援画面の一例を表す図である。この第1システム管理装置120のディスプレイ124では、定型レポート表示画面(図28のD45),遊技場メール送信画面(図29のD50),アンケート結果表示画面(図30のD60),及びポイント状況表示画面(図31のD70及びD71)が表示される。なお図示しないが、第2システム管理装置220においても、図28〜図31と同様の画面が表示される。
まず図28は、第1システム管理装置120で表示される定型レポート表示画面の一例を表す図である。ここでD40〜D44は、第1システム管理装置120が記憶している画面であり、D45は、ポイント管理装置20から送信されてくる画面である。第1システム管理装置120において、オペレータが入力装置125を操作して、経営支援画面表示モードが実行されると、D40に示すメニュー画面がディスプレイ124に表示される。このD40では、「定型レポート」ボタン,「メール送信」ボタン,「アンケート結果」ボタン,及び「ポイント状況ボタン」が表示される。
このD40で、オペレータが入力装置125を操作して、「定型レポート」ボタンを操作すると、D41に示す期間選択画面がディスプレイ124に表示される。このD41では、定型レポートで表示する使用金額の集計期間を選択するためのボタンとして、「月別」ボタン,「週別」ボタン,及び「日別」ボタンが表示される。
このD41で、オペレータが入力装置125を操作して、「月別」ボタンを操作すると、D42に示す集計月選択画面がディスプレイ124に表示される。このD42では、定型レポートを作成可能な月が選択可能に表示され、デフォルトでは当年の月が表示されるが、画面右下に表示される「前年」ボタンを操作すると、前年の月が表示され、該前年以前の月が表示されている状態で画面右下に表示される「次年」ボタンを操作すると、次年の月が表示される。このD42で、オペレータが入力装置125を操作して、定型レポートの送信を希望する月を選択すると、該選択された月の定型レポートの送信を要求する定型レポート送信要求が、場外通信部121cから転送装置50を介して、ポイント管理装置20に対して送信される。
またD41で、オペレータが入力装置125を操作して、「週別」ボタンを操作すると、D43に示す集計週選択画面がディスプレイ124に表示される。このD43では、定型レポートを作成可能な週が選択可能に表示され、デフォルトでは当年の週が表示されるが、画面右下に表示される「前年」ボタンを操作すると、前年の週が表示され、該前年以前の週が表示されている状態で画面右下に表示される「次年」ボタンを操作すると、次年の週が表示される。このD43で、オペレータが入力装置125を操作して、定型レポートの送信を希望する週を選択すると、該選択された週の定型レポートの送信を要求する定型レポート送信要求が、場外通信部121cから転送装置50を介して、ポイント管理装置20に対して送信される。
またD41で、オペレータが入力装置125を操作して、「日別」ボタンを操作すると、D44に示す集計日選択画面がディスプレイ124に表示される。このD44では、定型レポートを作成可能な日が選択可能に表示され、デフォルトでは当月の日が表示されるが、画面右下に表示される「前月」ボタンを操作すると、前月の日が表示され、該前月以前の日が表示されている状態で画面右下に表示される「次月」ボタンを操作すると、次月の日が表示される。このD44で、オペレータが入力装置125を操作して、定型レポートの送信を希望する日を選択すると、該選択された日の定型レポートの送信を要求する定型レポート送信要求が、場外通信部121cから転送装置50を介して、ポイント管理装置20に対して送信される。
これら定型レポート送信要求を受信したポイント管理装置20は、前述の如く、経営支援画面送信処理を行う制御部22により、D45に示す定型レポートを作成し、該作成した定型レポートを、転送装置用通信部21bから転送装置50を介して、第1システム管理装置120に対して送信する。そして定型レポートを受信した第1システム管理装置120では、該D45に示す定型レポート表示画面がディスプレイ124に表示される。
このように、ポイント管理装置20が、属性情報別(ここでは性別,年代別)に平均使用金額を算出して、各遊技場に配信するので、遊技場では顧客の属性に応じた平均使用金額を把握して、各属性の顧客に対しての集客活動を検討することができる。例えば、D45の平均使用金額のグラフを参照して、30代男性の平均使用金額が大きいこと(つまり、優良顧客であること)を把握し、30代男性の電子メールアドレスに対して好きな景品のアンケートを行って、30代男性に人気の高い景品(例えばタバコ)の種類を増やす等の集客活動を行ったり、設定の甘い遊技機の情報提供等の優遇サービスを行うことができる。また、女性の平均使用金額が小さいことを把握して、女性会員専用の推奨台で遊技可能なイベント等の優遇策を実施し、売上げ増加を見込むといった営業活動を行うことができる。
図28のD40に戻り、オペレータが入力装置125を操作して、「メール送信」ボタンを操作すると、メールソフトが起動して、図29のD50に示す遊技場メール送信画面がディスプレイ124に表示される。このD50では、送信する電子メールのタイトルと、送信情報の入力欄が設けられる他、送信対象となるポイント会員の属性を指定するためのチェックボックスが設けられており、性別,生年月日を属性として、10代男性,10代女性,20代男性,20代女性,30代男性,30代女性,40代男性,40代女性,50代男性,50代女性,60代男性,60代女性,70代以上男性,70代以上女性の14のグループに分類されていて、当該遊技場メールの送信対象とするグループを選択可能である。
このD50で、オペレータが入力装置25を操作して、タイトルを入力し(ここでは「レディスデー」)、チェックボックスをチェックすることにより送信対象グループを選択し(ここでは全年代の女性)、送信内容を入力して(ここではA店で開催されるイベントであるレディースデーについての告知)、「送信」ボタンを選択すると、該D50で入力・選択された内容を含むメール送信要求が、場外通信部121cから転送装置50を介して、ポイント管理装置20に対して送信される。
このメール送信要求を受信したポイント管理装置20は、前述の如く、経営支援画面送信処理を行う制御部22により、図10(a)(b)に示すポイント会員情報DBの記憶内容に基づいて、当該メール送信要求の送信元の第1システム管理装置120が設置されている店舗(ここではA店)のポイント会員の中から、該メール送信要求に含まれる送信対象の属性(ここでは全年代の女性)に合致するポイント会員を特定し、該特定したポイント会員の電子メールアドレスを抽出し、該抽出した電子メールアドレス宛に、前記メール送信要求に含まれるタイトル及び送信情報の電子メールを送信する。
図28のD40に戻り、オペレータが入力装置125を操作して、「アンケート結果」ボタンを操作すると、アンケート結果送信要求が、場外通信部121cから転送装置50を介して、ポイント管理装置20に対して送信される。
このアンケート結果送信要求を受信したポイント管理装置20は、前述の如く、経営支援画面送信処理を行う制御部22により、図30のD60に示すレポートを作成し、該作成したレポートを、転送装置用通信部21bから転送装置50を介して、第1システム管理装置120に対して送信する。このレポートを受信した第1システム管理装置120では、D60に示すアンケート結果表示画面がディスプレイ124に表示される。
このように、第1システム管理装置120において、ポイント管理装置20からアンケート結果を受信し、ポイント会員を対象としたアンケートついての結果を得ることができるので、各属性の顧客に対しての集客活動を検討することができる。例えば、各属性の顧客の好きな景品を把握して、ターゲットとなる客層に応じた景品を揃えることで、集客を図ることができる。
図28のD40に戻り、オペレータが入力装置125を操作して、「ポイント状況」ボタンを操作すると、ポイント状況送信要求が、場外通信部121cから転送装置50を介して、ポイント管理装置20に対して送信される。
このポイント状況送信要求を受信したポイント管理装置20は、前述の如く、経営支援画面送信処理を行う制御部22により、図31のD70又はD71に示すポイント状況を作成し、該作成したポイント状況を、転送装置用通信部21bから転送装置50を介して、第1システム管理装置120に対して送信する。このレポートを受信した第1システム管理装置120では、D70又はD71に示すポイント状況表示画面がディスプレイ124に表示される。
このように、第1システム管理装置120において、ポイント管理装置20から、当該店舗が属するグループのポイント状況又は当該店舗のポイント状況を受信し、該ポイント状況に含まれる残ポイント数を参照することにより、当該グループ又は店舗が将来的に対価を負担しなければならないポイント数を把握することができると共に、該ポイント状況に含まれる当月使用ポイント数を参照することにより、当該グループ又は店舗が当月に対価を負担しなければならないポイント数を把握することができるので、該対価の決済の目安にすることができる。
図32〜図36は、PC6及び携帯電話7のディスプレイに表示されるポイント会員登録画面の一例を表す図である。まず図32のD101に示すように、各店舗に掲示されているポイント会員の登録に関するポスターを見た当該店舗の会員(第1システム会員遊技者又は第2システム会員遊技者)が、PC6又は携帯電話7に備えられる図示しない操作キーを操作して、D102に示すように、該ポスターに掲載されている電子メールアドレス宛に電子メール(ここではタイトルや内容を入力していない、いわゆる空メール)を送信すると、該電子メールがインターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。この電子メールを受信したポイント管理装置20からは、該電子メールの送信元のPC6又は携帯電話7に対して、ポイント会員の登録を行う画面を表示するためのURLを含む電子メールが返信される。
この電子メールを受信したPC6又は携帯電話7では、D103に示すように、該電子メールの内容がディスプレイに表示される。このD103で、会員が操作キーを操作して、表示されるURLをクリックしてポイント管理装置20にアクセスすると、該ポイント管理装置20からPC6又は携帯電話7に対して、D104に示すメニュー画面が配信されて、ディスプレイに表示される。このD104では、メニューを選択するためのボタンとして、「単独登録」ボタン,「統合登録」ボタン,及び「グループ店一覧」ボタンが表示される。
このD104で、会員が操作キーを操作して、「単独登録」ボタンを操作すると、該単独登録が選択された旨が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信され、該ポイント管理装置20からPC6又は携帯電話7に対して、D105に示す画面が配信されて、ディスプレイに表示される。このD105では、登録画面を表示するためのボタンとして、「第1システム会員様用登録画面」ボタン,及び「第2システム会員様用登録画面」ボタンが表示される。
このD105で、第1会員カード4を所有している会員が操作キーを操作して、「第1システム会員様用登録画面」ボタンを操作すると、該第1システム会員様用登録画面が選択された旨が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信され、該ポイント管理装置20からPC6又は携帯電話7に対して、図33のD106に示す画面が配信されて、ディスプレイに表示される。このD106では、第1会員カードID,登録時の暗証番号,第1会員ID,性別,及び生年月日の入力欄が表示される。
このD106で、第1会員カード4を所有している会員が操作キーを操作して、当該第1会員カード4の表示領域4aに表示されている第1会員カードID及び第1会員IDと、当該第1会員カード4の発行時に登録された暗証番号と、該会員の属性情報である性別及び生年月日とを入力して「登録」ボタンを操作すると、それら第1会員カードID,性別,生年月日,暗証番号,及び第1会員IDを含む登録要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
一方、D105で、第2会員カード5を所有している会員が操作キーを操作して、「第2システム会員様用登録画面」ボタンを操作すると、該第2システム会員様用登録画面が選択された旨が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信され、該ポイント管理装置20からPC6又は携帯電話7に対して、図33のD107に示す画面が配信されて、ディスプレイに表示される。このD107では、第2会員カードID,登録する暗証番号,他システム会員IDの下4桁,性別,及び生年月日の入力欄が表示される。
このD107で、第2会員カード5を所有している会員が操作キーを操作して、当該第2会員カード5の表示領域5aに表示されている第2会員カードID及び他システム会員IDの下4桁と、登録を希望する暗証番号(発行時に登録された暗証番号と異なっていても良い)と、該会員の属性情報である性別及び生年月日とを入力して「登録」ボタンを操作すると、それら第2会員カードID,性別,生年月日,暗証番号,及び他システム会員IDの下4桁を含む登録要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
これらD106又はD107の登録要求を受信したポイント管理装置20では、該登録要求に含まれる会員カードIDについて、前記エンコード情報照合処理が行われる。ここで照合NGであると判定されると、入力が間違っている旨を示す画面が、PC6又は携帯電話7に対して配信されて、ディスプレイに表示される。一方、照合OKであると判定されると、後述する図45のS103以下に示す処理が行われる。
図32に戻り、D104で、会員が操作キーを操作して、「統合登録」ボタンを操作すると、該統合登録が選択された旨が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信され、該ポイント管理装置20からPC6又は携帯電話7に対して、図33のD110に示す画面が配信されて、ディスプレイに表示される。このD110では、統合する会員カードの数を選択するためのボタンとして、「2つ」ボタン,「3つ」ボタン,及び「4つ」が表示される。
このD110で、会員が操作キーを操作して、例えば「2つ」ボタンを操作すると、統合する会員カードの数が2つである旨が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信され、該ポイント管理装置20からPC6又は携帯電話7に対して、D111に示す画面が配信されて、ディスプレイに表示される。このD111では、統合する会員カードがポイント会員として登録済であるか否かを選択するためのボタンとして、「全部が未登録」ボタン,及び「いずれか又は全部が登録済」ボタンが表示される。
このD111で、会員が操作キーを操作して、「全部が未登録」ボタンを操作すると、統合する会員カードの全部がポイント会員として未登録である旨が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信され、該ポイント管理装置20からPC6又は携帯電話7に対して、図34のD112〜D115に示す画面が配信されて、まずD112に示す画面がディスプレイに表示される。このD112では、1つ目の会員カードの種類を選択するためのボタンとして、「第1会員カード」ボタン,及び「第2会員カード」ボタンが表示される。
このD112で、第1会員カード4を所有する会員が操作キーを操作して、「第1会員カード」ボタンを操作すると、ポイント管理装置20から配信されている前記D106の画面がディスプレイに表示され、前記D106に示す内容が入力されて「登録」ボタンが操作されると、ポイント管理装置20から配信されているD113に示す画面がディスプレイに表示される。一方、D112で、第2会員カード5を所有する会員が操作キーを操作して、「第2会員カード」ボタンを操作すると、ポイント管理装置20から配信されている前記D107の画面がディスプレイに表示され、前記D107に示す内容が入力されて「登録」ボタンが操作されると、ポイント管理装置20から配信されているD113に示す画面がディスプレイに表示される。このD113では、次の会員カードの種類を選択するためのボタンとして、「第1会員カード」ボタン,及び「第2会員カード」ボタンが表示される。
このD113で、第1会員カード4を所有する会員が操作キーを操作して、「第1会員カード」ボタンを操作すると、ポイント管理装置20から配信されているD114の画面がディスプレイに表示される。このD114では、第1会員カードID,登録時の暗証番号,及び第1会員IDの入力欄が表示される。このD114で、第1会員カード4を所有している会員が操作キーを操作して、当該第1会員カード4の表示領域4aに表示されている第1会員カードID及び第1会員IDと、当該第1会員カード4の発行時に登録された暗証番号とを入力して「登録」ボタンを操作すると、会員統合要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
一方、D113で、第2会員カード5を所有する会員が操作キーを操作して、「第2会員カード」ボタンを操作すると、ポイント管理装置20から配信されているD115の画面がディスプレイに表示される。このD115では、第2会員カードID,登録する暗証番号,及び他システム会員IDの下4桁の入力欄が表示される。このD115で、第2会員カード5を所有している会員が操作キーを操作して、当該第2会員カード5の表示領域5aに表示されている第2会員カードID及び他システム会員IDの下4桁と、登録を希望する暗証番号(発行時に登録された暗証番号と異なっていても良い)と、該会員の属性情報である性別及び生年月日とを入力して「登録」ボタンを操作すると、会員統合要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
これらD114又はD115で送信される会員統合要求には、D106又はD107で入力された内容と、D114又はD115で入力された内容とが含まれ、未登録の会員カードIDのみを含むため、前記第1の会員統合要求である。この第1の会員統合要求を受信したポイント管理装置20では、該第1の会員統合要求に含まれる各会員カードIDについて、前記エンコード情報照合処理が行われる。ここで照合NGであると判定されると、入力が間違っている旨を示す画面が、PC6又は携帯電話7に対して配信されて、ディスプレイに表示される。一方、照合OKであると判定されると、後述する図46のS200以下に示す処理が行われる。
なおD110で、「3つ」ボタンが操作された場合には、D114又はD115の処理がもう1回繰り返され、「4つ」ボタンが操作された場合には、D114又はD115の処理がもう2回繰り返されてから、それらで入力された内容を含む会員統合要求が送信される。
図33に戻り、D111で、会員が操作キーを操作して、「いずれか又は全部が登録済」ボタンを操作すると、統合する会員カードのいずれか又は全部がポイント会員として登録済である旨が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信され、該ポイント管理装置20からPC6又は携帯電話7に対して、D116〜D117に示す画面が配信されて、まずD116に示す画面がディスプレイに表示される。このD116では、既登録の会員カードについて会員カードID(第1会員カードID又は第2会員カードID)及び暗証番号の入力が求められると共に、会員カードIDと暗証番号の入力欄が表示される。
このD116で、会員が操作キーを操作して、会員カードの表示領域に表示されている会員カードIDと、既登録の暗証番号とを入力して「登録」ボタンを操作すると、ポイント管理装置20から配信されているD117に示す画面がディスプレイに表示される。このD117では、統合する会員カードがポイント会員として登録済であるか否かを選択するためのボタンとして、「未登録」ボタン,及び「登録済」ボタンが表示される。
このD117で、会員が操作キーを操作して、「未登録」ボタンを操作すると、前述した図34のD113に進み、D114又はD115の内容が入力されて「登録」ボタンを操作すると、会員統合要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
ここで送信される会員統合要求には、D116で入力された内容と、D114又はD115で入力された内容とが含まれ、未登録の会員カードIDと既登録の会員カードIDとを含むため、前記第2の会員統合要求である。この第2の会員統合要求を受信したポイント管理装置20では、該第2の会員統合要求に含まれる未登録の会員カードIDについて、前記エンコード情報照合処理が行われる。ここで照合NGであると判定されると、入力が間違っている旨を示す画面が、PC6又は携帯電話7に対して配信されて、ディスプレイに表示される。また第2の会員統合要求を受信したポイント管理装置20では、該第2の会員統合要求に含まれる既登録の会員カードIDについて、前記ポイント会員情報照合処理が行われる。ここで照合NGであると判定されると、入力が間違っている旨を示す画面が、PC6又は携帯電話7に対して配信されて、ディスプレイに表示される。一方、エンコード情報照合処理及びポイント会員情報照合処理で照合OKであると判定されると、後述する図46のS200以下に示す処理が行われる。
図33に戻り、D117で、会員が操作キーを操作して、「登録済」ボタンを操作すると、再びD116に進み、該D116の内容が入力されて「登録」ボタンを操作すると、会員統合要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
ここで送信される会員統合要求には、D116で入力された内容が2種類含まれ、既登録の会員カードIDのみを含むため、前記第3の会員統合要求である。この第3の会員統合要求を受信したポイント管理装置20では、該第3の会員統合要求に含まれる各会員カードIDについて、前記ポイント会員情報照合処理が行われる。ここで照合NGであると判定されると、入力が間違っている旨を示す画面が、PC6又は携帯電話7に対して配信されて、ディスプレイに表示される。一方、エンコード情報照合処理及びポイント会員情報照合処理で照合OKであると判定されると、後述する図46のS200以下に示す処理が行われる。
なおD110で、「3つ」ボタンが操作された場合には、もう一度D117に戻り、「4つ」ボタンが操作された場合には、さらにもう一度D117に戻り、該D117以降で入力された内容を含む会員統合要求が送信される。
図32に戻り、D104で、会員が操作キーを操作して、「グループ店一覧」ボタンを操作すると、該グループ店一覧が選択された旨が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信され、該ポイント管理装置20からPC6又は携帯電話7に対して、図35のD120に示す画面が配信されて、ディスプレイに表示される。このD120では、会員カードID(第1会員カードID又は第2会員カードID)の入力が求められると共に、会員カードIDの入力欄が表示される。
このD120で、会員が操作キーを操作して、会員カードの表示領域に表示されている会員カードIDを入力して「検索」ボタンを操作すると、該入力された会員カードIDを含むグループ店一覧要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。このグループ店一覧要求を受信したポイント管理装置20では、後述する図45のS131以下に示す処理が行われ、同S133では、該ポイント管理装置20からPC6又は携帯電話7に対して、図35のD121に示す画面が配信されて、ディスプレイに表示される。このD121では、D120で入力された会員カードIDに含まれる店舗IDの店舗(ここではA店)が属するグループのグループ名(ここでは◎◎グループ)と、該グループのグループ店一覧(ここではB店,C店,X店)が表示される。
なお図32〜図35に示した各画面で、メニュー表示操作が行われると、図32のD104に示すメニュー画面に戻る。
図36〜図38は、第1キオスク端末140のディスプレイ144に表示されるポイント会員登録画面の一例を表す図である。まず会員が操作キー145を操作して、ポイント会員登録モードが実行されると、ポイント管理装置20にアクセスされ、該ポイント管理装置20から第1キオスク端末140に対して、前記D104と同様のD200に示すメニュー画面が配信されて、ディスプレイ144に表示される。
このD200で、会員が操作キーを操作して、「単独登録」ボタンを操作すると、該単独登録が選択された旨が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信され、該ポイント管理装置20から第1キオスク端末140に対して、D201〜D202に示す画面が配信されて、まずD201に示す画面がディスプレイ144に表示される。このD201では、第1会員カード4をポイント会員として登録する場合には、該第1会員カード4の挿入が求められ、第2会員カード5をポイント会員として登録する場合には、第2会員カードID,登録する暗証番号,他システム会員IDの下4桁,性別,及び生年月日の入力欄への入力が求められる。
このD201で、第2会員カード5を所有している会員が操作キー145を操作して、当該第2会員カード5の表示領域5aに表示されている第2会員カードID及び他システム会員IDの下4桁と、登録を希望する暗証番号(発行時に登録された暗証番号と異なっていても良い)と、該会員の属性情報である性別及び生年月日とを入力して「登録」ボタンを操作すると、それら第2会員カードID,性別,生年月日,暗証番号,及び他システム会員IDの下4桁を含む登録要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
一方、D201で、第1会員カード4を所有している会員が該第1会員カード4をカード挿入口143aから挿入すると、カードリーダ143により、該挿入された第1会員カード4のICチップ4bから第1会員カードIDと第1会員IDとが読み取られ、ポイント管理装置20から配信されているD202の画面がディスプレイ144に表示される。このD202では、カードリーダ143により読み取った第1会員カードID及び第1会員IDと、登録時の暗証番号,性別,及び生年月日の入力欄が表示される。
このD202で、第1会員カード4を所有している会員が操作キー145を操作して、当該第1会員カード4の発行時に登録された暗証番号と、該会員の属性情報である性別及び生年月日とを入力して「登録」ボタンを操作すると、カードリーダ143により読み取った第1会員カードID,及び第1会員IDと、該入力された性別,生年月日,及び暗証番号とを含む登録要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
これらD201又はD202の登録要求を受信したポイント管理装置20では、該登録要求に含まれる会員カードIDについて、前記エンコード情報照合処理が行われる。ここで照合NGであると判定されると、入力が間違っている旨を示す画面が、第1キオスク端末140に対して配信されて、ディスプレイ144に表示される。一方、照合OKであると判定されると、後述する図45のS103以下に示す処理が行われる。
前記D200で、会員が操作キー145を操作して、「統合登録」ボタンを操作すると、該統合登録が選択された旨が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信され、該ポイント管理装置20から第1キオスク端末140に対して、前記D110と同様のD210に示す画面が配信されて、ディスプレイ144に表示される。
このD210で、会員が操作キー145を操作して、例えば「2つ」ボタンを操作すると、統合する会員カードの数が2つである旨が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信され、該ポイント管理装置20から第1キオスク端末140に対して、前記D111と同様のD211に示す画面が配信されて、ディスプレイ144に表示される。
このD211で、会員が操作キー145を操作して、「全部が未登録」ボタンを操作すると、統合する会員カードの全部がポイント会員として未登録である旨が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信され、該ポイント管理装置20から第1キオスク端末140に対して、図37のD220〜D224に示す画面が配信されて、まずD220に示す画面がディスプレイ144に表示される。このD220では、1つ目の会員カードが第1会員カード4の場合には、該第1会員カード4の挿入が求められ、第2会員カード5の場合には、第2会員カードID,登録する暗証番号,他システム会員IDの下4桁,性別,及び生年月日の入力欄への入力が求められる。
このD220で、第1会員カード4を所有している会員が該第1会員カード4をカード挿入口143aから挿入すると、カードリーダ143により、該挿入された第1会員カード4のICチップ4bから第1会員カードIDと第1会員IDとが読み取られ、ポイント管理装置20から配信されているD221の画面がディスプレイ144に表示される。このD221では、カードリーダ143により読み取った第1会員カードID及び第1会員IDと、登録時の暗証番号,性別,及び生年月日の入力欄が表示される。
このD221で、第1会員カード4を所有している会員が操作キー145を操作して、当該第1会員カード4の発行時に登録された暗証番号と、該会員の属性情報である性別及び生年月日とを入力して「登録」ボタンを操作すると、ポイント管理装置20から配信されているD223の画面がディスプレイ144に表示される。
一方、D220で、第2会員カード5を所有している会員が操作キー145を操作して、当該第2会員カード5の表示領域5aに表示されている第2会員カードID及び他システム会員IDの下4桁と、登録を希望する暗証番号(発行時に登録された暗証番号と異なっていても良い)と、該会員の属性情報である性別及び生年月日とを入力して「登録」ボタンを操作すると、ポイント管理装置20から配信されているD223の画面がディスプレイ144に表示される。このD223では、次の会員カードが第1会員カード4の場合には、該第1会員カード4の挿入が求められ、第2会員カード5の場合には、第2会員カードID,登録する暗証番号,及び他システム会員IDの下4桁の入力欄への入力が求められる。
このD223で、第1会員カード4を所有している会員が該第1会員カード4をカード挿入口143aから挿入すると、カードリーダ143により、該挿入された第1会員カード4のICチップ4bから第1会員カードIDと第1会員IDとが読み取られ、ポイント管理装置20から配信されているD224の画面がディスプレイ144に表示される。このD224では、カードリーダ143により読み取った第1会員カードID及び第1会員IDと、登録時の暗証番号の入力欄が表示される。このD224で、第1会員カード4を所有している会員が操作キー145を操作して、暗証番号を入力して「登録」ボタンを操作すると、会員統合要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
一方、D223で、第2会員カード5を所有している会員が操作キー145を操作して、当該第2会員カード5の表示領域5aに表示されている第2会員カードID及び他システム会員IDの下4桁と、登録を希望する暗証番号とを入力して「登録」ボタンを操作すると、会員統合要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
ここで送信される会員統合要求には、D220で入力された内容又はD221で表示・入力された内容と、D223で入力された内容又はD224で表示・入力された内容とが含まれ、会員カードIDとしては未登録の会員カードIDのみを含むため、前記第1の会員統合要求である。この第1の会員統合要求を受信したポイント管理装置20では、該第1の会員統合要求に含まれる各会員カードIDについて、前記エンコード情報照合処理が行われる。ここで照合NGであると判定されると、入力が間違っている旨を示す画面が、第1キオスク端末140に対して配信されて、ディスプレイ144に表示される。一方、照合OKであると判定されると、後述する図46のS200以下に示す処理が行われる。
なおD210で、「3つ」ボタンが操作された場合には、D223又はD224の処理がもう1回繰り返され、「4つ」ボタンが操作された場合には、D23又はD224の処理がもう2回繰り返されてから、それらで入力された内容を含む会員統合要求が送信される。
図36に戻り、D211で、会員が操作キー145を操作して、「いずれか又は全部が登録済」ボタンを操作すると、統合する会員カードのいずれか又は全部がポイント会員として登録済である旨が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信され、該ポイント管理装置20から第1キオスク端末140に対して、図38のD230〜D234に示す画面が配信されて、まずD230に示す画面がディスプレイ144に表示される。このD230では、登録済の会員カードが第1会員カード4の場合には、該第1会員カード4の挿入が求められ、第2会員カード5の場合には、第2会員カードID,及び暗証番号の入力欄への入力が求められる。
このD230で、第1会員カード4を所有している会員が該第1会員カード4をカード挿入口143aから挿入すると、カードリーダ143により、該挿入された第1会員カード4のICチップ4bから第1会員カードIDが読み取られ、ポイント管理装置20から配信されているD231の画面がディスプレイ144に表示される。このD231では、カードリーダ143により読み取った第1会員カードIDと、登録済の暗証番号の入力欄が表示される。このD231で、第1会員カード4を所有している会員が操作キー145を操作して、登録済の暗証番号を入力して「登録」ボタンを操作すると、ポイント管理装置20から配信されているD232の画面がディスプレイ144に表示される。
一方、D230で、第2会員カード5を所有している会員が操作キー145を操作して、当該第2会員カード5の表示領域5aに表示されている第2会員カードIDと、登録済の暗証番号とを入力して「登録」ボタンを操作すると、ポイント管理装置20から配信されているD232の画面がディスプレイ144に表示される。このD232では、統合する会員カードがポイント会員として登録済であるか否かを選択するためのボタンとして、「未登録」ボタン,及び「登録済」ボタンが表示される。
このD232で、会員が操作キーを操作して、「未登録」ボタンを操作すると、前述した図37のD223に進み、該D223又はD224の内容が入力されて「登録」ボタンを操作すると、会員統合要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
ここで送信される会員統合要求には、D220又はD221で入力された内容と、D223又はD224で入力された内容とが含まれ、会員カードIDとしては未登録の会員カードIDと既登録の会員カードIDとを含むため、前記第2の会員統合要求である。この第2の会員統合要求を受信したポイント管理装置20では、該第2の会員統合要求に含まれる未登録の会員カードIDについて、前記エンコード情報照合処理が行われる。ここで照合NGであると判定されると、入力が間違っている旨を示す画面が、第1キオスク端末140に対して配信されて、ディスプレイに表示される。また第2の会員統合要求を受信したポイント管理装置20では、該第2の会員統合要求に含まれる既登録の会員カードIDについて、前記ポイント会員情報照合処理が行われる。ここで照合NGであると判定されると、入力が間違っている旨を示す画面が、第1キオスク端末140に対して配信されて、ディスプレイに表示される。一方、エンコード情報照合処理及びポイント会員情報照合処理で照合OKであると判定されると、後述する図46のS200以下に示す処理が行われる。
一方、D232で、会員が操作キーを操作して、「登録済」ボタンを操作すると、ポイント管理装置20から配信されているD233に示す画面がディスプレイ144に表示される。このD233では、次の会員カードが第1会員カード4の場合には、該第1会員カード4の挿入が求められ、第2会員カード5の場合には、第2会員カードID,及び暗証番号の入力欄への入力が求められる。
このD233で、第1会員カード4を所有している会員が該第1会員カード4をカード挿入口143aから挿入すると、カードリーダ143により、該挿入された第1会員カード4のICチップ4bから第1会員カードIDが読み取られ、ポイント管理装置20から配信されているD234の画面がディスプレイ144に表示される。このD234では、カードリーダ143により読み取った第1会員カードIDと、登録済の暗証番号の入力欄が表示される。このD234で、第1会員カード4を所有している会員が操作キー145を操作して、登録済の暗証番号を入力して「登録」ボタンを操作すると、会員統合要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
一方、D233で、第2会員カード5を所有している会員が操作キー145を操作して、当該第2会員カード5の表示領域5aに表示されている第2会員カードIDと、登録済の暗証番号とを入力して「登録」ボタンを操作すると、会員統合要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
ここで送信される会員統合要求には、D230又はD231で入力された内容と、D233又はD234で入力された内容とが含まれ、会員カードIDとしては既登録の会員カードIDのみを含むため、前記第3の会員統合要求である。この第3の会員統合要求を受信したポイント管理装置20では、該第3の会員統合要求に含まれる各会員カードIDについて、前記ポイント会員情報照合処理が行われる。ここで照合NGであると判定されると、入力が間違っている旨を示す画面が、第1キオスク端末140に対して配信されて、ディスプレイに表示される。一方、照合OKであると判定されると、後述する図46のS200以下に示す処理が行われる。
なおD210で、「3つ」ボタンが操作された場合には、もう一度D232に戻り、「4つ」ボタンが操作された場合には、さらにもう一度D232に戻り、該D232以降で入力された内容を含む会員統合要求が送信される。
また図36のD200で、会員が操作キーを操作して、「グループ店一覧」ボタンを操作すると、前記図35で説明したのと同様の処理が行われる。また図36〜図38に示した各画面で、メニュー表示操作が行われると、図36のD200に示すメニュー画面に戻る。
図39〜図41は、第2キオスク端末240のディスプレイ244に表示されるポイント会員登録画面の一例を表す図である。まず会員が操作キー245を操作して、ポイント会員登録モードが実行されると、ポイント管理装置20にアクセスされ、該ポイント管理装置20から第2キオスク端末240に対して、前記D104と同様のD300に示すメニュー画面が配信されて、ディスプレイ244に表示される。
このD300で、会員が操作キーを操作して、「単独登録」ボタンを操作すると、該単独登録が選択された旨が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信され、該ポイント管理装置20から第2キオスク端末240に対して、D301〜D302に示す画面が配信されて、まずD301に示す画面がディスプレイ244に表示される。このD301では、第2会員カード5をポイント会員として登録する場合には、該第2会員カード5の挿入が求められ、第1会員カード4をポイント会員として登録する場合には、第1会員カードID,登録時の暗証番号,第1会員ID,性別,及び生年月日の入力欄への入力が求められる。
このD301で、第1会員カード4を所有している会員が操作キー245を操作して、当該第1会員カード4の表示領域4aに表示されている第1会員カードID及び第1会員IDと、当該第1会員カード4の発行時に登録された暗証番号と、該会員の属性情報である性別及び生年月日とを入力して「登録」ボタンを操作すると、それら第1会員カードID,性別,生年月日,暗証番号,及び第1会員IDを含む登録要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
一方、D301で、第2会員カード5を所有している会員が該第2会員カード5をカード挿入口243aから挿入すると、カードリーダ243により、該挿入された第2会員カード5の磁気ストライプ5cから他システム会員IDが読み取られ、該他システム会員IDがインターネットを介してポイント管理装置20に対して送信され、前記第2会員カードID返信処理が行われたポイント管理装置20から第2会員カードIDが返信されてくると、ポイント管理装置20から配信されているD302の画面がディスプレイ244に表示される。このD302では、ポイント管理装置20から返信されてきた第2会員カードIDと、カードリーダ243により読み取った他システム会員IDの下4桁と、登録する暗証番号,性別,及び生年月日の入力欄が表示される。
このD302で、第2会員カード5を所有している会員が操作キー245を操作して、登録を希望する暗証番号(発行時に登録された暗証番号と異なっていても良い)と、該会員の属性情報である性別及び生年月日とを入力して「登録」ボタンを操作すると、ポイント管理装置20から返信されてきた第2会員カードIDと、カードリーダ243により読み取った他システム会員IDの下4桁と、該入力された性別,生年月日,及び暗証番号とを含む登録要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
これらD301又はD302の登録要求を受信したポイント管理装置20では、該登録要求に含まれる会員カードIDについて、前記エンコード情報照合処理が行われる。ここで照合NGであると判定されると、入力が間違っている旨を示す画面が、第2キオスク端末240に対して配信されて、ディスプレイ244に表示される。一方、照合OKであると判定されると、後述する図45のS103以下に示す処理が行われる。
前記D300で、会員が操作キー245を操作して、「統合登録」ボタンを操作すると、該統合登録が選択された旨が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信され、該ポイント管理装置20から第2キオスク端末240に対して、前記D110と同様のD310に示す画面が配信されて、ディスプレイ244に表示される。
このD310で、会員が操作キー245を操作して、例えば「2つ」ボタンを操作すると、統合する会員カードの数が2つである旨が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信され、該ポイント管理装置20から第2キオスク端末240に対して、前記D111と同様のD311に示す画面が配信されて、ディスプレイ244に表示される。
このD311で、会員が操作キー145を操作して、「全部が未登録」ボタンを操作すると、統合する会員カードの全部がポイント会員として未登録である旨が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信され、該ポイント管理装置20から第2キオスク端末240に対して、図40のD320〜D324に示す画面が配信されて、まずD320に示す画面がディスプレイ244に表示される。このD320では、1つ目の会員カードが第2会員カード5の場合には、該第2会員カード5の挿入が求められ、第1会員カード4の場合には、第1会員カードID,登録時の暗証番号,第1会員ID,性別,及び生年月日の入力欄への入力が求められる。
このD320で、第2会員カード5を所有している会員が該第2会員カード5をカード挿入口243aから挿入すると、カードリーダ243により、該挿入された第2会員カード5の磁気ストライプ5cから他システム会員IDが読み取られ、該他システム会員IDがインターネットを介してポイント管理装置20に対して送信され、前記第2会員カードID返信処理が行われたポイント管理装置20から第2会員カードIDが返信されてくると、ポイント管理装置20から配信されているD321の画面がディスプレイ244に表示される。このD321では、ポイント管理装置20から返信されてきた第2会員カードIDと、カードリーダ243により読み取った他システム会員IDの下4桁と、登録する暗証番号,性別,及び生年月日の入力欄が表示される。
このD321で、第2会員カード5を所有している会員が操作キー245を操作して、登録を希望する暗証番号(発行時に登録された暗証番号と異なっていても良い)と、該会員の属性情報である性別及び生年月日とを入力して「登録」ボタンを操作すると、ポイント管理装置20から配信されているD323の画面がディスプレイ244に表示される。
一方、D320で、第1会員カード4を所有している会員が操作キー245を操作して、当該第1会員カード4の表示領域4aに表示されている第1会員カードID及び第1会員IDと、当該第1会員カード4の発行時に登録された暗証番号と、該会員の属性情報である性別及び生年月日とを入力して「登録」ボタンを操作すると、ポイント管理装置20から配信されているD323の画面がディスプレイ244に表示される。このD323では、次の会員カードが会員カードが第2会員カード5の場合には、該第2会員カード5の挿入が求められ、第1会員カード4の場合には、第1会員カードID,登録時の暗証番号,及び第1会員IDの入力欄への入力が求められる。
このD323で、第2会員カード5を所有している会員が該第2会員カード5をカード挿入口243aから挿入すると、カードリーダ243により、該挿入された第2会員カード5の磁気ストライプ5cから他システム会員IDが読み取られ、該他システム会員IDがインターネットを介してポイント管理装置20に対して送信され、前記第2会員カードID返信処理が行われたポイント管理装置20から第2会員カードIDが返信されてくると、ポイント管理装置20から配信されているD324の画面がディスプレイ244に表示される。このD324では、ポイント管理装置20から返信されてきた第2会員カードIDと、カードリーダ243により読み取った他システム会員IDの下4桁と、登録する暗証番号の入力欄が表示される。
このD324で、第2会員カード5を所有している会員が操作キー245を操作して、登録を希望する暗証番号(発行時に登録された暗証番号と異なっていても良い)を入力して「登録」ボタンを操作すると、会員統合要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
一方、D323で、第1会員カード4を所有している会員が操作キー245を操作して、当該第1会員カード4の表示領域4aに表示されている第1会員カードID及び第1会員IDと、当該第1会員カード4の発行時に登録された暗証番号とを入力して「登録」ボタンを操作すると、会員統合要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
ここで送信される会員統合要求には、D320で入力された内容又はD321で表示・入力された内容と、D323で入力された内容又はD324で表示・入力された内容とが含まれ、会員カードIDとしては未登録の会員カードIDのみを含むため、前記第1の会員統合要求である。この第1の会員統合要求を受信したポイント管理装置20では、該第1の会員統合要求に含まれる各会員カードIDについて、前記エンコード情報照合処理が行われる。ここで照合NGであると判定されると、入力が間違っている旨を示す画面が、第2キオスク端末240に対して配信されて、ディスプレイ144に表示される。一方、照合OKであると判定されると、後述する図46のS200以下に示す処理が行われる。
なおD310で、「3つ」ボタンが操作された場合には、D323又はD324の処理がもう1回繰り返され、「4つ」ボタンが操作された場合には、D33又はD324の処理がもう2回繰り返されてから、それらで入力された内容を含む会員統合要求が送信される。
図39に戻り、D311で、会員が操作キー245を操作して、「いずれか又は全部が登録済」ボタンを操作すると、統合する会員カードのいずれか又は全部がポイント会員として登録済である旨が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信され、該ポイント管理装置20から第2キオスク端末240に対して、図41のD330〜D334に示す画面が配信されて、まずD330に示す画面がディスプレイ244に表示される。このD330では、登録済の会員カードが第2会員カード5の場合には、該第2会員カード5の挿入が求められ、第1会員カード4の場合には、第1会員カードID,及び暗証番号の入力欄への入力が求められる。
このD330で、第2会員カード5を所有している会員が該第2会員カード5をカード挿入口243aから挿入すると、カードリーダ243により、該挿入された第2会員カード5の磁気ストライプ5cから他システム会員IDが読み取られ、該他システム会員IDがインターネットを介してポイント管理装置20に対して送信され、前記第2会員カードID返信処理が行われたポイント管理装置20から第2会員カードIDが返信されてくると、ポイント管理装置20から配信されているD331の画面がディスプレイ244に表示される。このD331では、ポイント管理装置20から返信されてきた第2会員カードIDと、暗証番号の入力欄が表示される。このD331で、第2会員カード5を所有している会員が操作キー245を操作して、登録済の暗証番号を入力して「登録」ボタンを操作すると、ポイント管理装置20から配信されているD332の画面がディスプレイ244に表示される。
一方、D330で、第1会員カード4を所有している会員が操作キー245を操作して、当該第1会員カード4の表示領域4aに表示されている第1会員カードIDと、登録済の暗証番号とを入力して「登録」ボタンを操作すると、ポイント管理装置20から配信されているD332の画面がディスプレイ244に表示される。このD332では、統合する会員カードがポイント会員として登録済であるか否かを選択するためのボタンとして、「未登録」ボタン,及び「登録済」ボタンが表示される。
このD332で、会員が操作キーを操作して、「未登録」ボタンを操作すると、前述した図40のD323に進み、該D323又はD324の内容が入力されて「登録」ボタンを操作すると、会員統合要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
ここで送信される会員統合要求には、D320又はD321で入力された内容と、D323又はD324で入力された内容とが含まれ、会員カードIDとしては未登録の会員カードIDと既登録の会員カードIDとを含むため、前記第2の会員統合要求である。この第2の会員統合要求を受信したポイント管理装置20では、該第2の会員統合要求に含まれる未登録の会員カードIDについて、前記エンコード情報照合処理が行われる。ここで照合NGであると判定されると、入力が間違っている旨を示す画面が、第2キオスク端末240に対して配信されて、ディスプレイに表示される。また第2の会員統合要求を受信したポイント管理装置20では、該第2の会員統合要求に含まれる既登録の会員カードIDについて、前記ポイント会員情報照合処理が行われる。ここで照合NGであると判定されると、入力が間違っている旨を示す画面が、第2キオスク端末240に対して配信されて、ディスプレイに表示される。一方、エンコード情報照合処理及びポイント会員情報照合処理で照合OKであると判定されると、後述する図46のS200以下に示す処理が行われる。
一方、D332で、会員が操作キーを操作して、「登録済」ボタンを操作すると、ポイント管理装置20から配信されているD333に示す画面がディスプレイ244に表示される。このD333では、次の会員カードが第2会員カード5の場合には、該第2会員カード5の挿入が求められ、第1会員カード4の場合には、第1会員カードID,及び暗証番号の入力欄への入力が求められる。
このD333で、第2会員カード5を所有している会員が該第2会員カード5をカード挿入口243aから挿入すると、カードリーダ243により、該挿入された第2会員カード5の磁気ストライプ5cから他システム会員IDが読み取られ、該他システム会員IDがインターネットを介してポイント管理装置20に対して送信され、前記第2会員カードID返信処理が行われたポイント管理装置20から第2会員カードIDが返信されてくると、ポイント管理装置20から配信されているD334の画面がディスプレイ244に表示される。このD334では、ポイント管理装置20から返信されてきた第2会員カードIDと、暗証番号の入力欄が表示される。このD334で、第2会員カード5を所有している会員が操作キー245を操作して、登録済の暗証番号を入力して「登録」ボタンを操作すると、会員統合要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
一方、D333で、第1会員カード4を所有している会員が操作キー245を操作して、当該第1会員カード4の表示領域4aに表示されている第1会員カードIDと、登録済の暗証番号とを入力して「登録」ボタンを操作すると、会員統合要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
ここで送信される会員統合要求には、D330又はD331で入力された内容と、D333又はD334で入力された内容とが含まれ、会員カードIDとしては既登録の会員カードIDのみを含むため、前記第3の会員統合要求である。この第3の会員統合要求を受信したポイント管理装置20では、該第3の会員統合要求に含まれる各会員カードIDについて、前記ポイント会員情報照合処理が行われる。ここで照合NGであると判定されると、入力が間違っている旨を示す画面が、第2キオスク端末240に対して配信されて、ディスプレイに表示される。一方、照合OKであると判定されると、後述する図46のS200以下に示す処理が行われる。
なおD310で、「3つ」ボタンが操作された場合には、もう一度D332に戻り、「4つ」ボタンが操作された場合には、さらにもう一度D332に戻り、該D332以降で入力された内容を含む会員統合要求が送信される。
また図39のD300で、会員が操作キーを操作して、「グループ店一覧」ボタンを操作すると、前記図35で説明したのと同様の処理が行われる。また図39〜図41に示した各画面で、メニュー表示操作が行われると、図39のD300に示すメニュー画面に戻る。
図42〜図44は、登録端末(PC6,携帯電話7,第1キオスク端末140,第2キオスク端末240)のディスプレイに表示されるポイント会員専用画面の一例を表す図である。PC6又は携帯電話7においては、ポイント会員が操作キーを操作して、ポイント会員専用画面表示モードが実行されると、ポイント管理装置20にアクセスされ、該ポイント管理装置20からPC6又は携帯電話7に対して、図42のD400に示すログイン画面が配信されて、ディスプレイに表示される。このD400では、会員カードID(第1会員カードID又は第2会員カードID),及び暗証番号の入力欄が表示される。このD400で、ポイント会員が操作キーを操作して、会員カードID及び暗証番号を入力して「ログイン」ボタンを操作すると、該入力された会員カードID及び暗証番号を含む情報公開要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信され、該情報公開要求に含まれる会員カードID及び暗証番号の照合がOKであれば、ポイント管理装置20からPC6又は携帯電話7に対して、D401に示すメニュー画面が配信されて、ディスプレイに表示される。
また第1キオスク端末140においては、ポイント会員が操作キー145を操作して、ポイント会員専用画面表示モードが実行されると、ポイント管理装置20にアクセスされ、該ポイント管理装置20から第1キオスク端末140に対して、図38のD230と略同様の画面が配信されて、第1会員カード4でアクセスする場合には該第1会員カード4の挿入,第2会員カード5でアクセスする場合には第2会員カードID及び暗証番号の入力が求められ、第1会員カード4が挿入されると、同D231と略同様に、第1会員カードIDが表示されて暗証番号の入力が求められる。そして各画面において求められている事項を入力してログインをすると、会員カードID及び暗証番号を含む情報公開要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信され、該情報公開要求に含まれる会員カードID及び暗証番号の照合がOKであれば、ポイント管理装置20から第1キオスク端末140に対して、D401に示すメニュー画面が配信されて、ディスプレイに表示される。
また第2キオスク端末240においては、ポイント会員が操作キー245を操作して、ポイント会員専用画面表示モードが実行されると、ポイント管理装置20にアクセスされ、該ポイント管理装置20から第2キオスク端末240に対して、図41のD330と略同様の画面が配信されて、第2会員カード5でアクセスする場合には該第2会員カード5の挿入,第1会員カード4でアクセスする場合には第1会員カードID及び暗証番号の入力が求められ、第2会員カード5が挿入されると、同D331と略同様に、第2会員カードIDが表示されて暗証番号の入力が求められる。そして各画面において求められている事項を入力してログインをすると、会員カードID及び暗証番号を含む情報公開要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信され、該情報公開要求に含まれる会員カードID及び暗証番号の照合がOKであれば、ポイント管理装置20から第2キオスク端末240に対して、D401に示すメニュー画面が配信されて、ディスプレイに表示される。
このD401では、「ポイント確認・使用」ボタン,「登録情報の更新」ボタン,「グループ店一覧」ボタン,「グループ店追加情報」ボタン,「アンケート」ボタン,「当選情報」ボタン,及び「統合登録」が表示される。このD401で、ポイント会員が操作キーを操作して、「統合登録」ボタンを操作すると、PC6又は携帯電話7であれば前記図33のD117,第1キオスク端末140であれば前記図36のD211,第2キオスク端末240であれば前記図39のD311に進む。
前記D401で、ポイント会員が操作キーを操作して、「ポイント確認・使用」ボタンを操作すると、情報公開要求であるポイント確認・使用要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。このポイント確認・使用要求を受信したポイント管理装置20では、後述する図47のS330,図48のS400〜S411,及び同S500〜S511に示す処理が行われる。
ここで図48のS400〜S411に示す処理が行われる場合は、前記D400で送信した情報公開要求に含まれる会員カードIDに対応付けてポイント会員情報DBで他の会員カードIDが登録されていない場合であり、この場合には、ポイント管理装置20から登録端末に対して、D410−1に示すポイント確認・使用画面が配信されて、ディスプレイに表示される。このD410−1では、前記情報公開要求に含まれる会員カードIDに対応するポイント数が現在のポイント数として表示されると共に、抽選情報DBから抽出した抽選の内容(賞名,賞の説明,必要ポイント,及び当選者数)が表示される。
このD410−1で、ポイント会員が操作キーを操作して、現在のポイント数の範囲内で応募可能な賞を選択(ここでは当該賞に対応するチェックボックスをチェック)して、「応募」ボタンを操作すると、該選択した賞(ここではB賞)の抽選への応募を示す応募情報が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信され、該ポイント管理装置20から登録端末に対して、D411−1に示す画面が配信されて、ディスプレイに表示される。このD411−1では、賞への応募に使用されたポイント数を減算した後の現在のポイント数と、応募した賞(ここではB賞)と、賞への応募に使用されたポイント数(ここでは40P)とが表示される。
一方、図48のS500〜S511に示す処理が行われる場合は、前記D400で送信した情報公開要求に含まれる会員カードIDに対応付けてポイント会員情報DBで他の会員カードIDが登録されている場合であり、この場合には、ポイント管理装置20から登録端末に対して、D410−2に示すポイント確認・使用画面が配信されて、ディスプレイに表示される。このD410−2では、前記情報公開要求に含まれる会員カードIDに対応するポイント数(ここではA点ポイント数),及び該会員カードIDに対応付けて登録されている他の会員カードIDに対応するポイント数(ここではX店ポイント数)が内訳として表示され、それらポイント数を合算した合算ポイント数が現在のポイント数として表示されると共に、抽選情報DBから抽出した抽選の内容(賞名,賞の説明,必要ポイント,及び当選者数)が表示される。
このD410−2で、ポイント会員が操作キーを操作して、現在のポイント数の範囲内で応募可能な賞を選択(ここでは当該賞に対応するチェックボックスをチェック)して、「応募」ボタンを操作すると、該選択した賞(ここではA賞)の抽選への応募を示す応募情報が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信され、該ポイント管理装置20から登録端末に対して、D411−2に示す画面が配信されて、ディスプレイに表示される。このD411−2では、賞への応募に使用されたポイント数を減算した後の現在のポイント数及び内訳のポイント数と、応募した賞(ここではA賞)と、賞への応募に使用されたポイント数(ここでは100P)とが表示される。ここで内訳のポイント数は、情報公開要求に含まれる会員カードIDに対応するポイント数(ここではA点ポイント数)から優先して減算され、該ポイントが不足するようであれば、不足分が当該会員カードIDに対応付けて登録されている他の会員カードIDに対応するポイント(ここではX店ポイント)から減算されるようになっている。
前記D401で、ポイント会員が操作キーを操作して、「登録情報の更新」ボタンを操作すると、登録情報更新要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。この登録情報更新要求を受信したポイント管理装置20では、後述する図49のS600〜S610に示す処理が行われ、該ポイント管理装置20から登録端末に対して、図43のD430に示す登録情報更新画面が配信されて、ディスプレイに表示される。このD430では、現在の登録情報として、氏名,住所,及び電子メールアドレスが表示されると共に、更新後の登録情報として、氏名,住所,及び電子メールアドレスの入力欄が表示される。このD430で、ポイント会員が操作キーを操作して、更新する氏名,住所,及び/又は電子メールアドレスを入力欄に入力して(更新しない情報の入力欄は空欄のままにして)、「更新」ボタンを操作すると、該入力された情報を含む更新情報が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
図42に戻り、D401で、ポイント会員が操作キーを操作して、「グループ店一覧」ボタンを操作すると、グループ店一覧要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。このグループ店一覧要求を受信したポイント管理装置20では、後述する図49のS700〜S703に示す処理が行われ、該ポイント管理装置20から登録端末に対して、図43のD440に示すグループ店一覧表示画面が配信されて、ディスプレイに表示される。このD440では、前記図35のD121と同様に、D400で入力された会員カードIDに含まれる店舗IDの店舗(ここではA店)が属するグループのグループ名(ここでは◎◎グループ)と、該グループのグループ店一覧(ここではB店,C店,X店)が表示される。
図42に戻り、D401で、ポイント会員が操作キーを操作して、「グループ店追加情報」ボタンを操作すると、情報公開要求であるグループ店追加情報要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。このグループ店追加情報要求を受信したポイント管理装置20では、後述する図49のS800〜S803に示す処理が行われ、該ポイント管理装置20から登録端末に対して、図43のD450−1又はD450−2に示すグループ店追加情報表示画面が配信されて、ディスプレイに表示される。ここでD450−1は、グループ店の追加が行われた場合の画面であり、該追加された新規店舗(ここではZ店)が表示される。またD450−2は、新グループの設定が行われた場合の画面であり、該設定された新グループ(ここでは□□グループ)に属するグループ店(ここではP店,Q店,R店)の一覧が表示される。
図42に戻り、D401で、ポイント会員が操作キーを操作して、「アンケート」ボタンを操作すると、情報公開要求であるアンケート要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。このアンケート要求を受信したポイント管理装置20では、後述する図50のS900〜S910に示す処理が行われ、該ポイント管理装置20から登録端末に対して、図44のD460に示すアンケート表示画面が配信されて、ディスプレイに表示される、このD460では、前記図14のD21と同様に、ウェブ上で公開されているアンケートが表示されるが、該D21と異なり、会員カードIDの入力欄は表示されない。このD460で、ポイント会員が操作キーを操作して、アンケートの内容に応じた選択肢(ここでは好きな景品の選択肢)に対応するチェックボックスをチェックして、「応募」ボタンを選択することで、チェックされた選択肢を示す回答情報が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
図42に戻り、D401で、ポイント会員が操作キーを操作して、「当選情報」ボタンを操作すると、情報公開要求である当選情報要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。この当選情報要求を受信したポイント管理装置20では、後述する図50のS1000〜S1021に示す処理が行われ、該ポイント管理装置20から登録端末に対して、図44のD470−1又はD470−2に示す当選情報表示画面が配信されて、ディスプレイに表示される。このD470−1では、前記図19のD30と同様に、抽選に当選した旨が表示される。またD470−2では、前記図19のD31と同様に、抽選に当選した旨が表示されると共に、氏名及び住所の入力が求められ、氏名及び住所の入力欄が表示される。このD470−2で、ポイント管理装置20が操作キーを操作して、氏名及び住所を入力欄に入力して、「登録」ボタンを操作すると、該入力された氏名及び住所を含む登録情報が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信される。
なお図42〜図44に示した各画面で、「メニュー」ボタンが操作されてメニュー表示操作が行われると、メニュー表示要求が、インターネットを介してポイント管理装置20に対して送信され、該ポイント管理装置20から登録端末に対して、図42のD401に示すメニュー画面が配信されて、ディスプレイに表示される。
ここで図示しないが、PC6及び携帯電話7では、会員カードを紛失した場合に、該紛失した会員カード(以下「紛失カード」という。)の会員カードIDに対応付けてポイント管理装置20のポイント会員情報DBで記憶されているデータ(他の会員カードID,属性情報,累積使用金額,及びポイント)を、新たな会員カード(以下「新カード」という。)に引き継ぐための操作が可能である。
具体的には、該PC6又は携帯電話7において、D400のログイン画面に会員カードID及び暗証番号が入力された状態で、該画面(URL)をブックマーク(お気に入り)に登録しておくと、該入力された会員カードID及び暗証番号がクッキーに記憶される。
そして該登録されているブックマークを選択すると、クッキーに記憶されている会員カードID及び暗証番号が入力された状態でD400のログイン画面が表示され、「ログイン」ボタンを操作してポイント管理装置20にアクセスすると、「引き継ぎ」ボタンがメニューに加えられたD401のメニュー画面が、ポイント管理装置20から配信されてディスプレイに表示される。
ここで「引き継ぎ」ボタンを操作すると、新たな会員カードの会員カードID及び暗証番号の入力を求める引き継ぎ画面が、ポイント管理装置20から配信されてディスプレイに表示され、新カードの会員カードID及び暗証番号の入力を入力して「登録」ボタンを操作すると、該入力された新カードの会員カードID及び暗証番号と前記クッキーに記憶されている紛失カードの会員カードID及び暗証番号とを含む引き継ぎ要求が、ポイント管理装置20に対して送信される。
この引き継ぎ要求を受信したポイント管理装置20では、ポイント会員情報DBにおいて、該引き継ぎ要求に含まれる新カードの会員カードID及び暗証番号を登録し、該引き継ぎ要求に含まれる紛失カードの会員カードIDに対応付けて記憶されている全データを消去して、該データ(ただし暗証番号を除く)を前記登録された新カードの会員カードIDに対応付けて記憶することにより、データの引き継ぎが行われる。また他の会員カードIDとして登録されている紛失カードの会員カードIDも、新カードの会員カードIDに書き換えられる。これら引き継ぎや書き換えが終了すると、引き継ぎ完了通知がPC6,携帯電話7に対して送信される。
この引き継ぎ完了通知を受信したPC6,携帯電話7では、クッキーに記憶されている紛失カードの会員カードID及び暗証番号が、前記引き継ぎ画面で入力された新カードの会員カードID及び暗証番号に書き換えられて、引き継ぎの操作が終了する。
本発明では、ポイント管理装置20の制御部22が行う、前記[4]登録端末からの会員統合要求の受信に基づく統合処理により、当該店舗の紛失カードは当該店舗の他人の会員カードとは統合されないが、上述した引き継ぎにより紛失カードのデータを自分の新カードに引き継いでおけば、紛失カードが他人の会員カードと統合されてしまうおそれが完全に無くなる。
図45〜図46は、ポイント管理装置20が行うポイント会員登録処理の一例を表すフローチャートである。ポイント管理装置20は、PC6又は携帯電話7において図32のD103に示すURLがクリックされて当該ポイント管理装置20にアクセスされるか、第1キオスク端末140又は第2キオスク端末240においてポイント会員登録モードが実行されて当該ポイント管理装置20にアクセスされると、ポイント会員登録処理(S100)を実行し、図32のD104,図36のD200,又は図39のD300に示すメニュー画面を登録端末に対して配信して(S101)、登録要求の受信(S102),会員統合要求の受信(S120),又はグループ店一覧要求の受信(S130)を待機する。
前記S130でグループ店一覧要求の受信が有る(YES)と判定された場合には、店舗特定手段により、該グループ店一覧要求に含まれる会員カードIDから店舗IDを抽出して、グループ店特定手段により、該抽出した店舗IDの店舗が属するグループのグループ店として図11(b)に示すグループ情報DBで記憶されている各店舗を特定し(S131)、該グループ店が有るか否かを判定する(S132)。このS132でグループ店が有る(YES)と判定された場合には、グループ店一覧を表示した図35のD121に示す画面を登録端末に配信してS113に進み、S132でグループ店が無い(NO)と判定された場合には、グループ店が無い旨を表示した画面(図示外)を登録端末に配信してS113に進む。S113では、メニュー表示要求の受信を待機し、メニュー表示要求の受信が有る(YES)と判定された場合には、前記S101に戻る。
これによれば、会員が操作する登録端末から受信したグループ店一覧要求に含まれる会員カードIDに対応する店舗が特定され、該特定された店舗が属するグループのグループ店一覧が返信されるので、会員にグループ店を認識させることができる。
前記S102で登録要求の受信が有る(YES)と判定された場合には、前記エンコード情報照合処理を行い、照合OKであると判定された後、属性情報判定手段により、該受信した登録要求に含まれる属性情報(性別,生年月日)が既に管理(登録)されているか否かを判定する(S103)。このS103で属性情報が登録されていない(NO)と判定された場合には、ポイント会員として初めての登録であるため、図10(a)(b)に示すポイント会員情報DBにおいて、前記受信した登録要求に含まれる会員カードIDに対応付けて属性情報を登録し(S115)、該登録が完了した旨を示す登録完了画面(図示外)を登録端末に対して配信して(S116)、メニュー表示要求の受信を待機し(S113)、メニュー表示要求の受信が有る(YES)と判定された場合には、前記S101に戻る。
一方、前記S103で属性情報が登録されている(YES)と判定された場合には、店舗特定手段により、前記登録要求に含まれる会員カードIDから店舗IDを抽出すると共に、前記登録されている属性情報に対応付けて既に管理されている会員カードIDから店舗IDを抽出し(S104)、店舗一致判定手段により、S103で抽出された店舗IDが一致するか否かを判定する(S105)。このS105で店舗IDが一致しない(NO)と判定された場合には、同一会員による異なる店舗の会員カードの登録であり、ポイント会員として登録すべきであるため、前記S115に進む。
一方、S105で店舗IDが一致する(YES)と判定された場合とは、ある店舗の会員カードをポイント会員として既に登録している会員が、当該店舗の他の会員の会員カードを拾って、該拾った会員カードを自分の会員カードとは別に登録しようとしている場合か、又は当該会員の性別及び生年月日と同じ性別及び生年月日が当該店舗の他の会員の属性情報として偶然に登録されている場合であるため、会員識別情報抽出手段により、前記登録要求に含まれる会員カードIDと前記既に管理されている会員カードIDとを抽出して(S106)、S107に進む。
これによれば、登録要求に含まれる属性情報が既に管理されており、該管理されている属性情報に対応付けて既に登録されている会員識別情報に対応する店舗と、登録要求に含まれる会員識別情報に対応する店舗とが一致する場合には、該登録要求に含まれる会員識別情報と前記既に登録されている会員識別情報とが抽出されるので、他の会員の記録媒体を拾った会員が当該他の会員の記録媒体を自分の記録媒体とは別に登録しようとしている可能性を特定することができる。
S107では、S106で抽出した会員カードIDの両方が第1会員カードIDであるか否かを判定する。このS107で両方が第1会員カードIDである(YES)と判定された場合には、該第1会員カードIDが記録された記録媒体の発行店舗に設置されている第1会員管理装置130に対して、各第1会員カードIDに対応付けて管理されている氏名及び住所の送信を要求して(S108)、氏名及び住所の受信を待機する(S109)。このS109で氏名及び住所の受信が有る(YES)と判定された場合には、該受信した各々の氏名及び住所が一致するか否かを判定する(S110)。
このS110で一致しない(NO)と判定された場合とは、当該会員の性別及び生年月日と同じ性別及び生年月日が当該店舗の他の会員の属性情報として偶然に登録されている場合であり、ポイント会員として登録すべきであるため、前記S115に進む。一方、S110で一致する(YES)と判定された場合とは、ある店舗の会員カードをポイント会員として既に登録している会員が、当該店舗の他の会員の会員カードを拾って、該拾った会員カードを自分の会員カードとは別に登録しようとしている場合であり、ポイント会員として登録すべきでないため、前記S106で抽出した会員カードIDをディスプレイ24に表示し(S111)、会員カードIDの登録が行われなかった旨を示すエラー画面(図示外)を登録端末に対して配信して(S112)、前記S113に進む。
前記S107で両方が第1会員カードIDでない(NO),即ちS106で抽出した会員カードIDの一方又は両方が第2会員カードIDであると判定された場合には、該会員カードIDをディスプレイ24に表示し(S114)、該会員カードIDをポイント会員として登録するために、前記S115に進む。S114で表示された会員カードIDを見たオペレータは、第1会員カードIDについては、入力装置25を操作して、該第1会員カードIDが記録された記録媒体の発行店舗に設置されている第1会員管理装置130に対して、該第1会員カードIDに対応付けて管理されている氏名及び住所の送信を要求して、該氏名及び住所を取得し、第2会員カードIDについては、該第2会員カードIDが記録された記録媒体の発行店舗に対して、該第2会員カードIDに対応付けて第2会員管理装置230で管理されている氏名及び住所を電話等で問い合わせて、該氏名及び住所を取得する。そしてオペレータは、該取得した各々の氏名及び住所が一致すると判断した場合には、入力装置25を操作して、前記S115の登録を消去する処理を行う。
前記S120で会員統合要求の受信が有る(YES)と判定された場合には、前記エンコード情報照合処理及び/又は前記ポイント会員情報照合処理を行い、照合OKであると判定された後に、図46に進み、店舗特定手段により、前記登録要求に含まれる複数の会員カードIDから各々店舗IDを抽出し(S200)、グループ判定手段により、該抽出した店舗IDのすべてが図11(b)に示すグループ情報DBで記憶されているいずれかのグループに属するか否かを判定する(S201)。このS201でグループに属する(YES)と判定された場合には、S202以下に進んで、登録手段により、前記登録要求に含まれる複数の会員カードIDが対応付けて登録される。
これによれば、会員統合要求に含まれる各会員カードIDに対応する各店舗がグループ店である場合に限って、当該会員統合要求に含まれる複数の会員カードIDが対応付けて登録され、当該複数の会員カードIDに対応するポイントを合算して使用できるため、グループ店間での来店を促進できる。
またポイント会員情報DBにおいて、各店舗のポイントを合算した合算ポイントしか管理しておらず、使用されたポイント数に応じて対価の決済が行われる場合には、いずれの店舗のポイントが使用されたかが分からないため、どの店舗に対して対価の請求を行えば良いかが分からないが、対価をまとめて請求可能なグループ店であればそのような問題が生じないため、該グループ店に限って会員カードIDの統合を可能としたものである。
前記S201でグループに属さない(NO)と判定された場合には、前記会員統合要求に属性情報を含むか否かを判定する(S220)。このS220で会員統合要求に属性情報を含む(YES),即ち前記会員統合要求が複数の未登録の会員カードIDを含む第1の会員統合要求であると判定された場合には、前記登録手段は、各未登録の会員カードIDに対応付けて属性情報を登録し(S221)、グループ店でないために統合はできなかったが単独で登録した旨を示す個別登録完了画面(図示外)を登録端末に対して配信して(S222)、前記S113に進む。
これによれば、会員統合要求に含まれる各会員カードIDに対応する各店舗がグループ店でない場合には、会員統合要求に含まれる新たに登録する会員カードIDが対応付けられずに登録されるので、登録操作を再度やり直す必要が無く、会員の利便性が向上する。
一方、S220で属性情報を含まない(NO),即ち前記会員統合要求が既登録の会員カードIDを含む第2の会員統合要求又は第3の会員統合要求であると判定された場合には、該会員統合要求に新たに登録する未登録の会員カードIDが含まれるか否かを判定する(S223)。このS223で新たに登録される未登録の会員カードIDが含まれる(YES),即ち前記会員統合要求が未登録の会員カードIDと既登録の会員カードIDとを含む第2の会員統合要求であると判定された場合には、前記登録手段は、当該既登録の会員カードIDに対応付けられている属性情報を該未登録の会員カードIDに対応付けて登録し(S224)、グループ店でないために統合はできなかったが単独で登録した旨を示す個別登録完了画面(図示外)を登録端末に対して配信して(S225)、前記S113に進む。
これによれば、会員統合要求に含まれる各会員カードIDに対応する各店舗がグループ店でない場合には、会員統合要求に含まれる新たに登録される会員カードIDが既に登録されている会員カードIDに対応付けられずに登録されるので、登録操作を再度やり直す必要が無く、会員の利便性が向上する。
一方、S223で新たに登録される未登録の会員カードIDが含まれない(NO),即ち前記会員統合要求が複数の既登録の会員カードIDを含む第3の会員統合要求であると判定された場合には、前記登録手段は、既登録の各会員カードIDを対応付けて登録せず、該対応付けを行わない旨を示す画面(図示外)を登録端末に対して配信して(S226)、前記S113に進む。
S202では、店舗一致判定手段により、S200で抽出した各店舗IDが一致するか否かを判定する。このS202で店舗IDが一致する(YES)と判定された場合とは、ある店舗の他の会員の会員カードを拾った会員が、当該店舗の自分の会員カードと統合しようとしている場合であるため、統合ができない旨を示すエラー画面を登録端末に対して配信して(S230)、前記S113に進む。
これによれば、会員統合要求に含まれる複数の会員カードIDに対応する各店舗が一致する場合には、当該複数の会員カードIDが統合されず、店舗で会員カードを紛失した会員のポイントが当該店舗で該会員カードを拾った他の会員のポイントと統合されてしまうことがないので、該会員カードを紛失した会員が不利益を被るおそれを低減することができる。即ち、店舗が一致しても統合が行われてしまうと、会員カードを拾った会員は、該会員カードを紛失した会員のポイントも使用することができ、該会員カードを紛失した会員は勝手にポイントを使用されてしまうことにより不利益を被るが、これによれば、店舗が一致すると統合が行われないので、かかる不利益を被ることがない。
さらに、会員が1つの店舗で2枚の会員カードを所持すると、1日あたりで付与されるポイントに上限(例えば10ポイント)がある場合であっても、2枚の会員カードを所持することによりそれぞれの会員カードで10ポイントを獲得でき、当該2枚の会員カードを統合すると2倍のポイントを獲得して使用できてしまうという不都合があるが、これによれば、店舗が一致する場合には統合が行われないので、かかる不都合がない。
なお、会員統合要求に含まれる複数の会員カードIDに対応する各店舗が一致しない場合には統合されることから、例えばA店の会員が、当該A店で他人のA店の会員カードを拾い、該拾った他人のA店の会員カードと自分のB店の会員カードとを統合しようとする場合には統合が行われてしまうが、該拾った他人のA店の会員カードを統合しようとする会員は、既にポイント会員として登録しているか,又は登録しようとする自分のA店の会員カードと統合しようとするのが通常であるため、多くの場合には統合を防止することができる。
前記S202で店舗IDが一致しない(NO)と判定された場合には、前記会員統合要求に既登録の会員カードIDが含まれるか否かを判定する(S203)。このS203で既登録の会員カードIDを含まない(NO),即ち前記会員統合要求が未登録の会員カードIDのみを含む前記第1の会員統合要求であると判定された場合には、登録手段により、該未登録の各会員カードIDに対応付けて属性情報を登録すると共に(S208)、該登録された各会員カードIDを対応付けて登録し(S209)、統合が完了した旨を示す統合登録完了画面(図示外)を登録端末に対して配信して(S210)、前記S113に進む。
一方、前記S203で既登録の会員カードIDを含む(YES)と判定された場合には、前記会員統合要求に新たに登録する未登録の会員カードIDが含まれるか否かを判定する(S204)。このS204で未登録の会員カードIDを含む(YES),即ち前記会員統合要求が未登録の会員カードIDと既登録の会員カードIDとを含む前記第2の会員統合要求であると判定された場合には、同一会員判定手段により、前記会員統合要求に含まれる既登録の会員カードIDに対応付けてポイント会員情報DBで登録されている他の会員カードIDが有るか否かを判定する(S205)。このS205で他の会員カードIDが無い(NO)と判定された場合には、前記S208に進む。
一方、S205で他の会員カードIDが有る(YES)と判定された場合には、店舗特定手段により、当該他の会員カードIDから店舗IDを抽出し(S206)、店舗一致判定手段により、S206で抽出した店舗IDと、前記会員統合要求に含まれる未登録の会員カードIDから前記S200で抽出した店舗IDとが一致するか否かを判定する(S207)。このS207で一致しない(NO)と判定された場合には、前記S208に進む。一方、S207で一致する(YES)と判定された場合には、登録手段による未登録会員カードIDの登録及び会員IDの対応付けの登録が行われず、前記S113に進む。
これによれば、第2の会員統合要求に含まれる既に登録されている会員カードIDに対応付けて登録されている他の会員カードIDに対応する店舗と、新たに登録する会員カードIDに対応する店舗とが一致する場合にも、当該新たに登録する会員カードIDが登録されないので、会員カードを紛失した会員が不利益を被るおそれをさらに低減することができる。
前記S204で未登録の会員カードIDを含まない(YES),即ち前記会員統合要求が既登録の会員カードIDのみを含む前記第3の会員統合要求であると判定された場合には、同一会員判定手段により、前記会員統合要求に含まれる既登録の会員カードIDのいずれかに対応付けてポイント会員情報DBで登録されている他の会員カードIDが有るか否かを判定する(S211)。このS211で他の会員カードIDが無い(NO)と判定された場合には、前記S209に進む。
一方、S211で他の会員カードIDが有る(YES)と判定された場合には、店舗特定手段により、当該他の会員カードIDから店舗IDを抽出し(S212)、店舗一致判定手段により、S212で抽出した店舗IDと、前記会員統合要求に含まれる残りの既登録の会員カードIDから前記S200で抽出した店舗IDとが一致するか否かを判定する(S213)。このS213で一致しない(NO)と判定された場合には、前記S209に進む。一方、S213で一致する(YES)と判定された場合には、登録手段による会員カードIDの対応付けの登録が行われず、前記S113に進む。
これによれば、第3の会員統合要求に含まれる既に登録されている複数の会員カードIDのいずれかに対応付けて登録されている会員カードIDに対応する店舗と、当該複数の会員カードIDのうちの残りの会員カードIDに対応する店舗とが一致する場合にも、当該複数の会員カードIDの対応付けが行われないので、記録媒体を紛失した会員が不利益を被るおそれをさらに低減することができる。
なお図45〜図46に示す処理の途中において、登録端末からメニュー表示要求を受信した場合にはS101に戻り、登録端末から終了要求を受信した場合には処理を終了する。
図47〜図50は、ポイント管理装置20が行うポイント会員専用画面配信処理の一例を表すフローチャートである。ポイント管理装置20は、登録端末(PC6,携帯電話7,第1キオスク端末140,第2キオスク端末240)からアクセスされて、図42のD400に示すログイン画面を該登録端末に対して配信すると、ポイント会員専用画面配信処理(S300)を実行し、該登録端末から会員カードIDと暗証番号とを含む情報公開要求の受信(S301)を待機する。
このS301で情報公開要求の受信が有る(YES)と判定された場合には、該情報公開要求に含まれる会員カードID及び暗証番号とポイント会員情報DBで記憶している会員カードID及び暗証番号との照合を行い、該照合がOKであるか否かを判定する(S302)。このS302で照合NG(NO)と判定された場合には、照合NGである旨を示すエラー画面を配信して(S320)、処理を終了する(S321)。一方、S302で照合OK(YES)と判定された場合には、同一会員判定手段により、前記会員統合要求に含まれる会員カードIDに対応付けてポイント会員情報DBで登録されている他の会員カードIDが有るか否かを判定する(S303)。このS303で他の会員カードIDが無い(NO)と判定された場合には、前記情報公開要求に含まれる会員カードIDのみを特定して(S304)、S306に進み、S303で他の会員カードIDが有る(YES)と判定された場合には、前記情報公開要求に含まれる会員カードIDと該他の会員カードIDとを特定して(S305)、S306に進む。
S306では、図42のD401に示すメニュー画面を登録端末に対して配信して、ポイント確認・使用要求の受信(S307),登録情報の更新要求の受信(S308),グループ店舗一覧要求の受信(S309),グループ店舗追加情報要求の受信(S310),アンケート要求の受信(S311),当選情報要求の受信(S312),又は会員統合要求の受信(S313)を待機する。このS313で会員統合要求の受信が有る(YES)と判定された場合には、前記図46のS200に進む。
前記S307でポイント確認・使用要求の受信が有る(YES)と判定された場合には、前記特定された会員カードIDが1つであるか否かを判定する(S330)。このS330で1つである(YES),即ち前記S304で1つの会員カードIDが特定されたと判定された場合には、図47に進み、該特定された1つの会員カードIDに対応付けてポイント会員情報DBで記憶しているポイントを抽出し(S400)、抽選情報DBで記憶している抽選情報を1つ抽出し(S402)、関連情報返信手段により、抽出したポイント(現在のポイント数),及び抽出した抽選情報を表示した図42のD410−1に示す画面を登録端末に対して配信し(S403)、応募情報の受信を待機する(S404)。
このS404で応募情報の受信が有ると判定された場合には、抽選情報DBにおいて、前記抽出した抽選情報の抽選IDに対応付けて前記情報公開要求に含まれる1つの会員カードIDを記憶し(S405)、前記特定された1つの会員カードIDに含まれる店舗IDに対応付けて店舗情報DBで記憶されている残ポイント数から抽選への応募に使用されたポイントを減算更新し(S406)、前記特定された1つの会員カードIDに対応付けてポイント会員情報DBで記憶されているポイント数から抽選への応募に使用されたポイントを減算更新し(S407)、該減算更新後のポイントを表示した図42のD411−1に示す画面を登録端末に対して配信し(S408)、メニュー画面表示要求の受信を待機する(S409)。このS409でメニュー画面表示要求の受信が有る(YES)と判定された場合には、前記S306に戻る。
一方、図46のS330で1つでない(YES),即ち前記S305で複数の会員カードIDが特定されたと判定された場合には、図47に進み、該特定された複数の会員カードIDに対応付けてポイント会員情報DBで記憶している各ポイントを抽出し(S500)、合算手段により、該抽出した各ポイントを合算し(S501)、抽選情報DBで記憶している抽選情報を1つ抽出し(S502)、関連情報返信手段により、抽出した各ポイント(内訳),合算した合算ポイント(現在のポイント数),及び抽選情報を表示した図42のD410−2に示す画面を登録端末に対して配信し(S503)、応募情報の受信を待機する(S504)。
このS504で応募情報の受信が有ると判定された場合には、抽選情報DBにおいて、前記抽出した抽選情報の抽選IDに対応付けて前記情報公開要求に含まれる1つの会員カードIDを記憶し(S505)、前記特定された複数の会員カードIDに含まれる各店舗IDの店舗が属するグループに対応付けてグループ情報DBで記憶されている残ポイント数から抽選への応募に使用されたポイントを減算更新し(S506)、前記特定された複数の会員カードIDに対応付けてポイント会員情報DBで記憶されている各ポイント数から抽選への応募に使用されたポイントを減算更新し(S507)、該減算更新後のポイントを表示した図42のD411−2に示す画面を登録端末に対して配信し(S508)、メニュー画面表示要求の受信を待機する(S509)。このS509でメニュー画面表示要求の受信が有る(YES)と判定された場合には、前記S306に戻る。
これによれば、会員が操作する登録端末から受信した情報公開要求に含まれる会員カードIDに対応付けて他の会員カードIDが登録されている場合に、該情報公開要求に含まれる会員カードID及び該会員カードIDに対応付けて登録されている他の会員カードIDに関連する情報が返信されるので対応付けて登録されているいずれか1つの会員カードIDを含む情報公開要求を送信すれば、該対応付けて登録されている複数の会員カードIDに関する情報を把握することができ、会員の利便性が向上する。また、対応付けて登録された各会員カードIDに対応するポイントを合算して使用できるため、会員の利便性が向上する。
図47の前記S308で登録情報の更新要求の受信が有る(YES)と判定された場合には、図49に進み、前記特定された会員カードIDに対応付けてポイント会員情報DBで氏名及び住所が登録されているか否かを判定する(S600)。このS600で氏名及び住所が登録されていない(NO)と判定された場合には、更新すべき登録情報の登録がない旨を表示した画面(図示外)を登録端末に対して配信し(S610)、前記S411に進む。一方、S600で氏名及び住所の登録がある(YES)と判定された場合には、ポイント会員情報DBから、前記特定された会員カードIDに対応付けて登録されている氏名,住所,及び電子メールアドレスも登録されている場合には該電子メールアドレスを抽出し(S601)、該抽出した氏名,住所,及び電子メールアドレスを現在の登録情報として表示した図43のD430に示す登録情報表示画面を登録端末に対して配信し(S602)、更新情報の受信を待機する(S603)。このS603で更新情報の受信が有る(YES)と判定された場合には、ポイント会員情報DBにおいて、前記特定された会員カードIDに対応付けて記憶している氏名,住所,及び電子メールアドレスを該受信した更新情報に更新して(S604)、S605に進む。
このように、制御部22が、登録端末から受け付けた第1会員カードID(ここでは受信済の情報公開要求に含まれる会員カードID)と更新情報とに基づいて、該会員カードIDと対応付けてポイント会員情報DBで管理されている属性情報を更新するので、ポイント管理装置20にて管理されているポイント会員の属性情報の変更や修正に対応して、最新の属性情報を管理することができる。
S605では、前記特定された会員カードIDに第1会員カードIDが含まれるか否かを判定する。このS605で第1会員カードIDが含まれない(NO)と判定された場合には、前記S411に進む。一方、S605で第1会員カードIDが含まれる(YES)と判定された場合には、該第1会員カードIDと前記更新情報とを、該第1会員カードIDに含まれる店舗IDから特定される店舗の第1会員管理装置130に対して送信し(S606)、前記S411に進む。このS606の更新情報と第1会員カードIDとを受信した第1管理装置130は、第1会員情報DB(図8(b))において、該第1会員カードIDに対応付けて記憶している氏名,住所,及び電子メールアドレスを該受信した更新情報に更新する。
このように、第1会員管理装置130において、ポイント管理装置20から送信されてきた第1会員カードIDと対応付けて第1会員情報DBにより管理している属性情報(ここでは氏名,住所,電子メールアドレス)を、該ポイント管理装置20から送信されてきた更新後の属性情報に更新するので、第1遊技場においても、変更作業の手間なく、最新の属性情報を管理することができる。
図47の前記S309でグループ店一覧要求の受信が有る(YES)と判定された場合には、図49に進み、店舗特定手段により、前記特定された会員カードIDから店舗IDを抽出して、グループ店特定手段により、該抽出した店舗IDの店舗が属するグループのグループ店として図11(b)に示すグループ情報DBで記憶されている各店舗を特定し(S700)、該グループ店が有るか否かを判定する(S701)。このS701でグループ店が無い(NO)と判定された場合には、グループ店が無い旨を表示した画面(図示外)を登録端末に配信して、前記S411に進む。一方、S701でグループ店が有る(YES)と判定された場合には、グループ店一覧を表示した図43のD440に示す画面を登録端末に配信し(S702)、前記S411に進む。
これによれば、会員が操作する登録端末から受信したグループ店一覧要求(ここでは既に受信済の情報公開要求)に含まれる会員カードIDに対応する店舗が特定され、該特定された店舗が属するグループのグループ店一覧が返信されるので、会員にグループ店を認識させることができる。
図47の前記S310でグループ店追加情報要求の受信が有る(YES)と判定された場合には、図49に進み、前記特定された会員カードIDに対応付けて配信情報DBでグループ店追加情報が記憶されているか否かを判定する(S800)。このS800でグループ店追加情報の記憶が無い(NO)と判定された場合には、追加グループ店がない旨を表示した画面(図示外)を登録端末に対して配信し、前記S411に進む。一方、S800でグループ店追加情報の記憶が有る(YES)と判定された場合には、図43のD440−1又はD440−2に示す画面を登録端末に対して配信し(S801)、メニュー画面表示要求の受信を待機する(S802)。このS802でメニュー画面表示要求の受信が有る(YES)と判定された場合には、前記特定された会員カードIDに対応付けて配信情報DBで記憶されているグループ店追加情報を消去して(S803)、前記S306に戻る。
これによれば、新たなグループの設定又は既に設定されているグループに対する新規店舗の追加が行われた場合に、当該グループに属する各店舗で発行された会員カードの所有者に対して、グループ店一覧又は新規店舗が通知されるので、会員に新たに統合できる店舗があることを認識させることができる。
図47の前記S311でアンケート要求の受信が有る(YES)と判定された場合には、図50に進み、前記特定された会員カードIDに対応付けて配信情報DBでアンケートが記憶されているか否かを判定する(S900)。このS900でアンケートが記憶されていない(NO)と判定された場合には、アンケートがない旨を表示した画面(図示外)を登録端末に対して配信し(S910)、前記S411に進む。一方、S900でアンケートが記憶されている(YES)と判定された場合には、該アンケートを表示した図44のD460に示す画面を登録端末に対して配信して(S901)、回答情報の受信を待機する(S902)。このS902で回答情報の受信が有る(YES)と判定された場合には、抽選情報DBにおいて、前記情報公開要求に含まれる1つの会員カードIDを該アンケートに対応する抽選の抽選IDに対応付けて記憶し(S903)、前記特定された会員カードIDに対応付けて配信情報DBで記憶されているアンケートを消去して(S904)、前記S306に戻る。
図47の前記S312で当選情報要求の受信が有る(YES)と判定された場合には、図50に進み、前記特定された会員カードIDに対応付けて配信情報DBで当選情報が記憶されているか否かを判定する(S1000)。このS1000で当選情報が記憶されていない(NO)と判定された場合には、当選がない旨を表示した画面(図示外)を登録端末に対して配信し(S1010)、前記S411に進む。一方、S1000で当選情報が記憶されている(YES)と判定された場合には、前記特定された会員カードIDに対応付けてポイント会員情報DBで住所及び氏名が記憶されているか否かを判定する(S1001)。
このS1001で氏名及び住所が記憶されている(YES)と判定された場合には、当選情報を表示した図44のD470−1に示す画面を登録端末に対して配信し(S1020)、メニュー画面表示要求の受信を待機する(S1021)。このS1021でメニュー画面表示要求の受信が有る(YES)と判定された場合には、前記特定された会員カードIDに対応付けてポイント会員情報DBで記憶されている当選情報を消去して(S1005)、前記S306に戻る。
一方、S1001で氏名及び住所が記憶されていない(NO)と判定された場合には、当選情報と氏名及び住所の入力要求とを表示した図44のD470−2に示す画面を登録端末に対して配信し(S1002)、氏名及び住所を含む登録情報の受信を待機する(S1003)。このS1003で登録情報の受信が有る(YES)と判定された場合には、ポイント会員情報DBにおいて、該受信した更新情報に含まれる氏名及び住所を前記特定された会員カードIDに対応付けて登録して(S1004)、前記S1005に進む。
なお図47〜図50に示す処理の途中において、登録端末からメニュー表示要求を受信した場合にはS306に戻り、登録端末から終了要求を受信した場合には処理を終了する。
[2.第2実施形態に係るポイント管理装置20を含む統合管理システム1]
第2実施形態に係る統合管理システム1は、第1実施形態に係る統合管理システム1と同様の構成を備えるが、登録端末(PC6,携帯電話7,第1キオスク端末140,第2キオスク端末240)において、統合登録が受け付けられず、会員統合要求が送信されない点と、登録要求に含まれる属性情報が氏名及び住所である点が異なり、またポイント管理装置20において、前記[4]登録端末からの会員統合要求の受信に基づく統合処理が行われず、前記[3]登録端末からの登録要求の受信に基づくポイント会員登録処理に関し、制御部22が、会員識別情報抽出手段としては機能せず、登録手段として機能する点が異なり、その他の点は同様である。
まず登録端末において、統合登録が受け付けられず、会員統合要求が送信されない点が異なる。具体的には、PC6又は携帯電話7のディスプレイに表示される画面において、図32のD104で「統合登録」ボタンは表示されず、図33及び図34のD110〜D117に示す各画面は表示されない。従ってPC6又は携帯電話7からは、会員統合要求は送信されない。また第1キオスク端末140のディスプレイ144に表示される画面において、図36のD200で「統合登録」ボタンは表示されず、同D210〜D211,図37のD220〜D224,及び図38のD230〜D234に示す各画面は表示されない。従って第1キオスク端末140からは、会員統合要求は送信されない。さらに第2キオスク端末240のディスプレイ244に表示される画面において、図39のD300で「統合登録」ボタンは表示されず、同D310〜D311,図40のD320〜D324,及び図41のD330〜D334に示す各画面は表示されない。従って第2キオスク端末240からは、会員統合要求は送信されない。
また登録端末から送信される登録要求に含まれる属性情報が、個人を特定可能な個人情報であり、ここでは氏名及び住所である。具体的には、PC6又は携帯電話7のディスプレイに表示される図33のD106又はD107に示す画面,第1キオスク端末140のディスプレイ144に表示される図36のD201又はD202に示す画面,及び第2キオスク端末240のディスプレイ244に表示される図39のD301又はD302に示す画面で、性別及び生年月日の入力欄に加えて、図示しないが、氏名及び住所の入力欄が表示され、各登録端末から送信される登録要求には、該入力欄に入力された氏名及び住所もさらに含まれる。従って、図10(a)(b)に示すポイント会員情報DBにおいて、ポイント会員の登録が行われている場合には、属性情報として、性別及び生年月日のみならず、氏名及び住所も登録されていることになる。
またポイント管理装置20において、前記[4]登録端末からの会員統合要求の受信に基づく統合処理は行われない。一方、前記[3]登録端末からの登録要求の受信に基づくポイント会員登録処理に関し、制御部22は、会員識別情報抽出手段としては機能せず、登録手段として機能する。即ち制御部22は、前記店舗一致判定手段により一致しないと判定されたことを条件として、前記登録要求に含まれる会員識別情報(第1会員カードID,第2会員カードID)を前記既に登録されている会員識別情報に対応付けて登録する一方、前記店舗一致判定手段により一致すると判定されたことを条件として、前記登録要求に含まれる会員識別情報(第1会員カードID,第2会員カードID)を対応付けて登録しない登録手段として機能する。
この制御部22の機能を、図51を参照して説明する。この図51は、第2実施形態に係るポイント管理装置20が行うポイント会員登録処理の一例を表すフローチャートであり、前記図45〜図46に代わる図である。ポイント管理装置20は、PC6又は携帯電話7において図32のD103に示すURLがクリックされて当該ポイント管理装置20にアクセスされるか、第1キオスク端末140又は第2キオスク端末240においてポイント会員登録モードが実行されて当該ポイント管理装置20にアクセスされると、ポイント会員登録処理(S100)を実行し、図32のD104,図36のD200,又は図39のD300に示すメニュー画面(ただし「統合登録」ボタンは表示されない)を登録端末に対して配信して(S101)、登録要求の受信(S102),又はグループ店一覧要求の受信(S130)を待機する。ここでS130でグループ店一覧要求の受信が有る(YES)と判定された場合の処理は、前記図45と同様である。
S102で登録要求の受信が有る(YES)と判定された場合には、前記エンコード情報照合処理を行い、照合OKであると判定された後、属性情報判定手段により、該受信した登録要求に含まれる属性情報(ここでは氏名,住所,性別,生年月日)が既に管理(登録)されているか否かを判定する(S103)。このS103で属性情報が登録されていない(NO)と判定された場合には、ポイント会員として初めての登録であるため、図10(a)(b)に示すポイント会員情報DBにおいて、前記受信した登録要求に含まれる会員カードIDに対応付けて属性情報を登録し(S115)、該登録が完了した旨を示す登録完了画面(図示外)を登録端末に対して配信して(S116)、メニュー表示要求の受信を待機し(S113)、メニュー表示要求の受信が有る(YES)と判定された場合には、前記S101に戻る。
一方、前記S103で属性情報が登録されている(YES)と判定された場合には、前記図45で説明したS104及びS105の処理を行う。このS105で店舗IDが一致しない(NO)と判定された場合には、同一会員による異なる店舗の会員カードの登録であり、各会員カードの会員カードIDを対応付けて登録すべきものであるため、S140’以下に進む。
S140’では、グループ判定手段により、S104で抽出した店舗IDのすべてが図11(b)に示すグループ情報DBで記憶されているいずれかのグループに属するか否かを判定する。このS140’でグループに属する(YES)と判定された場合には、登録手段により、前記登録要求に含まれる会員カードIDを、前記登録要求に含まれる属性情報に対応付けて既に登録されている会員カードIDに対応付けて登録し(S141’)、統合が完了した旨を示す統合登録完了画面(図示外)を登録端末に対して配信して(S142’)、前記図45で説明したS113に進む。一方、S140’でグループに属さない(NO)と判定された場合には、登録手段により、前記登録要求に含まれる会員カードIDが対応付けて登録されず、グループ店でないため統合できない旨を示すエラー画面(図示外)を登録端末に対して配信して(S143’)、前記S113に進む。
一方、S105で店舗IDが一致する(YES)と判定された場合には、登録手段により、前記登録要求に含まれる会員カードIDが対応付けて登録されず、同一店舗であるため統合できない旨を示すエラー画面(図示外)を登録端末に対して配信して(S112)、前記S113に進む。
これによれば、登録要求に含まれる属性情報が既に管理されており、該管理されている属性情報に対応付けて既に登録されている会員カードIDに対応する店舗と、登録要求に含まれる会員カードIDに対応する店舗とが一致する場合には、該登録要求に含まれる会員カードIDが登録されず、店舗で会員カードを紛失した会員のポイントが当該店舗で該会員カードを拾った他の会員のポイントと統合されてしまうことがないので、該会員カードを紛失した会員が不利益を被るおそれがなくなる。
[3.本発明の変形例]
最後に、本発明の変形例について説明する。
上記の実施形態では、店舗が遊技場である例について説明したが、これに限らず、該店舗は、商品やサービスを提供する一般店舗であっても良い。例えば店舗がコンビニエンスストアであり、該コンビニエンスストアの店舗会員がポイント会員として登録した場合に、各コンビニエンスストアでの買い物金額に応じてポイントを付与し、他のコンビニエンスストアの会員カードと統合することにより、各会員カードに対応するポイントを合算して使用できるようにしても良い。また店舗がゲームセンタであり、各ゲームセンタの店舗会員がポイント会員として登録した場合に、該ゲームセンタに備えられている麻雀ゲーム機でのゲーム結果に応じてポイントを付与し、他のゲームセンタの会員カードと統合することにより、各会員カードに対応するポイントを合算して使用できるようにしても良い。即ち本発明は、各店舗において店舗会員として登録されると共に、ポイント管理装置20においてポイント会員として登録される形態であれば、いかなる店舗にも適用可能である。
上記の実施形態では、図2に示すように、貨幣として、紙幣2及び硬貨3の双方を使用可能である例について説明したが、これに限らず、紙幣2又は硬貨3のいずれか一方のみを使用可能としても良い。また使用可能な貨幣の種類は、上記のものには限定されない。また貨幣は、紙幣2や硬貨3のような実物以外にも、例えば電子マネーカードにより使用可能な電子マネー,クレジットカードにより使用可能な与信金額,デビットカードにより使用される預金残高等であっても良い。
上記の実施形態では、遊技用有価価値の大きさや使用価値の大きさが、カード残額や使用金額自体である例について説明したが、これに限らず、遊技用有価価値の大きさや使用価値の大きさは、金額が所定の比率で換算された残度数や点数等であっても良い。
上記の実施形態では、第1会員カード4が非接触式のICカードであり、第2会員カード5がIC/磁気ハイブリッドカードである例について説明したが、これに限らず、該会員カードは、接触式の集積回路,磁気,二次元コード(例えばバーコード),三次元コード,又は光干渉(例えばホログラム)等により情報を記録するものでも良い。また会員カードの形状はカード型には限られず、コイン型であっても良く、また携帯電話であっても良い。
上記の実施形態では、遊技用有価価値の大きさを特定可能な有価価値特定情報として、第1記録媒体(第1会員カード4)には第1会員カードID及びカード残額が記録され、第2記録媒体(第2会員カード5)には第2会員カードID及びカード残額が記録されている例について説明したが、これに限らず、第1記録媒体には、有価価値特定情報として、第1会員カードID又はカード残額のいずれか一方のみが記録されるようにしても良く、第2記録媒体には、有価価値特定情報として、第2会員カードID又はカード残額のいずれか一方のみが記録されるようにしても良い。また、有価価値特定情報は、第1記録媒体及び第2記録媒体への入金処理に伴い第1システム管理装置120及び第2システム管理装置220において生成される入金IDであっても良く、該入金IDとカード残額とを対応付けて管理することで遊技用有価価値の大きさを特定可能としても良い。さらに第1記録媒体に記録される有価価値特定情報は、第1会員IDであっても良く、第1システム管理装置120において、第1会員IDに対応付けてカード残額を記憶しておくことにより(例えば上記実施形態における図8(a)の第1会員カードDB)、第1会員IDからカード残額を特定可能となり、該第1会員IDが有価価値特定情報として作用する。
上記の実施形態では、第1会員ID,第1会員カードIDの両方が会員識別情報であり、第1カードユニット110が第1会員カード4を受け付けた際や、会員カード玉貸処理時には、第1会員カードIDを第1システム管理装置120に送信する例について説明したが、これに限らず、第1会員IDを第1システム管理装置120に送信するようにしても良く、第1会員カードID及び第1会員IDの両方を第1システム管理装置120に送信するようにしても良い。また、第1会員遊技者特定情報は第1会員ID又は第1会員カードIDのいずれか一方のみであっても良く、第1カードユニット110からは、第1会員カードID又は第1会員IDの一方のみを第1システム管理装置120に送信するようにしても良い。
上記の実施形態では、第2会員カード5に第2会員カードID及びカード残額が記録されており、第2会員カードIDが、カード会社において当該第2会員カード5を個々に識別するための情報であると共に、有価価値特定情報である第2記録媒体識別情報として作用するとともに、第2会員カードID及びカード残額の両情報を含む情報が、前記第2記録媒体識別情報として作用する例について説明したが、これに限らず、第2会員カード5にカード残額を記録することなく、第2システム管理装置220において、第2会員カードIDと対応付けてカード残額を記憶することで、第2会員カードIDからカード残額を特定可能として、第2会員カードIDが第2記録媒体識別情報として作用するようにしても良い。また、第2会員カード5に第2会員カードID及びカード残額を記録し、第2システム管理装置220において、第2会員カードIDとカード残額が対応付けて記憶されないようにしても良く、この場合には、第2会員カード5に記録されている第2会員カードIDが当該第2会員カード5を個々に識別するための情報であり、同記録されているカード残額が有価価値特定情報となる。つまり、これら第2会員カードID及びカード残額の両情報を含む情報が、第2記録媒体識別情報となる。
上記の実施形態では、図1に示すように、遊技機がパチンコ機10である例について説明したが、これに限らず、該遊技機は、例えば遊技媒体としてメダルを使用するスロットマシン,遊技媒体としてパチンコ玉を使用するスロットマシンであるパロット(登録商標),遊技媒体であるパチンコ玉が指触不能に封入された封入式のパチンコ機,パチンコ玉やメダルを用いることなく得点データを使用して遊技可能なパチンコ機やスロットマシン,遊技領域やパチンコ玉が画像にて表示される画像式のパチンコ機,リールが画像にて表示される画像式のスロットマシン等であっても良い。
上記の実施形態では、貨幣の金額又は遊技用有価価値の大きさを遊技に使用させるための処理が玉貸処理(ビジタ玉貸処理又は会員カード玉貸処理)である例について説明したが、これに限らず、該処理は、前記メダルを貸与するメダル貸出処理や、前記画像式のパチンコ機やスロットマシンにおいて有価価値の大きさを遊技媒体としての得点に変換して遊技に使用させる処理等でも良い。
上記の実施形態では、玉貸処理が行われた場合に、第1遊技用装置(第1カードユニット110)又は第2遊技用装置(第2カードユニット210)と遊技機(パチンコ機10)との間でパチンコ玉の貸与に関する信号のやり取りが行われて、該遊技機に設けられた玉払出装置13からパチンコ玉が払い出されて貸与される例について説明したが、これに限らず、第1遊技用装置又は第2遊技用装置に設けられた図示しない玉払出装置からパチンコ玉が払い出されて貸与されるようにしても良い。
上記の実施形態では、図3に示すように、第1遊技用装置(第1カードユニット110)や第2遊技用装置(第2カードユニット210)のユニット制御部112,212のRAMに入金残額を記憶する例について説明したが、これに限らず、遊技用装置は、ユニット制御部がEEPROMを備えているものであれば、該EEPROMに入金残額を記憶するようにしても良い。また、遊技用装置は、ビジタ遊技者用の記録媒体を外部から受け付けるタイプのものであっても良く、封入カードに入金残額を記憶するものであっても良い。
上記の実施形態では、第1会員カードIDと第1会員IDとの対応付け,及び第2会員カードIDと他システム会員IDとの対応付けを示す対応情報が、エンコード情報管理装置40から送信されるエンコード情報DBの記憶内容であり、エンコード情報管理装置用通信部21aが、該対応情報を受け付ける対応情報受付手段として機能する例について説明したが、これに限らず、該対応情報受付手段は、メディアに記録された対応情報を読み取る読み取り装置であっても良く、紙に記録された対応情報を読み取るOCRであっても良い。また、ポイント管理装置20のオペレータが、ディスプレイ24等に表示される対応情報入力画面によって対応情報を入力するようにしても良く、例えば1000枚分の第2会員カード5にエンコードされた対応情報を入力する場合には、最初の1枚のカードについてのみ他システム会員IDと第2会員カードIDを入力し、その状態でエンコードされた第2会員カードが1000枚である旨を入力すると、最初に入力された他システム会員IDと第2会員カードIDを基準として、その後所定のルールに従って(例えば、他システム会員IDと第2会員カードIDをいずれも1ずつ増加させる等)連続的に1000枚分の対応付けが行われるようにすると良い。
上記の実施形態では、第1記録媒体(第1会員カード4)の第1会員IDと第1会員カードIDや、第2記録媒体(第2会員カード5)の他システム会員IDと第2会員カードIDが、各記録媒体の表面の表示領域4a,5aに表示されていて、第1会員遊技者や第2会員遊技者が視認可能となっている例について説明したが、これに限らず、それらはバーコードで記録されていて、バーコードリーダにより読み取り可能であっても良い。
上記の実施形態では、制御部22が、使用価値の大きさ(使用金額)に応じたポイントを付与するポイント付与処理を行う例について説明したが、付与するポイントに上限を設けるようにしても良い。例えば、1日10ポイントを上限として、それ以上は付与しないようにしても良い。さらに、使用金額によらず来店した遊技者に対して来店ポイントを付与するようにしても良い。
上記の実施形態では、第1会員遊技者に対して付与されるポイント及び第2会員遊技者に対して付与されるポイントのいずれもが、使用金額1000円毎に1ポイント付与される例について説明したが、これに限らず、前者と後者で異なる金額比率でポイントが付与されるようにしても良い。例えば第1会員遊技者には使用金額1000円につき1ポイント付与し、第2会員遊技者には使用金額2000円につき1ポイント付与するようにしても良い。
上記の実施形態では、ポイント使用処理手段が、第1会員遊技者又は第2会員遊技者が操作可能な登録端末からの要求に応じて、抽選への応募を受け付けることによってポイントを使用させる例について説明したが、これに限らず、ポイントを使用させる処理が、抽選を行うことなくポイント数に応じた商品やサービスと交換するものであっても良く、また抽選への応募及び商品やサービスとの交換の両方であっても良い。
上記の実施形態では、制御部22が送信するアンケート情報が、アンケートにアクセスするためのURLである例について説明したが、これに限らず、アンケート情報がアンケートの内容自体であっても良く、この場合には、インターネットに接続される外部通信部21cから該アンケートの内容自体を含む電子メールが送信される。
上記の実施形態では、制御部22により集計されたアンケート結果が、転送装置用通信部21bから各遊技場のシステム管理装置に対して配信される例について説明したが、これに限らず、アンケート結果がディスプレイ24で出力されるようにしても良く、またアンケート結果をウェブ上で閲覧可能なようにしても良い。
上記の実施形態では、図1に示すように、第1システム管理装置120が第1会員カードDBを管理し、第1会員管理装置130が第1会員情報DBを管理する例について説明したが、これに限らず、第1システム管理装置120と第1会員管理装置130の両方の機能を備えるコンピュータで、第1会員カードDBと第1会員情報DBの両方を管理するようにしても良い。
上記の実施形態では、図26のSA01,及び図27のSB01に示すように、第1会員カードDBの記憶内容及び第2会員カードDBの記憶内容が、遊技場の営業終了後に転送装置50に送信される例について説明したが、これに限らず、これらの情報は、予め定められた所定時刻又は所定間隔で送信されるようにしても良い。
上記の実施形態では、第1遊技用装置(第1カードユニット110)と第2遊技用装置(第2カードユニット210)とが同様の構成である例について説明したが、これに限らず、第1遊技用装置と第2遊技用装置とで構成が異なっていても良い。例えば、いずれか一方が封入カードを備えており、該封入カードに入金残額が記憶されるようになっていても良く、精算カードを使用して入金残額を返却することができるようになっていても良い。
上記の実施形態において、ポイント管理装置20がウェブサーバとして機能する例について説明したが、該ポイント管理装置20とは別のコンピュータがウェブサーバとして機能するようにしても良い。
上記の実施形態では、第1カードユニット110から送信される第1会員カードID及び使用金額が、第1システム管理装置120,及び転送装置50を介してポイント管理装置20に送信される例について説明したが、これに限らず、第1システム管理装置120,転送装置50を介さずにポイント管理装置20に送信されるようにしても良く、いずれか一方のみを介してポイント管理装置20に送信されるようにしても良い。あるいは、第1カードユニット110から送信される第1会員カードID及び使用金額が、一時的に所定の記憶装置に記憶されて、該記憶装置の記憶内容がインターネットを介してポイント管理装置20に送信されるようにしても良い。同様に、第2カードユニット210から送信される第2会員カードID及び使用金額が、第2システム管理装置220,及び転送装置50を介してポイント管理装置20に送信される例について説明したが、これに限らず、第2システム管理装置220,転送装置50を介さずにポイント管理装置20に送信されるようにしても良く、いずれか一方のみを介してポイント管理装置20に送信されるようにしても良い。あるいは、第2カードユニット210から送信される第2会員カードID及び使用金額が、一時的に所定の記憶装置に記憶されて、該記憶装置の記憶内容がインターネットを介してポイント管理装置20に送信されるようにしても良い。
上記の実施形態では、図10(a)(b)に示すポイント会員情報DBにおいて、属性情報として、ポイント会員に登録するときには性別,生年月日のみの登録を求め、抽選に当選したときに氏名,住所の登録を求める例について説明したが、これに限らず、ポイント会員に登録するときにすべての属性情報の登録を求めるようにしても良い。
上記の実施形態では、図10(a)(b)に示すポイント会員情報DBでポイント会員として登録された後の使用金額に基づいてポイントが付与される例について説明したが、これに限らず、図10(e)(f)に示す使用金額DBでポイント会員として登録されていない店舗会員の使用金額も記憶しておき、ポイント会員として登録された際に、該記憶されている使用金額に基づいてポイントが付与されるようにしても良い。
上記の実施形態では、図10(c)に示す第1配信情報DB及び図10(d)に示す第2配信情報DBおいて、配信情報を、電子メールアドレスを登録していない会員の会員カードIDに対応付けて記憶する例について説明したが、これに限らず、電子メールアドレスを登録している会員であっても電子メールを配信できなかったときには配信情報を記憶して、アクセスがあった登録端末(PC6,携帯電話7,第1キオスク端末140,第2キオスク端末240)に対して該配信情報を配信するようにしても良く、また電子メールを登録しているか否かに拘わらず配信情報を記憶して、アクセスがあった登録端末に対して該配信情報を配信するようにしても良い。
上記の実施形態では、ポイント管理装置20において、図10(c)(d)に示す配信情報DBで配信情報が記憶されているか否かに拘わらず、図42のD401に示すメニュー画面が登録端末に対して配信される例について説明したが、これに限らず、配信情報DBでグループ店追加情報,アンケート情報,及び当選情報が記憶されているか否かを判定し、記憶されていない情報に対応するボタンが表示されないメニュー画面を登録端末に対して配信するようにしても良く、これによれば、記憶されている情報に対応するボタンのみがメニュー画面に表示されるので、該記憶されている情報の種類をポイント会員が容易に把握することができる。
上記の実施形態では、ポイント管理装置20において、システム管理装置から定型レポート送信要求が送信されてきたことに基づいて、図28のD45に示す定型レポートが作成されて、ポイント管理装置20に対して送信される例について説明したが、これに限らず、予め定型レポートを作成しておき、システム管理装置から定型レポート送信要求が送信されてきたことに基づいて、該作成されている定型レポートをポイント管理装置20に対して送信するようにしても良い。
上記の実施形態では、会員識別情報(第1会員カードID,第2会員カードID)に店舗識別情報(店舗ID)が含まれ、店舗特定手段(制御部22)は、該会員識別情報から店舗識別情報を抽出することにより店舗識別情報を特定する例について説明したが、これに限らず、例えばポイント管理装置20において、店舗識別情報を含まない会員識別情報と、当該会員識別情報の記録媒体を発行した店舗の店舗識別情報とを対応付けて記憶しておき、店舗特定手段は、会員識別情報に対応付けて記憶されている店舗識別情報を特定するようにしても良い。なお会員識別情報と店舗識別情報との対応付けは、各会員識別情報毎に店舗識別情報が対応付けられているものでも良く、複数の会員識別情報(例えば何番〜何番)に1つの店舗識別情報が対応付けられているものでも良い。即ち店舗特定手段は、会員識別情報に対応する店舗の店舗識別情報を特定可能なものであれば良い。
上記の実施形態では、例えば図33のD106に示すように、登録要求に第1会員カードIDが含まれる例について説明したが、登録要求には第1会員カードIDを含めずに第1会員IDを含め、ポイント管理装置20において、図11(b)に示すグループ情報DBで記憶しているエンコード情報に基づいて、登録要求に含まれる第1会員IDから第1会員カードIDを特定し、該特定された第1会員カードIDをポイント会員情報DBで登録するようにしても良い。
上記の実施形態では、例えば図33のD110に示すように、統合する会員カードの数、即ち会員統合要求に含まれる会員カードIDの数が、2〜4つである例について説明したが、該会員統合要求に含まれる会員カードIDの数は、2つ以上であれば特に限定されない。
上記の実施形態では、図1に示すように、第1遊技場に第1キオスク端末140が設置され、第2遊技場に第2キオスク端末240が設置されている例について説明したが、これに限らず、第1キオスク端末140及び第2キオスク端末240の一方又は双方を設けないようにしても良い
上記の実施形態では、第1キオスク端末140において、該第1キオスク端末140が設置されている店舗以外の他店で発行された第1会員カード4も受付可能である例について説明したが、これに限らず、自店で発行された第1会員カード4のみを受付可能であるようにしても良い。同様に、上記の実施形態では、第2キオスク端末240において、該第2キオスク端末240が設置されている店舗以外の他店で発行された第2会員カード5も受付可能である例について説明したが、これに限らず、自店で発行された第2会員カード5のみを受付可能であるようにしても良い。
上記の実施形態では、図36〜図41に示すように、第1キオスク端末140では第1会員カード4のみを受付可能であり、第2キオスク端末240では第2会員カード5のみを受付可能である例について説明したが、それら第1キオスク端末140及び/又は第2キオスク端末240において、ICチップと磁気ストライプ5cの両方を読取可能なR/Wを備えるよう構成にして、会員に対して会員カードIDの手入力を要求しないようにしても良い。ここで第2キオスク端末240で第2会員カード5のICチップ5bを読取可能にした場合には、ポイント管理装置20において第2会員カードID特定処理を行わず、該ICチップ5bから読み取った第2会員カードIDが、図39〜図41でディスプレイ244に表示されるようにしても良い。
上記の実施形態では、図36〜図41に示すように、第1キオスク端末140では手入力により第2会員カードID等を入力可能であり、第2キオスク端末240では手入力により第1会員カードID等を入力可能である例について説明したが、これに限らず、それら手入力でのポイント会員登録はできないようにしても良い。
上記の実施形態では、グループ設定手段(ディスプレイ24及び入力装置25)により新グループの設定が行われた場合には、図43のD450−2に示すグループ店一覧が配信され、グループ店の追加が行われた場合には、同D450−1に示す追加店舗が配信される例について説明したが、これに限らず、グループ店の追加が行われた場合にも、グループ店一覧が配信されるようにしても良い。
上記の実施形態では、図45のS106で属性情報が一致する会員カードIDが抽出された場合において、第1会員カードIDならば、各会員カードIDから抽出した店舗IDの遊技場に設置されている第1会員管理装置130に対して氏名,住所の送信を要求し、第2会員カードIDならば、各会員カードIDをディスプレイ24に表示して、オペレータが、各会員カードIDから抽出した店舗IDの遊技場に対して、該遊技場に設置されている第2会員管理装置230で記憶している氏名,住所を問い合わせる例について説明したが、これに限らず、第2会員管理装置230を管理する他社とその他の構成要素を管理するカード会社とが連携している場合には、ポイント管理装置20から第2会員管理装置230に対して氏名,住所の送信を要求するようにしても良い。また第1会員管理装置130に対しても住所,氏名の送信を要求するのではなく、連携しているか否かに拘わらず、常にオペレータが問い合わせるようにしても良い。
上記の実施形態において、図46のS201とS202の処理の順番を逆にしても良い。即ちグループ判定手段による判定(S201)と店舗一致判定手段による判定(S202)とは、いずれが先に行われるようにしても良い。
上記の実施形態では、図46のS202で店舗IDが一致する(YES)と判定された場合に、一律にS230のエラー画面が配信される例について説明したが、これに限らず、例えば会員統合要求に含まれる会員カードIDが3つ以上ある場合には、一律にエラーにするのではなく、店舗IDが一致しない会員カードIDのみを対応付けて登録するようにしても良い。
上記の実施形態では、図46のS213で、店舗一致判定手段により、受信した会員統合要求に含まれる複数の会員カードIDのいずれかに対応付けて登録されている会員識別情報に対応する店舗の店舗ID(ここではS212で抽出した店舗ID)と、前記会員統合要求に含まれる残りの会員カードIDに対応する店舗の店舗ID(ここではS200で抽出した店舗ID)とが一致するか否かを判定し、前記登録手段は、該店舗一致判定手段により一致しない(NO)と判定されたことを条件として、会員カードIDを対応付けて登録する一方、一致する(YES)と判定されたことを条件として、会員カードIDを対応付けて登録しない例について説明したが、さらに以下のようにしても良い。
即ち、店舗一致判定手段は、受信した会員統合要求に含まれる複数の会員カードIDのいずれかに対応付けて登録されている会員カードIDに対応する店舗の店舗IDと、前記会員統合要求に含まれる残りの会員カードIDに対応付けて登録されている会員カードIDに対応する店舗の店舗IDとが一致するか否かを判定し、前記登録手段は、該店舗一致判定手段により一致しないと判定されたことを条件として、各会員カードIDを対応付けて登録する一方、一致すると判定されたことを条件として、各会員カードIDを対応付けて登録しないようにしても良い。
具体的には、図52に示すように、ポイント管理装置20のポイント会員情報DBで、ある会員(ここでは甲)について、該会員甲のA店の会員カードIDとB店の会員カードIDとが対応付けて登録されていると共に、該会員甲のC店の会員カードIDとD店の会員カードIDとが対応付けて登録されている場合において、会員甲の属性情報とA店の会員カードIDとC店の会員カードIDとを含む会員統合要求を受信すると、店舗一致判定手段は、該会員統合要求に含まれるA店の会員カードIDに対応付けて登録されているB店の会員カードIDと、該会員統合要求に含まれる残りのC店の会員カードIDに対応付けて登録されているD店の会員カードIDとが一致するか否かを判定する。この例では一致しないと判定されるので、登録手段は、各会員カードIDを対応付けて登録する。
また店舗一致判定手段は、受信した会員統合要求に含まれる複数の会員カードIDの各々に対応する各店舗の店舗IDと、該複数の会員カードIDの各々に対応付けて登録されている会員カードIDに対応する各店舗の店舗IDのうち、一致するものがあるか否かを判定し、前記登録手段は、該店舗一致判定手段により一致するものがないと判定されたことを条件として、各会員カードIDを対応付けて登録する一方、一致するものがあると判定されたことを条件として、各会員カードIDを対応付けて登録しないようにしても良い。
具体的には、前記図52に示す例では、会員統合要求を受信すると、該会員統合要求に含まれるA店の会員カードID及びC店の会員カードIDと、該A店の会員カードIDに対応付けて登録されているB店の会員カードID及び該C店の会員カードIDに対応付けて登録されているD店の会員カードIDのうち、一致するものがあるか否かを判定する。この例では一致するものがないと判定されるので、登録手段は、各会員カードIDを対応付けて登録する。
上記の実施形態では、図10(a)(b)に示すように、各会員カードIDに対応付けて個別にポイントを管理し、図48のD501に示すように、ポイント確認・使用画面を配信する際に、ポイントの合算を行う例について説明したが、これに限らず、会員カードIDの対応付けが行われた時点で各会員カードIDに対応するポイントを合算し、該合算ポイントを管理するようにしても良く、この場合には、該合算ポイントから使用ポイントが減算される。また個別ポイントと合算ポイントの両方を管理するようにしても良く、この場合には、各店舗の個別ポイントから各店舗の個別ポイントからの使用分がそれぞれ減算されると共に、合算ポイントからも使用ポイントが減算される。
上記の実施形態では、図10(a)(b)に示すように、ポイント会員情報DBにおいて、各店舗毎に会員カードIDが登録され、図15〜図17に示すように、会員カードの統合が行われると、該統合が行われた会員カードIDが互いに対応付けて登録される(例えば図15(a−1)に示すように、A店の会員カードIDに対応付けてB店の会員カードIDが登録され、かつB店の会員カードIDに対応付けてA店の会員カードIDが登録される)例について説明したが、これに限らず、ポイント会員情報DBを1つのDBとして構成して、ポイント会員として登録された一の会員カードIDに対応付けて、統合が行われた会員カードIDが順次対応付けて登録されていくようにしても良い。
具体的には、複数の未登録の会員カードIDを含む第1の会員統合要求に基づいて統合が行われる場合には、該複数の未登録の会員カードIDを対応付けて登録し、該会員カードIDに対応付けて属性情報を登録する。また未登録の会員カードIDと既登録の会員カードIDとを含む第2の会員統合要求に基づいて統合が行われる場合には、該既登録の会員カードIDに対応付けて、該未登録の会員カードIDを登録する。さらに複数の既登録の会員カードIDを含む第3の会員統合要求に基づいて統合が行われる場合には、該第3の会員統合要求に含まれる一の会員カードIDに対応付けて他の会員カードIDを登録すると共に、当該他の会員カードIDに対応するポイントを前記一の会員カードIDに対応するポイントに対して加算更新するか,あるいは移行した前記他の会員カードIDに対応付けて管理すると共に、当該他の会員カードIDに対応するデータを削除する。
上記の実施形態では、図11(b)に示すグループ情報DBにおいて、グループについて合算された残ポイント数及び当月使用ポイント数を管理している例について説明したが、これに限らず、各店舗について個別に残ポイント数及び当月使用ポイント数を管理するようにしても良く、また個別の残ポイント数及び当月使用ポイント数と、合算した残ポイント数及び当月使用ポイント数の、両方を管理するようにしても良い。
上記の実施形態では、図11(b)に示すグループ情報DB及び図11(c)に示す店舗情報DBで管理している当月使用ポイント数に基づいて、対価の決済が行われる例について説明したが、各店舗は、抽選への応募に使用されたポイントについては、該使用されたポイントの多少に拘わらず、一律の月額料金を負担し、商品やサービスとの交換(以下「商品交換」という。)に使用されたポイントについては、該使用されたポイント数に応じて対価を負担するようにしても良く、この場合には、図11(b)(c)に示すDBにおいて、商品交換に使用されたポイント数が分かるように、当月使用ポイント数を管理する。具体的には、抽選への応募及び商品交換の両方に使用されたポイント数,抽選への応募に使用されたポイント数,並びに商品交換に使用されたポイント数のうちの、少なくとも2以上を管理すれば良い。
上記の第2実施形態では、図51のS103で、属性情報判定手段として機能する制御部22が、受信した登録要求に含まれる氏名,住所,性別,及び生年月日が既に管理(登録)されているか否かを判定する例について説明したが、これに限らず、少なくとも氏名が既に管理されているか否かを判定すれば良く、好ましくは氏名及び住所,又は氏名及び生年月日が既に管理されているか否かを判定すれば良い。少なくとも氏名について判定すれば、他人と偶然に一致することは稀だからであり、さらに住所や生年月日についても判定すれば、他人と偶然に一致することがほとんど無くなるからである。
最後に、上記の実施形態に記載した発明に対応する「従来技術」,「発明が解決しようとする課題」,及び「発明の効果」を説明する。
かかる従来技術として、特開2005−296235号公報(図7,段落0061,0064)を示す。この従来技術には、各店舗において会員として会員登録した該会員の会員識別情報に対応付けて、当該会員の属性情報を記憶すると共に、各会員が会員となっている各店舗の会員識別情報に対応付けて、当該会員が所有する各店舗のポイントを記憶する管理装置を備える会員サービス提供システムにおいて、新規の会員登録が行われて新たに登録する会員識別情報と当該会員識別情報が記録された会員カードを所持する会員の属性情報とを受信したときに、該属性情報(氏名及び電子メールアドレス)が既に登録されている属性情報と一致するか否かを判定し、一致すれば、該属性情報に対応する会員識別情報と前記受信した新たに登録する会員識別情報とを対応付けて登録して、各店舗のポイントを統合する旨が記載されている。
しかしながら、上記従来技術に示す会員サービス提供システムでは、属性情報が一致すればいずれの店舗のポイントであっても統合されてしまうため、該会員サービス提供システムをグループ店間における来店促進に利用したいという店舗の要望に応えることができなかった。
そこで、上記の実施形態に記載した発明では、会員統合要求に含まれる各会員識別情報に対応する各店舗がグループ店である場合に限って、当該会員統合要求に含まれる複数の会員識別情報が対応付けて登録されるようにした。これによれば、当該複数の会員識別情報に対応するポイントを合算して使用できるため、グループ店間での来店を促進できる。