JP2003216860A - 情報配信方法、情報配信システム及び情報配信装置 - Google Patents

情報配信方法、情報配信システム及び情報配信装置

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JP2003216860A
JP2003216860A JP2002009917A JP2002009917A JP2003216860A JP 2003216860 A JP2003216860 A JP 2003216860A JP 2002009917 A JP2002009917 A JP 2002009917A JP 2002009917 A JP2002009917 A JP 2002009917A JP 2003216860 A JP2003216860 A JP 2003216860A
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JP2002009917A
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Hideki Soga
秀樹 曽我
Tomoyuki Ninagawa
智之 蜷川
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NTT Docomo Tokai Inc
Original Assignee
NTT Docomo Tokai Inc
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】店舗の顧客に対して付加価値の高い情報を配信
し、更なる集客力の向上を図る。 【解決手段】携帯電話1が携帯電話網2を介して管理セ
ンタ3の管理サーバ4に接続されている。管理センタ3
には、ストアA,Bの顧客の情報を記録する顧客データ
ベース4bと、複数種類のレシピ情報を記憶するレシピ
データベース4cとが設けられている。ストアA,Bの
パソコン6を用いて、特売品に関する情報が登録される
とともに、レシピデータベース4cのレシピ情報が参照
され特売品を食材とするレシピ情報が登録される。これ
ら登録した特売情報とレシピ情報を掲載したホームペー
ジが管理サーバ4にて作成される。そのホームページの
URLを通知するための電子メールが管理サーバ4から
顧客の携帯電話1に配信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客の携帯端末に
特売情報を配信する情報配信方法、情報配信システム及
び情報配信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル移動体通信システムにお
ける携帯端末としての携帯電話、PHS(Personal Han
dyphone System)の普及は、拡大の一途をたどってお
り、これら携帯電話やPHSでは、相手の携帯電話やP
HSとの通話機能に加え、メール配信機能やホームペー
ジの閲覧機能等を有するものが一般的になってきてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この携帯電
話のメール配信機能等を利用して、スーパ等の店舗にお
ける特売情報を顧客に知らせる情報配信システムが考え
られている。メール配信により特売情報を知らせる場合
には、従来の広告チラシ等を用いる場合と比較して、特
売情報をリアルタイムに提供できるといったメリットが
ある。しかしながら、競合する他店が同様に特売情報の
メール配信を行う場合、他店との差別化を図ることがで
きず、店舗の集客力を向上させることができないといっ
た問題があった。
【0004】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、付加価値の高い情報を
配信し、更なる集客力の向上を図ることができる情報配
信方法、情報配信システム及び情報配信装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、携帯端末が移動体通信網を介して管理センタのサー
バに接続された移動体通信システムに適用され、前記管
理センタのサーバから予め会員登録された顧客の携帯端
末に対して店舗の特売品に関する情報を配信するように
した情報配信方法であって、前記特売品に関する情報と
ともにその特売品を食材としたレシピ情報を配信する。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の情報配信方法において、前記特売品に関する情報とレ
シピ情報に加え、割引クーポン情報を配信する。請求項
3に記載の発明は、携帯端末が移動体通信網を介して管
理センタに接続され、前記管理センタから前記携帯端末
に対して店舗の特売品に関する情報を配信するようにし
た情報配信システムであって、予め会員登録された前記
店舗の顧客の情報を記録する顧客データベースと、複数
種類のレシピ情報を記憶するレシピデータベースと、店
舗の特売品に関する情報を登録するとともに、前記複数
種類のレシピ情報の中から前記特売品を食材とするレシ
ピ情報を登録する情報登録手段と、前記情報登録手段に
て登録した特売品に関する情報とレシピ情報とを前記顧
客の携帯端末に配信する情報配信手段とを備えた。
【0007】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の情報配信システムにおいて、前記顧客データベース、
レシピデータベース及び情報配信手段は、管理センタに
設けられ、前記情報登録手段は、インターネットを介し
て前記管理センタの管理サーバと接続されるパーソナル
コンピュータ等であって、前記店舗に設けられる。
【0008】請求項5に記載の発明は、携帯端末が移動
体通信網を介して接続され、前記携帯端末に対して店舗
の特売品に関する情報を配信するようにした情報配信装
置であって、予め会員登録された前記店舗の顧客の情報
を記録する顧客データベースと、複数種類のレシピ情報
を記憶するレシピデータベースと、前記店舗の特売品に
関する情報を受け付ける情報受付手段と、前記顧客デー
タベース及びレシピデータベースを参照し、前記特売品
に関する情報とともにその特売品を食材としたレシピ情
報を前記顧客の携帯端末に配信する情報配信手段とを備
えた。
【0009】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
管理センタのサーバに移動体通信網を介して携帯端末が
接続されており、予め会員登録された顧客の携帯端末に
特売品に関する情報とともにその特売品を食材とするレ
シピ情報が配信される。この場合、店舗の顧客に対して
同店舗の特売品の情報に加えてレシピ情報を提供するこ
とができる。つまり、付加価値の高い情報を顧客に提供
することができ、競合する他店との差別化を図ることが
できる。
【0010】請求項2に記載の発明によれば、特売品に
関する情報とレシピ情報に加え、割引クーポン情報が配
信されるので、顧客の購買意欲が喚起され、店舗の集客
力を向上することができる。
【0011】請求項3に記載の発明によれば、顧客デー
タベースには予め会員登録された店舗の顧客情報が記憶
され、レシピデータベースには複数種類のレシピ情報が
記憶される。また、情報登録手段によって、店舗の特売
品に関する情報が登録されるとともに、その特売品を食
材とするレシピ情報がレシピデータベースに記憶した複
数種類のレシピ情報の中から選択され登録される。そし
て、情報配信手段によって、その登録された特売品に関
する情報とレシピ情報とが顧客データベースに記憶され
ている顧客の携帯端末に配信される。この場合、請求項
1と同様に、店舗の特売品の情報に加えてレシピ情報を
提供することができ、競合する他店との差別化を図るこ
とができる。
【0012】請求項4に記載の発明によれば、顧客デー
タベース、レシピデータベース及び情報配信手段は管理
センタに設けられる。また、店舗内に配設されたパーソ
ナルコンピュータ等により特売品に関する情報とレシピ
情報とが登録される。この場合、店舗にインターネット
と接続するパーソナルコンピュータ等を用意すればよ
く、システム導入時に必要となる設備コストを低減でき
る。
【0013】請求項5に記載の発明によれば、顧客デー
タベースには予め会員登録された店舗の顧客情報が記憶
され、レシピデータベースには複数種類のレシピ情報が
記憶される。また、情報受付手段により、店舗の特売品
に関する情報が受け付けられる。そして、情報配信手段
によって、顧客データベース及びレシピデータベースが
参照され、特売品に関する情報とともにその特売品を食
材としたレシピ情報が顧客の携帯端末に配信される。こ
の場合、上記請求項1及び請求項3と同様に、店舗の特
売品の情報に加えてレシピ情報を提供することができ、
競合する他店との差別化を図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態を図面に従って説明する。図1は、デジタル移動体通
信システムの構成図である。携帯端末としての携帯電話
1は、移動体通信網としての携帯電話網2を介してサー
ビス管理センタ3が保有する管理サーバ4と接続されて
いる。サービス管理センタ3の管理サーバ4はインター
ネット5を介して食品等を販売するストア(店舗)A,
Bのパーソナルコンピュータ等(パソコン)6と接続さ
れている。また、サービス管理センタ3の管理サーバ4
はインターネット5を介してレシピを提供するレシピ提
供者X,Yのパソコン7と接続されている。なお、本実
施形態では、管理サーバ4が情報受付手段及び情報配信
手段に相当し、パソコン6が情報登録手段に相当する。
【0015】携帯電話1と管理サーバ4との間では、携
帯電話網2で構築した独自のプロトコルでデータの授受
が行われ、ストアA,Bのパソコン6及びレシピ提供者
X,Yのパソコン7と管理サーバ4との間では、インタ
ーネットプロトコル(TCP/IP)でデータの授受が
行われる。
【0016】本実施形態の携帯電話1は、相手の携帯電
話1との通話機能と、電子メールの送受信機能と、所望
のURL(Uniform Resource Locator)を入力すること
で該URLのホームページにアクセスする機能とを有し
ている。
【0017】サービス管理センタ3は、ストアA,Bの
会員登録や顧客へのメール配信等を実行するための各種
アプリケーション・プログラムを提供するアプリケーシ
ョン・サービス・プロバイダ(ASP)である。サービ
ス管理センタ3の管理サーバ4は、各種プログラムを記
憶したプログラムデータベース4aと、会員登録された
顧客の情報をストア毎に格納する顧客データベース4b
と、レシピ提供者X,Yから提供された複数種類のレシ
ピ情報を格納するレシピデータベース4cとを備える。
【0018】プログラムデータベース4aに記憶された
各種プログラムとしては、会員登録プログラム、レシピ
登録プログラム、特売情報提供プログラム等がある。会
員登録プログラムは、携帯電話1のユーザにより該携帯
電話1を用いて入力された顧客情報を顧客データベース
4bに記憶するためのプログラムである。レシピ登録プ
ログラムは、レシピ提供者X,Y等によりパソコン7を
用いて入力されたレシピ情報をレシピデータベース4c
に登録するためのプログラムである。特売情報提供プロ
グラムは、ストアA,Bの管理者によりパソコン6を用
いて入力された特売情報等に関するホームページを生成
し、それを通知するメールを送信するためのプログラム
である。
【0019】ここで、携帯電話1のユーザが同携帯電話
1を用いて会員登録する方法について説明する。今、店
頭ポスター、新聞等の広告、ホームページ等を見た顧客
が、携帯電話1を用いてそれらに掲載されたストアAの
会員登録用URLを入力する。これにより、携帯電話1
は該URLで指定される管理サーバ4にアクセスし、管
理サーバ4は会員登録プログラムに従い動作する。
【0020】詳しくは、管理サーバ4は、携帯電話1の
アクセスに応答して、ストアAの特売情報を配信する会
員として登録するためのページデータを携帯電話1に送
信する。携帯電話1は、図2(a)に示すように、その
ページデータに基づいて表示部1aに登録方法を説明す
るための画面21aを表示する。この画面21aの下方
には「登録メールを送る」のボタン22があり、このボ
タン22を選択すると、携帯電話1は、図2(b)に示
すように、新規メールの作成画面21bを表示部1aに
表示する。なお、この新規メールの画面21bにおける
宛先の項目のテキストボックス23には、管理サーバ4
のアドレスが自動的に入力される。そして、新規メール
の画面21bにおける「送信」のボタン24を選択する
と、携帯電話1から管理サーバ4にメールが送信され
る。
【0021】管理サーバ4は、携帯電話1からのメール
を受信すると、携帯電話1のユーザがストアAの会員登
録を行いたい旨を判断し、メール送信元である携帯電話
1へ会員登録のアンケートを実施するためのメールを返
信する。携帯電話1は、そのメールを受信し、図2
(c)に示すように、表示部1aにアンケートの実施を
促す受信画面21cを表示する。この受信画面21cに
は、「以下のURLにアクセスして、アンケートにご回
答下さい。」のメッセージが表示され、同メッセージに
続いて、アンケート用のホームページを指定するURL
「http//www.docomostore.com/ans・・・」が表示さ
れている。このURLを選択(クリック)すると、携帯
電話1は携帯電話網2を介して該URLのホームページ
にアクセスする。管理サーバ4は、そのアクセスを判断
して、アンケートに関するページデータを携帯電話1に
送信する。
【0022】携帯電話1は、図2(d)に示すように、
そのページデータに基づいて表示部1aにアンケートを
行うための画面21dを表示する。この画面21dに
は、性別、年齢、職業、住所等、ストアAのお客様情報
として必要な項目を入力するチェックボックスやテキス
トボックス等が設けられている。また、画面21dの下
方には「登録」のボタン26があり、アンケートの各項
目を入力した後、そのボタン26を選択すると、携帯電
話1はアンケートの回答に関するデータ(性別、年齢、
職業、住所等の顧客情報)を管理サーバ4に送信する。
管理サーバ4は、携帯電話1からのデータ(顧客情報)
を受信し顧客データベース4bに格納する。
【0023】そして、管理サーバ4は、顧客登録が完了
した旨を通知するページデータを携帯電話1に送信す
る。携帯電話1は、図2(e)に示すように、そのペー
ジデータに基づいて表示部1aに登録完了を通知する画
面21eを表示する。このようにして、管理サーバ4へ
の登録処理が完了する。
【0024】次に、レシピ情報を登録する方法について
説明する。先ず、レシピ提供者Xがパソコン7のブラウ
ザを起動してレシピを登録するためのURLを入力す
る。これにより、パソコン7は該URLで指定される管
理サーバ4にアクセスし、管理サーバ4はレシピ登録プ
ログラムに従い動作する。
【0025】詳しくは、管理サーバ4は、レシピ提供者
Xのパソコン7のアクセスに応答して、レシピを登録す
るための画面に関するページデータをパソコン7に送信
する。パソコン7は、図3に示すように、そのページデ
ータに基づいてディスプレー7aにレシピを作成するた
めの画面31aを表示する。この画面31aの左側のフ
レームには、「レシピ作成」、「画像転送」、「レシピ
確認」、「アクセス数」の各項目が設けられている。
「レシピ作成」は、レシピを作成するために選択される
項目であり、「画像転送」は、作成したレシピの画像を
登録するために選択される項目である。また、「レシピ
確認」は、レシピデータベース4cに登録したレシピを
確認するために選択される項目であり、アクセス数は、
レシピデータベース4cの各レシピについてその使用回
数を表示させるために選択される項目である。
【0026】図3のように、「レシピ作成」が選択され
る場合、画面31aのメインフレームに、「料理名」、
「調理時間」、「人数」、「材料1」〜「材料20」、
「手順1」〜「手順5」の項目が表示される。そして、
レシピ提供者Xによって、これら各項目に関するレシピ
情報がそれら項目に対応するテキストボックス32a,
32b,32c,32d,32eに順次入力される。
【0027】なお、図3において、スクロールバー33
により画面31aをスクロールさせた場合、「手順5」
に続く「手順6」以降の項目が表示され、さらに、その
下方に「登録」のボタンが表示される。そして、レシピ
に関する全ての情報を入力した後、「登録」のボタンを
選択(クリック)すると、各項目のテキストボックス3
2a〜32eに入力された文字情報(テキストデータ)
が、パソコン7から管理サーバ4に送信され、料理名
(例えば、カツオの大葉揚げ)に対応するレシピ情報と
してレシピデータベース4cに登録される。
【0028】レシピ情報のテキスト登録が完了した後、
画面31aの左フレームにおける「画像転送」を選択
(クリック)すると、パソコン7から管理サーバ4に対
してレシピの画像を登録したい旨のデータが送信され
る。管理サーバ4は、画像を登録したい旨のデータを受
信すると、画像登録のためのページデータをパソコン7
に送信する。パソコン7は、図4に示すように、そのペ
ージデータに基づいてディスプレー7aに画像登録のた
めの画面31bを表示する。この画面31bにおいて、
「料理名」、「画像有無」、「画像登録へ」の項目が設
定されている。「画像有無」は、「料理名」に関する画
像が登録済みか否かを示すものであり、未登録の場合に
「無」が表示され、登録済みの場合に「有」が表示され
る。また、「画像登録へ」の項目には、「画像」のボタ
ン34が設けられており、この「画像」のボタン34を
選択(クリック)して、料理の画像データをレシピデー
タベース4cに登録するようにしている。そして、その
画像登録後では、「画像有無」の項目に「有」が表示さ
れることとなる。なお、画像登録が「有」の場合でも、
「画像」のボタン34を選択して、登録画像を新規の画
像に更新することも可能である。また、本実施形態にお
いて、この画像登録には、GIF形式、5KB以内、9
4×72ドット以内の画像データを用いるようにしてい
る。
【0029】画像登録が完了した後、画面31bの左フ
レームにおける「レシピ確認」を選択(クリック)する
と、パソコン7から管理サーバ4に対して登録後のレシ
ピを確認したい旨のデータが送信される。管理サーバ4
は、レシピを確認したい旨のデータを受信すると、登録
済みのレシピを表示するためのページデータをパソコン
7に送信する。パソコン7は、図5に示すように、その
ページデータに基づいてディスプレー7aに登録済みの
レシピに関する画面31cを表示する。この画面31c
において、レシピ提供者Xが今まで登録した全てのレシ
ピの一覧表(料理名とその作成日)が表示される。ま
た、画面31cでは料理毎に「イメージ」のボタン35
が設けられており、その「イメージ」のボタン35を選
択(クリック)することにより、レシピ情報(料理の材
料、方法、画像等)が表示され、それら登録情報の詳細
内容が確認できるようになっている。
【0030】次に、特売情報及びレシピ情報を提供する
方法について説明する。先ず、ストアAの管理者(例え
ば、宣伝・広告の担当者)がパソコン6のブラウザを起
動して特売情報を顧客に配信するためのURLを入力す
る。これにより、パソコン6は該URLで指定される管
理サーバ4にアクセスし、管理サーバ4は特売情報提供
プログラムに従い動作する。
【0031】詳しくは、管理サーバ4は、ストアAのパ
ソコン6のアクセスに応答して、メール配信を行うため
の画面に関するページデータをパソコン6に送信する。
パソコン6は、図6に示すように、そのページデータに
基づいてディスプレー6aにレシピを検索するための画
面41aを表示する。この画面41aの左側のフレーム
には、「レシピ検索」、「レシピ画面」、「特典」、
「画面イメージ」、「メール送信」、「アクセス履
歴」、「ユーザ分析」の各項目が設けられている。
【0032】「レシピ検索」は、食材(特売品)をキー
ワードとしてレシピを検索するために選択される項目で
あり、「レシピ画面」は、検索したレシピを参考として
特売情報を入力するために選択される項目である。ま
た、「特典」は、食品購入時に利用されるクーポン用の
画面を設定するために選択される項目であり、「画面イ
メージ」は、「レシピ画面」で入力した内容等を確認す
るために選択される項目である。「メール送信」は、
「レシピ画面」や「特典」で入力した特売情報等に関す
るホームページを作成しそのホームページのURLを通
知するメールを送信するために選択される項目である。
「アクセス履歴」は、送信したメールによりホームペー
ジを参照した顧客数を表示させるために選択される項目
であり、「ユーザ分析」は、ホームページを参照した顧
客について、その年齢層、性別等の分析を行うために選
択される項目である。
【0033】図6のように、「レシピ検索」が選択され
る場合、画面41aには、「検索材料」の項目が表示さ
れる。この「検索材料」の項目には、第1及び第2テキ
ストボックス42a,42bと、これらテキストボック
ス42a,42bに入力されたキーワード(食材)につ
いて、AND条件で検索するのかOR条件で検索するの
かを決定するチェックボックス43a,43bが用意さ
れている。そして、特売品(食材)をテキストボックス
42a,42bに入力し、チェックボックス43a,4
3bのいずれかを選択した後、「検索」のボタン44を
クリックすると、テキストボックス42a,42bに入
力されたテキストデータが、パソコン6から管理サーバ
4に送信される。管理サーバ4は、受信したテキストデ
ータに基づいて、レシピデータベース4cに登録されて
いるレシピの中から該当するレシピを検索し、そのレシ
ピに関するデータをパソコン6に送信する。そして、パ
ソコン6は、そのデータを受信すると、画面41aのメ
インフレームにレシピ一覧表45を表示する。
【0034】具体的には、図6の画面41aにおいて、
第1テキストボックス42aに「カツオ」、第2テキス
トボックス42bに「ショウガ」を入力し、ANDのチ
ェックボックス43aを選択する場合、「カツオ」と
「ショウガ」の両食材を使用したレシピが検索され、そ
の検索結果がレシピ一覧表45として表示される。なお
この場合、レシピ一覧表45には、「カツオの大葉揚
げ」、「カツオの角煮」、「カツオのショウガ煮」、
「カツオのたたき」等が表示される。また、レシピ一覧
表45において、レシピ毎に用意された「レシピ表示」
のボタン45aを選択すると、選択したレシピに対応す
る詳細内容(材料名、料理方法、画像等)を確認するこ
とができる。
【0035】その後、画面41aの左フレームにおける
「レシピ画面」を選択(クリック)すると、パソコン6
から管理サーバ4に対して特売情報を入力したい旨のデ
ータが送信される。管理サーバ4は、特売情報を入力し
たい旨のデータを受信すると、特売情報を入力するのた
めのページデータをパソコン6に送信する。パソコン6
は、図7に示すように、そのページデータに基づいてデ
ィスプレー6aに特売情報を入力するための画面41b
を表示する。
【0036】この画面41bのメインフレームには、
「レシピ名」及び1〜5の「特売品」の項目が表示され
ている。「レシピ名」の項目には、リストボックス47
が用意されており、このリストボックス47では前記検
索結果として得られたレシピ一覧表45のうちのいずれ
かのレシピが選択できるようになっている。また、「特
売品」の項目にも、リストボックス48aが用意されて
おり、「レシピ名」にて選択したレシピに関する材料リ
ストのうちで特売品とする材料を選択できるようになっ
ている。さらに、「特売品」の項目について、リストボ
ックス48aの右側には、特売品の数量等を指定するテ
キストボックス48bが用意されており、リストボック
ス48aの下側には、通常価格を入力するテキストボッ
クス48cと特売価格を入力するテキストボックス48
dとが用意されている。
【0037】また、画面41bの右側のフレームには、
レシピ情報が表示されるようになっている。具体的に
は、「レシピ名」のリストボックス47にて「カツオの
大葉揚げ」を選択した場合、右側のフレームには、「カ
ツオの大葉揚げ」に関する材料と作り方等が表示され
る。そして、ストアAの管理者は、特売品として予め決
めておいた「カツオ」、「ショウガ」の特売情報をテキ
ストボックス48b,48c,48dに入力する。ま
た、ストアAの管理者は、「カツオの大葉揚げ」に関す
る材料を参照することによって、例えば、「しょう油」
を特売品として選択することもできる。
【0038】そして、特売情報の入力が完了した後にお
いて「仮登録」のボタン49aを選択すると、レシピ及
び特売情報に関するデータがパソコン6から管理サーバ
4に送信され、レシピ及び特売情報が仮登録される。な
お、「クリア」のボタン49bを選択すると、入力情報
が全てキャンセルされ、レシピ及び特売情報をはじめか
ら入力し直すことができる。
【0039】レシピ及び特売情報の仮登録を行った後、
画面41bの左フレームにおける「特典」を選択(クリ
ック)すると、パソコン6から管理サーバ4に対して割
引特典を設定したい旨のデータが送信される。管理サー
バ4は、割引特典を設定したい旨のデータを受信する
と、その設定のためのページデータをパソコン6に送信
する。パソコン6は、図8に示すように、そのページデ
ータに基づいてディスプレー6aに割引特典を設定する
ための画面41cを表示する。
【0040】この画面41cにおいて、「特典内容」の
項目にはテキストボックス50aが用意されており、こ
のテキストボックス50aに、例えば、「たまご1パッ
ク50円(2パック限り)」といったメッセージが入力
される。また、画面41cには、リストボックス50b
が用意されており、そのリストボックス50bでは、ク
ーポン用の画像として利用するための画像データを選択
できるようになっている。このリストボックス50bで
選択した画像は、そのリストボックス50bの右側の表
示部51に表示される。なお、顧客は、携帯電話1の表
示部1aにその画像を表示させそれをレジにて提示する
ことを条件に、「たまご1パック50円(2パック限
り)」といった割引特典を受けることができる。
【0041】そして、特典内容の入力と画像の選択が完
了した後において「仮登録」のボタン52を選択する
と、特典内容及び画像に関するデータがパソコン6から
管理サーバ4に送信され、特典内容及び画像が仮登録さ
れる。
【0042】この仮登録後において、画面41cの左フ
レームにおける「画面イメージ」を選択(クリック)す
ると、パソコン6から管理サーバ4に対して仮登録の内
容を確認したい旨のデータが送信される。管理サーバ4
は、仮登録内容を確認したい旨のデータを受信すると、
それを表示するためのページデータをパソコン6に送信
する。パソコン6は、図9に示すように、そのページデ
ータに基づいてディスプレー6aに内容確認のための画
面41dを表示する。この画面41dには、前記図7の
画面41bにて仮登録した特売情報とレシピ名が表示さ
れ、仮登録した内容に誤りがないかを確認できるように
なっている。また、レシピの詳細内容を確認したいとき
には、画面41dの下側に表示されている「レシピは<
こちら>」をクリックすることにより、レシピの材料や
作り方が確認できる。さらに、特典の内容を確認したい
ときには、「割引特典は<こちら>」をクリックするこ
とにより、割引特典に関するメッセージや画像の確認も
行うことができる。
【0043】このように仮登録の内容確認を行った後、
画面41dの左フレームにおける「メール送信」を選択
(クリック)すると、パソコン6から管理サーバ4に対
してメール送信を行いたい旨のデータが送信される。管
理サーバ4は、メール配信を行いたい旨のデータを受信
すると、メール配信を実行するためのページデータをパ
ソコン6に送信する。パソコン6は、図10に示すよう
に、そのページデータに基づいてディスプレー6aにメ
ール配信を実行するための画面41eを表示する。この
画面41eは、上記のように仮登録した内容でメール配
信を実行するか否かを決める画面であり、同画面41e
には、メール配信を実行するための「OK」のボタン5
3aと、メール配信をキャンセルする「NO」のボタン
53bが用意されている。
【0044】ここで、「OK」のボタン53aを選択す
ると、メール配信を許可するデータがパソコン6から管
理サーバ4に送信される。管理サーバ4は、メール配信
を許可するデータを受信すると、仮登録した特売情報、
レシピ、割引特典の内容でストアAのホームページを作
成するとともに、顧客データベース4bに登録されてい
るストアAの全顧客に対してメールを配信する。なお、
以前にメール配信を実行していた場合には、その際に作
成されたホームページが最新の仮登録の内容で更新され
ることとなる。また、「NO」のボタン53bを選択す
ると、メール配信は中止されるとともに、仮登録されて
いた内容(特売情報、レシピ情報、特典情報)がキャン
セルされる。
【0045】本実施形態において、上記のメール配信の
際に使用されたレシピについて、その使用履歴に関する
データ(レシピを使用したストア名や使用日等の情報)
が管理サーバ4に記憶保持される。この使用履歴に基づ
いて、レシピの使用頻度が確認される。
【0046】具体的には、レシピ提供者がパソコン7を
用いて管理サーバ4にアクセスしディスプレー7aに図
3の初期画面(本実施形態では、レシピ作成画面)31
aを表示させた後、画面31aの左フレームにおける
「アクセス数」を選択(クリック)する。すると、パソ
コン7から管理サーバ4に対してアクセス数を集計した
い旨のデータが送信される。管理サーバ4は、アクセス
数を集計したい旨のデータを受信すると、アクセス数を
集計するためのページデータをパソコン7に送信する。
パソコン7は、図11に示すように、そのページデータ
に基づいてディスプレー7aにアクセス数を検索するの
ための画面31dを表示する。
【0047】この画面31dにおいて、日付を指定する
ためのテキストボックス36aと、集計単位を指定する
チェックボックス36b,36cとが用意されている。
ここで、レシピ毎のチェックボックス36bを選択する
とレシピ毎にアクセス数が集計され、店舗毎のチェック
ボックス36cを選択すると店舗毎にアクセス数が集計
される。
【0048】そして、日付をテキストボックス36aに
入力し、チェックボックス36b,36cのいずれかを
選択した後、「検索」のボタン37をクリックすると、
日付及び集計単位に関するデータがパソコン7から管理
サーバ4に送信される。管理サーバ4はそれらデータを
受信してアクセス数を集計し、そのアクセス数に関する
データをパソコン7に送信する。そして、パソコン7
は、そのデータを受信すると、画面31dのメインフレ
ームにアクセス数の一覧表38を表示する。また、アク
セス数の一覧表38における詳細のボタン38aを選択
(クリック)すると、その詳細内容(ストア名、使用日
等)が表示される。さらに、画面31dには、「CSV
出力」及び「グラフ表示」のボタン39a,39bが設
けられている。そして、ボタン39aを選択することに
より検索したアクセス数についてCVS(Comma Separa
ted Value)のファイル形式のデータを出力したり、ボ
タン39bを選択することにより所定形式のグラフを表
示したりできるようになっている。
【0049】次に、顧客が特売情報及びレシピ情報を享
受する方法について説明する。今、携帯電話1が管理サ
ーバ4から配信されるメールを受信すると、図12
(a)に示すように、携帯電話1は表示部1aに受信画
面61aを表示する。ここで、受信画面61aには、顧
客が会員登録したストアAから提供される「本日のレシ
ピ」である旨のメッセージが表示される。そして、受信
画面61aには、そのメッセージに続いて、レシピのホ
ームページを指定するURL「http//www.docomo
store.com/rec・・・」が表示される。このURLを選択
(クリック)すると、携帯電話1は携帯電話網2を介し
て該URLのホームページにアクセスする。管理サーバ
4は、携帯電話1のアクセスを判断して、レシピ及び特
売情報を提供するためのページデータをその携帯電話1
に送信する。
【0050】携帯電話1は、図12(b)に示すよう
に、そのページデータに基づいて表示部1aに本日のレ
シピ及び特売情報等に関する画面61bを表示する。こ
の画面61bは、図9の画面41dに対応する画面であ
る。そして、画面61bの下側に表示されている「レシ
ピは<こちら>」を選択(クリック)すると、携帯電話
1は、レシピ情報が掲載されたホームページにアクセス
する。管理サーバ4は、携帯電話1のアクセスを判断し
て、レシピ情報に関するページデータを携帯電話1に送
信する。携帯電話1は、図12(c)に示すように、そ
のページデータに基づいて表示部1aにレシピ情報(例
えば、「カツオの大葉揚げ」に関する材料や作り方等)
の画面61cを表示する。また、この画面61cの下方
における「写真を見る」を選択することにより、レシピ
(カツオの大葉揚げ)の画像を確認できるようになって
いる。
【0051】また、図12(b)の画面61bにおい
て、「割引特典は<こちら>」を選択(クリック)する
と、携帯電話1は割引特典のホームページにアクセスす
る。管理サーバ4は、携帯電話1のアクセスを判断して
割引特典に関するページデータを携帯電話1に送信す
る。携帯電話1は、図12(d)に示すように、そのペ
ージデータに基づいて表示部1aに割引特典に関する画
面61dを表示する。
【0052】本実施形態において、携帯電話1が前記ホ
ームページ(図12の(b)〜(d)のホームページ)
にアクセスしたとき、そのアクセス履歴に関するデータ
が管理サーバ4に記憶保持される。このアクセス履歴
は、顧客が所持する携帯電話1毎に設定されるものであ
り、そのアクセス履歴に基づいて、ホームページを見た
顧客の人数、性別、年齢層等の情報を確認できるように
なっている。
【0053】具体的には、ストアAの管理者がパソコン
6を用いて管理サーバ4にアクセスしディスプレー6a
に図6の初期画面(本実施形態では、レシピ検索画面)
41aを表示させた後、画面41aの左フレームにおけ
る「アクセス履歴」を選択(クリック)する。すると、
パソコン6から管理サーバ4に対してアクセス履歴を集
計したい旨のデータが送信される。管理サーバ4は、ア
クセス履歴を集計したい旨のデータを受信すると、アク
セス履歴を検索するためのページデータをパソコン6に
送信する。パソコン6は、図13に示すように、そのペ
ージデータに基づいてディスプレー6aにアクセス履歴
を集計するのための画面41fを表示する。
【0054】この画面41fにおいて、日付を指定する
ためのテキストボックス55aと、集計単位を指定する
チェックボックス55b,55c,55dと、集計対象
のホームページを指定するチェックボックス55e,5
5f,55g,55hとが用意されている。ここで、日
単位のチェックボックス55bを選択すると1日毎にア
クセス数が集計され、時間単位のチェックボックス55
cを選択すると1時間毎にアクセス数が集計される。ま
た、単位なしのチェックボックス55dを選択すると、
指定期間におけるアクセス数が集計される。トップのチ
ェックボックス55eを選択すると、図12(b)のホ
ームページのアクセス履歴が集計され、レシピのチェッ
クボックス55fを選択すると、図12(c)のホーム
ページのアクセス履歴が集計される。また、特典のチェ
ックボックス55gを選択すると、図12(d)のホー
ムページのアクセス履歴が集計され、すべてのチェック
ボックス55hを選択すると、図12(b)〜(d)の
全ホームページのアクセス履歴が集計される。
【0055】そして、日付をテキストボックス55aに
入力し、チェックボックス55b〜55hのいずれかを
選択した後、「検索」のボタン56をクリックすると、
日付、集計単位及び集計対象のホームページに関するデ
ータがパソコン6から管理サーバ4に送信される。管理
サーバ4はそれらデータを受信してアクセス履歴を集計
し、そのアクセス履歴に関するデータをパソコン6に送
信する。そして、パソコン6は、そのデータを受信する
と、画面41fのメインフレームにアクセス履歴の一覧
表57を表示する。また、アクセス履歴の一覧表57に
おける詳細のボタン57aを選択(クリック)すると、
その詳細内容(顧客名、年齢、性別等)が表示される。
これにより、ストアの管理者は、各ホームページを見た
顧客数を確認できる。さらに、画面41fの左フレーム
におけるユーザ分析を選択(クリック)することによ
り、前記アクセス履歴の集計結果に基づくグラフ(年
齢、性別等のアクセス数を示すグラフ)等が表示され、
マーケティング情報として利用することができる。例え
ば、メールを配信した顧客数に対するアクセス数(アク
セス度合)を、顧客の年齢毎や居住地域毎にグラフ表示
することにより、メール配信の宣伝効果を確認すること
ができる。
【0056】また、本通信システムを実用化した場合、
図14に示すように、ストアA,Bから管理センタ3に
対してメール配信等に関するシステム使用料とレシピ使
用料とが支払われる。また、管理センタ3がストアA,
Bから徴収したレシピ使用料はレシピ提供者X,Yに支
払われるとともに、その一部がシステム使用料や料金の
代行回収手数料としてレシピ提供者X,Yから管理セン
タ3に支払われることとなる。さらに、メール配信やレ
シピ情報提供の際に授受されるデータ量に対する料金
(トラヒック料)がストアの客Zから管理センタ3に支
払われるとともに、商品購入の際の代金が客Zからスト
アA,Bに支払われることなる。
【0057】以上詳述したように本実施の形態は、以下
の特徴を有する。 (1)ストアA,Bの顧客が所有する携帯電話1にスト
アA,Bの特売情報とともに特売品を食材とするレシピ
情報が配信されるので、付加価値の高い情報を顧客に提
供することができ、競合する他店との差別化を図ること
ができる。
【0058】(2)特売品に関する情報とレシピ情報に
加え、割引特典に関する情報(割引クーポン情報)が配
信されるので、顧客の購買意欲が喚起される。これによ
り、店舗の集客力を向上でき、売上を伸ばすことができ
る。また、本実施形態では、携帯電話1にて受信した特
典画面61d(図12(d)参照)を店舗のレジにて見
せることにより、割引サービスを得ることができるよう
にした。この場合、店舗の特別な会員であるといった優
越感やステータス感を創出することができ、顧客を確実
に定着させることができる。さらに、レジ周辺の他のお
客が割引特典に気付きその特典を意識するので、新規会
員を獲得する上で実用上好ましいものとなる。
【0059】(3)本システムを導入する場合、ストア
A,Bは、インターネットに接続することができるパソ
コン6を用意すればよく、情報配信のための設備コスト
を低減することができる。具体的に、ストアA,Bは、
顧客情報を登録するための顧客データベース4bや複数
種類のレシピ情報を格納するレシピデータベース4c等
を用意する必要がなく、メール配信時においてレシピを
使用した分だけその使用料金を払えばよい。よって、シ
ステム導入に伴う投資を最小限とすることができる。
【0060】(4)特売情報とレシピ情報とが掲載され
たホームページのURLがメール配信により顧客に通知
されるので、顧客は、必要なときにホームページにアク
セスして情報を得ることができ、実用上好ましいものと
なる。
【0061】(5)本実施形態では、特典情報(割引ク
ーポン情報)として、レシピ(カツオの大葉揚げ)に使
用するたまごをお値打ちな価格で提供するようにしたの
で、より付加価値の高い情報提供が可能となり、ストア
A,Bへの集客が期待できる。
【0062】(6)複数のレシピ提供者X,Yにより作
成された複数種類のレシピ情報がパソコン7を用いてレ
シピデータベース4cに登録される。この場合、管理セ
ンタ3は複数種類のレシピ情報を用意する必要がなく、
より多くのレシピ情報を収集する上で実用上好ましいも
のとなる。
【0063】(7)ストアA,Bの管理者は、ホームペ
ージのアクセス履歴に基づいて、本システムによるメー
ル配信が店の売上にどれだけ寄与したかを確認すること
ができ、同システムを継続的に利用するか否かの判断材
料とすることができる。
【0064】(8)図6の画面41aにおけるレシピ一
覧表45の中から季節に応じたレシピを選択すれば、顧
客の購買意欲を喚起するタイムリーな情報提供を行うこ
とができる。また、在庫の多い食材を特売品とし、それ
に関するレシピを提供すれば、過剰在庫を低減すること
も可能である。
【0065】なお、上記以外に次の形態にて具体化でき
る。 ・上記実施形態において、顧客登録は、携帯電話1のユ
ーザ自身が携帯電話1を用いて行うものであったが、こ
れに限定されるものではない。例えば、店頭で配布した
登録用紙やハガキ等を用いて顧客情報を収集し、その顧
客情報をストアA,Bの管理者がパソコン6を使用して
顧客データベース4bに登録するようにしてもよい。
【0066】・上記実施形態では、ストアA,Bの管理
者が店舗内に設けたパソコン6を使用して特売情報やレ
シピ情報を登録するものであったが、店舗以外に設置し
たパソコンを用いて代行者が情報登録を行うようにして
もよい。勿論、レシピ情報の登録も、レシピ提供者以外
の代行者が行うようにしてもよい。
【0067】・上記実施形態では、図3〜図5の画面3
1a〜31cによりレシピ情報をレシピデータベース4
cに登録し、図6〜図10の画面41a〜41eにより
特売情報等の登録とメール配信を行うものであったが、
これらの画面は一例であって、画面レイアウト等は適宜
変更できる。勿論、図2(a)〜(e)に示す携帯電話
1の画面21a〜21eや図12(a)〜(d)に示す
携帯電話1の画面61a〜61dについてもそのレイア
ウト等を適宜変更できる。
【0068】・上記実施形態では、顧客データベース4
bに登録されている全ての顧客に対してメール配信を行
うようにしたが、性別や年齢層等を指定できる機能を付
加しておき、特定の顧客に対してメール配信を行うよう
にしてもよい。この場合、ホームページのアクセス履歴
を分析することにより、来店の可能性が高い顧客(性別
や年齢層等の顧客)を指定してメール配信を行うことが
可能となる。
【0069】・上記実施形態では、図6の画面41aに
おいてキーワード(食材)でレシピを検索するようにし
たが、それらキーワード検索に加えて、その時々の季節
に応じたレシピを検索する機能を付加してもよい。この
場合、季節に応じたレシピを確実に選択できるようにな
り、実用上好ましいものとなる。
【0070】・上記実施形態では、特売品とそれを使用
したレシピ情報を提供するものであったが、これら情報
に加え、特売品以外の販売価格を提供するようにしても
よい。さらに、レシピに関する材料を購入した場合の購
入金額等を提供するようにしてもよい。
【0071】・上記実施形態では、携帯端末として携帯
電話1に具体化したが、PHS(Personal Handyphone
System)やPDA(Personal Digital Assistant)にて
具体化してもよい。
【0072】上記実施形態から把握できる技術思想につ
いて、以下にその効果とともに記載する。 (イ) 前記管理センタのサーバから携帯端末に電子メ
ールを配信することにより、前記特売品に関する情報と
その特売品を食材とするレシピ情報とが掲載されたホー
ムページのURLを通知するようにしたことを特徴とす
る請求項1に記載の情報配信方法。この場合、特売情報
とレシピ情報とが掲載されたホームページのURLがメ
ール配信により通知されるので、店舗の顧客は、必要な
ときにホームページにアクセスして情報を得ることがで
き、実用上好ましいものとなる。
【0073】(ロ) 前記割引クーポン情報は、前記レ
シピ情報に含まれる食材に関するものであることを特徴
とする請求項2に記載の情報配信方法。このように、レ
シピ情報に含まれる食材に関する割引クーポン情報とす
ると、より付加価値の高い情報提供が可能となり、店舗
の集客力を高めることができる。
【0074】(ハ) 前記情報配信手段は、前記情報登
録手段にて登録された特売品に関する情報とレシピ情報
とを掲載したホームページを作成し、該ホームページの
URLを通知するための電子メールを前記顧客の携帯端
末に配信することを特徴とする請求項3又は4に記載の
情報配信システム。この場合、特売情報とレシピ情報と
が掲載されたホームページのURLがメール配信により
通知できる。
【0075】(ニ) レシピ提供者により所有され、イ
ンターネットを介して前記管理サーバと接続されるパー
ソナルコンピュータを備え、該パーソナルコンピュータ
を用いて入力されたレシピ情報を前記レシピデータベー
スに記憶させるようにしたことを特徴とする請求項3又
は4に記載の情報配信システム。このようにすれば、レ
シピ提供者により作成されたレシピ情報がパーソナルコ
ンピュータを用いてレシピデータベースに登録されるの
で、管理センタにて複数種類のレシピ情報を用意する必
要がなく、実用上好ましいものとなる。
【0076】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
店舗の顧客に対して付加価値の高い情報を配信し、更な
る集客力の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態における通信システムの構成図。
【図2】 顧客登録時における携帯電話の画面を示す説
明図。
【図3】 レシピ登録時におけるパソコンの画面を示す
説明図。
【図4】 レシピ登録時におけるパソコンの画面を示す
説明図。
【図5】 レシピ登録時におけるパソコンの画面を示す
説明図。
【図6】 特売情報配信時におけるパソコンの画面を示
す説明図。
【図7】 特売情報配信時におけるパソコンの画面を示
す説明図。
【図8】 特売情報配信時におけるパソコンの画面を示
す説明図。
【図9】 特売情報配信時におけるパソコンの画面を示
す説明図。
【図10】 特売情報配信時におけるパソコンの画面を
示す説明図。
【図11】 レシピのアクセス数を確認するためのパソ
コンの画面を示す説明図。
【図12】 携帯電話の受信画面を示す説明図。
【図13】 ホームページのアクセス履歴を確認するた
めのパソコンの画面を示す説明図。
【図14】 各種料金の流れを示す説明図。
【符号の説明】
1 携帯電話 2 携帯電話網 3 サービス管理センタ 4 管理サーバ 4b 顧客データベース 4c レシピデータベース 5 インターネット 6 パーソナルコンピュータ 7 パーソナルコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/08 H04M 11/08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯端末が移動体通信網を介して管理セ
    ンタのサーバに接続された移動体通信システムに適用さ
    れ、前記管理センタのサーバから予め会員登録された顧
    客の携帯端末に対して店舗の特売品に関する情報を配信
    するようにした情報配信方法であって、 前記特売品に関する情報とともにその特売品を食材とし
    たレシピ情報を配信することを特徴とする情報配信方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報配信方法におい
    て、 前記特売品に関する情報とレシピ情報に加え、割引クー
    ポン情報を配信することを特徴とする情報配信方法。
  3. 【請求項3】 携帯端末が移動体通信網を介して管理セ
    ンタに接続され、前記管理センタから前記携帯端末に対
    して店舗の特売品に関する情報を配信するようにした情
    報配信システムであって、 予め会員登録された前記店舗の顧客の情報を記録する顧
    客データベースと、 複数種類のレシピ情報を記憶するレシピデータベース
    と、店舗の特売品に関する情報を登録するとともに、前
    記複数種類のレシピ情報の 中から前記特売品を食材とするレシピ情報を登録する情
    報登録手段と、 前記情報登録手段にて登録した特売品に関する情報とレ
    シピ情報とを前記顧客の携帯端末に配信する情報配信手
    段とを備えたことを特徴とする情報配信システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の情報配信システムにお
    いて、 前記顧客データベース、レシピデータベース及び情報配
    信手段は、管理センタに設けられ、 前記情報登録手段は、インターネットを介して前記管理
    センタの管理サーバと接続されるパーソナルコンピュー
    タであって、前記店舗に設けられることを特徴とする情
    報配信システム。
  5. 【請求項5】 携帯端末が移動体通信網を介して接続さ
    れ、前記携帯端末に対して店舗の特売品に関する情報を
    配信するようにした情報配信装置であって、 予め会員登録された前記店舗の顧客の情報を記録する顧
    客データベースと、 複数種類のレシピ情報を記憶するレシピデータベース
    と、 前記店舗の特売品に関する情報を受け付ける情報受付手
    段と、前記顧客データベース及びレシピデータベースを
    参照し、前記特売品に関する 情報とともにその特売品を食材としたレシピ情報を前記
    顧客の携帯端末に配信する情報配信手段とを備えたこと
    を特徴とする情報配信装置。
JP2002009917A 2002-01-18 2002-01-18 情報配信方法、情報配信システム及び情報配信装置 Pending JP2003216860A (ja)

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