JP2016136134A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケース体を筐体に結合させるにあたって、ケース体と筐体の結合強度を向上できる表示装置を提供する。【解決手段】情報表示体と、この情報表示体の視認者側とは反対側に配置されるケース体30と、情報表示体とケース体30とを収容するとともに視認者側から見たときに少なくとも一部がケース体30と重なるように設けられる基部51を有する下部筐体50とを備え、基部51には、フック部54を有する弾性片53がケース体30側に向けて延設されており、ケース体30には、フック部54を係止させるための非平坦形状の弾性係止部37が設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、所定情報を表示する情報表示体を備えた表示装置に関するものである。
従来より、この種の表示装置にあっては、例えば下記特許文献1に記載されているものが知られている。この特許文献1に記載の表示装置は、指針と計器用文字板とからなる指針式表示部(情報表示体)と、この指針式表示部の背後に配置される回路基板と、指針式表示部と回路基板との間に配置されるケース体と、指針式表示部と回路基板とケース体とを収容する筐体とを備え、ここでの筐体は、回路基板の背後を覆う樹脂製カバーと、計器用文字板の可視領域を定めるための樹脂製見返しケースと、当該樹脂製見返しケースを覆う透明カバーとで構成される。
そして、上記の樹脂製カバーの底壁には、先端にフック部を有する片持ち梁状のL字状弾性片が切り起こし形成されており、当該フック部がケース体に設けられた貫通孔を背後から貫通して、ケース体に一体形成された平坦形状からなる係止部の表面にて係止(結合)される構成となっている。
特開平11−101205号公報
ところで、上述した従来の表示装置の場合、筐体に設けられたL字状弾性片やケース体に設けられた係止部の寸法には寸法公差が存在するため、場合によっては、L字状弾性片の先端に設けられたフック部の底面とケース体における係止部の表面との間に、寸法公差に伴う微小なクリアランスが生じてしまうことが考えられる。そして、このようにフック部の底面と、平坦形状からなる係止部の表面との間に前記微小なクリアランスが形成されたような場合、フック部とこれが係止(結合)される係止部との結合部分にがたつきが生じ、当該結合部分の結合強度(つまりケース体と筐体との結合強度)が低下することが懸念される。
そこで本発明は、前述の課題に対して対処するため、ケース体を筐体に結合させるにあたって、ケース体と筐体との結合強度を向上させることが可能な表示装置の提供を目的とするものである。
本発明は、情報表示体と、前記情報表示体の視認者側とは反対側に配置されるケース体と、前記情報表示体と前記ケース体とを収容するとともに視認者側から見たときに少なくとも一部が前記ケース体と重なるように設けられる基部を有する筐体とを備え、前記基部には、フック部を有する弾性片が前記ケース体側に向けて延設されており、前記ケース体には、前記フック部を係止させるための非平坦形状の弾性係止部が設けられていることを特徴とする。
また本発明は、前記ケース体は、前記情報表示体を支持する支持部を有し、前記弾性係止部は、前記支持部に一体形成された第1の平坦部と、少なくとも一部が前記フック部と対向するように設けられる第2の平坦部と、前記第1の平坦部と前記第2の平坦部とを繋ぐ曲面部とを有していることを特徴とする。
また本発明は、前記筐体は、前記情報表示体の視認者側を覆う上側筐体と、前記基部を有する下側筐体とを備え、前記上側筐体には、前記フック部に突き当たる突出部が設けられていることを特徴とする。
また本発明は、前記突出部には、前記フック部の側面部にテンションが作用するように、その一部に非平坦部が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、初期の目的を達成でき、ケース体を筐体に結合させるにあたって、ケース体と筐体との結合強度を向上させることが可能な表示装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態による表示装置の正面図。 図1のA−A断面図(ハッチングは省略)。 図1のB−B断面図(ハッチングは省略)。 図3中、主にフック部と弾性係止部とを示す要部拡大断面図(ハッチングは省略)。 図3中、矢印C方向から見たときのケース体の要部拡大正面図。 同実施形態の変形例による主にフック部と弾性係止部とを示す要部拡大断面図(ハッチングは省略)。 本発明の第2実施形態による表示装置の要部断面図(ハッチングは省略)。 同第2実施形態の変形例による表示装置の要部断面図(ハッチングは省略)。 同第2実施形態の他の変形例による表示装置の要部断面図(ハッチングは省略)。 本発明の第3実施形態による表示装置の要部断面図(ハッチングは省略)。 本発明の応用例による係止部とフック部との係合状態を示す表示装置の要部断面図(ハッチングは省略)。
(第1実施形態)以下、図1〜図5に基づいて、本発明の第1実施形態を例えば自動2輪車や自動車等の車両に搭載される車両用計器に適用した一実施形態を説明する。
図1、図2において、本実施形態における表示装置としての車両用計器は、各種車両情報を表示する情報表示体10と、この情報表示体10の視認者E側とは反対側(つまり情報表示体10の背後側)に配置される回路基板20と、情報表示体10と回路基板20との間に配置される樹脂製のケース体30と、情報表示体10の視認者E側を覆うように設けられる上側筐体40と主に回路基板20の背後側を覆うように設けられる下側筐体50とでなる樹脂製の筐体60とを備えている。
情報表示体10は、例えば線状に延びる計器用指針としての指針11とこの指針11によって指示される目盛等の指標部(図示せず)を有する計器用文字板としての指標板12とでなる指針式表示部を適用することができる。
指針11は、回路基板20に実装された指針駆動手段21の駆動軸21a先端に装着され、計測量に応じて指標板12上を回動する。車両用計器を視認する視認者Eは、指針11と前記指標部との対比判読により計測値(例えば車速情報等の各種車両情報)を把握することができるようになっている。
回路基板20は、所定の配線パターンが施された硬質の配線基板からなり、ステッピングモータ等からなる指針駆動手段21と、指標板12に照明光を供給するためのLEDからなる光源22と、抵抗、コンデンサ等の各種回路部品(図示せず)とが前記配線パターンに導通接続されている。
ケース体30は、例えばポリプロピレン等の合成樹脂材料によって形成され、指標板12を保持する保持体としての機能、光源22を収納するハウジングとしての機能、光源22から発せられる照明光を前方側(指標板12側)に反射させる反射体としての機能を有し、この場合、情報表示体10の視認者E側とは反対側に配置されている。
このケース体30は、指針駆動手段21の駆動軸21aを包囲する筒状部31と、この筒状部31を取り巻くように指標板12側に傾斜して延び光源22と対向する第1の反射部32と、指標板12に対向し外側に向かうに従って指標板12に近接する皿形状の環状壁からなる第2の反射部33と、この第2の反射部33の外周を取り巻く周壁部34とを有している。
この場合、第1の反射部32は光源22からの照明光を主に外周に向けて放射状に反射する反射面を構成し、第2の反射部33は第1の反射部32を通じて外周に反射された照明光を指標板12側に反射する反射面を構成している。また、周壁部34は、指標板12と回路基板20との間に位置するように設けられた立壁形状の壁部からなる。
なお、35は、周壁部34の適宜箇所(具体的には図1中、D部で示す4箇所)に設けられた窪み部であり、36は、その前面部が周壁部34の前面と略同一面となるように設けられた支持部であり、この支持部36は、窪み部35を包囲するように設けられ、周壁部34とともに指標板12(情報表示体10)を保持(支持)するものである(図3、図5参照)。
また、窪み部35は、下側筐体50に備えられる後述するフック部を受け入れるための凹状の溝部からなり、互いに向かい合うように位置している一対の第1の内壁面35aと、これら第1の内壁面35a同士を繋ぐように設けられる平坦状の立壁面からなる第2の内壁面35bとを有し、回路基板20側に位置する第2の内壁面35bの下端部には、片持ち梁形状からなる弾性係止部37が回路基板20の板面に沿うように形成されている。
弾性係止部37は、その一部が曲面形状(湾曲形状)となっている非平坦形状に形成され、窪み部35の下端側開口をほぼ(おおよそ)塞ぐように第2の内壁面35bの前記下端部から外方(下側筐体50の後述する側壁部側)に向けて張り出すように形成(延設)されている。
また、この場合、弾性係止部37は、第2の内壁面35bの前記下端部から外方(下側筐体50の前記側壁部側)に向けて突出する第1の平坦部37aと、少なくとも一部が下側筐体50の前記フック部と対向する(当接する)ように設けられる第2の平坦部37bと、第1の平坦部37aと第2の平坦部37bとを繋ぐように設けられる曲面部37cとを有している(図4参照)。
この場合、第2の平坦部37bと支持部36に一体形成された第1の平坦部37aとは同一面上に位置しており、曲面部37cは、所定の曲率を有するように回路基板20側に向けて湾曲した曲面(凹面)からなる。
なお、曲面部37cの厚さは、第1の平坦部37aや第2の平坦部37bの厚さよりも薄く形成されているか、もしくは第1の平坦部37aや第2の平坦部37bの厚さと略同等であればよいが、弾性係止部37自体にバネ性(弾性)を持たせることを考慮すると、第1の平坦部37aや第2の平坦部37bの厚さよりも薄く形成されていることが望ましく、このように構成することにより、合成樹脂材料を利用した弾性係止部37のバネ形状を容易に得ることができる。
上側筐体40は、透光性の合成樹脂材料によって形成された透視部41と、遮光性(例えば黒色)の合成樹脂材料によって形成された不可視部42とを備え、車両用計器を正視する視認者Eは透視部41を通じて、指針11や指標板12の前記指標部を透視(視認)することができるようになっている。また、不可視部42は、主に指標板12の周縁部分を覆うように透視部41に一体形成されている。
下側筐体50は、例えばポリプロピレン等の合成樹脂材料によって形成され、回路基板20の背後を覆うように設けられる基部51と、ケース体30の周壁部34を包囲するとともに上側筐体40の不可視部42と対をなすように設けられる側壁部52とが一体形成された構成となっており、この場合、基部51は、視認者E側から見たときに少なくとも一部がケース体30と重なるように設けられている。なお、図2の断面図において、側壁部52は回路基板20の右方にある箇所のみ図示されているが、図2の断面図中、左方側にも側壁部52が設けられていることは言うまでもない。
また、53は、弾性係止部37の形成位置に対応する基部51箇所に一体形成された弾性を有する弾性片であり、この弾性片53は、弾性係止部37の形成個数と同数の4つ設けられ、基部51から情報表示体10側に向けてそれぞれ垂直に突き出ている(延設されている)。そして、弾性片53の先端には弾性係止部37の第2の平坦部37bに引っ掛けられる爪部からなるフック部54が形成されている。
このように本例の場合、下側筐体50の基部51には、フック部54を有する弾性片53がケース体30側(情報表示体10側)に向けて延設されており、一方、ケース体30には、フック部54を係止させる(引っ掛ける)ための弾性を有する非平坦形状の弾性係止部37が設けられた構成となっている。
そして、図4に示すように弾性係止部37(第2の平坦部37b)に、フック部54が係止された(引っ掛け固定された)状態にあっては、回路基板20側に湾曲する曲面部37cを弾性係止部37に部分的に設けたため、可撓性(弾性)を有する片持ち梁形状の弾性係止部37は、その自由端部側に位置する第2の平坦部37bが図3中、上方側(つまり指標板12側)に弾性変形可能となり、この弾性変形を利用して、第2の平坦部37bの表面P1がフック部54の底面P2に、常時、テンションを作用(付与)させる構成となり、フック部54が弾性係止部37に強固にフック結合される。
従って、従来のようにフック部やこれが係止される係止部の寸法公差に伴って、フック部底面と係止部表面との間に微小なクリアランスが生じることが一切なくなり、弾性係止部37は、フック部54を図3中、上方側(つまり指標板12側)に押し上げるための力(テンション)を付与するテンション付与部としての機能を有していることから、ケース体30を下側筐体50(筐体60)に結合させるにあたって、フック部54とこれが係止される弾性係止部37との結合強度(つまり筐体60とケース体30との結合強度)を向上させることが可能となる。
なお、本例における上側筐体40と下側筐体50とで構成される筐体60は、車両用計器の外装ケースを構成するものであり、その内部に情報表示体10と回路基板20とケース体30とが収容されている。また、上側筐体40と下側筐体50とは、例えばフック固定等の適宜固定手段を用いて固定されている。
以上のように本実施形態では、情報表示体10と、この情報表示体10の視認者E側とは反対側に配置されるケース体30と、情報表示体10とケース体30とを収容するとともに視認者E側から見たときに少なくとも一部がケース体30と重なるように設けられる基部51を有する下側筐体50(筐体60)とを備え、基部51には、フック部54を有する弾性片53がケース体30側に向けて延設されており、ケース体30には、フック部54を係止させるための非平坦形状の弾性係止部37が設けられているものである。また、ケース体30は、指標板12(情報表示体10)を支持する支持部36を有し、弾性係止部37は、支持部36に一体形成された第1の平坦部37aと、少なくとも一部がフック部54と対向するように設けられる第2の平坦部37bと、第1の平坦部37aと第2の平坦部37bとを繋ぐ曲面部37cとを有しているものである。
従って、弾性係止部37は、図3中、上方側(つまり指標板12側)に弾性変形可能となり、この弾性変形を利用して、第2の平坦部37bの表面P1がフック部54の底面P2に、常時、テンションを作用(付与)させる構成となるため、ケース体30を下側筐体50(筐体60)に結合させるにあたって、フック部54とこれが係止される弾性係止部37との結合強度(つまり筐体60とケース体30との結合強度)を向上させることが可能となる
また本実施形態では、第1の平坦部37aと、第2の平坦部37bと、第1の平坦部37aと第2の平坦部37bとの間に設けられる単一の曲面部37cとで弾性係止部37が構成されている例について説明したが、例えば本実施形態の変形例として図6に示すように非平坦形状の弾性係止部37を、第1の平坦部37aと、第2の平坦部37bと、第1の平坦部37aと第2の平坦部37bとの間に設けられる複数個(例えば2つ)の曲面部37cとで構成してもよく、このように構成した場合であっても前述した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(第2実施形態)次に、本発明の第2実施形態を図7に基づいて説明するが、前述の第1実施形態と同一もしくは相当個所には同一の符号を用いてその詳細な説明は省略する。この第2実施形態では、筐体60は、情報表示体10の視認者E側を覆う上側筐体40と、回路基板20の背後を覆う基部51を有する下側筐体50とを備え、上側筐体40には、フック部54に上側から突き当たる片持ち梁形状の突出部43が設けられた構成となっている。
この場合、突出部43は、フック部54の形成位置に対応する不可視部42(上側筐体40)箇所から真っ直ぐに垂下形成されたフック外れ防止用のリブとして機能するものであり、その先端側(自由端部側)には段差部43aが形成されている。
そして、図7に示すように上側筐体40に備えられる突出部43がフック部54に突き当たることで(具体的には、突出部43の段差部43aがフック部54の上面部L1及びフック部54の側面部L2と突き当たることで)、段差部43aがフック部54の上面部L1、側面部L2に常時、テンションを作用(付与)させる構成となり、フック部54が弾性係止部37から外れにくくなるため、下側筐体50(筐体60)とケース体30との結合強度をより向上させることができる。
また、この第2実施形態では、突出部43の段差部43aがフック部54の上面部L1、側面部L2に突き当たるように構成されている例について説明したが、突出部43の形状はフック部54が弾性係止部37から外れにくくなるものであればあらゆる形状を採用することができ、例えば本第2実施形態の変形例として図8に示すように突出部43の前記先端側(前記自由端部側)に設けられた凹部43bの窪み面(窪み部)43cがフック部54の上面部L1と突き当たるように構成してもよい。
このように構成した場合であっても、窪み面43cがフック部54の上面部L1に常時、テンションを作用させる構成となり、下側筐体50(筐体60)とケース体30との結合強度をより向上させることができる。
図9は、本第2実施形態の他の変形例を示している。この他の変形においては、突出部43が、フック部54の上面部L1と突き当たる突出基部43dと、この突出基部43dと不可視部42との間にて分岐するように設けられる分岐部43eとを備え、これら分岐部43eの間には突出部43が弾性を有するようにスリット43fが設けられている。
このように構成した場合であっても、弾性を有する突出部43に備えられる突出基部43dがフック部54の上面部L1に常時、テンションを作用させる構成となり、下側筐体50(筐体60)とケース体30との結合強度をより向上させることができる。
(第3実施形態)次に、本発明の第3実施形態を図10に基づいて説明するが、前述の第1実施形態と同一もしくは相当個所には同一の符号を用いてその詳細な説明は省略する。この第3実施形態では、前記第2実施形態(特に図7参照)にて採用した段差部43aに代えて、突出部43の一部に曲面形状(湾曲形状)からなる曲面部(非平坦部)43gを設けた構成となっている。
つまり、この第3実施形態において、突出部43は、フック部54の側面部L2に力(テンション)を作用させるべく、弾性を有する片持ち梁形状に形成され、フック部54の形成位置に対応する不可視部42(上側筐体40)箇所から真っ直ぐに垂下形成された平坦形状の第1の垂下部43hと、少なくとも一部がフック部54の側面部L2と対向する(当接する)ように設けられる平坦形状の第2の垂下部43jと、第1の垂下部43hと第2の垂下部43jとを繋ぐように設けられる上述した曲面部43gとを有している。
この場合、第1の垂下部43hと第2の垂下部43jとは同一の鉛直面上に位置しており、曲面部43gは、突出部43の前記先端側(前記自由端部側)に近い位置に設けられ、所定の曲率を有するように側壁部52側に向けて湾曲した曲面(凹面)からなる。そして、このように各垂下部43h、43jと曲面部43gとで構成される突出部43は、フック部54を図10中、左方側(つまりケース体30側)に押すための力(テンション)を付与するテンション付与部としての機能を有している。
なお、曲面部43gの厚さは、第1の垂下部43hや第2の垂下部43jの厚さよりも薄く形成されているか、もしくは第1の垂下部43hや第2の垂下部43jの厚さと略同等であればよいが、突出部43自体にバネ性(弾性)を持たせることを考慮すると、第1の垂下部43hや第2の垂下部43jの厚さよりも薄く形成されていることが望ましく、このように構成することにより、合成樹脂材料を利用した突出部43のバネ形状を容易に得ることができる。
この第3実施形態によれば、突出部43にはフック部54の側面部L2にテンションが作用するように、その一部に曲面部43gが設けられている。従って、図10に示すように第2の垂下部43jがフック部54の側面部L2と当接した状態にあっては、弾性を有する片持ち梁形状の突出部43は、その自由端部側に位置する第2の垂下部43jが図10中、左方側(つまりケース体30側)に弾性変形可能となり、この弾性変形を利用して、第2の垂下部43jの内側表面L3がフック部54の側面部L2に、常時、テンションを作用させる構成となり、下側筐体50(筐体60)とケース体30との結合強度をより向上させることができる。
なお、本発明は、上述の実施形態及び図面によって限定されるものではない。本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜、実施形態及び図面に変更(構成要素の削除も含む)を加えることが可能である。
例えば、上述した各実施形態では、ケース体30の外周部に各平坦部37a、37bと曲面部37cとで構成される弾性係止部37を4箇所設け、これら4箇所の弾性係止部37に(4つの)フック部54が各々係止された(引っ掛け固定された)ものであったが、例えば本発明の応用例として図11に示すようにケース体30の外周部に形成される4箇所の弾性係止部37のうち、1箇所(もしくは2箇所)を曲面部37cを有さない平坦状の係止部38としてもよい。つまり、このときフック部54は、弾性係止部37と係止部38とに係止される。
さらには、上述した各実施形態では、情報表示体10が指針11と指標板12とから構成されている例について説明したが、例えば情報表示体10として、前記計測値(前記各種車両情報)を画像等で表示可能な液晶表示パネルからなる計器用ディスプレイを適用することも可能である。
10 情報表示体
20 回路基板
30 ケース体
34 周壁部
35 窪み部
35a 第1の内壁面
35b 第2の内壁面
36 支持部
37 弾性係止部
37a 第1の平坦部
37b 第2の平坦部
37c 曲面部
38 係止部
40 上側筐体
43 突出部
43a 段差部
43c 窪み面(窪み部)
43d 突出基部
43e 分岐部
43g 曲面部(平坦部)
50 下側筐体
51 基部
53 弾性片
54 フック部
60 筐体
L1 フック部の上面部
L2 フック部の側面部
P1 第2の平坦部の表面
P2 フック部の底面
E 視認者

Claims (4)

  1. 情報表示体と、
    前記情報表示体の視認者側とは反対側に配置されるケース体と、
    前記情報表示体と前記ケース体とを収容するとともに視認者側から見たときに少なくとも一部が前記ケース体と重なるように設けられる基部を有する筐体とを備え、
    前記基部には、フック部を有する弾性片が前記ケース体側に向けて延設されており、
    前記ケース体には、前記フック部を係止させるための非平坦形状の弾性係止部が設けられていることを特徴とする表示装置。
  2. 前記ケース体は、前記情報表示体を支持する支持部を有し、
    前記弾性係止部は、前記支持部に一体形成された第1の平坦部と、少なくとも一部が前記フック部と対向するように設けられる第2の平坦部と、前記第1の平坦部と前記第2の平坦部とを繋ぐ曲面部とを有していることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記筐体は、前記情報表示体の視認者側を覆う上側筐体と、前記基部を有する下側筐体とを備え、
    前記上側筐体には、前記フック部に突き当たる突出部が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の表示装置。
  4. 前記突出部には、前記フック部の側面部にテンションが作用するように、その一部に非平坦部が設けられていることを特徴とする請求項3記載の表示装置。
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