JP2016135229A - ヘアードライヤー - Google Patents

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裕一 佐久間
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村上  淳
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隆正 山下
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Abstract

【課題】ヘアードライヤーの騒音を低減できる新たな構造を提供する【解決手段】ファンモータFMと、ヒータユニットHUと、ファンモータFMおよびヒータユニットHUを覆う本体ケースCとを有する。ファンモータFMは、中心軸J1を中心に回転するインペラ4と、インペラ4を回転させるモータMとを有する。本体ケースCは、吸気口10を有する吸気ケース部1と、排気口30を有する排気ケース部3とを有する。本体ケースCの内部には、本体ケースCの内側面に沿って延びる内筒ケース部7が収容される。本体ケースCの内側面と、内筒ケース部7との間には、消音空間91が形成される。そして、消音空間91と内部空間9とを連通する開口部8が形成される。【選択図】図1

Description

本発明は、ヘアードライヤーに関する。
一般的に、ヘアードライヤーは、送風時において、気柱共鳴等に起因する騒音が発生する。ヘアードライヤーの騒音を低減する技術については、例えば、特開平5−228013号公報に記載されている。当該公報には、ヘルムホルツ共鳴器の原理を利用したヘアードライヤーが記載されている。当該公報記載のヘアードライヤーは、送風ファンの付いたモータおよび風に熱を与えるヒータを内蔵した筒状であって、気柱共鳴による定常波騒音の軸方向の音圧分布の高い位置に複数の穴を形成したケースと、このケースの外周面に前記穴を覆うように取付けられて内部に空気層を形成した共鳴器とを備えている(請求項1参照)。
当該公報には、複数の穴に共鳴器を設けることで、特定周波数の音を吸収減衰し音圧を低下できる旨が記載されている(段落0006参照)。
特開平5−228013号公報
しかしながら、当該公報の図1に記載の構造では、ケースに複数の穴が設けられているものの、複数の穴に対応する容積部分(空気層)が互いに区画されていない。このため、容積部分で、騒音を反射させることができず、ヘルムホルツ共鳴器による騒音低減の効果が十分に得られないという問題がある。一方、当該公報の図4に記載の構造では、容積部を構成する外筒が、穴ごとに別々に設けられている。当該構造では、ヘルムホルツ共鳴器としての効果が得られる可能性がある。ただし、当該公報の図4の構造では、容積部を構成するための外筒の数が増えるため、部品点数が増加する。その結果、製造工数が増え、ヘアードライヤーの製造コストが増加するという問題がある。さらに、当該公報には、複数の外筒の密着性を確保するための方法は開示されていない。また、外部に凹凸が露出するため、製品の美的外観を損なうという問題もある。
本発明の目的は、ヘアードライヤーの内部にヘルムホルツ共鳴器を設けることで、ヘアードライヤーの騒音を低減できる新たな構造を提供することである。
本発明の例示的な第1発明は、前後に延びる中心軸に沿って前方に空気を送り出すヘアードライヤーであって、ファンモータと、ヒータユニットと、前記ファンモータおよび前記ヒータユニットを覆い、前記中心軸の周囲において前後に延び、内部空間を形成する中空筒状の本体ケースと、を有し、前記ファンモータは、前記中心軸を中心に回転するインペラと、前記インペラを回転させるモータと、を有し、前記本体ケースは、吸気口を有する吸気ケース部と、排気口を有する排気ケース部と、を有し、前記本体ケースの内部には、前記本体ケースの内側面に沿って延びる内筒ケース部が収容され、前記本体ケースの内側面と、前記内筒ケース部との間に消音空間が形成され、前記消音空間と前記内部空間とを連通する開口部が形成され、前記開口部は、前記内筒ケース部と前記本体ケースとの間、または前記内筒ケース部に配置される。
本願の例示的な第1発明によれば、開口部の断面積と消音空間の容積とを適宜設計することで、特定の周波数の騒音を減衰させるヘルムホルツ共鳴器を、ヘアードライヤーの内部に構成することができる。ヘルムホルツ共鳴器は、空気圧の変動により生じる気柱共鳴等の騒音となる音波に対して、空気圧の変動を吸収することで、ヘアードライヤーの騒音を低減できる。
図1は、第1実施形態のヘアードライヤーの断面図である。 図2は、ヘルムホルツ共鳴器の概念図である。 図3は、第1実施形態に係る内筒ケース部の正面図である。 図4は、第1実施形態に係る内筒ケース部の斜視図である。 図5は、第1実施形態に係る内筒ケース部の縦断面図である。 図6は、変形例に係るヘアードライヤーの縦断面図である。 図7は、変形例に係るヘアードライヤーの縦断面図である。 図8は、変形例に係るヘアードライヤーの縦断面図である。 図9は、変形例に係る内筒ケース部の正面図である。
本明細書では、モータの中心軸に沿う方向を前後方向とし、吸気口に対して排気口側を前として、各部の形状や位置関係を説明する。ただし、この前後方向の定義によって、ヘアードライヤーの使用時の向きを限定する意図はない。また、モータの中心軸に平行な方向または略平行な方向を「軸方向」と呼び、中心軸を中心とする径方向を単に「径方向」と呼び、中心軸を中心とする周方向を単に「周方向」と呼ぶ。また、開口または間隙部の断面積は、中心軸に対して垂直な面における断面積を指す。
<1.ヘアードライヤーの全体構成>
図1は、本発明の例示的な第1実施形態に係るヘアードライヤー5を示す縦断面図である。このヘアードライヤー5は、モータMの動力によりインペラ4を回転させて、中心軸J1に沿って前方に空気を送り出す装置である。ヘアードライヤー5は、例えば、家庭用または業務用として、髪を乾かすために使用される。
図1に示すように、本実施形態のヘアードライヤー5は、ファンモータFMと、ヒータユニットHUと、本体ケースCと、把持部6とを有する。ファンモータFMは、中心軸J1を中心に回転するインペラ4と、インペラ4を回転させるモータMと、モータMを保持するモータケースMCとを有する。本実施形態のファンモータFMは、遠心ファンである。
インペラ4は、中心軸J1を中心として回転することで、気流を発生させる部品である。インペラ4は、本体ケースCの径方向内側に配置される。図1に示すように、インペラ4は、中央に位置するベース部41と、ベース部41から径方向外側へ延びる複数の羽根42とを有する。ベース部41は、モータMの後述するシャフト43に固定される。複数の羽根42は、ベース部41の径方向外側において周方向に配列される。
ベース部41および複数の羽根42は、例えば、樹脂の射出成型により一体に形成される。ただし、インペラ4は、複数の部材で構成されていてもよい。例えば、ベース部41と複数の羽根42とが、互いに別部材であってもよい。また、インペラ4は、樹脂以外の材料からなるものであってもよい。
モータMは、インペラ4に対して、回転のための動力を供給する動力源である。このヘアードライヤー5では、インペラ4よりも軸方向前方に、モータMが配置されている。ただし、モータMは、インペラ4よりも軸方向後方に配置されていてもよい。モータMは、中心軸J1に沿って延びるシャフト43を有する。モータMを駆動させると、モータM内に配置されたコイルとマグネットとの間の回転磁界によって、中心軸J1周りのトルクが発生する。これにより、モータMのシャフト43が、中心軸J1を中心として回転する。
モータMには、例えば、ブラシレスDCモータが用いられる。ブラシレスDCモータは、ブラシの摩耗による性能の劣化が無いため、ブラシ付きモータよりも長寿命である。また、ブラシレスDCモータは、ACモータよりも容易に変速することができ、かつ、消費電力の低減が容易である。ただし、ブラシレスDCモータに代えて、ブラシ付きモータや、ACモータが用いられてもよい。
モータケースMCは、インペラ4の軸方向前方において、モータMを保持する部材である。モータケースMCは、モータMの周囲を取り囲む。モータMの外周面は、モータケースMCの内周面と、少なくとも部分的に接触する。これにより、モータMが、モータケースMC内で位置決めされる。インペラ4から生じた気流は、モータケースMCの径方向外側を通過する。モータケースMCの外周面は、軸方向後方の端部から軸方向前方に向かうにつれて、一旦拡径した後、再び縮径する。すなわち、モータケースMCの外周面は、本体ケースCの内周面の形状に沿って湾曲している。これにより、インペラ4から生じた気流が、モータケースMCの周囲において、軸方向前方へ効率よく送られる。
ヒータユニットHUは、本体ケースCの内部、かつ、モータMよりも軸方向前方に配置される。ヒータユニットHUは、例えば、通電により発熱するニクロム線等の電熱線と、電熱線を支持する支持板とを有する。図1では、ヒータユニットHUの詳細な図示を省略しているが、ヒータユニットHUが配置される位置を、二点鎖線で示している。ヒータユニットHUの軸方向後方の端部は、モータケースMCの軸方向前方の端部よりも、軸方向後方に位置する。このように、このドライヤ5では、モータケースMCの内部空間9も利用して、ヒータユニットHUが効率よく配置されている。
本体ケースCは、中心軸J1の周囲において前後に延び、内部空間9を形成する中空筒状のケースである。本体ケースCの材料には、例えば樹脂が用いられる。本体ケースCの内部には、ファンモータFMと、ヒータユニットHUとが、収容される。したがって、ファンモータFMおよびヒータユニットHUの外周部は、本体ケースCに覆われる。
本体ケースCは、吸気ケース部1と、排気ケース部3と、流入ケース部2とを有する。本体ケースCの内部には、内筒ケース部7が収容される。吸気ケース部1は、外部から空気を吸入するための吸気口10を有する。排気ケース部3は、空気を外部へ排出するための、排気口30を有する。流入ケース部2は、排気ケース部3と、吸気ケース部1との間に位置する。また、流入ケース部2は、吸気口10と排気口30との間に位置する流入口20を有する。流入口20は、流入ケース部2を中心軸J1方向に貫通する。上述したインペラ4は、流入ケース部2の径方向内側に配置される。流入ケース部2の内周面は、インペラ4の外端部に近接する。これにより、流入ケース部2の内周面とインペラ4との間において、気体の逆流が抑制される。
吸気口10は、吸気ケース部1の後端部から流入口20に向かって前方へ延びる筒状の部位の内側に設けられる。吸気口10は、後方の開口である第1開口101と、前方の開口である第2開口102とを含む。第1開口101および第2開口102は、貫通孔であり、本体ケースCの外部である外気空間と、本体ケースCの内部空間9とをつなぐ。なお、本実施形態では、吸気口10には、人間の指等がインペラ4に触れることを防ぐ、インペラガード部150が設けられる。
内筒ケース部7は、本体ケースCの内側面に沿って、軸方向に延びる。そして、本体ケースCの内側面と、内筒ケース部7との間には消音空間91が形成される。消音空間91と、内部空間9とは、開口部8により互いに連通する。そして、開口部8は、内筒ケース部7と本体ケースCとの間、または、内筒ケース部7に配置される。この消音空間91と開口部8とによって、ヘルムホルツ共鳴器を構成することができる。また、ヘアードライヤー5の本体ケースCの内側にヘルムホルツ共鳴器を構成するため、ヘアードライヤー5の美的外観を損なうことを防止できる。
把持部6は、ヘアードライヤー5の使用時に、ユーザが把持する部位である。把持部6は、吸気ケース部1および排気ケース部3の境目付近から、径方向外側へ向けて延びる。把持部6には、ヘアードライヤー5のON/OFFの切り替えや出力の調節を行うためのスイッチ(図示省略)が設けられている。このヘアードライヤー5では、吸気ケース部1および排気ケース部3と、把持部6とが、別部材となっている。ただし、吸気ケース部1、排気ケース部3、および把持部6は、一体に形成されていてもよい。
モータMが駆動すると、インペラ4が回転し、軸方向前方かつ径方向外側へ向かう気流が発生する。これにより、空気が、本体ケースCの外部から吸気口10へ流入する。本体ケースCの内部に流入した空気は、流入口20に案内される。その後、空気は、排気ケース部3の内側に位置するヒータユニットHUにて、熱せられる。そして、空気は、排気口30から本体ケースCの外部へと排出される。
このとき、ヘアードライヤー5の内部では、空気圧の変動により、気柱共鳴等の騒音が発生する。上述したヘルムホルツ共鳴器は、空気圧の変動を吸収することで、特定の周波数帯の騒音を低減させる。図2は、ヘルムホルツ共鳴器の概念図である。図2に示すように、ヘルムホルツ共鳴器は、首管A1と容積部A2とで構成される。ヘルムホルツ共鳴器の共鳴周波数Fは、次の計算式で計算できる。
Figure 2016135229
ここで、Cは音速、Sは首管A1の断面積、Lは首管A1の長さ(音響補正長を含む)、Vは容積部A2の体積である。本実施形態では、Sは開口部8の断面積、Lは開口部8の長さ、Vは消音空間91の体積に該当する。この計算式を用いることにより、ヘルムホルツ共鳴器を、低減したい騒音の周波数に応じて、設計することができる。
このように、開口部8の断面積Sと消音空間91の容積Vとを適宜設計することで、任意の周波数の騒音を低減させることができる。例えば、400Hzや1000Hz等の、任意の周波数の騒音を低減させることができる。したがって、ヘアードライヤー5の運転時に気柱共鳴により高いレベルとなる騒音の周波数成分を低減させることができる。したがって、ヘアードライヤー5内部で発生した騒音が外部に伝搬されることを抑制でき、ヘアードライヤー5の騒音を低減できる。
なお、本実施形態では、内筒ケース部7は、排気ケース部3の内部に収容される。そして、内筒ケース部7は、排気ケース部3の内側面に沿って軸方向に延びる筒状部71を有する。排気ケース部3の内部には、外部に排気される空気が通るための排気空間92が形成される。また、消音空間91は、排気ケース部3の内側面と、内筒ケース部7との間に形成される。そして、消音空間91は、開口部8を介して、排気空間92に通じる。
これにより、ヘルムホルツ共鳴器を、排気ケース部3の内部に構成することができる。特に、排気空間92は、インペラ4の回転によって生じる気流の下流側に位置する。このため、排気空間92には、絶えず空気圧の変動が生じる。本実施形態では、開口部8および消音空間91がヘルムホルツ共鳴器として作用する。これによって、排気空間92における空気圧の変動が吸収される。その結果、ヘアードライヤーの動作時における騒音を低減できる。
ところで、気柱共鳴は、内部空間9における空気圧の変動や、流速変動、乱流などによって筒状の内部空間9で生じる固有の空気圧の変動であり、主に排気ケース部3内で生じる。なお、この空気圧の変動は、吸気ケース部1においても生じる。騒音となる音波の腹は、排気ケース部3の内部において、軸方向に生じる。ただし、気柱共鳴によって生じる騒音となる音波が高周波である場合、その音波の腹は、吸気ケース部1および排気ケース部3の内部において、径方向にも生じ得る。本実施形態では、内筒ケース部7の後方の側端部は、インペラ4よりも軸方向前方に配置される。このため、排気ケース部3の内部において軸方向に生じる騒音となる音波の腹の部分に合わせて、開口部8を設けることができる。また、内筒ケース部7の後方の側端部は、インペラ4よりも径方向外側に位置する。このため、排気ケース部4の内部において径方向に生じる騒音となる音波の腹の部分に合わせて、開口部8を設けることもできる。したがって、気柱共鳴による騒音を、効果的に低減できる。
なお、本実施形態では、排気ケース部3は、吸気口10側から前方の排気口30へ向かうにつれて縮径するケース筒部310と、ケース筒部310の前端から軸方向前方へ延びるノズル部31と、を有する。そして、筒状部71は、ケース筒部310の径方向内側に位置する。このように、内筒ケース部7の筒状部71は、軸方向前方へ向けて縮径するコーン状のケース筒部310の径方向内側に配置される。このため、排気ケース部3と内筒ケース部7とを組み立てるときに、排気ケース部3の内周面に沿って、内筒ケース部7を挿入することで、内筒ケース部7を容易に位置決めできる。このため、排気ケース部3と内筒ケース部7の組み立てが容易となる。
また、筒状部71は、軸方向前方の排気口30へ向かうにつれてケース筒部310との間の径方向の断面積が徐々に増加するように、ケース筒部310の内側面に沿って配置される。このように、軸方向の位置によって消音空間91の容積Vを変化させることで、ヘルムホルツ共鳴器が作用する周波数域を変化させることができる。ただし、排気ケース部3の外形は、ヘアードライヤー5の美観に関係する。このため、ヘアードライヤー5の美観を求めると、排気ケース部3の外形の設計は制限される。本実施形態では、排気ケース部3に大きな曲率を持たせることなく、内筒ケース部7の筒状部71を排気ケース部3よりも大きく湾曲させることで、消音空間91の容積を変化させている。これにより、ヘアードライヤー5の美的外観を損なうことなく、ヘルムホルツ共鳴器が作用する周波数域を適切に設定することができる。
また、本実施形態では、排気ケース部3が段差部311を有する。段差部311は、ケース筒部310とノズル部31との間における排気ケース部3の内周面に形成される。段差部311は、軸方向後方を向く環状の面と、径方向内側を向く環状の面とで構成される。段差部311は、筒状部71の前方に配置され、内筒ケース部7と軸方向および径方向に当接する。段差部311の内径は、ノズル部31の内径よりも大きく、ケース筒部310の内径よりも小さい。内筒ケース部7の前端部の外周面は、段差部311の内周面に嵌め合わされる。
これにより、排気ケース部3と内筒ケース部7との組み立てが容易となる。また、ノズル部31と内筒ケース部7の間において、内周面の段差をなくすことができる。このため、排気空間92での空気の流路抵抗を小さくすることができる。また、気流がノズル部31とぶつかることによって生じる渦を抑制することができる。その結果、ヘアードライヤー5の騒音をより低減できる。
<2.内筒ケース部の構成>
続いて、内筒ケース部7の構成について、さらに説明する。
図3は、第1実施形態に係る内筒ケース部7の正面図である。図4は、第1実施形態に係る内筒ケース部7の斜視図である。図5は、第1実施形態に係る内筒ケース部7の縦断面図である。
本実施形態では、内筒ケース部7は、後方の端部から排気ケース部3の内側面に向かって延びる、略環状のフランジ部75を有する。開口部8は、フランジ部75に形成され、フランジ部75を軸方向に貫通する。この構造では、開口部8を任意の大きさに形成することが容易である。このため、開口部8の周方向の広さにより、ヘルムホルツ共鳴器が作用する周波数域を容易に変更できる。また、内筒ケース部7を樹脂成型する場合に、開口部8を容易に形成できる。
フランジ部75の外周面は、開口部8を除く全周に亘って、排気ケース部3の内側面に接触する。これにより、排気ケース部3と内筒ケース部7とを強固に固定することができる。また、排気ケース部3と内筒ケース部7との隙間を無くして、ヘルムホルツ共鳴器の効果をより高めることができる。なお、フランジ部75の外周面と、排気ケース部3の内側面との間には、接着剤等を介在させてもよい。
また、内筒ケース部7は、その外側面に、2つの板状の部位から構成される第1側壁部72を有する。第1側壁部72は、開口部8の周方向両側から排気口30側に向けて延びる。また、第1側壁部72は、内筒ケース部7の外側面から排気ケース部3の内側面に向かって延びる。第1側壁部72の径方向外側の端縁は、排気ケース部3の内側面と接触する。ただし、第1側壁部72は、排気ケース部3側に設けられていてもよい。その場合、排気ケース部3の内側面から径方向内側へ向けて延びる第1側壁部72が、内筒ケース部7の外側面と接触すればよい。
第1側壁部72と、排気ケース部3の内側面と、内筒ケース部7の外側面との間には、間隙部121が構成される。ここで、間隙部121の中心軸J1に直交する断面積は、ヘルムホルツ共鳴器の首管の断面積Sとなる。そして、第1側壁部72の軸方向の長さは、ヘルムホルツ共鳴器の首管の長さLとなる。また、排気ケース部3の内側面と、内筒ケース部7の外側面とで囲まれた空間である消音空間91の容積がVとなる。
上述したように、ヘルムホルツ共鳴器の作用周波数域を変化させるためには、消音空間91の容積や、開口部8の断面積を変化させる必要がある。しかしながら、空気の流路である排気空間92の容積が変化すると、ヘアードライヤー5の風量や静圧などに影響する。そこで、本実施形態のように、第1側壁部72を設ければ、首管の断面積Sと首管の長さLとを適宜設計することができる。これにより、排気空間92の容積を変化させることなく、ヘルムホルツ共鳴器が作用する周波数域を変化させることができる。その結果、ヘルムホルツ共鳴器を設けたヘアードライヤー5において、排気空間92の設計自由度を高めることができる。
なお、第1側壁部72を構成する2つの板状の部位は、中心軸J1を含む一つの平面に対し平行であることが望ましい。そのようにすれば、第1側壁部72を有する内筒ケース部7を樹脂成型する場合に、内筒ケース部7を金型から離型させやすくなる。したがって、内筒ケース部7を容易に製造することができる。
また、本実施形態では、間隙部121の後端部の開口面積と、間隙部121の前端部の開口面積とが、等しい。一般的に、ヘルムホルツ共鳴器は、首管である間隙部121の内部の空気が微小な距離を一体的に往復運動することにより排気空間92の空気圧の変動を吸収し、当該空気圧の変動を小さくしている。したがって、間隙部121の前後両端部の開口面積を等しくすれば、間隙部121における空気の往復運動がスムーズになる。これにより、ヘルムホルツ共鳴器の効果を、より高めることができる。
また、本実施形態の内筒ケース部7は、さらに、複数の仕切部74を有する。仕切部74は、消音空間91の軸方向後端から前端まで延びる板状の部位である。仕切部74の径方向外側の端縁は、排気ケース部3の内側面に接触する。開口部121は、隣り合う一対の仕切部74の周方向の間に配置される。この構造では、仕切部74の周方向の位置よって、消音空間91の容積を容易に変更することができる。なお、仕切部74は、排気ケース部3の内側面に形成されてもよい。その場合、仕切部74の径方向内側の端縁が、内筒ケース部7の外周面に接触すればよい。また、仕切部74は、内筒ケース部7および排気ケース部3の双方と別部材であってもよい。
<3.変形例>
以上、本発明の例示的な実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態には限定されない。
図6は、変形例に係るヘアードライヤー5Aの縦断面図である。図6に示すヘアードライヤー5Aの構造は、上記実施形態のヘアードライヤー5の構造と比較して、開口部の位置および形状と、側壁部の形状とが異なる。その他の構成は、上記実施形態のヘアードライヤー5と同様である。図6の開口部8Aは、内筒ケース部7Aの筒状部71Aを径方向に貫通する貫通孔である。また、内筒ケース部7Aは、開口部8Aの縁の少なくとも一部から排気ケース部3Aの内側面に向けて延びる第2側壁部73Aを有する。図6の構造では、開口部8Aを、消音したい騒音となる音波の腹に位置させることが容易である。このため、ヘルムホルツ共鳴器による騒音低減効果をより高めることができる。
図7は、他の変形例に係るヘアードライヤー5Bの縦断面図である。図7に示すヘアードライヤー5Bの構造は、上記実施形態のヘアードライヤー5の構造と比較して、静翼44Bを有する点が異なる。図7の構造では、ファンモータFMBのモータケースMCBが、複数の静翼44Bを有する。複数の静翼44Bは、モータケースMCBと排気ケース部3Bとの間において、周方向に配列される。インペラ4Bにより生じた気流は、複数の静翼44Bの間を通って、前方へ流れる。
また、図7の構造では、複数の静翼44Bの内端が、内筒ケース部7Bの後端部よりも径方向内側に位置する。このようにすれば、インペラ4Bにより生じた気流が、内筒ケース部7Bの開口端周縁に当たりにくくなる。このため、開口部8Bに対して空気が直接吹き込まれることが抑制される。したがって、インペラ4Bにより生じた気流が、内筒ケース部7Bの開口端周縁にぶつかることによって生じる渦を、小さくすることができる。これにより、消音空間91Bによる騒音低減の効果がより得やすくなる。
図8は、他の変形例に係るヘアードライヤー5Cの縦断面図である。図8に示すヘアードライヤー5Cの構造は、上記実施形態のヘアードライヤー5の構造と比較して、ヘルムホルツ共鳴器を形成するための内筒ケース部7Cが、吸気ケース部1Cの内側にある点が異なる。図8のヘアードライヤー5Cでは、吸気ケース部1Cと流入ケース部2Cとの間に、拡張室120Cが形成される。拡張室120Cは、吸気口10Cおよび流入口20Cよりも径方向外側に位置する。そして、吸気ケース部1Cの内部には、内筒ケース部7Cが収容される。内筒ケース部7Cは、吸気ケース部1Cの内側面に沿って延びる筒状部71Cを有する。そして、吸気ケース部1Cの内側面と、内筒ケース部7Cの外側面との間には、消音空間91Cが形成される。また、内筒ケース部7Cには、吸気ケース部1Cの径方向内側に位置し、消音空間91Cと拡張室120Cとを連通する開口部8Cが形成される。
このように、ヘルムホルツ共鳴器を、吸気ケース部1Cの内部に設けてもよい。特に、拡張室120Cでは、吸気口10Cから吸い込まれた空気により、絶えず空気圧の変動が生じる。ヘアードライヤー5Cでは、開口部8Cおよび消音空間91Cがヘルムホルツ共鳴器として作用することで、拡張室120Cでの空気圧の変動を吸収することができる。また、開口部8Cの断面積と消音空間91Cの容積とを適宜設計することで、拡張室120Cにおける特定の周波数の騒音を低減することができる。なお、吸気ケース部の内部と排気ケース部の内部との双方に、ヘルムホルツ共鳴器を設けてもよい。
図9は他の変形例に係る、内筒ケース部7Dの正面図である。図9に示す内筒ケース部7Dの構造は、上記実施形態の内筒ケース部7の構造と比較して、複数の開口部8Dが設けられている点が異なる。複数の開口部8Dは、それぞれ、隣り合う一対の仕切部74Dの周方向の間に位置する。これにより、消音空間を複数に区切ることができる。また、複数の消音空間の容積を、互いに相違させることで、複数の異なる周波数の騒音を同時に減衰できるヘルムホルツ共鳴器を設けることができる。
また、上記実施形態では、2つの第1側壁部72と、排気ケース部3の内側面と、内筒ケース部7の外側面との間に、間隙部121が構成されていた。しかしながら、間隙部121を構成する1つの第1側壁部が、消音空間の後端から前端まで延びる仕切部であってもよい。換言すれば、第1側壁部と、仕切部と、排気ケース部の内側面と、内筒ケース部の外側面との間に、間隙部121が構成されていてもよい。
また、上記の実施形態では、インペラガード部は、吸気口に設けられていた。しかしながら、インペラガード部は、流入口に設けられてもよい。そうすることで、本体ケースの内部を掃除しやすくなる。
また、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、ヘアードライヤーの構成を変更してもよい。例えば、インペラおよびモータを有するファンモータを、図1よりも軸方向前方に配置してもよい。
また、ヘアードライヤーを構成する各部材の細部の形状は、本願の各図に示された形状と、相違していてもよい。また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
本発明は、ヘアードライヤーに利用できる。
1,1C 吸気ケース部
2,2C 流入ケース部
3,3A 排気ケース部
4 インペラ
5,5A,5B,5C ヘアードライヤー
6 把持部
7,7A,7B,7C,7D 内筒ケース部
8,8A,8B,8C,8D 開口部
9 内部空間
10,10C 吸気口
20 流入口
30 排気口
31 ノズル部
41 ベース部
42 羽根
43 シャフト
44B 静翼
71 筒状部
72 第1側壁部
73A 第2側壁部
74 仕切部
75 フランジ部
91,91B,91C 消音空間
92 排気空間
101 第1開口
102 第2開口
105 開口部
106 容積部
108 開口部
110 吸気ケース部筒部
120C 拡張室
121 間隙部
150 インペラガード部
310 ケース筒部
311 段差部
C,CB 本体ケース
FM ファンモータ
J1 中心軸
M,MB モータ
MC,MCB モータケース
HU ヒータユニット

Claims (17)

  1. 前後に延びる中心軸に沿って前方に空気を送り出すヘアードライヤーであって、
    ファンモータと、
    ヒータユニットと、
    前記ファンモータおよび前記ヒータユニットを覆い、前記中心軸の周囲において前後に延び、内部空間を形成する中空筒状の本体ケースと、
    を有し、
    前記ファンモータは、
    前記中心軸を中心に回転するインペラと、
    前記インペラを回転させるモータと、
    を有し、
    前記本体ケースは、
    吸気口を有する吸気ケース部と、
    排気口を有する排気ケース部と、
    を有し、
    前記本体ケースの内部には、前記本体ケースの内側面に沿って延びる内筒ケース部が収容され、
    前記本体ケースの内側面と、前記内筒ケース部との間に消音空間が形成され、
    前記消音空間と前記内部空間とを連通する開口部が形成され、
    前記開口部は、前記内筒ケース部と前記本体ケースとの間、または前記内筒ケース部に配置されるヘアードライヤー。
  2. 請求項1に記載のヘアードライヤーであって、
    前記排気ケース部は、内部に排気空間を有し、
    前記内筒ケース部は、前記排気ケース部の内部に収容されるとともに、前記排気ケース部の内側面に沿って軸方向に延びる筒状部を有し、
    前記消音空間は、前記排気ケース部の内側面と、前記内筒ケース部との間に形成され、
    前記開口部は、前記排気空間と、前記消音空間とを連通するヘアードライヤー。
  3. 請求項2に記載のヘアードライヤーであって、
    前記排気ケース部は、
    前方へ向かうにつれて内径が小さくなるケース筒部と、
    前記ケース筒部の前端から軸方向前方へ延びるノズル部と、
    を有し、
    前記筒状部は、前記ケース筒部の径方向内側に位置するヘアードライヤー。
  4. 請求項3に記載のヘアードライヤーであって、
    前記消音空間の軸方向に直交する断面の面積は、軸方向前方へ向かうにつれて大きくなるヘアードライヤー。
  5. 請求項3または請求項4に記載のヘアードライヤーであって、
    前記排気ケース部は、前記ケース筒部と前記ノズル部との間における内周面に、前記筒状部の前方に配置され、前記内筒ケース部と軸方向および径方向に当接する段差部を有し、
    前記内筒ケース部の前端部の外周面は、前記段差部の内周面に嵌まるヘアードライヤー。
  6. 請求項2から請求項5までのいずれか1項に記載のヘアードライヤーであって、
    前記内筒ケース部の後方の端部は、前記インペラよりも前方に位置するヘアードライヤー。
  7. 請求項2から請求項6までのいずれか1項に記載のヘアードライヤーであって、
    前記内筒ケース部の後方の端部は、前記インペラよりも径方向外側に位置するヘアードライヤー。
  8. 請求項2から請求項7までのいずれか1項に記載のヘアードライヤーであって、
    前記内筒ケース部は、後方の端部から排気ケース部の内側面に向かって延びる、環状のフランジ部を有し、
    前記開口部は、前記フランジ部を軸方向に貫通するヘアードライヤー。
  9. 請求項8に記載のヘアードライヤーであって、
    前記フランジ部の外周面は、前記開口部を除く全周に亘って、前記排気ケース部の内側面に接触するヘアードライヤー。
  10. 請求項8または請求項9に記載のヘアードライヤーであって、
    前記排気ケース部の内側面と、前記内筒ケース部の外側面との間に、前記開口部の周方向両端から前方に向けて延びる第1側壁部を有し、
    前記第1側壁部と、前記排気ケース部の内側面と、前記内筒ケース部の外側面との間に、間隙部が構成されるヘアードライヤー。
  11. 請求項10に記載のヘアードライヤーであって、
    前記間隙部を構成する1つの前記第1側壁部が、前記内筒ケース部の外側面および前記排気ケース部の内側面に接触または接続し、かつ、前記消音空間の後端から前端まで延びるヘアードライヤー。
  12. 請求項11に記載のヘアードライヤーであって、
    前記間隙部の後端部の開口面積と、前記間隙部の前端部の開口面積とが、等しいヘアードライヤー。
  13. 請求項10から請求項12までのいずれか1項に記載のヘアードライヤーであって、
    前記第1側壁部は、それぞれ、前記内筒ケース部の外側面から前記排気ケース部の内側面に向かって延び、前記中心軸を含む一つの平面に対して平行な板形状であるヘアードライヤー。
  14. 請求項2から請求項7までのいずれか1項に記載のヘアードライヤーであって、
    前記開口部は、前記筒状部を径方向に貫通し、
    前記内筒ケース部は、前記開口部の縁の少なくとも一部から排気ケース部の内側面に向けて延びる第2側壁部を有するヘアードライヤー。
  15. 請求項2から請求項14までのいずれか1項に記載のヘアードライヤーであって、
    前記内筒ケース部と前記排気ケース部との間には複数の仕切部が位置し、
    前記仕切部は、前記内筒ケース部の外側面および前記排気ケース部の内側面に接触または接続し、かつ、前記消音空間の後端から前端まで延び、
    前記開口部は、一対の前記仕切部の間に位置するヘアードライヤー。
  16. 請求項2から請求項15までのいずれか1項に記載のヘアードライヤーであって、
    前記ファンモータは、前記モータを前記本体ケースに固定するモータケースをさらに有し、
    前記モータケースは、複数の静翼を有し、
    前記複数の静翼の内端は、前記内筒ケース部の後端部よりも径方向内側に位置するヘアードライヤー。
  17. 請求項1に記載のヘアードライヤーであって、
    前記本体ケースは、
    前記吸気口と前記排気口との間に位置し、軸方向に貫通する流入口を有する流入ケース部
    をさらに有し、
    前記吸気ケース部と前記流入ケース部とにより、前記吸気口と前記流入口との間、かつ、前記吸気口および前記流入口よりも径方向外側に位置する拡張室が構成され、
    前記内筒ケース部は、前記吸気ケース部の内部に収容されるとともに、前記吸気ケース部の内側面に沿って延び、
    前記消音空間は、前記吸気ケース部の内側面と、前記内筒ケース部との間に形成され、
    前記開口部は、前記拡張室と、前記消音空間とを連通するヘアードライヤー。
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