JP2016171877A - ドライヤ - Google Patents

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Takamasa Yamashita
隆正 山下
良裕 内谷
Yoshihiro Uchitani
良裕 内谷
慎吾 吉野
Shingo Yoshino
慎吾 吉野
成勝 松田
Shigekatsu Matsuda
成勝 松田
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Abstract

【課題】モータを強固に保持することにより駆動時の振動や騒音を低減し、かつ、風洞内において風を効率よく流すことができるドライヤを提供する。【解決手段】モータ42を保持する本体部40と、本体部の外周部を少なくとも部分的に覆う第一筒状部10と、第一筒状部よりも軸方向後方に位置し、本体部の外周部を少なくとも部分的に覆う第二筒状部20と、を有する。本体部に設けられた外周連結部46を、第一筒状部の軸方向後方の端縁部と、第二筒状部の軸方向前方の端縁部との間に、挟み込む構造とする。これにより、部品数を抑えつつ、モータを強固に保持することができる。したがって、ドライヤの駆動時の振動や騒音を低減することができる。また、モータを固定するための構造を、第一筒状部または第二筒状部の内部に設ける必要がない。したがって、風洞部内において風を効率よく流すことができる。【選択図】図2

Description

本発明は、ドライヤに関する。
従来、熱風を吹き出して対象物を乾燥または加熱するドライヤが知られている。従来のドライヤについては、例えば、特開平10−257918号公報に記載されている。当該公報のヘアドライヤーは、略筒状のハウジングと、ハウジング内の後部に設けられるファンと、ファンの前方に設けられ、ファンを駆動するモータと、モータの前方に設けられるヒータと、を有する(請求項1参照)。また、モータは、外筒部、内筒部、およびそれらを結合する支持部材を有するホルダにより、ハウジングから支持されている(段落0014参照)。
特開平10−257918号公報
特開平10−257918号公報の構造では、モータを支持するホルダを、略筒状のハウジングの内周面に、ねじ止め等で固定することとなる。当該構造では、モータを完全に静止させることが難しい。したがって、ドライヤの駆動時にモータが振動し、それによる騒音が大きくなるという問題がある。また、モータを支持するホルダを、ハウジングの内周面にねじ止めすると、風洞における障害物が増える。これにより、ドライヤの大風量化が妨げられるという問題もある。
本発明の目的は、モータを強固に保持することにより駆動時の振動や騒音を低減し、かつ、風洞内において風を効率よく流すことができるドライヤを提供することである。
本願の例示的な第1発明は、前後に延びる中心軸に沿って前方へ気体を送り出すドライヤであって、本体部と、前記本体部の外周部を少なくとも部分的に覆う第一筒状部と、前記第一筒状部よりも軸方向後方に位置し、前記本体部の外周部を少なくとも部分的に覆う第二筒状部と、を有し、前記本体部は、周方向に配列された複数の羽根を備えるインペラと、前記中心軸を中心として前記インペラを回転させるモータと、前記モータを保持するモータ保持部と、前記モータ保持部の外周から径方向外側へ延びる複数の接続部と、前記複数の接続部の径方向外側の端部を連結するリング体と、前記リング体の外周に設けられた外周連結部と、を有し、前記第一筒状部の軸方向後方の第一端縁部と、前記第二筒状部の軸方向前方の第二端縁部との間に、前記外周連結部が挟まれている。
本願の例示的な第1発明によれば、モータを保持する本体部を、第一筒状部と第二筒状部とで挟み込む構造とすることで、部品数を抑えつつ、モータを強固に保持することができる。それにより、駆動時の振動や騒音を低減することができる。また、モータを固定するための構造を第一筒状部または第二筒状部の内部に設ける必要がない。したがって、風洞内において風を効率よく流すことができる。
図1は、ドライヤの側面図である。 図2は、ドライヤの縦断面図である。 図3は、取手部を取り外した状態のドライヤの斜視図である。 図4は、ドライヤの外周連結部付近の部分縦断面図である。 図5は、変形例に係るドライヤの外周連結部付近の部分縦断面図である。 図6は、変形例に係るドライヤの外周連結部付近の部分縦断面図である。 図7は、変形例に係るドライヤの側面図である。 図8は、変形例に係るドライヤの縦断面図である。
以下に、ドライヤの例を開示する。なお、本開示では、モータの中心軸と平行な方向を「軸方向」、モータの回転軸に直交する方向を「径方向」、モータの回転軸を中心とする円弧に沿う方向を「周方向」、とそれぞれ称する。また、本開示では、モータの中心軸に沿って風の下流側を「前」、風の上流側を「後」として、各部の形状や位置関係を説明する。ただし、この前後方向の定義により、ドライヤの使用時の向きを限定する意図はない。
<1.ドライヤの全体構成>
図1は、一実施形態に係るドライヤ1の側面図である。図2は、ドライヤ1の縦断面図である。このドライヤ1は、モータ42の動力によりインペラ41を回転させて、軸方向前方へ熱風を送り出す装置である。ドライヤ1は、例えば、髪を乾かすための家庭用または業務用のヘアドライヤとして用いられる。ただし、工業用ドライヤのような、髪以外のものを乾燥または加熱するためのドライヤに、同様の構造を適用してもよい。
図1および図2に示すように、本実施形態のドライヤ1は、第一筒状部10、第二筒状部20、取手部30、本体部40、およびヒータ50を有する。
第一筒状部10は、中心軸9の周囲において、軸方向に延びる筒状の部材である。第一筒状部10の材料には、例えば樹脂が用いられる。第一筒状部10の内径および外径は、前方へ向かうにつれて徐々に縮小する。したがって、第一筒状部10の中で最も径が大きい箇所は、後部の開口であり、第一筒状部10の中で最も径が小さい箇所は、前部の開口である。第一筒状部10の前部の開口は、熱風の吹出口11となる。第一筒状部10の後端縁を含む一部分は、本体部40の後述するリング体44の外周面を、環状に覆う。
第二筒状部20は、第一筒状部10よりも軸方向後方に位置し、中心軸9の周囲において軸方向に延びる筒状の部材である。第二筒状部20の材料には、例えば樹脂が用いられる。第二筒状部20の内径および外径は、前方へ向かうにつれて徐々に拡大する。したがって、第二筒状部20の中で最も径が小さい箇所は、後部の開口であり、第二筒状部20の中で最も径が大きい箇所は、前部の開口である。第二筒状部20の後部の開口は、気体を取り込む吸気口21となる。吸気口21には、粉塵の侵入を防止するためのフィルタや、指の進入を防止するためのガードが、設けられていてもよい。第二筒状部20の前端縁を含む一部分は、本体部40の後述するリング体44の外周面を、環状に覆う。
本実施形態では、第一筒状部10および第二筒状部20を、中心軸9に直交する平面で切断したときの断面形状は、略真円とする。ただし、第一筒状部10および第二筒状部20の断面形状は、楕円や多角形などの他の形状であってもよい。
取手部30は、ドライヤ1の使用時にユーザが把持する部材である。取手部30は、第一筒状部10および第二筒状部20の境目付近から、径方向外側へ向けて延びる。取手部30には、ドライヤ1のON/OFFの切り替えや出力の調節を行うためのスイッチ(図示省略)が設けられている。このドライヤ1では、第一筒状部10および第二筒状部20と、取手部30とが、別部材となっている。
図3は、取手部30を取り外した状態のドライヤ1の斜視図である。図3に示すように、このドライヤ1では、第一筒状部10の下面に、取付用孔13が設けられている。取手部30は、上端部に設けられた突起をこの取付用孔13に嵌め込むことによって、第一筒状部10に固定される。ただし、第一筒状部10に対する取手部30の固定方法は、ねじ止め等の他の方法であってもよい。また、第二筒状部20に対して取手部30を固定する構造であってもよい。
本体部40は、第一筒状部10と第二筒状部20との間に介在して両部材を連結するとともに、第一筒状部10および第二筒状部20の内部に、軸方向前方へ向かう気流を発生させるユニットである。図2に示すように、本体部40は、インペラ41、モータ42、モータ保持部43、リング体44、複数の接続部45、および外周連結部46を有する。
インペラ41は、中心軸9を中心として回転することで、気流を発生させる部材である。インペラ41は、第二筒状部20の径方向内側に配置される。図2に示すように、インペラ41は、中央に位置するカップ部411と、カップ部411から径方向外側へ延びる複数の羽根412とを有する。カップ部411は、モータ42の後述するシャフト421に固定される。複数の羽根412は、カップ部411の径方向外側において周方向に配列される。インペラ41が回転すると、複数の羽根412によって、気体が加速される。これにより、軸方向前方かつ径方向外側へ向かう気流が発生する。
カップ部411および複数の羽根412は、例えば、樹脂の射出成型により一体に形成される。ただし、インペラ41は、複数の部材で構成されていてもよい。例えば、カップ部411と複数の羽根412とが、互いに別部材であってもよい。また、インペラ41は、樹脂以外の材料からなるものであってもよい。
モータ42は、インペラ41に対して、回転のための動力を供給する動力源である。このドライヤ1では、インペラ41よりも軸方向前方に、モータ42が配置されている。ただし、モータ42は、インペラ41よりも軸方向後方に配置されていてもよい。モータ42は、中心軸9に沿って延びるシャフト421を有する。モータ42を駆動させると、モータ42内に配置されたコイルとマグネットとの間の回転磁界によって、中心軸9周りのトルクが発生する。これにより、モータ42のシャフト421が、中心軸9を中心として回転する。
モータ42には、例えば、ブラシレスDCモータが用いられる。ブラシレスDCモータは、ブラシの摩耗による性能の劣化が無いため、ブラシ付きモータよりも長寿命である。また、ブラシレスDCモータは、ACモータよりも変速させやすく、かつ、消費電力を低減しやすい。ただし、ブラシレスDCモータに代えて、ブラシ付きモータや、ACモータが用いられていてもよい。
モータ保持部43は、インペラ41の軸方向前方において、モータ42を保持する部材である。モータ保持部43は、平板状の後壁部431と、円環状の側壁部432とを有する。後壁部431は、中心軸9に対して垂直に拡がる。側壁部432は、モータ42の周囲を取り囲む。モータ42の後端面は、後壁部431の前面に接触する。また、モータ42の外周面は、側壁部432の内周面に、少なくとも部分的に接触する。これにより、モータ42が、軸方向および径方向に位置決めされる。インペラ41から生じた気流は、モータ保持部43の径方向外側を通過する。
側壁部432の軸方向前方の端部は、第一筒状部10の径方向内側に位置する。一方、側壁部432の軸方向後方の端部および後壁部431は、第二筒状部20の径方向内側に位置する。また、側壁部432の外周面は、軸方向後方の端部から軸方向前方へ向かうにつれて、一旦拡径した後再び収束する。すなわち、側壁部432の外周面は、第一筒状部10および第二筒状部20の各内周面の形状に沿って湾曲している。これにより、インペラ41から生じた気流が、モータ保持部43の周囲において、軸方向前方へ効率よく送られる。
リング体44は、モータ保持部43よりも径方向外側に位置し、モータ保持部43を環状に取り囲む。インペラ41から生じた気流は、リング体44の径方向内側を通過する。すなわち、このドライヤ1は、第一筒状部10、第二筒状部20、およびリング体44の径方向内側、かつ、モータ保持部43の径方向外側に、吸気口21から吹出口11まで繋がる一連の風洞90を有する。
図2に示すように、リング体44は、円筒リング部441と傾斜リング部442とを有する。円筒リング部441は、円筒状であり、中心軸9と略平行に延びる。円筒リング部441の外周面は、第一筒状部10および第二筒状部20の双方に接触する。円筒リング部441の軸方向前方の端部は、第一筒状部10の径方向内側に位置する。円筒リング部441の軸方向後方の端部は、第二筒状部20の径方向内側に位置する。
傾斜リング部442は、円筒リング部441の軸方向前方の端部から、軸方向前方かつ径方向内側へ向けて、コーン状に延びる。すなわち、傾斜リング部442の内径および外径は、軸方向前方へ向かうにつれて徐々に縮小する。リング体44の径方向内側を通過する気流は、傾斜リング部442によって、径方向内側へ収束させられる。これにより、後述するヒータ50へ、気流を効率よく送ることができる。
このドライヤ1では、第一筒状部10と傾斜リング部442とが、互いに接触しない。第一筒状部10の内周面と、傾斜リング部442の外周面との間には、空隙が介在する。このため、第一筒状部10と傾斜リング部442とを、各々にとって最適な形状に設計できる。例えば、第一筒状部10の外観上のデザインを損なうことなく、傾斜リング部442による気流のガイド効果を向上させることができる。
また、このドライヤ1では、リング体44の軸方向の長さが、後述する押さえカバー部62の軸方向の長さよりも長い。このように、リング体44を軸方向に長く形成することによって、リング体44による気流のガイド効果を、より向上させることができる。
複数の接続部45は、モータ保持部43とリング体44とを径方向に接続する。各接続部45は、モータ保持部43の外周面から径方向外側へ向けて延び、リング体44の内周面に接続する。言い換えれば、複数の接続部45の径方向内側の端部は、モータ保持部43によって互いに接続され、複数の接続部45の径方向外側の端部は、リング体44によって互いに接続される。複数の接続部45は、周方向に略等間隔に配列される。インペラ41から生じた気流は、複数の接続部45の間を通って、ヒータ50側へ送られる。また、複数の接続部45によって、リング体44に対するモータ保持部43の位置が定まる。なお、接続部45は、単なる支持のためのリブであってもよいが、接続部45に、気流をガイドする機能を持たせてもよい。すなわち、接続部45は、整流機能をもつ静翼であってもよい。
外周連結部46は、第一筒状部10と第二筒状部20とを連結して、第一筒状部10および第二筒状部20に対する本体部40の位置を固定するための構造である。外周連結部46は、リング体44の外周面に沿って設けられる。外周連結部46の詳細については、後述する。
ヒータ50は、第一筒状部10の内部、かつ、モータ42よりも軸方向前方に配置される。ヒータ50は、例えば、通電により発熱するニクロム線等の電熱線と、電熱線を支持する支持板とを有する。図2では、ヒータ50の詳細な図示を省略しているが、ヒータ50が配置される位置を、二点鎖線で示している。ヒータ50の軸方向後方の端部は、リング体44の軸方向前方の端部よりも、軸方向後方に位置する。このように、このドライヤ1では、リング体44の内部空間も利用して、ヒータ50が効率よく配置されている。
ドライヤ1の電源スイッチをONにすると、モータ42およびヒータ50の電熱線に、電流が供給される。これにより、モータ42が起動し、シャフト421およびシャフト421に固定されたインペラ41が、中心軸9を中心として回転する。そうすると、複数の羽根412により気体が加速され、風洞90内に軸方向前方へ向かう気流が発生する。また、リング体44を通過した気流は、ヒータ50によって加熱される。そして、加熱された気流が、吹出口11から軸方向前方へ吹き出される。
<2.外周連結部の構造について>
続いて、外周連結部46の詳細な構造について、説明する。
図4は、外周連結部46付近におけるドライヤ1の部分縦断面図である。図4に示すように、外周連結部46は、スペーサ部61と押さえカバー部62とを有する。スペーサ部61は、円筒リング部441の外周面から、径方向外側へ向けて突出する。スペーサ部61は、円環状であってもよく、周方向の一部が欠落した円弧状であってもよい。押さえカバー部62は、スペーサ部61の径方向外側の端部から、軸方向前方および軸方向後方へ拡がる。
以下では、第一筒状部10の軸方向後方の端縁部を「第一端縁部12」と称する。また、第二筒状部20の軸方向前方の端縁部を「第二端縁部22」と称する。図4に示すように、外周連結部46のスペーサ部61は、第一端縁部12と第二端縁部22との間に、軸方向に挟まれる。スペーサ部61の軸方向前方の面は、第一端縁部12に接触する。また、スペーサ部61の軸方向後方の面は、第二端縁部22に接触する。これにより、第一筒状部10および第二筒状部20に対する本体部40の軸方向の位置が、固定される。
また、第一端縁部12および第二端縁部22は、リング体44の円筒リング部441と、外周連結部46の押さえカバー部62との間に挟まれる。第一端縁部12および第二端縁部22は、それぞれ、円筒リング部441および押さえカバー部62の少なくとも一方に接触する。これにより、第一端縁部12および第二端縁部22に対する本体部40の径方向の位置が、固定される。その結果、第一筒状部10および第二筒状部20と本体部40とが、略同軸に位置決めされる。
第一筒状部10および第二筒状部20は、図示を省略したねじ孔を有する。ドライヤ1の組み立て時には、当該ねじ孔に軸方向にねじを挿入することによって、第一筒状部10と第二筒状部20とが、互いに固定される。ねじは、本体部40には挿入されないが、本体部40は、上述のように、第一筒状部10と第二筒状部20との間に挟まれることによって、固定される。
このように、このドライヤ1では、モータ42を保持する本体部40を、第一筒状部10と第二筒状部20とで、軸方向に挟み込む。これにより、モータ42を強固に保持するとともに、モータ42を保持するための部品数を抑制できる。当該固定構造では、モータ42の位置ずれが生じにくいため、ドライヤ1の駆動時の振動や騒音が低減される。また、当該固定構造を採用すれば、第一筒状部10または第二筒状部20の内部に、モータ42をねじ等で固定する必要がない。したがって、風洞90内の障害物を減らし、風洞90内に気体を効率よく流すことができる。
また、このドライヤ1では、スペーサ部61の径方向外側の端部から、軸方向前方および軸方向後方の双方に、押さえカバー部62が延びている。このため、第一端縁部12および第二端縁部22の双方の外周面が、押さえカバー部62に覆われる。このようにすれば、第一端縁部12および第二端縁部22の双方の径方向外側への位置ずれが、押さえカバー部62によって制限される。したがって、第一筒状部10および第二筒状部20に対して、本体部40がさらに強固に固定される。
また、このドライヤ1では、第一筒状部10の第一端縁部12と、第二筒状部20の第二端縁部22とは、中心軸9に対して略平行に配置される。そして、これらの端縁部12,22の間に、外周連結部46のスペーサ部61が挟まれる。このため、第一筒状部10と第二筒状部20とを、ねじによって軸方向に強固に固定したときに、第一筒状部10および第二筒状部20に径方向の分力が生じにくい。したがって、第一筒状部10および第二筒状部20の変形を抑制しながら、第一筒状部10および第二筒状部20に対して、本体部40を強固に固定できる。
また、このドライヤ1では、第一筒状部10の第一端縁部12は、第一筒状部10の他の部分よりも径が大きい。また、第二筒状部20の第二端縁部22は、第二筒状部20の他の部分よりも径が大きい。このように、このドライヤ1では、第一筒状部10の最も径の大きい部分と、第二筒状部20の最も径の大きい部分との間に、スペーサ部61を挟んで固定する。このため、第一端縁部12および第二端縁部22の径方向内側に、モータ42を配置するスペースと風洞90とを、広く確保できる。
モータ保持部43、リング体44、接続部45、および外周連結部46は、例えば、樹脂の射出成型によって、一繋がりの部材として形成することができる。ただし、これらの一部が、別部材であってもよい。また、少なくとも外周連結部46には、第一筒状部10および第二筒状部20よりも、高弾性の材料を用いるとよい。そうすれば、第一筒状部10の第一端縁部12および第二筒状部20の第二端縁部22に対して、外周連結部46をより密着させることができる。したがって、モータ42の駆動によって本体部40が振動することを、より抑制できる。
また、図3に示すように、このドライヤ1の押さえカバー部62は、円環状ではなく、周方向の一部分が欠落した円弧状となっている。このため、第一端縁部12および第二端縁部22の周方向の一部分は、押さえカバー部62から露出する。取手部30の上端部は、第一端縁部12および第二端縁部22の当該露出した部分に接触する。すなわち、押さえカバー部62は、第一端縁部12および第二端縁部22の外周面の一部分を露出させるための欠落部である取手取付部621を有する。また、第一端縁部12および第二端縁部22の他の部分は、押さえカバー部62に覆われることで、強固に固定される。これにより、取手部30を取り付けたときに、第一端縁部12および第二端縁部22が変形することを抑制できる。
<3.変形例>
以上、本発明の例示的な実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態には限定されない。
図5は、一変形例に係るドライヤの外周連結部46A付近の部分縦断面図である。図5の例では、スペーサ部61Aの径方向外側の端部から軸方向前方のみに、押さえカバー部62Aが延びている。このため、第一端縁部12Aの外周面および第二端縁部22Aの外周面のうち、第一端縁部12Aの外周面のみが、押さえカバー部62Aに覆われる。また、第一端縁部12Aおよび第二端縁部22Aのうち、第一端縁部12Aのみが、円筒リング部441Aと押さえカバー部62Aとで、径方向に挟まれる。
このように、押さえカバー部は、第一端縁部および第二端縁部のいずれか一方の外周面のみを覆うものであってもよい。また、第一端縁部および第二端縁部のいずれか一方のみが、円筒リング部と押さえカバー部とで、径方向に挟まれていてもよい。
図6は、他の変形例に係るドライヤの外周連結部46B付近の部分縦断面図である。図6の例では、外周連結部46Bがスペーサ部61Bのみを有する。第一端縁部12Bおよび第二端縁部22Bが、径方向外側へ変形しにくい状況であれば、図6のように、押さえカバー部を省略してもよい。
図7は、他の変形例に係るドライヤ1Cの側面図である。図8は、当該ドライヤ1Cの縦断面図である。図7および図8の例では、第一筒状部10Cが、第一端縁部12Cよりも径方向外側に位置する第一アウターカバー部14Cを有する。また、第二筒状部20Cが、第二端縁部22Cよりも径方向外側に位置する第二アウターカバー部24Cを有する。第一アウターカバー部14Cおよび第二アウターカバー部24Cは、外周連結部46Cの外周面を覆う。
このように、第一筒状部および第二筒状部の一方または両方に、外周連結部の外周面を覆うアウターカバー部を設けてもよい。このようにすれば、本体部を、第一筒状部および第二筒状部に対して、より強固に固定できる。また、外周連結部による繋ぎ目を外部から視認されないように隠すことができる。
また、ドライヤを構成する各部材の細部の形状は、本願の各図に示された形状と、相違していてもよい。また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
本発明は、ドライヤに利用できる。
1,1C ドライヤ
9 中心軸
10,10C 第一筒状部
11 吹出口
12,12A,12B,12C 第一端縁部
13 取付用孔
14C 第一アウターカバー部
20,20C 第二筒状部
21 吸気口
22,22A,22B,22C 第二端縁部
24C 第二アウターカバー部
30 取手部
40 本体部
41 インペラ
42 モータ
43 モータ保持部
44 リング体
45 接続部
46,46A,46B,46C 外周連結部
50 ヒータ
61,61A,61B スペーサ部
62,62A 押さえカバー部
90 風洞
411 カップ部
412 羽根
421 シャフト
431 後壁部
432 側壁部
441,441A 円筒リング部
442 傾斜リング部
621 取手取付部

Claims (13)

  1. 前後に延びる中心軸に沿って前方へ気体を送り出すドライヤであって、
    本体部と、
    前記本体部の外周部を少なくとも部分的に覆う第一筒状部と、
    前記第一筒状部よりも軸方向後方に位置し、前記本体部の外周部を少なくとも部分的に覆う第二筒状部と、
    を有し、
    前記本体部は、
    周方向に配列された複数の羽根を備えるインペラと、
    前記中心軸を中心として前記インペラを回転させるモータと、
    前記モータを保持するモータ保持部と、
    前記モータ保持部の外周から径方向外側へ延びる複数の接続部と、
    前記複数の接続部の径方向外側の端部を連結するリング体と、
    前記リング体の外周に設けられた外周連結部と、
    を有し、
    前記第一筒状部の軸方向後方の第一端縁部と、前記第二筒状部の軸方向前方の第二端縁部との間に、前記外周連結部が挟まれているドライヤ。
  2. 請求項1記載のドライヤにおいて、
    前記外周連結部は、
    前記第一端縁部と前記第二端縁部との間に挟まれるスペーサ部と、
    前記第一端縁部および前記第二端縁部の少なくとも一方の外周面の少なくとも一部分を覆う押さえカバー部と、
    を有するドライヤ。
  3. 請求項2に記載のドライヤにおいて、
    前記押さえカバー部は、前記第一端縁部および前記第二端縁部の双方の外周面の少なくとも一部分を覆うドライヤ。
  4. 請求項2または請求項3に記載のドライヤにおいて、
    前記第一端縁部および前記第二端縁部の少なくとも一方が、前記リング体と前記押さえカバー部とで、径方向に挟まれるドライヤ。
  5. 請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載のドライヤにおいて、
    前記リング体の軸方向の長さは、前記押さえカバー部の軸方向の長さよりも、長いドライヤ。
  6. 請求項2乃至請求項5のいずれか1項に記載のドライヤにおいて、
    前記押さえカバー部は、前記第一端縁部および前記第二端縁部の外周面の一部分を露出させる取手取付部を有するドライヤ。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のドライヤにおいて、
    前記第一筒状部および前記第二筒状部の少なくとも一方は、前記第一端縁部および前記第二端縁部よりも径方向外側に位置するアウターカバー部をさらに有し、
    前記アウターカバー部は、前記外周連結部の外周面を覆うドライヤ。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のドライヤにおいて、
    前記第一端縁部と、前記第二端縁部とが、前記中心軸に対して略平行に配置されるドライヤ。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載のドライヤにおいて、
    前記第一端縁部の径は、前記第一筒状部の他の部分の径よりも大きく、
    前記第二端縁部の径は、前記第二筒状部の端部分の径よりも大きいドライヤ。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載のドライヤにおいて、
    前記モータ保持部の外周面は、前記第一筒状部および前記第二筒状部の各内周面の形状に沿って湾曲しているドライヤ。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載のドライヤにおいて、
    前記第一筒状部内に配置されるヒータ
    をさらに有し、
    前記ヒータの軸方向後方の端部は、前記リング体の軸方向前方の端部よりも、軸方向後方に位置するドライヤ。
  12. 請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載のドライヤにおいて、
    前記第一筒状部の内周面と、前記リング体の外周面との間に、空隙が介在するドライヤ。
  13. 請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載のドライヤにおいて、
    前記外周連結部の材料は、前記第一筒状部の材料および前記第二筒状部の材料よりも、高弾性であるドライヤ。
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