JP2016133289A - 換気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の換気装置では、湿度が高い空間や空気の行き渡りにくい場所で、ニオイの残留や乾燥不足、カビが発生するという課題があった。
【解決手段】ケーシング11の側壁部13に、送風機吐出口14の反対側かつ遠心送風羽根10の回転方向の下流側に第1循環口18と、第1循環口18が設けられた以外の側壁部13に第2循環口19とを備えた構成にしたことにより、湿度が高い空間や空気の行き渡りにくい場所でも空気を送ることができるため、ニオイの残留の抑制、水分乾燥の促進、カビの発生の抑制が可能となる換気装置を得られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、天井に設けた開口に埋め込まれ、天井裏に配管され屋外と連通するダクトに接続され、室内の換気を行う換気装置に関する。
従来、この種の換気装置としては、換気を対象とする室内とは別の空間から空気を室内側に給気すると同時に、換気対象の室内の空気を排気することでより一層換気、乾燥の効率を高めた換気装置が知られている。(例えば、特許文献1参照)。
以下、この種の換気装置について、図5を参照しながら説明する。
図5に示すように、換気装置本体101は、建物内の屋根裏空間または天井裏空間に設置され、同時に給気形換気装置102が同様の空間に設置される。この換気装置本体101は本体フレーム103の側面に給気吸込口104と他の側面に排気口105を有し、この換気装置本体101の室内側の面を覆うように、下面に室内吸込部111と周辺部に室内吐出部112を有した化粧グリル106が配設される。また、換気装置本体101の内部には電動機107が固定されて、その電動機107には遠心送風羽根108が固定されている。遠心送風羽根108は、ケーシング109にて形成された給気室内に配設され、その下方にはオリフィス110が設けられている。また、本体フレーム103とケーシング109との間には給気風路113を有している。
本構造において、室内の空気は、遠心送風羽根108により室内吸込部111を通過しオリフィス110から換気装置本体101内に吸い込まれ、その後、排気口105から排気ダクトを介して室外に排気される。一方で、給気形換気装置102から吐出された給気は、給気吸込口104から導入され、換気装置本体101内部の給気風路113を通過し、化粧グリル106の室内吐出部112から室内に給気される構成となっている。
特開平7−145973号公報
このような従来の換気装置においては、室内の排気のみを行なう換気装置に対して同時に給気を行うことができるため、換気の有効性としては優れてはいた。しかし、湿度が高い空間や空気の行き渡りにくい場所での、カビの発生、ニオイの残留という課題を有していた。
そこで本発明は、上記の従来の課題を解決するものであり、湿度が高い空間や空気の行き渡りにくい場所でも、カビの発生、ニオイの残留を抑制する換気装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明は天井に取り付けられ、室内側に臨む開口を下面に有する箱状のフレームと、前記フレーム内に配設された遠心型の送風機と、前記フレーム側面にフレーム吐出口とを有した換気装置であって、前記フレームには、前記開口を覆うように化粧パネルが設けられ、前記送風機は、下面に送風機吸込口と側面に送風機吐出口とを有したスクロール状のケーシングと、前記ケーシング内に配設される遠心送風羽根と、前記遠心送風羽根を回転駆動する電動機とで構成され、前記化粧パネルには、中央部にパネル用吸込口と、周縁部にパネル用吐出口とが備えられ、前記ケーシングの側壁部には、前記送風機吐出口の反対側かつ前記遠心送風羽根の回転方向の下流側に第1循環口と、前記第1循環口が設けられた以外の前記側壁部に第2循環口とを有し、前記フレーム内部に前記送風機吸込口と前記パネル用吸込口とを連通する吸込通風空間を設け、前記第1循環口と前記第2循環口と前記パネル用吐出口とを連通する循環通風空間を設けたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、天井に取り付けられ、室内側に臨む開口を下面に有する箱状のフレームと、前記フレーム内に配設された遠心型の送風機と、前記フレーム側面にフレーム吐出口とを有した換気装置であって、前記フレームには、前記開口を覆うように化粧パネルが設けられ、前記送風機は、下面に送風機吸込口と側面に送風機吐出口とを有したスクロール状のケーシングと、前記ケーシング内に配設される遠心送風羽根と、前記遠心送風羽根を回転駆動する電動機とで構成され、前記化粧パネルには、中央部にパネル用吸込口と、周縁部にパネル用吐出口とが備えられ、前記ケーシングの側壁部には、前記送風機吐出口の反対側かつ前記遠心送風羽根の回転方向の下流側に第1循環口と、前記第1循環口が設けられた以外の前記側壁部に第2循環口とを有し、前記フレーム内部に前記送風機吸込口と前記パネル用吸込口とを連通する吸込通風空間を設け、前記第1循環口と前記第2循環口と前記パネル用吐出口とを連通する循環通風空間を設けたことにより、化粧パネル用吸込口から吸込んだ室内の空気を、第1循環口と第2循環口とから循環通風空間へ吐き出すことができるため、化粧パネル用吐出口の各方向から吐き出される循環風がより均一に室内空間に流れることができる。その結果、室内へ循環風を行き渡らせることが可能となるため、カビの発生、ニオイの残留を抑制するという効果を奏する。
本発明の実施の形態1の換気装置を示す側面断面図 同換気装置を示す上方透視図 同換気装置の化粧パネルを示す下方斜視図 本発明の実施の形態2の換気装置を示す上方透視図 従来の換気装置を示す側面断面図
本発明に係る換気装置は、天井に取り付けられ、室内側に臨む開口を下面に有する箱状のフレームと、前記フレーム内に配設された遠心型の送風機と、前記フレーム側面にフレーム吐出口とを有した換気装置であって、前記フレームには、前記開口を覆うように化粧パネルが設けられ、前記送風機は、下面に送風機吸込口と側面に送風機吐出口とを有したスクロール状のケーシングと、前記ケーシング内に配設される遠心送風羽根と、前記遠心送風羽根を回転駆動する電動機とで構成され、前記化粧パネルには、中央部にパネル用吸込口と、周縁部にパネル用吐出口とが備えられ、前記ケーシングの側壁部には、前記送風機吐出口の反対側かつ前記遠心送風羽根の回転方向の下流側に第1循環口と、前記第1循環口が設けられた以外の前記側壁部に第2循環口とを有し、前記フレーム内部に前記送風機吸込口と前記パネル用吸込口とを連通する吸込通風空間を設け、前記第1循環口と前記第2循環口と前記パネル用吐出口とを連通する循環通風空間を設けたことにより、
化粧パネル用吸込口から吸込んだ室内の空気を、第1循環口と第2循環口とから循環通風空間へ吐き出すことができるため、化粧パネル用吐出口の各方向から吐き出される循環風がより均一に室内空間に流れることができる。その結果、室内へ循環風を行き渡らせることが可能となるため、カビの発生、ニオイの残留を抑制するという効果を奏する。
前記第1循環口と前記第2循環口とを前記フレームの角部近傍に配置したことにより、
循環通風空間がその他の部分より大きくなっているフレーム角部近傍へ、循環風を効率よく吐き出すことができるので、化粧パネル用吐出口の各方向から吐き出される循環風が効率よく室内空間に流れることができる。その結果、室内へ循環風を行き渡らせることが可能となるため、カビの発生、ニオイの残留を抑制するという効果を奏する。
また、第1循環口と第2循環口とを前記フレームの上面近傍に配置したことにより、第1循環口と第2循環口とをフレームの上面近傍に配置することで、循環通風空間を最も多く確保することができる。循環通風空間を大きく確保することで、第1循環口と第2循環口とから吐き出された循環風の風速をより均一にすることができる。その結果、室内へ循環風を行き渡らせることが可能となるため、カビの発生、ニオイの残留を抑制するという効果を奏する。
また、第1循環口または第2循環口に開口率を調整する遮蔽手段を備えたことにより、循環風が行き渡りにくい方向への第1循環口または第2循環口の開口率を上げ、循環風が行き渡りやすい方向への第1循環口または第2循環口の開口率を下げることで、空気の行き渡りにくい場所へ循環風を行き渡らせることが可能となるため、カビの発生、ニオイの残留を抑制するという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1、2に示すように、本実施の形態の換気装置は、室内1(例えば、高湿度の浴室など)の天井2の天井開口部3から天井裏4に突設される。そして、略直方体形状であるフレーム5には、下面に開口6と一側面に室外へ通ずるダクト7を接続するフレーム吐出口8が設けられている。さらにフレーム5の内部には送風機9が設けられている。その送風機9は、遠心送風羽根10とこの遠心送風羽根10の外周部を囲んだ渦巻形状をしたケーシング11とで構成されている。また、遠心送風羽根10は電動機12の回転軸に固着されている。
ケーシング11は、スクロールを成す側壁部13と、フレーム吐出口8に連通する送風機吐出口14と、遠心送風羽根10の下方に設けられた送風機吸込口15で構成される。
ここで、送風機吸込口15の周縁には、空気を遠心送風羽根10に案内するためのベルマウス16が設けられ、側壁部13の送風機吐出口14近傍においては、図2に示すように空気をフレーム吐出口8に案内するための舌部17が設けられている。
さらに、側壁部13には、送風機吐出口14の反対側かつ遠心送風羽根10の回転方向の下流側(図2のハッチング部)に第1循環口18と、第1循環口18が設けられた以外の側壁部13に第2循環口19とが設けられている。例えば第2循環口19は側壁部13において、送風機吐出口14の反対側かつ遠心送風羽根10の回転方向の上流側に設けられてもよいし、或いは送風機吐出口14側に設けられてもよい。ここで、送風機吐出口14の反対側とはフレーム5内部において送風機吐出口14の反対側半分の領域を指し、送風機吐出口14側とはフレーム5内部において送風機吐出口14側半分の領域を指す。
また、フレーム5の下面には、室内1側に臨む開口6を設けており、その開口6を覆うように椀状の化粧パネル20が設けられる。図3に示すようにこの化粧パネル20の椀状の中央部には、室内1からの空気を取り入れるためのパネル用吸込口21が設けられる。さらに、化粧パネル20の周縁部には、ほぼ水平方向に吐出されるパネル用吐出口22が設けられている。パネル用吐出口22は、化粧パネル20の外周に近い場所に4箇所有し4方向へ吐出する構成となっている。なお、この実施の形態1では4箇所と記載したが、4箇所に限定するものではなく、化粧パネル20の外周部から吹き出す形態であれば、その個数は4個以下でも、4個より多くてもよい。
ここで、フレーム5の内部には送風機吸込口15とパネル用吸込口21とを連通する吸込通風空間23を設け、第1循環口18と第2循環口19とパネル用吐出口22とを連通する循環通風空間24を設けている。
また、図2に示すように、第1循環口18と第2循環口19とをフレーム5の角部近傍に配置した構成としてもよい。
さらに、図1、2に示すように、第1循環口18と第2循環口19とをフレーム5の上面近傍に配置した構成としてもよい。
このような上記構成において、送風機9を運転すると室内1(例えば、高湿度の浴室など)の空気は、図1〜図3の排気風25に示すように、パネル用吸込口21、吸込通風空間23、ベルマウス16に導かれながら送風機吸込口15から送風機9に吸い込まれる。吸い込まれた空気の一部は、送風機吐出口14から、フレーム吐出口8を通りダクト7を通り屋外へ排気される。
さらに、ケーシング11の側壁部13の第1循環口18と第2循環口19とを設けたことで、送風機9に吸い込まれた空気の一部は、図1〜図3の循環風26に示すように、第1循環口18と第2循環口19とに吐き出される。そして、循環通風空間24を通過し、パネル用吐出口22から室内1(例えば、高湿度の浴室など)へ吐き出される。
なお、空気は遠心送風羽根10の回転力により昇圧されるため、第1循環口18を遠心送風羽根10の回転方向の下流側(図2のハッチング部)に配置したことで、より高速の空気を第1循環口18から吐き出すことを可能としている。
また、第2循環口19を第1循環口18が設けられた以外の側壁部13に設けることで、空気を第1循環口18に加えて第2循環口19からも吐き出すことができる。ここで、第2循環口19を設けない場合には、空気は第1循環口18のみからしか吐き出されないため、循環通風空間24における循環風26の風速は第1循環口18付近が高速となり、風速バラツキが発生していた。しかし、空気を第2循環口19からも吐き出すことができるようにすることで、循環通風空間24の循環風26の風速バラツキを低減し、より均一にすることができる。その結果、パネル用吐出口22の各方向から吐き出される循環風26がより均一に室内1空間に流れることができる。なお、例えば、循環風26をパネル用吐出口22の各方向からほぼ均等に吐き出すことも可能である。
この結果、室内1(例えば、高湿度の浴室など)内には、浴室のユニットバスの扉などに設けられる浴室給気口(図示せず)から、室内1(例えば、高湿度の浴室など)外の乾き空気が流入する。そして、室内1(例えば、高湿度の浴室など)内に付着した水分を蒸発させながら排気をおこなうことで室内1(例えば、高湿度の浴室など)の乾燥を行うのである。さらに、パネル用吐出口22から循環風26を吐き出すことで、室内1(例えば、高湿度の浴室など)内空間は、より蒸発が促進されることとなる。
ここで、循環風26の効果を詳述する。
一般に、給気口(図示せず)から空気を引き込むだけでは、給気口からフレーム5への一様の空気の流れとなるため、流れから離れた部分においては、空気が行き渡りにくくなっていた。そのため、ニオイの残留や、水分乾燥ができないことにより、カビが発生していた。
しかし、パネル用吐出口22から循環風26を吐き出すことにより、一般的な一様な空気の流れに加えて、空気が行き渡りにくい部分にも空気を送ることが可能となる。室内1(例えば、高湿度の浴室など)全体に空気が行き渡るため、ニオイの残留の抑制、水分乾燥の促進が可能となる。さらに、室内1(例えば、高湿度の浴室など)を乾燥状態に保つことが可能となるため、カビの発生も抑制できることとなる。
ここでは、パネル用吐出口22から吐き出す空気は水平方向に吐き出され、循環風26は室内1(例えば、高湿度の浴室など)の天井2を沿うように流れるため、より一層室内1(例えば、高湿度の浴室など)に風が行き渡るため乾燥が促進されるといえる。 また、図2に示すように、循環通風空間24は、フレーム5が略直方体形状であるため、角部近傍が、その他の部分より空間が大きく、通風抵抗が小さくなっている。第1循環口18と第2循環口19とをフレーム5の角部近傍へ配置することで、循環風26を効率よく循環通風空間24へ吐き出すことができ、循環風26をパネル用吐出口22から効率よく吐き出すことが可能となる。結果として、室内1(例えば、高湿度の浴室など)全体に空気が行き渡るため、ニオイの残留の抑制、水分乾燥の促進、カビの発生の抑制ができることとなる。
さらに、図1、2に示すように、第1循環口18と第2循環口19とをフレーム5の上面近傍に配置し、循環通風空間24を最も大きく確保できる構成としている。循環風26を大きな空間の循環通風空間24に吐き出すことで、循環風26が循環通風空間24を通過する際にその風速が弱められ、循環通風空間24に充満しながら下方に流れて行く。そして、パネル用吐出口22から吐き出された循環風26は、室内1(例えば、高湿度の浴室など)全体により均等に行き渡ることとなる。その結果、ニオイの残留の抑制、水分乾燥の促進、カビの発生の抑制ができることとなる。
(実施の形態2)
実施の形態1と同じ構成には同符号を付し、詳しい説明は省略する。
図4に示すように、第1循環口18と第2循環口19とには、開口率を調整する遮蔽手段27を備えている。例えばこの実施の形態では、遮蔽手段27を摺動操作することで第1循環口18と第2循環口19との開口を小さくしている。その他にも、遮蔽手段27を開閉操作する方法や、遮蔽手段27を取付ける方法など、開口率を調整する手段であればどの手段でもよい。
上記構成において、循環風26を行き渡らせたい方向への第1循環口18または第2循環口19の開口率を上げることで、循環風26の風量を大きくすることが可能となる。また、循環風26を行き渡らせたくない方向への第1循環口18または第2循環口19の開口率を下げることで、循環風26の風量を小さくすることも可能となっている。
そのため、室内1(例えば、高湿度の浴室など)の一方向が大きく、または照明や家具等が配置され、室内1(例えば、高湿度の浴室など)全体に空気が行き渡りにくい場合において、循環風26が行き渡りにくい方向への第1循環口18または第2循環口19の開口率を上げ、循環風26が行き渡りやすい方向への第1循環口18または第2循環口19の開口率を下げることで、空気の行き渡りにくい場所へ循環風26を行き渡らせることが可能となる。結果として、室内1(例えば、高湿度の浴室など)全体に空気が行き渡るため、ニオイの残留の抑制、水分乾燥の促進、カビの発生の抑制ができることとなる。
本発明に係る換気装置は、住宅用の換気装置等として活用が期待されるものである。
1 室内
2 天井
3 天井開口部
4 天井裏
5 フレーム
6 開口
7 ダクト
8 フレーム吐出口
9 送風機
10 遠心送風羽根
11 ケーシング
12 電動機
13 側壁部
14 送風機吐出口
15 送風機吸込口
16 ベルマウス
17 舌部
18 第1循環口
19 第2循環口
20 化粧パネル
21 パネル用吸込口
22 パネル用吐出口
23 吸込通風空間
24 循環通風空間
25 排気風
26 循環風
27 遮蔽手段

Claims (4)

  1. 天井に取り付けられ、室内側に臨む開口を下面に有する箱状のフレームと、前記フレーム内に配設された遠心型の送風機と、前記フレーム側面にフレーム吐出口とを有した換気装置であって、
    前記フレームには、前記開口を覆うように化粧パネルが設けられ、
    前記送風機は、下面に送風機吸込口と側面に送風機吐出口とを有したスクロール状のケーシングと、前記ケーシング内に配設される遠心送風羽根と、前記遠心送風羽根を回転駆動する電動機とで構成され、
    前記化粧パネルには、中央部にパネル用吸込口と、周縁部にパネル用吐出口とが備えられ、
    前記ケーシングの側壁部には、前記送風機吐出口の反対側かつ前記遠心送風羽根の回転方向の下流側に第1循環口と、前記第1循環口が設けられた以外の前記側壁部に第2循環口とを有し、
    前記フレーム内部に前記送風機吸込口と前記パネル用吸込口とを連通する吸込通風空間を設け、
    前記第1循環口と前記第2循環口と前記パネル用吐出口とを連通する循環通風空間を設けたことを特徴とする換気装置。
  2. 前記第1循環口と前記第2循環口とを前記フレームの角部近傍に配置したことを特徴とする請求項1記載の換気装置。
  3. 第1循環口と第2循環口とを前記フレームの上面近傍に配置したことを特徴とする請求項1または2記載の換気装置。
  4. 第1循環口または第2循環口に開口率を調整する遮蔽手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の換気装置。
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