JP2000161741A - 換気装置 - Google Patents

換気装置

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JP2000161741A
JP2000161741A JP10330950A JP33095098A JP2000161741A JP 2000161741 A JP2000161741 A JP 2000161741A JP 10330950 A JP10330950 A JP 10330950A JP 33095098 A JP33095098 A JP 33095098A JP 2000161741 A JP2000161741 A JP 2000161741A
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Japan
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air supply
air
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body frame
fan
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JP10330950A
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Kimiyasu Ozeki
公康 尾関
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化粧カバーの給気用吐出口から空気を極力偏
りなく吐出できる同時給排気形の換気装置を提供するこ
と。 【解決手段】 ファンモータ64が作動すると、給気フ
ァン76が回転し、別の部屋内あるいは屋外の空気が給
気ダクト51から給気用開口部45,第1の仕切筒28
の外周部,略環状の給気用吐出口62を通して部屋21
内に吐出される。この場合、一部の空気が空気通路38
を通して給気用開口部45の反対側に向うので、空気が
給気用吐出口62から部屋21内に極力偏りなく吐出さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排気動作および給
気動作を同時に行う同時給排気形の換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図18は特開昭56−119437号公
報に記載された同時給排気形の換気装置を示すものであ
る。ここで、ファンモータ1の回転軸2には下端部およ
び上端部に位置して排気ファン3および給気ファン4が
固定されており、ファンモータ1が作動すると、排気フ
ァン3が回転し、部屋5内の空気が化粧カバー6の排気
用吸込口7から本体枠8の排気口9を通して本体枠8内
に吸引され、下段の排気用開口部10から排気ダクト1
1を通して排出される。これと同時に給気ファン4が回
転し、空気が給気ダクト12から上段の給気用開口部1
3を通して本体枠8内に吸引され、本体枠8の給気口1
4から化粧カバー6の給気用吐出口15を通して部屋5
内に吐出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成の場合、
本体枠8の給気口14および化粧カバー6の給気用吐出
口15が本体枠8の排気口9および化粧カバー6の排気
用吸込口7の端部に設けられているので、空気が給気口
14から給気用吐出口15を通して部屋5内の一部に偏
って吐出される。本発明は上記事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、化粧カバーの給気用吐出口から
部屋内に空気を極力偏りなく吐出できる同時給排気形の
換気装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の換気装置
は、下面が開口する本体枠と、前記本体枠の側面に形成
された排気用開口部および給気用開口部と、前記本体枠
内に収納され上下面が開口する第1の仕切筒と、前記本
体枠内に配設され前記第1の仕切筒の上面に対向する吸
込口および前記排気用開口部に対向する吐出口を有する
ファンケーシングと、前記本体枠に着脱可能に装着され
前記本体枠の下面を下方から覆う化粧カバーと、前記化
粧カバーの中央部に形成された排気用吸込口と、前記化
粧カバーの外周部に形成された略環状の給気用吐出口
と、前記化粧カバーに取付けられ下端部が前記排気用吸
込口を囲み且つ上面が前記第1の仕切筒の下面に連通す
る第2の仕切筒と、前記ファンケーシング内に収納され
た排気ファンと、前記排気ファンの下端部に設けられた
給気ファンと、前記本体枠内に配設され前記排気ファン
および前記給気ファンを回転駆動するファンモータとを
備え、前記本体枠の天井板と前記ファンケーシングの天
井板との間に空気通路が形成されているところに特徴を
有している。
【0005】上記手段によれば、排気ファンが回転する
と、部屋内の空気が化粧カバーの排気用吸込口から第2
の仕切筒内,第1の仕切筒内,吸込口を通してファンケ
ーシング内に吸込まれ、吐出口から排気用開口部を通し
て排出される。これと同時に気ファンが回転し、屋外の
空気が本体枠の給気用開口部から本体枠内に吸引され、
第1の仕切筒の外周部から略環状の給気用吐出口を通し
て部屋内に吐出される。このとき、一部の空気が空気通
路を通して給気用開口部の反対側へ向うので、空気が給
気用吐出口から部屋内に極力偏りなく吐出される。
【0006】請求項2記載の換気装置は、ファンケーシ
ングの吸込口の周縁部に上方へ向うに従って外周側へ傾
斜する曲面部が形成されているところに特徴を有してい
る。上記手段によれば、本体枠内の空気が曲面部に沿っ
て流れるので、空気の流通抵抗が少なくなる。このた
め、空気が給気ファンに円滑に吸引されるので、給気フ
ァンの送風効率が高まる。
【0007】請求項3記載の換気装置は、本体枠の側面
に複数の給気用開口部が設けられ、前記複数の給気用開
口部に筒状のダクト接続口体が選択的に接続され、前記
複数の給気用開口部のうち前記ダクト接続口体が接続さ
れていないものが着脱可能な遮蔽部材によって塞がれて
いるところに特徴を有している。上記手段によれば、複
数の給気用開口部にダクト接続口体を選択的に接続し、
ダクト接続口体の位置を調節できる。このため、ダクト
接続口体にダクトを接続する際に大きく曲げる必要がな
くなるので、ダクトでの圧損が低減され、給気風量が増
大する。しかも、ダクト接続口体が接続されていない残
りの給気用開口部が遮蔽部材によって塞がれているの
で、残りの給気用開口部からの空気漏れが防止される。
【0008】請求項4記載の換気装置は、第2の仕切筒
の外周面が第1の仕切筒の外周部から吐出される空気を
給気用吐出口側へ案内する傾斜状をなしているところに
特徴を有している。上記手段によれば、本体枠の給気口
から吐出される空気が仕切筒の外周面に沿って案内さ
れ、化粧カバーの給気用吐出口へ向って円滑に流れるの
で、給気用吐出口から部屋内に吐出される給気風量が増
大する。
【0009】請求項5記載の換気装置は、第1の仕切筒
の下端部が第2の仕切筒の上端部に取付けられていると
ころに特徴を有している。上記手段によれば、第1の仕
切筒の外周部に遮風物が存在しなくなるので、第1の仕
切筒の外周部から給気用吐出口を通して部屋内に吐出さ
れる給気風量が増大する。
【0010】請求項6記載の換気装置は、第1の仕切筒
が吸音材によって形成されているところに特徴を有して
いる。上記手段によれば、送風音が第1の仕切筒によっ
て吸収されるので、騒音が低減される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
ないし図8に基づいて説明する。まず、図1において、
部屋21の天井板22には開口部23が形成されてい
る。この開口部23の周縁部には木製の野縁24が固定
されており、野縁24には本体枠25のフランジ部26
が固定されている。この本体枠25は合成樹脂によって
形成されたものであり、下面が開口する矩形箱状をなし
ている。
【0012】本体枠25内には下端部に位置して合成樹
脂製の第1の仕切筒28が配設され、第1の仕切筒28
の上方に位置して合成樹脂製のベルマウス29が配設さ
れている。前者の第1の仕切筒28は、図2に示すよう
に、上方へ向かうに従って縮径する筒状の本体部30
と、等ピッチで配置された複数の取付部31とを有する
ものであり、図1に示すように、下方から各取付部31
を通して本体枠25のフランジ部26にねじ32を締込
むことに基づいて本体枠25に固定されている。
【0013】本体枠25には給気口33および排気口3
4が形成されている。前者の給気口33は第1の仕切筒
28の本体部30と本体枠25との間で画定された空間
部を称するものであり、環状をなしている。後者の排気
口34は本体部30の内方の空間部を称するものであ
り、上方へ向かうに従って縮径している。
【0014】本体枠25内にはベルマウス29の上方に
位置してファンケーシング35が配設されており、ファ
ンケーシング35の天井板36と本体枠25の天井板3
7との間には空間状の空気通路38が形成されている。
このファンケーシング35は複数の脚39を有するもの
であり、各脚39を本体枠25の天井板37に固定する
ことに基づいて本体枠25内に配設されている。尚、符
号40は本体枠25と第1の仕切筒28とファンケーシ
ング35とから構成された給気ケーシングを示すもので
ある。
【0015】ファンケーシング35の底板には、図3に
示すように、円孔状の吸込口41が形成されており、フ
ァンケーシング35の内部は、図1に示すように、吸込
口41および排気口34を通して部屋21内に通じてい
る。この吸込口41は、図3に示すように、本体枠25
の左右方向中央部および前後方向中央部に位置するもの
であり、吸込口41の周縁部には、図1に示すように、
曲面部42が形成されている。この曲面部42は上方へ
向うに従って外周側へ傾斜するものであり、曲面部42
の内面および外面は共に円弧状をなしている。
【0016】ファンケーシング35には通路状の吐出口
43が形成されている。この吐出口43は、図3に示す
ように、本体枠25の前後方向中央部に配置されたもの
であり、本体枠25の右側板には排気用開口部44が形
成され、ファンケーシング35の内部は、図1に示すよ
うに、吐出口43および排気用開口部44を介して天井
裏27内に通じている。
【0017】本体枠25の左側板には給気用開口部45
が形成されている。この給気用開口部45は排気用開口
部44と同一高さに位置し、図3に示すように、ファン
ケーシング35の吸込口41を挟んで排気用開口部44
に対向するものであり、ファンケーシング35の外側部
(給気ケーシング40の内部)は、図1に示すように、
給気用開口部45を介して天井裏27内に通じている。
【0018】本体枠25の右側板には、図1に示すよう
に、合成樹脂製の排気用取付板46が装着されており、
排気用取付板46には筒状の排気口体47が一体形成さ
れている。この排気口体47には排気ダクト48の一端
部が接続されており、排気ダクト48の他端部は屋外に
通じている。
【0019】本体枠25の左側板には合成樹脂製の給気
用取付板49が装着されており、給気用取付板49には
筒状の給気口体50が一体形成されている。この給気口
体50はダクト接続口体に相当するものであり、給気口
体50には給気ダクト51の一端部が接続されている。
この給気ダクト51の他端部は屋外に通じており、給気
ダクト51の他端部には給気グリル(図示せず)が装着
されている。
【0020】図5に示す化粧カバー52は合成樹脂によ
って形成されたものであり、化粧カバー52の上面には
中心部を挟んで対向する2隅部に位置して夫々対をなす
支持金具53,53が固定されている。これら各支持金
具53はコ字板状をなすものであり、各組の支持金具5
3内には捩りコイルばね54のアーム部55がスライド
可能に挿入されている。
【0021】本体枠25のフランジ部26には、図1に
示すように、中心部を挟んで対向する2隅部に位置して
コ字板状の引掛金具56が固定されている(一方の引掛
金具56のみ図示する)。これら各引掛金具56には捩
りコイルばね54のコイル部57が引掛けられており、
化粧カバー52は各捩りコイルばね54の両アーム部5
5の拡開力によって上方へ持上げられている。そして、
化粧カバー52は部屋21の天井板22に下方から圧接
し、本体枠25の給気口33および排気口34を下方か
ら覆っている。
【0022】化粧カバー52の中央部には、図5に示す
ように、ルーバー状の排気用吸込口58が設けられてい
る。この排気用吸込口58の周縁部には第2の仕切筒5
9の下端部が固定されており、排気用吸込口58の外周
部は第2の仕切筒59の下端部によって囲まれている。
この第2の仕切筒59は内径寸法および外径寸法が一定
な円筒状をなすものであり、第2の仕切筒59の上端面
には、図1に示すように、円環状のクッション60が貼
付されている。このクッション60は両捩りコイルばね
54のばね力によって第1の仕切筒28の本体部30の
下端面に圧接し、排気口34および排気用吸込口58間
を気密に連通させている。
【0023】化粧カバー52の左側板,右側板,前側
板,後側板には、図5に示すように、矩形状の開口部6
1が2個ずつ形成されている。これら8個の開口部61
は化粧カバー52の外周部を囲う略環状の給気用吐出口
62を構成するものであり、本体枠25の給気口33
は、図1に示すように、給気用吐出口62を介して部屋
21内に通じている。
【0024】本体枠25の天井板37にはモータ取付台
63が固定されている。このモータ取付台63にはファ
ンモータ64が固定されており、ファンモータ64の上
半部は空気通路38内に配置されている。また、ファン
モータ64の下半部はファンケーシング35内に配置さ
れており、ファンモータ64の回転軸65には合成樹脂
製のファン66が固定されている。以下、ファン66に
ついて説明する。
【0025】円環状をなす第1の主板67には、図7に
示すように、下方へ突出するボス連結部68が一体形成
されている。このボス連結部68には円筒状のボス部6
9が中心部に一体形成されており、ボス部69内にはフ
ァンモータ64の回転軸65が固定されている。
【0026】第1の主板67には、図6の(a)および
(b)に示すように、複数枚の羽根板70が一体形成さ
れている。これら各羽根板70は軸方向視が円弧板状を
なすものであり、複数枚の羽根板70の下端部は、図8
に示すように、第1の仕切筒28の本体部30の上方に
配置され、ファンケーシング35の曲面部42に対して
軸方向にラップしている。
【0027】複数枚の羽根板70の下端部には、図7に
示すように、円筒状の連結部71が一体形成されてお
り、連結部71には第2の主板72が一体形成されてい
る。この第2の主板72は上方へ向かうに従って縮径す
る筒状をなすものであり、図8に示すように、第1の仕
切筒28の本体部30の外周面に所定間隔を存して対向
している。
【0028】第2の主板72の外周面には、図6の
(a)および(b)に示すように、複数枚の羽根板73
が一体形成されている。これら各羽根板73は軸方向視
および径方向視が共に円弧板状をなすものであり、各羽
根板73の内周部には、図8に示すように、傾斜面74
が形成されている。これら各傾斜面74は羽根板73の
第2の主板72に対する連結面を称するものであり、下
方へ向かうに従って外周側へ指向する傾斜状をなしてい
る。
【0029】尚、図6の(a)および(b)の符号75
は第1の主板67,ボス連結部68,ボス部69,複数
枚の羽根板70を有する遠心形の排気ファンを示すもの
である。また、符号76は連結部71,第2の主板7
2,複数枚の羽根板73を有する斜流形の給気ファンを
示すものである。
【0030】次に上記構成の作用について説明する。フ
ァンモータ64が作動すると、排気ファン75が回転
し、部屋21内の空気が化粧カバー52の排気用吸込口
58から第2の仕切筒59内を通して排気口34内(第
1の仕切筒28内)に流入する。この後、ファンケーシ
ング35の吸込口41を通してファンケーシング35内
に流入し、本体枠25の排気用開口部44から排気口体
47,排気ダクト48を通して屋外へ排出される。
【0031】これと同時に給気ファン76が回転し、屋
外の空気が給気ダクト51から給気口体50および本体
枠25の給気用開口部45を通して給気ケーシング40
内(ファンケーシング35の外側部)に吸引される。こ
の後、ベルマウス29の開口部から給気口33(第1の
仕切筒28の外側部)および化粧カバー52の給気用吐
出口62を通して部屋21内に吐出される。
【0032】上記実施例によれば、本体枠25および化
粧カバー52に環状の給気口33および略環状の給気用
吐出口62を設け、ファンケーシング35の天井板36
と本体枠25の天井板37との間に空気通路38を設け
たので、空気が環状の給気口33から略環状の給気用吐
出口62を通して部屋内に吐出される。このとき、一部
の空気が空気通路38を通して給気用開口部45の反対
側に向かうので、空気が給気口33から給気用吐出口6
2を通して部屋21内に極力偏りなく吐出される。
【0033】また、排気ファン75および給気ファン7
6を同一のファンモータ64によって回転駆動するよう
にしたので、ファンモータ64が1個で済み、装置がコ
スト安になる。また、ファンモータ64の上半部を空気
通路38内に配置した。このため、空気通路38内を流
通する低温度の空気によってファンモータ64が冷却さ
れるので、ファンモータ64の製品寿命が長くなる。
【0034】また、ファンケーシング35に曲面部42
を設けたので、本体枠25内の空気が曲面部42に沿っ
て流れ、空気の流通抵抗が少なくなる。このため、空気
が給気ファン76に円滑に吸引されるので、給気ファン
76の送風効率が高まり、換気能力が向上する。
【0035】尚、上記第1実施例においては、本体枠2
5の右側板および左側板に排気用開口部44および給気
用開口部45を形成したが、これに限定されるものでは
なく、例えば本発明の第2実施例を示す図9のように、
本体枠25の左側板および前側板に排気用開口部44お
よび給気用開口部45を形成しても良い。この場合、図
10に示すように、本体枠25の左側板および前側板に
排気用取付板46および給気用取付板49を装着すると
良い。
【0036】次に本発明の第3実施例を図11に基づい
て説明する。本体枠25の天井板37には前側部,後側
部,左側部に位置して2個の突部77が一体形成されて
おり(前側部の1個の突部77のみ図示する)、左側部
の両突部77には給気用取付板49の両嵌合孔(図示せ
ず)が着脱可能に装着されている。また、前側部の両突
部77および後側部の両突部77には遮蔽部材に相当す
る遮蔽板78の両嵌合孔79が着脱可能に嵌合されてお
り(前側部の両突部77に嵌合された遮蔽板78のみ図
示する)、本体枠25の前側板および後側板には給気用
開口部45が形成され、各給気用開口部45は着脱可能
な遮蔽板78によって塞がれている。
【0037】上記実施例によれば、天井板37の左側部
の両突部77,前側部の両突部77,後側部の両突部7
7に給気用取付板49の両嵌合孔を選択的に嵌合するこ
とに基づいて左側板の給気用開口部45,前側板の給気
用開口部45,後側板の給気用開口部45に給気口体5
0を選択的に接続し、給気口体50の位置を調節でき
る。このため、給気ダクト51を大きく屈曲させて給気
口体50に接続する必要がなくなるので、給気ダクト5
1での圧損が低減され、部屋21内への給気風量が増大
する。
【0038】また、天井板37の左側部の両突部77,
前側部の両突部77,後側部の両突部77に遮蔽板78
の両嵌合孔79を選択的に嵌合することに基づいて、給
気口体50が接続されていない残りの給気用開口部45
を遮蔽板78によって塞ぐことができる。このため、残
りの給気用開口部45から空気が漏れることが防止され
るので、給気風量の低下が防止される。
【0039】次に本発明の第4実施例を図12および図
13に基づいて説明する。化粧カバー52には、図13
に示すように、排気用吸込口58の外周部に位置して第
2の仕切筒80の下端部が固定されている。この第2の
仕切筒80の外周面は、図12に示すように、上方へ向
かうに従って内周側へ指向する平坦な傾斜状をなし、第
2の仕切筒80の内周面は上方へ垂直に延びる直状をな
しており、第2の仕切筒80の上端面にはクッション6
0が貼付されている。
【0040】上記実施例によれば、第2の仕切筒80の
外周面を上方へ向かうに従って内周側へ指向する傾斜状
に形成した。このため、本体枠25の給気口33から吐
出された空気が第2の仕切筒80の外周面に沿って案内
され、化粧カバー52の給気用吐出口62へ向って円滑
に流れるので、部屋21内への給気風量が増大する。
【0041】次に本発明の第5実施例を図14および図
15に基づいて説明する。化粧カバー52には、図15
に示すように、排気用吸込口58の外周部に位置して第
2の仕切筒81の下端部が固定されている。この第2の
仕切筒81の外周面は、図14に示すように、上方へ向
かうに従って内周側へ指向する曲面的な傾斜状をなし、
第2の仕切筒81の内周面は上方へ垂直に延びる直状を
なしており、第2の仕切筒81の上端面にはクッション
60が貼付されている。
【0042】上記実施例によれば、第2の仕切筒81の
外周面を上方へ向かうに従って内周側へ指向する傾斜状
に形成した。このため、本体枠25の給気口33から吐
出された空気が第2の仕切筒81の外周面に沿って案内
され、化粧カバー52の給気用吐出口62へ向って円滑
に流れるので、部屋21内への給気風量が増大する。
【0043】次に本発明の第6実施例を図16に基づい
て説明する。第1の仕切筒28の本体部30には、図1
6の(a)に示すように、内周面に位置して上下方向へ
延びる複数の突条部82が形成されている。これら各突
条部82は、図16の(b)に示すように、X−X線に
沿う断面が円弧状をなすものであり、周方向に隣接する
突条部82間にはX−X線に沿う断面が円弧状をなす凹
条部83が形成されている。
【0044】上記実施例によれば、本体部30の内周面
に突条部82を形成した。このため、本体部30内の排
気流が突条部82によって整流されるので、本体部30
内での騒音が抑止される。しかも、本体部30内での圧
損が低減されるので、排気風量が増大する。
【0045】次に本発明の第7実施例を図17に基づい
て説明する。第1の仕切筒84は上方へ向かうに従って
縮径する筒状の本体部85と、本体部85の下端部に位
置する円環状のフランジ部86と、等ピッチで配置され
た4個の取付部87(3個のみ図示する)とを合成樹脂
によって一体形成したものであり、各取付部87には上
方からねじ88が挿入されている。
【0046】化粧カバー52の第2の仕切筒59には外
周面に位置して4個のボス部89が等ピッチで一体形成
されている。これら各ボス部89は筒状をなすものであ
り、各ボス部89内には上方からねじ88が締込まれて
いる。そして、第1の仕切筒84は複数のねじ88によ
って第2の仕切筒59の上端面に着脱可能に組付けら
れ、本体枠25の下面を給気口33および排気口34に
区画している。
【0047】上記実施例によれば、第1の仕切筒84を
第2の仕切筒59に組付けた。このため、第1の仕切筒
84を本体枠25に固定する場合とは異なり、本体枠2
5の給気口33内に遮風物が存在しなくなるので、給気
ファン76による給気風量が増大する。
【0048】尚、上記第1ないし第7実施例において
は、第1の仕切筒28および84を合成樹脂によって形
成したが、これに限定されるものではなく、例えばゴム
やエラストマー等の吸音材によって形成しても良い。こ
の場合、送風音が第1の仕切筒28および84によって
吸収されるので、騒音が低減される。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の換気装置は次の効果を奏する。請求項1記載の手段に
よれば、給気用開口部から本体枠に吸引した空気を第1
の仕切筒の外周部から略環状の給気用吐出口を通して部
屋内に吐出した。しかも、一部の空気を空気通路から給
気用開口部の反対側に流通させたので、総じて、空気が
給気用吐出口から部屋内に極力偏りなく吐出される。請
求項2記載の手段によれば、ファンケーシングに曲面部
を設けた。このため、本体枠内の空気が曲面部に沿って
流れ、給気ファンに円滑に吸引されるので、給気ファン
の送風効率が高まる。
【0050】請求項3記載の手段によれば、複数の給気
用開口部にダクト接続口体を選択的に接続した。このた
め、ダクト接続口体にダクトを接続する際に大きく曲げ
る必要がなくなるので、ダクトでの圧損が低減され、給
気風量が増大する。しかも、ダクト接続口体が接続され
ていない残りの給気用開口部を遮蔽部材によって塞いだ
ので、残りの給気用開口部からの空気漏れが防止され
る。請求項4記載の手段によれば、第2の仕切筒の外周
面を傾斜状に形成した。このため、第1の仕切筒の外周
部から吐出された空気が第2の仕切筒の外周面に沿って
案内され、化粧カバーの給気用吐出口へ向って円滑に流
れるので、給気風量が増大する。請求項5記載の手段に
よれば、第1の仕切筒を第2の仕切筒に組付けた。この
ため、第1の仕切筒の外周部に遮風物が存在しなくなる
ので、給気ファンによる給気風量が増大する。請求項6
記載の手段によれば、第1の仕切筒を吸音材によって形
成したので、騒音が低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図(全体構成を縦断
正面図)
【図2】第1の仕切筒を示す斜視図
【図3】本体枠の内部を第1の仕切筒およびベルマウス
の除去状態で示す下面図
【図4】全体構成を示す斜視図
【図5】化粧カバーを示す斜視図
【図6】(a)はファンを示す斜視図、(b)はファン
を示す正面図
【図7】ファンモータおよびファンを示す縦断正面図
【図8】要部を拡大して示す縦断正面図
【図9】本発明の第2実施例を示す図3相当図
【図10】図4相当図
【図11】本発明の第3実施例を示す図(aは図4相当
図、bはX−X線に沿う断面図)
【図12】本発明の第4実施例を示す図1相当図
【図13】図5相当図
【図14】本発明の第5実施例を示す図1相当図
【図15】図5相当図
【図16】本発明の第6実施例を示す図(aは図2相当
図、bはX−X線に沿う断面図)
【図17】本発明の第7実施例を示す図(化粧カバーお
よび第1の仕切筒を分解状態で示す斜視図)
【図18】従来例を示す図
【符号の説明】
25は本体枠、28は第1の仕切筒、35はファンケー
シング、38は空気通路、41は吸込口、43は吐出
口、44は排気用開口部、45は給気用開口部、42は
曲面部、50は給気口体(ダクト接続口体)、52は化
粧カバー、58は排気用吸込口、59は第2の仕切筒、
62は給気用吐出口、64はファンモータ、75は排気
ファン、76は給気ファン、78は遮蔽板(遮蔽部
材)、80は第2の仕切筒、81は第2の仕切筒、84
は第1の仕切筒を示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面が開口する本体枠と、 前記本体枠の側面に形成された排気用開口部および給気
    用開口部と、 前記本体枠内に収納され、上下面が開口する第1の仕切
    筒と、 前記本体枠内に配設され、前記第1の仕切筒の上面に対
    向する吸込口および前記排気用開口部に対向する吐出口
    を有するファンケーシングと、 前記本体枠に着脱可能に装着され、前記本体枠の下面を
    下方から覆う化粧カバーと、 前記化粧カバーの中央部に形成された排気用吸込口と、 前記化粧カバーの外周部に形成された略環状の給気用吐
    出口と、 前記化粧カバーに取付けられ、下端部が前記排気用吸込
    口を囲み且つ上面が前記第1の仕切筒の下面に連通する
    第2の仕切筒と、 前記ファンケーシング内に収納された排気ファンと、 前記排気ファンの下端部に設けられた給気ファンと、 前記本体枠内に配設され、前記排気ファンおよび前記給
    気ファンを回転駆動するファンモータとを備え、 前記本体枠の天井板と前記ファンケーシングの天井板と
    の間に空気通路が形成されていることを特徴とする換気
    装置。
  2. 【請求項2】 ファンケーシングの吸込口の周縁部に
    は、上方へ向うに従って外周側へ傾斜する曲面部が形成
    されていることを特徴とする請求項1記載の換気装置。
  3. 【請求項3】 本体枠の側面には、複数の給気用開口部
    が設けられ、 前記複数の給気用開口部には、筒状のダクト接続口体が
    選択的に接続され、 前記複数の給気用開口部のうち前記ダクト接続口体が接
    続されていないものは、着脱可能な遮蔽部材によって塞
    がれていることを特徴とする請求項1記載の換気装置。
  4. 【請求項4】 第2の仕切筒の外周面は、第1の仕切筒
    の外周部から吐出される空気を給気用吐出口側へ案内す
    る傾斜状をなしていることを特徴とする請求項1記載の
    換気装置。
  5. 【請求項5】 第1の仕切筒の下端部は、第2の仕切筒
    の上端部に取付けられていることを特徴とする請求項1
    記載の換気装置。
  6. 【請求項6】 第1の仕切筒は、吸音材によって形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の換気装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005282892A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Takasago Thermal Eng Co Ltd 置換換気システム
WO2016117337A1 (ja) * 2015-01-21 2016-07-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 換気装置
JP2019002649A (ja) * 2017-06-19 2019-01-10 三菱電機株式会社 換気扇

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