JP6229154B2 - 換気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、天井に設けた開口に埋め込まれ、天井裏に配管され屋外と連通するダクトに接続され、室内の換気を行う換気装置に関する。
従来、この種の換気装置としては、換気を対象とする室内とは別の空間から空気を室内側に給気すると同時に、換気対象の室内の空気を排気することでより一層換気、乾燥の効率を高めた換気装置が知られている。(例えば、特許文献1参照)。
以下、この種の換気装置について、図12を参照しながら説明する。
図12に示すように、換気装置本体101は、建物内の屋根裏空間または天井裏空間に設置され、同時に給気形換気装置102が同様の空間に設置される。この換気装置本体101は本体フレーム103の側面に給気吸込口104と他の側面に排気口105を有し、この換気装置本体101の室内側の面を覆うように、下面に室内吸込部111と周辺部に室内吐出部112を有した化粧グリル106が配設される。また換気装置本体101の内部には電動機107が固定されており、電動機107には遠心送風羽根108が固定され、遠心送風羽根108はケーシング109にて形成された給気室内に配設され、その下方にはオリフィス110を設けられ、また本体フレーム103とケーシング109との間に給気風路113を有している。
本構造で室内の空気は遠心送風羽根108により室内吸込部111を通過しオリフィス110から室内空気を吸込み、前記排気口105から室外に排気される。一方で、給気形換気装置102から吐出された給気は、給気吸込口104から導入され、換気装置本体101内部の給気風路113を通過し、化粧グリル106の室内吐出部112から室内に給気される構成となっている。
特開平7−145973号公報
このような従来の換気装置においては、室内の排気のみを行なう換気装置に対して同時に給気を行うことにより、換気対象とする空間に空気が行き渡りやすくなるため、換気の有効性としては優れてはいた。しかし、室内にはカビ、ニオイなどが残留し、湿度が高い空間やコーナー部などでカビが発生するなどの課題があった。
そこで本発明は、上記の従来の課題を解決するものであり、室内の脱臭およびカビを生えにくくする換気装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明は、天井に取り付けられ、下面に室内側に臨む開口を有する箱状のフレームと、前記フレーム内に配設され、下面に吸込口を有し側面に送風機吐出口を有したスクロール状のケーシングと、前記ケーシング内に配設される遠心送風羽根と、前記遠心送風羽根を回転駆動する電動機と、前記室内側に臨む開口を覆う化粧パネルを備えた換気装置において、前記ケーシングは、渦巻状のスクロール板である側壁部と、前記スクロール板上に設けられた1つの舌部と、を備え、前記舌部は、前記送風機吐出口に空気を案内するためのものであり、前記側壁部は、風路を挟んで前記舌部と対向する位置に前記送風機吐出口とは独立して循環口を設け、前記循環口と前記室内側を連通させる循環経路を前記フレーム内に形成し、前記循環経路内に静電霧化装置を備えたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、天井に取り付けられ、下面に室内側に臨む開口を有する箱状のフレームと、前記フレーム内に配設され、下面に吸込口を有し側面に送風機吐出口を有したスクロール状のケーシングと、前記ケーシング内に配設される遠心送風羽根と、前記遠心送風羽根を回転駆動する電動機と、前記室内側に臨む開口を覆う化粧パネルを備えた換気装置において、前記ケーシングは、渦巻状のスクロール板である側壁部と、前記スクロール板上に設けられた1つの舌部と、を備え、前記舌部は、前記送風機吐出口に空気を案内するためのものであり、前記側壁部は、風路を挟んで前記舌部と対向する位置に前記送風機吐出口とは独立して循環口を設け、前記循環口と前記室内側を連通させる循環経路を前記フレーム内に形成し、前記循環経路内に静電霧化装置を備えたことにより、静電霧化装置から発生する帯電微粒子水を室内側に送り込んで、室内にある臭気や浮遊カビ菌と反応して分解、除去することで従来の換気だけの機能に対し、短時間で臭気を取り除く、およびカビを生えにくくするという効果を得ることができる。
本発明の実施の形態1の換気装置を示す側面断面図 同換気装置の化粧パネルを外した状態の上方斜視図 同換気装置のケーシングを示す下方斜視図 同換気装置の化粧パネルを示す下方斜視図 本発明の実施の形態2の換気装置を示す化粧パネルを外した状態の上方斜視図 同換気装置のケーシング部と吐出口遮蔽手段を示す下方斜視図 同換気装置のケーシング部と循環口遮蔽手段を示す上方斜視図と循環口遮蔽手段の部分拡大図 同換気装置の化粧パネルを外した状態の上方斜視図 本発明の実施の形態3の換気装置を示す上方斜視図 同換気装置の内部を示す部分透視図 同換気装置の循環口遮蔽手段の内部を示す部分透視図 従来の換気装置を示す側面断面図
本発明の換気装置は、天井に取り付けられ、下面に室内側に臨む開口を有する箱状のフレームと、前記フレーム内に配設され、下面に吸込口を有し側面に送風機吐出口を有したスクロール状のケーシングと、前記ケーシング内に配設される遠心送風羽根と、前記遠心送風羽根を回転駆動する電動機と、前記室内側に臨む開口を覆う化粧パネルを備えた換気装置において、前記ケーシングは、渦巻状のスクロール板である側壁部と、前記スクロール板上に設けられた1つの舌部と、を備え、前記舌部は、前記送風機吐出口に空気を案内するためのものであり、前記側壁部は、風路を挟んで前記舌部と対向する位置に前記送風機吐出口とは独立して循環口を設け、前記循環口と前記室内側を連通させる循環経路を前記フレーム内に形成し、前記循環経路内に静電霧化装置を備えたことにより、静電霧化装置から発生する帯電微粒子水が室内側に流れ込み、室内にある臭気や浮遊カビ菌と反応して分解、除去することで従来の換気に比べ、短時間で臭気を取り除く、およびカビを生えにくくするという効果を奏する。
また、前記ケーシングの吐出口を覆う遮蔽手段と側壁部の循環口を覆う遮蔽手段を設けたことにより、開口の大きさにより、換気と循環の風量の調整が可能となるという効果を奏する。
また、前記遮蔽手段は、電動機によって遮蔽することにより、自動で遮蔽手段が開閉することにより、自動で換気と循環の風量の調整が可能となるという効果を奏する。
また、前記ケーシングの吐出口と前記側壁部の循環口とにまたがり、前記吐出口と前記循環口の開口面積を調整する一つの遮蔽手段を設けたことにより、より安価で構成することができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1から図4に示すように、本実施の形態の換気装置は、比較的小さい空間の例えば浴室1などの天井面2の開口部3から天井裏4に突設される。そして、箱型の本体7には、下面に吸込口5と一側面に吐出口6が設けられている。さらに本体7内部には、送風機8が設けられている。送風機8は、本体7の天面に設けた電動機9の回転軸に固着した送風羽根10と、この送風羽根10の外周部を囲んだケーシング16とで構成されている。ケーシング16は、本体7の吐出口6に連通する送風機吐出口11と、本体7内に連通する循環口12と、吸込口5に連通する送風機吸込口14を有している。また、ケーシング16は、循環口12を開口した側壁部13と、送風羽根10の下方に設けられ送風機吸込口14を開口した底部15から構成される。側壁部13は、渦巻状のスクロール板であって、送風機吐出口11近傍には空気を吐出口6に案内するための舌部17が設けられている。底部15の送風機吸込口14の周縁には、空気を送風羽根10に案内するためのベルマウス18が設けられる。循環口12は、送風機8が運転したとき、ケーシング16内で圧力の高い部分、すなわち、舌部17と風路を挟んで対向する側壁部13に設けるとよい。本実施の形態では、ケーシング16の天板と換気装置の本体7の天板とを共用しているが、ケーシング16用の天板を別に設けてもよい。
ケーシング16には、本体7の内部空間を送風機吸込口14を有する空間と循環口12を有する空間とに仕切る循環経路構成リブ19が設けられている。この循環経路構成リブ19は、側壁部13に接合した辺と対向する側端部20を本体7の内壁面に当接するように設けられる。このように、本体7とケーシング16の外郭、および循環経路構成リブ19により、本体7内に(排気流線29で示される)排気流路とは区画されて循環経路21が構成される。そして、この循環経路21の空間内のケーシング16の底部15側に静電霧化装置22が配置される。
図4に示すように、本体7の下側には、その下面を覆うように椀状の化粧パネル26が設けられる。図1で示すように、化粧パネル26の内側には、循環経路構成リブ19の下端と嵌合接合するように重合部23が設けられている。また、化粧パネル26には、重合部23を挟んで、循環経路21と連通する化粧パネル用吐出口24と、吸込口5と連通する化粧パネル用吸込口25が設けられている。
化粧パネル26は外方向開き勝手のばねにより本体7に取り付ける公知の取付手段(図示せず)により取り付けられる。
本体7の吐出口6には、室外(図示せず)に連通したダクト27を接続する略筒状のアダプター28が突設されている。
上記構成において、送風機8を運転すると浴室1の空気は、排気流線29に示すように、化粧パネル用吸込口25、ベルマウス18に導かれながら送風機吸込口14から送風機8に吸い込まれる。吸い込まれた空気の一部は、送風機吐出口11から、吐出口6を通りダクト27から屋外へ排気される。また送風機8に吸い込まれた空気の一部は給気流線30に示すように、ケーシング16の側壁部13に設けた循環口12から吹き出され、循環経路21を通過し静電霧化装置22に沿うようにして、化粧パネル用吐出口24から浴室1へ給気される。
ここで、静電霧化装置22に通電するとその放電電極31は結露を発生させ、帯電微粒子水が発生する。発生した帯電微粒子水は給気流線30に示すように、化粧パネル用吐出口24から吹出し浴室1に搬送される。そして、この帯電微粒子水は、浴室1内に発生した臭気成分と反応して分解、除去し、臭気濃度をさらに低減させたり、空気中の浮遊カビ菌の活動を抑制する。
つまり、送風機8の送風による換気だけでなく、静電霧化装置22から発生する帯電微粒子水を浴室1内に供給することによって、短時間で臭気を取り除く、またカビを生えにくくするという効果を奏する。
なお、帯電微粒子水中に含まれるものはヒドロキシルラジカルであり、ヒドロキシルラジカルはヒドロキシ基(水酸基)に反応するラジカルであり、このラジカルは通常2個1組で軌道上を回転しているはずの電子が一つしかないので、電気的に非常に不安定で、周りの原子や分子から欠けた電子を奪おうとするために、酸化力が非常に強いものであり、この酸化作用により臭いが分解、除去されるのである。
(実施の形態2)
図5から図8を用いて、第二の実施の形態について説明する。
図5から図8において、図1から図4と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
第二の実施の形態の換気装置は、図5から図7に示すように、送風機吐出口11aの開口面積を調整する吐出口遮蔽手段32、および、循環口12aの開口面積を調整する循環口遮蔽手段37を設けたものである。
ここで吐出口遮蔽手段32は、吐出口遮蔽手段用溝33とスリット状の吐出口遮蔽手段穴34によって保持される。吐出口遮蔽手段用溝33は、ケーシング16aの送風機吐出口11aの上部(すなわち、底部15aの対向面側)に、形成されている。
吐出口遮蔽手段穴34は、ケーシング16aの底部15aに、吐出口遮蔽手段用溝33と対向して、吐出口遮蔽手段用溝33の垂直投影方向にスリット状に設けられている。
吐出口遮蔽手段32は、ケーシング16aの垂直方向側(すなわち、回転軸方向)より長く、その端部36には取手を形成している。そして、吐出口遮蔽手段32は、吐出口遮蔽手段用溝33と吐出口遮蔽手段穴34に摺動可能で保持されており、吐出口遮蔽手段用溝33および吐出口遮蔽手段穴34に沿って摺動させることによって、送風機吐出口11aの開口面積を調整する。吐出口遮蔽手段隠蔽部35は、ケーシング16aの側壁部13aに雨戸の戸袋のごとく備えられ、送風機吐出口11aを大きく開口したとき、吐出口遮蔽手段32がその内部に収納される。
つぎに前述の吐出口遮蔽手段32と同様の構成で、循環口遮蔽手段37は、循環口12aの上下に設けられた循環口遮蔽手段用溝39と循環口遮蔽手段穴40で保持される。そして、循環口遮蔽手段隠蔽部38は、ケーシング16aの側壁部13aに設けられ、循環口12aを大きく開口したとき、循環口遮蔽手段37がその内部に収納される。
上記構成において、吐出口遮蔽手段32の端部36を摺動操作することにより、吐出口遮蔽手段32は吐出口遮蔽手段用溝33と吐出口遮蔽手段穴34の間を可動することになる。そのため、送風機吐出口11aの開口を調整し、排気風量の調整を行うことが可能となる。ここで、図8のように、吐出口遮蔽手段32の長さA(回転軸に直交する辺の長さ)に対して吐出口遮蔽手段隠蔽部35の長さBが大きい場合、吐出口遮蔽手段32は吐出口遮蔽手段隠蔽部35に完全に覆い隠すことができるため、風量の低下を抑えることが可能となる。
吐出口遮蔽手段32と同様に、循環口遮蔽手段37を操作することで循環口12aの開口を調整することが可能となり、循環風量の調整も可能となる。
また、図7の拡大図に示すように、循環口遮蔽手段37において、循環口遮蔽手段37の循環口遮蔽手段穴40と交差する部分でケーシング16aの外側方向に鍔形状の構造を形成する。合わせて、循環口遮蔽手段37が循環口遮蔽手段穴40内を動く方向にさらに大きな鍔形状を形成する。これらの形状によって、循環口の開口調整のため循環口遮蔽手段37がどの位置に配置されても循環口遮蔽手段穴40が塞がることになる。従って、ケーシング16a内を通過する風は外に漏れることが大幅に軽減することになり、換気効率が上昇する。なお循環口遮蔽手段37にも同構造を付加することによっても同様の効果を期待できる。
また、吐出口遮蔽手段32、循環口遮蔽手段37をポリプロピレン樹脂のような応力曲げにおいて弾性変形領域の広い樹脂を使用することにより、直線形状や単独半径のような形状でない複雑な形状の構造で構成することが可能となり、ケーシングの形状の制約が小さくなり、より送風効率の高い形状を形成することが可能となる。
また、操作する取手形状の端部36はケーシング16aの底部15aにあるため、施工後も排気風量、循環風量の調整が可能となり、施工現場での風量のバランス調整が可能となる。
(実施の形態3)
図9から図11を用いて、第三の実施の形態について説明する。
図9から図11において、図1から図4と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。図10、図11は、内部構造を表現するために、本体7の天面41を送風機8、電動機9ごとカットした部分透視図である。
図9または図10に示すように、本体7の天面41には、直線形状の吐出口遮蔽手段穴34bが設けられている。吐出口遮蔽手段32bは、天面41側の端部42が歯車形状をしたフランジ部51を有している。そして、吐出口遮蔽手段32bは、上部(すなわち、端部42側)を吐出口遮蔽手段穴34bに挿入して保持される。また、吐出口遮蔽手段電動機45が天面41に固定され、その回転軸に吐出口電動機歯車44が備えられている。吐出口遮蔽手段32bの端部42は、その歯車形状と吐出口電動機歯車44とが噛み合うようになっている。こうして、吐出口遮蔽手段電動機45を駆動することによって、吐出口遮蔽手段32bを摺動させ、送風機吐出口11bの開口の大きさを調整する。吐出口遮蔽手段穴34bの下部(端部42の反対側)は、ケーシング16bの底部の内壁面と摺動可能に接触している。
一方、循環口遮蔽手段37bも同様な構成によって保持される。循環口遮蔽手段穴40bは、ケーシング16bの側壁部13bに沿うように、天面41に円弧形状に設けられている。循環口遮蔽手段37bは、天面41側の端部47が歯車形状をしたフランジ部46を有している。そして、循環口遮蔽手段37bは、上部(すなわち、端部47側)を循環口遮蔽手段穴40bに挿入して保持される。また、循環口遮蔽手段電動機49が天面41に固定され、その回転軸に循環口電動機歯車48が備えられている。循環口遮蔽手段37bの端部47は、その歯車形状と循環口電動機歯車48とが噛み合うようになっている。こうして、循環口遮蔽手段電動機49を駆動することによって、循環口遮蔽手段37bを摺動させ、循環口12bの開口の大きさを調整する。
さらに天面41には、これら吐出口遮蔽手段電動機45、循環口遮蔽手段電動機49の運転を制御する制御手段50が設置され、電源線や信号線(図示なし)が接続される。
上記構成において、外部からスイッチ、リモコン(図示なし)などの操作を受けた制御手段50はその命令内容によって、吐出口遮蔽手段32b、循環口遮蔽手段37bを作動し、送風機吐出口11b、循環口12bの開口を調整する。
具体的説明として、換気運転を行う場合は、循環口遮蔽手段電動機49の軸が回動することにより、直結された循環口電動機歯車48が回動する。そして、歯車形状の端部47が連動することにより循環口遮蔽手段37bが動作し、循環口12bの開口を調整する。
一方で、吐出口遮蔽手段電動機45の軸が回動することにより、直結された吐出口電動機歯車44が回動する。そして、歯車形状の端部42が連動することにより吐出口遮蔽手段32bが動作する。この時、第2の実施の形態と同様、吐出口遮蔽手段32bは吐出口遮蔽手段隠蔽部(図示せず)に収納されることで、送風機吐出口11bは最大開口となる。
この結果、送風機8の運転により、浴室1の空気は化粧パネル用吸込口25、ベルマウス18を通過して、ケーシング16b内に流れ込む。その流れの1つは図に示す排気流線29のように送風機吐出口11bから、吐出口6を通りダクト27から屋外へ排気される。一方でケーシング16b内の循環口12bは循環口遮蔽手段37bにより遮断されることにより、循環経路21に空気がほとんど流れ込むことがなく、以上の動作により、換気量を最大に確保した排気運転となる。
また、浴室内脱臭循環運転、カビ抑制循環運転を行う場合は、吐出口遮蔽手段32bを動作させ吐出口6を覆う。この時、循環口遮蔽手段37bは循環口遮蔽手段隠蔽部38cに収納されることで、循環口12bは最大開口となる。
そして、送風機8を運転すると、浴室1の空気は化粧パネル用吸込口25、ベルマウス18を通過して、ケーシング16b内に流れ込む。送風機8によって昇圧された空気は、給気流線30のように、ケーシング16bの循環口12bから流れ出す。そして、循環経路21を通過し静電霧化装置22に沿うようにして、化粧パネル用吐出口24から浴室1へ給気され、浴室1内の換気を行うことになる。
化粧パネル用吐出口24から吹き出された空気は、静電霧化装置22から生成された帯電微粒子を含んでいる。すなわち、浴室1には帯電微粒子が放出され、浴室1の臭気と反応して分解、除去する。このようにして、臭気濃度をさらに低減させたり、空気中の浮遊カビ菌を抑制することとなる。
この時、吐出口6が吐出口遮蔽手段32bにより遮断されている。従って、吐出口6から室外へ排気される空気の量が抑えられ、浴室1内の空気循環を中心にした脱臭循環運転、カビ抑制循環運転が行なわれる。
また、図11のように、送風機吐出口11cと循環口12cをまたがるように循環口遮蔽手段37cを設けることも可能である。この循環口遮蔽手段37cは、送風機吐出口11cと循環口12cの開口面積を連動して調整するものである。すなわち、送風機吐出口11cの開口面積を大きくすると、循環口12cの開口面積が小さくなる。逆に、送風機吐出口11cの開口面積を小さくすると、循環口12cの開口面積が大きくなる。
このような循環口遮蔽手段37cは、送風機吐出口11c、循環口12cの遮蔽を一つの構成要件で実現したので、部材が一つになり、安価に構成することが可能となる。
本発明によれば、下面に室内側に臨む開口を有する箱状のフレームと、前記フレーム内に配設され、下面に吸込口を有し側面に吐出口を有したスクロール状のケーシングと、前記ケーシング内に配設される遠心送風羽根と、前記遠心送風羽根を回転駆動する電動機と、前記室内側に臨む開口を覆う化粧パネルを備えた換気装置において、前記ケーシングの側部に開口を設け、この開口と室内側を連通させる循環経路を前記フレーム内に形成し、この循環経路内に静電霧化装置を備えたことにより、静電霧化装置から発生する帯電微粒子水が室内側に流れ込み、室内にある臭気や浮遊カビ菌と反応して分解、除去することで従来の換気に比べ、短時間で臭気を取り除く、およびカビを生えにくくする。つまり、送風機による換気だけでなく、静電霧化手段から発生する帯電微粒子水の作用で臭気を取り除くことができるので、短時間で屋内の臭気を取り除くという効果を有する。
従って、住宅用の換気装置として活用が期待されるものである。
1 浴室
2 天井面
3 開口部
4 天井裏
5 吸込口
6 吐出口
7 本体
8 送風機
9 電動機
10 送風羽根
11 送風機吐出口
12 循環口
13 側壁部
16 ケーシング
19 循環経路構成リブ
21 循環経路
22 静電霧化装置
26 化粧パネル
32 吐出口遮蔽手段
37 循環口遮蔽手段
37c 循環口遮蔽手段
45 吐出口遮蔽手段電動機
49 循環口遮蔽手段電動機
50 制御手段

Claims (4)

  1. 天井に取り付けられ、下面に室内側に臨む開口を有する箱状のフレームと、
    前記フレーム内に配設され、下面に吸込口を有し側面に送風機吐出口を有したスクロール状のケーシングと、
    前記ケーシング内に配設される遠心送風羽根と、
    前記遠心送風羽根を回転駆動する電動機と、
    前記室内側に臨む開口を覆う化粧パネルを備えた換気装置において、
    前記ケーシングは、
    渦巻状のスクロール板である側壁部と、
    前記スクロール板上に設けられた1つの舌部と、を備え、
    前記舌部は、
    前記送風機吐出口に空気を案内するためのものであり、
    前記側壁部は、
    風路を挟んで前記舌部と対向する位置に前記送風機吐出口とは独立して循環口を設け、
    前記循環口と前記室内側を連通させる循環経路を前記フレーム内に形成し、
    前記循環経路内に静電霧化装置を備えたことを特徴とする換気装置。
  2. 前記循環経路は、
    前記ケーシングの外郭と前記フレームが形成する本体の内壁面との間に排気流路とは区画されて構成されたことを特徴とする請求項1記載の換気装置。
  3. 前記ケーシングの吐出口を覆う遮蔽手段と側壁部の循環口を覆う遮蔽手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の換気装置。
  4. 前記ケーシングの吐出口と前記側壁部の循環口とにまたがり、前記吐出口と前記循環口の開口面積を調整する一つの遮蔽手段を設けた請求項1記載の換気装置。
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