JP2016125115A5 - - Google Patents

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本発明は、上述の知見に基づいてなされたものであって、本発明の超伝導線は、超伝導体からなる素線と、この素線に接触して配置される超伝導安定化材と、を備えた超伝導線であって、前記超伝導安定化材は、Ca,Sr,Baから選択される1種又は2種以上の添加元素を合計で3質量ppm以上400質量ppm以下の範囲内で含有し、残部がCu及び不可避不純物とされるとともに、ガス成分であるO,H,C,N,Sを除く前記不可避不純物の濃度の総計が5質量ppm以上100質量ppm以下とされた銅材からなることを特徴としている
上述の構成の超伝導線によれば、前記超伝導安定化材が、ガス成分であるO,H,C,N,Sを除く不可避不純物の濃度の総計が5質量ppm以上100質量ppm以下とされた銅に、Ca,Sr,Baから選択される1種又は2種以上の添加元素を合計で3質量ppm以上400質量ppm以下の範囲内で含有させた銅材で構成されているので、銅中のS,Se,Teが化合物として固定されることになり、前記超伝導安定化材の残留抵抗比(RRR)を向上させることが可能となる。また、前記超伝導安定化材が超伝導体からなる素線に電気的に接触していることによって、超伝導体の一部で超伝導状態が破れた場合であっても、超伝導体を流れる電流を超伝導安定化材へと迂回させることができ、超伝導線全体が常伝導状態に転移してしまうことを抑制できるため、超伝導線を安定して使用することができる。
また、前記超伝導安定化材においては、ガス成分であるO,H,C,N,Sを除く不可避不純物の濃度の総計が5質量ppm以上100質量ppm以下とされた銅を用いているので、過度に銅の高純度化を図る必要がなく、製造プロセスが簡易となり、製造コストを低減することができる。
ここで、本発明の超伝導線においては、さらに添加元素として希土類元素から選択される1種又は2種以上を32質量ppm以下の範囲内で含有するとともに、前記添加元素の合計含有量が400質量ppm以下とされていてもよい。なお、本発明において希土類元素(RE)とは、La,Ce,Pr,Nd,Pm,Sm,Eu,Gd,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,Yb,Lu,Sc,Yである。
また、本発明の超伝導線においては、前記超伝導安定化材は、S,Se,Teの合計含有量(X質量ppm)と、Ca,Sr,Baから選択される1種又は2種以上の添加元素の合計含有量(Y質量ppm)との比Y/Xが、0.5≦Y/X≦100の範囲内とされた前記銅材からなることが好ましい。
この場合、S,Se,Teの合計含有量(X質量ppm)と、Ca,Sr,Baから選択される1種又は2種以上の添加元素の合計含有量(Y質量ppm)との比Y/Xが上述の範囲内とされているので、銅中のS,Se,Teを、Ca,Sr,Baから選択される1種又は2種以上の添加元素との化合物として確実に固定することができ、S,Se,Teによる残留抵抗比(RRR)の低下を確実に抑制することができる。
さらに、本発明の超伝導線においては、前記超伝導安定化材は、Ca,Sr,Baから選択される1種又は2種以上の添加元素とS,Se,Teから選択される1種又は2種以上の元素とを含む化合物が存在する前記銅材からなることが好ましい。
この場合、銅中に存在するS,Se,Teが、Ca,Sr,Baから選択される1種又は2種以上の添加元素との化合物によって確実に固定されており、S,Se,Teによる残留抵抗比(RRR)の低下を確実に抑制することができる。
本実施形態である超伝導線の横断面模式図である。 図1に示す超伝導線に用いられるフィラメントの縦断面模式図である。 他の実施形態である超伝導線の模式図である。 実施例における本発明例4における超伝導安定化材のSEM観察結果及び化合物の分析結果を示す図である。 実施例における本発明例10における超伝導安定化材のSEM観察結果及び化合物の分析結果を示す図である。 実施例における参考例19における超伝導安定化材のSEM観察結果及び化合物の分析結果を示す図である。
そして、本実施形態においては、超伝導安定化材20は、Ca,Sr,Baから選択される1種又は2種以上の添加元素を合計で3質量ppm以上400質量ppm以下の範囲内で含有し、残部がCu及び不可避不純物とされるとともに、ガス成分であるO,H,C,N,Sを除く不可避不純物の濃度の総計が5質量ppm以上100質量ppm以下とされた銅材によって構成されている。なお、さらに添加元素として希土類元素から選択される1種又は2種を32質量ppm以下の範囲内で含有するとともに、Ca,Sr,Baから選択される1種又は2種以上を含めた添加元素の合計含有量が400質量ppm以下とされていてもよい。
また、本実施形態では、超伝導安定化材20を構成する銅材は、不可避不純物であるFeの含有量が10質量ppm以下、Niの含有量が10質量ppm以下、Asの含有量が5質量ppm以下、Agの含有量が50質量ppm以下、Snの含有量が4質量ppm以下、Sbの含有量が4質量ppm以下、Pbの含有量が6質量ppm以下、Biの含有量が2質量ppm以下、Pの含有量が3質量ppm以下とされている。
さらに、本実施形態である超伝導安定化材20においては、S,Se,Teの合計含有量(X質量ppm)と、Ca,Sr,Baから選択される1種又は2種以上の添加元素の合計含有量(Y質量ppm)との比Y/Xが、0.5≦Y/X≦100の範囲内とされている。
また、本実施形態においては、超伝導安定化材20を構成する銅材には、Ca,Sr,Baから選択される1種又は2種以上の添加元素と、S,Se,Teから選択される1種又は2種以上の元素と、を含む化合物が存在している。
さらに、本実施形態においては、超伝導安定化材20は、残留抵抗比(RRR)が250以上とされている。
Ca,Sr,Baから選択される1種又は2種以上の添加元素
銅に含まれる不可避不純物のうちS,Se,Teは、銅中に固溶することによって残留抵抗比(RRR)を大きく低下させる元素である。このため、残留抵抗比(RRR)を向上させるためには、これらS,Se,Teの影響を排除する必要がある。
ここで、Ca,Sr,Baから選択される1種又は2種以上の添加元素は、S,Se,Teと反応性が高い元素であることから、S,Se,Teと化合物を生成することによって、これらS,Se,Teが銅中に固溶することを抑制することが可能となる。これにより、超伝導安定化材20の残留抵抗比(RRR)を十分に向上させることができる。
なお、Ca,Sr,Baから選択される1種又は2種以上の添加元素は、銅中に固溶しにくい元素であり、さらに銅に固溶しても残留抵抗比(RRR)を低下させる作用が小さいことから、S,Se,Teの含有量に対して過剰に添加した場合であっても、超伝導安定化材20の残留抵抗比(RRR)が大きく低下することはない。
ここで、Ca,Sr,Baから選択される1種又は2種以上の添加元素の含有量が3質量ppm未満では、S,Se,Teを固定する作用効果を十分に奏功せしめることができないおそれがある。一方、Ca,Sr,Baから選択される1種又は2種以上の添加元素の含有量が400質量ppmを超えると、これらの添加元素の粗大な析出物等が生成して加工性が劣化するおそれがある。以上のことから、本実施形態では、Ca,Sr,Baから選択される1種又は2種以上の添加元素の含有量を3質量ppm以上400質量ppm以下の範囲内に規定している。
なお、S,Se,Teを確実に固定するためには、Ca,Sr,Baから選択される1種又は2種以上の添加元素の含有量の下限を3.5質量ppm以上とすることが好ましく、4.0質量ppm以上とすることがさらに好ましい。一方、加工性の低下を確実に抑制するためには、Ca,Sr,Baから選択される1種又は2種以上の添加元素の含有量の上限を300質量ppm以下にすることが好ましく、100質量ppm以下とすることがさらに好ましい。
(S,Se,Teの合計含有量と添加元素の合計含有量との比Y/X)
上述のように、Ca,Sr,Baから選択される1種又は2種以上の添加元素は、S,Se,Teといった元素と化合物を生成することになる。ここで、S,Se,Teの合計含有量と添加元素の合計含有量との比Y/Xが0.5未満では、添加元素の含有量が不足し、S,Se,Teといった元素を十分に固定できなくなるおそれがある。
一方、S,Se,Teの合計含有量と添加元素の合計含有量との比Y/Xが100を超えると、S,Se,Teと反応しない余剰の添加元素が多く存在することになり、加工性が低下してしまうおそれがある。
以上のことから、本実施形態では、S,Se,Teの合計含有量と添加元素の合計含有量との比Y/Xを0.5以上100以下の範囲内に規定している。
なお、S,Se,Teといった元素を化合物として確実に固定するためには、S,Se,Teの合計含有量と添加元素の合計含有量との比Y/Xの下限を0.75以上とすることが好ましく、1.0以上とすることがさらに好ましい。また、加工性の低下を確実に抑制するためには、S,Se,Teの合計含有量と添加元素の合計含有量との比Y/Xの上限を75以下とすることが好ましく、50以下とすることがさらに好ましい。
(添加元素とS,Se,Teから選択される1種又は2種以上の元素とを含む化合物)
上述のように、Ca,Sr,Baから選択される1種又は2種以上の添加元素は、S,Se,Teといった元素と化合物を生成することにより、S,Se,Teといった元素が銅中に固溶することを抑制している。よって、Ca,Sr,Baから選択される1種又は2種以上の添加元素と、S,Se,Teから選択される1種又は2種以上の元素と、を含む化合物が存在することにより、残留抵抗比(RRR)を確実に向上させることが可能となる。
ここで、Ca,Sr,Baから選択される1種又は2種以上の添加元素とS,Se,Teといった元素とを含む化合物が、0.001個/μm以上の個数密度で存在することにより、確実に残留抵抗比(RRR)を向上させることが可能となる。また、残留抵抗比(RRR)をさらに向上させるためには、化合物の個数密度を0.005個/μm以上とすることが好ましい。より好ましくは0.007個/μm以上である。
本実施形態においては、上述の個数密度は粒径0.1μm以上の化合物を対象とした。
なお、本実施形態においては、S,Se,Teといった元素の含有量が十分に少ないことから、上述の化合物(粒径0.1μm以上)の個数密度の上限は0.1個/μm以下となり、さらに好ましくは0.09個/μm以下である。より好ましくは0.08個/μm以下である。
以上のような構成とされた本実施形態である超伝導線10によれば、超伝導体からなる素線15と、この素線15に接触して配置される超伝導安定化材20と、を備えており、この超伝導安定化材20が、ガス成分であるO,H,C,N,Sを除く不可避不純物の濃度の総計が5質量ppm以上100質量ppm以下とされた銅に、Ca,Sr,Baから選択される1種又は2種以上の添加元素を合計で3質量ppm以上400質量ppm以下の範囲内で含有させた銅材によって構成されているので、銅中のS、Se、Teが化合物として固定され、超伝導安定化材20の残留抵抗比(RRR)を向上させることが可能となる。また、前記超伝導安定化材が超伝導体からなる素線に電気的に接触していることによって、超伝導体からなる素線15において超伝導状態が破れた常伝導領域Aが発生した場合であっても電流を超伝導安定化材20に確実に迂回させることができる。よって、超伝導線10全体が常伝導状態に転移することを抑制でき、本実施形態である超伝導線10を安定して使用することができる。
また、ガス成分であるO,H,C,N,Sを除く不可避不純物の濃度の総計が5質量ppm以上100質量ppm以下とされた銅を用いているので、過度に銅の高純度化を図る必要がなく、製造プロセスが簡易となり、超伝導安定化材20の製造コストを低減することができる。
また、本実施形態では、S,Se,Teの合計含有量(X質量ppm)と、Ca,Sr,Baから選択される1種又は2種以上の添加元素の合計含有量(Y質量ppm)との比Y/Xが、0.5≦Y/X≦100の範囲内とされているので、銅中のS,Se,Teを添加元素との化合物として確実に固定することができ、残留抵抗比(RRR)の低下を確実に抑制することができる。また、S,Se,Teと反応しない余剰の添加元素が多く存在せず、超伝導安定化材20の加工性を確保することができる。
さらに、本実施形態では、Ca,Sr,Baから選択される1種又は2種以上の添加元素と、S,Se,Teから選択される1種又は2種以上の元素と、を含む化合物が存在しているので、銅中に存在するS,Se,Teが、Ca,Sr,Baから選択される1種又は2種以上の添加元素との化合物によって確実に固定されており、S,Se,Teによる超伝導安定化材20の残留抵抗比(RRR)の低下を確実に抑制することができる。
特に本実施形態では、粒径0.1μm以上の化合物の個数密度が0.001個/μm以上とされているので、S,Se,Teを確実に化合物として固定でき、超伝導安定化材20の残留抵抗比(RRR)を十分に向上させることができる。
(化合物粒子観察)
Ca,Sr,Baから選択される1種又は2種以上の添加元素と、S,Se,Teのうち1種又は2種以上と、を含む化合物粒子の有無を確認するために、SEM(走査型電子顕微鏡)を用いて粒子観察し、この化合物粒子のEDX分析(エネルギー分散型X線分光法)を実施した。
また、化合物の個数密度(個/μm)を評価するために、化合物の分散状態が特異ではない領域について、10000倍(観察視野:2×10nm)で観察し、10視野(観察視野合計:2×10nm)の撮影を行った。化合物の粒径については、化合物の長径(途中で粒界に接しない条件で粒内に最も長く引ける直線の長さ)と短径(長径と直角に交わる方向で、途中で粒界に接しない条件で最も長く引ける直線の長さ)の平均値とした。そして、粒径0.1μm以上の化合物の個数密度(個/μm)を求めた。
評価結果を表1に示す。また、本発明例4の化合物のSEM観察結果及び分析結果を図4に、本発明例10の化合物のSEM観察結果及び分析結果を図5に、参考例19の化合物のSEM観察結果及び分析結果を図6に示す。
Figure 2016125115
これに対して、本発明例1−17、21、22においては、残留抵抗比(RRR)が250以上となっており、超伝導安定材として特に適していることが確認された。
また、図4に示すように、Caを添加した場合には、CaとSを含む化合物が観察された。
さらに、図5に示すように、Srを添加した場合には、SrとSを含む化合物が観察された。
さらに、図6に示すように、希土類元素を添加した場合には、希土類元素とSの化合物が観察された。
以上のことから、本発明によれば、製造プロセスが比較的簡単で廉価で製造でき、残留抵抗比(RRR)が十分に高い超伝導安定化材を備えた超伝導線を提供できることが確認された。

Claims (7)

  1. 超伝導体からなる素線と、この素線に接触して配置される超伝導安定化材と、を備えた超伝導線であって、
    前記超伝導安定化材は、Ca,Sr,Baから選択される1種又は2種以上の添加元素を合計で3質量ppm以上400質量ppm以下の範囲内で含有し、残部がCu及び不可避不純物とされるとともに、ガス成分であるO,H,C,N,Sを除く前記不可避不純物の濃度の総計が5質量ppm以上100質量ppm以下とされた銅材からなることを特徴とする超伝導線。
  2. さらに添加元素として希土類元素から選択される1種又は2種以上を32質量ppm以下の範囲内で含有するとともに、前記添加元素の合計含有量が400質量ppm以下とされていることを特徴とする請求項1に記載の超伝導線。
  3. 前記超伝導安定化材は、前記不可避不純物であるFeの含有量が10質量ppm以下、Niの含有量が10質量ppm以下、Asの含有量が5質量ppm以下、Agの含有量が50質量ppm以下、Snの含有量が4質量ppm以下、Sbの含有量が4質量ppm以下、Pbの含有量が6質量ppm以下、Biの含有量が2質量ppm以下、Pの含有量が3質量ppm以下とされた前記銅材からなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の超伝導線。
  4. 前記超伝導安定化材は、S,Se,Teの合計含有量(X質量ppm)と、前記添加元素の合計含有量(Y質量ppm)との比Y/Xが、0.5≦Y/X≦100の範囲内とされた前記銅材からなることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の超伝導線。
  5. 前記超伝導安定化材は、前記添加元素とS,Se,Teから選択される1種又は2種以上の元素とを含む化合物が存在する前記銅材からなることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の超伝導線。
  6. 前記超伝導安定化材は、残留抵抗比(RRR)が250以上であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の超伝導線。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の超伝導線が巻枠の周面に巻回されてなる巻線部を備えた構造を有することを特徴とする超伝導コイル。
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