JP2016124965A - 浴室用液体洗浄剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】より優れた洗浄力を有し、かつ、すすぎ性にも優れる浴室用液体洗浄剤を提供すること。
【解決手段】(A)成分:非石鹸系アニオン界面活性剤を含む界面活性剤0.1〜5.0質量%と、(B)成分:グリコール系溶剤と、(C)成分:アミノカルボン酸型キレート剤と、を含有し、前記(C)成分/前記(A)成分で表される質量比が、0.6〜6.0であり、かつ、25℃におけるpHが10を超え12未満であることよりなる。
【選択図】なし

Description

本発明は、浴室用液体洗浄剤に関する。
浴室の洗浄は、通常、浴室用液体洗浄剤を含浸したスポンジで、浴室の壁面、浴槽面、その他の浴室付帯設備等に対し、擦り洗いをすることで行われる。
擦り洗いは、洗浄対象を直接スポンジで擦るため、例えば、浴槽を洗浄する場合には、前屈したり、中腰となったり、しゃがんだりして、浴槽の全面をスポンジで擦らなければならず、手間がかかり、また、身体的な負担も大きい。
従来、このような浴室洗浄の手間や身体的負担を軽減するための洗浄剤が提案されている。例えば、特許文献1には、金属イオン封鎖剤と、界面活性剤と、20℃での水に対する溶解度が10%以下の有機溶剤と、噴射剤とを、それぞれ特定の重量割合で含有する浴槽用エアゾール洗浄剤が提案されている。特許文献1によれば、前記浴槽用エアゾ−ル洗浄剤を、浴槽の残り湯面上に噴射することにより湯面上に拡散させて浴槽の側面に付着させた後、浴槽の栓を抜いて残り湯を排出することによって湯面とともに湯面上に広がった洗浄成分を降下させながら浴槽の側面および底面に付着させ、その後シャワー等で洗い流す浴槽の洗浄方法が開示されている。
特許文献2には、特定のアミノカルボン酸塩と、これ以外のカルボン酸とを、特定の重量比で含有する洗浄剤が提案されている。特許文献2によれば、前記洗浄剤を、軽い湯垢汚れに対してスプレーした後、しばらく放置しシャワーで流す浴室の洗浄方法が開示されている。
また、特許文献3には、界面活性剤とキレート剤を含有する洗浄液を、シャワー装置等の吐出手段で浴槽等に吹き掛けて、その後、水道水によりすすぐ浴室内の洗浄方法が記載されている。
特許文献1〜3に開示された洗浄剤又は洗浄方法によれば、浴槽等の洗浄対象に対し、擦り洗いをせずに洗浄できるため、洗浄の手間や、身体的負担が軽減される。
しかしながら、このような浴槽等に対し擦り洗いをせずに洗浄する方法(擦らず洗い)においては、浴室用液体洗浄剤を浴槽等の洗浄対象物の全面に付着させる必要があり、洗浄剤の使用量が増加する。浴室用液体洗浄剤の使用量が増加すると、洗浄剤中の界面活性剤等の成分に由来する泡立ちが生じ、すすぎ性が悪化するという問題があった。
かかる問題に対し、特許文献4には、脂肪酸又はその塩を含有する浴室用液体洗浄剤が記載されており、前記洗浄剤がすすぎ性に優れることが開示されている。しかし、「擦らず洗い」のように、洗浄剤の使用量が増加した場合には、脂肪酸又はその塩を洗浄剤に配合するだけでは、充分なすすぎ性は得られない。
また、洗浄剤のすすぎ性を良好にするためには、洗浄剤中の界面活性剤の含有量を低減することが考えられる。しかし、界面活性剤は、洗浄剤の主要な洗浄成分であり、単にその含有量を低減すると、浴槽等に付着した脂肪酸カルシウム塩等の脂肪酸金属塩、皮脂・タンパク汚れ等に対する充分な洗浄力が得られなくなる。
特開2000−109891号公報 特開平11−217600号公報 特開2005−185352号公報 特開平7−34091号公報
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、より優れた洗浄力を有し、かつ、すすぎ性も良好な浴室用液体洗浄剤を目的とする。
本発明者らは、鋭意検討した結果、以下の浴室用液体洗浄剤が、上記課題を解決できることを見出した。
すなわち本発明は、(A)成分:非石鹸系アニオン界面活性剤を含む界面活性剤0.1〜5.0質量%と、(B)成分:グリコール系溶剤と、(C)成分:アミノカルボン酸型キレート剤と、を含有し、前記(C)成分/前記(A)成分で表される質量比が、0.6〜6.0であり、かつ、25℃におけるpHが10を超え12未満であることを特徴とする浴室用液体洗浄剤である。
本発明によれば、より優れた洗浄力を有し、かつ、すすぎ性も良好な浴室用液体洗浄剤を提供できる。
本発明の浴室用液体洗浄剤は、以下の(A)〜(C)成分を含有する。
<(A)成分>
(A)成分は、非石鹸系アニオン界面活性剤(A−1)を含む界面活性剤であり、浴室用液体洗浄剤に洗浄力を付与するために用いられる。
本発明において、非石鹸系アニオン界面活性剤(A−1)とは、炭素数8〜24の飽和又は不飽和脂肪酸塩(いわゆる石鹸)を除くアニオン界面活性剤である。
(A)成分は、(A−1)成分のみからなるものであってもよいし、(A−1)成分とこれ以外の界面活性剤からなるものであってもよい。
(A−1)成分としては、例えば、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩(LAS);直鎖または分岐鎖のアルキル硫酸塩(AS);アルキルエーテル硫酸塩またはアルケニルエーテル硫酸塩(AES);α−オレフィンスルホン酸塩(AOS);アルキル基を有するアルカンスルホン酸塩;α−スルホ脂肪酸エステル塩(α−SF);アルキルエーテルカルボン酸塩、ポリオキシアルキレンエーテルカルボン酸塩、アルキル(又はアルケニル)アミドエーテルカルボン酸塩、アシルアミノカルボン酸塩等のカルボン酸型のアニオン界面活性剤;アルキルリン酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルリン酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルリン酸エステル塩、グリセリン脂肪酸エステルモノリン酸エステル塩等のリン酸エステル型のアニオン界面活性剤等が挙げられる。
これらの塩としては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩、マグネシウム等のアルカリ土類金属塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩等のアルカノールアミン塩、アンモニウム塩等が挙げられる。これらの中でも、アルカリ金属塩が好ましい。
上記のうち、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩としては、直鎖アルキル基の炭素数が8〜16のものが好ましく、炭素数10〜14のものがより好ましい。
アルキル硫酸塩としては、炭素数10〜20のものが好ましく、炭素数10〜16のものがより好ましい。
アルキルエーテル硫酸塩またはアルケニルエーテル硫酸塩としては、炭素数10〜20の直鎖または分岐鎖のアルキル基もしくはアルケニル基を有し、平均1〜10モルのエチレンオキシドを付加したポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩又はポリオキシエチレンアルケニルエーテル硫酸塩が好ましい。
α−オレフィンスルホン酸塩としては、炭素数10〜20のものが好ましく、炭素数10〜16のものがより好ましい。
アルカンスルホン酸塩としては、炭素数10〜20、好ましくは14〜17のアルキル基を有する2級アルカンスルホン酸塩が好ましい。
α−スルホ脂肪酸エステル塩としては、炭素数10〜20、好ましくは炭素数10〜18のα−スルホ脂肪酸エステル塩が好ましい。
ポリオキシアルキレンエーテルカルボン酸塩としては、炭素数10〜20の直鎖または分岐鎖のアルキル基もしくはアルケニル基を有し、平均1〜10モルのエチレンオキシドを付加したポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸塩又はポリオキシエチレンアルケニルエーテルカルボン酸塩が好ましい。
これらの中でも、皮脂・タンパク汚れに対する洗浄力に優れること等から、α−オレフィンスルホン酸塩が特に好ましい。
(A−1)成分は、いずれか1種が単独で用いられても、2種以上が組み合わされて用いられてもよい。
(A−1)成分の含有量は、浴室用液体洗浄剤の総質量に対して、0.1〜5.0質量%が好ましく、1.0〜3.0質量%がより好ましい。(A−1)成分の含有量が、0.1質量%未満であると、充分な洗浄力が得られなくなるおそれがある。(A−1)成分の含有量が、5.0質量%を超えると、すすぎ性が低下する。
(A)成分中の(A−1)成分の含有量は、50〜100質量%が好ましく、80〜100質量%がより好ましい。
(A)成分中の(A−1)成分の含有量が上記範囲であると、良好な洗浄力が得られやすくなる。
(A)成分には、(A−1)成分以外の界面活性剤(以下、任意界面活性剤(A−2)ともいう。)が含まれてもよい。
任意界面活性剤(A−2)としては、特に限定されないが、例えば、高級脂肪酸塩、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤等が挙げられる。
(A)成分は、より良好な洗浄力を得る観点からは、(A−2)成分を含まないものが好ましい。
高級脂肪酸塩としては、ラウリン酸塩、ミリスチン酸塩、ステアリン酸塩等の炭素数8〜24の飽和又は不飽和脂肪酸塩、または、これらの混合物であるヤシ油脂肪酸塩、硬化ヤシ油脂肪酸塩、パーム油脂肪酸塩、硬化パーム油脂肪酸塩、牛脂脂肪酸塩、硬化牛脂脂肪酸塩等が挙げられる。これらの塩としては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩、マグネシウム等のアルカリ土類金属塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩などのアルカノールアミン塩、アンモニウム塩等が挙げられる。
カチオン界面活性剤としては、アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、ベンザルコニウム塩、ベンゼトニウム塩、ピリジニウム塩、イミダゾリウム塩等が挙げられる。これらの塩の対イオンとしては、ハロゲンイオン等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、アルキルカルボキシベタイン、アルキルスルホベタイン、アルキルヒドロキシスルホベタイン、アルキルアミドベタイン、イミダゾリニウムベタイン等が挙げられる。
非イオン界面活性剤としては、高級アルコール、アルキルフェノール、高級脂肪酸又は高級アミン等にアルキレンオキシドを付加したポリオキシアルキレン型ノニオン界面活性剤、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックコポリマー、脂肪酸アルカノールアミド、多価アルコール脂肪酸エステル又はそのアルキレンオキシド付加体、脂肪酸ポリグリセリンエステル、糖脂肪酸エステル、アルキル(又はアルケニル)アミンオキシド、アミドアミンオキシド、硬化ヒマシ油のアルキレンオキシド付加体、N−アルキルポリヒドロキシ脂肪酸アミド、アルキルグリコシド、アルキルポリグリコシド、グリセリルエーテル等が挙げられる。
(A−2)成分は、いずれか1種が単独で用いられても、2種以上が組み合わされて用いられてもよい。
(A)成分の含有量は、浴室用液体洗浄剤の総質量に対して、0.1〜5.0質量%であり、1.0〜3.0質量%がより好ましい。
(A)成分の含有量が、0.1質量%未満では、充分な洗浄力が得られない。(A)成分の含有量が、5.0質量%を超えると、良好なすすぎ性が得られない。
<(B)成分>
(B)成分は、グリコール系溶剤である。
本発明のグリコール系溶剤としては、下記一般式(I)で表される化合物から選択されるものが好ましい。
−O−(CO)−(CO)−R ・・・(I)
上記(I)式中、R及びRは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1〜6のアルキル基若しくはアルケニル基、フェニル基又はベンジル基である。xはオキシエチレン基の平均繰返し数を表す数であり、0〜5が好ましく、1〜3がより好ましく、1又は2がさらに好ましい。yはオキシプロピレン基の平均繰返し数を表す数であり、0〜5が好ましく、0〜2がより好ましい。ただし、xとyが同時に0になることはない。
(B)成分としては、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール等のエチレングリコール系溶剤、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、イソプレングリコール等のプロピレングリコール系溶剤、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノベンジルエーテル等のエチレングリコール系エーテル類、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル等のプロピレングリコール系エーテル類、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエチルエーテル、プロピレングリコールメチルエチルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエチルエーテル等のジアルキルグリコールエーテル系溶剤等が挙げられる。
(B)成分としては、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノベンジルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテルが好ましく、ジエチレングリコールモノブチルエーテルが特に好ましい。
(B)成分は、いずれか1種が単独で用いられても、2種以上が組み合わされて用いられてもよい。
(B)成分の含有量は、浴室用液体洗浄剤の総質量に対して、0.1〜5.0質量%が好ましく、1.0〜3.0質量%がより好ましい。(B)成分の含有量が、上記下限値以上であれば、良好な洗浄力が得られやすくなる。(B)成分の含有量が、上記上限値以下であれば、良好なすすぎ性が得られやすくなる。
<(C)成分>
(C)成分は、アミノカルボン酸型キレート剤である。
本発明においては、25℃におけるpHが10を超え12未満であるアルカリ条件下で(C)成分を用いることで、(A)成分の含有量が抑制された範囲(0.1〜5.0質量%)であっても、浴槽等に付着した脂肪酸金属塩、皮脂・タンパク汚れに対する洗浄力を高められる。
(C)成分としては、メチルグリシンジ酢酸(MGDA)、アスパラギン酸ジ酢酸(ASDA)、イソセリンジ酢酸(ISDA)、β−アラニンジ酢酸(ADAA)、セリンジ酢酸(SDA)、グルタミン酸ジ酢酸(GLDA)、イミノジコハク酸(IDS)、ヒドロキシイミノジコハク酸(HIDS)、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、N−ラウロイルエチレンジアミン三酢酸、ニトリロトリ酢酸(NTA)、ジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)、ヒドロキシエチレンジアミン三酢酸(HEDTA)、トリエチレンテトラアミン六酢酸(TTHA)、1,3−プロパンジアミン四酢酸(PDTA)、1,3−ジアミノ−2−ヒドロキシプロパン四酢酸(DPTA−OH)、ヒドロキシエチレンイミノジ酢酸(HIDA)、ジヒドロキシエチルグリシン(DHEG)、グリコールエーテルジアミン四酢酸(GEDTA)、ジカルボキメチルグルタミン酸(CMGA)、(S,S)−エチレンジアミンジコハク酸(EDDS)又はこれらの塩等が挙げられる。
(C)成分としては、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、ヒドロキシエチレンジアミン三酢酸(HEDTA)、ジヒドロキシエチルグリシン(DHEG)、ヒドロキシエチレンイミノジ酢酸(HIDA)、ジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)が好ましく、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)が特に好ましい。
(C)成分は、いずれか1種が単独で用いられても、2種以上が組み合わされて用いられてもよい。
(C)成分の含有量は、浴室用液体洗浄剤の総質量に対して、0.2〜5.0質量%が好ましく、1.5〜4.0質量%がより好ましい。(C)成分の含有量が、上記下限値以上であれば、洗浄力がより高められる。(C)成分の含有量が、上記上限値以下であれば、すすぎ性がより向上する。
(C)成分/(A)成分で表される質量比[(A)成分の含有量に対する、(C)成分の含有量の質量割合、以下「C/A比」ともいう]は、0.6〜6.0であり、0.6〜5.0が好ましく、0.6〜3.0がより好ましい。
本発明においては、C/A比を上記範囲とすることで、(A)成分の含有量が抑制された範囲(0.1〜5.0質量%)であっても、浴槽等に付着した脂肪酸金属塩、皮脂・タンパク汚れに対する優れた洗浄力が得られ、かつ、良好なすすぎ性が得られる。特に、浴槽を擦らずに洗浄する場合には、浴槽の全面に浴室用液体洗浄剤を塗布することになるため、洗浄剤の使用量が増加する。C/A比を上記範囲とすることで、洗浄剤の使用量が増加した場合でも、良好なすすぎ性が得られる。
C/A比が0.6未満であると、充分なすすぎ性が得られない。また、C/A比が6.0を超えると、充分な洗浄力が得られない。
(A)成分及び(B)成分の合計含有量[以下、「A+B合計含有量」ともいう]は、浴室用液体洗浄剤の総質量に対して、0.5〜8.0質量%が好ましい。(A)成分及び(B)成分の合計含有量が、上記下限値以上であれば、洗浄力をより高められる。(A)成分及び(B)成分の合計含有量が上記上限値以下であれば、すすぎ性をより高められる。
(B)成分/(C)成分で表される質量比[(C)成分の含有量に対する、(B)成分の含有量の質量割合、以下「B/C比」ともいう]は、0.01〜4.0が好ましく、0.4〜3.0がより好ましい。B/C比が前記好ましい範囲であれば、洗浄力をより高められる。
<溶媒>
本発明の浴室用液体洗浄剤は、浴室用液体洗浄剤の調製しやすさや、すすぎの際に水に容易に溶解する等から、通常、溶媒として水を含有する。
浴室用液体洗浄剤中の水の配合量は、特に限定されないが、浴室用液体洗浄剤中50〜99.5質量%が好ましく、70〜99質量%がより好ましく、75〜98質量%がさらに好ましい。
<任意成分>
本発明の浴室用液体洗浄剤は、必要に応じて、上記成分以外に、通常、洗浄剤に使用され得る成分を含有することができる。このような任意成分としては、例えば、殺菌剤、防腐剤、抗カビ剤、色素、酸化防止剤、増粘剤、紫外線吸収剤、可溶化剤(ただし(B)成分は含まれない)、香料、pH調整剤等が挙げられる。
pH調整剤としては、特に限定されないが、塩酸、硫酸等の無機酸、クエン酸、コハク酸、リンゴ酸、フマル酸、酒石酸、マロン酸、マレイン酸、p−トルエンスルホン酸等の有機酸から選ばれる酸剤、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、アンモニア及びその誘導体、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等から選ばれるアルカリ剤を用いることが好ましく、塩酸、硫酸、クエン酸から選ばれる酸剤、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムから選ばれるアルカリ剤を用いることがより好ましい。
pH調整剤は、いずれか1種が単独で用いられても、2種以上が組み合わされて用いられてもよい。
本発明の浴室用液体洗浄剤は、25℃におけるpHが10を超え12未満であり、pH10.1〜11.4が好ましく、pH10.4〜11.4がさらに好ましい。
本発明の浴室用液体洗浄剤は、pHが上記範囲において、(A)〜(C)成分を、特定のC/A比で用いることで、(A)成分の含有量が抑制された範囲(0.1〜5.0質量%)であっても、浴槽等に付着した脂肪酸金属塩、皮脂・タンパク汚れに対して良好な洗浄力が得られる。
なお、本発明の浴室用液体洗浄剤のpHは、JIS Z8802:2011によって25℃において測定した値である。
本発明の浴室用液体洗浄剤は、25℃における粘度が、1〜100mPa・sであることが好ましく、1〜50mPa・sであることがより好ましい。
25℃における粘度が上記下限値以上であれば、浴槽等の洗浄対象に対する浴室用液体洗浄剤の付着性がより向上する。25℃における粘度が上記上限値以下であれば、浴室用液体洗浄剤をスプレー容器等の吐出容器から吐出しやすく、取り扱い性が良好になる。
本発明の浴室用液体洗浄剤は、従来公知の製造方法により製造される。例えば、溶媒である水に、上記(A)〜(C)成分を添加し、必要に応じて任意成分を加え、これを混合する方法等が挙げられる。
本発明の浴室用液体洗浄剤の使用方法としては、例えば、浴室用液体洗浄剤をスポンジ等の洗浄用具に含浸し、浴室の壁面、浴槽面、その他の浴室付帯設備等の洗浄対象をスポンジ等で擦り洗いをする使用方法や、浴室用液体洗浄剤を吐出容器に収容し、この吐出容器から、適量の浴室用液体洗浄剤を前記洗浄対象に塗布し、一定時間経過後に、シャワー等ですすぐ、「擦らず洗い」をする使用方法等が挙げられる。
本発明の浴室用液体洗浄剤は、浴槽に付着した脂肪酸金属塩、皮脂・タンパク汚れに対し高い洗浄力を有し、かつ、浴槽全面に浴室用液体洗浄剤を塗布して該洗浄剤の使用量が増加した場合でも優れたすすぎ性を有するため、「擦らず洗い」をする使用方法に好適に用いられる。
本発明の浴室用液体洗浄剤を収容する吐出容器としては、スプレー容器やスクイズ容器等が挙げられるが、洗浄対象に対する塗布性に優れることから、スプレー容器が好ましい。
スプレー容器としては、エアゾールスプレー容器、トリガースプレー容器(直圧型あるいは蓄圧型)、ディスペンサースプレー容器等が挙げられる。これらの容器は、手動式のものでもよいし、電動式のものでもよい。
エアゾールスプレー容器としては、例えば、特開平9−3441公報、特開平9−58765号公報等に記載されているものが挙げられる。エアゾールスプレー容器に充填する場合、噴射剤としてLPG(液化プロパンガス)、DME(ジメチルエーテル)、炭酸ガス、窒素ガス、亜酸化窒素ガス等を使用できる。これら噴射剤は単独で使用しても良く、2種以上を混合して使用してもよい。
トリガースプレー容器の例としては、例えば、特開平9−268473号公報、特開平10−76196号公報等に記載のものが挙げられる。
ディスペンサースプレー容器の例としては、例えば、特開平9−256272号公報等に記載のものが挙げられる。
蓄圧式のトリガースプレー容器としては、例えば、特開2013−154276号公報等に記載のものが挙げられる。
これらの中でも、噴霧性状やスプレーパターンが良好であり、良好な塗布性が得られることから、蓄圧式のトリガースプレー容器が好ましい。
以上、説明したとおり、本発明の浴室用液体洗浄剤は、(A)〜(C)成分を含有し、前記(C)成分/前記(A)成分の質量比が特定の範囲であり、かつ、25℃におけるpHが特定の範囲であるため、洗浄力がより高められ、かつ、すすぎ性にも優れる。
以下に実施例を用いて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。本実施例において「%」は特に断りがない限り「質量%」を示す。
各例の浴室用液体洗浄剤の組成を表1〜6に示した。
本実施例において使用した原料は下記の通りである。
<(A−1)成分、非石鹸系アニオン界面活性剤>
A−1−1:AOS、C14−αオレフィンスルホン酸ナトリウム、ライオン株式会社製、商品名「リポランLJ441」。なお、前記「C14」の「C」は炭素数を意味し、以下同様である。
A−1−2:LAS、長鎖アルキル(C10−16)アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ライオン株式会社製、商品名「ライポンPS−230」。
A−1−3:AES、ポリオキシエチレンアルキル(C12〜14)エーテル硫酸塩[エチレンオキシドの平均付加モル数2]。新日本理化株式会社製、商品名シノリンSPE−1250。
A−1−4:MES、C16−18αスルホ脂肪酸メチルエステル塩、ライオン株式会社製、商品名「MIZULAN FL−80」。
A−1−5:SDS、ラウリル硫酸塩、ライオン株式会社製、商品名「サンノールLM−1130」。
<(A−2)成分、任意界面活性剤>
A−2−1:C10−18脂肪酸カリウム、ライオン株式会社製、商品名「ヤシ脂肪酸カリウム30%水溶液」。
A−2−2:脂肪酸アミドプロピルベタイン、ライオン株式会社製、商品名「エナジコールL−30B」。
A−2−3:アルキルアミンオキシド(AX)、ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社製、商品名「カデナックスDM12D−W(C)」。
A−2−4:ポリオキシエチレンアルキルエーテル(AE)、C1327O(CHCHO)H(分岐型C13アルコールの平均エチレンオキシド7モル付加物)、BASF社製、商品名「Lutensol TO−7」。
A−2−5:アルキルポリグリコシド、BASFジャパン株式会社製、商品名「Glucopon215UP」。
A−2−6:ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(ノニルフェノールの平均エチレンオキシド8モル付加体)、ライオン株式会社製、商品名「ラオールXA−60−50」。
A−2−7:グリセリルエーテル(CH(CHOCHCH(OH)CHOH)、合成品(n−ヘキサノールと1−クロロ−2,3−エポキシプロパンとを、ルイス酸触媒の存在下、エーテル化反応により縮合し、加水分解によりエポキシ環を開環する方法により製造したもの)。
<(B)成分>
B−1:ジエチレングリコールモノブチルエーテル、日本乳化剤株式会社製、商品名「ブチルジグリコール」。
B−2:ジエチレングリコールモノベンジルエーテル、日本乳化剤株式会社製、商品名「フェニルジグリコール」。
B−3:エチレングリコールモノフェニルエーテル、日本乳化剤株式会社製、商品名「フェニルグリコール」。
B−4:プロピレングリコールモノプロピルエーテル、日本乳化剤株式会社製、商品名「プロピルプロピレングリコール」。
B−5:エチレングリコールモノヘキシルエーテル、日本乳化剤株式会社製、商品名「ヘキシルグリコール」。
B−6:ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ダウ・ケミカル日本株式会社製。
B−7:(CH2CH−O−(CO)−(CO)−H、合成品(i−プロパノールにプロピレンオキサイド1モルおよびエチレンオキサイド1モルを付加して製造したもの)。
B−8:ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、日本乳化剤株式会社製、商品名「メチルプロピレンジグリコール」。
B−9:C−O−(CO)−(CO)−H、三洋化成株式会社製、ニューポール50HB−55。
<(C)成分>
C−1:エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム(EDTA2Na)、アクゾノーベル社製、商品名「ディゾルビンNA2」。
C−2:ヒドロキシエチレンジアミン三酢酸、キレスト株式会社、商品名「HEDTA」。
C−3:ジヒドロキシエチルグリシン、キレスト株式会社、商品名「DHEG」。
C−4:ヒドロキシエチレンイミノジ酢酸、キレスト株式会社、商品名「HIDA」。
C−5:ジエチレントリアミン五酢酸、キレスト株式会社、商品名「DTPA」。
<その他の成分>
pH調整剤:1N水酸化ナトリウム、1N塩酸、(関東化学株式会社製)。
<実施例1〜35、比較例1〜19>
表1〜6に示す組成に従い、水に、(A)〜(C)成分を添加し混合した後、pH調整剤でpHを表中の値に調整して、各例の浴室用液体洗浄剤を得た。
得られた各例の浴室用液体洗浄剤の組成(配合成分、含有量(質量%))を表1〜6に示す。尚、特に断りがない限り質量%は純分を示す。
表中、空欄の配合成分がある場合、その配合成分は配合されていない。
表中、pH調整剤の含有量「適量」は、各例の浴室用液体洗浄剤のpHを表中の値にするのに要した量である。
表中、水の含有量「バランス」は、浴室用液体洗浄剤に含まれる全配合成分の合計の配合量(質量%)が100質量%となるように加えられる残部を意味する。
<浴室用液体洗浄剤の評価方法>
各例の浴室用液体洗浄剤について、洗浄力と、すすぎ性を以下のように評価した。
評価結果を、表1〜6に示す。
[洗浄力の評価]
一般家庭の浴槽内側壁面に、ガラス繊維強化プラスチック(FRP)製テストピース(2cm×10cm)を固定した後、成人男性3名がそれぞれ3回入浴(1日につき1回の入浴を3日間繰り返し、その間、風呂水のみを入れ替え、浴槽は洗わずに使用)し、テストピースに汚れを付着させた。
この汚れが付着したテストピースを充分乾燥させた後、該テストピースに対して、その全面が濡れるように各例の浴室用液体洗浄剤を滴下し、30秒間放置した後、水道水(15℃)ですすぎ流した。テストピースを充分乾燥させ、5枚のテストピース表面の汚れの除去状態を目視、指触により、下記洗浄力の評価基準に従って評価した。下記評価基準において、◎及び○を合格とした。
[洗浄力の評価基準]
◎:汚れ落ちが非常に良好[5枚のテストピースのうち、5枚とも目視による汚れが観察されず、5枚ともテストピース全面につるつるとした指触が得られる]。
○:汚れ落ちが良好[5枚のテストピースのうち、1枚以上は目視による汚れが観察されず、かつ、テストピース全面につるつるとした指触が得られ、5枚のテストピースのうち、少なくとも1枚はテストピースにざらざらとした指触を感じる]。
△:ほとんど汚れが落ちない[5枚のテストピースのうち、5枚とも目視による汚れが観察され、5枚ともざらざらとした指触を感じるが、前記目視による汚れ及びざらざらとした指触は、洗浄前より軽減されている]。
×:全く汚れが落ちない[5枚のテストピースのうち、5枚とも目視による汚れが観察され、5枚ともざらざらとした指触を感じ、前記目視による汚れ及びざらざらとした指触は、洗浄前と変わらない]。
かかる評価結果を、表1〜6の洗浄力(30秒)の欄に示す。
さらに、上記洗浄力の評価において、テストピースに浴室用液体洗浄剤を滴下した後の放置時間を、30秒間から、60秒間、120秒間に変えて、上記と同様に洗浄力の評価を行った。
かかる評価結果を、表1〜6の洗浄力(60秒)、洗浄力(120秒)の欄にそれぞれ示す。
[すすぎ性の評価]
浴槽内の全面に対し、各例の浴室用液体洗浄剤40gを噴霧して付着させた後、シャワーを用いて水道水ですすぎを行い(水温15℃、流量0.2L/秒)、浴槽の排水口から泡が完全になくなるまでの時間を測定し、下記評価基準に従って浴室用液体洗浄剤のすすぎ性を評価した。下記評価基準において、◎及び○を合格とした。
[すすぎ性の評価基準]
◎:40秒未満
○:40秒以上50秒未満
△:50秒以上60秒未満
×:60秒以上
かかる評価結果を、表1〜6のすすぎ性(15℃)の欄に示す。
さらに、上記すすぎ性の評価において、シャワーを用いて水道水ですすぎを行う際の水温を、15℃から、40℃に変えて、上記と同様にすすぎ性の評価を行い、当該評価において、◎、○及び△を合格とした。
かかる評価結果を、表1〜6のすすぎ性(40℃)の欄に示す。
Figure 2016124965
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表1〜6に示す結果から、本発明を適用した実施例1〜35の浴室用液体洗浄剤は、洗浄力に優れ、かつ、すすぎ性も良好であることが確認できた。
一方、C/A比が本発明の範囲を満たさない浴室用液体洗浄剤(比較例1,2,8)、(A)〜(C)成分の少なくとも1種を含まない浴室用液体洗浄剤(比較例6,7,10,11,13,16〜19)は、充分な洗浄力が得られなかった。また、(A)成分の含有量が本発明の上限値を超える浴室用液体洗浄剤(比較例8,9,12)は、充分なすすぎ性が得られなかった。さらに、pH値が本発明の範囲を満たさない浴室用液体洗浄剤(比較例3〜5,13〜15,17〜19)は、充分な洗浄力が得られないか、又は充分なすすぎ性が得られなかった。
以上の結果から、本発明を適用した浴室用液体洗浄剤は、洗浄力に優れ、かつ、すすぎ性も良好であることが確認できた。

Claims (1)

  1. (A)成分:非石鹸系アニオン界面活性剤を含む界面活性剤0.1〜5.0質量%と、
    (B)成分:グリコール系溶剤と、
    (C)成分:アミノカルボン酸型キレート剤と、
    を含有し、
    前記(C)成分/前記(A)成分で表される質量比が、0.6〜6.0であり、かつ、25℃におけるpHが10を超え12未満であることを特徴とする浴室用液体洗浄剤。
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