JPH01156399A - ジエチレングリコール モノヘキシルエーテル溶剤を含む水性洗剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明はクリーニング性能を改善する有機溶剤を含む水
性洗剤組成物に関する。

発明の背景 床、壁、バスルームタイルのような硬い表面を洗浄する
水性洗剤組成物は代表的には界面活性剤および水溶性金
属イオン封鎖（ｓｅｑｕｅｓｔｅｒｉｎｇ）ビルダーを
含む。

それらのクリーニング性能を改善するためにこのような
組成物中に水溶性または分散性有機溶剤を包含すること
は数多くの特許に記載されている。

例えば、第三級アルコールは、１９８１年９月１０発行
の５ｉｋｌｏｓｉへの米国特許第４．２８７，０８０号
明細書、ベンジルアルコールおよびテルペンについては
１９８３年１１月８１」発行のＧｏｆｆｉｎｅｔへの米
国特許第４．４１４，１２８号明細書、グリコールエー
テルについては、１９７５年５月６日発行のｃ＋ａｙｔ
ｏｎらへの米国特許第３，８８２，０３８号明細書、グ
リコールについては１９６９年８月２６日発行の５ｔｏ
ｎｅｂｒａｋｅｒらへの米国特許第３．４６３，７３５
号明細書、Ｃ６−Ｃ１６ジオールについては、１９８５
年１２月２０日に提出された８４ｋｌｏｓｉの米国出願
節８１１，２６８号明細書がある。これらの種々の溶剤
は、それらかクリーニング性能を高める度合および、そ
れらが水性ビルダー入り洗剤系（即ち、内水性物質（ｈ
ｙｄ　ｒｏｔ　ｒｏｐｅ）および／または共溶剤（ｃｏ
−ｓｏｌｖｅｎｔ　）への必要性）、生物学的安定性お
よび臭気のタイプと強さに対して処方される時の容易さ
において互に異なっている。

本発明の目的は、低臭気および高いクリーニング効率を
有ししかも、容易に組成物へ配合できる溶剤を利用する
水性で、有機溶剤含有で、ビルダー入り、硬質表面クリ
ーニング組成物を提供することである。

発明の要約 本発明は、クリーニング性能を高める溶剤として、ジエ
チレングリコールモノヘキシルエーテルを含有する水性
、ビルダー入り、硬質表面クリーニング組成物に係る。

発明の詳細な説明 本発明によれば、ジエチレングリコールモノヘキシルエ
ーテル（ＤＧＭＨＥ）が水性ビルダー入り液体洗浄組成
物へ配合し該組成物のクリーニング効能を高めるのに特
に有用であることが発見された。該溶剤は、ジエチレン
グリコールモノブチルエーテル（Ｂｕｔｙｌ　Ｃａｒｂ
ｉｔｏｌ）によって与えられるクリーニング利点よりは
優れており、水性ビルダー入り液体クリーナーのクリー
ニング性能を高めるとして従来より知られていた高度に
有効な溶剤である２、２．４４リメチル−１，３−ペン
タンジオール（ＴＭＰＤ）によって与えられる利点と少
なくとも同等である、改良されたクリーニング利点をそ
のような組成物に与える。しかし、それは室温で固体で
あるよりもむしろ液状であることにおいて、水性ビルダ
ー入り製品へ配合するのにＴＭＰＤよりも容易であり、
特定な製品組成物に依るが、ＤＧＭＨＥは一般にハイド
ロトープ剤（ｈｙｄｒｏ−１ｒｏｐｊｎｇ　ａｇｅｎｔ
　）を全く要求しないかまたは、単一相の均質な製品の
維持のためにＴＭＰＤによって要求されるよりも少ない
ハイドロトロープ剤を必要とする、Ｂｕｔｙｌ　Ｃａｒ
ｂｉｔｏｌおよびＴＭＰＤとは異なり、ＤＧＭＨＥは実
質上無臭であり、これは消費者用製品の処方には有利な
適性である。

本発明の水性液体組成物は次のものを含む。

（ａ）約０乃至約１５％の合成有機界面活性剤、（ｂ）
約０．５乃至約７０％の水溶性洗浄性ビルダー （Ｃ）約０．５乃至約１５％のジエチレングリコールモ
ノヘキシルエーテル、および （ｄ）水 ここで挙げる総べてのパーセントおよび比は特に規定し
ない限り“重量”である。

界面活性剤 本発明の組成物は典型的には有機合成表面活性剤（「界
面活性剤」）を含み、このような物質の使用と組合わせ
通常のクリーニンクおよび乳化効果を与える。しかしあ
る特定の製品、例えばスプレー窓清浄剤では、界面活性
剤は、ガラス表面にフィル状でむらのある（ｆＮｍｙ　
／５ｔｒｅａｋｙ　）残渣を生ずるので用いられないこ
とがしばしばある。

本明細書で用いられる界面活性剤には、既知の合成アニ
オン、ノニオン、両性イオン、双性イオン界面活性剤か
含まれる。それらの代表的なものは、アルキルベンゼン
スルホネート、アルキル−およびアルキルエーテルスル
ホネート、パラフィンスルホネート、オレフィンスルホ
ネート、アルキルジおよびポリスルボネート、アルコキ
シ化（特にエトキシ化）アルコールおよびアルキルフェ
ノール、アミンオキシド、脂肪酸および脂肪酸エステル
のアルファースルホネート、アルキルベンタイン、など
で、どれも洗剤技術では公知である。概して、このよう
な洗剤界面活性剤はＣ８〜Ｃ１８範囲のアルキル基を含
む。アニオン性洗浄性界面活性剤が、例えば、ナトリウ
ム、カリウム、アンモニア、またはトリエタノール−ア
ンモニウム塩の型で使用される、ノニオン性界面活性剤
は概して約５乃至約１７のエチレンオキシド基を含む。

０１１〜Ｃ１６アルキルベンゼンスルホネート、Ｃ１２
〜Ｃ１８のパラフィンスルホネート、アルキルスルホネ
ート、］乃至３のエトキシエーテル基を含むアルキルフ
ールスルホネ−１・、およびアミンオキシドは本発明の
タイプの組成物に特に好ましい。

存在する場合は界面活性剤成分は、本発明の組成物の０
．１％はど少量を含みつるが、典型的にはその組成物は
約０．２５乃至約１０％、更に好ましくは約１乃至約５
％の界面活性剤を含む。

本発明に挙げられる洗剤組成物に適した界面活性剤の詳
細なリストは本明細書で参考文献とじて挿入された１９
８５年１２月１０日発行のＣｏ１１ｉｎｓへの米国特許
第４，５５７，８５３号明細書に見出される。このよう
な界面活性剤の商業的源は、ＭＣＰｕｂｌｉｓｈｉｎｇ
　Ｃａｍｐａｎｙ、　ＭｃＣｕｔｃｈｅａｍＤｉｖｉｓ
ｉｏｎにより１９８４年に発行されたＭｃＣｕｔｔｃｈ
ｃｏｎのＥＭＵＬＳＩＦＩＥＲ８ＡＮＤＤＥＴＥＲＧＥ
ＮＴＳの北アメリカ編に見られ、これも本明細書にて参
考文献として挿入される。

洗浄性ビルダー 本発明の組成物に使用される洗浄性ビルダーは、洗剤技
術において有用な水溶性カルシウムおよび／またはマグ
ネシウムイオン封鎖物質（ｉｏｎ−ｓｅｑｕｅｓＬｅｒ
ｊｎｇ　ｍａｔｅｒｉａｌｓ）のどれをも含有すること
ができる。このような化合物の例には、ニトリロトリア
セテート（例えば、ナトリウムニトリロトリアセテート
）、ポリカルボキシレート（例えば、ナトリウムメリテ
ート）、クエン酸塩（例えば、クエン酸ナトリウム）、
水溶性りん酸塩、例えばトリポリリン酸ナトリウム、オ
ルト−およびピロリン酸のナトリウムおよびカリウム塩
、ポリアミノカルボキシレート（例えば、ジナトリウム
エチレンジアミンテトラアセテート、テトラナトリウム
ジエチレントリアミンペンタアセテート）、アミノ−ポ
リホスホネート（例えば、ジナトリウムジエチレンドリ
アミンチトラ（メチレンホスホニックアシッド）とジナ
トリウムニトリロトリ（メチレンホスホニックアシッド
）と、ここで詳細に述べるには余りにも多数の他のポリ
官能有機酸および塩の多くの種類がある。種々なりリー
ニング組成物におけるこのような物質の代表的使用例に
対しては、１９７１年５月１８日発行のＣｏ１１ｉｅｒ
　ヘの米国特許第３，５７９，４５４号明細書（本明細
書に参考文献として挿入）を参照せよ。本明細書におけ
る組成物に使用する特に好ましい洗浄性ビルダーは次の
式のヒドロキシアルキルアミンニ酢酸（およびその塩）
である。

Ｈ（ＯＣＲ）　Ｎ（ＣＨ２Ｃ００Ｍ）２４ｎ ここで、ｎは１または２、Ｍはアルカリ金属（例えば、
ＮａあるいはＫ）、アンモニウムまたは水素である。最
も好ましい化合物はＮ−ジエチレンゲリコール−Ｎ、　
Ｎ−イミノニ酢酸（Ｄ　Ｉ　ＤＡ）およびその塩類（即
ち、ｎが２である上記の式の化合物）である。

これらは既知の化合物であり、適当なアルコキシ化され
た第一アミンの１モルを、反応中に生ずる塩酸を中和さ
せる塩基の２モル当量を含む水溶中に２モルのナトリウ
ムクロロアセテ−１・と反応させることによって作られ
る。

その調製の他の方法は、アルカリ金属水酸化物触媒の存
在下で、温度１００乃至１８０°Ｃ１圧力１０乃至１０
０気圧でエタノール中で、１または２モルのエチレンオ
キシドを１モルのイミノニ酢酸と反応させることである
（本明細書に参考文猷として挿入される１９８４年４月
２１日に出願された日本特許出願２５９−７０６５２号
明細書を参照せよ）。

本発明における組成物中の洗浄性ビルグーの量は約０．
５乃至約７０％、好ましくは約０．５乃至約１５％、最
も好ましくは約２乃至約８％である。

洗剤 本発明の組成物に必要とする溶剤はジエチレングリコー
ルモノヘキシルエーテル（ＤＧＭＨＥ）である。この物
質は１−ヘキサノールとエチレンオキシドとの反応で作
られる。それはＵｎｉｏｎ　Ｃａｒ−ｂＭｅ　Ｃｏｒｐ
ｏｒａｔｉｏｎからＨｅｘｙｌ　ＣａｒｂｉｔｏｌＲと
して商業的に入手可能である。

ＤＧＭＨＥは本発明の組成物においては約０．５乃至約
１５％、好ましくは約３乃至約１１％の量で使用される
。

任意成分 本発明の組成物は、任意に、液体硬質表面洗浄剤に見ら
れる通常の補助成分、例えば、染料、芳香剤、アンモニ
ア、ココナツツ脂肪酸のような泡立て抑制剤を含むこと
ができる。白水性物質（ｈｙｄｒｏｔｒｏｐｅ）　　（
例えばナトリウムまたはカリウムトルエン、キシレンま
たはクメンスルホネート類）が本発明には通常必要とさ
れないが、使用される界面活性剤の系によっては、特に
低温保存条件での相安定性を維持するために特定の処方
で必要とされつる。

好ましくはｐＨは約８乃至１２の範囲にあるべきである
。従来よりのｐＨ調整剤例えば、水酸化ナトリウム、炭
酸ナトリウム、あるいは塩酸が、調整が必要ならば使用
されうる。

その他の溶剤がＤＧＭＨＥとの共溶剤（ｃｏｓｏ　１−
ｖｅｎｔ）として本発明の組成物に含むことができる。

これら溶剤には、グリコールエーテル例えばジエチルグ
リコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノ
ブチルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエー
テル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプ
ロピレングリコールモノブチルエーテル、およびジオー
ル、例えば２゜２．４−）ジメチル−１，３−ベンタン
ジオールおよび２−エチル−１，３−ヘキサンジオール
が含まれる。好ましい共溶剤は、２，２．４−、）ジメ
チル−１，３−ベンタンジオール、プロピレングリコー
ルモノブチルエーテルおよびジプロピレングリコールモ
ノブチルエーテルである。共溶剤が使用される時は、そ
れらは約１０：１乃至約１：１０の間の比でＤＧＭＨＥ
と組合わされ、ＤＧＭＨＥと共溶剤との、組成物中での
総和が０．５乃至１５％の範囲内にあるようにして使用
される。

追加的に、高度に揮発性の溶剤、例えばイソプロパツー
ルまたはエタノールは本発明の組成物に用いられ、表面
がそれに対する組・酸物の全濃度（”ｆｕｌｌ　ｓｔｒ
ｅｎｇｌｈ”　）の適用後にも洗浄サレナイ場合は表面
からの組成物の速やかな揮発を容易にする。使用される
時は、揮発性溶剤は、典型的には組成物中約２乃至約１
２％の量で存在する。

本発明は以下の実施例によって説明される。

例１ エチレングリコールイミノニ酢酸ナトリウム以下の例の
数例においてビルダーとして用いるＮ−ジエチレングリ
コール−Ｎ、Ｎ−イミノニ酢酸は下記の通りに調製しう
る。

クロル酢酸ナトリウム２３７．７ｇ　（２，０４モル）
を１００ｍ１の蒸留水に添加する。この混合物に１００
ｍ１の蒸留水中に溶解した２−（２−アミノエトキシ）
エタノール１０５．０ｇ　（１，０モル）を攪拌しなが
らゆっくり（５〜１０分）と加える。次いで、この混合
物を収容している容器を水／氷浴中に浸け、２５０ｍｇ
の蒸留水中に溶解した水酸化すトリウム８１．６ｇ　（
２，０４モル）を温度を２５±］°Ｃに保ちながら攪拌
下ゆっくりと加える。この添加に約２時間を要する。反
応液を室温で一晩中（１６時間）攪拌し続ける。反応の
完了をチエツクするために一部を硫酸銅／ムレキシド指
示薬（下記の滴定法参照）で滴定する。

等容量のメタノールを反応混合物に加え、該混合物を冷
却し、沈殿した塩化ナトリウムを炉別する。

混合物をロータリーエバポレーターで濃厚スラリーまで
濃縮する。メタノール処理を更に二回くり返し、塩化ナ
トリウムを除去する。最終製品は典型的にはＤ　Ｉ　Ｄ
　Ａ　（Ｎ　ａ　２塩）の４０−４５％水性溶液であり
、全収率は８０〜８５％である。必要に応じて該Ｄ　Ｉ
　Ｄ　Ａ　（Ｎ　ａ　２塩）は水分の蒸発により乾燥状
態で得られる。

以下の滴定法を溶液中のＤＩＤＡ％を測定するのに用い
る。

約０．２５ｇの試料を正確に秤量し、７５ｍ１の蒸留水
中に溶解する。フェノールフタレイン指示薬の３滴を加
え、該試料を０．５ＮＨＣ１で終点（僅かにピンク）ま
で滴定する。１０ｍ１のｐＨ緩衝液および１ｇのムレキ
シド指示薬を加え、溶液を０．０２５Ｍ硫酸銅溶液で終
点まで滴定する。

（終点での色はピンクからパープル、グレー、グリーン
となり、グレーが終点である。）ＤＩＤＡ（Ｎ　ａ　２
塩）％の計算は： Ｄ　Ｉ　Ｄ　Ａ　（Ｎ　ａ　２塩）％＝例２〜７ 下記の清澄な液体クリーニング配合物を調製し汚れ除去
についてテストした。

配合番号 Ｎａ　　ＤＩＤＡ１２．９％２．９％　−−ｍ−ＥＤＴ
Ａ２−　−　２．９％２，９％　−−クエン酸ナトリウ
ム　　　　−　　−−−２，９％　２，９％ＮａＣ１１
，３アルキル ベンゼンスルホネート　１．９５　−　　１．９５　−
　　１．９５　−ＮａＣ１２アルキル サルフェート　　　　　　−　　２．２’　　−２，２
−２，２Ｎ　ａ　Ｃ１２（エトキシ）３ サルフエート　　　　　　−　　２．２　　−　　２．
２　　−　　２．２Ｃ１２ジメチルアミン オキシド　　　　　　　−０，５−０，５−０，５Ｎａ
クメンスルホネート　１．３　　−　　１．３　　−　
　１．３　　−ヘキシルカルピトール３Ｇ、３　６！　
　６．３　６．３　６！　　６．３に　Ｎ−ジエチレン
グリコール−Ｎ、　Ｎ−イミノニ酢酸二ナトリウム ＝　１７− ２　：　　Ｎ　ａ　４エチレンジアミンニ酢酸３：　ジ
エチレングリコールモノヘキシルエーテル ４：　全配合物をｐＨ１０，５に調整 上記の配合物は全て清澄で、均質で、実質上無臭の液体
であり、壁、床、浴槽および流しなどの硬い表面におい
て優れたクリーニング性能を有する。

出願人代理人　　佐　　藤　　−雄 手続補正書坊狗 昭和６３年３月夕　日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、（ａ）合成有機界面活性剤約０％〜約１５％； （ｂ）水溶性洗浄性ビルダー約０．５％〜約７０％； （ｃ）ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル約０
   ．５％〜約１５％；および （ｄ）水 を含むことを特徴とする水性液体クリーニング組成物。 ２、水溶性洗浄性ビルダー量が約０．５〜約１５％であ
   る、特許請求の範囲第１項に記載の組成物。 ３、界面活性剤量が約０．２５％〜約１０％である、特
   許請求の範囲第２項に記載の組成物。 ４、洗浄性ビルダー量が約２％〜約８％であり、ジエチ
   レングリコールモノヘキシルエーテル量が約３％〜約１
   １％である、特許請求の範囲第３項に記載の組成物。 ５、界面活性剤が、アルキル鎖中に１１〜１６の炭素を
   有するアルキルベンゼンスルホネート、Ｃ＿１＿２〜Ｃ
   ＿１＿８パラフィンスルホネート、Ｃ＿１＿２〜Ｃ＿１
   ＿８アルキルサルフェート、１〜３個のエトキシエーテ
   ル基を含むＣ＿１＿２〜Ｃ＿１＿８アルキルエーテルサ
   ルフェート、Ｃ＿１＿２〜Ｃ＿１＿８アミンオキシド、
   およびそれらの混合物から成る群から選ばれる、特許請
   求の範囲第４項に記載の組成物。 ６、ビルダーが式： Ｈ（ＯＣ＿２Ｈ＿４）＿ｎＮ（ＣＨ＿２ＣＯＯＭ）＿２ （式中、ｎは１または２であり、Ｍはアルカリ金属、ア
   ンモニアまたは水素である）を有するものである、特許
   請求の範囲第５項に記載の組成物。 ７、ｎが２である、特許請求の範囲第６項に記載の組成
   物。 ８、ビルダーが式： Ｈ（ＯＣ＿２Ｈ）＿ｎＮ（ＣＨ＿２ＣＯＯＭ）＿２ （式中、ｎは１または２であり、Ｍはアルカリ金属、ア
   ンモニアまたは水素である）特許請求の範囲第２項に記
   載の組成物。 ９、ｎが２である、特許請求の範囲第８項に記載の組成
   物。