JP5536563B2 - 食器洗浄機用洗浄剤組成物およびこの組成物を使用した洗浄方法 - Google Patents

食器洗浄機用洗浄剤組成物およびこの組成物を使用した洗浄方法 Download PDF

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本発明は、リンス効果に優れる食器洗浄機用の洗浄剤組成物およびその組成物を使用した洗浄方法に関する。更に詳しくは、洗浄剤の継ぎ足しによる繰り返し使用においても、洗浄後のリンス効果に優れる食器洗浄機用の洗浄剤組成物に関する。
食器洗浄機には家庭用と業務用があり、そこに使用される洗浄剤にはいずれも強力な洗浄力が要求されるが、業務用の食器洗浄機に使用される洗浄剤には洗浄力以外にも重要な性能を持つことが要求されている。
業務用の食器洗浄機は経済性の観点から、通常、洗浄剤を継ぎ足しながら使用する洗浄方法が採用されている。特に外食産業等においてこの洗浄方法は一般的であり、洗浄剤の使用量を削減できる効果が期待できる。また、洗浄後の食器の後片付け等における効率化及び洗浄後のガラス食器類の仕上がり性の向上のために、業務用の食器洗浄機には洗浄後の食器がすぐに乾く速乾性の効果(リンス効果)も要求されている。
食器のリンス効果に関しては、従来、濯ぎ工程においてリンス剤が使用されてきた。リンス剤は食器の乾燥を速め、ウォータースポットと呼ばれる白斑を低減して食器を美観よく仕上げることができるが、食器洗浄機にリンス剤専用の供給装置を取り付けなければならず、更にリンス剤の購入費や在庫管理費が必要になることから、近年では洗浄剤にリンス効果を持たせたリンス剤不要の洗浄剤が開発されている(例えば、特許文献1〜3を参照)。
しかしながらこれらリンス効果を持たせた既存の洗浄剤を用いた場合、食器のリンス効果は得られるものの、洗浄剤を継ぎ足しながら洗浄する連続運転においては、連続運転の運転回数が多くなるほどリンス効果が劣ってくるという問題が生じている。こうした問題により、仕上がり性が悪化し乾燥時間も増加して、手作業による洗浄や拭き取りを行うことが必要になるため、人的及び時間的損失が発生している。
特開2007−099811号公報 特開2007−169473号公報 特開2007−254586号公報
従って、本発明が解決しようとする課題は、リンス剤を用いることなく、且つ洗浄剤を継ぎ足しながら洗浄する連続運転を長期間行っても、十分なリンス効果が得られる食器洗浄機用洗浄剤組成物を提供することにある。
そこで本発明者等は鋭意検討し、本発明に至った。即ち、本発明は、(A)成分としてアルカリ剤、(B)成分としてキレート剤および(C)成分として下記の一般式(1)及び/又は一般式(2)で表される組成で、且つ重量平均分子量が10万〜500万のポリマーを含有することを特徴とする食器洗浄機用洗浄剤組成物である。
Figure 0005536563
(式中、Rは炭素数1〜3のアルキル基を表し、m及びnはそれぞれ30〜70000の数を表し、mとnの比はm/n=1/9〜9/1である。)
Figure 0005536563
(式中、Rは炭素数1〜3のアルキル基を表し、AおよびA’は、水素原子、アルカリ金属原子、アンモニウム、アルカノールアミン類及び炭素数1〜8のアルキル基から選択される1種または2種以上を表し、p及びqはそれぞれ30〜70000の数を表し、pとqの比はp/q=1/9〜9/1である。ただし、AおよびA’が同時にアルキル基になることはない。)
本発明の効果は、リンス剤を用いることなく、且つ洗浄剤を継ぎ足しながら洗浄する連続運転を長期間行っても、十分なリンス効果が得られる食器洗浄機用洗浄剤組成物を提供したことにある。
本発明に使用する(A)成分はアルカリ剤である。アルカリ剤としては、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、メタ珪酸ソーダ、オルソ珪酸ソーダ等の強アルカリ剤;炭酸ナトリウム(ソーダ灰)、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウム、セスキケイ酸ナトリウム、テトラ硼酸ソーダ、アルカノールアミン類等の弱アルカリ剤、あるいはこれらの混合物が挙げられる。これらのアルカリ剤の中でも、洗浄力が良好なことから強アルカリ剤が好ましく、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムがより好ましい。
本発明に使用する(B)成分はキレート剤である。キレート剤としては、例えば、オルトリン酸塩、ピロリン酸塩、トリポリリン酸塩、ヘキサメタリン酸塩等のリン酸塩;ニトリロ三酢酸塩(NTA)、エチレンジアミン四酢酸塩(EDTA)、ヒドロキシエチレンジアミン三酢酸(HEDTA)、ジエチレントリアミノ五酢酸塩(DTPA)、トリエチレンテトラアミン六酢酸塩(TTHA)、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸塩(HIDA)、ジヒドロキシエチルグリシン(DHEG)、メチルグリシン二酢酸塩(MGDA)、グルタミン酸二酢酸塩(GLDA)、アスパラギン酸二酢酸塩(ASDA)、β-アラニン二酢酸塩(ADA)、セリン二酢酸(SDA)等のアミノポリ酢酸塩;グルコン酸塩、ヘプトン酸塩等のポリカルボン酸塩あるいはこれらの混合物が挙げられる。なお、いずれの塩もアルカリ金属塩であればよく、中でもナトリウム塩あるいはカリウム塩が好ましい。また、これらのキレート剤の中でも、本発明の洗浄剤組成物の洗浄力がより向上することから、トリポリリン酸塩、ニトリロ三酢酸塩(NTA)、エチレンジアミン四酢酸塩(EDTA)が好ましい。
本発明に使用する(C)成分は、下記の一般式(1)及び/又は一般式(2)で表される組成で、且つ重量平均分子量が10万〜500万のポリマーである。
Figure 0005536563
(式中、Rは炭素数1〜3のアルキル基を表し、m及びnはそれぞれ30〜70000の数を表し、mとnの比はm/n=1/9〜9/1である。)
Figure 0005536563
(式中、Rは炭素数1〜3のアルキル基を表し、AおよびA’は、水素原子、アルカリ金属原子、アンモニウム、アルカノールアミン類及び炭素数1〜8のアルキル基から選択される1種または2種以上を表し、p及びqはそれぞれ30〜70000の数を表し、pとqの比はp/q=1/9〜9/1である。ただし、AおよびA’が同時にアルキル基になることはない。)
およびRはそれぞれ炭素数1〜3のアルキル基を表し、こうしたアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、メチルエチル基等が挙げられる。これらの中でも、性能が良好なことからRおよびRはいずれもメチル基であることが好ましい。
一般式(2)のA及びA’は、水素原子、アルカリ金属原子、アンモニウム、アルカノールアミン類及び炭素数1〜8のアルキル基から選択されるが、AおよびA’が同時に炭素数1〜8のアルキル基になることはない。炭素数1〜8のアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、分岐プロピル基、ブチル基、分岐ブチル基、ターシャリブチル基、ペンチル基、分岐ペンチル基、ヘキシル基、分岐ヘキシル基、ヘプチル基、分岐ヘプチル基、オクチル基、分岐オクチル基等が挙げられる。また、アルカリ金属としては、例えば、リチウム、ナトリウム、カリウム等が挙げられ、アルカノールアミン類としては、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノプロパノールアミン、ジプロパノールアミン、トリプロパノールアミン等が挙げられる。
一般式(1)で表されるポリマーは、例えば、CH=CH(OR)で表されるアルキルビニルエーテルと無水マレイン酸との共重合によって得ることができ、一般式(2)で表されるポリマーは、例えば、一般式(1)で表されるポリマーを水または炭素数1〜8のアルキル基を有するアルコールで加水分解、あるいは加水分解と同時または加水分解後にアルカリ金属を含有するアルカリ剤や、アンモニアまたはアルカノールアミン類と中和することによって得ることができる。
炭素数1〜8のアルキル基を有するアルコールで加水分解を行う場合、A及びA’を含有するユニットは通常モノエステルが生成するが、当該アルコールと水とを併用して、モノエステルのユニットとジカルボン酸のユニットが1のポリマー中に共存してもよい。また、アルカリ性物質によって一般式(1)で表されるポリマーあるいは加水分解後のポリマーの中和を行う際、中和の当量によっては水素原子とアルカリ金属原子等とが共存する場合もある。これらいずれの場合のポリマーであっても(C)成分として使用できるが、連続洗浄下におけるリンス効果が良好なことからA及びA’はいずれも水素原子でないことが好ましく、いずれもアルカリ金属またはアンモニウムまたはアルカノールアミン類であることがより好ましく、いずれもアルカリ金属であることが更に好ましい
一般式(1)及び一般式(2)で表されるポリマーは、いずれも重量平均分子量が10万〜500万であり、好ましくは10万〜400万、より好ましくは10万〜300万、更に好ましくは10万〜200万、最も好ましくは10万〜100万である。重量平均分子量が10万未満になると、連続洗浄下におけるリンス効果が得られない場合があり、500万を超えると製造が困難な場合や、連続洗浄下におけるリンス効果に劣る場合がある。特に重量平均分子量が10万以下のポリマーの場合は、連続洗浄下におけるリンス効果が著しく低下する。なお重量平均分子量は、GPCによる分析にて求めることができる。
一般式(1)のm及びnの値はいずれも30〜70000の数を表す。m及びnの値は、上記のポリマーの重量平均分子量及び下記のmとnの比を考慮して定めればよい。mとnの比はm/n=1/9〜9/1(モル比)でなければならないが、m/n=2/8〜8/2(モル比)が好ましく、m/n=3/7〜7/3(モル比)がより好ましい。m/n=1/9よりmの比が小さくなる場合や、m/n=9/1よりnの比が小さくなる場合は、連続洗浄下におけるリンス効果が悪化する場合がある。
一般式(1)で表されるポリマーの製造方法は限定されず、重合物の形態はブロックポリマーでもランダムポリマーでもよい。しかし製造が容易なことからCH=CH(OR)で表されるアルキルビニルエーテルと無水マレイン酸との共重合によって得られるランダムポリマーが好ましい。
一方、一般式(2)のp及びqの値はいずれも30〜70000の数を表す。p及びqの値は、上記のポリマーの重量平均分子量及び下記のpとqの比を考慮して定めればよい。また、pとqの比はp/q=1/9〜9/1(モル比)でなければならないが、p/q=2/8〜8/2(モル比)が好ましく、p/q=3/7〜7/3(モル比)がより好ましい。p/q=1/9よりmの比が小さくなる場合や、p/q=9/1よりnの比が小さくなる場合は、連続洗浄下におけるリンス効果が悪化する場合がある。なお、一般式(2)で表される重合物の形態は、一般式(1)と同様にランダムポリマーであることが好ましい。
本発明の食器洗浄機用洗浄剤組成物に使用する(A)〜(C)成分の配合量については特に規定はなく、それぞれの成分を任意の割合で配合すればよいが、(A)成分100質量部に対して(B)成分を10〜100質量部配合することが好ましく、20〜80質量部がより好ましい。また、(A)成分100質量部に対して(C)成分を1〜30質量部配合することが好ましく、2〜20質量部がより好ましい。それぞれの成分が上記の好ましい範囲外の場合は、洗浄力が劣る場合や連続洗浄下におけるリンス効果に劣る場合がある。
食器洗浄機を使用する場合、濃度の高い洗浄剤を食器洗浄機内に入れ、希釈水で希釈して洗浄することが一般的である。また、濃度を高くすることは洗浄剤の輸送等においても有利である。本発明の食器洗浄機用洗浄剤組成物においても、濃度の高い洗浄剤組成物として各成分を配合することが好ましい。各成分を高濃度で配合する場合、液状の組成物あるいは固体(粉体)の組成物の2つの組成物が考えられるが、本発明においてはどちらの組成物でもかまわない。具体的な配合について、液状の組成物であれば、(A)成分を10〜40質量%、(B)成分を5〜20質量%、(C)成分を0.1〜4質量%程度配合し、残部として水を配合して液状にしてやればよい。また、固体の組成物であれば、(A)成分を20〜60質量%、(B)成分を10〜40質量%、(C)成分を1〜8質量%程度配合し、必要であれば残部としてボウ硝や少量の水を添加すればよい。
なお、水の入った液状及び固形の組成物の場合、(C)成分として一般式(1)で表される化合物を使用しても(A)成分との中和反応により、一般式(1)で表される化合物の一部あるいは全部が一般式(2)で表される化合物に変化する。一方、水を含まない粉体の組成物の場合は、一般式(1)で表される化合物を配合しても中和反応は起こらないが、自動食器洗浄機内で水に希釈されたときに中和反応が起こり、一般式(1)で表される化合物は一般式(2)の化合物に変化する。前記、一般式(1)で表される化合物の一部が一般式(2)で表される化合物に変化した場合も同様に、自動食器洗浄機内で水に希釈されたときに中和反応が起こり、全て一般式(2)の化合物に変化する。このように、本発明の自動食器洗浄機用洗浄剤組成物の(C)成分は、洗浄時には必ず一般式(2)で表される化合物となる。
上記のように高濃度で配合した洗浄剤組成物を自動食器洗浄機で使用する場合、適当な量の水で任意の濃度に希釈して使用すればよいが、本発明の特徴であるリンス効果を効率よく得るためには、(C)成分の濃度を0.1〜100質量ppmになるように希釈することが好ましく、0.5〜90質量ppmに希釈することがより好ましく、1〜80質量ppmに希釈することが更に好ましく、3〜70質量ppmに希釈することが更に好ましく、5〜60質量ppmに希釈することが最も好ましい。0.1質量ppm未満になるとリンス効果あるいはリンス効果の持続性が不足する場合があり、100質量ppmを超えると配合量に見合った効果が得られない場合がある。(C)成分は下記で説明する連続運転におけるリンス効果に対して効果を発揮する成分であり、当該効果を効率よく得るために上記の好ましい濃度で洗浄を管理することが好ましい。なお、(A)成分が(C)成分と中和反応して消費される場合があるが、(A)成分はこの消費量以上に配合することが好ましく、洗浄時のpHは10以上に管理することが好ましく、11以上がより好ましい。
業務用の自動食器洗浄機においては、洗浄剤を継ぎ足して連続運転を行うことが一般的であるので、以下に連続運転について具体的に説明する。業務用の自動食器洗浄機は通常、高濃度の洗浄剤を入れ、水で一定濃度に希釈した後食器類等を洗浄するが、洗浄後の洗浄液には一定量の洗浄剤成分が残留しているため廃棄されず食器洗浄機内の受け槽に保存される。また、洗浄後には必ずすすぎ工程が入るが、このすすぎ工程で使用されたすすぎ水が洗浄後の洗浄液と混合され、所定量以上の混合液が廃水(該受け槽からのオーバーフロー)されるため、洗浄後の洗浄液中の洗浄剤濃度は低下する(低下はするが洗浄剤成分は残留している)。このすすぎ後の洗浄剤濃度を測定し、不足している洗浄剤を継ぎ足して次の洗浄に連続的に使用するのが連続運転であり、これにより洗浄剤使用量の削減や人的労力の低減を図っている。洗浄剤濃度は通常、電気電導度等により機械的に測定され、自動的に足りない量の洗浄剤が投入されるが、こうした連続運転の洗浄回数は外食店等では1日に100回以上になることもある。
しかしながら、こうした洗浄方法においては様々な汚れ成分が洗浄液中に蓄積される。このため、洗浄後の食器類がすぐに乾燥する速乾性の効果(リンス効果)が連続運転の回数に比例して低下し、連続運転の回数が100回未満で十分なリンス効果が得られなくなるが、本発明の洗浄剤組成物を使用すると、洗浄液中に蓄積される汚れ成分に影響されず、100回以上の連続運転を行っても十分なリンス効果を得ることができる。
本発明に使用できる(D)成分はノニオン界面活性剤である。本発明の洗浄剤組成物にノニオン界面活性剤を更に添加すると、洗浄力の更なる向上や連続運転におけるリンス効果の更なる向上が期待できる。こうしたノニオン界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルケニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル(エチレンオキシドとプロピレンオキシドはランダム、ブロック何れでもよい。)、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルケニルエーテル(エチレンオキシドとプロピレンオキシドはランダム、ブロック何れでもよい。)、ポリエチレングリコールプロピレンオキシド付加物、ポリプロピレングリコールエチレンオキシド付加物、グリセリン脂肪酸エステル又はそのエチレンオキシド付加物、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、アルキルポリグルコシド、脂肪酸モノエタノールアミド又はそのエチレンオキシド付加物、脂肪酸−N−メチルモノエタノールアミド又はそのエチレンオキシド付加物、脂肪酸ジエタノールアミド又はそのエチレンオキサイド付加物、ショ糖脂肪酸エステル、アルキル(ポリ)グリセリンエーテル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、脂肪酸メチルエステルエトキシレート、N−長鎖アルキルジメチルアミンオキシド等が挙げられる。これらのノニオン界面活性剤の中でも、洗浄中の泡立ちが少ないことから、下記の一般式(3)及び一般式(4)で表されるノニオン界面活性剤が好ましい。洗浄中に泡が大量に発生すると、洗浄にむらが出る場合やすすぎが不良になる場合がある。
−O−(RO)−H (3)
(式中、Rは炭素数8〜18の脂肪族炭化水素基を表し、Rは炭素数2または3のアルキレン基を表し、rは3〜30の数を表す。)
H−(OR−(OR−(OR−OH (4)
(式中、R及びRは炭素数2又は3のアルキレン基を表し、x、y、zはそれぞれ1〜500の数を表す。ただし、RとRが同時に同じ炭素数のアルキレン基になることはない。)
一般式(3)のRは炭素数8〜18の脂肪族炭化水素基を表し、こうした脂肪族炭化水素基としては、例えば、オクチル基、2−エチルヘキシル基、デシル基、ドデシル基、トリデシル基、イソトリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ペプタデシル基、オクタデシル基等のアルキル基;デセニル基、ぺンタデセニル基、オクタデセニル基等のアルケニル基が挙げられる。これらの中でも、洗浄力が良好なことから、炭素数10〜16のアルキル基が好ましい。
は炭素数2または3のアルキレン基を表し、こうしたアルキレン基としては、エチレン基、プロピレン基、1−メチルエチル基、2−メチルエチル基等が挙げられる。またrは3〜30の数であるが、5〜20が好ましく、8〜15がより好ましい。rが3未満あるいは30を超えると良好な洗浄力が得られない場合がある。
一般式(3)の化合物は分子内にr個のRを含有するが、r個あるRとしてはエチレン基の割合が50〜100モル%であることが好ましく、60〜90モル%がより好ましく、65〜85モル%が更に好ましい。エチレン基の割合が50モル%未満になると良好な洗浄力が得られない場合がある。また、エチレン基が100モル%になると食器洗浄機内の泡立ちが大きくなり、洗浄中に不具合が生じる場合があるため、一定割合炭素数3のアルキレン基を含有させることが好ましい。
一般式(4)のR及びRは炭素数2又は3のアルキレン基を表し、こうしたアルキレン基としては、エチレン基、プロピレン基、1−メチルエチル基、2−メチルエチル基等が挙げられる。また、x、y、zはそれぞれ1〜500の数であるが、1〜300が好ましく、1〜200がより好ましい。
及びRは、いずれかの基が炭素数2のアルキレン基(エチレン基)の場合、もう一方の基は炭素数3のアルキレン基となる。R及びRは、どちらがエチレン基になっても(B)成分として使用できるが、洗浄中の泡立ちが少ないことからRがエチレン基であることが好ましい。また、洗浄力と泡立ちのバランスから、一般式(4)で表される化合物の全分子量中のエチレン基の割合は、10〜80質量%であることが好ましく、10〜50質量%がより好ましく、10〜30質量%が更に好ましい。
(D)成分の配合量は特に規定されないが、(A)成分100質量部に対して(D)成分を1〜30質量部配合することが好ましく、2〜20質量部がより好ましい。1質量部より少ないと(D)成分を配合した効果が得られない場合があり、30質量部より多いと配合量に見合った効果が得られない場合や、液状の製品においては製品安定性が悪化する場合がある。なお、アニオン界面活性剤の洗浄力は良好なものの、大量の泡が立つため自動食器洗浄機には適応できず、カチオン界面活性剤や両性界面活性剤は洗浄力が不足する。ただし、カチオン界面活性剤を殺菌剤として使用する場合は、洗浄力や連続運転下における食器類のリンス効果にはほとんど影響なく使用することができる。
本発明の食器洗浄機用洗浄剤組成物は、洗浄剤に使用できる公知の添加剤の添加を拒むものではなく、本発明の効果を損なわない範囲内で使用目的に応じて、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、アルキル(炭素数1〜4)ポリアルキレングリコール等のグリコール類、グリセリン、ポリグリセリン、ソルビトール等の溶剤;硫酸ナトリウム(芒硝)、硫酸カリウム等の無機塩;次亜塩素酸ナトリウム、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム、P-トルエンスルホンクロロアミドナトリウム、過炭酸塩、過ホウ酸塩、スルホン化フタロシアニン塩、過酸化水素等の漂白剤;エタノール、プロパノール、2−プロパノール、低級アルキルエトキシレート、ベンゼンスルホン酸塩、パラトルエンスルホン酸塩等の可溶化剤;硫酸アンモニウム、尿素、塩酸グアジニン、炭酸グアジニン、スルファミン酸グアジニン、二酸化チオ尿素、モノエタノールアミン等の塩素捕捉剤、色素、香料等を配合することができる。
本発明の自動食器洗浄機用洗浄剤組成物は、自動食器洗浄機であれば家庭用あるいは業務用のいずれの自動食器洗浄機にも使用することができるが、連続運転下における食器類のリンス効果に優れることから、連続運転を行う業務用の自動食器洗浄機に使用することが好ましい。
以下本発明を実施例により、具体的に説明する。
1.仕上がり試験
<洗浄機器及び洗浄剤濃度>
洗浄機:業務用食器洗浄機SANYO DW−DR62
洗浄剤濃度:対タンク内水量(50リットル)に対して試験用洗浄剤を固形分換算で50g(0.1質量%)添加して使用した。
<洗浄方法>
清浄なガラス製のコップに卵黄3gをそれぞれ均一に塗布して室温で2時間乾燥した後、上記業務用自動食器洗浄機を用いて、60℃で40秒間洗浄、80℃で8秒間濯いだ後、乾燥させた。乾燥後、ガラスコップの表面のスポット痕及びフィルム(汚れの皮膜)の発生を目視で観察し、下記の評価基準で評価した。なお、濯ぎに用いた濯ぎ水の量は5リットルである。なお、スポットとは水滴が乾燥したときにできる痕であり、フィルムとは汚れ等の薄い膜のことである。洗浄剤の各種配合及び評価結果を表1〜3に示した。
<評価基準>
◎:スポット、フィルム共に見られない
○:スポットが少しだけ見られる
△:スポットとフィルムの両方が少しだけ見られる
×:スポットとフィルムの両方が多く見られる
2.リンス効果の持続性試験
<洗浄機器及び洗浄剤濃度等>
洗浄機:業務用食器洗浄機SANYO DW−DR62
洗浄剤濃度:サイクル毎に電気伝導度で洗浄液中の洗浄剤濃度を測定し、対タンク内水量(50リットル)に対して試験用洗浄剤濃度(固形分換算)が常に0.1質量%になるように適宜洗浄剤を加えた。
汚れの種類、濃度:牛脂・卵黄を同じ比率で混合して汚れとし、最初に洗浄液中に0.1質量%になるように添加。2サイクル目からは濯ぎ水によるオーバーフローによる汚れの排出を考慮して、サイクル毎に汚れを洗浄タンク内に4.5g添加した。
<洗浄方法>
上記業務用自動食器洗浄機の洗浄タンク内の洗浄剤水溶液(洗浄剤濃度0.1質量%)に、上記の汚れを0.1質量%になるように添加(5g)した後、清浄なガラス皿を洗浄機内に入れ、60℃で40秒間洗浄、80℃で8秒間濯ぎ(濯ぎ水5リットル)、10分間自然乾燥を1サイクルの洗浄工程として、150サイクルの洗浄工程を連続で行った。なお洗浄剤と汚れは、上記のとおりサイクル毎(洗浄工程前)に添加している。また評価については、50サイクル、100サイクル、150サイクルの各サイクルが終了した時点の被洗浄物(ガラス皿)を取り出し、表面のスポット痕及びフィルム(汚れの皮膜)の発生を目視で観察し、下記の評価基準で評価した。リンス効果が不十分であると、被洗浄物の表面にスポットやフィルムが見られるようになる。洗浄剤の各種配合及び評価結果を表1〜3に示した。
<評価基準>
◎:スポット、フィルム共に見られない
○:スポットが少しだけ見られる
△:スポットとフィルムの両方が少しだけ見られる
×:スポットとフィルムの両方が多く見られる
<配合に使用した成分>
高分子1:メチルビニルエーテル/マレイン酸(1/1モル)ポリマー、MW=22万
高分子2:メチルビニルエーテル/マレイン酸(8/2モル)ポリマー、MW=22万
高分子3:メチルビニルエーテル/マレイン酸(2/8モル)ポリマー、MW=22万 高分子4:メチルビニルエーテル/マレイン酸(1/1モル)ポリマー、MW=125万
高分子5:高分子1のエチルエステル(一般式(2)においてR=メチル基、A=水素原子、A’=エチル基)
高分子6:メチルビニルエーテル/マレイン酸(1/1モル)ポリマー、MW=12万
高分子7:メチルビニルエーテル/マレイン酸(1/1モル)ポリマー、MW=8万
高分子8:アクリル酸メチル/マレイン酸(8/2モル)ポリマー、MW25万
高分子9:塩化ジアリルジメチルアンモニウム/アクリル酸(4/6モル)ポリマー、MW=20万
高分子10:カチオン化セルロース(ポイズC−80:花王株式会社製)
高分子11:ポリアクリル酸ナトリウム(ソカランPA30:BASF社製)
MW:重量平均分子量
ノニオン界面活性剤1:ポリオキシエチレン(8)ポリオキシプロピレン(3)ラウリルエーテル
ノニオン界面活性剤2:アデカプルロニック25R−1(株式会社ADEKA製:一般式(4)におい てR=炭素数3のアルキレン基、R=炭素数2のアルキレン基、x=3、y=43、z=3)
Figure 0005536563
Figure 0005536563
Figure 0005536563

Claims (7)

  1. (A)成分としてアルカリ剤、(B)成分としてキレート剤および(C)成分として下記の一般式(1)及び/又は一般式(2)で表される組成で、且つ重量平均分子量が10万〜500万のポリマーを含有することを特徴とする食器洗浄機用洗浄剤組成物。
    Figure 0005536563
    (式中、Rは炭素数1〜3のアルキル基を表し、m及びnはそれぞれ30〜70000の数を表し、mとnの比はm/n=1/9〜9/1である。)
    Figure 0005536563
    (式中、Rは炭素数1〜3のアルキル基を表し、AおよびA’は、水素原子、アルカリ金属原子、アンモニウム、アルカノールアミン類及び炭素数1〜8のアルキル基から選択される1種または2種以上を表し、p及びqはそれぞれ30〜70000の数を表し、pとqの比はp/q=1/9〜9/1である。ただし、AおよびA’が同時にアルキル基になることはない。)
  2. (A)成分100質量部に対して(B)成分が10〜100質量部および(C)成分が1〜30質量部であることを特徴とする請求項1に記載の食器洗浄機用洗浄剤組成物。
  3. 一般式(1)及び(2)のR及びRがいずれもメチル基であることを特徴とする請求項1又は2に記載の食器洗浄機用洗浄剤組成物。
  4. (B)成分が、トリポリリン酸ナトリウム、ニトリロ三酢酸塩、エチレンジアミン四酢酸塩から選択される1種又は2種以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の食器洗浄機用洗浄剤組成物。
  5. 更に、(D)成分としてノニオン界面活性剤を含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の食器洗浄機用洗浄剤組成物。
  6. (D)成分が下記の一般式(3)及び/又は一般式(4)で表されるノニオン界面活性剤であることを特徴する請求項5に記載の食器洗浄機用洗浄剤組成物。
    −O−(RO)−H (3)
    (式中、Rは炭素数8〜18の脂肪族炭化水素基を表し、Rは炭素数2または3のアルキレン基を表し、rは3〜30の数を表す。)
    H−(OR−(OR−(OR−OH (4)
    (式中、R及びRは炭素数2又は3のアルキレン基を表し、x、y、zはそれぞれ1〜500の数を表す。ただし、RとRが同時に同じ炭素数のアルキレン基になることはない。)
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の食器洗浄機用洗浄剤組成物を、(C)成分の濃度が0.1〜100質量ppmになるように水希釈して食器洗浄機で使用することを特徴とする食器類の洗浄方法。
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