JP2016120824A - 車両 - Google Patents

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Yasuhiro Suzuki
康弘 鈴木
昌之 久保
Masayuki Kubo
昌之 久保
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Abstract

【課題】車両の車幅方向の長さの増大を抑制しかつアーム長さを長くすると共に、アッパーアームおよびロアーアームの取り付け位置の自由度が高い車両を提供すること。【解決手段】左アッパーアーム60Lと左補助フレーム56Lとが連結された第1左前連結部65Lおよび第1左後連結部66Lを通る第1左直線L1は、車両底面視において、後方に行くほど車幅方向の内方に向かうように傾斜し、左ロアーアーム70Lと左メインフレーム22Lとが連結された第2左前連結部75Lおよび第2左後連結部76Lを通る第2左直線L2は、車両底面視において、後方に行くほど車幅方向の内方に向かうように傾斜し、第1左前連結部65Lと第1左後連結部66Lとの車両前後方向の中心位置E2は、第2左前連結部75Lと第2左後連結部76Lとの車両前後方向の中心位置E1よりも後方である。【選択図】図6

Description

本発明は、不整地を走行するのに適した車両に関する。
従来から不整地を走行するのに適した車両として、ATV(All Terrain Vehicle)やROV(Recreational Off-Highway Vehicle)等が知られている。特許文献1および2のROVは、可動部材であるアッパーアームおよびロアーアームを介して車体フレームに支持された後輪を備えている。特許文献1および2のROVは、さらに車体フレームとロアーアームとに連結されたショックアブソーバを備えている。
ところで、ショックアブソーバの衝撃吸収性能は、ショックアブソーバの可動範囲、即ちストロークが大きいほど向上する。またショックアブソーバの可動範囲は、アッパーアームおよびロアーアームの車幅方向の長さであるアーム長さに依拠する。アーム長さは、車体フレームとアッパーアームおよびロアーアームとの連結部分と、車輪とアッパーアームおよびロアーアームとの連結部分との距離であり、アーム長さが長くなるほど、ショックアブソーバの可動範囲も大きくなる。
特許文献1および2では、アッパーアームおよびロアーアームは、車両前後方向延びる車体フレームに連結されている。このような構造において、アーム長さを長くしようとしたとき、車輪を車幅方向の外方に配置することが考えられる。しかし、この場合は、車両の車幅方向の長さが長くなってしまう。一方、アッパーアームおよびロアーアームの連結部分を車幅方向の内方にすることが考えられる。しかし、アッパーアームおよびロアーアームの車幅方向の内方には、エンジン等の部材が配置される。このため、可動部材であるアッパーアームおよびロアーアームの連結部分を車幅方向の内方にすることは困難である。
そこで、特許文献3のように、車体フレームと、アッパーアームおよびロアーアームとの連結部分のうち、車両前方の連結部分より車両後方の連結部分を車幅方向の内方に配置することが考えられる。これにより、車両の車幅方向の長さを長くしなくても、アーム長さを長くすることできる。
米国特許第7461851B2号公報 米国特許第6695329B2号公報 米国特許出願公開第2012/223500号明細書
しかしながら、特許文献3では、車体フレームと、アッパーアームおよびロアーアームとの連結部分は、車両平面視でほぼ同じ位置である。このため、車両上下方向のほぼ同じ位置に車体フレームを設けなければならず、アッパーアームおよびロアーアームの取り付け位置の自由度も制限されてしまう。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両の車幅方向の長さの増大を抑制しかつアーム長さを長くすると共に、アッパーアームおよびロアーアームの取り付け位置の自由度が高い車両を提供することである。
本発明に係る車両は、車体フレームと、後輪を支持し、前記車体フレームに連結されたアッパーアームと、前記アッパーアームより下方に配置され、前記後輪を支持し、前記車体フレームに連結されたロアーアームと、前記車体フレームと、前記ロアーアームまたは前記アッパーアームとに連結されたショックアブソーバと、前記アッパーアームと前記車体フレームとが連結された第1前連結部と、前記第1前連結部より後方かつ車幅方向の内方に配置され、前記アッパーアームと前記車体フレームとが連結された第1後連結部と、前記ロアーアームと前記車体フレームとが連結された第2前連結部と、前記第2前連結部より後方かつ車幅方向の内方に配置され、前記ロアーアームと前記車体フレームとが連結された第2後連結部と、を備え、前記第1前連結部と前記第1後連結部とを通る第1直線は、車両底面視において、後方に行くほど車幅方向の内方に向かうように傾斜し、前記第2前連結部と前記第2後連結部とを通る第2直線は、車両底面視において、後方に行くほど車幅方向の内方に向かうように傾斜し、前記第1前連結部と前記第1後連結部との車両前後方向の中心位置は、前記第2前連結部と前記第2後連結部との車両前後方向の中心位置よりも後方である。
本発明に係る車両では、第1前連結部と第1後連結部とを通る第1直線および第2前連結部と第2後連結部とを通る第2直線は、車両の後方に行くほど車幅方向の内方に向かうように傾斜している。このため、車両の車幅方向の長さを長くしなくとも、アッパーアームおよびロアーアームの車幅方向の長さであるアーム長さを長くすることができる。これにより、ストロークのより長いショックアブソーバを用いることができるため、ショックアブソーバの衝撃吸収性能が向上する。また、第1直線および第2直線を、後方に行くほど車幅方向の内方に向かうように傾斜させることによって、第1前連結部を第1後連結部よりも車幅方向の外方に配置し、第2前連結部を第2後連結部よりも車幅方向の外方に配置することができる。このため、第1前連結部および第2前連結部の車幅方向の内方に位置するエンジン等の部材のレイアウトの自由度が高くなる。一方、第1直線および第2直線を、後方に行くほど車幅方向の外方に向かうように傾斜させる場合、車両の車幅方向の長さをコンパクトにするためには第1前連結部および第2前連結部を車幅方向の内方に配置しなければならないが、第1前連結部および第2前連結部の車幅方向の内方にはエンジン等の部材が配置されるため、エンジン等のレイアウトが困難になってしまう。さらにまた、第1前連結部と第1後連結部との車両前後方向の中心位置は、第2前連結部と第2後連結部との車両前後方向の中心位置よりも後方にあるため、各連結部の配置の自由度が高く、アッパーアームおよびロアーアームの取り付け位置の自由度が向上する。なお、アッパーアームと、ショックアブソーバやエンジンから延びる排気管との干渉を避けるため、アッパーアームと車体フレームとの連結部である第1前連結部や第1後連結部の配置には制限がある。このため、平面視において、第1前連結部と第2前連結部との位置および第1後連結部と第2後連結部との位置をそれぞれ同じにしようとした場合、ロアーアームと車体フレームとの連結部である第2前連結部や第2後連結部の配置にも制限が生じてしまう。
以上のように、本発明によれば、車両の車幅方向の長さの増大を抑制しかつアーム長さを長くすると共に、アッパーアームおよびロアーアームの取り付け位置の自由度が高い車両を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るROVを示す左側面図である。 図2は、本発明の一実施形態に係るROVの一部を示す平面図である。 図3は、本発明の一実施形態に係るROVの後部の主要部品を示す平面図である。 図4は、本発明の一実施形態に係るROVの主要部品を示す背面図である。 図5は、本発明の一実施形態に係るROVの主要部品を示す背面図である。 図6は、本発明の一実施形態に係るROVの後部の主要部品を示す底面図である。 図7は、本発明の一実施形態に係るROVの主要部品を示す斜視図である。 図8は、本発明の一実施形態に係るROVの主要部品を示す背面図である。 図9は、本発明の一実施形態に係るROVの後部の主要部品を示す左側面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。図1に示すように、本実施形態に係る車両は、ROV1である。ROV1は、不整地を走行するのに適している。本発明に係る車両は、ROVに限定されない。例えば、ATV等であってもよい。
以下の説明において、特に断らない限り、前、後、左、右、上、下は、それぞれROV1の左シート10Lに着座した乗員から見た前、後、左、右、上、下を意味するものとする。上、下は、それぞれROV1が水平面上に停止しているときの鉛直方向の上、下を意味するものとする。図面に付した符号F、Re、L、R、Up,Dnは、それぞれ前、後、左、右、上、下を表す。
図1に示すように、ROV1は、車体フレーム20を備えている。車体フレーム20は、パイプフレームである。車体フレーム20は、車両前後方向に延びるメインフレーム22と、メインフレーム22より上方に配置されたセンターフレーム24と、センターフレーム24の前方に配置されたフロントフレーム30と、センターフレーム24の後方に配置されたリアフレーム40とを備えている。
センターフレーム24は、第1センターフレーム26と第2センターフレーム28とを備えている。第1センターフレーム26は、第2センターフレーム28の上方に配置されている。第1センターフレーム26は、第2センターフレーム28と接続している。第1センターフレーム26は、車両前後方向に延びる第1部分26Aと、第1部分26Aの前端から前斜め下方に延びる第2部分26Bと、第1部分26Aの後端から後斜め下方に延びる第3部分26Cと、第3部分26Cの中途部から前斜め下方に延びる第4部分26Dとを備えている。第2センターフレーム28は、メインフレーム22より上方に配置されている。第2センターフレーム28は、メインフレーム22と連結している。第2センターフレーム28は、車両前後方向に延びる第1部分28Aと、第1部分28Aの前端から前斜め上方に延びる第2部分28Bと、第1部分28Aの後端から後斜め上方に延びる第3部分28Cとを備えている。第1部分28Aは、メインフレーム22と連結している。第2部分28Bは、第1センターフレーム26の第2部分26Bと接続している。第3部分28Cは、第1センターフレーム26の第4部分26Dと接続している。
図1に示すように、フロントフレーム30は、第1フロントフレーム32と、第2フロントフレーム34と、第3フロントフレーム36とを備えている。第1フロントフレーム32は、第2センターフレーム28の第2部分28Bに接続している。第3フロントフレーム36は、第1フロントフレーム32の中途部から下方に延びる。第3フロントフレーム36は、第2フロントフレーム34の中途部に接続している。第2フロントフレーム34は、車両前後方向に延びる。第2フロントフレーム34の前端は、第1フロントフレーム32と接続している。第2フロントフレーム34の後端は、メインフレーム22と接続している。
図1に示すように、リアフレーム40は、第1リアフレーム42と、第2リアフレーム44と、第1接続フレーム46と、第2接続フレーム50と、第3接続フレーム52と、アーム連結部材56とを備えている。
第1リアフレーム42は、第1センターフレーム26の第3部分26Cから後斜め下方に延びる。図2に示すように、第1リアフレーム42は、左の第3部分26Cから後斜め右方に延びる左側部42Lと、右の第3部分26Cから後斜め左方に延びる右側部42Rと、左側部42Lと右側部42Rとを接続し、車幅方向に延びる後部42Bとを備えている。
図1に示すように、第2リアフレーム44は、第2センターフレーム28の第3部分28Cの中途部から後方に延びる。図3に示すように、第2リアフレーム44は、第1リアフレーム42から前方に延びる。第2リアフレーム44は、第1リアフレーム42の後部42Bと接続している。図1に示すように、第2リアフレーム44は、第2センターフレーム28の第3部分28Cと第1リアフレーム42とに連結されている。
図1に示すように、第1接続フレーム46は、第1リアフレーム42の後端から前斜め下方に延びる。第1接続フレーム46は、メインフレーム22の後端から後斜め上方に延びる。第1接続フレーム46は、第2接続フレーム50より後方に配置されている。第1接続フレーム46は、メインフレーム22に接続されている。第1接続フレーム46は、第1リアフレーム42とメインフレーム22とに接続されている。第1接続フレーム46は、後述のエンジン14より後方に配置されている。第2接続フレーム50は、第2リアフレーム44の中途部から前斜め下方に延びる。第2接続フレーム50は、メインフレーム22に接続されている。第2接続フレーム50は、第3接続フレーム52より前方に配置されている。第3接続フレーム52は、第1リアフレーム42の中途部から前斜め下方に延びる。第3接続フレーム52は、第2リアフレーム44の中途部に接続されている。
図4に示すように、第1接続フレーム46は、左パイプフレーム46Lと右パイプフレーム46Rとを備えている。左パイプフレーム46Lは、第1リアフレーム42と後述の左メインフレーム22Lとに接続されている。右パイプフレーム46Rは、第1リアフレーム42と後述の右メインフレーム22Rとに接続されている。第1接続フレーム46は、左パイプフレーム46Lと右パイプフレーム46Rとを備えているが、これに限定されない。第1接続フレーム46は、左パイプフレーム46Lと右パイプフレーム46Rとを一体にした板状のフレームを備えていてもよい。図4において、後述の左後輪9Lおよび右後輪9Rのタイアの図示は便宜上省略している。
図5に示すように、左パイプフレーム46Lは、第1部分46LAと中間部46LMと第2部分46LBとを備えている。第2部分46LBは、第1部分46LAより下方に位置する。中間部46LMは、第1部分46LAの下方かつ第2部分46LBの上方に位置し、第1部分46LAと第2部分46LBとを接続する。第1部分46LAは、下方に行くほど車幅方向の内方に向けて傾斜する。第1部分46LAは、下方に行くほど右方に向けて傾斜する。中間部46LMは、上下方向に延びる。第2部分46LBは、下方に行くほど車幅方向の外方に向けて傾斜する。第2部分46LBは、下方に行くほど左方に向けて傾斜する。右パイプフレーム46Rは、第1部分46RAと中間部46RMと第2部分46RBとを備えている。第2部分46RBは、第1部分46RAより下方に位置する。中間部46RMは、第1部分46RAの下方かつ第2部分46RBの上方に位置し、第1部分46RAと第2部分46RBとを接続する。第1部分46RAは、下方に行くほど車幅方向の内方に向けて傾斜する。第1部分46RAは、下方に行くほど左方に向けて傾斜する。中間部46RMは、上下方向に延びる。第2部分46RBは、下方に行くほど車幅方向の外方に向けて傾斜する。第2部分46RBは、下方に行くほど右方に向けて傾斜する。なお、第2部分46LBは、第1部分46LAの下端から下方に延び、下方に行くほど車幅方向の外方に向けて傾斜してもよい。第2部分46RBは、第1部分46RAの下端から下方に延び、下方に行くほど車幅方向の外方に向けて傾斜してもよい。この場合、第1部分46LAと第2部分46LBとの接続部分が中間部46LMであり、第1部分46RAと第2部分46RBとの接続部分が中間部46RMである。
図4に示すように、第1リアフレーム42は、第1上接続部47L(図6も参照)と、第2上接続部47R(図6も参照)と、を備えている。メインフレーム22は、第1下接続部48L(図6も参照)と、第2下接続部48R(図6も参照)と、を備えている。第2上接続部47Rは、第1上接続部47Lより右方に配置されている。第2下接続部48Rは、第1下接続部48Lより右方に配置されている。第1下接続部48Lは、第1上接続部47Lより右方に配置されている。第2下接続部48Rは、第2上接続部47Rより左方に配置されている。図6に示すように、第1下接続部48Lおよび第2下接続部48Rは、第1リアフレーム42の後端42BBより前方に位置する。図6において、後述の左後輪9Lおよび右後輪9Rのタイアの図示は便宜上省略している。
図4に示すように、第1上接続部47Lにおいて、第1リアフレーム42と第1接続フレーム46とが接続されている。第1上接続部47Lにおいて、第1リアフレーム42と左パイプフレーム46Lとが接続されている。第2上接続部47Rにおいて、第1リアフレーム42と第1接続フレーム46とが接続されている。第2上接続部47Rにおいて、第1リアフレーム42と右パイプフレーム46Rとが接続されている。第1下接続部48Lにおいて、メインフレーム22と第1接続フレーム46とが接続されている。第1下接続部48Lにおいて、左メインフレーム22Lと左パイプフレーム46Lとが接続されている。第2下接続部48Rにおいて、メインフレーム22と第1接続フレーム46とが接続されている。第2下接続部48Rにおいて、右メインフレーム22Rと右パイプフレーム46Rとが接続されている。本実施形態において、第1下接続部48Lおよび第2下接続部48Rは、前後方向に延びるメインフレーム22と、上下方向に延びる第1接続フレーム46(左パイプフレーム46Lおよび右パイプフレーム46R)とが接続する部分である。なお、本実施形態では、メインフレーム22と第1接続フレーム46とは、一体に形成されているが、別体に形成されていてもよい。
図4に示すように、第1上接続部47Lと第2上接続部47Rとの距離Aは、第1下接続部48Lと第2下接続部48Rとの距離Bよりも長い。図6に示すように、第1上接続部47Lは、第1下接続部48Lより後方に配置されている。第2上接続部47Rは、第2下接続部48Rより後方に配置されている。
図5に示すように、第1接続フレーム46は、クロスメンバ49を備えている。クロスメンバ49は、左パイプフレーム46Lと右パイプフレーム46Rとの間に配置されている。クロスメンバ49は、左パイプフレーム46Lと右パイプフレーム46Rとに連結されている。クロスメンバ49は、第2部分46LBと第2部分46RBとに連結されている。本実施形態のクロスメンバ49は、板状に形成されているが、パイプ状に形成されていてもよい。
図7に示すように、第2リアフレーム44は、アーム連結部材56より上方に配置されている。図3に示すように、第2リアフレーム44は、第1補助フレーム44Lと第2補助フレーム44Rとを備えている。第1補助フレーム44Lおよび第2補助フレーム44Rは、パイプフレームである。第1補助フレーム44Lおよび第2補助フレーム44Rは、第3接続フレーム52と接続している。第1補助フレーム44Lと第2補助フレーム44Rとの間には、第3補助フレーム44Xが配置されている。第3補助フレーム44Xは、第1リアフレーム42の後部42Bと第3接続フレーム52とに接続している。図7において、左後輪9Lおよび右後輪9Rのタイアの図示は便宜上省略している。
図3に示すように、アーム連結部材56は、後述の左アッパーアーム60Lの右方に配置されている。アーム連結部材56は、後述の右アッパーアーム60Rの左方に配置されている。アーム連結部材56は、左アッパーアーム60Lおよび右アッパーアーム60Rを支持する。
図3に示すように、アーム連結部材56は、左補助フレーム56Lと右補助フレーム56Rとを備えている。左補助フレーム56Lおよび右補助フレーム56Rは、パイプフレームである。左補助フレーム56Lは、左パイプフレーム46L(図4も参照)から前斜め左方に延びる。右補助フレーム56Rは、右パイプフレーム46R(図4も参照)から前方に延びる。図5に示すように、左補助フレーム56Lは、左パイプフレーム46Lの第1部分46LAと第2部分46LBとの間から前方に延びる。左補助フレーム56Lは、左パイプフレーム46Lの中間部46LMから前方に延びる。右補助フレーム56Rは、右パイプフレーム46Rの第1部分46RAと第2部分46RBとの間から前方に延びる。右補助フレーム56Rは、右パイプフレーム46Rの中間部46RMから前方に延びる。左補助フレーム56Lと左パイプフレーム46Lとの連結部46LX(図7も参照)は、第1下接続部48Lより右方かつ第2下接続部48Rより左方に配置されている。右補助フレーム56Rと右パイプフレーム46Rとの連結部46RX(図7も参照)は、第1下接続部48Lより右方かつ第2下接続部48Rより左方に配置されている。なお、アーム連結部材56は、左補助フレーム56Lおよび右補助フレーム56Rの2つのフレームを備えているが、一つのフレームであってもよい。アーム連結部材56は、メインフレーム22から上方に延びるブラケットであってもよい。アーム連結部材56は、第2接続フレーム50に設けられたブラケットであってもよい。
図6に示すように、メインフレーム22は、左メインフレーム22Lと右メインフレーム22Rとを備えている。左メインフレーム22Lおよび右メインフレーム22Rは、パイプフレームである。左メインフレーム22Lは、第1部分22LAと、第2部分22LBと、第3部分22LCとを備えている。第1部分22LAは、車両前後方向に延びる。第2部分22LBは、第1部分22LAから後方かつ車幅方向の内方に延び、第1部分22LAと第3部分22LCとを接続する。第2部分22LBは、第1部分22LAから後方かつ右方に延びる。第3部分22LCは、第2部分22LBから後方に延びる。第3部分22LCの後端部は、左パイプフレーム46Lと接続している。右メインフレーム22Rは、第1部分22RAと、第2部分22RBと、第3部分22RCとを備えている。第1部分22RAは、車両前後方向に延びる。第2部分22RBは、第1部分22RAから後方かつ車幅方向の内方に延び、第1部分22RAと第3部分22RCとを接続する。第2部分22RBは、第1部分22RAから後方かつ左方に延びる。第3部分22RCは、第2部分22RBから後方に延びる。第3部分22RCの後端部は、右パイプフレーム46Rと接続している。
図1に示すように、ROV1は、ハンドル2を備えている。ハンドル2には、ステアリングシャフト3が取り付けられている。ROV1は、左前輪7Lおよび右前輪(図示せず)と左後輪9Lおよび右後輪9R(図3参照)とを備えている。左前輪7Lおよび右前輪は、フロントフレーム30に設けられた車軸(図示せず)に連結されている。左前輪7Lおよび右前輪は、ハンドル2によって操作される。図3に示すように、左後輪9Lは、リアフレーム40に設けられた左車軸12Lに連結されている。右後輪9Rは、リアフレーム40に設けられた右車軸12Rに連結されている。
図2に示すように、ハンドル2(図1参照)より後方には、運転者が着座する左シート10Lおよび乗員が着座する右シート10Rが配置されている。左シート10Lは、メインフレーム22に支持されている。左シート10Lは、左メインフレーム22Lに支持されている。右シート10Rは、メインフレーム22に支持されている。右シート10Rは、右メインフレーム22Rに支持されている。左シート10Lは、ハンドル2の後方に配置されている。右シート10Rは、左シート10Lの右方に配置されている。
図1に示すように、ROV1は、エンジン14を備えている。エンジン14は、車体フレーム20に支持されている。エンジン14は、メインフレーム22に支持されている。エンジン14は、第1リアフレーム42より下方に配置されている。図2に示すように、エンジン14は、左シート10Lおよび右シート10Rより後方に配置されている。図6に示すように、エンジン14は、左メインフレーム22Lの第3部分22LCおよび右メインフレーム22Rの第3部分22RCより前方に配置されている。
図1に示すように、ROV1は、エアクリーナ15を備えている。エアクリーナ15は、エンジン14の上方に配置されている。エアクリーナ15は、エンジン14に連結されている。図2に示すように、エアクリーナ15は、左シート10Lおよび右シート10Rより後方に配置されている。
図4に示すように、ROV1は、最終減速機18と、最終減速機18に設けられた左車軸12Lおよび右車軸12Rとを備えている。図6に示すように、最終減速機18は、エンジン14の後方に配置されている。最終減速機18は、左アッパーアーム60Lと右アッパーアーム60Rとの間に配置されている。左車軸12Lおよび右車軸12Rは、車幅方向に延びる。左車軸12Lは、最終減速機18を介してエンジン14の駆動力を受けて回転する。右車軸12Rは、最終減速機18を介してエンジン14の駆動力を受けて回転する。図5に示すように、左車軸12Lは、車両背面視において、左アッパーアーム60Lの下方かつ左ロアーアーム70Lの上方に配置されている。右車軸12Rは、車両背面視において、右アッパーアーム60Rの下方かつ右ロアーアーム70Rの上方に配置されている。
図3に示すように、ROV1は、左アッパーアーム60Lと右アッパーアーム60Rとを備えている。左アッパーアーム60Lおよび右アッパーアーム60Rは、エンジン14より後方に配置されている。左アッパーアーム60Lは、左後輪9Lを支持する。右アッパーアーム60Rは、右後輪9Rを支持する。図8に示すように、左アッパーアーム60Lは、第1接続フレーム46より左方に配置されている。左アッパーアーム60Lは、左パイプフレーム46Lより左方に配置されている。右アッパーアーム60Rは、第1接続フレーム46より右方に配置されている。右アッパーアーム60Rは、右パイプフレーム46Rより右方に配置されている。図8において、左パイプフレーム46Lの一部、右パイプフレーム46Rの一部および第1リアフレーム42の図示は便宜上省略している。
図7に示すように、左アッパーアーム60Lは、第1左アッパーフレーム61Lと、第2左アッパーフレーム62Lと、第3左アッパーフレーム63Lとを備えている。第1左アッパーフレーム61Lは、車両前後方向に延びる。第2左アッパーフレーム62Lは、第1左アッパーフレーム61Lの前部から左方に延びる。第3左アッパーフレーム63Lは、第1左アッパーフレーム61Lの後部から左方に延びた後、前方に延びる。第2左アッパーフレーム62Lの左端部は、第3左アッパーフレーム63Lと接続している。第2左アッパーフレーム62Lと第3左アッパーフレーム63Lとによって、U字形状が形成されている。
図7に示すように、右アッパーアーム60Rは、第1右アッパーフレーム61Rと、第2右アッパーフレーム62Rと、第3右アッパーフレーム63Rとを備えている。第1右アッパーフレーム61Rは、車両前後方向に延びる。第2右アッパーフレーム62Rは、第1右アッパーフレーム61Rの前部から右方に延びる。第3右アッパーフレーム63Rは、第1右アッパーフレーム61Rの後部から右方に延びた後、前方に延びる。第2右アッパーフレーム62Rの右端部は、第3右アッパーフレーム63Rと接続している。第2右アッパーフレーム62Rと第3右アッパーフレーム63Rとによって、U字形状が形成されている。
図4に示すように、ROV1は、第1左前連結部65L(図7も参照)と、第1左後連結部66L(図7も参照)と、第1右前連結部65R(図7も参照)と、第1右後連結部66R(図7も参照)とを備えている。第1左前連結部65Lおよび第1左後連結部66Lは、左補助フレーム56Lに設けられたブラケットである。第1右前連結部65Rおよび第1右後連結部66Rは、右補助フレーム56Rに設けられたブラケットである。図7に示すように、第1左後連結部66Lは、第1左前連結部65Lより後方に配置されている。第1右後連結部66Rは、第1右前連結部65Rより後方に配置されている。第1左前連結部65Lにおいて、左アッパーアーム60Lの第1左アッパーフレーム61Lと左補助フレーム56Lとが連結されている。第1左後連結部66Lにおいて、左アッパーアーム60Lの第1左アッパーフレーム61Lと左補助フレーム56Lとが連結されている。左アッパーアーム60Lは、左補助フレーム56Lに回動可能に設けられている。第1右前連結部65Rにおいて、右アッパーアーム60Rの第1右アッパーフレーム61Rと右補助フレーム56Rとが連結されている。第1右後連結部66R(図4も参照)において、右アッパーアーム60Rの第1右アッパーフレーム61Rと右補助フレーム56Rとが連結されている。右アッパーアーム60Rは、右補助フレーム56Rに回動可能に設けられている。図4に示すように、第1下接続部48Lは、車両背面視において、第1左後連結部66Lより左方に位置する。第2下接続部48Rは、車両背面視において、第1右後連結部66Rより右方に位置する。図6に示すように、第1左前連結部65Lは、エンジン14より後方に位置する。第1右前連結部65Rは、エンジン14より後方に位置する。
図6に示すように、第1左前連結部65Lと第1左後連結部66Lとを通る第1左直線L1は、車両底面視において、後方に行くほど車幅方向の内方に向かうように傾斜している。第1左直線L1は、車両底面視において、後方に行くほど右方に向かうように傾斜している。第1右前連結部65Rと第1右後連結部66Rとを通る第1右直線R1は、車両底面視において、後方に行くほど車幅方向の内方に向かうように傾斜している。第1右直線R1は、車両底面視において、後方に行くほど左方に向かうように傾斜している。第1左直線L1と第1右直線R1とは、車両底面視において、第1リアフレーム42より後方において交わる。
図7に示すように、ROV1は、第3左前連結部67Lと、第3左後連結部68Lと、第3右前連結部67Rと、第3右後連結部68Rとを備えている。第3左後連結部68Lは、第3左前連結部67Lより後方に配置されている。第3右後連結部68Rは、第3右前連結部67Rより後方に配置されている。第3左前連結部67Lにおいて、左アッパーアーム60Lの第3左アッパーフレーム63Lと左後輪9Lとが連結されている。第3左後連結部68Lにおいて、左アッパーアーム60Lの第3左アッパーフレーム63Lと左後輪9Lとが連結されている。第3右前連結部67Rにおいて、右アッパーアーム60Rの第3右アッパーフレーム63Rと右後輪9Rとが連結されている。第3右後連結部68Rにおいて、右アッパーアーム60Rの第3右アッパーフレーム63Rと右後輪9Rとが連結されている。
図6に示すように、第3左前連結部67Lと第3左後連結部68Lとを通る第3左直線L3は、車両底面視において、後方に行くほど車幅方向の内方に向かうように傾斜している。第3左直線L3は、車両底面視において、後方に行くほど右方に向かうように傾斜している。第3左直線L3は、第1左直線L1と平行または実質的に平行である。第3右前連結部67Rと第3右後連結部68Rとを通る第3右直線R3は、車両底面視において、後方に行くほど車幅方向の内方に向かうように傾斜している。第3右直線R3は、車両底面視において、後方に行くほど左方に向かうように傾斜している。第3右直線R3は、第1右直線R1と平行または実質的に平行である。
図4に示すように、ROV1は、左ロアーアーム70Lと右ロアーアーム70Rとを備えている。左ロアーアーム70Lは、左アッパーアーム60Lより下方に配置されている。右ロアーアーム70Rは、右アッパーアーム60Rより下方に配置されている。図5に示すように、左ロアーアーム70Lは、左後輪9Lを支持する。右ロアーアーム70Rは、右後輪9Rを支持する。左ロアーアーム70Lは、第1接続フレーム46より左方に配置されている。左ロアーアーム70Lは、左パイプフレーム46Lより左方に配置されている。右ロアーアーム70Rは、第1接続フレーム46より右方に配置されている。右ロアーアーム70Rは、右パイプフレーム46Rより右方に配置されている。
図6に示すように、左ロアーアーム70Lは、第1左ロアーフレーム71Lと、第2左ロアーフレーム72Lと、第3左ロアーフレーム73Lとを備えている。第1左ロアーフレーム71Lは、車両前後方向に延びる。第2左ロアーフレーム72Lは、第1左ロアーフレーム71Lの前部から前斜め右方に延びる。第3左ロアーフレーム73Lは、第1左ロアーフレーム71Lの後部から前斜め右方に延びる。第2左ロアーフレーム72Lは、第2左ロアーフレーム73Lより前方に配置されている。図9に示すように、左後輪9Lが上下方向に揺動していないとき、第1左ロアーフレーム71Lは、メインフレーム22より下方に配置されている。
図6に示すように、右ロアーアーム70Rは、第1右ロアーフレーム71Rと、第2右ロアーフレーム72Rと、第3右ロアーフレーム73Rとを備えている。第1右ロアーフレーム71Rは、車両前後方向に延びる。第2右ロアーフレーム72Rは、第1右ロアーフレーム71Rの前部から前斜め左方に延びる。第3右ロアーフレーム73Rは、第1右ロアーフレーム71Rの後部から前斜め左方に延びる。第2右ロアーフレーム72Rは、第3右ロアーフレーム73Rより前方に配置されている。図4に示すように、右後輪9Rが上下方向に揺動していないとき、第1右ロアーフレーム71Rは、メインフレーム22より下方に配置されている。
図6に示すように、ROV1は、第2左前連結部75Lと、第2左後連結部76Lと、第2右前連結部75Rと、第2右後連結部76Rとを備えている。第2左前連結部75Lおよび第2左後連結部76Lは、左メインフレーム22Lに設けられたブラケットである。第2右前連結部75Rおよび第2右後連結部76Rは、右メインフレーム22Rに設けられたブラケットである。第2左後連結部76Lは、第2左前連結部75Lより後方に配置されている。第2右後連結部76Rは、第2右前連結部75Rより後方に配置されている。第2左前連結部75Lにおいて、左ロアーアーム70Lの第2左ロアーフレーム72Lと左メインフレーム22Lとが連結されている。第2左前連結部75Lにおいて、左ロアーアーム70Lの第2左ロアーフレーム72Lと左メインフレーム22Lの第1部分22LAとが連結されている。第2左後連結部76Lにおいて、左ロアーアーム70Lの第3左ロアーフレーム73Lと左メインフレーム22Lとが連結されている。第2左後連結部76Lにおいて、左ロアーアーム70Lの第3左ロアーフレーム73Lと左メインフレーム22Lの第3部分22LCとが連結されている。左ロアーアーム70Lは、左メインフレーム22Lに回動可能に設けられている。第2右前連結部75Rにおいて、右ロアーアーム70Rの第2右ロアーフレーム72Rと右メインフレーム22Rとが連結されている。第2右前連結部75Rにおいて、右ロアーアーム70Rの第2右ロアーフレーム72Rと右メインフレーム22Rの第1部分22RAとが連結されている。第2右後連結部76Rにおいて、右ロアーアーム70Rの第3右ロアーフレーム73Rと右メインフレーム22Rとが連結されている。第2右後連結部76Rにおいて、右ロアーアーム70Rの第3右ロアーフレーム73Rと右メインフレーム22Rの第3部分22RCとが連結されている。右ロアーアーム70Rは、右メインフレーム22Rに回動可能に設けられている。
図3に示すように、第2左前連結部75Lは、左後輪9Lより前方に配置されている。第2右前連結部75Rは、右後輪9Rより前方に配置されている。第2左前連結部75Lおよび第2右前連結部75Rは、エンジン14より前方に配置されている。図6に示すように、第2左後連結部76Lは、第1左後連結部66Lより前方に位置する。第2右後連結部76Rは、第1右後連結部66Rより前方に位置する。図8に示すように、第2左後連結部76Lは、車両背面視において、第1左後連結部66Lより車幅方向の外方に位置する。第2左後連結部76Lは、車両背面視において、第1左後連結部66Lより左方に位置する。第2右後連結部76Rは、車両背面視において、第1右後連結部66Rより車幅方向の外方に位置する。第2右後連結部76Rは、車両背面視において、第1右後連結部66Rより右方に位置する。
図6に示すように、第2左前連結部75Lと第2左後連結部76Lとを通る第2左直線L2は、車両底面視において、後方に行くほど車幅方向の内方に向かうように傾斜している。第2左直線L2は、車両底面視において、後方に行くほど右方に向かうように傾斜している。第2左直線L2は、車両底面視において、左メインフレーム22Lの第2部分22LBと重なる。第2右前連結部75Rと第2右後連結部76Rとを通る第2右直線R2は、車両底面視において、後方に行くほど車幅方向の内方に向かうように傾斜している。第2右直線R2は、車両底面視において、後方に行くほど左方に向かうように傾斜している。第2右直線R2は、車両底面視において、右メインフレーム22Rの第2部分22RBと重なる。第2左直線L2と第2右直線R2とは、車両底面視において、第1リアフレーム42より後方において交わる。
図6に示すように、ROV1は、第4左前連結部77Lと、第4左後連結部78Lと、第4右前連結部77Rと、第4右後連結部78Rとを備えている。第4左後連結部78Lは、第4左前連結部77Lより後方に配置されている。第4右後連結部78Rは、第4右前連結部77Rより後方に配置されている。第4左前連結部77Lにおいて、左ロアーアーム70Lの第1左ロアーフレーム71Lと左後輪9Lとが連結されている。第4左後連結部78Lにおいて、左ロアーアーム70Lの第1左ロアーフレーム71Lと左後輪9Lとが連結されている。第4右前連結部77Rにおいて、右ロアーアーム70Rの第1右ロアーフレーム71Rと右後輪9Rとが連結されている。第4右後連結部78Rにおいて、右ロアーアーム70Rの第1右ロアーフレーム71Rと右後輪9Rとが連結されている。
図6に示すように、第4左前連結部77Lと第4左後連結部78Lとを通る第4左直線L4は、車両底面視において、後方に行くほど車幅方向の内方に向かうように傾斜している。第4左直線L4は、車両底面視において、後方に行くほど右方に向かうように傾斜している。第4左直線L4は、第2左直線L2と平行または実質的に平行である。第4左直線L4は、第1左直線L1および第3左直線L3と平行または実質的に平行である。第4右前連結部77Rと第4右後連結部78Rとを通る第4右直線R4は、車両底面視において、後方に行くほど車幅方向の内方に向かうように傾斜している。第4右直線R4は、車両底面視において、後方に行くほど左方に向かうように傾斜している。第4右直線R4は、第2右直線R2と平行または実質的に平行である。第4右直線R4は、第1右直線R1および第3右直線R3と平行または実質的に平行である。第2左直線L2と第4左直線L4との距離MLは、左ロアーアーム70Lのアーム長さである。第2右直線R2と第4右直線R4との距離MRは、右ロアーアーム70Rのアーム長さである。
図6に示すように、左アッパーアーム60Lの取り付け点の中心位置E1は、左ロアーアーム70Lの取り付け点の中心位置E2よりも後方である。すなわち、第1左前連結部65Lと第1左後連結部66Lとの車両前後方向の中心位置E1は、第2左前連結部75Lと第2左後連結部76Lとの車両前後方向の中心位置E2よりも後方である。右アッパーアーム60Rの取り付け点の中心位置F1は、右ロアーアーム70Rの取り付け点の中心位置F2よりも後方である。すなわち、第1右前連結部65Rと第1右後連結部66Rとの車両前後方向の中心位置F1は、第2右前連結部75Rと第2右後連結部76Rとの車両前後方向の中心位置F2よりも後方である。
図6に示すように、左ロアーアーム70Lの取り付け点間の距離G1は、左アッパーアーム60Lの取り付け点間の距離G2よりも長い。すなわち、第2左前連結部75Lと第2左後連結部76Lとの車両前後方向の距離G1は、第1左前連結部65Lと第1左後連結部66Lとの車両前後方向の距離G2より長い。右ロアーアーム70Rの取り付け点間の距離H1は、右アッパーアーム60Rの取り付け点間の距離H2よりも長い。すなわち、第2右前連結部75Rと第2右後連結部76Rとの車両前後方向の距離H1は、第1右前連結部65Rと第1右後連結部66Rとの車両前後方向の距離H2より長い。
図8に示すように、ROV1は、左ショックアブソーバ80Lと右ショックアブソーバ80Rとを備えている。左ショックアブソーバ80Lは、第3接続フレーム52と左ロアーアーム70Lの第3左ロアーフレーム73Lとに連結されている。右ショックアブソーバ80Rは、第3接続フレーム52と右ロアーアーム70Rの第3右ロアーフレーム73Rとに連結されている。左ショックアブソーバ80Lは、左車軸12Lより後方において、左ロアーアーム70Lの第3左ロアーフレーム73Lに連結されている。右ショックアブソーバ80Rは、右車軸12Rより後方において、右ロアーアーム70Rの第3右ロアーフレーム73Rに連結されている。左ショックアブソーバ80Lは、第3接続フレーム52と左アッパーアーム60Lとに連結されていてもよい。右ショックアブソーバ80Rは、第3接続フレーム52と右アッパーアーム60Rとに連結されていてもよい。図6に示すように、左ショックアブソーバ80Lは、左アッパーアーム60Lの内方に配置されている。右ショックアブソーバ80Rは、右アッパーアーム60Rの内方に配置されている。左ショックアブソーバ80Lは、車両底面視において、第2左アッパーフレーム62Lより後方に配置されている。右ショックアブソーバ80Rは、車両底面視において、第2右アッパーフレーム62Rより後方に配置されている。
図8に示すように、左ショックアブソーバ80Lは、第1上端部80LAを備えている。右ショックアブソーバ80Rは、第2上端部80RAを備えている。第1上端部80LAは、第3接続フレーム52に連結されている。第2上端部80RAは、第3接続フレーム52に連結されている。図4に示すように、第1上端部80LAは、車両背面視において、第1上接続部47Lと第2上接続部47Rとの間に配置されている。第2上端部80RAは、車両背面視において、第1上接続部47Lと第2上接続部47Rとの間に配置されている。図3に示すように、左ショックアブソーバ80Lの第1上端部80LAおよび右ショックアブソーバ80Rの第2上端部80RAは、第1補助フレーム44Lおよび第2補助フレーム44Rより車幅方向の内方に配置されている。第1上端部80LAは、第1補助フレーム44Lより右方に配置されている。第2上端部80RAは、第2補助フレーム44Rより左方に配置されている。
図4に示すように、第1上端部80LAは、車両背面視において、第1左前連結部65Lより右方に配置されている。第1上端部80LAは、車両背面視において、第1左後連結部66Lより右方に配置されていてもよい。第2上端部80RAは、車両背面視において、第1右前連結部65Rより左方に配置されている。第2上端部80RAは、車両背面視において、第1右後連結部66Rより左方に配置されていてもよい。
図1に示すように、ROV1は、エンジン14から排出される排ガスが流れる排気管16と、マフラー17とを備えている。排気管16は、エンジン14に連結されている。排気管16は、エンジン14と連通する第1排気管14Aと、エンジン14と連通する第2排気管14Bと、エンジン14と連通する第3排気管14Cとから構成されている。各排気管14A〜14Cの後端部において、各排気管14A〜14Cは一体となる。この一体となった部分14Zの後端部には、マフラー17が連結されている。
図1に示すように、マフラー17は、エンジン14の後方に配置されている。図3に示すように、マフラー17は、車両中心線C上に配置されている。車両中心線Cとは、平面視において、左前輪7L(図1参照)および右前輪(図示せず)の車幅方向の中心と、左後輪9Lおよび右後輪9Rの車幅方向の中心とを通る車両前後方向に延びる線である。マフラー17は、車両平面視において、左ショックアブソーバ80Lの第1上端部80LAおよび右ショックアブソーバ80Rの第2上端部80RAと重なる。図4に示すように、マフラー17は、左ショックアブソーバ80Lと右ショックアブソーバ80Rとの間に配置されている。マフラー17は、左ショックアブソーバ80Lより右方に配置されている。マフラー17は、右ショックアブソーバ80Rより左方に配置されている。マフラー17は、車両背面視において、左パイプフレーム46Lと右パイプフレーム46Rとの間に配置されている。マフラー17は、車両背面視において、左パイプフレーム46Lより右方に配置されている。マフラー17は、車両背面視において、右パイプフレーム46Rより左方に配置されている。
以上のように、ROV1によれば、図6に示すように、第1左直線L1および第2左直線L2は、ROV1の後方に行くほど車幅方向の右方に向かうように傾斜している。また、第1右直線R1および第2右直線R2は、ROV1の後方に行くほど車幅方向の左方に向かうように傾斜している。このため、ROV1の車幅方向の長さを長くしなくとも、左右アッパーアーム60L、60Rおよび左右ロアーアーム70L、70Rのアーム長さを長くすることができる。これにより、ストロークのより長い左右ショックアブソーバ80L、80Rを用いることができるため、左右ショックアブソーバ80L、80Rの衝撃吸収性能が向上する。また、第1左前連結部65Lを第1左後連結部66Lよりも車幅方向の左方に配置し、第1右前連結部65Rを第1右後連結部66Rよりも車幅方向の右方に配置し、第2左前連結部75Lを第2左後連結部76Lよりも車幅方向の左方に配置し、第2右前連結部75Rを第2右後連結部76Rよりも車幅方向の右方に配置しているため、第1左前連結部65L、第1右前連結部65R、第2左後連結部66Lおよび第2右後連結部66Rの車幅方向の内方に位置するエンジン14等の部材のレイアウトの自由度が高くなる。さらにまた、第1左前連結部65Lと第1左後連結部66Lとの車両前後方向の中心位置E1は、第2左前連結部75Lと第2左後連結部76Lとの車両前後方向の中心位置E2よりも後方にあり、第1右前連結部65Rと第1右後連結部66Rとの車両前後方向の中心位置F1は、第2右前連結部75Rと第2右後連結部76Rとの車両前後方向の中心位置F2よりも後方にあるため、各連結部65L、66L、75L、76Lの配置の自由度が高く、左右アッパーアーム60L、60Rおよび左右ロアーアーム70L、70Rの取り付け位置の自由度が向上する。
本実施形態のROV1によれば、図6に示すように、第2左前連結部75Lにおいて、第1部分22LAと左ロアーアーム70Lとが連結され、第2左後連結部76Lにおいて、第3部分22LCと左ロアーアーム70Lとが連結され、第2右前連結部75Rにおいて、第1部分22RAと右ロアーアーム70Rとが連結され、第2右後連結部76Rにおいて、第3部分22RCと右ロアーアーム70Rとが連結される。これにより、ROV1の車幅方向の長さを長くしなくとも、左右ロアーアーム70L、70Rのアーム長さを長くすることができる。また、メインフレーム22が後方に行くほど車幅方向の内方に向けて傾斜している場合と比較して、メインフレーム22の車幅方向の内方のスペースが大きくなる。
本実施形態のROV1によれば、図6に示すように、エンジン14は、第3部分22LC、22RCより前方に配置されている。これにより、エンジン14のレイアウトの自由度が向上する。
本実施形態のROV1によれば、図6に示すように、第2左前連結部75Lは、左後輪9Lより前方に配置され、第2右前連結部75Rは、右後輪9Rより前方に配置されている。このため、左ロアーアーム70Lの前後方向の取り付け幅G1および右ロアーアーム70Rの前後方向の取り付け幅H1が長くなる。これにより、左右ショックアブソーバ80L、80Rの剛性が高くなる。
本実施形態のROV1によれば、図6に示すように、左メインフレーム22Lと左パイプフレーム46Lとが接続された第1下接続部48Lと、右メインフレーム22Rと右パイプフレーム46Rとが接続された第2下接続部48Rとを備え、第1下接続部48Lおよび第2下接続部48Rは、第1リアフレーム42の後端42BBより前方に位置する。これにより、ROV1の後部と地面とのクリアランスを十分に確保することができる。
本実施形態のROV1によれば、図6に示すように、第2左前連結部75Lと第2左後連結部76Lとの車両前後方向の距離G1は、第1左前連結部65Lと第1左後連結部66Lとの車両前後方向の距離G2より長く、第2右前連結部75Rと第2右後連結部76Rとの車両前後方向の距離H1は、第1右前連結部65Rと第1右後連結部66Rとの車両前後方向の距離H2より長い。このように、左ロアーアーム70Lの前後方向の取り付け幅G1および右ロアーアーム70Rの前後方向の取り付け幅H1が長くすることによって、左右ショックアブソーバ80L、80Rの剛性が高くなる。
本実施形態のROV1によれば、図6に示すように、第3左直線L3は、第1左直線L1と平行または実質的に平行であり、第4左直線L4は、第2左直線L2と平行または実質的に平行であり、第3右直線R3は、第1右直線R1と平行または実質的に平行であり、第4右直線R4は、第2右直線R2と平行または実質的に平行である。これにより、左右アッパーアーム60L、60Rのアーム長さを長くしつつ、第1左後連結部66Lと第3左後連結部68Lとの距離および第1右後連結部66Rと第3右後連結部68Rとの距離を適正に保つことができる。また、左右ロアーアーム70L、70Rのアーム長さを長くしつつ、第2左後連結部76Lと第4左後連結部78Lとの距離および第2右後連結部76Rと第4右後連結部78Rとの距離を適正に保つことができる。
ここに用いられた用語及び表現は、説明のために用いられたものであって限定的に解釈するために用いられたものではない。ここに示されかつ述べられた特徴事項の如何なる均等物をも排除するものではなく、本発明のクレームされた範囲内における各種変形をも許容するものであると認識されなければならない。本発明は、多くの異なった形態で具現化され得るものである。この開示は本発明の原理の実施形態を提供するものと見なされるべきである。それらの実施形態は、本発明をここに記載しかつ/又は図示した好ましい実施形態に限定することを意図するものではないという了解のもとで、実施形態がここに記載されている。ここに記載した実施形態に限定されるものではない。本発明は、この開示に基づいて当業者によって認識され得る、均等な要素、修正、削除、組み合わせ、改良及び/又は変更を含むあらゆる実施形態をも包含する。クレームの限定事項はそのクレームで用いられた用語に基づいて広く解釈されるべきであり、本明細書あるいは本願のプロセキューション中に記載された実施形態に限定されるべきではない。
22L 左メインフレーム
56L 左補助フレーム
60L 左アッパーアーム
65L 第1左前連結部
66L 第1左後連結部
70L 左ロアーアーム
75L 第2左前連結部
76L 第2左後連結部
80L 左ショックアブソーバ
L1 第1左直線
L2 第2左直線

Claims (15)

  1. 車体フレームと、
    後輪を支持し、前記車体フレームに連結されたアッパーアームと、
    前記アッパーアームより下方に配置され、前記後輪を支持し、前記車体フレームに連結されたロアーアームと、
    前記車体フレームと、前記ロアーアームまたは前記アッパーアームとに連結されたショックアブソーバと、
    前記アッパーアームと前記車体フレームとが連結された第1前連結部と、前記第1前連結部より後方かつ車幅方向の内方に配置され、前記アッパーアームと前記車体フレームとが連結された第1後連結部と、
    前記ロアーアームと前記車体フレームとが連結された第2前連結部と、前記第2前連結部より後方かつ車幅方向の内方に配置され、前記ロアーアームと前記車体フレームとが連結された第2後連結部と、を備え、
    前記第1前連結部と前記第1後連結部とを通る第1直線は、車両底面視において、後方に行くほど車幅方向の内方に向かうように傾斜し、
    前記第2前連結部と前記第2後連結部とを通る第2直線は、車両底面視において、後方に行くほど車幅方向の内方に向かうように傾斜し、
    前記第1前連結部と前記第1後連結部との車両前後方向の中心位置は、前記第2前連結部と前記第2後連結部との車両前後方向の中心位置よりも後方である、車両。
  2. 前記車体フレームは、上フレームと、前記上フレームより下方に配置された下フレームと、を備え、
    前記下フレームは、車両前後方向に延びる第1部分と、前記第1部分から後方かつ車幅方向の内方に延びる第2部分と、前記第2部分から後方に延びる第3部分とを備え、
    前記第2前連結部において、前記第1部分と前記ロアーアームとが連結され、前記第2後連結部において、前記第3部分と前記ロアーアームとが連結される、請求項1に記載の車両。
  3. 前記車体フレームに支持されたエンジンを備え、
    前記エンジンは、前記第3部分より前方に配置されている、請求項2に記載の車両。
  4. 前記第2直線は、車両底面視において、前記下フレームの第2部分と重なる、請求項2に記載の車両。
  5. 前記第2前連結部は、前記後輪より前方に配置されている、請求項1に記載の車両。
  6. 前記車体フレームは、上フレームと、前記上フレームより下方に配置された下フレームと、前記下フレームから後斜め上方に延び、前記上フレームに接続された接続フレームと、前記下フレームと前記接続フレームとが接続された接続部と、を備え、
    前記接続部は、前記上フレームの後端より前方に位置する、請求項1に記載の車両。
  7. 前記ショックアブソーバは、前記ロアーアームに連結され、
    前記第2前連結部と前記第2後連結部との車両前後方向の距離は、前記第1前連結部と前記第1後連結部との車両前後方向の距離より長い、請求項1に記載の車両。
  8. 前記第2後連結部は、車両背面視において、前記第1後連結部より車幅方向の外方に配置されている、請求項1に記載の車両。
  9. 前記アッパーアームと前記後輪とが連結された第3前連結部と、前記第3前連結部より後方かつ車幅方向の内方に配置され、前記アッパーアームと前記後輪とが連結された第3後連結部と、
    前記ロアーアームと前記後輪とが連結された第4前連結部と、前記第4前連結部より後方かつ車幅方向の内方に配置され、前記ロアーアームと前記後輪とが連結された第4後連結部と、を備え、
    前記第3前連結部と前記第3後連結部とを通る第3直線は、前記第1直線と平行または実質的に平行であり、
    前記第4前連結部と前記第4後連結部とを通る第4直線は、前記第2直線と平行または実質的に平行である、請求項1に記載の車両。
  10. 車体フレームと、
    後輪を支持し、前記車体フレームに連結されたアッパーアームと、
    前記アッパーアームより下方に配置され、前記後輪を支持し、前記車体フレームに連結されたロアーアームと、
    前記車体フレームと、前記ロアーアームとに連結されたショックアブソーバと、
    前記ロアーアームと前記車体フレームとが連結された前連結部と、前記前連結部より後方かつ車幅方向の内方に配置され、前記ロアーアームと前記車体フレームとが連結された後連結部と、を備え、
    前記前連結部と前記後連結部とを通る直線は、車両底面視において、後方に行くほど車幅方向の内方に向かうように傾斜し、
    前記前連結部は、車両側面視において、前記後輪より前方に配置されている、車両。
  11. 前記車体フレームは、上フレームと、前記上フレームより下方に配置された下フレームと、を備え、
    前記下フレームは、車両前後方向に延びる第1部分と、前記第1部分から後方かつ車幅方向の内方に延びる第2部分と、前記第2部分から後方に延びる第3部分とを備え、
    前記前連結部において、前記第1部分と前記ロアーアームとが連結され、前記後連結部において、前記第3部分と前記ロアーアームとが連結される、請求項10に記載の車両。
  12. 前記車体フレームに支持されたエンジンを備え、
    前記エンジンは、前記第3部分より前方に配置されている、請求項11に記載の車両。
  13. 前記直線は、車両底面視において、前記下フレームの第2部分と重なる、請求項11に記載の車両。
  14. 前記車体フレームは、上フレームと、前記上フレームより下方に配置された下フレームと、前記下フレームから後斜め上方に延び、前記上フレームに接続された接続フレームと、を備え、
    前記下フレームの後端部は、前記上フレームの後端部より前方に位置する、請求項10に記載の車両。
  15. 前記ロアーアームと前記後輪とが連結された後輪側前連結部と、前記後輪側前連結部より後方かつ車幅方向の内方に配置され、前記ロアーアームと前記後輪とが連結された後輪側後連結部と、を備え、
    前記後輪側前連結部と前記後輪側後連結部とを通る後輪側直線は、前記直線と平行または実質的に平行である、請求項10に記載の車両。
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