JP2016117426A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウォームホイールが出力軸の固定が解除された場合においても、パワーアシストの付与が不能となることがない電動パワーステアリング装置を提供する。【解決手段】EPS(電動パワーステアリング装置)1は、ウォームホイール42が出力軸16の軸方向に移動した際に、その移動を規制してウォームとウォームホイール42とのトルク伝達可能な噛合関係を維持する膨出部16a、スナップリング25eを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、電動パワーステアリング装置に関する。
従来のコラムアシスト型の電動パワーステアリング装置(以下、「EPS」という。)であって、チルトが可能なEPSを、図5を参照して説明する。
EPSは、ステアリングコラム100と前記ステアリングコラム100内に回転可能に挿入されたステアリングシャフト102とを備えており、ステアリングコラム100の前部にはハウジング104が一体に連結されている。
前記ハウジング104の軸孔106には、前記ステアリングシャフト102の一部を構成している出力軸108が軸受110、112、114を介して回動自在に支持されている。出力軸108には、ウォームホイール116がキー連結等により相対回動不能に取付けられて圧入されており、ウォームホイール116はモータ(図示略)の出力軸に連結したウォーム118に噛合されている。また、軸受110、112、114は前記軸孔106に対して圧入により取付けられている。
従って、運転者が前記ステアリングシャフト102に連結されたステアリングホイール(図示しない)を操舵することにより発生した操舵力は、ステアリングシャフトを介して出力軸108、及び例えばラックアンドピニオン式ステアリング装置を介して、図示しない転舵輪に伝達される。また、モータの回転力は、そのウォーム118及びウォームホイール116を介して出力軸108に伝達されるようになっている。この結果、前記モータの回転力及び回転方向を適宜制御することにより、出力軸108に適切な操舵補助トルクを付与してパワーアシストができるようになっている。
このような構造を有する電動パワーステアリング装置は、例えば特許文献1が公知である。
特開2014−156177号公報
ところで、走行中に、転舵輪(タイヤ)が縁石等に強く乗り上げた際は、転舵輪から過大な逆入力を受けて、前記モータ及びステアリングホイール(ハンドル)が高速で回転させられる。上記のように過大な逆入力を受けると、前記出力軸に対して圧入により連結されたウォームホイールは、この連結が外れて、出力軸の軸方向に移動する場合がある。前記ウォームホイールの移動により、ウォームホイールとウォームとの噛み合いが外れると、パワーアシストの付与が不能となる虞がある。
本発明の目的は、ウォームホイールと出力軸との固定が解除された場合においても、パワーアシストの付与が不能となることがない電動パワーステアリング装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、電動パワーステアリング装置は、モータ及びウォーム減速機を含むパワーアシストアクチュエータを備えた電動パワーステアリング装置であって、前記ウォーム減速機は、前記モータの駆動軸に連結されたウォームと、前記ウォームに噛合するとともに前記パワーアシストアクチュエータの出力軸に相対回動不能に取付けられたウォームホイールと、前記ウォームホイールを収納するハウジングとを備え、前記出力軸を介してパワーアシストを行う電動パワーステアリング装置において、前記ウォームホイールの前記出力軸に対する軸方向の固定が解除されて、前記ウォームホイールが前記出力軸の軸方向に移動した際に、前記ハウジングと前記ウォームホイールの互いに対向する側面の少なくとも一方には、その移動を規制して前記ウォームと前記ウォームホイールとのトルク伝達可能な噛合関係を維持する規制手段を有するものである。
また、前記ハウジングには、前記出力軸を回動自在に支持する軸受を備えており、前記規制手段は、少なくとも前記ウォームホイールの軸方向の一方の側面に対向した前記ハウジングの内面に設けられて、前記一方の側面に対して前記軸受よりも近接配置されていてもよい。
また、前記規制手段は、少なくとも前記ウォームホイールの軸方向の一方の側面から前記ハウジングの内面に向かって突出された突部であってもよい。
本発明によれば、規制手段がウォームホイールの出力軸の軸方向の移動を規制して、ウォームとウォームホイールとのトルク伝達可能な噛合関係を維持する。このため、ウォームホイールと出力軸との固定が解除された場合においても、パワーアシストの付与が不能となることがない。
一実施形態の電動パワーステアリング装置のステアリングコラム近傍の断面図。 同じく電動パワーステアリング装置の減速機におけるウォームホイール近傍の断面図。 間隙G1、G2、G3の説明図。 他の実施形態の電動パワーステアリング装置の減速機におけるウォームホイール近傍の断面図。 従来の電動パワーステアリング装置の減速機におけるウォームホイール近傍の断面図。
以下、本発明を具体化した電動パワーステアリング装置(以下、EPSという)1の一実施形態を図1乃至図3を参照して説明する。
図1に示すように、EPS1のステアリングシャフト2は、その入力側端部であるコラムシャフト3が、軸受4を介してステアリングコラム6内において回転可能に収容されている。また、ステアリングシャフト2の一端(同図中、右側の端部)には図示しないステアリングホイール(図示略)が固定されている。ステアリングシャフト2の他端(同図中、左側の端部)は、自在継手を介して図示しないインターミディエイトシャフトに連結されており、そのステアリング操作に伴う回転、及び操舵トルクが、ステアリングギヤ(ラック&ピニオン機構)等の図示しない転舵輪の舵角を変更する転舵機構へと伝達される。
コラムシャフト3は、前記ステアリングホイールが固定されることにより同コラムシャフト3のステアリング側の端部を構成する中空状のアッパシャフト8と、該アッパシャフト8にスプライン嵌合されることにより同アッパシャフト8の軸方向への摺動を許容するロアシャフト9とを備えている。また、ステアリングコラム6は、軸受4を介してアッパシャフト8を収容支持するアウタチューブ11と、ロアシャフト9を収容するインナチューブ12とを備えている。アウタチューブ11は、その内周にインナチューブ12が挿入されていて、同インナチューブ12に対して軸方向に摺動可能に設けられている。
EPS1は、コラム式のEPSとして構成されている。そして、本実施形態のコラムシャフト3は、上記のようにアッパシャフト8に連結されたロアシャフト9の他端にパワーアシストアクチュエータ15の出力軸16を連結することにより形成されている。
アウタチューブ11の前端部には、ハウジング21が取付け固定されている。ハウジング21は、インナチューブ12に取付けられたセンサ収納ハウジング部22と、該センサ収納ハウジング部22に取付け固定された機構収納ハウジング部24とを備えている。
センサ収納ハウジング部22は、インナチューブ12の端部に一端が内嵌固定された円筒状の筒部26と、同筒部26の他端において拡径形成された拡径部28とを有する。
機構収納ハウジング部24は、ステアリングシャフト2に操舵補助力を付与するパワーアシストアクチュエータ15を収容する筐体である。図2に示すように機構収納ハウジング部24は、底壁25aと底壁25aの周部から立設した周壁25bとを備える有底円筒状のウォームホイール収納部25を有している。また、機構収納ハウジング部24は、パワーアシストアクチュエータ15の駆動源である図示しないモータと、同モータを制御する図示しないコントローラとを支持している。
拡径部28は、底壁28aと底壁28aから立設した周壁28bを備えて円筒状に形成されている。周壁28bはウォームホイール収納部25の周壁25bよりも高さが低く形成されており、その外周に前記周壁25bの先端部が外嵌されている。
図1、図2に示すように前記ロアシャフト9のハウジング21側の端部には中空状のスプライン嵌合部9aが設けられていて連結部材30が相対回動不能に挿入して連結され、該連結部材30内に挿通されたトーションバー32の一端が固定されている。前記トーションバー32の他端部は、出力軸16に相対回転不能に連結されている。
図2に示すように、連結部材30は、筒部26の内周に配置した軸受34によってセンサ収納ハウジング部22に支持されている。
トーションバー32は、運転者による図示しないステアリングホイールの操舵トルクに応じて捩じれ、この捩じれ量が図2に示すように連結部材30の周囲に配置されたトルクセンサ36によって検出される。
トルクセンサ36は、連結部材30の外周に固定されたマグネット38と、筒部26の内周において、同マグネット38と対向する位置に設けられて、マグネット38の磁束変化を検出する磁気センサ(ホールIC)40とにより構成されている。前記トルクセンサ36は、連結部材30と出力軸16との間の捻れ角、即ちトーションバー32の捻れを、この磁気センサ40により磁束変化として検知することにより、ステアリングシャフト2(コラムシャフト3)を介して伝達される操舵トルクを検出する。トルクセンサ36の出力信号は図示しない前記コントローラに出力され、コントローラは、操舵トルクに応じたモータ電流を図示しないモータに供給する。
図2に示すように、出力軸16は、ウォームホイール収納部25の底壁25aに設けられた軸受44と、拡径部28の底壁28aに設けられた軸受46を介してハウジング21に回動自在に支持されている。軸受44は、底壁25aにおいて、内側に膨出したボス25fに設けられた段部25d付の取付孔25cに対して段部25dに係止されるまで内側から圧入されていることと、取付孔25c内面の周溝に係入されたC字状のスナップリング25eとにより出力軸16の軸方向における抜け防止がされている。
また、拡径部28の底壁28aには、ボス28dを有しており、ボス28dに設けられた取付孔28cに対して、軸受46が内側から圧入されている。なお、取付孔28cのトルクセンサ36側に連通する孔は、軸受46の外輪の外径よりも小径となっている。
また、出力軸16において、ウォームホイール収納部25に対応する部分は、軸受44、46の内輪の内径よりも大径の膨出部16aが形成されている。図3に示すように膨出部16aの軸受44側の端部は、軸受44の内輪に当接され、膨出部16aの軸受46側の端部は軸受46の内輪に当接されている。
図1〜図3に示すように、出力軸16の膨出部16aには、ウォームホイール42がキー連結等の固定手段により相対回動不能に取付けられている。前記固定手段には、圧入も含む趣旨である。このキー連結等の固定手段により、ウォームホイール42は、過大な外力が入力されない限り膨出部16aに対して固定されている。
前記モータの駆動軸には、図示しないウォームが取り付けられており、このウォームは、前記ウォームホイール42に噛み合っている。前記ウォーム及びウォームホイール42は、ウォーム減速機を構成している。また、前記モータとウォーム減速機とによりパワーアシストアクチュエータ15が構成されている。
また、図3に示すように、前記拡径部28のボス28dと、ウォームホイール42との間隔G2は、ウォームホイール42と軸受46の間隔G1よりも短くなるように設定されている。また、ウォームホイール42において、出力軸16に貫通される部位は、図2、図3に示すように、軸方向の厚みが厚くなる厚肉部42aが形成されている。厚肉部42aの先端と、軸受44側のスナップリング25eとには間隔G3を有するように設定配置されている。
また、間隔G2、G3は、仮に、ウォームホイール42と出力軸16とのキー連結、等の固定手段による軸方向の固定が解除された際に、膨出部16a上において、ウォームホイール42の軸方向への移動が許容される範囲となる。すなわち、図3において、ウォームホイール42が軸受44側に移動する場合は、間隔G3は厚肉部42aがスナップリング25eに当接するまで移動できる範囲となる。また、間隔G2はウォームホイール42が軸受46側に移動する場合は、ウォームホイール42の軸受46側の側面がボス28dに当接するまで移動できる範囲となる。
間隔G2、または間隔G3分のウォームホイール42の移動があっても、前記ウォームとウォームホイール42とは、両者のトルク伝達可能な噛合関係を維持するように、軸方向における間隔G2、G3の長さが設定されている。ここで、ボス28d及びスナップリング25eは、規制手段に相当する。なお、軸方向における間隔G2、G3の長さは、ウォーム及びウォームホイールの大きさ、形状にもよるが、本実施形態では、1mm前後の数値である。なお、この数値は例示であって、限定されるものではない。
そして、パワーアシストアクチュエータ15は、このウォームホイール42及び図示しないウォームにより構成される減速機により図示しないモータの回転を減速してその出力軸16に伝達することにより、操舵系に対してパワーアシストを付与できる構成となっている。
(実施形態の作用)
以上のように構成されたEPS1の作用を説明する。
走行中に、転舵輪(タイヤ)が縁石等に強く乗り上げた場合、転舵輪から過大な逆入力を受けて、図示しないモータ及びステアリングホイール(ハンドル)が高速で回転させられる。このように過大な逆入力(すなわち、外力)を受けた場合、出力軸16に連結されたウォームホイール42は、この連結が外れて、出力軸16の軸方向に移動することがある。
この場合、ウォームホイール42が、図3において、左方向(軸方向)に移動した場合、間隔G3分を移動した後、厚肉部42aが、スナップリング25eに当接したところで、その移動が規制される。従って、ウォームホイール42の移動があっても、ウォームとウォームホイール42とは、両者のトルク伝達可能な噛合関係を維持する。
また、ウォームホイール42が、図3において、右方向(軸方向)に移動した場合、間隔G2分を移動した後、ウォームホイール42の軸受46の側面が、ボス28dに当接したところで、その移動が規制される。従って、ウォームホイール42の移動があっても、ウォームとウォームホイール42とは、両者のトルク伝達可能な噛合関係を維持する。
この結果、ウォームホイール42とウォームとの噛み合いが外れて、パワーアシストの付与が不能となることを防止できる。
このように、ウォームホイール42が出力軸16に対して軸方向に移動して出力軸16に対しては軸方向には固定されていない場合においても、操舵が可能であり、緊急的に車両を操舵ができる利点がある。
本実施形態では、下記の特徴を有する。
(1)本実施形態のEPS1は、ウォームホイール42が出力軸16の軸方向に移動した際に、その移動を規制してウォームとウォームホイール42とのトルク伝達可能な噛合関係を維持する膨出部16a、スナップリング25e(規制手段)を有する。
この結果、ウォームホイールが出力軸の軸方向に移動した際に、膨出部16a、スナップリング25e(規制手段)はウォームとウォームホイールとのトルク伝達可能な噛合関係を維持するようにウォームホイールの出力軸の軸方向の移動を規制する。このため、ウォームホイールと出力軸との圧入固定が解除された場合においても、パワーアシストの付与が不能となることがない。
(2)本実施形態のEPS1では、ハウジング21には、出力軸16を回動自在に支持する軸受46を備えている。また、底壁28aのボス28d(規制手段)は、ウォームホイール42の軸方向の一方の側面に対向したハウジング21の内面に設けられて、ウォームホイール42の一方の側面に対して軸受46よりも近接配置されている。
この結果、本実施形態によれば、軸受46側にウォームホイール42が移動した場合において、ウォームとウォームホイールとのトルク伝達可能な噛合関係を維持するようにウォームホイールの出力軸の軸方向への移動を規制する。
軸受46側にウォームホイール42が移動した場合において、ウォームホイールと出力軸との圧入固定が解除された場合においても、パワーアシストの付与が不能となることがない。
なお、本発明の実施形態は前記実施形態に限定されるものではなく、下記のように変更してもよい。
・前記実施形態では、ボス28dを規制手段としたが、ボス28dに限定するものではなく、ボス28dの高さを低くする代わりに、ボス28dの高さよりも底壁28aからの高さがある突出部を規制手段として形成してもよい。この突出部とウォームホイール42とには間隔G2を有するように形成するものとする。突出部の形状及び数は限定するものでないが、例えば、ボス28dを囲むように円筒状に形成してもよく、或いは、複数の突出部をボス28dの周囲において所定ピッチで等間隔、或いは不等間隔に配置してもよい。
なお、ボス28dを囲むように円筒状に形成した場合、その全端面が面一となっていることが好ましい。
・前記突出部を底壁28aに設ける代わりに、図4に示すようにウォームホイール42に規制手段としての突部42bを設けて、該突部42bと底壁28a間の間隔をG2としてもよい。あるいは、ウォームホイール42と底壁28aの両者に互いに当接可能な突部を規制手段として設けてもよい。
突部42bの形状及び数は限定するものでないが、例えば、ボス28dを囲むように円筒状(図4参照)に形成してもよく、或いは、複数の突部42bをボス28dの周囲で所定ピッチで等間隔、或いは不等間隔に配置してもよい。
・また、ウォームホイール42に設ける突部は、底壁28a側に向ける代わりに、底壁25a側の側面に設けてもよい。或いは、前記突部42bを底壁28a側の側面に設けるとともに、ウォームホイール42の底壁25a側の側面にも突部を設けてもよい。
いずれの場合も、ウォームホイール42の底壁25a側の側面に設けた突部と底壁25aの間隔をG3とする。また、この場合、厚肉部42aとスナップリング25eとの間隔は、間隔G3よりも長い間隔で配置するものとする。
・前記実施形態では、底壁28aのボス28dが、ウォームホイール42の軸方向の一方の側面に対向したセンサ収納ハウジング部22(ハウジング21)の内面に設けられて、ウォームホイール42の一方の側面に対して軸受46よりも近接配置した。
この構成に加えて、ウォームホイール42の軸方向の他方の側面に対向した軸受44側において、底壁25aのボス25fを、ウォームホイール42の他側面に対して軸受44よりも近接配置してもよい。そして、このボス25fと、ウォームホイール42の他方の側面の間隔をG3としてもよい。なお、この場合、厚肉部42aとスナップリング25eとの間隔は、G3よりも長い間隔で配置するものとする。
・前記実施形態において、軸受46を軸受44と同様にスナップリングで、取付孔28cからの抜け防止を図るようにしてもよい。
・前記実施形態では、コラム式の電動パワーステアリング装置(EPS)としたが、例えば、ピニオンアシスト型、或いはデュアルピニオンアシスト型のEPSに具体化してもよい。
1…電動パワーステアリング装置(EPS)、2…ステアリングシャフト、
3…コラムシャフト、4…軸受、8…アッパシャフト、9…ロアシャフト、
11…アウタチューブ、12…インナチューブ、
15…パワーアシストアクチュエータ、16…出力軸、16a…膨出部、
21…ハウジング、22…センサ収納ハウジング部、24…機構収納ハウジング部、
25…ウォームホイール収納部、25a…底壁、25b…周壁、
25c…取付孔、25d…段部、25e…スナップリング(規制手段)、
26…筒部、28…拡径部、28a…底壁、28b…周壁、28c…取付孔、
28d…ボス(規制手段)、30…連結部材、32…トーションバー、34…軸受、
36…トルクセンサ、38…マグネット、40…磁気センサ、
42…ウォームホイール、44…軸受、46…軸受、
100…ハウジング、101…軸孔、103…ステアリングシャフト、
104…ステアリングコラム、109…ウォーム、110、112、114…軸受、
116…ウォームホイール、G1、G2、G3…間隔。

Claims (3)

  1. モータ及びウォーム減速機を含むパワーアシストアクチュエータを備えた電動パワーステアリング装置であって、
    前記ウォーム減速機は、前記モータの駆動軸に連結されたウォームと、前記ウォームに噛合するとともに前記パワーアシストアクチュエータの出力軸に相対回動不能に取付けられたウォームホイールと、前記ウォームホイールを収納するハウジングとを備え、前記出力軸を介してパワーアシストを行う電動パワーステアリング装置において、
    前記ウォームホイールの前記出力軸に対する軸方向の固定が解除されて、前記ウォームホイールが前記出力軸の軸方向に移動した際に、前記ハウジングと前記ウォームホイールの互いに対向する側面の少なくとも一方には、その移動を規制して前記ウォームと前記ウォームホイールとのトルク伝達可能な噛合関係を維持する規制手段を有する電動パワーステアリング装置。
  2. 前記ハウジングには、前記出力軸を回動自在に支持する軸受を備えており、
    前記規制手段は、少なくとも前記ウォームホイールの軸方向の一方の側面に対向した前記ハウジングの内面に設けられて、前記一方の側面に対して前記軸受よりも近接配置されている請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記規制手段は、少なくとも前記ウォームホイールの軸方向の一方の側面から前記ハウジングの内面に向かって突出された突部である請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
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