JP2016117346A - 車体後部構造 - Google Patents

車体後部構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2016117346A
JP2016117346A JP2014257036A JP2014257036A JP2016117346A JP 2016117346 A JP2016117346 A JP 2016117346A JP 2014257036 A JP2014257036 A JP 2014257036A JP 2014257036 A JP2014257036 A JP 2014257036A JP 2016117346 A JP2016117346 A JP 2016117346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skirt
shock absorber
panel
vehicle body
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014257036A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6375933B2 (ja
Inventor
憲尚 松永
Kensho Matsunaga
憲尚 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP2014257036A priority Critical patent/JP6375933B2/ja
Publication of JP2016117346A publication Critical patent/JP2016117346A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6375933B2 publication Critical patent/JP6375933B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】各パネル部材の組付け方によって剛性を向上させた車体後部構造を提供する。【解決手段】車体後部構造100は、車体後部のバックドア開口116から下方へ延びたスカート基部120、およびスカート基部120の上部から車両後方へ屈曲したスカート後方フランジ122を有するリヤスカートパネル114と、スカート基部120の車両前側に接続されてリヤホイールの上方へわたりリヤホイール用のショックアブソーバが固定されるショックアブソーバリンフォース104と、スカート後方フランジ122からショックアブソーバリンフォース104の上部にわたって接続されてこれらの間に閉断面124を形成するクォータインナロア118とを備えることを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、リヤホイール周辺の車体後部構造に関するものである。
車両のリヤホイールが路面から受ける衝撃は、通常、サスペンション装置(ショックアブソーバ)に吸収され、ショックアブソーバは、リヤホイールハウスを構成するショックアブソーバリンフォースに下方から接続されて固定される。例えば、特許文献1に記載の車両のボディ構造では、ホイールハウスパネル12(本願におけるショックアブソーバリンフォースに相当)の上面にプレート30が設置され、これら両部材に対して下方からショックアブソーバ5が挿し込まれるようにして接続されている。
特開2009−166801号公報
リヤホイールハウスおよびその周辺の車体後部構造は、ショックアブソーバリンフォースをはじめとする複数のパネル部材が組み合わさって構成されている。特に、上記のようにショックアブソーバがリヤホイールハウス(ショックアブソーバリンフォース)に直接的に接続される場合、リヤホイールハウスには高い剛性が求められる。その場合の剛性の向上は、専用の部品によって行うものよりも、各パネル部材の組み付けの形状や構造を工夫することで行うほうが汎用性が高く、コストの面からも有利である。
本発明は、このような課題に鑑み、各パネル部材の組付け方によって剛性を向上させた車体後部構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の代表的な構成は、リヤホイール周辺の車体後部構造において、当該車体後部構造は、車体後部のバックドア開口から下方へ延びたスカート基部、およびスカート基部の上部から車両後方へ屈曲したスカート後方フランジを有するリヤスカートパネルと、スカート基部の車両前側に接続されてリヤホイールの上方へわたりリヤホイール用のショックアブソーバが固定されるショックアブソーバリンフォースと、スカート後方フランジからショックアブソーバリンフォースの上部にわたって接続されてこれらの間に閉断面を形成するクォータインナロアとを備えることを特徴とする。
上記構成によれば、ショックアブソーバリンフォースと、リヤスカートパネルのスカート後方フランジとの間に、クォータインナロアによって比較的大きな閉断面が形成される。この閉断面を形成することで、ショックアブソーバリンフォースを含む車体後部の剛性は高められ、ショックアブソーバからの振動や衝撃に対する変形がより十全に防止される。特に上記構成では、ショックアブソーバリンフォース、リヤスカートパネル、およびクォータインナロアという3種類のパネル部材の組付け方を工夫することで剛性の向上を果たしているため、専用の部品を使用して行う場合に比べて、汎用性やコストの面で有利である。
当該車体後部構造はさらに、スカート基部の車両前側にバックドア開口に沿って取り付けられ閉断面に内包されるテールエンドパネルを備え、テールエンドパネルは、車両前方に突出してクォータインナロアに接続されるテールエンド接続部を有してもよい。テールエンドパネルを組み付けることで、車両後部の剛性をさらに向上させることができる。
上記のショックアブソーバリンフォースは、リヤスカートパネルよりも板厚が厚くてもよい。この構成によって、ショックアブソーバリンフォースの剛性はさらに向上する。
本発明によれば、各パネル部材の組付け方によって剛性を向上させた車体後部構造を提供することが可能になる。
本発明の実施形態にかかる車体後部構造の斜視図である。 図1の矢視A図である。 図1のB−B断面図である。 図1のC−C断面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の実施形態にかかる車体後部構造100の斜視図である。本実施形態の車体後部構造100は、バックドアを有するハッチバック車にて実施されている。また、図1に示す車体後部構造100は、車体後部右側のリヤホイール周辺の構造として実施している。
ホイールハウスインナパネル102は、車両前後方向へ伸びて車両のリヤホイール(図示省略)を覆うパネルである。ホイールハウスインナパネル102は、上方へ凸のアーチ形をしていて、リヤホイールの上方前側を包囲している。ホイールハウスインナパネル102の後端には、ショックアブソーバリンフォース104が接続されている。
ショックアブソーバリンフォース104は、リヤホイール用のショックアブソーバ(図示省略)が固定される部材である。ショックアブソーバリンフォース104は、ホイールハウスインナパネル102の車両後側に接合され、リヤホイールハウスの一部を構成し、リヤホイールの上方後側を包囲している。
ショックアブソーバリンフォース104には、ホイールハウスインナパネル102と後方のリヤスカートパネル114との間の位置に、入力面112が形成されている。入力面112にはリンフォースアッパパネル106(リアショックアブソーバリンフォースアッパパネルとも称す)が重なっている。リンフォースアッパパネル106にはショックアブソーバのボルトを挿通するための開口108が形成されている。開口108と同様の孔は、その下の入力面112にも設けられている。
リンフォースアッパパネル106は、入力面112に重なってこれを補強するパネルである。リンフォースアッパパネル106は、入力面112よりも一回り大きく、入力面112全体を覆うようにこれに接合されている。リンフォースアッパパネル106は、ブラケット110によってホイールハウスインナパネル102にもつながれ、設置剛性が高められている。
リヤスカートパネル114は、ショックアブソーバリンフォース104の車両後側が接続するパネルである。図2は、図1の矢視A図である。図2に例示するように、リヤスカートパネル114は、車体後部の下側にて車幅方向および上下方向に広がっている。リヤスカートパネル114は、バックドアが設置されるバックドア開口116の下縁および側縁の一部を形成している。
再び図1を参照する。クォータインナロア118は、バックドア開口116の側縁の下側を形成しているパネルである。クォータインナロア118は、リヤスカートパネル114およびショックアブソーバリンフォース104にまたがって設置されている。特に本実施形態では、クォータインナロア118は、ショックアブソーバリンフォース104の設置剛性の向上に貢献している。
図3は、図1のB−B断面図である。図3に示すように、リヤスカートパネル114は、大きく分けて、主要部分としてバックドア開口116から下方へ延びているスカート基部120と、スカート基部120の上部から車両後方へ屈曲しているスカート後方フランジ122とを有している。ショックアブソーバリンフォース104は、スカート後方フランジ122から見て下方であって、スカート基部120の車両前側に接続されている。ショックアブソーバリンフォース104は、リヤスカートパネル114よりも板厚が厚く、元々の剛性が高く設定されている。
クォータインナロア118は、スカート後方フランジ122からショックアブソーバリンフォース104の上部にわたって接続されてこれらの間に閉断面124を形成する。具体的には、クォータインナロア118は、後部フランジ126がスカート後方フランジ122に接合し、そこから車両前側に延びた後に下方へ縦壁部128が延び、縦壁部128の下部から車両前側に屈曲した前部フランジ130にてショックアブソーバリンフォース104に接合されている。
クォータインナロア118による閉断面124は、ショックアブソーバリンフォース104と、リヤスカートパネル114のスカート後方フランジ122との間に、比較的大きく形成されている。この閉断面124を形成することで、ショックアブソーバリンフォース104の剛性は高められ、ショックアブソーバからの振動や衝撃に対する変形がより十全に防止される。このようにして、本実施形態ではショックアブソーバリンフォース104の設置剛性の向上を3種類のパネル部材の組付け方を工夫することで果たしているため、専用の部品を使用して行う場合に比べて汎用性やコストの面で有利である。
図4は、図1のC−C断面図である。図4は部分断面図であり、一部が斜視図になっている。図4に示すように、閉断面124の内部には、テールエンドパネル132が内包されている。テールエンドパネル132は、スカート基部120の車両前側にて、バックドア開口116に沿って車幅方向に延びるように組み付けられるパネルである。テールエンドパネル132は、クォータインナロア118とリヤスカートパネル114とに挟まれるようにして設置されている。テールエンドパネル132が組み付けられていることによっても、車体後部構造100の剛性は向上する。
テールエンドパネル132には、テールエンド接続部134が設けられている。テールエンド接続部134は、車両前方に突出してクォータインナロア118とボルト136によって接続される。クォータインナロア118は、テールエンドパネル132が組み付けられることで設置剛性が高まっている。したがって、クォータインナロア118が接続しているショックアブソーバリンフォース104の設置剛性も、テールエンドパネル132に起因してさらに高められている。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車体後部の車体後部構造に利用することができる。
100…車体後部構造、102…ホイールハウスインナパネル、104…ショックアブソーバリンフォース、106…リンフォースアッパパネル、108…開口、110…ブラケット、112…入力面、114…リヤスカートパネル、116…バックドア開口、118…クォータインナロア、120…スカート基部、122…スカート後方フランジ、124…閉断面、126…後部フランジ、128…縦壁部、130…前部フランジ、132…テールエンドパネル、134…テールエンド接続部、136…ボルト

Claims (3)

  1. リヤホイール周辺の車体後部構造において、当該車体後部構造は、
    車体後部のバックドア開口から下方へ延びたスカート基部、および該スカート基部の上部から車両後方へ屈曲したスカート後方フランジを有するリヤスカートパネルと、
    前記スカート基部の車両前側に接続されてリヤホイールの上方へわたり該リヤホイール用のショックアブソーバが固定されるショックアブソーバリンフォースと、
    前記スカート後方フランジから前記ショックアブソーバリンフォースの上部にわたって接続されてこれらの間に閉断面を形成するクォータインナロアとを備えることを特徴とする車体後部構造。
  2. 当該車体後部構造はさらに、
    前記スカート基部の車両前側に前記バックドア開口に沿って取り付けられ前記閉断面に内包されるテールエンドパネルを備え、
    前記テールエンドパネルは、車両前方に突出して前記クォータインナロアに接続されるテールエンド接続部を有することを特徴とする請求項1に記載の車体後部構造。
  3. 前記ショックアブソーバリンフォースは、前記リヤスカートパネルよりも板厚が厚いことを特徴とする請求項1または2に記載の車体後部構造。
JP2014257036A 2014-12-19 2014-12-19 車体後部構造 Active JP6375933B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014257036A JP6375933B2 (ja) 2014-12-19 2014-12-19 車体後部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014257036A JP6375933B2 (ja) 2014-12-19 2014-12-19 車体後部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016117346A true JP2016117346A (ja) 2016-06-30
JP6375933B2 JP6375933B2 (ja) 2018-08-22

Family

ID=56243668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014257036A Active JP6375933B2 (ja) 2014-12-19 2014-12-19 車体後部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6375933B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020175856A (ja) * 2019-04-22 2020-10-29 スズキ株式会社 車体側部構造

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000016338A (ja) * 1998-07-06 2000-01-18 Honda Motor Co Ltd リヤダンパハウス構造
JP2000103363A (ja) * 1998-09-30 2000-04-11 Suzuki Motor Corp 車体の接続構造
JP2000190868A (ja) * 1998-12-25 2000-07-11 Nissan Motor Co Ltd 自動車の車体構造
JP2006273134A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Toyota Motor Corp 車両後部構造
JP2008162297A (ja) * 2006-12-26 2008-07-17 Mitsubishi Motors Corp 車両後部の車体構造
JP2009166801A (ja) * 2008-01-21 2009-07-30 Toyota Auto Body Co Ltd 車両のボディ構造
JP2009298168A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Mazda Motor Corp 車両の後部車体構造
JP2010285019A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Suzuki Motor Corp 車体後部構造

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000016338A (ja) * 1998-07-06 2000-01-18 Honda Motor Co Ltd リヤダンパハウス構造
JP2000103363A (ja) * 1998-09-30 2000-04-11 Suzuki Motor Corp 車体の接続構造
JP2000190868A (ja) * 1998-12-25 2000-07-11 Nissan Motor Co Ltd 自動車の車体構造
JP2006273134A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Toyota Motor Corp 車両後部構造
JP2008162297A (ja) * 2006-12-26 2008-07-17 Mitsubishi Motors Corp 車両後部の車体構造
JP2009166801A (ja) * 2008-01-21 2009-07-30 Toyota Auto Body Co Ltd 車両のボディ構造
JP2009298168A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Mazda Motor Corp 車両の後部車体構造
JP2010285019A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Suzuki Motor Corp 車体後部構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020175856A (ja) * 2019-04-22 2020-10-29 スズキ株式会社 車体側部構造
JP7268463B2 (ja) 2019-04-22 2023-05-08 スズキ株式会社 車体側部構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP6375933B2 (ja) 2018-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5915622B2 (ja) サスペンションタワー及び車両前部構造
KR100980714B1 (ko) 차량용 휠하우스 기구
WO2014061109A1 (ja) 車両用電池搭載構造
JP5971215B2 (ja) サスペンションタワープレート及びサスペンションタワー
JP5487194B2 (ja) 車両用ドア
US10208847B1 (en) Structure of transmission mount
US20090152901A1 (en) Fender protector structure
JP5326416B2 (ja) 車体衝撃吸収構造及び自動車搭載部品取付ブラケット
CN108928395B (zh) 车身前部构造
JP2012116408A (ja) 車体後部構造
JP6421723B2 (ja) 車両前部構造
JP6544635B2 (ja) 車両側部構造
JP6237290B2 (ja) 車体前部構造
JP2016117321A (ja) 車体後部構造
JP6331120B2 (ja) 車体側部構造
JP6375933B2 (ja) 車体後部構造
KR20150118809A (ko) 차량용 쇽 업소버 하우징 및 그 장착구조
JP6393112B2 (ja) 車両のフレーム構造
JP2013159156A (ja) 車体前部構造
WO2016120993A1 (ja) パワーユニット支持構造
JP6903845B2 (ja) 車両用バックドアインナパネル
JP6550744B2 (ja) 車両前部構造
JP6525243B2 (ja) 車両のハイルーフ取付構造
CN111055927A (zh) 用于车辆的挡泥板
JP2014162469A (ja) 車両用サスペンションタワーのストラット支持部構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170915

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180614

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180626

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180709

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6375933

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151