JP2016115697A - 電子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電解コンデンサの圧力弁の開弁を妨げることなく電解コンデンサを含めた複数の電子部品等を封止し得る電子装置を提供する。【解決手段】電子装置10は、複数の電子部品が実装される回路基板11がモールド樹脂20により一部の入出力端子を除き封止されてその外郭が構成されている。頂面31に圧力弁32が形成されたアルミ電解コンデンサ30を含めた複数の電子部品が回路基板11とともにモールド樹脂20により封止されている。モールド樹脂20には、底面22にてアルミ電解コンデンサ30の頂面31に対向する凹部21が形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、電解コンデンサを含めた複数の電子部品が実装された回路基板が封止部材により封止されてなる電子装置に関するものである。
近年、電子装置は、益々過酷な環境にて採用される場合が多くなり、冷熱サイクル等に対する耐久性や振動・衝撃等に対する耐久性を有する構造が求められている。このような耐久性を確保するための技術として、各電子部品を、ケースに収容して保護する構造ではなく、樹脂等の封止部材で全て覆って封止する構造が提案されている。しかしながら、アルミ電解コンデンサなど内部の圧力が所定値以上に上昇した際に開弁する圧力弁を有する電子部品については、圧力弁までも封止してしまうと圧力弁が開弁すべきときに開弁できなくなるという問題がある。
この問題を解決する技術として、例えば、下記特許文献1に開示される電子制御装置が知られている。この電子制御装置では、基板上に、コイル、電解コンデンサ、マイクロプロセッサ、電子部品およびコネクタ端子が実装されている。そして、基板上に固定されたカバーの内部により樹脂未充填領域が形成され、この樹脂未充填領域に、樹脂封止することが望ましくないコイル、電解コンデンサおよびマイクロプロセッサが実装されている。これにより、電解コンデンサ等が樹脂封止されないように他の電子部品を樹脂封止している。
特開2006−190726号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されるような構成では、樹脂封止しない電解コンデンサ等を樹脂未充填領域に実装してさらにカバーで覆う必要があるため、構造が複雑化してしまい、製造コストが増大するだけでなく電子装置が大型化してしまうという問題がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、電解コンデンサの圧力弁の開弁を妨げることなく電解コンデンサを含めた複数の電子部品等を封止し得る電子装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、特許請求の範囲の請求項1に記載の電子装置(10,10a)は、電解コンデンサ(30)を含めた複数の電子部品(12)が実装された回路基板(11)と、前記回路基板とともに前記複数の電子部品を封止する封止部材(20)と、を備え、前記電解コンデンサには、内部の圧力が所定値以上に上昇した際に開弁する圧力弁(32)が頂面(31)に形成されており、前記封止部材には、底面(22)にて前記頂面に対向する凹部(21)が形成されることを特徴とする。
請求項5に記載の電子装置(10b)は、発明は、電解コンデンサ(30a)を含めた複数の電子部品(12)が実装された回路基板(11)と、前記回路基板とともに前記複数の電子部品を封止する封止部材(20)と、を備え、前記電解コンデンサには、内部の圧力が所定値以上に上昇した際に開弁する圧力弁(32)が前記回路基板に対向する対向面(34)に形成されており、前記回路基板には、前記対向面を露出させる貫通穴(11a)が形成されており、前記封止部材には、底面(26)にて前記貫通穴を介して前記頂面に対向する凹部(25)が形成されることを特徴とする。
なお、特許請求の範囲および上記手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
請求項1の発明では、頂面に圧力弁が形成された電解コンデンサを含めた複数の電子部品が回路基板とともに封止部材により封止されている。封止部材には、底面にて電解コンデンサの頂面に対向する凹部が形成されている。
このように、電解コンデンサを含めた複数の電子部品が回路基板とともに封止部材により封止されるため、複数の電子部品および回路基板について熱サイクル等に対する耐久性や振動・衝撃等に対する耐久性が高まるので、電気的接続等に関して信頼性向上を図ることができる。特に、封止部材には、底面にて電解コンデンサの頂面に対向する凹部が形成されていることから、電解コンデンサの頂面を覆っている封止部材の部位(以下、弁被覆部ともいう)の厚さが薄くなるので、電解コンデンサの内部の圧力(以下、単に内圧ともいう)が所定値以上に上昇した場合には、圧力弁の開弁に伴い弁被覆部が破断する。すなわち、電解コンデンサの圧力弁が開弁する際には弁被覆部が破断するので、封止部材のために電解コンデンサの圧力弁が開弁しなくなることもない。したがって、電解コンデンサの圧力弁の開弁を妨げることなく電解コンデンサを含めた複数の電子部品等を封止することができる。
請求項5の発明では、回路基板に対向する対向面に圧力弁が形成された電解コンデンサを含めた複数の電子部品が回路基板とともに封止部材により封止されている。封止部材には、底面にて回路基板の貫通穴を介して電解コンデンサの対向面に対向する凹部が形成されている。
このように、電解コンデンサを含めた複数の電子部品が回路基板とともに封止部材により封止されるため、複数の電子部品および回路基板について熱サイクル等に対する耐久性や振動・衝撃等に対する耐久性が高まるので、電気的接続等に関して信頼性向上を図ることができる。特に、封止部材には、底面にて回路基板の貫通穴を介して電解コンデンサの対向面に対向する凹部が形成されていることから、電解コンデンサの対向面を覆っている封止部材の部位(弁被覆部)の厚さが薄くなるので、電解コンデンサの内圧が所定値以上に上昇した場合には、圧力弁の開弁に伴い弁被覆部が破断する。すなわち、電解コンデンサの圧力弁が開弁する際には弁被覆部が破断するので、封止部材のために電解コンデンサの圧力弁が開弁しなくなることもない。したがって、電解コンデンサの圧力弁の開弁を妨げることなく電解コンデンサを含めた複数の電子部品等を封止することができる。
第1実施形態に係る電子装置の概略構成を示す斜視図である。 図1の切断面Xによる断面図である。 第2実施形態に係る電子装置を示す断面図である。 第2実施形態の第1変形例に係る電子装置の要部を示す説明図である。 第2実施形態の第2変形例に係る電子装置の要部を示す説明図である。 第3実施形態に係る電子装置を示す断面図である。
[第1実施形態]
以下、本発明に係る電子装置を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
本第1実施形態に係る電子装置10は、例えば、車両に搭載されたエンジン等の車載機器を制御する電子制御装置(Electronic Control Unit)など、冷熱サイクル等に対する耐久性や振動・衝撃等に対する耐久性が要求される環境に採用される装置として構成されている。この電子装置10は、図1に示すように、複数の電子部品が実装される回路基板11が封止部材として機能するモールド樹脂20により一部の入出力端子(図示略)を除き封止されてその外郭が構成されている。
回路基板11には、IC12やトランジスタ等の複数の電子部品に加えて、アルミ電解コンデンサ30が実装されている。このアルミ電解コンデンサ30は、周囲の熱変化等に起因してコンデンサ本体の内部の圧力(内圧)が所定値以上に上昇した際に開弁する圧力弁32が頂面31に形成されるタイプの電解コンデンサである。圧力弁32は、例えば、頂面31の中心から十字状に薄肉となる溝部を形成することで設けられる。
アルミ電解コンデンサ30は、その端子33が回路基板11の実装面に設けられるパッド13に対してはんだ14を介して電気的に接続されている。なお、図1では、アルミ電解コンデンサ30を除く複数の電子部品のうち、便宜上、IC12のみを代表して例示している。
次に、モールド樹脂20による各電子部品等の封止状態について、図2を参照して詳述する。なお、図2は、図1の切断面Xによる断面図であり、便宜上、複数の電子部品のうちアルミ電解コンデンサ30のみを図示している。
モールド樹脂20は、エポキシ樹脂などの一般的なモールド材料よりなるもので、液状樹脂注型等により、アルミ電解コンデンサ30やIC12を含めた複数の電子部品が回路基板11とともに封止されるように形成されている。
特に、モールド樹脂20には、底面22にてアルミ電解コンデンサ30の頂面31に対向する凹部21が金型を用いて形成されている。この凹部21は、圧力弁32の中心に対応する位置を基準に断面円形であって表面側ほど拡径するように形成されている。これにより、アルミ電解コンデンサ30の頂面31を覆っているモールド樹脂20の部位(以下、弁被覆部23ともいう)の厚さtが他の部位よりも薄くなる。凹部21は、弁被覆部23の厚さtよりも深くなるように形成されている。
このように、アルミ電解コンデンサ30やIC12等を含めた複数の電子部品が回路基板11とともにモールド樹脂20により封止されるため、複数の電子部品および回路基板11について熱サイクル等に対する耐久性や振動・衝撃等に対する耐久性が高まるので、電気的接続等に関して信頼性向上を図ることができる。特に、モールド樹脂20には、底面22にてアルミ電解コンデンサ30の頂面31に対向する凹部21が形成されていることから、アルミ電解コンデンサ30の頂面31を覆っている弁被覆部23の厚さが薄くなるので、アルミ電解コンデンサ30の内圧が所定値以上に上昇した場合には、圧力弁32の開弁に伴い弁被覆部23が破断する。すなわち、アルミ電解コンデンサ30の圧力弁32が開弁する際には弁被覆部23が破断するので、モールド樹脂20のために圧力弁32が開弁しなくなることもない。したがって、アルミ電解コンデンサ30の圧力弁32の開弁を妨げることなくアルミ電解コンデンサ30を含めた複数の電子部品等を封止することができる。
なお、本実施形態における凹部21は、断面円形であって表面側ほど拡径するように形成されることに限らず、例えば、断面矩形状など、弁被覆部23の厚さtが圧力弁32の開弁に伴い弁被覆部23が破断しやすくなる程度に薄くなる形状に形成されればよい。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る電子装置について、図3を用いて説明する。なお、図3は、第2実施形態に係る電子装置10aを示す断面図である。
本第2実施形態では、弁被覆部23をより破断しやすくしている点が主に上記第1実施形態と異なる。このため、第1実施形態と実質的に同様の構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
図3に示すように、本実施形態に係る電子装置10aでは、モールド樹脂20における凹部21の底面22(弁被覆部23)には、アルミ電解コンデンサ30の頂面31までの厚さを薄くし頂面31に到達しない程度の深さの切り欠き24が設けられる。この切り欠き24は、凹部21の底面22に対して圧力弁32の中心に対応する位置を基準に十字状に広がるように形成されている。
これにより、圧力弁32が開弁する際には、弁被覆部23は切り欠き24を起点に破断することとなり、圧力弁32の開弁に伴う弁被覆部23の破断を確実に行うことができる。
図4は、第2実施形態の第1変形例に係る電子装置10aの要部を示す説明図であり、図4(A)は、凹部21の上面図を示し、図4(B)は、凹部21の断面図を示す。図5は、第2実施形態の第2変形例に係る電子装置10aの要部を示す説明図である。なお、図4(A)の切り欠き24aおよび図5の切り欠き24bでは、便宜上、谷部(最底部)のみを図示している。
モールド樹脂20における凹部21の底面22に設けられる切り欠きは、上述した切り欠き24のように十字状に形成されることに限らず、アルミ電解コンデンサ30の頂面31までの厚さを薄くし頂面31に到達しない程度の深さであれば、例えば、環状またはストライプ状に形成されてもよい。
また、例えば、図4(A)に示す切り欠き24aのように、断面矩形状に形成される凹部21の底面22に対して碁盤目状に形成されてもよい。この場合、図4(B)からわかるように、弁被覆部23は、断面台形状のものが格子状に配列されて連結されるように形成される。これにより、圧力弁32の開弁する位置がばらついても、圧力弁32の開弁に伴う弁被覆部23の破断を確実に行うことができる。
また、例えば、図5に示す切り欠き24bのように、断面矩形状に形成される凹部21の底面22に対して圧力弁32の中心に対応する位置を基準に放射状に広がるように形成されてもよい。これにより、圧力弁32が開弁する際に圧力が高くなりやすい中心が破断しやすくなるので、圧力弁32の開弁に伴う弁被覆部23の破断を確実に行うことができる。
なお、切り欠き24,24a,24bは、それぞれモールド樹脂20の成形時の金型を用いて形成される。これにより、切り欠き24,24a,24bを、容易かつ高精度に形成することができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態に係る電子装置について、図6を用いて説明する。なお、図6は、第3実施形態に係る電子装置10bを示す断面図である。
本第3実施形態では、圧力弁の位置が異なるアルミ電解コンデンサを採用する点が主に上記第1実施形態と異なる。このため、第1実施形態と実質的に同様の構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
図6に示すように、本実施形態に係る電子装置10bでは、上述したアルミ電解コンデンサ30と異なり、圧力弁32の位置が異なるアルミ電解コンデンサ30aが採用されている。このアルミ電解コンデンサ30aは、圧力弁32が回路基板11に対向する対向面(下面)34に形成されている。
また、回路基板11には、実装されたアルミ電解コンデンサ30aの対向面34を裏面側から露出させる貫通穴11aが形成されている。
そして、モールド樹脂20には、図6に示すように、底面26にて回路基板11の貫通穴11aを介してアルミ電解コンデンサ30aの対向面34に対向する凹部25が金型を用いて形成されている。特に、モールド樹脂20における凹部25の底面26(弁被覆部27)には、アルミ電解コンデンサ30aの対向面34までの厚さを薄くし対向面34に到達しない程度の深さの切り欠き28が設けられる。
このようしても、上記第1実施形態と同様に、アルミ電解コンデンサ30aやIC12等を含めた複数の電子部品が回路基板11とともにモールド樹脂20により封止されるため、複数の電子部品および回路基板11について熱サイクル等に対する耐久性や振動・衝撃等に対する耐久性が高まるので、電気的接続等に関して信頼性向上を図ることができる。特に、モールド樹脂20には、底面26にて回路基板11の貫通穴11aを介してアルミ電解コンデンサ30aの対向面34に対向する凹部25が形成されていることから、アルミ電解コンデンサ30aの対向面34を覆っている弁被覆部27の厚さが薄くなるので、アルミ電解コンデンサ30aの内圧が所定値以上に上昇した場合には、圧力弁32の開弁に伴い弁被覆部27が破断する。すなわち、アルミ電解コンデンサ30aの圧力弁32が開弁する際には弁被覆部27が破断するので、モールド樹脂20のためにアルミ電解コンデンサ30aの圧力弁32が開弁しなくなることもない。したがって、アルミ電解コンデンサ30aの圧力弁32の開弁を妨げることなくアルミ電解コンデンサ30aを含めた複数の電子部品等を封止することができる。
特に、弁被覆部27には切り欠き28が設けられているので、圧力弁32が開弁する際には、弁被覆部27は切り欠き28を起点に破断することとなり、圧力弁32の開弁に伴う弁被覆部27の破断を確実に行うことができる。
[他の実施形態]
なお、本発明は上記各実施形態および変形例に限定されるものではなく、例えば、以下のように具体化してもよい。
(1)本発明は、圧力弁32が頂面31に形成されるアルミ電解コンデンサ30や圧力弁32が対向面(下面)34に形成されるアルミ電解コンデンサ30aをモールド樹脂20により封止(モールド)する構成に適用されることに限らず、他のタイプの電解コンデンサを含め、内部の圧力が所定値以上に上昇した際に開弁する圧力弁を有する電子部品をモールド樹脂20により封止する構成に適用することができる。
(2)切り欠き24,24a,24b,28は、モールド樹脂20の成形時の金型を用いて形成されることに限らず、例えば、切削加工等の機械加工により形成されてもよい。
10,10a,10b…電子装置
11…回路基板
12…IC(電子部品)
20…モールド樹脂
21,25…凹部
22,26…底面
24,24a,24b,28…切り欠き
30,30a…アルミ電解コンデンサ(電解コンデンサ)
31…頂面
32…圧力弁
34…対向面

Claims (6)

  1. 電解コンデンサ(30)を含めた複数の電子部品(12)が実装された回路基板(11)と、
    前記回路基板とともに前記複数の電子部品を封止する封止部材(20)と、
    を備え、
    前記電解コンデンサには、内部の圧力が所定値以上に上昇した際に開弁する圧力弁(32)が頂面(31)に形成されており、
    前記封止部材には、底面(22)にて前記頂面に対向する凹部(21)が形成されることを特徴とする電子装置(10,10a)。
  2. 前記凹部の底面には、前記頂面までの厚さを薄くする切り欠き(24,24a,24b)が設けられることを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記切り欠き(24a)は、前記凹部の底面に対して碁盤目状に形成されることを特徴とする請求項2に記載の電子装置。
  4. 前記切り欠き(24b)は、前記凹部の底面に対して前記圧力弁の中心に対応する位置を基準に放射状に広がるように形成されることを特徴とする請求項2に記載の電子装置。
  5. 電解コンデンサ(30a)を含めた複数の電子部品(12)が実装された回路基板(11)と、
    前記回路基板とともに前記複数の電子部品を封止する封止部材(20)と、
    を備え、
    前記電解コンデンサには、内部の圧力が所定値以上に上昇した際に開弁する圧力弁(32)が前記回路基板に対向する対向面(34)に形成されており、
    前記回路基板には、前記対向面を露出させる貫通穴(11a)が形成されており、
    前記封止部材には、底面(26)にて前記貫通穴を介して前記頂面に対向する凹部(25)が形成されることを特徴とする電子装置(10b)。
  6. 前記凹部の底面には、前記頂面までの厚さを薄くする切り欠き(28)が設けられることを特徴とする請求項5に記載の電子装置。
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