JP6478818B2 - 車載用電子制御装置及びその製造方法 - Google Patents

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この発明は、電力用半導体素子を実装したパワーモジュールと、電力用半導体素子を制御する制御基板とで構成された車載用電子制御装置及びその製造方法に関するものである。
近年、電気自動車・ハイブリット自動車のキーパーツであるインバータモジュールに用いられる電力用半導体素子として、従来のSi素子からSiC素子への置き換えが検討されている。SiC素子は、従来のSi素子と比較して、高い電流密度での動作が可能であり、更には200℃以上の高温動作が可能であるため、チップサイズを小さくすることができる。この場合、チップの発熱は拡散しにくくなるため、インバータモジュールの発熱は大きなものになると考えられる。
更に、インバータモジュールに代表される電子制御装置は、従来は車室内に設置されていたが、今日、車室内の電子制御装置が増加してきたため、車室外、特にエンジンルーム内に設置されることが要求されるようになってきている。エンジンルームに電子制御装置を設置した場合、その場所は非常に過酷な温度環境(−40〜120℃)であり、電子制御装置に耐熱性および高信頼性が要求される。また、車内の居住性の向上に伴い、電子制御装置の占有する割合を低減することも同時に要求されるようになってきている。
従って、インバータモジュール等の車載用電子制御装置に対して耐熱性、高信頼性及び小型化が求められている。特に、インバータモジュールを構成する電力用半導体素子を実装したパワーモジュールを制御する目的で近傍に配置される制御基板に対する耐熱性、及びパワーモジュールから発生する熱に対する熱絶縁性は、最も重要な課題となっている。
そこで、従来の車載用電子制御装置においては、図16に示すように、電力用半導体素子10が実装された電力回路基板(パワーモジュール)1と各種の電気部品12が接続された制御回路基板2とがモールド用樹脂外枠4により積層保持されてなる電力用半導体装置において、電力回路基板1と制御回路基板2との間に空気層が形成される空間部22を設けると共に、モールド用樹脂外枠4に空間部22が外部と連通する連通孔24を形成して、制御回路基板2に対する耐熱性、及び電力用半導体素子10から発生する熱に対する熱絶縁性を改善したものが知られている(特許文献1参照)。
この図16では、制御回路基板2の電力回路基板1側とは反対の面は、封止樹脂8により封止されている。この面に実装された電気部品12は、前述したように200℃以上の高温動作する電力用半導体素子10の近傍に配置され、更に過酷な温度サイクル環境下(−40〜120℃)に曝されたとしても、制御回路基板2と封止樹脂8により拘束されているため、見掛け上の線膨張係数は封止樹脂8のものと等しくなる。従って制御回路基板2と電気部品12との熱膨張係数の差から生じる応力を小さくすることができるため、はんだ接合部が疲労破壊に至るまでの寿命を延ばすことができる。
特開昭62−222659号公報(図3)
しかしながら、特許文献1の電子制御装置では、空気層に面する側の制御回路基板2の面は、樹脂封止されていない。もし、この面に電気部品を実装した場合、実装された電気部品は封止樹脂8により拘束されていないため、前述した環境下に曝された時にガラスエポキシ製である制御回路基板2と電気部品12との熱膨張係数の差から生じる応力が、はんだ接合部に繰返し加わるため、短時間で疲労破壊に至ってしまう。そのため、空気層に面する側の制御回路基板2の面には電子部品を実装することができない。このため、電子制御装置のサイズが大型化してしまうという課題があった。
また、特許文献1の電子制御装置では、前述したように制御回路基板2が、200℃以上の高温動作する電力用半導体素子10の近傍に配置され、更に過酷な温度サイクル環境下(−40〜120℃)に曝され、外枠―封止樹脂間の線膨張係数のミスマッチにより、外枠と封止樹脂との間が剥離した場合、剥離が進展して制御回路基板2に実装された電気部品12や、電力用半導体素子10が搭載された電力回路基板1から伸びる制御端子14と制御回路基板2に設けたスルーホールとの接続部を破壊する可能性があった。このため、高温環境下における信頼性に課題があった。
また、特許文献1の電子制御装置においては、前述したように空気層に面する側の制御回路基板2の面は、樹脂封止されておらず、制御回路基板2はむき出しとなっている。従って、この面は電力用半導体素子10が搭載された電力回路基板1から発生したノイズの影響を受けやすくなる。ノイズが発生して、制御回路基板2が誤動作した場合、それに伴い電力回路基板1も誤動作し、最悪人命に関わる問題となる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、信頼性に優れ、しかもサイズを小型化することができる車載用電子制御装置及びその製造方法を提供することを目的とするものである。
この発明に係る車載用電子制御装置は、電力用半導体素子を実装したパワーモジュールと、このパワーモジュールの電力用半導体素子を制御する制御基板を有した樹脂封止基板とが、熱絶縁層となる空気層を介して電気的に接続された車載用電子制御装置であって、パワーモジュールは、制御基板からの制御信号を入力するための制御端子を備え、樹脂封止基板は、スルーホールを有した制御基板と、この制御基板を収納して固定すると共にパワーモジュールの制御端子を貫通させる貫通口を塞ぐ封止材を有したケースと、ケース内に充填され制御基板の両面を樹脂で封止する封止樹脂とを備え、パワーモジュールの制御端子は、封止材および制御基板のスルーホールに通して挿入されて制御基板にはんだ付けしたものである。
この発明に係る車載用電子制御装置の製造方法は、電力用半導体素子を実装したパワーモジュールと、このパワーモジュールの電力用半導体素子を制御する制御基板を有した樹脂封止基板とが、熱絶縁層となる空気層を介して電気的に接続された車載用電子制御装置の製造方法であって、パワーモジュールには、制御基板からの制御信号を入力するための制御端子を設け、樹脂封止基板には、制御基板を収納すると共にパワーモジュールの制御端子を貫通させる貫通口を塞ぐ封止材を有したケースを設け、パワーモジュールの制御端子は、ケースの封止材を貫いて挿入して制御基板に設けられたスルーホールに通し、制御基板はパワーモジュールとケースとの間に熱絶縁層となる空気層を設けた状態でケース内に固定し、その後ケース内に樹脂を充填して制御基板の両面が樹脂で封止されるようにしたものである。
また、この発明に係る車載用電子制御装置の製造方法は、電力用半導体素子を実装したパワーモジュールと、このパワーモジュールの電力用半導体素子を制御する制御基板を有した樹脂封止基板とが、熱絶縁層となる空気層を介して電気的に接続された車載用電子制御装置の製造方法であって、パワーモジュールには、制御基板からの制御信号を入力するための制御端子を設け、樹脂封止基板には、制御基板を収納すると共にパワーモジュールの制御端子を貫通させる貫通口にCuめっき部を施したケースを設け、パワーモジュールの制御端子は、ケースの貫通口を貫いて挿入してCuめっき部をはんだ付けして貫通口を塞ぎ、更に制御端子を制御基板に設けられたスルーホールに通し、制御基板はパワーモジュールとケースとの間に熱絶縁層となる空気層を設けた状態でケース内に固定し、その後ケース内に樹脂を充填して制御基板の両面が樹脂で封止されるようにしたものである。
この発明によれば、制御基板の両面を樹脂封止しているから、制御基板の両面に部品を実装することができるため、電子制御装置のサイズを小型化することができる。
また、ケースと封止樹脂間の線膨張係数のミスマッチによりケースと封止樹脂間が剥離した場合、剥離が進展しても、制御基板に実装された部品や、パワーモジュールから伸びる制御端子と制御基板に設けたスルーホールとの接続部を破壊する可能性がないため、信頼性に優れた車載用電子制御装置を得ることができる。
この発明の実施の形態1に係る車載用電子制御装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態1に係る車載用電子制御装置のケースと封止樹脂間が剥離した場合の状態を示す断面図である。 この発明の実施の形態2に係る車載用電子制御装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態3に係る車載用電子制御装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態4に係る車載用電子制御装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態5に係る車載用電子制御装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態6に係る車載用電子制御装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態7に係る車載用電子制御装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態7に係る車載用電子制御装置のケースと封止樹脂間が剥離した場合の状態を示す断面図である。 この発明の実施の形態8に係る車載用電子制御装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態9に係る車載用電子制御装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態10に係る車載用電子制御装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態10に係る車載用電子制御装置のケースと封止樹脂間が剥離した場合の状態を示す断面図である。 この発明の実施の形態11に係る車載用電子制御装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態12に係る車載用電子制御装置を示す断面図である。 従来の車載用電子制御装置を示す断面図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1に係る車載用電子制御装置及びその製造方法を図1および図2に基づいて詳細に説明する。
図1は、この発明の実施の形態1による車載用電子制御装置の構成を示す断面図であり、図2は車載用電子制御装置を構成するケースと封止樹脂間が剥離した場合の状態を示す断面図である。 図1において、車載用電子制御装置100は、パワーモジュール30と樹脂封止基板40とが熱絶縁層となる空気層50を介して電気的に接続された構成になっている。
パワーモジュール30には、電力用半導体素子、例えばSiC素子が実装されており、パワーモジュール30から伸びるCu製のリードである制御端子31が設けられている。この制御端子31を介して後述する樹脂封止基板40の制御基板41からの制御信号を入力して、実装された電力用半導体素子を制御して所定の電力を出力する。
樹脂封止基板40は、パワーモジュール30に実装された電力用半導体素子の動作を制御する制御信号を生成する制御基板41と、樹脂製のケース42と、ポッティング樹脂である封止樹脂43とから構成される。制御基板41は、一般的なプリント回路基板、例えばガラスエポキシ製プリント回路基板に、電子部品を実装したものであり、スルーホール411と制御基板41に設けたスルーホール電極412とを備える。
ケース42は、制御基板41を収納して固定すると共に、封止樹脂43の充填工程時に封止樹脂43が漏れないようにするものであり、パワーモジュール30の制御端子31を貫通させるための貫通口421と、この貫通口421を塞ぐ樹脂製のガスケット422で構成された封止材を備えている。ガスケット422の封止材には、パワーモジュール30と反対方向側に、貫通口421からの離脱防止のため、貫通口421の穴径よりも大きい径の鍔状の返しが設けられている。
制御基板41からの制御信号を入力するパワーモジュール30の制御端子31は、ガスケット422の封止材を貫いて挿入した後に、制御基板41のスルーホール411に通して挿入し、制御基板41のスルーホール電極412にはんだ413ではんだ付けされている。また、ケース42の内部には封止樹脂43が充填されて制御基板41の両面を樹脂で封止するようになっており、制御基板41に実装された電子部品(図示省略)がパワーモジュール30からの高温に曝されたとしても、破壊されないようになっている。
次に、この発明の実施の形態1に係る車載用電子制御装置の製造方法について説明する。
まず、ケース42の貫通口421にガスケット422の封止材を取り付け、パワーモジュール30の制御端子31は、ガスケット422の封止材を貫いて挿入した後に、制御基板41のスルーホール411に通して挿入し、制御端子31は制御基板41のスルーホール電極412にはんだ413を用いてはんだ付けする。
その後、パワーモジュール30と樹脂封止基板40のケース42との間に熱絶縁層となる空気層50を設けた状態で、制御基板41をケース42の高さの中ほどの位置に固定する。制御基板41のケース42への固定は、制御基板41に設けられた穴を通じてケース42内に設けられたボスとねじ止め若しくはスナップフィットで固定する。
なお、制御端子31とスルーホール電極412とのはんだ付けは、制御基板41をケース42に固定した後に行ってもよい。
次に、ケース42内に封止樹脂43を充填して制御基板41の両面が樹脂で覆われるようにして樹脂封止する。制御基板41の下面への封止樹脂43の充填は、ケース42と制御基板41との間隙から流し込まれる。
樹脂封止の工程時は、ガスケット422の封止材があるため、封止樹脂43がケース42から漏れることはない。なお、硬化後の封止樹脂43の線膨張係数は、制御基板41を構成する基材の線膨張係数よりも小さいものとする。
このようにこの発明における車載用電子制御装置においては、図1に示す通り、制御基板41は両面を樹脂封止されており、制御基板41の両面に実装された部品のはんだ接合部が疲労破壊に至るまでの寿命を延ばすことができる。これによって、高温環境下における信頼性の高い車載用電子制御装置を得ることができる。更に、電子部品を制御基板41の両面に実装できるため、サイズを小型化することが可能である。
また、この発明における車載用電子制御装置においては、図2に示すように、ガスケット422の封止材とケース42は接合されていないため、ケース42と封止樹脂43間の線膨張係数のミスマッチにより、ケース42と封止樹脂43との間の剥離が封止材のガスケット422まで進展した場合でも、封止材のガスケット422の端面がめくり上がるだけで、剥離がそれ以上に進展することが止まる。従って、制御基板41に実装された部品やパワーモジュール30から伸びる制御端子31と制御基板41に設けたスルーホール411との接続部を破壊する可能性がないため、信頼性に優れた車載用電子制御装置を得ることができる。
更に、封止材のガスケット422の端面がめくり上がった後、剥離は封止材のガスケット422とケース界面に向かって図2の矢印の方向に進展する。従って、制御基板41に剥離が進展することがない。これによって、高温環境下でも寿命の長い車載用電子制御装置を得ることができる。
また、この発明における車載用電子制御装置においては、図1に示すように空気層50に面する制御基板41の面も樹脂封止されているため、制御基板41はパワーモジュール30から発生したノイズの影響を受けない。このため、耐ノイズ性に優れた車載用電子制御装置を得ることができる。
なお、上記した実施の形態1においては、制御端子31としてCu製リードの場合について述べたが、これに限るものではなく、Cu−Sn、Cu−Zn、Cu−FeなどのCu基合金やFe−Ni合金、Ni、Pdなどでも同様の効果が得られる。
また、封止材のガスケット422の材質は樹脂製である場合について述べたが、これに限るものではなく、SUSやCu製などの金属製や、カーボン製などのガスケットなどでも同様の効果が得られる。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2に係る車載用電子制御装置を図3に基づいて詳細に説明する。
図3は、この発明の実施の形態2による車載用電子制御装置の構成を示す断面図である。実施の形態2の発明は、実施の形態1の発明において、図3に示すように、パワーモジュール30と樹脂封止基板40との間に設けられた空気層50に、例えば、Fe、Al、Cuから構成される金属製の遮蔽板60を挿入したものである。その他の構成は実施の形態1の図1と同じに付き、同じまたは相当する部分には同じ符号を付して、説明を省略する。
このように実施の形態2の発明は、空気層50の個所に金属製の遮蔽板60を設けたので、耐熱性及びパワーモジュール30から発生するノイズ耐性を更に向上した車載用電子制御装置を得ることができる。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3に係る車載用電子制御装置を図4に基づいて詳細に説明する。
図4は、この発明の実施の形態3による車載用電子制御装置の構成を示す断面図である。実施の形態3の発明は、実施の形態1の発明において、図4に示すように、ケース42の貫通口421が設けられる底面内部に、例えば、Fe、Al、Cuから構成される金属製の遮蔽板60を封入して成型したものである。その他の構成は実施の形態1の図1と同じに付き、同じまたは相当する部分には同じ符号を付して、説明を省略する。
なお、ケース42に遮蔽板60を封入して成型する方法は、所謂インサート成型でケース42を作製することで可能である。
このように実施の形態3の発明は、ケース42の底面内部に金属製の遮蔽板60を設けたので、実施の形態2と同様に耐熱性及びパワーモジュール30から発生するノイズ耐性を更に向上した車載用電子制御装置を得ることができる。
更に、ケース42と遮蔽板60は一体化しているため、実施の形態2と比較した場合、車載用電子制御装置の作製工程において遮蔽板60を取り付ける工程を減らすことができる。これによって、生産性を向上することができる。更に、パワーモジュール30と樹脂封止基板40との絶縁距離を短くすることが可能となるため、低背化することができる。これによって、小型化した車載用電子制御装置を得ることができる。
実施の形態4.
次に、この発明の実施の形態4に係る車載用電子制御装置を図5に基づいて詳細に説明する。
図5は、この発明の実施の形態4による車載用電子制御装置の構成を示す断面図である。封止材のガスケット422の形状について、実施の形態1の発明は、離脱防止用として、パワーモジュール30と反対側に貫通口421の穴径よりも大きい径の鍔状の返しが設けられていたが、実施の形態4の発明は、図5に示すように、パワーモジュール側に貫通口421の穴径よりも大きい径の鍔状の返しを設けたものである。その他の構成は実施の形態1の図1と同じに付き、同じまたは相当する部分には同じ符号を付して、説明を省略する。
実施の形態5.
次に、この発明の実施の形態5に係る車載用電子制御装置を図6に基づいて詳細に説明する。
図6は、この発明の実施の形態5による車載用電子制御装置の構成を示す断面図である。封止材のガスケット422の形状について、離脱防止用として、実施の形態1の発明はパワーモジュール30と反対側に、実施の形態4の発明はパワーモジュール30側に、貫通口421の穴径よりも大きい径の鍔状の返しが設けられていたが、実施の形態5の発明は、図6に示すように、パワーモジュール30側及びその反対側の両面に、貫通口421の穴径よりも大きい径の鍔状の返しを設けたものである。その他の構成は実施の形態1の図1と同じに付き、同じまたは相当する部分には同じ符号を付して、説明を省略する。
実施の形態6.
次に、この発明の実施の形態6に係る車載用電子制御装置を図7に基づいて詳細に説明する。
図7は、この発明の実施の形態6による車載用電子制御装置の構成を示す断面図である。封止材のガスケット422の形状について、離脱防止用として、図7に示すように複数の貫通口421を1つの面で同時に塞ぐ形状であっても同様の効果が得られる。その他の構成は実施の形態1の図1と同じに付き、同じまたは相当する部分には同じ符号を付して、説明を省略する。
実施の形態7.
次に、この発明の実施の形態7に係る車載用電子制御装置及びその製造方法を図8および図9に基づいて詳細に説明する。
図8はこの発明の実施の形態7による車載用電子制御装置の構成を示す断面図であり、図9は車載用電子制御装置を構成するケースと封止樹脂間が剥離した場合の状態を示す断面図である。
図8において、車載用電子制御装置100は、実施の形態1の図1と同様に、パワーモジュール30と樹脂封止基板40とが熱絶縁層となる空気層50を介して電気的に接続された構成になっている。
実施の形態7の発明は、ケース42の底部に設けられた貫通口421を塞ぐ封止材として、ガスケット422の代わりに熱硬化性樹脂423を用いたものである。その他の構成は実施の形態1の図1と同じに付き、同じまたは相当する部分には同じ符号を付して、説明を省略する。
この構成をとることで、実施の形態1と同様に、過酷な温度環境下においても信頼性が高く、サイズが小型であり、ノイズ耐性に優れた車載用電子制御装置を得ることができる。
次に、この発明の実施の形態7に係る車載用電子制御装置の製造方法について説明する。
まず、パワーモジュール30から伸びる制御端子31を貫通口421に挿入し、その貫通口421を熱硬化性樹脂423で埋めて塞ぐ。そして制御端子31を制御基板41のスルーホール411に挿入し、制御端子31と制御基板41に設けたスルーホール電極412とをはんだ413を用いてはんだ付けする。
その後、パワーモジュール30と樹脂封止基板40のケース42との間に熱絶縁層となる空気層50を設けた状態で、制御基板41をケース42の高さの中ほどの位置に固定する。制御基板41のケース42への固定は、制御基板41に設けられた穴を通じてケース42内に設けられたボスとねじ止め若しくはスナップフィットで固定する。
なお、制御端子31とスルーホール電極412とのはんだ付けは、制御基板41をケース42に固定した後に行ってもよい。
次に、ケース42内に封止樹脂43を充填して制御基板41の両面が樹脂で覆われるようにして樹脂封止する。制御基板41の下面への封止樹脂43の充填は、ケース42と制御基板41との間隙から流し込まれる。
樹脂封止の工程時は、熱硬化性樹脂423の封止材でケース42の貫通口421を塞いでいるため、封止樹脂43がケース42から漏れることはない。なお、硬化後の封止樹脂43の線膨張係数は、制御基板41を構成する基材の線膨張係数よりも小さいものとする。
また、図9に示すように、ケース42と封止樹脂43間の線膨張係数のミスマッチにより、ケース42と封止樹脂43との間の剥離が封止材の熱硬化性樹脂423まで進展した場合でも、剥離は封止材の熱硬化性樹脂423で止まる。また、剥離が矢印のように熱硬化性樹脂423とケース界面に進展しても、制御基板41に剥離が進展することがない。これによって、高温環境下でも寿命の長い車載用電子制御装置を得ることができる。
なお、上記した実施の形態7においては、制御端子31としてCu製リードの場合について述べたが、これに限るものではなく、Cu−Sn、Cu−Zn、Cu−FeなどのCu基合金やFe−Ni合金、Ni、Pdなどでも同様の効果が得られる。
実施の形態8.
次に、この発明の実施の形態8に係る車載用電子制御装置を図10に基づいて詳細に説明する。
図10は、この発明の実施の形態8による車載用電子制御装置の構成を示す断面図である。実施の形態8の発明は、実施の形態7の発明において、図10に示すように、パワーモジュール30と樹脂封止基板40との間に設けられた空気層50に、例えば、Fe、Al、Cuから構成される金属製の遮蔽板60を挿入したものである。その他の構成は実施の形態7の図8と同じに付き、同じまたは相当する部分には同じ符号を付して、説明を省略する。
このように実施の形態8の発明は、空気層50の個所に金属製の遮蔽板60を設けたので、耐熱性及びパワーモジュール30から発生するノイズ耐性を更に向上した車載用電子制御装置を得ることができる。
実施の形態9.
次に、この発明の実施の形態9に係る車載用電子制御装置を図11に基づいて詳細に説明する。
図11は、この発明の実施の形態9による車載用電子制御装置の構成を示す断面図である。実施の形態9の発明は、実施の形態7の発明において、図11に示すように、ケース42の貫通口421が設けられる底面内部に、例えば、Fe、Al、Cuから構成される金属製の遮蔽板60を封入して成型したものである。その他の構成は実施の形態7の図8と同じに付き、同じまたは相当する部分には同じ符号を付して、説明を省略する。
なお、ケース42に遮蔽板60を封入して成型する方法は、所謂インサート成型でケース42を作製することで可能である。
このように実施の形態9の発明は、ケース42の底面内部に金属製の遮蔽板60を設けたので、実施の形態8と同様に耐熱性及びパワーモジュール30から発生するノイズ耐性を更に向上した車載用電子制御装置を得ることができる。
更に、ケース42と遮蔽板60は一体化しているため、実施の形態8と比較した場合、車載用電子制御装置の作製工程において遮蔽板60を取り付ける工程を減らすことができる。これによって、生産性を向上することができる。更に、パワーモジュール30と樹脂封止基板40との絶縁距離を短くすることが可能となるため、低背化することができる。これによって、小型化した車載用電子制御装置を得ることができる。
実施の形態10.
次に、この発明の実施の形態10に係る車載用電子制御装置及びその製造方法を図12および図13に基づいて詳細に説明する。
図12はこの発明の実施の形態10による車載用電子制御装置の構成を示す断面図であり、図13は車載用電子制御装置を構成するケースと封止樹脂間が剥離した場合の状態を示す断面図である。
図12において、車載用電子制御装置100は、実施の形態1の図1と同様に、パワーモジュール30と樹脂封止基板40とが熱絶縁層となる空気層50を介して電気的に接続された構成になっている。
実施の形態10の発明は、ケース42の底部に設けられた貫通口421を塞ぐ封止材として、ガスケット422や熱硬化性樹脂423の代わりに、貫通口421を囲むCuめっき部424と、このCuめっき部424をはんだ付けして貫通口421を塞ぐはんだ部425とで構成したものである。その他の構成は実施の形態1の図1と同じに付き、同じまたは相当する部分には同じ符号を付して、説明を省略する。
この構成をとることで、実施の形態1と同様に、過酷な温度環境下においても信頼性が高く、サイズが小型であり、ノイズ耐性に優れた車載用電子制御装置を得ることができる。
次に、この発明の実施の形態10に係る車載用電子制御装置の製造方法について説明する。まず、パワーモジュール30から伸びる制御端子31を貫通口421に挿入し、その貫通口421に施されたCuめっき部424をはんだ付けしてはんだ部425で貫通口421を塞ぐ。そして制御端子31を制御基板41のスルーホール411に挿入し、制御端子31と制御基板41に設けたスルーホール電極412とをはんだ413を用いてはんだ付けする。
その後、パワーモジュール30と樹脂封止基板40のケース42との間に熱絶縁層となる空気層50を設けた状態で、制御基板41をケース42の高さの中ほどの位置に固定する。制御基板41のケース42への固定は、制御基板41に設けられた穴を通じてケース42内に設けられたボスとねじ止め若しくはスナップフィットで固定する。
なお、制御端子31とスルーホール電極412とのはんだ付けは、制御基板41をケース42に固定した後に行ってもよい。
次に、ケース42内に封止樹脂43を充填して制御基板41の両面が樹脂で覆われるようにして樹脂封止する。制御基板41の下面への封止樹脂43の充填は、ケース42と制御基板41との間隙から流し込まれる。
このとき、Cuめっき部424は、はんだ部425ではんだ付けされて貫通口421が塞がれているため、樹脂封止工程時に封止樹脂43がケース42から漏れることはない。なお、硬化後の封止樹脂43の線膨張係数は、制御基板41を構成する基材の線膨張係数よりも小さいものとする。
また、図13に示すように、ケース42と封止樹脂43間の線膨張係数のミスマッチにより、ケース42と封止樹脂43との間の剥離が封止材のはんだ部425まで進展した場合でも、まずCuめっき部424が剥離するため、制御基板41に設けたスルーホール411との接続部や制御基板41に実装された部品を破壊する可能性はない。これによって、高温環境下でも寿命の長い車載用電子制御装置を得ることができる。
実施の形態11.
次に、この発明の実施の形態11に係る車載用電子制御装置を図14に基づいて詳細に説明する。
図14は、この発明の実施の形態11による車載用電子制御装置の構成を示す断面図である。実施の形態11の発明は、実施の形態10の発明において、図14に示すように、パワーモジュール30と樹脂封止基板40との間に設けられた空気層50に、例えば、Fe、Al、Cuから構成される金属製の遮蔽板60を挿入したものである。その他の構成は実施の形態10の図12と同じに付き、同じまたは相当する部分には同じ符号を付して、説明を省略する。
このように実施の形態11の発明は、空気層50の個所に金属製の遮蔽板60を設けたので、耐熱性及びパワーモジュール30から発生するノイズ耐性を更に向上した車載用電子制御装置を得ることができる。
実施の形態12.
次に、この発明の実施の形態12に係る車載用電子制御装置を図15に基づいて詳細に説明する。
図15は、この発明の実施の形態12による車載用電子制御装置の構成を示す断面図である。実施の形態12の発明は、実施の形態10の発明において、図15に示すように、ケース42の貫通口421が設けられる底面内部に、例えば、Fe、Al、Cuから構成される金属製の遮蔽板60を封入して成型したものである。その他の構成は実施の形態10の図12と同じに付き、同じまたは相当する部分には同じ符号を付して、説明を省略する。
なお、ケース42に遮蔽板60を封入して成型する方法は、所謂インサート成型でケース42を作製することで可能である。
このように実施の形態12の発明は、ケース42の底面内部に金属製の遮蔽板60を設けたので、実施の形態10と同様に耐熱性及びパワーモジュール30から発生するノイズ耐性を更に向上した車載用電子制御装置を得ることができる。
更に、ケース42と遮蔽板60は一体化しているため、実施の形態11と比較した場合、車載用電子制御装置の作製工程において遮蔽板60を取り付ける工程を減らすことができる。これによって、生産性を向上することができる。更に、パワーモジュール30と樹脂封止基板40との絶縁距離を短くすることが可能となるため、低背化することができる。これによって、小型化した車載用電子制御装置を得ることができる。
以上、この発明の実施の形態を記述したが、この発明は実施の形態に限定されるものではなく、種々の設計変更を行うことが可能であり、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
100:車載用電子制御装置、 30:パワーモジュール、 31:制御端子、
40:樹脂封止基板、 41:制御基板、 42:ケース、 43:封止樹脂、
411:スルーホール、 412:スルーホール電極、 413:はんだ、
421:貫通口、422:ガスケット(封止材)、423:熱硬化性樹脂(封止材)、
424:Cuめっき部(封止材)、 425:はんだ部(封止材)、
50:空気層、 60:遮蔽板

Claims (8)

  1. 電力用半導体素子を実装したパワーモジュールと、このパワーモジュールの前記電力用半導体素子を制御する制御基板を有した樹脂封止基板とが、熱絶縁層となる空気層を介して電気的に接続された車載用電子制御装置であって、
    前記パワーモジュールは、前記制御基板からの制御信号を入力するための制御端子を備え、
    前記樹脂封止基板は、スルーホールを有した前記制御基板と、この制御基板を収納して固定すると共に前記パワーモジュールの制御端子を貫通させる貫通口を塞ぐ封止材を有したケースと、このケース内に充填され前記制御基板の両面を樹脂で封止する封止樹脂とを備え、
    前記パワーモジュールの制御端子は、前記封止材および前記制御基板のスルーホールに通して挿入されて前記制御基板にはんだ付けされてなる車載用電子制御装置。
  2. 前記ケースの貫通口を塞ぐ封止材は、ガスケットで構成したことを特徴とする請求項1に記載の車載用電子制御装置。
  3. 前記ケースの貫通口を塞ぐ封止材は、熱硬化性樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の車載用電子制御装置。
  4. 前記ケースの貫通口を塞ぐ封止材は、前記貫通口を囲むめっき部と、このめっき部をはんだ付けして前記貫通口を塞ぐはんだ部とで構成したことを特徴とする請求項1に記載の車載用電子制御装置。
  5. 前記パワーモジュールと前記樹脂封止基板との間の空気層に、金属性の遮蔽板を設けたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車載用電子制御装置。
  6. 前記ケースの貫通口が設けられる底面内部に、金属性の遮蔽板を封入したことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車載用電子制御装置
  7. 電力用半導体素子を実装したパワーモジュールと、このパワーモジュールの前記電力用半導体素子を制御する制御基板を有した樹脂封止基板とが、熱絶縁層となる空気層を介して電気的に接続された車載用電子制御装置の製造方法であって、
    前記パワーモジュールには、前記制御基板からの制御信号を入力するための制御端子を設け、前記樹脂封止基板には、前記制御基板を収納すると共に前記パワーモジュールの制御端子を貫通させる貫通口を塞ぐ封止材を有したケースを設け、
    前記パワーモジュールの制御端子は、前記ケースの封止材を貫いて挿入して前記制御基板に設けられたスルーホールに通し、前記制御基板は前記パワーモジュールと前記ケースとの間に熱絶縁層となる空気層を設けた状態で前記ケース内に固定し、その後前記ケース内に樹脂を充填して前記制御基板の両面が前記樹脂で封止されるようにした車載用電子制御装置の製造方法。
  8. 電力用半導体素子を実装したパワーモジュールと、このパワーモジュールの前記電力用半導体素子を制御する制御基板を有した樹脂封止基板とが、熱絶縁層となる空気層を介して電気的に接続された車載用電子制御装置の製造方法であって、
    前記パワーモジュールには、前記制御基板からの制御信号を入力するための制御端子を設け、前記樹脂封止基板には、前記制御基板を収納すると共に前記パワーモジュールの制御端子を貫通させる貫通口にCuめっき部を施したケースを設け、
    前記パワーモジュールの制御端子は、前記ケースの貫通口を貫いて挿入して前記Cuめっき部をはんだ付けして前記貫通口を塞ぎ、更に前記制御端子を前記制御基板に設けられ
    たスルーホールに通し、前記制御基板は前記パワーモジュールと前記ケースとの間に熱絶縁層となる空気層を設けた状態で前記ケース内に固定し、その後前記ケース内に樹脂を充填して前記制御基板の両面が前記樹脂で封止されるようにした車載用電子制御装置の製造方法。
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