JP2016109654A - 電池検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高容量のスタック型の電池であっても、電極板の位置ずれを検査できる電池検査装置を提供する。【解決手段】X線管(放射線源)2と、X線管2から放射されるX線ビーム(放射線ビーム)3の光軸に電極板が沿うように電池1の位置を決める位置決め手段と、電池1を電極板の積層方向へ移動させる移動手段と、電池1を透過したX線ビーム3を検出し透過像として出力するX線検出器5と、位置決め手段により位置決めされた電池1に対し、移動手段とX線検出器5を制御して電池1を積層方向に移動させつつ複数の移動の位置でそれぞれ電極板に沿った方向で透過したX線ビーム3を検出した複数の透過像を取り込む撮影制御部6dと、取り込んだ複数の透過像に対し互いに同一である所定の領域をそれぞれ抽出した抽出透過像を互いに移動の位置に応じたずらし量でずらして加算することで合成処理して合成画像を得る画像合成部6eと、を有する電池検査装置。【選択図】図1

Description

本発明は、容器内に層状に正極板(正極の電極板)と負極板(負極の電極板)を交互に配置して成るスタック型の電池の正極板と負極板の位置ずれを検査する電池検査装置に関する。
近年、携帯電話などの機器の発達や電機自動車の実用化でリチウムイオン電池やニッケル水素電池などの二次電池の需要が拡大している。
特に、電解液をゲル状にしたリチウムイオンポリマー電池が液漏れし難く、また、エネルギー密度が高い、薄型にできるなどの理由で普及しはじめている。リチウムイオンポリマー電池は平面状の正極板と負極板とをセパレータを介して何層も積み上げる構造(以下スタック型)になっている。
このリチウムイオンポリマー電池において、正極板が負極板よりはみ出していると、使用しているうちに、はみ出した正極板にリチウムが析出してショートし、発火することがある。そのため、正極板と負極板の位置を保ってずれが生じないようにすることが安全のため重要である。このずれは封印後に放射線透視をおこなって検査されている。
このようなスタック型電池の放射線透視を行なう従来の電池検査装置としては特許文献1に記載の装置がある。
図9は従来のスタック型電池の放射線透視による検査方法を示す模式図である。図9に示すように、まず、電池1の正極板11の長辺に沿ったAA方向に放射線を放射し、X線検出器5で透過像を検出する。この放射線透過像を画像処理することで、層ごとに短辺に沿った方向の正極板11と負極板12の位置が適正か判定する。次に、電池1の正極板11の短辺に沿ったBB方向に放射線を放射し、同様に、層ごとに長辺に沿った方向の正極板11と負極板12の位置が適正か判定する。
特開2004−22206号公報
近年、スタック型のリチウムイオンポリマー電池は高容量化する傾向にある。高容量化することで、電極板の大きさは例えば一辺10cmないし30cmと大型化し、正極板と負極板の一組が成す層の厚さは例えば0.15mmと薄層化し、層数も例えば50と増大している(従来は5cm、0.3mm、10層程度)。
このため、従来のように電極板の一辺に沿った方向の透視を行うと、一辺が長くなっているため電極板の透過像が重なり合って不鮮明になり検査ができなくなる問題がある。
本発明は、前記課題を鑑みてなされたもので、その目的は、高容量のスタック型の電池であっても、電極板の位置ずれを検査できる電池検査装置を提供することにある。
前記の問題を解決するために請求項1記載の発明は、層を成す複数の四角形の電極板を有する電池の前記電極板の位置ずれを検査する電池検査装置であり、放射線源と、前記放射線源から放射される放射線ビームの光軸に前記電極板が沿うように前記電池の位置を決める位置決め手段と、前記電池を前記電極板の積層方向へ移動させる移動手段と、前記電池を透過した前記放射線ビームを検出し透過像として出力する放射線検出器と、前記位置決め手段により位置決めされた前記電池に対し、前記移動手段と前記放射線検出器を制御して前記電池を積層方向に移動させつつ複数の移動の位置でそれぞれ前記電極板が前記光軸に沿った方向で透過した放射線ビームを検出した複数の透過像を取り込む撮影制御部と、前記取り込んだ複数の透過像に対し互いに同一である所定の領域をそれぞれ抽出した抽出透過像を互いに前記移動の位置に応じたずらし量でずらして加算することで合成処理して合成画像を得る画像合成部、を有することを要旨とする。
前記の問題を解決するために請求項2記載の発明は、前記画像合成部において前記移動による前記被検体の透過像上での移動量に等しい前記ずらし量でずらし加算する。
前記の問題を解決するために請求項3記載の発明は、前記画像合成部により得た合成画像より前記電極板の相互の位置ずれを検出して良否を判定する検査処理部、を有することを要旨とする。
前記の問題を解決するために請求項4記載の発明は、前記位置決め手段により位置決めされた電池に対し撮影された透過像の上での位置指定を受けることで前記所定の領域を設定する条件設定部、を有することを要旨とする。
本発明によれば、高容量のスタック型の電池であっても、電極板の位置ずれを検査できる。
本発明の第一の実施形態の電池検査装置の構成図である。 電池1の構造を示す模式図である。 第一の実施形態に係る合成処理に先立つ合成条件設定のフロー図である。 第一の実施形態に係る透過像とROIを示す模式図である。 第一の実施形態に係る透過像上のROIと電池の位置関係を示す模式図である。 第一の実施形態に係る撮影位置関係を示す模式図である。 第一の実施形態に係る撮影及び合成処理のフロー図である。 第一の実施形態に係る合成画像と抽出透過像を示す模式図である。 従来のスタック型電池の放射線透視による検査方法を示す模式図である。 変形例8に係るジェリーロール型電池による検査方法を示す模式図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
(第一の実施形態の構成)
図1は本発明の第一の実施形態の電池検査装置の構成図である。
電池検査装置は、電池1の電極板の位置ずれを検査する装置であり、X線管(放射線源)2と、X線管2から放射されて検出されるX線ビーム(放射線ビーム)3の中に電池1を位置決めさせる位置決め機構(位置決め手段及び移動手段)4と、電池1を透過したX線ビーム3を検出し透過像(透過データ)として出力するX線検出器(放射線検出器)5と、透過像を取り込み合成処理後、電極板の位置ずれを検出し良否を判定するデータ処理部(画像合成部、検査処理部及び条件設定部)6と、データ処理部からの指令で位置決め機構を制御する機構制御部(撮影制御部)7と、より成る。
また、他の構成として、X線管2に高電圧を供給する高圧発生器や管電圧・管電流を制御するX線制御器、電池1を搬送して位置決め機構4に授受する電池搬送機構、不良と判定した電池を排除する排除機構、X線コリメータやX線遮断箱等を有するが、図1では省略している。
位置決め機構4は、電池1を保持するホルダ(位置決め手段)4aと、ホルダ4aの姿勢を変更する姿勢変更機構(位置決め手段)4bと、ホルダ4aの姿勢を保ったまま直交3方向の移動軸に沿って移動するxyz移動機構(移動手段)4cから成る。姿勢変形機構4bはホルダ4aを垂直軸(z軸)に対して回転させる機構である。
xyz移動機構4cのz移動軸(昇降軸)は、X線ビーム3と垂直に交差している。正確には、z移動軸は、放射されたビーム中の検出されるX線ビーム3の中央であるX線光軸Lの方向(x軸)に垂直な方向である。
X線管2としては、例えば、X線ビーム3の発散点であるX線焦点Fの大きさが1μm程度のマイクロフォーカスX線管を用いる。
X線検出器5は、二次元の分解能でX線を検出するもので、例えば、X線像を可視光像に変換するX線II(イメージインテンシファイア)と、この可視光像を撮影してデジタルデータとしての透過像を出力する撮像カメラ、及びX線IIと撮像カメラを制御する検出器制御部、等より成る。
機構制御部7はデータ処理部6からの指令で位置決め機構4を制御するとともに、不図示の電池搬送機構や不良と判定した電池を排除する排除機構を制御するほか、これらの機構のステータスをデータ処理部6に送信する。
データ処理部6は、例えば、通常のコンピュータであり、CPU、メモリ、インターフェース、表示部6a、キーボードやマウスなどの入力部6b、等より成っている。
データ処理部6は、機構制御部7へ指令を送信し位置決め機構4を制御する。
また、データ処理部6は、X線検出器5に撮影信号を送って検出を行わせ、X線検出器5からの透過データを収集し、記憶し、透過データを表示部6aに表示する。
さらに、データ処理部6は不図示のX線制御部に、X線条件やX線照射信号を送信する。
データ処理部6はソフトウェアを読み込んでCPUが機能する機能ブロックとして、透過像上でROI(Region of Interest)(所定の領域)の設定を受け付ける条件設定部6c(受付手段)、連続撮影するための撮影制御部6d、連続撮影して得た透過データのROI部分を合成して画像を得る画像合成部6e、電極板の位置ずれ検出と判定を実行して電池1ごとに良否判定を行い不良品の場合には機構制御部7に判定結果として不良品の排除信号を送信する検査処理部6f、等を備えている。
図2は電池1の構造を示す模式図である。図2(a)は平面図、図2(b)は断面図、図2(c)は図2(b)の一部拡大図である。
スタック型の電池1は、例えば、リチウムイオンポリマー電池で、電極板としては角が直角の四角形で約100×200mmの互いに同一形状の正極板11とこれより数mm大きな互いに同一形状の負極板12が交互に重ねられ、正極板11と負極板12の一組が成す層の厚さは約0.2mmで、約30層が重ねられ、全体は約6mmの厚みになる。
正極板11と負極板12の間には薄い樹脂製のセパレータがあるが図では省略されている。
電極板(正極板11と負極板12の総称)11,12の全体はアルミとポリプロピレン多層のラミネートフィルムでできたケース13に収納され電極板の間隙にはゲル状電解液14が充填されている。各正極板11には正極リード15が接続され、正極リード15は1本に束ねられて外部に取り出され、各負極板12には同様に負極リード16が接続され、同様に外部に取り出されている。
第一の実施形態では、電池1を構成する電極板11,12それぞれの第一の辺(長辺)11a,12aの両方を含む部分に対し、この辺に沿った方向で透過した放射線ビームを検出した複数の透過像を撮影し、合成画像を作成する。さらに、電極板11,12それぞれの第二の辺(短辺)11b,12bの両方を含む部分に対し、この辺に沿った方向で透過した放射線ビームを検出した複数の透過像を撮影し、合成画像を作成する。そして、合成画像より、層ごとの電極板11,12間の各辺に沿った方向の位置ずれが検査される。
(第一の実施形態の作用)
図3ないし図8を参照して作用を説明する。
第一の実施形態は、複数の電極板11、12間の相対的位置ずれを、前提、
{電極板それぞれの大きさは正確で誤差は無視できる}、
{ずれは平行ずれのみ}、
の下に検出するものである。
<第一の辺部分の合成条件設定>
最初に以下のように第一の辺11a,12aの両方を含む部分に対して画像合成条件の設定、撮影画像合成、判定を行う。
まず、画像合成処理に先立ち、画像合成条件の設定を行なう。図3は画像合成条件設定のフロー図である。
ステップS1で、操作者は電池1をホルダ4aに載置する。
図1を参照して、位置決め機構4は平板状の電池1を水平面(xy平面)に沿ってホルダ4aで保持し、X線ビーム3(のX線光軸L)に電極板11、12の面が沿うように位置決めし、さらに水平面内でホルダ4aを回転させて、電極板11,12の第一の辺、11a,12aがX線ビーム3(のX線光軸L)に沿うように位置決めする。
操作者はxyz機構4cの操作入力をして電池1の第一の辺11a,12aの両方を含む部分を透過像視野の中央に収めるようにする。さらに入力部6bから撮影指令を入力すると、データ処理部6はX線検出器5の出力を取りこみ電池1の透過像を記憶し表示部6aに表示する。
ステップS2で、透過像上でROI(Region of Interest)(所定の領域)の設定を以下のように行う。図4は第一の実施形態に係る透過像とROIを示す模式図である。
操作者による入力部6bからの入力に応じて、条件設定部6cは透過像に重ねて矩形のROIを表示させる。操作者は、透過像上で電極板の重なりの少ない箇所のみをROI内に収める様に、ROIの大きさと位置を設定する。
すなわち、電池1の電極板の層はほぼ平行であるがX線ビーム3はX線焦点Fから発散するように広がるため、電極板が重ならない領域が限られるのであるが、この重ならない領域(すなわちX線ビーム3が電極板11,12の面に平行と見なせる領域)をROIとして設定するのである。
条件設定部6cはこの入力を受け付けてROIの左上座標(m,n)とサイズ(縦の画素数M、横の画素数N)を記憶する。
ステップS3で、撮影の開始位置・終了位置を設定する。図5は透過像上のROIと電池の位置関係を示す模式図である。図6は撮影位置関係を示す模式図である。操作者は入力部6bに動画表示指令を入力すると、データ処理部6はX線検出器5が出力する透過像を取り込んで表示部6aに動画表示する。この動画像には設定したROIが重畳表示される。操作者はこの動画を観察しながら、入力部6bに入力することで、電池1をホルダ4aごと上昇または下降させる。このとき、動画表示の透過像の画面上で、ROI位置は不変だが電池1は上下に移動する。操作者入力部6cに指定入力することで透過像上においてROIの下端より電池1の上端が下になるz位置を開始位置Z、ROIの上端より電池1の下端が上になるz位置を終了位置Z、として設定する(図5(a)参照)。条件設定部6cはこの入力を受け付けて開始位置Z、終了位置Zを記憶する。
図5(a)は電池1を開始位置Zsから終了位置Zまで移動させたときの透過像上でのROIに対する電池1の移動を示している。図5(b)は逆に、透過像上での電池に対するROIの相対的移動を示している。
ステップS4で、合成画像用のメモリ領域を確保する。ROIのサイズN×Mに対して確保するメモリ領域のサイズは横の画素数をN、縦の画素数をMとして
=M+M …(1)
とする。ここで、Mは電池1の開始位置Zsから終了位置Zまでの移動量を検出面5a上に投影して透過像上の画素数として求めたもので、式、
=Int{(|Z−Z|・FDD)÷(dpm・FOD)}+1 …(2)
で計算する。ここで、Intは小数点以下を切り捨て整数として計算する、dpmは検出面5a上のz方向1画素サイズで定数である。FOD(Focus to Object Distance)はX線焦点Fから電池までの距離、FDD(Focus to Detector Distance)はX線焦点Fから検出面5aまでの距離である(図6参照)。
<第一の辺部分の撮影と合成>
次に、図7を参照して、撮影及び合成処理についての作用を説明する。図7は第一の実施形態の撮影及び合成処理のフロー図である。
ステップS5で、操作者が入力部6bから撮影指令を入力すると、撮影制御部6dは(合成条件設定時から)電池1の姿勢を保ったままz方向の移動を制御し、電池1を開始位置Zから終了位置Zまでz方向に移動させつつ複数の移動位置で透過像の取込を繰り返す。通常、等間隔の移動位置で透過像を撮影するが、必ずしも等間隔でなくてもよい。この時、取りこんだ透過像の総数をKとする。また、透過像を取りこむ時にデータ処理部6は機構制御部7からk番目(k=0〜K−1)の透過像Pごとのz方向の撮影位置Z(k)を受信し、k番目の透過像Pと撮影位置Z(k)を合わせて記憶する。
次にkごとにステップS6ないしステップS8を実施して合成処理を行う。
ステップS6で、k番目の透過像PからROI部の透過像(抽出透過像)Pを、ROI内の全n、m(n=0〜N−1、m=0〜M−1)について、式、
(n,m)=P(n+n,m+m) …(3)
によって抽出する。すなわち、取り込んだ複数の透過像に対し、kによらず互いに同一である所定の領域(ROI)を抽出することになる。
ここで、多層である電極板11,12は、各層が平行で、積層方向に移動しても移動前と平行状態は変わらないので、すべての透過像(全k)に対し、電極板の重なりが少ない領域をROIとして抽出できる。
ステップS7で、k番目の抽出透過像Pについて、撮影位置Z(k)から合成画像用メモリ上のずらし量Δm(k)を、式、
Δm(k)=(Z(k)−Z)・FDD÷dpm・FOD …(4)
で計算する(画素単位)。すなわち、式(4)で計算されるずらし量Δm(k)は、開始位置Zsを起点とする移動による電池の透過像上での移動量に等しいものである。
ステップS8で、抽出透過像PをステップS4でメモリを確保した合成画像Qに対し、Δm(k)だけずらして加算する。図8は合成画像と抽出透過像を示す模式図である。図5(a)と図8を比較するとわかるように、透過像上の電池に対するROIの移動量(図5(a))と合成画像上のずらし量(図8)は一致するので合成画像は電池1の静止透過像となる。
ここで、Δm(k)は整数ではないので、加算は以下のように一次補間を用いて行う。まず、Δm(k)の整数部a、小数部bを、式
a=Int(Δm(k))
b=Δm(k)―a …(5)
として計算する。このa,bを用いて、抽出透過像Pの全(n.m)(n=0〜N−1、m=0〜M−1)について、式、
Q(n,m+a)=Q(n,m+a)+(1−b)・P(n,m)
Q(n,m+a+1)=Q(n,m+a+1)+b・P(n,m) …(6)
により、合成画像Qに加算する。
このとき、各画素のウェイトRを、式
R(n,m+a)=R(n,m+a)+(1−b)
R(n,m+a+1)=R(n,m+a+1)+b …(7)
で計算する。
ステップS6ないしS8を、取りこんだ透過像の総数Kについて繰り返す。
ステップS9で合成画像用メモリQのデータから平均画像Q’を式
Q’(n,m)=Q’(n,m)÷R(n,m) …(8)
で計算する。
以上の合成処理のフローにより、第一の辺部分のz方向全体に対し電極板の重なりの無い合成画像Q’を得ることができる。
<第一の辺部分の判定>
次に、合成画像Q’を表示部6aに表示する。操作者は表示部6aに表示された合成画像Q’を確認して、入力部6bに第一の辺部分に関する良否判定情報を入力する。検査処理部6fは入力された第一の辺部分に関する良否判定情報を記憶する。
<第二の辺部分の合成条件設定>
<第二の辺部分の撮影と合成>
<第二の辺部分の判定>
つぎに、電極板の第一の辺と直交する第二の辺部分をこの辺に沿った方向でX線ビーム3(のX線光軸L)が透過するよう位置決めし、第二の辺部分について以上と同様の条件設定、撮影、合成、判定を行う。
<総合判定>
次に、検査処理部6fは「第一の辺部分の判定」で記憶した第一の辺部分に関する良否判定情報と「第二の辺部分の判定」で記憶した第二の辺部分に関する良否判定情報を確認し、そのいずれかが不良と判定されていた場合に、機構制御部7に判定結果として不良品の排除信号を送信する。さらに、機構制御部7は電池1を排除機構で排除する。
(第一の実施形態の効果)
第一の実施形態によれば、電池1を電極板の積層方向に移動させつつ電極板の辺部を辺部に沿った方向で透過像撮影し、撮影した複数の透過像に対して電極が重なり合わない所定の領域(ROI)のみを用いて画像を合成して積層方向の全体の透過像を得るので、電極板の辺部分の全層に対して電極板が重なり合わない鮮明な辺に沿った透過像を得ることができ、これにより高容量のスタック型の電池で電極板が大きく薄層であっても層ごとの電極板の位置ずれを検出して良否判定を行うことができる。
(第一の実施形態の変形)
その他、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨に逸脱しない範囲で種々変形して実施することが可能である。
(変形例1)
第一の実施形態では、第一の辺部分と第二の辺部分で、それぞれ、合成条件設定を行っているが、「第二の辺部分の合成条件設定」は省略して、「第一の辺部分の合成条件設定」で求めた条件を用いるようにしてもよい。
これは、例えば長辺と短辺での長さがあまり変わらずホルダ4aを回転させた時の電極板面の傾斜が十分小さい場合などで採用できる。
また、第一の実施形態では、検査の都度、合成条件設定しているが、1種類の電池に対し、「第一の辺部分の合成条件設定」と「第二の辺部分の合成条件設定」を最初の1個に対して行い、以後の電池に対しては省略して、記憶しておいた最初の1個に対する各条件を用いて撮影と合成のみを行うようにしてもよい。これは1種類の電池で、電極板11,12や、ケース13、等の形状のバラツキが少なく、ホルダ4aに載置したときの電極板面の傾斜状態のバラツキが十分小さい場合などで採用できる。
(変形例2)
第一の実施形態では、電池を上昇させて撮影しているが、必ずしも上昇方向でなくてもよい。
例えば、透過像上においてROIの上端より電池1の下端が上になるz位置を開始位置Z、透過像上においてROIの下端より電池1の上端が下になるz位置を終了位置Z、として設定する。すなわちxyz制御部4cはz軸を下降方向へ移動する連続した透過像を撮影する。
このときの、ずらし量Δm(k)は、式、
Δm(k)=M−M−1+(Z(k)−Z)・FDD÷dpm・FOD…(9)
で計算する。
また、開始位置Zと終了位置Zの大小関係から、xyz制御部4cのz軸移動方向を判断し、適したずらし量Δm(k)を採用する様にしてもよい。
(変形例3)
第一の実施形態では、合成画像用のメモリQの大きさを(M×N)としているが、上側と下側のM行分は電池1が撮らない領域なのでこの部分を省いて、メモリQの大きさを((M−2・M)×N)とすることもできる。
(変形例4)
第一の実施形態で、開始位置Zと終了位置Zは、次のように設定してもよい。透過像上でROIの上端より電池1の上端が下になる(または電池1の上端がROI内に入る)z位置をZ、ROIの下端より電池1の下端が上になる(または電池1の上端がROI内に入る)z位置をZ、と設定してもよい。このように設定すれば上,下端部で若干ノイズが増えるが、電池の上端(上層)から下端(下層)までは全層を収めた合成画像が得られる。
(変形例5)
第一の実施形態では、透過像Pを合成画像Qへの加算する際に補間計算をしているが、Δm(k)を四捨五入してずらし量を求めて、補間計算をなくしてもよい。
(変形例6)
第一の実施形態で、撮影間隔ΔZを、
ΔZ=dpm×FOD÷FDD・I …(10)
として、z方向に開始位置Zからはじめ終了位置Zまでを超えるまで、撮影間隔ΔZごとに透過像を撮影するようにしてもよい。ここでIは自然整数である。この場合、合成処理としてはI画素分ずつずらしながら積算すればよい。すわなち、この場合ずらし量Δm(k)は、
Δm(k)=k・I= …(11)
となり、Δm(k)は整数となるので補間計算が不要となる。
さらに、Iとして、ROIの行数Mを採用することもできる。この場合、合成処理のずらし量Δm(k)はMの整数倍、すなわち、
Δm(k)=k・M …(12)
となる。この場合の合成処理は、抽出透過像をしきつめるようにならべる処理(タイリング)となり、単純な処理となる。
(変形例7)
第一の実施形態では、電極板の一辺に沿った方向で撮影しているが、電池カド部の斜め透視(電極板面に沿った方向でカド部で交わる2つの面のどちらに対しても傾斜した方向の透視)にも適用できる。
斜め透視を用いた検査方法には、特開2011−39014号公報がある。
(変形例8)
第一の実施形態では、層を成す複数の四角形の電極板を有する電池を撮影対象としているが、正負極版をセパレータと一緒に扁平形状に巻き取りを行った構造の電池(ジェリーロール型)において、図10のように矩形の対象領域に着目することで層を成す複数の四角形の電極板とみなすことでジェリーロール型電池にも適用できる。
1…電池
2…X線管
3…X線ビーム
4…位置決め機構、4a…ホルダ、4b…姿勢変更機構、4c…xyz移動機構
5…X線検出器、5a…検出器入力面
6…データ処理部、6a…表示部、6b…入力部、6c…条件設定部、6d…撮影制御部、6e…画像合成部、6f…検査処理部
7…機構制御部
F…X線焦点、L…光軸
11…正極板、11a…正極板第一の辺部分、11b…正極板第二の辺部分
12…負極板、12a…負極板第一の辺部分、12b…負極板第二の辺部分
13…ケース
14…ゲル状電解液
15…正極リード
16…負極リード

Claims (4)

  1. 層を成す複数の四角形の電極板を有する電池の前記電極板の位置ずれを検査する電池検査装置であり、
    放射線源と、前記放射線源から放射される放射線ビームの光軸に前記電極板が沿うように前記電池の位置を決める位置決め手段と、
    前記電池を前記電極板の積層方向へ移動させる移動手段と、
    前記電池を透過した前記放射線ビームを検出し透過像として出力する放射線検出器と、
    前記位置決め手段により位置決めされた前記電池に対し、前記移動手段と前記放射線検出器を制御して前記電池を積層方向に移動させつつ複数の移動の位置でそれぞれ前記電極板が前記光軸に沿った方向で透過した放射線ビームを検出した複数の透過像を取り込む撮影制御部と、
    前記取り込んだ複数の透過像に対し互いに同一である所定の領域をそれぞれ抽出した抽出透過像を互いに前記移動の位置に応じたずらし量でずらして加算することで合成処理して合成画像を得る画像合成部と、
    を有することを特徴とする電池検査装置。
  2. 請求項1に記載の電池検査装置において、前記画像合成部は、前記移動による前記被検体の透過像上での移動量に等しい前記ずらし量でずらし加算する電池検査装置。
  3. 請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の電池検査装置において、
    前記画像合成部により得た合成画像より前記電極板の相互の位置ずれを検出して良否を判定する検査処理部
    を有することを特徴とする電池検査装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の電池検査装置において、
    前記位置決め手段により位置決めされた電池に対し撮影された透過像の上での位置指定を受けることで前記所定の領域を設定する条件設定部
    を有することを特徴とする電池検査装置。
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