JP2016108820A - 接合構造、プレキャスト部材及び接合方法 - Google Patents

接合構造、プレキャスト部材及び接合方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、施工性を向上させることができる接合構造、プレキャスト部材及び接合方法を提供する。【解決手段】接合構造は、第1プレキャスト部材10の長手方向の一端を含む第1端部11と、第2プレキャスト部材20の長手方向の一端を含む第2端部21とを接合させる接合構造である。第1端部11には、第1プレキャスト部材10の端面11aの一部と端面11aに交差する第1プレキャスト部材10の側面11bの一部とから第1プレキャスト部材10の内側に延びる溝部11cが設けられる。第2端部21には、第2プレキャスト部材20の端面から溝部11c内に突出する主筋22が設けられており、溝部11c内には、溝部11c内に挿入された主筋22を埋め込むコンクリートが充填される。【選択図】図1

Description

本発明は、プレキャスト部材同士を接合させる接合構造、プレキャスト部材及び接合方法に関する。
特開2002−242300号公報には、現場打ちコンクリートと一体化されて梁となるプレキャストコンクリート梁を備えた接合構造及び接合方法が記載されている。プレキャストコンクリート梁は、長手方向に延びる梁下端筋と、上方から突出する状態で埋設されたスターラップと、長手方向の端部に形成されたスリットとを備えている。スリットは、コンクリート部分の端部において長手方向に延在しており、上方からスリットにコブ付き鉄筋が挿入される。
上記公報に記載されている接合方法では、上記スリットを対向させた状態で複数のプレキャストコンクリート梁を柱コンクリートの上面に載置し、対向した2つのスリットにコブ付き鉄筋を上から挿入させる。そして、梁上端筋をスターラップの上部で複数のプレキャストコンクリート梁間を跨ぐように設置した後にコンクリートの打設を行い、当該コンクリートをスリット内に充填させて硬化させる。これにより、柱コンクリートと複数のプレキャストコンクリート梁とが一体化し、接合が完了する。
特開2002−242300号公報
上述したプレキャスト部材の接合では、2つのスリットを柱コンクリートの上方で対向させ、この状態で2つのスリットに1本のコブ付き鉄筋を挿入させるので、柱コンクリート上におけるスリットの位置合わせが面倒である。また、スリットの位置合わせの精度が不十分である場合には、コブ付き鉄筋を上手く2つのスリットに挿入させることができないという問題が生じうる。このように、上述したようなプレキャスト部材の接合では、位置合わせや鉄筋の挿入に手間がかかるため、施工性の点で改善の余地がある。
本発明は、施工性を向上させることができる接合構造、プレキャスト部材及び接合方法を提供することを課題とする。
本発明に係る接合構造は、第1プレキャスト部材の長手方向の一端を含む第1端部と、第2プレキャスト部材の長手方向の一端を含む第2端部とを接合させる接合構造において、第1端部には、第1プレキャスト部材の端面の一部と端面に交差する第1プレキャスト部材の側面の一部とから第1プレキャスト部材の内側に延びる溝部が設けられ、第2端部には、第2プレキャスト部材の端面から溝部内に突出する第1鉄筋が設けられており、溝部内には、溝部内に挿入された第1鉄筋を埋め込む固化材が充填されている。
本発明に係る接合構造では、第1プレキャスト部材の端面の一部と第1プレキャスト部材の側面の一部とから内側に延びる溝部が設けられ、第2プレキャスト部材は、第2プレキャスト部材の端面から上記溝部内に突出する第1鉄筋を備えている。よって、第1プレキャスト部材の側面から第2プレキャスト部材の第1鉄筋を溝部内に挿入し固化材を溝部に充填させて硬化させるだけで、第1プレキャスト部材と第2プレキャスト部材とを接合させることができる。このように、スリット同士の位置合わせが不要であると共に単に鉄筋を側面から挿入させればよい構造となっているため、第1プレキャスト部材と第2プレキャスト部材の接合における施工性を高めることができる。
また、第1端部には、第1鉄筋に交差する平面に沿うように配置されたスターラップが設けられてもよい。このように第1端部にスターラップを設けることにより、第1プレキャスト部材と第2プレキャスト部材との接合部分における剪断強度を高めることができる。
また、スターラップは、第1プレキャスト部材の側面に交差する方向に延びる第2鉄筋と、側面に沿うように延びる第3鉄筋と、を含んでおり、第2鉄筋の側面側の端部には、第3鉄筋を引っ掛ける第1引掛部が設けられており、第3鉄筋の両端には、第2鉄筋を引っ掛ける第2引掛部が設けられており、第1引掛部と第2引掛部とが引っ掛かることにより第2鉄筋と第3鉄筋とが相互に連結される構造となっていてもよい。この場合、第1引掛部及び第2引掛部を用いることによって、第2鉄筋と第3鉄筋とを事後的に連結させることができる。すなわち、溝部に第1鉄筋を挿入した後に第2鉄筋と第3鉄筋とを連結させることによって、第1鉄筋の挿入後にスターラップを形成することが可能となる。このように、第1引掛部と第2引掛部とを引っ掛けるだけで、第1鉄筋の挿入後に簡単にスターラップを形成することができる。従って、第1プレキャスト部材と第2プレキャスト部材との接合部分における補強構造を事後的に容易に形成することができる。
本発明に係るプレキャスト部材は、前述の接合構造によって接合されるプレキャスト部材において、長手方向における一端が前記第1端部と同一形状となっており、長手方向における他端が前記第2端部と同一形状となっている。この場合、第1端部と第2端部とが対向するように複数のプレキャスト部材を並べるだけで簡単にプレキャスト部材の接合を行うことができる。
本発明に係る別のプレキャスト部材は、前述の接合構造によって接合されるプレキャスト部材において、長手方向における一端及び他端の両方が第1端部と同一形状となっている。この場合、他のプレキャスト部材の端面から突出する鉄筋を上記第1端部の溝部に挿入し、溝部に固化材を充填させて硬化させるだけで簡単にプレキャスト部材を接合させることができる。
本発明に係る更に別のプレキャスト部材は、前述の接合構造によって接合されるプレキャスト部材において、長手方向における一端及び他端の両方が第2端部と同一形状となっている。この場合、上記第1端部を有する他のプレキャスト部材の溝部に第1鉄筋を挿入させることによって簡単にプレキャスト部材の接合を行うことができる。
本発明に係る接合方法は、第1プレキャスト部材の長手方向の一端を含む第1端部と、第2プレキャスト部材の長手方向の一端を含む第2端部とを接合させる接合方法において、第1端部は、第1プレキャスト部材の端面の一部と端面に交差する第1プレキャスト部材の側面の一部とから第1プレキャスト部材の内側に延びる溝部を有し、第2端部において、第2プレキャスト部材の端面からは第1鉄筋が突出しており、溝部に第1鉄筋を挿入させる工程と、第1鉄筋が挿入された溝部の周囲に型枠を設置する工程と、型枠を設置した後に溝部内に固化材を充填させて固化材を硬化させる工程と、を備える。
本発明に係る接合方法では、第1プレキャスト部材の端面の一部と第1プレキャスト部材の側面の一部とから内側に延びる溝部に、第2プレキャスト部材の端面から突出する第1鉄筋を挿入する。そして、溝部の周囲に型枠を設置して溝部内に固化材を充填し、固化材を硬化させる。従って、第1プレキャスト部材の側面から第2プレキャスト部材の第1鉄筋を溝部に挿入し、固化材を溝部内に充填させて硬化させるだけで第1プレキャスト部材と第2プレキャスト部材とを簡単に接合させることができる。このように、接合時に第1鉄筋を側面から溝部内に挿入し溝部内への固化材の充填及び硬化を行えばよく、位置合わせ等の作業が不要となる。従って、第1プレキャスト部材と第2プレキャスト部材の接合における施工性を高めることができる。
また、溝部に第1鉄筋を挿入させた後に、第1鉄筋に交差する平面に沿うように配置されるスターラップを第1端部に形成する工程を更に備え、スターラップは、第1プレキャスト部材の側面に交差する方向に延びる第2鉄筋と、側面に沿うように延びる第3鉄筋とを含んでおり、スターラップを形成する工程では、第2鉄筋の側面側の端部に設けられた第1引掛部と、第3鉄筋の端部に設けられた第2引掛部とを引っ掛けることにより第2鉄筋と第3鉄筋とを相互に連結させてもよい。この場合、溝部に第1鉄筋を挿入させた後に、第2鉄筋と第3鉄筋とを第1引掛部及び第2引掛部を用いて連結させることにより、スターラップを事後的に形成することができる。また、第1引掛部と第2引掛部とを引っ掛けて第2鉄筋と第3鉄筋とを相互に連結させることによりスターラップを簡単に形成することができるので、第1端部の剪断強度を高めるための構造を容易に形成することができる。
本発明によれば、施工性を向上させることができる。
第1実施形態に係る第1プレキャスト部材の第1端部及び第2プレキャスト部材の第2端部を示す斜視図である。 図1において各部材に埋め込まれている鉄筋の状態を示す斜視図である。 (a)は第2プレキャスト部材の第1鉄筋を溝部に挿入させる前の状態を示す側面図であり、(b)は(a)の状態を示す横断面図である。 第1引掛部及び第2引掛部を用いて第2鉄筋と第3鉄筋とを連結させてスターラップを形成させた状態を示す斜視図である。 (a)は第2プレキャスト部材の第1鉄筋を溝部に挿入させた後の状態を示す側面図であり、(b)は(a)の状態を示す横断面図である。 (a)は2本の鉄筋同士が近接した状態における力の伝達を示す図であり、(b)は2本の鉄筋同士が離れた状態における力の伝達を示す図である。 (a)は両端の構造が互いに異なる第2実施形態のプレキャスト部材を接合させる状態を示す図であり、(b)は両端の構造が互いに同一である第3実施形態のプレキャスト部材を接合させる状態を示す図である。 変形例に係るプレキャスト部材を示す横断面図である。 別の変形例に係る第1プレキャスト部材及び第2プレキャスト部材を示す縦断面図であり、(a)は接合前の状態、(b)は接合後の状態をそれぞれ示す。 (a)は第1プレキャスト部材に埋め込まれている鉄筋の変形例を示す図であり、(b)は第2プレキャスト部材に埋め込まれている鉄筋の変形例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る接合構造、プレキャスト部材及び接合方法の実施形態について詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1プレキャスト部材10と第2プレキャスト部材20とを接合させる前の状態を示す斜視図である。図2は、第1プレキャスト部材10及び第2プレキャスト部材20における鉄筋の配置を示す斜視図である。図3(a)は第1プレキャスト部材10と第2プレキャスト部材20とを接合させる前の状態を示す側面図であり、図3(b)は上記の状態を示す横断面図である。
図1〜図3に示されるように、第1プレキャスト部材10及び第2プレキャスト部材20は、例えば、LNGタンク(Liquefied Natural Gas Tank)等の構造物、床版、梁又は道路橋等を構成するブロック状のコンクリート部材である。本実施形態に係る接合構造1(図5参照)は第1プレキャスト部材10と第2プレキャスト部材20とが接合された構造である。
第1プレキャスト部材10及び第2プレキャスト部材20は、直方体状を成している。接合構造1は、第1プレキャスト部材10の長手方向の一端に位置する第1端部11と、第2プレキャスト部材20の長手方向の一端に位置する第2端部21とを接合させることによって構成される。
第1プレキャスト部材10の第1端部11は、第1プレキャスト部材10の長手方向の一端を含んでいる。第1端部11は、第1プレキャスト部材10の長手方向の一端に位置する端面11aと、端面11aに直交する側面11bと、端面11aの一部及び側面11bの一部を切り欠くように形成された複数(本実施形態では3つ)の溝部11cとを備えている。第1端部11の端面11a及び側面11bは長方形状となっている。また、第1プレキャスト部材10は、側面11bにおける端面11aの反対側に側面12を有しており、側面12の高さは側面11bの高さよりも高くなっている。
第1プレキャスト部材10の第1端部11における3つの溝部11cは、第1端部11の端面11aと、端面11aに交差する側面11bとから第1プレキャスト部材10の内側に延びている。溝部11cは、後述する第2プレキャスト部材20の主筋(第1鉄筋)22及び定着体23を挿入させるために設けられている。よって、溝部11cの幅は定着体23の外径よりも若干広い程度となっている。また、端面11aの上側に位置する溝部11cと側面11bに位置する溝部11cとは連続しており、主筋22及び定着体23を上から溝部11cに挿入可能となっている。3つの溝部11cは、第1プレキャスト部材10の幅方向(短手方向)に等間隔に並んで配置されている。
また、第1プレキャスト部材10は、第1プレキャスト部材10の長手方向に延びる複数の主筋13と、第1プレキャスト部材10の高さ方向及び幅方向に延びる複数の鉄筋(第2鉄筋)14とを備えている。主筋13及び鉄筋14は、いずれも第1プレキャスト部材10のコンクリート部分に埋設されている。
複数の主筋13は、第1プレキャスト部材10の端面11aにおいて格子状に配置されている。また、複数の主筋13は、溝部11cを避ける位置に設けられており、第1プレキャスト部材10の幅方向に等間隔に並んでいる。各主筋13の端部には定着体16が取り付けられている。
第1プレキャスト部材10の鉄筋14は、主筋13を取り囲むように、第1プレキャスト部材10の側面11bに交差する方向(高さ方向)及び幅方向に延びている。すなわち、鉄筋14は、高さ方向及び底面11dに沿った方向に延びると共に上に開放したコの字状に配置されている。具体的には、鉄筋14は、第1プレキャスト部材10の高さ方向に延びる部分14aと、底面11dに沿った方向に延びる部分14bとを備えることによって、主筋13を囲むように配置することもできる。
また、鉄筋14の形態としては上記に限定されず、例えば図10(a)に示されるように、鉄筋14の高さ方向に延びる部分14aの下端にU字状の引掛部17を備えていてもよく、更に、鉄筋14の底面11dに沿って延びる部分14bの両端にU字状の引掛部17を備えていてもよい。これらのU字状の引掛部17は鉄筋14の各部分14a,14bを互いに引っ掛けるために設けられる。引掛部17は、各部分14a,14bの端部でU字状に折り返された形状を成しており、第1プレキャスト部材10の内部に埋め込まれている。
また、鉄筋14の上端には、T字状の引掛部(第1引掛部)18が取り付けられている。引掛部18は、プレート型定着体である。この引掛部18は、後述する後付の鉄筋(第3鉄筋)19(図4参照)を引っ掛けて連結させるために設けられる。鉄筋19は、第1プレキャスト部材10の側面11bに沿うように配置される。引掛部18は、例えば、矩形板状となっており、鉄筋14の一端にプレート状部材を固定させることによって形成される。この引掛部18は、第1端部11の側面11bの上方に位置しており、引掛部18と側面11bとの間に鉄筋19を引っ掛けることにより後述するスターラップ30を形成することが可能となっている。
図1〜図3に示されるように、第2プレキャスト部材20の第2端部21は、第2プレキャスト部材20の長手方向の一端を含んでいる。第2端部21は、第2プレキャスト部材20の長手方向の一端に位置する端面21aと、端面21aから第2プレキャスト部材20の長手方向に突出する複数(本実施形態では6本)の主筋22とを備えている。主筋22は第2プレキャスト部材20のコンクリート部分に埋設されており、主筋22の先端には定着体23が取り付けられている。
複数の主筋22は、第2プレキャスト部材20の端面21aにおいて格子状となるように配置されている。複数の主筋22は、第2プレキャスト部材20の幅方向に等間隔に並んでおり、2本の主筋22の幅方向の間隔S1は、第1プレキャスト部材10における2つの溝部11cの間隔S2と略同一となっている。また、2本の主筋22の高さ方向の間隔S3は、第1プレキャスト部材10における2本の主筋13の高さ方向の間隔S4と略同一となっている。このように間隔S3と間隔S4とを略同一とすることにより、溝部11cに主筋22を挿入させたときに、主筋22と主筋13とが横方向に隣接するように配置されることとなる(図5(b)参照)。
第2プレキャスト部材20は、第2プレキャスト部材20内のコンクリート部分で主筋22を囲むスターラップ24を備えている。スターラップ24は、曲げ加工されて連続したフープ状となっている。スターラップ24は、1本の鉄筋を曲げ加工して主筋22を囲むように配置されている。スターラップ24は、高さ方向に延びる部分24aと、第2プレキャスト部材20の幅方向に延びる部分24bとによって構成されている。
また、スターラップ24の形態としては上記に限定されず、例えば図10(b)に示されるように、スターラップ24を構成する鉄筋の一端及び他端にU字状の引掛部24c,24dを備えていてもよい。この場合、スターラップ24を構成する鉄筋の一端に位置する引掛部24cと他端に位置する引掛部24dとが主筋22に引っ掛けられた状態となる。このように引掛部24cと引掛部24dとを主筋22に引っ掛けて鉄筋の一端と他端とが第2プレキャスト部材20内で連結されることにより、スターラップ24を形成することも可能である。
以上のように構成される第1プレキャスト部材10及び第2プレキャスト部材20の接合方法について説明する。まず、図3(a)及び図3(b)に示されるように、クレーン等の揚重機で第2プレキャスト部材20を吊り上げ、第2プレキャスト部材20の第2端部21を第1プレキャスト部材10の第1端部11に対向させる。このとき、第1端部11における各溝部11cの直上に主筋22が位置するように、第1プレキャスト部材10に対する第2プレキャスト部材20の位置を調整する。このように各溝部11cの直上に主筋22を配置させた状態で第2プレキャスト部材20を降ろし、各主筋22を側面11b側から各溝部11cに挿入させる(鉄筋を挿入させる工程)。
図4に示されるように、溝部11cに主筋22を挿入させた後には、後付の鉄筋19を上方に露出した鉄筋14に連結させる。具体的には、第1端部11の側面11b上に鉄筋19を置き、鉄筋19を回して各引掛部(第2引掛部)19aを引掛部18に引っ掛ける。このように、鉄筋19の両端に設けられたU字状の引掛部19aを引掛部18に引っ掛けることによって、鉄筋19と2本の鉄筋14とを相互に連結させる。そして、鉄筋19を鉄筋14に連結させることによって、主筋13及び主筋22を囲むスターラップ30が形成される。このスターラップ30は、主筋13及び主筋22に交差する平面に沿うように配置される(スターラップを形成する工程)。
上記のようにスターラップ30を形成した後には、第1プレキャスト部材10と第2プレキャスト部材20との間を囲むように型枠Kを設置する。具体的には、第1プレキャスト部材10と第2プレキャスト部材20との間に形成された空間Hの下側及び横側を型枠Kで囲むと共に、空間Hの上側は空けた状態としておく。このようにして第1端部11の溝部11cの周囲に型枠Kを設置する(型枠を設置する工程)。
型枠Kを設置した後は、空間Hに上からコンクリート(固化材)Cを打設し、各溝部11c内にコンクリートCを充填させて鉄筋14、主筋22、引掛部18及び鉄筋19をコンクリートCで埋め込む。そして、コンクリートCを硬化させて型枠Kを外すと、図5(a)及び図5(b)に示されるように、第1プレキャスト部材10と第2プレキャスト部材20とが接合され、接合構造1が完成する。
次に、本実施形態に係る接合構造1及び接合方法の作用効果について説明する。
本実施形態に係る接合構造1及び接合方法では、第1プレキャスト部材10の端面11aの一部と第1プレキャスト部材10の側面11bの一部とから内側に延びる溝部11cが設けられ、第2プレキャスト部材20は、第2プレキャスト部材20の端面21aから溝部11c内に突出する主筋22を備えている。よって、第1プレキャスト部材10の側面11bから第2プレキャスト部材20の主筋22を溝部11c内に挿入しコンクリートCを溝部11cに充填させて硬化させるだけで、第1プレキャスト部材10と第2プレキャスト部材20とを接合させることができる。このように、単に主筋22を側面11bから挿入させればよい構造となっているため、第1プレキャスト部材10と第2プレキャスト部材20の接合における施工性を高めることができる。
また、第1プレキャスト部材10の第1端部11には、主筋22に交差する平面に沿うように配置されたスターラップ30が設けられる。このように第1端部11にスターラップ30を設けることにより、第1プレキャスト部材10と第2プレキャスト部材20との接合部分における剪断強度を高めることができる。
また、スターラップ30は、第1プレキャスト部材10の側面11bに交差する方向に延びる鉄筋14と、側面11bに沿うように延びる鉄筋19とを含んでいる。鉄筋14の側面11b側の端部には、鉄筋19を引っ掛ける引掛部18が設けられており、鉄筋19の両端には、鉄筋14を引っ掛ける引掛部19aが設けられている。また、接合構造1は、プレート型定着体である引掛部18とU字状の引掛部19aとが引っ掛かることにより、鉄筋14と鉄筋19とが相互に連結される構造となっている。
上記のように、プレート型定着体である引掛部18とU字状の引掛部19aとを用いることによって、鉄筋14と鉄筋19とを事後的に連結させることができる。すなわち、溝部11cに主筋22を挿入した後に鉄筋14と鉄筋19とを連結させることによって、主筋22の挿入後にスターラップ30を形成することが可能となる。このように、引掛部18と引掛部19aとを引っ掛けるだけで、主筋22の挿入後に簡単にスターラップ30を形成することができる。従って、第1プレキャスト部材10と第2プレキャスト部材20との接合部分における補強構造を事後的に容易に形成することができる。
また、図5(b)及び図6(a)に示されるように、接合構造1では、第2プレキャスト部材20の主筋22が第1プレキャスト部材10の主筋13の近接位置に配置されている。ここで、仮に図6(b)に示されるように、主筋22と主筋13とが互いに離れた位置に配置される場合には、主筋22と主筋13における力の伝達がスムーズになされないという問題が生じうる。これに対し、接合構造1では、主筋22が主筋13の近接位置に配置されるので、主筋22及び主筋13における力の伝達をスムーズにさせることができる。
また、主筋13の近接位置に主筋22を配置することにより、主筋22と主筋13との間で直接的に力を伝達させることができると共に、力の伝達経路を明確にすることも可能である。更に、仮に第1プレキャスト部材10又は第2プレキャスト部材20の内部にシース管等が埋まっていたとしても、主筋22を主筋13の近接位置に配置することにより、当該シース管等の影響を受けることなく、これらの主筋13,22における力の伝達を直接的且つスムーズに行うことができる。
また、接合構造1は、第1プレキャスト部材10の上部に位置する側面11bから第2プレキャスト部材20の主筋22を溝部11c内に上から挿入することによって形成される。従って、第2プレキャスト部材20を鉛直移動させるだけで接合を行うことが可能となる。すなわち、主筋22を横から溝部11c内に挿入させる必要がないので、主筋22の高さを維持したまま水平移動させる特殊な揚重装置が不要となり、クレーン等による主筋22の上げ下ろしだけで接合を行うことができる。
(第2実施形態)
次に、図7(a)を参照して第2実施形態について説明する。以下では第1実施形態と重複する説明を省略する。第2実施形態に係るプレキャスト部材40は、第1実施形態の第1プレキャスト部材10及び第2プレキャスト部材20と同様、ブロック状のコンクリート部材である。プレキャスト部材40は直方体状となっている。また、プレキャスト部材40の長手方向の一端は第1実施形態の第1端部11と同一形状となっており、プレキャスト部材40の長手方向の他端は第1実施形態の第2端部21と同一形状となっている。
以上のようなプレキャスト部材40では、第1端部11と第2端部21とを対向させるように複数のプレキャスト部材40をプレキャスト部材40の長手方向に並べて、第1端部11と第2端部21との接合を順次行う。このように第1端部11と第2端部21との接合を順次行っていくことにより、長手方向に沿った複数のプレキャスト部材40の連結作業を一方側から他方側に向かって容易に行うことができる。
また、プレキャスト部材40は、長手方向における一端が第1端部11と同一形状となっており、長手方向における他端が第2端部21と同一形状となっている。従って、第1端部11と第2端部21とが対向するように複数のプレキャスト部材40を並べるだけで簡単にプレキャスト部材40の接合を行うことができる。また、第2実施形態に係るプレキャスト部材40は、例えば床版や道路橋等、所定の方向に長く延びる構造物を造成する場合に特に有効である。
(第3実施形態)
次に、図7(b)を参照して第3実施形態について説明する。第3実施形態に係る第1プレキャスト部材50及び第2プレキャスト部材60は、上述した各プレキャスト部材と同様、直方体状のコンクリート部材である。また、第1プレキャスト部材50の長手方向の一端及び他端は第1実施形態の第1端部11と同一形状となっており、第2プレキャスト部材60の長手方向の一端及び他端は第1実施形態の第2端部21と同一形状となっている。
第3実施形態では、例えば、複数の柱Pのそれぞれの上面に第1プレキャスト部材50を設置し、設置した二体の第1プレキャスト部材50の間で第2プレキャスト部材60を接合させる。具体的には、一方側の第1プレキャスト部材50の第1端部11と、他方側の第1プレキャスト部材50の第1端部11とに、第2プレキャスト部材60の第2端部21のそれぞれを接合させる。このように、二体の第1プレキャスト部材50の間に第2プレキャスト部材60を設置して第1プレキャスト部材50と第2プレキャスト部材60とを接合させることにより、複数の柱P上で長手方向に延びる構造物を造成することができる。
以上のように第3実施形態に係る第1プレキャスト部材50は、長手方向におおける一端及び他端の両方が第1端部11と同一形状となっている。従って、第2プレキャスト部材60の端面から突出する主筋22を第1端部11の溝部11cに挿入し、溝部11cにコンクリートCを充填させて硬化させることによって簡単にプレキャスト部材の接合を行うことができる。
また、第2プレキャスト部材60は、長手方向における一端及び他端の両方が第2端部21と同一形状となっている。従って、第1端部11を有する第1プレキャスト部材50の溝部11cに主筋22を挿入させるだけで簡単にプレキャスト部材の接合を行うことができる。このような第1プレキャスト部材50及び第2プレキャスト部材60は、例えば構造物の梁等、柱の上でプレキャスト部材を連結させる構造物を造成する場合に特に有効である。
以上、本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されない。すなわち、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形及び変更が可能であることは、当業者によって容易に認識される。
例えば、第1実施形態において、複数の主筋22は、第2プレキャスト部材20の端面21aにおいて格子状に配置されており、第2プレキャスト部材20の幅方向に等間隔に並ぶ例について説明した。しかしながら、プレキャスト部材における鉄筋の配置態様は上記に限定されず適宜変更可能である。
例えば、図8に示される変形例の第1プレキャスト部材70及び第2プレキャスト部材80を備えた接合構造71のように、主筋73が第1プレキャスト部材70の幅方向に等間隔に並んでいなくてもよい。また、第2プレキャスト部材80の鉄筋82の配置、及び鉄筋82が挿入される第1プレキャスト部材70の溝部の配置、についても適宜変更可能である。
また、上記実施形態では、第1プレキャスト部材10の第1端部11に溝部11cが設けられ、第2プレキャスト部材20の第2端部21に主筋22が設けられる例について説明したが、一つのプレキャスト部材が溝部と鉄筋の両方を備えていてもよい。例えば、図9(a)及び図9(b)に示されるように、第1プレキャスト部材90が幅方向に交互に並設される溝部91及び鉄筋92を備え、第2プレキャスト部材100が幅方向に交互に並設される鉄筋102及び溝部101を備えていてもよい。
図9(a)及び図9(b)に示される変形例に係る接合構造200は、溝部91及び溝部101にコンクリートCを充填し、溝部91への鉄筋102の挿入と共に溝部101への鉄筋92の挿入を行いコンクリートCを硬化させることにより形成される。このように、溝部91,101のそれぞれに各鉄筋102,92を挿入させコンクリートCを硬化させるだけで簡単に接合構造200を形成することができる。
また、上記実施形態では、固化材としてコンクリートCを用いた例について説明したが、コンクリート以外の固化材を使用することも可能である。
また、上記実施形態では、引掛部18がプレート型定着体であり、引掛部19aがU字状を呈している例について説明した。しかしながら、前述した各引掛部の形状は適宜変更可能である。
また、上記実施形態では、第1プレキャスト部材10及び第2プレキャスト部材20が直方体状を成している例について説明した。しかしながら、プレキャスト部材の形状や大きさは適宜変更可能である。例えば、プレキャスト部材は、アーチ状又は壁状に形成されていてもよく、湾曲した形状又は折り曲げられた形状の部材であってもよい。
また、上記実施形態において、第1プレキャスト部材10及び第2プレキャスト部材20は、LNGタンク等の構造物、床版、梁又は道路橋等を構成するブロック状のコンクリート部材である例について説明した。しかしながら、本発明に係る接合構造、プレキャスト部材及び接合方法は、上記以外のあらゆる構造物にも適用させることができる。
1,71…接合構造、10,50,70,90…第1プレキャスト部材、11…第1端部、11a…端面、11b…側面、11c,91,101…溝部、12…側面、13,73…主筋、14…鉄筋(第2鉄筋)、16…定着体、17…引掛部、18…引掛部(第1引掛部)、19…鉄筋(第3鉄筋)、19a…引掛部(第2引掛部)、20,60,80,100…第2プレキャスト部材、21…第2端部、21a…端面、22…主筋(第1鉄筋)、23…定着体、24,30…スターラップ、40…プレキャスト部材、82,92,102…鉄筋、C…コンクリート(固化材)、H…空間、K…型枠、P…柱、S1,S2,S3,S4…間隔。

Claims (8)

  1. 第1プレキャスト部材の長手方向の一端を含む第1端部と、第2プレキャスト部材の長手方向の一端を含む第2端部とを接合させる接合構造において、
    前記第1端部には、前記第1プレキャスト部材の端面の一部と前記端面に交差する前記第1プレキャスト部材の側面の一部とから前記第1プレキャスト部材の内側に延びる溝部が設けられ、
    前記第2端部には、前記第2プレキャスト部材の端面から前記溝部内に突出する第1鉄筋が設けられており、
    前記溝部内には、前記溝部内に挿入された前記第1鉄筋を埋め込む固化材が充填されている、
    接合構造。
  2. 前記第1端部には、前記第1鉄筋に交差する平面に沿うように配置されたスターラップが設けられる、
    請求項1に記載の接合構造。
  3. 前記スターラップは、前記第1プレキャスト部材の前記側面に交差する方向に延びる第2鉄筋と、前記側面に沿うように延びる第3鉄筋と、を含んでおり、
    前記第2鉄筋の前記側面側の端部には、前記第3鉄筋を引っ掛ける第1引掛部が設けられており、
    前記第3鉄筋の両端には、前記第2鉄筋を引っ掛ける第2引掛部が設けられており、
    前記第1引掛部と前記第2引掛部とが引っ掛かることにより前記第2鉄筋と前記第3鉄筋とが相互に連結される構造となっている、
    請求項2に記載の接合構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の接合構造によって接合されるプレキャスト部材において、
    長手方向における一端が前記第1端部と同一形状となっており、長手方向における他端が前記第2端部と同一形状となっている、
    プレキャスト部材。
  5. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の接合構造によって接合されるプレキャスト部材において、
    長手方向における一端及び他端の両方が前記第1端部と同一形状となっている、
    プレキャスト部材。
  6. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の接合構造によって接合されるプレキャスト部材において、
    長手方向における一端及び他端の両方が前記第2端部と同一形状となっている、
    プレキャスト部材。
  7. 第1プレキャスト部材の長手方向の一端を含む第1端部と、第2プレキャスト部材の長手方向の一端を含む第2端部とを接合させる接合方法において、
    前記第1端部は、前記第1プレキャスト部材の端面の一部と前記端面に交差する前記第1プレキャスト部材の側面の一部とから前記第1プレキャスト部材の内側に延びる溝部を有し、
    前記第2端部において、前記第2プレキャスト部材の端面からは第1鉄筋が突出しており、
    前記溝部に前記第1鉄筋を挿入させる工程と、
    前記第1鉄筋が挿入された前記溝部の周囲に型枠を設置する工程と、
    前記型枠を設置した後に前記溝部内に固化材を充填させて前記固化材を硬化させる工程と、
    を備えた接合方法。
  8. 前記溝部に前記第1鉄筋を挿入させた後に、前記第1鉄筋に交差する平面に沿うように配置されるスターラップを前記第1端部に形成する工程を更に備え、
    前記スターラップは、前記第1プレキャスト部材の前記側面に交差する方向に延びる第2鉄筋と、前記側面に沿うように延びる第3鉄筋とを含んでおり、
    前記スターラップを形成する工程では、前記第2鉄筋の前記側面側の端部に設けられた第1引掛部と、前記第3鉄筋の端部に設けられた第2引掛部とを引っ掛けることにより前記第2鉄筋と前記第3鉄筋とを相互に連結させる、
    請求項7に記載の接合方法。
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