JP2016105120A - ペリクルフレームおよびこれを用いたペリクル - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明の目的は、製造および取り扱いが容易であるとともに、ペリクルをフォトマスクに貼り付けた際に、露光中に水平保持されたフォトマスクに与える歪の変動を小さく抑えることができるペリクルフレームおよびこれを用いたペリクルを提供することである。
【解決手段】
本発明は、長辺と短辺を有する矩形のペリクルフレームであって、少なくとも一対の辺に反りが付与され、その反りの大きさは、一対の辺の中央部において、ペリクル膜面と垂直な方向に辺の辺長に対して0.01〜1%であることを特徴とするペリクルフレームおよびこれを用いて構成されるペリクルである。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体デバイス、ICパッケージ、プリント基板、液晶ディスプレイあるいは有機ELディスプレイ等を製造する際のゴミよけとして使用されるペリクルフレームおよびこれを用いたペリクルに関するものである。
LSI、超LSIなどの半導体或は液晶ディスプレイ等の製造においては、半導体ウエハあるいは液晶用ガラス板に紫外光を照射してパターンを作製するが、この時に用いるフォトマスクにゴミが付着していると、このゴミが紫外光を遮ったり、反射するために、転写したパターンの変形、短絡などが発生し、品質が損なわれるという問題があった。
このため、これらの作業は、通常クリーンルームで行われているが、それでもフォトマスクを常に清浄に保つことが難しい。そこで、フォトマスク表面にゴミよけとしてペリクルを貼り付けした後に露光を行っている。この場合、異物はフォトマスクの表面には直接付着せず、ペリクル上に付着するため、リソグラフィー時に焦点をフォトマスクのパターン上に合わせておけば、ペリクル上の異物は転写に無関係となる。
一般に、ペリクルは、光を良く透過させるニトロセルロース、酢酸セルロースあるいはフッ素樹脂などからなる透明なペリクル膜を、アルミニウム合金、ステンレス鋼、エンジニアリングプラスチックなどからなるペリクルフレームの上端面に貼り付けないし接着して構成される。また、ペリクルフレームの下端にはフォトマスクに装着するためのポリブデン樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂等からなる粘着層及び必要に応じて粘着層の保護を目的とした離型層(セパレータ)が設けられる。
近年、露光パターンの微細化に伴って、ペリクルを貼り付けることによるフォトマスクの歪みが問題視されるようになってきた。フォトマスクとペリクルフレームがマスク粘着材を介して締結されることにより、ペリクルフレームの形状がフォトマスクの形状に影響を与え、フォトマスク表面に描画されていたパターンが本来のものから変形してしまうために、装着後のフォトマスク形状に与える影響が極めて小さいペリクルが要望されている。
この解決策として、例えば、マスク粘着材を柔らかくしたり、ペリクルフレームの平面度を向上させたりといった提案がなされてきた。これらの提案では、ペリクルフレームのフォトマスク形状に与える影響を低減させることはできるが、必ずしも十分ではない。何故なら、ペリクルフレームおよびフォトマスクの平面度は、ともに完全ではないために、それらの組み合わせ次第ではその影響が大きくも小さくもなりうるからである。
そこで、本質的にはペリクルフレームの剛性をできるだけ小さくして、フォトマスクの形状に追随させることが良いために、例えば、樹脂などの剛性の低い材質を使用したり、またはペリクルフレームの高さを本来よりも低くしたり、断面形状を工夫して、例えば断面積を減らして剛性を低下させるなどの方法が提案されている(特許文献1、2および3参照)。
一方、ほとんどの露光装置においては、フォトマスクは露光中に水平に支持されているため、使用中のフォトマスクに自重による撓みが生じるという問題がある。フォトマスクに過大な撓みが生じると、その表面に描画されている露光パターンが歪むことになり、設計通りのパターンが露光されないことになる。この問題を防ぐために、通常はフォトマスクの大きさに応じて板厚を厚くし、自重撓み量を所要の値以下に低減させる方法(特許文献4参照)とか、また、特に大型の露光機では、負圧などによりフォトマスクの撓みを補正する方法(特許文献5参照)とか、フォトマスクの自重撓みを光学系で補正する方法(特許文献6参照)などが行われている。
ペリクルやペリクルフレームは、通常フォトマスクが理想的な平面であることを前提に、平面的に製作されてその平面度が高い(高平坦である)ほど良いとされているが、使用中(露光中)のフォトマスクの形状とは必ずしも合致していないのが実情である。そこで、これを良く一致させるために、さらにフォトマスクの厚さを増して自重撓み量を極小にする対策が考えられるが、この対策では、フォトマスク素材が高価な合成石英であるため、その板厚を厚くするほどコストや重量が増加するという問題がある。
また、別の対策として、ペリクルフレームの剛性を極めて小さくして、フォトマスク形状への追従性をさらに向上させる対策も考えられる。しかしながら、ペリクル膜の張り具合を維持するとともに、製造から貼り付けまでの作業中に変形やペリクル膜のシワなどの不具合を生じさせないためには、ペリクルフレームの剛性は高いほど好ましいので、ペリクルフレームの剛性を過大に低下させることは、製造や取り扱いに支障を来たすという問題が生じる。そのため、この対策では、実際にはペリクルフレームの剛性をさほど低下させることができないという問題がある。
このように、露光中のフォトマスクには自重による撓みが発生している一方で、このフォトマスクにペリクルが装着されているために、露光中のフォトマスクの形状は、自重による撓みに影響されて生じる形状と、それに抗うペリクルの形状とが複合化した複雑な形状を呈しているが、これまでのペリクルフレームおよびペリクルには、露光中の撓んだフォトマスク形状へ与える歪までを考慮して製作されたものは存在していないのが実状である。
特開2011−7933号 特開2011−7934号 特開2011−7935号 特開2007−176782号 特開平10−198039号 特開2000−47390号
そこで、本発明は、上記のような実情に鑑みなされたものであり、その目的は、製造および取り扱いが容易であるとともに、ペリクルをフォトマスクに貼り付けた際に、露光中に水平保持されたフォトマスクに与える歪の変動を小さく抑えることができるペリクルフレームおよびこれを用いたペリクルを提供することである。
本発明者らは、上記の目的を達成するために鋭意検討を重ねたところ、フォトマスクが自重で撓む量と同等程度でかつ同方向の反りを、ペリクルフレームの少なくとも一対の辺の中央部に予め付与しておくと、このペリクルフレームを用いて製作されたペリクルをフォトマスクに貼り付けた際に、その貼り付け前後でフォトマスクへ与える歪の変動を小さく抑えることができることを知見し、本発明に至ったものである。
すなわち、本発明のペリクルフレームは、長辺と短辺を有する矩形のペリクルフレームであって、少なくとも一対の辺に反りが付与され、その反り量は、一対の辺の中央部において、ペリクル膜面と垂直な方向に辺の辺長に対して0.01〜1%の大きさであることを特徴とするものである。
また、ペリクルフレームの辺長に対する反り量は、適用するフォトマスクの辺長に対するペリクル貼り付け領域の最大自重撓み量に対して、±30%の範囲であることが好ましく、そのペリクルフレームの反りの方向は、フォトマスクに貼り付けられた際に、フォトマスクが自重で撓む方向に向かって凸であり、さらに、そのペリクルフレームの高さは、2〜10mmの範囲であることが好ましい。
そして、本発明のペリクルは、このような反りが付与されたペリクルフレームで構成されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、反りが付与されたペリクルフレームを用いて構成されるペリクルをフォトマスクに貼り付けた際に、使用中のフォトマスクへ与える歪の変動を小さく抑えることができるという効果がある。
本発明によるペリクルフレームの一実施形態を示す平面図である。 本発明によるペリクルフレームの一実施形態を示す正面図である。 本発明によるペリクルフレームの一実施形態を示す右側面図である。 本発明によるペリクルの使用中の一実施形態を示す図である。 本発明におけるペリクルフレームの反り測定方法を示す図である。 本発明によるペリクルフレームの反り加工方法を示す図である。 本発明によるペリクルフレームの反り加工方法を示す図である。 本発明によるペリクルの斜視図である。 評価方法を示す概略図である。
以下、本発明を実施するための形態について説明するが、本発明は、露光機内で自重による撓みが発生するフォトマスクに装着する全てのペリクルフレームおよびペリクルを対象とするものであり、その大きさや用途で限定されるものではない。具体的には、本発明のペリクルフレームは、フォトマスクの歪が特に問題となるような先端半導体製造で用いられる一辺が150mm程度のペリクルから、フォトマスクの自重撓み量が特に大きい一辺が500〜2000mmの液晶、有機ELディスプレイ製造用途までのペリクルに適用することが可能である。
図1、図2および図3は、本発明のペリクルフレームの一実施形態を示すものである。図1はその平面図、図2はその正面図、図3はその右側面図である。
ペリクルフレーム10は、長辺と短辺からなる矩形をなしており、少なくとも一対の辺において、ペリクル膜が接着される面と垂直な方向に反りを有している。この実施形態においては、図3に示すように、その反りは短辺に付与されており、その反りの大きさdは、短辺の全長Lに対して、0.01〜1%の範囲とすることが好ましい。与える反りの大きさdは、後述するように適用するフォトマスクの撓み量に合わせて決定すれば良いが、辺長に対して0.01%以下の小さな反りでは効果が十分に発揮されないうえ、加工量が少なすぎて安定したフレーム製造が難しい。一方、辺長に対して1%を超えるような大きな反り量を与える場合は、ペリクルの製造工程において、反りにより粘着剤、接着剤の塗布や膜の接着作業に支障を来すため、好ましくない。
この反りの方向は、フォトマスク基板に貼り付けられた際に、フォトマスクが自重で撓む方向に向かって凸であることが好ましい。図4は、本発明によるペリクルを装着したフォトマスクの露光中の断面図である。図4に示すように、フォトマスク41は、マスク支持部42により2辺で支持されており、その自重により撓みが生じている。図4中の43は、フォトマスクの端部と端部を結ぶ仮想直線であるから、フォトマスク41は、下方向に凸に撓んでいることになる。そして、このときに、ペリクル80を構成するペリクルフレーム10の反り形状も、フォトマスク41が自重により撓んでいる方向(図4では下方向)に凸であれば、フォトマスク41に貼り付けられたペリクル80は、フォトマスク41の形状に与える歪の影響を小さく抑えることができる。
そして、この反り量と反り形状は、貼り付けるフォトマスク41の自重による撓み量と撓み形状に対して、近似の度合いが強いほどペリクル80の影響を低減させることができる。しかし、個別のフォトマスク基板で異なる撓み形状までを厳密に管理するのは工業的に難しいため、実用上は反り量だけの管理とすることが好ましい。
ペリクルフレーム10の辺長に対する反り量の比(反り量/ペリクルフレーム10の辺長)は、適用するフォトマスク41の辺長に対するペリクル貼り付け領域における最大自重撓み量の比(最大自重撓み量/フォトマスクの辺長)に対して、±30%以内の範囲とすることが特に好ましい。したがって、フォトマスク41の支持形態が長辺と短辺で異なる場合では、ペリクルフレーム10に与える反りの量も長辺と短辺で異なることになる。ペリクルフレームの上記反り量の比がフォトマスクの撓み量の比に対して、−30%よりも小さい場合は、ペリクルフレームに反りを付与した効果が小さくなり、不十分である。一方、+30%よりも大きい場合には、フォトマスクの自重撓みを増加させる方向への作用が大きくなることに加え、特に辺の中央において、フォトマスクからマスク粘着層を剥離させようとする力が大きくなるため、好ましくない。
フォトマスク41は、図4に示すように、その二辺が支持されることが多いが、その他の支持形態である、例えば全辺支持または角部だけの支持といった形態でも適用方法は同じである。
図5は、本発明のペリクルフレーム10の反りを測定する方法を示す図である。ペリクルフレーム10の測定する辺を上方に配置して、基準面52上に取り付けられた支持手段51に沿わせて垂直に立てた状態において、ペリクルフレーム10の反り量dは、端部53同士を結んだ直線とペリクルフレーム10の辺の中央部である中点54との距離を計測して求めることができる。
なお、図5中では省略しているが、垂直に配置される辺には、フック形状などのペリクルフレーム10の転倒防止手段が接触するように配置しておく。反り量dの計測手段は、ノギス等でも良いが、レーザ距離センサなどの非接触の計測機器を用いたほうが好ましい。一辺の測定が済んだら、ペリクルフレーム10の立て位置を変更して、その他の辺についても同様に測定を行う。
このペリクルフレーム10の材質は、金属、樹脂、繊維強化樹脂など公知の様々なものであるが、それらの中でも、アルミニウム合金、真鍮、鉄鋼、ステンレス鋼などの金属が好ましい。ペリクルフレーム10の材質が樹脂材料である場合、反りを付与する方法として、成形加工時の型の形状を予め反りを考慮した形状としておくか、成形後に加熱しながらプレスして反りを付与するなどの方法が挙げられるが、温度、湿度などに対する不安定さがあるため、反り量の調整が難しく不向きである。ペリクルフレーム10の材質が金属材料である場合は、プレスなどの塑性変形手段を用いて反りを付与するが、この方法については後述する。
ペリクルフレーム10の表面は、艶消しのためサンドブラスト等の表面処理手段でRa1μm以下の梨地状に加工されていることが好ましい。アルミニウム合金の場合は、アルマイト処理や化成処理を施すことが好ましく、その他の金属材料の場合は、メッキなどの処理により防錆、防塵の処理を施すことが好ましく、また、黒色であることが好ましい。さらに、これらの無機被膜に代えて、耐光性のあるフッ素樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂などを用いた塗装を施すことも好ましく、さらには、上記無機被膜の上層に樹脂被膜層を重ねて設けても良い。
ペリクルフレーム10には、必要に応じて、図2に示すように、ペリクル内外を通気させるための通気孔13、ハンドリングのための非貫通の治具孔14や溝(図示しない)などを設けても良い。また、表面に機械刻印やレーザーマーキングにより、型番、製造番号やバーコードなどの表示を施すことも好ましい。さらに、この実施形態ではペリクルフレーム10の外形は、矩形となっているが、角部に短い斜め辺が配置された八角形状などの多角形状も本発明の範囲に含まれる。ペリクルフレーム10の断面形状についても、この実施形態の矩形断面の他に、台形や一部に面取りがある形状であっても良い。
なお、高さ方向の剛性が低いペリクルフレーム10については、貼り付けたフォトマスクの変形にペリクルフレーム10が容易に追随できるため、本発明を適用してもその効果が小さい。この高さ方向の剛性が低いペリクルフレーム10としては、例えば、樹脂などの弾性係数が小さい材料を用いたもの、ペリクルフレーム10の高さが低いものが挙げられる。剛性が低いペリクルフレーム10の場合、反りを付与する際にその変形量の制御が難しく、所望の反り形状で製作するのが難しいことから、ペリクルフレーム10の高さは2mm以上10mm以下の範囲とすることが好ましい。ここで、ペリクルフレームの「高さ」は、図2中の11と12の間の寸法をいう。
ペリクルフレーム10に反りを付与する方法として様々な態様のものが挙げられるが、その態様については特に限定されるものではない。その一例として、反りのない状態で加工されたペリクルフレーム10に対して、後加工により反りを付与する態様が挙げられる。
図6は、反りを付与する一実施形態を示す図である。所望の湾曲形状を与えた変形加工型61に対してペリクルフレーム62を押し付けて、その両端に配置した加圧手段63によって荷重を掛けて塑性変形させるものである。この方法では、加工に要する荷重が小さいという利点がある。その加圧手段としては、油圧、空圧などの他に、ねじなどを利用した押圧機構や場合によっては手作業での加工も可能である。加圧手段63は、ペリクルフレーム62の両端だけでなく、内側まで配置されていても構わない。
この加工では、変形加工後に幾ばくかのスプリングバックがあるので、加工に用いる型形状は、実験を重ねてそのスプリングバック量を考慮して、設定値を決めることが望ましい。また、最終製品に近い形状になってからの加工となるため、傷などにより外観品質が低下しないよう接触部分の表面処理などを考慮する必要がある。
次に、図7は、別の加工方法を示す図である。図7に示すように、板素材71に予め反りを与えておき、その状態からペリクルフレームに加工する方法がある。反った板材71を工作機械上のテーブル75上に平らに密着するようボルト74等で固定し、その状態で切削刃物72により切削加工を行う。次いで、加工後に固定していたボルト74を取り外せば、反りを有するペリクルフレーム73が得られる。
図6のように、板材の状態でこれに塑性加工を加えて反りを与えるためには、大きな荷重が必要となるため、大型プレス機などの大掛かりな設備が必要となる場合がある。しかし、図7に示す加工方法では、素材の違い以外は通常のペリクルフレームと全く同様に加工すれば良いため、煩雑さがなく大量生産にはこちらの手法が好適である。
図8は、ペリクルフレーム10を用いてペリクル80を構成した際の斜視図である。マスク粘着層81は、ペリクルフレーム10の一面に設けられており、アクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、シリコーン粘着剤、ホットメルト粘着剤などの粘着剤を直接塗布して形成するか、その代用として、発泡体などの柔軟性のある基材の両面に薄い粘着層を設けた両面テープ型としても良い。
このマスク粘着層81は、下地のペリクルフレーム10が反った形状をしていても、ペリクルフレーム10の下地から一定の厚さ(高さ)で設けられるとともに、この粘着層81の表面は、平坦に加工されてその平面度は高いほど好ましい。通常は、マスク粘着層81の表面には、その保護のために、厚さ50〜300μm程度のPET製フィルムなどの表面に剥離性を付与したセパレータ82を取り付けるが、ペリクルの保管、収納方法の工夫により省略しても良い。
また、ペリクルフレーム10の幅は、必要に応じて自由に設定することができる。その長辺と短辺は異なっていても構わないが、マスク粘着層81の幅は、長辺と短辺で同じ幅となっていることが好ましい。マスク粘着層81の幅が長辺と短辺で異なっていると、ペリクル貼り付け時の加圧力の管理が複雑になるという不具合があるからである。
ペリクルフレーム10の内面には、異物の捕捉のために、アクリル系粘着剤、シリコーン系粘着剤などの粘着性物質を塗布する(図示しない)ことも好ましい。また、ペリクルフレーム10の内面にのみ、または全面に発塵防止を目的として、アクリル系樹脂、フッ素系樹脂などの非粘着性樹脂の被膜を形成する(図示しない)ことも好ましい。これら粘着性樹脂、非粘着性樹脂の被膜の形成には、スプレー、ディッピング、紛体塗装、電着塗装などの公知の方法を利用することができる。
ペリクル膜84の材料としては、使用する露光光源に応じて、セルロース系樹脂、フッ素系樹脂などの材料から最適なものを選択することが好ましく、また、その膜厚としては、透過率、機械的強度などの観点から0.1〜10μm程度の範囲から最適な膜厚を選択して製作することが好ましい。さらに、必要に応じて、反射防止層を付与しても良い。そして、ペリクル膜接着層83は、アクリル系接着剤、フッ素系接着剤、シリコーン系接着剤などの公知の接着剤を用いて構成することができる。
また、通気孔13を設けた場合には、その外側に異物の侵入を防止するために、フィルタ85を取り付ける必要があるが、これら通気孔およびフィルタの位置や個数については、要求される通気性やハンドリングの都合などを考慮して決定することができる。
以下、本発明の実施例について、具体的に説明するが、本発明は、これに限定されるものではない。
はじめに、図1〜図3に示すようなペリクルフレーム10を用意した。ペリクルフレーム10は、A5052アルミニウム合金を機械切削により加工したものであり、その寸法形状は、短辺1146mm、長辺1366mm、短辺の幅12mm、長辺の幅12mm、高さ5.8mmとした。また、ペリクルフレーム10の各長辺には直径1.5mmの通気孔13、コーナー部付近にハンドリング用に非貫通の治具孔14を設けるとともに、稜部にはC0.1〜0.2mm程度の面取りを施した。
次に、このペリクルフレーム10を、図6に示す変形加工型61に取り付けて、両端の加圧手段63をボルトにて(図示しない)押し下げ、2つの短辺について反りを付与する加工を行った。加工後の短辺中央の反りを図5に示す方法で計測したところ、二つの短辺とも、その反りはペリクル膜が接着される方向に向かって0.72mmであり、短辺長に対する比率は0.063%であった。そして、全面をRa0.6程度にサンドブラストしたのち、黒色アルマイト処理を施した。
実施例では、このペリクルフレーム10を用いて、図8に示すようなペリクル80を製作したので、以下、その製作の手順について具体的に説明する。
はじめに、ペリクルフレーム10を界面活性剤と純水で良く洗浄し、乾燥させた。次に、マスク粘着剤として、シリコーン粘着剤(商品名;KR3700、信越化学工業(株)製)を3軸直交ロボット上に搭載したエア加圧式ディスペンサで塗布した。そして、塗布したマスク粘着面の反対面を平面度10μmに加工した治具に密着固定し、その状態でマスク粘着剤の潰し加工を施して、マスク粘着層の高さが1.2mmとなるよう平坦化して、その表面を平面度30μmに仕上げた。
次に、マスク粘着面11の対向面であるペリクル膜接着面12にペリクル膜接着層83として、フッ素系樹脂(商品名;サイトップ、旭硝子(株)製)を3軸直交ロボット上に搭載したエア加圧式ディスペンサで塗布した。そして、ペリクルフレーム10を130℃に加熱して、溶媒を乾燥させるとともにシリコーン粘着剤を加熱キュアし、ペリクル膜接着層83とマスク粘着層81を形成した。
また、マスク粘着層81の表面保護のために、厚さ125μmのPET製フィルムに離型剤を塗布したセパレータ82を取り付けた。さらに、長辺の通気孔13を覆うように、PTFE多孔質膜からなるフィルタ85をアクリル両面粘着テープにより接着した。
ペリクル膜84については、次の手順で製作した。はじめに、ペリクル膜材料として、フッ素系樹脂(商品名;サイトップ、旭硝子(株)製)を平滑に研磨した石英基板上にダイコート法にて成膜した。その後、その溶媒を乾燥させてから、石英基板上の成膜を剥離して厚さ約4μmの剥離膜を得るとともに、この剥離膜をペリクル膜84としてペリクルフレーム10上のペリクル膜接着層83に接着し、さらに、ペリクルフレーム10の外側の余剰なペリクル膜84をカッターで切断除去してペリクル80を完成させた。
図9は、ペリクル80の評価方法を示す概略図であり、ペリクル80の評価は、次の手順で行った。
はじめに、1220x1400x厚さ13mm、平面度20μm(垂直状態)の石英ガラス製フォトマスク基板91を用意し、このフォトマスク基板91の長辺2辺の端部から10mmの範囲をステンレス製の支持台92で支持し、平面度5μmの定盤93上に水平配置した。次に、フォトマスク基板91の短辺の端部から50mm内側について、定盤93からフォトマスク基板91上面との距離をスタンド94で支持したダイヤルゲージ95にて計測したところ、フォトマスク基板91の短辺中央部の撓み量は、一辺については0.632mmであり、その対辺は0.615mmであった。
次に、同じフォトマスク基板91の中央に上記で製作したペリクル80を中央配置して、これを加圧力210kgfで貼り付けて、再度、同じ定盤93の上に設置した。そして、フォトマスク基板91の前記計測と同様に、フォトマスク基板91の短辺の端部から50mm内側について、定盤93からフォトマスク基板91上面との距離をダイヤルゲージ95にて計測したところ、フォトマスク基板91の短辺中央部の撓み量は、貼り付け前の0.632mmに対して貼り付け後の撓み量は0.635mmであり、その対辺は貼り付け前の0.615mmに対して貼り付け後の撓み量は0.610mmであったので、ペリクル80の貼り付け前後で、その撓み量にほとんど変動は見られなかった。
したがって、実施例のように、2つの短辺にそれぞれ0.72mmの反りを付与したペリクルフレーム10を用いたペリクル80によれば、このペリクル80をフォトマスク基板91に貼り付けた際に、フォトマスク基板91へ与える歪の変動を小さく抑えることが確認された。
比較例
比較例では、上記実施例と全く同様にして、反り加工を施さない同寸のペリクルフレームを製作し、このペリクルフレームを用いて、上記実施例と全く同様の工程にてペリクルを製作した。次に、上記実施例と同寸法の別のフォトマスク基板を用意し、このペリクルを貼り付けた後に、上記と同様の撓み量の計測し、評価を行った。
その結果、フォトマスク基板の短辺中央部の撓み量は、一辺については、ペリクルの貼り付け前の撓み量0.603mmに対して貼り付け後の撓み量は0.561mmであり、また、対辺については、貼り付け前の撓み量0.595mmに対して貼り付け後の撓み量は0.572mmであったので、ペリクルの貼り付けによる変動が大きいことが確認された。
10 ペリクルフレーム
11 マスク粘着面
12 ペリクル膜接着面
13 通気孔
14 治具孔
15 フレームの端部と端部を結ぶ仮想直線
41 フォトマスク
42 フォトマスク支持手段
43 フォトマスクの端部と端部を結ぶ仮想直線
51 支持手段
52 基準面
53 フレーム端部
54 フレーム中点
61 変形加工型
62 ペリクルフレーム
63 加圧手段
71 反り加工済み板材
72 切削刃物
73 ペリクルフレーム
74 固定ボルト
75 テーブル
80 ペリクル
81 マスク粘着層
82 セパレータ
83 ペリクル膜接着層
84 ペリクル膜
85 フィルタ
91 フォトマスク基板
92 支持台
93 定盤
94 スタンド
95 ダイヤルゲージ
L 辺長
d 反り量

Claims (5)

  1. 長辺と短辺を有する矩形のペリクルフレームであって、少なくとも一対の辺に反りが付与され、該反りの大きさは、前記一対の辺の中央部において、ペリクル膜面と垂直な方向に前記辺の辺長に対して0.01〜1%であることを特徴とするペリクルフレーム。
  2. 前記反りの大きさは、適用するフォトマスクの辺長に対するペリクル貼り付け領域における最大自重撓み量に対して、±30%の範囲であることを特徴とする請求項1に記載のペリクルフレーム。
  3. 前記反りの方向は、フォトマスクに貼り付けられた際に、フォトマスクが自重で撓む方向に向かって凸であることを特徴とする請求項1または2に記載のペリクルフレーム。
  4. 前記ペリクルフレームの高さは、2〜10mmの範囲であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のペリクルフレーム。
  5. 前記請求項1〜4の何れかに記載のペリクルフレームを用いたことを特徴とするペリクル。
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