JP2016102065A - 口唇化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】塗布後時間が経過しても、塗布色のくすみが抑制され、透明感やつやを付与し、色むらが抑制され、仕上りに優れ、色落ちが抑制される口唇化粧料を提供する。【解決手段】次の成分(A)、(B)及び(C):(A)表面が酸化チタンによって被覆され、平均粒子径が1〜80μmである薄片状タルク 0.1〜20質量%、(B)式(1)で示される分岐型イソステアリン酸、及びジペンタエリスリトールをエステル化することによって得られる液状のエステル油 0.5〜40質量%、(式中、R1及びR2は、同一であっても異なっていても良く、炭素数4〜10の分岐の炭化水素基を示す)(C)25℃で固形のワックス 7〜30質量%を含有する口唇化粧料。【選択図】なし

Description

本発明は、口唇化粧料に関する。
口唇化粧料では、固形ワックスと油剤を併用することで、のびの良い使用感、潤い性能、艶、発色の向上を図っている。
例えば、特許文献1には、固形ワックス及び液状の油剤を、平均粒子径1nm〜10μmの無機粉体と混合した油性化粧料が、粉体が均一に分散し、塗布時にざらつきがなく、のびの軽い使用感が得られることが記載されている。また、特許文献2には、固形ワックス、エチレンポリマー、炭化水素油を併用したスティック状口唇化粧料が、化粧膜のつや、形状保持性、使用性、付着性、安定性に優れることが記載されている。
特開2013−159559号公報 特開2004−67603号公報
本発明者は、固形ワックスとエステル油を併用した口唇化粧料では、塗布後時間が経過すると、塗布色がくすみ、透明感やつやが落ち、色むらが起きやすく、仕上りが低下、唇の色落ちが見られることを課題として見出した。
本発明者は、特定の薄片状タルク、特定のエステル油、固形ワックスを併用することにより、塗布後時間が経過しても、塗布色のくすみが抑制され、透明感やつやを付与し、色むらが抑制され、仕上りに優れ、色落ちが抑制される口唇化粧料が得られることを見出した。
本発明は、次の成分(A)、(B)及び(C):
(A)表面が酸化チタンによって被覆され、平均粒子径が1〜80μmである薄片状タルク 0.1〜20質量%、
(B)式(1)で示される分岐型イソステアリン酸、及びジペンタエリスリトールをエステル化することによって得られる液状のエステル油 0.5〜40質量%、
Figure 2016102065
(式中、R1及びR2は、同一であっても異なっていても良く、炭素数4〜10の分岐の炭化水素基を示す)
(C)25℃で固形のワックス 7〜30質量%
を含有する口唇化粧料に関する。
本発明の口唇化粧料は、塗布後3時間経過しても、塗布色のくすみが抑制され、透明感・つやを付与し、色むらが抑制され、均一な仕上りに優れ、唇の色落ちが抑制されるものである。
本発明で用いる成分(A)の薄片状タルクは、表面が酸化チタンによって被覆されたものである。母粉体となる薄片状タルクとしては、制限されず、例えば、タルク原鉱石を粉砕分級して得られる薄片状タルクを用いることができる。
成分(A)の薄片状タルクは、このような薄片状タルク表面に、例えば、湿式加水分解法で、酸化チタンを被覆することにより得ることができる。
薄片状タルクと酸化チタンの質量割合は、30/70〜70/30であるのが好ましい。
成分(A)の薄片状タルクは、酸化チタン層の層厚を調整することによって得られる干渉色の色相を調整することができる。また、薄片状タルクの粒子の大きさ及び粒子の厚さによって干渉色が違ってくる。代表的なものを示すと、マンセル色相(H)がP、RP、R領域にある干渉色を生成させる場合には、粉体の比として、薄片状タルク60〜63質量%、酸化チタン37〜40質量%、又は、薄片状タルク46〜49質量%、酸化チタン51〜54質量%であることが好適である。マンセル色相(H)が、YR、Y領域にある干渉色を生成させる場合には、薄片状タルク64〜67質量%、酸化チタン33〜36質量%、又は、薄片状タルク50〜52質量%、酸化チタン48〜50質量%であることが好適である。マンセル色相(H)が、GY、G、BG領域にある干渉色を生成させる場合には、薄片状タルク53〜57質量%、酸化チタン43〜47質量%、又は、薄片状タルク37〜41質量%、酸化チタン59〜63質量%であることが好適である。マンセル色相(H)が、B、PB領域にある干渉色を生成させる場合には、薄片状タルク58〜59質量%、酸化チタン41〜42質量%、又は、薄片状タルク42〜45質量%、酸化チタン55〜58質量%であることが好適である。
成分(A)の薄片状タルクは、通常の方法により、撥水処理、撥水・撥油化処理等の各種表面処理を施したものを用いることもできる。
なお、本発明において、「干渉色」とは、光輝性顔料が有する構造発色の反射干渉光の色調のことをいう。
成分(A)の薄片状タルクは、外観色と塗布色のくすみの抑制、干渉色による発色、自然な透明感、肌へのフィット感、使用感の点から、平均粒子径は、1μm以上であり、5μm以上が好ましく、80μm以下であり、30μm以下が好ましい。また、成分(A)の平均粒子径は、1〜80μmであり、5〜30μmが好ましい。
また、アスペクト比は、肌へのフィット感、使用感の点から、5以上が好ましく、10以上がより好ましく、100以下が好ましく、50以下がより好ましい。成分(A)のアスペクト比は、5〜100が好ましく、10〜50がより好ましい。
成分(A)は、1種又は2種以上用いることができ、含有量は、薄片状タルクは、外観色と塗布色のくすみの抑制、干渉色による発色、自然な透明感、さらに、塗布後、時間が経過しても、塗布色のくすみが抑制され、透明感、つやを付与し、色むらが抑制され、均一な仕上りに優れ、唇の色落ちが抑制される点から、全組成中に0.1質量%以上であり、0.5質量%以上が好ましく、2質量%以上がより好ましく、4質量%以上がさらに好ましく、20質量%以下であり、15質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましく、8質量%以下がさらに好ましい。また、成分(A)の含有量は、全組成中に0.1〜20質量%であり、0.5〜15質量%が好ましく、2〜10質量%がより好ましく、4〜8質量%がさらに好ましい。
本発明で用いる成分(B)の液状エステル油は、前記式(1)で示される分岐型イソステアリン酸と、ジペンタエリスリトールを通常の方法でエステル化することによって得られるものである。
分岐型イソステアリン酸は、前記式(1)で示されるもので、式中、R1及びR2は、炭素数4〜10の分岐の炭化水素基を示し、共に炭素数7の分岐の炭化水素基であるのが好ましく、分岐のアルキル基がより好ましい。また、R1及びR2は、末端が3級アルキル基であるのが好ましく、末端がt-ブチル基であるのがより好ましい。具体的には、4,4−ジメチルペンチル基、1,3,3−トリメチルブチル基、2,3,3−トリメチルブチル基が好ましく、1,3,3−トリメチルブチル基がより好ましい。分岐型イソステアリン酸としては、2−(1,3,3−トリメチル)ブチル−5,7,7−トリメチルオクタン酸等が挙げられる。分岐型イソステアリン酸としては、市販品を使用することができ、例えば、日産化学工業社製の商品、イソステアリン酸等が挙げられる。
ジペンタエリスリトールは市販品を用いることができ、例えば、広栄化学工業社製の商品、ジ・ペンタリット、パーストープ社製の商品、ジペンタエリスリトール等が挙げられる。
成分(B)のエステル油は、例えば、ジペンタエリスリトールと2−(1,3,3−トリメチル)ブチル−5,7,7−トリメチルオクタン酸とを、10:35〜10:90の質量比で仕込み、適量の触媒(例えばジブチルチンオキサイドを全仕込み量の0.02〜0.5%)存在下、200〜250℃にて、10〜40時間(好ましくは、20〜40時間)エステル化反応を行うことにより製造することができる。反応終了後、得られた反応物を吸着処理等に付すことで触媒除去処理を行い、70℃以下(例えば、50〜60℃)まで冷却後、ろ過し、蒸留等により未反応の原料など低分子分を除去することにより、得ることができる。
ジペンタエリスリトールと分岐型イソステアリン酸の原料仕込み質量比(ジペンタエリスリトール:分岐型イソステアリン酸の値)は、10:35〜10:90が好ましく、10:39〜10:72がより好ましく、10:48〜10:70がさらに好ましい。
成分(B)の液状エステル油は、皮膚への付着性に優れ、化粧膜の持続性に優れる点から、25℃における粘度が10万〜100万mPa・sであるのが好ましく、12万〜60万mPa・sがより好ましく、15万〜50万mPa・sがさらに好ましい。
なお、液状エステル油の25℃における粘度は、医薬部外品原料規格2006 一般試験法粘度測定法第2法(ブルックフィールド型粘度計(BH型))により、測定することができる。
また、成分(B)の液状エステル油は、塗布時のべたつき感を抑制する点から、水酸基価が10〜160mgKOH/gであるのが好ましく、20〜140mgKOH/gがより好ましく、25〜95mgKOH/gがさらに好ましい。
水酸基価の測定は、医薬部外品原料規格2006 一般試験法水酸基価測定法により行うことができる。
さらに、成分(B)の液状エステル油は、低温下において、外観の濁りを抑制する点から、曇り点が5℃未満であるのが好ましく、0℃以下がより好ましく、−20℃以下がさらに好ましい。
曇り点の測定は、医薬部外品原料規格2006 一般試験法曇り点測定法により行うことができる。
成分(B)の液状エステル油としては、塗布後、時間が経過しても、外観色や塗布色のくすみが抑制され、透明感を維持する点から、25℃における粘度が10万〜100万mPa・s、水酸基価が10〜160mgKOH/g、曇り点が5℃未満であるのが好ましい。テトライソステアリン酸ジペンタエリスリチルがより好ましい。
成分(B)は、1種又は2種以上用いることができ、含有量は、塗布後、時間が経過しても、塗布色のくすみが抑制され、透明感、つやを付与し、色むらが抑制され、均一な仕上りに優れる点から、全組成中に0.5質量%以上であり、2質量%以上が好ましく、10質量%以上がより好ましく、12質量%以上がさらに好ましく、40質量%以下であり、30質量%以下が好ましく、20質量%以下がより好ましい。また、成分(B)の含有量は、全組成中に0.5〜40質量%であり、2〜30質量%が好ましく、10〜20質量%がより好ましく、12〜20質量%がさらに好ましい。
本発明において、成分(A)及び(B)の質量割合(A)/(B)は、塗布後、時間が経過しても、塗布色のくすみが抑制され、透明感、つやを付与し、色むらが抑制され、均一な仕上りに優れ、唇の色落ちが抑制される点から、0.02以上が好ましく、0.05以上がより好ましく、0.1以上がさらに好ましく、0.2以上がよりさらに好ましく、8以下が好ましく、5以下がより好ましく、1以下がさらに好ましく、0.6以下がよりさらに好ましい。また、成分(A)及び(B)の質量割合(A)/(B)は、0.02〜8が好ましく、0.05〜5がより好ましく、0.1〜1がさらに好ましく、0.2〜0.6がよりさらに好ましい。
成分(C)のワックスは、25℃で固形のものである。ここで、固形とは、25℃において固体の性状を示し、融点が40℃以上のものを指す。
成分(C)のワックスとしては、通常の化粧料に用いられるものであれば制限されず、例えば、オゾケライト、セレシン等の鉱物系ワックス;パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、ペトロラタム等の石油系ワックス;フィッシャー・トロプシュワックス、ポリエチレンワックス等の合成炭化水素;カルナウバロウ、キャンデリラロウ、ライスワックス、木ロウ、サンフラワーワックス、水添ホホバ油等の植物系ワックス;ミツロウ、鯨ロウ等の動物性ワックス;シリコーンワックス、フッ素系ワックス、合成ミツロウ等の合成ワックス;脂肪酸、高級アルコール及びこれらの誘導体が挙げられる。
ワックスは、口唇化粧料に適度な硬さの付与し、油の染み出し抑制し、潤いを付与し、塗布膜の持続性を向上させる点から、融点50℃以上、140℃以下が好ましく、融点60℃以上、120℃以下がより好ましく、融点60℃以上、110℃以下がさらに好ましい。
成分(C)としては、口唇化粧料に適度な硬さを付与し、塗布時に滑らかで、唇への密着性、塗布膜の持続性に優れる点から、融点60℃以上、110℃以下のマイクロクリスタリンワックス、パラフィン、セレシン、ポリエチレンワックスが好ましい。
成分(C)のワックスは、1種又は2種以上用いることができ、含有量は、口唇化粧料に適度な硬さの付与し、油の染み出し抑制し、潤いを付与し、塗布膜の持続性を向上させる点から、全組成中に7量%以上であり、9質量%以上が好ましく、11質量%以上がより好ましく、13質量%以上がさらに好ましく、30質量%以下であり、20質量%以下が好ましく、17質量%以下がより好ましく、16質量%以下がさらに好ましい。また、成分(C)の含有量は、全組成中に7〜30質量%であり、9〜20質量%が好ましく、11〜17質量%がより好ましく、13〜16質量%がさらに好ましい。
本発明において、成分(B)及び(C)の質量割合(B)/(C)は、塗布後、時間が経過しても、つやを付与し、唇の色落ちが抑制される点から、0.2以上が好ましく、0.3以上がより好ましく、0.6以上がさらに好ましく、0.8以上がよりさらに好ましく、4以下が好ましく、2以下がより好ましく、1.8以下がさらに好ましく、1.5以下がよりさらに好ましい。また、成分(B)及び(C)の質量割合(B)/(C)は、0.2〜4が好ましく、0.3〜2がより好ましく、0.6〜1.8がさらに好ましく、0.8〜1.5がよりさらに好ましい。
本発明の口唇化粧料は、さらに、(D)主鎖にセルロース骨格を有し、全水酸基の45mol%以上が基-O-M-R(MはCH2又はカルボニル基C=Oを示し、Rは炭素数10〜24の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示す)で置換されているセルロース誘導体を含有することができ、塗布色をより持続させることができる。
かかるセルロース誘導体は、主鎖にセルロース骨格を有するものであれば限定されないが、原料セルロース誘導体としては、セルロースを含むほか、アセチルセルロース、アセチルブチルセルロース等の短鎖アシル化セルロース、ヒドロキシアルキル基、グリセリルエーテル基、(モノ)アルキルグリセリルエーテル基で変性されたセルロースが好ましい。より具体的には、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、グリセリルセルロース、メチルグリセリルセルロース等が挙げられる。
更には、原料セルロース誘導体としては、下記一般式(2)で表される構成単位を有するものが好ましい。
Figure 2016102065
(式中、R'は炭素数2〜8の直鎖又は分岐鎖のアルキレン基を示し、複数のR'は同一でも異なっても良い。nはそれぞれ独立に同一でも異なっても良く、すべてのグルコース構成単位当たりのR'Oの平均付加モル数が0.1〜10となる数を示す。)
当該構成単位において、R'としては、直鎖又は分岐鎖の炭素数2〜4のアルキレン基が好ましく、更には、エチレン基及びプロピレン基が好ましい。またnとしては、グルコース単位当たりのR'Oの平均付加モル数が0.3〜5となる数が好ましく、0.5〜4.5となる数がより好ましく、1〜4となる数が更に好ましい。
原料セルロース誘導体の好ましいものとしては、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等が挙げられ、ヒドロキシプロピルセルロースが好ましい。
また、原料セルロース誘導体の質量平均分子量(Mw)は、油剤への溶解性、及び感触の点から、好ましくは1万〜400万、より好ましくは10万〜300万、更に好ましくは50万〜200万である。
原料セルロース誘導体の水酸基の置換基である基−O−M−R中、MはCH2又はカルボニル基C=Oを示し、Rは炭素数3〜40の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基である。
(i)直鎖のアルキル基としては、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデシル基、イコシル基、ヘンイコシル基、ドコシル基、トリコシル基、テトラコシル基、ペンタコシル基、ヘキサコシル基、ヘプタコシル基、オクタコシル基、ノナコシル基、トリアコンチル基、ヘントリアコンチル基、ドトリアコンチル基、トリトリアコンチル基、テトラトリアコンチル基、ペンタトリアコンチル基、ヘキサトリアコンチル基、ヘプタトリアコンチル基、オクタトリアコンチル基、ノナトリアコンチル基、テトラコンチル基等が挙げられる。
(ii)分岐鎖のアルキル基としては、メチルペンチル基、メチルヘキシル基、メチルヘプチル基、メチルオクチル基、メチルノニル基、メチルウンデシル基、メチルヘプタデシル基、エチルヘキサデシル基、メチルオクタデシル基、プロピルペンタデシル基、2−ヘキシルデシル基、2−オクチルドデシル、2−ヘプチルウンデシル基、2−デシルテトラデシル基、2−ドデシルヘキサデシル基、2−テトラデシルオクタデシル基、2−オクタデシルベヘニル基等が挙げられる。
(iii)直鎖のアルケニル基としては、ドデセニル、トリデセニル、テトラデセニル、ペンタデセニル、ヘキサデセニル、ヘプタデセニル、オクタデセニル、ノナデセニル、イコセニル、ヘニコセニル、ドコセニル、トリコセニル、テトラコセニル、ペンタコセニル、ヘキサコセニル、ヘプタコセニル、オクタコセニル等が挙げられる。
(iv)分岐鎖のアルケニル基としては、イソトリデセニル、イソオクタデセニル、イソトリアコンテニル、2−ブチルオクテニル、2−ヘキシルデセニル、2−オクチルドデセニル、2−デシルテトラデセニル、2−ドデシルヘキサデセニル等が挙げられる。
これらのうち、塗布時の滑らかさ付与の観点から、直鎖アルキル基が好ましい。更には、伸ばしやすさ、密着性の良さから、炭素数9〜21が好ましく、炭素数11〜17がより好ましく、15がさらに好ましい。
水酸基の基−O−M−R置換率は、油剤への溶解性を高める点から、45mol%以上であり、52mol%以上が好ましい。水酸基の基−O−M−Rの置換率は、うるおい感やすべり性の点からは、95mol%以下が好ましく、90mol%以下がより好ましい。また、水酸基が適当に残留していることが、ざらつきのなさの点で好ましい。好ましい水酸基量は5〜55mol%であり、10〜48mol%がより好ましい。
成分(D)のセルロース誘導体の質量平均分子量は、10万以上、更には20万以上が好ましく、400万以下、更には300万以下が好ましい。更に、溶解性、滑らかな感触が持続する点で50万〜200万が好ましい。
なお、質量平均分子量(Mw)は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(クロロホルム溶媒、直鎖ポリスチレンを標準として定められた較正曲線、視差屈折率検出器を用いる)測定によって求められるものである。
このようなセルロース誘導体は、原料セルロース誘導体と、炭素数4〜40の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を有する酸ハライドとを反応させ、原料セルロース誘導体の全水酸基の45mol%以上を置換することにより製造される。
また、MがCH2であるものは、塩基存在下に、セルロース誘導体と対応するアルキルハライドあるいはアルキルメシラート等のスルホン酸エステルを反応させることによって製造することができる。主鎖がセルロース骨格からなるものは、アセチルセルロースのエステル交換反応(アシドーリシス)によっても得ることができる。この方法によれば、水酸基の残留量が極めて低いセルロースエステル誘導体が得られる。
具体的には、ヒドロキシエチルセルロースラウリン酸エステル、ヒドロキシエチルセルロースミリスチン酸エステル、ヒドロキシエチルセルロースパルミチン酸エステル、ヒドロキシエチルセルロースステアリン酸エステル、ヒドロキシエチルセルロースベヘン酸エステル;ヒドロキシプロピルセルロースラウリン酸エステル、ヒドロキシプロピルセルロースミリスチン酸エステル、ヒドロキシプロピルセルロースパルミチン酸エステル、ヒドロキシプロピルセルロースステアリン酸エステル、ヒドロキシプロピルセルロースベヘン酸エステル;ヒドロキシエチルメチルセルロースラウリン酸エステル、ヒドロキシエチルメチルセルロースミリスチン酸エステル、ヒドロキシエチルメチルセルロースパルミチン酸エステル、ヒドロキシエチルメチルセルロースステアリン酸エステル、ヒドロキシエチルメチルセルロースベヘン酸エステル;ヒドロキシプロピルメチルセルロースラウリン酸エステル、ヒドロキシプロピルメチルセルロースミリスチン酸エステル、ヒドロキシプロピルメチルセルロースパルミチン酸エステル、ヒドロキシプロピルメチルセルロースステアリン酸エステル、ヒドロキシプロピルメチルセルロースベヘン酸エステル等が挙げられる。中でも、ヒドロキシプロピルセルロースラウリン酸エステル、ヒドロキシプロピルセルロースミリスチン酸エステル、ヒドロキシプロピルセルロースパルミチン酸エステル、ヒドロキシプロピルセルロースステアリン酸エステル、ヒドロキシプロピルセルロースベヘン酸エステルが好ましく、ヒドロキシプロピルセルロースパルミチン酸エステルが、更に好ましい。
成分(D)のセルロース誘導体は、1種又は2種以上を用いることができ、良好な使用感を得る点、塗布膜の持続性を向上させる点から、含有量は、全組成中に0.1質量%以上が好ましく、0.2質量%以上がより好ましく、0.3質量%以上がさらに好ましく、10質量%以下が好ましく、8質量%以下がより好ましく、7質量%以下がさらに好ましい。また、成分(D)の含有量は、全組成中に0.1〜10質量%が好ましく、0.2〜8質量%がより好ましく、0.3〜7質量%がさらに好ましい。
本発明の口唇化粧料は、さらに、(E)下記一般式(3)
Figure 2016102065
(式中、R3及びR11は、それぞれ独立に同一であっても異なってもよい炭素数の最頻値が8〜32の直鎖又は分岐を有する炭化水素基;R4〜R10は、それぞれ独立に同一であっても異なってもよい炭素数1〜5の直鎖又は分岐を有する炭化水素基;Qは炭素数3〜20の直鎖または分岐を有する二価の炭化水素基;R12及びR13はそれぞれ独立に水素原子又は炭素数1〜28の直鎖又は分岐を有する炭化水素基で、少なくとも一方は水素原子;pは繰り返し単位個数を表し、平均値で5以上50以下の数;qは繰り返し単位個数を表し、平均値で2.5以上10以下の数;繰り返し数p及びqの構成単位はブロック共重合体又はランダム共重合体のいずれであってもよい)
で表される変性ポリシロキサンを含有することができ、口唇化粧料をゲル化して色材の唇への密着性を高めることができ、塗布色をより持続させることができる。
この変性ポリシロキサンは、両末端をアルキル基等の炭化水素基で置換して変性し、かつ、側鎖をグラフト状にアルキルグリセリルエーテル基で変性したものである。
一般式(3)において、R3及びR11は、それぞれ独立に炭素数の最頻値が8〜32の直鎖又は分岐を有する炭化水素基を示し、好ましくは炭素数の最頻値が12〜28、さらに好ましくは16〜18である。ここで炭素数の最頻値とは、分布を有する炭化水素基の鎖長のうち、最も多く含まれる炭化水素基の炭素数をいい、口紅等のメイクアップ化粧料に一般的に用いられる油剤との相溶性と、化粧持続性の発現を左右する重要な因子である。炭素数の最頻値が8以上であると油剤との良好な相溶性が得られ、32以下であると化粧仕上がりの持続性能が維持される。
上記一般式(3)において、R4〜R10は、それぞれ独立に炭素数1〜5の直鎖又は分岐を有する炭化水素基を示し、同一であっても異なってもよい。炭素数がこの範囲の炭化水素基を使用することによって、化粧仕上がりの持続性能を維持することができる。具体的には、メチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、ペンチル基の直鎖アルキル基;イソプロピル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ネオペンチル基等の分岐鎖アルキル基などが挙げられる。これらのうち、入手のしやすさの点から、メチル基が好ましい。
また、上記一般式(3)において、Qは炭素数3〜20の直鎖または分岐を有する二価の炭化水素基を示す。炭素数が3以上であると顔料の分散を阻害することがなく、炭素数が20以下であると化粧仕上がりの持続性が維持される。
Qで示される炭素数3〜20の二価の炭化水素基としては、トリメチレン基、テトラメチレン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基、ヘプタメチレン基、オクタメチレン基、ノナメチレン基、デカメチレン基、ウンデカメチレン基、ドデカメチレン基、トリデカメチレン基、テトラデカメチレン基、ヘキサデカメチレン基、オクタデカメチレン基等の直鎖アルキレン基;プロピレン基、2−メチルテトラメチレン基、2−メチルペンタメチレン基、3−メチルペンタメチレン基、2−エチルオクタメチレン基等の分岐鎖アルキレン基などが挙げられる。これらのうち、化粧持続性を最大限発揮させる点から、ノナメチレン基、デカメチレン基、ウンデカメチレン基、ドデカメチレン基、トリデカメチレン基が好ましい。
次に、R12及びR13はそれぞれ独立に水素原子又は炭素数1〜28の直鎖又は分岐を有する炭化水素基であって、少なくとも一方は水素原子である。この組み合わせによって、化粧仕上がりの持続性が維持される。炭素数1〜28の直鎖又は分岐を有する炭化水素基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、エイコシル基、ドエイコシル基、テトラエイコシル基、ヘキサエイコシル基、オクタエイコシル基等の直鎖アルキル基;イソプロピル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ネオペンチル基、1−エチルプロピル基、1−ヘプチルデシル基等の分岐鎖アルキル基などが挙げられる。これらのうち、化粧持続性の点から、R12及びR13はともに水素原子であることが好ましい。
一般式(3)において、pは繰り返し単位個数を表し、平均値で5〜50の数を示し、好ましくは20〜30の数である。pの値が5以上であると顔料の分散を阻害することがなく、また50以下であると、口紅等のメイクアップ化粧料に一般的に使用される油剤との相溶性が確保される。ここで、pの平均値は1H−NMRにより、ポリシロキサンの両末端に導入された炭化水素基の末端メチル基を基準に、R4及びR5に帰属されるピークの強度比から算出する。
また、qは繰り返し単位個数を表し、平均値で2.5〜10の数を示し、好ましくは3.0〜6.0の数である。qの値が2.5以上であると化粧仕上がりの持続性が維持され、10以下であると顔料の分散を阻害することがない。ここで、qの平均値は1H−NMRにより、ポリシロキサンの両末端に導入された炭化水素基の末端メチル基を基準に、OR12及びOR13が付加したメチン及びメチレン水素に帰属されるピークの強度比から算出する。
繰り返し数p及びqの構成単位はブロック共重合体又はランダム共重合体のいずれであってもよいが、顔料の分散をより阻害しない、ランダム共重合体が好ましい。また、pはqよりも大きいことが好ましい。
上記一般式(3)で表される変性ポリシロキサンは、特開平4−134013号公報記載の方法に従って、少なくとも1個のケイ素−水素結合を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンに、対応するアルケニルグリセリルエーテルなどをヒドロシリル化反応させることにより製造することができる。
ヒドロシリル化に用いられる触媒としては、ルテニウム、ロジウム、オスミウム、イリジウム、白金等の金属の錯体化合物、これらをシリカゲル、アルミナ、またはカーボンに担持させたもの等が挙げられる。これらのうち、塩化白金酸、Spiers触媒(塩化白金酸の2−プロパノール溶液)等が好ましい。
触媒の使用量は、オレフィン1molに対して10-6〜10-1molの範囲が好ましい。本反応においては、反応溶媒は使用しても使用しなくても良い。反応溶媒は反応を阻害しないものであれば限定されず、例えばペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン等の炭化水素系溶媒;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族系溶媒;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル等のエーテル系溶媒;メタノール、エタノール、2−プロパノール、ブタノール等のアルコール系溶媒;オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等の環状シリコーン系溶媒等が挙げられる。アルコール系溶媒を使用する場合には、ケイ素−水素結合と水酸基間における脱水反応を防止、もしくは抑制するために、酢酸カリウム等のpH調整剤(特開昭57−149290参照)を用いるのが好ましい。本反応は、0〜200℃で進行するが、反応速度や生成物の着色などを考え、0〜100℃で行うのが好ましい。また反応時間は、0.5〜24時間程度とするのが好ましい。
上記一般式(3)で表される変性ポリシロキサンの合成に用いられる、シリコーン鎖の両末端にシリコーン鎖中の他のアルキル基とは異なるアルキル基を有し、シリコーン鎖中にケイ素−水素結合を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンは、特許第3032420号公報記載の方法にしたがって製造されたジシロキサン化合物や、1,1,3,3−テトラアルキル−1,3−ジヒドロジシロキサンに末端オレフィン化合物を定法により、ヒドロシリル化して付加したジシロキサン化合物を、酸触媒または塩基触媒存在下、環状ジメチルテトラシロキサン、環状メチルヒドロテトラシロキサン等と平衡化重合させることにより、製造することができる。
成分(E)としては、両末端アルキル(C16−18)変性・ジメチルシロキサン・メチル(ウンデシルグリセリルエーテル)シロキサン共重合体が好ましい。
なお、上記一般式(3)で表される変性ポリシロキサンは、1種単独のものの構造、又は2種以上の混合物で、これらの平均的な構造を示すものである。
成分(E)は、1種又は2種以上を用いることができ、塗布膜の付着性を向上させる点から、含有量は、全組成中に0.1質量%以上が好ましく、0.5質量%以上がより好ましく、1質量%以上がさらに好ましく、15質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましく、8質量%以下がさらに好ましい。また、成分(E)の含有量は、全組成中に0.1〜15質量%が好ましく、0.5〜10質量%がより好ましく、1〜8質量%がさらに好ましい。
本発明の口唇化粧料は、更に、前記成分(A)以外の粉体を含有することができる。かかる粉体としては、通常の化粧料に用いられるものであれば制限されず、体質顔料、着色顔料、光輝性顔料等を用いることができる。
体質顔料としては、例えば、ケイ酸、無水ケイ酸、ケイ酸マグネシウム、タルク、セリサイト、マイカ、カオリン、クレー、ベントナイト、オキシ塩化ビスマス、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、酸化アルミニウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム等の無機顔料及びこれらの複合粉体が挙げられる。
着色顔料としては、例えば、酸化チタン、酸化亜鉛、黄酸化鉄、ベンガラ、黒酸化鉄、紺青、群青、酸化クロム、水酸化クロム等の金属酸化物;マンガンバイオレット、チタン酸コバルト等の金属錯体;更にカーボンブラック等の無機顔料、タール系色素、レーキ顔料等の有機顔料、カルミン等の天然色素などが挙げられる。
光輝性顔料としては、雲母、合成金雲母、ガラス末、シリカ、アルミナ等の板状粉体等の表面を、酸化チタン、酸化鉄、酸化ケイ素、紺青、酸化クロム、水酸化クロム、金、銀、カルミン、有機顔料等の着色剤で被覆したものなど、及びポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層末、ポリエチレンテレフタレート・アルミ蒸着末、ポリエチレンテレフタレート・金蒸着積層末などの、フィルム原反を任意形状に断裁したものなどを用いることができる。
これらの粉体は、通常の方法により、撥水処理、撥水・撥油化処理等の各種表面処理を施したものを用いることもできる。
前記成分(A)以外の光輝性顔料の含有量は、外観色と塗布色のくすみを抑制する点から、全組成中に20質量%以下が好ましく、15質量%以下がより好ましく、10質量%以下がさらに好ましく、5質量%以下がよりさらに好ましい。
前記成分(A)以外の粉体は、1種又は2種以上を用いることができ、含有量は、全組成中に0.1質量%以上が好ましく、1質量%以上がより好ましく、40質量%以下が好ましく、25質量%以下がより好ましい。また、成分(A)以外の粉体の含有量は、全組成中に0.1〜40質量%が好ましく、1〜25質量%がより好ましい。
本発明において、成分(A)及び他の粉体に被覆又は内包された酸化チタンを除く、白色顔料として用いられる酸化チタンの含有量は、優れたつやを得る点から、全組成中に4質量%以下であるのが好ましく、3質量%以下がより好ましく、2質量%以下がさらに好ましい。ここで言う白色顔料として用いられる酸化チタンは、平均粒子径(一次粒子)が0.2μm以上、0.3μm以下のものである。
本発明の口唇化粧料は、前記成分のほか、本発明の効果を損なわない範囲で、通常の化粧料に用いられる成分、例えば、前記以外の粉体、前記以外の油性成分、界面活性剤、低級アルコール、多価アルコール、高分子化合物、紫外線吸収剤、酸化防止剤、香料、防腐剤、保湿剤、増粘剤、水等を含有することができる。
本発明の口唇化粧料は、通常の方法により、製造することができ、例えば、色材以外の基材原料を加熱溶解し、均一混合した後、色材原料を加えて更に混合することにより、製造することができる。
また、本発明の口唇化粧料は、固形状、非固形状のものとして得ることができ、口紅、リップクリーム、リップグロス、リップライナーなどとすることができる。
上述した実施形態に関し、本発明は、更に以下の組成物を開示する。
<1>次の成分(A)、(B)及び(C):
(A)表面が酸化チタンによって被覆され、平均粒子径が1〜80μmである薄片状タルク 0.1〜20質量%、
(B)式(1)で示される分岐型イソステアリン酸、及びジペンタエリスリトールをエステル化することによって得られる液状のエステル油 0.5〜40質量%、
Figure 2016102065
(式中、R1及びR2は、同一であっても異なっていても良く、炭素数4〜10の分岐の炭化水素基を示す)
(C)25℃で固形のワックス 7〜30質量%
を含有する口唇化粧料。
<2>成分(A)の平均粒子径が、好ましくは、5μm以上、30μm以下である前記<1>記載の口唇化粧料。
<3>成分(A)の含有量が、好ましくは、全組成中に0.5質量%以上であって、2質量%以上がより好ましく、4質量%以上がさらに好ましく、15質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましく、8質量%以下がさらに好ましい前記<1>又は<2>記載の口唇化粧料。
<4>成分(B)の25℃で液状のエステル油が、好ましくは、25℃における粘度が10万〜100万mPa・sであって、12万〜60万mPa・sがより好ましく、15万〜50万mPa・sがさらに好ましい前記<1>〜<3>のいずれか1記載の口唇化粧料。
<5>成分(B)の25℃で液状のエステル油が、好ましくは、水酸基価が10〜160mgKOH/gであって、20〜140mgKOH/gがより好ましく、25〜95mgKOH/gがさらに好ましい前記<1>〜<4>のいずれか1記載の口唇化粧料。
<6>成分(B)の25℃で液状のエステル油が、好ましくは、曇り点が5℃未満であって、0℃以下がより好ましく、−20℃以下がさらに好ましい前記<1>〜<5>のいずれか1記載の口唇化粧料。
<7>成分(B)の25℃で液状のエステル油が、好ましくは、25℃における粘度が10万〜100万mPa・s、水酸基価が10〜160mgKOH/g、曇り点が5℃未満のものである前記<1>〜<6>のいずれか1記載の口唇化粧料。
<8>成分(B)における、分岐型イソステアリン酸が、好ましくは、2−(1,3,3−トリメチル)ブチル−5,7,7−トリメチルオクタン酸である前記<1>〜<7>のいずれか1記載の口唇化粧料。
<9>成分(B)が、好ましくは、テトライソステアリン酸ジペンタエリスリチルである前記<1>〜<8>のいずれか1記載の口唇化粧料。
<10>成分(B)の含有量が、好ましくは、全組成中に2質量%以上であって、10質量%以上がより好ましく、12質量%以上がさらに好ましく、30質量%以下が好ましく、20質量%以下がより好ましい前記<1>〜<9>のいずれか1記載の口唇化粧料。
<11>成分(A)及び(B)の質量割合(A)/(B)が、好ましくは、0.02以上であって、0.05以上がより好ましく、0.1以上がさらに好ましく、0.2以上がよりさらに好ましく、8以下が好ましく、5以下がより好ましく、1以下がさらに好ましく、0.6以下がよりさらに好ましい前記<1>〜<10>のいずれか1記載の口唇化粧料。
<12>成分(C)のワックスが、好ましくは、融点50℃以上、140℃以下であって、融点60℃以上、120℃以下がより好ましく、融点60℃以上、110℃以下がさらに好ましい前記<1>〜<11>のいずれか1記載の口唇化粧料。
<13>成分(C)のワックスが、好ましくは、融点60℃以上、110℃以下のマイクロクリスタリンワックス、パラフィン、セレシン、ポリエチレンワックスである前記<1>〜<12>のいずれか1記載の口唇化粧料。
<14>成分(C)の含有量が、好ましくは、全組成中に9質量%以上であって、11質量%以上がより好ましく、13質量%以上がさらに好ましく、20質量%以下が好ましく、17質量%以下がより好ましく、16質量%以下がさらに好ましい前記<1>〜<13>のいずれか1記載の口唇化粧料。
<15>成分(B)及び(C)の質量割合(B)/(C)が、好ましくは、0.2以上であって、0.3以上がより好ましく、0.6以上がさらに好ましく、0.8以上がよりさらに好ましく、4以下が好ましく、2以下がより好ましく、1.8以下がさらに好ましく、1.5以下がよりさらに好ましい前記<1>〜<14>のいずれか1記載の口唇化粧料。
<16>さらに、(D)主鎖にセルロース骨格を有し、全水酸基の45mol%以上が基-O-M-R(MはCH2又はカルボニル基C=Oを示し、Rは炭素数10〜24の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を示す)で置換されているセルロース誘導体を含有することができ、水酸基の基−O−M−R置換率は、52mol%以上が好ましく、95mol%以下が好ましく、90mol%以下がより好ましい前記<1>〜<15>のいずれか1記載の口唇化粧料。
<17>成分(D)のセルロース誘導体の質量平均分子量は、好ましくは、10万以上であって、20万以上がより好ましく、50万以上がさらに好ましく、400万以下が好ましく、300万以下がより好ましく、200万以下がさらに好ましい前記<16>記載の口唇化粧料。
<18>成分(D)の含有量が、好ましくは、全組成中に0.1質量%以上であって、0.2質量%以上がより好ましく、0.3質量%以上がさらに好ましく、10質量%以下が好ましく、8質量%以下がより好ましく、7質量%以下がさらに好ましい前記<16>又は<17>記載の口唇化粧料。
<19>さらに、(E)下記一般式(3)
Figure 2016102065
(式中、R3及びR11は、それぞれ独立に同一であっても異なってもよい炭素数の最頻値が8〜32の直鎖又は分岐を有する炭化水素基;R4〜R10は、それぞれ独立に同一であっても異なってもよい炭素数1〜5の直鎖又は分岐を有する炭化水素基;Qは炭素数3〜20の直鎖または分岐を有する二価の炭化水素基;R12及びR13はそれぞれ独立に水素原子又は炭素数1〜28の直鎖又は分岐を有する炭化水素基で、少なくとも一方は水素原子;pは繰り返し単位個数を表し、平均値で5以上50以下の数;qは繰り返し単位個数を表し、平均値で2.5以上10以下の数;繰り返し数p及びqの構成単位はブロック共重合体又はランダム共重合体のいずれであってもよい)
で表される変性ポリシロキサンを含有することができ、両末端アルキル(C16−18)変性・ジメチルシロキサン・メチル(ウンデシルグリセリルエーテル)シロキサン共重合体が好ましい前記<1>〜<18>のいずれか1記載の口唇化粧料。
<20>成分(E)の含有量が、好ましくは、全組成中に0.1質量%以上であって、0.5質量%以上がより好ましく、1質量%以上がさらに好ましく、15質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましく、8質量%以下がさらに好ましい前記<19>記載の口唇化粧料。
製造例1(赤色干渉色薄片状タルクの製造)
含水率46%の平均粒子径23μmのタルク435gを40Lの琺瑯容器に入れ、これに上水30Lと硫酸チタニル370g及び硫酸1000gを加えて加熱撹拌した。液温が80℃以上になってから4時間保持した。放置冷却後、デカンテーション法で水洗した。水洗後150℃で乾燥させ、850℃で2時間焼成し、赤色干渉色薄片状タルク320g得た。
製造例2(テトライソステアリン酸ジペンタエリスリチルの製造)
攪拌機、温度計、窒素ガス吹き込み管、及び水分離管を備えた3Lの4つロフラスコに、ジペンタエリスリトール〔商品名:ジ・ペンタリット、広栄化学工業社製〕58.4g(0.23モル)と2−(1,3,3−トリメチル)ブチル−5,7,7−トリメチルオクタン酸〔商品名:イソステアリン酸、日産化学工業社製〕293.9g(1.03モル)を仕込んだ(原料仕込み質量比=10:50.3)。その後、ジブチルチンオキサイド(触媒)を全仕込み量の0.05質量%、キシレン(還流溶剤)を全仕込み量の5質量%加え、攪拌しながら200〜250℃で約21時間反応を行った。反応終了後、還流溶剤であるキシレンを減圧留去した.キシレンを除去した反応物を、活性白土により吸着処理し、次いで60℃程度まで冷却後ろ過し、常法にて脱臭・蒸留処理を行うことで、テトライソステアリン酸ジペンタエリスリチルを245g得た。
テトライソステアリン酸ジペンタエリスリチルの酸価は0.2、水酸基価は81、凝固点−16℃であり、−30℃でも曇らなかった。また、25℃における粘度は、35万mPa・sであり、25℃で液状であった。粘度は、ブルックフィールド型粘度計(BH型)を用い、25℃にてローターNo.6を用い、2rpmにて測定した。
製造例3(ヒドロキシプロピルセルロースパルミチン酸エステルの製造)
窒素下クロロホルム中室温で、5g(8.3×10-6mol)のヒドロキシプロピルセルロース(セルニーM;日本曹達社製)に、50mLのピリジンと0.17g(0.001mol)のDMAP(ジメチルアミノピリジン)を加えて溶解させた。27.9g(0.101mol)の塩化パルミトイルを0.5時間かけて滴下した。その後50℃で15時間反応させ、メタノール中で沈殿させて精製し、乾燥させると、ヒドロキシプロピルセルロースパルミチン酸エステルが得られた(質量平均分子量87万、平均アシル置換度は全水酸基の85mol%)。
なお、質量平均分子量及び平均アシル置換度は、以下の方法により測定した。
(質量平均分子量の測定)
重合体の平均分子量(Mw)は日立L−6000型高速液体クロマトグラフィーを使用し、ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー(GPC)によって測定した。溶離液流路ポンプは日立L−6000、検出器はショーデックスRI SE−61示差屈折率検出器、カラムはGMHHR-Hをダブルに接続したものを用いた。サンプルは、溶離液で0.5g/100mLの濃度に調整し、20μLを用いた。溶離液には、1mmol/Lのジメチルドデシルアミンのクロロホルム溶液を使用した。カラム温度は40℃で、流速は1.0mL/分で行った。
(平均アシル(エステル)置換度の測定)
セルロース誘導体を約0.5g精秤し、5N水酸化ナトリウム4mL及びエタノール25mLを加え、約90℃で5時間還流し、完全にエステルを加水分解した。水を30g加え、約90℃で5時間還流した後、リン酸で中和し、完全に中和されていることをpH試験紙で確認した。テトラヒドロフラン70gを加え30分撹拌、3時間室温で静置した後に、上澄み液を、日立L−7000型高速液体クロマトグラフィーを使用し、脂肪酸の量を測定した。検出器は日立L−7400(UV測定)を用い、210nmの波長で測定し、溶離液にはTHF:水:リン酸=60:39:1を使用した。
製造例4(ジメチルシロキサン・メチル(ウンデシルグリセリルエーテル)シロキサン共重合体の製造)
(1)STEP−1(シリコーン鎖の両末端にシリコーン鎖中の他のアルキル基とは異なるアルキル基を有するテトラメチルジシロキサンの合成):
1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン44.8g、Spiers触媒1.0g(2質量%塩化白金酸の2−プロパノール溶液)を三ツ口フラスコに加え70℃に加温した。窒素雰囲気下に70℃で、α−オレフィン(三菱化学社製「ダイアレン168」、炭素数16及び18の1/1(質量比)混合物))174.2gを滴下した後、2時間撹拌を行った。冷却後、水酸化ナトリウム水溶液で反応系内を中和し、減圧下に蒸留精製を行った。得られた生成物の1H−NMRスペクトル(400MHz)より、得られた生成物は両末端に炭素数16及び炭素数18のアルキル基を有する1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン誘導体であることを確認した(22.1g、収率;85%)。
(2)STEP−2(シリコーン鎖の両末端にシリコーン鎖中の他のアルキル基とは異なるアルキル基を有し、シリコーン鎖中にケイ素-水素結合を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンの合成):
(1)で合成した両末端に炭素数16及び炭素数18のアルキル基を有する1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン誘導体44.8g、デカメチルシクロペンタシロキサン78.6g、1,3,5,7−テトラメチルシクロテトラシロキサン19.8g、n−ヘプタン50g、活性白土5gを三ツ口フラスコに加え12時間環流した。冷却後、減圧下に蒸留精製を行った。得られた生成物の1H−NMRスペクトルより、得られた生成物は両末端に炭素数16及び炭素数18のアルキル基を有するジメチルシロキサン/メチルシロキサン共重合体(p=23,q=4)であることを確認した(132.8g、収率;95%)。
(3)STEP−3(両末端をアルキル基で置換し、かつ、側鎖をグラフト状にアルキルグリセリルエーテル基で変性したポリシロキサンの合成):
(2)で合成した両末端に炭素数16及び炭素数18のアルキル基を有するジメチルシロキサン/メチルシロキサン共重合体50.0g、10−ウンデセニルグリセリルエーテル61.0g、5質量%白金担持カーボン触媒0.25gを三ツ口フラスコに加え70℃で3時間撹拌を行った。冷却後、減圧下に蒸留精製を行った。得られた生成物の1H−NMRスペクトルより、得られた生成物は両末端に炭素数16及び炭素数18のアルキル基を有するジメチルシロキサン・メチル(ウンデシルグリセリルエーテル)シロキサン共重合体(p=23,q=4)であることを確認した(63.0g、収率;95%)。
得られた共重合体は、一般式(3)において、以下のとおりのランダム共重合体である。
3及びR11 =炭素数の最頻値が18であるアルキル基、
4〜R10 =メチル基、
Q=炭素数11の直鎖であるアルキレン基、
12及びR13 =水素原子、
p(平均値)=23、
q(平均値)=4.0
実施例1〜7、比較例1〜3(スティック口紅)
表1に示す組成のスティック口紅を製造し、口紅の外観色について、「外観色のくすみのなさ」、口紅を唇に塗布した後、3時間経過後の「塗布色のくすみのなさ」、「透明感」、「つや」、「色むらのなさ」、「唇表面の仕上り」、「色落ちのなさ」を評価した。結果を表1に併せて示す。
(製造方法)
成分(B)、成分(C)、基材原料(色材以外)を105℃で30分間加熱溶解し、ディスパーにて均一混合した。次に、成分(A)、色材原料を加えて更に15分間均一混合し、脱泡した後、型に流し込み、冷却固化させ、スティック口紅を得た。
(評価方法)
10名の専門パネラーが、口紅の外観色について、「外観色のくすみのなさ」、口紅を唇に塗布した後、3時間経過後の「塗布色のくすみのなさ」、「透明感」、「つや」、「色むらのなさ」、「唇表面の仕上り」、「色落ちのなさ」を、それぞれ以下の基準で官能評価した。結果を10名の積算値として、表1に示す。
(1)外観色のくすみのなさ:
4;くすみがない。
3;あまりくすみがない。
2;ややくすみがある。
1;くすみがある。
(2)塗布3時間経過後の塗布色のくすみのなさ:
4;くすみがない。
3;あまりくすみがない。
2;ややくすみがある。
1;くすみがある。
(3)塗布3時間経過後の透明感:
4;透明感がある。
3;やや透明感がある。
2;あまり透明感がない。
1;透明感がない。
(4)塗布3時間経過後のつや:
4;つやがある。
3;ややつやがある。
2;あまりつやがない。
1;つやがない。
(5)塗布3時間経過後の色むらのなさ:
4;色むらがない。
3;あまり色むらがない。
2;やや色むらがある。
1;色むらがある。
(6)塗布3時間経過後の唇表面の仕上り:
4;唇の上で凹凸の目立たない仕上り。
3;唇の上であまり凹凸の目立たない仕上がり。
2;唇の上でやや凹凸の目立つ仕上り。
1;唇の上で凹凸の目立つ仕上り。
(7)塗布3時間経過後の色落ちのなさ:
4;色落ちが見られない。
3;あまり色落ちが見られない。
2;やや色落ちが見られる。
1;色落ちが見られる。
Figure 2016102065

Claims (6)

  1. 次の成分(A)、(B)及び(C):
    (A)表面が酸化チタンによって被覆され、平均粒子径が1〜80μmである薄片状タルク 0.1〜20質量%、
    (B)式(1)で示される分岐型イソステアリン酸、及びジペンタエリスリトールをエステル化することによって得られる液状のエステル油 0.5〜40質量%、
    Figure 2016102065
    (式中、R1及びR2は、同一であっても異なっていても良く、炭素数4〜10の分岐の炭化水素基を示す)
    (C)25℃で固形のワックス 7〜30質量%
    を含有する口唇化粧料。
  2. 成分(A)及び(B)の質量割合(A)/(B)が、0.02〜8である請求項1記載の口唇化粧料。
  3. 成分(B)及び(C)の質量割合(B)/(C)が、0.2〜4である請求項1又は2記載の口唇化粧料。
  4. 成分(B)の25℃で液状のエステル油が、25℃における粘度が10万〜100万mPa・s、水酸基価が10〜160mgKOH/g、曇り点が5℃未満のものである請求項1〜3のいずれか1項記載の口唇化粧料。
  5. 成分(B)における、分岐型イソステアリン酸が、2−(1,3,3−トリメチル)ブチル−5,7,7−トリメチルオクタン酸である請求項1〜4のいずれか1項記載の口唇化粧料。
  6. 成分(B)が、テトライソステアリン酸ジペンタエリスリチルである請求項1〜5のいずれか1項記載の口唇化粧料。
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