JP6325293B2 - 油中水型乳化化粧料 - Google Patents

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Description

本発明は、油中水型乳化化粧料に関する。
化粧料に種々の粉体を配合することにより、塗布時の使用感を変えることが検討されている。例えば、特許文献1には、25℃で液状の油剤、25℃で固体の油剤、平均粒子径8〜30μmの疎水性粉体、HLB8以下の界面活性剤、水を組み合わせた油中水型乳化化粧料が、肌に載せ伸ばす過程でコク感を感じさせ、これまでにない使用感を付与できることが記載されている。
特開2011−21007号公報
粉体やセラミド類を含有する油中水型乳化化粧料は、肌に載せ伸ばす過程で、コク感を感じさせる点で優れている。しかしながら、塗布した時の厚み感は、特に、微粒子酸化チタンとセラミドを含む油中水型乳化化粧料において、厚ぼったさや閉塞感が感じられる場合があり、カバー力があるのに、閉塞感のない使用感が得られる化粧料が望まれていた。
本発明者らは、微粒子酸化チタン、25℃で液状の油成分、水及びセラミド類を併用して得られる油中水型乳化化粧料に、特定のポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントが結合したオルガノポリシロキサンを少量用いることにより、仕上がりが厚ぼったくなることを抑制し、カバー力があるのに、閉塞感のない仕上りが得られ、肌の粉ふきや皮めくれがなく、肌の赤みが目立たない油中水型乳化化粧料が得られることを見出した。
本発明は、次の成分(A)、(B)、(C)、(D)及び(E):
(A)下記一般式(1)
Figure 0006325293
(式中、R1は水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を示し、tは2又は3を示す)
で表される繰り返し単位からなるポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントが結合してなるオルガノポリシロキサンであって、
ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントの数平均分子量が500〜4000であり、
主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメント(a)と、ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント(b)との質量比(a/b)が80/20〜99/1であり、
隣接するポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント間におけるオルガノポリシロキサンセグメントの重量平均分子量が5000〜40000であり、
主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメントの重量平均分子量が15000〜200000であるオルガノポリシロキサン 0.01〜0.5質量%、
(B)一次粒子径が10〜80nmの疎水化された微粒子酸化チタン 2〜20質量%、
(C)25℃で液状の油成分 20〜60質量%、
(D)水 5〜50質量%、
(E)セラミド又は下記一般式(5)で表される化合物 0.1〜10質量%
Figure 0006325293
(式中、R11はヒドロキシル基が置換していてもよい炭素数10〜22の直鎖、分岐鎖若しくは環状の飽和若しくは不飽和の炭化水素基又は水素原子を示し;X1は水素原子、アセチル基又はグリセリル基を示し;R12はヒドロキシル基又はアミノ基が置換していてもよい炭素数5〜22の直鎖、分岐鎖又は環状の飽和又は不飽和の炭化水素基であるか、又は該炭化水素基のω末端に、ヒドロキシル基が置換していてもよい炭素数8〜22の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の脂肪酸がエステル結合したものを示し;R13は水素原子を示すか、ヒドロキシル基、ヒドロキシアルコキシ基、アルコキシ基又はアセトキシ基が置換していてもよい総炭素数1〜30のアルキル基を示す)
を含有する油中水型乳化化粧料に関する。
本発明の油中水型乳化化粧料は、仕上がりが厚ぼったくならず、カバー力があるのに、閉塞感のない仕上りが得られ、肌の赤みが目立たず、肌の粉ふきや皮めくれがないものである。特に、乾燥により肌が荒れて見える肌に対する効果に優れている。
本発明で用いる成分(A)は、主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメントのケイ素原子の少なくとも2つに、ヘテロ原子を含むアルキレン基を介して、下記一般式(1);
Figure 0006325293
(式中、R1は水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を示し、tは2又は3を示す)
で表される繰り返し単位からなるポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントが結合してなるオルガノポリシロキサンであって、
ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントの数平均分子量が500〜4000であり、
主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメント(a)と、ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント(b)との質量比(a/b)が80/20〜99/1であり、
隣接するポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント間におけるオルガノポリシロキサンセグメントの重量平均分子量が5000〜40000であり、
主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメントの重量平均分子量が15000〜200000であるオルガノポリシロキサンであり、当該成分を用いることにより、より優れた安定性を得ることができる。
ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントは、上記オルガノポリシロキサンセグメントを構成する任意のケイ素原子に、ヘテロ原子を含むアルキレン基を介して少なくとも2つ結合している。さらに、上記オルガノポリシロキサンセグメントの両末端を除く1以上のケイ素原子に上記アルキレン基を介して結合していることが好ましく、両末端を除く2以上のケイ素原子に上記アルキレン基を介して結合していることがより好ましい。即ち、成分(A)のオルガノポリシロキサンは、側鎖として、少なくとも2つ以上の前記一般式(1)で表される繰り返し単位からなるポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントを有する、グラフトポリマーである。
ヘテロ原子を含むアルキレン基は、ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントの連結基として機能する。かかるアルキレン基としては、例えば、窒素原子、酸素原子又は硫黄原子を1〜3個含む炭素数2〜20のアルキレン基が例示され、中でも下記式(i)〜(vii)のいずれかで表される基が好ましく、下記式(i)又は(ii)で表される基がより好ましく、更に下記式(i)で表される基が好ましい。なお、式中、An-は4級アンモニウム塩の対イオンを示し、例えば、エチル硫酸イオン、メチル硫酸イオン、塩化物イオン、ヨウ化物イオン、硫酸イオン、p−トルエンスルホン酸イオン、過塩素酸イオンが例示される。
Figure 0006325293
ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントを構成するN−アシルアルキレンイミン単位において、一般式(1)中、R1における炭素数1〜3のアルキル基としては、例えば、炭素数1〜3の直鎖状のアルキル基、又は炭素数3の分岐状のアルキル基が例示され、具体的には、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基が挙げられる。
一般式(1)においてtは2又は3の数を示し、オルガノポリシロキサン製造時の原料入手の観点から、2であることが好ましい。
質量比(a/b)は、80/20〜99/1の範囲であり、肌への付着性、乳化性に優れる点から、好ましくは83/17〜98/2、より好ましくは90/10〜97/3である。
なお、本明細書において、質量比(a/b)は、成分(A)のオルガノポリシロキサンを重クロロホルム中に5質量%溶解させ、核磁気共鳴(1H-NMR)分析により、オルガノポリシロキサンセグメント中のアルキル基又はフェニル基と、ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント中のメチレン基の積分比より求めた値をいう。
成分(A)のオルガノポリシロキサンにおいて、隣接するポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント間におけるオルガノポリシロキサンセグメントの重量平均分子量(以下、単に「MWg」ともいう)は5000〜40000の範囲であり、化粧料の皮膜の柔軟性の点から、10000〜35000が好ましく、15000〜32000がより好ましい。
本明細書において、「隣接するポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント間におけるオルガノポリシロキサンセグメント」とは、下記式(2)に示すように、ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントのオルガノポリシロキサンセグメントに対する結合点(結合点A)から、これに隣接するポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントの結合点(結合点B)までの2点間において破線で囲まれた部分であって、1つのR2SiO単位と、1つのR3と、y+1個の(R2)2SiO単位とから構成されるセグメントをいう。また、「ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント」とは、上記R3に結合する−Z−R4をいう。
Figure 0006325293
上記一般式(2)中、R2はそれぞれ独立に炭素数1〜22のアルキル基又はフェニル基を示し、R3はヘテロ原子を含むアルキレン基を示し、−Z−R4はポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントを示し、R4は重合開始剤の残基を示し、yは正の数を示す。
MWgは、上記一般式(2)において破線で囲まれた部分の分子量であるが、ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント1モル当たりのオルガノポリシロキサンセグメントの質量(g/mol)と解することができる。なお、原料化合物である変性オルガノポリシロキサンの官能基がポリ(N−アシルアルキレンイミン)で100%置換されると、変性オルガノポリシロキサンの官能基当量(g/mol)と一致する。
ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントの分子量は、N−アシルアルキレンイミン単位の分子量と重合度から算出するか、又はゲルパーミエションクロマトグラフィ(以下、単に「GPC」ともいう)測定法により測定することができる。なお、本発明においては、後記の測定条件で行なったGPC測定により測定されるポリスチレン換算の数平均分子量(以下、単に「MNox」とも言う)をいうものとする。MNoxは、化粧料の皮膜の柔軟性と溶媒への溶解性を高める点から、500〜4000の範囲が好ましく、800〜3500がより好ましく、1000〜3000がさらに好ましい。
また、上記MWgは、主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメントの含有率(質量%)(以下、単に「Csi」ともいう)を用いて、下記式(I)により求めることができる。
MWg=Csi×MNox/(100−Csi) (I)
主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメントの重量平均分子量(以下、単に「MWsi」とも言う)は15000〜200000であり、化粧料の柔軟性と皮膚への付着性の点から、好ましくは50000〜170000、より好ましくは70000〜150000である。また、成分(A)のオルガノポリシロキサンは、水などの極性溶媒に溶解することにより、種々の製品に容易に配合することができる。主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメントは、原料化合物である変性オルガノポリシロキサンと共通の骨格を有するため、MWsiは原料化合物である変性オルガノポリシロキサンの重量平均分子量と略同一である。なお、原料化合物である変性オルガノポリシロキサンの重量平均分子量は、後記の測定条件によるGPCで測定し、ポリスチレン換算したものである。
成分(A)のオルガノポリシロキサンの重量平均分子量(以下、単に「MWt」ともいう)は、皮膚への付着性に優れる観点から、好ましくは15000〜200000、より好ましくは50000〜170000、更に好ましくは70000〜150000である。MWtは、後記の測定条件によるゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)で測定し、ポリスチレン換算した値である。
成分(A)のオルガノポリシロキサンは、高い弾性率と大きな変形可能量に加え、50〜220℃といった温度領域に加熱すると、著しく塑性性が向上して柔らかくなり、加熱をやめて室温に戻る過程で直ぐに弾力性を取り戻すという特徴的な熱可塑性を有する。
成分(A)のオルガノポリシロキサンは、例えば、下記一般式(3)
Figure 0006325293
(式中、R2は前記と同じ意味を示し、R5及びR6はそれぞれR2と同一の基を示すか、又は下記式(viii)〜(xiii)
Figure 0006325293
のいずれかで表される1価の基を示し、R7は上記式(viii)〜(xiii)で表される1価の基を示し、dは91.5〜1255.0の数を示し、eは2.0〜62.5の数を示す〕
で表される変性オルガノポリシロキサンと、下記一般式(4)
Figure 0006325293
(式中、R1及びtは前記と同じ意味を示す)
で表される環状イミノエーテルを開環重合して得られる末端反応性ポリ(N−アシルアルキレンイミン)とを反応させることにより製造される。
一般式(4)で表される環状イミノエーテル(以下、単に「環状イミノエーテル(4)」ともいう)の開環重合には、重合開始剤を用いることができる。重合開始剤としては、求電子反応性の強い化合物、例えば、ベンゼンスルホン酸アルキルエステル、p-トルエンスルホン酸アルキルエステル、トリフルオロメタンスルホン酸アルキルエステル、トリフルオロ酢酸アルキルエステル、硫酸ジアルキルエステル等の強酸のアルキルエステルを使用することができ、中でも硫酸ジアルキルエステルが好適に使用される。
重合溶媒としては、例えば、酢酸エチル、酢酸プロピル等の酢酸エステル類、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、クロロホルム、塩化メチレン等のハロゲン溶媒、アセトニトリル、ベンゾニトリル等のニトリル系溶媒、N,N-ジメチルフォルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド、ジメチルスルフォキシド等の非プロトン性極性溶媒を使用することができ、中でも酢酸エステル類が好適に使用される。溶媒の使用量は、通常、環状イミノエーテル(4)の100質量部に対して20〜2000質量部である。
重合温度は通常30〜170℃、好ましくは40〜150℃であり、重合時間は重合温度等により一様ではないが、通常1〜60時間である。
環状イミノエーテル(4)として、例えば、2−置換−2−オキサゾリンを用いれば、前記一般式(1)において、t=2のポリ(N−アシルエチレンイミン)が得られ、2−置換−ジヒドロ−2−オキサジンを用いれば、上記一般式(1)において、t=3のポリ(N−アシルプロピレンイミン)が得られる。
環状イミノエーテル(4)をリビング重合して得られるポリ(N−アシルアルキレンイミン)は、末端に反応性の基を有している。よって、このポリ(N−アシルアルキレンイミン)の末端の反応性基と、一般式(3)で表される変性オルガノポリシロキサンが有する前記(viii)〜(xiii)で示される反応性基とを反応させることで、成分(A)のオルガノポリシロキサンを得ることができる。
前記のリビング重合による製造方法は、下記に示す理論式(II)のように、環状イミノエーテル(4)と重合開始剤の使用量で重合度を容易に制御でき、しかも通常のラジカル重合よりも分子量分布の狭い略単分散のポリ(N−アシルアルキレンイミン)が得られる点で有効である。
Figure 0006325293
環状イミノエーテル(4)の使用量及び重合開始剤の使用量は、式(II)におけるMNiが500〜4000になる量とするのが好ましく、800〜3500になる量とするのがより好ましく、1000〜3000になる量とするのが更に好ましい。
一般式(3)で表される変性オルガノポリシロキサンの重量平均分子量は、得られるオルガノポリシロキサンの水等の極性溶媒への溶解性と溶解後の取り扱いやすさの観点から、15000〜220000が好ましく、より好ましくは50000〜190000、更に好ましくは70000〜170000である。
また、一般式(3)で表される変性オルガノポリシロキサンの官能基当量には、成分(A)のオルガノポリシロキサンの質量比(a/b)及びMWgを満たすために、上限が存在する。この観点及び主鎖に適度な疎水性を持たせる観点から、官能基当量は、5000〜40000であることが好ましく、10000〜35000であることがより好ましく、15000〜32000であることが更に好ましい。ここで、一般式(3)で表される変性オルガノポリシロキサンの官能基当量とは、一般式(3)で表される変性オルガノポリシロキサンの重量平均分子量を、該変性オルガノポリシロキサンが一分子あたりに有するR7の数の平均値で除した値を言う。
一般式(3)で表される変性オルガノポリシロキサンと、前記末端反応性ポリ(N−アシルアルキレンイミン)の使用量は、その質量比(変性オルガノポリシロキサン/末端反応性ポリ(N−アシルアルキレンイミン))が80/20〜99/1の範囲の値とすることが、得られるオルガノポリシロキサンの弾性率及び変形可能量の観点から好ましく、肌への付着性、乳化性に優れ、閉塞性のない均一な化粧膜をつくる点から、83/17〜98/2がより好ましく、90/10〜97/3が更に好ましい。
なお、本発明において、各オルガノポリシロキサンの合成では、以下の測定条件に従って各種分子量を測定した。
<変性オルガノポリシロキサンの重量平均分子量の測定条件>
カラム:Super HZ4000+Super HZ2000(東ソー社製)
溶離液:1mMトリエチルアミン/THF
流量 :0.35mL/min
カラム温度:40℃
検出器:UV
サンプル:50μL
<MNox及びMWtの測定条件>
カラム:K‐804L(東ソー社製)2つを直列につないで使用。
溶離液:1mMジメチルドデシルアミン/クロロホルム
流量 :1.0mL/min
カラム温度:40℃
検出器:RI
サンプル:50μL
また、質量比(a/b)算出のための1H−NMR測定は、下記の条件で行なった。
1H−NMR測定条件>
得られたポリマーの組成は1H−NMR(400MHz Varian製)により確認した。
サンプル量0.5gを測定溶剤(重クロロホルム)2gで溶解させたものを測定した。
PULSE SEQUENCE
・Relax.delay: 30秒
・Pulse: 45degrees
・積算回数: 8回
確認ピーク 0ppm付近: ポリジメチルシロキサンのメチル基、
3.4ppm付近: エチレンイミンのメチレン部分。
各積分値よりシリコーンとポリ(N−プロピオニルエチレンイミン)の比率を算出した。
成分(A)のオルガノポリシロキサンとしては、ポリ(N−ホルミルエチレンイミン)オルガノシロキサン、ポリ(N−アセチルエチレンイミン)オルガノシロキサン、ポリ(N−プロピオニルエチレンイミン)オルガノシロキサン等が挙げられる。
成分(A)は、1種又は2種以上を用いることができ、含有量は、カバー力があるのに、閉塞感のない仕上りが得られ、肌の粉ふきや皮めくれが目立たない点から、全組成中に0.01質量%以上であり、0.02質量%以上が好ましく、0.03質量%以上がより好ましく、0.5質量%以下であり、0.4質量%以下が好ましく、0.3質量%以下がより好ましい。また、成分(A)の含有量は、全組成中に0.01〜0.5質量%であり、0.02〜0.4質量%が好ましく、0.03〜0.3質量%がより好ましい。
本発明で用いる成分(B)の微粒子酸化チタンは、疎水化処理されたものである。疎水化処理としては、通常の化粧料用粉体に施されている処理であれば制限されず、シリコーン処理、脂肪酸処理、ラウロイルリジン処理、レシチン処理、N−アシルアミノ酸処理、金属石鹸処理、フッ素化合物処理等が挙げられる。これらのうち、シリコーン処理が好ましい。
微粒子酸化チタンに対する処理量は、処理される粉体の質量に対して、分散性に優れる点から、0.05質量%以上が好ましく、0.1質量%以上がより好ましい。そして、分散性に優れる点から、20質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましい。また、疎水化処理量は、粉体質量に対して、0.05〜20質量%であるのが好ましく、0.1〜10質量%処理されるのがより好ましい。
成分(B)の微粒子酸化チタンは、アナターゼ型、ルチル型、アモルファスのいずれの形態でも良く、屈折率が高いルチル型が好ましい。また、形状は、球状、紡錘状、棒状、ヒトデ状、板状、不定形状など、いずれでも用いることができるが、光散乱効果に優れる点から、球状、紡錘状、棒状が好ましい。微粒子酸化チタンは、その表面がアルミナ、シリカ、ジルコニア等の金属酸化物で被覆されたものや、酸化チタン骨格中に鉄、マンガン、コバルト等の金属をドーピングしたものを用いることもできる。さらに、微粒子酸化チタンの一次粒子径は10〜80nmであり、透明感と光散乱効果が両立できるため、30〜50nmであるのが好ましい。なお、微粒子酸化チタンの粒子径は、電子顕微鏡で測定される。
成分(B)は、1種又は2種以上を用いることができ、含有量は、紫外線防御効果に優れる点から、全組成中に2質量%以上であり、3質量%以上が好ましく、5質量%以上がより好ましく、20質量%以下であり、16質量%以下が好ましく、13質量%以下がより好ましい。また、成分(B)の含有量は、2〜20質量%であり、3〜16質量%が好ましく、5〜13質量%がより好ましい。
本発明で用いる成分(C)の油成分は、25℃で液状のものである。ここで、液状とは、流動性を有するもので、ペースト状のものも含まれる。
かかる油成分としては、通常の化粧料に用いられるものであれば良く、例えば、流動パラフィン、軽質イソパラフィン、流動イソパラフィン、スクワラン、スクワレン等の直鎖又は分岐の炭化水素油;ホホバ油、オリーブ油等の植物油;液状ラノリン等の動物油;脂肪酸エステル、多価カルボン酸エステル、脂肪酸多価アルコールエステル、ヒドロキシ脂肪酸エステル、その他、メトキシケイ皮酸オクチル、パラジメチルアミノ安息香酸オクチル、dl−α−トコフェロール、ニコチン酸dl−α−トコフェロール等のエステル油;ジメチルポリシロキサン、ジメチルシクロポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、高級アルコール変性オルガノポリシロキサン等のシリコーン油;フルオロポリエーテル、パーフルオロアルキルエーテルシリコーン等のフッ素油などが挙げられる。
これらのうち、固体脂や粉体を均一に分散させる点から、直鎖又は分岐の炭化水素油、エステル油、シリコーン油が好ましく、成分(A)の分散性をより高める点から、流動イソパラフィン、パラメトキシケイ皮酸オクチル、ジメチルポリシロキサン、ジメチルシクロポリシロキサンがより好ましく、ジメチルポリシロキサン、ジメチルシクロポリシロキサンがさらに好ましい。
成分(C)は、1種又は2種以上を用いることができ、含有量は、成分(A)、(B)、(E)の分散性を高める点から、全組成中に20質量%以上であり、30質量%以上が好ましく、35質量%以上がより好ましく、60質量%以下であり、50質量%以下が好ましく、45質量%以下がより好ましい。また、成分(C)の含有量は、全組成中に20〜60質量%であり、30〜50質量%が好ましく、35〜45質量%がより好ましい。
本発明で用いる成分(D)の水の含有量は、油中水型乳化化粧料の安定性や使用感の点から、全組成中に5質量%以上であり、10質量%以上が好ましく、15質量%以上がより好ましく、50質量%以下であり、45質量%以下が好ましく、40質量%以下がより好ましい。また、成分(D)の含有量は、全組成中に5〜50質量%であり、10〜45質量%が好ましく、15〜40質量%がより好ましい。
本発明で用いる成分(E)のうち、セラミドとしては、セラミドI〜セラミドVI等の天然セラミドが挙げられる。
また、一般式(5)で表される化合物において、式中、R11としては、ノニル基、トリデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基が好ましい。R12としては、ノニル基、トリデシル基、ペンタデシル基、ω位にリノール酸がエステル結合したウンデシル基、ω位にリノール酸がエステル結合したペンタデシル基、ω位に12−ヒドロキシステアリン酸がエステル結合したペンタデシル基、ω位にメチル分岐イソステアリン酸がアミド結合したウンデシル基が好ましい。R13は、ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシエチル基、3−メトキシプロピル基が好ましい。
これらの中でも、一般式(5)で表される化合物において、R11がヘキサデシル基、X1が水素原子、R12がペンタデシル基、R13がヒドロキシエチル基のもの;R11がヘキサデシル基、X1が水素原子、R12がノニル基、R13がヒドロキシエチル基のもの;R11がヘキサデシル基、X1がグリセリル基、R12がトリデシル基、R13が3−メトキシプロピル基の擬似型セラミドが好ましい。さらに、R11がヘキサデシル基、X1が水素原子、R12がペンタデシル基、R13がヒドロキシエチル基である、N−(ヘキサデシロキシヒドロキシプロピル)−N−ヒドロキシエチルヘキサデカナミドがより好ましい。
成分(E)は、1種又は2種以上を用いることができ、含有量は、肌の保湿性の点から、全組成中に0.1質量%以上であり、0.5質量%以上が好ましく、1質量%以上がより好ましく、10質量%以下であり、7質量%以下が好ましく、4質量%以下がより好ましい。また、成分(E)の含有量は、全組成中に0.1〜10質量%であり、0.5〜7質量%が好ましく、1〜4質量%がより好ましい。
本発明において、成分(A)及び(E)の質量割合(E)/(A)は、カバー力があるのに、閉塞感のない仕上りが得られ、肌の赤みが目立たず、肌の粉ふきや皮めくれが目立たない点から、5以上が好ましく、8以上がより好ましく、10以上がさらに好ましく、400以下が好ましく、200以下がより好ましく、70以下がさらに好ましい。また、成分(A)及び(E)の質量割合(E)/(A)は、5〜400が好ましく、8〜200がより好ましく、10〜70がさらに好ましい。
また、本発明において、成分(A)、(B)及び(E)を併用することで、カバー力があるのに、閉塞感のない仕上りが得られる。中でも、成分(B)及び(E)の質量割合(B)/(E)は、カバー力があるのに、閉塞感のない仕上りが得られ、肌の赤みが目立たず、肌の粉ふきや皮めくれが目立たない点から、0.5以上が好ましく、1以上がより好ましく、2以上がさらに好ましく、40以下が好ましく、20以下がより好ましく、10以下がさらに好ましい。また、成分(B)及び(E)の質量割合(B)/(E)は、0.5〜40が好ましく、1〜20がより好ましく、2〜10がさらに好ましい。
本発明において、成分(B)及び(E)の総量と成分(A)の質量割合((B)+(E))/(A)は、カバー力があるのに、閉塞感のない仕上りが得られ、肌の赤みが目立たず、肌の粉ふきや皮めくれが目立たない点から、25以上が好ましく、38以上がより好ましく、50以上がさらに好ましく、1400以下が好ましく、700以下がより好ましく、370以下がさらに好ましい。また、成分(B)及び(E)の総量と成分(A)の質量割合((B)+(E))/(A)は、25〜1400が好ましく、38〜700がより好ましく、50〜370がさらに好ましい。
本発明の油中水型乳化化粧料は、さらに、(F)下記一般式(6)
Figure 0006325293
(式中、R21及びR29は、それぞれ独立に同一であっても異なってもよい炭素数の最頻値が8〜32の直鎖又は分岐を有する炭化水素基;R22〜R28は、それぞれ独立に同一であっても異なってもよい炭素数1〜5の直鎖又は分岐を有する炭化水素基;Qは炭素数3〜20の直鎖または分岐を有する二価の炭化水素基;R30及びR31はそれぞれ独立に水素原子又は炭素数1〜28の直鎖又は分岐を有する炭化水素基で、少なくとも一方は水素原子;pは繰り返し単位個数を表し、平均値で5以上50以下の数;qは繰り返し単位個数を表し、平均値で2.5以上10以下の数;繰り返し数p及びqの構成単位はブロック共重合体又はランダム共重合体のいずれであってもよい)
で表される変性ポリシロキサンを含有することができ、油中水型乳化化粧料の乳化安定性に優れる。
この変性ポリシロキサンは、両末端をアルキル基等の炭化水素基で置換して変性し、かつ、側鎖をグラフト状にアルキルグリセリルエーテル基で変性したものである。
一般式(6)において、R21及びR29は、それぞれ独立に炭素数の最頻値が8〜32の直鎖又は分岐を有する炭化水素基を示し、好ましくは炭素数の最頻値が12〜28、さらに好ましくは16〜18である。ここで炭素数の最頻値とは、分布を有する炭化水素基の鎖長のうち、最も多く含まれる炭化水素基の炭素数をいい、油中水型乳化化粧料に一般的に用いられる油剤との相溶性と、化粧持続性の発現を左右する重要な因子である。炭素数の最頻値が8以上であると油剤との良好な相溶性が得られ、32以下であると化粧仕上がりの持続性能が維持され、油中水型乳化化粧料の乳化安定性に優れる。
上記一般式(6)において、R22〜R28は、それぞれ独立に炭素数1〜5の直鎖又は分岐を有する炭化水素基を示し、同一であっても異なってもよい。炭素数がこの範囲の炭化水素基を使用することによって、化粧仕上がりの持続性能を維持することができる。具体的には、メチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、ペンチル基の直鎖アルキル基;イソプロピル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ネオペンチル基等の分岐鎖アルキル基などが挙げられる。これらのうち、入手のしやすさの点から、メチル基が好ましい。
また、上記一般式(6)において、Qは炭素数3〜20の直鎖または分岐を有する二価の炭化水素基を示す。炭素数が3以上であると顔料の分散を阻害することがなく、炭素数が20以下であると化粧仕上がりの持続性が維持され、油中水型乳化化粧料の乳化安定性に優れる。
Qで示される炭素数3〜20の二価の炭化水素基としては、トリメチレン基、テトラメチレン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基、ヘプタメチレン基、オクタメチレン基、ノナメチレン基、デカメチレン基、ウンデカメチレン基、ドデカメチレン基、トリデカメチレン基、テトラデカメチレン基、ヘキサデカメチレン基、オクタデカメチレン基等の直鎖アルキレン基;プロピレン基、2−メチルテトラメチレン基、2−メチルペンタメチレン基、3−メチルペンタメチレン基、2−エチルオクタメチレン基等の分岐鎖アルキレン基などが挙げられる。これらのうち、化粧持続性や乳化安定性を最大限発揮させる点から、ノナメチレン基、デカメチレン基、ウンデカメチレン基、ドデカメチレン基、トリデカメチレン基が好ましい。
次に、R30及びR31はそれぞれ独立に水素原子又は炭素数1〜28の直鎖又は分岐を有する炭化水素基であって、少なくとも一方は水素原子である。この組み合わせによって、化粧仕上がりの持続性が維持される。炭素数1〜28の直鎖又は分岐を有する炭化水素基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基、エイコシル基、ドエイコシル基、テトラエイコシル基、ヘキサエイコシル基、オクタエイコシル基等の直鎖アルキル基;イソプロピル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ネオペンチル基、1−エチルプロピル基、1−ヘプチルデシル基等の分岐鎖アルキル基などが挙げられる。これらのうち、化粧持続性の点から、R30及びR31はともに水素原子であることが好ましい。
一般式(6)において、pは繰り返し単位個数を示し、平均値で5〜50の数を示し、好ましくは20〜30の数である。pの値が5以上であると顔料の分散を阻害することがなく、また50以下であると、油中水型乳化化粧料に一般的に使用される油剤との相溶性が確保される。ここで、pの平均値は1H−NMRにより、ポリシロキサンの両末端に導入された炭化水素基の末端メチル基を基準に、R24及びR25に帰属されるピークの強度比から算出する。
また、qは繰り返し単位個数を表し、平均値で2.5〜10の数を示し、好ましくは3.0〜6.0の数である。qの値が2.5以上であると化粧仕上がりの持続性が維持され、10以下であると顔料の分散を阻害することがない。ここで、qの平均値は1H−NMRにより、ポリシロキサンの両末端に導入された炭化水素基の末端メチル基を基準に、OR30及びOR31が付加したメチン及びメチレン水素に帰属されるピークの強度比から算出する。
繰り返し数p及びqの構成単位はブロック共重合体又はランダム共重合体のいずれであってもよいが、顔料の分散をより阻害しない、ランダム共重合体が好ましい。また、pはqよりも大きいことが好ましい。
上記一般式(6)で表される変性ポリシロキサンは、特開平4−134013号公報記載の方法に従って、少なくとも1個のケイ素−水素結合を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンに、対応するアルケニルグリセリルエーテルなどをヒドロシリル化反応させることにより、製造することができる。
ヒドロシリル化に用いられる触媒としては、ルテニウム、ロジウム、オスミウム、イリジウム、白金等の金属の錯体化合物、これらをシリカゲル、アルミナ、またはカーボンに担持させたもの等が挙げられる。これらのうち、塩化白金酸、Spiers触媒(塩化白金酸の2−プロパノール溶液)等が好ましい。
触媒の使用量は、オレフィン1molに対して10-6〜10-1 molの範囲が好ましい。本反応においては、反応溶媒は使用しても使用しなくても良い。反応溶媒は反応を阻害しないものであれば限定されず、例えばペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン等の炭化水素系溶媒;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族系溶媒;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル等のエーテル系溶媒;メタノール、エタノール、2−プロパノール、ブタノール等のアルコール系溶媒;オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等の環状シリコーン系溶媒等が挙げられる。アルコール系溶媒を使用する場合には、ケイ素−水素結合と水酸基間における脱水反応を防止、もしくは抑制するために、酢酸カリウム等のpH調整剤(特開昭57−149290号公報参照)を用いるのが好ましい。本反応は、0〜200℃で進行するが、反応速度や生成物の着色などを考え、0〜100℃で行うのが好ましい。また反応時間は、0.5〜24時間程度とするのが好ましい。
上記一般式(6)で表される変性ポリシロキサンの合成に用いられる、シリコーン鎖の両末端にシリコーン鎖中の他のアルキル基とは異なるアルキル基を有し、シリコーン鎖中にケイ素−水素結合を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンは、特許第3032420号公報記載の方法に従って製造されたジシロキサン化合物や、1,1,3,3−テトラアルキル−1,3−ジヒドロジシロキサンに末端オレフィン化合物を定法により、ヒドロシリル化して付加したジシロキサン化合物を、酸触媒または塩基触媒存在下、環状ジメチルテトラシロキサン、環状メチルヒドロテトラシロキサン等と平衡化重合させることにより、製造することができる。
成分(F)としては、両末端アルキル(C16−18)変性・ジメチルシロキサン・メチル(ウンデシルグリセリルエーテル)シロキサン共重合体が好ましい。
なお、上記一般式(6)で表される変性ポリシロキサンは、1種単独のものの構造、又は2種以上の混合物で、これらの平均的な構造を示すものである。
成分(F)は、1種又は2種以上を用いることができ、乳化安定性に優れる点から、含有量は、全組成中に0.01質量%以上が好ましく、0.05質量%以上がより好ましく、0.1質量%以上がさらに好ましく、4質量%以下が好ましく、2質量%以下がより好ましく、1質量%以下がさらに好ましい。また、成分(F)の含有量は、全組成中に0.01〜4質量%が好ましく、0.05〜2質量%がより好ましく、0.1〜1質量%がさらに好ましい。
本発明の油中水型乳化化粧料は、炭素数2〜3のアルコールを含有することができるが、その含有量は、化粧塗布直後の粉ふきや肌の皮めくれを抑制する点から、全組成中に0.2質量%以下であるのが好ましく、0.1質量%以下がより好ましく、0.05質量%以下がさらに好ましく、実質的に含まないのがよりさらに好ましい。
炭素数2〜3のアルコールとしては、エタノール、プロパノールが挙げられる。
本発明の油中水型乳化化粧料は、前記成分のほか、通常の化粧料に用いられる成分、例えば、前記以外の粉体、前記以外の油成分、界面活性剤、水溶性及び油溶性ポリマー、多価アルコール、防腐剤、酸化防止剤、色素、増粘剤、pH調整剤、香料、前記以外の紫外線吸収剤、保湿剤、血行促進剤、冷感剤、制汗剤、殺菌剤、皮膚賦活剤などを含有することができる。
本発明の油中水型乳化化粧料は、通常の方法に従って製造することができ、液状、乳液状、ペースト状、クリーム状、ジェル状等の剤型にすることができ、乳液状、クリーム状が好ましい。
また、本発明の油中水型乳化化粧料は、化粧下地、ファンデーション、コンシーラー;ほお紅、アイシャドウ、マスカラ、アイライナー、アイブロウ、オーバーコート剤、口紅等のメイクアップ化粧料;日やけ止め乳液、日焼け止めクリーム等の紫外線防御化粧料などとして適用することができる。なかでも、化粧下地、リキッドファンデーション、クリーム状ファンデーションがより好ましい。
上述した実施形態に関し、本発明は、更に以下の組成物を開示する。
<1>次の成分(A)、(B)、(C)、(D)及び(E):
(A)下記一般式(1)
Figure 0006325293
(式中、R1は水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を示し、tは2又は3を示す)
で表される繰り返し単位からなるポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントが結合してなるオルガノポリシロキサンであって、
ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントの数平均分子量が500〜4000であり、
主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメント(a)と、ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント(b)との質量比(a/b)が80/20〜99/1であり、
隣接するポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント間におけるオルガノポリシロキサンセグメントの重量平均分子量が5000〜40000であり、
主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメントの重量平均分子量が15000〜200000であるオルガノポリシロキサン 0.01〜0.5質量%、
(B)一次粒子径が10〜80nmの疎水化された微粒子酸化チタン 2〜20質量%、
(C)25℃で液状の油成分 20〜60質量%、
(D)水 5〜50質量%、
(E)セラミド又は下記一般式(5)で表される化合物 0.1〜10質量%
Figure 0006325293
(式中、R11はヒドロキシル基が置換していてもよい炭素数10〜22の直鎖、分岐鎖若しくは環状の飽和若しくは不飽和の炭化水素基又は水素原子を示し;X1は水素原子、アセチル基又はグリセリル基を示し;R12はヒドロキシル基又はアミノ基が置換していてもよい炭素数5〜22の直鎖、分岐鎖又は環状の飽和又は不飽和の炭化水素基であるか、又は該炭化水素基のω末端に、ヒドロキシル基が置換していてもよい炭素数8〜22の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の脂肪酸がエステル結合したものを示し;R13は水素原子を示すか、ヒドロキシル基、ヒドロキシアルコキシ基、アルコキシ基又はアセトキシ基が置換していてもよい総炭素数1〜30のアルキル基を示す)
を含有する油中水型乳化化粧料。
<2>成分(A)において、主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメント(a)と、ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント(b)との質量比(a/b)が、好ましくは、83/17〜98/2であって、90/10〜97/3がより好ましい前記<1>記載の油中水型乳化化粧料。
<3>成分(A)のオルガノポリシロキサンが、ポリ(N−ホルミルエチレンイミン)オルガノシロキサン、ポリ(N−アセチルエチレンイミン)オルガノシロキサン、ポリ(N−プロピオニルエチレンイミン)オルガノシロキサンである前記<1>又は<2>記載の油中水型乳化化粧料。
<4>成分(A)の含有量が、好ましくは、全組成中に0.02質量%以上であって、0.03質量%以上がより好ましく、0.4質量%以下が好ましく、0.3質量%以下がより好ましい前記<1>〜<3>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<5>成分(B)の微粒子酸化チタンが、好ましくは、シリコーン処理、脂肪酸処理、ラウロイルリジン処理、レシチン処理、N−アシルアミノ酸処理、金属石鹸処理、フッ素化合物処理したものであり、シリコーン処理したものがより好ましい前記<1>〜<4>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<6>成分(B)の微粒子酸化チタンの疎水化処理量は、粉体質量に対して、0.05〜20質量%であるのが好ましく、0.1〜10質量%処理されるのがより好ましい前記<1>〜<5>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<7>成分(B)の微粒子酸化チタンの一次粒子径は、好ましくは、30〜50nmである前記<1>〜<6>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<8>成分(B)の含有量は、好ましくは、全組成中に4質量%以上であって、5質量%以上がより好ましく、16質量%以下が好ましく、13質量%以下がより好ましい前記<1>〜<7>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<9>成分(C)の油成分が、好ましくは、直鎖又は分岐の炭化水素油、エステル油、シリコーン油であって、流動イソパラフィン、パラメトキシケイ皮酸オクチル、ジメチルポリシロキサン、ジメチルシクロポリシロキサンがより好ましく、ジメチルポリシロキサン、ジメチルシクロポリシロキサンがさらに好ましい前記<1>〜<8>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<10>成分(C)の含有量が、好ましくは、全組成中に30質量%以上であって、35質量%以上がより好ましく、50質量%以下が好ましく、45質量%以下がより好ましい前記<1>〜<9>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<11>成分(D)の水の含有量が、好ましくは、全組成中に10質量%以上であって、15質量%以上がより好ましく、45質量%以下が好ましく、40質量%以下がより好ましい前記<1>〜<10>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<12>成分(E)のセラミドが、好ましくは、天然セラミドであって、セラミドI〜セラミドVIがより好ましい前記<1>〜<11>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。<13>成分(E)の一般式(5)で表される化合物が、好ましくは、式中、R11がヘキサデシル基、X1が水素原子、R12がペンタデシル基、R13がヒドロキシエチル基のもの;R11がヘキサデシル基、X1が水素原子、R12がノニル基、R13がヒドロキシエチル基のもの;R11がヘキサデシル基、X1がグリセリル基、R12がトリデシル基、R13が3−メトキシプロピル基の擬似型セラミド類であって、R11がヘキサデシル基、X1が水素原子、R12がペンタデシル基、R13がヒドロキシエチル基である、N−(ヘキサデシロキシヒドロキシプロピル)−N−ヒドロキシエチルヘキサデカナミドがより好ましい前記<1>〜<12>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<14>成分(E)の含有量が、好ましくは、全組成中に0.5質量%以上であって、1質量%以上がより好ましく、7質量%以下が好ましく、4質量%以下がより好ましい前記<1>〜<13>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<15>成分(A)及び(E)の質量割合(E)/(A)が、好ましくは、5以上であって、8以上がより好ましく、10以上がさらに好ましく、400以下が好ましく、200以下がより好ましく、70以下がさらに好ましい前記<1>〜<14>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<16>成分(B)及び(E)の質量割合(B)/(E)が、好ましくは、0.5以上であって、1以上がより好ましく、2以上がさらに好ましく、40以下が好ましく、20以下がより好ましく、10以下がさらに好ましい前記<1>〜<15>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<17>成分(B)及び(E)の総量と成分(A)の質量割合((B)+(E))/(A)は、好ましくは、25以上であって、38以上がより好ましく、50以上がさらに好ましく、1400以下が好ましく、700以下がより好ましく、370以下がさらに好ましい前記<1>〜<16>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<18>さらに、(F)下記一般式(6)
Figure 0006325293
(式中、R21及びR29は、それぞれ独立に同一であっても異なってもよい炭素数の最頻値が8〜32の直鎖又は分岐を有する炭化水素基;R22〜R28は、それぞれ独立に同一であっても異なってもよい炭素数1〜5の直鎖又は分岐を有する炭化水素基;Qは炭素数3〜20の直鎖または分岐を有する二価の炭化水素基;R30及びR31はそれぞれ独立に水素原子又は炭素数1〜28の直鎖又は分岐を有する炭化水素基で、少なくとも一方は水素原子;pは繰り返し単位個数を表し、平均値で5以上50以下の数;qは繰り返し単位個数を表し、平均値で2.5以上10以下の数;繰り返し数p及びqの構成単位はブロック共重合体又はランダム共重合体のいずれであってもよい)
で表される変性ポリシロキサンを含有する前記<1>〜<17>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<19>成分(F)が、好ましくは、両末端アルキル(C16−18)変性・ジメチルシロキサン・メチル(ウンデシルグリセリルエーテル)シロキサン共重合体である前記<18>記載の油中水型乳化化粧料。
<20>成分(F)の含有量が、好ましくは、全組成中に0.01質量%以上であって、0.05質量%以上がより好ましく、0.1質量%以上がさらに好ましく、4質量%以下が好ましく、2質量%以下がより好ましく、1質量%以下がさらに好ましい前記<18>又は<19>記載の油中水型乳化化粧料。
<21>炭素数2〜3のアルコールを含有することができ、含有量は、好ましくは、全組成中に0.2質量%以下であって、0.1質量%以下がより好ましく、0.05質量%以下がさらに好ましく、実質的に含まないのがよりさらに好ましい前記<1>〜<20>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
合成例1
2−エチル−2−オキサゾリン3.63g(0.036モル)と酢酸エチル8.46gとを混合し、混合液をモレキュラーシーブ(ゼオラムA−4、東ソー社製)0.6gで、28℃15時間脱水を行った。
また、側鎖一級アミノプロピル変性ポリジメチルシロキサン(KF−8015、信越シリコーン社製、重量平均分子量100000、アミン当量20000)100gと酢酸エチル203gとを混合し、混合液をモレキュラーシーブ15.2gで、28℃15時間脱水を行った。
上記の脱水2−エチル−2−オキサゾリンの酢酸エチル溶液に硫酸ジエチル0.54g(0.0035モル)を加え、窒素雰囲気下8時間、80℃で加熱還流し、末端反応性ポリ(N−プロピオニルエチレンイミン)を合成した。GPCにより測定した数平均分子量は1200であった。
この末端反応性ポリ(N−プロピオニルエチレンイミン)溶液を、上記の脱水した側鎖一級アミノプロピル変性ポリジメチルシロキサン溶液を一括して加え、10時間、80℃で加熱還流した。
反応混合物を減圧濃縮し、N−プロピオニルエチレンイミン−ジメチルシロキサン共重合体を白色ゴム状固体(102g)として得た。最終生成物におけるオルガノポリシロキサンセグメントの質量比は0.96、最終生成物の重量平均分子量は104000であった。
合成例2
2−エチル−2−オキサゾリン53.3g(0.54モル)と酢酸エチル127.46gとを混合し、混合液をモレキュラーシーブ(ゼオラムA−4、東ソー社製)9.0gで15時間脱水を行った。
また、側鎖一級アミノプロピル変性ポリジメチルシロキサン(KF−8003、信越シリコーン社製、重量平均分子量40000、アミン当量2000)153.7gと酢酸エチル312.06gとを混合し、混合液をモレキュラーシーブ23.29gで、28℃15時間脱水を行った。
上記の脱水2−エチル−2−オキサゾリンの酢酸エチル溶液に硫酸ジエチル9.48g(0.061モル)を加え、窒素雰囲気下8時間、80℃で加熱還流し、末端反応性ポリ(N−プロピオニルエチレンイミン)を合成した。GPCにより測定した数平均分子量は1300であった。
この末端反応性ポリ(N−プロピオニルエチレンイミン)溶液を、上記の脱水した側鎖一級アミノプロピル変性ポリジメチルシロキサン溶液を一括して加え、10時間、80℃で加熱還流した。
反応混合物を減圧濃縮し、N−プロピオニルエチレンイミン−ジメチルシロキサン共重合体を淡黄色ゴム状固体(200g)として得た。最終生成物におけるオルガノポリシロキサンセグメントの質量比は0.71、最終生成物の重量平均分子量は56000であった。
Figure 0006325293
合成例3(両末端アルキル変性・ジメチルシロキサン・メチル(ウンデシルグリセリルエーテル)シロキサン共重合体の製造):
(1)STEP−1(シリコーン鎖の両末端にシリコーン鎖中の他のアルキル基とは異なるアルキル基を有するテトラメチルジシロキサンの合成):
1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン44.8g、Spiers触媒1.0g(2質量%塩化白金酸の2−プロパノール溶液)を三ツ口フラスコに加え70℃に加温した。窒素雰囲気下に70℃で、α−オレフィン(三菱化学社製「ダイアレン168」、炭素数16及び18の1/1(質量比)混合物))174.2gを滴下した後、2時間撹拌を行った。冷却後、水酸化ナトリウム水溶液で反応系内を中和し、減圧下に蒸留精製を行った。得られた生成物の1H−NMRスペクトル(400MHz)より、得られた生成物は両末端に炭素数16及び炭素数18のアルキル基を有する1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン誘導体であることを確認した(22.1g、収率;85%)。
(2)STEP−2(シリコーン鎖の両末端にシリコーン鎖中の他のアルキル基とは異なるアルキル基を有し、シリコーン鎖中にケイ素-水素結合を有するオルガノハイドロジェンポリシロキサンの合成):
(1)で合成した両末端に炭素数16及び炭素数18のアルキル基を有する1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン誘導体44.8g、デカメチルシクロペンタシロキサン78.6g、1,3,5,7−テトラメチルシクロテトラシロキサン19.8g、n−ヘプタン50g、活性白土5gを三ツ口フラスコに加え12時間環流した。冷却後、減圧下に蒸留精製を行った。得られた生成物の1H−NMRスペクトルより、得られた生成物は両末端に炭素数16及び炭素数18のアルキル基を有するジメチルシロキサン/メチルシロキサン共重合体(p=23,q=4)であることを確認した(132.8g、収率;95%)。
(3)STEP−3(両末端をアルキル基で置換し、かつ、側鎖をグラフト状にアルキルグリセリルエーテル基で変性したポリシロキサンの合成):
(2)で合成した両末端に炭素数16及び炭素数18のアルキル基を有するジメチルシロキサン/メチルシロキサン共重合体50.0g、10−ウンデセニルグリセリルエーテル61.0g、5質量%白金担持カーボン触媒0.25gを三ツ口フラスコに加え、70℃で3時間撹拌を行った。冷却後、減圧下に蒸留精製を行った。得られた生成物の1H−NMRスペクトルより、得られた生成物は両末端に炭素数16及び炭素数18のアルキル基を有するジメチルシロキサン・メチル(ウンデシルグリセリルエーテル)シロキサン共重合体(p=23,q=4)であることを確認した(63.0g、収率;95%)。
得られた共重合体は、一般式(6)において、以下のとおりのランダム共重合体である。
21及びR29 =炭素数の最頻値が18であるアルキル基、
22〜R28 =メチル基、
Q=炭素数11の直鎖であるアルキレン基、
30及びR31 =水素原子、
p(平均値)=23、
q(平均値)=4.0
実施例1〜8、比較例1〜3
表2に示す組成の油中水型乳化化粧料(リキッドファンデーション)を製造し、「カバー力」、「閉塞感のなさ」、「肌の赤みのなさ」、「肌の粉ふきのなさ」及び「肌の皮めくれのなさ」を、乾燥により肌が荒れている人に使用させ、評価した。結果を表2に併せて示す。
(製造方法)
成分(A)、(C)、(E)を含む油相について、ディスパー(1000r/min、5分)を用いて75〜80℃で予備分散を行う。次に、成分(B)を含む粉体相を油相中に分散(1000r/min、5分)させ、粉体相が均一に分散したことを確認する。粉体相が均一になった油相に、別途75〜80℃で均一溶解せた成分(D)を含む水相を加えてディスパーで攪拌(1000r/min、2分)し、乳化を行い、乳化を保持した後、ホモミキサーで粘度調整(3000r/min、2分)を行い、プロペラ(350r/min、30分)を用いて30℃まで冷却し、脱泡して油中水型乳化化粧料(リキッドファンデーション)を得た。
(評価方法)
5名の専門パネラーが、各リキッドファンデーションを手で肌に塗布した直後の「カバー力(厚ぼったくならず、自然に仕上がる)」、「閉塞感のなさ」、「肌の赤みのなさ」、「肌の粉ふきのなさ」、「肌の皮めくれのなさ」を以下の基準で評価した。結果を5名の積算値で示す。なお、使用者は乾燥により肌が荒れている人を選択した。
5:そう思う。
4:ややそう思う。
3:どちらとも言えない。
2:あまりそう思わない。
1:そう思わない。
Figure 0006325293
実施例9
実施例1〜8と同様にして、表3に示す組成のクリーム状ファンデーションを製造した。
得られたクリーム状ファンデーションは、仕上がりが厚ぼったくならず、カバー力があるのに、閉塞感のない仕上りが得られ、肌の赤みが目立たず、肌の粉ふきや皮めくれが抑制されたものであった。
Figure 0006325293
実施例10
実施例1〜8と同様にして、表4に示す組成の化粧下地を製造した。
得られた化粧下地は、仕上がりが厚ぼったくならず、カバー力があるのに、閉塞感のない仕上りが得られ、肌の赤みが目立たず、肌の粉ふきや皮めくれが抑制されたものであった。
Figure 0006325293
実施例11
実施例1〜8と同様にして、表5に示す組成の化粧下地を製造した。
得られた化粧下地は、仕上がりが厚ぼったくならず、カバー力があるのに、閉塞感のない仕上りが得られ、肌の赤みが目立たず、肌の粉ふきや皮めくれが抑制されたものであった。
Figure 0006325293

Claims (5)

  1. 次の成分(A)、(B)、(C)、(D)及び(E):
    (A)下記一般式(1)
    Figure 0006325293
    (式中、R1は水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を示し、tは2又は3を示す)
    で表される繰り返し単位からなるポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントが結合してなるオルガノポリシロキサンであって、
    ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントの数平均分子量が1000〜3000であり、
    主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメント(a)と、ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント(b)との質量比(a/b)が83/17〜98/2であり、
    隣接するポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント間におけるオルガノポリシロキサンセグメントの重量平均分子量が15000〜32000であり、
    主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメントの重量平均分子量が70000〜150000であるオルガノポリシロキサン 0.02〜0.4質量%、
    (B)一次粒子径が30〜50nmの疎水化された微粒子酸化チタン 2〜16質量%、
    (C)25℃で液状の油成分 20〜50質量%、
    (D)水 15〜45質量%、
    (E)セラミド又は下記一般式(5)で表される化合物 0.1〜質量%
    Figure 0006325293
    (式中、R11はヒドロキシル基が置換していてもよい炭素数10〜22の直鎖、分岐鎖若しくは環状の飽和若しくは不飽和の炭化水素基又は水素原子を示し;X1は水素原子、アセチル基又はグリセリル基を示し;R12はヒドロキシル基又はアミノ基が置換していてもよい炭素数5〜22の直鎖、分岐鎖又は環状の飽和又は不飽和の炭化水素基であるか、又は該炭化水素基のω末端に、ヒドロキシル基が置換していてもよい炭素数8〜22の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の脂肪酸がエステル結合したものを示し;R13は水素原子を示すか、ヒドロキシル基、ヒドロキシアルコキシ基、アルコキシ基又はアセトキシ基が置換していてもよい総炭素数1〜30のアルキル基を示す)
    を含有する油中水型乳化化粧料。
  2. 成分(A)及び(E)の質量割合(E)/(A)が、5〜400である請求項1記載の油中水型乳化化粧料。
  3. 成分(B)が、シリコーン処理されたものである請求項1又は2記載の油中水型乳化化粧料。
  4. 成分(B)及び(E)の質量割合(B)/(E)が、0.5〜40である請求項1〜3のいずれか1項記載の油中水型乳化化粧料。
  5. 炭素数2〜3のアルコールを含み、含有量が0.2質量%以下である請求項1〜4のいずれか1項記載の油中水型乳化化粧料。
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