JP6325293B2 - 油中水型乳化化粧料 - Google Patents
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Description
(A)下記一般式(1)
で表される繰り返し単位からなるポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントが結合してなるオルガノポリシロキサンであって、
ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントの数平均分子量が500〜4000であり、
主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメント(a)と、ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント(b)との質量比(a/b)が80/20〜99/1であり、
隣接するポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント間におけるオルガノポリシロキサンセグメントの重量平均分子量が5000〜40000であり、
主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメントの重量平均分子量が15000〜200000であるオルガノポリシロキサン 0.01〜0.5質量%、
(B)一次粒子径が10〜80nmの疎水化された微粒子酸化チタン 2〜20質量%、
(C)25℃で液状の油成分 20〜60質量%、
(D)水 5〜50質量%、
(E)セラミド又は下記一般式(5)で表される化合物 0.1〜10質量%
を含有する油中水型乳化化粧料に関する。
で表される繰り返し単位からなるポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントが結合してなるオルガノポリシロキサンであって、
ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントの数平均分子量が500〜4000であり、
主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメント(a)と、ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント(b)との質量比(a/b)が80/20〜99/1であり、
隣接するポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント間におけるオルガノポリシロキサンセグメントの重量平均分子量が5000〜40000であり、
主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメントの重量平均分子量が15000〜200000であるオルガノポリシロキサンであり、当該成分を用いることにより、より優れた安定性を得ることができる。
なお、本明細書において、質量比(a/b)は、成分(A)のオルガノポリシロキサンを重クロロホルム中に5質量%溶解させ、核磁気共鳴(1H-NMR)分析により、オルガノポリシロキサンセグメント中のアルキル基又はフェニル基と、ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント中のメチレン基の積分比より求めた値をいう。
MWg=Csi×MNox/(100−Csi) (I)
で表される変性オルガノポリシロキサンと、下記一般式(4)
で表される環状イミノエーテルを開環重合して得られる末端反応性ポリ(N−アシルアルキレンイミン)とを反応させることにより製造される。
カラム:Super HZ4000+Super HZ2000(東ソー社製)
溶離液:1mMトリエチルアミン/THF
流量 :0.35mL/min
カラム温度:40℃
検出器:UV
サンプル:50μL
カラム:K‐804L(東ソー社製)2つを直列につないで使用。
溶離液:1mMジメチルドデシルアミン/クロロホルム
流量 :1.0mL/min
カラム温度:40℃
検出器:RI
サンプル:50μL
<1H−NMR測定条件>
得られたポリマーの組成は1H−NMR(400MHz Varian製)により確認した。
サンプル量0.5gを測定溶剤(重クロロホルム)2gで溶解させたものを測定した。
PULSE SEQUENCE
・Relax.delay: 30秒
・Pulse: 45degrees
・積算回数: 8回
確認ピーク 0ppm付近: ポリジメチルシロキサンのメチル基、
3.4ppm付近: エチレンイミンのメチレン部分。
各積分値よりシリコーンとポリ(N−プロピオニルエチレンイミン)の比率を算出した。
微粒子酸化チタンに対する処理量は、処理される粉体の質量に対して、分散性に優れる点から、0.05質量%以上が好ましく、0.1質量%以上がより好ましい。そして、分散性に優れる点から、20質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましい。また、疎水化処理量は、粉体質量に対して、0.05〜20質量%であるのが好ましく、0.1〜10質量%処理されるのがより好ましい。
かかる油成分としては、通常の化粧料に用いられるものであれば良く、例えば、流動パラフィン、軽質イソパラフィン、流動イソパラフィン、スクワラン、スクワレン等の直鎖又は分岐の炭化水素油;ホホバ油、オリーブ油等の植物油;液状ラノリン等の動物油;脂肪酸エステル、多価カルボン酸エステル、脂肪酸多価アルコールエステル、ヒドロキシ脂肪酸エステル、その他、メトキシケイ皮酸オクチル、パラジメチルアミノ安息香酸オクチル、dl−α−トコフェロール、ニコチン酸dl−α−トコフェロール等のエステル油;ジメチルポリシロキサン、ジメチルシクロポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、高級アルコール変性オルガノポリシロキサン等のシリコーン油;フルオロポリエーテル、パーフルオロアルキルエーテルシリコーン等のフッ素油などが挙げられる。
これらのうち、固体脂や粉体を均一に分散させる点から、直鎖又は分岐の炭化水素油、エステル油、シリコーン油が好ましく、成分(A)の分散性をより高める点から、流動イソパラフィン、パラメトキシケイ皮酸オクチル、ジメチルポリシロキサン、ジメチルシクロポリシロキサンがより好ましく、ジメチルポリシロキサン、ジメチルシクロポリシロキサンがさらに好ましい。
また、一般式(5)で表される化合物において、式中、R11としては、ノニル基、トリデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基が好ましい。R12としては、ノニル基、トリデシル基、ペンタデシル基、ω位にリノール酸がエステル結合したウンデシル基、ω位にリノール酸がエステル結合したペンタデシル基、ω位に12−ヒドロキシステアリン酸がエステル結合したペンタデシル基、ω位にメチル分岐イソステアリン酸がアミド結合したウンデシル基が好ましい。R13は、ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシエチル基、3−メトキシプロピル基が好ましい。
で表される変性ポリシロキサンを含有することができ、油中水型乳化化粧料の乳化安定性に優れる。
この変性ポリシロキサンは、両末端をアルキル基等の炭化水素基で置換して変性し、かつ、側鎖をグラフト状にアルキルグリセリルエーテル基で変性したものである。
Qで示される炭素数3〜20の二価の炭化水素基としては、トリメチレン基、テトラメチレン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基、ヘプタメチレン基、オクタメチレン基、ノナメチレン基、デカメチレン基、ウンデカメチレン基、ドデカメチレン基、トリデカメチレン基、テトラデカメチレン基、ヘキサデカメチレン基、オクタデカメチレン基等の直鎖アルキレン基;プロピレン基、2−メチルテトラメチレン基、2−メチルペンタメチレン基、3−メチルペンタメチレン基、2−エチルオクタメチレン基等の分岐鎖アルキレン基などが挙げられる。これらのうち、化粧持続性や乳化安定性を最大限発揮させる点から、ノナメチレン基、デカメチレン基、ウンデカメチレン基、ドデカメチレン基、トリデカメチレン基が好ましい。
また、qは繰り返し単位個数を表し、平均値で2.5〜10の数を示し、好ましくは3.0〜6.0の数である。qの値が2.5以上であると化粧仕上がりの持続性が維持され、10以下であると顔料の分散を阻害することがない。ここで、qの平均値は1H−NMRにより、ポリシロキサンの両末端に導入された炭化水素基の末端メチル基を基準に、OR30及びOR31が付加したメチン及びメチレン水素に帰属されるピークの強度比から算出する。
繰り返し数p及びqの構成単位はブロック共重合体又はランダム共重合体のいずれであってもよいが、顔料の分散をより阻害しない、ランダム共重合体が好ましい。また、pはqよりも大きいことが好ましい。
ヒドロシリル化に用いられる触媒としては、ルテニウム、ロジウム、オスミウム、イリジウム、白金等の金属の錯体化合物、これらをシリカゲル、アルミナ、またはカーボンに担持させたもの等が挙げられる。これらのうち、塩化白金酸、Spiers触媒(塩化白金酸の2−プロパノール溶液)等が好ましい。
触媒の使用量は、オレフィン1molに対して10-6〜10-1 molの範囲が好ましい。本反応においては、反応溶媒は使用しても使用しなくても良い。反応溶媒は反応を阻害しないものであれば限定されず、例えばペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン等の炭化水素系溶媒;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族系溶媒;ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル等のエーテル系溶媒;メタノール、エタノール、2−プロパノール、ブタノール等のアルコール系溶媒;オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等の環状シリコーン系溶媒等が挙げられる。アルコール系溶媒を使用する場合には、ケイ素−水素結合と水酸基間における脱水反応を防止、もしくは抑制するために、酢酸カリウム等のpH調整剤(特開昭57−149290号公報参照)を用いるのが好ましい。本反応は、0〜200℃で進行するが、反応速度や生成物の着色などを考え、0〜100℃で行うのが好ましい。また反応時間は、0.5〜24時間程度とするのが好ましい。
なお、上記一般式(6)で表される変性ポリシロキサンは、1種単独のものの構造、又は2種以上の混合物で、これらの平均的な構造を示すものである。
炭素数2〜3のアルコールとしては、エタノール、プロパノールが挙げられる。
また、本発明の油中水型乳化化粧料は、化粧下地、ファンデーション、コンシーラー;ほお紅、アイシャドウ、マスカラ、アイライナー、アイブロウ、オーバーコート剤、口紅等のメイクアップ化粧料;日やけ止め乳液、日焼け止めクリーム等の紫外線防御化粧料などとして適用することができる。なかでも、化粧下地、リキッドファンデーション、クリーム状ファンデーションがより好ましい。
上述した実施形態に関し、本発明は、更に以下の組成物を開示する。
(A)下記一般式(1)
で表される繰り返し単位からなるポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントが結合してなるオルガノポリシロキサンであって、
ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントの数平均分子量が500〜4000であり、
主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメント(a)と、ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント(b)との質量比(a/b)が80/20〜99/1であり、
隣接するポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント間におけるオルガノポリシロキサンセグメントの重量平均分子量が5000〜40000であり、
主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメントの重量平均分子量が15000〜200000であるオルガノポリシロキサン 0.01〜0.5質量%、
(B)一次粒子径が10〜80nmの疎水化された微粒子酸化チタン 2〜20質量%、
(C)25℃で液状の油成分 20〜60質量%、
(D)水 5〜50質量%、
(E)セラミド又は下記一般式(5)で表される化合物 0.1〜10質量%
を含有する油中水型乳化化粧料。
<3>成分(A)のオルガノポリシロキサンが、ポリ(N−ホルミルエチレンイミン)オルガノシロキサン、ポリ(N−アセチルエチレンイミン)オルガノシロキサン、ポリ(N−プロピオニルエチレンイミン)オルガノシロキサンである前記<1>又は<2>記載の油中水型乳化化粧料。
<4>成分(A)の含有量が、好ましくは、全組成中に0.02質量%以上であって、0.03質量%以上がより好ましく、0.4質量%以下が好ましく、0.3質量%以下がより好ましい前記<1>〜<3>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<6>成分(B)の微粒子酸化チタンの疎水化処理量は、粉体質量に対して、0.05〜20質量%であるのが好ましく、0.1〜10質量%処理されるのがより好ましい前記<1>〜<5>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<7>成分(B)の微粒子酸化チタンの一次粒子径は、好ましくは、30〜50nmである前記<1>〜<6>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<8>成分(B)の含有量は、好ましくは、全組成中に4質量%以上であって、5質量%以上がより好ましく、16質量%以下が好ましく、13質量%以下がより好ましい前記<1>〜<7>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<10>成分(C)の含有量が、好ましくは、全組成中に30質量%以上であって、35質量%以上がより好ましく、50質量%以下が好ましく、45質量%以下がより好ましい前記<1>〜<9>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<11>成分(D)の水の含有量が、好ましくは、全組成中に10質量%以上であって、15質量%以上がより好ましく、45質量%以下が好ましく、40質量%以下がより好ましい前記<1>〜<10>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<14>成分(E)の含有量が、好ましくは、全組成中に0.5質量%以上であって、1質量%以上がより好ましく、7質量%以下が好ましく、4質量%以下がより好ましい前記<1>〜<13>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<16>成分(B)及び(E)の質量割合(B)/(E)が、好ましくは、0.5以上であって、1以上がより好ましく、2以上がさらに好ましく、40以下が好ましく、20以下がより好ましく、10以下がさらに好ましい前記<1>〜<15>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<17>成分(B)及び(E)の総量と成分(A)の質量割合((B)+(E))/(A)は、好ましくは、25以上であって、38以上がより好ましく、50以上がさらに好ましく、1400以下が好ましく、700以下がより好ましく、370以下がさらに好ましい前記<1>〜<16>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
で表される変性ポリシロキサンを含有する前記<1>〜<17>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
<20>成分(F)の含有量が、好ましくは、全組成中に0.01質量%以上であって、0.05質量%以上がより好ましく、0.1質量%以上がさらに好ましく、4質量%以下が好ましく、2質量%以下がより好ましく、1質量%以下がさらに好ましい前記<18>又は<19>記載の油中水型乳化化粧料。
<21>炭素数2〜3のアルコールを含有することができ、含有量は、好ましくは、全組成中に0.2質量%以下であって、0.1質量%以下がより好ましく、0.05質量%以下がさらに好ましく、実質的に含まないのがよりさらに好ましい前記<1>〜<20>のいずれか1記載の油中水型乳化化粧料。
2−エチル−2−オキサゾリン3.63g(0.036モル)と酢酸エチル8.46gとを混合し、混合液をモレキュラーシーブ(ゼオラムA−4、東ソー社製)0.6gで、28℃15時間脱水を行った。
また、側鎖一級アミノプロピル変性ポリジメチルシロキサン(KF−8015、信越シリコーン社製、重量平均分子量100000、アミン当量20000)100gと酢酸エチル203gとを混合し、混合液をモレキュラーシーブ15.2gで、28℃15時間脱水を行った。
上記の脱水2−エチル−2−オキサゾリンの酢酸エチル溶液に硫酸ジエチル0.54g(0.0035モル)を加え、窒素雰囲気下8時間、80℃で加熱還流し、末端反応性ポリ(N−プロピオニルエチレンイミン)を合成した。GPCにより測定した数平均分子量は1200であった。
この末端反応性ポリ(N−プロピオニルエチレンイミン)溶液を、上記の脱水した側鎖一級アミノプロピル変性ポリジメチルシロキサン溶液を一括して加え、10時間、80℃で加熱還流した。
反応混合物を減圧濃縮し、N−プロピオニルエチレンイミン−ジメチルシロキサン共重合体を白色ゴム状固体(102g)として得た。最終生成物におけるオルガノポリシロキサンセグメントの質量比は0.96、最終生成物の重量平均分子量は104000であった。
2−エチル−2−オキサゾリン53.3g(0.54モル)と酢酸エチル127.46gとを混合し、混合液をモレキュラーシーブ(ゼオラムA−4、東ソー社製)9.0gで15時間脱水を行った。
また、側鎖一級アミノプロピル変性ポリジメチルシロキサン(KF−8003、信越シリコーン社製、重量平均分子量40000、アミン当量2000)153.7gと酢酸エチル312.06gとを混合し、混合液をモレキュラーシーブ23.29gで、28℃15時間脱水を行った。
上記の脱水2−エチル−2−オキサゾリンの酢酸エチル溶液に硫酸ジエチル9.48g(0.061モル)を加え、窒素雰囲気下8時間、80℃で加熱還流し、末端反応性ポリ(N−プロピオニルエチレンイミン)を合成した。GPCにより測定した数平均分子量は1300であった。
この末端反応性ポリ(N−プロピオニルエチレンイミン)溶液を、上記の脱水した側鎖一級アミノプロピル変性ポリジメチルシロキサン溶液を一括して加え、10時間、80℃で加熱還流した。
反応混合物を減圧濃縮し、N−プロピオニルエチレンイミン−ジメチルシロキサン共重合体を淡黄色ゴム状固体(200g)として得た。最終生成物におけるオルガノポリシロキサンセグメントの質量比は0.71、最終生成物の重量平均分子量は56000であった。
(1)STEP−1(シリコーン鎖の両末端にシリコーン鎖中の他のアルキル基とは異なるアルキル基を有するテトラメチルジシロキサンの合成):
1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン44.8g、Spiers触媒1.0g(2質量%塩化白金酸の2−プロパノール溶液)を三ツ口フラスコに加え70℃に加温した。窒素雰囲気下に70℃で、α−オレフィン(三菱化学社製「ダイアレン168」、炭素数16及び18の1/1(質量比)混合物))174.2gを滴下した後、2時間撹拌を行った。冷却後、水酸化ナトリウム水溶液で反応系内を中和し、減圧下に蒸留精製を行った。得られた生成物の1H−NMRスペクトル(400MHz)より、得られた生成物は両末端に炭素数16及び炭素数18のアルキル基を有する1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン誘導体であることを確認した(22.1g、収率;85%)。
(1)で合成した両末端に炭素数16及び炭素数18のアルキル基を有する1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン誘導体44.8g、デカメチルシクロペンタシロキサン78.6g、1,3,5,7−テトラメチルシクロテトラシロキサン19.8g、n−ヘプタン50g、活性白土5gを三ツ口フラスコに加え12時間環流した。冷却後、減圧下に蒸留精製を行った。得られた生成物の1H−NMRスペクトルより、得られた生成物は両末端に炭素数16及び炭素数18のアルキル基を有するジメチルシロキサン/メチルシロキサン共重合体(p=23,q=4)であることを確認した(132.8g、収率;95%)。
(2)で合成した両末端に炭素数16及び炭素数18のアルキル基を有するジメチルシロキサン/メチルシロキサン共重合体50.0g、10−ウンデセニルグリセリルエーテル61.0g、5質量%白金担持カーボン触媒0.25gを三ツ口フラスコに加え、70℃で3時間撹拌を行った。冷却後、減圧下に蒸留精製を行った。得られた生成物の1H−NMRスペクトルより、得られた生成物は両末端に炭素数16及び炭素数18のアルキル基を有するジメチルシロキサン・メチル(ウンデシルグリセリルエーテル)シロキサン共重合体(p=23,q=4)であることを確認した(63.0g、収率;95%)。
得られた共重合体は、一般式(6)において、以下のとおりのランダム共重合体である。
R21及びR29 =炭素数の最頻値が18であるアルキル基、
R22〜R28 =メチル基、
Q=炭素数11の直鎖であるアルキレン基、
R30及びR31 =水素原子、
p(平均値)=23、
q(平均値)=4.0
表2に示す組成の油中水型乳化化粧料(リキッドファンデーション)を製造し、「カバー力」、「閉塞感のなさ」、「肌の赤みのなさ」、「肌の粉ふきのなさ」及び「肌の皮めくれのなさ」を、乾燥により肌が荒れている人に使用させ、評価した。結果を表2に併せて示す。
成分(A)、(C)、(E)を含む油相について、ディスパー(1000r/min、5分)を用いて75〜80℃で予備分散を行う。次に、成分(B)を含む粉体相を油相中に分散(1000r/min、5分)させ、粉体相が均一に分散したことを確認する。粉体相が均一になった油相に、別途75〜80℃で均一溶解せた成分(D)を含む水相を加えてディスパーで攪拌(1000r/min、2分)し、乳化を行い、乳化を保持した後、ホモミキサーで粘度調整(3000r/min、2分)を行い、プロペラ(350r/min、30分)を用いて30℃まで冷却し、脱泡して油中水型乳化化粧料(リキッドファンデーション)を得た。
5名の専門パネラーが、各リキッドファンデーションを手で肌に塗布した直後の「カバー力(厚ぼったくならず、自然に仕上がる)」、「閉塞感のなさ」、「肌の赤みのなさ」、「肌の粉ふきのなさ」、「肌の皮めくれのなさ」を以下の基準で評価した。結果を5名の積算値で示す。なお、使用者は乾燥により肌が荒れている人を選択した。
5:そう思う。
4:ややそう思う。
3:どちらとも言えない。
2:あまりそう思わない。
1:そう思わない。
実施例1〜8と同様にして、表3に示す組成のクリーム状ファンデーションを製造した。
得られたクリーム状ファンデーションは、仕上がりが厚ぼったくならず、カバー力があるのに、閉塞感のない仕上りが得られ、肌の赤みが目立たず、肌の粉ふきや皮めくれが抑制されたものであった。
実施例1〜8と同様にして、表4に示す組成の化粧下地を製造した。
得られた化粧下地は、仕上がりが厚ぼったくならず、カバー力があるのに、閉塞感のない仕上りが得られ、肌の赤みが目立たず、肌の粉ふきや皮めくれが抑制されたものであった。
実施例1〜8と同様にして、表5に示す組成の化粧下地を製造した。
得られた化粧下地は、仕上がりが厚ぼったくならず、カバー力があるのに、閉塞感のない仕上りが得られ、肌の赤みが目立たず、肌の粉ふきや皮めくれが抑制されたものであった。
Claims (5)
- 次の成分(A)、(B)、(C)、(D)及び(E):
(A)下記一般式(1)
(式中、R1は水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を示し、tは2又は3を示す)
で表される繰り返し単位からなるポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントが結合してなるオルガノポリシロキサンであって、
ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメントの数平均分子量が1000〜3000であり、
主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメント(a)と、ポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント(b)との質量比(a/b)が83/17〜98/2であり、
隣接するポリ(N−アシルアルキレンイミン)セグメント間におけるオルガノポリシロキサンセグメントの重量平均分子量が15000〜32000であり、
主鎖を構成するオルガノポリシロキサンセグメントの重量平均分子量が70000〜150000であるオルガノポリシロキサン 0.02〜0.4質量%、
(B)一次粒子径が30〜50nmの疎水化された微粒子酸化チタン 2〜16質量%、
(C)25℃で液状の油成分 20〜50質量%、
(D)水 15〜45質量%、
(E)セラミド又は下記一般式(5)で表される化合物 0.1〜4質量%
(式中、R11はヒドロキシル基が置換していてもよい炭素数10〜22の直鎖、分岐鎖若しくは環状の飽和若しくは不飽和の炭化水素基又は水素原子を示し;X1は水素原子、アセチル基又はグリセリル基を示し;R12はヒドロキシル基又はアミノ基が置換していてもよい炭素数5〜22の直鎖、分岐鎖又は環状の飽和又は不飽和の炭化水素基であるか、又は該炭化水素基のω末端に、ヒドロキシル基が置換していてもよい炭素数8〜22の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の脂肪酸がエステル結合したものを示し;R13は水素原子を示すか、ヒドロキシル基、ヒドロキシアルコキシ基、アルコキシ基又はアセトキシ基が置換していてもよい総炭素数1〜30のアルキル基を示す)
を含有する油中水型乳化化粧料。 - 成分(A)及び(E)の質量割合(E)/(A)が、5〜400である請求項1記載の油中水型乳化化粧料。
- 成分(B)が、シリコーン処理されたものである請求項1又は2記載の油中水型乳化化粧料。
- 成分(B)及び(E)の質量割合(B)/(E)が、0.5〜40である請求項1〜3のいずれか1項記載の油中水型乳化化粧料。
- 炭素数2〜3のアルコールを含み、含有量が0.2質量%以下である請求項1〜4のいずれか1項記載の油中水型乳化化粧料。
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-
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