JP2016101738A - 印刷装置、印刷装置の制御方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】印刷済みのデータと印刷したいデータを比較することにより、内容の異なるページを差し替えて印刷することが可能な印刷装置を提供する。【解決手段】印刷済みのデータである第1の印刷データの指定を受付け、このデータに対して内容を変更する処理を行い第2の印刷データとして保存する。給紙機構にセットされた前記印刷済みのデータの第1の印刷データと前記保存されている第2の印刷データで差分ページの有無を判定し、差分ページが存在すると判定された場合に、第2の印刷データを印刷する差分ページ印刷手段と、差分ページが存在しないと判定された場合に、前記給紙手段により給紙した第1の印刷データを、前記差分ページ印刷手段により印刷された差分ページと同じ排紙機構に排紙する排紙手段と、を有する。【選択図】図5
Description
本発明は、印刷装置、印刷装置の制御方法、およびプログラムに関する。
アプリケーションを利用して電子ファイルを作成することが行われている。ユーザは一旦電子ファイルを作成した後、誤記などに気づき、電子ファイルを修正することが行われている。
ページ数が多い場合や、他人が修正した場合などは、修正箇所を見つけることが困難なケースがある。
このような場合に、差分を発見しやすくする技術として特許文献1が提案されている。
特許文献1では、差分のあるページ、差分のないページを異なる排紙トレイに出力し、差分を発見しやすくするようになっている。しかしながら出力後の印刷物の確認とそのマージを行うのは手動となっているため、処理が煩雑となる。
また、資料を印刷した後で、誤記などに気づき再印刷するケースがよくある。誤ったページだけ再印刷して差し替えることが行われるが、その時に印刷ページが大量であれば、中から修正したページだけ、手動で差し替えるのは手間がかかる。手動のため、不正に差し替えてしまう可能性もある。
また、修正後のデータを全て印刷しなおすと、正常に印刷されているページに対して同じ印刷物が出力されるため、紙・インクが無駄になってしまう。
そこで本発明では、印刷済みのデータと印刷したいデータを比較することにより、内容の異なるページを差し替えて印刷することが可能な印刷装置を提供することを目的とする。
印刷済みのデータである第1の印刷データの指定を受付ける第1の印刷データ受付け手段と、前記印刷物に対してページを差し替えて印刷するデータである第2の印刷データの指定を受付ける第2の印刷データ受付手段と、前記第1の印刷データと前記第2の印刷データで異なるページを取得する差分ページ取得手段と、給紙機構にセットされた前記第1の印刷データから出力された印刷物を前記給紙機構から給紙する給紙手段と、前記給紙手段により給紙したページに対応する前記差分ページの有無を判定する判定手段と、前記判定手段により差分ページが存在すると判定された場合に、前記差分ページを印刷する差分ページ印刷手段と、前記判定手段により差分ページが存在しないと判定された場合に、前記給紙手段により給紙した印刷物を、前記差分ページ印刷手段により印刷された差分ページと同じ排紙機構に排紙する排紙手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、印刷済みのデータと印刷したいデータを比較することにより、内容の異なるページを差し替えて印刷することが可能な印刷装置を提供することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明における印刷装置を含む印刷システムのシステム構成の一例を示すシステム構成図である。
本実施の形態における複合機能装置は、データ受信機能を有する複写機であり明細書中の印刷装置と同じものをいう。
図1に示すように、複写機1001(印刷装置)は、クライアントコンピュータ1003とともに、イーサネットなどからなるLAN1002に収容されている。複写機1001は、コピー機能を有するとともに、PDL(Page Description Language)機能を有するので、LAN1002上に接続されているコンピュータから指示されたPDL画像を受信して印刷することが可能である。複写機1001は、LAN1002上に接続されているコンピュータから指示されたPDL画像を、複写機1001内のハードディスク2004(図2)の指定したボックス領域に保存することが可能であり、ボックス領域に保存された画像を印刷することが可能になっている。
またボックス領域を利用せず、複写機10001内のメモリ領域を利用して印刷データを印出力することも可能である。
図2は、本発明における印刷装置の主要部の構成を示すハード機能ブロック図である。
複写機1001はコントローラユニット2000を含み、コントローラユニット2000には、画像入力デバイスであるスキャナ2070や画像出力デバイスであるプリンタ2095が接続されるとともに、操作部2012が接続される。
コントローラユニット2000は、スキャナ2070で読み取られた画像データをプリンタ2095により印刷出力するコピー機能を実現するための制御を行うとともに、LAN1006に接続することによって、画像情報やデバイス情報の入出力を行うための制御を行う。
コントローラユニット2000は、具体的には、CPU2001を有し、CPU2001は、ROM2003に格納されているブートプログラムによりオペレーションシステム(OS)を立ち上げ、このOS上で、HDD(ハードディスクドライブ)2004に格納されているアプリケーションプログラムを実行し、これによって各種処理を実行する。
このCPU2001の作業領域としてはRAM2002が用いられる。RAM2002は、作業領域を提供するとともに、画像データを一時記憶するための画像メモリ領域を提供する。HDD2004は、上記アプリケーションプログラムや画像データを格納する。
CPU2001には、システムバス2007を介して、ROM2003およびRAM2002とともに、操作部I/F(操作部インタフェース)2006、ネットワークI/F(ネットワークインタフェース)2010、モデム2050およびイメージバスI/F(イメージバスインタフェース)2005が接続される。
操作部I/F2006は、タッチパネルを有する操作部2012とのインタフェースであり、操作部2012に表示すべき画像データを操作部2012に対して出力する。また、操作部I/F2006は、操作部2012においてユーザにより入力された情報をCPU2001に送出する。
次に、ネットワークI/F2010は、LAN1002に接続され、LAN1002を介してLAN1002上の1003との間で入出力を行う。
イメージバスI/F2005は、システムバス2007と、画像データを高速で転送する画像バス2008とを接続し、データ形式を変換するためのバスブリッジである。画像バス2008は、PCIバスまたはIEEE1394から構成される。
画像バス2008上には、ラスタイメージプロセッサ(以下、「RIP」という)2060、デバイスI/F2020、スキャナ画像処理部2080、プリンタ画像処理部2090、画像回転部2030、および画像圧縮部2040が設けられる。
RIP2060は、PDLコードをビットマップイメージに展開するプロセッサである。デバイスI/F2020には、スキャナ2070およびプリンタ2095が接続され、デバイスI/F2020は、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。スキャナ画像処理部2080は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。
プリンタ画像処理部2090は、プリント出力画像データに対してプリンタ2095に応じた補正、解像度変換などを行う。画像回転部2030は、画像データの回転を行う。画像圧縮部2040は、多値画像データをJPEGデータに、2値画像データをJBIG、MMR、MHなどのデータに圧縮するとともに、その伸張処理を行う。
次に、スキャナ2070およびプリンタ2095のハードウェア構成について図3を参照して説明する。
図3は、本発明における印刷装置のハードウェア構成を示す側断面図である。
図2に示すスキャナ2070およびプリンタ2095のハードウェア構成を示す側断面図である。
スキャナ2070とプリンタ2095とは、図3に示すように、一体的に構成されている。スキャナ2070は、原稿給紙ユニット250を搭載し、原稿給紙ユニット250は、原稿を先頭から順に1枚ずつプラテンガラス211上へ給送し、各原稿の読取動作が終了する毎に、その原稿をプラテンガラス211から排出トレイ(図示せず)に排出する。
スキャナ2070は、原稿がプラテンガラス211上に給送されると、ランプ212を点灯し、移動ユニット213の移動を開始する。この移動ユニット213の移動によりプラテンガラス211上の原稿に対する読取走査が行われる。この読取走査中、原稿からの反射光は、各ミラー214,215,216およびレンズ217を経てCCDイメージセンサ(以下、「CCD」という)218に導かれ、原稿上の画像がCCD218の撮像面上に結像される。CCD218は、撮像面に結像された画像を電気信号に変換し、この電気信号が所定の処理施された後に制御装置(図示せず)に入力される。
プリンタ2095は、レーザドライバ321を有し、レーザドライバ321は、制御装置から入力された画像データに基づきレーザ発光部322を駆動する。これにより、レーザ発光部322からは画像データに応じたレーザ光が発光され、このレーザ光は走査されながら感光ドラム323上に照射される。
感光ドラム323上には、照射されたレーザ光により静電潜像が形成され、この静電潜像は現像器324から供給されたトナーによりトナー像として可視像化される。レーザ光の照射タイミングに同期して、カセット311から記録紙が搬送路を介して感光ドラム323と転写部325との間に給紙され、感光ドラム323上のトナー像は転写部325により給紙された記録紙上に転写される。
トナー像が転写された記録紙は、搬送ベルトを介して定着ローラ対(加熱ローラと加圧ローラ)326に送られ、定着ローラ対326は、記録紙を熱圧し、記録紙上のトナー像を記録紙上に定着させる。この定着ローラ対326を通過した記録紙は、排紙ローラ対327により排紙ユニット330に排紙される。排紙ユニット330は、331、332の昇降移動(自走)が可能なオプショントレイを有し、それぞれ異なる排紙トレイ(排紙機構)に排紙できる機能を有する。
図4は、本発明における印刷装置のソフトウェア構成を示すソフト機能ブロック図である。
印刷装置401は、特徴的な構成として、印刷データ選択画面表示部402、印刷済みデータ受付部403、差替えデータ受付部404、差分印刷部405、差分ページ印刷部406、および排紙制御部407を有する。
印刷データ選択画面402は、図7にて後述するが、本発明の特徴である差分印刷を行う際に印刷データを選択するための画面である。印刷済みデータ受付部403および差替えデータ受付部404は、印刷データ選択画面402にて指定を受付け可能となっている。
印刷済みデータ403は、既に印刷が済んでいるデータの受付けを行い、差替えデータ404は、印刷済みデータに修正を加えたデータを指定する。
差分印刷部405は、図6にて後述するが、印刷済みのデータ(第1の印刷データ)と、修正済のデータ(第2の印刷データ)を比較することで、差分ページ印刷部405が内容の異なるページは差し替え、変更の無いページは、印刷されずに、給紙された第1の印刷データに対応する印刷物のページがそのまま排紙されることになる。
排紙制御部407は、給紙した用紙の排紙を制御する。具体的には、差替えページとして新規に印刷された場合は、印刷済みデータに対応する印刷物に対応する印刷物と同じ排紙トレイに排紙し、差し替えられた印刷済みデータに対応する印刷物の差し替えられたページは、差替えページとは異なる排紙トレイに排紙する。
図5は、本発明における印刷装置の全体処理の一例を示すフローチャートである。
ユーザにより差替え印刷が指定された時に処理が開始される。ステップS501で、印刷データ選択画面を印刷装置の操作パネルに表示する。表示イメージについて図7を利用して説明する。
図7は、本発明における印刷装置の印刷データ選択画面の一例を示す図である。
印刷データ選択画面701は、BOX1という名称のボックス領域を利用して差分印刷を受け付け可能な画面である。
データ名704には、例えばBOX1を利用して印刷可能なデータ名(ファイル名)が表示されている。必ずしもデータはBOX1に存在する必要はなく、本画面を操作するユーザが利用できるデータが表示されるようにしてもよい。
ここでは、印刷済みのデータAに対して、データAを修正した印刷データA+が選択されているが、別の印刷データ(例えばデータB)を指定して差分印刷することもできる。
印刷済みデータ702は、既にこの印刷装置を利用して印刷されたデータを指定する(第1の印刷データ受付手段)。差替データ703は、印刷済みデータ702と差分を比較される印刷データを指定する(第2の印刷データ受付手段)。
ユーザは、印刷済みデータ702で指定した印刷データに対応する印刷物を給紙トレイ(給紙機構)にセットし、実行705を押下する。実行705が押下されると印刷済みデータ702と差替データ703を比較し、内容の異なるページを印刷し、給紙トレイにセットされた印刷物の対応するページと差し替えて排紙する処理が行われる。
なお、クリア705が押下されると、選択された印刷データ(印刷済データ、差替データ)の選択状態がクリアされる。戻る706が押下されると、不図示の前画面に戻る。スクロールバー707が選択されると、データ名704の表示がスクロールされる。図5の説明に戻る。
ステップS502では、印刷済みデータの選択を受付け(印刷済データ702)、ステップS503では、修正データの選択を受付け(差替データ703)を受付ける。
ここでユーザは、印刷済みデータ(実施例では、データA)の印刷物を印刷装置の給紙トレイにセットする。印刷物をセットするのは、このタイミングに限ったものではなく、ステップS504の印刷実行が選択されるまでにセットされていればよい。
ステップS504では、印刷実行(実行705)の選択を受付けると、ステップS505に進み、差分印刷処理が開始される。
図6は、本発明における印刷装置の差分印刷処理の一例を示すフローチャートである。
差分印刷が実行されると、ステップS601で、印刷済みデータである第1の印刷データと、差替データである第2の印刷データの比較を行う。具体的には、第1の印刷データと第2の印刷データの画像データ(ラスタイメージなど)を1ページずつ比較し、差分のあるデータを取得し、即ち差替え印刷を行うページをHDD2004に保存する(差分ページ取得手段)。
ステップS602で、差分ページ数が所定数より少ないかどうかの判定を行う。差分ページのページ数や割合を判定するかどうかは、図9にて後述する設定項目で設定により異なるが、本フローでは、所定のページ数が設定されているものとして説明を行う。
所定数より少ない(所定数以下、所定数未満のどちらでもよい)場合は、ステップS605に進み、所定数より多い場合は、ステップS603に進み継続メッセージを表示する。継続メッセージの一例を図8を利用して説明する。
図8は、本発明における印刷装置の継続確認画面の一例を示す図である。
継続確認画面801は、差分ページの数が所定枚数より多い場合もしくは所定の割合を超える場合に表示される。
メッセージ802では、図9の設定に応じて「差分ページが50%を超えています。」や「差分ページが10枚を超えています。」といった表示がされる。
ユーザにより差分印刷を中止するか継続するかの指定を受付ける。中止803が押下されると差分印刷が中止され、継続804が押下されると差分印刷が継続される。図6の説明に戻る。
ステップS604では、ユーザによる指定を判定し、中止が選択されたと判定された場合は、NOとなり処理を終了し、継続が選択された場合は、ステップS605に進む。
ステップS605では、給紙トレイから1枚ずつ給紙を行い、ステップ611で印刷物が無くなるまで処理を繰り返す。
ステップS606は、給紙されたページに対応する差分データの有無をHDD2004に存在するかどうかによって確認する。印刷装置は、給紙した枚数と第1の印刷データのページ数を対応付けておく。(例えば現在の給紙は3枚目で、第1の印刷データの3ページ目など)
給紙された印刷物のページとHDD2004に格納された差分データを比較し、一致する差分データが無い場合(第1の印刷データから第2の印刷データで変更なし)、ステップS607に進み、給紙トレイから給紙した印刷物の用紙をそのまま排紙トレイAに出力(排紙)してステップS611に進む。
排紙トレイAとは、給紙トレイにセットされた印刷物に差分ページを差し替えて印刷された印刷物を排紙するトレイのことである。これに対して排紙トレイBとは、給紙トレイにセットされた印刷物から不要となったページを給紙するトレイのことである。
ステップS606で差分ページがあったと判定された場合、ステップS608に進み、差分ページを印刷する。ステップS609で、印刷した差分ページを排紙トレイAに出力し、一方、不要となる給紙した用紙には、印刷せずそのまま、排紙トレイAとは異なる排紙トレイBに出力して、ステップS611に進む。
なお、本実施例では、差分データを印刷した場合、排紙トレイを分けるようにしたが、差分データが印刷された場合、設定により、不要となった給紙された用紙を、他の排紙とは異なる向き(例えば他の排紙がA4縦であれば、横となるA4横として出力する)に出力することもできる。
このように、第1の印刷データに対応する印刷済みの印刷物を給紙トレイにセットし、第2の印刷データとの差分のページを印刷物の対応するページと差し替えることにより、変更されたページだけを印刷するだけで、第2の印刷データを印刷した場合と同じ印刷物を得ることができる。
図9は、本発明における印刷装置の差分印刷に係る設定項目の一例を示す図である。
不図示の画面からユーザや管理者が設定することができ、設定された内容がHDD2004に記憶されたものである。
設定テーブル901には、設定項目902、設定値903、および備考904が記憶されている。
設定項目902として、「しきい値チェック」および「排紙」が設定されている。しきい値チェックは、「する/しない」の設定の他、しきい値を「割合」とするのか「ページ数」とするのかの指定を行うことができる。ここで設定された内容は、図6のステップS602の判定に利用される。
設定項目902の「排紙」では、差分データを差し替えて印刷した場合に、差し替えられた印刷物を別のトレイに排紙するのか、別の向きで排紙するのかの設定がされている。ここで設定された内容は、図6のS606〜S610の処理に利用される。
以上実施例について説明したが、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
また、本発明におけるプログラムは、各フローチャートにおける処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムである。なお、本発明におけるプログラムは各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読み出し、実行することによっても本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク等を用いることが出来る。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、ひとつの機器から成る装置に適用しても良い。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
1001 複写機(印刷装置)
1002 LAN
1003 クライアントコンピュータ
1002 LAN
1003 クライアントコンピュータ
Claims (6)
- 印刷済みのデータである第1の印刷データの指定を受付ける第1の印刷データ受付手段と、
前記第1の印刷データから出力された印刷物に対してページを差し替えて印刷するデータである第2の印刷データの指定を受付ける第2の印刷データ受付手段と、
前記第1の印刷データと前記第2の印刷データで異なるページを取得する差分ページ取得手段と、
給紙機構にセットされた前記第1の印刷データから出力された印刷物を前記給紙機構から給紙する給紙手段と、
前記給紙手段により給紙したページに対応する前記差分ページの有無を判定する判定手段と、
前記判定手段により差分ページが存在すると判定された場合に、前記差分ページを印刷する差分ページ印刷手段と、
前記判定手段により差分ページが存在しないと判定された場合に、前記給紙手段により給紙した印刷物を、前記差分ページ印刷手段により印刷された差分ページと同じ排紙機構に排紙する排紙手段と、
を有することを特徴とする印刷装置。 - 前記排紙手段は、前記差分ページ印刷手段により差分ページが印刷された場合、前記給紙手段により給紙された前記印刷されたページに対応する印刷物を、前記判定手段により差分ページが存在しないと判定された場合に排紙する排紙機構とは異なる排紙機構に排紙することを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
- 前記差分ページ取得手段により取得される差分ページが、所定数を超える場合には、印刷を継続するか否かの確認を行う継続確認手段を更に有することを特徴とする請求項1または2記載の印刷装置。
- 前記給紙手段は、前記給紙機構にセットされた前記第1の印刷データから出力された印刷物を1ページごとに給紙するものであって、
前記判定手段は、前記印刷物の1ページごとに判定するものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の印刷装置。 - 印刷済みのデータである第1の印刷データの指定を受付ける第1の印刷データ受付ステップと、
前記第1の印刷データから出力された印刷物に対してページを差し替えて印刷するデータである第2の印刷データの指定を受付ける第2の印刷データ受付ステップと、
前記第1の印刷データと前記第2の印刷データで異なるページを取得する差分ページ取得ステップと、
給紙機構にセットされた前記第1の印刷データから出力された印刷物を前記給紙機構から給紙する給紙ステップと、
前記給紙ステップにより給紙したページに対応する前記差分ページの有無を判定する判定ステップと、
前記判定ステップにより差分ページが存在すると判定された場合に、前記差分ページを印刷する差分ページ印刷ステップと、
前記判定ステップにより差分ページが存在しないと判定された場合に、前記給紙ステップにより給紙した印刷物を、前記差分ページ印刷ステップにより印刷された差分ページと同じ排紙機構に排紙する排紙ステップと、
を有することを特徴とする印刷装置の制御方法。 - 印刷装置で読み取り可能なプログラムであって、
前記印刷装置を、
印刷済みのデータである第1の印刷データの指定を受付ける第1の印刷データ受付手段と、
前記第1の印刷データから出力された印刷物に対してページを差し替えて印刷するデータである第2の印刷データの指定を受付ける第2の印刷データ受付手段と、
前記第1の印刷データと前記第2の印刷データで異なるページを取得する差分ページ取得手段と、
給紙機構にセットされた前記第1の印刷データから出力された印刷物を前記給紙機構から給紙する給紙手段と、
前記給紙手段により給紙したページに対応する前記差分ページの有無を判定する判定手段と、
前記判定手段により差分ページが存在すると判定された場合に、前記差分ページを印刷する差分ページ印刷手段と、
前記判定手段により差分ページが存在しないと判定された場合に、前記給紙手段により給紙した印刷物を、前記差分ページ印刷手段により印刷された差分ページと同じ排紙機構に排紙する排紙手段と、
を有することを特徴とする印刷装置として機能させるためのプログラム。
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JP2014242349A JP2016101738A (ja) | 2014-11-28 | 2014-11-28 | 印刷装置、印刷装置の制御方法、およびプログラム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018034418A (ja) * | 2016-08-31 | 2018-03-08 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 印刷装置 |
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- 2014-11-28 JP JP2014242349A patent/JP2016101738A/ja active Pending
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