JP2016099564A - 画像形成装置 - Google Patents

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Yusuke Fukushi
雄介 福士
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Abstract

【課題】形成する画像の画質を向上することができる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成補正部は、転写ベルト35の表面38側に向かって光を照射する発光素子43、発光素子43によって照射した光の転写ベルト35の表面38側からの反射光を受光する受光素子44、および受光素子44によって受光した反射光の光量からトナー量を算出するトナー量算出部とを含み、転写ベルト35の表面38に形成されたトナーによる可視画像のトナー量を検知するトナー量検知センサー42と、転写ベルト35とトナー量検知センサー42との間の位置に移動可能であって、トナー量検知センサー42側に白色の面47を有する白色基準板46と、所定のタイミングで、トナー量検知センサー42と転写ベルト35との間に白色基準板46を移動させ、白色の面47を利用してトナー量検知センサー42を校正するよう制御する制御部とを備える。【選択図】図7

Description

この発明は、画像形成装置に関するものである。
デジタル複合機等に代表される画像形成装置においては、画像読み取り部で原稿の画像を読み取った後、画像形成部に備えられる感光体に対して読み取った画像を基に光を照射し、感光体上に静電潜像を形成する。その後、形成した静電潜像の上に帯電したトナー等の現像剤を供給して可視画像とした後、給紙された用紙に転写して定着させ、装置外に排出する。
フルカラーの画像を形成することができる画像形成装置においては、イエロー、シアン、マゼンタ、およびブラックの各色を重ね合わせて、フルカラーの画像を形成するものがある。この場合、中間転写体としての転写ベルト等、転写体に一旦各色のトナーを転写した後、用紙にフルカラーの画像を転写する。フルカラーの画像を形成するに際し、発色性や色の再現性を維持するために、所定のタイミングで補正を行う必要がある。補正に際しては、転写体上のトナー量を検知し、適正なトナー量となるよう、現像バイアス値の調整や、露光量の調整、露光のタイミング等の調整を行う。
転写体は、例えば、メンテナンス時に画像形成装置の本体から取り外される場合がある。転写体を取り外したまま画像形成を行うことを回避する観点から、画像形成装置の本体に対する転写体の有無の検知に関する技術が、特開2009−157206号公報(特許文献1)に開示されている。
特許文献1によると、現像剤が転写され得るとともに、装置本体に対して着脱可能に組み付けられた転写体と、発光部及び受光部からなる検出部を有し、転写体に転写された現像剤の濃度を検出する濃度検出手段と、転写体に転写された現像剤の濃度を検出しないときに検出部を覆うようにして濃度検出手段を保護するとともに、検出部と対向する部位に反射率が異なる第一反射部及び第二反射部が設けられた保護カバーと、転写体の着脱に連動して、保護カバーを濃度検出手段に対して相対的に変位させる変位手段とを備える画像形成装置が開示されている。そして、変位手段は、転写体が装置本体に装着されているときには、第一反射部が検出部と対向する第一ポジションとし、一方、転写体が装置本体に装着されていないときには、第二反射部が検出部と対向する第二ポジションとすることを特徴としている。
特開2009−157206号公報
発光素子や受光素子を用いてトナー量を検知するトナー量検知センサーについては、発光素子によって照射した光の光量の出力値や受光素子によって受光した光の光量の出力値に基づいてトナー量を算出する。算出されたトナー量を基準に画像濃度の補正等を行い、形成する画像の画質を高く保つこととしている。
トナー量を算出するために用いられるトナー量検知センサーについては、発光素子の光の照射の対象となる転写ベルトの表面の経時的な劣化やトナー量検知センサーに付着する紙粉等の影響を排除する観点から、所定のタイミングで出力値の校正、すなわち、キャリブレーションを行う必要がある。キャリブレーションに際し、発光素子に対向する位置に設けられている転写ベルトの表面の状態は、時間が経過するにつれ変化するものであり、このような転写ベルトの表面を基準としてキャリブレーションを行うのは、好ましくはない。特許文献1においては、第一反射部及び第二反射部が設けられた保護カバーは、転写体の着脱に連動して濃度検出手段に対して相対的に変位することとしている。しかし、このような特許文献1に開示の技術では、転写体を着脱しない場合等において、対応することができない。
この発明の目的は、形成する画像の画質を向上することができる画像形成装置を提供することである。
この発明に係る画像形成装置は、トナーによる可視画像を形成する作像ユニットと、作像ユニットによって形成されたトナーによる可視画像をその上に転写させる転写体と、所定のタイミングで作像ユニットによって転写体上に形成される可視画像を補正する画像形成補正部とを含む。画像形成補正部は、転写体の表面側に向かって光を照射する発光素子と、発光素子によって照射した光の転写体の表面側からの反射光を受光する受光素子と、発光素子によって照射した光の光量の値および受光素子によって受光した反射光の光量の値からトナー量を算出するトナー量算出部とを含み、転写体の表面に形成されたトナーによる可視画像のトナー量を検知するトナー量検知センサーと、転写体とトナー量検知センサーとの間の位置に移動可能であって、トナー量検知センサー側に白色の面を有する白色基準部材と、所定のタイミングで、トナー量検知センサーと転写体との間に白色基準部材を移動させ、白色の面を利用してトナー量検知センサーの出力値を校正するよう制御する制御部とを備える。
このような画像形成装置によると、トナー量検知センサーを校正するに際し、トナー量検知センサーと転写体との間に白色基準部材を移動させ、白色基準部材の有する白色の面を利用してトナー量検知センサーを校正する。そうすると、転写体の表面を利用することなく、トナー量検知センサーの校正を行うことができ、より精度よくトナー量検知センサーの校正を行うことができる。したがって、このような画像形成装置は、形成する画像の画質を向上することができる。
この発明の一実施形態に係る画像形成装置をデジタル複合機に適用した場合のデジタル複合機の外観を示す概略図である。 この発明の一実施形態に係る画像形成装置をデジタル複合機に適用した場合のデジタル複合機の構成を示すブロック図である。 画像形成部の概略的な構成を示す外観図である。 トナー量検知センサー付近の概略的な構成を示す外観図である。 この発明の一実施形態に係るデジタル複合機を用いてトナー量検知センサーの校正を行う場合の処理の内容を示すフローチャートである。 白色基準板を転写ベルトとトナー量検知センサーとの間の位置に配置させた状態の画像形成部の概略的な構成を示す外観図である。 白色基準板を転写ベルトとトナー量検知センサーとの間の位置に配置させた状態のトナー量検知センサー付近の概略的な構成を示す外観図である。
以下、この発明の実施の形態を説明する。まず、この発明の一実施形態に係る画像形成装置をデジタル複合機に適用した場合のデジタル複合機の構成について説明する。図1は、この発明の一実施形態に係る画像形成装置をデジタル複合機に適用した場合のデジタル複合機の外観を示す概略図である。図2は、この発明の一実施形態に係る画像形成装置をデジタル複合機に適用した場合のデジタル複合機の構成を示すブロック図である。
図1および図2を参照して、デジタル複合機11は、デジタル複合機11全体の制御を行う制御部12と、デジタル複合機11側から発信する情報やユーザーの入力内容を表示する表示画面21を含み、印刷部数や階調性等の画像形成の条件や電源のオンまたはオフを入力させる操作部13と、セットされた原稿を自動的に読み取り部へ搬送するADF(Auto Document Feeder)22を含み、原稿の画像を読み取る画像読み取り部14と、手差しで用紙をセットする手差しトレイ28やサイズの異なる複数枚の用紙を収納可能な給紙カセット群29を含み、画像形成部15に供給する用紙をセットする用紙セット部19と、読み取った画像やネットワーク25を介して送信された画像データを基に画像を形成する画像形成部15と、画像形成部15により用紙に画像を形成した後に用紙を排出する排出トレイ30と、送信された画像データや入力された画像形成条件等の格納を行うハードディスク16と、公衆回線24に接続されており、ファクシミリ送信やファクシミリ受信を行うファクシミリ通信部17と、ネットワーク25と接続するためのネットワークインターフェース部18とを備える。なお、デジタル複合機11は、画像データの書き出しや読み出しを行うDRAM(Dynamic Random Access Memory)等を備えるが、これらについては、図示および説明を省略する。また、図2中の矢印は、制御信号や制御、画像に関するデータの流れを示している。なお、図1に示すように、この実施形態においては、給紙カセット群29は、3つの給紙カセット23a、23b、23cから構成されている。
デジタル複合機11は、画像読み取り部14により読み取られた原稿を用いて画像形成部15において画像を形成することにより、複写機として作動する。また、デジタル複合機11は、ネットワークインターフェース部18を通じて、ネットワーク25に接続されたコンピューター26a、26b、26cから送信された画像データを用いて、画像形成部15において画像を形成して用紙に印刷することにより、プリンターとして作動する。すなわち、画像形成部15は、要求された画像を印刷する印刷部として作動する。また、デジタル複合機11は、ファクシミリ通信部17を通じて、公衆回線24から送信された画像データを用いて、DRAMを介して画像形成部15において画像を形成することにより、また、画像読み取り部14により読み取られた原稿の画像データを、ファクシミリ通信部17を通じて公衆回線24に画像データを送信することにより、ファクシミリ装置として作動する。デジタル複合機11は、画像処理に関し、複写機能、プリンター機能、ファクシミリ機能等、複数の機能を有する。さらに、各機能に対しても、詳細に設定可能な機能を有する。
この発明の一実施形態に係るデジタル複合機11を含む画像形成システム27は、上記した構成のデジタル複合機11と、ネットワーク25を介してデジタル複合機11に接続される複数のコンピューター26a、26b、26cとを備える。この実施形態においては、複数のコンピューター26a〜26cについては、3台示している。各コンピューター26a〜26cはそれぞれ、デジタル複合機11に対して、ネットワーク25を介して印刷要求を行って印刷をすることができる。デジタル複合機11とコンピューター26a〜26cとは、LAN(Local Area Network)ケーブル等を用いて有線で接続されていてもよいし、無線で接続されていてもよく、ネットワーク25内には、他のデジタル複合機やサーバーが接続されている構成でもよい。
次に、デジタル複合機11に備えられる画像形成部15の構成について、さらに詳細に説明する。図3は、この発明の一実施形態に係るデジタル複合機11に備えられる画像形成部15の概略的な構成を示す断面図である。なお、理解の容易の観点から、図3において、部材のハッチングを省略する。また、図3は、上下方向に延びる平面でデジタル複合機11を切断した場合の断面図である。
図3を参照して、画像形成部15は、それぞれ感光体31a、31b、31c、31dを含み、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各4色に対応する4つの作像ユニット32a、32b、32c、32dを含む作像器33と、画像読み取り部14によって読み取った画像を基に、4つの作像ユニット32a〜32dにそれぞれ露光するLSU(Laser Scanner Unit)34と、作像ユニット32a〜32dによって形成されたトナーによる可視画像を用紙に転写する前に一時的に転写される中間転写体としての転写ベルト35とを備える。LSU34については、一点鎖線で概略的に示している。画像形成部15は、いわゆる4連タンデム形式の現像方式である。
転写ベルト35は、無端状であって、一対の駆動ローラー36a、36bによって一方方向に回転しながら、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色の作像ユニット32a〜32dにより形成された可視画像を転写される。転写ベルト35の回転方向は、図3中の矢印Dで示される。
転写ベルト35上に転写されたトナーによる可視画像は、搬送されてきた用紙に転写され、図示しない定着ユニットにより用紙に定着される。定着後、用紙はデジタル複合機11外、具体的には、排出トレイ30に排出される。トナーによる可視画像が用紙に転写された後、転写ベルト35上に残存したトナーは、図示しない転写ベルトクリーニングユニットによって除去される。そして、次の画像形成が行われる。
デジタル複合機11は、ブラックの作像ユニット32dのみを用いたモノクロ印刷が可能である。また、デジタル複合機11は、イエローの作像ユニット32a、マゼンタの作像ユニット32b、およびシアンの作像ユニット32cの少なくともいずれか一つを用いたカラー印刷が可能である。
なお、作像ユニット32a〜32dは、転写ベルト35に対し、離脱させたり、当接させたりすることができる。モノクロ印刷を行う場合、カラーの三色の作像ユニット32a〜32c、すなわち、イエローの作像ユニット32a、シアンの作像ユニット32b、マゼンタの作像ユニット32cを、図3中の矢印Dで示す方向に若干移動させ、転写ベルト35から離脱させた状態とし、ブラックの作像ユニット32dのみ転写ベルト35と当接した状態としている。一方、フルカラー印刷を行う場合、全ての作像ユニット32a〜32dを、転写ベルト35と当接させた状態としている。
また、デジタル複合機11は、所定のタイミングで作像ユニット32a〜32dによって転写ベルト35上に形成されるトナーによる可視画像を補正する画像形成補正部41を備える。画像形成補正部41は、転写ベルト35上に転写されたトナーによる可視画像のうちのトナー量を測定するトナー量検知センサー42を備える。
次に、トナー量検知センサー42の構成について、簡単に説明する。図4は、トナー量検知センサー42の構成を示す概略図である。なお、図3においては、トナー量検知センサー42は、二点鎖線で概略的に示している。
図1〜図4を参照して、トナー量検知センサー42は、転写ベルト35を介して、ブラックの作像ユニット32dと反対側に配置されている。トナー量検知センサー42は、転写ベルト35の表面38側に光を照射する発光素子43と、転写ベルト35の表面38側から反射された反射光を受光する受光素子44と、受光素子44によって受光した反射光の光量からトナー量を算出するトナー量算出部45とを備える。発光素子43の一例として、具体的には、赤外光を照射する赤外発光ダイオードが採用される。また、受光素子44の一例として、具体的には、赤外受光素子が採用される。
発光素子43は、転写ベルト35の表面38またはトナーによる可視画像39に向かって、図4中の矢印Eで示す左斜め上方向に赤外光といった光48aを照射する。トナーによる可視画像39が形成されていない場合には、発光素子43は、転写ベルト35の表面38に向かって光48aを照射する。
受光素子44は、図4中の矢印Eで示す左斜め下方向に向かうトナーによる可視画像39からの反射光48bおよび転写ベルト35の表面38からの反射光48bのいずれか一方か、またはトナーによる可視画像39と転写ベルト35の表面38との双方からの反射光48bを受光する。トナーによる可視画像39が転写ベルト35の表面38を完全に覆っていれば、トナーによる可視画像39からの反射光48bのみを受光する。トナーによる可視画像39が転写ベルト35の表面38上に形成されていなければ、転写ベルト35の表面38からの反射光48bのみを受光する。トナーによる可視画像39が転写ベルト35の表面38を完全に覆っておらず、トナーによる可視画像39のトナー量が少なければ、トナーによる可視画像39と転写ベルト35の表面38との双方からの反射光48bを受光する。なお、参考までに、転写ベルト35の表面38と垂直な平面49を一点鎖線で示している。
トナー量検知センサー42は、その表面38にトナーによる可視画像39が形成された転写ベルト35に対して、図4中の矢印Eで示す方向に光48aを照射する。光48aは、トナーによる可視画像39および転写ベルト35の表面38のいずれか一方か、またはトナーによる可視画像39と転写ベルト35の表面38との双方に当たって反射する。反射された反射光48bは、受光素子44によって受光される。受光素子44は、受光した光の光量に応じた電流をそれぞれ出力する。トナー量算出部45は、受光素子44によって出力された電流を電圧値に変換する。そして、この電圧値に基づいてトナー量を算出する。このようにして、トナー量検知センサー42は、トナー量を検知する。
トナー量検知センサー42は、所定のタイミングで、校正が行われる。校正が行われるタイミングは、累積した画像形成の枚数が所定の枚数に達した場合等である。
ここで、画像形成補正部41は、転写ベルト35とトナー量検知センサー42との間の位置に移動可能な白色基準部材としての白色基準板46を備える。白色基準板46は、トナー量検知センサー42の校正を行うために用いられる。白色基準板46は、図示しない駆動装置によって、転写ベルト35とトナー量検知センサー42との間の位置と、この間の位置を外した位置とに移動可能である。具体的には、図3中の矢印Dで示す方向に移動させて、転写ベルト35とトナー量検知センサー42との間の位置に移動させる。また、図3中の矢印Dで示す方向と逆の方向に移動させて、転写ベルト35とトナー量検知センサー42との間を外した位置に移動させる。白色基準板46については、転写ベルト35とトナー量検知センサー42との間の位置に配置された状態を破線で示し、この間の位置を外した位置に配置された状態を実線で示している。
白色基準板46は、平板状の部材であって、トナー量検知センサー42側に白色の面47を有する。なお、この実施形態においては、白色基準板46の全面が白色となるよう構成されている。この白色基準板46については、白色の変色度合いが極めて少ないものが好適に用いられ、例えば、酸化の影響が少ないものが好適に用いられる。また絶縁体から構成されているものも好適に用いられる。
なお、白色基準板46の移動については、上記したイエロー、シアン、マゼンタの三色の作像ユニット32a〜32cと連動している。具体的には、三色の作像ユニット32a〜32cが転写ベルト35から離脱すると、白色基準板46が転写ベルト35とトナー量検知センサー42との間の位置に移動するよう連動している。この連動については、例えば、図示しないアクチュエーターの同期をとって行われる。
次に、トナー量検知センサー42の校正を行う場合について説明する。ここでは、所定のタイミング、具体的には、例えば、デジタル複合機11においてカウントした累積の画像形成の枚数が、1000枚に達したタイミングで、トナー量検知センサー42の校正を行う。
図5は、トナー量検知センサー42の校正を行う場合の処理の内容を示すフローチャートである。図5を参照して、校正を行うに際し、まず、三色のカラーの作像ユニット32a〜32c、具体的には、イエローの作像ユニット32a、シアンの作像ユニット32b、およびマゼンタの作像ユニット32cを転写ベルト35から離脱させる(図5において、ステップS11、以下、「ステップ」を省略する)。そうすると、この作像ユニット32a〜32cの動きに連動して白色基準板46を移動させ、転写ベルト35とトナー量検知センサー42との間の位置に配置させる(S12)。
図6は、白色基準板46を転写ベルト35とトナー量検知センサー42との間の位置に配置させた状態の画像形成部15の概略的な構成を示す断面図である。図7は、白色基準板46を転写ベルト35とトナー量検知センサー42との間の位置に配置させた状態のトナー量検知センサー付近の概略的な構成を示す外観図である。図6は、図3に対応する図であり、図7は、図4に対応する図である。
図6および図7を併せて参照して、白色基準板46を用いたトナー量検知センサー42の構成を行う。具体的には、発光素子43から白色基準板46の白色の面47に向かって光48aを照射する(S13)。照射された光48aは、白色基準板46の白色の面47によって反射される。白色基準板46の白色の面47によって反射された反射光48bを受光素子44によって受光する(S14)。この受光素子44によって受光した反射光の光量の出力値や発光素子43によって照射した光48aの光量の出力値に基づいて、トナー量検知センサー42を校正する(S15)。その後、白色基準板46を元の位置、すなわち、図3中の実線で示す位置に移動させる(S16)。このようにして校正を行い、トナー量検知センサー42によるトナー量の検知等を行い、画像の調整等を行う。
このようなデジタル複合機11によると、トナー量検知センサー42を校正するに際し、トナー量検知センサー42と転写ベルト35との間に白色基準板46を移動させ、白色基準板46の有する白色の面47を利用してトナー量検知センサー42を校正する。そうすると、転写ベルト35の表面38を利用することなく、トナー量検知センサー42の校正を行うことができ、より精度よくトナー量検知センサー42の校正を行うことができる。したがって、このようなデジタル複合機11は、形成する画像の画質を向上することができる。
この場合、イエローの作像ユニット32a、シアンの作像ユニット32b、およびマゼンタの作像ユニット32cを離脱させた状態で、白色基準板46を転写ベルト35とトナー量検知センサー42との間の位置に移動させ、トナー量検知センサー42の校正を行っているため、より適切にトナー量検知センサー42の校正を行うことができる。
また、この場合、白色基準板は、板状の部材であるため、剛性を保つことができ、デジタル複合機11内のスペースを有効に利用することができる。すなわち、トナー量検知センサーと前記転写体との間を外した位置においても、適切に収容することができる。
なお、上記の実施の形態においては、上記の実施の形態においては、転写体として転写ベルトを適用することとしたが、これに限らず、他の転写体であってもよい。
また、上記の実施の形態においては、白色基準板は、板状の部材から構成されることとしたが、これに限らず、例えば、シート状の部材であったり、箱状の部材であっても構わない。
なお、上記の実施の形態においては、イエローの作像ユニット、シアンの作像ユニット、およびマゼンタの作像ユニットを離脱させた状態で、白色基準板を転写ベルトとトナー量検知センサーとの間の位置に移動させ、トナー量検知センサーの校正を行うこととしたが、これに限らず、全ての作像ユニットが転写ベルトに当接した状態で白色基準板を転写ベルトとトナー量検知センサーとの間の位置に移動させ、トナー量検知センサーの校正を行うこととしてもよく、さらには、他のタイミングでトナー量検知センサーの校正を行うこととしてもよい。
また、上記の実施の形態において、デジタル複合機は、カラーの作像ユニットとして、イエロー、シアン、マゼンタの作像ユニットを備えることとしたが、これに限らず、ブラックの作像ユニットと、ブラック以外のカラーの作像ユニットを備える構成としてもよい。この場合、制御部は、ブラックの作像ユニットが転写ベルトと当接し、ブラック以外のカラーの作像ユニットが転写ベルトから離脱させた状態で作動するよう構成してもよい。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって規定され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明に係る画像形成装置は、形成する画像の画質の向上が要求される場合に、特に有効に利用される。
11 デジタル複合機、12 制御部、13 操作部、14 画像読み取り部、15 画像形成部、16 ハードディスク、17 ファクシミリ通信部、18 ネットワークインターフェース部、19 用紙セット部、21 表示画面、22 ADF、23a,23b,23c 給紙カセット、24 公衆回線、25 ネットワーク、26a,26b,26c コンピューター、27 画像形成システム、28 手差しトレイ、29 給紙カセット群、30 排出トレイ、31a,31b,31c,31d 感光体、32a,32b,32c,32d 作像ユニット、33 作像器、34 LSU、35 転写ベルト、36a,36b 駆動ローラー、38 表面、39 可視画像、41 画像形成補正部、42 トナー量検知センサー、43 発光素子、44 受光素子、45 トナー量算出部、46 白色基準板、47,49 面、48a,48b 光。

Claims (4)

  1. トナーによる可視画像を形成する作像ユニットと、
    前記作像ユニットによって形成された前記トナーによる可視画像をその上に転写させる転写体と、
    所定のタイミングで前記作像ユニットによって前記転写体上に形成される前記可視画像を補正する画像形成補正部とを含み、
    前記画像形成補正部は、
    前記転写体の表面側に向かって光を照射する発光素子と、前記発光素子によって照射した光の前記転写体の表面側からの反射光を受光する受光素子と、前記発光素子によって照射した光の光量の値および前記受光素子によって受光した前記反射光の光量の値から前記トナー量を算出するトナー量算出部とを含み、前記転写体の表面に形成された前記トナーによる可視画像のトナー量を検知するトナー量検知センサーと、
    前記転写体と前記トナー量検知センサーとの間の位置に移動可能であって、前記トナー量検知センサー側に白色の面を有する白色基準部材と、
    所定のタイミングで、前記トナー量検知センサーと前記転写体との間に前記白色基準部材を移動させ、前記白色の面を利用して前記トナー量検知センサーを校正するよう制御する制御部とを備える、画像形成装置。
  2. 前記作像ユニットは、それぞれ前記転写体との間で離脱可能であるブラックの作像ユニットと、ブラック以外のカラーの作像ユニットとを含み、
    前記制御部は、前記ブラックの作像ユニットが前記転写体と当接し、前記ブラック以外のカラーの作像ユニットが前記転写体から離脱させた状態で作動する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記ブラック以外のカラーの作像ユニットが前記転写体から離脱の移動に連動させて、前記トナー量検知センサーと前記転写体との間に前記白色基準部材を移動させる、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記白色基準部材は、板状の部材を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102001997B1 (ko) 2018-07-03 2019-07-19 정순구 기능성 신발 밑창을 구비하는 신발

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