JP2019203923A - 画像処理装置、異常判断方法 - Google Patents

画像処理装置、異常判断方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019203923A
JP2019203923A JP2018097129A JP2018097129A JP2019203923A JP 2019203923 A JP2019203923 A JP 2019203923A JP 2018097129 A JP2018097129 A JP 2018097129A JP 2018097129 A JP2018097129 A JP 2018097129A JP 2019203923 A JP2019203923 A JP 2019203923A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
processing unit
unit
streak
density
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018097129A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7075563B2 (ja
Inventor
歩美 中野
Ayumi Nakano
歩美 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2018097129A priority Critical patent/JP7075563B2/ja
Priority to EP19173914.3A priority patent/EP3575880B1/en
Priority to CN201910415024.6A priority patent/CN110515285B/zh
Priority to US16/416,269 priority patent/US10627740B2/en
Publication of JP2019203923A publication Critical patent/JP2019203923A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7075563B2 publication Critical patent/JP7075563B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/55Self-diagnostics; Malfunction or lifetime display
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0822Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
    • G03G15/0848Arrangements for testing or measuring developer properties or quality, e.g. charge, size, flowability
    • G03G15/0849Detection or control means for the developer concentration
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • G03G15/5062Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control by measuring the characteristics of an image on the copy material
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/55Self-diagnostics; Malfunction or lifetime display
    • G03G15/553Monitoring or warning means for exhaustion or lifetime end of consumables, e.g. indication of insufficient copy sheet quantity for a job
    • G03G15/556Monitoring or warning means for exhaustion or lifetime end of consumables, e.g. indication of insufficient copy sheet quantity for a job for toner consumption, e.g. pixel counting, toner coverage detection or toner density measurement
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/04Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
    • G03G15/04036Details of illuminating systems, e.g. lamps, reflectors
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00025Machine control, e.g. regulating different parts of the machine
    • G03G2215/00029Image density detection
    • G03G2215/00033Image density detection on recording member
    • G03G2215/00037Toner image detection
    • G03G2215/00042Optical detection

Abstract

【課題】副走査方向に沿った筋状画像を生じさせる原因を特定する手間を軽減可能な画像処理装置、及び異常判断方法を提供すること。【解決手段】画像形成装置は、シートに印刷された検査用画像X100のうち濃度が所定の基準濃度値以上の第1画像X11〜X14及び濃度が前記基準濃度値未満の第2画像X21〜X24から、副走査方向D72に沿った筋状画像Yを検出する検出処理部と、前記検出処理部による第1画像X11〜X14及び第2画像X21〜X24各々における筋状画像Yの検出結果に基づいて、電子写真方式の画像形成部における異常原因を判断する判断処理部と、を備える。【選択図】図8

Description

本発明は、画像処理装置、及び異常判断方法に関する。
電子写真方式で画像を形成可能な画像形成部を備えるプリンターなどの画像処理装置が知られている。また、予め定められた検査用画像を形成し、当該検査用画像から読み取られる画像データに基づいて、前記画像形成部における不具合を検出可能な画像処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−142740号公報
ところで、画像処理装置では、前記画像形成部により形成される画像に副走査方向に沿った筋状画像が表れる不具合が発生することがある。この不具合は、前記画像形成部の構成要素のいずれかが原因となって発生する。ここで、従来の画像処理装置では、人が、前記画像形成部における前記筋状画像を生じさせる原因箇所を特定して、特定された原因箇所に応じた対処を行う必要がある。
本発明の目的は、副走査方向に沿った筋状画像を生じさせる原因を特定する手間を軽減可能な画像処理装置、及び異常判断方法を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像処理装置は、検出処理部と、判断処理部とを備える。前記検出処理部は、画像データが示す画像のうち濃度が予め定められた基準濃度値以上の第1画像及び濃度が前記基準濃度値未満の第2画像から、副走査方向に沿った筋状画像を検出する。前記判断処理部は、前記検出処理部による前記第1画像及び前記第2画像各々における前記筋状画像の検出結果に基づいて、電子写真方式の画像形成部における異常原因を判断する。
本発明の他の局面に係る異常判断方法は、画像データが示す画像のうち濃度が予め定められた基準濃度値以上の第1画像及び濃度が前記基準濃度値未満の第2画像から、副走査方向に沿った筋状画像を検出することと、前記第1画像及び前記第2画像各々における前記筋状画像の検出結果に基づいて、電子写真方式の画像形成部における異常原因を判断することと、を実行する。
本発明によれば、副走査方向に沿った筋状画像を生じさせる原因を特定する手間を軽減可能な画像処理装置、及び異常判断方法が実現される。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のシステム構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の画像形成ユニット及び中間転写装置の構成を示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の光走査装置の構成を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の光走査装置の構成を示す図である。 図6は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の清掃機構の構成を示す図である。 図7は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の清掃部の構成を示す図である。 図8は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で印刷される検査用画像の一例を示す図である。 図9は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の検出処理部による処理内容を説明するための図である。 図10は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で実行される異常判断処理の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像形成装置10の構成]
まず、図1及び図2を参照しつつ、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の構成について説明する。ここで、図1は画像形成装置10の構成を示す断面模式図である。
なお、説明の便宜上、画像形成装置10が使用可能な設置状態(図1に示される状態)で鉛直方向を上下方向D1と定義する。また、図1に示される画像形成装置10の紙面左側の面を正面(前面)として前後方向D2を定義する。また、前記設置状態の画像形成装置10の正面を基準として左右方向D3を定義する。
画像形成装置10は、原稿から画像データを読み取るスキャン機能、及び画像データに基づいて画像を形成するプリント機能と共に、ファクシミリ機能、及びコピー機能などの複数の機能を有する複合機である。
図1及び図2に示されるように、画像形成装置10は、ADF(自動原稿搬送装置)1、第1画像読取部2、画像形成部3、給紙部4、制御部5、操作表示部6、及び第2画像読取部7を備える。ここに、画像形成装置10が、本発明における画像処理装置の一例である。なお、本発明における画像処理装置は、制御部5を備えるスキャナー、プリンター装置、ファクシミリ装置、コピー機、及びパーソナルコンピューターなどであってもよい。
ADF1は、原稿セット部、複数の搬送ローラー、原稿押さえ、及び排紙部などを備え、第1画像読取部2によって読み取られる原稿を搬送する。
第1画像読取部2は、原稿台、光源、複数のミラー、光学レンズ、及びCCDなどを備え、原稿から画像データを読み取ることが可能である。
画像形成部3は、第1画像読取部2で読み取られた画像データに基づいて、電子写真方式でシートに画像を形成することが可能である。また、画像形成部3は、外部の情報処理装置から入力された画像データに基づいて、シートに画像を形成することも可能である。画像形成部3の構成については後段で詳述する。
給紙部4は、画像形成部3にシートを供給する。図1に示されるように、給紙部4は、給紙カセット41、シート搬送路42、及び複数の搬送ローラーなどを備える。給紙カセット41には、印刷に用いられるシートが収容される。例えば、給紙カセット41に収容されるシートは、紙、コート紙、ハガキ、封筒、及びOHPシートなどのシート部材である。シート搬送路42は、給紙カセット41と画像形成部3の排紙トレイ40(図1参照)との間に形成されるシートの移動通路である。前記複数の搬送ローラーは、シート搬送路42に設けられ、シートを給紙カセット41から排紙トレイ40へ搬送する。
図2に示されるように、制御部5は、CPU5A、ROM5B、RAM5C、及び不揮発性メモリー5Dなどの制御機器を備える。CPU5Aは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。ROM5Bは、CPU5Aに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶装置である。RAM5Cは、揮発性の記憶装置であって、CPU5Aが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。不揮発性メモリー5Dは、フラッシュメモリー及びEEPROM(登録商標)などの不揮発性の記憶装置である。制御部5では、CPU5AによりROM5Bに予め記憶された各種の制御プログラムが実行される。これにより、画像形成装置10が制御部5により統括的に制御される。なお、制御部5は、集積回路(ASIC)などの電子回路で構成されたものであってもよく、画像形成装置10を統括的に制御するメイン制御部とは別に設けられた制御部であってもよい。
操作表示部6は、制御部5からの制御指示に応じて各種の情報を表示する液晶ディスプレーなどの表示部、及びユーザーの操作に応じて制御部5に各種の情報を入力する操作キー又はタッチパネルなどの操作部を有する。
第2画像読取部7は、シート搬送路42における画像形成部3の定着装置39(図1参照)よりも給紙部4によるシートの搬送方向の下流側で、給紙部4によって搬送されるシートから画像を読み取る。図1及び図2に示されるように、第2画像読取部7は撮像素子71を含む。撮像素子71は、発光部及び受光部を備えるCIS(Contact Image Sensor)などのイメージセンサーである。前記発光部は、給紙部4によって搬送されるシートへ向けて光を射出する。前記受光部は、前記発光部から射出されてシートで反射した光を受光して受光量に応じた電気信号を出力する。第2画像読取部7は、撮像素子71の前記受光部から出力される電気信号を不図示のアナログフロントエンド回路でデジタル信号(画像データ)に変換して、変換後の画像データを制御部5に入力する。
ここで、第2画像読取部7は、画素の色がR(レッド)G(グリーン)B(ブルー)値で表現された画像データを制御部5に入力する。例えば、第2画像読取部7は、R値、G値、B値各々が0〜255までの256階調で表現された画像データを制御部5に入力する。以下、R値、G値、B値各々が0の色をK(ブラック)であると仮定して説明する。
なお、第2画像読取部7は、画像形成ユニット31〜34(図1参照)各々によって中間転写ベルト371の表面に形成された画像(トナー像)を読み取るものであってもよい。この場合、撮像素子71は、中間転写ベルト371の回転方向D4における画像形成ユニット34と二次転写ローラー38との間に位置で、中間転写ベルト371の表面と対向して設けられる。また、画像形成装置10は、第2画像読取部7を備えていなくてもよい。
[画像形成部3の構成]
次に、図1及び図3を参照しつつ、画像形成部3の構成について説明する。ここで、図3は画像形成ユニット31〜34、及び中間転写装置37の構成を示す断面模式図である。
図1及び図3に示されるように、画像形成部3は、画像形成ユニット31〜34、光走査装置35〜36、中間転写装置37、二次転写ローラー38、定着装置39、及び排紙トレイ40を備える。
画像形成ユニット31はY(イエロー)、画像形成ユニット32はC(シアン)、画像形成ユニット33はM(マゼンタ)、画像形成ユニット34はK(ブラック)に対応する電子写真方式の画像形成ユニットである。図3に示されるように、画像形成ユニット31〜34は、画像形成装置10の前後方向D2に沿って前方からイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの順に併設される。以下、画像形成ユニット31〜34を総称して、画像形成ユニット30と呼称することがある。
図1及び図3に示されるように、画像形成ユニット31は、感光体ドラム311、帯電ローラー312、現像装置313、一次転写ローラー314、ドラム清掃部315、及びトナーコンテナ316を備える。また、画像形成ユニット32は、感光体ドラム321、帯電ローラー322、現像装置323、一次転写ローラー324、ドラム清掃部325、及びトナーコンテナ326を備える。また、画像形成ユニット33は、感光体ドラム331、帯電ローラー332、現像装置333、一次転写ローラー334、ドラム清掃部335、及びトナーコンテナ336を備える。また、画像形成ユニット34は、感光体ドラム341、帯電ローラー342、現像装置343、一次転写ローラー344、ドラム清掃部345、及びトナーコンテナ346を備える。以下、感光体ドラム311、感光体ドラム321、感光体ドラム331、及び感光体ドラム341を総称して、感光体ドラム301と呼称することがある。また、現像装置313、現像装置323、現像装置333、及び現像装置343を総称して、現像装置303と呼称することがある。
感光体ドラム311は、静電潜像を担持する。感光体ドラム311は、左右方向D3に延在する回転軸を有する。前記回転軸は、感光体ドラム311、帯電ローラー312、及びドラム清掃部315を収容する不図示のユニット筐体によって回転可能に支持されている。感光体ドラム311は、不図示のモーターから供給される回転駆動力を受けて、図3に示される回転方向D5へ回転する。感光体ドラム321、331、341も、感光体ドラム311と同様である。ここに、感光体ドラム301が、本発明における像担持体の一例である。
帯電ローラー312は、不図示の電源からの電圧の印加を受けて、感光体ドラム311の表面を正極性に帯電させる。帯電ローラー312によって帯電された感光体ドラム311の表面には、光走査装置35から照射される光によって静電潜像が形成される。帯電ローラー322、332、342も、帯電ローラー312と同様である。
現像装置313は、感光体ドラム311の表面に形成された静電潜像を現像する。現像装置313は、一対の撹拌部材、マグネットローラー、及び現像ローラーを有する。前記一対の撹拌部材は、現像装置313の内部に収容されたトナー及びキャリアを含む現像剤を撹拌する。これにより、前記現像剤に含まれるトナーは、前記現像剤に含まれるキャリアとの摩擦によって正極性に帯電する。前記マグネットローラーは、前記一対の撹拌部材によって撹拌された前記現像剤を汲み上げて、当該現像剤に含まれるトナーを前記現像ローラーの表面に供給する。前記現像ローラーは、不図示の電源からの電圧の印加を受けて、表面に付着したトナーを感光体ドラム311へ供給する。これにより、感光体ドラム311の表面に形成された静電潜像が現像される。そのため、感光体ドラム311の表面にトナー像が形成される。現像装置313には、トナーコンテナ316からトナーが供給される。現像装置323、333、343も、現像装置313と同様である。ここに、現像装置303が、本発明における現像部の一例である。
一次転写ローラー314は、不図示の電源からの負極性の電圧の印加を受けて、感光体ドラム311の表面に形成されたトナー像を中間転写ベルト371(図2参照)に転写する。一次転写ローラー324、334、344も、一次転写ローラー314と同様である。
ドラム清掃部315は、トナー像が転写された後の感光体ドラム311の表面を清掃する。ドラム清掃部315は、クリーニング部材、及び搬送部材を有する。前記クリーニング部材は、ブレード状に形成されており、感光体ドラム311の表面から当該表面に付着したトナーを除去する。前記搬送部材は、前記クリーニング部材によって除去されたトナーを不図示のトナー収容容器へ搬送する。ドラム清掃部325、335、345も、ドラム清掃部315と同様である。
光走査装置35は、画像形成ユニット31〜32に含まれる感光体ドラム311、321各々に画像データに基づく光を走査する。これにより、感光体ドラム311、321各々に静電潜像が形成される。光走査装置36は、画像形成ユニット33〜34に含まれる感光体ドラム331、341各々に画像データに基づく光を走査する。これにより、感光体ドラム331、341各々に静電潜像が形成される。ここに、光走査装置35及び光走査装置36が、本発明における潜像形成部の一例である。以下、光走査装置35及び光走査装置36を総称して、光走査装置91と呼称することがある。光走査装置35の構成については後段で詳述する。
中間転写装置37は、中間転写ベルト371を用いて、画像形成ユニット31〜34に含まれる感光体ドラム311、321、331、341各々から中間転写ベルト371に転写されるトナー像を搬送する。図3に示されるように、中間転写装置37は、中間転写ベルト371、駆動ローラー372、張架ローラー373、及びベルト清掃部374を備える。中間転写ベルト371は、感光体ドラム311、321、331、341各々の表面に形成されたトナー像が転写される無端状のベルト部材である。図3に示されるように、中間転写ベルト371は、画像形成装置10の前後方向D2において離間して配置された駆動ローラー372及び張架ローラー373によって張架される。駆動ローラー372は、不図示のモーターから供給される回転駆動力を受けて回転する。これにより、中間転写ベルト371は、図3に示される回転方向D4へ回転する。感光体ドラム311、321、331、341各々から中間転写ベルト371の表面に転写されたトナー像は、中間転写ベルト371の回転に伴って二次転写ローラー38へ搬送される。ベルト清掃部374は、二次転写ローラー38によるトナー像の転写位置よりも中間転写ベルト371の回転方向D4の下流側で中間転写ベルト371の表面を清掃する。
二次転写ローラー38は、不図示の電源からの負極性の電圧の印加を受けて、中間転写ベルト371の表面に形成されたトナー像を給紙部4によって供給されるシートに転写する。
定着装置39は、二次転写ローラー38によってシートに転写されたトナー像をそのシートに溶融定着させる。定着装置39は、定着ローラー及び加圧ローラーを備える。前記定着ローラーは、前記加圧ローラーと接触して設けられ、シートに転写されたトナー像を加熱してそのシートに定着させる。前記加圧ローラーは、前記定着ローラーとの間で形成される接触部を通過するシートを加圧する。
[光走査装置35の構成]
次に、図4及び図5を参照しつつ、光走査装置35の構成について説明する。ここで、図4は光走査装置35の構成を示す断面模式図である。また、図5はハウジング350の上部の構成を示す平面図である。なお、図4及び図5における二点鎖線は、光源351A、351B(図5参照)から射出される光L1〜L2の光路を示すものである。
図4及び図5に示されるように、光走査装置35は、光源351A、351B、ポリゴンミラー352、ポリゴンモーター353、fθレンズ354A、354B、fθレンズ355A、355B、折り返しミラー356A、356B、折り返しミラー357A、357B、折り返しミラー358A、358B、及びこれらの構成要素を収容するハウジング350を備える。ハウジング350は、図3及び図4に示されるように、透光部359A、359Bを有する。なお、光走査装置36も同様に構成されているため、ここではそれらの説明を省略する。
光源351A、351Bは、画像データに対応する光を射出する。例えば、光源351A、351Bはレーザーダイオードである。光源351Aは、画像形成ユニット31の感光体ドラム311に照射される光L1(図4参照)を射出する。また、光源351Bは、画像形成ユニット32の感光体ドラム321に照射される光L2(図4参照)を射出する。
ポリゴンミラー352は、光源351A、351Bから射出される光を走査させる。例えば、ポリゴンミラー352は、図5に示されるように、平面視が正六角形に形成されており、光源351A、351B各々から射出される光を反射する複数の反射面を有する。
ポリゴンモーター353は、ポリゴンミラー352に回転駆動力を供給して、ポリゴンミラー352を回転させる。図4に示されるように、ポリゴンミラー352は、ポリゴンモーター353の回転軸353Aに固定されて設けられる。
ポリゴンミラー352は、ポリゴンモーター353から供給される回転駆動力により、回転軸353Aを中心に、図5に示される回転方向D6に回転する。これにより、ポリゴンミラー352は、回転に伴って前記反射面各々で順に光を走査させる。具体的に、ポリゴンミラー352は、光源351Aから射出される光L1を、図5に示される走査方向D31(左右方向D3における右方向)に走査させる。また、ポリゴンミラー352は、光源351Bから射出される光L2を、図5に示される走査方向D32(左右方向D3における左方向)に走査させる。以下、左右方向D3のことを主走査方向D71と呼称することがある。また、主走査方向D71と直交する方向のことを副走査方向D72(図8参照)と呼称することがある。
fθレンズ354A、fθレンズ355A、折り返しミラー356A、折り返しミラー357A、折り返しミラー358A、及び透光部359Aは、光源351Aに対応して設けられる。fθレンズ354A、及びfθレンズ355Aは、ポリゴンミラー352により等角速度で走査される光L1を走査方向D31に沿って等速走査される光に変換する。折り返しミラー356A、折り返しミラー357A、折り返しミラー358Aは、fθレンズ354A、及びfθレンズ355Aを通過した光L1を透光部359Aへ案内する。
一方、fθレンズ354B、fθレンズ355B、折り返しミラー356B、折り返しミラー357B、折り返しミラー358B、及び透光部359Bは、光源351Bに対応して設けられる。fθレンズ354B、及びfθレンズ355Bは、ポリゴンミラー352により等角速度で走査される光L2を走査方向D32に沿って等速走査される光に変換する。折り返しミラー356B、折り返しミラー357B、折り返しミラー358Bは、fθレンズ354B、及びfθレンズ355B通過した光L2を透光部359Bへ案内する。
透光部359A、359Bは、ポリゴンミラー352により走査される光が透過する。透光部359A、359Bは、ハウジング350の上部に形成された左右方向D3に長尺な開口部を塞ぐ透明な部材である。例えば、透光部359A、359Bは、ガラス板又はアクリル板である。透光部359Aを透過した光L1は、画像形成ユニット31の感光体ドラム311へ射出される。また、透光部359Bを透過した光L2は、画像形成ユニット32の感光体ドラム321へ射出される。以下、透光部359A、359Bを総称して、透光部92と呼称することがある。
ここで、光走査装置35では、透光部359A、359Bに飛散トナーなどの異物が付着して、透光部359A、359Bから射出される光L1、L2の光量が低下することがある。これに対し、光走査装置35には、透光部359A、359Bに対応する二つの清掃機構8が設けられている。
[清掃機構8の構成]
次に、図5〜図7を参照しつつ、清掃機構8の構成について説明する。ここで、図6はスクリュー軸811によって支持された状態の清掃部82の構成を示す斜視図である。また、図7はスクリュー軸811から取り外された状態の清掃部82の構成を示す斜視図である。なお、図7では、接触部824が取り外された状態の清掃部82が示されている。
ここで、二つの清掃機構8は、それぞれ同一の構成要素を有する。そのため、以下においては、透光部359Aに対応する清掃機構8のみについて説明し、透光部359Bに対応する清掃機構8については説明を省略する。
清掃機構8は、ハウジング350の上面に設けられ、透光部359Aの表面を清掃する。図5に示されるように、清掃機構8は、支持部81、及び清掃部82を備える。
支持部81は、清掃部82を左右方向D3に沿って移動可能に支持する。図5に示されるように、支持部81は、スクリュー軸811、及びガイド部812、813を有する。
スクリュー軸811は、清掃部82を支持すると共に、清掃部82に左右方向D3に沿った移動のための駆動力を供給する。図6に示されるように、スクリュー軸811は、外面に螺旋状の溝部811Aが形成された軸部材である。スクリュー軸811は、ハウジング350の上部に設けられる軸受部811B(図5参照)によって回転可能に支持される。また、スクリュー軸811は、長手方向における一方の端部に設けられたギヤ811C(図5参照)を介して、不図示のモーターから回転駆動力を伝達される。
ガイド部812、813は、清掃部82を支持すると共に、清掃部82を左右方向D3に沿って案内する。例えば、ガイド部812、813は柱状の部材である。図5に示されるように、ガイド部812、813は、前後方向D2においてスクリュー軸811を挟むように配置される。ガイド部812、813は、軸受部811Bによってその両端部が支持される。なお、ガイド部812、813は、ハウジング350の上部においてハウジング350と一体に形成されていてもよい。
清掃部82は、透光部359Aに接触した状態で左右方向D3に沿って移動可能に設けられる。図6及び図7に示されるように、清掃部82は、軸受部821、第1アーム部822、第2アーム部823、及び接触部824を備える。
軸受部821は、図7に示されるように筒状に形成される。軸受部821は、第1アーム部822及び第2アーム部823と一体に形成されている。図7に示されるように、軸受部821は、スクリュー軸811が挿通される軸孔821Aを有する。軸孔821Aの内側には、スクリュー軸811の溝部811Aと係合可能な突起部821B(図7参照)が設けられている。また、軸受部821は、下方へ向けて突出する突出部821Cを有する。突出部821Cは、ハウジング350の上部に形成される左右方向D3に沿った溝部(不図示)に挿入される。これにより、清掃部82の移動方向が左右方向D3に規制される。
第1アーム部822は、軸受部821の外周面から後方向へ突出して設けられる。図7に示されるように、第1アーム部822の突出方向における先端部には、ガイド部812を把持可能な把持部822Aが形成されている。把持部822Aによりガイド部812が把持されることで、清掃部82のスクリュー軸811を中心とした回動が規制される。
第2アーム部823は、軸受部821の外周面から第1アーム部822の突出方向とは逆方向へ突出して設けられる。図7に示されるように、第2アーム部823の突出方向における先端部には、ガイド部813を把持可能な把持部823Aが形成されている。把持部823Aによりガイド部813が把持されることで、清掃部82のスクリュー軸811を中心とした回動が規制される。また、第2アーム部823は、接触部824を着脱可能な装着部823B(図7参照)を有する。装着部823Bは、第2アーム部823の下面における透光部359Aとの対向位置に設けられる。
接触部824は、透光部359Aの表面に接触して設けられる。例えば、接触部824は、板状に形成された弾性部材である。接触部824は、第2アーム部823の装着部823Bに装着されることで、清掃部82に取り付けられる。なお、接触部824は、ブラシ状の部材であってもよい。
清掃機構8では、不図示のモーターから供給される回転駆動力によってスクリュー軸811が回転されると、軸受部821の突起部821Bがスクリュー軸811の溝部811Aに案内されて、清掃部82がスクリュー軸811の軸方向に沿って移動する。これにより、透光部359Aの表面に接触する接触部824が左右方向D3に移動するため、透光部359Aの上面が清掃される。
ところで、画像形成装置10では、画像形成部3により形成される画像に副走査方向D72に沿った筋状画像Y(図8参照)が表れる不具合が発生することがある。具体的に、筋状画像Yは、周囲よりも濃度が薄い画像であって、白筋とも呼ばれる。この不具合は、画像形成部3の構成要素のいずれかが原因となって発生する。ここで、従来の画像処理装置では、人が、画像形成部3における筋状画像Yを生じさせる原因箇所を特定して、特定された原因箇所に応じた対処を行う必要がある。これに対し、本発明の実施形態に係る画像形成装置10では、以下に説明するように、筋状画像Yを生じさせる原因を特定する手間を軽減することが可能である。
具体的に、制御部5のROM5Bには、制御部5のCPU5Aに後述の異常判断処理(図10のフローチャート参照)を実行させるための異常判断プログラムが予め記憶されている。なお、前記異常判断プログラムは、CD、DVD、フラッシュメモリーなどのコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されており、前記記録媒体から読み取られて不揮発性メモリー5Dにインストールされてもよい。
そして、制御部5は、図2に示されるように、印刷処理部51、読取処理部52、検出処理部53、判断処理部54、清掃処理部55、及び報知処理部56を含む。具体的に、制御部5は、CPU5Aを用いてROM5Bに記憶されている前記異常判断プログラムを実行する。これにより、制御部5は、印刷処理部51、読取処理部52、検出処理部53、判断処理部54、清掃処理部55、及び報知処理部56として機能する。
印刷処理部51は、画像形成部3及び給紙部4を用いて、シートに予め定められた検査用画像X100(図8参照)を印刷する。
ここで、図8を参照しつつ、検査用画像X100について説明する。図8は、画像形成装置10において印刷処理部51により印刷される検査用画像X100の一例を示す図である。なお、図8では、第1画像X11〜X14及び第2画像X21〜X24にハッチングが施されている。
検査用画像X100は、画像形成部3において筋状画像Yが表れる不具合が発生しているか否かの判断に用いられる画像である。また、検査用画像X100は、画像形成部3において筋状画像Yが表れる不具合が発生していると判断された場合に、当該不具合の原因の特定に用いられる画像である。
検査用画像X100は、画像形成部3の印刷色各々に対応する第1画像X10及び第2画像X20を含む。具体的に、図8に示されるように、検査用画像X100は、K(ブラック)に対応する第1画像X11及び第2画像X21を含む。また、検査用画像X100は、C(シアン)に対応する第1画像X12及び第2画像X22を含む。また、検査用画像X100は、M(マゼンタ)に対応する第1画像X13及び第2画像X23を含む。また、検査用画像X100は、Y(イエロー)に対応する第1画像X14及び第2画像X24を含む。
ここで、第1画像X10は、当該第1画像X10に対応する色の濃度が予め定められた基準濃度値以上の画像である。図8に示されるように、第1画像X10は、副走査方向D72に予め定められた幅を有し、主走査方向D71に長尺な帯状の画像である。また、第2画像X20は、当該第2画像X20に対応する色の濃度が前記基準濃度値未満の画像である。即ち、第2画像X20は、対応する色が共通する第1画像X10よりも当該色の濃度が薄い画像である。図8に示されるように、第2画像X20は、第1画像X10と同様に、副走査方向D72に予め定められた幅を有し、主走査方向D71に長尺な帯状の画像である。
例えば、第1画像X11は、K(ブラック)の濃度が100パーセントであって、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)各々の濃度が0パーセントの画像である。換言すると、第1画像X11は、K(ブラック)のベタ画像である。第2画像X21は、K(ブラック)の濃度が40パーセントであって、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)各々の濃度が0パーセントの画像である。換言すると、第2画像X21は、K(ブラック)のハーフトーン画像である。
また、第1画像X12は、C(シアン)の濃度が100パーセントであって、K(ブラック)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)各々の濃度が0パーセントの画像である。換言すると、第1画像X12は、C(シアン)のベタ画像である。第2画像X22は、C(シアン)の濃度が40パーセントであって、K(ブラック)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)各々の濃度が0パーセントの画像である。換言すると、第2画像X22は、C(シアン)のハーフトーン画像である。
また、第1画像X13は、M(マゼンタ)の濃度が100パーセントであって、C(シアン)、K(ブラック)、Y(イエロー)各々の濃度が0パーセントの画像である。換言すると、第1画像X13は、M(マゼンタ)のベタ画像である。第2画像X23は、M(マゼンタ)の濃度が40パーセントであって、C(シアン)、K(ブラック)、Y(イエロー)各々の濃度が0パーセントの画像である。換言すると、第2画像X23は、M(マゼンタ)のハーフトーン画像である。
また、第1画像X14は、Y(イエロー)の濃度が100パーセントであって、C(シアン)、M(マゼンタ)、K(ブラック)各々の濃度が0パーセントの画像である。換言すると、第1画像X14は、Y(イエロー)のベタ画像である。第2画像X24は、Y(イエロー)の濃度が40パーセントであって、C(シアン)、M(マゼンタ)、K(ブラック)各々の濃度が0パーセントの画像である。換言すると、第2画像X24は、Y(イエロー)のハーフトーン画像である。
例えば、画像形成装置10では、検査用画像X100に対応する検査用画像データが予めROM5Bに格納されている。印刷処理部51は、ROM5Bに格納されている前記検査用画像データに基づいて、シートに検査用画像X100を印刷する。
なお、第1画像X11は、K(ブラック)の濃度が前記基準濃度値以上100パーセント未満であって、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)各々の濃度が0パーセントの画像であってもよい。第1画像X12〜X14についても、第1画像X11と同様であってよい。また、第2画像X21は、K(ブラック)の濃度が筋状画像YにおけるK(ブラック)の濃度値を超えており前記基準濃度値未満であって、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)各々の濃度が0パーセントの画像であってもよい。第2画像X22〜X24についても、第2画像X21と同様であってよい。前記基準濃度値の設定方法については後述する。
また、検査用画像X100は、画像形成部3における筋状画像Yとは異なる異常画像が表れる不具合の検出に用いられる画像を含んでいてもよい。
読取処理部52は、第2画像読取部7を用いて、印刷処理部51によって検査用画像X100が印刷されたシートから画像データを読み取る。
なお、読取処理部52は、第1画像読取部2を用いて、検査用画像X100が印刷されたシートから画像データを読み取ってもよい。例えば、読取処理部52は、印刷処理部51によってシートに検査用画像X100が印刷された場合に、当該シートのスキャンを促すメッセージを操作表示部6に表示させてよい。そして、読取処理部52は、操作表示部6におけるユーザーの操作に応じて、第1画像読取部2を用いた画像データの読取処理を実行してもよい。
検出処理部53は、読取処理部52によって読み取られた画像データから筋状画像Yを検出する。
具体的に、検出処理部53は、まず、読取処理部52によって読み取られた画像データから画像形成部3の印刷色各々に対応する第1画像X10及び第2画像X20を検出する。
例えば、検出処理部53は、前記検査用画像データにおける第1画像X11〜X14、及び第2画像X21〜X24各々の位置に基づいて、読取処理部52によって読み取られた画像データから第1画像X11〜X14、及び第2画像X21〜X24を検出する。
なお、検出処理部53は、読取処理部52によって読み取られた画像データに含まれる画素各々のRGB値に基づいて、第1画像X11〜X14、及び第2画像X21〜X24を検出してもよい。例えば、検出処理部53が、副走査方向D72における幅及び色が第2画像X22と同一であって、主走査方向D71における長さが予め定められた距離以上の領域を検出した場合に、当該領域を第2画像X22の一部であると判断する構成が考えられる。
そして、検出処理部53は、検出された各色に対応する第1画像X10及び第2画像X20各々から筋状画像Yを検出する。
具体的に、検出処理部53は、第1画像X10における主走査方向D71に沿った濃度遷移の有無に基づいて、当該第1画像X10における筋状画像Yの有無及び位置を判断する。また、検出処理部53は、第2画像X20における主走査方向D71に沿った濃度遷移の有無に基づいて、当該第2画像X20における筋状画像Yの有無及び位置を判断する。
例えば、検出処理部53は、第1画像X12に含まれる主走査方向D71に沿った複数のライン(画素列)からいずれか一つのラインを抽出する。次に、検出処理部53は、抽出されたラインに含まれる画素各々のRGB値のうち、第1画像X12に対応する色(シアン)の補色(レッド)の値に対して、予め定められた第1閾値を用いた二値化処理を実行する。例えば、前記第1閾値は120である。そして、検出処理部53は、二値化処理後のラインにおいて上記補色の値が1の領域が存在する場合に、第1画像X12に筋状画像Yが存在すると判断する。また、検出処理部53は、二値化処理後のラインにおける上記補色の値が1の領域に、筋状画像Yが存在すると判断する。なお、前記第1閾値は、第1画像X12におけるR値よりも高く、且つ第1画像X12に現れる筋状画像YのR値よりも低い任意の値であってよい。
また、検出処理部53は、第2画像X22に含まれる主走査方向D71に沿った複数のラインからいずれか一つのラインを抽出する。次に、検出処理部53は、抽出されたラインに含まれる画素各々のRGB値のうち、第2画像X22に対応する色(シアン)の補色(レッド)の値に対して、予め定められた第2閾値を用いた二値化処理を実行する。例えば、前記第2閾値は200である。そして、検出処理部53は、二値化処理後のラインにおいて上記補色の値が1の領域が存在する場合に、第2画像X22に筋状画像Yが存在すると判断する。また、検出処理部53は、二値化処理後のラインにおける上記補色の値が1の領域に、筋状画像Yが存在すると判断する。なお、前記第2閾値は、第2画像X22におけるR値よりも高く、且つ第2画像X22に現れる筋状画像YのR値よりも低い任意の値であってよい。
ここで、図9には、検出処理部53によって第2画像X22から抽出される主走査方向D71に沿った1ラインの一例であるラインZが示されている。なお、図9における横軸は、ラインZに含まれる画素各々の主走査方向D71における画素位置を示している。また、図9における縦軸は、ラインZに含まれる画素のR値を示している。
図9に示されるように、ラインZにおいて、画素位置P1から画素位置P2までの領域に含まれる画素各々のR値が前記第2閾値である200を超えている。そのため、検出処理部53は、画素位置P1から画素位置P2までの領域に筋状画像Yが存在すると判断する。また、図9に示されるように、ラインZにおいて、画素位置P3から画素位置P4までの領域に含まれる画素各々のR値が前記第2閾値である200を超えている。そのため、検出処理部53は、画素位置P3から画素位置P4までの領域に筋状画像Yが存在すると判断する。
なお、検出処理部53は、第1画像X12からの1ラインの抽出に替えて、第1画像X12に含まれる副走査方向D72に沿ったライン各々において当該ラインに含まれる画素のR値の平均値を算出してもよい。また、検出処理部53は、第2画像X22からの1ラインの抽出に替えて、第2画像X22に含まれる副走査方向D72に沿ったライン各々において当該ラインに含まれる画素のR値の平均値を算出してもよい。
検出処理部53は、第1画像X12と同様の手順で、第1画像X11、第1画像X13、及び第1画像X14各々における筋状画像Yの有無及び位置を判断する。なお、検出処理部53は、第1画像X11における筋状画像Yの有無及び位置を判断する場合に、第1画像X11から抽出されたラインに含まれる画素各々のRGB値のうち、いずれか1色の値に対して前記第1閾値を用いた二値化処理を実行してよい。
また、検出処理部53は、第2画像X22と同様の手順で、第2画像X21、第2画像X23、及び第2画像X24各々における筋状画像Yの有無及び位置を判断する。なお、検出処理部53は、第2画像X21における筋状画像Yの有無及び位置を判断する場合に、第2画像X21から抽出されたラインに含まれる画素各々のRGB値のうち、いずれか1色の値に対して前記第2閾値を用いた二値化処理を実行してよい。
また、検出処理部53は、筋状画像Yの外縁部における濃度遷移の傾きを検出することが可能である。ここで、筋状画像Yの外縁部とは、検出処理部53によって検出された筋状画像Yの端部位置のことである。例えば、図8に示される紙面左側の筋状画像Yの外縁部は、図9に示される画素位置P1、P2である。
例えば、検出処理部53は、画素位置P1に存在する画素の両隣に位置する二つの画素の濃度差を、図8に示される紙面左側の筋状画像Yの外縁部における濃度変化の傾きとして検出する。
なお、検出処理部53は、画素位置P1を含む予め定められた画素数の領域における濃度の下限値と上限値との差を、筋状画像Yの外縁部における濃度変化の傾きとして検出してもよい。また、検出処理部53は、画素位置P1に存在する画素の両隣に位置する二つの画素の濃度差と、画素位置P2に存在する画素の両隣に位置する二つの画素の濃度差との平均値を、筋状画像Yの外縁部における濃度変化の傾きとして検出してもよい。
判断処理部54は、検出処理部53による第1画像X10及び第2画像X20各々における筋状画像Yの検出の有無と、筋状画像Yの外縁部における濃度遷移の傾きとに基づいて、画像形成部3における異常原因を判断する。
具体的に、判断処理部54は、印刷色が共通する第1画像X10及び第2画像X20の両方において筋状画像Yが検出された場合に、当該印刷色に対応する現像装置303を異常原因として特定する。
また、判断処理部54は、印刷色が共通する第1画像X10及び第2画像X20のうち第2画像X20においてのみ筋状画像Yが検出され、当該筋状画像Yの外縁部における濃度変化の傾きが予め定められた第3閾値(本発明における閾値の一例)以上である場合に、当該印刷色に対応する感光体ドラム301を異常原因として特定する。
また、判断処理部54は、印刷色が共通する第1画像X10及び第2画像X20のうち第2画像X20においてのみ筋状画像Yが検出され、当該筋状画像Yの外縁部における濃度変化の傾きが前記第3閾値未満である場合に、当該印刷色に対応する感光体ドラム301に静電潜像を形成する光走査装置91を異常原因として特定する。
ここで、前記第3閾値は、筋状画像Yを発生させる原因を感光体ドラム301及び光走査装置91に人為的に作出して、感光体ドラム301に原因が存在する場合の筋状画像Yの外縁部における濃度遷移の傾きと、光走査装置91に原因が存在する場合の筋状画像Yの外縁部における濃度遷移の傾きとに基づいて定めることが可能である。例えば、感光体ドラム301の外周に糸くずを巻き付けることで、筋状画像Yを発生させることが可能である。また、光走査装置91の透光部92にトナーなどの異物を付着させることで、筋状画像Yを発生させることが可能である。
また、前記基準濃度値は、筋状画像Yを発生させる原因を感光体ドラム301又は光走査装置91に人為的に作出して、その状態の画像形成装置10を用いて、それぞれ第1画像X10の濃度が異なる複数の検査用画像X100を印刷して、当該複数の検査用画像X100各々における筋状画像Yの出現状況に基づいて定めることが可能である。
なお、印刷色が共通する第1画像X10及び第2画像X20の両方において筋状画像Yが検出された場合に当該印刷色に対応する現像装置303に異常原因が存在するとの判断は、出願人の経験則に基づくものである。また、印刷色が共通する第1画像X10及び第2画像X20のうち第2画像X20においてのみ筋状画像Yが検出され、当該筋状画像Yの外縁部における濃度変化の傾きが大きい(筋状画像Yの輪郭がはっきりしている)場合に当該印刷色に対応する感光体ドラム301に異常原因が存在するとの判断は、出願人の経験則に基づくものである。また、印刷色が共通する第1画像X10及び第2画像X20のうち第2画像X20においてのみ筋状画像Yが検出され、当該筋状画像Yの外縁部における濃度変化の傾きが小さい(筋状画像Yの輪郭がぼやけている)場合に当該印刷色に対応する感光体ドラム301に静電潜像を形成する光走査装置91に異常原因が存在するとの判断は、出願人の経験則に基づくものである。
なお、判断処理部54は、検出処理部53による第1画像X10及び第2画像X20各々における筋状画像Yの検出の有無のみに基づいて、画像形成部3における異常原因を判断してもよい。この場合、検出処理部53は、筋状画像Yの外縁部における濃度遷移の傾きを検出しなくてもよい。
清掃処理部55は、判断処理部54によって光走査装置91が異常原因であると判断された場合に、筋状画像Yが発生した第2画像X20に対応する印刷色の感光体ドラム301に照射される光を透過する透光部92を清掃する。
具体的に、清掃処理部55は、清掃対象の透光部92に対応する清掃機構8を用いて、当該透光部92を清掃する。
報知処理部56は、判断処理部54による判断結果を報知する。
例えば、報知処理部56は、判断処理部54によって異常原因が存在しないと判断された場合は、その旨を示す第1メッセージを操作表示部6に表示させる。また、報知処理部56は、判断処理部54によって異常原因が存在すると判断された場合は、その旨と、判断処理部54によって特定された異常原因と、検出処理部53によって特定された筋状画像Yの位置を示す情報とを含む第2メッセージを操作表示部6に表示させる。なお、報知処理部56は、検出処理部53によって筋状画像Yが検出された場合において、判断処理部54によって異常原因を特定することができない場合に、その旨を示すメッセージを表示させてもよい。
なお、制御部5は、清掃処理部55及び報知処理部56のいずれか一方を含んでいなくてもよい。
[異常判断処理]
以下、図10を参照しつつ、画像形成装置10において制御部5により実行される異常判断処理の手順の一例について説明する。ここで、ステップS11、S12・・・は、制御部5により実行される処理手順(ステップ)の番号を表している。なお、前記異常判断処理は、操作表示部6において前記異常判断処理の実行を指示する旨の操作入力が行われた場合に実行される。
<ステップS11>
まず、ステップS11において、制御部5は、画像形成部3及び給紙部4を用いて、シートに検査用画像X100を印刷する。ここで、ステップS11の処理は、制御部5の印刷処理部51により実行される。
<ステップS12>
ステップS12において、制御部5は、第2画像読取部7を用いて、ステップS11によって検査用画像X100が印刷されたシートから画像データを読み取る。ここで、ステップS12の処理は、制御部5の読取処理部52により実行される。
<ステップS13>
ステップS13において、制御部5は、ステップS12で読み取られた画像データに含まれる第1画像X10及び第2画像X20各々から筋状画像Yを検出する。ここで、ステップS13の処理は、制御部5の検出処理部53により実行される。
<ステップS14>
ステップS14において、制御部5は、ステップS13で筋状画像Yが検出された場合に、当該筋状画像Yの外縁部における濃度遷移の傾きを検出する。ここで、ステップS14の処理は、制御部5の検出処理部53により実行される。
<ステップS15>
ステップS15において、制御部5は、ステップS13による筋状画像Yの検出結果、及びステップS14による筋状画像Yの外縁部における濃度遷移の傾きの検出結果に基づいて、画像形成部3における異常原因を判断する。ここで、ステップS15の処理は、制御部5の判断処理部54により実行される。
<ステップS16>
ステップS16において、制御部5は、ステップS15によって光走査装置91が異常原因として特定されたか否かを判断する。
ここで、制御部5は、ステップS15によって光走査装置91が異常原因として特定されたと判断すると(S16のYes側)、処理をステップS17に移行させる。また、ステップS15によって光走査装置91が異常原因として特定されていなければ(S16のNo側)、制御部5は、処理をステップS18に移行させる。
<ステップS17>
ステップS17において、制御部5は、ステップS13で検出された筋状画像Yが発生した第2画像X20に対応する印刷色の感光体ドラム301に照射される光を透過する透光部92を清掃する。ここで、ステップS17の処理は、制御部5の清掃処理部55により実行される。
<ステップS18>
ステップS18において、制御部5は、ステップS15による判断結果を報知する。これにより、ユーザーは、画像形成装置10において筋状画像Yが表れる不具合が発生している場合に、筋状画像Yを生じさせる原因を知ることが可能である。ここで、ステップS18の処理は、制御部5の清掃処理部55により実行される。
このように、画像形成装置10では、印刷色各々に対応する第1画像X10及び第2画像X20を含む検査用画像X100がシートに印刷される。また、検査用画像X100が印刷されたシートから読み取られる画像データに基づいて、第1画像X10及び第2画像X20から筋状画像Yが検出される。そして、筋状画像Yの検出結果に基づいて、画像形成部3における異常原因が判断される。これにより、筋状画像Yを生じさせる原因を特定する手間を軽減することが可能である。
なお、画像形成部3は、モノクロ画像のみを印刷可能な電子写真方式の画像形成部であってもよい。この場合、検査用画像X100は、第1画像X11及び第2画像X21のみを含むものであってよい。
1 ADF
2 第1画像読取部
3 画像形成部
4 給紙部
5 制御部
6 操作表示部
7 第2画像読取部
8 清掃機構
10 画像形成装置
31〜34 画像形成ユニット
35〜36 光走査装置
37 中間転写装置
38 二次転写ローラー
39 定着装置
51 印刷処理部
52 読取処理部
53 検出処理部
54 判断処理部
55 清掃処理部
56 報知処理部

Claims (8)

  1. 画像データが示す画像のうち濃度が予め定められた基準濃度値以上の第1画像及び濃度が前記基準濃度値未満の第2画像から、副走査方向に沿った筋状画像を検出する検出処理部と、
    前記検出処理部による前記第1画像及び前記第2画像各々における前記筋状画像の検出結果に基づいて、電子写真方式の画像形成部における異常原因を判断する判断処理部と、
    を備える画像処理装置。
  2. 前記判断処理部は、前記検出処理部により前記第1画像及び前記第2画像各々において前記筋状画像が検出された場合に、静電潜像を現像する現像部を異常原因として特定する、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記検出処理部は、前記筋状画像の外縁部における濃度遷移の傾きを検出可能であり、
    前記判断処理部は、前記第1画像及び前記第2画像各々における前記筋状画像の検出の有無と前記筋状画像の外縁部における濃度遷移の傾きとに基づいて異常原因を判断する、
    請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記判断処理部は、前記検出処理部により前記第2画像のみで前記筋状画像が検出され、前記濃度遷移の傾きが予め定められた閾値以上である場合に、静電潜像が形成される像担持体を異常原因として特定する、
    請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記判断処理部は、前記検出処理部により前記第2画像のみで前記筋状画像が検出され、前記濃度遷移の傾きが予め定められた閾値未満である場合に、静電潜像を形成する潜像形成部を異常原因として特定する、
    請求項3又は4に記載の画像処理装置。
  6. 前記判断処理部による判断結果を報知する報知処理部を備える、
    請求項1〜5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記判断処理部によって静電潜像を形成する潜像形成部が異常原因であると判断された場合に、当該潜像形成部に含まれる画像データに基づく光が透過する透光部を清掃する清掃処理部を備える、
    請求項1〜6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 画像データが示す画像のうち濃度が予め定められた基準濃度値以上の第1画像及び濃度が前記基準濃度値未満の第2画像から、副走査方向に沿った筋状画像を検出することと、
    前記第1画像及び前記第2画像各々における前記筋状画像の検出結果に基づいて、電子写真方式の画像形成部における異常原因を判断することと、
    を実行する異常判断方法。
JP2018097129A 2018-05-21 2018-05-21 画像処理装置、異常判断方法 Active JP7075563B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018097129A JP7075563B2 (ja) 2018-05-21 2018-05-21 画像処理装置、異常判断方法
EP19173914.3A EP3575880B1 (en) 2018-05-21 2019-05-10 Image processing apparatus and abnormality determination method
CN201910415024.6A CN110515285B (zh) 2018-05-21 2019-05-17 图像处理装置以及异常判断方法
US16/416,269 US10627740B2 (en) 2018-05-21 2019-05-20 Image processing apparatus and abnormality determination method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018097129A JP7075563B2 (ja) 2018-05-21 2018-05-21 画像処理装置、異常判断方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019203923A true JP2019203923A (ja) 2019-11-28
JP7075563B2 JP7075563B2 (ja) 2022-05-26

Family

ID=66483974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018097129A Active JP7075563B2 (ja) 2018-05-21 2018-05-21 画像処理装置、異常判断方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10627740B2 (ja)
EP (1) EP3575880B1 (ja)
JP (1) JP7075563B2 (ja)
CN (1) CN110515285B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022100705A (ja) * 2020-12-24 2022-07-06 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像処理方法、画像処理装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100046968A1 (en) * 2008-08-22 2010-02-25 Xerox Corporation Optical measurement system and method for determining wear level of printer components
JP2015082053A (ja) * 2013-10-23 2015-04-27 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP2015132642A (ja) * 2014-01-09 2015-07-23 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP2017083544A (ja) * 2015-10-23 2017-05-18 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP2017194573A (ja) * 2016-04-20 2017-10-26 キヤノン株式会社 画像形成装置およびテストチャート

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7548252B2 (en) * 2006-02-16 2009-06-16 Canon Kabushiki Kaisha Optical scanning apparatus and color image forming apparatus using the same
JP2008077066A (ja) * 2006-08-21 2008-04-03 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成制御方法及びプログラム
JP5265248B2 (ja) * 2008-05-23 2013-08-14 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP6201281B2 (ja) * 2012-06-08 2017-09-27 株式会社リコー 画像形成装置、画像形成方法、プログラムおよび記録媒体
JP5660738B2 (ja) * 2012-10-18 2015-01-28 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP6327165B2 (ja) 2015-01-29 2018-05-23 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、不具合検出方法
JP6700817B2 (ja) * 2016-02-03 2020-05-27 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法
US10365601B2 (en) * 2016-11-25 2019-07-30 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and image forming method
JP2018132719A (ja) * 2017-02-17 2018-08-23 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100046968A1 (en) * 2008-08-22 2010-02-25 Xerox Corporation Optical measurement system and method for determining wear level of printer components
JP2015082053A (ja) * 2013-10-23 2015-04-27 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP2015132642A (ja) * 2014-01-09 2015-07-23 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP2017083544A (ja) * 2015-10-23 2017-05-18 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP2017194573A (ja) * 2016-04-20 2017-10-26 キヤノン株式会社 画像形成装置およびテストチャート

Also Published As

Publication number Publication date
CN110515285A (zh) 2019-11-29
US20190354038A1 (en) 2019-11-21
EP3575880A1 (en) 2019-12-04
JP7075563B2 (ja) 2022-05-26
US10627740B2 (en) 2020-04-21
CN110515285B (zh) 2023-11-24
EP3575880B1 (en) 2022-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5771556B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
US9389566B2 (en) Image forming apparatus
JP5532176B1 (ja) 画像読取装置および画像形成装置
US8305655B2 (en) Image reading device and image forming apparatus
JP2017198944A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法ならびにプログラム
KR100968695B1 (ko) 화상 형성 장치 및 화상 형성 방법
US8630560B2 (en) Printing apparatus
CN110515285B (zh) 图像处理装置以及异常判断方法
JP5813605B2 (ja) 画像形成装置および画像形成システム
JP2007312379A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP5790111B2 (ja) 画像形成装置、制御方法及び制御プログラム
US9395670B2 (en) Image forming apparatus that reduces variation of count of printable sheets per toner container, image forming method, and recording medium
EP4120024A1 (en) Reading device and image forming apparatus
JP5775828B2 (ja) 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置
US20150029564A1 (en) Image forming apparatus and image forming method
JP2017097241A (ja) 画像形成装置およびトナー消費量算出方法
JP2016099564A (ja) 画像形成装置
JP6055859B2 (ja) 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2021148990A (ja) 画像形成装置
JP5764698B2 (ja) 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置
JP6041792B2 (ja) シート検出装置、画像処理装置、シート検出方法
JP5784184B2 (ja) 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置
JP5764699B2 (ja) 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2023076917A (ja) 画像形成装置、画像形成条件調整方法
CN110658707A (zh) 图像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210302

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210622

RD13 Notification of appointment of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433

Effective date: 20210624

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210816

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20210924

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220203

TRDD Decision of grant or rejection written
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220203

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220412

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220425

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7075563

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150