JP5309062B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
〔第1実施形態〕
第1実施形態に係る複合機(画像形成装置)Aは、コピー機能、プリント機能、スキャン機能、ファクシミリ送信/受信機能及び電子メール送信機能を併せ持ち、図1に示すように、操作表示部1、画像読取部2、画像データ記憶部3、画像処理部4、用紙搬送/画像形成部5、通信部6及び主制御部7を備えている。
画像読取部2は、主制御部7から入力される制御指令に基づいてADF(Auto Document Feeder)により自動給紙される原稿またはプラテンガラス上に載置された原稿の画像(原稿画像)をラインセンサで読み取って原稿画像データに変換して、この原稿画像データを画像データ記憶部3に出力する。
レーザスキャニングユニット52は、各画像形成ユニット51K、51Y、51C、51Mの下方に配置されており、レーザ光を帯電状態の各感光体ドラム51aK、51aY、51aC、51aMの周面に照射することで各色に対応する静電潜像を形成するものである。
複合機Aは、トナー画像の色調整のために、起動時あるいは所定枚数の印刷後に、キャリブレーション動作を実行する。その際、複合機Aは、感光体ドラム51aK,51aY,51aC,51aMの軸方向の感度ばらつきにより生じる濃度むらを調整するために、キャリブレーション動作の1つとしてレーザスキャニングユニット52の光量を調整する。以下では感光体ドラム51aKに対する光量を調整について説明する。
例えば、ブロック毎の第1の光量補正値が図4に示す値であったとする。なお、図4に示す「ブロックNo.」は、ブロックの識別番号であり、第1の光量補正値が算出された各ブロックの先頭画素の番号を識別番号として用いている。
主制御部7は、図4に示すブロックNo.「4」の第1の光量補正値「212」からブロックNo.「0」の第1の光量補正値「214」を引いて1つ目の1階差分値「−2」を算出し、次にブロックNo.「8」の第1の光量補正値「210」からブロックNo.「4」の第1の光量補正値「212」を引いて2つ目の1階差分値「−2」を算出する。主制御部7は、この処理を順番に実行して、各1階差分値を算出する。なお、図4に示す「1階差分No.」は、1階差分値の算出もとである2つの第1の光量補正値の「ブロックNo.」の中間値を識別番号として用いる。
主制御部7は、1階差分値の補正が完了すると、先頭ブロック(ブロックNo.「0」)の第1の光量補正値「214」を先頭ブロック(ブロックNo.「0」)の第2の光量補正値に設定し、当該第2の光量補正値を初期値として1階差分値を順番に加算し、加算の度にブロック毎の第2の光量補正値を算出する。つまり、主制御部7は、ブロックNo.「0」の第1の光量補正値「214」をブロックNo.「0」の第2の光量補正値に設定し、次に、ブロックNo.「0」の第2の光量補正値「214」に1階差分No.「2」の1階差分値「−2」を加算してブロックNo.「4」の第2の光量補正値として「212」を算出し、次に、ブロックNo.「4」の第2の光量補正値「212」に1階差分No.「6」の1階差分値「−2」を加算してブロックNo.「8」の第2の光量補正値として「210」を算出する。主制御部7は、上記処理の繰り返しにより各第2の光量補正値を算出する。
主制御部7は、図5に示す1階差分No. 「6」の1階差分値「−2」から1階差分No. 「2」の1階差分値「−2」を引いて1つ目の2階差分値「0」を算出し、次に1階差分No. 「10」の1階差分値「−2」から1階差分No. 「6」の1階差分値「−2」を引いて2つ目の2階差分値「0」を算出する。主制御部7は、この処理を順番に実行して、各2階差分値を算出する。なお、図5に示す「2階差分No.」は、2階差分値の算出もとであるも2つの1階差分値の「1階差分No.」の中間値を識別番号として用いる。
主制御部7は、2階差分値の補正が完了すると、先頭(1階差分No. 「2」)の1階差分値を初期値として2階差分値を順番に加算し、加算の度に各1階差分値を算出する。つまり、主制御部7は、1階差分No.「2」の1階差分値「−2」に2階差分No.「4」の2階差分値「0」を加算して1階差分No.「6」の1階差分値として「−2」を算出し、次に、1階差分No.「6」の1階差分値「−2」に2階差分No.「8」の2階差分値「0」を加算して1階差分No.「10」の1階差分値として「−2」を算出する。主制御部7は、上記処理の繰り返しにより補正された1階差分値を算出する。
(1)上記第1実施形態では、第2の光量補正値の算出過程において1階差分値を第1のしきい値の範囲内の値に変更することで補正したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、第3の光量補正値と同様に、分配により補正された1階差分値に基づいて第2の光量補正値を算出してもよい。また、第3の光量補正値の2階差分値も、第2の光量補正値と同様に、第2のしきい値の範囲内の値に変更することで補正するようにしてもよい。さらに、分配する際に、第3の光量補正値の2階差分値のように隣の2階差分値にのみ分配するのではなく、図9に示すように近傍の差分値に分配するようにしてもよい。
例えば、差分値の代わりに微分値を用いて第2の光量補正値及び第3の光量補正値を算出するようにしてもよい。
具体的に、主制御部7は、第1の光量補正値を1次微分した1次微分値を算出し、第1のしきい値の範囲外の1次微分値を第1のしきい値の範囲内の値に補正し、補正された1次微分値を積分することで第2の光量補正値を算出し、また、第1の光量補正値を2次微分した2次微分値を算出し、第2のしきい値の範囲外の2次微分値を前記第2のしきい値の範囲内の値に補正し、補正された2次微分値を積分することで1次微分値を算出し、当該1次微分値を積分することで第3の光量補正値を算出する。
次に、第2実施形態について、構成は第1実施形態と同様であるため、その説明を省略し、動作のみを図10〜15を参照して説明する。なお、主制御部7、レーザスキャニングユニット52及びIDセンサ53gは、本実施形態における濃度調整手段を構成する。
例えば、ブロック毎の第1の濃度読み取り値が図11に示す値であったとする。主制御部7は、図11に示すブロックNo.「4」の第1の濃度読み取り値「204」からブロックNo.「0」の第1の濃度読み取り値「202」を引いて1つ目の1階差分値「2」を算出し、次にブロックNo.「8」の第1の濃度読み取り値「206」からブロックNo.「4」の第1の濃度読み取り値「204」を引いて2つ目の1階差分値「2」を算出する。主制御部7は、この処理を順番に実行して、各1階差分値を算出する。
主制御部7は、1階差分値の補正が完了すると、先頭ブロック(ブロックNo.「0」)の第1の濃度読み取り値「204」を先頭ブロック(ブロックNo.「0」)の第2の濃度読み取り値に設定し、当該第2の濃度読み取り値を初期値として1階差分値を順番に加算し、加算の度にブロック毎の第2の濃度読み取り値を算出する。つまり、主制御部7は、ブロックNo.「0」の第1の濃度読み取り値「204」をブロックNo.「0」の第2の濃度読み取り値に設定し、次に、ブロックNo.「0」の第2の濃度読み取り値「204」に1階差分No.「2」の1階差分値「2」を加算してブロックNo.「4」の第2の濃度読み取り値として「206」を算出し、次に、ブロックNo.「4」の第2の濃度読み取り値「206」に1階差分No.「6」の1階差分値「2」を加算してブロックNo.「8」の第2の濃度読み取り値として「208」を算出する。主制御部7は、上記処理の繰り返しにより各第2の濃度読み取り値を算出する。
主制御部7は、図12に示す1階差分No. 「6」の1階差分値「2」から1階差分No. 「2」の1階差分値「2」を引いて1つ目の2階差分値「0」を算出し、次に1階差分No. 「10」の1階差分値「3」から1階差分No. 「6」の1階差分値「2」を引いて2つ目の2階差分値「1」を算出する。主制御部7は、この処理を順番に実行して、各2階差分値を算出する。
(1)上記第2実施形態では、第2の濃度読み取り値の算出過程において1階差分値を第1のしきい値の範囲内の値に変更することで補正したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、第3の濃度読み取り値と同様に、分配により補正された1階差分値に基づいて第2の濃度読み取り値を算出してもよい。また、第3の濃度読み取り値の2階差分値も、第2の濃度読み取り値と同様に、第2のしきい値の範囲内の値に変更することで補正するようにしてもよい。さらに、分配する際に、第3の濃度読み取り値の2階差分値のように隣の2階差分値にのみ分配するのではなく、図16に示すように近傍の差分値に分配するようにしてもよい。
例えば、差分値の代わりに微分値を用いて第2の濃度読み取り値及び第3の濃度読み取り値を算出するようにしてもよい。
具体的に、主制御部7は、第1の濃度読み取り値を1次微分した1次微分値を算出し、第1のしきい値の範囲外の1次微分値を第1のしきい値の範囲内の値に補正し、補正された1次微分値を積分することで第2の濃度読み取り値を算出し、また、第1の濃度読み取り値を2次微分した2次微分値を算出し、第2のしきい値の範囲外の2次微分値を第2のしきい値の範囲内の値に補正し、補正された2次微分値を積分することで1次微分値を算出し、当該1次微分値を積分することで第3の濃度読み取り値を算出する。
(6)上記第2実施形態において、主制御部7は、濃度読み取り値に基づいて光量補正値を算出し、当該光量補正値に基づいてレーザスキャニングユニット52の光量を調整したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、主制御部7は、濃度読み取り値に基づいてYMCK画像データの濃度情報を画像処理部4に調整させるようにしてもよい。
Claims (20)
- 円筒部材からなり、周面にトナーからなる画像を担持する像担持体と、レーザ光を照射することで前記像担持体の表面に静電潜像を形成するレーザ光照射手段と、前記像担持体の軸方向もしくは周面方向のうち少なくとも一方向に分割された複数のブロックに対する前記レーザ光照射手段の光量を調整する光量調整手段とを具備し、前記光量調整手段は、テストパターン画像の濃度検出結果に基づいて前記ブロック毎の光量補正値を示す第1の光量補正値を算出し、当該第1の光量補正値に基づいて前記レーザ光照射手段の光量を調整する画像形成装置であって、
前記光量調整手段は、隣接した前記ブロックの前記第1の光量補正値の差分(1階差分値)を算出し、第1のしきい値の範囲外の前記1階差分値を前記第1のしきい値の範囲内の値に補正し、当該1階差分値に基づいて第2の光量補正値を算出し、隣接した前記1階差分値の差分(2階差分値)を算出し、第2のしきい値の範囲外の前記2階差分値を前記第2のしきい値の範囲内の値に補正し、当該2階差分値に基づいて第3の光量補正値を算出し、前記第2の光量補正値及び前記第3の光量補正値のいずれかに基づいて光量を調整し、
前記第1のしきい値の範囲は、前記第2のしきい値の範囲よりも大きいことを特徴とする画像形成装置。 - 前記光量調整手段は、前記第1のしきい値の範囲外の前記1階差分値を近傍の1階差分値に分配し、当該1階差分値に基づいて前記第2の光量補正値を算出し、及び/又は前記第2のしきい値の範囲外の前記2階差分値を近傍の2階差分値に分配し、当該2階差分値に基づいて前記第3の光量補正値を算出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記光量調整手段は、前記第1のしきい値の範囲外の前記1階差分値を中心に両側の1階差分値に同量を分配し、当該1階差分値に基づいて前記第2の光量補正値を算出し、及び/又は前記第2のしきい値の範囲外の前記2階差分値を中心に両側の2階差分値に同量を分配し、当該2階差分値に基づいて前記第3の光量補正値を算出することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記光量調整手段は、第1のしきい値設定指示を受け付けると、当該指示に基づいて前記第1のしきい値を設定し、第2のしきい値設定指示を受け付けると、当該指示に基づいて前記第2のしきい値を設定することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記光量調整手段は、補正値選択指示を受け付けると、前記第1の光量補正値、前記第2の光量補正値及び前記第3の光量補正値の中から選択された補正値に基づいて光量を調整することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
- 円筒部材からなり、周面にトナーからなる画像を担持する像担持体と、レーザ光を照射することで前記像担持体の表面に静電潜像を形成するレーザ光照射手段と、前記像担持体の軸方向もしくは周面方向のうち少なくとも一方向に分割された複数のブロックに対する前記レーザ光照射手段の光量を調整する光量調整手段とを具備し、前記光量調整手段は、テストパターン画像の濃度検出結果に基づいて前記ブロック毎の光量補正値を示す第1の光量補正値を算出し、当該第1の光量補正値に基づいて前記レーザ光照射手段の光量を調整する画像形成装置であって、
前記光量調整手段は、前記第1の光量補正値を1次微分した1次微分値を算出し、第1のしきい値の範囲外の前記1次微分値を前記第1のしきい値の範囲内の値に補正し、当該1次微分値に基づいて第2の光量補正値を算出し、前記第1の光量補正値を2次微分した2次微分値を算出し、第2のしきい値の範囲外の前記2次微分値を前記第2のしきい値の範囲内の値に補正し、当該2次微分値に基づいて第3の光量補正値を算出し、前記第2の光量補正値及び前記第3の光量補正値のいずれかに基づいて光量を調整し、
前記第1のしきい値の範囲は、前記第2のしきい値の範囲よりも大きいことを特徴とする画像形成装置。 - 前記光量調整手段は、前記第1のしきい値の範囲外の前記1次微分値を近傍の1次微分値に分配し、当該1次微分値に基づいて前記第2の光量補正値を算出し、及び/又は前記第2のしきい値の範囲外の前記2次微分値を近傍の2次微分値に分配し、当該2次微分値に基づいて前記第3の光量補正値を算出することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
- 前記光量調整手段は、前記第1のしきい値の範囲外の前記1次微分値を中心に両側の1次微分値に同量を分配し、当該1次微分値に基づいて前記第2の光量補正値を算出し、及び/又は前記第2のしきい値の範囲外の前記2次微分値を中心に両側の2次微分値に同量を分配し、当該2次微分値に基づいて前記第3の光量補正値を算出することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
- 前記光量調整手段は、第1のしきい値設定指示を受け付けると、当該指示に基づいて前記第1のしきい値を設定し、第2のしきい値設定指示を受け付けると、当該指示に基づいて前記第2のしきい値を設定することを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記光量調整手段は、補正値選択指示を受け付けると、前記第1の光量補正値、前記第2の光量補正値及び前記第3の光量補正値の中から選択された補正値に基づいて光量を調整することを特徴とする請求項6〜9のいずれかに記載の画像形成装置。
- 円筒部材からなり、周面にトナーからなる画像を担持する像担持体と、レーザ光を照射することで前記像担持体の表面に静電潜像を形成するレーザ光照射手段と、前記像担持体の軸方向もしくは周面方向のうち少なくとも一方向に分割したブロック毎のトナー濃度を調整する濃度調整手段を具備し、前記濃度調整手段は、テストパターン画像を読み取り、前記ブロック毎のトナー濃度の読み取り結果を示す第1の濃度読み取り値を算出し、当該第1の濃度読み取り値に基づいてトナー濃度を調整する画像形成装置であって、
前記濃度調整手段は、隣接した前記ブロックの前記第1の濃度読み取り値の差分(1階差分値)を算出し、第1のしきい値の範囲外の前記1階差分値を前記第1のしきい値の範囲内の値に補正し、当該1階差分値に基づいて第2の濃度読み取り値を算出し、隣接した前記1階差分値の差分(2階差分値)を算出し、第2のしきい値の範囲外の前記2階差分値を前記第2のしきい値の範囲内の値に補正し、当該2階差分値に基づいて第3の濃度読み取り値を算出し、前記第2の濃度読み取り値及び前記第3の濃度読み取り値のいずれかに基づいてトナー濃度を調整し、
前記第1のしきい値の範囲は、前記第2のしきい値の範囲よりも大きいことを特徴とする画像形成装置。 - 前記濃度調整手段は、前記第1のしきい値の範囲外の前記1階差分値を近傍の1階差分値に分配し、当該1階差分値に基づいて前記第2の濃度読み取り値を算出し、及び/又は前記第2のしきい値の範囲外の前記2階差分値を近傍の2階差分値に分配し、当該2階差分値に基づいて前記第3の濃度読み取り値を算出することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
- 前記濃度調整手段は、前記第1のしきい値の範囲外の前記1階差分値を中心に両側の1階差分値に同量を分配し、当該1階差分値に基づいて前記第2の濃度読み取り値を算出し、及び/又は前記第2のしきい値の範囲外の前記2階差分値を中心に両側の2階差分値に同量を分配し、当該2階差分値に基づいて前記第3の濃度読み取り値を算出することを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
- 前記濃度調整手段は、第1のしきい値設定指示を受け付けると、当該指示に基づいて前記第1のしきい値を設定し、第2のしきい値設定指示を受け付けると、当該指示に基づいて前記第2のしきい値を設定することを特徴とする請求項11〜13のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記濃度調整手段は、濃度読み取り値選択指示を受け付けると、前記第1の濃度読み取り値、前記第2の濃度読み取り値及び前記第3の濃度読み取り値の中から選択された濃度読み取り値に基づいてトナー濃度を調整することを特徴とする請求項11〜14のいずれかに記載の画像形成装置。
- 円筒部材からなり、周面にトナーからなる画像を担持する像担持体と、レーザ光を照射することで前記像担持体の表面に静電潜像を形成するレーザ光照射手段と、前記像担持体の軸方向もしくは周面方向のうち少なくとも一方向に分割したブロック毎のトナー濃度を調整する濃度調整手段を具備し、前記濃度調整手段は、テストパターン画像を読み取り、前記ブロック毎のトナー濃度の読み取り結果を示す第1の濃度読み取り値を算出し、当該第1の濃度読み取り値に基づいてトナー濃度を調整する画像形成装置であって、
前記濃度調整手段は、前記第1の濃度読み取り値を1次微分した1次微分値を算出し、第1のしきい値の範囲外の前記1次微分値を前記第1のしきい値の範囲内の値に補正し、当該1次微分値に基づいて第2の濃度読み取り値を算出し、前記第1の濃度読み取り値を2次微分した2次微分値を算出し、第2のしきい値の範囲外の前記2次微分値を前記第2のしきい値の範囲内の値に補正し、当該2次微分値に基づいて第3の濃度読み取り値を算出し、前記第2の濃度読み取り値及び前記第3の濃度読み取り値のいずれかに基づいてトナー濃度を調整し、
前記第1のしきい値の範囲は、前記第2のしきい値の範囲よりも大きいことを特徴とする画像形成装置。 - 前記濃度調整手段は、前記第1のしきい値の範囲外の前記1次微分値を近傍の1次微分値に分配し、当該1次微分値に基づいて前記第2の濃度読み取り値を算出し、及び/又は前記第2のしきい値の範囲外の前記2次微分値を近傍の2次微分値に分配し、当該2次微分値に基づいて前記第3の濃度読み取り値を算出することを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。
- 前記濃度調整手段は、前記第1のしきい値の範囲外の前記1次微分値を中心に両側の1次微分値に同量を分配し、当該1次微分値に基づいて前記第2の濃度読み取り値を算出し、及び/又は前記第2のしきい値の範囲外の前記2次微分値を中心に両側の2次微分値に同量を分配し、当該2次微分値に基づいて前記第3の濃度読み取り値を算出することを特徴とする請求項17に記載の画像形成装置。
- 前記濃度調整手段は、第1のしきい値設定指示を受け付けると、当該指示に基づいて前記第1のしきい値を設定し、第2のしきい値設定指示を受け付けると、当該指示に基づいて前記第2のしきい値を設定することを特徴とする請求項16〜18のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記濃度調整手段は、濃度読み取り値選択指示を受け付けると、前記第1の濃度読み取り値、前記第2の濃度読み取り値及び前記第3の濃度読み取り値の中から選択された濃度読み取り値に基づいてトナー濃度を調整することを特徴とする請求項16〜19のいずれかに記載の画像形成装置。
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