JP2016093953A - タイヤ加硫用ブラダ及びタイヤ加硫方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】金型へのグリーンタイヤの噛み込みを効果的に防止し、加硫を適切に行う。
【解決手段】グリーンタイヤの内部に配置されて膨張することによりグリーンタイヤ15を保持可能とする。グリーンタイヤ15を保持した状態で、グリーンタイヤ15のベルト31端からサイド部30側に向かう領域に対応する部位は、他の部位よりも変形量を抑制された変形抑制部で構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、タイヤ加硫用ブラダ及びタイヤ加硫方法に関するものである。
従来、タイヤ加硫方法として、内面に補強層を有するブラダでグリーンタイヤを保持して金型内に収容し、ブラダを膨らませることにより加硫するようにしたものが公知である(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、前記従来のタイヤ加硫方法では、グリーンタイヤがブラダに保持された状態である程度加圧されている。補強層は、ブラダが膨張したときに、垂れ下がるのを防止するためのものでしかない。このため、ブラダの膨張によりグリーンタイヤの一部が膨らんで、金型すなわち上下サイドプレートと外周側の分割したセクタとの間に噛み込まれることがある。セクタはアルミ合金で構成されることが多く、このような噛み込みにより劣化しやすく、適切な加硫が困難となる。また、噛み込んだゴムが脱落すれば、次に加硫するグリーンタイヤの表面に付着し、得られた加硫済タイヤが不良品となってしまう。
特開2008−126495号公報
本発明は、金型へのグリーンタイヤの噛み込みを効果的に防止し、加硫を適切に行うことができるタイヤ加硫用ブラダ及びタイヤ加硫方法を提供することを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するための手段として、
グリーンタイヤの内部に配置されて膨張することにより前記グリーンタイヤを保持可能なタイヤ加硫用ブラダであって、
前記グリーンタイヤを保持した状態で、前記グリーンタイヤのベルト端からサイド部側に向かう領域に対応する部位は、他の部位よりも変形量を抑制された変形抑制部で構成したタイヤ加硫用ブラダを提供する。
この構成により、膨張させてグリーンタイヤを保持しても、変形抑制部によってグリーンタイヤのベルト端からサイド部側に向かう領域が必要以上に変形することがない。このため、金型内に収容して型締めした場合であっても、グリーンタイヤの一部が金型に噛み込んでしまうことがない。したがって、この噛み込みが原因で、金型が劣化したり、脱落したゴムが次に加硫するグリーンタイヤの表面に付着して不良品となったりすることを確実に防止することができる。
前記変形抑制部は、前記グリーンタイヤを保持した状態で、前記グリーンタイヤのベルト端から断面高さの35%までの領域に対応する部位とするのが好ましい。
前記変形抑制部は、内面側に補強体を貼着することにより構成すればよい。
この構成により、既存の構成であっても、補強体を貼着するだけで、グリーンタイヤの必要以上の膨張を防止し、その一部が金型に噛み込むことを阻止することができる。
前記変形抑制部は、補強体の枚数、又は、補強体に含有する繊維の有無に基づいて剛性を調整することができる。
前記変形抑制部の補強体は、前記グリーンタイヤを保持した状態で、前記グリーンタイヤのベルト端からサイド部に至る領域に対応する部位に貼着される第1補強体と、前記グリーンタイヤのベルト端から断面高さの35%までの領域に対応する部位で前記第1補強体に貼着される第2補強体とを備えるようにしてもよい。
前記補強体は、モジュラスEが0.5MPa<E<1.2MPaであるのが好ましい。
前記第1補強体のモジュラスEyと前記第2補強体のモジュラスEsの差(Ey−Es)は、0.3MPaであるのが好ましい。
前記変形抑制部は、厚みを増大させることにより構成してもよい。
本発明は、前記課題を解決するための手段として、
グリーンタイヤの内部に前記いずれかの構成のタイヤ加硫用ブラダを配置して膨張させることにより前記グリーンタイヤを保持する工程と、
前記タイヤ加硫用ブラダで保持したグリーンタイヤを金型内に位置決めする工程と、
前記金型を型締めすると共に、前記タイヤ加硫用ブラダをさらに膨張させてグリーンタイヤを加硫する工程と、
を備えたタイヤ加硫方法を提供する。
本発明によれば、グリーンタイヤのベルト端からサイド部側に向かう領域に対応する部位を変形抑制部で構成したので、保持したグリーンタイヤを金型内に配置して型締めしたとしても、金型がグリーンタイヤの一部を噛み込んだりすることがない。したがって、金型が損傷したり、製品不良を発生させたりすることを確実に防止できる。
本実施形態に係るタイヤ加硫装置の一部を示す概略断面図である。 図1の加硫用ブラダ及びグリーンタイヤの一部を示す概略断面図である。 図1のタイヤ加硫装置の加硫開始前の状態を示す概略断面図である。 図3から加硫用ブラダを膨張させた状態を示す概略断面図である。 図4から上方側サイドプレートを降下させた状態を示す概略断面図である。 図5からさらに上方側サイドプレートを降下させた状態を示す概略断面図である。 図6からさらに上方側サイドプレートを降下させ、降下位置に位置させた状態を示す概略断面図である。 図7からセクタを内径側に移動させて型締めした状態を示す概略断面図である。
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。また、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは相違している。
図1は、本実施形態に係るタイヤ加硫装置の概略を示す断面図である。このタイヤ加硫装置は、金型1と加硫用ブラダ2とを備える。
金型1は、下方側サイドプレート3、上方側サイドプレート4及びセクタ5を備える。下方側サイドプレート3は、下方側第1プレート6と下方側第2プレート7とで構成される基台8上に固定されている。下方側第1プレート6には図示しない温調器から供給される油が流動する油穴9が形成されている。
上方側サイドプレート4及びセクタ5は、上方側第1プレート10と上方側第2プレート11とで構成される第1昇降部材12に支持されている。上方側第1プレート10には、前記下方側第1プレート6と同様な油穴13が形成されている。また上方側第1プレート10の中央部にはロッド14の下端部が固定され、図示しない駆動源によってロッド14が昇降すれば、その昇降動作に合わせて第1昇降部材12が昇降可能となっている。
上方側サイドプレート4は、上方側第2プレート11の下面に固定されている。そして、第1昇降部材12と共に昇降し、降下途中で金型1内に位置決めされた加硫用ブラダ2に対してグリーンタイヤ15の内径側開口端部を位置決めし、降下位置でグリーンタイヤ15の両サイド部30を下方側サイドプレート3と共に挟持する。
セクタ5は、複数個が上方側第2プレート11に周方向に等間隔で配置され、径方向に往復移動可能に取り付けられている。セクタ5は、上方側サイドプレート4と同様に、第1昇降部材12と共に昇降し、降下位置では金型1内に位置決めされた加硫用ブラダ2に対して、周方向に分割された状態で、グリーンタイヤ15の外径側に位置する。そして、セクタ5は、その外周側に配置されたガイドリング16によって内外径に移動する。ガイドリング16は、下端に向かうに従って徐々に外径側に拡開する内周テーパ面17を備え、その上端部を第2昇降部材18に固定されている。セクタ5の外面は、下方に向かうに従って徐々に外径側に傾斜するテーパ面で構成されている。このテーパ面とガイドリング16の内周面とが、例えば蟻溝のような構成により連結されている。これにより、ガイドリング16の昇降動作により各セクタ5が内外径に往復移動可能となる。第2昇降部材18は上面中央部にロッド14の外周を覆う筒状リフタ19の下端部を固定されている。筒状リフタ19は、ロッド14とは独立して昇降可能である。筒状リフタ19が降下することにより、ガイドリング16を降下させてその内周テーパ面17でセクタ5の外面を押圧して内径側へと移動させる。ガイドリング16が降下位置に位置することにより、セクタ5が環状に繋がり、その内周面でトレッド部32を形成可能な状態となる。
加硫用ブラダ2は、センターポスト20の上端部に設けた上方側クランプリング21と、そこから所定寸法下方側に設けた下方側クランプリング22とにブラダ本体23を取り付けたものである。ブラダ本体23はゴム製で、内部には図示しない供給装置から加硫媒体が供給及び排出されるようになっている。これにより、ブラダ本体23は、グリーンタイヤ15の内面に圧接してこれを保持する第1膨張位置と、型締めした金型1内でグリーンタイヤ15を圧縮する第2膨張位置と、収縮してグリーンタイヤ15を取り外し可能な状態とする収縮位置とに変形する。
加硫用ブラダ2の内周面には補強体24が貼着されている。補強体24はブラダ本体23と同様にゴム製であり、第1補強体25と第2補強体26とで構成されている。ここでは、補強体24は、モジュラスEが0.5MPa<E<1.2MPを満足するものとしている。また、第1補強体25のモジュラスEyと第2補強体26のモジュラスEsの差(Ey−Es)は、0.3MPaとしている。そして、補強体24を貼着された領域、ここでは第1補強体25と第2補強体26が貼着された領域が、本発明に係る変形抑制部を構成している。
第1補強体25はブラダ本体23の内面に、周方向に環状に繋がった状態で貼着される。このとき、第1補強体25は、ブラダ本体23の径方向には、ブラダ本体23が第1膨張位置に膨張してグリーンタイヤ15を保持した状態で、グリーンタイヤ15を構成するベルト31の端部に対応する位置からサイド部30の(ビード部側の)端部に対応する位置までの幅寸法を有する。
第2補強体26は第1補強体25の内面に、周方向に環状に繋がった状態で貼着される。第2補強体26は、ブラダ本体23の径方向には、グリーンタイヤ15を構成するベルト31の端部に対応する位置から、断面高さの35%となる位置までの幅寸法を有する。
第1補強体25が貼着された領域では、グリーンタイヤ15のトレッド部32に対応する部位に比べて加硫用ブラダ2の変形が抑制される。すなわち、ベルト31の端部に対応する位置からサイド部30の全般に亘る領域に対応する位置までの部位で剛性が高まり、その変形が抑制される。
第2補強体26が貼着された領域では、第1補強体25が貼着されただけの部位に比べてさらに加硫用ブラダ2の剛性を高めて変形を抑制することができる。特に、第2補強体26が貼着された領域は、後述するように、セクタ5と上方側サイドプレート4との境界部分と、セクタ5と下方側サイドプレート3との境界部分とに対応している。したがって、これらの部分でのブラダ本体23の変形量が抑制され、前記境界部分に噛み込まれることを防止することができる。
次に、前記構成のタイヤ加硫装置での加硫方法について説明する。
まず、グリーンタイヤ15の内径部分に加硫用ブラダ2を位置させ(図3)、加硫媒体を流入することにより加硫用ブラダ2を第1膨張位置まで膨張させてグリーンタイヤ15を保持する(図4)。ここに、グリーンタイヤ15は、フィルムの上に、カーカス層27、ビードコア28、ビードフィラー29、サイド部30のゴム部材、ベルト31、トレッド部32のゴム部材等のタイヤ構成部材を積層して成型することにより得られるものである。
加硫用ブラダ2は、前述の通り、内面に第1補強体25と第2補強体26とが貼着されている。このため、第1膨張位置まで膨張させてグリーンタイヤ15の内面に圧接させたとしても、グリーンタイヤ15の変形は、ベルト端からサイド部30に至る領域、特に、断面高さ35%までの領域で抑制される。
続いて、第1昇降部材12及び第2昇降部材18を降下させ、上方側サイドプレート4の一部でグリーンタイヤ15の一方の開口端部をブラダ本体23との間に挟持する(図5)。さらに第1昇降部材12及び第2昇降部材18を降下させ(図6)、上方側サイドプレート4でグリーンタイヤ15のサイド部30をブラダ本体23との間に挟持する(図7)。このとき、セクタ5が、ブラダ本体23、上方側サイドプレート4及び下方側サイドプレート3で保持されたグリーンタイヤ15のトレッド部32に対向する。この状態では、前述のように、第1補強体25及び第2補強体26によってブラダ本体23の変形が抑制され、保持されたグリーンタイヤ15が上方側サイドプレート4の外周端面、又は、下方側サイドプレート3の外周端面にはみ出すように膨張することがない。
次いで、筒状リフタ19を駆動して第2昇降部材18を介してガイドリング16を降下させ、セクタ5を内径側へと移動させることにより型締めする(図8)。この場合、前述のように、グリーンタイヤ15の膨張が抑制されている。したがって、上方側サイドプレート4とセクタ5の間、あるいは、下方側サイドプレート3とセクタ5の間にグリーンタイヤ15の一部が挟まれることがない。
その後、型締めした金型1内で加硫用ブラダ2内にさらに加硫媒体を流入させて加圧し、金型1を昇温してグリーンタイヤ15を加硫する。加硫作業が終了すれば、第1昇降部材12及び第2昇降部材18を上昇させて、加硫済タイヤから上方側サイドプレート4とセクタ5とを離間させる。
このようにして得られた加硫済タイヤは、上方側サイドプレート4とセクタ5の間、あるいは、下方側サイドプレート3とセクタ5の間にグリーンタイヤ15の一部が噛み込むことがないので、良好な表面性状を有する。また金型1内にゴムの一部が残留し、次に加硫するグリーンタイヤ15に付着することがない。したがって、次の加硫済タイヤが不良品となることを防止することができる。さらに金型1内でのゴムの噛み込みにより、アルミ合金等の軟らかい材料で形成されたセクタ等が損傷することもなく、長期に亘って良好な加硫作業を実現することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に記載された構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
前記実施形態では、第1補強体25及び第2補強体26は、帯状で、ブラダ本体23の内周面に貼着した状態ではブラダ本体23の周方向に環状に繋がった状態としたが、断続的に設ける等、その貼着形態が制限されるものではない。要は、ブラダ本体23の一部の剛性を高めて、加硫時の噛み込みを防止できるのであれば、貼着形態は自由に選択することができる。
前記実施形態では、補強体24は、第1補強体25と第2補強体26の2枚で構成するようにしたが、3枚以上であってもよく、必要とされる変形量に応じて貼着する枚数を決定するようにすればよい。また同様な理由から、各補強体24の厚みも自由に設定することができる。
前記実施形態では、補強体24はゴム材料のみにて構成としたが、炭素繊維等の短繊維を含有させた構成として、補強体自身の剛性を高めるようにしてもよい。この構成によっても、前記同様、ブラダ本体23の変形を抑制することができる。
前記実施形態では、変形抑制部をブラダ本体23の内面に補強体24を貼着した構成としたが、ブラダ本体自身を部分的に厚肉に形成することにより変形抑制部とすることもできる。
本発明のタイヤ加硫用モールドは、乗用車用、ライトトラック、トラック・バス用、産業車両用、建設車両用、農耕機用等、各種の用途、種々のサイズのタイヤ加硫成形に使用することができる。
1…金型
2…加硫用ブラダ
3…下方側サイドプレート
4…上方側サイドプレート
5…セクタ
6…下方側第1プレート
7…下方側第2プレート
8…基台
9…油穴
10…上方側第1プレート
11…上方側第2プレート
12…第1昇降部材
13…油穴
14…ロッド
15…グリーンタイヤ
16…ガイドリング
17…内周テーパ面
18…第2昇降部材
19…筒状リフタ
20…センターポスト
21…上方側クランプリング
22…下方側クランプリング
23…ブラダ本体
24…補強体
25…第1補強体
26…第2補強体
27…カーカス層
28…ビードコア
29…ビードフィラー
30…サイド部
31…ベルト
32…トレッド部

Claims (9)

  1. グリーンタイヤの内部に配置されて膨張することにより前記グリーンタイヤを保持可能なタイヤ加硫用ブラダであって、
    前記グリーンタイヤを保持した状態で、前記グリーンタイヤのベルト端からサイド部側に向かう領域に対応する部位は、他の部位よりも変形量を抑制された変形抑制部で構成したことを特徴とするタイヤ加硫用ブラダ。
  2. 前記変形抑制部は、前記グリーンタイヤを保持した状態で、前記グリーンタイヤのベルト端から断面高さの35%までの領域に対応する部位としたことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ加硫用ブラダ。
  3. 前記変形抑制部は、内面側に補強体を貼着することにより構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のタイヤ加硫用ブラダ。
  4. 前記変形抑制部は、補強体の枚数、又は、補強体に含有する繊維の有無に基づいて剛性を調整可能であることを特徴とする請求項3に記載のタイヤ加硫用ブラダ。
  5. 前記変形抑制部の補強体は、前記グリーンタイヤを保持した状態で、前記グリーンタイヤのベルト端からサイド部に至る領域に対応する部位に貼着される第1補強体と、前記グリーンタイヤのベルト端から断面高さの35%までの領域に対応する部位で前記第1補強体に貼着される第2補強体とを備えたことを特徴とする請求項3又は4に記載のタイヤ加硫用ブラダ。
  6. 前記補強体は、モジュラスEが0.5MPa<E<1.2MPaであることを特徴とする請求項5に記載のタイヤ加硫用ブラダ。
  7. 前記第1補強体のモジュラスEyと前記第2補強体のモジュラスEsの差(Ey−Es)は、0.3MPaであることを特徴とする請求項5に記載のタイヤ加硫用ブラダ。
  8. 前記変形抑制部は、厚みを増大させることにより構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のタイヤ加硫用ブラダ。
  9. グリーンタイヤの内部に前記請求項1から8のいずれか1項に記載のタイヤ加硫用ブラダを配置して膨張させることにより前記グリーンタイヤを保持する工程と、
    前記タイヤ加硫用ブラダで保持したグリーンタイヤを金型内に位置決めする工程と、
    前記金型を型締めすると共に、前記タイヤ加硫用ブラダをさらに膨張させてグリーンタイヤを加硫する工程と、
    を備えたことを特徴とするタイヤ加硫方法。
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