JP6400373B2 - タイヤの加硫成形方法 - Google Patents

タイヤの加硫成形方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6400373B2
JP6400373B2 JP2014156780A JP2014156780A JP6400373B2 JP 6400373 B2 JP6400373 B2 JP 6400373B2 JP 2014156780 A JP2014156780 A JP 2014156780A JP 2014156780 A JP2014156780 A JP 2014156780A JP 6400373 B2 JP6400373 B2 JP 6400373B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
tire
bead
green tire
vulcanization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014156780A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016032918A (ja
Inventor
晃 藤竹
晃 藤竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP2014156780A priority Critical patent/JP6400373B2/ja
Publication of JP2016032918A publication Critical patent/JP2016032918A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6400373B2 publication Critical patent/JP6400373B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、グリーンタイヤを加硫成形するタイヤの加硫成形方法に関する。
未加硫のグリーンタイヤは、例えば、加硫成形型内においてブラダにより内側から押圧されるとともに、加熱装置によって加硫成形型を介して加熱される。これにより、未加硫のグリーンタイヤは、膨張するとともに未加硫ゴムの粘度が低下し加硫成形型内で流動することで加硫成形型に応じた所定形状のタイヤに加硫成形される。
しかしながら、グリーンタイヤは、通常、加硫設備の建屋内等に設定された保管場所に室温環境下で保管されており、加硫成形直前のグリーンタイヤの温度が加硫開始温度に比べて大幅に低い室温程度になっているため、加硫成形型内で未加硫ゴムが流動しにくく所定形状に成形されない成形不良が生じることがある。
なお、下記特許文献1及び2には、加硫成形型の型閉め工程が完了する前に加硫成形型の型閉め動作を所定時間一時停止し、一時停止後、型閉め動作を再開して加硫成形を行う方法が開示されている。しかしながら、これらの方法では、グリーンタイヤのサイドウォール部を成形する上下一対の金型の型閉めが完了した後、トレッド部を成形する径方向に拡縮径するセクタと呼ばれる金型の型閉めが完了するまでの間に型閉め動作を一時停止しているため、トレッド部に先立ってサイドウォール部の未加硫ゴムの加硫が始まり、未加硫ゴムがタイヤ表面全体で均一に流れにくくなり成形不良が生じることがある。
特開2013−111859号公報 特開2000−84934号公報
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、加硫開始温度に比べて低い温度のグリーンタイヤであっても、加硫成形型内における未加硫ゴムの流動性を向上させ、成形不良を低減することができるタイヤの加硫成形方法を提供することを目的とする。
本発明に係るタイヤの加硫成形方法は、タイヤの一方側のサイドウォール部及びビード部を形成する上型と、タイヤの他方側のサイドウォール部及びビード部を形成する下型と、前記上型及び前記下型を加熱する加熱装置と、グリーンタイヤの内側を保持するブラダとを用いて、グリーンタイヤの内側に前記ブラダを沿わせてグリーンタイヤを保持し、前記加熱装置によって前記上型及び前記下型を加熱しつつ、前記上型及び前記下型の少なくとも一方を移動させてグリーンタイヤを加熱及びタイヤ軸方向に圧縮変形させながら型閉め動作を行うタイヤの加硫成型方法において、前記上型がビード部に接触してからサイドウォール部に接触する前までに、前記上型及び前記下型によってグリーンタイヤを加熱及びタイヤ軸方向に圧縮変形した状態で、前記上型及び前記下型を停止させて前記型閉め動作を一時停止し、その後、前記上型及び前記下型の少なくとも一方を再び移動させて前記上型及び前記下型の型閉めを完了することを特徴とする。
本発明では、上型がグリーンタイヤのビード部に接触した時点からサイドウォール部に接触する前までで、型閉め動作を停止するため、未加硫ゴムの加硫が開始する前に上型及び下型の熱によってグリーンタイヤの外表面を加熱することができ、未加硫ゴムの流動性を向上させ、成形不良を低減することができる。
本発明の第1実施形態に係るタイヤの加硫成形方法を実施する加硫成形装置の一例を示す半断面図である。 加硫成形装置の動作を示す半断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
タイヤ加硫成形装置は、図1に示すように、加硫成形型10と、加硫成形型10が取り付けられるコンテナ20と、コンテナ20を介して加硫成形型10を駆動及び加熱する加硫機40とを備え、タイヤ軸方向が上下になるようにセットされた未加硫のグリーンタイヤTを加熱及び加圧により加硫成形する。
加硫成形型10は、セクタ12、上型14、及び下型16を備えタイヤの外表面(意匠面)を形成する成形金型である。
セクタ12は、タイヤのトレッド部2を形成する金型であり、タイヤ周方向に複数(例えば、7個)に分割され、タイヤ放射方向(タイヤ径方向)に拡縮変位可能に設けられており、各セクタ12が型閉め位置に配置した型閉め状態では互いに寄り集まって環状をなしている。
上型14は、上方に配置されたサイドウォール部3及びビード部4を形成する金型であり、下型16は、下方に配置されたサイドウォール部3及びビード部4を形成する金型である。上型14及び下型16のタイヤ径方向内側にはそれぞれビードリング17、18が設けられており、グリーンタイヤTのビード部4が嵌合可能に構成されている。
コンテナ20は、セクタ12と連結されるセグメント21と、セグメント21をタイヤ径方向に移動させるジャケットリング22と、上型14及び上側のビードリング17を支持する上側コンテナプレート23と、下型16及び下側のビードリング18を支持するとともにセグメント21の下側に配置されセグメント21を摺動可能に支持する下側コンテナプレート24とを備える。
セグメント21は、分割されたセクタ12ごとに設けられ、タイヤ径方向内側にセクタ12がボルト等により固定されている。セグメント21は、セクタ12が取り付けられた側面と反対側(つまり、タイヤ径方向外側)の側面が、下方に向かってタイヤ径方向外方に傾斜する傾斜面21aをなしている。
ジャケットリング22は、複数のセグメント21の径方向外側に設けられた環状の部材で、その内周面がセグメント21の傾斜面21aに沿って傾斜しており、傾斜面21aに摺動可能な状態で取り付けられている。このジャケットリング22は、セグメント21に対して相対的に上下動することでセグメント21の傾斜面21aを摺動しながらセグメント21をタイヤ径方向に移動させる。
上側コンテナプレート23は、上型14、上側のビードリング17及び上側スライド26が固定されている。上側スライド26は、上型14のタイヤ径方向外側に配置されセグメント21をタイヤ径方向に摺動可能に支持する。上側コンテナプレート23は、加硫機40に設けられた上プラテン41に取り付けられており、上プラテン41に接続された昇降手段43によって下側コンテナプレート24に対して相対的に上下動する。
下側コンテナプレート24には、下型16、下側のビードリング18、及び下側スライド27が固定されている。下側スライド27は、セグメント21が載置されタイヤ径方向に摺動可能にセグメント21の底面を支持する。下側コンテナプレート24は、加硫機40に設けられた下プラテン44に取り付けられている。
加硫機40は、上記した上プラテン41や下プラテン44や昇降手段43以外に昇降手段46と、加熱装置42と、ブラダ48を備えている。昇降手段46は、ジャケットリング22を上下動させるもので、セグメント21と別個に上下動させることができるようになっている。
加熱装置42、45は、上プラテン41及び下プラテン44に設けられた熱媒体が流通するパイプから構成されており、上側の加熱装置42が上プラテン41に取り付けられた上側コンテナプレート23を介して上型14やビードリング17やセクタ12やセグメント21を加熱するとともに、下側の加熱装置45が下プラテン44を介して下型16やビードリング18やセクタ12やセグメント21を加熱する。
ブラダ48は、下型16に載置されたグリーンタイヤTの内面側に配置され、加圧空気の供給によって膨らみグリーンタイヤTを内側から加圧する。
次に、上記した加硫成形装置の動作について図2を参照して説明する。
まず、セクタ12及び上型14が、下型16から上方に離間した状態において、ビードリング18にビード部4を嵌合させて未加硫のグリーンタイヤTを加硫成形型10の下型16に載置した後(図2(a)参照)、ブラダ48に加圧空気を供給して膨張させてグリーンタイヤTを内側から保持する(図2(b)参照)。この状態では、グリーンタイヤTは、下型16に設けられたビードリング18とブラダ48によって保持されており、下側のサイドウォール部3は下型16に接触していない。また、ジャケットリング22は、セグメント21の上部に位置しており、セグメント21がタイヤ径方向外方に配置されている。
なお、加硫成形装置では、グリーンタイヤTの加硫時間を短縮するため、グリーンタイヤTを加硫成形型10内で加硫成形する間だけでなく、グリーンタイヤTを加硫成形型10にセットしている間や、後述する加硫成形型10の型閉めや型開きを行っている間も加熱装置42、45によって加硫成形型10やセグメント21を常に加熱している。
そして、昇降手段43により上プラテン41を下降させて上プラテン41に設けられた上型14を下型16に対して近接移動させて上型14及び下型16の型閉め動作を行う(図2(c)〜(e)参照)。なお、上型14が下方へ移動している間、ジャケットリング22は、セグメント21をタイヤ径方向外方に配置した状態で昇降手段46によって上型14に同期して下降する。
具体的には、図2(b)に示すような上型14が下型16に載置されたグリーンタイヤTの上方に離間した位置から下方へ移動すると、まず、上型14に設けられたビードリング17が下型16に載置されたグリーンタイヤTの上側のビード部4に接触する(図2(c)参照)。その後、上下一対のビードリング17、18の間で上下のビード部4が近づくようにグリーンタイヤTを変形させながら上型14が更に下方へ移動し(図2(d)参照)、グリーンタイヤTの上側のサイドウォール部3に上型14が接触する位置、言い換えれば、上型14の型閉めが完了する位置まで上型14が移動する(図2(e)参照)。
本実施形態の加硫成形装置では、上記のように上型14が下方へ移動する上型14及び下型16の型閉め動作において、図2(c)に示すように上型14に設けられたビードリング17が下型16に載置されたグリーンタイヤTの上側のビード部4に接触した時点から、図2(e)に示すように上型14がグリーンタイヤTのサイドウォール部3に接触し上型14の型閉めが完了する前までで、上型14の下方への移動を停止して上型14及び下型16の型閉め動作を一時停止する。
上型14及び下型16の型閉め動作を停止している状態(例えば、図2(d)の状態)では、グリーンタイヤTは、上型14及び下型16に設けられた一対のビードリング17,18とブラダ48によって保持されており、上下のサイドウォール部3やトレッド部2が、上型14や下型16やセクタ12と接触しておらずこれらの金型12、14、16と間隔あけて近接する。
このようにビードリング17がグリーンタイヤTの上側のビード部4に接触した時点から、上型14がグリーンタイヤTのサイドウォール部3に接触し上型14の型閉めが完了する前までの間で、上型14及び下型16の型閉め動作を停止することで、加熱装置42、45によって加熱された上型14や下型16やセクタ12が、グリーンタイヤTのサイドウォール部3やトレッド部2に対向し、グリーンタイヤTの外表面を加熱する。
上型14及び下型16の型閉め動作を停止する時間は、上型14及び下型16の型閉め動作を停止する位置(つまり、グリーンタイヤTの外表面と金型12、14、16との距離)や、金型12、14、16の加熱温度や、グリーンタイヤTの外表面を構成するゴム材料などの条件に応じて適宜設定することができるが、例えば、2秒以上20秒以下、好ましくは6秒以上20秒以下に設定することができる。
また、上型14及び下型16の型閉め動作を停止するタイミングは、ビードリング17がグリーンタイヤTの上側のビード部4に接触した時点から、上型14がグリーンタイヤTのサイドウォール部3に接触する前までであれば任意に設定することができるが、型閉め動作の停止時に、上下のサイドウォール部3やトレッド部2が上型14や下型16やセクタ12によって適度に加熱される距離を確保することが好ましい。具体例を挙げると、上下のビード部4の間隔が、グリーンタイヤTの上側のビード部4に上型14のビードリング17が接触する前の間隔、つまり、グリーンタイヤTがビードリング17、18によって圧縮されていない状態における間隔の40%に圧縮されるまでに上型14及び下型16の型閉め動作を停止することが好ましく、より好ましくは、上記間隔の50%に圧縮されるまで、更に好ましくは間隔の60%に圧縮されるまでに上型14及び下型16の型閉め動作を一時停止する。
そして、上型14及び下型16の型閉め動作を所定時間停止して、上型14、下型16、及びセクタ12の熱によってグリーンタイヤTの外表面を加熱した後、再び、上型16を昇降手段43及び昇降手段46を動作させてジャケットリング22とともに上型16を下方へ移動させ型閉め動作を再開し、図2(e)に示すように、上型14がグリーンタイヤTのサイドウォール部3に接触する位置まで上型14を移動させて上型14の型閉めを完了させる。
このように上型14の型閉めが完了した状態では、上型14だけでなく下型16もグリーンタイヤTのサイドウォール部3に接触しているが、セグメント21に連結されたセクタ12は、グリーンタイヤTのトレッド部2よりタイヤ径方向外方に離間した位置に配置されている。
次いで、上プラテン41に接続された昇降手段43を停止させ、ジャケットリング22に接続された昇降手段46を動作させセグメント21の傾斜面21aを摺動させながらジャケットリング22を降下させることで、セグメント21がタイヤ径方向内方へ移動してセクタ12が型閉め位置に達してトレッド部2と当接する。これにより、加硫成形型10の型閉めが完了し、ブラダ48と加硫成形型10との間でグリーンタイヤTを加圧変形させつつ加熱装置42、45からの熱により加硫する。
以上のような本実施形態では、上型14が下方へ移動する上型14及び下型16の型閉め動作において、上型14に設けられたビードリング17が下型16に載置されたグリーンタイヤTの上側のビード部4に接触した時点から、上型14がグリーンタイヤTのサイドウォール部3に接触し上型14の型閉めが完了する前までで、上型14の下方への移動を停止して上型14及び下型16の型閉め動作を一時停止する。
これにより、下型16に載置されたグリーンタイヤTが加硫開始温度に比べて大幅に低い温度になっていても、型閉め動作を停止している間、上型14や下型16やセクタ12が、上下のサイドウォール部3やトレッド部2と近接した状態で対向し、グリーンタイヤTの外表面を加熱することができ、加硫成形型10内における未加硫ゴムの流動性が向上し、成形不良を低減することができる。
しかも、型閉め動作を停止している状態では、上型14や下型16やセクタ12が、上下のサイドウォール部3やトレッド部2と接触しておらず間隔をあけて近接しているため、トレッド部2に先立ってサイドウォール部3の加硫が開始するなど、加硫成形型10の型閉めが完了する前に局所的に加硫が開始することがない。
なお、上記した本実施形態では、加硫成形型10としてセクタ12、上型14及び下型16に3分割されたセグメンタル型の加硫成形型10を用いた加硫成形装置について説明したが、本発明は、これに限定されず、タイヤの赤道面で上型と下型に2分割され上下に開閉するフルモール型の加硫成形型を用いた加硫成形装置にも適用することができる。
上記実施形態の効果を確認するため、図1に示す加硫成形装置を用いて、後述する実施例1〜5及び比較例1、2によって20本のグリーンタイヤ(タイヤサイズ:225/45R18)をそれぞれ加硫成形し、全く成形不良が発生しないかった場合を「○」と評価し、1本でも成形不良が発生した場合を「×」と評価した。
実施例として、図2(c)で示すような上型14に設けられたビードリング17が下型16に載置されたグリーンタイヤTの上側のビード部4に接触した時点で型閉め動作を2秒間、6秒間停止させた場合(実施例1、2)と、図2(e)で示す上型14がサイドウォール部3に接触する状態の直前で型閉め動作を10秒間停止させた場合(実施例3)と、図2(d)で示すような上下のビード部4の間隔が、ビードリング17、18に圧縮される前の間隔の60%に達するまで圧縮された時点で型閉め動作を10秒間、20秒間停止させた場合(実施例4、5)を、それぞれ行った。
また、比較例として、型閉め動作を停止しない場合(比較例1)、図2(e)で示すような上型14がサイドウォール部3に接触した状態で型閉め動作を6秒間停止させた場合(比較例2)を、それぞれ行った。
結果は、表1に示すとおりであり、型閉め動作を停止しない比較例1や上型14がサイドウォール部3に接触した状態で型閉め動作を一時停止した比較例2では加硫成形されたタイヤに成形不良が発生したが、上型14に設けられたビードリング17がグリーンタイヤTの上側のビード部4に接触した時点から、上型14がサイドウォール部3に接触する前までに型閉め動作を一時停止した実施例1〜5では成形不良が発生せず、未加硫ゴムの流動性が向上し、成形不良を低減することができた。
Figure 0006400373
T…グリーンタイヤ
2…トレッド部
3…サイドウォール部
4…ビード部
10…加硫成形型
12…セクタ
14…上型
16…下型
17…上側のビードリング
18…下側のビードリング
20…コンテナ
21…セグメント
21a…傾斜面
22…ジャケットリング
23…上側コンテナプレート
24…下側コンテナプレート
26…上側スライド
27…下側スライド
40…加硫機
41…上プラテン
42…加熱装置
43…昇降手段
44…下プラテン
45…加熱装置
46…昇降装置
48…ブラダ

Claims (3)

  1. タイヤの一方側のサイドウォール部及びビード部を形成する上型と、タイヤの他方側のサイドウォール部及びビード部を形成する下型と、前記上型及び前記下型を加熱する加熱装置と、グリーンタイヤの内側を保持するブラダとを用いて、グリーンタイヤの内側に前記ブラダを沿わせてグリーンタイヤを保持し、前記加熱装置によって前記上型及び前記下型を加熱しつつ、前記上型及び前記下型の少なくとも一方を移動させてグリーンタイヤを加熱及びタイヤ軸方向に圧縮変形させながら型閉め動作を行うタイヤの加硫成型方法において、
    前記上型がビード部に接触してからサイドウォール部に接触する前までに、前記上型及び前記下型によってグリーンタイヤを加熱及びタイヤ軸方向に圧縮変形した状態で、前記上型及び前記下型を停止させて前記型閉め動作を一時停止し、その後、前記上型及び前記下型の少なくとも一方を再び移動させて前記上型及び前記下型の型閉めを完了することを特徴とするタイヤの加硫成型方法。
  2. 前記型閉め動作を一時停止する時間が、2秒以上20秒以下であることを特徴とする請求項1に記載のタイヤの加硫成型方法。
  3. 前記ビード部の間隔が、前記ビード部に前記上型が接触する前の前記ビード部の間隔の0.4倍以下に達する前に前記型閉め動作を停止することを特徴とする請求項1又は2に記載のタイヤの加硫成型方法。
JP2014156780A 2014-07-31 2014-07-31 タイヤの加硫成形方法 Active JP6400373B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014156780A JP6400373B2 (ja) 2014-07-31 2014-07-31 タイヤの加硫成形方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014156780A JP6400373B2 (ja) 2014-07-31 2014-07-31 タイヤの加硫成形方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016032918A JP2016032918A (ja) 2016-03-10
JP6400373B2 true JP6400373B2 (ja) 2018-10-03

Family

ID=55452058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014156780A Active JP6400373B2 (ja) 2014-07-31 2014-07-31 タイヤの加硫成形方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6400373B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62299308A (ja) * 1986-06-20 1987-12-26 Bridgestone Corp タイヤの加硫方法
JP2003326527A (ja) * 2002-05-10 2003-11-19 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ加硫方法及びタイヤ加硫装置
JP2016007756A (ja) * 2014-06-24 2016-01-18 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤの加硫成形方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016032918A (ja) 2016-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6682241B2 (ja) タイヤ製造方法及びタイヤ成型装置
JP2018015908A (ja) タイヤ加硫成型方法
US10576665B2 (en) Tire vulcanizer
CN109263096B (zh) 轮胎硫化成型方法
JP5068131B2 (ja) 加硫モールドの予熱方法
JP4998987B2 (ja) タイヤ加硫成型装置及び加硫成型方法
JP6400373B2 (ja) タイヤの加硫成形方法
JP2016016642A (ja) 空気入りタイヤの製造方法
JPS5830138B2 (ja) 生タイヤの上方ビ−ドを加硫プレスの金型の上方部分内に心決めしかつ位置決めする方法および装置
JP6617437B2 (ja) タイヤ加硫用ブラダの製造方法および装置
JP2016007756A (ja) 空気入りタイヤの加硫成形方法
JP2014231160A (ja) 空気入りタイヤの加硫方法および加硫装置
JP6837323B2 (ja) タイヤの加硫方法
JP6660152B2 (ja) タイヤの加硫方法
JP6790469B2 (ja) タイヤ加硫用コンテナ
JP6496178B2 (ja) タイヤの製造方法
JP6807222B2 (ja) タイヤの加硫方法
JP2011116062A (ja) 空気入りタイヤの加硫方法および加硫装置
JP6607765B2 (ja) タイヤ製造方法及びタイヤ成型装置
JP2009208400A (ja) タイヤの製造方法及び製造装置
JP2013086281A (ja) タイヤの製造方法および製造装置
JP5974680B2 (ja) タイヤの製造方法およびタイヤ加硫ブラダのプレシェーピング装置
JP6682820B2 (ja) 空気入りタイヤの加硫装置および方法
JP4064750B2 (ja) タイヤ加硫装置
JP2017217830A (ja) 空気入りタイヤの製造方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180821

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180905

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6400373

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250