JP2016092858A - ロータ、ロータの製造方法及びロータを備える回転電機 - Google Patents

ロータ、ロータの製造方法及びロータを備える回転電機 Download PDF

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Abstract

【課題】ロータカバーの回り止めを行いながら工数の増加を抑える。
【解決手段】ロータ2は、回転軸1に一体回転可能に固定され周方向に亘って複数の永久磁石22が取り付けられたロータコア21と、ロータコア21の外周を覆う円筒状のロータカバー23と、を備える。ロータカバー23は、ロータコア21の軸方向端部に形成される円環状の角部28と、角部28の形成によってロータカバー23における周方向に隣接する永久磁石22間に窪んで形成される溝部29と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ロータ、ロータの製造方法及びロータを備える回転電機に関する。
特許文献1には、回転電機に用いられるロータが開示されている。このロータは、マグネットが外周に取り付けられたヨークと、マグネットの外周面を覆うカバーと、を備える。マグネットには周方向端部に切り欠きが設けられ、カバーにはその開口縁部に凹陥部が設けられる。カバーの凹陥部が隣接するマグネット間の切り欠きに係止されることで、カバーの軸方向及び周方向の移動が規制される。
特開平11−299149号公報
上記従来の技術では、ヨークに対するカバーの周方向の固定、すなわちカバーの回り止めを行うため、カバーをマグネットの外周に被せる前にマグネット及びカバーに加工を施す必要があり工数が増加する。
本発明は、このような技術的課題に鑑みてなされたものであり、ロータカバーの回り止めを行いながら工数の増加を抑えることを目的とする。
本発明は、回転軸に一体回転可能に固定され周方向に亘って複数の永久磁石が取り付けられたロータコアと、ロータコアの外周を覆う円筒状のロータカバーと、を備え、ロータカバーは、ロータコアの軸方向端部に形成される円環状の角部と、角部の形成によってロータカバーにおける周方向に隣接する永久磁石間に窪んで形成される溝部と、を有する、ことを特徴とする。
本発明によれば、ロータカバーの円環状の角部が形成される時に永久磁石間に溝部が窪んで形成されるので、ロータカバーの周方向の回転を規制することができる。よって、ロータカバーの回り止めを行いながらロータ製造時の工数の増加を抑えることができる。
本発明の実施形態に係るロータを備える回転電機を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るロータを示す斜視図である。 ロータをシャフトの回転軸を含む平面で切断した断面を示す断面図である。 ロータの製造工程を説明するための図である。 ロータの製造工程を説明するための図である。 ロータの製造工程を説明するための図である。 ロータの製造工程を説明するための図である。 図7Aを平面7Bで切断した断面を示す断面図である。 ロータの製造工程を説明するための図である。 ロータの製造工程を説明するための図である。 ロータの製造工程を説明するための図である。 ロータの製造工程を説明するための図である。 ロータの製造工程を説明するための図である。 ロータの製造工程を説明するための図である。 ロータの製造工程を説明するための図である。 ロータの製造工程を説明するための図である。 ロータの製造工程を説明するための図である。 図10の範囲Aを拡大して外型を取り外した状態を示す拡大図であり、溝部が径方向のみに形成される場合を示す。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態におけるロータ2を備える回転電機100を回転軸に垂直な方向に切断した断面を示す断面図である。
回転電機100は、モータ及び発電機の少なくとも一方として機能する。回転電機100は、回転可能な回転軸としてのシャフト1と、シャフト1に一体的に固定されるロータ2と、ロータ2の外周側にロータ2と所定の空隙を介して配設されるステータ3と、を備える。
ロータ2は、シャフト1の外周に固定されてシャフト1とともに回転するロータコア21と、ロータコア21の外周面に周方向に亘って等間隔で配設される永久磁石22と、永久磁石22が取り付けられたロータコア21を収容するロータカバー23と、を備える。
ステータ3は、ロータ2と所定の空隙を介してロータ2を取り囲むように配設される円環状のステータコア31と、ステータコア31に巻装される巻線32と、を備える。
ステータコア31は、環状のヨーク部33と、ヨーク部33から径方向内側に向けて突設され周方向に所定の間隔で配置される複数のティース34と、隣接するティース34によってヨーク部33の内周側に画成されるスロット35と、を有する。
巻線32は、ステータコア31のティース34に巻回され、各ティース34にはコイルが形成される。巻線32の端末は、ステータ3に設けられる電極(図示せず)に接続される。電極を介してコイルに電力が供給されるとステータコア31が磁化し、ロータ2の永久磁石22との作用によってロータ2がシャフト1を軸として回転する。
図2は、本実施形態におけるロータ2を示す斜視図である。図3は、ロータ2をシャフト1の回転軸を含む平面で切断した断面を示す断面図である。
ロータカバー23は、永久磁石22が取り付けられたロータコア21を収容する非磁性のステンレス鋼から成る有底筒状に形成される。ロータカバー23は、ロータコア21の外周を覆う円筒状の円筒部24と、ロータコア21の軸方向一方側(図3中右側)の端部に当接する底部25と、ロータコア21の軸方向他方側(図3中左側)の端部に当接する上面部26と、を有する。
底部25は、軸方向に垂直な面を有するとともに中央にシャフト1より大径の孔25aを有する円環状に形成される。円筒部24の端部と底部25の外周端とは、円筒部24の端部から軸方向に突出する突出部27を介して接続される。
上面部26は、軸方向に垂直な面を有するとともに中央にシャフト1より大径の孔26aを有する円環状に形成される。上面部26は、円筒部24の軸方向他方側の端部を径方向内側に折り曲げて形成される。円筒部24と上面部26との間には円環状の角部28が形成され、角部28には周方向に隣接する永久磁石22間に溝部29が窪んで形成される。溝部29は、角部28を形成する際にともに形成され、ロータカバー23の回り止めとして機能する。
また、底部の孔及び上面部の孔はロータコアより大径に設定され、底部及び上面部は永久磁石の側面を覆い隠すように延設される。
次に、ロータ2の製造方法について図4〜図16を参照しながら説明する。
初めに、ロータコア21の外周面に複数の永久磁石22を取り付ける。永久磁石22は、周方向に亘って等間隔に配置されるように接着剤などを用いて取り付けられる。
続いて、図4に示すように、予め底部25が形成されたロータカバー23の開口端から、永久磁石22が取り付けられたロータコア21を入れてロータカバー23内に収容する。この段階ではまだ上面部26が形成されていないので、ロータコア21をロータカバー23の底部25に当接するまで入れると、図5に示すように、ロータカバー23の開口端はロータコア21の上端より上方に位置することになる。
続いて、図6に示すように、ロータカバー23の円筒部24の外周であって開口端側に規制部材としての外型41を配置する。外型41は、内径がロータカバー23の円筒部24の外径とほぼ等しく設定された円筒状部材であり、後述するロータカバー23の折り曲げ時にロータカバー23の円筒部24が径方向外側に膨出することを規制する。外型41の高さは、ロータコア21の高さとほぼ同一である。
続いて、図7Aに示すように、外型41の上部に周方向に分割された複数の押圧部材としての外側コレット42を配置する。各外側コレット42は、周方向に所定の隙間を有した状態でロータカバー23の開口端の外周面に当接するように配置される。
さらに、ロータコア21の上部であってロータカバー23の内周側に周方向に分割された複数の保持部材としての内側コレット43を配置する。各内側コレット43は、周方向に所定の隙間を有した状態でロータカバー23の開口端の内周面に当接するように配置される。
各外側コレット42及び各内側コレット43は、それぞれ永久磁石22の個数の半分の数に分割されている。すなわち、各外側コレット42及び各内側コレット43は永久磁石22の2つ分の大きさである。図8に示すように、各外側コレット42の隙間及び各内側コレット43の隙間は、それぞれロータコア21の周方向に隣接する永久磁石22間に位置する。さらに、各外側コレット42の隙間と各内側コレット43の隙間とは、それぞれ周方向に永久磁石22一つ分ずつずれて配置される。
続いて、内側コレット43を径方向外側に向けて押圧した状態で外側コレット42を径方向内側に向けて押圧する。このとき、外側コレット42の押圧力は内側コレット43の押圧力を上回るように設定される。これにより、ロータカバー23の開口端は、内側コレット43によって内周側から保持された状態で外側コレット42によって径方向内側へ向けて押し込まれる。このとき、ロータカバー23の径方向内側へ向けて押し込まれる部分は、外側コレット42及び内側コレット43によって径方向内側へ引っ張られるだけであってもよいし、引き抜き加工のように引き伸ばされてもよい。引っ張りとするか引き伸ばしとするかは、外側コレット42及び内側コレット43の押圧力の関係によって調整される。また、引っ張り又は引き伸ばしに際して、ロータカバー23の径方向内側へ向けて押し込まれる部分にしわが生成されていてもよいし、生成されなくてもよい。
また、外側コレット42は、径方向内側に向けて押圧させるのに加えて軸方向下方にも押圧させる。これにより、上面部26が完成した際のスプリングバックを低減することができる。外側コレット42の軸方向下方への押圧は、外側コレット42の自重又は外部応力の付加によって行われ、外側コレット42が径方向内側に十分移動した後に行われる。
ロータカバー23の開口端は、図9に示すように、外側コレット42及び内側コレット43の各隙間が減少するように径方向内側に押し込まれる。これにより、外側コレット42及び内側コレット43を取り除くと、図10に示すように、ロータカバー23の開口端は円筒部24より径方向内側に折り曲げられて円環状の角部28が形成される。さらに、ロータカバー23の開口端の一部が角部28における隣接する永久磁石22間に入り込み溝部29が形成される。溝部29は、隣接する永久磁石22間の境界に形成される。
なお、溝部29は、図2及び図10に示すように、ロータカバー23の開口端であって円筒部24より径方向内側に折り曲げられた部分から軸方向及び径方向に形成されていてもよいし、径方向のみに形成されていてもよい。図17は、図10の範囲Aを拡大して外型41を取り外した状態を示す拡大図であり、溝部29が径方向のみに形成される場合を示す。この場合、しわ部71が上面部26に形成され、このしわ部71の形成時に余った肉が軸方向に逃げる力で窪むことで溝部29が形成される。溝部29には、図17に示すように、溝部29の両縁に形成される2つの溝72間から突出するしわ部71が形成される。
続いて、図11に示すように、外側コレット52をロータカバー23の開口端の外周側に配置するとともに、内側コレット53をロータカバー23の開口端の内周側に配置する。ここで、ロータカバー23の開口端は図8から図9へ移行する間に外側コレット42及び内側コレット43によって径方向内側に折り曲げられて縮径されているので、外側コレット52は、図8における外側コレット42より径方向の厚みが大きくなるように設定され、内側コレット53は、図8における内側コレット43より径方向の寸法が小さくなるように設定される。
各外側コレット52及び各内側コレット53は、それぞれ永久磁石22の個数の半分の数に分割されている。すなわち、各外側コレット52及び各内側コレット53は永久磁石22の2つ分の大きさである。図11に示すように、各外側コレット52の隙間及び各内側コレット53の隙間は、それぞれロータコア21の周方向に隣接する永久磁石22間に位置する。さらに、各外側コレット52の隙間と各内側コレット53の隙間とは、それぞれ周方向に永久磁石22一つ分ずつずれて配置される。さらに、外側コレット52の隙間は図8における外側コレット42の隙間とは周方向にずれて配置され、内側コレット53の隙間は図8における内側コレット43の隙間とは周方向にずれて配置される。
続いて、内側コレット53を径方向外側に向けて押圧した状態で外側コレット52を径方向内側に向けて押圧する。このとき、外側コレット52の押圧力は内側コレット53の押圧力を上回るように設定される。これにより、ロータカバー23の開口端は、内側コレット53によって内周側から保持された状態で外側コレット52によって径方向内側へ向けて押し込まれる。このとき、ロータカバー23の径方向内側へ向けて押し込まれる部分は、外側コレット52及び内側コレット53によって径方向内側へ引っ張られるだけであってもよいし、引き抜き加工のように引き伸ばされてもよい。引っ張りとするか引き伸ばしとするかは、外側コレット52及び内側コレット53の押圧力の関係によって調整される。また、引っ張り又は引き伸ばしに際して、ロータカバー23の径方向内側へ向けて押し込まれる部分にしわが生成されていてもよいし、生成されなくてもよい。
また、外側コレット52は、径方向内側に向けて押圧させるのに加えて軸方向下方にも押圧させる。これにより、上面部26が完成した際のスプリングバックを低減することができる。外側コレット52の軸方向下方への押圧は、外側コレット52の自重又は外部応力の付加によって行われ、外側コレット52が径方向内側に十分移動した後に行われる。
ロータカバー23の開口端は、図12に示すように、外側コレット52及び内側コレット53の各隙間が減少するように径方向内側に押し込まれる。これにより、外側コレット52及び内側コレット53を取り除くと、図13に示すように、ロータカバー23の開口端は円筒部24よりさらに径方向内側に押し込まれる。このとき、ロータカバー23の開口端の一部が角部28における隣接する永久磁石22間に入り込み溝部29が形成される。溝部29は、隣接する永久磁石22間の境界に形成される。
続いて、図14に示すように、外側コレット62をロータカバー23の開口端の外周側に配置する。ここで、ロータカバー23の開口端は図11から図12へ移行する間に外側コレット52及び内側コレット53によって径方向内側に押し込まれて縮径されているので、外側コレット62は、図11における外側コレット52より径方向の厚みが大きくなるように設定される。
各外側コレット62は、永久磁石22の個数の半分の数に分割されている。すなわち、各外側コレット62は永久磁石22の2つ分の大きさである。図14に示すように、各外側コレット62の隙間は、それぞれロータコア21の周方向に隣接する永久磁石22間に位置する。さらに、外側コレット62の隙間は図11における外側コレット52の隙間とは周方向に永久磁石22一つ分ずつずれて配置される。
続いて、外側コレット62を径方向内側に向けて押圧する。これにより、ロータカバー23の開口端は、外側コレット62によって径方向内側へ向けてさらに押し込まれる。このとき、ロータカバー23の径方向内側へ向けて押し込まれる部分は、外側コレット62によって径方向内側へ引っ張られるだけであってもよいし、引き抜き加工のように引き伸ばされてもよい。引っ張りとするか引き伸ばしとするかは、外側コレット62の押圧力によって調整される。また、引っ張り又は引き伸ばしに際して、ロータカバー23の径方向内側へ向けて押し込まれる部分にしわが生成されていてもよいし、生成されなくてもよい。
また、外側コレット62は、径方向内側に向けて押圧させるのに加えて軸方向下方にも押圧させる。これにより、上面部26が完成した際のスプリングバックを低減することができる。外側コレット62の軸方向下方への押圧は、外側コレット62の自重又は外部応力の付加によって行われ、外側コレット62が径方向内側に十分移動した後に行われる。
ロータカバー23の開口端は、図15に示すように、外側コレット62の隙間が減少するように径方向内側に押し込まれる。これにより、外側コレット62を取り除くと、図16に示すように、ロータカバー23の開口端は円筒部24よりさらに径方向内側に押し込まれて上面部26が形成される。このとき、ロータカバー23の開口端の一部が角部28における隣接する永久磁石22間に入り込み溝部29が形成される。
続いて、外型41が取り外され、ロータコア21の中央にシャフト1が挿入される。これにより、図2に示すように、シャフト1を有するロータ2が完成する。
以上の実施形態によれば、以下に示す効果を奏する。
ロータカバー23の円環状の角部28が形成される時に永久磁石22間に溝部29が窪んで形成されるので、ロータカバー23の周方向の回転を規制することができる。よって、ロータカバー23の回り止めを行いながらロータ製造時の工数の増加を抑えることができる。
さらに、ロータ2が単一のロータカバー23から構成されるので、ロータ2の製造コストを低減することができる。
さらに、溝部29は、角部28における隣接する永久磁石22間に形成される。ロータカバーの内周面にロータコアとの回り止めを別途加工する場合には、ロータカバーを被せるための内径クリアランスに加えて、ロータカバーとロータコアとを周方向に引っ掛ける部分に対してのクリアランスを取ることが必要となり、ロータカバーをセットした場合にロータコアに完全にフィットさせることは困難である。これに対して、本実施形態では、ロータカバー23を周方向から絞り加工のように押圧してロータコアの外周の永久磁石22に密着させるので、永久磁石22の軸方向端部付近においてはロータカバー23の内径クリアランスがなくなるように加工される。よって、加工時に形成される溝部29は、クリアランスをなくすような働きを有するので、ロータカバー23の回り止めをより確実に行うことができる。さらに、溝部29は、角部28における隣接する永久磁石22間に形成されるので、角部28及び上面部26によってロータカバー23が軸方向に対して磁石にフィットするので、ロータカバー23の軸方向のずれを防止することができる。
さらに、ロータカバー23の上面部26の内径はロータコア21の外径より小さいので、永久磁石22が破損した際に破片が飛散することを防止することができる。
さらに、ロータカバー23の開口端を全周から径方向内側へ向けて押圧する外側コレット42、52、62によってロータカバー23の開口端を径方向内側に折り曲げて円環状の角部28とロータカバー23における周方向に隣接する永久磁石22間に窪む溝部29とを形成するので、ロータカバー23内にロータコア21を収容してロータカバー23の開口端を径方向内側に折り曲げるだけでロータカバー23の回り止めを行うことができる。よって、ロータカバー23の回り止めのために新たな加工を施す必要がないのでロータ2の製造コストを低減することができる。
さらに、外側コレット42、52、62によってロータカバー23の開口端を径方向内側に折り曲げる際に、外型41をロータカバー23の外周に配置することでロータカバー23の円筒部24が径方向外側に膨出することを規制するので、ロータカバー23が変形してロータ2の外径が大きくなることを防止することができる。
さらに、外側コレット42、52、62によってロータカバー23の開口端を径方向内側に折り曲げる際に内側コレット43によってロータカバー23の開口端の内周を全周に亘って保持するので、ロータカバー23の開口端が径方向内側に折り曲げられる際にロータカバー23に生じるしわを低減することができる。
さらに、周方向に隣接する外側コレット42、52、62間の隙間と周方向に隣接する内側コレット43間の隙間とは周方向にずれているので、外側コレット42、52、62の隙間と内側コレット43の隙間とが対向することで、ロータカバー23の肉が外側コレット42、52、62の隙間及び内側コレット43の隙間に噛み込まれることを防止することができる。
さらに、外側コレット42、52、62は周方向に隣接する外側コレット42、52、62間の隙間が周方向に隣接する永久磁石22間に位置するように配置され、内側コレット43は周方向に隣接する内側コレット43間の隙間が周方向に隣接する永久磁石22間に位置するように配置されるので、ロータカバー23の肉の逃げ部が永久磁石22間に配置されることで永久磁石22間に溝部29をより確実に形成することができる。
さらに、図7Bに示すように、外型41の高さは、ロータコア21の高さとほぼ同一に設定されるので、外側コレット42の高さ方向の位置決めを行うことができる。これにより、外側コレット42を径方向内側に向けて押圧する工程を安定して行うことができる。さらに、外側コレット42、52、62は、径方向内側に向けて押圧させるのに加えて軸方向下方にも押圧させるので、ロータカバー23の上面部26のスプリングバックを低減することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一つを示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば、上記実施形態では、溝部29が角部28における隣接する永久磁石22間に形成されているが、ロータカバー23の円筒部24に別途溝部29を形成することで回り止めの効果を向上させてもよい。また、上記実施形態では、円環状のロータコア21の外周面に永久磁石22が密に配設されるロータ2を例示したが、ロータコア21の外周面に周方向に亘って複数の凸部が形成され、永久磁石22が凸部間に配設されるタイプのロータにも本実施形態は適用可能である。この場合、溝部29は、永久磁石22間ではなく、永久磁石22と隣接する凸部との間に形成されても良い。
さらに、上記実施形態では、ロータカバー23の上面部26は角部28から永久磁石22を覆い隠すまで径方向内側に延設されているが、永久磁石22の一部が露出するように延設されていてもよい。
さらに、上記実施形態では、有底筒状のロータカバー23の一端に上面部26を形成したが、底部25を有していない筒状のロータカバー23にロータコア21を入れてからロータカバー23の両端に上面部26を形成してもよい。
さらに、上記実施形態では、ロータカバー23の上面部26を形成するに当たって外型41を円筒部24の外周全体に配置したが、外型41を一部、又は、用いなくてもよい。
さらに、上記実施形態では、外側コレット42、52、62を用いて3度に亘って徐々に上面部26を形成しているが、1度に上面部26を形成してもよいし、2度又は4度以上に亘って徐々に上面部26を形成してもよい。また、上記実施形態では、外側コレット62によってロータカバー23の開口端を縮径させる場合には内側コレットを用いていないが、内側コレット43及び内側コレット53と同様に内側コレットを用いてもよい。
さらに、上記実施形態では、外側コレット42、52、62と内側コレット43、53とを用いて上面部26を形成しているが、外側コレット62のみを用いて上面部26を形成してもよい。
さらに、上記実施形態では、周方向に隣接する外側コレット42、52、62間の隙間と周方向に隣接する内側コレット43、53間の隙間とは周方向にずれているが、互いに対向するように配置してもよい。
さらに、上記実施形態では、外側コレット42、52、62は周方向に隣接する外側コレット42、52、62間の隙間が周方向に隣接する永久磁石22間に位置するように配置され、内側コレット43、53は周方向に隣接する内側コレット43、53間の隙間が周方向に隣接する永久磁石22間に位置するように配置されているが、外側コレット42、52、62間の隙間及び内側コレット43、53間の隙間は、隣接する永久磁石22間に配置されていなくてもよい。
さらに、上記実施形態では、ロータカバー23が、非磁性のステンレス鋼から構成されるとして説明したが、アルミ等の他の非磁性金属から構成されていてもよい。
さらに、上記実施形態では、ロータカバー23の角部28には永久磁石22間に溝部29が窪んで形成されることでロータカバー23の回り止めを行っているが、溝部29を形成した後、ロータカバー23の外周面に永久磁石22間に沿って軸方向に溝を加工してもよい。ロータカバーをロータコアの外周に被せただけの構造では、ロータカバーの外側から永久磁石間の位置を確認することができないため、永久磁石22間に沿って軸方向に溝を後加工することは困難である。しかし、本実施形態では、ロータカバー23を装着後であっても溝部29が永久磁石22間に形成されるため、永久磁石間の位置を確認でき、永久磁石22間に沿って軸方向に溝を後加工することができる。これにより、後加工された溝によってロータカバー23と永久磁石とのクリアランスがさらに小さくなるので、ロータカバー23の回り止めをより確実に行うことができる。
1 シャフト(回転軸)
2 ロータ
3 ステータ
21 ロータコア
22 永久磁石
23 ロータカバー
28 角部
29 溝部
41 外型(規制部材)
42、52、62 外側コレット(押圧部材)
43、53、63 内側コレット(保持部材)
100 回転電機

Claims (9)

  1. 回転軸に一体回転可能に固定され周方向に亘って複数の永久磁石が取り付けられたロータコアと、
    前記ロータコアの外周を覆う円筒状のロータカバーと、
    を備え、
    前記ロータカバーは、前記ロータコアの軸方向端部に形成される円環状の角部と、前記角部の形成によって前記ロータカバーにおける周方向に隣接する前記永久磁石間に窪んで形成される溝部と、を有する、
    ことを特徴とするロータ。
  2. 前記溝部は、隣接する前記永久磁石間における前記ロータカバーの前記角部に形成される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のロータ。
  3. 前記ロータカバーは、前記角部と接続される上面部を有し、
    前記上面部の内径は、前記ロータコアの外径より小さい、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のロータ。
  4. 回転軸に一体回転可能に固定され周方向に亘って複数の永久磁石が取り付けられたロータコアを備えるロータの製造方法であって、
    円筒状のロータカバーを前記ロータコアの外周に被せる工程と、
    前記ロータカバーの軸方向端部を径方向内側へ向けて押圧する押圧部材によって前記ロータカバーを径方向内側に押圧して円環状の角部と前記ロータカバーにおける周方向に隣接する前記永久磁石間に窪む溝部とを形成する工程と、
    を含むことを特徴とするロータの製造方法。
  5. 前記角部と前記溝部とを形成する工程は、前記ロータカバーの外周への膨出を規制する規制部材を配置してから前記ロータカバーの軸方向端部を径方向内側へ向けて押圧する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のロータの製造方法。
  6. 前記角部と前記溝部とを形成する工程は、前記ロータカバーの軸方向端部の内周を全周に亘って保持する保持部材を配置した状態で全周から径方向内側へ向けて押圧する、
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載のロータの製造方法。
  7. 前記押圧部材は周方向に分割された複数の外側コレットから構成され、前記保持部材は周方向に分割された複数の内側コレットから構成され、
    周方向に隣接する前記外側コレット間の隙間と周方向に隣接する前記内側コレット間の隙間とは周方向にずれている、
    ことを特徴とする請求項6に記載のロータの製造方法。
  8. 前記外側コレット及び前記内側コレットは、周方向に隣接する前記外側コレット間の隙間及び周方向に隣接する前記内側コレット間の隙間が周方向に隣接する前記永久磁石間に位置するように配置される、
    ことを特徴とする請求項7に記載のロータの製造方法。
  9. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のロータと、
    前記ロータの外周側に前記ロータと所定の空隙を介して配設されるステータと、
    を備えることを特徴とする回転電機。
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