JP4700492B2 - モータ、及びモータの製造方法 - Google Patents
モータ、及びモータの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4700492B2 JP4700492B2 JP2005379945A JP2005379945A JP4700492B2 JP 4700492 B2 JP4700492 B2 JP 4700492B2 JP 2005379945 A JP2005379945 A JP 2005379945A JP 2005379945 A JP2005379945 A JP 2005379945A JP 4700492 B2 JP4700492 B2 JP 4700492B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator core
- case
- cylindrical portion
- circumferential
- press
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 14
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 28
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 16
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 13
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 5
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 5
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000003796 beauty Effects 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 235000013372 meat Nutrition 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Description
又、凹部及び圧接部は、それぞれ等角度間隔に形成されるとともに、その数が前記ティース部の数の3以上の整数倍に設定され、圧接部は、円環部に各ティース部を中心として周方向に対称に圧接されるため、円環部を各ティース部に対して均等に(それぞれ同一条件で)バランス良く支持することができる。又、例えば、ステータコアのロータとの対向面である各ティース部の先端にそれぞれ僅かな歪みが生じたとしても、それらの歪みも各ティース部で均等なものとなり、ひいてはコギングトルクを低減することができる。
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載のモータの製造方法において、前記ステータコアを前記円筒部に保持する工程では、前記圧接部が前記ヨーク部の周方向端部同士の繋ぎ目を含む周方向位置に配置されるように焼き嵌めを行うことで、前記ステータコアを前記円筒部の内周面に圧接して保持する。
図1(a)(b)に示すように、モータ(ブラシレスモータ)は、ステータ1とロータ2(図1(b)中、2点鎖線で示す)とを備えている。ステータ1は、巻線3(図1(b)参照、図1(a)では省略)が巻装されるステータコア4と、ステータコア4が収容保持されるケース5とを有する。
ここで、前記ケース5の円筒部5aには、図1(a)及び図2に示すように、径方向外側に突出する軸方向に沿った突出部5cが形成されている。又、円筒部5aの内周面には、図2に示すように、突出部5cと対応した位置に形成される凹部5dと、該凹部5dを除いた部分に形成される圧接部5eとが周方向に交互に形成されている。本実施の形態の突出部5c、凹部5d及び圧接部5eは、それぞれ等角度間隔に形成されるとともに、その数がティース部4b(分割コア4d)の数(12個)の整数倍に設定され、本実施の形態では周方向に36個形成されている。又、図2に示すように、圧接部5eは、周方向に隣り合うヨーク部4cの周方向端部同士の繋ぎ目を含む周方向位置に配置されている。尚、本実施の形態では、ヨーク部4c(ティース部4b)の周方向中心に突出部5c(凹部5d)が一致するように配置されている。よって、圧接部5eは、ヨーク部4c(円環部4a)に各ティース部4bの周方向中心を中心として周方向に対称に圧接され、詳しくは前記周方向中心から若干ずれた位置と周方向端部とでそれぞれ圧接されることになる。尚、図2では、前記突出部5c及び凹部5dを視覚的に分かり易くするために、それらの凹凸を誇張して模式的に図示している。
上記ケース5は、図3に示すように、ワーク11を挟むようにパンチ12とダイ13とを軸方向に相対移動させるプレス絞り加工にて成形される。ダイ13は、ケース5の外周面と対応した成形凹部13aを有し、その成形凹部13aの内周面には突出部5cと対応して径方向外側に凹設された溝13bが軸方向に沿って形成されている。この溝13bは、周方向に36箇所形成される。又、溝13bは、突出部5cの突出量より十分深く凹設されている。
(1)ケース5の円筒部5aには、径方向外側に突出する軸方向に沿った突出部5cが形成されるため、突出部5cが形成されるように予肉を逃がしながらプレス絞り加工(絞り加工工程)を行うことができる。これにより、プレス絞り加工時の加圧力を低減することができケース5を容易に成形することができるとともに、ケース5(ワーク11)の応力を低減することができ圧接部5eの寸法精度(真円度)を高くすることができる。その結果、例えば、ステータコア4のケース5への組み付けを容易とすることができるとともに、ケース5に収容保持されたステータコア4の内径精度(ロータ2との対向面の精度)をも高くすることができ、ひいてはコギングトルクを低減することができる。又、焼き嵌め後では、凹部5d内にステータコア4がくい込むようになり、ケース5とステータコア4との相対回動が低減される(空転抵抗が大きくなる)という効果も期待できる。
・上記実施の形態では、ステータコア4は、分割コア4dが複数(本実施の形態では12個)環状に配列されたものであるとしたが、これに限定されず、円環部4a(ヨーク部4c)が一体のもの(分解や回動が不能なもの)としてもよい。
(イ)円筒部を有し、ステータコアが前記円筒部の内周面に圧接されて保持されるケースであって、前記円筒部には、径方向外側に突出する軸方向に沿った突出部が形成され、前記円筒部の内周面には、前記突出部と対応した位置に形成される凹部と、該凹部を除いた部分に形成されその少なくとも一部が前記ステータコアに圧接される圧接部とが周方向に交互に形成されたことを特徴とするケース。
Claims (3)
- 巻線が巻装されるステータコアと、前記ステータコアが収容保持される磁性材料よりなるケースとを有し、前記ステータコアが前記ケースの円筒部の内周面に圧接されて保持されてなるステータと、
前記ステータコアの内側で回転可能に設けられるロータと
を備えたモータであって、
前記ステータコアは、円環状の円環部を周方向に分割した形状のヨーク部と該ヨーク部から径方向内側に延び巻線が巻装されるティース部とを有する複数の分割コアが、前記ヨーク部の周方向端部同士が繋がるように環状に配列されたものであって、
前記ケースの前記円筒部には、径方向外側に突出する軸方向に沿った突出部が形成され、前記円筒部の内周面には、前記突出部と対応した位置に形成される凹部と、該凹部を除いた部分に形成される圧接部とが周方向に交互に形成され、該凹部及び圧接部はそれぞれ等角度間隔に形成されるとともにその数が前記ティース部の数の3以上の整数倍に設定され、
前記圧接部は、前記ヨーク部の周方向端部同士の繋ぎ目を含む周方向位置に配置され、前記円環部に各前記ティース部を中心として周方向に対称に圧接することを特徴とするモータ。 - 巻線が巻装されるステータコアと、前記ステータコアが収容保持される磁性材料よりなるケースとを有し、前記ステータコアが前記ケースの円筒部の内周面に圧接されて保持されてなるステータと、
前記ステータコアの内側で回転可能に設けられるロータとを備え、
前記ステータコアは、円環状の円環部を周方向に分割した形状のヨーク部と該ヨーク部から径方向内側に延び巻線が巻装されるティース部とを有する複数の分割コアが、前記ヨーク部の周方向端部同士が繋がるように環状に配列されたものであって、
前記ケースの前記円筒部には、径方向外側に突出する軸方向に沿った突出部が形成され、前記円筒部の内周面には、前記突出部と対応した位置に形成される凹部と、該凹部を除いた部分に形成される圧接部とが周方向に交互に形成され、該凹部及び圧接部はそれぞれ等角度間隔に形成されるとともにその数が前記ティース部の数の3以上の整数倍に設定され、
前記圧接部は、前記ヨーク部の周方向端部同士の繋ぎ目を含む周方向位置に配置され、前記円環部に各前記ティース部を中心として周方向に対称に圧接するモータの製造方法であって、
前記ケースをプレス絞り加工にて成形し、ステータコアを前記ケースの円筒部の内周面に圧接して保持し、
前記プレス絞り加工を行う絞り加工工程では、前記円筒部に前記突出部が形成されるとともに、前記円筒部の内周面に前記凹部と前記圧接部とが形成されるように予肉を前記突出部に逃がしながらプレス絞り加工を行うとともに、
前記ステータコアを前記円筒部に保持する工程では、前記圧接部が前記ヨーク部の周方向端部同士の繋ぎ目を含む周方向位置に配置されるように、前記ステータコアを前記円筒部の内周面に圧接することを特徴とするモータの製造方法。 - 請求項2に記載のモータの製造方法において、
前記ステータコアを前記円筒部に保持する工程では、前記圧接部が前記ヨーク部の周方向端部同士の繋ぎ目を含む周方向位置に配置されるように焼き嵌めを行うことで、前記ステータコアを前記円筒部の内周面に圧接して保持することを特徴とするモータの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005379945A JP4700492B2 (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | モータ、及びモータの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005379945A JP4700492B2 (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | モータ、及びモータの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007181376A JP2007181376A (ja) | 2007-07-12 |
JP4700492B2 true JP4700492B2 (ja) | 2011-06-15 |
Family
ID=38305948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005379945A Expired - Fee Related JP4700492B2 (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | モータ、及びモータの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4700492B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210022025A (ko) * | 2020-10-13 | 2021-03-02 | 엘지이노텍 주식회사 | 스테이터 코어 및 이를 포함하는 모터 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5894036B2 (ja) * | 2012-08-24 | 2016-03-23 | アスモ株式会社 | ブラシレスモータ |
CN111756198B (zh) * | 2020-07-10 | 2023-03-17 | 南阳防爆(苏州)特种装备有限公司 | 电机定子铁心与机座的装配制造工艺 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001238376A (ja) * | 2000-02-21 | 2001-08-31 | Mitsubishi Electric Corp | 電動機固定子鉄心 |
JP2003264944A (ja) * | 2002-03-07 | 2003-09-19 | Toyota Motor Corp | モータのステータコア組立体、及びステータ組立体の組み付け方法 |
JP2004112988A (ja) * | 2002-07-23 | 2004-04-08 | Toyota Industries Corp | 電動モータ及び電動コンプレッサ |
JP2005261085A (ja) * | 2004-03-11 | 2005-09-22 | Asmo Co Ltd | モータヨークの製造方法、モータヨーク、及びモータ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1169670A (ja) * | 1997-08-12 | 1999-03-09 | Shibaura Eng Works Co Ltd | ステータコア |
-
2005
- 2005-12-28 JP JP2005379945A patent/JP4700492B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001238376A (ja) * | 2000-02-21 | 2001-08-31 | Mitsubishi Electric Corp | 電動機固定子鉄心 |
JP2003264944A (ja) * | 2002-03-07 | 2003-09-19 | Toyota Motor Corp | モータのステータコア組立体、及びステータ組立体の組み付け方法 |
JP2004112988A (ja) * | 2002-07-23 | 2004-04-08 | Toyota Industries Corp | 電動モータ及び電動コンプレッサ |
JP2005261085A (ja) * | 2004-03-11 | 2005-09-22 | Asmo Co Ltd | モータヨークの製造方法、モータヨーク、及びモータ |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210022025A (ko) * | 2020-10-13 | 2021-03-02 | 엘지이노텍 주식회사 | 스테이터 코어 및 이를 포함하는 모터 |
KR102281068B1 (ko) | 2020-10-13 | 2021-07-23 | 엘지이노텍 주식회사 | 스테이터 코어 및 이를 포함하는 모터 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007181376A (ja) | 2007-07-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6343127B2 (ja) | モータ | |
EP3018802B1 (en) | Method for producing a rotor | |
JP6349140B2 (ja) | ロータ、ロータの製造方法及びロータを備える回転電機 | |
JP5274091B2 (ja) | 回転電機の固定子製造方法 | |
JP6360775B2 (ja) | ロータの製造方法 | |
JP2010154742A (ja) | 電気モータ | |
JP6484002B2 (ja) | ロータ及びロータ製造方法 | |
JP6148269B2 (ja) | モータのロータ、およびモータ | |
JP2009033884A (ja) | ステータおよびステータの製造方法 | |
JP4700492B2 (ja) | モータ、及びモータの製造方法 | |
JP2008131679A (ja) | ステータの製造方法及びステータ | |
JP2011030320A (ja) | 回転電機及び回転電機の製造方法 | |
JP2012023805A (ja) | 電動機の固定子とその製造方法 | |
JP4003694B2 (ja) | マグネット型モータの製造方法 | |
JP5296856B2 (ja) | ステータの製造方法 | |
JP5495045B2 (ja) | 回転電機の回転子 | |
JP2005323429A (ja) | 回転電機及びその組立て方法 | |
JP2005168074A (ja) | 回転電機および回転電機の製造方法 | |
JP2007181348A (ja) | ステータの製造方法 | |
JP7209480B2 (ja) | 回転電機および回転電機の製造方法 | |
JP2009183058A (ja) | ステータコアの固定方法、及びブラシレスモータ | |
JP4349831B2 (ja) | 固定子鉄心の製造方法 | |
JP2007318889A (ja) | ロータのリング磁石固定構造及び電動パワーステアリング用モータ | |
JP2006081398A (ja) | 内転型電動機の固定子の製造方法 | |
JP2007166863A (ja) | ロータシャフト |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080616 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101208 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101214 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110209 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110301 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110304 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4700492 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |