JP2016089014A - 高性能タイヤ - Google Patents

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JP2016089014A
JP2016089014A JP2014224368A JP2014224368A JP2016089014A JP 2016089014 A JP2016089014 A JP 2016089014A JP 2014224368 A JP2014224368 A JP 2014224368A JP 2014224368 A JP2014224368 A JP 2014224368A JP 2016089014 A JP2016089014 A JP 2016089014A
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佳彦 小森
Yoshihiko Komori
佳彦 小森
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Abstract

【課題】操縦安定性、熱ダレ性能および破壊特性にバランス良く優れるゴム組成物により構成された内部部材を備えたタイヤ、および当該タイヤの製造方法を提供すること。【解決手段】天然ゴムおよびジエン系合成ゴムからなる群から選ばれる少なくとも1種を含むゴム成分、カーボンブラック、ならびに下記式(I)で示されるスルフィド化合物を含有するゴム組成物により構成されたタイヤ部材を備えた高性能タイヤ。【選択図】なし

Description

本発明は、所定のゴム組成物により構成されたタイヤ部材を備えた高性能タイヤに関する。
高性能タイヤには、操縦安定性、熱ダレ性能、破壊特性など、種々の性能が要求されている。これらの性能を確保するため、従来様々な工夫がなされている。
操縦安定性を向上させる有効な手段として、例えば、カーボンブラックの配合量を増量し、ゴムの剛性を高めることが知られている。しかし、多量のカーボンブラックを配合すると発熱が高くなりすぎることで熱ダレが生じる傾向があった。そこで、操縦安定性を維持しながら熱ダレ性能を向上させるため、架橋密度を高めることが行われてきた。しかしこの手法では、操縦安定性および熱ダレ性能には一定の効果が得られるものの、破壊特性が低下する傾向があった。
特許文献1には、ジアミン化合物の配合によりカーボンブラックの分散性を向上させ、低発熱性を改善する技術が提案されている。
特許第2912845号公報
しかしながら、操縦安定性、熱ダレ性能および破壊特性をバランスよく改善することは困難であり、特許文献1に記載されているゴム組成物も、操縦安定性、熱ダレ性能および破壊特性にバランス良く優れるという点については改善の余地がある。
本発明は、操縦安定性、熱ダレ性能および破壊特性にバランス良く優れる高性能タイヤを提供することを目的とする。
本発明は、天然ゴムおよびジエン系合成ゴムからなる群から選ばれる少なくとも1種を含むゴム成分、カーボンブラック、ならびに下記式(I)で示されるスルフィド化合物を含有するゴム組成物により構成されたタイヤ部材を備えた高性能タイヤに関する。
Figure 2016089014
(式中、R1は、水素原子、炭素数1〜6の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基またはアルケニル基、または炭素数3〜6の環状のアルキル基またはアルケニル基を表す。Aは、O、S、NH、またはNR2を表す。R2は、炭素数1〜6の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基またはアルケニル基、または炭素数3〜6の環状のアルキル基またはアルケニル基を表す。nは1〜6の整数を表し、xは1〜4の整数を表す。)
前記ジエン系合成ゴムが、スチレンブタジエンゴムを含むことが好ましい。
スチレンブタジエンゴムの含有量が、ゴム成分中10〜50質量%であることが好ましい。
前記カーボンブラックの含有量が、ゴム成分100質量部に対して50〜100質量部であることが好ましい。
前記スルフィド化合物の含有量が、カーボンブラック100質量部に対して0.1〜10質量部であることが好ましい。
前記タイヤ部材が、ビードエイペックスであることが好ましい。
本発明によれば、所定のゴム成分、カーボンブラックおよび下記式(I)で示されるスルフィド化合物を含有するゴム組成物により構成されたタイヤ部材を備えた高性能タイヤとすることにより、操縦安定性、熱ダレ性能および破壊特性にバランス良く優れる高性能タイヤを提供することができる。
Figure 2016089014
(式中、R1は、水素原子、炭素数1〜6の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基またはアルケニル基、または炭素数3〜6の環状のアルキル基またはアルケニル基を表す。Aは、O、S、NH、またはNR2を表す。R2は、炭素数1〜6の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基またはアルケニル基、または炭素数3〜6の環状のアルキル基またはアルケニル基を表す。nは1〜6の整数を表し、xは1〜4の整数を表す。)
本発明の高性能タイヤは、所定のゴム成分、カーボンブラックおよび所定のスルフィド化合物を含有するゴム組成物により構成されたタイヤ部材を備えることを特徴とする。
本発明に係るゴム成分は、天然ゴム(NR)およびジエン系合成ゴムからなる群から選ばれる少なくとも1種を含む。
前記ジエン系合成ゴムとしては、イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、スチレンイソプレンブタジエンゴム(SIBR)、クロロプレンゴム(CR)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)、ブチルゴム(IIR)、ハロゲン化ブチルゴム(X−IIR)などのジエン系合成ゴムなどが挙げられ、単独で用いてもよく、2種以上を併用しても良い。なかでも、操縦安定性および熱ダレ性能に優れるという理由からSBRを使用することが好ましい。
さらに、本発明に係るゴム成分は、操縦安定性、熱ダレ性能および破壊特性が特にバランス良く得られるという理由から、NRおよびSBRを含むことが好ましい。
前記NRとしては特に限定されず、SIR20、RSS#3、TSR20など、タイヤ工業において一般的なものを使用することができる。
NRを含有する場合のゴム成分中の含有量は、発熱性や温度依存性が増大し温度変化による性能変化が大きくなることを防ぐことができる、例えば熱ダレ性能が悪化することを防ぐことができるという理由、また、十分な破壊特性が得られるという理由から、50質量%以上が好ましく、60質量%以上がより好ましい。また、NRの含有量は、操縦安定性や熱ダレ性能の観点から90質量%以下が好ましく、80質量%以下がより好ましい。
前記SBRとしては特に限定されず、乳化重合スチレンブタジエンゴム(E−SBR)、溶液重合スチレンブタジエンゴム(S−SBR)、これらのSBRの末端を変性した変性SBR(変性E−SBR、変性S−SBR)など、タイヤ工業において一般的なものを使用できる。
SBRのスチレン含有量は、操縦安定性の観点から10質量%以上が好ましく、15質量%以上がより好ましい。また、SBRのスチレン含有量は、発熱性や温度依存性が増大し温度変化による性能変化が大きくなることを防ぐことができる、例えば熱ダレ性能が悪化することを防ぐことができるという理由から、30質量%以下が好ましく、25質量%以下がより好ましい。なお、本発明におけるSBRのスチレン含有量は、H1−NMR測定により算出される値である。
SBRを含有する場合のゴム成分中の含有量は、操縦安定性や熱ダレ性能の観点から10質量%以上が好ましく、15質量%以上がより好ましく、20質量%以上がさらに好ましい。また、SBRの含有量は、発熱性や温度依存性が増大し温度変化による性能変化が大きくなることを防ぐことができる、例えば熱ダレ性能が悪化することを防ぐことができるという理由、また、十分な破壊特性が得られるという理由から、50質量%以下が好ましく、40質量%以下がより好ましい。
前記カーボンブラックの窒素吸着比表面積(N2SA)は、十分な補強性が得られ、十分な操縦安定性、熱ダレ性能、破壊特性が得られるという理由から、30m2/g以上が好ましく、60m2/g以上がより好ましい。また、カーボンブラックのN2SAは、発熱性が大きくならず、熱ダレ性能に優れるという理由から、120m2/g以下が好ましく、90m2/g以下がより好ましい。なお、本発明におけるカーボンブラックのN2SAはJIS K 6217−2:2001に準じて測定される値である。
カーボンブラックのオイル吸収量(OAN)は、十分な補強性が得られ、十分な操縦安定性、熱ダレ性能、破壊特性が得られるという理由から、50ml/100g以上が好ましく、90ml/100g以上がより好ましい。また、カーボンブラックのOANは、ゴム硬度が適度となり、グリップ性能に優れるという理由から、200ml/100g以下が好ましく、125ml/100g以下がより好ましい。なお、本発明におけるカーボンブラックのOANはASTM D2414に準じて測定される値である。
カーボンブラックのヨウ素吸収量(IA)は、破壊特性やグリップ性能の観点から、50mg/g以上が好ましく、70mg/g以上がより好ましい。また、カーボンブラックのIAは、発熱性が大きくならず、熱ダレ性能が優れるという理由から、100mg/g以下が好ましく、90mg/g以下がより好ましい。なお、本発明におけるカーボンブラックのIAはJIS K 6217−1:2008に準じて測定される値である。
カーボンブラックのゴム成分100質量部に対する含有量は、操縦安定性、熱ダレ性能、破壊特性の観点から、50質量部以上が好ましく、60質量部以上がより好ましい。また、カーボンブラックの含有量は、発熱性が大きくならず、熱ダレ性能が優れるという理由から、100質量部以下が好ましく、90質量部以下がより好ましく、80質量部以下がさらに好ましい。
前記スルフィド化合物は、下記式(I)で示される化合物である。
Figure 2016089014
式中、R1は、水素原子、炭素数1〜6の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基またはアルケニル基、または炭素数3〜6の環状のアルキル基またはアルケニル基を表す。Aは、O、S、NH、またはNR2を表す。R2は、炭素数1〜6の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基またはアルケニル基、または炭素数3〜6の環状のアルキル基またはアルケニル基を表す。nは1〜6の整数を表し、xは1〜4の整数を表す。
式(I)で示されるスルフィド化合物としては、例えば、2,2’−ビス(ベンズイミダゾリル−2)エチルスルフィド、2,2’−ビス(ベンズイミダゾリル−2)エチルジスルフィド、2,2’−ビス(ベンズイミダゾリル−2)エチルトリスルフィド、2,2’−ビス(ベンズイミダゾリル−2)エチルテトラスルフィド、3,3’−ビス(ベンズイミダゾリル−2)プロピルジスルフィド、3,3’−ビス(ベンズイミダゾリル−2)プロピルトリスルフィド、3,3’−ビス(ベンズイミダゾリル−2)プロピルテトラスルフィド、4,4’−ビス(ベンズイミダゾリル−2)ブチルジスルフィド、4,4’−ビス(ベンズイミダゾリル−2)ブチルトリスルフィド、4,4’−ビス(ベンズイミダゾリル−2)ブチルテトラスルフィド、5,5’−ビス(ベンズイミダゾリル−2)ペンチルジスルフィド、5,5’−ビス(ベンズイミダゾリル−2)ペンチルトリスルフィド、5,5’−ビス(ベンズイミダゾリル−2)ペンチルテトラスルフィド、6,6’−ビス(ベンズイミダゾリル−2)ヘキシルジスルフィド、6,6’−ビス(ベンズイミダゾリル−2)ヘキシルトリスルフィド、6,6’−ビス(ベンズイミダゾリル−2)ヘキシルテトラスルフィド、2,2’−ビス(1−メチルベンズイミダゾリル−2)エチルジスルフィド、2,2’−ビス(4−メチルベンズイミダゾリル−2)エチルジスルフィド、2,2’−ビス(5−メチルベンズイミダゾリル−2)エチルジスルフィド、3,3’−ビス(1−メチルベンズイミダゾリル−2)プロピルジスルフィド、3,3’−ビス(4−メチルベンズイミダゾリル−2)プロピルジスルフィド、3,3’−ビス(5−メチルベンズイミダゾリル−2)プロピルジスルフィド、2,2’−ビス(1−エチルベンズイミダゾリル−2)エチルジスルフィド、2,2’−ビス(4−エチルベンズイミダゾリル−2)エチルジスルフィド、2,2’−ビス(5−エチルベンズイミダゾリル−2)エチルジスルフィド、3,3’−ビス(1−エチルベンズイミダゾリル−2)プロピルジスルフィド、3,3’−ビス(4−エチルベンズイミダゾリル−2)プロピルジスルフィド、3,3’−ビス(5−エチルベンズイミダゾリル−2)プロピルジスルフィド、3,3’−ビス(1−n−プロピルベンズイミダゾリル−2)プロピルジスルフィド、3,3’−ビス(4−n−プロピルベンズイミダゾリル−2)プロピルジスルフィド、3,3’−ビス(5−n−プロピルベンズイミダゾリル−2)プロピルジスルフィド、3,3’−ビス(1−イソプロピルベンズイミダゾリル−2)プロピルジスルフィド、3,3’−ビス(4−イソプロピルベンズイミダゾリル−2)プロピルジスルフィド、3,3’−ビス(5−イソプロピルベンズイミダゾリル−2)プロピルジスルフィド、3,3’−ビス(1−tert−ブチルベンズイミダゾリル−2)プロピルジスルフィド、3,3’−ビス(4−tert−ブチルベンズイミダゾリル−2)プロピルジスルフィド、3,3’−ビス(5−tert−ブチルベンズイミダゾリル−2)プロピルジスルフィド、2,2’−ビス(ベンズオキサゾリル−2)エチルジスルフィド、2,2’−ビス(ベンズオキサゾリル−2)エチルトリスルフィド、2,2’−ビス(ベンズオキサゾリル−2)エチルテトラスルフィド、3,3’−ビス(ベンズオキサゾリル−2)プロピルジスルフィド、4,4’−ビス(ベンズオキサゾリル−2)ブチルジスルフィド、5,5’−ビス(ベンズオキサゾリル−2)ペンチルジスルフィド、6,6’−ビス(ベンズオキサゾリル−2)ヘキシルジスルフィド、2,2’−ビス(4−メチルベンズオキサゾリル−2)エチルジスルフィド、2,2’−ビス(4−メチルベンズオキサゾリル−2)エチルトリスルフィド、2,2’−ビス(4−メチルベンズオキサゾリル−2)エチルテトラスルフィド、2,2’−ビス(5−メチルベンズオキサゾリル−2)エチルジスルフィド、2,2’−ビス(5−メチルベンズオキサゾリル−2)エチルトリスルフィド、2,2’−ビス(5−メチルベンズオキサゾリル−2)エチルテトラスルフィド、3,3’−ビス(6−メチルベンズオキサゾリル−2)プロピルジスルフィド、3,3’−ビス(6−メチルベンズオキサゾリル−2)プロピルトリスルフィド、3,3’−ビス(6−メチルベンズオキサゾリル−2)プロピルテトラスルフィド、2,2’−ビス(ベンズチアゾリル−2)エチルジスルフィド、2,2’−ビス(ベンズチアゾリル−2)エチルトリスルフィド、2,2’−ビス(ベンズチアゾリル−2)エチルテトラスルフィド、3,3’−ビス(ベンズチアゾリル−2)プロピルジスルフィド、4,4’−ビス(ベンズチアゾリル−2)ブチルジスルフィド、5,5’−ビス(ベンズチアゾリル−2)ペンチルジスルフィド、6,6’−ビス(ベンズチアゾリル−2)ヘキシルジスルフィド、3,3’−ビス(4−メチルベンズチアゾリル−2)プロピルジスルフィド、3,3’−ビス(4−メチルベンズチアゾリル−2)プロピルトリスルフィド、3,3’−ビス(4−メチルベンズチアゾリル−2)プロピルテトラスルフィド、3,3’−ビス(5−エチルベンズチアゾリル−2)プロピルジスルフィド、3,3’−ビス(5−エチルベンズチアゾリル−2)プロピルトリスルフィド、3,3’−ビス(5−エチルベンズチアゾリル−2)プロピルテトラスルフィド、3,3’−ビス(6−n−プロピルベンズチアゾリル−2)プロピルジスルフィド、3,3’−ビス(6−n−プロピルベンズチアゾリル−2)プロピルトリスルフィド、3,3’−ビス(6−n−プロピルベンズチアゾリル−2)プロピルテトラスルフィド、3,3’−ビス(7−イソプロピルベンズチアゾリル−2)プロピルジスルフィド、3,3’−ビス(7−イソプロピルベンズチアゾリル−2)プロピルトリスルフィド、3,3’−ビス(7−イソプロピルベンズチアゾリル−2)プロピルテトラスルフィド等が挙げられる。これらのスルフィド化合物は単独で用いることも複数を併用することもできる。
式(I)で示されるスルフィド化合物は、分子内に芳香族縮合複素環を有しているので、カーボンブラック表面との酸塩基相互作用による結合とは別に、カーボンブラック表面のベンゼン環とのπ電子相互作用による結合が形成される。また、硫黄部分(SX)によるポリマーラジカルとの反応、または硫黄架橋を伴う反応によりポリマーとの結合が形成される。これにより、カーボンブラックのゴム組成物中での分散性を向上させ、さらに分散状態を維持することができる。また、カーボンブラックとの結合によりポリマーが拘束されるため、発熱を抑えることができる。
式(I)で示されるスルフィド化合物は、通常、固体の粉末であるが、平均粒子径の小さな微粒子粉末を用いることが、ゴム組成物中での分散性が高くなることから好ましい。該スルフィド化合物を微粒子粉末化する方法としては、特に限定されないが、気流式ジェットミル粉砕や乾式粉砕により行うことができる。
式(I)で示されるスルフィド化合物の微粒子粉末の窒素吸着比表面積(N2SA)は、平均粒子径が大き過ぎず、ゴム組成物中での分散性に優れるという理由から、2.0m2/g以上が好ましく、2.5m2/g以上がより好ましく、5.0m2/g以上がさらに好ましく、10.0m2/g以上が特に好ましい。また、該微粒子粉末のN2SAの上限は特に限定されないが、コストが高くなることから100m2/g以下とすることが好ましい。なお、本明細書におけるスルフィド化合物のN2SAは前記カーボンブラックと同様にJIS K 6217−2:2001に準じて測定される値である。
さらに、式(I)で示されるスルフィド化合物は、オイルを添加した油展物として含有することが、スルフィド化合物の粒子がゴム成分と馴染みやすくなり、分散性を向上させることができるという理由から好ましい。オイルの添加量は、分散性の向上効果の観点から、スルフィド化合物100質量部に対し、5質量部以上が好ましく、10質量部以上がより好ましい。また、オイルの添加量は、油展物中のスルフィド化合物の含有率が適度となり、含有効率に優れるという理由、また、ゴム組成物が軟化し過ぎず、これを用いたタイヤのハンドリング性能に優れるという理由から、40質量部以下が好ましく、30質量部以下がより好ましい。
また、式(I)で示されるスルフィド化合物は、予め担持剤と混合してから使用してもよい。担持剤としては、日本ゴム協会編「ゴム工業便覧<第四版>」第510〜513頁に記載されている「無機充てん剤、補強剤」が挙げられ、なかでも、カーボンブラック、シリカ、焼成クレー、水酸化アルミニウムが好ましい。担持剤の使用量は、特に限定されないが、スルフィド化合物100質量部に対して、10〜1000質量部の範囲が好ましい。
式(I)で示されるスルフィド化合物のカーボンブラック100質量部に対する含有量は、0.1質量部以上が好ましく、0.5質量部以上がより好ましく、1.5質量部以上がさらに好ましい。また、スルフィド化合物の含有量は、10質量部以下が好ましく、8質量部以下がより好ましく、5質量部以下がさらに好ましい。スルフィド化合物の含有量が前記範囲内の場合は、本発明の効果がより好適に得られる。なお、式(I)で示されるスルフィド化合物としてオイルを添加した油展物を用いる場合、該スルフィド化合物の含有量は、オイル分を除いたスルフィド化合物の含有量を示す。
本発明に係るゴム組成物は、前記成分以外にも、ゴム組成物の製造に一般に使用される配合剤、例えば、シリカ、炭酸カルシウム、クレー等のカーボンブラック以外の補強用充填剤、カップリング剤、酸化亜鉛、ステアリン酸、各種老化防止剤、オイル(スルフィド化合物が油展物である場合は該油展オイル以外のオイル)などの軟化剤、芳香族石油樹脂、ワックス、硫黄などの加硫剤、各種加硫促進剤等を好適に含有することができる。
前記軟化剤としては、特に限定するものではないが、例えば、オイルであればアロマチックオイル、プロセスオイル、パラフィンオイル等の鉱物油が挙げられる。これら軟化剤は、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
前記オイルを含有する場合のゴム成分100質量部に対する含有量は、1質量部以上が好ましい。また、オイルの含有量は、15質量部以下が好ましく、10質量部以下がより好ましい。オイルの含有量が前記範囲内の場合は、本発明の効果がより好適に得られる。なお、該オイル含有量には、ゴム成分が油展物である場合の該油展オイル量も含まれる。但し、スルフィド化合物が油展物である場合の該油展オイルは含まない。
前記芳香族石油樹脂は、本発明の効果をより好適に得られるという理由から含有することが好ましい。芳香族石油樹脂としては例えば、フェノール系樹脂、クマロンインデン樹脂、スチレン樹脂、ロジン樹脂、ジシクロペンタジエン樹脂(DCPD樹脂)などが挙げられる。これらの芳香族石油樹脂は、単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。なかでも、本発明の効果をより好適に得られるという理由から、フェノール系樹脂を用いることが好ましい。
フェノール系樹脂としては、フェノール樹脂、変性フェノール樹脂などが挙げられる。フェノール樹脂は、フェノールと、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、フルフラールなどのアルデヒド類とを酸またはアルカリ触媒で反応させることにより得られるものであり、変性フェノール樹脂は、カシューオイル、トールオイル、アマニ油、各種動植物油、不飽和脂肪酸、ロジン、アルキルベンゼン樹脂、アニリン、メラミンなどの化合物を用いて変性したフェノール樹脂である。硬化反応により良好な硬度が得られるという点から、変性フェノール樹脂が好ましく、カシューオイル変性フェノール樹脂、ロジン変性フェノール樹脂がより好ましい。
前記芳香族系石油樹脂の軟化点は、50℃以上が好ましく、80℃以上がより好ましい。また、芳香族系石油樹脂の軟化点は、150℃以下が好ましく、120℃以下がより好ましい。前記範囲内の場合は、本発明の効果がより好適に得られる。なお、本明細書における軟化点とは、JIS K 6220:2001に規定される軟化点を環球式軟化点測定装置で測定し、球が降下した温度である。
芳香族系石油樹脂を含有する場合のゴム成分100質量部に対する含有量は、操縦安定性やグリップ性能の改善効果の観点から、2質量部以上が好ましい。また、芳香族系石油樹脂の含有量は、温度依存性が増大し温度変化による性能変化が大きくなることを防ぐことができる、例えば熱ダレ性能が悪化することを防ぐことができるという理由から、25質量部以下が好ましく、20質量部以下がより好ましく、10質量部以下がさらに好ましい。
本発明に係るゴム組成物が、芳香族系石油樹脂としてフェノール系樹脂を含む場合、本発明の効果がより良好に得られるという理由から、フェノール系樹脂の硬化作用を有する硬化剤を更に含むことが好ましい。硬化剤としては、硬化作用を有するものであれば特に限定されず、例えば、ヘキサメチレンテトラミン(HMT)、ヘキサメトキシメチロールメラミン(HMMM)、ヘキサメトキシメチロールペンタメチルエーテル(HMMPME)、メラミン、メチロールメラミンなどが挙げられる。なかでも、フェノール系樹脂の硬度を上昇させる作用に優れるという点から、HMT、HMMM、HMMPMEが好ましい。
硬化剤を含有する場合のフェノール系樹脂100質量部に対する含有量は、十分に硬化できるという理由から、1質量部以上が好ましく、5質量部以上がより好ましい。また、硬化剤の含有量は、硬化剤が不均一となることを防ぐことができるという理由、また、押出し時にスコーチが発生することを防ぐことができるという理由から、20質量部以下が好ましく、15質量部以下がより好ましい。
前記加硫促進剤としては、例えば、スルフェンアミド系、チアゾール系、チウラム系、チオウレア系、グアニジン系、ジチオカルバミン酸系、アルデヒド−アミン系もしくはアルデヒド−アンモニア系、イミダゾリン系、またはキサンテート系加硫促進剤が挙げられる。これらの加硫促進剤は、単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。なかでも、スコーチ時間と加硫時間をバランス良くできるという理由からスルフェンアミド系加硫促進剤が好ましく、例えば、N−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(TBBS)、N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(CBS)、N,N’−ジシクロヘキシル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(DZ)等が挙げられ、TBBSがより好ましい。
加硫促進剤を含有する場合のゴム成分100質量部に対する含有量は、0.5質量部以上が好ましく、1.0質量部以上がより好ましい。また、加硫促進剤の含有量は、5.0質量部以下が好ましく、3.0質量部以下がより好ましい。加硫促進剤の含有量が前記範囲内の場合は、本発明の効果がより好適に得られる。
本発明に係るゴム組成物の製造方法としては特に限定されず、公知の方法を用いることができる。例えば、前記の各成分をオープンロール、バンバリーミキサー、密閉式混練機等のゴム混練装置を用いて混練し、その後加硫する方法等により製造できる。本発明に係るゴム組成物は、高性能タイヤのタイヤ部材に用いられ、特に、高性能タイヤのビードエイペックスに用いられることが好ましい。
本発明の高性能タイヤは、上記ゴム組成物を用いて通常の方法により製造される。すなわち、本発明に係るゴム組成物を未加硫の段階でビードエイペックスなどの各タイヤ部材の形状にあわせて押出し加工し、タイヤ成型機上で他のタイヤ部材とともに貼り合わせ、通常の方法にて成形することにより得られた未加硫タイヤを、加硫機中で加熱加圧することにより製造することができる。なお、本明細書における高性能タイヤとは、グリップ性能に特に優れたタイヤであり、競技車両に使用する競技用タイヤをも含む概念である。
実施例に基づいて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
以下、実施例および比較例で使用した各種薬品をまとめて説明する。
NR:RSS#3
SBR:日本ゼオン(株)製のNipol1502(E−SBR、非油展、スチレン含量:23.5質量%)
カーボンブラック:キャボットジャパン(株)製のショウブラックN330(N2SA:75m2/g、OAN:102ml/100g、IA:81mg/g)
オイル:出光興産(株)製のダイアナプロセスAH−24
芳香族系石油樹脂:住友ベークライト(株)製のPR12686(カシューオイル変性フェノール樹脂、軟化点:100℃)
硬化剤:大内新興化学工業(株)製のノクセラーH(ヘキサメチレンテトラミン)
酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製の酸化亜鉛
老化防止剤:住友化学(株)製のアンチゲン6C(N−(1,3−ジメチルブチル)−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン(6PPD))
ステアリン酸:日油(株)製の椿
硫黄:軽井沢硫黄(株)製の粉末硫黄
加硫促進剤:大内新興化学工業(株)製のノクセラーNS(N−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(TBBS))
スルフィド化合物1:四国化成工業(株)製の2EBZ(2,2’−ビス(ベンズイミダゾリル−2)エチルジスルフィド、式(I)中のR1:H、A:NH、n:2、x:2、N2SA:2.9m2/g)を気流式ジェットミル粉砕により乾式粉砕したもの、N2SA:10.5m2/g、油展なし
スルフィド化合物2:100質量部のスルフィド化合物1にオイルを30質量部添加した油展物(添加したオイル:ジャパンエナジー製のプロセスオイルX−40)
実施例および比較例
表1に示す配合処方に従い、1.7Lの密閉型バンバリーミキサーを用いて、硫黄および加硫促進剤以外の薬品を排出温度160℃で3分間混練りし、混練り物を得た。次に、得られた混練り物に硫黄および加硫促進剤を添加し、2軸オープンロールを用いて、80℃の条件で5分間練り込み、未加硫ゴム組成物を得た。さらに、得られた未加硫ゴム組成物を150℃の条件下で30分間加硫し、加硫ゴム組成物を得た。また、得られた未加硫ゴム組成物をビードエイペックスの形状に成形し、タイヤ成型機上で他のタイヤ部材とともに貼り合わせ、150℃の条件下で30分間プレス加硫し、試験用タイヤ(タイヤサイズ:195/65R15)を得た。
得られた加硫ゴム組成物および試験用タイヤを用いて以下に示す方法により評価を行った。評価結果を表1に示す。
<操縦安定性試験>
試験用タイヤを国産FR車(排気量2000cc)の全輪に装着し、ドライアスファルト路面のテストコースにて10周の実車走行を行った。その際における、操舵時のコントロールの安定性をテストドライバーが評価し、比較例1を100として指数表示をした。数値が大きいほどドライ路面における操縦安定性に優れることを示す。
<熱ダレ性能試験>
試験用タイヤを国産FR車(排気量2000cc)の全輪に装着し、ドライアスファルト路面のテストコースにて10周の実車走行を行った。その際に、走行3周目における操舵時のコントロールの安定性と、10周目における操舵時のコントロールの安定性をテストドライバーが比較評価し、比較例1を100として指数表示をした。数値が大きいほどドライ路面における熱ダレ性能(グリップ性能の持続性)に優れることを示す。
<破壊特性試験>
加硫ゴム組成物からなる6号ダンベル型試験片を用いて、JIS K 6251:2010「加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−引張特性の求め方」に準じて、25℃雰囲気下にて引張試験を実施し、破断強度TB(MPa)、破断時伸びEB(%)を測定した。そして、TB×EB/2(MPa%)を算出した。結果は比較例1の結果を100として指数表示をした。数値が大きいほど破壊特性に優れることを示す。
Figure 2016089014
表1の結果より、所定のゴム成分、カーボンブラックおよび所定のスルフィド化合物を含有するゴム組成物により構成されたタイヤ部材を備える高性能タイヤとすることで、操縦安定性、熱ダレ性能および破壊特性にバランス良く優れることがわかる。

Claims (6)

  1. 天然ゴムおよびジエン系合成ゴムからなる群から選ばれる少なくとも1種を含むゴム成分、カーボンブラック、ならびに下記式(I)で示されるスルフィド化合物を含有するゴム組成物により構成されたタイヤ部材を備えた高性能タイヤ。
    Figure 2016089014
    (式中、R1は、水素原子、炭素数1〜6の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基またはアルケニル基、または炭素数3〜6の環状のアルキル基またはアルケニル基を表す。Aは、O、S、NH、またはNR2を表す。R2は、炭素数1〜6の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基またはアルケニル基、または炭素数3〜6の環状のアルキル基またはアルケニル基を表す。nは1〜6の整数を表し、xは1〜4の整数を表す。)
  2. 前記ジエン系合成ゴムが、スチレンブタジエンゴムを含む請求項1記載の高性能タイヤ。
  3. スチレンブタジエンゴムの含有量が、ゴム成分中10〜50質量%である請求項2記載の高性能タイヤ。
  4. 前記カーボンブラックの含有量が、ゴム成分100質量部に対して50〜100質量部である請求項1〜3のいずれか1項に記載の高性能タイヤ。
  5. 前記スルフィド化合物の含有量が、カーボンブラック100質量部に対して0.1〜10質量部である請求項1〜4のいずれか1項に記載の高性能タイヤ。
  6. 前記タイヤ部材が、ビードエイペックスである請求項1〜5のいずれか1項に記載の高性能タイヤ。
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