JP2016088465A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】装着したタイヤチェーンからの保護性に優れ、又、形成される溝からの排泥性に優れた空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】ラグ溝を有するトレッド部1と、トレッド部1に続くサイド部3とを有する。サイド部3に、形状又はサイズの少なくともいずれか一方が相違する突起17を、タイヤ径方向に多段に配置する。突起17を通るタイヤ径方向に延びる直線上に、小ラグ溝16のトレッド部1の両側での開口位置を一致させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気入りタイヤに関するものである。
従来、空気入りタイヤとして、サイド部の外表面にタイヤ周方向に沿ってプロテクトバーを突設し、このプロテクトバーにタイヤ径方向に対して互いに反対方向に傾斜する傾斜溝をタイヤ周方向に間隔をおいて交互に形成したものが公知である(例えば、特許文献1参照)。
また、他の空気入りタイヤとして、バットレス部にタイヤ周方向に沿って複数の突起を、タイヤ周方向の一方に向かって突出寸法が小さくなるように形成したものが公知である(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、前記いずれの空気入りタイヤであっても、タイヤチェーンを装着した際のサイド部の保護については考慮されていない。また、悪路を走行する際、突起に形成される溝内に泥等が侵入し、溝内に泥等が侵入したままとなると、タイヤのトラクション性能が悪化するが、侵入した泥等を排出しやすくする点(排泥性)についても考慮されていない。
特許第4367869号公報 特開2010−188975号公報
本発明は、装着したタイヤチェーンからの保護性に優れ、又、形成される溝からの排泥性に優れた空気入りタイヤを提供することを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するための手段として、
サイド部に、形状又はサイズの少なくともいずれか一方が相違する突起を、タイヤ径方向に多段に配置したことを特徴とする空気入りタイヤを提供する。
この構成により、タイヤにタイヤチェーンを装着した際、サイド部ではタイヤチェーンに対して必ずいずれかの突起が当接する。このため、タイヤチェーンがサイド部に直接当接することがなくなり、タイヤチェーンによるタイヤの損傷を防止することができる。また、突起の形状又はサイズを相違させているので、各突起で変形の仕方に差異が生じ、突起の間の溝内に侵入した泥等を効果的に排出することができる。
前記突起は、タイヤ径方向に2段で配置され、前記サイド部を平面視したときに、多角形に形成され、トレッド部側の1段目と反対側の2段目で、タイヤ径方向に延びる同一直線上に位置する多角形を構成する線分の数を相違させるようにしてもよい。
例えば、前記多角形は、三角形と四角形で構成することができる。
前記突起は、タイヤ径方向に2段で配置され、前記サイド部を平面視したときに、トレッド部側の1段目と反対側の2段目で、タイヤ径方向に延びる同一直線上に位置する突起のサイズを相違させるようにすればよい。
ラグ溝を有するトレッド部と、
前記トレッド部に続くサイド部と、
を有し、
前記突起を通るタイヤ径方向に延びる直線上に、前記ラグ溝のトレッド部の両側での開口位置を一致させるのが好ましい。
この構成により、タイヤに装着したタイヤチェーンを、サイド部では確実に突起に当接するように配置することができる。したがって、タイヤがタイヤチェーンによって傷つけられることがない。
前記サイド部に、前記突起のタイヤ径方向外径側に位置する小ラグを設け、小ラグの間にタイヤ径方向に延び、タイヤチェーンをガイド可能な小ラグ溝を形成するようにしてもよい。
前記サイド部でタイヤ周方向に並設される突起間に形成される溝部は、タイヤ径方向に延びる直線に対して傾斜して設けるのが好ましい。
この構成により、溝部に侵入した泥等が路面走行時のタイヤの回転によりスムーズに外部へと排出しやすくなる。
この場合、前記溝部は、タイヤ径方向に延びる直線に対する傾斜角度θが、5°≦θ≦60°を満足するように形成するのが好ましい。
前記溝部の傾斜角度θは、タイヤ径方向の各段で連続する溝部間で相違させるのが好ましい。
この構成により、より一層排泥性を向上させることができる。
本発明によれば、サイド部に突起を複数形成するようにしたので、タイヤにタイヤチェーンを装着した際、このタイヤチェーンが突起に当接し、サイド部を傷つけることがない。また、各突起は形状又はサイズが相違しているので、変形の仕方に差異が生じ、突起の間の溝内に侵入した泥等を効果的に排出することができる。
本実施形態に係る空気入りタイヤの部分拡大破断斜視図である。 図1に示すタイヤのトレッド部の一部を示す展開図である。 図1に示すタイヤのショルダー部及びサイド部の一部を示す側面図である。 他の実施形態に係るタイヤのショルダー部及びサイド部の一部を示す側面図である。
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。また、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは相違している。
図1は、本実施形態に係る空気入りタイヤの部分断面斜視図である。この空気入りタイヤは、外部構造が、トレッド部1、ショルダー部2、サイド部3及びビード部4で構成されている。トレッド部1は、タイヤ周方向に4列でジグザグ状に延びる主溝5と、これら主溝5に交差してタイヤ幅方向にジグザグ状に延びる複数の横溝6(ラグ溝)とによって複数のブロック7が形成されたブロックパターンとなっている。
図2に示すように、ブロック7は、タイヤ幅方向の中心に位置する第1ブロック8(第1横溝)と、その両側に位置する第2ブロック9(第2横溝)と、さらに第2ブロック9の外側方に位置する第3ブロック10(ラグ)とで構成されている。
第1ブロック8は、平面視で平行四辺形の4隅を切除した形状である。内角が鈍角となった対角位置の隅部(第1隅部)は、短辺側が平行に、長辺側が平行線よりも短辺で広がるように切除されている。また、内角が鋭角となった対角位置の隅部(第2隅部)は、屈曲して切り欠かれ、隣接する第1ブロック8との間の幅寸法が拡縮するように構成されている。また第1ブロック8の上面中央部には(ブロック内)閉鎖溝11が形成されている。この閉鎖溝11は、交差するように形成され、ブロック7の全体形状に対してバランスよくレイアウトされている。
第2ブロック9は、対角に位置する1組の隅部が側方にそれぞれ突出している。第2ブロック9の中央部には、長手方向に沿って(ブロック内)閉鎖溝12が形成されている。閉鎖溝12の両端部は、隅部の突出形状に合わせて屈曲している。また第2ブロック9は、第1ブロック8の両側で、タイヤ周方向の位置をずらせて配置されている。これは、第2ブロック9の隅部の突出部分を第1ブロック8の第1隅部の切欠き部分に対応させるためである。これにより、第1ブロック8と第2ブロック9との間には屈曲した均等幅の第1主溝5aが形成される。
第3ブロック10は、第2ブロック9の対向部分の縁形状に合わせて屈曲し、第1ブロック8と第2ブロック9の間に形成される第1主溝と同様に、同一幅寸法で屈曲した第2主溝5bが形成される。
図1に示すように、トレッド部1の内側には、帯状で、タイヤ周方向に環状につながったベルト13が、タイヤ径方向に複数層で配置されている。ベルト13のタイヤ径方向な径側にはカーカス14が配置されている。カーカス14はビード15へと延び、そこで折り返されている。
ショルダー部2は、第3ブロック10の外側部で構成されている。第3ブロック10の外側面中央部には、タイヤ径方向に沿って延びる小ラグ溝16がそれぞれ形成されている。小ラグ溝16には、後述するようにしてタイヤチェーン28のコネクタ部29が配置され、タイヤチェーン28のタイヤ周方向への位置ズレを防止する。
サイド部3には、その外表面にショルダー部2に沿ってタイヤ周方向に複数の突起17が並設され、これらはタイヤ径方向に多段で形成されている。図3では、複数の突起17がタイヤ径方向に2段、すなわち、トレッド部1側のショルダー部2に隣接する領域である1段目と、この1段目よりもタイヤ径方向内径側の2段目とに形成されている。ここでは、各突起17はサイド部3の外表面からの突出寸法が同一とされている。なお、図3では、便宜上、タイヤ周方向を左右に延びる直線で図示したが、実際には円弧状である。
1段目、2段目共に、タイヤ周方向に、平面視で三角形と四角形の突起17が交互に配置されている。1段目では、逆三角形突起18と第1四角形突起19とを1組とする第1突起対20がタイヤ周方向に一定間隔で並設されている。逆三角形突起18と第1四角形突起19の上辺は、タイヤ周方向の同一円周上に位置している。また、逆三角形突起18と第1四角形突起19との間には第1溝21が形成されている。第1溝21は、タイヤ径方向に延びる直線に対して傾斜している。2段目では、三角形突起22と第2四角形突起23とを1組とする第2突起対24がタイヤ周方向に並設されている。三角形突起22と第2四角形突起23の下辺は、タイヤ周方向の同一円周上に位置している。また、三角形突起22と第2四角形突起23との間には第2溝25が形成されている。第2溝25は、タイヤ径方向に延びる直線に対して傾斜している。第1溝21と第2溝25とは同一幅寸法であるが、タイヤ径方向に延びる直線に対する傾斜方向が逆となっている。
1段目の第1突起対20と2段目の第2突起対24との間には第3溝26と第4溝27とが形成されている。第3溝26は、第1突起対20の第1四角形突起19と第2突起対24の三角形突起22との間に形成されている。第4溝27は、第1突起対20の逆三角形突起18と第2突起対24の第2四角形突起23との間に形成されている。第3溝26と第4溝27は同一幅寸法であり、第1溝21と第2溝25よりも幅寸法が広く形成されている。また、第3溝26と第4溝27とは、タイヤ径方向に延びる直線に対する傾斜方向が逆となっている。そして、タイヤ径方向に延びる直線に対する傾斜角度は、第1溝21及び第2溝25と、第3溝26及び第4溝27とで相違している。
ここに、第1溝21、第2溝25、第3溝26及び第4溝27の溝幅wは、3mm≦w≦20mmに設定されている。この範囲に各溝の溝幅を設定することにより、溝内に侵入した泥等が残留しにくくなり、しかもタイヤにタイヤチェーン28を装着した際、後述するように、タイヤチェーン28のコネクタ部29に突起17が当接し、サイド部3の外表面が傷つくことを適切に防止することができる。溝幅が3mmよりも小さくなれば、侵入した泥等の排出が困難となり、20mmよりも大きくなれば、タイヤチェーン28が直接サイド部の外表面に当接して傷つけやすくなる。
また、突起17の高さhは、1mm≦h≦10mmに設定されている。この範囲に突起17の高さを設定することにより、タイヤチェーン28がサイド部3の外表面に当接しにくくなり、その損傷を防止することができる。突起17の高さが1mmよりも小さくなれば、タイヤチェーン28がサイド部3の外表面に当接することを防止しにくくなり、10mmよりも大きくなれば、突起17が変形しやすくなり、基部にクラックが発生しやすくなる。
さらに、第1溝21、第2溝25、第3溝26及び第4溝27のタイヤ径方向に延びる直線に対する傾斜角度θは、5°≦θ≦60°に設定されている。この範囲内に傾斜角度θを設定することにより、溝内に泥等が侵入したとしても、タイヤが回転すると、スムーズに外部へと排出することが可能となる。また、溝を構成する両側の突起17は形状が相違しているので、不均一に変形する。この結果、溝内の泥等に対する作用の仕方が相違し、泥等を外部へと効果的に排出することができる。
1段目と2段目の突起17は、第3ブロック10の小ラグ溝16の中心を通るタイヤ径方向に延びる直線に対して、1段目の逆三角形突起18と、2段目の第2四角形突起23とが位置するように配置されている。
前記構成のトレッドパターンを有する空気入りタイヤでは、タイヤチェーン28を装着して使用することができる。タイヤチェーン28は、タイヤのトレッド部1に配置されるハシゴ状、網目状等のクロスタイヤチェーン部(図示せず)と、小ラグ溝16に配置され、タイヤ径方向に沿って延びるコネクタ部29と、タイヤ両側のサイド部3に配置され、タイヤ周方向に沿うサイドタイヤチェーン部30とで構成されている。タイヤチェーン28のコネクタ部29が第3ブロック10の小ラグ溝16に配置されることにより、タイヤチェーン28がタイヤ周方向に位置ずれすることが防止される。
タイヤチェーン28のコネクタ部29は、タイヤのサイド部3で、2段に形成した突起17にそれぞれ当接する。詳しくは、タイヤチェーン28のコネクタ部29は、1段目の逆三角形突起18と、2段目の第2四角形突起23とに接触し、サイド部3の外表面に直接接触することがない。したがって、タイヤチェーン28がタイヤのサイド部3を傷つけてしまうことを確実に防止することができる。
また、タイヤチェーン28を装着した空気入りタイヤで悪路を走行した場合、泥等が第1〜第4溝内に侵入することがある。この場合、適切な溝幅が確保されており、しかもタイヤ径方向に延びる直線に対して傾斜して形成されている。また、溝を隔てて隣接する突起17は形状が相違している。したがって、溝内に侵入した泥等を滞留させることなく外部へと確実に排出することができる。
以上、タイヤにタイヤチェーン28を装着する場合について説明したが、前記突起17を備えたタイヤであれば、タイヤチェーン28を装着しない場合であっても、悪路を走行する際の排泥性に優れ、所望のトラクション性能を得ることができる。
なお、本発明は、前記実施形態に記載された構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、突起17を平面視で、三角形と四角形の2種類で構成するようにしたが、この組み合わせに限らず、三角形と五角形等、種々の組み合わせを採用することができる。また、2種類だけでなくてもよく、3種類以上で組み合わせるようにしても構わない。
また、前記実施形態では、突起17の形状を相違させるようにしたが、単に平面視でのサイズ(面積)を相違させるようにしてもよい。
図4では、突起17の平面視での形状を三角形とし、その面積を相違させた例を示している。すなわち、1段目の第1突起対31は、サイド部3の外表面を平面視して得られる、面積の小さな小逆三角形突起32と、面積の大きな大逆三角形突起33とを組み合わせたものである。小逆三角形突起32と大逆三角形突起33の間には第1溝34が形成されている。小逆三角形突起32と大逆三角形突起33の上辺はタイヤ周方向の同一円周上に位置している。また2段目の第2突起対35は、小三角形突起36と大三角形突起37とを組み合わせたものである。小三角形突起36と大三角形突起37の間には、第2溝38が形成されている。大逆三角形突起33と小三角形突起36との間には第3溝39が形成され、小逆三角形突起32と大三角形突起37との間には第4溝40が形成されている。
このように、全ての突起17を三角形で構成した場合であっても、そのサイズ(面積)を相違させることにより、各突起17を不均一に変形させて排泥性を向上させることができる。また、タイヤチェーン28を装着した場合、そのコネクタ部29が各突起17に当接し、サイド部3の外表面に当接することを阻止し、タイヤが損傷に至ることを防止することができる。
また、前記実施形態では、突起17の形状のみ、あるいは、形状が同じでサイズのみを変化させるようにしたが、突起17の平面視に於ける形状とサイズを共に変化させることも可能である。
また、前記実施形態では、トレッド部1に小ラグ溝16を有する第3ブロック10を備えたタイヤについて説明したが、この第3ブロック10のないタイヤであっても前記突起17により同様な効果を奏することができる。この場合、タイヤチェーン28はコネクタ部29を小ラグ溝16ではなく、横溝6(ラグ溝)に位置決めして使用すればよい。
本発明は、空気入りタイヤの全般、特に、トラックやバス等の大型タイヤであって、チェーンを装着して使用するのに適した空気入りタイヤとして利用することができる。
1…トレッド部
2…ショルダー部
3…サイド部
4…ビード部
5…主溝
6…横溝
7…ブロック
8…第1ブロック
9…第2ブロック
10…第3ブロック
11…閉鎖溝
12…閉鎖溝
13…ベルト
14…カーカス
15…ビード
16…小ラグ溝
17…突起
18…逆三角形突起
19…四角形突起
20…第1突起対
21…第1溝
22…三角形突起
23…第2四角形突起
24…第2突起対
25…第2溝
26…第3溝
27…第4溝
28…タイヤチェーン
29…コネクタ部
30…サイドタイヤチェーン部
31…第1突起対
32…小逆三角形突起
33…大逆三角形突起
34…第1溝
35…第2突起対
36…小三角形突起
37…大三角形突起
38…第2溝
39…第3溝
40…第4溝
本発明は、前記課題を解決するための手段として、
ラグ溝を有するトレッド部と、
前記トレッド部に続くサイド部と、
を有し、
前記サイド部に、形状又はサイズの少なくともいずれか一方が相違する突起を、タイヤ径方向に多段に配置し
前記サイド部に、前記突起のタイヤ径方向外径側に位置する小ラグを設け、小ラグの間にタイヤ径方向に延び、タイヤチェーンをガイド可能な小ラグ溝を形成し、
前記小ラグ溝からタイヤ内径方向に延びる直線上に、前記突起のうち、トレッド部側から2段目の突起を位置させたことを特徴とする空気入りタイヤを提供する。

Claims (9)

  1. サイド部に、形状又はサイズの少なくともいずれか一方が相違する突起を、タイヤ径方向に多段に配置したことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記突起は、タイヤ径方向に2段で配置され、前記サイド部を平面視したときに、多角形に形成され、トレッド部側の1段目と反対側の2段目で、タイヤ径方向に延びる同一直線上に位置する多角形を構成する線分の数を相違させたことを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記多角形は、三角形と四角形であることを特徴とする請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記突起は、タイヤ径方向に2段で配置され、前記サイド部を平面視したときに、トレッド部側の1段目と反対側の2段目で、タイヤ径方向に延びる同一直線上に位置する突起のサイズを相違させたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. ラグ溝を有するトレッド部と、
    前記トレッド部に続くサイド部と、
    を有し、
    前記突起を通るタイヤ径方向に延びる直線上に、前記ラグ溝のトレッド部の両側での開口位置を一致させたことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記サイド部に、前記突起のタイヤ径方向外径側に位置する小ラグを設け、小ラグの間にタイヤ径方向に延び、タイヤチェーンをガイド可能な小ラグ溝を形成したことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記サイド部でタイヤ周方向に並設される突起間に形成される溝部は、タイヤ径方向に延びる直線に対して傾斜して設けたことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記溝部は、タイヤ径方向に延びる直線に対する傾斜角度θが、5°≦θ≦60°を満足するように形成したことを特徴とする請求項7に記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記溝部の傾斜角度θは、タイヤ径方向の各段で連続する溝部間で相違させたことを特徴とする請求項7又は8に記載の空気入りタイヤ。
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