JP2009143301A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤ周方向にジグザグ状に延びる主溝を備えた空気入りタイヤにおいて、主溝により区画されたリブのジグザグ状の凸部の先端部からの摩耗の進展を抑制して耐摩耗性を向上させる。
【解決手段】空気入りタイヤ1のトレッド部2に形成されたジグザグ状のリブ21、22のジグザグ状の凸部21T、22Tに、タイヤ周方向に横断する細溝13を形成する。これにより、凸部21T、22Tの先端部を分断して、リブ21、22を、タイヤ周方向に延びるリブ本体21A、22Aと、先端部ブロック21B、22Bとに区画し、先端部ブロック21B、22Bをリブ本体21A、22Aを摩耗から守るディフェンスブロックとして機能させる。先端部ブロック21B、22Bを、各リブ本体21A、22Aの踏面に対してタイヤ半径方向外側に向かって突出させ、そこに少なくとも1本のサイプを形成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、トレッド部にタイヤ周方向にジグザグ状に延びる複数の主溝が形成されたトレッドパターンを備えた空気入りタイヤに関し、特に、トレッド部の主溝のジグザグ部からの摩耗の進展等を抑制して耐摩耗性を向上させた空気入りタイヤに関する。
空気入りタイヤの代表的なトレッドパターンとして、従来、タイヤ周方向に延びる複数の主溝により区画された複数のリブ(陸部)を有するリブパターンが知られている。このリブパターンは、排水性が高く操縦安定性等に優れるため、舗装路で使用されるバスやトラック、乗用車等を代表として空気入りタイヤに広く採用されている。ところが、このようなリブパターンを、例えばバスやダンプのフロント用タイヤ等、タイヤ幅方向(横方向)からの入力(サイドフォース)による摩耗が主体となる空気入りタイヤに使用した場合には、トレッド部の摩耗がタイヤ幅方向で不均一になる傾向がある。
図6は、このようなトレッド部に生じる摩耗のタイヤ幅方向における全体的な変化の一例を模式的に示すグラフであり、トレッド部のタイヤ幅方向位置を横軸に、摩耗量を縦軸にそれぞれ示す。
図示のように、摩耗量は、タイヤの車両に対する装着外側(図の右側)で多く、装着内側(図の左側)で少なくなり、トレッド部の装着外側のショルダ部から装着内側のショルダ部に向かって徐々に減少するように変化する傾向がある。また、この摩耗量のタイヤ幅方向での全体的な不均一化に加えて、各リブ内においても、サイドフォースによりタイヤ幅方向のエッジ部付近から摩耗が進展して端部が局部的(選択的)に摩耗する等、各リブの端部を中心として偏摩耗が発生することがある。
そこで、従来、リブの端部側にタイヤ周方向に延びるディフェンスグルーブと呼ばれる周方向細溝を配置し、その端部側をリブ本体(主リブ)から分断して副リブ(細リブ)を形成する等して、トレッド部全体の摩耗が不均一になるのを抑制した空気入りタイヤが提案されている(特許文献1参照)。
図7は、この従来の空気入りタイヤのトレッドパターンを展開して示す平面図である。
この空気入りタイヤ100は、図示のように、トレッド部101に、タイヤ周方向にジグザグ状に屈曲して延びる複数(図では3本)の主溝111、112と、各主溝111、112により区画された複数(図では4列)のジグザグ状のリブ121、122と、を備えている。また、この空気入りタイヤ100では、主溝111、112よりも幅が狭いタイヤ周方向に直線状に延びる周方向細溝113を、トレッド部101のタイヤ幅方向外側端(以下、トレッド端TEという)側に配置された、タイヤ幅方向最外側(ショルダ部側)に位置するショルダリブ122のそれぞれに形成し、ショルダリブ122を、主リブ122Aと副リブ122Bとにタイヤ幅方向に分断している。
図8は、この空気入りタイヤ100の周方向細溝113が形成された部分を拡大して示すタイヤ幅方向の断面図であり、図では、トレッド部101の一方のトレッド端TE側(図1の右側)を示す。
この空気入りタイヤ100では、図示のように、周方向細溝113を、ショルダリブ122のタイヤ幅方向の一方の端部側(ここではタイヤ幅方向外側のトレッド端TE側)に配置し、ショルダリブ122を、タイヤ幅方向外側の幅狭(図1参照)な副リブ122Bと、タイヤ幅方向内側の幅広な主リブ122Aとに区画している。また、副リブ122Bのタイヤ半径方向の高さを主リブ122Aのそれよりも高く形成し、副リブ122Bを、主リブ122Aの踏面(外周面)に対してタイヤ半径方向外側(図では上側)に向かって突出させている。
ここで、ショルダリブ122のトレッド端TE側は、特に不均一かつ大きな摩耗が生じ易く、エッジ部からの偏摩耗も発生し易い部分であるが、この従来の空気入りタイヤ100では、その端部を周方向細溝113により分断して副リブ122Bとし、そこに発生した摩耗が主リブ122A側へ進展するのを抑制している。同時に、副リブ122Bを、タイヤ半径方向外側に突出させて主リブ122Aよりも摩耗し易くし、これにより、リブ122に生じる摩耗を主に副リブ122Bに集中させて負担させ、主リブ122A側の摩耗を抑制して摩耗の進行を防止している。このように、この空気入りタイヤ100では、副リブ122Bを、ショルダリブ122(主リブ122A)を摩耗から守るディフェンスリブとして機能させ、偏摩耗の進展を阻止するとともに、トレッド部101全体としての摩耗量をタイヤ幅方向でより均一化させている。
ところで、このようなジグザグ状のリブ121、122では、タイヤ転動等によりサイドフォースが入力したときに、その主溝111、112方向に突出するジグザグ状の凸部121C、122Cの先端側が、凹部121D、122D等の他の部分に比べて摩耗し易いことが知られている。その結果、ショルダ部からの摩耗の他に、凸部121C、122Cの先端部の摩耗が促進されて、その付近から摩耗がリブ121、122内やタイヤ周方向等に向かって進展し、主溝111、112に沿って川状に延びる偏摩耗(いわゆるリバーウェア)が発生する等、リブ121、122に比較的大きな摩耗が生じることがある。しかしながら、この従来の空気入りタイヤ100では、凸部121C、122Cからの摩耗の進展等を防止することができず、従って、トレッド部101の全体的な不均一摩耗及び偏摩耗の発生や進展を充分に抑制できず、その耐摩耗性を効果的に向上させるのが難しい。
特開平3−153403号公報
本発明は、前記従来の問題に鑑みなされたものであって、その目的は、タイヤ周方向にジグザグ状に延びる主溝を備えた空気入りタイヤにおいて、主溝により区画されたリブのジグザグ状の凸部の先端部からの摩耗の進展を抑制し、トレッド部の全体的な不均一摩耗及び偏摩耗の発生や進展を抑制して、その耐摩耗性を向上させることである。
請求項1の発明は、トレッド部に、タイヤ周方向にジグザグ状に延びる複数の主溝と、該主溝により区画された複数のジグザグ状のリブと、を備えた空気入りタイヤであって、前記リブの前記主溝方向に突出する少なくとも一部のジグザグ状の凸部に配置され、該ジグザグ状の凸部の先端部を前記リブから分断して前記主溝とともに先端部ブロックに区画する細溝又はサイプを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載された空気入りタイヤにおいて、前記先端部ブロックが、前記分断されたリブの踏面に対してタイヤ半径方向外側に向かって突出していることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載された空気入りタイヤにおいて、前記先端部ブロックの前記分断されたリブの踏面に対するタイヤ半径方向外側方向の突出高さが、0.2mm以上2.0mm以下であることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載された空気入りタイヤにおいて、前記先端部ブロックに、少なくとも1本のサイプを有することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載された空気入りタイヤにおいて、前記主溝の前記先端部ブロックを区画する部分の溝壁が、前記先端部ブロックの表面から溝底方向に向かって、タイヤ半径方向に、又はタイヤ半径方向に対して前記先端部ブロック側に傾斜していることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載された空気入りタイヤにおいて、前記先端部ブロックを区画する細溝又はサイプが、前記先端部ブロックの表面からタイヤ半径方向内側に向かって、タイヤ半径方向に、又はタイヤ半径方向に対して前記先端部ブロック側に傾斜して延びることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載された空気入りタイヤにおいて、前記先端部ブロックのタイヤ幅方向の幅が、前記分断されたリブの前記ジグザグ状の凸部のタイヤ幅方向の幅の50%以上100%以下の幅であることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1ないし7のいずれかに記載された空気入りタイヤにおいて、前記先端部ブロックを区画する細溝又はサイプのタイヤ半径方向の深さが、前記主溝のタイヤ半径方向の深さの25%以上100%以下の深さであることを特徴とする。
本発明によれば、タイヤ周方向にジグザグ状に延びる主溝を備えた空気入りタイヤにおいて、主溝により区画されたリブのジグザグ状の凸部の先端部からの摩耗の進展を抑制でき、トレッド部の全体的な不均一摩耗及び偏摩耗の発生や進展を抑制して、その耐摩耗性を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の空気入りタイヤのトレッド部を示すタイヤ幅方向の半断面図であり、トレッド部の輪郭形状を模式的に示す。また、図2は、この空気入りタイヤのトレッドパターンを展開して示す要部平面図である。
この空気入りタイヤ1は、図1、図2に示すように、トレッド部2に、タイヤ周方向にジグザグ状に屈曲して延びる複数(ここでは3本)の主溝11、12と、各主溝11、12により区画された複数(ここでは4列)のジグザグ状のリブ21、22と、を備えたリブパターンの空気入りタイヤである。
これら各主溝11、12及びリブ21、22は、要求されるタイヤ性能等に応じて、例えばタイヤ周方向に対して交互に逆方向に傾斜した略直線状又は湾曲状部分等からなる所定形状のジグザグ状に形成されるが、ここでは、主溝11、12は、略直線状部分からなるジグザグ状に形成されている。また、各主溝11、12は、そのタイヤ幅方向の幅M、及びタイヤ半径方向の深さF、並びにジグザグ(振幅)の幅、ピッチ、及び位相等が略同一な同一形状に形成されている。
従って、各主溝11、12の形状等に対応して、リブ21、22の主溝11、12側の溝壁及びエッジ部も、同様なジグザグ状に形成されている。加えて、各リブ21、22の主溝11、12方向に突出(図2では左右方向に突出)するジグザグ状の凸部(以下、凸部という)21T、22Tのタイヤ幅方向の幅H及び、そのジグザグのピッチ長さP(同一の主溝11、12側の凸部21T、22T又は凹部間のタイヤ周方向の間隔)も略同一になっている。
この空気入りタイヤ1では、このような3本の主溝11、12を、タイヤ赤道面CL上(主溝11)と、タイヤ赤道面CLと両トレッド端TEとの間の略中間位置(主溝12)のそれぞれに配置している。これによりトレッド部2を区画して、各主溝11、12間に配置された中央側のリブ21と、そのタイヤ幅方向外側に位置し、主溝12とトレッド端TEとの間に配置されたショルダ側のリブ22とからなる、タイヤ赤道面CLを挟んで2列ずつのリブ21、22を形成している。また、これら各リブ21、22は、そのタイヤ幅方向の幅Rが略同一になっている。
ここで、中央側のリブ21の幅Rは、主溝11、12側の両端部間のタイヤ幅方向の最大距離であり、ショルダ側のリブ22の幅Rは、凸部22Tの突出端(頂点)からトレッド端TEまでのタイヤ幅方向の最大距離である。また、上記した凸部21T、22Tの幅Hは、その突出端とリブ21、22内の基端(図2の点線Kで示す、両側の凹部間を結んだ凸部21T、22Tの境界線)との間のタイヤ幅方向の最大距離である。更に、これら各リブ21、22の幅Rや凸部21T、22Tの幅H、及び主溝11、12の幅M等の各部の幅(長さ)は、リブ21、22の各エッジ間の幅等、トレッド部2の踏面(外周面)における幅(長さ)であり、主溝11、12の深さF等の各溝の深さは、リブ21、22(後述するリブ本体21A、22A)の踏面から溝底までのタイヤ半径方向の深さである。
以上に加えて、この空気入りタイヤ1では、リブ21、22の少なくとも一部(ここでは全て)の凸部21T、22Tのそれぞれに、凸部21T、22Tを横断する1本の細溝13を配置している。これにより、凸部21T、22Tの先端部を、各リブ21、22から分断して主溝11、12とともに先端部ブロック21B、22Bに区画し、リブ21、22を、タイヤ周方向に連続して延びるリブ本体21A、22Aと、その両側部に沿ってタイヤ周方向に配列する複数の先端部ブロック21B、22Bと、に区画している。
図3は、このリブ21の凸部21T付近を拡大して示す平面図であり、図4は、図3のY−Y矢視断面図である。
なお、図では、タイヤ幅方向外側(図2の右側)方向に突出する中央側のリブ21の凸部21T(先端部ブロック21B)を示すが、リブ21内で逆方向に突出する凸部21Tや、ショルダ側のリブ22の凸部22Tも同様に形成されている。
凸部21Tの細溝13は、図3に示すように、主溝11、12よりも幅狭に形成され、略V字状の凸部21Tの両縁部を区画する主溝(ここでは主溝12)の両溝壁に開口して、凸部21Tを略タイヤ周方向に横断している。また、細溝13は、主溝12のタイヤ半径方向の深さF(図4参照)と同じか、又はそれよりも浅い所定のタイヤ半径方向の深さDに形成されるとともに、凸部21Tの突出端から所定の距離を隔てた位置に配置されている。これにより、先端部ブロック21Bを、リブ本体21Aから独立させ、そのタイヤ幅方向の幅W(主溝12側の突出端と細溝13との間のタイヤ幅方向の最大距離)が、凸部21Tの幅H(図2参照)と同じか、それよりも狭い所定範囲内の幅になるようにしている。
本実施形態の空気入りタイヤ1では、この細溝13の深さDを、同じく先端部ブロック21Bを区画する主溝12の深さFの25%以上100%以下の深さに形成している。これにより、細溝13を主溝12と同じ深さに形成して、リブ21(リブ本体21A)から先端部ブロック21Bを完全に分断(分離)するか、或いは、それよりも浅く形成して、リブ本体21Aと先端部ブロック21Bとが、細溝13の溝底よりも下側の部分で繋がるように、先端部ブロック21Bをリブ21から分断する。また、先端部ブロック21Bの幅Wが、その凸部21Tの幅Hの50%以上100%以下の幅になるように細溝13を配置している。
更に、ここでは、細溝13(図4参照)を、先端部ブロック21Bの表面からタイヤ半径方向内側(図4の下側)に向かって、タイヤ半径方向に、又はタイヤ半径方向に対して先端部ブロック21B側(図4では右側)に、例えば直線状又は湾曲状等に傾斜して延びるように形成している。また、先端部ブロック21B部分の主溝12も細溝13と同様に形成されており、従って、主溝12の先端部ブロック21Bを区画する部分の溝壁は、先端部ブロック21Bの表面から溝底方向(図4の下方向)に向かって、タイヤ半径方向に、又はタイヤ半径方向に対して先端部ブロック21B側(図4では左側)に傾斜している。このように、先端部ブロック21Bを区画する細溝13の中心線(深さ方向)及び、主溝12の溝壁のタイヤ半径方向に対する傾斜角度(それぞれ図4のθ1及びθ2)を0度以上にし、先端部ブロック21Bを、タイヤ半径方向内側に向かって略同一断面形状に、又は次第に縮小(図4では縮小)させている。
加えて、この先端部ブロック21Bは、タイヤ半径方向の高さ(図4参照)が、リブ21内の他の部分のタイヤ半径方向の高さよりも高くなっており、分断されたリブ21(リブ本体21A)の踏面に対して、タイヤ半径方向外側に向かって突出している。即ち、先端部ブロック21Bは、その踏面をリブ本体21Aの踏面と略平行にした状態で、そのタイヤ外径が、隣接するリブ本体21Aのタイヤ外径よりも大きくなるように形成されている。また、ここでは、先端部ブロック21Bのリブ本体21Aの踏面に対するタイヤ半径方向外側方向の突出高さS(以下、単に突出高さSという)、即ち、先端部ブロック21Bと、そのリブ本体21Aとの段差を、0.2mm以上2.0mm以下に形成している。
更に、先端部ブロック21B(図3参照)には、そのタイヤ幅方向(横方向)等の変形に対する剛性を低下させるための少なくとも1本のサイプ18が形成されている。このサイプ18は、例えば先端部ブロック21Bを横断して分断する分断サイプや、一端が主溝12や細溝13に開口して他端が先端部ブロック21B内に留まるクローズドサイプ等であり、ここでは、一端が主溝12に開口する所定深さの7本のクローズドサイプ18を、先端部ブロック21Bの突出端に1本、及び主溝12側の両縁部に所定間隔で3本ずつ配置している。
以上説明したように、本実施形態では、タイヤ転動に伴うサイドフォースの入力等により摩耗が生じ易く、摩耗進展の核となる凸部21T、22Tの先端部を細溝13により区画して、先端部ブロック21B、22Bとしてリブ21、22(リブ本体21A、22A)から分断している。従って、先端部ブロック21B、22Bに生じた摩耗を、細溝13により遮断することができ、隣接するリブ本体21A、22A側への摩耗の進行、及び凸部21T、22Tの先端部からタイヤ周方向やリブ本体21A、22A側への偏摩耗の進展等を抑制することができる。その結果、リブ本体21A、22Aの摩耗を抑制して、その摩耗量を減少させることができ、トレッド部2の全体としての摩耗量をタイヤ幅方向でより均一にすることができる。
このように、この空気入りタイヤ1では、先端部ブロック21B、22Bを、その先端部からの摩耗の進展を抑制し、かつ摩耗を先端部ブロック21B、22B内に留める等して、リブ本体21A、22Aを摩耗から守るためのディフェンスブロックとして機能させており、これにより、トレッド部2の全体的な不均一摩耗及び偏摩耗の発生や進展等を抑制して、その耐摩耗性を向上させることができる。
加えて、この空気入りタイヤ1では、先端部ブロック21B、22Bを、リブ本体21A、22Aの踏面に対してタイヤ半径方向外側に向かって突出させ、先端部ブロック21B、22Bをより摩耗し易くしている。その結果、リブ21、22に生じる摩耗を先端部ブロック21B、22Bに集中させて積極的に負担させることが可能となり、リブ本体21A、22Aの摩耗をさらに抑制できる等、先端部ブロック21B、22Bの上記したディフェンスブロックとしての機能をより向上させることができる。
また、この空気入りタイヤ1では、先端部ブロック21B、22Bに少なくとも1本のサイプ18を付加して剛性を低下させたため、サイドフォースの入力等に伴う先端部ブロック21B、22Bの接地圧を低下させることができる。これにより、接地圧の上昇に伴い発生する偏摩耗の核となる局部摩耗等が、先端部ブロック21B、22B内で発生するのを抑制でき、その機能低下を防止することができる。同時に、リブ本体21A、22Aに対して、先端部ブロック21B、22Bがより摩耗し易くなる等、そのリブ21、22内で摩耗を負担する機能がより高くなり、リブ本体21A、22Aの摩耗量を一層減少させることもできる。このように、先端部ブロック21B、22Bのディフェンスブロックとしての機能が向上するとともに、その機能をより長期に渡って確実に維持することもできるため、トレッド部2の全体的な不均一摩耗及び偏摩耗の発生や進展等を効果的に抑制することが可能となり、空気入りタイヤ1の耐摩耗性をさらに向上させることができる。
ここで、細溝13及び主溝11、12の溝壁を、本実施形態(図4参照)と逆方向に、即ち、細溝13を、溝底方向に向かってリブ本体21A、22A側(図4では左側)に、主溝11、12の溝壁を、先端部ブロック21B、22Bに対向するリブ21、22側(図4では右側)に傾斜させた場合には、先端部ブロック21B、22Bが、タイヤ半径方向内側に向かって末広がり状に大きくなる。その結果、先端部ブロック21B、22Bの安定性が高くなって、その剛性が高くなり、ディフェンスブロックとしての機能が低下する恐れがある。
従って、細溝13及び主溝11、12の溝壁は、タイヤ半径方向に、又は溝底方向に向かって先端部ブロック21B、22B側に傾斜させるのが望ましい。このようにすることで、先端部ブロック21B、22Bの剛性が高くなるのを防止できるとともに、特に、それらを先端部ブロック21B、22B側に傾斜させた場合には、先端部ブロック21B、22Bの剛性を低下させることができるため、上記したサイプ18を形成したのと同様の効果を得ることができる。このとき、細溝13及び主溝11、12の溝壁は、いずれか一方のみを以上の望ましい形状に形成した場合でも、上記と同様の効果が得られる。
また、先端部ブロック21B、22Bの突出高さS(図4参照)が0.2mmよりも低い場合には、リブ本体21A、22Aとの段差が小さくなり過ぎて、先端部ブロック21B、22Bの上記した突出させたことによる効果が充分得られず、リブ本体21A、22Aに摩耗が進展する等して、その摩耗量が増加する恐れがある。一方、突出高さSが2.0mmよりも高い場合には、リブ本体21A、22Aとの段差が大きくなって、リブ本体21A、22Aの踏面が車両の制動時に作用するブレーキングフォースにより路面上で引きずられて摩耗する、いわゆる引きずり摩耗が発生し易くなる。従って、先端部ブロック21B、22Bの突出高さSは、0.2mm以上2.0mm以下の高さにするのが望ましく、この範囲内であれば、リブ本体21A、22Aの耐摩耗性の低下を防止しつつ、先端部ブロック21B、22Bの摩耗を負担する機能を充分に発揮させることができる。
更に、各先端部ブロック21B、22Bの幅W(図3参照)を、分断された凸部21T、22Tの幅H(図2参照)の50%よりも狭くした場合には、先端部ブロック21B、22Bの剛性が低くなって、サイドフォース等が入力したときに亀裂や破断が生じ易くなる等、先端部ブロック21B、22Bに充分な耐テア性を確保できない恐れがある。一方、100%よりも広くした場合には、先端部ブロック21B、22Bの剛性が高くなってディフェンスブロックとしての機能が低下するとともに、リブ本体21A、22Aの表面積及び体積が減少して必要な摩耗容量を確保できない恐れがある。従って、各先端部ブロック21B、22Bの幅Wは、各凸部21T、22Tの幅Hの50%以上100%以下の幅に形成するのが望ましい。この範囲内にすることで、リブ本体21A、22Aの摩耗容量を確保しつつ、先端部ブロック21B、22Bに、サイドフォース等による摩耗を効果的に抑制でき、かつ充分な耐テア性を確保しうる剛性を付与することができ、耐摩耗性と耐テア性とを両立させることができる。
また、各細溝13の深さD(図4参照)は、それらが開口する各主溝11、12の深さFの25%以上100%以下の深さにするのが望ましい。これは、上記した偏摩耗等は、主に摩耗初期に生じて問題となるが、細溝13を主溝11、12の深さFの25%以上の深さにすれば、偏摩耗等が特に問題となる間を通じて、先端部ブロック21B、22Bに充分なディフェンスブロックとしての機能を発揮させることができるからである。一方、トレッド部2の摩耗寿命の観点から、細溝13を主溝11、12よりも深くする必要はなく、かつ、そのような深さに形成した場合には、溝底部の変形が大きくなって亀裂が生じ易くなり、先端部ブロック21B、22Bの耐テア性が低下する恐れもある。
なお、本実施形態では、タイヤ周方向に略直線状に延びる細溝13により凸部21T、22Tの先端部を分断したが、細溝13は、例えばタイヤ周方向に対して傾斜して延びるものや、或いは屈曲又は湾曲しつつ凸部21T、22Tを横断するもの等、凸部21T、22Tの先端部を分断可能な他の形状に形成してもよい。また、細溝13は、全ての凸部21T、22Tに形成してもよいが、例えばショルダ側のリブ22の凸部22Tのみに、或いは、車両に装着したときに装着外側又は内側方向に突出する凸部21T、22Tのみに配置する等、それぞれの空気入りタイヤ1に要求される性能等に応じて、一部の凸部21T、22Tに形成してもよい。更に、細溝13に換えて、凸部21T、22Tを横断する同様のサイプにより、凸部21T、22Tの先端部を分断して先端部ブロック21B、22Bを形成するようにしてもよい。
また、この空気入りタイヤ1では、先端部ブロック21B、22Bを区画する主溝11、12の全体(中心線)を、タイヤ半径方向に(図4参照)、又は溝底方向に向かって先端部ブロック21B、22B側に傾斜させたが、少なくとも先端部ブロック21B、22Bを区画する側の溝壁のみ、そのように形成すればよい。従って、主溝11、12の対向する両溝壁を異なるように形成してもよく、例えば先端部ブロック21B、22B側の溝壁とは独立に、他方側(図4では右側)の溝壁を、タイヤ半径方向や、溝底方向に向かって先端部ブロック21B、22Bに対向するリブ21、22側(図では右側)に傾斜等させてもよい。
更に、これら主溝11、12は、本実施形態のように、タイヤ周方向に対して交互に逆方向に傾斜しつつタイヤ周方向にジグザグ状に延びる形状以外に、タイヤ幅方向に所定形状で振幅しつつタイヤ周方向に延びる他のジグザグ形状に形成してもよい。
図5は、他の形状の主溝11、12を備えたトレッドパターンの一例を展開して示す要部平面図である。
この主溝11、12は、リブ21、22の凸部21T、22Tの先端部に略タイヤ周方向に延びる部分を有する略台形波状に形成されており、これにより凸部21T、22Tを平面視略台形形状に区画している。これに応じて、タイヤ周方向の細溝13により分断された先端部ブロック21B、22Bも、平面視略台形形状に形成されている。このように、主溝11、12は、略台形波状又は矩形波状に屈曲しつつタイヤ周方向に延びる形状や、或いは、略波状又は正弦波状に湾曲しつつタイヤ周方向に延びる形状等、タイヤ周方向に延びる他の形状に形成してもよい。従って、本発明では、ジグザグ状に延びる主溝11、12やリブ21、22等、ジグザグ状又はジグザグという場合には、このようにタイヤ幅方向に種々の形状で振幅しつつタイヤ周方向に延びるもののことをいう。
(タイヤ試験)
本発明の効果を確認するため、以上説明した先端部ブロック(ディフェンスブロック)21B、22Bを有する実施例のタイヤ(以下、実施品という)と、それらを有しない従来構造の比較例のタイヤ(以下、比較品という)とを試作し、以下の条件で摩耗試験を行った。実施品と比較品は共に、JATMA YEAR BOOK(2006、日本自動車タイヤ協会規格)で定めるタイヤサイズ275/80R22.5のトラック及びバス用の空気入りラジアルプライタイヤである。
これら各タイヤは、実施品が、各リブ21、22に、細溝13及び先端部ブロック21B、22B(図2参照)を備えているのに対し、比較品では、それらが形成されていない従来のリブ21、22を備えている点で相違するが、その他は全て同一に構成されている。また、実施品と比較品は共に、トレッド幅が240mm、主溝11、12の深さFが19.0mm、主溝11、12の幅Mが14.4mm、リブ21、22の幅Rが49.2mm、ジグザグのピッチPが60mm、凸部21T、22Tの幅Hが15.0mmである。
これらに加えて、実施品(図4参照)には、リブ21、22の各凸部21T、22Tの先端部に、深さDが9.5mmの細溝13を配置して先端部ブロック21B、22Bを形成した。これら先端部ブロック21B、22Bは全て、幅Wが10.0mm、突出高さSが0.2mmである。また、先端部ブロック21B、22Bを区画する主溝11、12(溝壁)は、溝底方向に向かってタイヤ半径方向に対して先端部ブロック21B、22B側に傾斜させ、その傾斜角度θ2を5°に形成した。なお、ここでは、細溝13の深さD(9.5mm)は、主溝11、12の深さF(19.0mm)の50%の深さであり、先端部ブロック21B、22Bの幅W(10.0mm)は、凸部21T、22Tの幅H(15.0mm)の約67%の幅であり、先端部ブロック21B、22Bの突出高さSも含めて、これらは、上記した望ましい範囲内になっている。
摩耗試験は、これら各タイヤを、内圧850kPaでバスのフロント軸側に装着し、3250kgの荷重を付加した状態で舗装面上を速度60km/hで1000km走行させて行った。このとき、バスを、遠心力が0.3Gになるように円旋回させ、各タイヤに車両横方向の力(サイドフォース)を作用させつつ走行させた。
試験結果は、走行後の各タイヤのショルダ側のリブ22の摩耗量を測定し、その差により評価したが、実施品では、先端部ブロック22Bを除くリブ22(リブ本体22A)の摩耗量を測定した。また、試験結果は、比較品の摩耗量を100とした指数により数値化して比較し、その値が大きいほど摩耗量が少なく良好な結果であることを示す。
その結果、摩耗量指数は、比較品の100に対し、実施品では108と高くなっており、摩耗量が大幅に減少したことが分かった。これにより、本発明により、リブ21、22の凸部21T、22Tの先端部からの摩耗の進展を抑制でき、トレッド部2の全体的な不均一摩耗及び偏摩耗の発生や進展等を抑制して、空気入りタイヤ1の耐摩耗性を向上できることが証明された。
本実施形態の空気入りタイヤのトレッド部を示すタイヤ幅方向の半断面図である。 本実施形態の空気入りタイヤのトレッドパターンを展開して示す要部平面図である。 本実施形態のリブの凸部付近を拡大して示す平面図である。 図3のY−Y矢視断面図である。 他の形状の主溝を備えたトレッドパターンの一例を展開して示す要部平面図である。 従来のトレッド部に生じる摩耗のタイヤ幅方向における全体的な変化の一例を模式的に示すグラフである。 従来の空気入りタイヤのトレッドパターンを展開して示す平面図である。 図7の空気入りタイヤの周方向細溝が形成された部分を拡大して示すタイヤ幅方向の断面図である。
符号の説明
1・・・空気入りタイヤ、2・・・トレッド部、11・・・主溝、12・・・主溝、13・・・細溝、18・・・サイプ、21・・・リブ、21A・・・リブ本体、21B・・・先端部ブロック、21T・・・凸部、22・・・リブ、22A・・・リブ本体、22B・・・先端部ブロック、22T・・・凸部、CL・・・赤道面、TE・・・トレッド端。

Claims (8)

  1. トレッド部に、タイヤ周方向にジグザグ状に延びる複数の主溝と、該主溝により区画された複数のジグザグ状のリブと、を備えた空気入りタイヤであって、
    前記リブの前記主溝方向に突出する少なくとも一部のジグザグ状の凸部に配置され、該ジグザグ状の凸部の先端部を前記リブから分断して前記主溝とともに先端部ブロックに区画する細溝又はサイプを備えたことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 請求項1に記載された空気入りタイヤにおいて、
    前記先端部ブロックが、前記分断されたリブの踏面に対してタイヤ半径方向外側に向かって突出していることを特徴とする空気入りタイヤ。
  3. 請求項2に記載された空気入りタイヤにおいて、
    前記先端部ブロックの前記分断されたリブの踏面に対するタイヤ半径方向外側方向の突出高さが、0.2mm以上2.0mm以下であることを特徴とする空気入りタイヤ。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載された空気入りタイヤにおいて、
    前記先端部ブロックに、少なくとも1本のサイプを有することを特徴とする空気入りタイヤ。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載された空気入りタイヤにおいて、
    前記主溝の前記先端部ブロックを区画する部分の溝壁が、前記先端部ブロックの表面から溝底方向に向かって、タイヤ半径方向に、又はタイヤ半径方向に対して前記先端部ブロック側に傾斜していることを特徴とする空気入りタイヤ。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載された空気入りタイヤにおいて、
    前記先端部ブロックを区画する細溝又はサイプが、前記先端部ブロックの表面からタイヤ半径方向内側に向かって、タイヤ半径方向に、又はタイヤ半径方向に対して前記先端部ブロック側に傾斜して延びることを特徴とする空気入りタイヤ。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載された空気入りタイヤにおいて、
    前記先端部ブロックのタイヤ幅方向の幅が、前記分断されたリブの前記ジグザグ状の凸部のタイヤ幅方向の幅の50%以上100%以下の幅であることを特徴とする空気入りタイヤ。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載された空気入りタイヤにおいて、
    前記先端部ブロックを区画する細溝又はサイプのタイヤ半径方向の深さが、前記主溝のタイヤ半径方向の深さの25%以上100%以下の深さであることを特徴とする空気入りタイヤ。
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