JP2016087344A - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2016087344A
JP2016087344A JP2014228899A JP2014228899A JP2016087344A JP 2016087344 A JP2016087344 A JP 2016087344A JP 2014228899 A JP2014228899 A JP 2014228899A JP 2014228899 A JP2014228899 A JP 2014228899A JP 2016087344 A JP2016087344 A JP 2016087344A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insertion hole
gaming machine
main body
housing
game
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014228899A
Other languages
English (en)
Inventor
哲也 矢入
Tetsuya Yairi
哲也 矢入
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Shoji Co Ltd filed Critical Fuji Shoji Co Ltd
Priority to JP2014228899A priority Critical patent/JP2016087344A/ja
Publication of JP2016087344A publication Critical patent/JP2016087344A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)

Abstract

【課題】遊技機本体を遊技島に固定する際の作業を容易に行えるようにする。【解決手段】遊技機本体1を固定具39,40により遊技島36に固定するに際して、遊技機本体1の所定箇所に固定具39,40の挿通用の挿通孔41,42を斜め方向に設けておき、遊技機本体1の前内側からその挿通孔41,42に固定具39,40を斜め方向に挿通する。挿通孔41,42はその延長線上及び/又は延長線上の周囲近傍に内部部品13〜15のない位置に配置する。また挿通孔41,42は遊技機本体1に直接設けるか、間接的に設けてもよい。【選択図】図3

Description

本発明はスロットマシン等の遊技機に関し、遊技機本体を固定具により遊技島に容易に固定できるようにしたものである。
スロットマシン等の遊技機は、遊技機本体と、この遊技機本体の前側に開閉自在に装着された前扉とを備え、遊技機本体内には遊技図柄を変動表示する回転リール式の遊技図柄表示手段、メダルを払い出すメダル払い出し手段等の内部部品が収容されている。また前扉には遊技図柄表示手段に対応する遊技図柄表示窓、各種の操作ボタンを有する操作パネル部等が設けられている。
この種の遊技機を遊技島に設置する場合には、遊技機本体を遊技島の上下の取り付け部材間に挿入して、その遊技機本体の上部材及び下部材を釘、ネジ釘等の固定具により遊技島の上下の取り付け部材に固定するようにしている(特許文献1)。
特開2006−68177号公報
遊技機の設置に際して、固定具は遊技機本体の内側から上部材、下部材を経て遊技島の上下の取り付け部材に打ち込む。しかし、遊技機本体の上部材、下部材に固定具用の挿通孔を予め形成しておくか否かは別として、従来は遊技機本体の内側から固定具を上部材、下部材に対して略垂直に打ち込んでいるため、遊技機本体内のメダル払い出し手段等の内部部品が邪魔になって作業を行い難いという問題がある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、遊技機本体を遊技島に固定する際の作業を容易に行える遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、遊技機本体を内部側から固定具により遊技島に固定するようにした遊技機において、前記遊技機本体は前記固定具を斜め方向に挿通するための挿通孔を備えたものである。
前記挿通孔は前記固定具を前記遊技機本体の前内側から挿通可能に斜め方向に備えてもよい。前記遊技機本体は内部部品を収容する筐体であり、該筐体の上部及び/又は下部に前記挿通孔を備えてもよい。前記挿通孔は該挿通孔の延長線上及び/又は延長線上の周囲近傍に前記内部部品のない位置に配置してもよい。前記挿通孔は前記遊技機本体に直接又は間接的に備えてもよい。
前記遊技機本体は該遊技機本体の固定側に形成された開口と、該開口に対応して装着され且つ前記挿通孔が形成された挿通孔部材とを備えたものでもよい。前記挿通孔部材は前記開口内に配置された本体部と、該本体部の先端側に形成され且つ前記遊技機本体から突出して前記遊技島側に当接する当接部とを備えたものでもよい。
本発明によれば、遊技機本体を遊技島に固定する際の作業を容易に行える利点がある。
本発明の第1の実施形態を示すスロットマシンの斜視図である。 同筐体側の正面図である。 同筐体側の側面断面図である。 同筐体側の平面断面図である。 同固定部分の拡大断面図である。 本発明の第2の実施形態を示し、(a)(b)は共に固定部分の拡大断面図である。 本発明の第3の実施形態を示し、(a)〜(c)は共に固定部分の拡大断面図である。 本発明の第4の実施形態を示し、(a)は固定部分の拡大断面図、(b)はその底面図である。 本発明の第5の実施形態を示し、(a)は固定部分の拡大断面図、(b)はその底面図である。 本発明の第6の実施形態を示す固定部分の拡大断面図である。 本発明の第7の実施形態を示し、(a)は固定部分の拡大断面図、(b)はその底面図である。 本発明の第8の実施形態を示す固定部分の拡大断面図である。
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて詳述する。
図1〜図5は本発明をスロットマシンに採用した第1の実施形態を例示する。図1〜図4において、1は遊技機本体であり、この遊技機本体1は矩形箱状の筐体2により構成されている。筐体2は天板部(上部材)3、底板部(下部材)4、側板部(側部材)5,6及び裏板部(裏部材)7を備え、前側が開放する縦長矩形状の箱形に形成されている。そして、この筐体2の前側には、左右方向の一端側のヒンジ(図示省略)を介して前扉8が開閉自在に装着されている。
なお、この実施形態では、天板部3、底板部4、側板部5,6及び裏板部7は木材合板等により構成されているが、合成樹脂製、金属製であってもよい。
筐体2内には、左右方向に3組(複数組)の図柄表示リール9a〜9cを有するリール式の遊技図柄表示手段10が上下方向の略中央側の中間棚11上に装着されている。また筐体2内には、底板部4上の下部にメダル払い出し手段13とメダル補助ケース14と電源基板ケース15とが配置され、更に裏板部7の上部側の前面に、主制御基板16aを収容する主制御基板ケース16が配置されている。
図柄表示リール9a〜9cは駆動モータ17a〜17cの駆動により左右方向の軸心廻りに個別に回転、停止可能であり、この図柄表示リール9a〜9cの回転・停止により、その外周に周方向に等間隔をおいて表示された遊技図柄が変動し停止するようになっている。なお、この遊技図柄表示手段10は液晶式等の画像表示手段により構成して、その表示画面に表示される遊技図柄の表示画像が図柄表示リール9a〜9cの遊技図柄と同様に回転変動するように構成しても良い。
メダル払い出し手段13は、図3に示すように、メダルホッパー18内のメダルを前扉8の排出シュートを経てメダル排出口19からメダル受け皿20へと払い出すようになっている。メダル補助ケース14はメダルホッパー18から溢れたメダルを貯留するためのものである。
前扉8の前面側には、演出画像を表示可能な演出画像表示窓21と遊技図柄表示窓22とが上部側に配置され、また遊技図柄表示窓22の下側の上下方向の中間部に操作パネル部23が配置されている。
演出画像表示窓21は前扉8の裏側に装着された液晶式等の演出画像表示手段(図示省略)の演出画像を前側から視認できるようになっている。遊技図柄表示窓22は演出画像表示窓21の下側で遊技図柄表示手段10に対応して設けられ、3組の図柄表示リール9a〜9cの外周に付された多数の遊技図柄の内、遊技図柄表示窓22に対応する3個(複数個)の遊技図柄を前側から視認できるようになっている。なお、演出画像表示窓21と遊技図柄表示窓22は上下逆に配置してもよい。
操作パネル部23は演出画像表示窓21の下端側から前側へと前下がり状に傾斜する上パネル部24と、この上パネル部24の前端側から下方へと前向き状に垂下する前パネル部25とを備えている。
上パネル部24は左右方向に長い横長平坦状であり、この上パネル部24には、その左右方向の中央部分を除く左右一端側に1ベットボタン27、マックスベットボタン28及びキャンセルボタン29等の各種の操作手段が設けられ、また他端側にメダルを投入可能なメダル投入口30が設けられている。1ベットボタン27、マックスベットボタン28は、メダル投入口30へのメダル投入に代えてクレジットからメダルをベットするためのものである。
前パネル部25は左右方向に長い横長矩形状であって、上パネル部24の前端縁と略面一状か又は若干後側で前向きに配置されている。この前パネル部25には遊技図柄表示手段10の図柄表示リール9a〜9cの回転を開始させるためのスタートレバー32と、遊技図柄表示手段10の回転中の図柄表示リール9a〜9cを個別に停止させるためのストップボタン33a〜33cと、メダル投入口30内に詰まったメダルを返却させるための返却ボタン34とが左右方向に一列状に設けられている。
スタートレバー32はメダル投入口30にメダルを投入するか、1ベットボタン27又はマックスベットボタン28を操作した後に操作して、各図柄表示リール9a〜9cを略同時に回転させるためのものである。ストップボタン33a〜33cは各図柄表示リール9a〜9cに対応して左右方向に3個あり、ボタンカバー35の裏側にユニット状に組み込まれている。
筐体2は遊技島36の上取り付け部材37と下取り付け部材38との間に前側から挿入され、その天板部3及び底板部4が上取り付け部材37及び下取り付け部材38に釘、ネジ等の固定具39,40により着脱自在に固定されている。上取り付け部材37及び下取り付け部材38には、図4、図5に示すように、前内側から固定具39,40を斜め方向に挿通可能な挿通孔41,42が設けられている。
この挿通孔41,42は前側から後側へと側面視斜め方向に形成されたおり、釘打ち機、ネジ打ち機等の電動工具、ドライバー等の手動工具、その他の工具類がメダル払い出し手段13等の内部部品と干渉しないように、筐体2内の挿通孔41,42の延長線上及び/又は延長線上の周囲近傍に内部部品が配置されていない位置に設けられている。
例えば底板部4側の挿通孔42の場合は、図4に示すように、メダル払い出し手段13とメダル補助ケース14間、メダル払い出し手段13と電源基板ケース15間の両方又は何れか一方に、前後方向に1個又は複数個(2〜3個程度)の挿通孔42が直接設けられている。天板部3も同様である。
スロットマシンの筐体2を遊技島36に装着する場合には、前扉8を開いた状態で筐体2の前側から取り付け作業を行うため、挿通孔41,42の延長線上及び/又は延長線上の周囲近傍に、前扉8の裏側に装着された部品等が筐体2内に突出した状態にあっても、取り付け作業上は何等差し支えない。また筐体2内の内部部品は、挿通孔41,42の前側の延長線上及び/又は延長線上の周囲近傍になければよいが、挿通孔41,42の前側の作業領域を十分に確保できるように、その作業領域以外の位置に配置することが望ましい。
なお、挿通孔41,42の傾斜角度Θ、固定具39,40の長さは、底板部4を貫通する固定具39,40が遊技島36の上取り付け部材37、下取り付け部材38に刺さり易い角度、長さであればよい。また挿通孔41,42は天板部3、底板部4の左右方向の略中央位置又は左右両側の略対象位置が望ましいが、左右方向の何れか一方に偏って配置してもよい。
スロットマシンの筐体2を遊技島36に装着する際には、遊技島36の上取り付け部材37と下取り付け部材38との間に筐体2を挿入し下取り付け部材38上に据えて、前扉8を前側へと開放した後、筐体2の天板部3及び底板部4を上取り付け部材37及び下取り付け部材38に固定具39,40により固定する。
この場合、筐体2の天板部3及び底板部4には、筐体2の前側から固定具39,40を斜め方向に挿入できるように所定の傾斜角度Θで挿通孔41,42が斜め方向に形成されているので、固定具39,40を筐体2の挿通孔41,42に容易に挿通することができ、遊技島36に対する筐体2の固定作業を容易に行うことができる。
特に挿通孔41,42は単に斜め方向であるだけでなく、その延長線上及び延長線の周辺近傍に内部部品等の障害物のない位置に配置しており、釘打ち機、その他の工具類を使用しながら固定具39,40を挿通孔41,42に挿通するに当たっても、その工具類を筐体2内に挿入することが可能であるため、釘打ち機、その他の工具類を使用して作業を行うことができる。
また予め挿通孔41,42傾斜状に形成しておき、その挿通孔41,42に固定具39,40を挿通して筐体2を遊技島36に固定できるため、固定具39,40にネジを使用した場合でも、挿通孔41,42の周辺部分での天板部3、底板部4の損傷を極力少なくすることができる。また固定具39,40にネジを使用した場合には、その取り外しが容易に可能である。
従って、固定具39,40により遊技島36に固定した状態の筐体2を取り外した場合にも、その挿通孔41,42又はその近傍の挿通孔41,42を利用して固定具39,40により再度筐体2を遊技島36に固定することも十分に可能である。
図6(a)(b)は本発明の第2の実施形態を例示する。この実施形態では、天板部3(底板部4)の挿通孔41の内端側に、挿通孔41に釘、ネジ等の固定具39を挿通して打ち込んだときに固定具39の頭部39aが当接する受け部44が設けられている。この受け部44は挿通孔41と略直角状であって、図6(a)に示すように凹部45内に形成するか、又は図6(b)に示すように突部46に形成してもよい。なお、底板部4側でも同様である。他の構成は第1の実施形態と同様である。
筐体2の天板部3が合成樹脂製の場合には、このように挿通孔41の内端側に受け部44を形成することが望ましい。何故なら天板部3等が木製の場合には、固定具39を挿通孔41に打ち込んだときに、挿通孔41の内端側が変形して受け部44ができ易いので、その受け部44に固定具39の頭部39aが当接して筐体2を確実に固定することができる。しかし、天板部3等が合成樹脂製の場合には、木製に比較して受け部44ができ難い。従って、予め受け部44を設けておけば、その受け部44に固定具39の頭部39aが当接することにより筐体2を確実に固定することができる。
図7(a)〜(c)は本発明の第3の実施形態を例示する。この実施形態では、天板部3の挿通孔41に当接部材48が着脱自在に挿入され、その当接部材48を介して固定具39が挿通されている。なお、当接部材48は挿通孔41に挿脱不能に挿入することも可能である。
当接部材48は合成樹脂製であって、天板部3の挿通孔41に挿通可能な筒状の本体部48aと、この本体部48aの一端側(先端側)に設けられ且つ遊技島36の上取り付け部材37に当接可能な当接部48bと、本体部48aの他端側(後端側)に一体に形成された鍔部48cとを有し、その本体部48aの略中心部の通孔48dに固定具39が挿通されている。
この当接部材48には、例えば図7(a)〜(c)の3種類がある。図7(a)の当接部材48は、先端の当接部48bが球面状に形成されており、固定具39を打ち込んだときに、その当接部48bの一部が上取り付け部材37の下面に当接するようになっている。
図7(b)の当接部材48は、先端の当接部48bが上取り付け部材37の下面と略平行に形成されており、固定具39を打ち込んだときに、その当接部48bが上取り付け部材37の下面に当接するようになっている。
図7(c)の当接部材48は、本体部48aの先端側の当接部48bと後端側の鍔部48cとが天板部3、上取り付け部材37の下面と略平行に形成されており、固定具39を打ち込んだときに、その当接部48bが上取り付け部材37の下面に、鍔部48cが天板部3の下面に夫々当接するようになっている。
なお、図7(a)(b)の当接部材48は、鍔部48cが天板部3の受け部44に当接し、その鍔部48cに固定具39の頭部39aが当接している。図7(c)の当接部材48は、鍔部48cが天板部3と略平行であるため、鍔部48cから突出する受け部48eがあり、その受け部48eに固定具39の頭部39aが当接している。他の構成は各実施形態と同様である。
このように挿通孔41に当接部材48を介して固定具39を挿通して、固定具39を打ち込んだときに、その当接部材48の先端の当接部48bが上取り付け部材37の下面に当接するように構成すれば、天板部3を固定具39により当接部材48を介して上取り付け部材37に固定できるので、筐体2の天板部3と遊技島36の上取り付け部材37との間の隙間による天板部3の湾曲等を防止することができる。
図7(a)の当接部材48は当接部48bが球面状であるため、方向性等を確認する必要なく挿通孔41に挿通することができる。また図7(b)の当接部材48は斜め方向の当接部48bが上取り付け部材37の下面に略沿うように挿通孔41に挿通すればよい。更に図7(c)の当接部材48は斜め方向の当接部48b、鍔部48cが天板部3、上取り付け部材37の下面に略沿うように挿通孔41に挿通すればよい。
従って、固定具39の挿通前に当接部材48を挿通孔41に挿通するに当たっても、その方向性が大きな問題となるようなこともなく、当接部材48を挿通孔41に容易に挿入することができる。
図8(a)(b)は本発明の第4の実施形態を例示する。この実施形態では、筐体2の天板部3に略垂直方向に円形状の開口49が形成され、この開口49に挿通孔41を有する挿通孔部材50が着脱自在に嵌め込まれている。挿通孔部材50は合成樹脂製であって、円柱状の本体部50aと、この本体部50aの両端側に設けられた当接部50d及び鍔部50bと、鍔部50bに突出して設けられた受け部50cとを有し、その本体部50aに斜め方向に挿通孔41が形成されている。なお、当接部50d、鍔部50b、受け部50cは第3の実施形態の場合と略同様である等、他の構成は各実施形態と同様である。
筐体2の固定に際しては、先ず挿通孔部材50の本体部50aを開口49に嵌め込んで固定する。このとき挿通孔部材50は、挿通孔41が所定の斜め方向となるように嵌め込む。次に挿通孔部材50の挿通孔41に固定具39を前内側から斜め方向に挿入して遊技島36の上取り付け部材37に固定する。
このように挿通孔41を有する挿通孔部材50を使用して、挿通孔部材50を介して天板部3に間接的に挿通孔41を設けることも可能である。この場合、固定具39は直接的には挿通孔部材50の挿通孔41に挿通するが、挿通孔部材50の鍔部50bが天板部3に当接するため、この挿通孔部材50を介して天板部3を遊技島36の上取り付け部材37に固定することができる。
また挿通孔部材50を使用すれば、筐体2の天板部3の開口49はその板面に略垂直に形成できるので、筐体2側の加工を容易にできる利点がある。更に挿通孔部材50は天板部3の開口49に対して着脱自在であるため、筐体2を取り外して再度遊技島36に取り付ける場合には、その挿通孔部材50を交換することにより、所定の精度で確実に固定することが可能である。
図9(a)(b)は本発明の第5の実施形態を例示する。この実施形態では、筐体2の底板部4に略垂直方向に開口49が形成され、この開口49に挿通孔41を有する挿通孔部材50が着脱自在に嵌め込まれている。挿通孔部材50は前後方向に長い長円柱状の本体部50aと、この本体部50aの両端側に設けられた鍔部50bと、鍔部50bに突出して設けられた受け部50cとを有し、その本体部50aに固定具40用の挿通孔42が斜め方向に形成されている。
なお、本体部50aは圧入、その他で開口49内に挿脱可能に嵌め込んでもよいし、挿脱不能に固定してもよい。このような構成の挿通孔部材50を使用することも可能である。他の構成は各実施形態と同様である。
筐体2の固定に際しては、第4の実施形態と同様に、先ず挿通孔部材50を開口49に嵌め込んで固定する。このとき挿通孔部材50は挿通孔42が所定の斜め方向となるように嵌め込む。次に挿通孔部材50の挿通孔42に固定具40を前内側から斜め方向に挿入して遊技島36の下取り付け部材38に固定する。
図10は本発明の第6の実施形態を例示する。この実施形態の挿通孔部材50は、本体部50aの鍔部50b側に固定具40の頭部40aが当接する受け部50cが凹入状に形成され、また本体部50aの先端に当接部50dが設けられている。他の構成は第5の実施形態と同様である。
このような構成の挿通孔部材50を採用することも可能である。本体部50aに当接部50dを設ける場合には、その反対側で固定具40の頭部40aを受ける受け部50cは凹入状に構成することも可能である。なお、当接部50dをなくして、本体部50aと下取り付け部材38との間に隙間を設けることも可能でる。
図11(a)(b)は本発明の第7の実施形態を例示する。この実施形態の挿通孔部材50は、前後方向に長い長円筒状の本体部50aと、この本体部50aの一端側に鍔部50bと受け部50cとが設けられている。本体部50aの内部は前後方向に長い長孔50eとなっており、また受け部50c側には挿通孔42が長孔50eに連通して斜め方向に設けられている。なお、本体部50aは当接部50dを有する。他の構成は各実施形態と同様である。
筐体2の固定に際しては、各実施形態と同様に、挿通孔42に斜め方向に固定具40を挿通すれば、その固定具40により底板部4を下取り付け部材38に容易に固定することができる。従って、挿通孔部材50の挿通孔42は、その本体部50aの下取り付け部材38と反対側である一端側に設けるだけでもよい。なお、本体部50aは略円筒状でもよい。また天板部3側でも同様に実施可能である。
図12は本発明の第8の実施形態を例示する。この実施形態では、複数個の挿通孔部材50が鍔部50b側の連結部50fで前後方向に連結されており、その各挿通孔部材50の本体部50aが底板部4の開口49に嵌め込まれている。各挿通孔部材50は図8の場合と略同様の構成であるが、図9〜図11の何れかと同様に構成してもよい。
底板部4に前後方向に複数個の挿通孔部材50を設ける場合には、このように複数個の挿通孔部材50を前後方向に連結しておき、その各挿通孔部材50の本体部50aを底板部4の開口49に嵌め込むようにしてもよい。
なお、底板部4に前後方向に長い開口49を設けて、前後方向に長い挿通孔部材50をその開口49に装着し、その挿通孔部材50に前後方向に複数個の挿通孔42を設けることも可能である。
以上、本発明の各実施形態について詳述したが、本発明はこの実施形態にに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。各実施形態では、遊技機本体1としてスロットマシンの筐体2を例示しているが、筐体2以外のものでもよい。例えば、遊技機がパチンコ機の場合には外枠が遊技機本体1を構成することになるが、その外枠も固定具39,40で遊技島36に固定することから、筐体2の場合と同様に実施することが可能である。
固定具39,40による遊技機本体1の遊技島36への固定は、上部材、下部材の内、その何れか一方でもよいし、両方でもよい。また遊技機本体1に挿通孔41,42を形成するに当たっては、遊技機本体1自体の所定箇所に直接形成してもよいし、挿通孔部材50を介して遊技機本体1の所定箇所に間接的に形成してもよい。挿通孔部材50は遊技機本体1の開口49に嵌め込んでもよいし、遊技機本体1の内側面に開口49に対応して固定又は着脱自在に装着してもよい。
挿通孔41,42はその延長線上及び/又は延長線上の周囲近傍に内部部品のない位置に配置することが望ましいが、使用工具の種類に応じてその位置を選択することも可能である。また使用工具の種類による制約を避ける上からは、挿通孔41,42の延長線上の周囲近傍に内部部品がないことが望ましい。
遊技機本体1は木製、合成樹脂性の他、一部又は全部が金属製であってもよい。また遊技機本体1の金属製の部分に挿通孔41,42を形成する場合には、挿通孔41,42は前後方向に長い長孔状に形成してもよい。
1 遊技機本体
2 筐体
13 メダル払い出し手段(内部部品)
14 メダル補助ケース(内部部品)
15 電源基板ケース(内部部品)
36 遊技島
37 上取り付け部材
38 下取り付け部材
39,40 固定具
41,42 挿通孔
48 当接部材
48a 本体部
48b 当接部
48e 受け部
49 開口
50 挿通孔部材
50a 本体部
50c 受け部
50d 当接部

Claims (7)

  1. 遊技機本体を内部側から固定具により遊技島に固定するようにした遊技機において、
    前記遊技機本体は前記固定具を斜め方向に挿通するための挿通孔を備えた
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記挿通孔は前記固定具を前記遊技機本体の前内側から挿通可能に斜め方向に備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記遊技機本体は内部部品を収容する筐体であり、
    該筐体の上部及び/又は下部に前記挿通孔を備えた
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記挿通孔は該挿通孔の延長線上及び/又は延長線上の周囲近傍に前記内部部品のない位置に配置した
    ことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記挿通孔は前記遊技機本体に直接又は間接的に備えた
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の遊技機。
  6. 前記遊技機本体は該遊技機本体の固定側に形成された開口と、
    該開口に対応して装着され且つ前記挿通孔が形成された挿通孔部材とを備えた
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の遊技機。
  7. 前記挿通孔部材は前記開口内に配置された本体部と、
    該本体部の先端側に形成され且つ前記遊技機本体から突出して前記遊技島側に当接する当接部とを備えた
    ことを特徴とする請求項6に記載の遊技機。
JP2014228899A 2014-11-11 2014-11-11 遊技機 Pending JP2016087344A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014228899A JP2016087344A (ja) 2014-11-11 2014-11-11 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014228899A JP2016087344A (ja) 2014-11-11 2014-11-11 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016087344A true JP2016087344A (ja) 2016-05-23

Family

ID=56016529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014228899A Pending JP2016087344A (ja) 2014-11-11 2014-11-11 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016087344A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07311886A (ja) * 1994-05-20 1995-11-28 Nohmi Bosai Ltd 火災感知器などの取付構造
JPH08150256A (ja) * 1994-11-30 1996-06-11 Sophia Co Ltd 遊技機の止着部材及び遊技機用止着装置
JP3068488U (ja) * 1999-10-26 2000-05-12 株式会社システックキョーワ 家具の補強具
JP2006149540A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Kyoraku Sangyo パチンコ遊技機の外枠
JP2009148619A (ja) * 2009-04-03 2009-07-09 Yamasa Kk 遊技機

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07311886A (ja) * 1994-05-20 1995-11-28 Nohmi Bosai Ltd 火災感知器などの取付構造
JPH08150256A (ja) * 1994-11-30 1996-06-11 Sophia Co Ltd 遊技機の止着部材及び遊技機用止着装置
JP3068488U (ja) * 1999-10-26 2000-05-12 株式会社システックキョーワ 家具の補強具
JP2006149540A (ja) * 2004-11-26 2006-06-15 Kyoraku Sangyo パチンコ遊技機の外枠
JP2009148619A (ja) * 2009-04-03 2009-07-09 Yamasa Kk 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007319231A (ja) パチンコ機
JP2013230326A (ja) 遊技機
JP5906156B2 (ja) 遊技機
JP2003250960A5 (ja)
JP6227502B2 (ja) 遊技機
JP4986037B2 (ja) 回胴式遊技機
JP4445880B2 (ja) リールユニット
JP5598944B2 (ja) 遊技機の基板ケース取付構造
JP6709035B2 (ja) 遊技機
JP2016087344A (ja) 遊技機
JP6177538B2 (ja) 遊技機
JP4959247B2 (ja) 遊技機
JP2008018143A (ja) 遊技機
JP4800430B2 (ja) 遊技機
JP6257556B2 (ja) 遊技機
JP5936011B2 (ja) 遊技機
JP2019017528A (ja) 遊技機
JP6230948B2 (ja) 遊技機
JP4452212B2 (ja) 遊技機
JP2005192850A (ja) 遊技機
JP6281097B2 (ja) 遊技機
JP6059265B2 (ja) 遊技機
JP6309387B2 (ja) 遊技機
JP4437465B2 (ja) 遊技機
JP4851581B2 (ja) リールユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170925

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180905

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190312

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190917