JP2016087114A - ゴム栓及び注出入機構 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】超音波プローブ用水袋1に設けられる、液体を注入又は注出するための液体袋用注出入機構16であって、液体を注入又は注出する注出入口34が形成された口部36と、口部36とヒンジ部38を介して接続され、注出入口34を開閉可能に塞ぐ蓋部40と、を備え、蓋部40が、注出入口34に液密に圧入されるゴム栓50を備え、ゴム栓50における、ゴム栓50が注出入口34に圧入されたときに口部36の内部に位置する部分に、注出入口34の口径よりも外径が大きい拡径部52が設けられている、液体袋用注出入機構16。
【選択図】図2
Description
また、例えば超音波診断中に注出入口が予期せず解放されて水袋から液体が漏れると、該液体が被検者にかかりストレスを与える。そのため、注出入機構に注出入口が予期せず解放されることが充分に抑制されることが重要である。
また、前記注出入口に圧入されたときに前記口部の外部に位置する部分の外周面に全周にわたって外方に突出し、注出入口に圧入されたときに前記口部における前記注出入口の周囲に圧着される環状の圧着部が設けられていることが好ましい。
本発明の注出入機構は、液体を注入又は注出するために設けられるものであって、部品を紛失するおそれがなく安心して開閉操作が行え、かつ注出入口が予期せず解放されることを充分に抑制できる。
本実施形態の超音波プローブ用水袋1(以下、「水袋1」と記す。)は、超音波プローブの先端部に装着されるものである。水袋1は、図1に示すように、第1膜10と、第2膜12と、第1膜10及び第2膜12が互いに対向するように離間して液密に取り付けられる外枠部14と、を備えている。水袋1では、外枠部14に取り付けられた第1膜10と第2膜12の間に形成される収容部に液体が収容される。また、水袋1の外枠部14には、液体を注入又は注出するための液体袋用注出入機構16が設けられている。
第1膜10としては、超音波プローブ用水袋に用いられる公知の膜が使用でき、例えば、シリコーンゴム製の膜が挙げられる。
第2膜12としては、超音波プローブ用水袋に用いられる公知の膜が使用でき、例えば、シリコーンゴム製の膜が挙げられる。
雌型嵌合部46は、一対の側枠部46a,46bと、側枠部46aと側枠部46bの先端部を繋ぐ上枠部46cとを備え、内側に雄型嵌合部44が嵌まり込む開口部46dが形成されている。また、雌型嵌合部46は、側枠部46a,46bの基端部が口部36に取り付けられ、それらの基端部を支点にして、先端部がヒンジ部38から遠ざかる方向に倒れるように回動可能となっている。雌型嵌合部46の上枠部46cの内側には、内方に突出する突出部46eが設けられている。
圧着部54の口部36側の面は蓋本体部42の口部36側の面からわずかに突き出るように設けられ、蓋部40を閉めて圧着部54が口部36に圧着されたときの口部36と蓋部40の間の隙間が小さくなるようになっていることが好ましい。
この例のゴム栓50では、内側面と外側面の中央部にそれぞれ凹部50aと凹部50bが形成され、ゴム栓50の中央部の厚みが薄くなっている。これにより、ゴム栓50の外部側の凹部50bから、口部36の内部の注出入室35まで針を突き刺しやすくなっている。
ゴム栓50の材質としては、特に限定されず、例えば、各種ゴム、各種エラストマー等が挙げられる。ゴムとしては、例えば、シリコーンゴム、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、アクリルゴム、エチレン−プロピレンゴム、ヒドリンゴム、ウレタンゴム、フッ素ゴム等が挙げられる。エラストマーとしては、例えば、スチレン系熱可塑性エラストマー、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー、ポリ塩化ビニル系熱可塑性エラストマー、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマー、ポリアミド系熱可塑性エラストマー、ポリブタジエン系熱可塑性エラストマー、トランスポリイソプレン系熱可塑性エラストマー、フッ素ゴム系熱可塑性エラストマー、塩素化ポリエチレン系熱可塑性エラストマー等が挙げられる。
水袋1の第1膜10と第2膜12の間の収容部内に収容する液体としては、超音波診断を可能とする液体であればよく、公知の液体が使用できる。具体的には、例えば、超純水等が挙げられる。
以下、水袋1の作用について説明する。
水袋1内に液体を収容する際には、まず、図5に示すように、雌型嵌合部46を外側に倒し、蓋部40を開けて口部36の注出入口34を開放する。この状態で、注出入口34から注出入室35を通じて第1膜10と第2膜12の間の収容部内に液体を注入する。次いで、図3に示すように、ゴム栓50を注出入口34に圧入し、蓋部40により注出入口34を液密に閉塞する。次いで、雌型嵌合部46を蓋部40に向かって回動させ、図2に示すように、雌型嵌合部46の開口部46d内に蓋部40の雄型嵌合部44を嵌め込むことで、蓋部40により注出入口34を閉塞した状態で固定する。
収容部内の液体量を微調整する場合は、注射針をゴム栓50に突き刺し、注射器を利用して注出入室35の液体を注出又は注入することで、蓋部40を閉めた状態のままでも調整できる。
水袋1においては、このように口部36とヒンジ部38を介して接続された蓋部40によって注出入口34を開閉するため、ネジ式の栓によって注出入口34を開閉する場合に比べて部品を紛失するおそれがなく、安心して操作が行える。
なお、ゴム栓50の拡径部52はゴム製であるために撓むことから、蓋部40を閉める際には注出入口34に押し込むことができ、また意識的に蓋部40を開く際も注出入口34から引き抜くことができる。
例えば、本発明の注出入機構は、雄型嵌合部44の内側面44bが、先端に向かって口部36から遠ざかるように傾斜していないものであってもよい。また、本発明の注出入機構は、雌型嵌合部46が開口部46dを有する代わりに、雄型嵌合部44と対向する面を凹状に窪ませて形成された、雄型嵌合部44が嵌まり込む凹部を有するものであってもよい。
また、本発明のゴム栓を使用するは、蓋部に備える態様には限定されない。
10 第1膜
12 第2膜
14 外枠部
16 液体袋用注出入機構
34 注出入口
36 口部
38 ヒンジ部
40 蓋部
42 蓋本体部
44 雄型嵌合部
44a 内側面
46 雌型嵌合部
Claims (4)
- 液体を注入又は注出する口部の注出入口に液密に圧入されるゴム栓であって、
前記注出入口に圧入されたときに前記口部の内部に位置する部分に、前記注出入口の口径よりも外径が大きい拡径部が設けられている、ゴム栓。 - 前記注出入口に圧入された状態で前記口部の外部から内部まで針が突き刺せるようになっている、請求項1に記載のゴム栓。
- 前記注出入口に圧入されたときに前記口部の外部に位置する部分の外周面に全周にわたって外方に突出し、注出入口に圧入されたときに前記口部における前記注出入口の周囲に圧着される環状の圧着部が設けられている、請求項1又は2に記載のゴム栓。
- 液体を注入又は注出するための注出入機構であって、
液体を注入又は注出する注出入口が形成された口部と、前記口部とヒンジ部を介して接続され、前記注出入口を開閉可能に塞ぐ蓋部と、を備え、
前記蓋部が、前記注出入口に液密に圧入される請求項1〜3のいずれか一項に記載のゴム栓を備えている、注出入機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014225566A JP2016087114A (ja) | 2014-11-05 | 2014-11-05 | ゴム栓及び注出入機構 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014225566A JP2016087114A (ja) | 2014-11-05 | 2014-11-05 | ゴム栓及び注出入機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016087114A true JP2016087114A (ja) | 2016-05-23 |
Family
ID=56016210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014225566A Pending JP2016087114A (ja) | 2014-11-05 | 2014-11-05 | ゴム栓及び注出入機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2016087114A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2014
- 2014-11-05 JP JP2014225566A patent/JP2016087114A/ja active Pending
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