JP6410569B2 - 液体袋用注出入機構 - Google Patents
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Description
また、前記蓋部が、蓋本体部と、前記蓋本体部を貫通するように設けられ、前記注出入口に液密に圧入されるゴム栓とを備えることが好ましい。
本実施形態の超音波プローブ用水袋1(以下、「水袋1」と記す。)は、超音波プローブの先端部に装着されるものである。水袋1は、図1に示すように、第1膜10と、第2膜12と、第1膜10及び第2膜12が互いに対向するように離間して液密に取り付けられる外枠部14と、を備えている。水袋1では、外枠部14に取り付けられた第1膜10と第2膜12の間に形成される収容部に液体が収容される。また、水袋1の外枠部14には、液体を注入又は注出するための液体袋用注出入機構16が設けられている。
第1膜10としては、超音波プローブ用水袋に用いられる公知の膜が使用でき、例えば、シリコーンゴム製の膜が挙げられる。
第2膜12としては、超音波プローブ用水袋に用いられる公知の膜が使用でき、例えば、シリコーンゴム製の膜が挙げられる。
雌型嵌合部46は、一対の側枠部46a,46bと、側枠部46aと側枠部46bの先端部を繋ぐ上枠部46cとを備え、内側に雄型嵌合部44が嵌まり込む開口部46dが形成されている。また、雌型嵌合部46は、側枠部46a,46bの基端部が口部36に取り付けられ、それらの基端部を支点にして、先端部がヒンジ部38から遠ざかる方向に倒れるように回動可能となっている。雌型嵌合部46の上枠部46cの内側には、内方に突出する突出部46eが設けられている。
圧着部54の口部36側の面は蓋本体部42の口部36側の面からわずかに突き出るように設けられ、蓋部40を閉めて圧着部54が口部36に圧着されたときの口部36と蓋部40の間の隙間が小さくなるようになっていることが好ましい。
この例のゴム栓50では、内側面と外側面の中央部にそれぞれ凹部50aと凹部50bが形成され、ゴム栓50の中央部の厚みが薄くなっている。これにより、ゴム栓50の外側の凹部50bから、口部36の内部の注出入室35まで針を突き刺しやすくなっている。
ゴム栓50の材質としては、特に限定されず、例えば、各種ゴム、各種エラストマー等が挙げられる。ゴムとしては、例えば、シリコーンゴム、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、アクリルゴム、エチレン−プロピレンゴム、ヒドリンゴム、ウレタンゴム、フッ素ゴム等が挙げられる。エラストマーとしては、例えば、スチレン系熱可塑性エラストマー、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー、ポリ塩化ビニル系熱可塑性エラストマー、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマー、ポリアミド系熱可塑性エラストマー、ポリブタジエン系熱可塑性エラストマー、トランスポリイソプレン系熱可塑性エラストマー、フッ素ゴム系熱可塑性エラストマー、塩素化ポリエチレン系熱可塑性エラストマー等が挙げられる。
水袋1の第1膜10と第2膜12の間の収容部内に収容する液体としては、超音波診断を可能とする液体であればよく、公知の液体が使用できる。具体的には、例えば、超純水等が挙げられる。
以下、水袋1の作用について説明する。
水袋1内に液体を収容する際には、まず、図5に示すように、雌型嵌合部46を外側に倒し、蓋部40を開けて口部36の注出入口34を開放する。この状態で、注出入口34から注出入室35を通じて第1膜10と第2膜12の間の収容部内に液体を注入する。次いで、図3に示すように、ゴム栓50を注出入口34に圧入し、蓋部40により注出入口34を液密に閉塞する。次いで、雌型嵌合部46を蓋部40に向かって回動させ、図2に示すように、雌型嵌合部46の開口部46d内に蓋部40の雄型嵌合部44を嵌め込むことで、蓋部40により注出入口34を閉塞した状態で固定する。
収容部内の液体量を微調整する場合は、注射針をゴム栓50に突き刺し、注射器を利用して注出入室35の液体を注出又は注入することで、蓋部40を閉めた状態のままでも調整できる。
水袋1においては、このように口部36とヒンジ部38を介して接続された蓋部40によって注出入口34を開閉するため、ネジ式の栓によって注出入口34を開閉する場合に比べて部品を紛失するおそれがなく、安心して操作が行える。
例えば、本発明の液体袋用注出入機構は、雄型嵌合部44の内側面44bが、先端に向かって口部36から遠ざかるように傾斜していないものであってもよい。また、本発明の液体袋用注出入機構は、雌型嵌合部46が開口部46dを有する代わりに、雄型嵌合部44と対向する面を凹状に窪ませて形成された、雄型嵌合部44が嵌まり込む凹部を有するものであってもよい。
10 第1膜
12 第2膜
14 外枠部
16 液体袋用注出入機構
34 注出入口
36 口部
38 ヒンジ部
40 蓋部
42 蓋本体部
44 雄型嵌合部
44a 内側面
46 雌型嵌合部
Claims (2)
- 液体を収容する液体袋に設けられる、液体を注入又は注出するための液体袋用注出入機構であって、
液体を注入又は注出する注出入口が形成された口部と、前記口部とヒンジ部を介して接続され、前記注出入口を開閉可能に塞ぐ蓋部と、を備え、
前記蓋部が、蓋本体部と、前記蓋本体部を貫通するように設けられ、前記注出入口に液密に圧入されるゴム栓とを備え、
前記ゴム栓の内側面の中央部と外側面の中央部のそれぞれに凹部が形成され、前記ゴム栓の中央部の厚みが薄くなっている、液体袋用注出入機構。 - 前記蓋部が、蓋本体部と、前記蓋本体部における前記ヒンジ部と反対側の先端から外方に突出する雄型嵌合部を備え、
前記口部に、前記注出入口に対して前記ヒンジ部と反対側から突出し、基端を支点に回動可能とされ、前記蓋部を閉めた状態で前記雄型嵌合部が着脱自在に嵌合する雌型嵌合部が設けられ、
前記雄型嵌合部における前記蓋部を閉めた状態で前記口部に対向する面が、先端に向かって前記口部から遠ざかるように傾斜し、前記蓋部を閉める際に前記雄型嵌合部の前記の傾斜した面が前記雌型嵌合部の先端部に当接したときに、前記雌型嵌合部が押し開かれるようになっている、請求項1に記載の液体袋用注出入機構。
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JP2014225565A JP6410569B2 (ja) | 2014-11-05 | 2014-11-05 | 液体袋用注出入機構 |
Applications Claiming Priority (1)
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