JP2004230048A - 洗眼容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】眼の周囲に密接させるための湾曲した接触部18を有する筒状の容器本体12と、容器本体12の開口部を密封する閉鎖部材である密封容器22とからなる。密封容器22と容器本体12の間に一回の使用量の洗眼用薬液を収容する。容器本体12は密封容器22が係止される雌ねじ20を備え、密封容器22には、雌ネジ20に水密状態で圧接する雄ねじ26を備える。使用の際に、接触部18側から密封容器22を除去して、開封する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、洗眼用の薬液を収容し、洗眼することができる使い捨てタイプの洗眼容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】実開昭63−96834号公報
【特許文献2】実公平2−44749号公報
従来、洗眼用の薬液を収容した洗眼容器は、使用時に液がこぼれないように眼の周囲と容器を密着させる必要があるため、特許文献1に開示されているように、眼の周囲との接触部は略楕円形でかつ湾曲した形状である。接触部は、眼の周囲に馴染み易いように周縁部は柔軟であることが好ましい。
【0003】
また、特許文献2に開示されているように、密封容器の本体部分と蓋部分が一体に形成され、本体部分の底部に充填孔が形成され、ここから薬液の注入が行われるものもある。この洗眼容器は、薬液の注入後、充填孔はシール部材で閉鎖され、蓋部分の開封は、蓋部分の薄肉部を破断して行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の技術の前者の場合、略楕円形でかつ湾曲した接触部に蓋を固着し完全に密封することは技術的に非常に難しいものである上、固着部分である周縁部が大きくなるために柔軟性を保持できないという問題があった。また、曲面シールは自動化が難しく、製造の効率が良くなかった。さらに、容器本体は眼の周囲に密着させるため柔軟性が高いほうが良いが、柔軟性が高いと容器本体が変形する恐れがあり、この点からも曲面シールの形成及び自動化が難しかった。
【0005】
また、上記従来の技術の後者の場合、充填孔にシール部材を取りつけて閉鎖しているため、密封工程が面倒であり、液漏れが発生する恐れがある。またシール部材を接着剤で取り付けるときは、接着剤が薬液に溶ける恐れがある。シール材をボルト状のネジ部材にし、閉鎖する方法もあるが、取り付けが面倒であった。
【0006】
この発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構造で洗眼用の薬液を簡単に密封し、開封も容易な洗眼容器を供給することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、眼の周囲に密接させるための湾曲した接触部を有する筒状の容器本体と、上記容器本体の開口部を密封する閉鎖部材とからなり、上記閉鎖部材と容器本体の間に一回の使用量の洗眼用薬液を収容した洗眼容器であって、上記容器本体に形成され上記閉鎖部材が係止される被係合部と、上記閉鎖部材に形成され上記被係合部に水密状態で圧接する係合部が設けられ、使用の際に上記容器本体又は閉鎖部材の少なくとも一部分を除去して開封可能に形成された洗眼容器である。
【0008】
上記係合部と被係合部は、雄ねじと雌ねじから成り、上記雄ねじと上記雌ねじの螺合により上記容器本体と上記閉鎖部材が着脱自在に係止される。また、上記閉鎖部材又は容器本体の外側面には持ち手が設けられ、上記閉鎖部材又は容器本体には上記持ち手を囲むノッチ部が設けられ、上記持ち手を引いて、上記ノッチ部で一部分を切除して開封するものである。
【0009】
上記容器本体は、上記接触部を有する環状の接触部材と、上記閉鎖部材が設けられ上記洗眼用薬液を収容する収容部材に分割され、この接触部材と収容部材が着脱自在に設けられている。また、 上記閉鎖部材と容器本体の上記係合部と被係合部は、互いの嵌合により係合し、圧接している。
【0010】
上記容器本体は、上記閉鎖部材が係合されている部分付近に、上記容器本体の中心軸に対して交差する面に沿って屈曲した段部が設けられている。上記容器本体に上記閉鎖部材を取り付けた状態で、上記容器本体は、上記接触部に近い方の上記閉鎖部材に同形の容器本体を載せて互いに積み重ね可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1〜図3は、この発明の第一実施形態を示すものであり、この実施形態の洗眼容器10は、適度な弾力性及び柔軟性を有する合成樹脂で形成された容器本体12を備えている。合成樹脂の種類は例えば低密度PE(ポリエチレン),PP(ポリプロピレン)である。容器本体12は、円筒状の側面部14を有し、側面部14の一端部14aには平坦な底部16が設けられて閉鎖されている。底部16は、底部16の中心がわずかに内側にくぼんでいる。底部16には、側面部14の少し内側に密閉用の円筒状の突起17が、底部16に対して直角に立設され側面部14に平行に位置している。
【0012】
側面部14の他端部14bは、側面部14よりもラッパ状に外側に広げられて眼に当接する接触部18が形成されている。接触部18の縁部18aは、楕円状に形成され、楕円の長軸方向の側面部12に連続する部分が高く、そして外側に延出している。接触部18の、この方向に対して直交する直径方向に連続する部分は、周囲より低く形成されている。接触部18の縁部18aは、断面形状が丸く滑らかな曲線に形成されている。容器本体12の、底部16近傍の内周面には、後述する密封容器22が取りつけられる被係合部である雌ねじ20が形成されている。
【0013】
密封容器22は、容器本体12に後述する洗眼用の薬液30を収容する部分を備えた閉鎖部材であり、適度な弾力性及び柔軟性を有する容器本体12と同様の合成樹脂で形成されている。密封容器22は容器本体12の側面部14に所定のゆとりを有して嵌合され、側面部14と突起17の間に嵌合される厚みを有する円筒状の側面部24が設けられている。側面部24の一方の端部24a近傍には、容器本体12の側面部14の雌ねじ20に螺合する係合部である雄ねじ26が形成されている。側面部24の、雄ねじ26以外の部分には、すべり止めのために、側面部24の長手方向に沿う複数本の線状の凹部27が形成されている。側面部24の、反対の端部24bの少し内側には、側面部24を閉鎖する板状の仕切部28が一体に形成されている。
【0014】
この実施形態の洗眼容器10の薬液充填方法は、密封容器22について図2等に示す状態を上下逆にして、側面部24の内側に、側面部24の端部24a側から洗眼用の薬液30を注ぎ、容器本体12を密封容器22に嵌合させ密封し、包装する。このとき、密封容器22は、側面部24の雄ねじ26と容器本体12の雌ねじ20を螺合させ、側面部24の端部24aの内側面に突起17を嵌入させる。これにより密封容器22は、水密に容器本体12に取り付けられ、薬液30がこぼれることがない。
【0015】
そして、洗眼するときは、容器本体12を、接触部18が上になるように保持し、密封容器22を回転させて螺合を解除して取り外す。薬液30は、容器本体12の内側に満たされる。そして、容器本体12の接触部18を眼の周囲で閉じるようにして顔に当て、顔を上に向けて洗眼する。
【0016】
この実施形態の洗眼容器10によれば、簡単な構造で洗眼用の薬液30を容器本体12と密封容器22に密封することができる。容器本体12には湾曲した形状の接触部18が設けられているが、接触部18以外の部分で、密封容器22を螺合により水密に取り付けて薬液30を収容するため、収容する工程が簡単で効率が良い。開封する際は、密封容器22を回転させて螺合を解除するだけなので、手間がかからず簡単に開封し、洗眼することができる。
【0017】
次にこの発明の第二実施形態について図4〜図6に基づいて説明する。この実施形態の洗眼容器32は、適度な弾力性及び柔軟性を有する合成樹脂で形成された容器本体34を備えている。容器本体34は、円柱状の側面部36を有し、側面部36の一端部36aには平坦な底部38が設けられて閉鎖されている。
【0018】
側面部36の他方の端部36bには、外側へ広げられる段部40が一周して形成され、段部40の外側部分に連続し底部38の反対方向へ伸びる接触部42が一周して設けられている。接触部42の縁部42aは、楕円状に形成され、楕円の長軸方向の側面部36に連続する部分が高く、そして外側に延出している。接触部42の、この方向に対して直交する方向に連続する部分は、周囲よりも低く形成されている。接触部42の縁部42aは、断面形状が丸く滑らかな曲線に形成されている。
【0019】
容器本体34の、段部40の少し上方の内周面には、内側に突出する係合突起44が一周して形成されている。容器本体34の内側には、係合突起44と段部40の間に係止される円板状の閉鎖部材である蓋部材46が設けられている。蓋部材46は、取り付け状態で容器本体34の底部38に対面する裏側面46aには、蓋部材46の周縁部よりも少し内側に、密閉用の円筒状の突起48が底部38側に突出して設けられている。蓋部材46の外側に対面する表側面46bには、蓋部材46を外すときに引き上げる持ち手であるプルタブ50が一体に形成されている。プルタブ50には、リング部52が設けられ、リング部52の一部に、蓋部材46の表側面46bに連結する立上部54が設けられている。
【0020】
この実施形態の洗眼容器32の薬剤充填方法は、容器本体34の、側面部36の内側に洗眼用の薬液30を充填し、容器本体34に蓋部材46を圧入し密封包装する。蓋部材46は、容器本体34の接触部42側から押し込み、係合突起44を弾性変形させて乗り越え、段部40に当接して係止される。蓋部材46の表側面46bには係合突起44が当接し、確実に保持される。そして蓋部材46の突起48は容器本体34の側面部36の内周面に当接し、これにより蓋部材46は、水密に容器本体34に取り付けられ、薬液30がこぼれることがない。
【0021】
そして、洗眼するときは、容器本体34を、接触部42が上になるように保持し、プルタブ50を指で摘んで引き上げる。蓋部材46は係合突起44を弾性変形させながら乗り越えて係合が解除され、取り外す。次に容器本体34の接触部42を閉じるようにして、接触部42に顔の眼の周囲を当て、顔を上に向けて洗眼する。
【0022】
この実施形態の洗眼容器32は、簡単な構造で洗眼用の薬液30を容器本体34に密封包装することができる。蓋部材46にはプルタブ50が取り付けられているため、プルタブ50を引き上げるだけで蓋部材46を容易に開封することができる。
【0023】
次に、この実施形態の変形例について図7〜図10に基づいて説明する。この実施形態の変形例の洗眼容器56は、容器本体34の壁の厚み全体が薄く形成されている。そして接触部42の端部42aは、顔に触れる部分が丸くなるように外側に丸く折り返されている。容器本体34の側面部36は、相対的に径が小さく形成され、横方向の力に対する補強のために段部40が側方に広く形成されている。さらに側面部36は底部38に近付くにつれて径が小さくなっている。
【0024】
また、蓋部材46に取り付けられたプルタブ50のリング部52は、容器本体34の側面部36より大きい内径に形成され、リング部52の内側に同形の容器本体34の側面部36を差し込むことができる。蓋部材46の表側面46bには、容器本体34の底部38が嵌合される凹部58が形成されている。これにより、図10に示すように、同形の洗眼容器56をがたつき無く積み重ねて保管や輸送を行うことができる。
【0025】
この洗眼容器56によれば、プルタブ50のリング部52の内側に同形の洗眼容器56の、容器本体34の側面部34を入れて上下に積み重ねることができる。これにより、コンパクトに収納することができ場所を取らず、携帯の際も便利である。容器本体34は薄形に形成され、柔軟性が向上して皮膚の接触感が良好である。一方で容器本体34の剛性が不足し、側面部14方向からの外力によって変形しやすくなるという問題が考えられるので、段部40の側方に突出する部分を幅広く設け、側方から受ける力に対して強度が高く安全である。
【0026】
次にこの発明の第三実施形態について図11〜図13に基づいて説明する。この実施形態の洗眼容器60は、容器本体34に側面部36が設けられ、側面部36の一端部36aには平坦な底部38が設けられている。側面部36の他方の端部36bには、外側へ広げられる段部61が一周して形成されている。
【0027】
容器本体34の段部61の外側には、容器本体34の収容部材である側面36及び底部38と、底部38の反対側へ延出する別体の円筒状の接触部材63とから成り、互いに着脱自在に取り付けられている。接触部材63の縁部63aは上記と同様の接触部として、断面形状が丸く形成され、曲線状に形成されている。接触部材63の側面部36側の端部63bは、段部61の外側角部を覆うL字形に内側に折り曲げられている。そして接触部材63は端部63bの弾性力により容器本体34の段部51に着脱自在に取り付けられている。
【0028】
容器本体34の、段部61より少し上の部分の内周面には、内側に突出する係合突起65が一周して形成されている。容器本体34内側には、係合突起65と段部61の間に係止される円板状の蓋部材67が設けられている。蓋部材67の裏側面67aには、蓋部材67の周縁部よりも少し内側に、密閉用の円筒状の突起69が底部38側に突出して設けられている。蓋部材67の表側面67bには、蓋部材67を外すときに引き上げるプルタブ71が一体に形成されている。
【0029】
この洗眼容器60によれば、接触部材63が容器本体34に着脱自在であるため、接触部63を一個と、洗眼用の薬液が入った容器本体34複数個を、セットにして販売することができる。容器本体34は使い捨てとして衛生的であり、接触部材63が各々にない分だけ小形で、廃棄する部分が少なくなる。接触部材63は、洗って繰り返し使用することができ、無駄が無く経済的であり、環境に配慮したものとなる。接触部材63は着脱自在であるため、大人用や子供用等、サイズの違うものを使用者に適したものに選択し、使用することができる。
【0030】
次にこの発明の第四実施形態について図14〜図16に基づいて説明する。この実施形態の洗眼容器62は、適度な弾力性及び柔軟性を有する合成樹脂で形成された容器本体64を備えている。容器本体64は、円筒状の側面部66を有し、側面部66の一方の端部66aは開口し、端部66a付近の外周面には、その厚みを一部切り欠いて薄く形成した差込部68が一周して形成されている。差込部68の外側面には、係合突起70が一周して形成されている。
【0031】
側面部66の途中には、側面部66の中間部を閉鎖する蓋部72が一体に形成されている。蓋部72の差込部68と反対側に位置する表側面72aには、側面部66の内側に沿う環状の凸部74が形成されている。蓋部72の裏側面72bには、凸部74の内側に沿う環状に、蓋部72の厚み方向に薄肉にしたノッチ部76が形成されている。蓋部72のノッチ部76の内周側は、側面部66の差込部68に近付くようにくぼんでいる。ノッチ部76の反対側表面にはプルタブ78が設けられ、プルタブ78にはドーナッツ状のリング部80が設けられ、リング部80の蓋部72の表側面72a側に、ノッチ部76の内側付近に連結した立上部82が設けられている。
【0032】
側面部66の蓋部72の外側には、蓋部72から離れる方向へ延びるラッパ状の接触部84が一周して設けられている。接触部84の縁部84aは、楕円状に形成され、楕円の長軸方向の側面部66に連続する部分が高く、そして外側に延出している。接触部84の、この方向に対して直交する直径方向に連続する部分は、周囲よりも低く形成されている。接触部84の縁部84aは、断面形状が丸く形成され、接触部84に沿って滑らかな曲線に形成されている。
【0033】
容器本体64の差込部68には、閉鎖部材である底部材86が取り付けられている。底部材86には、容器本体64の側面部66の底面開口を閉鎖する底板部88が設けられ、底板部88の周縁部には底板部88に対してほぼ直角に位置し、容器本体64の差込部68の外側に当接する縁部90が一周して形成されている。縁部90の内周面には、係合突起92が内側に向かって形成されている。底板部88には、縁部90の所定距離内側に沿って円筒状の当接部94が形成されている。
【0034】
この実施形態の洗眼容器62の薬液注入方法は、容器本体64の接触部84を下側にして、側面部66の内側に薬液30を注ぎ、容器本体64に対して上方から底部材86を密封し包装する。このとき、底部材86は、縁部90と当接部94の間に差込部68を入れながら押し込み、差込部68の係合突起70が底部材86の縁部90の係合突起92を弾性変形させて乗り越え、係止させる。そして底部材86の当接部94は、容器本体64の側面部66の内周面に当接し、これにより底部材86は、水密に容器本体64に取りつけられ、薬液30がこぼれることがない。
【0035】
そして、洗眼するときは、容器本体64を、接触部84が上になるように保持し、プルタブ78を指で摘んで引き上げる。これにより、蓋部66のノッチ部76が切断され、蓋部66の凸部74の内側が開口される。次に容器本体64の接触部84を閉じるようにして、顔の眼の周囲に当て、顔を上に向けて洗眼する。
【0036】
この実施形態の洗眼容器62によれば、簡単な構造で洗眼用の薬液30を容器本体64に密封することができる。蓋部72のノッチ部76で囲まれた部分にはプルタブ78が取り付けられているため、プルタブ78を引き上げるだけで蓋部72を容易に開封することができる。
【0037】
次に、この実施形態の変形例について図17〜図19に基づいて説明する。この実施形態の変形例の洗眼容器96は、容器本体64が、収容部材である側面部66と、端面が接触部である接触部材84とに分割されている。容器本体64の側面部66の途中には内側にL字形に折り曲げられた段部98が設けられ、段部98に連続して側面部66よりも径が小さい円筒状の側面100が形成されている。側面100の先端には蓋部72が設けられ、蓋部72には凸部74、ノッチ部76、プルタブ78が設けられている。側面100の外側には、側面部100と別体の接触部84が着脱自在に嵌合されている。
【0038】
この洗眼容器96によれば、接触部材84が容器本体64に着脱自在であるため、接触部42を繰り返し使用することができ、上記第三実施形態と同様の効果を得ることができ、経済的で環境に配慮したものとなる。
【0039】
なお、この発明の洗眼容器は、上記各実施形態に限定されるものではなく、各部材の形状は自由であり、容器本体と、蓋部材等の閉鎖部材との連結手段は何でも良い。洗眼容器の素材は、上記実施形態以外に適度な弾力性を有するものであれば自由に変更可能である。
【0040】
【発明の効果】
この発明の洗眼容器は、簡単な構造で洗眼用の薬液を容器本体に密封することができる。容器本体は、顔に密着させて洗眼できるように滑らかな形状の接触部が設けられ、接触部以外の部分で密封容器を水密に取りつけて薬液を収容するため、収容する工程が簡単で効率が良い。また、簡単な工程で開封することができ、便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施形態の洗眼容器の平面図(A)、正面図(B)、右側面図(C)、底面図(D)である。
【図2】図1(A)のI―I線断面図である。
【図3】図1(B)のII―II線断面図である。
【図4】この発明の第二実施形態の洗眼容器の平面図(A)、正面図(B)、右側面図(C)、底面図(D)である。
【図5】図4(A)のI―I線断面図である。
【図6】図4(B)のII―II線断面図である。
【図7】この実施形態の変形例の洗眼容器の平面図(A)、正面図(B)、右側面図(C)、底面図(D)である。
【図8】図7(A)のI―I線断面図である。
【図9】図7(B)のII―II線断面図である。
【図10】この実施形態の変形例の洗眼容器を積み重ねた状態を示す断面図である。
【図11】この発明の第三実施形態の洗眼容器の平面図(A)、正面図(B)、右側面図(C)、底面図(D)である。
【図12】図11(A)のI―I線断面図である。
【図13】図11(B)のII―II線断面図である。
【図14】この発明の第四実施形態の洗眼容器の平面図(A)、正面図(B)、右側面図(C)、底面図(D)である。
【図15】図14(A)のI―I線断面図である。
【図16】図14(B)のII―II線断面図である。
【図17】この実施形態の変形例の洗眼容器の平面図(A)、正面図(B)、右側面図(C)、底面図(D)である。
【図18】図17(A)のI―I線断面図である。
【図19】図17(B)のII―II線断面図である。
【符号の説明】
10 洗眼容器
12 容器本体
14,24 側面部
16 底部
18 接触部
20 雌ねじ
22 密封容器
26 雄ねじ
28 仕切部
1 薬液
Claims (7)
- 眼の周囲に密接させるための湾曲した接触部を有する筒状の容器本体と、上記容器本体の開口部を密封する閉鎖部材とからなり、上記閉鎖部材と容器本体の間に一回の使用量の洗眼用薬液を収容した洗眼容器において、上記容器本体に形成され上記閉鎖部材が係止される被係合部と、上記閉鎖部材に形成され上記被係合部に水密状態で圧接する係合部が設けられ、使用の際に上記容器本体又は閉鎖部材の少なくとも一部分を除去して開封可能に形成されたことを特徴とする洗眼容器。
- 上記係合部と被係合部は、雄ねじと雌ねじから成り、上記雄ねじと上記雌ねじの螺合により上記容器本体と上記閉鎖部材が着脱自在に係止されることを特徴とする請求項1記載の洗眼容器。
- 上記閉鎖部材又は容器本体の外側面には持ち手が設けられ、上記閉鎖部材又は容器本体には上記持ち手を囲むノッチ部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の洗眼容器。
- 上記容器本体は、上記接触部を有する環状の接触部材と、上記閉鎖部材が設けられ上記洗眼用薬液を収容する収容部材に分割され、着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項1記載の洗眼容器。
- 上記閉鎖部材と容器本体の上記係合部と被係合部は、互いの嵌合により係合し、圧接していることを特徴とする請求項1記載の洗眼容器。
- 上記容器本体は、上記閉鎖部材が係合されている部分付近に、上記容器本体の中心軸に対して交差する面に沿って屈曲した段部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の洗眼容器。
- 上記容器本体に上記閉鎖部材を取り付けた状態で、上記容器本体は、上記接触部に近い方の上記閉鎖部材に同形の容器本体を載せて互いに積み重ね可能であることを特徴とする請求項6記載の洗眼容器。
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CN106176190A (zh) * | 2016-08-30 | 2016-12-07 | 宁波优视佳视力保健有限公司 | 一种电动按摩洗眼器 |
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2003
- 2003-01-31 JP JP2003024831A patent/JP2004230048A/ja active Pending
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